JP2001520777A - 遠距離通信ネットワークにおいてクライアントプログラムをネットワークデバイスにインターフェースするインターフェース - Google Patents

遠距離通信ネットワークにおいてクライアントプログラムをネットワークデバイスにインターフェースするインターフェース

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Abstract

(57)【要約】 包括的なインターフェースが、多数のクライアントアプリケーションプログラムを多数のネットワークデバイスにインターフェースすることを提供する。クライアントアプリケーションプログラムは、互いに異なってもよく、かつ、ネットワーク復旧とネットワークメンテナンスとネットワーク管理とを実行するためのアプリケーションプログラムを含んでもよい。ネットワークデバイスは、異なるデバイスタイプのものであってもよい。インターフェースは、クライアントアプリケーションプログラムとネットワークデバイスとの間における通信が目的地の要求と互換性があるように、該通信を変換する。該インターフェースは、(自動検査メカニズムおよびデータリンク管理メカニズムのような)追加機能を具備してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 遠距離通信ネットワークにおいて クライアントプログラムを ネットワークデバイスにインターフェースするインターフェース技術分野 本発明は、一般的には、遠距離通信ネットワークに関し、かつ、より詳細には 、遠距離通信ネットワークにおいてクライアントプログラムをネットワークデバ イスにインターフェースするインターフェースに関する。本発明の背景 (電話ネットワークのような)遠距離通信ネットワークは、多数の異なる構成 要素を具備する。一般的に、遠距離通信ネットワークは、ネットワークデバイス を具備する。該ネットワークデバイスは(通信を容易にする)リンクによって相 互連結されている。ネットワークデバイスの例は、デジタルクロスコネクト(D XC)と多重送信装置とライン終端装置とコンピュータシステムとファイバ送信 システムとである。ここで使用される「リンク」は、ネットワークデバイス間に おける(ネットワークトラヒックを伝える)物理的接続である。単一リンクは、 多数の中継線を具備してもよい。ここで、「中継線」は、通信の論理的チャネル であり、1または2以上のネットワークデバイスおよび/または1または2以上 の(ネットワークデバイス間における)リンクを横断する能力を伴う。 上述されたように、ネットワークデバイスは、多数の異なるタイプからなって もよい。(外部コマンドに基づいて通信中継線を切り換える)DXCについて考 える。多くの異なるタイプのDXCが存在し、かつ、(DXCを販売する)多く の異なる販売者が存在する。一般的に、各販売者のデバイスは、該デバイスに独 特なコマンドセットと(該コマンドを具備するデータメッセージに対して)該デ バイスに独特なフォーマットとを有する。 大抵の遠距離通信ネットワークは、様々なネットワークデバイスを利用する。 そのため、共通の制御システムを用いてそのようなデバイスを管理することは困 難である。例えば、(故障の後に遠距離通信ネットワーク内のトラヒックを復旧 する)復旧システムは、(復旧を実現するために使用される)異なるタイプのデ バイスの各々と通信できなくてはならない。これらのデバイスは、DXCを具備 する。中央制御システムは、(ネットワークにおいて故障の影響を及ぼされたエ リア内の)各DXCへコマンドを送信できなくてはならず、かつ、該各DXCか らメッセージを受信できなくてはならない。中央制御システムは、デバイスのタ イプと(そのデバイスに対する)コマンドのフォーマットとを識別できなくては ならない。加えて、中央制御システムは、異なるタイプのデバイスからの異なる フォーマットにおけるメッセージを受信できなくてはならず、かつ、共通の包括 的な方法でこれらのメッセージを翻訳処理できなくてはならない。これらの困難 性は、ネットワークデバイスの多くが(与えられたバージョンのソフトウェアを 実行する)プログラマブルデバイスであることによって、複雑化される。同一の デバイスが異なるバージョンのソフトウェアを実行するかもしれず、故に、追加 の互換性問題が発生する。本発明の概要 本発明は、(多数のクライアントプログラムを多数のネットワークデバイスに インターフェースする)共通インターフェースを提供することによって、先行技 術の困難性を解消する。該インターフェースは、共通フォーマットでクライアン トプログラムと通信し、かつ、デバイス特有フォーマットでネットワークデバイ スと通信する。該インターフェースは、ネットワークデバイスのデバイス特有フ ォーマットからの通信を、クライアントプログラムの共通フォーマットへ変換で きる。同様に、該インターフェースは、共通フォーマットにおけるクライアント プログラムからの通信を、ネットワークデバイスのデバイス特有フォーマットに おける通信へ変換できる。該インターフェースは、また、最適のデータリンクを 利用するために、(データリンクの自動検査および自動監視のような)追加機能 を具備してもよい。 本発明の第1特徴によれば、プログラムをネットワークデバイスにインターフ ェースする方法が、遠距離通信ネットワークにおいて、コンピュータシステムに よって実行される。インターフェースは、プログラムをネットワークデバイスに インターフェースするために提供される。ここで、各ネットワークデバイスは、 デバイス特有通信フォーマットを有する。(選択されたネットワークデバイスに 行先を定められた)第1通信は、インターフェースにおいて、プログラムから、 第1フォーマットで受信される。該インターフェースは、第1通信を、第1フォ ーマットから、第2フォーマットへ変換する。第2フォーマットは(通信が行先 を定められた)選択されたネットワークデバイスのデバイス特有通信フォーマッ トである。そして、変換された通信は、第2フォーマットで、インターフェース から、選択されたネットワークデバイスへ送られる。 本発明の他の特徴によれば、遠距離通信ネットワークは、プロセッサ上で実行 されるプログラムを具備する。プログラムは、通信のための通信フォーマットを 採用する。遠距離通信ネットワークは、また、多数のネットワークデバイスを具 備する。ここで、各ネットワークデバイスは、デバイス特有通信フォーマットを 有する。プログラムとネットワークデバイスとの間における通信を容易にするた めに、プログラムをネットワークデバイスにインターフェースするためのインタ ーフェースが、遠距離通信ネットワークにおいて提供される。インターフェース は、変換器を具備する。該変換器は、(ネットワークデバイスへ行先を定められ た)プログラムからの通信を、ネットワークデバイスのデパイス特有通信フォー マットへ変換する。 本発明の更なる特徴によれば、ネットワークデバイスと(プログラムを実行す る)プロセッサと(ネットワークデバイスへ通じる)データリンクとを有するコ ンピュータ実行方法が、遠距離通信ネットワークにおいて実行される。プログラ ムをネットワークデバイスにインターフェースするインターフェースが提供され る。該インターフェースは、データリンクのうちのどのデータリンクが最も信頼 性があるかを判断し、かつ、該データリンクを(ネットワークデバイスとの通信 に対して使用されるべき)主要リンクとして決定する。データリンクのうちの他 の1つのデータリンクが(主要リンクが故障したときにネットワークデバイスと の通信に対して使用されるべき)第2リンクとして指定される。図面の簡単な説明 本発明に対する例示的な実施形態が、以下の図面に関連して、より詳細に以下 に説明される。 図1は(本発明による第1オプションを実施するために適切な)遠距離通信ネ ットワークの一部を図解するブロック図である。 図2は、図1のコンピュータシステムをより詳細に図解するブロック図である 。 図3は(本発明による第2オプションを実施するために適切な)遠距離通信ネ ットワークの一部のブロック図である。 図4は、本発明の例示的な実施形態のNIFTEの主要な構成要素を図解する 。 図5は、図4の共通インターフェースモジュールのためのデータフロー図であ る。 図6は、図5のQueue_Input_Cmdsオブジェクトによって実行されるステップを 図解するフローチャートである。 図7は、図5のParse_Input_Cmdsオブジェクトによって実行されるステップを 図解するフローチャートである。 図8は、図5のNIFTE_Data_Managerオブジェクトによって実行されるステップ を図解するフローチャートである。 図9は、図5のAdminister_Alarm_Subscriber_Listオブジェクトによって実行 されるステップを図解するフローチャートである。 図10は、図5のNIFTE_Shutdownオブジェクトによって実行されるステップを 図解するフローチャートである。 図11Aは、図5のProcess_State_ChangeオブジェクトがChange_Readiness_M ode_Cmdを受信するときに該オブジェクトによって実行されるステップを図解す るフローチャートである。 図11Bは、図5のProcess_State_ChangeオブジェクトがChange_Ex_State_Cm dを受信するときに該オブジェクトによって実行されるステップを図解するフロ ーチャートである。 図12は、図5のVerify_Device_Cmdsオブジェクトによって実行されるステッ プを図解するフローチャートである。 図13は、図4のデバイス特有インターフェースモジュールの構成要素ための データフロー図である。 図14Aおよび図14Bは、検査コマンドが受信されるときにデバイス特有イ ンターフェースによって実行されるステップのフローチャートを表す。 図15Aおよび図15Bおよび図15Cは、ポート接続コマンドまたはポート 接続断コマンドが受信されるときにデバイス特有インターフェースモジュールに よって実行されるステップのフローチャートを示す。 図16は、要求されていないアラームがNIFTEによって受信されるときに 実行されるステップを図解するフローチャートである。 図17は、図4の初期化モジュールの構成要素のためのデータフロー図である 。 図18は、初期化モジュールによって実行されるステップを図解するフローチ ャートである。発明の詳細な説明 ここで説明される本発明の例示的な実施形態は(クライアントアプリケーショ ンプログラムを多数のネットワークデバイスにインターフェースする)包括的な インターフェースを提供する。クライアントアプリケーションプログラムは(遠 距離通信ネットワークの復旧とメンテナンスと管理とを含む)異なる機能を実行 してもよい。該インターフェースは、電話ネットワークにおける使用に対して特 によく適合される。そこで、以下の討論のために、「該インターフェースが電話 ネットワークにおいて利用される」ということが仮定される。該インターフェー スは、(クライアントアプリケーションプログラムによって共有される)共通フ ォーマットにおいて生じる通信を、ネットワークデバイスのデバイス特有フォー マットへ変換する。逆に、該インターフェースは、デバイス特有フォーマットに おける(ネットワークデバイスからの)通信を、クライアントアプリケーション プログラムの共通フォーマットにおける通信へ変換する。結果として、該インタ ーフェースは、クライアントアプリケーションプログラムとネットワークデバイ スとの間において、制約のない通信を可能とする。クライアントアプリケーシヨ ンプログラムは、様々なネットワークデバイスの各々との通信のためのコードと 構成情報とを有する必要がない。同様に、ネットワークデバイスは(クライアン トアプリケーションプログラムと直接通信するための)追加構成要素を有する必 要がない。