JP2002001235A - 洗浄装置および洗浄装置における洗浄体巻込判断方法 - Google Patents

洗浄装置および洗浄装置における洗浄体巻込判断方法

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JP2002001235A JP2000188316A JP2000188316A JP2002001235A JP 2002001235 A JP2002001235 A JP 2002001235A JP 2000188316 A JP2000188316 A JP 2000188316A JP 2000188316 A JP2000188316 A JP 2000188316A JP 2002001235 A JP2002001235 A JP 2002001235A
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cleaning
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rotation signal
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shaft
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Takashi Fuseki
隆 布施木
Yasuo Kato
靖夫 加藤
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Komori Corp
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F35/00Cleaning arrangements or devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2235/00Cleaning
    • B41P2235/10Cleaning characterised by the methods or devices
    • B41P2235/20Wiping devices
    • B41P2235/24Wiping devices using rolls of cleaning cloth

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テンションが変動しなかったような場合でも
確実に洗浄体の巻き込みを検出する。 【解決手段】 巻出軸2の軸端に検知体13を設ける。
検知体13の外周面には等角度間隔で突部13aが形成
されている。検知体13の外周面に対向させて近接スイ
ッチ14を設ける。洗浄中は、近接スイッチ14からの
回転信号(パルス状の信号)のパルス数をカウントし、
そのパルス数が所定時間内において予め定められた設定
値を越える場合、ゴム胴1に洗浄布6が巻き込まれたと
判断する。非洗浄中(洗浄終了後の待機中)は、洗浄終
了時の近接スイッチ2からの回転信号の出力状態をチェ
ックし、この出力状態が洗浄終了後一度変化した後元の
洗浄終了時の出力状態に復帰した時点を起点とし、この
起点から所定時間経過した時点の出力状態に基づいて巻
き込まれたか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帯状の洗浄体を
押し付けて回転体の周面を洗浄する洗浄装置および洗浄
装置における洗浄体巻込判断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の洗浄装置として、実
開平5−58286号公報(文献1)に示されたような
装置がある。図11はこの文献1に示された洗浄装置の
要部を示す側面図である。同図において、1は印刷機の
ゴム胴、2は巻出軸、3は巻取軸、4,5はガイドロー
ラ、6は帯状の洗浄体(洗浄布)、7は支持ピン、8は
支持ピン7に軸支されたレバー、9,10はばね掛け、
11は引っ張りばね、12はリミットスイッチである。
【0003】巻出軸2には洗浄布6が巻き付けられてい
る。巻取軸3はガイドローラ4,5を介して洗浄布6を
間欠的に巻き取る。この洗浄装置では、巻出軸2と巻取
軸3との間を緊張状態で間欠的に走行させながら洗浄布
6を押し付けて、回転しているゴム胴1の周面を洗浄す
る。ゴム胴1が回転しているので、洗浄中、洗浄布6が
ゴム胴1に巻き込まれる虞れがある。すなわち、インキ
の粘性でゴム胴1のブランケット面に粘着したり、何ら
かの原因で破断するなどし、回転しているゴム胴1に洗
