JP2001515028A - 高速/高圧条件下で形成された速やかに溶解する内服用単位 - Google Patents

高速/高圧条件下で形成された速やかに溶解する内服用単位

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JP2001515028A
JP2001515028A JP2000509398A JP2000509398A JP2001515028A JP 2001515028 A JP2001515028 A JP 2001515028A JP 2000509398 A JP2000509398 A JP 2000509398A JP 2000509398 A JP2000509398 A JP 2000509398A JP 2001515028 A JP2001515028 A JP 2001515028A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、慣用の打錠機を用いて形成される、かみ砕きながらでもよい口中で速やかに崩壊する錠剤を製造するのに有効な組成物に関する。該組成物は、典型的には、結晶化促進剤を用いて再結晶したせん断状マトリックスを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本出願は、1977年8月20日出願の米国特許出願第08/915,067号の一部継続出願 である。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、グリセリンを添加せずに打錠することができる粘着性及び自己結合
性が高められた組成物に関する。これによって製造された錠剤は、口中に入れた
ときに、特にかんだときに速やかに崩壊する。
【0003】 (関連出願) 本発明は、1997年8月20日出願の米国特許出願第08/915,068号; 1997年8月20日
出願の米国特許暫定出願第60/056,617号; 及び1997年8月20日出願の米国特許第0
8/914,972号に関する。これらの明細書の記載は本願明細書に含まれるものとす る。
【0004】 (発明の背景) 錠剤用添加剤のグリセリンは、錠剤配合物に粘着性を与える能力のために用い
られてきた。いくらかの粘着性は望ましく、圧縮中に錠剤成分を一緒に保持する
粘着性を与える働きをする。しかしながら、ある状況においては、グリセリンの
使用は過度の粘着性を与えることがあり、結果として打錠前及び打錠中に各機械
部品に凝集又は粘着する配合物となる。グリセリンを含まない自己結合する易流
動性組成物は当該技術には知られていない。 自己結合する流動性製剤を求める方法は、せん断状マトリックス又はフロスを
製造することであった。そのマトリックスは、下記のようなある種の処理法を用
いた場合に得られる。 米国特許第5,587,172号には、フラッシュ加熱法を用いてスクロース含有せん 断状フロスを製造し、次にそれを処理して速やかに溶解する錠剤を得ることが述
べられており、この明細書の記載は本願明細書に含まれるものとする。 内服用単位を形成するせん断マトリックスの使用は、1995年6月6日出願の共同
譲渡されたPCT出願第PCT/US95/07144号からの国際出願第95/34290号(1995年12月
21日公開)に記載されている。この出願には、(1) フラッシュフロー技術を用い てせん断状マトリックスを得る工程; (2) 部分的に再結晶したせん断状マトリッ
クスと添加剤とを合わせて圧縮可能な流動性粒状混和物を形成する工程; 及び(3
) 該混和物を相対的な低圧で圧縮して錠剤のような内服用単位を形成する工程に
よって形成される速やかに溶解する錠剤が開示されている。
【0005】 更に、1995年6月6日出願の共同譲渡されたPCT出願第PCT/US95/07194号からのP