故に、該インターフェースは、ネットワークデバイスと通信する(ク ライアントアプリケーションプログラムの)能力を、大いに簡単化する。 該インターフェースは、コンピュータが実行可能な命令において実現されても よい。該インターフェースは、ソフトウェアまたはハードウェアまたはファーム ウェアまたはそれらの組み合わせにおいて実現されてもよい。より詳細に以下に 説明されるように、該インターフェースの多数の実体が、与えられた遠距離通信 ネットワーク内に存在してもよい。該インターフェースは、検査要求を(外部か らの刺激なしに)周期的な間隔で生成する自動検査機能のような追加機能を具備 してもよい。該検査要求は、ネットワークデバイスの状態と構成とに関する情報 を検索するために、ネットワークデバイスを検査する。該インターフェースは、 また、(該インターフェースをネットワークデバイスと接続する)データリンク を管理するための機能を具備してもよい。この機能は、インターフェースが「( 与えられたネットワークデパイスへ通じるデータリンクのうちの)どのデータリ ンクが最も信頼性があるか」ということを判断することを、可能にする。この最 も信頼性のあるデータリンクは、ネットワークデバイスへの(および、ネットワ ークデバイスからの)通信を伝えるための主要リンクとして指定される。第2の リンクもまた、(主要リンクが故障したときに活動中となる)バックアップリン クとして働くために指定される。該インターフェースは、遠距離通信ネットワー ク内のイベントおよび状態を変化させることに応答して、「主要リンクおよび第 2リンクとしてどのリンクが指定されるのか」ということを変化させる知的機能 を具備する。 図1は、本発明に基づく第1オプションを示す遠距離通信ネットワークの一部 を表す。第2オプションは、より詳細に以下に討論される。コンピュータシステ ム10は、ネットワーク資源12にインターフェースされる。コンピュータシス テム10は、多数のクライアントアプリケーションプログラム14A〜14Nを 実行する。クライアントアプリケーションプログラム14A〜14Nは、遠距離 通信システムの動的ネットワーク復旧を実行するためのアプリケーションプログ ラム14Aを具備してもよい。復旧アプリケーションプログラム14Aは、ネッ トワークデバイスからアラームを受信する。そして、故障の後に遠距離通信ネッ トワーク上のトラヒックを復旧するために、該デバイスへコマンドを送信する。 クライアントアプリケーションプログラムは、また、メンテナンスアプリケーシ ョンプログラム14Bを具備してもよい。メンテナンスアプリケーションプログ ラム14Bは、遠距離通信システム内のネットワークデバイスへ、メンテナンス コマンドを送信する。当業者は、「異なるクライアントアプリケーションプログ ラムがコンピュータシステム10上で実行されてもよい」ということと、「追加 のクライアントアプリケーションプログラムもまたコンピュータシステム上で実 行されてもよい」ということとを認識する。更に、アプリケーションプログラム は、単一のコンピュータシステム上で実行される必要はなく、むしろ(互いに通 信中である)多数のコンピュータシステム上で実行されてもよい。 コンピュータシステムは(ネットワークにおける現在の構成およびトポロジー を反映する)リアルタイムネットワークデバイスデータを記憶する。このデータ は、独立したデータベース16において組織化されてもよい。コンピュータシス テム10は、また、ネットワークアイテムフロントエンド(network item front end:NIFTE)として知られるインターフェースとして機能する。NIFT E18は、アプリケーションプログラムとネットワークデバイスとの間における 共通インターフェースとして働く。NIFTE18の詳細は、以下に説明される 。 ネットワーク資源12は、NIFTE18を介して、コンピュータシステム1 0と通信する。ネットワーク資源12は、多数のネットワークデバイス20A〜 20Nを具備する。当業者は、「ネットワークデバイスは、デジタルクロスコネ クト(DXC)を含む多数の異なるタイプの遠距離通信デバイスのうちの如何な るものであってもよい」ということを認識する。上述されるように、DXCは( トラヒックを経路決定するために)様々なポートの間で中継線を切り換えるデバ イスである。DXCは、ネットワーク復旧において、欠くことのできない機能を 果たす。DXCは、該DXCのポート上のトラヒックを監視でき、かつ、故障が 検出されるとアラームを生成することができる。加えて、DXCは、ネットワ ークトラヒックを復旧するために、復旧クライアントアプリケーションプログラ ム14Aからコマンドを受信しかつ処理してもよい。以下の討論のために、「ネ ットワークデバイス20A〜20NはDXCである」ということが仮定される。 NIFTE18は、各ネットワークデバイスへの(通信ゲートウエー24を介 する)バックアップ通信経路を有する。ゲートウエー24は、NIFTE18と ネットワーク資源12との間において、ネットワーク集信機インターフェースと して働く。通信リンク21は、通信ゲートウエー24とNIFTE18との間に おける接続を提供し、かつ、通信リンク23は、サイトコントローラ22A〜2 2NとNIFTEとの間における接続を提供する。通信リンク21,23は、規 格X.25接続であってもよい。サイトコントローラ22A〜22Nは、ネット ワークデバイス20A〜20Nへのアクセスを提供する。独立したサイトコント ローラが、各場所に置かれている。 図2は、図1のコンピュータシステム10に対して適切なコンピュータシステ ム構成を示す。該コンピュータシステムは、中央処理ユニット(CPU)26を 具備する。該CPU26は(ビデオディスプレイ28とマウス30とキーボード 32とを含む)多数の周辺デバイスと通信する。CPU26は、また、メモリ3 4および第2記憶装置36へのアクセスを有する。NIFTE18を実現するた めのオブジェクトが、クライアントアプリケーションプログラム14A〜14N と共に、メモリ34内に記憶されている。リアルタイムネットワークデバイスデ ータ16が、第2記憶装置36内に記憶されていてもよく、または、主要メモリ 34内に常駐していてもよい。コンピュータシステム10は、更に、モデム38 を具備してもよい。モデム38は、コンピュータシステムが電話線上で通信を送 受信することを可能とする。コンピュータシステム10は、また、ネットワーク アダプタ40を具備してもよい。ネットワークアダプタ40は(コンピュータ資 源を有する)ネットワークにインターフェースする。 当業者は、「図2に表されるコンピュータシステム構成は、単なる実例を意図 するものであり、本発明の限定を意図するものではない」」ということが認識す る。本発明は、他のコンピュータシステム構成を伴って実施されてもよい。上述 されたように、クライアントプログラム14A〜14NおよびNIFTE18は 、 異なる機械上に存在してもよい。更に、コンピュータシステム10は、単一のプ ロセッサまたはパーソナルコンピュータシステムとしてよりも、むしろ、分散コ ンピューティングシステムとして実現されてもよい。 図3は、本発明に基づく第2オプションを表す。第2オプションでは、NIF TEの多数の実体が提供される。図3に表される実施形態では、各ネットワーク デバイス20A〜20Nが(該各ネットワークデバイス20A〜20N自身に対 応する)NIFTEを有するように、NIFTE18A〜18Nが提供される。 NIFTEの各実体は、同じコードを具備するが、独立したプロセスとして(コ ンピュータシステム10によって)実行される。各クライアントアプリケーショ ンプログラム14A〜14Nは、与えられたネットワークデバイス20A〜20 Nに関連するNIFTEを介して、該ネットワークデバイス20A〜20Nと通 信してもよい。図3に示されるように、各クライアントアプリケーションプログ ラムは、各NIFTEとの接続を有する。更に、各NIFTEは、リアルタイム ネットワークデバイスデータデータベース16へのアクセスを有する。 各NIFTE18A〜18Nは、2つの冗長なデータリンク42A〜42N, 44A〜44Nを介して、該各NIFTE18A〜18Nに対応するネットワー クデバイス20A〜20Nへ接続される。該データリンク42A〜42N,44 A〜44Nは、例えば、X.25データリンクであってもよい。そのような各デ ータリンク42A〜42N,44A〜44Nは、(関連するネットワークデバイ ス20A〜20Nに対する)主要リンクまたは第2リンクであるとして指定され る。NIFTE18A〜18Nとネットワークデバイス20A〜20Nとの間に おける通信は、1つのリンク上で、一度に実行される。このとき、使用されてい ないリンクは、バックアップ第2リンクとして働く。各リンク対に対して、NI FTEは、リンクのうちの片方を、主要リンクとして指定し、かつ、他のリンク を、第2リンクとして指定する。好ましくは、NIFTEは、より信頼性のある リンクを、主要リンクとして指定する。一般に、NIFTEがネットワークデバ イス20A〜20Nとの通信を確立するときに、該ネットワークデバイスへ通じ るリンクの対における両方のリンク上で、接続要求が送信される。そして、接続 を伴って応答する最初のリンクが主要リンクとして指定され、他のリンクが第2 リンクとして指定される。もし、主要リンクが故障したならば、NIFTEは、 該NIFTEの通信を、指定された第2リンクへ自動的にシフトし、かつ、(該 第2リンクが新たな主要リンクであるように)リンクの指定を変更する。 「バイナリデータリンク42A〜42N,44A〜44Nの各々は、多数の論 理的な(通信の)チャネルを具備してもよい」ということが認識されるべきであ る。例えば、アルカテル(Alcatel)DXCデバイスは、1つのリンクあたり4 つの論理的チャネルをサポートする。論理的チャネルの数は、ネットワークデバ イスのタイプに依存してもよい。 上述されたように、通信ゲートウエー24は、個々のネットワークデバイス2 0A〜20Nに対するデータリンク42A〜42N,44A〜44Nが故障した 場合に、バックアップ通信経路として働く。 各NIFTE18A〜18Nは、ネットワークデバイス20A〜20Nに対し て、管理機能およびメンテナンス機能を提供できる。メンテナンスシステム14 Bは、メンテナンス機能を実行するために、コマンドを生成する。該メンテナン ス機能は、例えば、バイナリリンクの許可および不許可や、バイナリリンクの動 的構成や、内部構成パラメータの変更である。各NIFTEは、また、周期的な 間隔で、ネットワークデバイスの自動検査を行ってもよい。 図4は、NIFTE18の(高い水準での)内部構成図を表す。NIFTE1 8の各実体は、3つの主要なソフトウェアモジュール(共通インターフェースモ ジュール50とデバイス特有インターフェースモジュール52と初期化モジュー ル54と)からなる。共通インターフェースモジュール50は、クライアントア プリケーションプログラム14A〜14Nから共通フォーマット構文でコマンド を受信することに対して責任を負っている。共通インターフェースモジュール5 0は、ネットワークデバイス20A〜20Nへコマンドを送るために、デバイス 特有インターフェースモジュール52と通信する。加えて、共通インターフェー スモジュール50は、デバイス特有インターフェースモジュール52を介して、 ネットワークデバイス20A〜20Nから、コマンドに対する応答を受信し、か つ、該応答を、変換されたフォーマットで、クライアントアプリケーションプロ グラム14A〜14Nへ送る。共通インターフェースモジュール50は、該モジ ュール自身のコマンドを生成することによって、自動化された検査および管理を 実行する。