JP2001517475A - 凍結手術システム及び方法 - Google Patents
凍結手術システム及び方法Info
- Publication number
- JP2001517475A JP2001517475A JP2000512470A JP2000512470A JP2001517475A JP 2001517475 A JP2001517475 A JP 2001517475A JP 2000512470 A JP2000512470 A JP 2000512470A JP 2000512470 A JP2000512470 A JP 2000512470A JP 2001517475 A JP2001517475 A JP 2001517475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- refrigerant
- compressor
- heat exchanger
- tissue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/02—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by cooling, e.g. cryogenic techniques
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B40/00—Subcoolers, desuperheaters or superheaters
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B47/00—Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass
- F25B47/02—Defrosting cycles
- F25B47/022—Defrosting cycles hot gas defrosting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B9/00—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
- F25B9/002—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
- F25B9/006—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant containing more than one component
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B2018/00005—Cooling or heating of the probe or tissue immediately surrounding the probe
- A61B2018/00041—Heating, e.g. defrosting
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S128/00—Surgery
- Y10S128/27—Cryogenic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
冷凍手術システムは、コンプレッサユニット14とプローブアセンブリ12とを有する。コンプレッサユニット14からの第2の冷媒流れは動作のスタンバイモードにおいてプローブアセンブリ12の内側にある熱交換器26を予冷却する。熱交換器26が予冷却された後、第1の冷媒流は、冷却された熱交換器26を通過することが可能であり、その後プローブアセンブリ12の組織接触部分32の内部で膨張して非常に低い温度、通常マイナス100℃以下が達成される。冷却後、冷媒流は、膨張無しあるいは部分的な膨張を伴って、プローブアセンブリ12を通過してプローブの組織接触面32を温めるものであってもよい。滅菌するためにプローブシース40を使用することができる。
Description
【0001】
この発明は、一般に凍結手術を行うためのシステム及び方法に関する。特に、
この発明は効率的かつ迅速的に外科用プローブを極低温に冷却する閉鎖型冷却シ
ステム(closed refrigeration system)の使用に関する。
この発明は効率的かつ迅速的に外科用プローブを極低温に冷却する閉鎖型冷却シ
ステム(closed refrigeration system)の使用に関する。
【0002】
凍結手術は、数年にわたって様々な治療目的での組織の処置及び切除に利用さ
れている。例えば、凍結手術用プローブは、出血及び他の疾患を治療するために
子宮の子宮内膜裏層切除に使用されてきた。ほとんどの凍結手術システムは、冷
却剤媒体として液体窒素または亜酸化窒素のいずれか一方に依存している。液体
窒素は、非常に低い温度を達成することが可能であることから有利である。しか
し、液体窒素を患部に導入する一方で患者と医師とを液体窒素から守るために広
範囲にわたって断熱する必要がある。さらに、液体窒素は蒸発して大気中に放出
されるので、液体窒素源を絶え間なく補充する必要がある。亜酸化窒素は、室温
で送達可能で、断熱の必要性が少なくなく、またジュール−トムソン膨張によっ
て患部を冷却することができることから有利である。しかし、亜酸化窒素の膨張
(expansion)によって達成される温度は、液体窒素で達成される温度ほど低くは
ならず、また亜酸化窒素の使用もまた絶え間ない補充の必要性を避けることはで
きない。
れている。例えば、凍結手術用プローブは、出血及び他の疾患を治療するために
子宮の子宮内膜裏層切除に使用されてきた。ほとんどの凍結手術システムは、冷
却剤媒体として液体窒素または亜酸化窒素のいずれか一方に依存している。液体
窒素は、非常に低い温度を達成することが可能であることから有利である。しか
し、液体窒素を患部に導入する一方で患者と医師とを液体窒素から守るために広
範囲にわたって断熱する必要がある。さらに、液体窒素は蒸発して大気中に放出
されるので、液体窒素源を絶え間なく補充する必要がある。亜酸化窒素は、室温
で送達可能で、断熱の必要性が少なくなく、またジュール−トムソン膨張によっ
て患部を冷却することができることから有利である。しかし、亜酸化窒素の膨張
(expansion)によって達成される温度は、液体窒素で達成される温度ほど低くは
ならず、また亜酸化窒素の使用もまた絶え間ない補充の必要性を避けることはで
きない。
【0003】 液体窒素及び亜酸化窒素の使用法に関しての改善は、Dobak III の米国特許第
5,275,595号に提案されている。特に凍結手術装置のプローブで対向流
式熱交換器とともに閉鎖型冷却システムを用いることが提案されている。この特
許は、特定の冷媒ガス混合物を使用することで凍結外科学の多くの形態に適した
極低温を達成することができると主張している。
5,275,595号に提案されている。特に凍結手術装置のプローブで対向流
式熱交換器とともに閉鎖型冷却システムを用いることが提案されている。この特
許は、特定の冷媒ガス混合物を使用することで凍結外科学の多くの形態に適した
極低温を達成することができると主張している。
【0004】 しかし、Dobak III のシステムは、多くの不利益を受ける。特に、その特許に
示される対向流式熱交換器はシステム最低温度が達成される前にシステム平衡状
態が確立されることを要求する。したがって、システムは実用温度に達するまで
のしばらくの間可動していなければならない。第2に、Dobak III のシステムは
、冷却された後にプローブを暖める手段については何ら提供されていない。凍結
外科学の多くの形態は、加熱・融解(heat/thaw)サイクルの繰り返しによる恩 恵を得るもので、連続的な冷却サイクルの間でプローブを加熱する能力が望まれ
る。さらに、Dobak III は真空断熱材を外面に持つプローブを提案している。し
かし、真空断熱材はプローブの上にのみあることが示されており、そのため全体
の容積が比較的小さい。すなわち、その容積はプローブを構成する同軸部材間の
円環状の空間に限定される。このシステム及び他のシステムにあって、容積の小
さい真空断熱部材は、断熱能を減らすか破壊する過度のガス放出(out-gassing)
(なぜならガスが発生する内面領域はガスを収容することに利用可能な容積に比
較して大きい)を受ける。最後に、Dobak III は、プローブシステムを滅菌する
手段について何ら提案していない。Dobak III のプローブ及びコンプレッサは、
おそらく閉じられ、かつ密閉されたシステムである。そのようなシステムでのプ
ローブの滅菌が問題となる。
示される対向流式熱交換器はシステム最低温度が達成される前にシステム平衡状
態が確立されることを要求する。したがって、システムは実用温度に達するまで
のしばらくの間可動していなければならない。第2に、Dobak III のシステムは
、冷却された後にプローブを暖める手段については何ら提供されていない。凍結
外科学の多くの形態は、加熱・融解(heat/thaw)サイクルの繰り返しによる恩 恵を得るもので、連続的な冷却サイクルの間でプローブを加熱する能力が望まれ
る。さらに、Dobak III は真空断熱材を外面に持つプローブを提案している。し
かし、真空断熱材はプローブの上にのみあることが示されており、そのため全体
の容積が比較的小さい。すなわち、その容積はプローブを構成する同軸部材間の
円環状の空間に限定される。このシステム及び他のシステムにあって、容積の小
さい真空断熱部材は、断熱能を減らすか破壊する過度のガス放出(out-gassing)
(なぜならガスが発生する内面領域はガスを収容することに利用可能な容積に比
較して大きい)を受ける。最後に、Dobak III は、プローブシステムを滅菌する
手段について何ら提案していない。Dobak III のプローブ及びコンプレッサは、
おそらく閉じられ、かつ密閉されたシステムである。そのようなシステムでのプ
ローブの滅菌が問題となる。
【0005】 これらの理由から、凍結外科学を実施するための改良閉鎖型冷凍システムを提
供することが望まれる。特に、使用に先立つスタンバイモードで予冷却可能な凍
結外科用冷凍システムを提供することが望まれる。スタンバイモードからのプロ
ーブ完全冷却は、好ましくは熱負荷のもとで数分以内に達成されよう。さらに、
連続した冷却サイクルの間に組織接触プローブを加熱することが可能な凍結外科
用冷凍システムを提供することが望まれる。さらに好ましくは、プローブを加熱
する能力は、すでに入手可能な冷凍システムの部品を用いて達成されよう。さら
に、そのようなシステムのプローブ部品の滅菌が促進されるか、あるいはプロー
ブを滅菌する必要性が取り除かれる閉鎖型凍結外科用冷凍システムを提供するこ
とが望まれる。さらに、ガス放出及び真空断熱の損失に陥ることが少ない真空断
熱型凍結外科用プローブを提供することが望まれる。少なくともこれらの目的の
いくつかは、本発明の種々の局面によって満たされるであろう。
供することが望まれる。特に、使用に先立つスタンバイモードで予冷却可能な凍
結外科用冷凍システムを提供することが望まれる。スタンバイモードからのプロ
ーブ完全冷却は、好ましくは熱負荷のもとで数分以内に達成されよう。さらに、
連続した冷却サイクルの間に組織接触プローブを加熱することが可能な凍結外科
用冷凍システムを提供することが望まれる。さらに好ましくは、プローブを加熱
する能力は、すでに入手可能な冷凍システムの部品を用いて達成されよう。さら
に、そのようなシステムのプローブ部品の滅菌が促進されるか、あるいはプロー
ブを滅菌する必要性が取り除かれる閉鎖型凍結外科用冷凍システムを提供するこ
とが望まれる。さらに、ガス放出及び真空断熱の損失に陥ることが少ない真空断
熱型凍結外科用プローブを提供することが望まれる。少なくともこれらの目的の
いくつかは、本発明の種々の局面によって満たされるであろう。
【0006】 米国特許第5,275,595号は、冷凍システムによって冷却される凍結外
科用プローブを記述している。米国特許第5,644,502号及び同第5,6
17,739号は、本発明のシステムの一部として使用することが可能と思われ
るタイプの冷媒及び冷凍システムを記述している。子宮の子宮内膜及びしばしば
他の組織の凍結外科治療は、いくつかの特許及び医学出版物に記述されており、
例えば米国特許第5,647,868号、同第5,520,682号、同第5,
501,681号、同第5,403,309号、同第5,400,602号、同
第5,494,039号、同第5,207,674号、同第5,139,496
号、同第3,924,628号、及び同第3,889,680号が挙げられる。
他の冷却された医療用プローブは米国特許第4,844,073号、PCT国際
公開第WO 93/06985号、同第WO 93/08951号、及び同第W
O 83/03961号に記述されている。熱伝導材料として微品質物質、例え
ば、フルオロカーボンまたはパラフィン中に懸濁されたダイアモンドの使用が米
国特許第4,764,845号に記述されている。
科用プローブを記述している。米国特許第5,644,502号及び同第5,6
17,739号は、本発明のシステムの一部として使用することが可能と思われ
るタイプの冷媒及び冷凍システムを記述している。子宮の子宮内膜及びしばしば
他の組織の凍結外科治療は、いくつかの特許及び医学出版物に記述されており、
例えば米国特許第5,647,868号、同第5,520,682号、同第5,
501,681号、同第5,403,309号、同第5,400,602号、同
第5,494,039号、同第5,207,674号、同第5,139,496
号、同第3,924,628号、及び同第3,889,680号が挙げられる。
他の冷却された医療用プローブは米国特許第4,844,073号、PCT国際