浄布6が巻き込まれてしまう虞れがある。
【0004】この洗浄装置において、洗浄布6の巻き込
みは、次のようにして検出される。巻き込みが発生して
いない場合、レバー8の先端部8bが引っ張りばね11
の付勢力に抗し洗浄布6により押されている。巻き込み
が発生すると、洗浄布6がたわむので、レバー8が引っ
張りばね11の付勢力により図の時計方向へ回転する。
この結果、レバー8の後端部8aがリミットスイッチ1
2のアクチュエータ部12aを押し、内部の接点をオン
とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この洗浄装置では、洗
浄布6のテンション変動によりレバー8が揺動したこと
をリミットスイッチ12で検知するようにしている。こ
のため、洗浄布6が巻き込まれてもテンションが変動し
なかった場合、洗浄布6の巻き込みを検出することがで
きないという問題があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、テンション
が変動しなかったような場合でも、確実に洗浄体の巻き
込みを検出することのできる洗浄装置および洗浄装置に
おける洗浄体巻込判断方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1および5に係る発明)
は、巻出軸の回転を検出しこの回転速度に応じた回転信
号を出力する回転信号出力手段を設け、この回転信号出
力手段からの回転信号が予め定められた設定値を越える
場合、回転体に前記洗浄体が巻き込まれたと判断するよ
うにしたものである。ここで回転信号出力手段は、巻出
軸の回転を検出するすべての手段を含み、回転の検出が
機械的、電磁的又は光学的に行われるかいなかは問わな
い。また、回転信号出力手段から出力される回転信号
は、アナログ信号およびデジタル信号のいずれであって
もよく、例えばアナログ信号であれば、巻出軸の回転速
度を電圧若しくは電流の値や、正弦波や三角波のような
周期的な信号の周波数で表すものであり、また、デジタ
ル信号であれば、巻出軸の回転に応じて状態が周期的に
変化するパルス信号で表すものが含まれる。また、巻込
判断手段は、洗浄体が回転体に巻き込まれると巻出軸の
回転速度が上がるので、回転体に洗浄体が巻き込まれた
と判断される巻出軸の回転速度に対応した回転信号の値
を予め設定しておき、回転信号が所定の値を越えたこと
をもって巻込の有無を判断するものである。このとき、
回転信号がパルスの場合は、巻出軸の回転速度は所定の
時間内にカウントされるパルス数によって表すことがで
きる。
【0008】第2発明(請求項2および6に係る発明)
は、巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
する回転信号を出力する回転信号出力手段を設け、この
回転信号出力手段からの回転信号の出力状態の変化回数
をカウントし、その変化回数が所定時間内において予め
定められた設定値を越える場合、回転体に洗浄体が巻き
込まれたと判断するようにしたものである。洗浄体が回
転体に巻き込まれると、この洗浄体に引っ張られて、巻
出軸の回転が速くなる。巻出軸の回転が速くなると、所
定時間内における回転信号の出力状態の変化回数(回転
信号をパルス信号とすればそのパルス数)が多くなる。
この所定時間内における回転信号の出力状態の変化回数
が予め定められた設定値を越えると、回転体に洗浄体が
巻き込まれたと判断される。この場合、所定時間内にお
ける変化回数と設定値とを常に比較し、設定値を越えた
時点で回転体に洗浄体が巻き込まれたと判断してもよい
し、所定時間経過した時点で変化回数と設定値とを比較
し、設定値を越えていれば回転体に洗浄体が巻き込まれ
たと判断してもよい。また、この方法は、洗浄中のみで
はなく、洗浄終了後の待機中(非洗浄中)にも適用可能
である。
【0009】第3発明(請求項3および7に係る発明)
は、巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
する回転信号を出力する回転信号出力手段を設け、洗浄
終了時の巻出軸が停止している状態での回転信号出力手
段からの回転信号の出力状態を記憶し、この記憶した洗
浄終了時の回転信号の出力状態と洗浄終了後の待機中の
出力状態とを比較し、出力状態が変化した場合、回転体
に洗浄体が巻き込まれたと判断するようにしたものであ
る。例えば、回転信号を出力状態が「H」レベルと
「L」レベルとの間で周期的に変化するパルス信号と
し、洗浄終了時の回転信号の出力状態が「H」レベルで