デバイス特有インターフェースモジュール52は、コマンドを、共通 フォーマットから、(目的地ネットワークデバイス20A〜20Nによって要求 される)デバイス特有フォーマットへ変換する。デバイス特有インターフェース モジュール52は、また、ネットワークデバイス20A〜20Nから応答を受信 し、かつ、該応答を共通フォーマットへ変換する。それによって、該応答は、共 通インターフェースモジュール50を介して、適切なクライアントアプリケーシ ョンプログラム14A〜14Nへ送られる。初期化モジュール54は、NIFT E18の始動時に、初期化を実行する。これらの機能は(ネットワークデバイス 構成情報を判断する際における)バイナリデータリンク42A〜42N,44A 〜44Nの初期化を含む。 好ましい実施形態において、共通インターフェースモジュール50は、多数の 異なるオブジェクトとして実行される。図5は、共通インターフェースモジュー ル50の個々のオブジェクト間におけるデータフローを示すデータフロー図であ る。以下の討論は、これらのオブジェクトによって実行される機能を詳述する。 Queue_Input_Cmdsオブジェクト62は、クライアントアプリケーションプログラ ム14A〜14Nからコマンドを受信することと、(共通インターフェースモジ ュール50内の他のオブジェクトへの分配のために)これらのコマンドを待ち行 列に入れることとに対して責任を負っている。図5において見られることができ るように、Queue_Input_Cmdsオブジェクト62によって受信されたコマンド60 は、Input_Cmd_Queue 64内に置かれる。以下のコマンドが、Queue_Input_Cmds オブジェクト62において受信されてもよい。 Change_Ex_State_Cmd Change_Readiness_Mode_Cmd NIFTE_Force_Audit_Cmd NIFTE_Alarm_Registration_Cmd NIFTE_Port_Connect_Cmd NIFTE_Port_Disconnect_Cmd NIFTE_Data_Update_Cmd NIFTE_Stop_NIFTE_Cmd Change_Ex_State_Cmdコマンドは、NIFTE18の実行状態を変化させるこ とに対して責任を負っている。実行状態は、より詳細に以下に説明される。Chan ge_Readiness_Mode_Cmdコマンドは、NIFTE18の準備完了モードを変化さ せる。準備完了モードもまた、より詳細に以下に説明される。NIFTE_Force_Audi t_Cmdコマンドは、開始されるべきネットワークデバイスの検査を引き起こす。N IFTE_Alarm_Registration_Cmdコマンドは「(ネットワークデバイス20A〜2 0Nから生じる)ある要求されていないアラームが、クライアントアプリケーシ ョンプログラムへ送られるべきである」ということを要求する。NIFTE_Port_Con nect_Cmdコマンドは、ポートを接続することを、ネットワークデバイス20A〜 20Nに指示する。逆に、NIFTE_Port_Disconnect_Cmdコマンドは、ポートの接 続を断つことを、ネットワークデバイスに指示する。NIFTE_Data_Update_Cmdコ マンドは、NIFTEの内部構成内のデータ(または、リアルタイムネットワー クデバイスデータ内のデータ)を更新する。NIFTE_Data_Request_Cmdコマンドは 「データが、NIFTEの内部構成またはリアルタイムネットワークデバイスデ ータのいずれかから、検索される」ということを要求する。最後に、NIFTE_Stop _NIFTE_Cmdコマントは「NIFTE18がシャットダウンする」ということを引 き起こす。 図6は、上述されたコマンドのうちの1つがQueue_Input_Cmdオブジェクト6 2によって受信されるときに実行されるステップを図解するフローチャートであ る。最初に、コマンドが、クライアントアプリケーションプログラム14A〜1 4Nのうちの1つから受信される(図6のステップ140)。そして、Queue_In put_Cmdオブジェクト62は、受信されたコマンドを、Input_Cmd_Queue 64へ 加える(図6のステップ142)。コマンドを受信すると、Queue_Input_Cmdオ ブジェクト62は、また、Parse_Input_Cmdオブジェクト70を起動68するた めに、Set_Eventメッセージ66を発送する(図6のステップ144)。Set_Eve ntメッセージ66の発送は、Parse_Input_Cmdオブジェクト70の起動68を引 き起こす(図6のステップ146)。 Parse_Input_Cmdオブジェクト70は、Input_Cmd_Queue 64内に記憶される コマンドを適切な目的地オブジェクトへ分配することに対して責任を負っている 。図7は、Parse_Input_Cmdsオブジェクト70によって(単一の検索コマンドに 対して)実行されるステップのフローチャートである。最初に、Parse_Input_Cm dsオブジェクト70は、Input_Cmd_Queue 64から、コマンドを検索する(図7 のステップ148)。そして、Parse_Input_Cmdsオブジェクト70は、該コマン ドのタイプを識別する(図7のステップ150)。コマンドのタイプに基づいて 、Parse_Input_Cmdsオブジェクト70は、「適切な処理のために、該コマンドを 何処に分配するのか」ということを決定する。もし、該コマンドがNIFTE_Data_U pdate_CmdコマンドまたはNIFTE_Data_Request_Cmdコマンドであるならば(図7 のステップ152参照)、Parse_Input_Cmdsオブジェクトは、該コマンドを、NI FTE_Data_Managerオブジェクト72へ送る(図7のステップ154)。もし、該 コマンドがNIFTE_Alarm_Registration_Cmdコマンドであるならば(図7のステッ プ156参照)、Parse_Input_Cmdsオブジェクト70は、該コマンドNIFTE_Alar m_Registration_Cmdを、Administer_Alarm_Subscriber_Listオブジェクト82へ 送る(図7のステップ158)。もし、該コマンドがNIFTE_Stop_NIFTE_Cmdコマ ンドであるならば(図7のステップ160参照)、Parse_Input_Cmdsオブジェク ト70は、該コマンドを、NIFTE_Shutdownオブジェクト92へ送る(図7のステ ップ162)。もし、該コマンドがChange_Ex_State_CmdコマンドまたはChange_ Readiness_Mode_Cmdコマンドであるならば(図7のステップ164参照)、該コ マンドは、Process_State_Changeオブジェクト96へ送られる(図7のステップ 166)。もし、該コマンドがNIFTE_Force_Audit_CmdコマンドまたはNIFTE_Por t_Connect_CmdコマンドまたはNIFTE_Port_Disconnect_Cmdコマンドであるならば 、該コマンドは、Verify_Device_Cmdsオブジェクト120へ送られる(図7のス テップ168)。 上述されたように、NIFTE_Data_Update_CmdコマンドおよびNIFTE_Data_Reques t_Cmdコマンドは、NIFTE_Data_Managerオブジェクト72へ送られる。図8は、 このオブジェクトによって実行されるステップのフローチャートである。最初に 、NIFTE_Data_Managerオブジェクト72は、該コマンドを、Parse_Input_Cmdオ ブジェクト70から受信する(図8のステップ170)。そして、NIFTE_Data_M an agerオブジェクト72は、該コマンドに基づいて、データを更新またば検索する ために、該データにアクセスする(図8のステップ172)。もし、データ更新 またはデータ検索が内部NIFTE構成情報に対するものならば、NIFTE_Data_M anagerオブジェクト72は、該更新を行うために、NIFTEの内部データテー ブルにアクセスする。もし、要求または更新が内部NIFTE構成情報に対する ものでないならば、適切なデータへのアクセスを得るために、RealTime_Network _Device_Data126が、リアルタイムネットワークデバイスデータデータベース 16(図1)からアクセスされる。そして、NIFTE_Data_Managerオブジェクト7 2は、(コマンドを送った)クライアントアプリケーションプログラム14A〜 14Nへ応答を送る(図8のステップ174)。NIFTE_Data_Update_Resp応答7 4が、(受信された)各NIFTE_Data_Update_Cmdコマンドに対して送られ、かつ 、NIFTE_Data_Request_Resp応答75が、(受信された)各NIFTE_Data_Request_ Cmdコマンドに対して送られる。加えて、データが、NIFTE_Data_Request_Cmdに 応答して戻される。応答74,75は「対応するコマンドが、受信されかつ処理 された」ということを確かにする。これらの応答74,75の生成時に、NIFTE_ Data_Managerオブジェクト72は、Respondent_list 90を使用する。Responde nt list 90は、全てのクライアントアプリケーションプログラム14A〜14 Nとそのようなクライアントアプリケーションプログラムに対する論理的アドレ スとのリストを保持する。 NIFTE_Data_Managerオブジェクト72は、ある条件のイベントが実行(または 、検出)されると、時々、状態メッセージ(Status_Msg)78を生成してもよい 。条件イベントの例は(ユーザーが知ることを望む)エラーの検出またはタスク の完了を含む。そのような状態メッセージは、NIFTE18のための内部ログ において保持され、かつ、(報告を見る)ユーザーに対して利用可能である。共 通インターフェースモジュール50(図4)内の他のオブジェクトもまた、その ような状態メッセージを生成する。例えば、Parse_Input_Cmdオブジェクト70 は、条件イベントが発生すると、Status_Msgメッセージ80を生成する。 図9は、Administer_Alarm_Subscriber_Listによって実行されるステップを表 す。図9は、Administer_Alarm_Subscriber_Listオブジェクト82が(Parse_In put_Cmdオブジェクト70から)NIFTE_A1arm_Registration_Cmdコマンドを受信 するときに、該オブジェクト82によって実行されるステップを図解するフロー チャートである。最初に、該コマンドが受信される(図9のステップ176)。 そして、Administer_Alarm_Subscriber_Listオブジェクト82は、アラームリク ェストを、Alarm_Subscriber_List 84に登録する(図9のステップ178)。 要求されていないアラームを登録するために、NIFTE_Alarm_Registration_Cmdコ マンドが、クライアントアプリケーションプログラムに対するAdminister_Alarm _Subscriber_Listオブジェクト82へ送られる。それによって、クライアントア プリケーションプログラムは、該クライアントアプリケーションプログラムへは 通常送られないアラームを、ネットワークデバイス20A〜20Nから受信する 。Alarm_Subscriber_List 84は、要求されていないアラームを受信するために (要求によって)登録されたクライアントアプリケーションプログラムのリスト であり、かつ、該リストは、Administer_Alarm_Subscriber_Listオブジェクト8 2によって、更新されかつ維持される。