JP2001521000A - 誘発性急性閉尿の予防 - Google Patents

誘発性急性閉尿の予防

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JP2001521000A
JP2001521000A JP2000517721A JP2000517721A JP2001521000A JP 2001521000 A JP2001521000 A JP 2001521000A JP 2000517721 A JP2000517721 A JP 2000517721A JP 2000517721 A JP2000517721 A JP 2000517721A JP 2001521000 A JP2001521000 A JP 2001521000A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、5α−レダクターゼの阻害剤を対象に投与することにより、誘発性急性閉尿に罹患し易い男子対象で誘発性急性閉尿を予防することに関する。本発明は誘発性急性閉尿の危険のある対象に5α−レダクターゼ阻害剤を投与することにより誘発性急性閉尿の危険を低減する方法も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 良性前立腺肥大(BPH)は老年男子に起こり易く、行動や健康の自覚を妨げ
る等、QOLを損なう症候を伴う。BPHは進行性の場合があり、閉尿、感染、
膀胱結石及び腎不全の危険を伴う。軽度から中度の症候をもつ多くの男子は無処
置でも支障ないが、煩わしい症候や合併症が進行すると、薬物療法や手術が必要
になる。
【0002】 BPHの合併症の1つは急性閉尿であり、カテーテル法が必要になる。急性閉
尿は特発性と誘発性に分類することができる。特発性急性閉尿はBPHの最も重
篤症状であると患者にみなされることが多い。
【0003】 特発性急性閉尿はBPHに起因し、誘発イベントには結び付けられない急性閉
尿症状である。5α−レダクターゼ阻害剤であるフィナステライドはBPHを治
療し、BPH患者の特発性急性閉尿を有意に低減するのに有効であることが示さ
れている。Andersenら,Urology,49(6),839−845
(1997)。
【0004】 誘発性急性閉尿は72時間以内の麻酔もしくは手術;卒中や鬱血性心不全等の
誘発疾病イベント;前立腺炎や尿管感染等の病態;又は塩酸偽エフェドリン、風
邪薬、鎮痛薬(例えば麻酔薬又は鎮静薬)もしくはベナドリル等の閉尿を誘発す
ることが知られている薬物もしくは薬剤の摂取の少なくとも一つの因子により誘
発される急性閉尿症状である。
【0005】 本発明以前には、誘発性急性閉尿の危険を低減又は予防するBPHの薬物療法
は知られていなかった。
【0006】 酵素5α−レダクターゼは下式に示すようにテストステロン(T)からより強
力なアンドロゲンである5α−ジヒドロテストストロン(ジヒドロテストストロ
ン即ちDHT)への還元を触媒する。
【0007】
【化3】 ヒトには5α−レダクターゼのアイソザイムが2種存在する。一方のアイソザ
イム(1型)は主に皮膚組織の皮脂腺に存在する。他方(2型)は主に前立腺に
存在する。
【0008】 下式:
【0009】
【化4】 に示すようなフィナステライド(17β−(N−tert−ブチルカルバモイル
)−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン)はヒト
2型酵素の強力な阻害剤である。フィナステライドは商品名PROSCAR(登
録商標)で市販されており、アンドロゲン過剰症状の治療に有用であることが知
られている(例えば米国特許第4,760,071号参照)。フィナステライド
は、55歳以上の男子の大半にある程度認められる症状である良性前立腺肥大(
BPH)の治療に現在処方されている。
【0010】 1型と2型の5α−レダクターゼの強力な阻害剤である化合物も知られている
。このような化合物としては、米国特許第5,565,467号に記載されてい
る化合物が挙げられる。