あったとすれば、洗浄終了後の待機中の回転信号の出力
状態が「L」レベルに変化すると、回転体に洗浄体が巻
き込まれたと判断される。洗浄終了時の回転信号の出力
状態が「L」レベルであったとすれば、洗浄終了後の待
機中の回転信号の出力状態が「H」レベルに変化する
と、回転体に洗浄体が巻き込まれたと判断される。
【0010】第4発明(請求項4および8に係る発明)
は、巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
する回転信号を出力する回転信号出力手段を設け、洗浄
終了時の巻出軸が停止している状態での回転信号出力手
段からの回転信号の出力状態をチェックし、この出力状
態が洗浄終了後一度変化した後元の洗浄終了時の出力状
態に復帰した時点を起点とし、この起点から所定時間経
過した時点の回転信号の出力状態に基づいて回転体に洗
浄体が巻き込まれたか否かを判断するようにしたもので
ある。例えば、回転信号を出力状態が「H」レベルと
「L」レベルとの間で周期的に変化するパルス信号と
し、洗浄終了時の回転信号の出力状態が「H」レベルで
あったとすれば、この出力状態が洗浄終了後一度「L」
レベルとなり、「H」レベルに復帰した時点を起点と
し、この起点から所定時間経過した時点の回転信号の出
力状態がチェックされる。洗浄終了時の回転信号の出力
状態が「L」レベルであったとすれば、この出力状態が
洗浄終了後一度「H」レベルとなり、「L」レベルに復
帰した時点を起点とし、この起点から所定時間経過した
時点の回転信号の出力状態がチェックされる。この所定
時間経過した時点の回転信号の出力状態に基づいて回転
体に洗浄体が巻き込まれたか否かが判断される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明に係る洗浄装置の一
実施の形態の要部を示す側面図である。同図において、
図11と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、そ
の説明は省略する。
【0012】この実施の形態では、巻出軸2の軸端に円
筒状の検知体13を設け、この検知体13を巻出軸2と
共に回転させるようにしている。検知体13の外周面に
は等角度間隔で軸方向に延びた8個の突部13aが形成
されている。また、この検知体13の外周面に対向させ
て、近接スイッチ14を設けている。近接スイッチ14
は検知体13の突部13aの通過を検出し、突部13a
が通過する間はONとなり「H」レベルの信号を、次の
突部13aが通過するまでの間はOFFとなり「L」レ
ベルの信号を出力する。すなわち、近接スイッチ14
は、巻出軸2の回転に応じその出力状態が「H」/
「L」レベルに変化するパルス状の信号(以下、この信
号を回転信号と呼ぶ)を出力する。
【0013】〔洗浄中の巻き込み検出〕この洗浄装置に
おいて、洗浄中の洗浄布6の巻き込みは、近接スイッチ
14からの回転信号の出力状態に基づき次のようにして
検出する。洗浄布6がゴム胴1に巻き込まれると、この
洗浄布6に引っ張られて、巻出軸2の回転が速くなる。
巻出軸2の回転が速くなると、所定時間内における近接
スイッチ14からの出力パルス数が多くなる。
【0014】そこで、この「洗浄中の巻き込み検出」で
は、近接スイッチ14からの回転信号のパルス数をカウ
ントし、そのパルス数が所定時間内において予め定めら
れた設定値を越える場合、すなわち巻出軸2の回転が一
定の速度を越える場合、ゴム胴1に洗浄布6が巻き込ま
れたと判断する。図2にこの場合のタイムチャートを例
示する。
【0015】図2では、近接スイッチ14からの回転信
号が「H」レベルに立ち上がる回数を監視し、すなわち
近接スイッチ14がONとなる回数をチェックし、この
回数が所定時間T内において4回以上となった場合(図
2(b)に示すt4点)、検出々力を「H」レベルとし
(図2(c)に示すt4点)、ゴム胴1に洗浄布6が巻
き込まれたことを知らせる。
【0016】〔非洗浄中(洗浄終了後の待機中)の巻き
込み検出〕この洗浄装置において、非洗浄中の洗浄布
6の巻き込みは、近接スイッチ14からの回転信号の出
力状態に基づき次のようにして検出する。洗浄が終了す
ると、巻取軸3による洗浄布6の巻き取りを停止すると
共に、洗浄布6をゴム胴1の周面から離す。この場合、
本機を運転したままの状態での待機中、すなわちゴム胴
1を回転させたままの状態での待機中、何らかの原因
で、洗浄布6がゴム胴1に巻き込まれることがある。
【0017】そこで、この「非洗浄中の巻き込み検出
」では、洗浄終了時の巻出軸2が停止している状態で