CT公開の国際出願第95/34293号(1995年12月21日公開)には、フラッシュフロー処
理により速やかに溶解する投薬単位を製造する方法及び装置が開示されている。
このPCT出願においては、せん断状マトリックスをフラッシュフロープロセスに よって形成し、該せん断状マトリックスを添加剤と合わせ、該マトリックスを成
形して単位剤形を製造している。該剤形を圧縮しその完全性を高めるためにタン
ピングが用いられている。 せん断状マトリックスの使用は当該技術において進歩であるが、成形した場合
に速やかに溶解するかみ砕いてもよい投薬単位を生じる、付着しない錠剤用組成
物がなお求められている。本発明はその要望に関する。
【0006】 (発明の概要) 本発明は、特性が改善された組成物及び投薬単位並びにそれらの製造方法を提
供する。 1997年8月20日出願の共同所有の米国特許出願第08/915,068号には、供給原料 成分のユニークな組合わせの使用により自己結合する流動性マトリックス及び錠
剤用組成物が得られるというサッカリドベース担体から誘導された錠剤製剤が記
載されている。糖アルコールのブレンド、即ち、ソルビトールとキシリトールを
用いるこの組合わせは、粘着性及び流動性を与える点でグリセリンより優れてい
る。 出願人は、これらの糖アルコールを含む吸湿性マトリックスから誘導された錠
剤用組成物が錠剤用助剤及び結晶化促進剤の存在下に高圧及び低圧打錠プロセス
双方において有効であることを発見した。その錠剤は、口中に入れたときに、た
いてい30秒未満で、特にかみ砕いたときに速やかに溶解する。
【0007】 本発明の錠剤組成物は、マトリックスが下記のグループの1つである、少なく とも1種の糖アルコールを含むマトリックスに基づくものである。 第1グループ--『単一フロス』又は『ユニフロス』系と呼ばれる--は、担体及 び1種がキシリトールである2種以上の糖アルコールを含むせん断状マトリックス
、又はフロスによって例示される。 第2グループ--『二重フロス』と呼ばれる--は、(I) 担体及び少なくとも1種の
糖アルコール、一般的にはソルビトールを含む第1せん断状担体マトリックス( 『ベースフロス』); 及び(II) 担体及びキシリトールを含む第2せん断状バイ
ンダーマトリックス(『バインダーフロス』)によって例示される。 活性剤及び他の慣用の錠剤成分は、適量が本発明の組成物にマトリックスの製
造中及び/又はマトリックスの収集及び切断後であるが打錠前に添加される。
【0008】 (発明の実施の形態) 特にことわらない限り、本明細書に用いられる部及び%は全組成物重量に対す
る重量%である。引例の明細書の記載は全て本願明細書に含まれるものとする。 『マトリックス』及び『フロス』という用語は同じ意味で用いられる。 出願人は、ある種の成分及び処理工程の組合わせを用いることによりかみ砕き
ながらでもよい口中で溶解する錠剤が慣用の打錠設備を用いて製造されることが
わかった。 更に、約500から約10,000 psi以上の圧力が本発明の組成物に用いられたとし ても本組成物から製造された錠剤の口中での溶解時間は約3〜約30秒の範囲であ る。従来技術の組成物は、専門の低圧(1000 psi未満)打錠設備の使用が必要であ
った。 更に、ここで、『流動』特性及び組成物を慣用の打錠設備へ及びそれを貫通し
て移送することができる特性の十分な、活性剤を含む部分的に結晶性の錠剤用組
成物を調製することが可能である。次いで、本組成物は広範囲の打錠条件下で圧
縮される。
【0009】 本発明に用いるのに適するフロスの調製は、共同譲渡された特許公開国際出願
第95/34290号及び同第95/34293号に開示されており、両明細書の記載は本願明細
書に含まれるものとする。好ましくは、フロスは糖担体を含む供給原料をフラッ