【0011】 発明の要約 本発明は5α−レダクターゼを阻害する化合物を対象に投与することにより、
誘発性急性閉尿に罹患し易い対象で誘発性急性閉尿を予防することに関する。本
発明は誘発性急性閉尿の危険のある対象に5α−レダクターゼを阻害する化合物
を投与することにより、誘発性急性閉尿の危険を低減する方法も提供する。
【0012】 発明の詳細な説明 本発明の1態様によると、有効量の5α−レダクターゼ阻害剤を対象に投与す
ることを特徴とする、誘発性急性閉尿に罹患し易い対象における誘発性急性閉尿
の予防方法が提供される。
【0013】 本発明の別の態様によると、有効量の5α−レダクターゼ阻害剤を対象に投与
することを特徴とする、誘発性急性閉尿の危険のある対象における誘発性急性閉
尿の危険の低減方法が提供される。
【0014】 本発明は更に、誘発性急性閉尿に罹患し易い対象における誘発性急性閉尿の予
防又は危険の低減に有用な医薬の製造のための5α−レダクターゼ阻害剤の使用
に関する。
【0015】 2型5α−レダクターゼの阻害剤は当技術分野で公知である。所与化合物の2
型5α−レダクターゼ阻害活性は、本明細書の実施例3に記載するようにその活
性をアッセイすることにより測定することができる。約100nM未満のIC をもつ化合物は本発明で有用な2型5α−レダクターゼ阻害剤である。2型5
α−レダクターゼ及び1型5α−レダクターゼ活性を併有する化合物は「二重阻
害剤」と呼ばれることが多く、同様に本発明の方法で有用な化合物である。更に
、1型5α−レダクターゼの阻害剤も本発明の方法で有用であると思われる。
【0016】 本発明の方法で有用な化合物としては、構造式I:
【0017】
【化5】 [式中、Rは (a)置換されていないか又は1〜3個のハロゲン置換基で置換されたC1− 10 アルキルと、 (b)置換されていないか又はハロゲン、メチル及びトリフルオロメチルから
独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルから選択される]の
化合物が挙げられる。
【0018】 構造式Iの化合物の1態様において、Rは (a)置換されていないC1−10アルキルと、 (b)置換されていないか又は1もしくは2個のトリフルオロメチル置換基で
置換されたフェニルから選択される。
【0019】 構造式Iの化合物の別の態様において、Rはt−ブチルである。
【0020】 構造式Iの化合物の更に別の態様において、Rは2,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニルである。
【0021】 本発明の方法で有用な2型5α−レダクターゼの他の阻害剤としては、下式に
示すエプリステライド及びツロステライドが挙げられる。
【0022】
【化6】 「ハロ」又は「ハロゲン」なる用語はフルオロ、クロロ、ブロモ及びヨード等
を意味する。
【0023】 「C1−10アルキル」なる用語は炭素原子数1〜10の長さの直鎖及び分枝
鎖アルキル基を意味し、非限定的な例として、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノナニル、デシル及びその異性
体(例えばイソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、イソペン
タン、イソヘキサン等)が挙げられる。
【0024】 多くの有機化合物は溶媒と反応するか又は溶媒から沈殿もしくは結晶して錯体
を形成することができる。これらの錯体は「溶媒和物」として知られている。構
造式Iの化合物の溶媒和物も本発明の範囲に含まれる。多くの有機化合物は2種
以上の結晶形で存在し得る。例えば、溶媒和物によって結晶形が異なることがあ
る。従って、構造式Iの化合物又は医薬的に許容可能なその溶媒和物の全結晶形
も本発明の範囲に含まれる。
【0025】 本発明の方法はBPHであると診断されたか否かに関係なく、誘発イベントに
直面しているヒト男子で使用することができる。
【0026】 本方法は更に、BPHであると診断されたか否かに関係なく、誘発イベントに
最近直面したヒト男子でも使用することができる。