の近接スイッチ14からの回転信号の出力状態(「H」
/「L」レベル)を記憶し、この記憶した洗浄終了時の
回転信号の出力状態と洗浄終了後の待機中の出力状態と
を比較し、出力状態が変化した場合、ゴム胴1に洗浄布
6が巻き込まれたと判断する。図3および図4にこの場
合のタイムチャートを例示する。
【0018】図3(a),図4(a)は近接スイッチ1
4からの回転信号である。図3(a)は、洗浄終了時
(t0点)の回転信号が「L」レベルである場合、すな
わち近接スイッチ14をOFFとした状態で巻出軸2が
停止した場合を示している。図4(a)は、洗浄終了時
(t0点)の回転信号が「H」レベルである場合、すな
わち近接スイッチ14をONとした状態で巻出軸2が停
止した場合を示している。
【0019】図3では、洗浄終了後の待機中、近接スイ
ッチ14からの回転信号が「H」レベルとなった場合に
(図3(a)に示すt1点)、検出々力を「H」レベル
とし(図3(b)に示すt1点)、ゴム胴1に洗浄布6
が巻き込まれたことを知らせる。図4では、洗浄終了後
の待機中、近接スイッチ14からの回転信号が「L」レ
ベルとなった場合に(図4(a)に示すt1点)、検出
々力を「H」レベルとし(図4(b)に示すt1点)、
ゴム胴1に洗浄布6が巻き込まれたことを知らせる。
【0020】〔非洗浄中(洗浄終了後の待機中)の巻き
込み検出〕上述した「非洗浄中の巻き込み検出」で
は振動や衝撃による誤検出の虞れがある。すなわち、
「非洗浄中の巻き込み検出」では、洗浄終了時の近接
スイッチ14からの回転信号の出力状態が一度変化した
だけで、巻き込みが発生したと判断されてしまう。例え
ば、近接スイッチ14のON/OFFの境界で巻出軸2
が停止しており、振動や衝撃によって巻出軸2が僅かに
回転して近接スイッチ14がONからOFF、あるいは
OFFからONに変わった場合、巻き込みが発生したと
判断されてしまう。
【0021】このような誤検出を回避するために、この
「非洗浄中の巻き込み検出」では、洗浄終了時の巻出
軸2が停止している状態での近接スイッチ2からの回転
信号の出力状態(「H」/「L」レベル)をチェック
し、この出力状態が洗浄終了後一度変化した後元の洗浄
終了時の出力状態に復帰した時点を起点とし、この起点
から所定時間経過した時点の出力状態に基づいてゴム胴
1に洗浄布2が巻き込まれたか否かを判断する。図5お
よび図6にこの場合のタイムチャートを例示する。
【0022】図5(a),図6(a)は近接スイッチ1
4からの回転信号である。図5(a)は、洗浄終了時
(t0点)の回転信号が「L」レベルである場合、すな
わち近接スイッチ14をOFFとした状態で巻出軸2が
停止した場合を示している。図6(a)は、洗浄終了時
(t0点)の回転信号が「H」レベルである場合、すな
わち近接スイッチ14をONとした状態で巻出軸2が停
止した場合を示している。
【0023】図5では、洗浄終了後の待機中、近接スイ
ッチ14からの回転信号が「H」レベルに一度変化した
後(図5(a)に示すt1点)、元の洗浄終了時の出力
状態である「L」レベルに復帰した時点(図5(a)に
示すt2点)を起点とし、この起点から所定時間TM
(例えば、100msec )経過した時点の回転信号のレ
ベルが「H」レベルであった場合に(図5(a)に示す
t3点)、検出々力を「H」レベルとし(図5(c)に
示すt3点)、ゴム胴1に洗浄布6が巻き込まれたこと
を知らせる。
【0024】図6では、洗浄終了後の待機中、近接スイ
ッチ14からの回転信号が「L」レベルに一度変化した
後(図6(a)に示すt1点)、元の洗浄終了時の出力
状態である「H」レベルに復帰した時点(図6(a)に
示すt2点)を起点とし、この起点から所定時間TM
(例えば、100msec )経過した時点の回転信号のレ
ベルが「H」レベルであった場合に(図6(a)に示す
t3点)、検出々力を「H」レベルとし(図6(c)に
示すt3点)、ゴム胴1に洗浄布6が巻き込まれたこと
を知らせる。
【0025】なお、この「非洗浄中の巻き込み検出」
では、洗浄布6の巻き込まれ速度が速く、近接スイッチ
14の入力応答速度の関係で回転信号がパルス状になら
ないことを前提としている。すなわち、高速度で洗浄布
6が巻き込まれると、近接スイッチ14からの回転信号
は最初は「H」/「L」レベルを繰り返すが、すぐに
「H」レベルのままとなる。このため、図5および図6
では、起点t2から所定時間TM経過した時点の回転信
号のレベルをチェックし、「H」レベルであった場合を
巻き込み発生と判断している。
【0026】また、この「非洗浄中の巻き込み検出」
では、例えば巻出軸2にブレーキがかけられており、振
