JP2001526383A - トロイダルミラー付きの反射分光光度装置 - Google Patents

トロイダルミラー付きの反射分光光度装置

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JP2001526383A JP2000524633A JP2000524633A JP2001526383A JP 2001526383 A JP2001526383 A JP 2001526383A JP 2000524633 A JP2000524633 A JP 2000524633A JP 2000524633 A JP2000524633 A JP 2000524633A JP 2001526383 A JP2001526383 A JP 2001526383A
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バーマン、デイル
ラーヒム フォロウヒ、アブダル
ジェイ. マンデラ、マイケル
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エヌ アンド ケイ テクノロジー インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 装置は、任意の数の薄膜を有するサンプル(16)を特徴付けるための反射分光光度法を使用する。この装置は、光学リレー内に2つのトロイダルミラー(33,34)を使用して、サンプル(16)によって反射された光を分光光度計(26)に向ける。次に、コンピュータがこの反射スペクトルを分析して、サンプル(16)の光学特性を特徴付ける。光学リレーは、サンプル(16)からの反射角に範囲を付けることができ、また色収差がない。色収差以外の収差を最小にするように、光学リレーを配置することもできる。サンプル(16)を移動可能なステージ(14)に設置して、サンプル(16)の種々の部位を特徴付けることができる。さらに、デフレクタ(24)およびビューアー(28)を使用して、この装置のオペレータは検討中のサンプル(16)の部位を観察することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連する出願データ 本願は、1997年12月9日に出願した同時係属の米国特許出願第08/987,9
07号、および1998年5月15日に出願した、「トロイダルミラー付きの反射
分光光度装置(Reflectance Spectrophotometric Apparatus with Toroidal Mir
rors)」という名称の関連する一部継続出願の優先権を主張する。
【0002】 発明の分野 本発明は一般に、材料の光学特性の特徴付けおよび薄膜の厚さと光学定数nお
よびkの決定に関し、特に、薄膜を特徴付けるために反射分光光度法を使用する
色収差がない装置に関する。
【0003】 背景 薄膜技術における最近の進歩によって、薄膜の特性を正確に測定することがま
すます重要になってきた。関心のある薄膜特性には、以下の項目が含まれる。 ・厚さ、d ・屈折率、n ・吸光係数、k ・エネルギーバンドギャップ、Eg ・界面粗さ、σ
【0004】 屈折率nおよび吸光係数kは、含まれるフォトンのエネルギーEに依存する。
すなわち、 n = n(E) および k = k(E) である。屈折率n(E)は、どれだけ光が材
料によって回折されるかを示している。同じ材料においては、n(E)は材料の密度
と共に増減する。吸光係数k(E)は、光の吸収に関する。吸光係数が大きな材料は
、吸光係数が小さな材料よりもより多くの光を吸収する。透明な材料は、可視光
の範囲では吸光係数はゼロである。エネルギーバンドギャップEgは、価電子帯か
ら伝導帯への直接的な電子項遷移に必要な最小なフォトンエネルギーを表す。す
なわち、 E < Eg の場合、直接的な電子項遷移による光の吸収はゼロである。
【0005】 一般に、上述した量を決定することは、非自明な問題である。フィルムのn(E)
スペクトルおよび k(E) スペクトルを直接測定することはできないため、光学測
定から推論しなければならない。Fo rouhi および Bloomerによる米国特許第4,9
05,170 号は、フィルムの反射スペクトルからこれらのスペクトルを決定するた めの方法を開示している。それらの方法には、光をフィルムに照射して、反射さ
れて戻る光の量を観察することが含まれる。反射スペクトルR(E)は、光の入射輝
度に対する反射輝度の比として定義される。R(E)は、フィルムの厚さd、フィル
ムの屈折率および吸光係数nf (E)およびkf (E)、基板のns (E)およびks (E)、フ
ィルムのバンドギャップエネルギー Eg 、およびフィルムの上部と下部の両方の
界面粗さσ1 およびσ2 だけでなく、フィルムへの光の入射角θにも依存する。
すべてのフィルムの特性を決定するためには、光学測定R(E)を固有のコンポーネ
ントd、nf (E)、kf (E)、ns (E)、ks (E)、σ1 およびσ2 にデコンボリュート
する必要がある。
【0006】 Forouhi および Bloomerによる前述の特許は、界面粗さについてのパラメータ
で表示したモデルと共に、光学定数n(E)およびk(E)に対する定式化を、基板上の
フィルムに関するフレネル係数に組み入れて、理論的な反射率、すなわち、 Rtheory = Rtheory (E, θ, d, nf (E), kf (E), ns (E)、ks (E), Eg 1 ,