【0027】 例えば、ヒト男子が手術又は麻酔を予定している場合には、本発明の方法の適
当な対象であると言うことができる。別の例では、閉尿を誘発することが知られ
ている薬物又は薬剤を投薬中のヒト男子も本発明の方法の適当な対象であると言
うことができる。
【0028】 あるいは、本発明の方法は将来の誘発性急性閉尿の危険を低減するため又は将
来の急性閉尿の発症を予防するために、特発性であるか急性であるかを問わずに
急性閉尿の病歴をもつ男子対象で使用することもできる。
【0029】 「誘発イベント」なる用語は麻酔もしくは手術;卒中や鬱血性心不全等の誘発
疾病イベント;前立腺炎や尿管感染等の病態;又は塩酸偽エフェドリン、風邪薬
、鎮痛薬(例えば麻酔薬又は鎮静薬)もしくはベナドリル等の閉尿を誘発するこ
とが知られている薬物もしくは薬剤の摂取として定義される。
【0030】 「誘発性急性閉尿」なる用語は上記に定義したような誘発イベントの少なくと
も1種により誘発される急性閉尿症状として定義される。
【0031】 「有効量」なる用語は研究者、獣医、医師又は他の臨床家に要求されている組
織、系、動物又はヒトの生物学的又は医学的応答を誘導する5α−レダクターゼ
阻害剤の量を意味する。
【0032】 本明細書で使用する「組成物」なる用語は、指定量の指定成分を含む生成物だ
けでなく、指定量の指定成分の組み合わせから直接又は間接的に得られる任意生
成物を含むものとする。
【0033】 本発明で使用する5α−レダクターゼの阻害剤は、誘発性急性閉尿を予防又は
その危険を低減するために、哺乳動物、特にヒトに用いる薬剤として有用である
【0034】 一般に、5α−レダクターゼ阻害剤の1日用量は成人1日当たり0.01〜5
00mgの広い範囲をとることができる。好適態様では、1.0〜100mg/
日の用量で5α−レダクターゼ阻害剤を投与する。別の好適態様では、0.5〜
10mg/日の用量で5α−レダクターゼ阻害剤を投与する。経口投与では、治
療する対象の症候に用量を合わせて有効成分0.01、0.05、0.1、0.
5、1.0、2.5、5.0、10.0、15.0、25.0、50.0及び1
00mgを含む錠剤として組成物を投与することが好ましい。約0.0002m
g〜約50mg/kg体重/日の用量レベルで有効量の薬剤を投与するのが一般
的である。用量範囲はより特定的には約0.001〜7mg/kg体重/日であ
る。
【0035】 用量は1日1回投与してもよいし、1日総用量を1日2、3又は4回に分けて
投与してもよい。更に、鼻内経路、経皮経路、直腸坐剤又は連続静脈内溶液によ
り投与する場合には、用量投与は当然のことながら投与期間を通して断続せずに
連続するほうがよい。
【0036】 本発明の方法では、誘発性急性閉尿の危険を避け、将来このような症状を生じ
る危険を低減するために5α−レダクターゼ阻害剤を個体に投与することが好ま
しい。あるいは、予定した誘発イベント(例えば手術又は麻酔)に関連する急性
閉尿の発症を予防するためにこのイベントよりも前に5α−レダクターゼ阻害剤
の投与を開始してもよい。
【0037】 本発明の方法で使用する医療用5α−レダクターゼ阻害剤の製剤は5α−レダ
クターゼ阻害剤と共にその許容可能なキャリヤーを含む。キャリヤーは製剤の他
の成分に相溶性であり、製剤の受容対象に無害であるという意味で医薬的に許容
可能でなければならない。
【0038】 本発明の方法によると、5α−レダクターゼ阻害剤は単独有効成分として投与
してもよいし、抗アンドロゲン、GnRH類似体、GnRHアンタゴニスト等の
別の有効成分又は別の5α−レダクターゼ阻害剤と併用投与してもよい。
【0039】 従って、本発明は医薬的に許容可能なそのキャリヤーと共に2型5α−レダク
ターゼ阻害剤を含む医薬製剤も提供する。
【0040】 製剤としては、経口、直腸、局所又は非経口投与(皮下、筋肉内及び静脈内投
与を含む)に適したものが挙げられる。経口投与に適したものが好ましい。
【0041】 製剤は単位剤形に調剤することができ、製薬技術で公知の方法の任意のものに
より製造することができる。全方法は1種以上の成分を構成するキャリヤーに活