動や衝撃によって僅かに回転した巻出軸2は簡単には元
の状態に戻らないことを前提としている。図6(a)に
示したt1点において、振動や衝撃が発生し、近接スイ
ッチ14からの回転信号が「H」レベルから「L」レベ
ルへ変化したとする。この場合、振動や衝撃によって僅
かに回転した巻出軸2が元の状態に戻るとすると、近接
スイッチ14からの回転信号が「L」レベルから「H」
レベルへと変化する。この場合、「H」レベルに変化し
た時点を起点とする所定時間TM経過した時点の回転信
号のレベルは「H」レベルであり、巻き込み発生と判断
されてしまう。この例では、振動や衝撃によって僅かに
回転した巻出軸2は元の状態には戻らないことを前提と
しているので、このような誤判断は生じない。
【0027】図7は上述した原理に従って巻き込み検出
を行う巻込検出装置のブロック図である。この巻込検出
装置100は、上述した近接スイッチ14の他、CPU
15,ROM16,RAM17,設定値A記憶用メモリ
18,インターフェイス(I/O)19〜21,波形整
形回路22,タッチパネル式の入力及び表示装置23を
備えている。設定値A記憶用メモリ18には「洗浄中の
巻き込み検出」を行う際の設定値Aが記憶されている。
波形整形回路22は近接スイッチ14からの回転信号の
波形整形を行う。CPU15はROM16に格納された
プログラムに従い、RAM17や設定値A記憶用メモリ
18にアクセスしながら巻き込み検出処理を行い、その
検出結果をインターフェイス21を介して印刷機械制御
装置200へ送る。
【0028】〔洗浄中の巻き込み検出〕図9はCPU1
5の巻き込み検出処理の一例を示すフローチャートであ
る。CPU15は、洗浄が開始されると(ステップ90
1のYES)、カウント値CをC=0とすると共に(ス
テップ903)、ソフトタイマのカウントを開始する
(ステップ904)。そして、近接スイッチ14からの
回転信号の出力状態をチェックし(ステップ905)、
「H」レベルに立ち上がれば、すなわちパルスが発生す
れば、C=C+1とする(ステップ906)。そして、
設定値A記憶用のメモリ18から設定値Aを読み出し
(ステップ907)、カウント値Cと設定値Aとを比較
する(ステップ908)。
【0029】カウント値CがA以下であれば、ステップ
904でそのカウントを開始したソフトタイマの値をチ
ェックし(ステップ909)、ソフトタイマの値が一定
値Tに達していなければステップ905へ戻る。以下同
様にして、ステップ905〜909を繰り返し、ソフト
タイマの値が一定値Tに達する前にC>Aとなれば、イ
ンターフェイス21を介して印刷機械制御装置200へ
洗浄布6の巻き込みを知らせ、印刷機および洗浄装置を
停止させる(ステップ910)。これにより、ゴム胴1
の回転が停止し、巻取軸3による洗浄布6の巻き取り動
作も停止する。
【0030】また、CPU15は入力及び表示装置23
へ表示指令を送り、どの印刷ユニットで巻き込みが発生
したかを知らせる。また、不図示の警報装置に指令を送
り、警報を鳴らす。図8に入力及び表示装置23におけ
る表示画面を例示する。図8において、23−1〜23
−8は印刷ユニットを示すブロックであり、このブロッ
ク23−1〜23−8を点灯させて巻き込みが発生した
印刷ユニットを知らせる。ブロック23−1〜23−8
が点灯している場合、印刷機を回転させることも洗浄装
置を作動させることもできない。表示画面中のリセット
ボタン23−9を押せば、現在の禁止状態を解除し、印
刷機や洗浄装置を作動させることが可能となる。
【0031】〔非洗浄中(洗浄終了後の待機中)の巻き
込み検出〕洗浄が終了すると、CPU15は、ステッ
プ902のYESに応じてステップ911へ進み、その
時の近接スイッチ14からの回転信号の出力状態
(「H」/「L」レベル)をS0として読み取り、RA
M17に記憶する。そして、再度、近接スイッチ14か
らの回転信号の出力状態をSとして読み取り(ステップ
912)、この出力状態SとRAM17中に記憶されて
いる出力状態S0とを比較する(ステップ913)。
【0032】SとS0とが同じであれば、すなわちステ
ップ911で読み取った洗浄終了時の出力状態S0とス
テップ912で読み取った洗浄終了後の待機中の出力状
態Sとが同じであれば、本機が運転中であることを確認
のうえ(ステップ914のNO)、ステップ912へ戻
る。このステップ912〜914の繰り返し中、ステッ
プ913において、S≠S0となれば、すなわち近接ス
イッチ14からの回転信号の出力状態が変化すれば、ス
テップ910へ進み、印刷機および洗浄装置を停止させ