公開第WO 93/06985号、同第WO 93/08951号、及び同第W
O 83/03961号に記述されている。熱伝導材料として微品質物質、例え
ば、フルオロカーボンまたはパラフィン中に懸濁されたダイアモンドの使用が米
国特許第4,764,845号に記述されている。
【0007】 多成分ガス混合物をコンプレッサシステムで使用することは、Kleemenko (1
959年) Proc. 10th Intl. Congress of Refrigeration, Copenhagen 1:第3
4頁乃至第39頁, Pergamon Press,ロンドン; Little (1990年) Adv. C
ry.Engineering 35:第1305頁乃至第1314頁及び第1325頁乃至第13
33頁に記載されている。
959年) Proc. 10th Intl. Congress of Refrigeration, Copenhagen 1:第3
4頁乃至第39頁, Pergamon Press,ロンドン; Little (1990年) Adv. C
ry.Engineering 35:第1305頁乃至第1314頁及び第1325頁乃至第13
33頁に記載されている。
【0008】
本発明にもとづくシステムは、再循環する冷媒の流れを生じさせるコンプレッ
サを有する。コンプレッサは現行システムのいずれかから構成されるものであっ
てもよいが、好ましくは米国特許第5,644,502号及び同第5,617,
739号の教示にもとづくシステムから構成されるもので、参照によってこれら
の特許の開示全体が本明細書に取り込まれる。そのようなコンプレッサに加えて
、本発明のシステムは組織接触面(tissue-contacting surface)及び第1の膨 張オリフィス(primary expansion orifice)を持つプローブアセンブリを有する
。プローブはコンプレッサに接続されており、高圧冷媒を受け取り、さらに第1
の膨張オリフィスに高圧冷媒を通す。そのような膨張によって組織接触面の冷却
がなされ、その結果としてコンプレッサに戻される低圧冷却冷媒が生ずる。
サを有する。コンプレッサは現行システムのいずれかから構成されるものであっ
てもよいが、好ましくは米国特許第5,644,502号及び同第5,617,
739号の教示にもとづくシステムから構成されるもので、参照によってこれら
の特許の開示全体が本明細書に取り込まれる。そのようなコンプレッサに加えて
、本発明のシステムは組織接触面(tissue-contacting surface)及び第1の膨 張オリフィス(primary expansion orifice)を持つプローブアセンブリを有する
。プローブはコンプレッサに接続されており、高圧冷媒を受け取り、さらに第1
の膨張オリフィスに高圧冷媒を通す。そのような膨張によって組織接触面の冷却
がなされ、その結果としてコンプレッサに戻される低圧冷却冷媒が生ずる。
【0009】 第1の態様では、本発明のシステムは、温かい流体、一般的には冷媒をコンプ
レッサからプローブを通して選択的に循環させることで、通常は連続する冷却サ
イクルの間、組織接触面を温める手段を有する。温かい流体を循環させる手段は
、組織接触面を通り過ぎた膨張していない、あるいはただ部分的にのみ膨張した
再循環している温かい冷媒を送るためにコンプレッサからプローブへの導管を一
般に有する。温かい冷媒は、室温よりもわずかに高いか、あるいはわずかに下回
るかもしれないが、好ましくは冷凍外科用プローブの典型的な動作温度よりも十
分上であろう。通常、温かい冷媒は0℃を上回る温度、好ましくは10℃を上回
る温度であって、大抵の場合、20℃を上回るか、あるいはさらに高い温度であ
る。通常、本発明のシステムは、能動的な冷却を止めさせるためにコンプレッサ
から第1の冷媒へ高圧冷媒の流れを導き、続いてプローブの組織接触面を温める
ことが開始されるように温かい冷媒の流れを起こすための制御装置を有する。
レッサからプローブを通して選択的に循環させることで、通常は連続する冷却サ
イクルの間、組織接触面を温める手段を有する。温かい流体を循環させる手段は
、組織接触面を通り過ぎた膨張していない、あるいはただ部分的にのみ膨張した
再循環している温かい冷媒を送るためにコンプレッサからプローブへの導管を一
般に有する。温かい冷媒は、室温よりもわずかに高いか、あるいはわずかに下回
るかもしれないが、好ましくは冷凍外科用プローブの典型的な動作温度よりも十
分上であろう。通常、温かい冷媒は0℃を上回る温度、好ましくは10℃を上回
る温度であって、大抵の場合、20℃を上回るか、あるいはさらに高い温度であ
る。通常、本発明のシステムは、能動的な冷却を止めさせるためにコンプレッサ
から第1の冷媒へ高圧冷媒の流れを導き、続いてプローブの組織接触面を温める
ことが開始されるように温かい冷媒の流れを起こすための制御装置を有する。
【0010】 第2の態様では、本発明のシステムは、組織接触面を冷却及び膨張のためにプ
ローブに導かれる再循環冷媒の第1の流れの少なくとも一部を予冷却するように
配置された熱交換器を有する。さらに、第1のプローブ冷媒流が通過するのに先
立って熱交換器を予冷却する手段が設けられる。実施形態例では、予冷却手段は
、コンプレッサから熱交換器の第2膨張オリフィスを通る分離冷媒ループを有す
る。熱交換器は上流にあってプローブの組織接触面から隔離されていることから
、熱交換器はプローブの組織接触面の温度に影響を与えることなく冷却されて低
温となることが可能である。以下、より詳細に説明するように、熱交換器は、通
常は熱交換器を断熱する真空エンクロージャ内にあり、さらに組織接触面から隔
離されている。したがって、第2の流れまたは第2の膨張オリフィスを通る再循
環冷媒の一部を膨張させ、結果として生ずる冷却かつ膨張した冷媒を熱交換器に
通すことによって、一般的にマイナス60℃以下の温度が達成されるまで、熱交
換器を予冷却させることができる。つぎに、第1の冷媒流は熱交換器に導かれ、
組織接触面に隣接するプローブ先端で膨張する前に、目標とする温度、マイナス
10℃からマイナス110℃、一般にマイナス60℃にまで予冷却される。した
がって、冷媒を予冷却することで、非常に低い温度、通常はマイナス100℃を
下回る温度がプローブの組織接触面で達成することができる。一つの特徴として
、室温からそのような非常に低い温度まで、非常に早く、すなわち数分でプロー
ブ先端を冷却することができる。
ローブに導かれる再循環冷媒の第1の流れの少なくとも一部を予冷却するように
配置された熱交換器を有する。さらに、第1のプローブ冷媒流が通過するのに先
立って熱交換器を予冷却する手段が設けられる。実施形態例では、予冷却手段は
、コンプレッサから熱交換器の第2膨張オリフィスを通る分離冷媒ループを有す
る。熱交換器は上流にあってプローブの組織接触面から隔離されていることから
、熱交換器はプローブの組織接触面の温度に影響を与えることなく冷却されて低
温となることが可能である。以下、より詳細に説明するように、熱交換器は、通
常は熱交換器を断熱する真空エンクロージャ内にあり、さらに組織接触面から隔
離されている。したがって、第2の流れまたは第2の膨張オリフィスを通る再循
環冷媒の一部を膨張させ、結果として生ずる冷却かつ膨張した冷媒を熱交換器に
通すことによって、一般的にマイナス60℃以下の温度が達成されるまで、熱交
換器を予冷却させることができる。つぎに、第1の冷媒流は熱交換器に導かれ、
組織接触面に隣接するプローブ先端で膨張する前に、目標とする温度、マイナス
10℃からマイナス110℃、一般にマイナス60℃にまで予冷却される。した
がって、冷媒を予冷却することで、非常に低い温度、通常はマイナス100℃を
下回る温度がプローブの組織接触面で達成することができる。一つの特徴として
、室温からそのような非常に低い温度まで、非常に早く、すなわち数分でプロー
ブ先端を冷却することができる。
【0011】 好ましくは、熱交換器及びプローブは共通の手持ち組立体(hand-held assemb
ly)に存在し、フレキシブルなコネクタを介して分離しているコンプレッサユニ ットに接続する。熱交換器は、好ましくは一本以上のコイル状となった内管を持
つコイル状のシェルを有する。高圧冷媒は、プローブの方向に沿って内管を通過
し、さらに膨張した予冷却冷媒流は反対の方向へ内管とシェルとの間の円環状の
空間を通る。コイルの形状は有益である。なぜならそれによって、小さなシリン
ダの中に取り込まれる対向流式熱交換器の長さを相対的に伸ばすことが可能とな
るからである。
ly)に存在し、フレキシブルなコネクタを介して分離しているコンプレッサユニ ットに接続する。熱交換器は、好ましくは一本以上のコイル状となった内管を持
つコイル状のシェルを有する。高圧冷媒は、プローブの方向に沿って内管を通過
し、さらに膨張した予冷却冷媒流は反対の方向へ内管とシェルとの間の円環状の
空間を通る。コイルの形状は有益である。なぜならそれによって、小さなシリン
ダの中に取り込まれる対向流式熱交換器の長さを相対的に伸ばすことが可能とな
るからである。
【0012】 別の態様では、本発明のシステムはプローブ上に着脱自在に装着可能なシース
を有する。シースを使い捨てとすることができるので、プローブあるいはコンプ
レッサ/プローブシステムの他の部分の滅菌の必要性がなくなる。低温プローブ
上にシースを配置することは、熱伝導効率が失われるので一般に避けられている
が、本発明の高効率冷媒システムはそのような問題を少なくとも部分的に不要に
する。さらに、熱伝導は、プローブの外面とシースの内面との間に熱伝導性材料
を設けることで本発明のシステムでは改善されている。好ましい熱伝導性材料は
、液体キャリア中に懸濁されたダイアモンドまたは黒鉛粉末等の熱伝導性粉末を
含む。そのような熱伝導性材料を用いることによって、一般にプローブ外面とシ
ース内面との間に最小のクリアランス、通常は0.15mm未満で、適当な熱伝
導率が達成される。
を有する。シースを使い捨てとすることができるので、プローブあるいはコンプ
レッサ/プローブシステムの他の部分の滅菌の必要性がなくなる。低温プローブ
上にシースを配置することは、熱伝導効率が失われるので一般に避けられている
が、本発明の高効率冷媒システムはそのような問題を少なくとも部分的に不要に
する。さらに、熱伝導は、プローブの外面とシースの内面との間に熱伝導性材料
を設けることで本発明のシステムでは改善されている。好ましい熱伝導性材料は
、液体キャリア中に懸濁されたダイアモンドまたは黒鉛粉末等の熱伝導性粉末を
含む。そのような熱伝導性材料を用いることによって、一般にプローブ外面とシ
ース内面との間に最小のクリアランス、通常は0.15mm未満で、適当な熱伝
導率が達成される。
【0013】 さらに別の態様では、本発明のシステムは、組織接触面を除いて、プローブの
外側の部分全体に広がる真空エンクロージャを有する。好ましくは、真空エンク
ロージャはプローブのみを覆うだけではなく、プローブに接続された熱交換器も
覆う。熱交換器は一般にプローブよりも容積が大きいので、プローブ内部の容積
と熱交換器の容積とを組み合わせることでプローブの非常に小さな真空容積のガ
ス放出によって生ずる問題(真空度合いの低下)を減らす。
外側の部分全体に広がる真空エンクロージャを有する。好ましくは、真空エンク
ロージャはプローブのみを覆うだけではなく、プローブに接続された熱交換器も
覆う。熱交換器は一般にプローブよりも容積が大きいので、プローブ内部の容積
と熱交換器の容積とを組み合わせることでプローブの非常に小さな真空容積のガ
ス放出によって生ずる問題(真空度合いの低下)を減らす。
【0014】 本発明は、コンプレッサからの冷媒をプローブへ通して再循環させ、冷媒を膨
張させてプローブの表面を冷却することを含む方法をさらに提供する。そしてそ
の冷却された表面を、例えば子宮内膜裏層切除の如き様々な凍結外科的手法のた
めに組織に対して接触させる。
張させてプローブの表面を冷却することを含む方法をさらに提供する。そしてそ
の冷却された表面を、例えば子宮内膜裏層切除の如き様々な凍結外科的手法のた
めに組織に対して接触させる。
【0015】 第1の態様では、本発明の方法は、さらにプローブを通してコンプレッサから
温かい液体を循環させて、冷却された後の組織接触面を温めることを含む。好ま
しくは、温かい液体は、膨張することなくプローブを通過した再循環冷媒の一部
を含む。通常は、温かい液体はヒートシンクが温まるのを防ぐために熱交換器を
通過しない。
温かい液体を循環させて、冷却された後の組織接触面を温めることを含む。好ま
しくは、温かい液体は、膨張することなくプローブを通過した再循環冷媒の一部
を含む。通常は、温かい液体はヒートシンクが温まるのを防ぐために熱交換器を
通過しない。
【0016】 別の態様では、本発明の方法は第1の冷媒の膨張に先立ってプローブに接続さ
れた熱交換器を予冷却することをさらに含む。続いて、より一層冷却させるため
にプローブでの膨張に先立って、第1の冷媒は予冷却された熱交換器を通る。一
般に、予冷却工程は冷媒の第2の流れを膨張オリフィスに通し、冷却かつ膨張し
た冷媒を熱交換器に通すことを含む。また、好ましくは、熱交換器は、プローブ
冷媒が通過する前に、マイナス30℃以下、多くの場合マイナス60℃以下に冷
却される。さらに好ましくは、これらの方法によってマイナス100℃以下の温
度に冷却されたプローブが得られる。
れた熱交換器を予冷却することをさらに含む。続いて、より一層冷却させるため
にプローブでの膨張に先立って、第1の冷媒は予冷却された熱交換器を通る。一
般に、予冷却工程は冷媒の第2の流れを膨張オリフィスに通し、冷却かつ膨張し
た冷媒を熱交換器に通すことを含む。また、好ましくは、熱交換器は、プローブ
冷媒が通過する前に、マイナス30℃以下、多くの場合マイナス60℃以下に冷
却される。さらに好ましくは、これらの方法によってマイナス100℃以下の温