性化合物を混合する段階を含む。一般に、製剤は活性化合物を液体キャリヤー、
ロウ状固体キャリヤー又は微粉状固体キャリヤーと均質且つ緊密に混合した後、
必要に応じて所望剤形に賦形することにより製造される。
【0042】 本発明の製剤によると、5α−レダクターゼ阻害剤は単独有効成分でもよいし
、抗アンドロゲン、GnRH類似体、GnRHアンタゴニスト等の別の有効成分
又は別の5α−レダクターゼ阻害剤と併用してもよい。
【0043】 経口投与に適した本発明の製剤は、所定量の活性化合物を各々含むカプセル、
カシェ剤、錠剤もしくはトローチ等の個別単位として;粉末もしくは顆粒剤とし
て;又は水性液体もしく非水性液体中の懸濁液もしくは溶液(例えばシロップ、
エリキシル剤又はエマルション)として調剤することができる。
【0044】 錠剤は場合により1種以上の補助成分を加えて圧縮又は成形により製造するこ
とができる。圧縮錠剤は粉末又は顆粒等のさらさらした形態の活性化合物を場合
により結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、崩壊剤又は着色剤と混合して適当な機械
で圧縮することにより製造することができる。成形錠剤は好ましくは粉末形態の
活性化合物と適当なキャリヤーの混合物を適当な機械で成形することにより製造
することができる。利用可能な結合剤の非限定的な例としては、澱粉、ゼラチン
、天然糖類(例えばグルコース又はβ−ラクトース)、トウモロコシ甘味剤、天
然及び合成ガム(例えばアラビアゴム、トラガカントゴム又はアルギン酸ナトリ
ウム)、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ロウ等が挙げ
られる。これらの剤形で使用する滑沢剤の非限定的な例としては、オレイン酸ナ
トリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、安息香酸ナト
リウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム等が挙げられる。崩壊剤の非限定的な
例としては、澱粉、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、キサンタンガム等
が挙げられる。
【0045】 合成及び天然ガム(例えばトラガカントゴム、アラビアゴム)、メチルセルロ
ース等の懸濁又は分散剤に適当なフレーバーを加えた中に懸濁又は分散したシロ
ップ又は懸濁液等の経口液体剤形は、活性化合物を溶液又は懸濁液に加えること
により製造することができる。利用可能な他の分散剤としてはグリセリン等が挙
げられる。
【0046】 直腸投与用製剤は、慣用キャリヤー即ち粘膜に非毒性且つ非刺激性であり、5
α−レダクターゼ阻害剤に相溶性であり、貯蔵安定性であり、活性化合物と結合
しないか又は活性化合物の放出を妨げない基剤を使用した坐剤として調剤するこ
とができる。利用可能な基剤としてはカカオ脂(テオブロマ油)、ポリエチレン
グリコール(例えばカーボワックス及びポリグリコール)、グリコール−界面活
性剤組み合わせ、ポリオキシル40ステアレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル(例えばTween、Myrj及びArlacel)、グリセ
リン処理ゼラチン及び水素化植物油が挙げられる。グリセリン処理ゼラチン坐剤
を使用する場合には、メチルパラベンやプロピルパラベン等の防腐剤を使用して
もよい。
【0047】 有効薬剤成分を含む局所製剤は当技術分野で周知の種々のキャリヤー材料(例
えばアルコール類、アロエベラゲル、アラントイン、グリセリン、ビタミンA及
びE油、鉱油、PPG2プロピオン酸ミリスチル等)と混合して例えばアルコー
ル溶液、局所クレンザー、クレンジングクリーム、スキンジェル、スキンローシ
ョン及びクリーム又はジェル処方シャンプーを形成することができる。
【0048】 本発明の化合物は小さな単膜リポソーム、大きな単膜リポソーム及び多重膜リ
ポソーム等のリポソーム送達システムの形態で投与することもできる。リポソー