Administer_Alarm_Subscriber_Listオブ ジェクト82は、応答(即ち、登録されたクライアントアプリケーションプログ ラム14A〜14NへのNIFTE_Alarm_Registration_Resp 86)を生成する(図 9のステップ180)。該応答は、「アラーム登録コマンドが、受信されかつ処 理された」ということを確かにする。Administer_Alarm_Subscriber_Listオブジ ェクト82は、(応答が送られる)クライアントアプリケーションプログラムの 名前およびアドレスの位置を捜し当てるために、Respondent_list 90を使用す る。 共通インターフェースモジュール50内の他のオブジェクトと同様に、Admini ster_Alarm_Subscriber_Listオブジェクト82は、あるトリガイベントが発生す ると、Status_Message88を生成する。 NIFTE_Shutdownオブジェクト92は、Parse_Input_Cmdオブジェクト70から 、NIFTE_Stop_NIFTE_Cmdコマンドを受信してもよい。図10は、そのような場合 に実行されるステップを図解するフローチャートである。最初に、NIFTE_Shutdo wnオブジェクト97は、NIFTE_Stop_NIFTE_Cmdコマンドを受信する(図10のス テップ182)。NIFTE_Shutdownオブジェクト92は、応答(即ち、NIFTE_Stop _N IFTE_Resp 94)を生成する。NIFTE_Shutdownオブジェクト92は、該応答を、 (コマンドを起こした)クライアントアプリケーションプログラム14A〜14 Nへ送る(図10のステップ184)。そして、NIFTE_Shutdownオブジェクト9 2は、NIFTEをシャットダウンすることを進める(図10のステップ186 )。 各NIFTEは、2つの実行状態(主要またはバックアップ)のうちの1つに おいて動作する。故障耐性を高めるために、好ましい実施形態は、NIFTEの 2つの実体を提供する。その1つは、アクティブ(即ち、主要)NIFTEとし て働き、1つは、バックアップNIFTEとして働く。好ましくは、NIFTE のこれらの実体は、分離したコンピュータシステム上で実行される。NIFTE が主要実行状態からバックアップ実行状態へ移行すると、該NIFTEは、ネッ トワークの残部との(該NIFTEの)通信を終了し、かつ、該NIFTEのバ イナリリンク42A〜42N,44A〜44Nを終止する。NIFTEがバック アップ実行状態から主要実行状態へ移行すると、該NIFTEは、該NIFTE のバイナリリンク42A〜42N,44A〜44Nを開き、かつ、通信を開始す る。(実行状態における)そのような移行は、Change_Ex_State_Cmdコマンドに よって引き起こされる。 主要NIFTE18はまた、2つの準備完了モード(正常および警戒)のうち の1つにおいて動作する。正常モードは(NIFTEがルート検査とルート管理 と他の機能とを実行する)動作の正常モードである。(ネットワーク故障を示す )要求されていないアラームが受信されると、復旧システムアプリケーションプ ログラム14Aが、Change_Readiness_Mode_Cmdコマンドを、NIFTEへ送る 。このコマンドは、準備完了モードにおける変化を引き起こす。それによって、 NIFTEは、警戒準備完了モードへ移行する。警戒準備完了モードでは、全て の検査処理およびバックグラウンド処理が終了し、かつ、NIFTE18は、NI FTE_Port_Connect_CmdコマンドおよびNIFTE_Port_Disconnect_Cmdコマンドを( 復旧14Aから)受信しかつ処理する準備を整える。 図11Aは、Process_State_Changeオブジェクト96がChange_Readiness_Mod e_Cnldコマンドを受信するときに該オブジェクト96によって実行されるステッ プを図解する。最初に、該コマンドは、Process_State_Changeオブジェクト96 で受信される(図11Aのステップ190)。そして、Process_State_Changeオ ブジェクト96は、準備完了モード状態における変化を反映するために、Curren t_NIFTE_State 98内に保持される状態を更新する。もし、準備完了モード状態 が正常から警戒へ変化しているならば(図11Aのステップ194参照)、Proc ess_State_Changeオブジェクト96は、全ての自動検査動作を終了するために、 Audit_Intervalメッセージ100を、Audit_Interval_Timer102へ送る(図1 1Aのステップ196)。このことは、より詳細に以下に説明される。変化が正 常状態から警戒状態へ(または、その逆)の場合、Process_State_Changeオブジ ェクト96は、(現在進行中の)全ての検査を一時停止することを進める(図1 1Aのステップ198)。しかしながら、(初期化中に実行される)不完全な初 期デバイス検査は、一時停止されない。そして、Process_State_Changeオブジェ クト96は、Change_Readiness_Mode_Resp106を、(初期コマンドを送った) クライアントアプリケーションプログラムへ送る(図11Aのステップ200) 。 図11Bは、Change_Ex_State_Cmdコマンドが受信されるときにProcess_State _Changeオブジェクト96によって実行されるステップを示す。最初に、該オブ ジェクトは、Change_Ex_State_Cmdコマンドを受信する(図11Bのステップ2 02)。そして、Process_State_Changeオブジェクト96は、「状態変化が実行 されるかも知れない」ということを保証するために、System_Logicals 108を 調べる(図11Bのステップ204)。System_Logicals 108は、(状態を示 す)コンピュータのオペレーティングシステムとコンピュータのパフォーマンス コンディションとに基づいて、データを構成する。そして、Current_NIFTE_Stat e 98内に保持される状態が、実行状態における変化を示すために、変更される (図11Bのステップ206)。もし、該コマンドが、主要からバックアップへ の(実行状態における)変化のためのものであるならば(図11Bのステップ2 08)、バイナリリンクを閉じるために、コマンド112が、該バイナリリンク へ送られる(図11Bのステップ210)。加えて、自動化された検査を停止す るために、Audit_Intervalメッセージ100が、Audit_Interval_Timer102へ 送られる(図11Bのステップ212)。この場合、Process_State_Changeオブ ジェクト96は、Change_Ex_State_Resp応答108を、(初期コマンドを送った )クライアントアプリケーションプログラムへ送る(図11Bのステップ218 )。 もし、コマンドが、バックアップから主要への変化のためのものであるならば (図11Bのステップ208)、Process_State_Changeオブジェクト96は、バ イナリリンク42A〜42N,44A〜44Nを開くために必要とされる情報を 得るために、RealTime_Network_Device_Data110を読み込む(図11Bのステ ップ214)。そして、コマンド112が、該バイナリリンクを開くために送ら れる。また、自動検査を開始するために、Audit_Intervalメッセージ100が、 Audit_Interval_Timer102へ送られる(図11Bのステップ216)。Change _Ex_State_Resp応答108が、(初期コマンドを送った)クライアントアプリケ ーションプログラムへ送られる。 あるイベントが引き起こされると、Process_State_Changeオブジェクト96が 、Status_Msgメッセージ114を生成する。 Auto_Auditオブジェクト105が、NIFTE18に対する自動検査処理を実 行する。該検査処理は、指定された時間間隔で、NIFTE_Force_Audit_Cmdコマン ド116を、自動的に生成する。これらのコマンドは(ネットワークデバイス2 0A〜20Nのうちの)様々なネットワークデバイスへ送られる。該コマンドは 、ネットワークデバイス20A〜20Nがそれらの内部構成を指定するように、 該デバイス20A〜20Nからの応答を引き起こす。 Audit_Interval_Timer102は、そのようなNIFTE_Force_Audit_Cmdコマンド 116の送信の実行を引き起こす。該タイマ102は、「Auto_Auditオブジェク トがNIFTE_Force_Audit_Cmdコマンドを生成する」ということを引き起こすため に、Audit_Interruptメッセージ104を、Auto_Auditオブジェクト105へ送 る。そのようなコマンドは、Queue_Input_Cmdオブジェクト62へ送られる。 そのようなコマンドを生成した後、Auto_Auditオブジェクト105は、Audit_ Intervalメッセージを送ることによって、Audit_Interval_Timer102をリセッ トする。 Verify_Device_Cmdsオブジェクト120は(ポートを接続し、かつ、ポートの 接続を断ち、かつ、検査を強制するために)Parse_Input_Cmdオブジェクト70 からコマンドを受信しかつ処理する。特に、Verify_Device_Cmdsオブジェクト1 20は、NIFTE_Port_Connect_CmdコマンドとNIFTE_Port_Disconnect_Cmdコマン ドとNIFTE_Force_Audit_Cmdコマンドとを、Parse_Input_Cmdオブジェクト70か ら受信する。Verify_Device_Cmdsオブジェクト120は「該オブジェクト120 が受信するタイプのコマンドが、適切な引数を具備し、かつ、デバイス特有イン ターフェースによって現在処理されることができる」ということを確認する。 図12は、受信されたコマンドを処理する際に、Verify_Device_Cmdsオブジェ クト120によって実行されるステップのフローチャートである。最初に、Veri fy_Device_Cmdsオブジェクト120は、ポート接続コマンドとポート接続断コマ ンドと強制検査コマンドとを受信する(図12のステップ220)。そして、Ve rify_Device_Cmdsオブジェクト120は、「現在の動作モード122および実行 状態124は、該コマンドの処理に対して適切である」ということを保証するた めに、Current_NIFTE_Stateにアクセスする(図12のステップ222)。例え ば、ポート接続コマンドおよびポート接続断コマンドに対しては、適切な実行状 態は、主要実行状態であり、かつ、いずれの準備完了モードも受け入れられる。 しかしながら、強制検査モードの場合、適切な実行状態は、主要実行状態であり 、かつ、適切な準備完了モードは、正常モードである。もし、適切なモードおよ び状態が確認されることができないならば、該コマンドは、それ以上処理されな い。もし、適切な動作モード122および実行状態124が(図12のステップ 122において)確認されたならば、コマンドの引数を確認するために、Rea1Ti me_Network_Device_Data126が読み込まれる(図12のステップ224)。例 えば、ポート接続コマンドおよびポート接続断コマンドに対しては、該コマンド において指定されたポート範囲が確認されなくてはならない。該データは、また 、(コマンドが行先を定められる)ネットワークデバイス20A〜20Nに対す るネットワークアドレスを得るために使用される。