JP2001526608A - 自動車用の安全ブレーキ機構 - Google Patents

自動車用の安全ブレーキ機構

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JP2001526608A JP50027799A JP50027799A JP2001526608A JP 2001526608 A JP2001526608 A JP 2001526608A JP 50027799 A JP50027799 A JP 50027799A JP 50027799 A JP50027799 A JP 50027799A JP 2001526608 A JP2001526608 A JP 2001526608A
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ガバス・セボリェロ・カルロス
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フィコ・カブレス・ソシエダッド・アノニマ
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Abstract

(57)【要約】 開示する機構は、支持体(1)の歯(34)に嵌合する固定体(36)およびラセン状の固定バネ(37)から成る固定装置(5)と、この機構に取り付けられているブレーキ・キャリパーまたはシューに結合する鋼鉄ケーブル(28)の端部が固定し、ラセン状の牽引バネ(12)およびラセン状のロックバネ(13)から成り、互いに同軸状に組み込まれ、ブレーキ・レバー(2)が休止位置にある時、ラセン状のバネ(12)がケーブル(28)に牽引を与え、常にケーブルの被覆された部分の長さを調整する牽引体(11)から成る自己制御装置(3)と、取外可能なピン(32)を含むケーブル(28)の初期長さの自己調整装置(4)とを保有する。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用の安全ブレーキ機構 発明の技術分野 この発明の目的は、駐車する時に乗物を動かないようにするため、通常使用さ れる非常ブレーキとして知られている安全ブレーキのタイプである自動車用の安 全ブレーキ機構である。この発明の安全ブレーキ機構は、自己調整装置と、自己 制御装置と、使用者が操作する間にブレーキ・レバーで達成される位置を固定す る装置とが装備されているブレーキ・レバーで構成されている。自己調整装置は 制御ケーブルの鋼鉄ケーブルの被覆された部分の長さを最初に調整するためにあ り、このケーブルはこの発明のブレーキ機構を安全ブレーキ機構に連結されたホ ィールのブレーキ手段を動作させる機構に結び付けている。そのような調整は前 記機構の配置に関して工場から直接供給されたような特別な乗物の各々により現 れる許容公差を取り上げる目的を持っている。そして、自己制御装置は鋼鉄ケー ブルの前記被覆された部分を常時自動的に調整のためにあり、これはブレーキ部 材の磨耗を補償するためにあるので、考えられる安全ブレーキ・サービス条件を 維持している。 発明の背景 構造体が乗物の運転室に組み込まれていて、使用者により操作されるレーバー を含む安全ブレーキ機構の周知の具体例の中では、つまり、手で行うにしろペダ ルで行うにしろ、自己調整装置、自己制御装置および、使用者が操作する時、レ バーの休止位置あるいはブレーキ位置を固定する装置の中では、特にスペイン特 許出願第P9501758号明細書(特許文献PCT/ES96/00149に 等価である).....,簡単に欧州番号......を持つ、に記載れている装置を注目 すべきである。 特許文献PCT/ES96/00149に記載されている安全ブレーキ機構は 、実質上以下に詳しく説明する部材で構成されている。乗物の構造体に固定され ていて保持歯を備えた支持体;この支持体上で旋回するためのピンにより取り付 け れていて、二つの位置、つまり休止位置とブレーキ位置の間で旋回するブレーキ ・レバー;ブレーキ・レバーに固定されたレバーから成り、使用者により操作さ れる制御装置に結合する一方のアームと、ブレーキ・レバーの位置を固定するた め支持体の保持歯に嵌まる保持部分を有する他方のアームとがあるラチェット; ブレーキ・レバーの旋回ピンに取り付けられている牽引体からなり、鋼鉄ケーブ ルの対応する端部が固定されているもので、牽引体が前記ピンの周りに旋回する ことができ、推進体がラチェットに連結しブレーキ・レバーを操作する間に牽引 体に結合できるため、ブレーキ・レバーを旋回させると牽引体旋回させることに なり、牽引バネが鋼鉄ケーブルの牽引方向に旋回運動を牽引体に常に与えるブレ ーキ・レバーの旋回ピンに対して同軸に組み込まれている自己制御装置;および 、支持体と牽引体を横断し、相互に位置を固定するピンから成る自己調整装置で ある。 特許文献PCT/ES96/00149号の安全ブレーキ機構の操作を以下に 説明する。自己制御装置は全体的に圧縮された引張バネと共に工場から直接供給 されている。この条件の下で、そしてこの機構を乗物に一度組み込むと、ケーブ ルの被覆された部分の長さの初期調整は、ピンを回し、鋼鉄ケーブルに牽引力を 個々の乗物に要求される程度に加えるように、牽引体の位置を固定するピンを引 き抜くことにある。前記初期調整に基づき、自己制御装置は自動的にしかも常に 全被覆された部分の長さを調整する。その終わりで、ブレーキ・レバーが休止位 置になると、引張バネが常に鋼鉄ケーブルに引張を与え、牽引体を旋回させて被 覆された部分の長さを調整するので、ブレーキ・レバーを休止位置からブレーキ 位置へ移動させると、推進体と牽引体の結合が牽引体の位置で行われ、このため 被覆されたのケーブルの部分が工場送りで設定された条件の下で動作する。ブレ ーキ・レバーのブレーキ位置を決めることは、ラチェット・レバーの保持部分を 支持体の保持歯に噛み合わせて行われるが、ブレーキ位置から休止位置への移動 はラチェット制御装置を働かせて行われる。 一般に上に説明したタイプの安全ブレーキ機構の周知の実施態様には主要な難 点としてこの機構が多数の部品から成り、これがブレーキ機構の作製コストを相 当増加させる点にある。 発明の開示 自動車に対する新しい構造と機能の安全ブレーキ機構は、比較的少数の部品に より動作の信頼性を犠牲にすることなく、製造経費の低い安全ブレーキ機構の新 しい具体例を提供するために知られている。 