度に冷却されたプローブが得られる。
【0017】 さらに別の態様では、本発明は、冷却された面を組織に対して接触させる前に
、プローブをシースによって覆うことをさらに含む。好ましくは、熱伝導性材料
はプローブの外面とシースの内面とに置かれて熱伝導を高める。さらに好ましく
は、熱伝導性材料は液体キャリアに懸濁された熱伝導性粉末を含む。任意に、熱
伝導性液体、ゲル、または他の材料を、処置している子宮部または他の身体の腔
所(cavity)の少なくとも一部分を被覆、充填、またはさもなければ占有するた
めに使用することができる。好ましくは、材料は予想される処置温度で凍結する
ことなく、またプローブと子宮壁との間で最大の熱伝導が得られるようにそれら
両方に接合する。
、プローブをシースによって覆うことをさらに含む。好ましくは、熱伝導性材料
はプローブの外面とシースの内面とに置かれて熱伝導を高める。さらに好ましく
は、熱伝導性材料は液体キャリアに懸濁された熱伝導性粉末を含む。任意に、熱
伝導性液体、ゲル、または他の材料を、処置している子宮部または他の身体の腔
所(cavity)の少なくとも一部分を被覆、充填、またはさもなければ占有するた
めに使用することができる。好ましくは、材料は予想される処置温度で凍結する
ことなく、またプローブと子宮壁との間で最大の熱伝導が得られるようにそれら
両方に接合する。
【0018】 図1を参照すると、本発明の原理にもとづいて構成された凍結手術装置10は
、可撓性を有する臍管(umbilical tube)16によってコンプレッサ14に接続
されたプローブアセンブリ12を有する。コンプレッサ14は、以下に詳細に説
明るように、冷媒貯留槽と、コンプレッサと、弁装置(valving)と、最大で3通
りの再循環冷媒流を作り出す機械部品を制御するためのデジタル制御回路及びア
ナログ制御回路とを有する。冷媒流は臍管16の中にある個々の導管を通してコ
ンプレッサ14からプローブアセンブリ12に直接誘導される。一般に、臍管1
6を介して流れる全ての流れは、室温もしくは室温近傍で行われるので、管を断
熱させる必要性が最小限となる。以下、冷媒流を詳細に説明する。
、可撓性を有する臍管(umbilical tube)16によってコンプレッサ14に接続
されたプローブアセンブリ12を有する。コンプレッサ14は、以下に詳細に説
明るように、冷媒貯留槽と、コンプレッサと、弁装置(valving)と、最大で3通
りの再循環冷媒流を作り出す機械部品を制御するためのデジタル制御回路及びア
ナログ制御回路とを有する。冷媒流は臍管16の中にある個々の導管を通してコ
ンプレッサ14からプローブアセンブリ12に直接誘導される。一般に、臍管1
6を介して流れる全ての流れは、室温もしくは室温近傍で行われるので、管を断
熱させる必要性が最小限となる。以下、冷媒流を詳細に説明する。
【0019】 図2はプローブアセンブリ12を最も良く図示しており、近位端22及び遠位
端24を持つキャニスタ20を有する。臍管16は、キャニスタの近位端22を
介してキャニスタに入り、図3に関連して以下でより詳細に説明されるように、
螺旋形の熱交換器26に接続する。熱交換器26を備え、かつ参照符号30で示
される管は、遠位方向に進んでキャニスタ20の遠位端24を通り抜ける。管3
0は遠位端32で拡大し、典型的に直径が約3mm乃至8mmで長さが約2cm
乃至7cmを有するものとなる。
端24を持つキャニスタ20を有する。臍管16は、キャニスタの近位端22を
介してキャニスタに入り、図3に関連して以下でより詳細に説明されるように、
螺旋形の熱交換器26に接続する。熱交換器26を備え、かつ参照符号30で示
される管は、遠位方向に進んでキャニスタ20の遠位端24を通り抜ける。管3
0は遠位端32で拡大し、典型的に直径が約3mm乃至8mmで長さが約2cm
乃至7cmを有するものとなる。
【0020】 キャニスタ20の管状の延長部36はプローブの延長部分30の長手方向の主
要部を覆うように延びており、典型的に15cm乃至30cm覆う。管状の延長
部36はキャニスタ20の内側に開口し、好ましくはキャニスタと管状延長部と
の結合内部で真空状態が保持され、かつ密閉されている。そのような真空状態に
よって、熱交換器26とプローブ30の組織に接触することを意図していない部
分との両方に対して良好な断熱(insulation)を提供する。さらに、管状延長部
36の相対的に少ない容積をキャニスタ20の相対的に大きい容積と結合させる
ことで、ガス放出による真空状態の損失がかなり減少する。
要部を覆うように延びており、典型的に15cm乃至30cm覆う。管状の延長
部36はキャニスタ20の内側に開口し、好ましくはキャニスタと管状延長部と
の結合内部で真空状態が保持され、かつ密閉されている。そのような真空状態に
よって、熱交換器26とプローブ30の組織に接触することを意図していない部
分との両方に対して良好な断熱(insulation)を提供する。さらに、管状延長部
36の相対的に少ない容積をキャニスタ20の相対的に大きい容積と結合させる
ことで、ガス放出による真空状態の損失がかなり減少する。
【0021】 着脱自在のシース40は、プローブ延長部分30/32の外面を覆い、コネク
タ42を介してキャニスタ20の近位端に取り付け可能である。好ましくは、熱
伝導性を高めるためにプローブ30/32の外側を熱伝導性材料が均一に覆うよ
うにして、熱伝導性材料がシース40の内側に導入される。好ましくは、熱伝導
性材料は、適当な液体に懸濁された熱伝導性粉末、例えばグリセロールまたは他
の適当なキャリアに存在するダイアモンドまたは黒鉛粉末を含む。
タ42を介してキャニスタ20の近位端に取り付け可能である。好ましくは、熱
伝導性を高めるためにプローブ30/32の外側を熱伝導性材料が均一に覆うよ
うにして、熱伝導性材料がシース40の内側に導入される。好ましくは、熱伝導
性材料は、適当な液体に懸濁された熱伝導性粉末、例えばグリセロールまたは他
の適当なキャリアに存在するダイアモンドまたは黒鉛粉末を含む。
【0022】 ここで図2乃至図5を参照すると、臍管16は合計4つの流体伝導性(fluid-
conductive)通路または導管をコンプレッサ14とプローブアセンブリ12との
間に設けている。特に、低沸点冷媒ライン50を設けることで第1の冷媒流をプ
ローブアセンブリ12の組織接触面に供給する。以下に詳細に説明するように、
第2の冷媒ライン52は高沸点冷媒を熱交換器26に供給するために設けられ、
さらに第3のライン54はプローブを暖める冷媒を供給するために設けられる。
プローブに設けられたライン50,52,及び54の各々からの冷媒は、臍管1
6それ自体の内部を経由してプローブアセンブリ12からコンプレッサ14に戻
される。したがって、合計で4つの流動通路が提供される。
conductive)通路または導管をコンプレッサ14とプローブアセンブリ12との
間に設けている。特に、低沸点冷媒ライン50を設けることで第1の冷媒流をプ
ローブアセンブリ12の組織接触面に供給する。以下に詳細に説明するように、
第2の冷媒ライン52は高沸点冷媒を熱交換器26に供給するために設けられ、
さらに第3のライン54はプローブを暖める冷媒を供給するために設けられる。
プローブに設けられたライン50,52,及び54の各々からの冷媒は、臍管1
6それ自体の内部を経由してプローブアセンブリ12からコンプレッサ14に戻
される。したがって、合計で4つの流動通路が提供される。
【0023】 熱交換器26は、ステンレス鋼製の外管またはシェル56と銅製の内管58と
を有する。内管58は同心的にシェル26の内部に設けられ、銅製の内管58の
外面に形成された螺旋状の***部60によって所定の位置に保持される。***部
58は、以下に説明するように第2の予冷却冷媒流のための流動通路を定める。
シェル56と内管58との組み合わせは、図2に最も良好に見られるように上記
螺旋状コイルの中に巻き上げられる。高沸点冷媒ライン50は、以下に図6に関
連して詳細に説明されるように、内管58の遠位端に直接開口し、また第2の冷
媒ライン52は同心的に内管58の長手方向全体を通してその遠位端に向けて貫
通する。したがって、内管58の内部は、第1の冷媒が熱交換器26を通るため
の導管として働く一方で、内管58の外面とシェル60の内面との間の円環状の
空間が、熱交換器26を冷却するための膨張した第2の冷媒を戻すための流動通
路として働く。第3の冷媒ライン54は、臍管16からキャニスタ20の内部へ
送られ、図2に最も良く見られるように、熱交換器26を迂回する。以下により
詳細に説明するように、プローブアセンブリ12の組織接触面を暖めるためにラ
イン54の冷媒が「温かい(warm)」流体であることが望ましい。したがって、
ライン54の冷却は避けられるはずである。
を有する。内管58は同心的にシェル26の内部に設けられ、銅製の内管58の
外面に形成された螺旋状の***部60によって所定の位置に保持される。***部
58は、以下に説明するように第2の予冷却冷媒流のための流動通路を定める。
シェル56と内管58との組み合わせは、図2に最も良好に見られるように上記
螺旋状コイルの中に巻き上げられる。高沸点冷媒ライン50は、以下に図6に関
連して詳細に説明されるように、内管58の遠位端に直接開口し、また第2の冷
媒ライン52は同心的に内管58の長手方向全体を通してその遠位端に向けて貫
通する。したがって、内管58の内部は、第1の冷媒が熱交換器26を通るため
の導管として働く一方で、内管58の外面とシェル60の内面との間の円環状の
空間が、熱交換器26を冷却するための膨張した第2の冷媒を戻すための流動通
路として働く。第3の冷媒ライン54は、臍管16からキャニスタ20の内部へ
送られ、図2に最も良く見られるように、熱交換器26を迂回する。以下により
詳細に説明するように、プローブアセンブリ12の組織接触面を暖めるためにラ
イン54の冷媒が「温かい(warm)」流体であることが望ましい。したがって、
ライン54の冷却は避けられるはずである。
【0024】 ここで図6及び図7を参照すると、熱交換器26はキャニスタ20の遠位端を
抜け出て再び真っ直ぐな形状となるものと考える。キャニスタ20の外側のある
点で、温まっているライン54がプローブの延長部36に再び入る。内管58は
遠位端62で終了し、また第2の冷凍ライン52はキャピラリ状の延長オリフィ
ス64で終結する。したがって、ライン52を流れる冷媒は、熱交換器シェル2
6の内部に流れ込み、内管58の外面上を近位方向に流れ戻ることで内管58を
冷却する。内管58の主管腔(main lumen)内にあった低沸点冷媒は、移行管6
6に流れ込み、続いて図8に最も良く図示されたように、プローブアセンブリ1
2の先端70に至るまで延びる膨張管(expansion tube)68に流れ込む。内管
58の主管腔を通過していた低融点冷媒が、ライン52から流れる第2の冷媒に
よる管の予冷却の結果として冷却されていることが望ましい。第3の冷媒ライン
54(熱交換器の主要部を迂回する)もまた、図8に示すように、プローブアセ
ンブリの遠位端70に向けてシェル56を通過する。管54は内管72と同心管
の対をなす。この内管72は外管54に膨張しないか、あるいは微々たる膨張を
伴うガスを吹き込むので、外管54は結局、冷媒流によって加熱されることにな
る。管54を通って戻る冷媒流は、最終的に臍管16の戻り管腔内(return lum
en)で他の冷媒と再び混合される。したがって、プローブアセンブリ12は、図
8の矢印74で示されるように、低融点冷媒が膨張ライン58の遠位方向先端か
ら膨張する第1の冷却モードで動作することができる。または、高融点冷媒の流
れを終わらすことができ、さらに温かい冷媒が内管72を通してライン54に送
られることでプローブ先端70が温暖化(warming)モードで動作するので、冷媒
が膨張せず、プローブを温めるために作用する。
抜け出て再び真っ直ぐな形状となるものと考える。キャニスタ20の外側のある
点で、温まっているライン54がプローブの延長部36に再び入る。内管58は
遠位端62で終了し、また第2の冷凍ライン52はキャピラリ状の延長オリフィ
ス64で終結する。したがって、ライン52を流れる冷媒は、熱交換器シェル2
6の内部に流れ込み、内管58の外面上を近位方向に流れ戻ることで内管58を
冷却する。内管58の主管腔(main lumen)内にあった低沸点冷媒は、移行管6
6に流れ込み、続いて図8に最も良く図示されたように、プローブアセンブリ1
2の先端70に至るまで延びる膨張管(expansion tube)68に流れ込む。内管
58の主管腔を通過していた低融点冷媒が、ライン52から流れる第2の冷媒に
よる管の予冷却の結果として冷却されていることが望ましい。第3の冷媒ライン
54(熱交換器の主要部を迂回する)もまた、図8に示すように、プローブアセ
ンブリの遠位端70に向けてシェル56を通過する。管54は内管72と同心管
の対をなす。この内管72は外管54に膨張しないか、あるいは微々たる膨張を
伴うガスを吹き込むので、外管54は結局、冷媒流によって加熱されることにな
る。管54を通って戻る冷媒流は、最終的に臍管16の戻り管腔内(return lum
en)で他の冷媒と再び混合される。したがって、プローブアセンブリ12は、図
8の矢印74で示されるように、低融点冷媒が膨張ライン58の遠位方向先端か
ら膨張する第1の冷却モードで動作することができる。または、高融点冷媒の流
れを終わらすことができ、さらに温かい冷媒が内管72を通してライン54に送
られることでプローブ先端70が温暖化(warming)モードで動作するので、冷媒
が膨張せず、プローブを温めるために作用する。
【0025】 ここで図9を参照すると、本発明のシステム10内での冷媒の流れが概略記述
されている。コンプレッサ14は、コンプレッサユニット100、油分離器10
2、分離された油をコンプレッサユニット100に戻す毛細管(capillary)1 04、空冷凝縮器106、及び二段階分離器108を有する。弁110,112