ムはコレステロール、ステアリルアミン又はホスファチジルコリン等の種々のリ
ン脂質から形成することができる。
【0049】 本発明の化合物は、化合物分子が結合される個々のキャリヤーとしてモノクロ
ーナル抗体を使用することにより送達することもできる。本発明の化合物はター
ゲティング可能な薬剤キャリヤーとして可溶性ポリマーに結合してもよい。この
ようなポリマーとしてはポリビニルピロリドン、ピランコポリマー、ポリヒドロ
キシプロピルメタクリルアミドフェノール、ポリヒドロキシエチルアスパルタミ
ドフェノール又はパルミトイル残基で置換したポリエチレンオキシドポリリジン
が挙げられる。更に、本発明の化合物は薬剤の制御放出を達成するのに有用な類
の生分解性ポリマー(例えばポリ乳酸、ポリεカプロラクトン、ポリヒドロキシ
酪酸、ポリオルトエステル、ポリアセタール、ポリジヒドロピラン、ポリシアノ
アクリレート及びヒドロゲルの架橋又は両親媒性ブロックコポリマー)に結合し
てもよい。
【0050】 非経口投与に適した製剤としては、好ましくはレシピエントの血液に等張の活
性化合物の滅菌水性調製物を含む製剤が挙げられる。このような製剤はレシピエ
ント対象の血液に等張の化合物の溶液又は懸濁液から構成すると適切である。こ
のような製剤は蒸留水、蒸留水中5%デキストロース又は食塩水と活性化合物を
含むものが挙げられる。使用する溶媒に適した溶解度をもつ活性化合物の医薬的
及び薬理的に許容可能な酸付加塩を使用すると有用な場合が多い。有用な塩とし
ては、塩酸塩、イソチオン酸塩及びメタンスルホン酸塩が挙げられる。活性化合
物を含み、適当な溶媒で希釈すると非経口投与に適した溶液を与える濃厚溶液又
は固体も有用な製剤である。
【0051】 本発明の化合物は薬剤の制御放出を達成するのに有用な類の生分解性ポリマー
(例えばポリ乳酸、ポリεカプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエ
ステル、ポリアセタール、ポリジヒドロピラン、ポリシアノアクリレート及びヒ
ドロゲルの架橋又は両親媒性ブロックコポリマー)に結合してもよい。
【0052】 以下の実施例は本発明の範囲を制限するものではなく、そのように解釈すべき
ではない。更に、実施例に記載する方法及び組成物のみが本発明に該当すると解
釈すべきではない。当業者に容易に理解される通り、以下の製造手順の条件、工
程、方法及び組成の公知変形も利用できる。
【0053】 実施例1:誘発性急性閉尿の危険に及ぼす5α−レダクターゼ阻害剤フィナス
テライドの効果 BPH及び前立腺肥大の中度から重度の症候をもつ合計3040人の男子に4
年間二重盲プラセボ比較試験でフィナステライド(17β−(N−tert−ブ
チルカルバモイル)−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−
3−オン、1日5mg)又はプラセボを投与した。BPH関連結果を4カ月毎に
調べた。α遮断薬、抗アンドロゲン剤を投薬中の患者と、慢性前立腺炎、再発性
尿管感染の病歴又は前立腺もしくは膀胱の手術歴のある患者は除外した。無作為
に投与した合計3016人の患者の薬効データをとり、フィナステライド群15
13人とプラセボ群1503人の誘発性急性閉尿分析を行った。
【0054】 処置群を知らせずに最終審査会で急性閉尿症状に関連する全試験関連資料を調
査し、症状を特発性と他の因子による誘発性に分類した。最終審査会は、72時
間以内の手術、誘発疾病イベント(例えば卒中)又は閉尿を誘発すると考えられ
る薬物(例えば塩酸偽エフェドリン)の摂取等の明白な誘発イベントがない場合
に全急性閉尿を「明白に」BPHに関連する(「特発性」)と分類した。他の急
性閉尿症状は2種以上の因子(BPHを含む)がイベントの誘発に関与している
と思われたので、「明白に」BPHに関連していない(「誘発性」)と分類した
【0055】 最初のイベントまでの時間のログランク検定を使用して急性閉尿を分析し、フ
ィッシャーの直接検定で累積発生率を確認した。
【0056】 プラセボ群の49人(3.3%)の患者とフィナステライド群の23人(1.
