JP2001521996A - 液体水性過硫酸塩含有組成物による布帛浸漬方法 - Google Patents

液体水性過硫酸塩含有組成物による布帛浸漬方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、水性浴中で、7未満のpHを有し過硫酸塩を含んでなる原液形態の液体水性組成物を希釈する工程、前記液体組成物を含んでなる前記水性浴に前記布帛を接触させる工程、次いで前記布帛を水ですすぐ工程を含んでなる、布帛漂白方法に関する。本漂白方法は、布帛および布帛の色に特に安全であると同時に、効果的な漂白性能および効果的な全体染み除去性能を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、7未満のpHを有する液体水性過硫酸塩含有漂白組成物による布帛
の漂白に関する。
【0002】 発明の背景 洗濯用途に好適な液体水性漂白組成物は、当技術分野で公知である。漂白剤と
しての次亜塩素酸塩に基づく漂白組成物は、特に低温での性能面での理由から、
過酸化水素のような酸素漂白剤よりも好ましいことも知られている。
【0003】 しかし、次亜塩素酸塩漂白剤の便利さには制限がある。特に、次亜塩素酸塩に
よる漂白は、漂白される布帛の黄変および/または損傷を起こすことがあると、
消費者から知られている。これは特に合成布帛にあてはまり、実際に市販の次亜
塩素酸塩漂白剤のラベルにある警告で明らかなように、合成布帛に次亜塩素酸塩
漂白剤を用いることに対する昔からの先入観がある。さらに、合成繊維でできた
、または合成繊維を含むさまざまな布帛は、製造業者により漂白不可能と表示さ
れる。次亜塩素酸塩を主成分とする組成物に関する他の欠点は、望ましくない典
型的な塩素臭が、使用中または使用後に、例えば使用者の手またはそのような組
成物で漂白された布帛に感じられることである。
【0004】 色および布帛損傷は、過硫酸塩などのより穏やかな酸素漂白剤を用いることに
より最小限にできる。しかし、そのような過酸化物漂白剤の漂白特性は、刺激の
強いハロゲン漂白剤よりはるかに望ましさが劣る。したがって、液体水性過酸化
物漂白剤含有組成物は活性剤、すなわち過酸化物漂白特性を向上させる化合物を
含んで開発されてきた。このような活性化過酸化水素含有組成物は、例えばEP
−598 170に例示されている。しかし、消費者はそのような組成物で布帛
を漂白する場合未だに完全に満足はしておらず、漂白するときに脂性染みおよび
酵素的染みを含むさまざまな染みに対する改善された全体染み除去性能ならびに
さらに改善された漂白性能を求めている。
【0005】 したがって、本発明の目的は、上記の問題、すなわち広範囲の染みに対する改
善された全体的染み除去性能および布帛を漂白する場合改善された漂白性能を提
供する問題に取り組むことである。より詳細には、本発明の目的は、漂白される
布帛および色に安全であると同時に、効果的な全体的染みの除去および効果的な
漂白性能を提供することである。
【0006】 発明者らは、過硫酸塩を含有する酸性液体水性組成物(pH7未満)を用いて
汚れた(着色した)布帛が漂白されるとき、これらの問題が効率よく取り組まれ
ることを見出した。実際、本発明による布帛漂白方法が、水性浴中で過硫酸塩を
含有する酸性液体水性組成物を希釈する工程、前記組成物を含んでなる前記水性
浴と前記布帛を接触させる工程、次いで前記布帛を水ですすぐ工程を含むときに
、同じ酸性液体水性組成物であるが、過硫酸塩の代わりに例えば漂白剤として活
性化(例えば、アセチルトリエチルシトレート)過酸化水素を主成分とする組成
物が同じ漂白剤の全体レベルにおいて使用される同じ漂白方法と比較して、改善
された全体染み除去性能ならびに改善された漂白性能が発揮されることを見出さ
れた。
【0007】 好都合には、本明細書に記載される液体水性過硫酸塩含有組成物から始める本
明細書の漂白方法は、典型的には30分未満、より好ましくは10分未満、最も
好ましくは5分未満の短い浸漬時間条件においても、効果的な漂白性能および効
果的な染み除去性能を提供する。さらに、本明細書に記載される液体過硫酸塩含
有組成物から始める本明細書の漂白方法は、水性浴が冷水、典型的には4℃まで
(好ましくは40℃未満、最も好ましくは10℃から30℃)である浸漬条件に
おいても、効果的な漂白性能および効果的な染み除去性能を提供する。したがっ
て、本発明は、今日の消費者のニーズ、すなわち短縮された時間および/または
冷水の使用により効果的な漂白および染み除去性能を提供する布帛漂白方法を最
も必要とする布帛漂白方法を提供する。実際、本明細書における布帛漂白方法の
利点は、本明細書の酸性液体水性過硫酸塩含有組成物が、水性浴中のその希釈の
最初の瞬間から効果的であることである。これは、組成物が水性浴中に迅速に溶
解するからである。
【0008】 好都合には、これらの改善された漂白性能および改善された全体染み除去性能
は、本明細書の方法により使用されるまで長期間の保存を経た酸性液体水性過硫
酸塩組成物の場合でも、本発明による方法とともに提供される。
【0009】 本発明による布帛漂白方法の好ましい態様において、使用される酸性液体水性
組成物は、さらに改善された漂白性能および改善された染み除去性能のために、
好ましくは、過硫酸塩に加え、アルデヒドおよび/またはケトンおよび/または
ハロゲン化物活性剤化合物である漂白活性剤を含んでなる。
【0010】 好都合には、本発明による洗濯漂白操作は、布帛自体および/または布帛の色
に対して安全である。実際、以下で記載されるように過硫酸塩および任意に活性
剤化合物を7未満のpHを有する液体水性組成物に処方する場合、本発明の方法
により漂白される布帛に発揮される安全性(布帛安全性および色安全性)が、同
じ成分を粒状組成物に処方する場合に比べて改善されることが、驚くべきことに
見出された。
【0011】 最後に、本発明による布帛漂白方法は、手による漂白操作が行われる場合手に
つく臭いおよび/または漂白される布帛につく臭いがないという利点を有する。
【0012】 発明の概要 本発明は、布帛漂白方法であって、 水性浴中で、7未満のpHを有し過硫酸塩を含んでなる原液形態の液体水性組成
物を希釈する工程、 前記液体を含んでなる前記水性浴に前記布帛を接触させる工程、次いで前記布帛
を水ですすぐ工程を含んでなる方法を含包する。
【0013】 最も広い態様において、本発明は、布帛漂白のため、前記布帛の引っ張り強さ
の減少を減らすため、7未満のpHを有し過硫酸塩ならび任意にアルデヒド、ケ
トンおよび/またはハロゲン化物活性剤である漂白活性剤を含んでなる液体水性
漂白組成物の使用を含包する。さらに、本発明は、着色された布帛の漂白のため
、前記布帛への色の損傷を低減するため、7未満のpHを有し過硫酸塩ならび任
意にアルデヒド、ケトンおよび/またはハロゲン化物活性剤である漂白活性剤を
含んでなる液体水性漂白組成物の使用を含包する。
【0014】 詳細な説明 布帛漂白方法 本発明は、以下に記載される布帛漂白方法を含包する。
【0015】 「布帛」とは、例えば洋服、カーテン、掛け布、寝具用リネン、浴室用リネン
、テーブルクロス、寝袋、テント、詰め物いり家具などを含むいかなる種類の布
帛をも意味すると理解される。
【0016】 本明細書における布帛漂白方法は、天然布帛および合成布帛の両方に好適であ
る。「天然」布帛とは、綿、ビスコース、リニーン、絹および/または羊毛でで
きた布帛を意味する。「合成」布帛とは、ポリマー性繊維(ポリアミド、ポリエ
ステル、lycra(商品名)およびelasthane(商品名))のような
合成繊維でできたものならびに天然および合成繊維の両方でできたものを意味す
る。
【0017】 本発明による布帛漂白方法は、 7未満のpHを有し過硫酸塩を含んでなる、原液形態の液体水性組成物を水性浴
中で希釈する工程、 前記布帛を、前記液体組成物を含んでなる前記水性浴に接触させる工程、 次いで前記布帛を水ですすぐ工程を含んでなる。
【0018】 「原液形態の液体組成物を水性浴中で希釈する」とは、本明細書において、本
明細書に記載される液体組成物自体が、典型的には水で希釈され、漂白される布
帛がすすぎの前に接触される水性浴を形成することを意味する。