σ2 ) を説明するアルゴリズムを作成している。
【0007】 理論的な反射率について結果として生じた方程式を、広帯域の反射率の実際の
測定値と比較することによって、薄膜特性についての必要なパラメータd, nf (E
), kf (E), Eg , σ1 およびσ2 を決定できる。
【0008】 反射率R(E)を測定するためには、光を光源によって発生させて、サンプルによ
って分光光度計に向けて反射させる必要がある。一般的には、レンズを使用して
、光を光源からサンプルに、またサンプルから分光光度計に向ける光学リレーを
作る。(光学リレーは、あるポイントにおいて別のポイントの光源からイメージ
を作るディバイスである。)コーティングの製作に使用される多くの異なる材料
には、紫外から赤外にわたる範囲の特性反射ピークがある。このため、サンプル
の反射スペクトルは、約190 nmから1100 nm の範囲の波長を測定する必要がある
。残念なことに、この高範囲にわたる波長に対して、単体レンズはかなりの量の
色収差を示す、すなわち、焦点距離は一般にスペクトルの一方の端部から他方の
端部まで約20%変化する。このため、レンズを使用するどのような光学リレー
も、いくつかの波長においては他の波長におけるよりも効率的である。このこと
は、測定されたスペクトルはゆがめられることを意味する。
【0009】 Hopkins と Willis の米国特許第4,784,487 号は、この色収差をアパーチャを
巧みに使用することによって部分的に補償する分光光度測定用の光学リレーを説
明している。現在の状況では、このリレーには2つの問題点がある。第1は、リ
レーは反射測定ではなく透過測定用に開発されたことである。しかしながら、例
えリレーを反射測定用に適合しても、まだ小さなミスアライメントに対して極め
て敏感である。これは、サンプルによって反射された光ビームが分光光度計の入
射スリットに集束される場合、分光光度計に入射する光束は色については均一で
はなく、例えば、中心では赤であり、端部に向かって青になる。ミスアライメン
トが起こると、入射ビームは正確に入射スリットの中心には位置せずに、測定さ
れた光の輝度が増加するばかりでなく、青の赤に対する相対的な比が変化する。
このことは、この方法が反射スペクトルのすべての部分を等しく正確に測定する
ことに依存しているため、薄膜の特性を決定する上述した方法に対しては大打撃
である。従って、小さな避けることができないミスアライメントによって、間違
った薄膜の特徴付けを行ってしまうことになる。
【0010】 図1は、材料の反射率R(E)を決定するための従来技術の装置を示す。この装置
は、Coatesによる米国特許第5,045,704 号およびカリフォルニア州、サニーベー
ル(Sunnyvale)のNanometrics Incorporatedから入手できる文献の中で説明され
ている。この装置は色収差の影響を受けない、その理由は、この装置が光源から
サンプルへ、またサンプルから分光光度計へ光を向けるために、レンズではなく
ミラーを使用しているためである。しかしながら、この装置には多くの弱点があ
る。この装置はビームスプリッタを使用していて、分光光度計に入射する光の輝
度は、ビームスプリッタを使用しない装置が得ることができる輝度のほぼ1/4
である。さらに、必要な範囲の波長を通じて効率的に動作するビームスプリッタ
を得ることは、困難である。
【0011】 図1の装置においては、ビューイング光学素子が含まれていて、測定する薄膜
の領域を目視的に検査できる。しかしながら、観察するイメージは、分光光度計
の入射アパーチャを取り巻く表面上に投影されたイメージである。このイメージ
の直径は 500ミクロンのオーダであり、このスケールではたいていの表面は著し
く粗い。従って、このイメージの外観は粒状である。
【0012】 さらに、図1の装置を使用する場合、分光光度計によって受光されるサンプル
からの光の反射角を変えることは困難である。ほぼゼロ゜の反射角では、反射率
Rの方程式はもっと大きな角度におけるものよりも簡単であり、このため、光学
特性の計算はより容易である。しかしながら、いくつかの異なる角度において反
射率Rが測定される場合、分析するためのより多くの情報が得られる。このため
、反射角の範囲が薄膜分析のために得られた情報を最適化するために調整される
ように、動作可能な光学リレーを使用することが好ましい。
【0013】 材料の特性を決定するために使用される、反射分光光度法を使用する装置にお
いては、材料から反射された光は、収差が最小の光学リレーによって分光光度計
に向けられることが好ましい。第1に、前述したように、正確な測定を行うため
には、色収差を取り除くことが重要である。しかしながら、レンズやミラーには
、色収差でない別の収差も同じように含まれる。これらの収差には、球面収差、
コマ収差、非点収差、視野の曲率、およびゆがみが含まれる。すべてのレンズや
ミラーは、例え完全に機械加工されていても、ある程度これらの収差の影響を受
ける。これらの収差が存在することによって、レンズまたはミラーの性質につい
て基本的な制約が示される。この制約は、入門的なテキストの基本的な近似にお
いては無視される。関心のある薄膜が集積回路などのパターンを含むことが多い
ので、反射分光光度装置が、直径が50ミクロンのオーダの、薄膜の小さい領域を
、できるだけ少ない収差で分光光度計にイメージ形成できることが好ましい。こ