,及び114は、コンプレッサ14からプローブアセンブリ12への冷媒の流れ
を制御するために設けられている。二段階分離器108は、入り込んでくる冷却
かつ濃縮された冷媒を、ライン116に向けて下方向に流れる液相とライン11
8に向けて上方向に流れる気相とに分離するための下部サイクロンセクションを
有する。しかし、分離器108の上部セクションの周りに巻き付けられているラ
イン116を経由して冷却された冷媒が戻ることによって、上方向に流れる蒸気
の一部が濃縮される。したがって、ライン116を外方向に通過する液体冷媒と
ライン118を上方向に通過する蒸気冷媒118とが平衡状態になる。このシス
テムの熱力学は、すでに参照によってここに取り込まれている米国特許第5,6
44,502号及び同第5,617,739号において詳細に論じられている。
液体冷媒は、すでに説明したように、弁114及びライン52を通過して熱交換
器に入り、膨張オリフィス/キャピラリ64で終点となる。弁14の制御がプロ
ーブアセンブリ12に対してこの冷媒流の流れが確立されるかどうかを決定する
。冷媒蒸気118は、すでに説明したように弁112及びライン50を通過して
熱交換器に達するか、あるいはすでに説明したように弁110及びライン54を
通過してプローブ加熱セクション72に達するかのいずれかである。
されている。コンプレッサ14は、コンプレッサユニット100、油分離器10
2、分離された油をコンプレッサユニット100に戻す毛細管(capillary)1 04、空冷凝縮器106、及び二段階分離器108を有する。弁110,112
,及び114は、コンプレッサ14からプローブアセンブリ12への冷媒の流れ
を制御するために設けられている。二段階分離器108は、入り込んでくる冷却
かつ濃縮された冷媒を、ライン116に向けて下方向に流れる液相とライン11
8に向けて上方向に流れる気相とに分離するための下部サイクロンセクションを
有する。しかし、分離器108の上部セクションの周りに巻き付けられているラ
イン116を経由して冷却された冷媒が戻ることによって、上方向に流れる蒸気
の一部が濃縮される。したがって、ライン116を外方向に通過する液体冷媒と
ライン118を上方向に通過する蒸気冷媒118とが平衡状態になる。このシス
テムの熱力学は、すでに参照によってここに取り込まれている米国特許第5,6
44,502号及び同第5,617,739号において詳細に論じられている。
液体冷媒は、すでに説明したように、弁114及びライン52を通過して熱交換
器に入り、膨張オリフィス/キャピラリ64で終点となる。弁14の制御がプロ
ーブアセンブリ12に対してこの冷媒流の流れが確立されるかどうかを決定する
。冷媒蒸気118は、すでに説明したように弁112及びライン50を通過して
熱交換器に達するか、あるいはすでに説明したように弁110及びライン54を
通過してプローブ加熱セクション72に達するかのいずれかである。
【0026】 ここで、スタンバイ(予冷却)及び冷却モードのためのシステム10の動作を
図10A乃至図10Dに関連させて説明する。キャニスタ20の熱交換器が低温
、好ましくはマイナス60℃以下に維持されるように、空気冷却器106に冷媒
を再循環させて分離器108に送ることで、システム10を予冷却する。予冷却
モードでは、冷媒の全ての流れがライン116、弁114、ライン52を通過し
、さらに膨張オリフィス64を通過して熱交換器を冷却するように、架空排出弁
110及び112の両方が閉じられる。膨張オリフィス64からの膨張した冷媒
は熱交換器を逆流して管16をへてコイル120を通り、最後に戻りライン12
2を経由してコンプレッサユニット100に戻る。システム10は、望まれる限
り、また定常状態が達成されるまで、スタンバイまたは予冷却モードで動作して
もよく、さらにプローブは治療的冷却のために組織に対して接触される。
図10A乃至図10Dに関連させて説明する。キャニスタ20の熱交換器が低温
、好ましくはマイナス60℃以下に維持されるように、空気冷却器106に冷媒
を再循環させて分離器108に送ることで、システム10を予冷却する。予冷却
モードでは、冷媒の全ての流れがライン116、弁114、ライン52を通過し
、さらに膨張オリフィス64を通過して熱交換器を冷却するように、架空排出弁
110及び112の両方が閉じられる。膨張オリフィス64からの膨張した冷媒
は熱交換器を逆流して管16をへてコイル120を通り、最後に戻りライン12
2を経由してコンプレッサユニット100に戻る。システム10は、望まれる限
り、また定常状態が達成されるまで、スタンバイまたは予冷却モードで動作して
もよく、さらにプローブは治療的冷却のために組織に対して接触される。
【0027】 プローブを冷却するために、熱交換器26の予冷却が達成された後に、弁11
2を図10Bに示すように開いてもよい。弁112の開放によって第1の低融点
冷媒流がライン50及び膨張オリフィス68を通過してプローブ先端70に達す
ることが可能となる。プローブ先端での冷媒の膨張は、急激な冷却を生じさせる
もので、通常短時間、すなわち通常数分でマイナス100℃以下となる。続いて
冷却かつ膨張した冷媒は、弁114及びライン52からの第2の冷媒とともに、
戻りライン16を経由してコンプレッサユニット100に戻る。
2を図10Bに示すように開いてもよい。弁112の開放によって第1の低融点
冷媒流がライン50及び膨張オリフィス68を通過してプローブ先端70に達す
ることが可能となる。プローブ先端での冷媒の膨張は、急激な冷却を生じさせる
もので、通常短時間、すなわち通常数分でマイナス100℃以下となる。続いて
冷却かつ膨張した冷媒は、弁114及びライン52からの第2の冷媒とともに、
戻りライン16を経由してコンプレッサユニット100に戻る。
【0028】 別の冷却モードでは、プローブ先端70を冷やすために弁112が開いたまま
であってもよいが、図10Cに示すように、弁114を閉じることによって予冷
却は終了する。
であってもよいが、図10Cに示すように、弁114を閉じることによって予冷
却は終了する。
【0029】 冷却の一サイクルが完了した後、しばしばプローブ先端を温めることが好まし
い。プローブ先端を温めることは、図10Dに示すように、架空ライン118か
らの冷媒を使用することによって達成可能である。このことは、図示したように
、弁110を開き、弁112及び114を閉じることによってなされる。架空ラ
イン118からの冷媒は概ね室温であり、またほとんどの目的に対してプローブ
70を十分に温める。もし、より一層温めることが必要ならば、コンプレッサユ
ニット100での圧縮によって加熱された後、及びコンデンサ106で冷却され
る前に、熱冷媒にアクセスすることが可能であろう。この代わりの流動通路は図
10Dにおいて破線によって示される。いずれの場合も、所望の温かさを提供す
るために温かい冷媒または熱い冷媒がライン54を通過してプローブ先端70の
セクション72に達する。冷媒は、全ての他の冷媒と同じように、導管16を経
由してコンプレッサ14の再循環冷凍システムにもどる。
い。プローブ先端を温めることは、図10Dに示すように、架空ライン118か
らの冷媒を使用することによって達成可能である。このことは、図示したように
、弁110を開き、弁112及び114を閉じることによってなされる。架空ラ
イン118からの冷媒は概ね室温であり、またほとんどの目的に対してプローブ
70を十分に温める。もし、より一層温めることが必要ならば、コンプレッサユ
ニット100での圧縮によって加熱された後、及びコンデンサ106で冷却され
る前に、熱冷媒にアクセスすることが可能であろう。この代わりの流動通路は図
10Dにおいて破線によって示される。いずれの場合も、所望の温かさを提供す
るために温かい冷媒または熱い冷媒がライン54を通過してプローブ先端70の
セクション72に達する。冷媒は、全ての他の冷媒と同じように、導管16を経
由してコンプレッサ14の再循環冷凍システムにもどる。
【0030】 以下の実験例は例証のためのものであって制限条件を目的としたものではない
。 実験例 図11,図11A,及び図12に示すように、各々が外径1.02mm及び内
径0.51mmを有する6本の銅製の増設キャピラリ管202によって囲まれた
外径1.57mm及び内径1.17mmの銅製キャピラリ管200を有する7つ
の熱交換器を構成した。キャピラリ管アセンブリを、外径6.35mm及び内径
5.94mmのステンレス鋼製の外管204の中に封入した。図12に示すよう
に、アセンブリ全体を螺旋コイル状に巻き上げて、内側のキャピラリ管200が
液体蒸気分離器(上述のごとく)から液体を供給し、温かい終端(warm end)か
ら203.2cmのところで末端をなす。このことは、図9のオリフィス64と
等しい流動制流子(flow restrictor)を規定する。膨張後キャピラリ200の終
了点からの低圧液体及び蒸気は、7本のキャピラリ管からなるアセンブリの外面
とステンレス鋼管204の内壁との間の円環状の空間を通ってコンプレッサに戻
る。
。 実験例 図11,図11A,及び図12に示すように、各々が外径1.02mm及び内
径0.51mmを有する6本の銅製の増設キャピラリ管202によって囲まれた
外径1.57mm及び内径1.17mmの銅製キャピラリ管200を有する7つ
の熱交換器を構成した。キャピラリ管アセンブリを、外径6.35mm及び内径
5.94mmのステンレス鋼製の外管204の中に封入した。図12に示すよう
に、アセンブリ全体を螺旋コイル状に巻き上げて、内側のキャピラリ管200が
液体蒸気分離器(上述のごとく)から液体を供給し、温かい終端(warm end)か
ら203.2cmのところで末端をなす。このことは、図9のオリフィス64と
等しい流動制流子(flow restrictor)を規定する。膨張後キャピラリ200の終
了点からの低圧液体及び蒸気は、7本のキャピラリ管からなるアセンブリの外面
とステンレス鋼管204の内壁との間の円環状の空間を通ってコンプレッサに戻
る。
【0031】 以下のガス混合物を使用して熱交換器を試験した。 成分 重量比 トリフルオロエタン 0.211 テトラフルオロメタン 0.320 HCFCl23 0.180 アルゴン 0.150 CHCF5 0.126CF3CH2F 0.013 1.000
【0032】 9.05cm3排気量(displacement)を持つDanfloss FF10GXコンプレッサ によって、熱交換器に対して約310cm3/秒の流れを与えた。2回の冷凍と
1回の解凍サイクルの結果を以下に示す。 モード 冷凍1 冷凍2 解凍 低圧, Psig 19 12 18 高圧, Psig 300 300 390 熱交換器温度,C −100 −141 −130 冷プローブ温度,C −127 −127 37 コンプレッサ温度,C 67 67 70 室温,C 22 22 22
1回の解凍サイクルの結果を以下に示す。 モード 冷凍1 冷凍2 解凍 低圧, Psig 19 12 18 高圧, Psig 300 300 390 熱交換器温度,C −100 −141 −130 冷プローブ温度,C −127 −127 37 コンプレッサ温度,C 67 67 70 室温,C 22 22 22
【0033】 上記は本発明の好ましい実施形態例の完全な説明であるが、様々な変更、修飾
、及び同等物が用いられてもよい。したがって、上記の説明は特許請求の範囲に
よって定められる本発明の範囲を限定するものとしてとられるべきではない。
、及び同等物が用いられてもよい。したがって、上記の説明は特許請求の範囲に
よって定められる本発明の範囲を限定するものとしてとられるべきではない。
【図1】 本発明の原理にもとづいて構成されたシステムを示す構成図である。
【図2】 図1のシステムの凍結外科用プローブの分画組立図である。
【図3】 図2のプローブに組み込まれた熱交換器の近位端部の詳細な断面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】 図3の5−5線に沿う断面図である。
【図6】 図2のプローブの熱交換器の遠位端部の詳細な断面図である。
【図7】 図6の7−7線に沿う断面図である。
【図8】 図2のプローブの遠位端部の詳細な断面図である。
【図9】 図1のプローブとコンプレッサとの間の冷媒流の模式図である。
【図10A】 図1のシステムの様々な動作モードを示す模式図である。
【図10B】 図1のシステムの様々な動作モードを示す模式図である。
【図10C】 図1のシステムの様々な動作モードを示す模式図である。
【図10D】 図1のシステムの様々な動作モードを示す模式図である。
【図11】 実験例に動作が記載された試験システムを示す模式図である。
【図11A】 実験例に動作が記載された試験システムを示す模式図である。
【図12】 実験例に動作が記載された試験システムを示す模式図である。
10 凍結手術装置 12 プローブアセンブリ 14 コンプレッサ 16 管(臍管) 20 キャニスタ 22 近位端 24 遠位端 26 熱交換器 30 管(プローブの延長部分) 32 遠位端 36 延長部 40 シース 42 コネクタ 50 低沸点冷媒ライン 52 第2の冷媒ライン 54 第3のライン 56 外管(shell) 58 内管 60 ***部 62 遠位端 64 延長オリフィス 66 移行管 68 延長管 70 先端(遠位端) 72 内管 74 矢印 100 コンプレッサユニット 102 油分離器 104 毛細管 106 空冷凝縮器 108 二段階分離器 110,112,114 弁 116,118 ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP (72)発明者 サポツニコフ・アイガー アメリカ合衆国、95129 カリフォルニア 州、サン・ホセ、レインボー・ドライブ・ ナンバー11 7100 (72)発明者 トンプソン・トッド アメリカ合衆国、94588 カリフォルニア 州、プレザントン、モラー・ランチ・ドラ イブ 8172 (72)発明者 サベイジ・ジョージ・エム アメリカ合衆国、94028 カリフォルニア 州、ポートラ・バレー、ウェストリッジ・ ドライブ 1180 Fターム(参考) 4C060 JJ04