【0019】 本発明の布帛漂白方法において、前記布帛を漂白するに充分な時間、前記布帛
は水性浴と接触したまま保たれる(いわゆる「浸漬工程」)。この時間は、典型
的には1分から24時間、好ましくは3分から12時間、より好ましくは4分か
ら6時間の範囲である。好都合には、本発明による漂白方法は、より短い浸漬時
間、典型的には1時間未満、好ましくは20分未満、より好ましくは4分から1
5分の浸漬時間でも、効果的な漂白性能および効果的な染み除去性能を提供する
【0020】 本明細書に記載される液体水性組成物が本明細書の布帛漂白方法において経験
する希釈レベルは、組成物の重量の500倍までの、好ましくは5から200倍
の、より好ましくは10から80倍の水中への組成物の希釈である。このような
希釈は、例えば手洗い用途ならびに洗濯機などの他の手段により起こる。
【0021】 本漂白方法の温度は、本明細書において使用される液体水性過硫酸塩含有組成
物組成物の染み除去性能および/または漂白性能に影響を与えるが、効果的な染
み除去性能および/または漂白性能が、典型的には4℃までの低温においても提
供される。より詳細には、これらの利点は、低温のみでなく、典型的には20分
未満のより短い浸漬時間においても見られる。温度を上げることにより、漂白方
法は加速される、すなわちある汚染布を漂白するのに要する時間が短縮されるこ
とも理解される。典型的には、本明細書に記載される過硫酸塩漂白組成物が希釈
される、本発明による漂白方法において生じる水性浴は、4℃から60℃、好ま
しくは10℃から50℃、より好ましくは15℃から30℃の温度を有する。
【0022】 驚くべきことに、本発明による布帛漂白方法は、使用される漂白組成物が活性
化過酸化水素を主成分とする液体水性組成物である同じ方法に比較して、同じ漂
白剤の全体レベルにおいて、改善された漂白性能および改善された全体染み除去
性能を提供する。また、これらの利点は、冷または温水性浴において短い浸漬時
間で、本発明による布帛漂白方法とともに得られる。
【0023】 実際、効果的な漂白性能が、親水性および疎水性両方の布帛上の疎水性から親
水性のさまざまな漂白可能な染みに対して提供される。本明細書での効果的な漂
白性能は、効果的な白色化も含む。
【0024】 好都合には、本発明は効果的な漂白性能のみでなく、脂性染み(例えば、口紅
、トマト、化粧品)および/または酵素的染み(例えば、血液、チョコプリン)
を含むさまざまな種類の染みに対する効果的な染み除去性能をも提供する。
【0025】 前記布帛が洗浄される場合、すなわち少なくとも1つの界面活性剤を含んで成 る従来の洗濯洗剤組成物により洗浄される場合、前記洗浄は、前記布帛を本明細
書に記載の液体水性漂白組成物と洗濯洗剤組成物とに同時に接触させることによ
り前記布帛の漂白とともに行ってもよいし、または前記布帛を漂白する前または
後に前記洗浄を行ってもよい。したがって、本発明による方法は、布帛の漂白を
可能にし、同時に前記布帛を前記液体水性組成物を含んでなる前記水性浴に接触
させる工程の前および/または前記布帛を前記水性浴に接触させている工程中お
よび/または前記布帛を前記水性浴に接触させている工程の後ですすぎ工程の前
および/またはすすぎ工程の後で、任意に、少なくとも1つの界面活性剤を含ん でなる洗剤組成物での布帛の洗浄を可能にする。
【0026】 本明細書における好ましく実施様態において、前記布帛は、最適の漂白および
染み除去性能を得るために、好ましくは漂白工程とは別の工程で洗浄される。実
際、漂白および洗剤組成物による洗浄を同じ工程で実施すると、液体水性組成物
から来る過硫酸塩と典型的には従来洗剤組成物中に存在する従来洗剤成分、すな
わち酵素、界面活性剤などとが化学的相互作用を起こす可能性があり、そのため
漂白性能および/または全体染み除去性能が低下することがある。
【0027】 本発明の非常に好ましい実施様態において、前記布帛がまず従来の洗濯洗剤組
成物で洗浄された後で本明細書の漂白方法を実施することが好ましい。実際、前
記布帛を洗剤組成物で洗浄した後に本発明による組成物で前記布帛を漂白すると
、前記布帛がまず漂白され次いで洗浄される場合よりも、すばらしい漂白および
染み除去性能が、より少ないエネルギーおよび洗剤で提供される。
【0028】 実際、布帛が従来の洗剤組成物で洗浄されるとき、布帛がその後水ですすがれ
ても残留アルカリ度が布帛上に残る。このような布帛上のアルカリ残渣は、本明
細書に記載の酸性液体水性過硫酸塩組成物が組成物の希釈形態で布帛に接触する
とき、前記組成物の漂白性能および染み除去性能をさらに増加させると考えられ
ている。
【0029】 過硫酸塩および任意に漂白活性剤組成物を含んでなる液体水性組成物を用いて
本発明により布帛を漂白する場合、低減された色の損傷(すなわち変色および/
または脱色)および低減された引っ張り強さの損失が観察されることがさらに見
出された。
【0030】 組成物が、以下に記載される酸性液体水性組成物と、布帛をすすぐ前に長時間
、例えば24時間浸漬されたままにされた場合でも、低減された引っ張り強さの
損失および低減された色の損傷は観察される。実際、7未満のpHを有する液体
水性組成物中に過硫酸塩および任意に漂白活性剤を処方することは、布帛が本明
細書に記載の方法により漂白される場合、漂白感受性染料および/または銅−ホ
ルマザン染料および/または金属−アゾ染料を含む金属化染料などの、一般的に
着色された布帛の表面上に存在する染料の分解(酸化)を防止する。
【0031】 例えば、当技術分野に公知の粒状過硫酸塩含有組成物に関する典型的な問題(
例えば、US 3822114を参照)は、そのような組成物を水で希釈するこ
とにより得られる水性浴中にゆっくりと溶解する残留過硫酸塩に関連した布帛お
よび色の損傷である。ゆっくりと溶解する粒状過硫酸塩含有組成物を用いて水性
浴(浸漬浴)を準備する場合、手洗い浸漬で典型的に起こる撹拌がないと、粒状
形態の過硫酸塩と布帛との長時間の接触を起こしかねない。したがって、本発明
の利点は、本明細書において使用される液体水性組成物の急速な溶解により、典
型的には粒状過硫酸塩含有組成物の使用に関連する布帛および色の損傷が低減す
ることである。
【0032】 布帛の引っ張り強さは、前記布帛が破れるまで引っ張ることにより測定できる
。布帛を破るのに要する力が「極限引っ張り応力」であり、INSTRONから
市販の応力−歪みINSTRON(商品名)機械により測定できる。引っ張り強
さの損失は、参照とされる布帛、例えば漂白されていない布帛の引っ張り強さと
本発明の組成物で漂白された後の同じ布帛の引っ張り強さとの差である。引っ張
り強さの損失ゼロとは、布帛の損傷が見られないことを意味する。
【0033】 色の安全性は、本発明の組成物および参照組成物に浸漬された布帛を並べて比
較することにより目視で評価できる。色の差および等級付けは、目視で評価され
、好適な目盛りを用いてパネルスコアユニット(PSU)により分類される。P
SUは、従来の技術を用いて統計的に扱うことができる。または、さまざまな種
類の光学装置および処置を用いて、本発明により提供された色の安全性の改善を
評価できる。例えば、布帛の色の安全性を評価する場合、Hunterlab
colour Quest 45/0装置を用いた測定が利用できる。
【0034】 本発明による布帛漂白方法における使用に好適な過硫酸塩含有組成物の利点は
、長期間の保存時にも物理的・化学的に安定であるということである。
【0035】 これらの組成物の化学的安定性は、組成物製造後の特定の保存時間における利
用可能な酸素の濃度を測定することにより評価できる。「化学的に安定」とは、
本明細書において、過硫酸塩またはその混合物および任意に活性剤化合物を含ん
でなる本明細書の組成物が、25℃において1ヶ月で15%を超える、好ましく
は10%を超えるAvO損失を被らないことを意味する。
【0036】 過硫酸塩含有組成物の利用可能な酸素(AvO)の損失は、硫酸アンモニウム
鉄溶液での還元後、過マンガン酸カリウムでの滴定により測定できる。前記安定
性試験方法は当技術分野に公知であり、例えばInteroxから市販のCur
ox(商品名)の技術情報シートに報告されている。または、過酸に関する文献
に記載されているクロマトグラフィー法(F.Di Furia et.al.