の装置がイメージ形成光学素子に対してフィルムを移動させるハードウェアを備
えて、フィルムの種々の領域の特性を決定できることも好ましい。
【0014】 目的および利点 従って、本発明の好ましい目的は、以下のような、薄膜のサンプルの特性を決
定するための、反射分光光度法を使用する装置を提供することである、すなわち
、 (a)この装置には、色収差がない; (b)この装置は、色収差以外の収差が最小である; (c)この装置は、できるだけ少ないコンポーネントしか備えていない; (d)この装置は、調査中のサンプルの部分の鮮明なイメージを表示できる; (e)この装置は、イメージ形成光学素子に対してサンプルを移動させるハー
ドウェアを備えている; (f)この装置は、反射角が調整可能な範囲の光がサンプルから収集されるこ
とを可能にする。
【0015】 これらの目的によって、以下のような利点を有する反射分光光度法を使用する
装置が作成される、すなわち、 (a)この装置は、すべての波長において等しく正確であり、アライメントの
小さい変化は感じない; (b)この装置を使用して、高い空間精度でサンプルの局部の反射率測定を行
うことができる; (c)装置内の偽の光の損失を最小にする; (d)装置のオペレータは、サンプルのどの領域を調査するかを容易に決定で
きる; (e)サンプルの種々の領域を調査できる; (f)サンプルからの光の反射角を選択して、サンプルの次の分析を最適化で
きる。
【0016】 要約 材料の光学特性を特徴付けるため、また薄膜の厚さおよび光学定数nおよびk
を決定するための装置が使用される。この装置は、広帯域の光ビームを発生する
光源、分析すべきサンプル上に光源をイメージ形成するように配置された光学素
子、およびサンプルの測定部位から反射された光を収集して、この光を分光光度
計に向ける光学リレーを備える。分光光度計に入射した光はディジタルデータに
変換され、分析のためにコンピュータに出力される。
【0017】 この光学リレーは、対称的に配置された2つのトロイダルミラーを備えている
。この光学リレーはミラーを使用するので、リレーには色収差がない。また、ト
ロイダルミラーを対称的に配置することによって、色収差以外の収差が大幅に解
消される。
【0018】 この装置はデフレクタを、好ましくは移動可能なデフレクタを備えている。こ
のデフレクタは、サンプルの測定部位のイメージをビューアー、好ましくはCC
Dカメラに投影するように配置できる。この装置を使用して分光光度法の測定を
行う場合は、測定部位から反射された光の経路の外にデフレクタを移動すること
ができる。このため、この装置は偽の光の損失の影響を受けない。
【0019】 サンプルは、移動可能なステージを備えるサンプルホルダに、交換できるよう
に取り付けられる。この移動可能なステージによって、サンプルを光学リレーに
対して移動させることができ、これにより、サンプルの種々の部位を調査するこ
とができる。さらに、光学リレーのトロイダルミラーの寸法および位置を変える
ことによって、サンプルからのすべての所望の範囲の反射角の光を分光光度計が
受光できる。
【0020】 詳細な説明 図2aは、装置の好ましい実施形態を示す。光源10は、広帯域の光ビーム1
2を放射する。ビーム12は広いスペクトルを有していて、波長が190 nmと1100 nm との間にあることが好ましい。ビーム12は第1のトロイダルミラー31に
よって反射されると共にコリメートされる。ビーム12は、次に、第2のトロイ
ダルミラー32によって反射され集束される。ビーム12は、サンプル16の照
明領域18に入射する。
【0021】 サンプル16は、基板と、この基板上に置かれた少なくとも1つの薄膜とを含
むことが好ましい。ミラー31および32は共に、光源10をサンプル16上に
イメージ形成するための第1の光学リレー40を形成する。
【0022】 好ましい実施形態においては、ビューイング部位20は照明領域18の中に含
まれる。ビューイング領域20の直径は、500 ミクロン以下のオーダであること
が好ましい。図2bに示すように、ビューイング部位20には、測定部位21が
含まれる。測定部位21は、直径が50ミクロン以下のオーダであることが好まし
い。好ましい実施形態においては、照明領域18は、少なくともビューイング部
位20と同じ大きさであり、サンプル16の全体の領域と同じ大きさとすること
もできる。代わりの実施形態においては、照明領域18は測定部位21と同じぐ
らい小さく、また別の実施形態では、照明領域18は測定部位21よりも小さい
【0023】 図2aを再度参照する。ビューイング部位20によって反射された光源10か
らの光は、反射ビーム22を形成する。反射ビーム22は、第3のトロイダルミ
ラー33によって集光されると共にコリメートされる。次に、第4のトロイダル
ミラー34はビーム22を受光する。ビーム22は、このミラー34によって反
射され集束される。図2aにおいては、ビーム22はデフレクタ24によって反
射され、ビューアー28にほとんど入射する。このビューアー28はビューイン
グ部位20のイメージを受光して、ビューイング部位20の拡大されたイメージ
を表示する。好ましい実施形態においては、ビューアー28は電荷結合ディバイ
ス(CCD)カメラである。デフレクタ24は、ビーム22の経路の中にまた経
路の外に移動させることができるミラーである。好ましい実施形態においては、
図示はしないが、デフレクタ24を従来のスキャニングモータに取り付けて、こ
のデフレクタ24を再現性よく移動できるようにする。別の実施形態においては