Claims (24)
- 【請求項1】 組織を処置するための改良点を持つシステムであって、 再循環する冷媒の流れを生じさせるコンプレッサと、 組織接触面と第1の膨張オリフィスとを持ち、高圧冷媒を受けるために前記コ
ンプレッサに接続し、前記高圧冷媒を前記第1の膨張オリフィスを通すことで前
記組織接触面の冷却を行い、結果として生ずる低圧冷媒を前記コンプレッサに戻
すプローブとを有する形式であり、 前記改良点は、 温かい流体を前記コンプレッサから前記プローブを通して選択的に循環させる
ことで前記組織接触面を温める手段を有するシステム。 - 【請求項2】 前記循環手段は、前記組織接触面を通り過ぎた膨張していな
い、あるいはただ部分的にのみ膨張した温かい冷媒を送るために前記コンプレッ
サから前記プローブへの導管を有する請求項1に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項3】 前記第1の膨張オリフィスを経由する前記高圧冷媒の通路を
終了させ、前記プローブ内で前記組織接触面を通り過ぎた前記温かい冷媒の流れ
を起こす制御装置をさらに有する請求項2に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項4】 組織を処置するための改良点を持つシステムであって、 再循環する冷媒の流れを生じさせるコンプレッサと、 組織接触面と第1の膨張オリフィスとを持ち、高圧冷媒を受けるために前記コ
ンプレッサに接続し、前記高圧冷媒を前記第1の膨張オリフィスを通すことで前
記組織接触面の冷却を行い、結果として生ずる低圧冷媒を前記コンプレッサに戻
すプローブとを有する形式であり、 前記改良点は、 前記プローブ内で前記組織接触面へ前記コンプレッサから前記再循環する冷媒
の流れの少なくとも一部を送るように配置された熱交換器と、 前記再循環する冷媒の流れの一部を前記組織接触面に送る前に前記熱交換器を
予冷却する手段とを有するシステム。 - 【請求項5】 前記予冷却手段は、前記熱交換器内に第2の膨張オリフィス
と、前記第2の膨張オリフィスへ前記冷媒の流れの一部を送るための導管とを有
する請求項4に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項6】 前記熱交換器及び前記プローブはハンドヘルドアセンブリ内
に存在する請求項5に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項7】 前記熱交換器は、少なくとも1本のコイル状の内管を持つコ
イル状のシェルを有し、前記高圧冷媒は前記プローブに向けて前記内管を通過し
、前記膨張した冷媒の流れの部分は反対方向に前記内管と前記シェルとの間の円
環状の空間を通る請求項6に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項8】 組織を処置するための改良点を持つシステムであって、 再循環する冷媒の流れを生じさせるコンプレッサと、 組織接触面と第1の膨張オリフィスとを持ち、高圧冷媒を受けるために前記コ
ンプレッサに接続し、前記高圧冷媒を前記第1の膨張オリフィスを通すことで前
記組織接触面の冷却を行い、結果として生ずる低圧冷媒を前記コンプレッサに戻
すプローブとを有する形式であり、 前記改良点は、 前記プローブ上に着脱自在に装着するためのシースを有するシステム。 - 【請求項9】 前記シースは金属からなる請求項8に記載の改良点を持つシ
ステム。 - 【請求項10】 前記プローブの外面と前記シースの内面との間に熱伝導性
金属をさらに有する請求項8に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項11】 前記熱伝導性金属は、液体キャリア中に懸濁された熱伝導
性粉末を有する請求項10に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項12】 前記プローブの外面と前記シースの内面との間のクリアラ
ンスは、0.15mm未満である請求項11に記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項13】 組織を処置するための改良点を持つシステムであって、 再循環する冷媒の流れを生じさせるコンプレッサと、 組織接触面と第1の膨張オリフィスとを持ち、高圧冷媒を受けるために前記コ
ンプレッサに接続し、前記高圧冷媒を前記第1の膨張オリフィスを通すことで前
記組織接触面の冷却を行い、結果として生ずる低圧冷媒を前記コンプレッサに戻
すプローブとを有する形式であり、 前記改良点は、 前記組織接触面を除いて、前記プローブの外側の部分全体に広がる真空エンク
ロージャを有するシステム。 - 【請求項14】 前記組織接触面へ前記コンプレッサから前記再循環する冷
媒の流れの少なくとも一部を送るように配置された熱交換器をさらに有し、 前記熱交換器は前記真空エンクロージャの中にも配置されている請求項13に
記載の改良点を持つシステム。 - 【請求項15】 組織を処理するための改良点を持つ方法であって、 コンプレッサからプローブへ冷媒を再循環させ、前記冷媒が前記プローブ内の
一つの面を冷却する工程と、 前記冷却された面を組織に対して接触させる工程とを有し、 前記改良点は、 前記プローブを通して前記コンプレッサから温かい流体を循環させて、冷却さ
れた後の前記組織接触面を温める工程を有する方法。 - 【請求項16】 前記温かい流体は、膨張していない、あるいは部分的に膨
張して前記プローブを通過した前記再循環する冷媒である請求項15に記載の改
良点を持つ方法。 - 【請求項17】 組織を処理するための改良点を持つ方法であって、 コンプレッサからプローブへ冷媒を再循環させ、前記冷媒が前記プローブ内の
一つの面を冷却する工程と、 前記冷却された面を組織に対して接触させる工程とを有し、 前記改良点は、 前記冷媒を膨張させる前に前記プローブ内の熱交換器を予冷却する工程と、 前記プローブの膨張及び冷却に先立って前記冷媒を冷却するために前記予冷却
された熱交換器に前記冷媒を通す工程とを有する方法。 - 【請求項18】 前記予冷却工程は、前記冷媒の一部を膨張オリフィスに通
し、前記冷却かつ膨張した冷媒を前記熱交換器に通すことを有する請求項17に
記載の改良点を持つ方法。 - 【請求項19】 前記熱交換器の温度を、前記熱交換器へプローブ冷媒を送
る前にマイナス30℃以下に下げる請求項18に記載の改良点を持つ方法。 - 【請求項20】 前記プローブは、マイナス100℃以下の温度に冷却され
る請求項19に記載の改良点を持つ方法。 - 【請求項21】 組織を処理するための改良点を持つ方法であって、 コンプレッサからプローブへ冷媒を再循環させ、前記冷媒が膨張して前記プロ
ーブ内の一つの面を冷却する工程と、 前記冷却された面を組織に対して接触させる工程とを有し、 前記改良点は、 前記冷却された面を組織に対して接触させる工程に先だってプローブにシース
を覆う工程を有する方法。 - 【請求項22】 前記プローブの外面と前記シースの内面との間に熱伝導性
物質を配置する工程をさらに有する請求項21に記載の改良点を持つ方法。 - 【請求項23】 前記熱伝導性物質は、液体キャリア中に懸濁された熱伝導
性粉末を有する請求項22に記載の改良点を持つ方法。 - 【請求項24】 前記シースの外面と前記組織との間に熱伝導性材料を配置
する工程をさらに有する請求項21に記載の改良点を持つ方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US5944997P | 1997-09-22 | 1997-09-22 | |
US8711398A | 1998-05-28 | 1998-05-28 | |
US60/059,449 | 1998-05-28 | ||
US09/087,113 | 1998-05-28 | ||
PCT/US1998/020033 WO1999015093A1 (en) | 1997-09-22 | 1998-09-21 | Cryosurgical system and method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001517475A true JP2001517475A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=26738764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000512470A Pending JP2001517475A (ja) | 1997-09-22 | 1998-09-21 | 凍結手術システム及び方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6306129B1 (ja) |
EP (1) | EP1014873A4 (ja) |
JP (1) | JP2001517475A (ja) |
WO (1) | WO1999015093A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015509791A (ja) * | 2012-03-02 | 2015-04-02 | シーエスエイ・メディカル・インコーポレイテッドCsa Medical, Inc. | 凍結外科システム |
JP2017192804A (ja) * | 2017-07-28 | 2017-10-26 | ニトロ メディカル リミテッド | 極低温システムのための装置、プローブおよび方法 |
US9820797B2 (en) | 2012-03-02 | 2017-11-21 | Csa Medical, Inc. | Cryosurgery system |
US9867648B2 (en) | 2014-06-04 | 2018-01-16 | Csa Medical, Inc. | Method and system for consistent, repeatable, and safe cryospray treatment of airway tissue |
Families Citing this family (83)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5910104A (en) * | 1996-12-26 | 1999-06-08 | Cryogen, Inc. | Cryosurgical probe with disposable sheath |
US7001378B2 (en) * | 1998-03-31 | 2006-02-21 | Innercool Therapies, Inc. | Method and device for performing cooling or cryo-therapies, for, e.g., angioplasty with reduced restenosis or pulmonary vein cell necrosis to inhibit atrial fibrillation employing tissue protection |
US6592577B2 (en) * | 1999-01-25 | 2003-07-15 | Cryocath Technologies Inc. | Cooling system |
US6635053B1 (en) * | 1999-01-25 | 2003-10-21 | Cryocath Technologies Inc. | Cooling system |
US6383180B1 (en) * | 1999-01-25 | 2002-05-07 | Cryocath Technologies Inc. | Closed loop catheter coolant system |
US6074572A (en) * | 1999-04-06 | 2000-06-13 | Cryogen, Inc. | Gas mixture for cryogenic applications |
US7363071B2 (en) * | 1999-05-26 | 2008-04-22 | Endocare, Inc. | Computer guided ablation of tissue using integrated ablative/temperature sensing devices |
US6237355B1 (en) * | 1999-06-25 | 2001-05-29 | Cryogen, Inc. | Precooled cryogenic ablation system |
US7004936B2 (en) | 2000-08-09 | 2006-02-28 | Cryocor, Inc. | Refrigeration source for a cryoablation catheter |
US6471694B1 (en) | 2000-08-09 | 2002-10-29 | Cryogen, Inc. | Control system for cryosurgery |
US20040215235A1 (en) | 1999-11-16 | 2004-10-28 | Barrx, Inc. | Methods and systems for determining physiologic characteristics for treatment of the esophagus |