,Gas−liquid Chromatography Method fo
r Determination of Peracids,Analyst,
Vol.113,May,1988,p.793−795)を用いて、過硫酸塩
濃度を測定することもできる。
【0037】 「物理的に安定」とは、本明細書において、50℃で7日間の期間に、本明細
書において使用される酸性液体水性過硫酸塩含有組成物に相分離が起こらないこ
とを意味する。
【0038】 布帛漂白方法に使用される液体水性組成物 本発明による布帛漂白方法に使用される液体過硫酸塩含有組成物は、固体また
は気体でなく、液体組成物である。本明細書で使用される「液体」とは、「ペー
スト状」組成物を含む。本明細書におけるこれらの液体組成物は、水性組成物で
ある。本発明によるこれらの液体組成物は、7未満の、好ましくは0.1から6
、より好ましくは0.5から4、さらにより好ましくは1から3、最も好ましく
は1から2のpHを有する。酸性pH範囲においてこれらの組成物を処方するこ
とは、本発明による布帛漂白方法で使用する前に長時間保存される場合にこれら
の組成物の化学的安定性にとって重大である。
【0039】 これらの組成物のpHは、当業者に公知のいかなる酸性化剤またはアルカリ性
化剤により調整してもよい。酸性化剤の例は、クエン酸などの有機酸および硫酸
、スルホン酸および/またはメタンスルホン酸などの無機酸である。アルカリ性
化剤の例は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび/または炭酸ナトリウム
である。
【0040】 過硫酸塩 本発明による布帛漂白方法に使用する液体水性組成物は、必須要素として、過
硫酸塩またはその混合物を含んでなる。
【0041】 好適な過硫酸塩には、過硫酸ナトリウム塩および/または過硫酸カリウム塩を
含むアルカリ金属過硫酸塩がある。本明細書で用いるべき好ましい過硫酸塩は、
一過硫酸塩である。市販されている一過硫酸塩の例としては、Curox(商品
名)という商標でInteroxから、Caroat(商品名)という商標でD
egussaから、Oxone(商品名)という商標でDuPontから販売さ
れているものがある。市販のCurox(商品名)、Caroat(商品名)お
よび/またはOxone(商品名)が使用される場合、本明細書において言及さ
れる過硫酸塩の重量%は、前記Curox(商品名)、Caroat(商品名)
および/またはOxone(商品名)の全体重量に関すると本明細書において理
解されたい。活動濃度は、全体重量の約1/2である。特にPeroxide
Chemie GMBHから市販されている二過硫酸塩などの他の過硫酸塩は、
本発明による組成物に使用することができる。他の好適な過硫酸塩は過硫酸アン
モニウムである。
【0042】 典型的には、本発明による布帛漂白方法に使用する液体組成物は、組成物全体
重量に対して0.01%から50%の、好ましくは0.5%から20%の、より
好ましくは1%から15%の、最も好ましくは2%から10%の前記過硫酸塩ま
たはその混合物を含んでなる。
【0043】 任意成分 本発明による布帛漂白方法に使用する液体水性過硫酸塩含有組成物は、さらに
、漂白活性剤化合物、界面活性剤、キレート剤、ラジカルスカベンジャー、酸化
防止剤、他の安定剤、ビルダー、汚れ懸濁剤、ポリマー性汚れ放出剤、触媒、転
染剤、溶媒、抑泡剤、増白剤、香料、顔料、染料など、さまざまな任意成分を含
んでもよい。
【0044】 漂白活性剤 これらの液体過硫酸塩含有組成物への使用に好適な漂白活性剤には、アルデヒ
ド活性剤化合物、ケトン活性剤化合物、ハロゲン化物活性剤化合物またはその混
合物がある。
【0045】 本明細書において、「アルデヒド」とは、少なくとも1つのカルボニル基を含
み、2つの水素原子または炭素原子および少なくともカルボニル炭素原子の1つ に直接結合する水素原子を含むいかなる化合物をも意味する。
【0046】 本明細書において、「ケトン」とは、少なくとも1つのカルボニル基を含み、
少なくともカルボニル炭素原子の1つに直接結合する2つの炭素原子を含むいか なる化合物をも意味する。
【0047】 これらの化合物は、脂肪族でも芳香族でもよく、置換されていても未置換でも
よく、飽和でも不飽和でもよく、非環式でも炭素環式でも複素環式でもよい。
【0048】 「ハロゲン化物」とは、塩素化物、臭素化物および/またはヨウ素化物を意味
する。
【0049】 本明細書において、「活性剤」とは、過硫酸塩と反応して活性化漂白種、すな
わちジオキシラン(活性剤化合物がケトンまたはアルデヒドである場合)または
ハイポハロゲナイト(活性剤化合物がハロゲン化物である場合)を形成するケト
ン、アルデヒドおよびハロゲン化物化合物およびその混合物を意味する。これら
の活性化機構は当技術分野に公知であり、例えば米国特許第3822114号に
記載されている。
【0050】 好都合には、本明細書における布帛漂白方法に使用される液体水性組成物がさ
らにこのような漂白活性剤を含んでなるとき、漂白性能および全体染み除去性能
はさらに改善される。過硫酸塩単独または他の活性化漂白系、例えば過酸化水素
およびアセチルトリエチルシトレートよりも、本発明における漂白を著しく向上
させていると考えられているのは、活性化種、すなわちジオキシランおよびハイ
ポハロゲナイトである。これらの活性化機構は主に、本明細書の組成物の水によ
る希釈と同時に起こり、この希釈と関連する中性からアルカリ性pH範囲(すな
わち、約6以上)へのpHジャンプにより強調される。より多くのジオキシラン
および/またはハイポハロゲナイトが発生し、そのため本発明の組成物の漂白性
能が著しく向上するのは、このようなpHにおいてである。
【0051】 本明細書における使用に好適なアルデヒド活性剤化合物には、抱水クロラール
、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、ベンズアルデヒドおよび/または4−
トリメチルアンモニオベンズアルデヒドメチルサルフェートがある。本明細書に
おける使用に特に好適なアルデヒド活性剤化合物は、アセトアルデヒド、ブチル
アルデヒドおよび/またはベンズアルデヒドであり、アセトアルデヒドが最も好
ましい。一般的にアルデヒド活性剤化合物は、長期間の保存中に酸化される可能
性があるのでケトン活性剤化合物より好ましさが劣る。
【0052】 例えば、アセトアルデヒドはAldrichから市販されている。
【0053】 本明細書における使用に好適な脂肪族ケトン活性剤化合物には、アセトアセト
ン、2,3−ヘキサンジオン、トリメチルアンモニオアセトンニトレート、5−
ジエチルベンジルアンモニオ2−ペンタノンニトレート、5−ジエチルメチルア
ンモニオ2−ペンタノンニトレート、メチルピルベート、ジエチルケトマロネー
ト、3−ヒドロキシ−2−ブタノン、アセトール、ヘキサクロロアセトン、2,
5−ヘキサンジオン、フェニルアセトン、エチルレブリネート、3−ヒドロキシ
−2−ペンタノン、アセトン、3−ペンテン−2−オン、メチルエチルケトン、
4−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノン、3−ペンタノンおよび/または2
−ヘプタノンがある。
【0054】 例えば、アセトアセトンはその化学名でAldrichから市販されている。
【0055】 本明細書における使用に好適な芳香族ケトン活性剤化合物には、ヒドロキシキ
ノリン、4−アセチル−1−メチルピリジニウムニトレート、ジ−2−ピリジル
ケトンN―オキシド、2−アセチルキノキサリン、2−アセチル−3−メチルキ
ノキサリンオキサリン、ジ−2−ピリジルケトン、6−アセチルー1,2,4−
トリメチルキノリニウムニトレート、8−ヒドロキシキノリンN−オキシド、メ
チルフェニルグリオキサレート、N−メチル−p−モルホリノアセトフェノンメ
チルサルフェート、3−アセチルピリジンN―オキシド、p−ニトロアセトフェ
ノン、m−ニトロアセトフェノン、ナトリウムp−アセチルベンゼンスルホネー
ト、p−アセチルベンゾニトリル、3,5−ジニトロアセトフェノン、4−トリ
メチルアンモニオアセトフェノンニトレート、4−メトキシ−3−ニトロアセト
フェノン、p−クロロアセトフェノン、p−ジアセチルベンゼン、N―メチル−
p−モルホリノアセトフェノンニトレート、フェナシルトリフェニルホスホニウ
ムニトレート、2−アセチルピリジン、2−アセチルピリジンN−オキシド、3
−アセチルピリジン、4−アセチルピリジン、4−アセチルピリジンN―オキシ
ド、2,6−ジアセチルピリジン、3−アセチルピリジンN−オキシドおよび/
またはトリアセチルベンゼンがある。
【0056】 本明細書における使用に好適な環状ケトン活性剤化合物には、シクロヘキサノ
ン、2−メチルシクロヘキサノン、2,6−ジメチルシクロヘキサノン、3−メ
チルシクロヘキサノン、4−エチルシクロヘキサノン、4−t−ブチルシクロヘ
キサノン、4,4−ジメチルシクロヘキサノン、メチル4−オキソ−シクロヘキ
サノンカルボキシレート、ナトリウム4−オキソ−シクロヘキサノンカルボキシ
レート、2−トリメチルアンモニオシクロヘキサノンニトレート、4−トリメチ
ルアンモニオシクロヘキサノンニトレート、3オキソ−シクロヘキシル酢酸、シ
クロヘプタノン、1,4−シクロヘキサジオン、デヒドロ塩素酸、トロピノンメ
トニトレート、N―メチル−3−オキソキヌクリジニウムニトレート、シクロオ
クタノンおよび/またはシクロペンタノンがある。
【0057】 例えば、シクロヘキサノンはその化学名でAldrichから市販されている
【0058】 本発明における使用に好適な複素環式ケトン活性剤化合物には、2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリドン水和物、1−メチル−4―ピペリドンN−オ
キシド、N―カルボエトキシ4−ピペリドン、テトラヒドロチオピラン−4−オ
ンメトニトレート、テトラヒドロチオピラン−4−オンS,S−ジオキシド、テ
トラヒドロチオピラン−3−オンS,S−ジオキシドおよびまたは4−オキサシ
クロヘキサノンがある。
【0059】 上記のアルデヒドおよびケトンの例は全て市販されているか、または先行技術
の教示を有する当業界の熟練者により明らかに合成可能である。Gardini
他のJ.Chem.Soc.(C),(1970)page929およびLyl
e他のJ.Org.Chem.,Vol.24(March,1959),pa
ge342はそのような技術の例であり、参照により本明細書に組み込まれる。
さらに、オキソピペリジニウム化合物の合成方法も“S.E.Denmark,
D.C.Forbes,D.S.Hays,J.S.De Pue and R