る。
【0033】〔非洗浄中(洗浄終了後の待機中)の巻き
込み検出〕洗浄が終了すると、CPU15は、ステッ
プ902のYESに応じてステップ101(図10)へ
進み、この時の近接スイッチ14からの回転信号の出力
状態を読み取る。そして、この読み取った回転信号の出
力状態が「H」レベルであるのか、「L」レベルである
のかをチェックする(ステップ102)。すなわち、洗
浄終了時の近接スイッチ14からの回転信号の出力状態
を読み取り、近接スイッチ14をOFFとした状態で巻
出軸2が停止しているのか、ONとした状態で巻出軸2
が停止しているのかをチェックする。
【0034】洗浄終了時の近接スイッチ14からの回転
信号の出力状態が「L」レベルであれば、本機が運転中
であることを確認のうえ(ステップ103のNO)、近
接スイッチ14からの回転信号の出力状態を再度読み取
る(ステップ104)。そして、この読み取った出力状
態をチェックし(ステップ105)、「H」レベルであ
れば、すなわち洗浄終了時には「L」レベルであった出
力状態が「H」レベルに変われば、ステップ106へ進
む。ステップ106〜108では、「H」レベルに変わ
った出力状態が「L」レベルに変わったか否かをチェッ
クする。「L」レベルに変われば、ステップ109へ進
み、ソフトタイマのカウントを開始する。
【0035】そして、本機が運転中であることを確認し
ながら(ステップ110のNO)、ステップ109でカ
ウントを開始したソフトタイマが一定値TMに達したか
否かをチェックする(ステップ111)。ソフトタイマ
が一定値TMに達すれば(ステップ111のYES)、
その時の近接スイッチ14からの回転信号の出力状態を
読み取り(ステップ112)、「H」レベルか否かをチ
ェックする(ステップ113)。「H」レベルであれ
ば、ステップ114へ進み、印刷機および洗浄装置を停
止させる。「L」レベルであれば、ステップ103へ戻
り、ステップ103以降の動作を繰り返す。
【0036】洗浄終了時の近接スイッチ14からの回転
信号の出力状態が「H」レベルであれば(ステップ10
2のYES)、本機が運転中であることを確認のうえ
(ステップ115のNO)、近接スイッチ14からの回
転信号の出力状態を再度読み取る(ステップ116)。
そして、この読み取った出力状態をチェックし(ステッ
プ117)、「L」レベルであれば、すなわち洗浄終了
時には「H」レベルであった出力状態が「L」レベルに
変われば、ステップ118へ進む。ステップ118〜1
20では、「L」レベルに変わった出力状態が「H」レ
ベルに変わったか否かをチェックする。「H」レベルに
変われば、ステップ121へ進み、ソフトタイマのカウ
ントを開始する。
【0037】そして、本機が運転中であることを確認し
ながら(ステップ122のNO)、ステップ121でカ
ウントを開始したソフトタイマが一定値TMに達したか
否かをチェックする(ステップ123)。ソフトタイマ
が一定値TMに達すれば(ステップ123のYES)、
その時の近接スイッチ14からの回転信号の出力状態を
読み取り(ステップ124)、「H」レベルか否かをチ
ェックする(ステップ125)。「H」レベルであれ
ば、ステップ114へ進み、印刷機および洗浄装置を停
止させる。「L」レベルであれば、ステップ115へ戻
り、ステップ115以降の動作を繰り返す。
【0038】なお、上述した実施の形態では、「洗浄中
の巻き込み検出」を図2を用いて説明した方法で、「非
洗浄中の巻き込み検出」を図3,4あるいは図5,6を
用いて説明した方法で行うようにしたが、洗浄中,非洗
浄中共に図2を用いて説明した方法で巻き込み検出を行
うようにしてもよい。
【0039】また、図2を用いて説明した「洗浄中の巻
き込み検出」では、所定時間T内における回転信号のパ
ルス数と設定値とを常に比較し、パルス数が設定値を越
えた時点でゴム胴1に洗浄布6が巻き込まれたと判断す
るようにしているが、所定時間Tが経過した時点で回転
信号のパルス数と設定値とを比較し、設定値を越えてい
た場合にゴム胴1に洗浄布6が巻き込まれたと判断する
ようにしてもよい。
【0040】また、上述した実施の形態では、洗浄され
る回転体をゴム胴としたが、ゴム胴に限られるものでは
なく、圧胴や渡し胴、排紙胴等、ゴム胴以外の印刷胴へ
の洗浄布の巻き込みや、着ローラや振りローラなどのロ
ーラへの洗浄布の巻き込みも、同様にして検出すること
が可能である。
【0041】また、上述した実施の形態では、近接セン
サ14を用いたが反射式センサやリミットスイッチなど
を用いるようにしてもよい。また、巻出軸2の回転に応