自動車用のこの発明の安全ブレーキ機構は、 ・乗物の構造体に固定する手段を備えた支持体と、 ・二つの位置、休止位置とブレーキ位置の間で両方向に旋回でき、旋回ピン により支持体に取り付けられているブレーキ・レバーと、 ・安全ブレーキ機構に結合している乗物のホィールのブレーキ手段の作動機 構に安全ブレーキ機構を結合する制御ケーブルの被覆された鋼鉄ケーブル の部分の長さに対する自己制御装置および自己調整装置と、 ・ブレーキ・レバーで与えた位置を固定する装置と、 から成る。 この発明の安全ブレーキ機構は、自己制御装置には牽引体、ラセン状の牽引バ ネおよびラセン状のロックバネがあり、これ等全てがブレーキ・レバーの旋回ピ ンに対して同軸状に配置され、 ・牽引体が一般に円筒状で、両方向に旋回でき、支持体に対向する牽引端部 とロック端部を有し、牽引端部がラセン状の牽引バネを納めるために設計 されている空洞を有し、ロック端部がラセン状のロックバネに対して同軸 状の延びていて、牽引体が制御ケーブルの鋼鉄ケーブルの対応する端部を 固定して案内する手段を有し、 ・ラセン状の牽引バネが常時捩じり状態で働き、支持体に固定された一方の 端部を有し、他方の端部が鋼鉄ケーブルを牽引させる旋回力を常時牽引体 に与えるように、牽引体に固定され、 ・ラセン状のロックバネが常時捩じり状態で働くので、弾性的な作用により 、ブレーキ・レバーに固定された一方の端部と共に牽引体のロック端部に 押圧作用を及ぼし、他方の端部が支持体の上に組み込まれた解放されてい るストッパーに取り付けてあり、 これ等の部材の全ては、 ・ブレーキ・レバーが休止位置にある時、解放しているストッパーが牽引体 のロック端部に押圧する弾性的な作用のトルクとは反対の方向に捩じりト ルクを受けるラセン状のロックバネの対応する端部を押圧するので、制御 ケーブルの被覆された鋼鉄ケーブルの部分の長さを常時自動的に調整する 牽引力が牽引体を鋼鉄ケーブルの端部に作用する牽引バネの作用により回 転し、 ・ブレーキ・レバーが休止位置以外の位置にある時、解放されているストッ パーがラセン状のロックバネの端部に圧力を及ぼすことを止めるので、ロ ックバネが弾性的な作用により牽引体のロック端部に前記押圧作用を及ぼ し、牽引体が休止位置かブレーキ位置への動きやその逆の動きでブレーキ ・レバーに当たっている、 ことに特徴がある。 自己調整装置は、ブレーキ・レバー上に、支持体の上に、および牽引体の上に 、それぞれ貫通穴を通して、工場から直接供給されているように、ブレーキ・レ バーが捩じりを受ける牽引バネと共に休止位置にあると、ブレーキ・レバーと牽 引体を動かないようにする保持ピンが前記穴を貫通し、これ等全ては、牽引体の 固定手段に取り付けてある制御ケーブルの鋼鉄ケーブルの対応する端部と、ブレ ーキ手段の作動機構に取り付けた鋼鉄ケーブルの他方の端部と共に、安全ブレー キ機構を乗物を組み込む時に、保持ピンを引くと牽引体が鋼鉄ケーブルに牽引を 与えるラセン状の牽引バネの弾性的な作用により回転し、鋼鉄ケーブルの被覆さ れた部分の長さを最初に調整した状態に維持する。 ブレーキ・レバーの位置を決める装置は、 ・支持体上にブレーキ・レバーの旋回ピンに対して同心状に周辺円弧を描く ように配置された固定歯と、 ・ブレーキ・レバー上に、固定体が支持体の歯に合致し、常に嵌まるので、 ブレーキ・レバーを休止位置からブレーキ位置におよびその逆に旋回させ ることが、固定体が自分自身の周りと支持体の周りに旋回することにより 達成されるクラウン・ホィールを有し、両方向に旋回する能力を持つ円筒 状の固定体が同軸状に結合している旋回ピンと、 ・捩じり状態で常に作用するので、弾性的な作用により固定体に圧縮作用を 与え、ブレーキ・レバーに固定された一方の端部を有し、他方の端部が制 御装置に取り付けられている、固定体に対して同軸に組み込まれたラセン 状の固定バネと、 を有し、これ等の全てが、 ・ブレーキ・レバーが休止位置にある時には、ラセン状の固定バネの押圧作 用が固定体の旋回を防止して、ブレーキ・レバーの位置を固定し、 ・ブレーキ・レバーの休止位置からブレーキ位置への動きおよびその逆の動 きが制御装置を介して推進作用をラセン状の固定バネに与えることを必要 とし、固定バネが固定体への弾性的な押圧作用のトルクとは反対の方向に 捩じりトルクを受けるので、固定体はブレーキ・レバーの旋回により加わ る方向に旋回する、 ように設計されている。 制御装置はブレーキ・レバーの内部に組み込まれていて、駆動棒を有し、この 棒の一方の端部にブレーキ・レバーから突出した制御ボタンがあり使用者により 駆動されるが、他方の端部はラセン状の固定バネの端部に取り付けてある。 図面の簡単な説明 本明細書の図面は自動車用のこの発明の安全ブレーキ機構を示す。図面に示す のは、 図1は、一部断面にしたこの発明の機構の上面図である。 図2は、工場から直接供給されたようなこの発明の機構の横断面図である。 図3は、制御ケーブルの被覆された部分の長さが最初に調整されているこの発 明の機構の横断面図である。 図4は、ブレーキ位置におけるブレーキ・レバーを伴うこの発明の機構の横断 面図である。 図5は、休止位置におけるブレーキ・レバーを伴うこの発明の機構の横断面図 である。 である。 実施例の詳細な説明 この発明の安全ブレーキ機構の実施例に従う説明は図1と2を参照するが、保 持図3〜5はこの機構の動作モードに示すので、図3〜5は前記動作を示す参照 符号のみを示す。 このブレーキ機構には、支持体1,ブレーキ・レバー2,自己制御装置3,自 己調整装置4と固定装置5がある。 支持体1には乗物の構造体8に固定する二つの延長部7を備えた板6がある。 ブレーキ・レバー2と板6は、旋回ピン9によりブレーキ・レバー2が図2で記 号に示す両方向に旋回できるように取り付けられている。 自己調整装置3には中間体10,牽引体11,ラセン状の牽引バネ12,ラセ ン状のロックバネ13があり、これ等は全て旋回ピン9に関して同軸に組み込ま れている。図1は中間体10がどのように支持体1の板6の中にある六角断面の 対応する穴15で滑りばめに結合している六角断面の第一部分14と、円筒状の 第二部分16とを有するのかを示し、これ等全ては、中間体10が旋回ピン9の スリーブとして働き、前記結合が中間体10を歯車レバー2の旋回ピン9の周り に回転することを防止するように設計されている。牽引体11は一般的に円筒状 の形状であって、支持体2の板6とは反対にある牽引端部17とロック端部18 を有するが、牽引体は図2にとして記入されている両方向に旋回する。牽 引端部17にはラセン状の牽引バネ12を入れるように設計された空洞55があ り、このバネの一方の端部、つまり内部端部19は、中間体10の六角部分14 に固定されているが、他方の端部、つまり外部端部20は図2でとして示す方 向に牽引体11を旋回させるように、捩じり状態で働くラセン状の牽引バネ12 と共に牽引体11に固定されている。