.G.Wilde,J.Org.Chem.1995,60,1391−140
7”に記載されている。
【0060】 本明細書における使用に特に好ましい漂白活性剤は、ケトン活性剤化合物であ
り、正電荷を帯びたケトン活性剤化合物が非常に好ましい。
【0061】 特に好適な、正電荷を帯びたケトン活性剤化合物は、例えば以下の式を有する
オキソピペリジニウム塩であり、
【0062】
【化3】
【0063】 上式において、カルボニル基>C=Oはオキソピペリジニウムの2,3または4
位のいずれかにあり;R1およびR2はそれぞれ独立に1から20の炭素原子を
有する置換または未置換の炭化水素鎖、好ましくは、1から20の炭素原子、好
ましくは1から12の炭素原子を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケ
ニルまたはアルキニル基、6から12の原子を含む置換または未置換アリール基
、またはアリール基が6から12の炭素原子を含むC1−C20アルキルアリー
ル基であり;X-はいかなる陰イオンでもよく、例えばトリフラート、トシラー ト、メシレート、ニトレートであり、トリフラート、メシレート、トシラートが
より好ましく、トリフラートが最も好ましく、オキソピペリジニウム環は、2,
3,5または6位において、上記のR1またはR2に対して定義された置換基の
1つまたは複数またはハロゲン原子により一置換または多置換されていてもよい 。
【0064】 本明細書における使用に特に好適なオキソピペリジニウム塩の例としては、1
,1−ジメチル−3−オキソピペリジニウムニトレート、1,1−ジメチル−4
−オキソピペリジニウムトリフラート、1,1−ジメチル−3−オキソピペリジ
ニウムトリフラート、1,1−ジメチル−4−オキソピペリジニウムニトレート
、1−ベンジル−4−ピペリドンメトニトレート、1−t−ブチル−1−メチル
−4−オキソピペリジニウムニトレート、1―(4−ドデシルベンジル)1−メ
チル−4−オキソピペリジニウムクロライド、3−(N―メチル−4−オキソピ
ペリジニウム)−プロパンスルホネート、1−アリル−1−メチル−4−オキソ
ピペリジニウムクロライド、1−メチル―1−(1―ナフチル−メチル)−4−
オキソピペリジニウムクロライド、1−メチル−1−ペンタメチルベンジル−4
−オキソピペリジニウムクロライド、N,N’−ジメチル− N,N’−フェニ レンジメチレン−ビス(4−オキソピペリジニウムニトレート)、1−ベンジル
−1−メチル−4−オキソピペリジニウムトリフラート、1−ベンジル−1−メ
チル−3−オキソピペリジニウムトリフラート、1−ベンジル−1−メチル−4
−オキソピペリジニウムニトレート、1−ドデシル−1−メチル−4−オキソピ
ペリジニウムニトレート、1−オクチル−1−メチル−4−オキソピペリジニウ
ムニトレート、1−ノニル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニトレート
またはそれらの混合物がある。
【0065】 本明細書における使用に好適な、正電荷を帯びた他のケトン活性剤化合物は、
例えば以下の式によるアンモニウムアセトフェノン塩であり、
【0066】
【化4】
【0067】 上式において、アンモニウム基は、2位、3位または4位にあり;R1、R2、
およびR3は、それぞれ独立に、1から20の炭素原子を有する置換または未置
換の炭化水素基、好ましくは、1から20の炭素原子、好ましくは1から12の
炭素原子を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケニルまたはアルキニル
基、または6から10の原子を含む置換または未置換のアリール基またはアリー
ル基が6から10の炭素原子を含むC1−C20アルキルアリール基であり;R
4は1から20の炭素原子、好ましくは1から12の炭素原子を有する置換また
は未置換のハロゲン化アルキル基であり、より好ましくはメチルまたはトリフル
オロメチルまたはトリクロロメチルまたはトリブロモメチルであり;X-はいか なる陰イオンでもよく、例えばトリフラート、トシラート、メシレート、ニトレ
ートであり、ベンゼン環は2,3および/または4位において、上記のR1、R
2またはR3に対して定義された置換基の1つまたは複数またはハロゲン原子に より置換されてもよい。
【0068】 本明細書において使用される、このようなアンモニウムアセトフェノン塩には
、4−トリメチルアンモニウムアセトフェノンニトレート、2−トリメチルアン
モニウムアセトフェノンニトレート、4−トリエチルアンモニウムアセトフェノ
ンメシレート、3−トリメチルアンモニウムアセトフェノンメシレート、トリフ
ルオロメチルフェニルケトン、トリクロロメチルフェニルケトン、トリブロモメ
チルフェニルケトンなどの3ハロゲン化メチルフェニルケトンまたはそれらの混
合物がある。
【0069】 本明細書において使用される、好適なハロゲン化物活性剤化合物には、塩化物
、臭化物、ヨウ化物およびそれらの混合物がある。アルカリ金属の塩化物が、本
明細書における使用に特に好ましいハロゲン化物活性剤化合物である。例えば、
塩化ナトリウムはその化学名でAldrichから市販されている。
【0070】 典型的には、本明細書における組成物は、組成物全体重量に対して10%まで
の、好ましくは0.05%から5%、より好ましくは0.1%から2%、最も好
ましくは0.2%から1.5%の前記ケトン、アルデヒドおよび/またはハロゲ
ン化物活性剤化合物を含んでなる。
【0071】 界面活性剤 本明細書の布帛漂白方法における使用に好適な液体過硫酸塩含有組成物は、非
イオン性界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、双性イオン界
面活性剤および/または両性界面活性剤を含む界面活性剤またはその混合物を含
んでもよい。典型的には、これらの界面活性剤は、過硫酸塩により酸化可能であ
るか、低いpHで実質的に加水分解可能な官能基を含まない。
【0072】 典型的には、本発明による組成物は、組成物全体の重量に対して、0.01%
から50%の、好ましくは0.1%から30%の、より好ましくは0.2%から
10%の界面活性剤またはその混合物を含んでもよい。
【0073】 本明細書における組成物での使用に好適なアニオン界面活性剤には、式ROS
3Mの水溶性塩または酸があるが、上式において、Rは、好ましくはC10−C2 4 ヒドロカルビルであり、好ましくはC10−C20アルキル成分を有するアルキル またはヒドロキシアルキルであり、より好ましくはC12−C18アルキルまたはヒ
ドロキシアルキルであり、MはHまたはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン
(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)またはアンモニウムまたは置換ア
ンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−およびトリメチルアンモニウムカチ
オンならびにテトラメチルアンモニウムなどの四級アンモニウムカチオンならび
にジメチルピペリジニウムカチオンならびにエチルアミン、ジエチルアミン、ト
リエチルアミンなどのアルキルアミンから誘導された四級アンモニウムカチオン
ならびにそれらの混合物など)である。典型的には、低い洗浄温度(例えば約5
0℃未満)にはC12-16のアルキル鎖が好ましく、高い洗浄温度(例えば、約5 0℃を超える)にはC16-18アルキル鎖が好ましい。
【0074】 本明細書における使用に好適な他のアニオン界面活性剤は、RO(A)mSO3 Mの水溶性塩または酸であり、上式において、Rは、C10−C24アルキル成分を
有する未置換のC10−C24アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、好まし
くはC12−C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12−C18 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキシまたはプロポキシユニ
ットであり、mはゼロより大きく、典型的には約0.5と約6の間、より好まし
くは約0.5と約3の間であり、MはHまたはカチオン、例えば、金属カチオン
(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)
、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオンである。アルキルエトキシ化硫
酸塩ならびにアルキルプロポキシ化硫酸塩が本明細書において考えられる。置換
アンモニウムカチオンの具体例としては、メチル−、ジメチル−、トリメチル−
アンモニウムおよびテトラメチルアンモニウムなどの四級アンモニウムカチオン
、ジメチルピペリジニウムおよびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミンなどのアルカノールアミンから誘導されたカチオンならびにそれらの混合物
がある。典型的な界面活性剤はC12−C18アルキルポリエトキシレート(1.0
)サルフェート、C12−C18E(1.0)M)、C12−C18アルキルポリエトキ
シレート(2.25)サルフェート、C12−C18E(2.25)M)、C12−C 18 アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェート、C12−C18E(3.0
)およびC12−C18アルキルポリエトキシレート(4.0)サルフェート、C12 −C18E(4.0)M)であり、Mはナトリウムおよびカリウムから好都合に選
択される。
【0075】 本明細書における使用に特に好適な他のアニオン界面活性剤は、式RSO3M の水溶性塩または酸を含むアルキルスルホネートであり、上式において、RはC 6 ―C22直鎖または分岐状の、飽和または不飽和のアルキル基、好ましくはC12 −C18アルキル基、より好ましくはC14−C16アルキル基であり、MはHまたは
カチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチ
ウム)またはアンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチ
ル−およびトリメチルアンモニウムカチオンならびにテトラメチルアンモニウム
などの四級アンモニウムカチオンならびにジメチルピペリジニウムカチオンなら
びにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンなどのアルキルアミンか
ら誘導された四級アンモニウムカチオンならびにそれらの混合物など)である。