US20020188287A1 (en) * | 2001-05-21 | 2002-12-12 | Roni Zvuloni | Apparatus and method for cryosurgery within a body cavity |
US6706037B2 (en) * | 2000-10-24 | 2004-03-16 | Galil Medical Ltd. | Multiple cryoprobe apparatus and method |
WO2007086056A2 (en) * | 2006-01-26 | 2007-08-02 | Galil Medical Ltd. | Device for coordinated insertion of a plurality of cryoprobes |
US20080045934A1 (en) * | 2000-10-24 | 2008-02-21 | Galil Medical Ltd. | Device and method for coordinated insertion of a plurality of cryoprobes |
US20020068929A1 (en) * | 2000-10-24 | 2002-06-06 | Roni Zvuloni | Apparatus and method for compressing a gas, and cryosurgery system and method utilizing same |
US20080051776A1 (en) * | 2001-05-21 | 2008-02-28 | Galil Medical Ltd. | Thin uninsulated cryoprobe and insulating probe introducer |
US20080051774A1 (en) * | 2001-05-21 | 2008-02-28 | Galil Medical Ltd. | Device and method for coordinated insertion of a plurality of cryoprobes |
US6878204B1 (en) | 2001-11-14 | 2005-04-12 | Ams Research Corporation | Methods and apparatus for applying a thermal conductive medium |
AU2002359814A1 (en) * | 2001-12-19 | 2003-07-09 | Ran Yaron | Miniature refrigeration system for cryothermal ablation catheter |
US6929642B2 (en) | 2002-06-28 | 2005-08-16 | Ethicon, Inc. | RF device for treating the uterus |
US7101367B2 (en) | 2002-09-30 | 2006-09-05 | Ethicon, Inc. | Deployable cryosurgical catheter |
US6789545B2 (en) * | 2002-10-04 | 2004-09-14 | Sanarus Medical, Inc. | Method and system for cryoablating fibroadenomas |
US7189228B2 (en) | 2003-06-25 | 2007-03-13 | Endocare, Inc. | Detachable cryosurgical probe with breakaway handle |
US7381207B2 (en) * | 2003-06-25 | 2008-06-03 | Endocare, Inc. | Quick disconnect assembly having a finger lock assembly |
US7207985B2 (en) * | 2003-06-25 | 2007-04-24 | Endocare, Inc. | Detachable cryosurgical probe |
US7160291B2 (en) | 2003-06-25 | 2007-01-09 | Endocare, Inc. | Detachable cryosurgical probe |
US7608071B2 (en) | 2003-06-25 | 2009-10-27 | Endocare, Inc. | Cryosurgical probe with adjustable sliding apparatus |
WO2005063136A2 (en) | 2003-12-22 | 2005-07-14 | Ams Research Corporation | Cryosurgical devices and methods for endometrial ablation |
US8007847B2 (en) | 2004-01-13 | 2011-08-30 | Eytan Biderman | Feeding formula appliance |
US7918795B2 (en) | 2005-02-02 | 2011-04-05 | Gynesonics, Inc. | Method and device for uterine fibroid treatment |
EP1973461A2 (en) * | 2005-12-16 | 2008-10-01 | Galil Medical Ltd | Apparatus and method for thermal ablation of uterine fibroids |
US7815571B2 (en) | 2006-04-20 | 2010-10-19 | Gynesonics, Inc. | Rigid delivery systems having inclined ultrasound and needle |
US9357977B2 (en) | 2006-01-12 | 2016-06-07 | Gynesonics, Inc. | Interventional deployment and imaging system |
US7874986B2 (en) | 2006-04-20 | 2011-01-25 | Gynesonics, Inc. | Methods and devices for visualization and ablation of tissue |
US10058342B2 (en) | 2006-01-12 | 2018-08-28 | Gynesonics, Inc. | Devices and methods for treatment of tissue |
US11259825B2 (en) | 2006-01-12 | 2022-03-01 | Gynesonics, Inc. | Devices and methods for treatment of tissue |
US10595819B2 (en) | 2006-04-20 | 2020-03-24 | Gynesonics, Inc. | Ablation device with articulated imaging transducer |
US8206300B2 (en) | 2008-08-26 | 2012-06-26 | Gynesonics, Inc. | Ablation device with articulated imaging transducer |
US20090171203A1 (en) * | 2006-05-02 | 2009-07-02 | Ofer Avital | Cryotherapy Insertion System and Method |
US8298220B2 (en) * | 2006-11-17 | 2012-10-30 | Coopersurgical, Inc. | Cryoprobe with coaxial chambers |
US8298221B2 (en) * | 2006-11-17 | 2012-10-30 | Coopersurgical, Inc. | Disposable sheath with replaceable console probes for cryosurgery |
EP2170198B1 (en) | 2007-07-06 | 2015-04-15 | Tsunami Medtech, LLC | Medical system |
US20090125010A1 (en) | 2007-07-06 | 2009-05-14 | Sharkey Hugh R | Uterine Therapy Device and Method |
US8197470B2 (en) | 2007-08-23 | 2012-06-12 | Aegea Medical, Inc. | Uterine therapy device and method |
US8088072B2 (en) | 2007-10-12 | 2012-01-03 | Gynesonics, Inc. | Methods and systems for controlled deployment of needles in tissue |
US20110178514A1 (en) * | 2008-06-18 | 2011-07-21 | Alexander Levin | Cryosurgical Instrument Insulating System |
US10182859B2 (en) * | 2008-09-03 | 2019-01-22 | Endocare, Inc. | Medical device for the transport of subcooled cryogenic fluid through a linear heat exchanger |
US9408654B2 (en) * | 2008-09-03 | 2016-08-09 | Endocare, Inc. | Modular pulsed pressure device for the transport of liquid cryogen to a cryoprobe |
US9089316B2 (en) | 2009-11-02 | 2015-07-28 | Endocare, Inc. | Cryogenic medical system |
EP2330995B1 (en) * | 2008-09-03 | 2015-08-05 | Endocare, Inc. | A cryogenic system and method of use |
US9561068B2 (en) | 2008-10-06 | 2017-02-07 | Virender K. Sharma | Method and apparatus for tissue ablation |
US9561066B2 (en) | 2008-10-06 | 2017-02-07 | Virender K. Sharma | Method and apparatus for tissue ablation |
US10695126B2 (en) | 2008-10-06 | 2020-06-30 | Santa Anna Tech Llc | Catheter with a double balloon structure to generate and apply a heated ablative zone to tissue |
EP2341859B1 (en) | 2008-10-06 | 2017-04-05 | Virender K. Sharma | Apparatus for tissue ablation |
US10064697B2 (en) | 2008-10-06 | 2018-09-04 | Santa Anna Tech Llc | Vapor based ablation system for treating various indications |
US11284931B2 (en) | 2009-02-03 | 2022-03-29 | Tsunami Medtech, Llc | Medical systems and methods for ablating and absorbing tissue |
US8262574B2 (en) | 2009-02-27 | 2012-09-11 | Gynesonics, Inc. | Needle and tine deployment mechanism |
EP2498708B1 (en) | 2009-11-10 | 2019-01-23 | Cardea Medsystems (Tianjin) Co., Ltd. | Hollow body cavity ablation apparatus |
US10660697B2 (en) | 2009-11-10 | 2020-05-26 | Cardea Medsystems (Tianjin) Co., Ltd. | Hollow body cavity ablation apparatus |
US9943353B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-04-17 | Tsunami Medtech, Llc | Medical system and method of use |
WO2012064864A1 (en) | 2010-11-09 | 2012-05-18 | Aegea Medical Inc. | Positioning method and apparatus for delivering vapor to the uterus |