、デフレクタ24はビームスプリッタである。
【0024】 図3aにおいては、デフレクタ24はビーム22の経路から取り除かれている
ため、ビーム22はビューアー28には入射しないが、分光光度計26の入射ア
パーチャ27上に集束する。好ましい実施形態においては、アパーチャ27は十
分に小さいため、ビーム22が分光光度計26に入射するとき、ビーム22を部
分的にブロックする。この実施形態では、測定部位21からの光のみが、分光光
度計26に入射する。すなわち、測定部位21がアパーチャ27上にイメージ形
成される。分光光度計26に入射する光は、図3bに示すように、信号ビーム2
3を形成する。アパーチャ27の直径は、約50ミクロンであることが好ましい。
別の実施形態においては、アパーチャ27はどのような所望の寸法であってもよ
い。
【0025】 信号ビーム23のスペクトルは、分光光度計26によって測定される。分光光
度計26は信号ビーム23内に存在する種々の波長の光の輝度を記録し、その結
果は電子的にコンピュータ30に転送される。コンピュータ30はプログラムを
使用して、信号ビーム23の測定されたスペクトルを、サンプル16の特性を形
作るパラメータに基づいて、同じスペクトルの理論的な予測値と比較する。コン
ピュータ30はこれらのパラメータを調整して、理論的なスペクトルを観察され
たスペクトルに適合させる。次に、測定部位21は、観察された反射スペクトル
に最も適したパラメータによって特性が決定される。
【0026】 サンプル16は、サンプルホルダ14に取り外し自在に取り付けられる。好ま
しい実施形態においては、ホルダ14は、移動可能なステージ15および固定ス
テージ13から成る。サンプル16は、ホルダ14の移動可能なステージ15に
取り付けられている。移動可能なステージ15によって、図2aに示すように、
サンプル16をミラー33に対してxおよびy方向に移動させることができる。
この移動によって、サンプル16の種々の部位を調査することができる。好まし
い実施形態においては、ホルダ14は従来のxyステージである。別の実施形態
では、ミラー33および34、デフレクタ24、ビューアー28、および分光光
度計26が移動可能なステージに取り付けられて、サンプル16は固定されたま
まである。さらに別の実施形態においては、光源10を移動できる。
【0027】 ミラー33および34は、ビューイング部位20からアパーチャ27に光を向
けるための第2の光学リレー42を形成する。ミラー31は、図3aに示すよう
に、ミラー31の中心に直角で反射面から外側に向けられた光軸A1を有してい
る。同様に、ミラー32,33および34は、それぞれ、光軸A2,A3および
A4を有している。
【0028】 ミラー31,32,33および34はトロイダルミラーであり、これはそれぞ
れのミラーが2つの異なる曲率半径を持っていることを意味する。ビーム12お
よび22を含むプレーンは、接平面と呼ばれる。光軸A1を含む接平面に垂直な
プレーンは、ミラー31の矢状面である。同様に、ミラー32,33および34
は、それぞれ、それ自体の矢状面を有している。図4は、2つの曲率半径、すな
わち、接平面の曲率半径 Rt および矢状面の曲率半径 Rs 、を有する一般的なト
ロイダルミラーを示している。
【0029】 図5は、光学リレー40および42の詳細を示す。サンプル16への法線に対
して測定された中心入射角θcentral で、ビーム12はサンプル16に入射する
。好ましい実施形態においては、光学リレー40はトロイダルミラー31および
32を備える。代わりの実施形態においては、光学リレー40は単一のトロイダ
ルミラーを備えている。別の実施形態では、光学リレー40は光ファイバーやレ
ンズなどのいくつかの標準的な光学素子を備えて、光源10をサンプル16上に
イメージ形成する。これらすべての実施形態においては、光源10からの光は、
平均入射角θcentral でサンプル16に入射する。
【0030】 図5は、ビーム22がビューイング部位20から離れて光学リレー42に入射
する場合の、ビーム22の経路を示している。ビーム22のミラー33に対する
入射角はφである。ミラー33についての矢状面の曲率半径の接平面の曲率半径
に対する比 Rs /Rt は次の式で与えられる。
【0031】 cosφ = (Rs /Rt )1/2 ビーム22のミラー34に対する入射角はφ' である。ミラー34についての
矢状面の曲率半径と接平面の曲率半径 Rs ' および Rt ' は、次式の関係がある
【0032】 cosφ' = (Rs '/Rt ')1/2 好ましい実施形態においては、ミラー33および34は同一で、φ =φ' = 45
゜である。従って、Rs /Rt = Rs '/ Rt ' = 1/2 である。この実施形態では、 光軸A3は光軸A4に対して逆平行である。すなわち光軸A3およびA4は平行
であり、逆方向を向いている。ビーム22はミラー33と34との間では平行で
ある。言い換えると、ミラー33は無限大の位置にイメージを形成する。
【0033】 図5に示すように、ビーム22の中心は、サンプル16からミラー33の中心
まで距離s移動する。ミラー33の矢状面の曲率半径は、次の式によって与えら
れる。
【0034】 2cosφ / Rs = 1/s 同様に、ビーム22はミラー34の中心からアパーチャ27まで距離s'移動す
る。このため、ミラー34の矢状面の曲率半径は、次の式によって与えられる。