【0076】 本明細書における使用に好適なアルキルアリールスルホネートには、式RSO 3 Mの水溶性塩または酸があり、上式において、RはC6−C22直鎖または分岐状
の飽和または不飽和アルキル基、好ましくC12−C18アルキル基、より好ましく
はC14−C16アルキル基で置換されたアリール、好ましくはベンジルであり、M
はHまたはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)またはアンモニウムまたは置
換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−およびトリメチルアンモニウム
カチオンならびにテトラメチルアンモニウムなどの四級アンモニウムカチオンな
らびにピペリジニウムカチオンならびにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエ
チルアミンなどのアルキルアミンから誘導された四級アンモニウムカチオンなら
びにそれらの混合物など)である。
【0077】 本明細書において使用されるアルキルスルホネートおよびアルキルアリールス
ルホネートは、一級および二級アルキルスルホネートならびに一級および二級ア
ルキルアリールスルホネートである。「二級C6−C22アルキルスルホネートま たはC6−C22アルキルアリールスルホネート」とは、本明細書において、上記 で定義された式の中で、SO3Mまたはアリール−SO3M基が、アルキル鎖の
2つの炭素原子の間にある、前記アルキル鎖の炭素原子(二級炭素原子)に結合
していることを意味する。
【0078】 例えば、C14−C16アルキルスルホネート塩は、HoechstからHost
apur(商品名)SASの名前で市販されており、C8−アルキルスルホネー
トナトリウム塩はWitco SAからWitconate NAS 8(商品
名)の名前で市販されている。市販のアルキルアリールスルホネートの例は、S
u.Ma.から市販されているラウリルアリールスルホネートである。特に好ま
しいアルキルアリールスルホネートは、Albright&WilsonからN
ansa(商品名)の商標で市販されているアルキルベンゼンスルホネートであ
る。
【0079】 洗浄目的に有用な他のアニオン界面活性剤も本明細書において使用できる。そ
れらには、石鹸の塩(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウムならびにモ
ノ−、ジ−およびトリエタノールアミン塩などの置換アンモニウム塩)、C8− C24オレフィンスルホネート、英国特許明細書番号第1,082,179号に記
載されているようなアルカリ土類金属シトレートの熱分解生成物のスルホン化に
より調製されるスルホン化ポリカルボン酸、C8−C24アルキルポリグリコール エーテルサルフェート(10モルまでのエチレンオキシドを含む);C14-16メ チルエステルスルホネートなどのアルキルエステルスルホネート;アシルグリセ
ロールスルホネート、脂肪族オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェ
ノールエチレンオキシドエーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アル
キルホスフェート、アシルイセチオネートなどのイセチオネート、N―アシルタ
ウレート、アルキルスクシナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネ
ートのモノエステル(特に飽和および不飽和C12−C18モノエステル)、スルホ
スクシネートのジエステル(特に飽和および不飽和C6−C14ジエステル)、ア ルキルポリグリコサイドのサルフェートなどのアルキルポリサッカライドのサル
フェート(非イオン性非硫酸化化合物が以下に記載される)、分岐状一級アルキ
ルサルフェート、式RO(CH2CH2O)kCH2COO−M+のものなどのアル キルポリエトキシカルボキシレートがあるが、上式においてRはC8−C22アル キル、kは0から10の整数、Mは可溶性塩形成性カチオンである。樹脂酸およ
び水素化樹脂酸も好適であり、例えばロジン、水素化ロジンならびにトール油中
に存在またはトール油から誘導された樹脂酸および水素化樹脂酸がある。さらな
る例は、“Surface Active Agents and Deter
gents”(Vol.I and II,Schwartz,Perry a
nd Berch著)にある。さまざまなこのような界面活性剤は、1975年
12月30日にLaughlin他に発行された米国特許第3,929,678
号、23段、58行から29段23行に一般的に開示されている(参照により本
明細書に組み込む)。
【0080】 本明細書における使用に特に好適な他のアニオン界面活性剤は、アルキル鎖中
に4から24の、好ましくは8から18の、より好ましくは8から16の炭素原
子を有するアルキルカルボキシレートおよびアルキルアルコキシカルボキシレー
トであり、アルコキシはプロポキシおよび/またはエトキシであり、好ましくは
アルコキシ化度が0.5から20、好ましくは5から15でのエトキシである。
本明細書における使用に好ましいアルキルアルコキシカルボキシレートは、Ka
o Chemical GbmhからAkyposoft(商品名)100NV
の名前で市販されているナトリウムラウレス11カルボキシレート(すなわち、
RがC12−C14のRO(C24O)10−CH2COONa)である。
【0081】 本明細書における使用に好適な両性界面活性剤には、以下の式R123NO を有するアミンオキシドがあり、上式において、R1、R2およびR3はそれぞ
れ独立に、炭素数1から30の飽和置換または不飽和、直鎖または分岐状炭化水
素鎖である。本発明により使用されるべき好ましいアミンオキシド界面活性剤は
、以下の式R123NOを有するアミンオキシドであり、R1は1から30、 好ましくは6から20、より好ましくは8から16、最も好ましくは8から12
の炭素原子を含んでなる炭化水素鎖であり、R2およびR3は独立に、1から4
の炭素原子、好ましくは1から3の炭素原子、より好ましくはメチル基を含んで
なる置換または未置換、直鎖または分岐状炭化水素鎖である。R1は、飽和、置
換または未置換直鎖または分岐状炭化水素鎖でよい。本明細書における使用に好
適なアミンオキシドは、例えば、天然ブレンドC8―C10アミンオキシドなら
びにHoechstから市販のC12−C16アミンオキシドである。
【0082】 本明細書における使用に好適な双性イオン界面活性剤は、カチオン性親水性基
、すなわち四級アンモニウム基およびアニオン性親水性基の両方を同一分子上に
比較的広いpH範囲で含有する。典型的なアニオン性親水性基は、カルボキシレ
ートおよびスルホネートであるが、サルフェート、ホスホネートなどの他の基も
使用できる。本明細書において使用される双性イオン界面活性剤の一般式は、 R1−N+(R2)(R3)R4- であり、上式において、R1は疎水性基であり;R2は水素、C1−C6アルキル、
ヒドロキシアルキルまたは他の置換C1−C6アルキル基であり;R3は、R2にも
結合してNと共に環構造を形成できるC1−C6アルキル、ヒドロキシアルキルま
たは他の置換C1−C6アルキル基またはC1−C6カルボン酸基またはC1−C6
ルホネート基であり;R4は、カチオン性窒素原子を親水性基に結合させる部分 であり、典型的には1から10の炭素原子を含むアルキレン、ヒドロキシアルキ
レンまたはポリアルコキシ基であり;Xは、カルボキシレートまたはスルホネー
ト基である親水性基である。
【0083】 好ましい疎水性基R1は、アミド基、エステル基などの結合基を含有できる脂 肪族または芳香族、飽和または不飽和、置換または未置換の炭化水素鎖である。
より好ましいR1は、1から24の、好ましくは8から18の、より好ましくは 10から16の炭素原子を含むアルキル基である。これらの単純なアルキル基は
、コストおよび安定性の理由から好ましい。しかし、疎水性基R1は、式Ra−C
(O)−NH−(C(Rb2mのアミド残基でもよく、上式において、Raは、
脂肪族または芳香族、飽和または不飽和、置換または未置換炭化水素鎖であり、
好ましくは、8から20までの、好ましくは18までの、より好ましくは16ま
での炭素原子を含むアルキル基であり、Rbは、水素およびヒドロキシ基から成 る群から選択され、mは1から4、好ましくは2から3、より好ましくは3であ
り、(C(Rb2)部分に1以下ののヒドロキシ基を有する。
【0084】 好ましいR2は、水素またはC1−C3アルキルであり、より好ましくはメチル である。好ましいR3は、C1−C4カルボン酸基またはC1−C4スルホネート基 、またはC1−C3アルキルであり、より好ましくはメチルである。好ましいR4 は、(CH2nであり、nは1から10、好ましくは1から6、より好ましくは
1から3の整数である。
【0085】 ベタイン/スルホベタインの共通ないくつかの例は、参照により本明細書に組
み込まれる米国特許第2,082,275号、第2,702,279号および第
2,255,082号に記載されている。
【0086】 特に好適なアルキルジメチルベタインの例には、ココナッツジメチルベタイン
、ラウリルジメチルベタイン、デシルジメチルベタイン、2−(N−デシル−N
,N−ジメチルアンモニア)アセテート、2−(N―ココ N,N−ジメチルア
ンモニオ)アセテート、ミリスチルジメチルベタイン、パルミチルジメチルベタ
イン、セチルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタインがある。例えば、
ココナッツジメチルベタインは、Amonyl 265(商品名)の商標でSe
ppicから市販されている。ラウリルベタインは、Empigen BB/L
(商品名)の商標でAlbright&Wilsonから市販されている。
【0087】 アミドベタインの例には、ココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベ
タインまたはC10−C14脂肪族アシルアミドプロピレン(ヒドロプロピレン
)スルホベタインがある。例えば、C10−C14脂肪族アシルアミドプロピレ
ン(ヒドロプロピレン)スルホベタインは、「Varion CAS(商品名)
sulfobetaine」の商標でSherex Companyから市販
されている。
【0088】 ベタインのさらなる例は、Mirataine H2C−HA(商品名)の商
標でRhone−Poulencから市販されているラウリル−イミノ−ジプロ
ピオネートである。
【0089】 本明細書における使用に好適なカチオン界面活性剤には、四級アンモニウム、