CN104135960B (zh) | 2011-10-07 | 2017-06-06 | 埃杰亚医疗公司 | 一种子宫治疗装置 |
WO2014003855A1 (en) | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Monteris Medical Corporation | Image-guided therapy of a tissue |
AU2012393931B2 (en) | 2012-10-30 | 2018-07-05 | Nitro Medical Limited | Apparatus, probe and method for a cryogenic system |
WO2014113724A2 (en) | 2013-01-17 | 2014-07-24 | Sharma Virender K | Method and apparatus for tissue ablation |
US20150066005A1 (en) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | Csa Medical, Inc. | Cryospray catheters |
EP3060149B1 (en) | 2013-10-18 | 2018-01-31 | Warszawski Uniwersytet Medyczny | Trocar with a freezing probe |
CN106794031B (zh) | 2014-05-22 | 2020-03-10 | 埃杰亚医疗公司 | 完整性测试方法及用于向子宫输送蒸气的装置 |
WO2015179666A1 (en) | 2014-05-22 | 2015-11-26 | Aegea Medical Inc. | Systems and methods for performing endometrial ablation |
US10327830B2 (en) * | 2015-04-01 | 2019-06-25 | Monteris Medical Corporation | Cryotherapy, thermal therapy, temperature modulation therapy, and probe apparatus therefor |
US9993280B2 (en) | 2015-07-02 | 2018-06-12 | Medtronic Cryocath Lp | N2O thermal pressurization system by cooling |
US10433894B2 (en) | 2015-07-02 | 2019-10-08 | Medtronic Cryocath Lp | N2O liquefaction system with subcooling heat exchanger for medical device |
US10788244B2 (en) * | 2016-02-01 | 2020-09-29 | Medtronic Cryocath Lp | Recovery system for N20 |
WO2017143343A1 (en) | 2016-02-19 | 2017-08-24 | Aegea Medical Inc. | Methods and apparatus for determining the integrity of a bodily cavity |
US11202559B2 (en) | 2016-04-27 | 2021-12-21 | Csa Medical, Inc. | Vision preservation system for medical devices |
US11871977B2 (en) | 2016-05-19 | 2024-01-16 | Csa Medical, Inc. | Catheter extension control |
US11331140B2 (en) | 2016-05-19 | 2022-05-17 | Aqua Heart, Inc. | Heated vapor ablation systems and methods for treating cardiac conditions |
EP4156204A1 (en) | 2016-11-11 | 2023-03-29 | Gynesonics, Inc. | Controlled treatment of tissue and dynamic interaction with, and comparison of, tissue and/or treatment data |
US11413085B2 (en) | 2017-04-27 | 2022-08-16 | Medtronic Holding Company Sàrl | Cryoprobe |
US20180310977A1 (en) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | Kyphon SÀRL | Introducer and cryoprobe |
WO2019071269A2 (en) | 2017-10-06 | 2019-04-11 | Powell Charles Lee | SYSTEM AND METHOD FOR TREATING AN OBSTRUCTIVE SLEEP APNEA |
US11806066B2 (en) | 2018-06-01 | 2023-11-07 | Santa Anna Tech Llc | Multi-stage vapor-based ablation treatment methods and vapor generation and delivery systems |
Family Cites Families (62)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3272203A (en) | 1963-04-29 | 1966-09-13 | John C Chato | Surgical probe |
US3398738A (en) * | 1964-09-24 | 1968-08-27 | Aerojet General Co | Refrigerated surgical probe |
US3273356A (en) | 1964-09-28 | 1966-09-20 | Little Inc A | Heat exchanger-expander adapted to deliver refrigeration |
US3298371A (en) | 1965-02-11 | 1967-01-17 | Arnold S J Lee | Freezing probe for the treatment of tissue, especially in neurosurgery |
GB1084686A (en) | 1965-04-01 | 1967-09-27 | Hymatic Eng Co Ltd | Improvements relating to gas liquefiers |
US3439680A (en) | 1965-04-12 | 1969-04-22 | Univ Northwestern | Surgical instrument for cataract removal |
US3477434A (en) | 1965-06-02 | 1969-11-11 | Cvi Corp | Cryosurgical apparatus |
FR1465656A (fr) | 1965-12-02 | 1967-01-13 | Electronique & Physique | Refroidisseur à détente de gaz |
US3536075A (en) | 1967-08-01 | 1970-10-27 | Univ Northwestern | Cryosurgical instrument |
DE1766906B1 (de) | 1968-08-08 | 1971-11-11 | Leybold Heraeus Gmbh & Co Kg | Chirurgisches schneidinstrument fuer die tieftemperatur chirurgie |
GB1438759A (en) | 1972-06-02 | 1976-06-09 | Spembly Ltd | Cryo-surgical apparatus |
US3924628A (en) | 1972-12-01 | 1975-12-09 | William Droegemueller | Cyrogenic bladder for necrosing tissue cells |
US3859986A (en) * | 1973-06-20 | 1975-01-14 | Jiro Okada | Surgical device |
US3889680A (en) | 1974-02-07 | 1975-06-17 | Armao T A | Cryoadhesion preventing cryosurgical instruments |
US4015606A (en) | 1975-09-09 | 1977-04-05 | Dynatech Corporation | Method and means for controlling the freeze zone of a cryosurgical probe |
US3993075A (en) * | 1975-12-24 | 1976-11-23 | Dynatech Corporation | Disposable, defrostable cryosurgical probe |
GB1534162A (en) | 1976-07-21 | 1978-11-29 | Lloyd J | Cyosurgical probe |
US4377168A (en) * | 1981-02-27 | 1983-03-22 | Wallach Surgical Instruments, Inc. | Cryosurgical instrument |
EP0108112B1 (en) | 1982-05-17 | 1988-09-21 | Andrzej Kamil Drukier | Cryosurgical apparatus, especially for the cryosurgery of deeply lying lesions |
GB8607526D0 (en) | 1986-03-26 | 1986-04-30 | Artus R G C | Cooled component assembly |
US4951471A (en) | 1986-05-16 | 1990-08-28 | Daikin Industries, Ltd. | Cryogenic refrigerator |
US4840043A (en) | 1986-05-16 | 1989-06-20 | Katsumi Sakitani | Cryogenic refrigerator |
US4844073A (en) | 1986-12-01 | 1989-07-04 | Jerzy Pohler | Device for treatment of hemorroids and rectal tissue after surgery treatment |
US4781033A (en) | 1987-07-16 | 1988-11-01 | Apd Cryogenics | Heat exchanger for a fast cooldown cryostat |
US4829785A (en) | 1987-12-04 | 1989-05-16 | The Boeing Company | Cryogenic cooling system with precooling stage |
US4990412A (en) | 1987-12-04 | 1991-02-05 | The Boeing Company | Cryogenic cooling system with precooling stage |
US5147355A (en) | 1988-09-23 | 1992-09-15 | Brigham And Womens Hospital | Cryoablation catheter and method of performing cryoablation |
GB2226497B (en) | 1988-12-01 | 1992-07-01 | Spembly Medical Ltd | Cryosurgical probe |
US4875346A (en) | 1989-01-31 | 1989-10-24 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Two-statge sorption type cryogenic refrigerator including heat regeneration system |
US5101894A (en) | 1989-07-05 | 1992-04-07 | Alabama Cryogenic Engineering, Inc. | Perforated plate heat exchanger and method of fabrication |
US5063747A (en) | 1990-06-28 | 1991-11-12 | United States Of America As Represented By The United States National Aeronautics And Space Administration | Multicomponent gas sorption Joule-Thomson refrigeration |