【0035】 2cosφ' / Rs ' = 1/s' 好ましい実施形態においては、s = s'また Rs = Rs 'である。 代わりの実施形態においては、s ≠ s' であり、ミラー33および34は同一
ではない。ある実施形態では、測定部位21は、アパーチャ27上にイメージ形
成される場合に拡大される。別の実施形態では、測定部位21の縮小されたイメ
ージがアパーチャ27に現れる。
【0036】 図5を再度参照する。ビーム22は法線Nに対して角度範囲を作る、すなわち
、これらの角度はθmin とθmax との間にある。すなわち、ミラー33は、θmi n からθmax にわたる範囲の反射角の反射光をサンプル16から受光する。反射
角の平均はθcentral であり、ここでθcentral = (θmax + θmin )/2 である
。ミラー33の長さはLであり、ミラー33の中心のビューイング部位20の中
心からの横方向の距離はpである。ミラー34はミラー33から距離D離れてい
る。
【0037】 図5および基本的な幾何学的配置から、所望の角度θmin およびθmax を得る
ために、どのようにL,pおよびsを調整できるかは明白である。好ましい実施
形態においては、10゜以下のθmax を使用して、その後の分析を簡単にする、そ
の理由は、θmax がそのように小さい場合、θmin とθmax との間のそれぞれの
角度における反射率はほぼ同一であるからである。θmax の角度が大きい場合、
ビーム22のすべてがサンプル16から同じ角度では出射しないという事実を、
考慮しなければならないであろう。さらに、θmax ≦ 10゜の場合、反射率はビ
ーム22の偏光とはほぼ無関係である。別の実施形態では、θmax > 10゜を使
用して、θmax ≦ 10゜での測定から得られる情報よりも、サンプル16につい
てもっと多くの情報を得ている。
【0038】 サンプルの開口数(N.A.)は、以下の式のように定義できる。 N.A.sample = sin [(θmax - θmin ) / 2 ] この開口数は、光学リレー42によってイメージ形成された、サンプル16か
ら放射される円錐の光の角度の広がりを示す。
【0039】 リレー42はミラーを備えているがレンズはないので、リレー42には色収差
はない。さらに、光学リレー42の好ましい実施形態においては、ミラー33お
よび34を対称的に配置することによって、ミラー34はミラー33の色収差以
外の収差を部分的にキャンセルできる。残っている収差の程度は、理想化された
モデルから推定することができる。数値的な研究が光学リレー42に対して次の
パラメータを用いて行われた、すなわち、θcentral = 0゜, s = s' = 53mm,
D = 48.15mm,φ =φ' = 45゜, Rt = Rt ' = 150mm, Rs = Rs ' = 75mm,お
よび光学リレー42のFナンバーは 4。このFナンバーは、1よりはるかに小さ
いN.A.sampleに対して、次の式によってN.A.sampleに関係する。
【0040】 Fナンバー = 1/(2 N.A.sample) 第1の数値シミュレーションでは、測定部位21の中心における単一なポイン
トが、光学リレー42によってイメージ形成される。図6aは、結果として生じ
たスポット図を示す。図6aの各クロスは、ミラー33およびミラー34上の種
々のポイントを経由して、アパーチャ27に達した光束を示している。収差がな
い場合は、単一のクロスのみが図6aの中心に現れる。
【0041】 図6aのスポット図は、幾何学的な光学素子の法則を用いて数理的に生成され
た。しかしながら、光の波動の性質も考慮しなければならない。基準とするため
に、エアリーの円盤60が図6aに含まれる。物理的なシステムでは、図6aの
それぞれのクロスは、回折効果のために、ほぼエアリーの円盤60の寸法までぼ
けている。エアリーの円盤60の直径は、含まれている光の波長に依存し、 (2.
44)・λ・(Fナンバー) に等しい。ここで、λは光の波長である。エアリーの円盤
60については、λ = 550nmを使用した。
【0042】 サンプル16上に測定部位21の中心を原点にして、座標軸を設定した。x軸
は図5のページの外側に向き、y軸は右側に向いている。x軸とy軸の方向につ
いては、図2も参照されたい。図6aは、x=y=0における単一なポイントか
ら発生している。図6bおよび図6cは、それぞれ、x = 0, y = .1mm,および x
= .1mm, y = 0におけるポイントソースについての類似のスポット図である。
【0043】 光学リレー42の好ましい実施形態の収差を、光学リレー42の第2の実施形
態の収差と比較することができる。図7は光学リレー42の第2の実施形態を示
しており、この実施形態はわずか1つのトロイダルミラー51しか備えていない
。ビーム22はサンプル16からミラー51まで距離d1を、ミラー51からアパ
ーチャ27まで距離d2を移動する。ビーム22のミラー51上での入射角はΨで
ある。
【0044】 図7の第2の実施形態の収差についての数値シミュレーションでは、次の値が
選択された、すなわち、d1 = d2 = 106mm, Ψ = 45゜, およびFナンバーが 4
。さらに、ミラーの接平面の曲率半径は150mm に等しく、矢状面の曲率半径は75
mmである。図8aは、サンプル16上のx = y = 0 におけるポイントから結果と
して生じたスポット図である。図8bおよび図8cは、それぞれ、x = 0, y = .