ホスホニウム、イミダゾリウムおよびスルホニウム化合物の誘導体がある。本明
細書における使用に好ましいカチオン界面活性剤は、四級アンモニウム化合物で
あって、窒素に結合している炭化水素基の1つまたは2つが、炭素数6から30
の、好ましくは炭素数10から25の、より好ましくは炭素数12から20の飽
和の直鎖または分岐状アルキル基であり、窒素に結合している他の炭化水素基(
すなわち、1つの炭化水素基が上述の長鎖炭化水素基である場合は3、2つの炭 化水素基が上述の長鎖炭化水素基である場合は2)が独立に、炭素数1から4の
、好ましくは炭素数1から3の、置換または未置換、直鎖または分岐状アルキル
鎖、より好ましくはメチル基であるような四級アンモニウム化合物である。本明
細書における使用に好適な好ましい四級アンモニウム化合物は、非塩素化物/非
ハロゲン四級アンモニウム化合物である。前記四級アンモニウム化合物に使用さ
れる対イオンは、いかなる過硫酸塩とも互換性があり、メチルサルフェートまた
はメチルスルホネートなどの群から選択される。
【0090】 ミリスチルトリメチルサルフェート、セチルトリメチルサルフェートおよび/
またはタロートリメチルサルフェートなどのトリメチル四級アンモニウム化合物
は、本発明の組成物に使用するのに特に好ましい。このようなトリメチル四級ア
ンモニウム化合物は、Hoechstから、またはEMPIGEN CM(商品
名)の商標でAlbright&Wilsonから市販されている。
【0091】 非イオン性界面活性剤のうちで、アルコキシ化非イオン性界面活性剤および特
にエトキシ化非イオン性界面活性剤が本明細書における使用に好適である。本明
細書における使用に特に好ましい非イオン性界面活性剤は、キャップされたアル
コキシ化非イオン性界面活性剤であり、その理由は過硫酸塩に対する安定性が改
善されているからである。
【0092】 本明細書における使用に好適なキャップされたアルコキシ化非イオン性界面活
性剤は、以下の式により、 R1(O−CH2−CH2n−(OR2m−O−R3 上式において、R1は、C8−C24直鎖または分岐状アルキルまたはアルケニル基
、アリール基、アルカリール基であり、好ましくは、R1は、C8−C18アルキル
またはアルケニル基であり、より好ましくはC10−C15アルキルまたはアルケニ
ル基であり、さらに好ましくはC10−C15アルキル基であり; R2は、C1−C10直鎖または分岐状アルキル基、好ましくはC2−C10直鎖また は分岐状アルキル基であり; R3は、C1−C10アルキルまたはアルケニル基、好ましくはC1−C5アルキル基
、より好ましくはメチルであり; nおよびmは、独立に、1から20の、好ましくは1から10の、より好ましく
は1から5の範囲の整数であり;またはその混合物である。
【0093】 これらの界面活性剤は、Plurafac(商品名)の商標でBASFから、
Genapol(商品名)の商標でHOECHSTから、Symperonic
(商品名)の商標でICIから市販されている。上記の式で表される好ましいキ
ャップされた非イオン性アルコキシ化界面活性剤は、Genapol(商品名)
L2.5 NRの商標でHoechstから、Plurafac(商品名)の
商標でBASFから市販されているものである。
【0094】 キレート剤 本明細書の布帛漂白方法における使用に好適な液体水性過硫酸塩含有組成物は
、好ましい任意成分としてキレート剤を含んでもよい。好適なキレート剤は当業
者に公知のもののいずれでもよく、ホスホネートキレート剤、アミノカルボキシ
レートキレート剤、他のカルボキシレートキレート剤、多官能置換芳香族キレー
ト剤、エチレンジアミンN,N’−二コハク酸またはそれらの混合物を含んでな
る群から選択されるものなどである。
【0095】 キレート剤の存在は、組成物の化学的安定性をさらに向上させるのに寄与する
。キレート剤は、本明細書における組成物のイオン強度を増加させ、したがって
さまざまな表面に対する染みの除去および漂白性能を向上させるので、本明細書
の組成物に含まれるのが望ましい。
【0096】 本明細書における使用に好適なホスホネートキレート剤には、アルキル金属エ
タン1−ヒドロキシジホスホネート(HEDP)、アルキレンポリ(アルキレン
ホスホネート)ならびにアミノアミノトリ(メチレンリン酸)(ATMP)、ニ
トリロトリメチレンホスホネート(NTP)、エチレンジアミンテトラメチレン
ホスホネートおよびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネート(DTP
MP)を含むアミノホスホネート化合物がある。前記ホスホネート化合物は、そ
の酸官能性のいくつかまたは全てに基づき、その酸の形態または異なるカチオン
の塩としてのいずれかで存在してもいい。本明細書において使用されるべき好ま
しいホスホネートキレート剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネ
ート(DTPMP)およびエタン1−ヒドロキシジホスホネート(HEDP)で
ある。これらのホスホネートキレート剤は、DEQUEST(商品名)の商標で
Monsantoから市販されている。
【0097】 多官能置換芳香族キレート剤も本明細書における組成物に有用である。197
4年5月21日にConnor他に発行された米国特許第3,812,044号
を参照されたい。酸の形態でのこの種類の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロ
キシ−3,5−ジスルホベンゼンなどのジヒドロキシジスルホベンゼンである。
【0098】 本明細書における使用に好ましい生分解性キレート剤は、エチレンジアミンN
,N’−二コハク酸、またはそのアルカリ金属、アルカリ土類、アンモニウムま
たは置換アンモニウム塩またはそれらの混合物である。エチレンジアミンN,N
’−二コハク酸、特に(S、S)異性体は、1987年11月3日にHartm
anおよびPerkinsに発行された米国特許第4,704,233号に広範
囲に記載されてきた。エチレンジアミンN,N’−二コハク酸は、例えば、ED
DS(商品名)の商標でPalmer Research Laborator
iesから市販されている。
【0099】 本明細書に使用されるべき好適なアミノカルボキシレートには、エチレンジア
ミンテトラアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、ジエチレント
リアミンペンタアセテート(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ントリアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオ
ネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、エタノールジグリシン、
プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)およびメチルグリシン二酢酸(MGDA
)があり、いずれもその酸の形態またはそのアルカリ金属、アンモニウムおよび
置換アンモニウム塩の形態である。本明細書において使用される特に好適なアミ
ノカルボキシレートは、ジエチレントリアミン五酢酸、例えばTrilon F
S(商品名)の商標でBASFから市販されているプロピレンジアミン四酢酸(
PDTA)およびメチルグリシン二酢酸(MGDA)である。
【0100】 本明細書において使用されるさらなるカルボキシレートキレート剤には、サリ
チル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、マロン酸およびそれらの混
合物がある。
【0101】 本明細書に使用される他のキレート剤は以下の式で表され、
【0102】
【化5】
【0103】 R1,R2,R3およびR4は独立に、−H、アルキル、アルコキシ、アリール、ア
リーロキシ、―Cl、―Br、−NO2、−C(O)R’および−SO2R’’か
ら成る群から選択され、R’は、−H、−OH、アルキル、アルコキシ、アリー
ルおよびアリーロキシからなる群から選択され;R’’は、アルキル、アルコキ
シ、アリールおよびアリーロキシからなる群から選択され;R5,R6,R7およ びR8は、独立に、−Hおよびアルキルからなる群から選択される。
【0104】 本明細書において使用されるべき特に好ましいキレート剤は、アミノアミノト
リ(メチレンリン酸)、ジエチレントリアミノ五酢酸、ジエチレントリアミンペ
ンタメチレンホスホネート、1−ヒドロキシエタンジホスホネート、エチレンジ
アミンN,N’−二コハク酸およびそれらの混合物である。
【0105】 典型的には、本明細書の布帛漂白方法における使用に好適な液体水性過硫酸塩
含有組成物は、組成物の全重量の5%までの、好ましくは0.01重量%から1
.5重量%の、より好ましくは0.01%から0.5%のキレート剤またはその
混合物を含んでなる。
【0106】 ラジカルスカベンジャー 本明細書の布帛漂白方法における使用に好適な液体水性過硫酸塩含有組成物は
、ラジカルスカベンジャーまたはその混合物を含んでもよい。本明細書における
使用に好適なラジカルスカベンジャーには、公知の置換モノおよびジヒドロキシ
ベンゼンおよびその類似体、アルキルおよびアリールカルボキシレートおよびそ
の混合物がある。本明細書における使用に好ましいそのようなラジカルスカベン
ジャーには、ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ヒドロキノ
ン、ジ−tert−ブチルヒドロキノン、モノ−tert−ブチルヒドロキノン
、tert−ブチルヒドロキシアニソール、安息香酸、トルイル酸、カテコール
、t−ブチルカテコール、ベンジルアミン、1,1,3−トリス(2−メチル−
4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、没食子酸n―プロピルまた
はこれらの混合物であり、非常に好ましいのはジ−tert−ブチルヒドロキシ
トルエンである。没食子酸n―プロピルなどのラジカルスカベンジャーは、Ni
panox S1(商品名)の商標でNipa Laboratoriesから
市販されている。使用される場合、ラジカルスカベンジャーは、本明細書におい
て典型的には、組成物全体に対して10重量%まで、好ましくは0.001重量
%から0.5重量%の量で存在する。
【0107】 ラジカルスカベンジャーの存在は、本明細書の漂白組成物の化学的安定性なら
びにこれらの組成物の安全プロフィールに寄与する可能性がある。
【0108】 試験方法 漂白可能なさまざまな種類の染みについて以下の試験方法により漂白性能を評
価できる。