ZA917281B (en) * | 1990-09-26 | 1992-08-26 | Cryomedical Sciences Inc | Cryosurgical instrument and system and method of cryosurgery |
US5139496A (en) | 1990-12-20 | 1992-08-18 | Hed Aharon Z | Ultrasonic freeze ablation catheters and probes |
US5207674A (en) | 1991-05-13 | 1993-05-04 | Hamilton Archie C | Electronic cryogenic surgical probe apparatus and method |
US5520682A (en) * | 1991-09-06 | 1996-05-28 | Cryomedical Sciences, Inc. | Cryosurgical instrument with vent means and method using same |
US5157938A (en) | 1991-10-22 | 1992-10-27 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Three-stage sorption type cryogenic refrigeration systems and methods employing heat regeneration |
GB9123415D0 (en) | 1991-11-05 | 1991-12-18 | Clarke Brian K R | Cryosurgical apparatus |
GB9123413D0 (en) * | 1991-11-05 | 1991-12-18 | Clarke Brian K R | Method of thawing cryosurgical apparatus |
US5281212A (en) | 1992-02-18 | 1994-01-25 | Angeion Corporation | Laser catheter with monitor and dissolvable tip |
SK279802B6 (sk) * | 1992-03-24 | 1999-04-13 | Jaroslav �Traus | Zariadenie na vykonávanie kryodeštrukcie patologic |
US5281217A (en) | 1992-04-13 | 1994-01-25 | Ep Technologies, Inc. | Steerable antenna systems for cardiac ablation that minimize tissue damage and blood coagulation due to conductive heating patterns |
US5423807A (en) | 1992-04-16 | 1995-06-13 | Implemed, Inc. | Cryogenic mapping and ablation catheter |
US5281213A (en) | 1992-04-16 | 1994-01-25 | Implemed, Inc. | Catheter for ice mapping and ablation |
US5281215A (en) | 1992-04-16 | 1994-01-25 | Implemed, Inc. | Cryogenic catheter |
US5275595A (en) * | 1992-07-06 | 1994-01-04 | Dobak Iii John D | Cryosurgical instrument |
GB2269107B (en) | 1992-07-31 | 1996-05-08 | Spembly Medical Ltd | Cryosurgical ablation |
US5365750A (en) | 1992-12-18 | 1994-11-22 | California Aquarium Supply | Remote refrigerative probe |
US5324286A (en) | 1993-01-21 | 1994-06-28 | Arthur A. Fowle, Inc. | Entrained cryogenic droplet transfer method and cryosurgical instrument |
US5337472A (en) | 1993-05-26 | 1994-08-16 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Method of making cylindrical and spherical permanent magnet structures |
US5400602A (en) | 1993-07-08 | 1995-03-28 | Cryomedical Sciences, Inc. | Cryogenic transport hose |
US5494039A (en) | 1993-07-16 | 1996-02-27 | Cryomedical Sciences, Inc. | Biopsy needle insertion guide and method of use in prostate cryosurgery |
US5501681A (en) | 1993-11-12 | 1996-03-26 | Neuwirth; Robert S. | Intrauterine cryoablation cauterizing apparatus and method |
US5647868A (en) | 1994-02-02 | 1997-07-15 | Chinn; Douglas Owen | Cryosurgical integrated control and monitoring system and method |
US5617739A (en) | 1995-03-29 | 1997-04-08 | Mmr Technologies, Inc. | Self-cleaning low-temperature refrigeration system |
US5644502A (en) | 1995-05-04 | 1997-07-01 | Mmr Technologies, Inc. | Method for efficient counter-current heat exchange using optimized mixtures |
US5741248A (en) * | 1995-06-07 | 1998-04-21 | Temple University-Of The Commonwealth System Of Higher Education | Fluorochemical liquid augmented cryosurgery |
US5595065A (en) | 1995-07-07 | 1997-01-21 | Apd Cryogenics | Closed cycle cryogenic refrigeration system with automatic variable flow area throttling device |
US5787715A (en) | 1995-10-12 | 1998-08-04 | Cryogen, Inc. | Mixed gas refrigeration method |
US5758505C1 (en) * | 1995-10-12 | 2001-10-30 | Cryogen Inc | Precooling system for joule-thomson probe |
US5800487A (en) * | 1996-07-23 | 1998-09-01 | Endocare, Inc. | Cryoprobe |
US5910104A (en) * | 1996-12-26 | 1999-06-08 | Cryogen, Inc. | Cryosurgical probe with disposable sheath |
US6106518A (en) * | 1998-04-09 | 2000-08-22 | Cryocath Technologies, Inc. | Variable geometry tip for a cryosurgical ablation device |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP2000512470A patent/JP2001517475A/ja active Pending
- 1998-09-21 WO PCT/US1998/020033 patent/WO1999015093A1/en not_active Application Discontinuation
- 1998-09-21 EP EP98949483A patent/EP1014873A4/en not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-08-19 US US09/377,377 patent/US6306129B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015509791A (ja) * | 2012-03-02 | 2015-04-02 | シーエスエイ・メディカル・インコーポレイテッドCsa Medical, Inc. | 凍結外科システム |
US9820797B2 (en) | 2012-03-02 | 2017-11-21 | Csa Medical, Inc. | Cryosurgery system |
US9867648B2 (en) | 2014-06-04 | 2018-01-16 | Csa Medical, Inc. | Method and system for consistent, repeatable, and safe cryospray treatment of airway tissue |
US11478290B2 (en) | 2014-06-04 | 2022-10-25 | Csa Medical, Inc. | Method and system for consistent, repeatable, and safe cryospray treatment of airway tissue |
US11963709B2 (en) | 2014-06-04 | 2024-04-23 | Csa Medical, Inc. | Method and system for consistent, repeatable, and safe cryospray treatment of airway tissue |
JP2017192804A (ja) * | 2017-07-28 | 2017-10-26 | ニトロ メディカル リミテッド | 極低温システムのための装置、プローブおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1014873A1 (en) | 2000-07-05 |
EP1014873A4 (en) | 2003-07-09 |
WO1999015093A1 (en) | 1999-04-01 |
US6306129B1 (en) | 2001-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001517475A (ja) | 凍結手術システム及び方法 | |
AU740358B2 (en) | Cryoprobe | |
US6505629B1 (en) | Cryosurgical system with protective warming feature | |
US9554842B2 (en) | Cryoprobe for low pressure systems | |
US6767346B2 (en) | Cryosurgical probe with bellows shaft | |
CA2460739C (en) | Malleable cryosurgical probe | |
EP1087710B1 (en) | Cryosurgical system | |
US6551309B1 (en) | Dual action cryoprobe and methods of using the same | |
US5520682A (en) | Cryosurgical instrument with vent means and method using same | |
US20080051774A1 (en) | Device and method for coordinated insertion of a plurality of cryoprobes | |
US20080125764A1 (en) | Cryoprobe thermal control for a closed-loop cryosurgical system | |
US20080119837A1 (en) | Cryoprobe with Coaxial Chambers | |
US20070149958A1 (en) | Cryoprobe with exhaust heater | |
AU754411B2 (en) | Cryoprobe | |
Radebaugh | Heat transfer issues in cryogenic catheters |