捩じり状態で働き、弾性作用によりロック 端部18や牽引体11に押圧作用を行うラセン状のロックバネ13は、ピン22 でブレーキ・レバー2に固定されているロックバネ13の一端、つまり参照符号 21を付けた端部と共にロック端部18に同軸に組み込まれている。他端、つま り参照符号23を付けた端部は半径方向に延びている。牽引端部17の周囲には 、溝付きの半径方向の延長部24があり、その一端、つまり内部端部25には鋼 鉄ケーブル28の一端27に固定された端末26が結合している。このケーブル 28は、安全ブレーキ機構に結合する乗物のホィールのブレーキ・シューあるい はキャリパーを動作させる機構にこの発明の安全ブレーキ機構を結合させる。 図1は、自己調整装置4がどのようにブレーキ・レバー2の上、支持体1の板 6の上、および牽引体11の溝付きの半径方向の延長部24の上にそれぞれ穴2 9,30と31を介してあるのかを、およびハンドル33を備えた固定ピンを示 す。これ等の全ては、ブレーキ・レバー2が図1に示す休止位置にある時、ピン 32が前記穴29,30と31を貫通し、牽引体11を動かないようにするよう に設計されている。 固定装置5には固定歯34,ピン35,互いに同軸の固定体36とラセン状の 固定バネ37および制御装置38がある。固定歯34は支持体1の板6の周辺上 にあり、これを周辺円弧と記す。ピン35はブレーキ・レバー2に固定され、旋 回ピン9に平行に延びている。固定体36は一般的に円箇形状であり、支持体1 の板6と保持端部40に関して共通面式に嵌め込まれたクラウン・ホィール39 を有し、固定体36は図2でとして記入した両方向に旋回できる。クラウ ン・ホィール39は、ブレーキ・レバー2が方向またはに旋回する間に固定 体36が自分自身とブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りを旋回するように、 板6の固定歯34に結合している。捩じり状態で動作し、弾性作用により保持端 部40と固定体36に押圧作用を与えるラセン状の固定バネ37はピン42でブ レーキ・レバー2に固定されている固定バネ37の一方の端部、つまり参照符号 41を付けた端部と共に保持端部40に同軸状に組み込まれている。他方の端部 、つまり参照符号43を付けた端部は接線方向に延びている。制御装置38には 固定バネ37の接線方向端部43上の一方の端部、内部端部45により休止する 作動棒44がある。他方の端部、外部端部46には使用者が操作する制御ボタン 47があり、前記棒はその周りに反発バネ48を同軸に嵌め込んでいる。このバ ネ48は常時圧縮の下で仕切り板50に対して休止する一方の端部、つまり内部 端部49に作用し、他方の端部、つまり外部端部51は棒44からの突出部52 に 対して休止する。更に、棒44にはストッパー53と案内支持部54があり、こ れ等は全て動作棒44が図2でとして記入されている方向に移動するよう に設計されている。 実施例として説明したこの発明の安全ブレーキ機構は、図2に示すように工場 から直接供給されたものである。この条件では、レバー・アーム2が休止位置に あり、固定バネ37は固定体36の保持端部40に押圧作用を加え、ピン35の 周りに固定体が回転することを防止するので、ブレーキ・レバー2は動かなくな っている。ロックバネ13の半径方向の内部端部23は、ロックバネ13が牽引 体11のロック端部18への押圧作用のトルクとは反対の方向のトルクを受ける ように、支持体1の板6に固定されているストッパー54で休止する。従って、 牽引体11はブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りに回転できる。ラセン状の 牽引バネ12は全体的に圧縮されている。保持ピン32は、ブレーキ・レバー2 ,支持体1の板6および牽引体11のそれぞれの貫通穴29,30と31を通過 するように位置決めされ、これ等の部材を互いに動かないようにしている。 安全ブレーキ機構を自動車に組み込み、つまり、この機構を支持体1を介して 乗物に固定し、鋼鉄ケーブル28の端部(図示せず)を安全ブレーキに結合する ホィールのブレーキ・シューもしくはキャリパーに結合して、この発明の安全ブ レーキ機構の操作を以下に説明する。 先ず、鋼鉄ケーブル28の被覆された部分(図示せず)の長さを初めに調整す る。その後、図3に示すような状況で、固定ピン32を穴29,30と31から 単に引き出す必要がある。ブレーキ・レバー2は固定体36がピン35の周りを 旋回させない固定バネ37の押圧作用により動かないように維持されている。そ の結果、ラセン状の牽引バネ12で駆動されて、牽引体はとして記入された方 向に旋回し、鋼鉄ケーブル28を牽引させ、前記旋回は鋼鉄ケーブル28の前記 被覆された部分(図示せず)の反作用によりラセン状のバネ12の牽引作用が無 くなるまで続き、調整した前記被覆された部分の長さを維持し、安全ブレーキ機 構を想定されている使用条件に維持する。 ブレーキ・レバー2の休止位置からブレーキ位置への動きは、ブレーキ・レバ ー2を押しての方向に旋回させると同時に、制御ボタン47から符号の方向 に押すことをただ要求するだけである。この状況では、作動棒44が内部端部4 5により保持端部40に作用する押圧のトルクとは反対の方向のトルクを固定バ ネ37に与える。その結果、固定体36はピン35の周りに、またブレーキ・レ バー2の旋回ピン9の周りに回転し、支持体1の板6の固定歯34に嵌まる。ブ レーキ・レバー2が符号の方向に旋回し始めると、ストッパー54はロックバ ネ13の半径方向の内部端部23に作用を与えることをやめる。その結果、弾性 作用によりロックバネ13はロック端部18と牽引体11に圧力を加え、牽引体 11はブレーキ・レバー2に取り付けてあり、旋回ピン9の周りに一緒に旋回す るので、鋼鉄ケーブルに牽引を与える。そして、ブレーキ・レバーが図4に示す ブレーキ位置に達すると、つまり制御ボタン47の圧力がなくなると、コイルバ ネ48の弾性作用は作動棒を参照符号を付けた方向に移動させ、固定バネ37 の端部43上の内部端部45の作用が止まる。その結果、弾性的な作用により、 固定バネ37は保持端部40に押圧力を与え、固定体36に与える。この固定体 を動かないようにし、ブレーキ・レバー2の旋回を防止し、鋼鉄ケーブル28の 牽引力で乗物を制動状態にしている。 ブレーキ・レバー2が図4に示すブレーキ位置から図5に示す休止位置に動く には、制御ボタン47を符号を付けた方向に押圧することが要求される。他方 、ブレーキ・レバー2は符号を付けた方向に押圧される。この状況では、作動 棒44とその内部端部45が上で説明したように固定バネ37に作用するので、 固定体37はピン35の周り、およびブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りに 回転し、固定歯34に嵌合する。