1mm,および x = .1mm, y = 0の場合のスポット図である。基準とするために、エ
アリーの円盤60も図8a〜図8cに示す。
【0045】 図8a〜図8cのスポットの広がりは、それぞれ、図6a〜図6cにおける広
がりよりもかなり大きい。従って、図5の好ましい実施形態の2個ミラー構成は
、図7の第2の実施形態の単一ミラー構成よりも収差は小さい。明らかに、好ま
しい実施形態においては、ミラー34はミラー33に起因したある程度の収差を
部分的にキャンセルする。
【0046】 サンプル16によって反射された光のスペクトルは、信号ビーム23として分
光光度計26に入射する。分光光度計26が収集した反射スペクトルによって与
えられた、サンプル16の絶対反射率R(E)についての値を得る方法は、この分野
では周知である。これらの技術には、サンプル16を周知の反射率を持つ基準サ
ンプルと置き換えること、次に、この基準サンプルの反射スペクトルをサンプル
16の反射スペクトルと比較することが含まれる。
【0047】 分光光度計26によって収集されたデータは、コンピュータ30に出力される
。このコンピュータ30はコンピュータのプログラムを使用して、このデータを
データの理論モデルと比較する。好ましい実施形態においては、コンピュータの
プログラムは、測定された絶対反射率R(E)を理論的な反射率 Rtheory(E) と比較
する。この理論モデルは、角度θmin およびθmax 、ならびにサンプル16の屈
折率n(E)および吸光係数k(E)に依存する。この理論モデルを n(E) および k(E)
の種々の値のデータと比較することによって、コンピュータのプログラムはサン
プル16を最も良く説明する関数 n(E) および k(E) を決定する。
【0048】 好ましい実施形態においては、サンプル16は少なくとも1つの薄膜を備えて
おり、理論モデルは各フィルムの厚さ、屈折率、および吸光係数に依存する。コ
ンピュータのプログラムは、データに最も良く適合する各フィルムの厚さ、吸光
係数、および屈折率の値を決定する。次の実施例では、サンプル16は測定部位
21に1つの薄膜と基板のみを含んでいる。
【0049】 実施例: n(E) および k(E) は、それぞれ、フィルムの屈折率および吸光係数
を意味する。理論反射率 Rtheory (E)は、基板の屈折率および吸光係数、それぞ
れ、 ns (E) および ks (E) だけではなく、薄膜の厚さdにも依存する。このた
め、Rth eory (E) = Rtheory (E, θmin , θmax , d, n(E), k(E), ns (E), ks (E))である。Rtheory (E) は、別のパラメータにも依存することがある。θmax ≦10゜の場合、Rtheory (E) は以下のように表される。薄膜の複合屈折率N(E) は、N(E) = n(E) - ik(E) として定義される。類似の複合屈折率は、ビーム12
および22が通過する周囲の媒体Na (E) に対してのみならず、基板Ns (E)に対
しても定義される。好ましい周囲媒体は空気である。θmax ≦10゜で1つの薄膜
の場合の理論反射率は、以下のように表される。
【0050】 Rtheory (E) = |(r12 + r23e-iδ)/(1 + r12r23e-iδ)|2 ここで、r12 = [N(E) _ Na (E)]/[N(E) + Na (E)]
【0051】 r23 = [Ns (E) - N(E)]/[Ns (E) + N (E)] および δ = d(4πE/hc)N(E) ここで、hはプランク定数であり、cは光速である。Rtheory (E) をR(E)と比較
することによって、コンピュータのプログラムは、薄膜を最も良く説明するd, n
(E),および k(E) の値を決定する。これにより、実施例を締めくくる。
【0052】 θmax > 10゜の場合、またサンプル16が1つ以上の薄膜を有する場合のよ
うに、上述した実施例よりもより複雑な場合についてのRtheory (E) を計算する
方法は、この分野では周知である。この問題についての情報は、O.S. Heavensに
よる「Optical Prop erties of Thin Solid Films (Butterworth, London, 1955
)」の中に見出される。
【0053】 好ましい実施形態においては、周知の技術を用いて、コンピュータのプログラ
ムは、測定部位21の各フィルムのそれぞれの表面の界面粗さをもRtheory (E)
の計算に組み込む。Rtheory (E) とR(E)との間の差を最小にすることによって、
界面粗さもこれにより決定する。
【0054】 コンピュータのプログラムは、n(E)および k(E) の数学的パラメータ表示を使
用する。それぞれのパラメータ表示は、少なくとも3つのパラメータA,Bおよ
びCに依存することが好ましい、すなわち、Aは電子がサンプル内で初期状態か
ら最終状態への遷移を受ける可能性に関係する可能性の項であり、Bはサンプル
内の電子の初期エネルギーと最終エネルギーとの間の差に関係するエネルギーの
項であり、またCはサンプル内の電子が最終状態に残る時間に関係する寿命の項
である。例えば、アモルファス材料については、吸光係数k(E)は次の式のように
パラメータ表示できる。
【0055】 k(E) = A (E _ Eg )2 / (E2 - B E + C) ここで、Eg はサンプル16のバンドギャップエネルギーである。種々の材料に
ついての別の多くのパラメータ表示は、この分野では周知であり、Forouhi およ
び Bloomerによる米国特許第4,905,170 号の中で説明されている。コンピュータ
のプログラムは、サンプル16を構成する材料に最も適したパラメータ表示を使
用する。屈折率n(E)は、周知の分散関係式を用いて、k(E)から決定することがで
きる。
【0056】 n(E)および k(E) のパラメータ表示を用いて、コンピュータのプログラムは任
意の標準的なカーブ適合ルーチンを使用して、データを最も良く記述するパラメ
ータを見出す。複数の薄膜を備えるために前述した説明を一般化する方法は、当
業者には明らかであろう。従って、測定部位21に存在するそれぞれのフィルム
の屈折率、吸光係数、および厚さを決定するために、コンピュータのプログラム
が容易に使用される。ある実施形態においては、測定部位21には薄膜がない。