【0109】 汚染布に対する漂白性能を浸漬条件下で評価する好適な試験方法は以下のとお
りである。本発明による組成物を、典型的には1から100ml/L、好ましく
は20ml/L(組成物:水)の希釈レベルで、水により希釈し、汚染布をその
中に20分から6時間浸漬し、次いですすぐ。または、漂白組成物を、典型的に
は1から100ml/L(組成物:水)の希釈レベルで、洗濯機中で用いてもよ
い。洗濯機中では、汚染布は、30℃から70℃の温度で、10から100分間
洗浄され、次いですすがれる。この比較試験における参照組成物も同じ処理を受
ける。例えば茶、コーヒーなどで汚染布/布きれは、E.M.C.Co.Inc
.から市販されている。
【0110】 次いで、本発明に使用された組成物で処理された汚染布を、参照、例えば同じ
組成物であるが他の漂白系、例えば等しい漂白剤レベルで過酸化水素およびアセ
チルトリエチルシトレートを含んでなる組成物により処理されたものとを並べて
比較することにより漂白性能が評価される。目視の等級分けを用いて0から4の
範囲のパネル単位(psu)での違いを割り当てることができる。
【0111】 さまざまな染みに対する染み除去性能に関して、酵素的な染みおよび脂性染み
に対して同じ試験方法が行われる。
【0112】 実施例 以下の液体水性過硫酸塩組成物は、列記された成分を列記された割合で混合す
ることによりつくられた(他に断りのない限り重量%)。
【0113】
【表1】 組成物(重量%) I II III IV V Akyposoft 100 NV(商品名) 0.5 0.5 - 0.3 0.4 Curox(商品名) 3 2 4 4.3 5 トリフルオロメチルフェニルケトン 0.5 - - 0.3 - アセトアセトン - 0.4 - - 0.4 HEDP 0.1 0.05 0.16 0.1 - BHT 0.05 - - - 0.1 没食子酸プロピル - 0.1 - 0.05 - NaCl - - 0.1 0.5 - NaBr - - - - 1.0 水および微量成分 100%まで 右記pHまでのアルカリ性化剤 2 2.5 4 4 1.5
【0114】
【表2】 組成物(重量%) VI VII VIII IX X XI Akyposoft 100 NV(商品名) 0.5 0.5 0.5 0.2 0.2 - Curox(商品名) 5 7 10 10 6 9.5 アセチルアセトン 0.5 0.5 0.5 - - - N,N−ジメチル−4 −オキソピペリジニウム ニトレート - - - 0.5 0.5 - 没食子酸プロピル 0.05 0.05 0.1 0.1 0.05 - 水および微量成分 100%まで pH 2 1.8 1.5 1.5 2 2
【0115】
【表3】 組成物(重量%) XII XIII XIV XV XVI XVII Akyposoft 100 NV(商品名) 0.5 0.5 0.5 0.2 0.2 0.2 Curox(商品名) 5 7 10 10 6 9.5 シクロヘキサノン 0.5 - 0.5 0.5 - - N,N−ジメチル−3 - 0.5 - - 0.5 - −オキソピペリジニウムニトレート 没食子酸プロピル 0.05 0.05 0.1 0.1 0.05 0.1 水および微量成分 100%まで pH 2 1.8 1.5 1.5 2 2
【0116】
【表4】 組成物 XVIII XIX XX XXI XXII XXIII (重量%) Witoconate 5 5 5 5 5 - NAS 8 (40%活性)(商品名) Curox(商品名) 9.5 9.5 9.5 9.5 9.5 9.5 N,N−ジメチル−4 0.5 1 0.1 0.5 0.5 - −オキソピペリジニウム トリフレート HEDP 0.1 0.2 0.1 - - 0.1 BHT 0.05 0.05 0.1 0.1 0.05 0.05 水および微量成分 100%まで pH 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5
【0117】
【表5】 組成物 XVIV XXV (重量%) Witconate 5 5 NAS 8 (40%活性)(商品名) Curox(商品名) 9.5 9.5 シクロヘプタノン 0.5 0.5 HEDP - 0.1 BHT - 0.05 水および微量成分 100%まで pH 1.5 1.5
【0118】 Akyposoft 100 NV(商品名)は、Kao Chemicala
Gmbhから市販されているC12−C14アルキルエトキシカルボキシレー
ト(EO10)である。 BHTは、ジ−tertブチルヒドロキシトルエンである。 HEDPは、serieDequest(商品名)の名前でMonsantoか
ら市販されているエタン1−ヒドロキシジホスホネートである。 シクロヘキサノンはAldrichから市販されている。 Witconate NAS 8(商品名)は、Witco SAから市販のC
8アルキルスルホネートである。 Curox(商品名)は、Interoxから市販の一過硫酸カリウム、硫酸カ
リウムおよび重硫酸カリウムの三重塩である。
【0119】 以下の布帛漂白方法は、本発明を説明する。
【0120】 実施例1 上記に例示された100mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈した。次いで、汚染布をそのように得られた水性浴に20分間接触
させ、その後水ですすいだ。
【0121】 実施例2 上記に例示された200mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈した。次いで、汚染布をそのように得られた水性浴に20分間接触
させ、その後20分間水ですすいだ。
【0122】 実施例3 上記に例示された300mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈した。次いで、汚染布をそのように得られた水性浴に20分間接触
させ、その後20分間水ですすいだ。
【0123】 実施例4 上記に例示された100mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈した。次いで、汚染布をそのように得られた水性浴に1時間接触さ
せ、その後20分間水ですすいだ。
【0124】 実施例5 上記に例示された100mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈した。次いで、汚染布をそのように得られた水性浴に6時間接触さ
せ、その後20分間水ですすいだ。
【0125】 実施例6 上記に例示された100mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈した。次いで、汚染布をそのように得られた水性浴に24時間接触
させ、その後20分間水ですすいだ。
【0126】 実施例7 上記に例示された100mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈した。次いで、汚染布をそのように得られた水性浴に1時間接触さ
せ、その後20分間水ですすいだ。最後に、そのように漂白された布帛を5Lの
水に希釈したDash Futur(商品名)40gに1時間接触させ、次いで
水ですすいだ。
【0127】 実施例8 140mlのAriel a mano(商品名)を5Lの水で希釈した。汚
染布を、そのように得られた浸漬溶液に1時間接触させ、次いで水ですすいだ。
上記に例示された100mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5L
の水で希釈した。次いで、布帛をそのように得られた水性浴に1時間接触させ、
その後20分間水ですすいだ。
【0128】 実施例9 上記に例示された100mlの液体過硫酸塩組成物(組成物IからXXV)を、5
Lの水で希釈し水性浴を得て、汚染布を20分間接触させた。次いで、布帛を2
分間水ですすぎ、225gのDash Futur(商品名)を用いて洗濯機で
洗浄した(例えば、San Giorgio 352ZX(商品名)、メインサ
イクル)。
【0129】 上記の方法は全て、布帛および色に安全であると同時に、布帛漂白時に卓越し
た漂白性能および効果的な染み除去性能を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 スパドーニ,ルカ イタリア国00149、ローマ、ヴィア、サン トッレ、サンタローザ 30 (72)発明者 マソッティ,バレンティーナ イタリア国40033、カサレッチオ、ディ、 レーノ、ヴィア、ペルティーニ 5 Fターム(参考) 4H003 AB05 BA12 DA01 EA19 EA20 EB03 EB04 EB09 EB12 EB19 EB20 EB24 ED02 EE05 FA08 FA28 FA43

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛を漂白する方法であって、 水性浴中で、7未満のpHを有し過硫酸塩を含んでなる原液形態の液体水性組成
    物を希釈する工程、 前記液体組成物を含んでなる前記水性浴に前記布帛を接触させる工程、次いで前
    記布帛を水ですすぐ工程を含んでなる方法。
  2. 【請求項2】 前記液体水性組成物を含んでなる前記水性浴に、1分から2
    4時間、好ましくは3分から12時間、より好ましくは4分から6時間、最も好
    ましくは4分から15分の範囲の時間布帛が浸漬されたままにされる、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記組成物が、その重量の500倍までの、好ましくは5か
    ら200倍の、より好ましくは10から80倍の希釈レベルで、水により希釈さ
    れる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記布帛を前記液体水性組成物を含んでなる前記水性浴に接
    触させる工程の前および/または前記布帛を前記水性浴に接触させている工程中
    および/または前記布帛を前記水性浴に接触させている工程の後ですすぎ工程の
    前および/またはすすぎ工程の後で、少なくとも1つの界面活性剤を含んでなる 洗濯洗剤組成物で前記布帛が洗浄される、請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記液体水性組成物が、組成物全体重量に対して0.01%
    から50%の、好ましくは0.5%から20%の、より好ましくは1%から15
    %の、最も好ましくは2%から10%の前記過硫酸塩またはその混合物を含んで