ブレーキ・レバー2がブレーキ位置から休止位 置に旋回する間に、ロックバネ13は牽引体11に押圧作用を維持している。こ れは、ブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りに回転して、ブレーキ・レバーに 当たっているようになっている。その結果、鋼鉄ケーブル28にはブレーキ・シ ューまたはキャリパーの前記駆動機構が作用する。ブレーキ・レバー2が図5に 示す休止位置に来て、制御ボタン47への作用が無くなると、安全ブレーキ機構 は説明した初期の使用条件に戻る。つまり、作動棒44の内部端部45の固定バ ネ37の端部43への動作が無くなると、このバネは固定体36の保持端部40 に押圧作用を及ぼして、この固定体を動かなくする。そして、ストッパー54は ロ ックバネ13の端部23にその作用を及ぼし、牽引体11を解放し、この牽引体 は、ラセン状の牽引バネ12により駆動されて符号で示す方向に回転し、鋼鉄 ケーブル28に牽引を与え、その結果、鋼鉄ケーブル28の被覆された部分の長 さを自動的に調整するので、前記ブレーキ・シューとキャリパーの磨耗を補償で きる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月23日(1999.4.23) 【補正内容】 明細書 自動車用の安全ブレーキ機構 発明の技術分野 この発明の目的は、駐車する時に乗物を動かないようにするため、通常使用さ れる非常ブレーキとして知られている安全ブレーキのタイプである自動車用の安 全ブレーキ機構である。この発明の安全ブレーキ機構は、自己調整装置と、自己 制御装置と、使用者が操作する間にブレーキ・レバーで達成される位置を固定す る装置とが装備されているブレーキ・レバーで構成されている。自己調整装置は 制御ケーブルの鋼鉄ケーブルの被覆された部分の長さを最初に調整するためにあ り、このケーブルはこの発明のブレーキ機構を安全ブレーキ機構に連結されたホ ィールのブレーキ手段を動作させる機構に結び付けている。そのような調整は前 記機構の配置に関して工場から直接供給されたような特別な乗物の各々にある許 容公差をなくす目的を持っている。そして、自己制御装置は鋼鉄ケーブルの前記 被覆された部分の恒久的で自動的な調整のためにあり、これはブレーキ部材の磨 耗を補償するためにあるので、考えられる安全ブレーキ・サービス条件を維持す る。 発明の背景 構造体が乗物の運転室に組み込まれていて、使用者により操作されるレーバー を含む安全ブレーキ機構の周知の具体例の中では、つまり、手で行うにしろペダ ルで行うにしろ、自己調整装置、自己制御装置および、使用者が操作する時、レ バーの静止位置あるいはブレーキ位置を固定する装置の中では、特にスペイン特 許出願第P9501758号明細書、欧州特許出願第96923987.0(E P0792781A号明細書)に開示されている装置を注目すべきである。 特許文献PCT/ES96/00149に記載されている安全ブレーキ機構は 、実質上以下に詳しく説明する部材で構成されている。乗物の構造体に固定され ていて、保持歯を設けた支持体;この支持体上で旋回するためのピンにより取り 付けれていて、二つの位置、つまり休止位置とブレーキ位置の間で旋回するブレ ー キ・レバー;ブレーキ・レバーに固定されたレバーから成り、使用者により操作 される制御装置に結合する一方のアームと、ブレーキ・レバーの位置を固定する ため支持体の保持歯に嵌まる保持部分を有する他方のアームとがあるラチェット ;ブレーキ・レバーの旋回ピンに取り付けられている牽引体からなり、鋼鉄ケー ブルの対応する端部が固定されているものであり、牽引体が前記ピンの周りに旋 回することができ、推進体がラチェットに連結しブレーキ・レバーを操作する間 に牽引体に結合できるため、ブレーキ・レバーを旋回させると牽引体を旋回させ ることになり、牽引バネが鋼鉄ケーブルの牽引方向に旋回運動を牽引体に常に与 えるブレーキ・レバーの旋回ピンに対して同軸に組み込まれている自己制御装置 ;および、支持体と牽引体を横断し、相互に位置を固定するピンから成る自己調 整装置である。 特許文献PCT/ES96/00149号の安全ブレーキ機構の操作を以下に 説明する。自己制御装置は全体的に圧縮された引張バネと共に工場から直接供給 されている。この条件の下で、そしてこの機構を乗物に一度組み込むと、ケーブ ルの被覆された部分の長さの初期調整は、ピンを回し、鋼鉄ケーブルに牽引力を 個々の乗物に要求される程度に加えるように、牽引体の位置を固定するピンを引 き抜くことにある。前記初期調整に基づき、自己制御装置は自動的にしかも常に 全被覆された部分の長さを調整する。その終わりで、ブレーキ・レバーが休止位 置になると、引張バネが常に鋼鉄ケーブルに引張を与え、牽引体を旋回させて被 覆された部分の長さを調整するので、ブレーキ・レバーを休止位置からブレーキ 位置へ移動させると、推進体と牽引体の結合が牽引体の位置で行われ、このため 被覆されたのケーブルの部分が工場送りで設定された条件の下で動作する。ブレ ーキ・レバーのブレーキ位置を決めることは、ラチェット・レバーの保持部分を 支持体の保持歯に噛み合わせて行われるが、ブレーキ位置から休止位置への移動 はラチェット制御装置を働かせて行われる。 特開平9−24808号公報(日本特許要約書、第097巻、第005号)に は、自動車用の安全ブレーキ機構が開示されている。この機構は、支持体と、こ の支持体に連結するブレーキ・レバーと、自己制御装置と、被覆された鋼鉄ケー ブルの部分の長さに対する自己調整装置と、ブレーキ・レバーの位置を固定する 装置を有する。 一般に上に説明したタイプの安全ブレーキ機構の周知の実施態様には主要な難 点としてこの機構が多数の部品から成り、これがブレーキ機構の作製コストを相 当増加させる点にある。 発明の開示 自動車に対する新しい構造と機能の安全ブレーキ機構は、比較的少数の部品に より動作の信頼性を犠牲にすることなく、製造経費の低い安全ブレーキ機構の新 しい具体例を提供するために知られている。 自動車用のこの発明の安全ブレーキ機構は、 ・乗物の構造体に固定する手段を備えた支持体と、 ・二つの位置、休止位置とブレーキ位置の間で両方向に旋回でき、旋回ピン により支持体に取り付けられているブレーキ・レバーと、 ・安全ブレーキ機構に結合している乗物のホィールのブレーキ手段の作動機 構に安全ブレーキ機構を結合する制御ケーブルの被覆された鋼鉄ケーブル の部分の長さに対する自己制御装置および自己調整装置と、 ・ブレーキ・レバーで与えた位置を固定する装置と、 から成る。 