この場合は、コンピュータのプログラムは測定部位21に存在する材料の屈折率
および吸光係数を決定する。
【0057】 サンプル16の光学特性を正確に決定するためには、光源10が広帯域のビー
ム(高範囲のスペクトルの光を含むビーム)を放射することが重要である。リレ
ー42は色収差がある構成要素を備えていないので、ビーム22の各部分のスペ
クトルは等しくアパーチャ27上に集束する。このため、ミラー33またはミラ
ー34にわずかなミスアライメントがある場合、ビーム22はアパーチャ27を
横切って移動して、測定された輝度の全体にわたり変化が生じるが、スペクトル
の種々の波長の測定された相対輝度が変化することはない。
【0058】 さらに、ミラー34はミラー33の収差を部分的にキャンセルするので、ビュ
ーイング部位20および測定部位21は共に光学リレー42によって正確にイメ
ージ形成される。この正確なイメージ形成によって、種々の薄膜のパターンを含
むサンプルに対して、測定を行うことができる。これらの測定は所定の位置にお
ける小さな部位のみで希望される。ビューアー28を使用して移動可能なステー
ジ15の位置をコントロールすることによって、測定部位21をサンプル16上
の任意の所定の位置に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の分光光度法の装置を示す。
【図2a】 装置の好ましい実施形態の三次元表示を示す。
【図2b】 サンプルの照明領域、ビューイング領域、および測定部位のク
ローズアップ図を示す。
【図3a】 装置の好ましい実施形態の二次元表示を示す。
【図3b】 分光光度計の入射アパーチャのクローズアップ図である。
【図4】 一般的なトロイダルミラーの三次元表示である。
【図5】 装置の好ましい実施形態による、第1および第2の光学リレーを
示す。
【図6a】 装置の好ましい実施形態の第2の光学リレーに対応するスポッ
ト図である。
【図6b】 装置の好ましい実施形態の第2の光学リレーに対応するスポッ
ト図である。
【図6c】 装置の好ましい実施形態の第2の光学リレーに対応するスポッ
ト図である。
【図7】 装置の第2の実施形態による第2の光学リレーの詳細図である。
【図8a】 装置の第2の実施形態の第2の光学リレーに対応するスポット
図である。
【図8b】 装置の第2の実施形態の第2の光学リレーに対応するスポット
図である。
【図8c】 装置の第2の実施形態の第2の光学リレーに対応するスポット
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,CA,D E,JP (72)発明者 フォロウヒ、アブダル ラーヒム アメリカ合衆国 95014 カリフォルニア 州 キュパーティノ アップランド コー ト 1151 (72)発明者 マンデラ、マイケル ジェイ. アメリカ合衆国 95014 カリフォルニア 州 キュパーティノ パークウッド ドラ イブ 10193 ナンバー2 Fターム(参考) 2F065 AA30 AA50 CC02 CC31 EE08 FF41 FF51 GG24 HH04 HH12 JJ03 JJ08 JJ26 LL19 LL30 LL67 PP01 PP12 QQ25 2G020 AA03 AA04 AA05 BA18 CA03 CA12 CB03 CB06 CB42 CB43 CC23 CC62 CD03 CD13 CD16 CD55 2G059 AA02 BB10 DD13 EE02 EE09 EE12 GG00 HH01 HH02 HH03 HH06 JJ11 JJ13 JJ17 KK01 MM05 MM10 PP04

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプルの光学特性を特徴付けるための装置であって、 (a)広帯域の光ビームを発生する光源と、 (b)前記光源を前記サンプル上にイメージ形成するように配置された光学素
    子と、 (c)前記サンプルの測定部位によって反射された光を収集するように配置さ
    れた第1のトロイダルミラーと、 (d)前記光を受け取り、前記測定部位を分光光度計の入射アパーチャ上にイ
    メージ形成するように配置された第2のトロイダルミラーと、 を備えることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置であって、前記分光光度計から出力されたデ
    ータを屈折率n(E)および吸光係数k(E)に依存する理論モデルと比較して、これに
    より、前記サンプルを最も良く記述する前記屈折率n(E)および前記吸光係数k(E)
    の値が決定されるプログラムを実行する、前記分光光度計と電子的通信を行うコ
    ンピュータをさらに備えることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置であって、前記コンピュータのプログラムが
    前記吸光係数k(E)の数学的パラメータ表示を使用し、前記パラメータ表示が、 (a)電子遷移が前記サンプル内の初期状態から最終状態までに発生する可能
    性に関連する可能性の項と、 (b)前記サンプル内の前記初期状態と前記最終状態との間のエネルギーの差
    に関連するエネルギーの項と、 (c)電子が前記サンプル内の前記最終状態の中に残ることにつながる寿命に
    関連する寿命の項と、 を備えることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項2の装置であって、前記サンプルが薄膜から成り、前
    記理論モデルがさらに前記薄膜の厚さに依存して、これにより、前記薄膜を最も
    良く説明する前記厚さの値が決定されることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の装置であって、前記第2のトロイダルミラーと前
    記入射アパーチャとの間に配置されて、前記測定部位のイメージをビューアーに
    偏向させるためのデフレクタをさらに備えることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の装置であって、前記サンプルを前記第1のトロイ
    ダルミラーに対して移動させるための移動可能なステージを備える、前記サンプ
    ル用のホルダをさらに含むことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の装置であって、前記広帯域の光ビームが190nm と