もし、引数が確認されるなら ば、デバイス特有インターフェースモジュールによる処理のために、コマンド1 28がQueue_Device_Cmdsオブジェクトへ送られる(図12のステップ226) 。このことは、より詳細に以下に説明される。そして、Verify_Device_Cmdsオブ ジェクト120が、適切な応答130または132または134を、(コマンド を開始 した)クライアントアプリケーションプログラムへ送る(図12のステップ22 8)。もし、同じ理由のために、コマンドがデバイス特有インターフェースモジ ュールへ送られることができないならば、Verify_Device_Cmdsオブジェクト12 0は(該コマンドを送ることの不可能性を示す)応答メッセージを送る。しかし ながら、もし、コマンドが首尾良く送られるならば、応答がネットワークデバイ ス20A〜20Nから受信されるときに、該応答はクライアントアプリケーショ ンプログラム14A〜14Nへ送られる。 図13は、デバイス特有インターフェースモジュール52(図4)のアーキテ クチャを、より詳細に図解する。特に、図13は(デバイス特有インターフェー スモジュール52を具備する)オブジェクト間におけるデータフローを示すデー タフロー図を表す。上述されたように、デバイス特有インターフェースモジュー ル52は、共通インターフェースモジュール50から、共通フォーマットでクラ イアントコマンドを受信し、かつ、該コマンドを、目的地ネットワークデバイス 20A〜20Nに特有のフォーマットへ変換する。変換されたコマンドは、デー タリンク42A〜42Nまたは44A〜44Nを使用して、目的地ネットワーク デバイス20A〜20Nへ送られる。デバイス特有インターフェースモジュール 52は、ネットワークデバイス20A〜20Nから、応答および(要求されてい ない)メッセージを受信し、かつ、該応答およびメッセージを、共通フォーマッ トへ変換する。そのうえ、デバイス特有インターフェースモジュール52は、バ イナリデータリンク42A〜42N,44A〜44Nを管理することに対して責 任を負っている。 デバイス特有インターフェースモジュール52内のデバイス間に、Queue_Devi ce_Cmdsオブジェクト230が存在する。このオブジェクトは、デバイスコマン ドを適切な待ち行列に入れることに対して責任を負っている。以下の討論は、異 なるタイプのコマンドがQueue_Device_Cmdsオブジェクト230によって受信さ れるときに実行されるステップに焦点を合わせる。図14A,14Bは、検査コ マンドがQueue_Device_Cmdsオブジェクト230によって受信されるときに実行 されるステップを図解する。最初に、Queue_Device_Cmdsオブジェクト230は 、(コマンドの実体を一意に識別する)シーケンス番号を、検査コマンドに割り 当 てる(図14Aのステップ330)。該シーケンス番号は、Next_Sequence_Numb erサーバ234から得られる。Next_Sequence_Numberサーバ234は、NIFT E18によって、内的に維持される。該コマンドは検査コマンドであるので、Qu eue_Device_Cmdsオブジェクト230は、検査コマンドを、Audit_Cmd_Queue 2 36内に置く(図14Aのステップ332)。その後、Format_And_Submit_Cmds オブジェクト252が、検査コマンドを、Audit_Cmd_Queue236から検索する (図14Aのステップ334)。Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト52は、 様々な待ち行列から、コマンドを検索し、かつ、該コマンドを、(クライアント アプリケーションプログラム14A〜14Nによって使用される)共通フォーマ ットから、(ネットワークデバイス20A〜20Nによって使用される)デバイ ス特有フォーマットへ変換する。 そして、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、(目的地デバイスに ついての)特定デバイスタイプ情報とバージョン情報とを、Device_Statusファ イル254から検索する(図14Aのステップ336)。Device_Statusファイ ル254は(各々のネットワークデバイス20A〜20Nに対する)デバイスタ イプおよびバージョン情報に関する情報を保持する。Format_And_Submit_Cmdsオ ブジェクト252は、「目的地ネットワークデバイスが、適切に構成され、かつ 、コマンドを受信できる」ということを確認するために、目的地ネットワークデ バイスについてのデバイス構成情報を、リアルタイムネットワークデバイスデー タデータベース16(図1)内に記憶されるRealTime_Network_Device_Data25 6から検索する(図14Aのステップ338)。Format_And_Submit_Cmdsオブジ ェクト252は、検査コマンドをデバイス特有フォーマット内に生成することを 進める(図14Aのステップ340)。そして、デバイス特有コマンドのコピー が、Audit_Cmd_Queue 236内に置かれる(図14Aのステップ342)。 Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、検査チャネル260に関する 状態に対する要求を、Manage_Binary_Linksオブジェクト258へ送る(図14 Aのステップ344)。「例えば、大抵のネットワークデバイス20A〜20N へのバイナリリンクに対して、多数のチャネルが存在してもよい」ということを 注意する価値がある。そのような場合、1つのチャネルが、検査コマンドに対し て使用され、かつ、audit_channel 260として指定される。他のチャネルが、 管理コマンドに対して使用され、かつ、admin_channel 261として指定される 。追加のチャネルが、接続/接続断コマンドに対して使用され、かつ、connect_ channel 282として指定される。normalization_channel 271もまた、提供 されてもよい。そして、Message_Binary_Linksオブジェクト258が、Audit_ch annel 261の状態をチェックする(図14Aのステップ346)。そして、Me ssage_Binary_Linksオブジェクト258は、Binary_Link_Statusメッセージ26 2を、(audit_channel 260が利用可能であるか否かを指定する)Format_And _Submit_Cmdsオブジェクト252へ送る(図14Aのステップ348)。もし、 audit_channel 281がいずれのバイナリリンクに対しても利用可能でないなら ば(図14Bのステップ350)、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252 は、該コマンドを拒絶する。そして、「該コマンドは処理されることができない 」ということを示す応答を、クライアントアプリケーションプログラムへ送る( 図14Bのステップ352)。しかしながら、もし、バイナリリンク上のaudit_ channelが利用可能ならば(図14Bのステップ350)、Format_And_Submit_C mdsオブジェクト252は、フォーマットされた検査コマンドを、Manage_Binary _Linksオブジェクト258へ送る(図14Bのステップ354)。そして、Mana ge_Binary_Linksオブジェクト258は、検査コマンドを、Binary_Device_Cmdコ マンド264として、目的地ネットワークデバイスへ送る(図14Bのステップ 356)。 目的地ネットワークデバイスは、フォーマットされた検査コマンドを受信し、 かつ、構成情報を(Binary_Device_Data266のフォーマットで)生成する。該 構成情報は、Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト268によって受信される (図14Bのステップ358)。Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト268 は、応答を、Binary_Device_Data_Queue270内に置く(図14Bのステップ3 60)。Parse_Binary_Device_Dataオブジェクト272は、Binary_Device_Data _Queue270内に記憶されたデータを、検索しかつ構文解析する(図14Bのス テップ362)。該データは、Parse_Binary_Device_Dataオブジェクト272に よって、Process_Audit_Responseオブジェクト274へ送られる(図14Bのス テップ364)。Process_Audit_Responseオブジェクト274は、検索されたデ ータのコピーを、Audit_Cmd_Queue236内に置き、かつ、該データを、オリジ ナル検査コマンドと照合する(図14Bのステップ366)。Audit_Cmd_Queue 236は、同じ待ち行列である。該待ち行列内には、Queue_Device_Cmdsオブジ ェクト230によって、検査コマンドが置かれる。応答の(オリジナルコマンド との)照合は、シーケンス番号を照合することによって達成される。特に、該応 答は(Queue_Device_Cmdsオブジェクト230によって追加された)同じシーケ ンス番号を具備する。Process_Audit_Responseオブジェクト234は、「最後の 検査コマンドに対する応答が受信されるまで、特定のネットワークデバィスに対 するコマンドが提出されない」ということを保証することによって、検査コマン ドの提出を制御する。Process_Audit_Responseオブジェクト274は、RealTime _Network_Device_Data256へのアクセスを有し、かつ、(受信された応答デー タに応答して)このデータを更新する。Process_Audit_Responseオブジェクト2 74は、該応答(即ち、NIFTE_Force_Audit_Resp278)を、(オリジナルコマ ンドを送った)クライアントアプリケーションプログラムへ送る。「該応答を何 処へ送るのか」ということを判断するために、Respondent_Nailbox_List 308 が使用される(図14Bのステップ368)。 Queue_Device_Cmdsオブジェクト230もまた、Verify_Device_Cmdsオブジェ クト120(図5)から、ポート接続コマンドおよびポート接続断コマンドを受 信してもよい。図15A〜図15Cは、そのようなポート接続コマンドおよびポ ート接続断コマンドをデバイス特有インターフェースモジュール52(図4)内 で処理する際に実行されるステップのフローチャートを提供する。最初に、Queu e_Device_Cmdsオブジェクト230は、シーケンス番号を、(受信された)ポー ト接続コマンドまたはポート接続断コマンドへ割り当てる(図15Aのステップ 370)。該シーケンス番号は、Next_Sequence_Numberサーバ234から得られ る。このことは上述された。そして、Queue_Device_Cmdsオブジェクト230は 、接続コマンドまたは接続断コマンドを、Connect_Disconnect_Cmd_Queue238 内に置く(図15Aのステップ372)。この待ち行列は(該コマンドが行先を 定められた)目的地ネットワークデバイスに専用とされる。効率のために、多数 の 接続/接続断コマンドが、一緒にまとめられ、かつ、該束を単位として、ネット ワークデバイス20A〜20Nへ送受信される。最大束サイズは、個々のネット ワークデバイス20A〜20Nが処理できるコマンドの最大数である。