JP2002001835A - 段ボールの製箱用成形シート - Google Patents

段ボールの製箱用成形シート

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JP2002001835A
JP2002001835A JP2000188172A JP2000188172A JP2002001835A JP 2002001835 A JP2002001835 A JP 2002001835A JP 2000188172 A JP2000188172 A JP 2000188172A JP 2000188172 A JP2000188172 A JP 2000188172A JP 2002001835 A JP2002001835 A JP 2002001835A
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JP
Japan
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sheet
flap
punching machine
box
blank sheet
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JP2000188172A
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English (en)
Inventor
Minoru Kojima
実 小島
Tatsuo Sasazaki
達夫 笹崎
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平型打ち抜きによるブランクシートのロスを
極力低減すると共に、段目を残した切り口を一部に残し
て、製箱時に、段ボールか、板紙かの区別ができるマイ
クロ段ボール箱を製造できるようにした段ボールの製箱
用成形シートを提供する。 【解決手段】 平型打ち抜き機20で打ち抜く段ボール
のブランクシート10を、平型打ち抜き機20に導く前
の給紙又はその初期移動の段階において、前端をくわえ
代部分111を設けたつけ代11又はフラップに形成
し、くわえ代部分111に、つけ代11又はフラップの
両側縁の一部又は全部を成形する切り込み110を行つ
たのち、切り込み110をしたくわえ代部分111をス
パイク31又はグリップして平型打ち抜き機20に導
き、くわえ代部分111の切り込み110を除いてブラ
ンクシート10を打ち抜いて、製箱用成形シート13と
したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平型打ち抜き機で
打ち抜く段ボールの製箱用成形シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4及び図5に示すように、平型
打ち抜き機7を用いて所定の段ボールの製箱用成形シー
ト2を製造するため、ブランクシート1を打ち抜くとき
は、給紙されたブランクシート1の前端にくわえ代3を
設けて、これをスパイク5又はグリップして平型打ち抜
き機7に搬送していた。しかしながら、ブランクシート
1の前端に形成されるスパイク5又はグリップするため
のくわえ代3は、製箱用成形シート2の打ち抜き刃(第
1刃)6の外に設けねばならないので、ブランクシート
1の打ち抜き毎にロスとなつていた。そこで、本発明者
は、ラップラウンドのブランクシート1が多く占める平
型打ち抜き工程において、製箱用成形シート2のつけ代
4又はフラップを搬送用に直接スパイク又はグッリプで
きるならば、くわえ代3を無くしてロスの低減になるこ
とを見出した。また、F段、G段等のフルートを形成し
たマイクロ段ボールの製箱用成形シートは、従来の平型
打ち抜きでは、製箱用成形シートの切り口の段目が潰れ
る状態で仕上げるため、段ボールか板紙かを、容器包装
リサイクル法の関係で、容易に判断できない問題点を有
していた。そこで本発明者は、コルゲータのスリツタス
コアラの片刃式回転刃による切断が、切り口の段目を全
く潰さないことに着目して、マイクロ段ボールのブラン
クシートの前端をつけ代又はフラップのくわえ代部分と
し、平型打ち抜き機で打ち抜かないようにすれば、製箱
用成形シートの切り口を見せることができ、製箱に段目
が残せることを見出し本発明を完成した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、平型打ち抜
きによるブランクシートのロスを極力低減した段ボール
の製箱用成形シートを提供するものである。また、本発
明は、マイクロ段ボールの製箱用成形シートにおいて、
段目を残した切り口を一部に残して、製箱時に、段ボー
ルか、板紙かの区別ができるようにし、容器包装リサイ
クル法に沿つたマイクロ段ボール箱を製造できるように
した段ボールの製箱用成形シートを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、図示するように、平型打ち抜き機20で打
ち抜く段ボールのブランクシート10を、平型打ち抜き
機20に導く前の給紙又はその初期移動の段階におい
て、前端を、くわえ代部分111を設けたつけ代11又
はフラップに形成し、くわえ代部分111に、つけ代1
1又はフラップの両側縁の一部又は全部を成形する切り
込み110を行つたのち、切り込み110をしたくわえ
代部分111をスパイク31又はグリップして平型打ち
抜き機20に導き、くわえ代部分111の切り込み11
0を除きブランクシート10を打ち抜いて、成形シート
13とした段ボールの製箱用成形シートである。本発明
において、ブランクシートの前端のつけ代又はフラップ
に設けたくわえ代部分は、従来のくわえ代部分と同じ大
きさのもので、両側縁に対する進行方向の切り込みは、
くわえ代部分を越えた部分に及んでも、それだけの分を
平型打ち抜き部分から除けばよい。くわえ代部分の切り