    なる、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記液体組成物において、前記過硫酸塩が一過硫酸塩、好ま
    しくは一過硫酸ナトリウムおよび/または一過硫酸カリウムである、請求項1な
    いし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記液体組成物が、組成物全体重量に対して10%までの、
    好ましくは0.05%から5%、より好ましくは0.1%から2%、最も好まし
    くは0.2%から1.5%のケトン、アルデヒドおよび/またはハロゲン化物活
    性剤化合物をさらに含んでなる、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法
  8. 【請求項8】 前記活性剤が、オキソピペリジニウム塩、アンモニウムアセ
    トフェノン塩、アセトアセトン、2,3−ヘキサンジオン、トリメチルアンモニ
    オアセトンニトレート、5−ジエチルベンジルアンモニオ2−ペンタノンニトレ
    ート、5−ジエチルメチルアンモニオ2−ペンタノンニトレート、メチルピルベ
    ート、ジエチルケトマロネート、3−ヒドロキシ−2−ブタノン、アセトール、
    ヘキサクロロアセトン、2,5−ヘキサンジオン、フェニルアセトン、エチルレ
    ブリネート、3−ヒドロキシ−2−ペンタノン、アセトン、3−ペンテン−2−
    オン、メチルエチルケトン、4−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノン、3−
    ペンタノン、2−ヘプタノン、ヒドロキシキノリン、4−アセチル−1−メチル
    ピリジニウムニトレート、ジ−2−ピリジルケトンN―オキシド、2−アセチル
    キノキサリン、2−アセチル−3−メチルキノキサリンオキサリン、ジ−2−ピ
    リジルケトン、6−アセチル−1,2,4−トリメチルキノリニウムニトレート
    、8−ヒドロキシキノリンN−オキシド、メチルフェニルグリオキサレート、N
    −メチル−p−モルホリノアセトフェノンメチルサルフェート、3−アセチルピ
    リジンN―オキシド、p−ニトロアセトフェノン、m−ニトロアセトフェノン、
    ナトリウムp−アセチルベンゼンスルホネート、p−アセチルベンゾニトリル、
    3,5−ジニトロアセトフェノン、4−トリメチルアンモニオアセトフェノンニ
    トレート、4−メトキシ−3−ニトロアセトフェノン、p−クロロアセトフェノ
    ン、p−ジアセチルベンゼン、N―メチル−p−モルホリノアセトフェノンニト
    レート、フェナシルトリフェニルホスホニウムニトレート、2−アセチルピリジ
    ン、2−アセチルピリジンN−オキシド、3−アセチルピリジン、4−アセチル
    ピリジン、4−アセチルピリジンN―オキシド、2,6−ジアセチルピリジン、
    3−アセチルピリジンN−オキシド、トリアセチルベンゼン、シクロヘキサノン
    、2−メチルシクロヘキサノン、2,6−ジメチルシクロヘキサノン、3−メチ
    ルシクロヘキサノン、4−エチルシクロヘキサノン、4−t−ブチルシクロヘキ
    サノン、4,4−ジメチルシクロヘキサノン、メチル4−オキソ−シクロヘキサ
    ノンカルボキシレート、ナトリウム4−オキソ−シクロヘキサノンカルボキシレ
    ート、2−トリメチルアンモニオシクロヘキサノンニトレート、4−トリメチル
    アンモニオシクロヘキサノンニトレート、3オキソ−シクロヘキシル酢酸、シク
    ロヘプタノン、1,4−シクロヘキサジオン、デヒドロ塩素酸、トロピノンメト
    ニトレート、N―メチル−3−オキソキヌクリジニウムニトレート、シクロオク
    タノン、シクロペンタノン、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリドン水
    和物、1−メチル−4―ピペリドンN−オキシド、N―カルボエトキシ4−ピペ
    リドン、テトラヒドロチオピラン−4−オンメトニトレート、テトラヒドロチオ
    ピラン−4−オンS,S−ジオキシド、テトラヒドロチオピラン−3−オンS,
    S−ジオキシド、4−オキサシクロヘキサノンまたはこれらの混合物である、請
    求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記液体水性組成物において、前記漂白活性剤が以下の式を
    有するオキソピペリジニウム塩であって、 【化1】 上式において、カルボニル基>C=Oはオキソピペリジニウムの2,3または4
    位のいずれかにあり;R1およびR2はそれぞれ独立に1から20の炭素原子を
    有する置換または未置換の炭化水素鎖、好ましくは、1から20の炭素原子、好
    ましくは1から12の炭素原子を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケ
    ニルまたはアルキニル基、または6から12の原子を含む置換または未置換アリ
    ール基、またはアリール基が6から12の炭素原子を含むC1−C20アルキル
    アリール基であり;X-はいかなる陰イオンでもよく、例えばトリフラート、ト シラート、メシレート、ニトレートであり、トリフラート、メシレート、トシラ
    ートがより好ましく、トリフラートが最も好ましく、オキソピペリジニウム環は
    、2,3,5または6位において上記のR1またはR2に対して定義された置換
    基の1つまたは複数またはハロゲン原子により一置換または多置換されていても よいオキソピペラジニウム塩および/または以下の式によるアンモニウムアセト
    フェノン塩であり、 【化2】 上式において、アンモニウム基は、2位、3位または4位にあり;R1、R2、
    およびR3は、それぞれ独立に、1から20の炭素原子を有する置換または未置
    換の炭化水素基、好ましくは、1から20の、好ましくは1から12の炭素原子
    を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケニルまたはアルキニル基、また
    は6から10の原子を含む置換または未置換のアリール基またはアリール基が6
    から10の炭素原子を含むC1−C20アルキルアリール基であり;R4は1か
    ら20の炭素原子、好ましくは1から12の炭素原子を有する置換または未置換
    のハロゲン化アルキル基であり、より好ましくはメチルまたはトリフルオロメチ
    ルまたはトリクロロメチルまたはトリブロモメチルであり;X-はいかなる陰イ オンでもよく、例えばトリフラート、トシラート、メシレート、ニトレートであ
    り、ベンゼン環は2,3および/または4位において上記のR1、R2またはR
    3に対して定義された置換基の1つまたは複数またはハロゲン原子により置換さ れてもよいアンモニウムアセトフェノン塩である、請求項7または8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記液体水性組成物において、前記漂白活性剤が、1,1
    −ジメチル−3−オキソピペリジニウムニトレート、1,1−ジメチル−4−オ
    キソピペリジニウムトリフラート、1,1−ジメチル−3−オキソピペリジニウ
    ムトリフラート、1,1−ジメチル−4−オキソピペリジニウムニトレート、1
    −ベンジル−4−ピペリドンメトニトレート、1−t−ブチル−1−メチル−4
    −オキソピペリジニウムニトレート、1―(4−ドデシルベンジル)1−メチル
    −4−オキソピペリジニウムクロライド、3−(N―メチル−4−オキソピペリ
    ジニウム)−プロパンスルホネート、1−アリル−1−メチル−4−オキソピペ
    リジニウムクロライド、1−メチル―1−(1―ナフチル−メチル)−4−オキ
    ソピペリジニウムクロライド、1−メチル−1−ペンタメチルベンジル−4−オ
    キソピペリジニウムクロライド、N,N’−ジメチル− N,N’−フェニレン ジメチレン−ビス(4−オキソピペリジニウムニトレート)、1−ベンジル−1
    −メチル−4−オキソピペリジニウムトリフラート、1−ベンジル−1−メチル
    −3−オキソピペリジニウムトリフラート、1−ベンジル−1−メチル−4−オ
    キソピペリジニウムニトレート、1−ドデシル−1−メチル−4−オキソピペリ
    ジニウムニトレート、1−オクチル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニ
    トレート、1−ノニル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニトレート、4
    −トリメチルアンモニウムアセトフェノンニトレート、2−トリメチルアンモニ
    ウムアセトフェノンニトレート、4−トリエチルアンモニウムアセトフェノンメ
    シレート、3−トリメチルアンモニウムアセトフェノンメシレート、3ハロゲン
    化メチルフェニルケトンまたはそれらの混合物である、請求項7ないし9のいず
    れか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記液体組成物が、0.1から6、より好ましくは0.5
    から4、さらに好ましくは1から3、最も好ましくは1から2の範囲のpHを有
    する、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記液体組成物が、キレート剤、ラジカルスカベンジャー
    、ビルダー、界面活性剤、酸化防止剤、安定剤、汚れ懸濁剤、ポリマー性汚れ放
    出剤、触媒、転染剤、溶媒、抑泡剤、増白剤、香料、染料、顔料およびこれらの
    混合物から成る群から選択される少なくとも1つの任意成分をさらに含んでなる
    、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 布帛を漂白するための、前記布帛の引っ張り強さの損失を
    低減するための、7未満のpHを有し過硫酸塩ならびに任意にアルデヒド、ケト
    ンおよび/またはハロゲン化物活性剤化合物である漂白活性剤化合物を含んでな
    る液体水性漂白組成物の使用。
  14. 【請求項14】 着色された布帛を漂白するための、前記布帛の色の損傷を
    低減するための、7未満のpHを有し過硫酸塩ならびに任意にアルデヒド、ケト
    ンおよび/またはハロゲン化物活性剤化合物である漂白活性剤化合物を含んでな
    る液体水性漂白組成物の使用。
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