最大束間 隔は「(処理のための)コマンドの次の束を提出する前に、Queue_Device_Cmds オブジェクト230が待機する」ということを指示される時間である。このこと は、最大束サイスを実現するのに十分な数の接続/接続断コマンドを集めるため に、過度の待機を防止する。 図15Aのステップ374では、Queue_Device_Cmdsオブジェクト230が、 最大束サイズ(即ち、max_batch_size)と最大束間隔(即ち、max_batch_interv al)とConnect_Disconnect_Cmd_Queue238内の提出されなかつたコマンドの数 とを検索する。この(提出されなかった)コマンドは、Num_Unsubmitted_Cmds2 42として指定される。Queue_Device_Cmdsオブジェクト230は、Num_Unsubmi tted_Cmds242を(検索された)最大束サイズと比較することによって、「最 大束サイズが達せられたか否か」ということを判断する。また、Queue_Device_C mdsオブジェクト230は、「最大束間隔が達せられたか否か」ということを判 断する(図15Aのステップ376)。もし、最大束サイズが達せられなかった ならば、または、もし、最大束間隔が達せられなかったならば、該オブジェクト は、次の接続/接続断コマンドを待たなくてはならない(図15Aのステップ3 78)。しかしながら、(図15Aのステップ376においてチェックされるよ うに、)もし、最大束サイズが達せられたならば、または、もし、最大束間隔が 達せられたならば、Queue_Device_Cmdsオブジェクト230は、今後の処理のた めに、コマンドの束を、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252へ提出する (図15Aのステップ380)。Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は 、max_batch_intervalを、割込ジェネレーター273へ送る。割込ジェネレータ ー273は、該最大間隔が達せられると、wakeup_interrupt275を生成する。 Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、また、コマンドを送るか否か を判断する際に、いくつかの追加値277を調べる。Max_Cmd_Age_Before_Resen dingは、最初にコマンドが送り出された後、応答の欠如に起因して再送信する前 に待機される時間の最大量を指定する。Max_Resend_Retries値は(所定の送信能 力が使い果たされるまでに)コマンドが再送信される回数を指定する。Cmd_Mete ring値は、同時に未処理であるコマンドの最大数を指定する。 Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、Device_Statusファイル25 4から、目的地デバイスに対するデバイスタイプとバージョン情報とを検索する (図15Aのステップ382)。この情報は、目的地ネットワークデバイス20 A〜20Nに対するデバイスタイプと現在バージョン情報とを判断するために使 用される。その後、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、「ネットワ ークデバイスが、適切に構成されているか否か、および、接続/接続断コマンド を受信できるか否か」ということを判断するために、RealTime_Network_Device_ Data256から、デバイス構成情報を検索する(図15Aのステップ384)。 Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、目的地ネットワークデバイス2 0A〜20Nのデバイス特有フォーマットで、接続/接続断コマンドを生成する (図15Aのステップ386)。 該デバイス特有コマンドのコピーは、Connect_Disconnect_Cmd_Queue238内 に置かれる(図15Aのステップ388)。Format_And_Submit_Cmdsオブジェク ト252は、バイナリリンク42A〜42N,44A〜44Nに対する接続チャ ネル状態を調べるために、Manage_Binary_Linksオブジェクト258へ要求を送 る(図15Aのステップ390)。Manage_Binary_Linksオブジェクト258は 、バイナリリンクの接続チャネル282の状態を調べ(図15Aのステップ39 2)、かつ、この情報を、Binary_Link_Statusメッセージ262において送る。 該メッセージ262は、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252へ送られる (図15Aのステップ394)。 接続/接続断コマンドは、主要通信経路またはバックアップ通信経路上を送ら れることができる。主要通信経路またはバックアップ通信経路上は、通信ゲート ウエー24(図1,3)を通過する。もし、両主要リンク上の接続チャネルが利 用不可能であるならば、バックアップリンクが利用される。 図15Bのステップ396において、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト2 52は、「バイナリリンク上の接続チャネルが利用可能であるか否か」というこ とを判断する。もし、主要バイナリリンクまたはバックアップバイナリリンク上 の接続チャネルが利用可能ならば、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252 は、フォーマットされた接続/接続断コマンドを、Manage_Binary_Linksオブジ ェクト258へ送る(図15Bのステップ398)。Manage_Binary_Linksオブ ジェクト258は、該コマンドを、Binary_Device_Cmdコマンド264として、 目的地ネットワークデバイスへ送る(図15Bのステップ400)。 目的地ネットワークデバイスは、接続/接続断コマンドを受信し、かつ、応答 を生成する。この応答は、Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト268へ送ら れる(図15Bのステップ402)。Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト2 68は、該応答を、Binary_Device_Data_Queue270内に置く(図15Bのステ ツプ404)。Parse_Binary_Device_Dataオブジェクト272は、Binary_Devic e_Data_Queue270から該応答を検索し、かつ、該応答を構文解析する(図15 Bのステップ406)。Parse_Binary_Device_Dataオブジェクト272は、応答 コマンドを、Process_Connection_Responseオブジェクト304へ送る(図15 Bのステップ408)。Process_Connection_Responseオブジェクト304は、 該応答のコピーを、Connect_Disconnect_Cmd_Queue238内に置く。Connect_Di sconnect_Cmd_Queue238では、該応答が、シーケンス番号に基づいて、オリジ ナルコマンドと照合される(図15Bのステップ410)。Process_Connection _Responseオブジェクト304は、該応答に関して、RealTime_Network_Device_D ata256を更新する。そして、Process_Connection_Responseオブジェクトは、 応答310または312を生成する。該応答310または312は、(初期コマ ンドを送った)クライアントアプリケーションプログラムへ送られる(図15B のステップ412)。 もし、図15Bのステップ396において、「いずれのバイナリリンク上の接 続チャネルも利用可能でない」ということが判断されるならば、Format_And_Sub mit_Cmdsオブジェクト252は、接続チャネルの状態に対する要求を、Send_Cmd _IDC_SLinkオブジェクト284へ送る(図15Bのステップ414)。これに応 じて、Send_Cmd_IDCS_Linkオブジェクト284は、バックアップリンク上の接続 チャネル283の状態を調べ(図15Bのステップ416)、かつ、(バックア ップリンク上の接続チャネル283の状態に関する情報を具備する)IDCSメ ッセージ286を、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252へ送る(図15 Bのステップ418)。故に、図15Bのステップ420において、Format_And _Submit_Cmdsオブジェクト252は、「バックアップリンク上の接続チャネルが 利用可能であるか否か」という判断を行う。 もし、バックアップリンク上の接続チャネル283が利用可能ならば、Forma_ And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、フォーマットされた接続/接続断コマ ンドを、Send_Cmd_IDCS_Linkオブジェクト284へ送る(図15Bのステップ4 22)。Send_Cmd_IDCS_Linkオブジェクト284は、接続/接続断コマンドを、 IDCS_Gateway_Cmdコマンド290として、目的地ネットワークデバイスへ送る( 図15Bのステップ424)。目的地ネットワークデバイスは、該コマンドを受 信し、かつ、(該コマンドの特質に依存して)ポートを接続または接続断するこ とを試みる。 応答が、目的地ネットワークデバイスから送られる。この応答(即ち、IDCS_G ateway_RESP 294)は、Queue_IDCS_GW_Responseオブジェクト292によって 受信される(図15Bのステップ426)。このオブジェクト292は、該応答 を、IDCS_GW_Data_Queue296内に置く(図15Bのステップ428)。Parse_ IDCS_GW_Responseオブジェクト300が、(IDCS_GW_Data_Queue296内に置か れた)該応答を、検索しかつ構文解析する(図15Bのステップ430)。Pars e_IDCS_GW_Responseオブジェクト300は、該コマンドを、Process_Connection _Responseオブジェクト304へ送る(図15Bのステップ432)。該オブジ ェクト304では、該コマンドが(ステップ410で始まって)上述されるよう に処理される。 「もし、代わりに、該待ち行列296から検索された該応答が、管理コマンド に対する応答であったならば、該応答は、Process_IDCS_GW_Admin_Responseオブ ジェクト302へ送られ、該オブジェクト302は該応答を処理する」というこ とが注意されるべきである。 もし、図15Bのステップ420において、「バックアップリンク内の接続チ ャネル283が利用可能でない」ということが判断されるならば、Format_And_S ubmit_Cmdsオブジェクト252は、接続/接続断コマンドを拒絶する(図15C のステップ434)。そして、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252は、 該拒絶を示す応答を、クライアントアプリケーションプログラムへ送る(図15 Cのステップ436)。 Queue_Device_Cmdsオブジェクトによって受信されるコマンドは、また、管理 コマンドであってもよい。これらのコマンドは、直ちに、Administration_Cmd_Q ueue240内に置かれる。