    1100 nmとの間の範囲に存在する波長を有することを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項1の装置であって、前記サンプルの前記測定部位によ
    って反射された光が0゜と10゜との間の範囲に存在する、前記サンプルからの複
    数の反射角を有することを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1の装置であって、前記第1および第2のトロイダル
    ミラーが、それぞれ、第1および第2の光軸を有し、前記第1の光軸は前記第2
    の光軸に対してほぼ逆平行である、ことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項1の装置であって、前記第1のトロイダルミラーは
    前記第2のトロイダルミラーとほぼ同一であることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項1の装置であって、前記第1および第2のトロイダ
    ルミラーは、それぞれ第1および第2の接平面の曲率半径に対する矢状面の曲率
    半径の比を有し、かつそれらの比はほぼ1/2に等しいことを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 反射分光光度計を使用する、サンプルの光学特性を特徴付
    けるための装置であって、 (a)広帯域の光ビームを発生する光源と、 (b)前記広帯域の光ビームを前記サンプルに入射させるように位置決めされ
    た光学素子と、 (c)入射アパーチャを有する分光光度計と、 (d)第1および第2のトロイダルミラーを備え、前記サンプルの測定部位に
    よって反射された光を収集し、前記光を前記入射アパーチャに向ける光学リレー
    と、 を備えることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12の装置であって、 (i)前記分光光度計と電子的通信を行うコンピュータと、 (ii)前記分光光度計から出力されたデータを屈折率n(E)および吸光係数k(
    E)に依存する理論モデルと比較して、これにより、前記サンプルを最も良く記述
    する前記屈折率n(E)および前記吸光係数k(E)の値が決定される、前記コンピュー
    タ上で動作するコンピュータのプログラムと、 をさらに備えることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13の装置であって、前記コンピュータのプログラ
    ムが前記吸光係数k(E)の数学的なパラメータ表示を使用し、前記パラメータ表示
    が、 (a)電子遷移が前記サンプル内の初期状態から最終状態までに発生する可能
    性に関連する可能性の項と、 (b)前記サンプル内の前記初期状態と前記最終状態との間のエネルギーの差
    に関連するエネルギーの項と、 (c)電子が前記サンプル内の前記最終状態の中に残ることにつながる寿命に
    関連する寿命の項と、 を備えることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項13の装置であって、前記サンプルが薄膜から成り
    、前記理論モデルがさらに前記薄膜の厚さに依存して、これにより、前記薄膜を
    最も良く説明する前記厚さの値が決定されることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項12の装置であって、デフレクタとビューアーとを
    さらに備えて、前記デフレクタが前記測定部位のイメージを前記ビューアーに反
    射するように位置決めされたことを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項12の装置であって、前記サンプルを前記光学リレ
    ーに対して移動させるための移動可能なステージを備える、前記サンプル用のホ
    ルダをさらに含むことを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項12の装置であって、前記広帯域の光ビームが190n
    m と 1100 nmとの間の範囲に存在する波長を有することを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項12の装置であって、前記サンプルの前記測定部位
    によって反射された光が0゜と10゜との間の範囲に存在する、前記サンプルから
    の複数の反射角を有することを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項12の装置であって、前記第1および第2のトロイ
    ダルミラーがそれぞれ第1および第2の光軸を有し、前記第1の光軸が前記第2
    の光軸にほぼ逆平行していることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項12の装置であって、前記第1のトロイダルミラー
    は前記第2のトロイダルミラーとほぼ同一であることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項12の装置であって、前記第1および第2のトロイ
    ダルミラーは、それぞれ第1および第2の接平面の曲率半径に対する矢状面の曲
    率半径の比を有し、かつそれらの比はほぼ1/2に等しいことを特徴とする装置
  23. 【請求項23】 請求項1の装置であって、前記サンプルは薄膜を含み、前
    記サンプルの前記光学特性が前記薄膜の厚さ(d)に依存し、前記フィルムの前
    記光学特性を最も良く説明する前記厚さ(d)の値が決定されることを特徴とす
    る装置。
  24. 【請求項24】 請求項12の装置であって、前記サンプルは薄膜を含み、
    前記サンプルの前記光学特性が前記薄膜の厚さ(d)に依存し、前記フィルムの
    前記光学特性を最も良く説明する前記厚さ(d)の値が決定されることを特徴と
    する装置。
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