シュ加熱処理に供することにより製造される『せん断状マトリックス』である。 フラッシュ加熱処理においては、供給原料を遠心力と物質の温度を上げる温度
勾配に同時に供して内部流動条件を生じ、その一部が物質の残りについて移動さ
せる。流れている物質は、スピニングヘッドの周囲に設けられた開口を介して出
る。温度勾配は、ヒータ又は物質温度を上げる他の手段を用いて与えられる。ス
ピニングヘッド内の遠心力は、内部に流れている物質を外向きに振り飛ばすので
構造が変化した不連続の繊維として再生する。 適切な条件を生じる装置は、1997年5月12日出願の米国特許出願第08/854,344 号に記載されたような改良フロス製造機である。 スピニングは、典型的には約150〜250℃及び3,000〜5,000rpmの各々温度及び 速度で行なわれる。適切なスピナヘッドとしては、出願人の譲受人に譲渡した米
国特許第5,458,823号に開示されたものが含まれる。 類似の遠心力及び温度勾配を与える他の装置及び方法も用いられる。
【0010】 本明細書に用いられるマトリックスとしては、供給原料成分として担体がフラ
ッシュ加熱処理に伴う物理的及び/又は化学的変化を受けることができる材料よ り選ばれた少なくとも1種の成分を含む担体材料が含まれる。有効な担体として は、フラッシュ加熱が処理される場合に自由形微粒子になる炭水化物が含まれる
。サッカリド(即ち、糖)、ポリサッカリド及びその混合物を含むサッカリドベー
ス担体も用いられる。 本発明に用いられる供給原料としては、各『糖』類より選ばれた担体が含まれ
る。『糖』は簡単な結晶性モノ及びジサッカリド構造、即ち、C5及びC6糖構造に
基づく物質である。グルコース、スクロース、フルクトース、ラクトース、マル
トース、ペントース、アルビノース、キシロース、リボース、マンノース、ガラ
クトース、ソルボース、デキストロース及び糖アルコール、例えば、ソルビトー
ル、マンニトール、キシリトール、マルチトール、イソマルト、スクラロース等
及びその混合物が含まれる。スクロースは好ましい糖である。
【0011】 担体の有効な混合物は、上記糖を追加のモノ、ジ、トリ及びポリサッカリドと
共に含む。追加のサッカリドは、全炭水化物含量の50重量%まで、好ましくは30
%まで、最も好ましくは20%までの量で用いられる。 任意により、ポリサッカリドは担体として単独で用いられる。ポリサッカリド
担体としては、ポリデキストロース等が含まれる。ポリデキストロースは、実質
的に非栄養素の非スクロース炭水化物代替品である。ポリカルボン酸触媒及びポ
リオールの存在下にグルコースの重合によって調製される。一般的には、ポリデ
キストロースは3つの形で市販されている: 粉末固形物であるポリデキストロー スAとポリデキストロースK; 及び70%溶液として供給されるポリデキストロース
。米国特許第5,501,858号には、ポリデキストロース担体が記載されている。 他の担体が用いられる場合には、糖と組合わせて全部置き換えるものとしてで
なく用いられる。例えば、マルトデキストリンが用いられる。マルトデキストリ
ンとしては、サッカリドの加水分解から生じる炭水化物の混合物が含まれる。デ
キストロースエクイバレント(DE)が65以下である固形物である。
【0012】 担体は、コーンスターチの選択的加水分解によって生じるマルトオリゴサッカ
リドが含まれる。本明細書に有効なマルトオリゴサッカリドの一般的説明は、共
同所有の米国特許第5,347,431号及び同第5,429,836号に示されている。 出願人は、典型的には、グリシンを含まない下記のマトリックス系を用いる。 第1系においては、キシリトールをサッカリドベース担体と1種以上の追加の糖
アルコールの混合物に添加し、添加した糖アルコールとしてソルビトールが好ま
しい。担体混合物をフラッシュ加熱処理して自己結合特性を有するせん断状フロ
スを得る。スクロース、ソルビトール及びキシリトールを用いてつくられたフロ