込みは、上下動する切抜刃又は回転刃のほか、段ボール
シートの切断として特開昭51−98582号公報その
他で明らかにされている高圧水の噴流によるもの、特開
平3−215026号公報その他で明らかにされている
段ボールシートのレーザービームによる切断などを用い
てもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が図1乃至図
3に示されている。図1において、ブランクシート10
は、糊付片などを形成するつけ代11の前端に、スパイ
クやグリップでくわえて引っ張り搬送するくわえ代部分
111が設けられて、この部分は、平型打ち抜き機20
で打ち抜く範囲外におかれるために、くわえ代部分11
1の両側縁の切断加工は、ブランクシート10の給紙又
はブランクシート10を平型打ち抜き機20に搬送する
までの給紙又はその初期移動の段階で行う必要がある。
くわえ代部分の両側縁の切断加工は、図2において、平
型打ち抜き機20に搬送されるまで、ブランクシート1
0の進行方向に沿って上下動する切抜刃60によって切
り込み110が形成される。ブランクシート10が、平
型打ち抜き機20で打ち抜かれる範囲は、1点鎖線13
で示されている。点線14は罫線である。従って、本発
明の製箱用成形シートは、次のようにして製造される。
図2に示すように、ブランクシート10が積み上げられ
て給紙され、キッカー70によって、1枚1枚、給紙初
期移動の搬送台71上に送り出され、上下動する切抜刃
60により前端のつけ代11のくわえ代部分111の両
側縁に切り込み110が成形され、次いでスパイク31
によりくわえ代部分111にピン311が打ち込まれて
平型打ち抜き機20まで搬送される。本例の平型打ち抜
き機20は、図3に示すように、チェス21内に打抜版
210が枠締めされており、カッティングプレート22
1上にのせられたブランクシート10は、カッティング
台22の上下動により打ち抜き切刃211(第1刃のみ
示す)により切り込み110を除いて成形シート13が
打ち抜かれる。平型打ち抜き機20で打ち抜かれたブラ
ンクシート10は、更にスパイク31によりストリッピ
ング装置40に搬送され、すて代112が除去されて、
製品落し50まで搬送される。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、従来のつけ代の前に形
成されていたくわえ代部分が不用となり、くわえ部分
は、直接、つけ代又はフラップに設けられるので、くわ
え代部分のロスが皆無となり、段ボールの製箱用成形シ
ートの製造費の低減に大きく寄与できる。また、ブラン
クシートの前端は、製箱用成形シートの前端となるの
で、コルゲータのスリッタスコアラの片刃式回転刃によ
る切断切口をそのまま残すことができ、マイクロ段ボー
ル箱と板紙箱の区別が容易にでき、容器包装リサイクル
法に沿ったマイクロ段ボール箱の製造が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す段ボールのブランク
シートの説明図である。
【図2】図1のブランクシートから製箱用成形シートの
製造原理を示す説明図である。
【図3】図1のブランクシートが平型打ち抜き機に搬送
されたときの説明図である。
【図4】従来のブランクシートの説明図である。
【図5】従来のブランクシートが平型打ち抜き機に搬送
されたときの説明図である。
【符号の説明】
10 ブランクシート 11 つけ代 110 くわえ代の切り込み 111 くわえ代 20 平型打ち抜き機 31 スパイク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平型打ち抜き機で打ち抜く段ボールのブ
    ランクシートを、平型打ち抜き機に導く前の給紙又はそ
    の初期移動の段階において、前端を、くわえ代部分を設
    けたつけ代又はフラップに形成し、くわえ代部分に、つ
    け代又はフラップの両側縁の一部又は全部を成形する切
    り込みを行つたのち、切り込みをしたくわえ代部分をス
    パイク又はグリップして平型打ち抜き機に導き、くわえ
    代部分の切り込みを除きブランクシートを打ち抜いて、
    製箱用成形シートとしたことを特徴とした段ボールの製
    箱用成形シート。
JP2000188172A 2000-06-22 2000-06-22 段ボールの製箱用成形シート Pending JP2002001835A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201909A (ja) * 2009-02-05 2010-09-16 Kirin Brewery Co Ltd 製箱用シートの製造方法
JP2010274597A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Kirin Brewery Co Ltd 製箱用シートの製造方法
DE102010024778A1 (de) * 2010-06-23 2011-12-29 Heidelberger Druckmaschinen Ag Ablage- und Nutzentrennstation für eine Bogenstanzmaschine
CN104802451A (zh) * 2015-03-31 2015-07-29 安徽省嘉信包装印务有限公司 一种食品包装盒的模切工艺
CN104802452A (zh) * 2015-03-31 2015-07-29 安徽省嘉信包装印务有限公司 一种酒盒模切工艺

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CN104802451A (zh) * 2015-03-31 2015-07-29 安徽省嘉信包装印务有限公司 一种食品包装盒的模切工艺
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