Administration_Cmd_Queueにおいて、該コマンドは、 直ちに、Format_And_Submit_Cmdsオブジェクト252によって従われる。管理コ マンドは、バイナリリンク42A〜42N,44A〜44Nとネットワークデバ イス識別子とアラームフィルターテーブルとを構成するために、始動時に、NI FTEによって生成される。そのような管理コマンドは、admin_channel 261 上において、Manage_Binary_Linksオブジェクト258へ送られてもよい。該オ ブジェクト258は、該コマンドを、適切な目的地へ送る。 Manage_Binary_Linksオブジェクト258は、バイナリリンク42A〜42N ,44A〜44Nを監視することによって、かつ、(該オブジェクト258が主 要リンクとして指定する)各対のうちの最も信頼性のあるリンクを判断すること によって、バイナリリンク42A〜42N,44A〜44Nを管理する。Manage _Binary_Linksオブジェクト258は、また、片方のリンクが故障すると(該リ ンクから他方のリンクへ)通信を切り換えることに対して、および、リンクを動 的に構成することに対して、および、メンテナンスを提供することに対して責任 を負っている。 Manage_Binary_Linksオブジェクト258は、キープアライブ(keepalive)コ マンドを規定間隔でネットワークデバイス20A〜20Nへ送ることによって、 「リンクが利用可能である」ということを保証する。キープアライブコマンドは 、「ネットワークデバイスが動作を実行する」ということを引き起こさないが、 もし、ネットワークデバイスと対応リンクとが(今までどおり)適切に機能して いるならば、該ネットワークデバイスと対応リンクとからの応答を要求する。Ke epalive_Timer 263が、「Manage_Binary_Linksオブジェクト258が、キー プアライブコマンドを、指定された時間間隔で送る」ということを引き起こす。 Manage_Binary_Linksオブジェクト258は、Keepalive_Timer_Intervalメッセ ー ジ265をKeepalive_Timer 263へ送ることによって、キープアライブコマン ドの送信の後に、Keepalive_Timer 263を、再び待ち行列に入れる。もし、あ る時間間隔の後、キープアライブコマンドに対する応答が受信されないならば、 Manage_Binary_Linksオブジェクト258は、該リンクを、接続断しかつ再接続 する。キープアライブコマンドに対する該応答は、Queue_Binary_Device_Dataオ ブジェクト268を介して送られる。該オブジェクト268は、関連するリンク の利用可能性を確かにするために、Keepalive_Timer_Intervalメッセージ265 を、Keepalive_Timer 263へ送る。 上述されたように、Manage_Binary_Linksオブジェクト258は、バイナリリ ンク対のうちの最も信頼性のあるリンクを判断し、かつ、該最も信頼性のあるリ ンクを、主要リンクとして指定する。他の対は、第2リンクとして指定される。 もし、主要リンクが故障すると、Manage_Binary_Linksオブジェクト258は、 通信を、第2リンクへ切り換える。 また、上述されたように、Manage_Binary_Linksオブジェクト258は、バイ ナリリンクを動的に構成することができる。もし、主要リンクの構成またはメン テナンスが要求されるならば、このオブジェクトは、通信を第2リンクへ切り換 え、かつ、第2リンクを新たな主要リンクであると指定し、かつ、古い主要リン クを停止する。この構成が完了すると、新たに指定された第2リンクがバックア ップとしてもたらされるが、通信は(新たに指定された)主要リンクを伴ったま まである。このアプローチは、構成動作およびメンテナンス動作の間でさえも、 通信の利用可能性を保証する。 上記討論は、「Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト268が、接続/接続 断メッセージへの応答、または、キープアライブコマンドへの応答、または、検 査コマンドへの応答のうちのいずれかを受信した」という実例について述べてき た。もし、メッセージが「バイナリリンクの接続断」を示す(要求されていない )メッセージであるならば、(そのような応答の受信を示す)Binary_Link_Stat usメッセージ267が、Manage_Binary_Linksオブジェクト258へ送られる。 Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト268は、また、ネットワークデバイ ス20A〜20Nから、要求されていないアラームを受信してもよい。図16は 、 そのような場合において実行されるステップを図解するフローチャートである。 最初に、Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト268は、ネットワークデバイ ス20A〜20Nから、要求されていないアラームを受信する(図16のステッ プ440)。Queue_Binary_Device_Dataオブジェクト268は、該要求されてい ないアラームを、Binary_Device_Data_Queue270内に置く(図16のステップ 442)。Parse_Binary_Device_Dataオブジェクト272は、該要求されていな いアラームを、該待ち行列から検索し、かつ、該アラームを構文解析する(図1 6のステップ444)。Parse_Binary_Device_Dataオブジェクト272は、構文 解析されたアラームを、Process_Unsolicited_Alarmsオブジェクト318へ送る (図16のステップ446)。このオブジェクト318は、そのような要求され ていないアラームを受信するために登録されたいずれかのクライアントアプリケ ーションプログラムを識別するために、Alarm_Subscriber_List 320を照会す る(図16のステップ448)。そして、Process_Unsolicited_Alarmsオブジェ クト318は、該要求されていないアラームをフォーマットする。そして、NIFT E_Alarm_Notificationメッセージ322を送ることによって、該要求されていな いアラームを、クライアントアプリケーションプログラムへ送る(図16のステ ップ450)。Process_Unsolicited_Alarmsオブジェクト318は、アラーム状 態情報を用いて、RealTime_Network_Device_Data256を更新する(図16のス テップ452)。 図17は、初期化モジュール54(図4)のアーキテクチャを示す。特に、図 17は、初期化構成要素を構成するオブジェクトのデータフロー図を示す。図1 7において見られることができるように、初期化モジュールは、Initialize_NIF TEオブジェクト460を具備する。このオブジェクト460は、初期化処理を開 始することに対して責任を負っている。図18において示されるように、Initia lize_NIFTEオブジェクト460は、指定されたデバイス番号(即ち、Device_Num )462を伴った初期化を開始するために、スタートメッセージを受信する(図 18のステップ500)。該スタートメッセージ内のDevice_Numは、(NIFT Eの現在の実体が、通信を確立するために伴う)個々のネットワークデバイス2 0A〜20Nを識別する。Initialize_NIFTEオブジェクト460は、初期化を開 始 する。そして、バイナリリンク42A〜42N,44A〜44Nを開くために必 要とされる構成情報を得るために、RealTime_Network_Device_Data256を読み 込む(図18のステップ502)。Initialize_NIFTEオブジェクト460は、ま た、後の使用のために、オペレーティングシステムから、System_Logicals 10 8を読み込む(図18のステップ504)。Current_NIFTE_State 98が、Init ialize_NIFTEオブジェクト460によって、確立されかつ送り出される(図18 のステップ506)。加えて、Initialize_NIFTEオブジェクト460は、検査間 隔を確立するために、Audit_Intervalメッセージ464を、Audit_Interval_Tim er102(図5)へ送る(図18のステップ508)。最後に、Initialize_NIF TEオブジェクト460は、Initialize_Binary_Linksオブジェクト466とIniti alize_IDCS_Linkオブジェクト468とConfigure_Deviceオブジェクト470と の実行を引き起こす(図18のステップ510)。 Initialize_Binary_Linksオブジェクト466は、バイナリリンク42A〜4 2N,44A〜44Nを開くために必要とされる情報を、Initialize_NIFTEオブ ジェクト460から検索する。これは、Initialize_NIFTEオブジェクト460に よってRealTime_Network_Device_Data256から検索された情報である。Initia lize_Binary_Linksオブジェクト466は、バイナリリンクを開くために、構成 データを伴うメッセージを、Manage_Binary_Linksオブジェクト258(図13 )へ送る(図18のステップ512)。 Initialize_IDCS_Linkオブジェクト468は、バックアップリンクを開くため に、Initialize_NIFTEオブジェクト460からデータを受信する。そして、Init ialize_IDCS_Linkオブジェクト468は、バックアップリンクを開くために、こ のデータを伴うメッセージを、Send_Cmd_IDCS_Linkオブジェクト284(図13 )へ送る(図18のステップ514)。 Configure_Deviceオブジェクト470が、管理処理を開始する。このオブジェ クト470は、ネットワークデバイス20A〜20Nからの情報を要求するため に、ネットワークデバイス20A〜20Nへ、管理コマンド474を送る(図1 8のステップ516)。該コマンドは、Set_Node_IDコマンドとRetrieve_Softwa re_VersionコマンドとConfigure_Alarm_Filtersコマンドとを含む。その後、 これらのコマンドに対する応答472が、Configure_Deviceオブジェトによって 受信される。 以上の説明から、「本発明の特定の実施形態が(図解を目的として)ここでは 説明されたが、様々な変更が本発明の趣旨および範囲からはずれることなく行わ れてもよい」ということが認識される。従って、本発明は、添付された請求範囲 による以外は限定されない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ネットワークデバイスとプロセッサとを有する遠距離通信ネットワークに おいてプログラムをネットワークデバイスにインターフェースする方法であって 、 プロセッサは、ネットワークデバイスと通信するために、少なくとも1つのプ ログラムを実行し、 各ネットワークデバイスは、デバイス特有通信フォーマットを有し、 前記方法は、 プログラムをネットワークデバイスにインターフェースするインターフェース を提供するコンピュータ実行ステップと、 ネットワークデバイスのうちの選択された1つのネットワークデバイスに行先 を定められた第1通信を、インターフェースのプログラムから、第1フォーマッ トで受信するコンピュータ実行ステップと、 インターフェースを用いて、第1通信を、第1フォーマットから、選択された ネットワークデバイスのデバイス特有通信フォーマットである第2フォーマット へ変換するコンピュータ実行ステップと、 第2フォーマット内の変換された第1通信を、インターフェースから、選択さ れたネットワークデバイスヘ送るコンピュータ実行ステップと を具備する ことを特徴とする方法。 