スは、特に効果的な自己結合性を生じることがわかった。『単一フロス』又は『
ユニフロス』系を例示するものである。 第2系は、別個のキシリトール含有バインダーフロスをつくる。バインダーフ ロス(バインダー部分)をベースフロス(ベース部分)と合わせ、異なる糖アルコー
ルとサッカリドを含む。好ましくは、ベースフロスはソルビトールとスクロース
を含み、バインダーフロスはキシリトールとおそらくソルビトールを含む。これ
らは、『二重フロス』系と呼ばれる。
【0013】 粘着性を高め自己結合性を与える成分は、好ましくは糖アルコール、例えば、
ソルビトール、キシリトール、マルチトール、マンニトール及びその混合物が含
まれ、全てフロスを形成する。これらの糖アルコールの吸湿性がマトリックス及
びマトリックス含有処方の粘着性と自己結合性を高めると思われる。他の糖アル
コール、特に吸湿性のものが企図される。 キシリトールとソルビトールが好ましい糖アルコールである。フロス内のキシ
リトールの有効量は、約0.5〜25重量%、好ましくは約10重量%である。ソルビ トールは、フロス内に約0.5〜約40%の量で用いられる。 ソルビトールとキシリトールを用いる場合、ソルビトールとキシリトールとの
比は約1:0.1〜約1:10である。 二重フロス系においては、全フロス含量の約20〜約80%、好ましくは約34%が
キシリトール含有フロス又はバインダーフロスである。同様に、ソルビトール含
有フロス又はベースフロスは全フロスの約20〜80%である。『二重フロス』実施
態様においては、キシリトール含有フロスをまず活性成分と混合し、次にスクロ
ース/ソルビトールフロスと混合する。
【0014】 フロスの数に無関係に、全フロス含量は、スクロース約50〜約85%、ソルビト
ール約5〜約20%及びキシリトール約5〜約25%を含むことが好ましい。 ある場合には、フロスは、打錠プロセスにおいてマイクロスフェア顆粒又は結
晶性粒子の形で生体影響剤又は活性剤と共に用いられる。生体影響剤も同様に被
覆されることが好ましい。たいていは、キシリトール含有フロスをまず1種以上 の活性剤のマイクロスフェアに添加し、次に非キシリトール含有フロスを添加す
る。全フロスとマイクロスフェアとの重量比は典型的には約1:1である。その場 合、フロスの約5〜約25%のフロスはキシリトールである。 本発明の無定形せん断状マトリックスは、スクロース、ソルビトール、及びキ
シリトールを含む供給原料から製造されることが好ましい。1997年8月20日出願 の米国特許出願第08/915,068号に示されるように、その組成物は粘着性が優れて
いる。更に、マトリックスが部分的に再結晶した場合、粒状流動性を有するマト
リックス含有混合物を生じ、速やかに溶解する錠剤を得る高速及び高圧打錠装置
に用いるのに適する。
【0015】 出願人は特に理論によって縛られることは望まないが、吸湿性材料がマトリッ
クス内に存在しなければならず、マトリックスを含む組成物に良好な粘着性、自
己結合性及び流動特性を与えるために少なくとも部分的に結晶化されなければな
らないと思われる。 出願人は、吸湿性材料がはじめは無定形状態でマトリックス内に存在するが、
水分を捕らえる傾向があるためにより結晶性の構造に再結晶すると理論づける。
マトリックス内で全体として十分な再結晶が生じた場合に、流動性が高められ、
組成物が慣用の打錠機で製錠される。 内服用単位又は投薬単位に処理される組成物は、たいてい慣用の錠剤用添加剤
を含む。慣用の添加剤量が1種以上のマトリックスに混合され、打錠前に混合さ れてもよい。慣用の添加剤の有効な量は用いられるマトリックス又は配合物の重
量に対して約0.01〜約80重量%の範囲である。量はこれらの量から変動してもよ
く、添加剤の機能及びマトリックス及び/又は最終錠剤用組成物に所望される特 性に左右される。