この発明の安全ブレーキ機構の自己制御装置は、牽引体と、ラセン状の牽引バ ネと、ラセン状のロックバネとを有し、 ・牽引体が一般に円筒状で、両方向に旋回でき、支持体に対向する牽引端部 とロック端部を有し、牽引体が制御ケーブルの鋼鉄ケーブルの対応する端 部を固定して案内する手段を有し、 ・ラセン状の牽引バネが常時捩じり状態で働き、支持体に固定された一方の 端部を有し、 ・ラセン状のロックバネが常時捩じり状態で働くので、弾性的な作用により 、ブレーキ・レバーに固定された一方の端部と共に牽引体のロック端部に 押圧作用を及ぼしている。 この発明の安全ブレーキ機構は、 ・自己制御装置の牽引体、ラセン状の牽引バネおよびラセン状のロックバネ がブレーキ・レバーを回転させる旋回ピンに対して同軸状に配置され、 ・牽引体の牽引端部がラセン状の牽引バネを納めるために設計されている空 洞を有し、ラセン状のロックバネが前記牽引体のロック端部に対して同軸 に配置され、 ・ラセン状の牽引バネが鋼鉄ケーブルに牽引を与える旋回力を牽引体に常時 付与するように、ラセン状の牽引バネの一方の端部が牽引体に固定され、 ・ラセン状のロックバネの一方の端部が支持体に組み込まれた解放されてい るストッパーに結合し、 これ等の部材の全てが、 ・ブレーキ・レバーが休止位置にある時、解放されているストッパーが牽引 体のロック端部に押圧する弾性的な作用のトルクとは反対の方向に捩じり トルクを受けるラセン状のロックバネの対応する端部を押圧するので、制 御ケーブルの被覆された鋼鉄ケーブルの部分の長さを常時自動的に調整す る牽引力が牽引体を鋼鉄ケーブルの端部に作用する牽引バネの作用により 回転し、 ・ブレーキ・レバーが休止位置以外の位置にある時、解放されているストッ パーがラセン状のロックバネの端部に圧力を及ぼすことを止めるので、ロ ックバネが弾性的な作用により牽引体のロック端部に前記押圧作用を及ぼ し、牽引体が休止位置かブレーキ位置へやその逆の動きでブレーキ・レバ ーに当たっている、 ことに特徴がある。 自己調整装置は、ブレーキ・レバー上に、支持体の上に、および牽引体の上に 、それぞれ貫通穴を通して、工場から直接供給されているように、ブレーキ・レ バーが捩じりを受ける牽引バネと共に休止位置にあると、ブレーキ・レバーと牽 引体を動かないようにする保持ピンが前記穴を貫通し、これ等全ては、牽引体の 固定手段に取り付けてある制御ケーブルの鋼鉄ケーブルの対応する端部と、ブレ ーキ手段の作動機構に取り付けた鋼鉄ケーブルの他方の端部と共に、安全ブレー キ機構を乗物を組み込む時に、保持ピンを引くと牽引体が鋼鉄ケーブルに牽引を 与 えるラセン状の牽引バネの弾性的な作用により回転し、鋼鉄ケーブルの被覆され た部分の長さを最初に調整した状態に維持する。 ブレーキ・レバーの位置を決める装置は、 ・支持体上にブレーキ・レバーの旋回ピンに対して同心状に周辺円弧を描く ように配置された固定歯と、 ・ブレーキ・レバー上に、固定体が支持体の歯に合致し、常に嵌まるので、 ブレーキ・レバーを休止位置からブレーキ位置におよびその逆に旋回させ ることが、固定体が自分自身の周りと支持体の周りに旋回することにより 達成されるクラウン・ホィールを有し、両方向に旋回する能力を持つ円筒 状の固定体が同軸状に結合している旋回ピンと、 ・捩じり状態で常に作用するので、弾性的な作用により固定体に圧縮作用を 与え、ブレーキ・レバーに固定された一方の端部を有し、他方の端部が制 御装置に取り付けられている、固定体に対して同軸に組み込まれたラセン 状の固定バネと、 を有し、これ等の全てが、 ・ブレーキ・レバーが休止位置にある時には、ラセン状の固定バネの押圧作 用が固定体の旋回を防止して、ブレーキ・レバーの位置を固定し、 ・ブレーキ・レバーの休止位置からブレーキ位置への動きおよびその逆の動 きが制御装置を介して推進作用をラセン状の固定バネに与えることを必要 とし、固定バネが固定体への弾性的な押圧作用のトルクとは反対の方向に 捩じりトルクを受けるので、固定体はブレーキ・レバーの旋回により加わ る方向に旋回する、 ように設計されている。 制御装置はブレーキ・レバーの内部に組み込まれていて、駆動棒を有し、この 棒の一方の端部にブレーキ・レバーから突出した制御ボタンがあり使用者により 駆動されるが、他方の端部はラセン状の固定バネの端部に取り付けてある。 図面の簡単な説明 本明細書の図面は自動車用のこの発明の安全ブレーキ機構を示す。図面に示す のは、 図1は、一部断面にしたこの発明の機構の上面図である。 図2は、工場から直接供給されたようなこの発明の機構の横断面図である。 図3は、制御ケーブルの被覆された部分の長さが最初に調整されているこの発 明の機構の横断面図である。 図4は、ブレーキ位置におけるブレーキ・レバーを伴うこの発明の機構の横断 面図である。 図5は、休止位置におけるブレーキ・レバーを伴うこの発明の機構の横断面図 である。 である。 実施例の詳細な説明 この発明の安全ブレーキ機構の実施例に従う説明は図1と2を参照するが、保 持図3〜5はこの機構の動作モードを示すので、図3〜5には前記動作を示す参 照符号のみが示してある。 このブレーキ機構には、支持体1,ブレーキ・レバー2,自己制御装置3,自 己調整装置4と固定装置5がある。 支持体1には乗物の構造体8に固定する二つの延長部7を備えた板6がある。 ブレーキ・レバー2と板6は、旋回ピン9によりブレーキ・レバー2が図2で記 号に示す両方向に旋回できるように取り付けられている。 自己調整装置3には中間体10,牽引体11,ラセン状の牽引バネ12,ラセ ン状のロックバネ13があり、これ等は全て旋回ピン9に関して同軸に組み込ま れている。図1は中間体10がどのように支持体1の板6の中にある六角断面の 対応する穴15で滑りばめに結合している六角断面の第一部分14と、円筒状の 第二部分16とを有するのかを示し、これ等全ては、中間体10が旋回ピン9の スリーブとして働き、前記結合が中間体10を歯車レバー2の旋回ピン9の周り に回転することを防止するように設計されている。牽引体11は一般的に円筒状 の形状であって、支持体2の板6とは反対にある牽引端部17とロック端部18 を有するが、牽引体は図2にとして記入されている両方向に旋回する。牽 引端部17にはラセン状の牽引バネ12を入れるように設計された空洞55があ り、このバネの一方の端部、つまり内部端部19は、中間体10の六角部分14 に固定されているが、他方の端部、つまり外部端部20は図2でとして示す方 向に牽引体11を旋回させるように、捩じり状態で働くラセン状の牽引バネ12 と共に牽引体11に固定されている。