じてその出力状態が変化する回転信号は必ずしもパルス
信号でなくてもよく、三角波状に変化する信号などであ
ってもよい。また、上述した実施の形態では、巻き込み
検出装置100における巻き込み検出処理をCPU15
を使用したソフト処理で行うようにしたが、リレーなど
を使ったハード回路により行うようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、巻出軸の回転を検出しこの回転速度に
応じた回転信号を出力する回転信号出力手段を設け、こ
の回転信号出力手段からの回転信号が予め定められた設
定値を越える場合、回転体に前記洗浄体が巻き込まれた
と判断するようにしたので(第1発明)、また巻出軸の
回転に応じてその出力状態が周期的に変化する回転信号
を出力する回転信号出力手段を設け、この回転信号出力
手段からの回転信号の出力状態の変化回数をカウント
し、その変化回数が所定時間内において予め定められた
設定値を越える場合、回転体に洗浄体が巻き込まれたと
判断するようにしたので(第2発明)、テンションが変
動しなかったような場合でも、確実に洗浄体の巻き込み
を検出することが可能となる。
【0043】また、本発明(第3発明)によれば、巻出
軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化する回転
信号を出力する回転信号出力手段を設け、洗浄終了時の
回転信号出力手段からの回転信号の出力状態を記憶し、
この記憶した洗浄終了時の回転信号の出力状態と洗浄終
了後の待機中の出力状態とを比較し、出力状態が変化し
た場合、回転体に洗浄体が巻き込まれたと判断するよう
にしたので、洗浄終了後の待機中においても、確実かつ
早期に洗浄体の巻き込みを検出することが可能となる。
【0044】また、本発明(第4発明)によれば、巻出
軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化する回転
信号を出力する回転信号出力手段を設け、洗浄終了時の
回転信号出力手段からの回転信号の出力状態をチェック
し、この出力状態が洗浄終了後一度変化した後元の洗浄
終了時の出力状態に復帰した時点を起点とし、この起点
から所定時間経過した時点の回転信号の出力状態に基づ
いて回転体に洗浄体が巻き込まれたか否かを判断するよ
うにしたので、洗浄終了後の待機中においても、振動や
衝撃による誤検出の虞れなく、確実に洗浄体の巻き込み
を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る洗浄装置の一実施の形態の要部
を示す側面図である。
【図2】 この洗浄装置における「洗浄中の巻き込み検
出」を行う場合のタイムチャートを例示する図である。
【図3】 この洗浄装置における「非洗浄中の巻き込み
検出」を行う場合のタイムチャートを例示する図であ
る。
【図4】 この洗浄装置における「非洗浄中の巻き込み
検出」を行う場合のタイムチャートを例示する図であ
る。
【図5】 この洗浄装置における「非洗浄中の巻き込み
検出」を行う場合のタイムチャートを例示する図であ
る。
【図6】 この洗浄装置における「非洗浄中の巻き込み
検出」を行う場合のタイムチャートを例示する図であ
る。
【図7】 図2〜図6を用いて説明した原理に従って巻
き込み検出を行う巻込検出装置のブロック図である。
【図8】 この巻込検出装置の入力及び表示装置におけ
る表示画面を例示する図である。
【図9】 この巻込検出装置のCPUが行う巻き込み検
出処理(「洗浄中の巻き込み検出」+「非洗浄中の巻き
込み検出」)の一例を示すフローチャートである。
【図10】 この巻込検出装置のCPUが行う巻き込み
検出処理(「非洗浄中の巻き込み検出」)の一例を示
すフローチャートである。
【図11】 実開平5−58286号公報に示された洗
浄装置の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1…ゴム胴、2…巻出軸、3…巻取軸、4,5…ガイド
ローラ、6…洗浄布、13…検知体、13a…突部、1
4…近接スイッチ、15…CPU、16…ROM、17
…RAM、18…設定値A記憶用メモリ、19,20,
21…インターフェイス(I/O)、22…波形整形回
路、100…巻込検出装置、200…印刷機械制御装
置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転を検出しこの回転速度に応じた回転信
    号を出力する回転信号出力手段と、 この回転信号出力手段からの回転信号が予め定められた
    設定値を越える場合、前記回転体に前記洗浄体が巻き込