【0016】 慣用の錠剤用助剤及び添加剤は、滑沢剤、滑剤、抗ケーキング剤及び流動剤の
ような種々の材料より選ばれる。例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸カルシウム、塩化ナトリウム、ステアリン酸亜鉛、水素添加植物油、ステロ
テックス、ポリオキシエチレン、グリセリルモノステアレート、タルク、ポリエ
チレングリコール、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫
酸マグネシウム、ステアリルフマル酸ナトリウム、アジピン酸、軽質鉱油等の滑
沢剤が用いられ、ステアリルフマル酸ナトリウムが好ましい。『コンプリトール
(Compritol)』製品として販売されているグリセリルベヘネートのようなろう脂 肪酸エステルが用いられる。混合物は作用可能である。 滑沢剤は、約0〜約10%の範囲の量で用いられ、典型的には約0.01〜約5.0%が
用いられる。 デンプン、タルク、ラクトース、ステアリン酸塩、二塩基性リン酸カルシウム
、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、ケイ酸カルシウム、カボシル(Cabosil
)(登録商標)、シロイド(Syloid)(登録商標)及び二酸化シリコンエーロゲルのよ うな滑剤が用いられる。
【0017】 滑剤又は充填剤であるラクトースは、切断したフロスに凝集を阻害する約2% の濃度で添加される。ある実施態様においては、フロスはラクトースの存在下に
切断される。 滑剤は、約0〜約20%の量で存在し、典型的な量は約0.1〜約5.0%である。 これに従って製造された予備成形マトリックスを、一般的には、単独か又は添
加剤の存在下に下記の結晶化法の1種以上によって部分的に結晶性にする。 マトリックス供給原料の種類は、マトリックスが形成された後に結晶化すべき
か又は再結晶すべきかを決定する。高度に無定形の供給原料は結晶化される。結
晶性のものは再結晶される。それにもかかわらず、『結晶化』及び『再結晶』と
いう用語は、下記の考察において同じ意味に用いられる。 無定形マトリックスは、典型的には、『結晶化増強剤』及び『結晶化調節剤』
と呼ばれる1種以上の結晶化促進剤に混合するか又は接触させることにより再結 晶する。いずれのタイプの促進剤も再結晶を援助する。
【0018】 再結晶する手法は、結晶化増強剤の使用を含む。一般的には、フロスが形成さ
れた後でフロス含有組成物が製錠される前に用いられる力又は物理的材料である
。適切な結晶化増強剤としては、エタノール、ポリビニルピロリドン、水(例え ば、水分)、グリセリン、放射エネルギー(例えば、マイクロ波、加熱等)等が含 まれる。組合わせが用いられる。再結晶が増強剤として物理的材料を含む場合、
これらの増強剤の典型的な量は錠剤用組成物の約0.01〜約10.0重量%の範囲であ
る。 他の結晶化法は、結晶化調節剤を含む。これらの結晶化調節剤は、(a) フロス
の約0.01〜約20.0重量%のレベルで用いられるフロス成分か又は(b) 成分(a)と 環境剤又は高水分や高熱のような力との組合わせである。熱/湿度による添加剤 の組合わせは、『熟成』と呼ばれる。 界面活性剤は、好ましい結晶化調節剤である。非サッカリド親水性有機材料で
ある他の材料も用いられる。有効な調節剤は、親水基と疎水基のバランス(HLB) が好ましくは約6以上である。かかる材料としては、アニオン、カチオン、及び 両性イオン界面活性剤並びにHLB値の適切な中性材料が含まれるがこれらに限定 されない。ポリエチレンオキシド結合をもつ親水性材料が有効である。分子量が
少なくとも約200、好ましくは少なくとも400のものが非常に有効である。
【0019】 有効な結晶化調節剤としては、レシチン、ポリエチレングリコール(PEG)、プ ロピレングリコール(PPG)、デキストロース、ICIアメリカから市販されているSP