2. 請求項1記載の方法において、 前記方法は、 インターフェースにおいてプログラムから第2通信を受信するステップ を具備し、 前記第2通信は、ネットワークデバイスのうちの与えられた1つのネットワー クデバイスに行先を定められ、 該与えられた1つのネットワークデバイスは、ネットワークデバイスのうちの 1つのネットワークデバイスであり、かつ、第1通信のネットワークデバイスと は異なるネットワークデバイスであり、 前記第2通信は、第1フォーマットにおけるものであり、 前記方法は、 インターフェースを用いて、第2通信を、第1フォーマットから、与えられた ネットワークデバイスのデバイス特有通信フォーマットである第3フォーマット へ変換するステップと、 第3フォーマット内の変換された第2通信を、インターフェースから、与えら れたネットワークデバイスへ送るステップと を具備する ことを特徴とする方法。 3. 請求項2記載の方法において、 選択されたネットワークデバイスと与えられたネットワークデバイスとは、異 なるタイプのネットワークデバイスである ことを特徴とする方法。 4. 請求項2記載の方法において、 選択されたネットワークデバイスと与えられたネットワークデバイスとは、プ ログラム可能な命令を実行する同じタイプのネットワークデバイスであり、 しかし、選択されたネットワークデバイスと与えられたネットワークデバイス とは、異なるバージョンのプログラム可能な命令を実行する ことを特徴とする方法。 5. 請求項1記載の方法において、 前記方法は、 インターフェースにおいて、ネットワークデバイスのうちの与えられた1つの ネットワークデバイスから、プログラムに行先を定められた第2通信を受信する ステップ を更に具備し、 前記第2通信は、与えられたネットワークデバイスのデバイス特有通信フォー マットにおけるものであり、 前記方法は、 インターフェースを用いて、第2通信を、与えられたネットワークデバイスの デバイス特有通信フォーマットから、プログラムと互換性を有するフォーマット へ変換するステップと、 変換された第2通信を、インターフェースから、プログラムへ送るステップと を更に具備する ことを特徴とする方法。 6. 請求項5記載の方法において、 第2通信は、与えられたネットワークデバイスからの応答であり、かつ、プロ グラムから送られた通信に対する応答である ことを特徴とする方法。 7. 請求項5記載の方法において、 第2通信は、要求されていないアラームであり、 該アラームは、遠距離通信ネットワークにおける問題を示す ことを特徴とする方法。 8. 請求項1記載の方法において、 遠距離通信ネットワークは、電話ネットワークである ことを特徴とする方法。 9. 請求項1記載の方法において、 プロセッサは、多数のプログラムを実行し、かつ、 インターフェースは、多数のプログラムを、ネットワークデバイスにインター フェースする ことを特徴とする方法。 10. 請求項1記載の方法において、 インターフェースの独立した実体が各ネットワークデバイスに対して提供され るように、インターフェースの多数の実体が提供される ことを特徴とする方法。 11. 請求項1記載の方法において、 第1通信は、選択されたネットワークデバイスがプログラムに対するアクショ ンを実行することを、要求するコマンドである ことを特徴とする方法。 12. 請求項11記載の方法において、 コマンドは、選択されたネットワークデバイスの状態に関する情報を提供する ことを、選択されたネットワークデバイスに対して求める検査コマンドである ことを特徴とする方法。 13. 請求項1記載の方法において、 選択されたネットワークデバイスは、デジタルクロスコネクト(DXC)であ る ことを特徴とする方法。 14. 請求項1記載の方法において、 プログラムは、ネットワークを故障から復旧する復旧プログラムである ことを特徴とする方法。 15. ネットワークデバイスとプロセッサとを有する遠距離通信ネットワーク においてプログラムをネットワークデバイスにインターフェースする方法を実行 するコンピュータ実行可能命令を保持するコンピュータ読出可能媒体であって、 プロセッサは、ネットワークデバイスと通信するために、少なくとも1つのプ ログラムを実行し、 各ネットワークデバイスは、デバイス特有通信フォーマットを有し、 前記方法は、 プログラムをネットワークデバイスにインターフェースするインターフェース を提供するコンピュータ実行ステップと、 ネットワークデバイスのうちの選択された1つのネットワークデバイスに行先 を定められた第1通信を、インターフェースのプログラムから、第1フォーマッ トで受信するコンピュータ実行ステップと、 インターフェースを用いて、第1通信を、第1フォーマットから、選択された ネットワークデバイスのデバイス特有通信フォーマットである第2フォーマット へ変換するコンピュータ実行ステップと、 第2フォーマット内の変換された第1通信を、インターフェースから、選択さ れたネットワークデバイスへ送るコンピュータ実行ステップと を具備する ことを特徴とする媒体。 16. 請求項15記載のコンピュータ読出可能媒体において、 前記方法は、 インターフェースにおいてプログラムから第2通信を受信するステップ を更に具備し、 前記第2通信は、ネットワークデバイスのうちの与えられた1つのネットワー クデバイスに行先を定められ、 該与えられた1つのネットワークデバイスは、ネットワークデバイスのうちの 1つのネットワークデバイスであり、かつ、第1通信のネットワークデバイスと は異なるネットワークデバイスであり、 前記第2通信は、第1フォーマットにおけるものであり、 前記方法は、 インターフェースを用いて、第2通信を、第1フォーマットから、与えられた ネットワークデバイスのデバイス特有通信フォーマットである第3フォーマット へ変換するステップと、 第3フォーマット内の変換された第2通信を、インターフェースから、与えら れたネットワークデバイスへ送るステップと を更に具備する ことを特徴とする媒体。 17. 請求項15記載のコンピュータ読出可能媒体において、 前記方法は、 インターフェースにおいて、ネットワークデバイスのうちの与えられた1つの ネットワークデバイスから、プログラムに行先を定められた第2通信を受信する ステップ を更に具備し、 前記第2通信は、与えられたネットワークデバイスのデバイス特有通信フォー マットにおけるものであり、 前記方法は、 インターフェースを用いて、第2通信を、与えられたネットワークデバイスの デバイス特有通信フォーマットから、プログラムと互換性を有するフォーマット へ変換するステップと、 変換された第2通信を、インターフェースから、プログラムへ送るステップと を更に具備する ことを特徴とする媒体。 18. 請求項15記載のコンピュータ読出可能媒体において、 遠距離通信ネットワークは、電話ネットワークである ことを特徴とする媒体。 19. 請求項15記載のコンピュータ読出可能媒体において、 プロセッサは、多数のプログラムを実行し、かつ、 インターフェースは、多数のプログラムを、ネットワークデバイスにインター フェースする ことを特徴とする媒体。 20. 請求項15記載のコンピュータ読出可能媒体において、 インターフェースの独立した実体が各ネットワークデバイスに対して提供され るように、インターフェースの多数の実体が提供される ことを特徴とする媒体。 21. プロセッサ上で実行されるプログラムと、 ネットワークデバイスと、 プログラムとネットワークデバイスとの間における通信を容易にするために、 プログラムをネットワークデバイスにインターフェースするインターフェースと を具備し、 各プログラムは、通信のための通信フォーマットを有し、 各ネットワークデバイスは、通信のためのデバイス特有通信フォーマットを有 し、 前記インターフェースは、 ネットワークデバイスに行先を定められたプログラムからの通信を、ネットワ ークデバイスのデバイス特有通信フォーマットへ変換する第1変換器 を具備する ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 22. 請求項21記載の遠距離通信ネットワークにおいて、 インターフェースは、 ネットワークデバイスからの通信を、プログラムの通信フォーマットへ変換す る第2変換器 を更に具備する ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 23. 請求項21記載の遠距離通信ネットワークにおいて、 ネットワークは、電話ネットワークである ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 24. 請求項21記載の遠距離通信ネットワークにおいて、 ネットワークデバイスと通信するプロセッサ上で実行される少なくとも1つの 追加プログラム を具備し、 インターフェースは、プログラムを、ネットワークデバイスにインターフェー スする ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 25. 請求項21記載の遠距離通信ネットワークにおいて、 プログラムは、ネットワークを故障から復旧する復旧プログラムである ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 26. 請求項21記載の遠距離通信ネットワークにおいて、 インターフェースは、 ネットワークデバイスの状態に関する情報を得るために、検査することに対し てインターフェースの外部から起こる要求無しに、ネットワークデバイスのうち の少なくとも1つのネットワークデバイスを自動的に検査する検査メカニズム を具備する ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 27. 請求項21記載の遠距離通信ネットワークにおいて、 ネットワークデバイスのうちの少なくとも1つのネットワークデバイスは、デ ジタルクロスコネクトである ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 28. 請求項21記載の遠距離通信ネットワークにおいて、 ネットワークデバイスは、異なるタイプのデバイスを含む ことを特徴とする遠距離通信ネットワーク。 29. ネットワークデバイスとプログラムを実行するプロセッサとネットワー クデバイスへ通じるデータリンクとを有する遠距離通信ネットワークにおける方 法であって、 前記方法は、 プログラムをネットワークデバイスにインターフェースするインターフェース を提供するコンピュータ実行ステップと、 インターフェースを用いて、データリンクのうちのどのデータリンクが最も信 頼性があるかを判断するコンピュータ実行ステップと、 最も信頼性があると判断されたリンクを、ネットワークデバイスとの通信に対 して使用されるべき主要リンクとして、指定するコンピュータ実行ステップと、 データリンクのうちの他のデータリンクを、主要リンクが故障したときにネッ トワークデバイスとの通信に対して使用されるべき第2リンクとして、指定する コンピュータ実行ステップと を具備する ことを特徴とする方法。 30. 請求項29記載の方法において、 ネットワークにおける条件の変化に応答して、データリンクのうちの他のデー タリンクを主要リンクとして指定するために、リンクの指定を変更するステップ を更に具備する ことを特徴とする方法。
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