    まれたと判断する巻込判断手段とを備えたことを特徴と
    する洗浄装置。
  2. 【請求項2】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
    する回転信号を出力する回転信号出力手段と、 この回転信号出力手段からの回転信号の出力状態の変化
    回数をカウントし、その変化回数が所定時間内において
    予め定められた設定値を越える場合、前記回転体に前記
    洗浄体が巻き込まれたと判断する巻込判断手段とを備え
    たことを特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
    する回転信号を出力する回転信号出力手段と、 洗浄終了時の前記巻出軸が停止している状態での前記回
    転信号出力手段からの回転信号の出力状態を記憶する出
    力状態記憶手段と、 この出力状態記憶手段が記憶している洗浄終了時の回転
    信号の出力状態と洗浄終了後の待機中の出力状態とを比
    較し、出力状態が変化した場合、前記回転体に前記洗浄
    体が巻き込まれたと判断する巻込判断手段とを備えたこ
    とを特徴とする洗浄装置。
  4. 【請求項4】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
    する回転信号を出力する回転信号出力手段と、 洗浄終了時の前記巻出軸が停止している状態での前記回
    転信号出力手段からの回転信号の出力状態をチェック
    し、この出力状態が洗浄終了後一度変化した後元の洗浄
    終了時の出力状態に復帰した時点を起点とし、この起点
    から所定時間経過した時点の前記回転信号の出力状態に
    基づいて前記回転体に前記洗浄体が巻き込まれたか否か
    を判断する巻込判断手段とを備えたことを特徴とする洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転を検出しこの回転速度に応じた回転信
    号を出力する回転信号出力手段を設け、 この回転信号出力手段からの回転信号が予め定められた
    設定値を越える場合、前記回転体に前記洗浄体が巻き込
    まれたと判断するようにしたことを特徴とする洗浄装置
    における洗浄体の巻込判断方法。
  6. 【請求項6】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
    する回転信号を出力する回転信号出力手段を設け、 この回転信号出力手段からの回転信号の出力状態の変化
    回数をカウントし、 そのカウント値が所定時間内において予め定められた設
    定値を越える場合、 前記回転体に前記洗浄体が巻き込まれたと判断するよう
    にしたことを特徴とする洗浄装置における洗浄体の巻込
    判断方法。
  7. 【請求項7】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
    する回転信号を出力する回転信号出力手段を設け、 洗浄終了時の前記巻出軸が停止している状態での前記回
    転信号出力手段からの回転信号の出力状態を記憶し、 この記憶した洗浄終了時の回転信号の出力状態と洗浄終
    了後の待機中の出力状態とを比較し、出力状態が変化し
    た場合、 前記回転体に前記洗浄体が巻き込まれたと判断するよう
    にしたことを特徴とする洗浄装置における洗浄体巻込判
    断方法。
  8. 【請求項8】 帯状の洗浄体が巻き付けられた巻出軸
    と、この巻出軸に巻き付けられた洗浄体を巻き取る巻取
    軸とを備え、前記巻出軸と前記巻取軸との間を走行させ
    ながら前記洗浄体を押し付けて回転体の周面を洗浄する
    洗浄装置において、 前記巻出軸の回転に応じてその出力状態が周期的に変化
    する回転信号を出力する回転信号出力手段を設け、 洗浄終了時の前記巻出軸が停止している状態での前記回
    転信号出力手段からの回転信号の出力状態をチェック
    し、 この出力状態が洗浄終了後一度変化した後元の洗
    浄終了時の出力状態に復帰した時点を起点とし、 この起点から所定時間経過した時点の前記回転信号の出
    力状態に基づいて前記回転体に前記洗浄体が巻き込まれ
    たか否かを判断するようにしたことを特徴とする洗浄装
    置における洗浄体巻込判断方法。
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