ANS及びTWEENS、及びカーボワックスとして既知の界面活性剤が含まれる。一般 的にはTWEENSと呼ばれるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル又はその
調節剤の組合わせが用いられる。結晶化調節剤は、通常は約0〜10%の量でマト リックスに組込まれる。 物理的材料であっても力であっても結晶化調節剤及び/又は増強剤は、処理、 例えば、錠剤への成形に必要とされる粘着性と特定の流動性をフロス/添加剤混 合物を得るのに十分なレベルで用いられる。 マトリックスは、非マトリックス成分、例えば、生体影響添加剤と混合する前
か後に結晶化助剤、即ち、調節剤や増強剤を添加して又は添加せずに再結晶する
。マトリックスの再結晶レベルは、打錠前に一般的には少なくとも約10%に達す
る。20%以上の結晶化レベルは非常に有効である。部分的に再結晶したマトリッ
クスを用いると慣用の機械を用いて自由流動性でありかつ錠剤用である組成物を
生じる。米国特許第5,597,416号には、添加剤の存在下に再結晶する方法が記載 されている。
【0020】 マトリックスの再結晶を行う方法としては、次の方法の1種以上が含まれる: マトリックスプレミックス中にトゥイーン80又は他の結晶化調節剤を用いる方法
; マトリックスを数週間まで熟成する方法; 及びフロス又はフロス含有組成物を
エタノール、エタノール蒸気又は他の結晶化増強剤で処理する方法。マトリック
スが結晶化増強剤と接触するとともに水分又は熱とも接触しているようにこれら
の組合わせが用いられる。 トゥイーンのような界面活性剤を用いる場合、約0.001〜約1.00%が結晶化調 節剤としてフロス前混和物に含まれる。前混和後、配合物をフロスの中へ処理し
てから切断し、添加剤を含めて又は含めずに用いて製錠する。界面活性剤の混合
物が用いられる。 熟成はマトリックス又はフロスを再結晶するために用いられる。熟成プロセス
は2工程を含む。まず、少なくとも1種の結晶化調節剤を含んでいてもよいマトリ
ックスを形成し、切断し、周囲条件下で、例えば、室温及び大気圧で数日まで、
好ましくは約1〜約3日間撹拌せずに密閉又は密封容器内で放置する。後に、マト
リックスを1種以上の他の成分と混合し、任意により切断する。次に、混合物を 更に約1〜約3日間放置することにより熟成させる。一般的には、2工程熟成プロ セスは合計約1週間かかり、約4〜約5日間が典型的である。
【0021】 フロスは、添加剤を含めずに高熱及び水分に供することにより再結晶される。
この方法は熟成するのと同様であるが、時間が短い。流動床装置又は他の適切な
撹拌装置を用いて、切断したフロスを加熱しつつ周囲湿度及び圧力で約25〜約50
℃の温度まで流動させる。一般的には、温度はフロス粒子の凝集を最少にするた
めにモニターされなければならない。凝集が生じる場合には、フロス粒子は処理
される前に篩過されなければならない。約5〜約30分の加熱時間が典型的である 。 エタノールを結晶化増強剤として用いる場合、マトリックスの重量に対して約
0.1〜約10%の量で用いられ、約0.5〜約8.0%の量、約0.5〜約7.0%が非常に効 果的である。予備成形したマトリックスをエタノールと接触させる。過剰のエタ
ノールを約35〜約46℃(約95〜約115°F)で約60〜150分間乾燥することにより蒸 発させる。35〜41℃(95〜105°F)が非常に有効である。乾燥工程は、トレー乾燥
、ジャケット形ミキサー又は他の適切な方法を用いて行われる。エタノール蒸気
も用いられる。エタノール処理後、マトリックスは部分的になる。フロスを部分
的に再結晶する場合は顆粒にし、他の成分と混合した後に製錠する。錠剤用組成
物は容易に流動し、粘着性である。
【0022】 チュアブル製品を製造する場合は、部分的結晶性エタノール処理フロスを用い