捩じり状態で働き、弾性作用によりロック 端部18や牽引体11に押圧作用を行うラセン状のロックバネ13は、ピン22 でブレーキ・レバー2に固定されているロックバネ13の一端、つまり参照符号 21を付けた端部と共にロック端部18に同軸に組み込まれている。他端、つま り参照符号23を付けた端部は半径方向に延びている。牽引端部17の周囲には 、溝付きの半径方向の延長部24かあり、その一端、つまり内部端部25には鋼 鉄ケーブル28の一端27に固定された端末26が結合している。このケーブル 28は、安全ブレーキ機構に結合する乗物のホィールのブレーキ・シューあるい はキャリパーを動作させる機構にこの発明の安全ブレーキ機構を結合させる。 図1は、自己調整装置4がどのようにブレーキ・レバー2の上、支持体1の板 6の上、および牽引体11の溝付きの半径方向の延長部24の上にそれぞれ穴2 9,30と31を介してあるのかを、およびハンドル33を備えた固定ピンを示 す。これ等の全ては、ブレーキ・レバー2が図1に示す休止位置にある時、ピン 32が前記穴29,30と31を貫通し、牽引体11を動かないようにするよう に設計されている。 固定装置5には固定歯34,ピン35,互いに同軸の固定体36とラセン状の 固定バネ37および制御装置38がある。固定歯34は支持体1の板6の周辺上 にあり、これを周辺円弧と記す。ピン35はブレーキ・レバー2に固定され、旋 回ピン9に平行に延びている。固定体36は一般的に円筒形状であり、支持体1 の板6と保持端部40に関して共通面式に嵌め込まれたクラウン・ホィール39 を有し、固定体36は図2でとして記入した両方向に旋回できる。クラウ ン・ホィール39は、ブレーキ・レバー2が方向またはに旋回する間に固定 体36が自分自身とブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りを旋回するように、 板6の固定歯34に結合している。捩じり状態で動作し、弾性作用により保持端 部40と固定体36に押圧作用を与えるラセン状の固定バネ37はピン42でブ レーキ・レバー2に固定されている固定バネ37の一方の端部、つまり参照符号 41を付けた端部と共に保持端部40に同軸状に組み込まれている。他方の端部 、つまり参照符号43を付けた端部は接線方向に延びている。制御装置38には 固定バネ37の接線方向端部43上の一方の端部、内部端部45により休止する 作動棒44がある。他方の端部、外部端部46には使用者が操作する制御ボタン 47かあり、前記棒はその周りに反発バネ48を同軸に嵌め込んでいる。このバ ネ48は常時圧縮の下で仕切り板50に対して休止する一方の端部、つまり内部 端部49に作用し、他方の端部、つまり外部端部51は棒44からの突出部52 に対して休止する。更に、棒44にはストッパー53と案内支持部54があり、 これ等は全て動作棒44が図2でとして記入されている方向に移動するよ うに設計されている。 実施例として説明したこの発明の安全ブレーキ機構は、図2に示すように工場 から直接供給されたものである。この条件では、レバー・アーム2が休止位置に あり、固定バネ37は固定体36の保持端部40に押圧作用を加え、ピン35の 周りに固定体が回転することを防止するので、ブレーキ・レバー2は動かなくな っている。ロックバネ13の半径方向の内部端部23は、ロックバネ13が牽引 体11のロック端部18への押圧作用のトルクとは反対の方向のトルクを受ける ように、支持体1の板6に固定されているストッパー54で休止する。従って、 牽引体11はブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りに回転できる。ラセン状の 牽引バネ12は全体的に圧縮されている。保持ピン32は、ブレーキ・レバー2 ,支持体1の板6および牽引体11のそれぞれの貫通穴29,30と31を通過 するように位置決めされ、これ等の部材を互いに動かないようにしている。 安全ブレーキ機構を自動車に組み込み、つまり、この機構を支持体1を介して 乗物に固定し、鋼鉄ケーブル28の端部(図示せず)を安全ブレーキに結合する ホィールのブレーキ・シューもしくはキャリパーに結合して、この発明の安全ブ レーキ機構の操作を以下に説明する。 先ず、鋼鉄ケーブル28の被覆された部分(図示せず)の長さを初めに調整す る。その後、図3に示すような状況で、固定ピン32を穴29,30と31から 単に引き出す必要がある。ブレーキ・レバー2は固定体36がピン35の周りを 旋回させない固定バネ37の押圧作用により動かないように維持されている。そ の結果、ラセン状の牽引バネ12で駆動されて、牽引体はとして記入された方 向に旋回し、鋼鉄ケーブル28を牽引させ、前記旋回は鋼鉄ケーブル28の前記 被覆された部分(図示せず)の反作用によりラセン状のバネ12の牽引作用が無 くなるまで続き、調整した前記被覆された部分の長さを維持し、安全ブレーキ機 構を想定されている使用条件に維持する。 ブレーキ・レバー2の休止位置からブレーキ位置への動きは、ブレーキ・レバ ー2を押しての方向に旋回させると同時に制御ボタン47から符号の方向に 押すことをただ要求するだけである。この状況では、作動棒44が内部端部45 により保持端部40に作用する押圧のトルクとは反対の方向のトルクを固定バネ 37に与える。その結果、固定体36はピン35の周りに、またブレーキ・レバ ー2の旋回ピン9の周りに回転し、支持体1の板6の固定歯34に嵌まる。ブレ ーキ・レバー2が符号の方向に旋回し始めると、ストッパー54はロックバネ 13の半径方向の内部端部23に作用を与えることをやめる。その結果、弾性作 用によりロックバネ13はロック端部18と牽引体11に圧力を加え、牽引体1 1はブレーキ・レバー2に取り付けてあり、旋回ピン9の周りに一緒に旋回する ので、鋼鉄ケーブルに牽引を与える。そして、ブレーキ・レバーが図4に示すブ レーキ位置に達すると、つまり制御ボタン47の圧力がなくなると、コイルバネ 48の弾性作用は作動棒を参照符号を付けた方向に移動させ、固定バネ37の 端部43上の内部端部45の作用が止まる。その結果、弾性的な作用により、固 定バネ37は保持端部40に押圧力を与え、固定体36に与える。この固定体を 動かないようにし、ブレーキ・レバー2の旋回を防止し、鋼鉄ケーブル28の牽 引力で乗物を制動状態にしている。 ブレーキ・レバー2が図4に示すブレーキ位置から図5に示す休止位置に動く には、制御ボタン47を符号を付けた方向に押圧することが要求される。他方 、ブレーキ・レバー2は符号を付けた方向に押圧される。この状況では、作動 棒44とその内部端部45が上で説明したように固定バネ37に作用するので、 固定体37はピン35の周り、およびブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りに 回 転し、固定歯34に嵌合する。