5%)の患者は4年間試験期間中に誘発性急性閉尿症状があった。2群間の差は
最初のイベントまでの時間のログランク検定とフィッシャーの直接検定の両者で
高度に有意(p=0.002)であった。プラセボに対するフィナステライドの
相対危険度(ハザード比)は0.48であり、プラセボに比較してフィナステラ
イドは4年間試験期間で誘発性急性閉尿症状の危険を52%低減することが判明
した。
【0057】 実施例2:ヒト前立腺及び頭皮5α−レダクターゼの調製 フリーザーミルを使用してヒト組織サンプルを粉砕し、40mMリン酸カリウ
ム(pH6.5)、5mM硫酸マグネシウム、25mM塩化カリウム、1mMフ
ッ化フェニルメチルスルホニル、1mMジチオトレイトール(DTT)に0.2
5Mスクロースを加えた中でPotter−Elvehjemホモジナイザーを
使用してホモジナイズした。ホモジネートを1,500×gで15分間遠心して
粗核ペレットを調製した。粗核ペレットを2回洗浄し、緩衝液2容量に再懸濁し
た。再懸濁したペレットに最終濃度20%までグリセロールを加えた。酵素懸濁
液をアリコートに分けて−80℃で凍結した。前立腺及び頭皮レダクターゼはこ
れらの条件下で保存した場合に少なくとも4カ月間安定であった。
【0058】 実施例3:5α−レダクターゼアッセイ 1型5α−レダクターゼの反応混合物は最終容量100μL中に40mMリン
酸カリウム(pH6.5)、5mM[7−H]−テストステロン、1mMジチ
オトレイトール及び500μM NADPHを含むものとした。2型5α−レダ
クターゼの反応混合物は最終容量100μL中に40mMクエン酸ナトリウム(
pH5.5)、0.3mM[7−H]−テストステロン、1mMジチオトレイ
トール及び500μM NADPHを含むものとした。一般に、前立腺ホモジネ
ート50〜100μg又は頭皮ホモジネート75〜200μgを加えてアッセイ
を開始し、37℃でインキュベートした。10〜50分後にDHT及びT各10
μgを含む70%シクロヘキサン:30%酢酸エチルの混合物250μLで抽出
することにより反応を停止した。エッペンドルフマイクロ遠心機で14,000
rpmで遠心することにより水層と有機層を分離した。有機層を順相HPLC(
10cm Whatman Partisil 5シリカカラムを1ml/分7
0%シクロヘキサン:30%酢酸エチルで平衡;保持時間:DHT6.8−7.
2分、アンドロスタンジオール7.6−8.0分、T9.1−9.7分)にかけ
た。HPLCシステムはWaters Model 680 Gradient
SystemにHitachi Model 655α Autosampl
er、Applied Biosystems Model 757可変UVデ
テクター及びRadiomatic Model A120放射能アナライザー
を取り付けた。HPLC流出液をFlo Scint 1(Radiomati
c)1容量と混合することにより放射能フローデテクターを使用してTからDH
Tへの変換を監視した。記載条件下でDHTの生産は少なくとも25分間線形で
あった。ヒト前立腺及び頭皮調製物で観察されたステロイドはT、DHT及びア
ンドロスタンジオールのみであった。
【0059】 阻害試験 化合物を100%エタノールに溶かした。基質テストステロンを加えて反応を
開始する前に被験化合物を酵素(1型又は2型5α−レダクターゼ)と共にプレ
インキュベートした。IC50値はテストステロンからジヒドロテストステロン
への酵素変換を対照の50%減らすために必要な阻害剤の濃度を表す。阻害剤の
濃度を0.1から1000nMまで変化させて6点滴定を使用してIC50値を
測定した。上記アッセイで本発明の代表的化合物の1型及び2型5α−レダクタ
ーゼ阻害を試験した。
【0060】 本明細書中で2型5α−レダクターゼ阻害剤と呼ぶ化合物は、上記アッセイで
IC50値が約100nM以下であり、5α−レダクターゼ2アイソザイムの阻
害を示す化合物である。
【0061】 上記アッセイで化合物を1型及び2型5α−レダクターゼ阻害について試験し
た処、1型アイソザイムの阻害に関して約100nM未満のIC50値をもつこ
とが判明した。1型アイソザイムの阻害に関して約50nM未満のIC50をも
つことが判明した化合物を1型阻害剤と呼ぶ。
【0062】 「二重阻害剤」と呼ぶ化合物は上記1型5α−レダクターゼ及び2型5α−レ
ダクターゼの両者の阻害剤である。
【0063】 以上、本発明を所定の特定態様について説明し、図面に示したが、当業者に自
明の通り、発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の変更、変形及び置き
換えが可能である。例えば、上記本発明の化合物の適応症のいずれかを治療中の
患者の応答の変動の結果として、上記に記載した特定用量以外の有効用量を適用
することができる。同様に、観察される特定薬理応答は選択する特定活性化合物
又は医薬キャリヤーの有無、更には使用する製剤の種類と投与方法により異なる
が、結果に予想されるこのような変動又は相違は本発明の目的と実施に従うとみ
なす。従って、本発明は請求の範囲により定義され、請求の範囲は妥当な限り広
義に解釈すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 DA10 MA01 MA04 NA14 ZA83 ZC20 4C091 AA01 CC05 DD01 EE07 FF01 GG01 HH01 JJ03 KK01 LL01 MM03 NN01 PA02 PA12 QQ01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効量の5α−レダクターゼ阻害剤を対象に投与することを