ることが好ましい。たいていは任意のラクトース処理(即ち、ラクトースの存在 下に切断する)による、これらのフロスは錠剤用組成物に用いられる。 米国特許第5,610,076号には、界面活性剤含有フロスの結晶化を促進するため のエタノールの使用が開示されており、この明細書の記載は本願明細書に含まれ
るものとする。 マトリックスの再結晶は、偏光の透過率を測定することにより又は走査電子顕
微鏡の使用によりモニターされる。無定形フロス又はせん断状マトリックスは、
偏光を透過せず、光学顕微鏡では偏光で見た場合に黒色に見える。明視野顕微鏡
又は走査電子顕微鏡を用いたフロスの表面は非常に滑らかに見える。この状態で
の再結晶は0%である。即ち、フロスは100%無定形である。 無定形マトリックスの再結晶は、物質の表面から始まり、結晶化調節剤、及び
水分の存在によって調節、例えば、加速される。トゥイーンが再結晶を援助する
場合、再結晶の開始は偏光で見たせん断状マトリックス(フロス)の表面に観察さ
れる複屈折によって証明される。マトリックス表面全体に光のわずかな点がいっ
ぱいある。複屈折が見える場合、再結晶が始まった。この段階で、再結晶は約1 〜5%である。
【0023】 再結晶が進むにつれて、マトリックスの表面上の複屈折は連続して強くなり、
明るくなる。光点のサイズ、数及び強度が大きくなり、ほとんどつながってみえ
る。明視野又は走査電子顕微鏡を用いたマトリックスの表面はしわがよって見え
る。この点で、約5〜10%の再結晶が生じた。 界面活性剤(例えば、トゥイーン80)をマトリックス粒子と混合した場合、界面
活性剤の小滴はマトリックス粒子内に入り込む。小滴は再結晶が進むにつれて不
明瞭になる。目に見える限り、フロスは一般的には約10〜20%以下が再結晶する
。見られなくなると再結晶の程度は約50%以下である。 マトリックスを再結晶すると材料の全量の減少が生じる。分子の規則的な配列
は、無秩序な配列より小さい間隙を取る。再結晶がフロスの表面から始まるので
、フロスのサイズと形を維持する皮が形成される。再結晶が完了に近づくにつれ
てフロス内の全自由容積間隙が増加し、フロス内部に空隙として現れる。これは
、光学顕微鏡では暗くなった中央の空洞及び走査電子顕微鏡では中空内部により
証明される。この段階で、フロスは約50〜約75%が再結晶すると思われる。
【0024】 フロスが結晶性になるにつれて透過した偏光の強度は増加する。偏光は、光子
検出器によって測定され、グレイスケールによる標準計算値に対して数値をあて
はめる。 フロス再結晶の観察できる最終現象は、フロスの表面から成長及び突出する微
細な『猫ヒゲ様』針晶とタイニーブレードの出現である。ソルビトール(猫ヒゲ)
とキシリトール(ブレード)であると思われるこれらの微細結晶は、毛羽ブランケ
ットのようにフロスを完全に覆う。これらの特徴は、光学顕微鏡及び電子顕微鏡
双方によって容易に確認される。それらの出現は再結晶の最終段階を示している
。ここで、フロスは100%再結晶する。即ち、実質的に非無定形である。 錠剤用組成物のマトリックス部分は、典型的には、フラッシュ加熱処理によっ
てフロスに形成される。フロスのストランドは、続いての処理のためにロッドに
冷浸又は切断される。切断したフロスのロッドの長さは、約50〜約500ミクロン である。 生体影響剤のような活性剤を添加する場合はたいてい粒子の形で、一般的には
一様な被覆マイクロスフェアとして添加される。適切なマイクロスフェア及び他
の球状粒子が『リキフラッシュ』プロセスによって製造される。
【0025】 『リキフラッシュ』処理は、液滴を生じる傾向を妨害する耐流動性、例えば、
粘性を取り除く状態まで供給原料を減少させる加熱及び加圧の使用を必要とする
。この状態で、物質は液体又は液状になる。耐流動性が全て進むと、不連続粒子