ブレーキ・レバー2がブレーキ位置から休止位置 に旋回する間に、ロックバネ13は牽引体11に押圧作用を維持している。これ は、ブレーキ・レバー2の旋回ピン9の周りに回転して、ブレーキ・レバーに当 たっているようになっている。その結果、鋼鉄ケーブル28にはブレーキ・シュ ーまたはキャリパーの前記駆動機構が作用する。ブレーキ・レバー2が図5に示 す休止位置に来て、制御ボタン47への作用が無くなると、安全ブレーキ機構は 説明した初期の使用条件に戻る。つまり、作動棒44の内部端部45の固定バネ 37の端部43への動作が無くなると、このバネは固定体36の保持端部40に 押圧作用を及ぼして、この固定体を動かなくする。そして、ストッパー54はロ ックバネ13の端部23にその作用を及ぼし、牽引体11を解放し、この牽引体 は、ラセン状の牽引バネ12により駆動されて符号で示す方向に回転し、鋼鉄 ケーブル28に牽引を与え、その結果、鋼鉄ケーブル28の被覆された部分の長 さを自動的に調整するので、前記ブレーキ・シューとキャリパーの磨耗を補償で きる。 請求の範囲 1.・乗物の構造体(8)に固定する手段(7)を備えた支持体(1)と、 ・二つの位置、休止位置とブレーキ位置の間で両方向に旋回でき、旋回ピン (9)により支持体(1)に取り付けられているブレーキ・レバー(2) と、 ・安全ブレーキ機構に結合している乗物のホィールのブレーキ手段の作動機 構に安全ブレーキ機構を結合する制御ケーブルの被覆された鋼鉄ケーブル (28)の部分の長さに対する自己制御装置(3)および自己調整装置( 4)と、 ・ブレーキ・レバー(2)で与える位置を固定する装置(5)と、 があり、 ・自己制御装置(3)が牽引体(11),ラセン状の牽引バネ(12)およ びラセン状のロックバネ(13)を有し、 ・牽引体(11)が一般に円筒状で、両方向に旋回でき、支持体(1)に対 向する牽引端部(17)とロック端部(18)を有し、牽引体(11)が 制御ケーブルの鋼鉄ケーブル(28)の対応する端部(27)を固定して 案内する手段を有し、 ・ラセン状の牽引バネ(12)が常時捩じり状態で働き、支持体(1)に固 定された一方の端部(19)を有し、 ・ラセン状のロックバネ(13)が常時捩じり状態で働くので、弾性的な作 用により、ブレーキ・レバー(2)に固定された一方の端部(21)と共 に牽引体(11)のロック端部(18)に押圧作用を及ぼす、 自動車用の安全ブレーキ機構において、 ・自己制御装置の牽引体(11),ラセン状の牽引バネ(12)およびラセ ン状のロックバネ(13)がブレーキ・レバー(2)を回転させる旋回ピ ン(9)に関して同軸状に配置され、 ・牽引体(11)の牽引端部(17)がラセン状の牽引バネ(12)を入れ るために設計されている空洞(55)を有し、ラセン状のロックバネ(1 3)が前記牽引体(11)のロック端部(18)に対して同軸状に配置さ れていて、 ・ラセン状の牽引バネ(12)が鋼鉄ケーブル(28)に牽引を与える旋回 力を牽引体(11)に常時与えるように、ラセン状の牽引バネ(12)の 一方の端部を牽引体(11)に固定し、 ・ラセン状のロックバネ(13)の一方の端部が支持体(1)に組み込まれ た解放されているストッパー(54)に結合していて、 これ等の部材の全てが、 ・ブレーキ・レバー(2)が休止位置にある時、解放されているストッパー (54)が牽引体(11)のロック端部(18)に押圧する弾性的な作用 のトルクとは反対の方向に捩じりトルクを受けるラセン状のロックバネ( 13)の対応する端部(23)を押圧するので、制御ケーブルの被覆され た鋼鉄ケーブルの部分の長さを常時自動的に調整する牽引力が牽引体を鋼 鉄ケーブル(28)の端部(27)に作用する牽引バネ(12)の作用に より回転し、 ・ブレーキ・レバー(2)が休止位置以外の位置にある時、解放されている ストッパー(54)がラセン状のロックバネ(13)の端部(23)に圧 力を及ぼすことを止めるので、ロックバネが弾性的な作用により牽引体( 11)のロック端部(18)に前記押圧作用を及ぼし、牽引体が休止位置 かブレーキ位置へやその逆の動きでブレーキ・レバー(2)に当たってい る、 ように設計されていることを特徴とする安全ブレーキ機構。 2.自己調整装置(4)は、ブレーキ・レバー(2)上に、支持体(1)の上に 、および牽引体(11)の上に、それぞれ貫通穴(29,30,31)を通 して、工場から直接供給されているように、ブレーキ・レバー(2)が捩じ りを受ける牽引バネ(12)と共に休止位置にあると、ブレーキ・レバー( 2)と牽引体(12)を動かなくする保持ピン(32)が前記穴(29,3 0,31)を貫通し、これ等全ては、牽引体(11)の固定手段に取り付け てある制御ケーブルの鋼鉄ケーブル(28)の対応する端部(27)と、ブ レーキ手段の作動機構に取り付けた鋼鉄ケーブル(28)の他方の端部と共 に、安全ブレーキ機構を乗物を組み込む時に、保持ピン(32)を引くと牽 引体(11)が鋼鉄ケーブル(28)に牽引を与えるラセン状の牽引バネ( 12)の弾性的な作用により回転し、鋼鉄ケーブルの被覆された部分の長さ を最初に調整した状態に維持することを特徴とする請求項1に記載の安全ブ レーキ機構。 3.ブレーキ・レバー(2)の位置を固定する装置(5)は、 ・支持体(1)上にブレーキ・レバー(2)の旋回ピン(9)に対して同心 状に周辺円弧を描くように配置された固定歯(34)と、 ・ブレーキ・レバー(2)上に、固定体(36)が支持体(1)の歯(34 )に合致し、常に嵌まるので、ブレーキ・レバー(2)を休止位置からブ レーキ位置におよびその逆に旋回させることが、固定体(36)が自分自 身の周りと支持体(1)の周りに旋回することにより達成されるクラウン ・ホィール(39)を有し、両方向に旋回する能力を持つ円箇状の固定体 (36)が同軸状に結合している旋回ピン(35)と、 ・捩じり状態で常に作用するので、弾性的な作用により固定体(36)に圧 縮作用を与え、ブレーキ・レバー(2)に固定された一方の端部(41) を有し、他方の端部(43)が制御装置(38)に取り付けられている、 固定体(36)に対して同軸に組み込まれたラセン状の固定バネ(37) と、 を有し、これ等の全てが、 ・ブレーキ・レバー(2)が休止位置にある時には、ラセン状の固定バネ( 37)の押圧作用が固定体(36)の旋回を防止して、ブレーキ・レバー (2)の位置を固定し、 ・ブレーキ・レバー(2)の休止位置からブレーキ位置への動きおよびその 逆の動きが制御装置(38)を介して推進作用をラセン状の固定バネ(3 7)に与えることを必要とし、固定バネが固定体(36)への弾性的な押 圧作用のトルクとは反対の方向に捩じりトルクを受けるので、固定体はブ レーキ・レバー(2)の旋回により加わる方向に旋回する、 ように設計されていることを特徴とする請求項1または2に記載の安全ブレ ーキ機構。 