    特徴とする、誘発性急性閉尿の危険のある男子対象における誘発性急性閉尿の危
    険の低減方法。
  2. 【請求項2】 構造式I: 【化1】 [式中、Rは (a)置換されていないか又は1〜3個のハロゲン置換基で置換されたC1− 10 アルキルと、 (b)置換されていないか又はハロゲン、メチル及びトリフルオロメチルから
    独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルから選択される]の
    化合物又は医薬的に許容可能なその溶媒和物もしくは結晶形を対象に投与するこ
    とを特徴とする、誘発性急性閉尿の危険のある男子対象における誘発性急性閉尿
    の危険の低減方法。
  3. 【請求項3】 Rが (a)置換されていないC1−10アルキルと、 (b)置換されていないか又は1もしくは2個のトリフルオロメチル置換基で
    置換されたフェニルから選択される請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 Rがt−ブチルである請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 Rが2,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルである請
    求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 誘発性急性閉尿が麻酔もしくは手術;誘発疾病イベント;前
    立腺炎もしくは尿管感染等の誘発病態;又は閉尿を誘発することが知られている
    薬物の摂取により誘発される請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 誘発疾病イベントが卒中と鬱血性心不全から選択され、誘発
    病態が前立腺炎と尿管感染から選択され、閉尿を誘発することが知られている薬
    物が塩酸偽エフェドリン、風邪薬、麻酔薬、鎮静薬及びベナドリルから選択され
    る請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 誘発性急性閉尿が麻酔又は手術により誘発される請求項6に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 5mg/日の用量でフィナステライドを投与する請求項1に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 有効量の5α−レダクターゼ阻害剤を対象に投与すること
    を特徴とする、誘発性急性閉尿に罹患し易い男子対象における誘発性急性閉尿の
    予防方法。
  11. 【請求項11】 構造式I: 【化2】 [式中、Rは (a)置換されていないか又は1〜3個のハロゲン置換基で置換されたC1− 10 アルキルと、 (b)置換されていないか又はハロゲン、メチル及びトリフルオロメチルから
    独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルから選択される]の
    化合物又は医薬的に許容可能なその溶媒和物もしくは結晶形を対象に投与するこ
    とを特徴とする、誘発性急性閉尿に罹患し易い男子対象における誘発性急性閉尿
    の予防方法。
  12. 【請求項12】 Rが (a)置換されていないC1−10アルキルと、 (b)置換されていないか又は1もしくは2個のトリフルオロメチル置換基で
    置換されたフェニルから選択される請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 Rがt−ブチルである請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 Rが2,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルである
    請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 誘発性急性閉尿が麻酔もしくは手術;誘発疾病イベント;
    前立腺炎もしくは尿管感染等の誘発病態;又は閉尿を誘発することが知られてい
    る薬物の摂取により誘発される請求項10に記載の方法。
  16. 【請求項16】 誘発疾病イベントが卒中と鬱血性心不全から選択され、誘
    発病態が前立腺炎と尿管感染から選択され、閉尿を誘発することが知られている
    薬物が塩酸偽エフェドリン、風邪薬、麻酔薬、鎮静薬及びベナドリルから選択さ
    れる請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 誘発性急性閉尿が麻酔により誘発される請求項15に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 5mg/日の用量でフィナステライドを投与する請求項1
    0に記載の方法。
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