4.制御装置(38)はブレーキ・レバー(2)の内部に組み込まれ、作動捧( 44)を有し、この棒の一方の端部(46)にブレーキ・レバー(2)から 突出し使用者により操作される制御ボタン(47)があり、他方の端部はラ セン状の固定バネ(37)の端部(43)に取り付けてあることを特徴とす る請求項1〜3の何れか1項に記載の安全ブレーキ機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.・乗物の構造体(8)に固定する手段(7)を備えた支持体(1)と、 ・二つの位置、休止位置とブレーキ位置の間で両方向に旋回でき、旋回ピン (9)により支持体(1)に取り付けられているブレーキ・レバー(2) と、 ・安全ブレーキ機構に結合している乗物のホィールのブレーキ手段の作動機 構に安全ブレーキ機構を結合する制御ケーブルの被覆された鋼鉄ケーブル (28)の部分の長さに対する自己制御装置(3)および自己調整装置( 4)と、 ・ブレーキ・レバー(2)で与えられる位置を固定する装置(5)と、 を含む、自動車用の安全ブレーキ機構において、 自己制御装置(3)には牽引体(11),ラセン状の牽引バネ(12)お よびラセン状のロックバネ(13)があり、これ等全てがブレーキ・レバー (2)の旋回ピンに対して同軸状に配置され、 ・牽引体(11)が一般に円筒状で、両方向に旋回でき、支持体(1)に対 向する牽引端部(17)とロック端部(18)を有し、牽引端部(17) がラセン状の牽引バネ(12)を納めるために設計されている空洞(55 )を有し、ロック端部(18)がラセン状のロックバネ(13)に対して 同軸状の延びていて、牽引体(11)が制御ケーブルの鋼鉄ケーブル(2 8)の対応する端部(27)を固定して案内する手段を有し、 ・ラセン状の牽引バネ(12)が常時捩じり状態で働き、支持体(1)に固 定された一方の端部(19)を有し、他方の端部(20)が鋼鉄ケーブル (28)を牽引させる旋回力を常時牽引体(11)に与えるように、牽引 体(11)に固定され、 ・ラセン状のロックバネ(13)が常時捩じり状態で働くので、弾性的な作 用により、ブレーキ・レバー(2)に固定された一方の端部(21)と共 に牽引体(11)のロック端部(18)に押圧作用を及ぼし、他方の端部 (23)が支持体(1)の上に組み込まれた解放されているストッパー( 54)に取り付けてあり、 これ等の部材の全ては、 ・ブレーキ・レバー(2)が休止位置にある時、解放されているストッパー (54)が牽引体(11)のロック端部(18)に押圧する弾性的な作用 のトルクとは反対の方向に捩じりトルクを受けるラセン状のロックバネ( 13)の対応する端部(23)を押圧するので、制御ケーブルの被覆され た鋼鉄ケーブルの部分の長さを常時自動的に調整する牽引力が牽引体を鋼 鉄ケーブル(28)の端部(27)に作用する牽引バネ(12)の作用に より回転し、 ・ブレーキ・レバー(2)が休止位置以外の位置にある時、解放されている ストッパー(54)がラセン状のロックバネ(13)の端部(23)に圧 力を及ぼすことを止めるので、ロックバネが弾性的な作用により牽引体( 11)のロック端部(18)に前記押圧作用を及ぼし、牽引体が休止位置 かブレーキ位置への動きやその逆の動きでブレーキ・レバー(2)に当た っている、 ように設計されていることを特徴とする安全ブレーキ機構。 2.自己調整装置(4)は、ブレーキ・レバー(2)上に、支持体(1)の上に 、および牽引体(11)の上に、それぞれ貫通穴(29,30,31)を通 して、工場から直接供給されているように、ブレーキ・レバー(2)が捩じ りを受ける牽引バネ(12)と共に休止位置にあると、ブレーキ・レバー( 2)と牽引体(12)を動かないようにする保持ピン(32)が前記穴(2 9,30,31)を貫通し、これ等全ては、牽引体(11)の固定手段に取 り付けてある制御ケーブルの鋼鉄ケーブル(28)の対応する端部(27) と、ブレーキ手段の作動機構に取り付けた鋼鉄ケーブル(28)の他方の端 部と共に、安全ブレーキ機構を乗物を組み込む時に、保持ピン(32)を引 くと牽引体(11)が鋼鉄ケーブル(28)に牽引を与えるラセン状の牽引 バネ(12)の弾性的な作用により回転し、鋼鉄ケーブルの被覆された部分 の長さを最初に調整した状態に維持することを特徴とする請求項1に記載の 安全ブレーキ機構。 3.ブレーキ・レバー(2)の位置を固定する装置(5)は、 ・支持体(1)上にブレーキ・レバー(2)の旋回ピン(9)に対して同心 状に周辺円弧を描くように配置された固定歯(34)と、 ・ブレーキ・レバー(2)上に、固定体(36)が支持体(1)の歯(34 )に合致し、常に嵌まるので、ブレーキ・レバー(2)を休止位置からブ レーキ位置におよびその逆に旋回させることが、固定体(36)が自分自 身の周りと支持体(1)の周りに旋回することにより達成されるクラウン ・ホィール(39)を有し、両方向に旋回する能力を持つ円筒状の固定体 (36)が同軸状に結合している旋回ピン(35)と、 ・捩じり状態で常に作用するので、弾性的な作用により固定体(36)に圧 縮作用を与え、ブレーキ・レバー(2)に固定された一方の端部(41) を有し、他方の端部(43)が制御装置(38)に取り付けられている、 固定体(36)に対して同軸に組み込まれたラセン状の固定バネ(37) と、 を有し、これ等の全てが、 ・ブレーキ・レバー(2)が休止位置にある時には、ラセン状の固定バネ( 37)の押圧作用が固定体(36)の旋回を防止して、ブレーキ・レバー (2)の位置を固定し、 ・ブレーキ・レバー(2)の休止位置からブレーキ位置への動きおよびその 逆の動きが制御装置(38)を介して推進作用をラセン状の固定バネ(3 7)に与えることを必要とし、固定バネが固定体(36)への弾性的な押 圧作用のトルクとは反対の方向に捩じりトルクを受けるので、固定体はブ レーキ・レバー(2)の旋回により加わる方向に旋回する、 ように設計されていることを特徴とする請求項1または2に記載の安全ブレ ーキ機構。 4.制御装置(38)はブレーキ・レバー(2)の内部に組み込まれ、作動棒( 44)を有し、この棒の一方の端部(46)にブレーキ・レバー(2)から 突出し使用者により操作される制御ボタン(47)があり、他方の端部はラ セン状の固定バネ(37)の端部(43)に取り付けてあることを特徴とす る請求項1〜3の何れか1項に記載の安全ブレーキ機構。
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