が物質から分離するまでせん断力がかけられる。『シャーライト』粒子と呼ばれ
る粒子のサイズ及び形は、流動供給原料の物質を自然分離することによってのみ
影響される。1994年10月28日出願の米国特許第5,458,823号及び米国特許出願第0
8/330,412号には、その処理のためのプロセスと装置が示されており、それらの 明細書の記載は本願明細書に含まれるものとする。 本発明の組成物は、生体影響剤のような1種以上の活性成分が含まれる。典型 的には、処方剤又は大衆薬である。
【0026】 有効な活性成分は、大きなグループの治療剤より選ばれる。各分類としては、
次の治療カテゴリーのものが含まれる; ace阻害剤; アルカロイド; 制酸剤; 鎮 痛剤; アナボリック剤; 抗狭心症剤; 抗アレルギー剤; 抗不整脈剤; 抗喘息剤;
抗生物質; 抗コレステロール血症剤; 抗痙攣剤; 抗凝固剤; 抗うつ剤; 制瀉剤;
制吐剤; 抗ヒスタミン剤; 抗高血圧剤; 抗感染剤; 抗炎症剤; 抗脂質剤; 抗躁剤
; 抗偏頭痛剤; 抗催吐剤; 抗精神病剤; 抗卒中剤; 抗甲状腺剤; アナボリック薬
; 痩せ薬; 抗寄生虫剤; 抗精神病剤; 解熱剤; 鎮痙剤; 抗血栓剤; 抗悪性腫瘍剤
; 鎮咳剤; 抗潰瘍剤; 抗尿酸血症剤; 抗不安剤; 食欲減退剤; βブロック剤; 気
管支拡張剤; 心臓血管剤; 脳拡張剤; キレート化剤; コレシステキニン拮抗剤;
化学療法剤; 認知活性化物質; 避妊薬; 冠動脈拡張剤、咳き止め剤; 血管収縮剤
; 脱臭剤; 皮膚適用剤; 糖尿病剤; 利尿剤; 緩和剤; 酵素; 赤血球生成剤; 去痰
剤; 受精促進剤; 殺真菌剤; 胃腸剤; 成長調節剤; ホルモン置換剤; 血糖上昇剤
; 血糖降下剤; イオン交換樹脂; 緩下剤; 偏頭痛治療剤; ミネラル補充剤; 粘液
溶解剤; 麻酔剤; 神経弛緩剤; 神経筋剤; 非ステロイド系抗炎症剤(NSAID); 栄 養添加剤; 末梢血管拡張剤; ポリぺプチド; プロスタグランジン; 向精神薬; レ
ニン阻害剤; 呼吸興奮剤; 鎮静剤; ステロイド剤; 興奮剤; 交感神経遮断剤; 甲
状腺製剤; 精神安定剤; 子宮弛緩剤; 膣製剤; 血管収縮剤; 血管拡張剤; めまい
剤; ビタミン剤; 創傷治癒剤等。
【0027】 本発明に用いられる活性剤としては、アセトアミノフェン; 酢酸; アセチルサ
リチル酸、その緩衝化形を含む; アクリバスチン; アルブテロール及びその硫酸
塩; アルコール; アルカリホスファターゼ; アラントイン; アロエ; 酢酸アルミ
ニウム、炭酸アルミニウム、塩化アルミニウム水和物及び水酸化アルミニウム;
アルプラゾラム; アミノ酸; アミノ安息香酸; アモキシシリン; アンピシリン;
アムサクリン; アムサログ; アネトール; アスコルビン酸; アスパルテーム; ア
ステミゾール; アテノロール; アザチジン及びそのマレイン酸塩; バシトラシン
; バルサムペルー; BCNU(カルムスチン); ジプロピオン酸ベクロメタゾン; ベン
ゾカイン; 安息香酸; ベンゾフェノン; 過酸化ベンゾイル; ベンズキナミド及び
その塩酸塩; ベタネコール; ビオチン; ビサコジル; 次サリチル酸ビスマス; 酢
酸ボルニル; ブロモフェニルアミン及びそのマレイン酸塩; ブスピロン; カフェ
イン; カラミン; 炭酸カルシウム、カゼイン酸カルシウム及び水酸化カルシウム
; カンファ; カプトプリル; カスカラサグラダ; ヒマシ油; セファクロール;
【0028】 セファドロキシル; セファレキシン; セントリジン及びその塩酸塩; セチルアル
コール; 塩化セチルピリジニウム; キレートミネラル; クロラムフェニコール;
クロロサイクリジン塩酸塩; グルコン酸クロルヘキシジン; クロロキシレノール
; クロロペントスタチン; クロルフェニラミン及びそのマレイン酸塩及びタンニ
ン酸塩; クロルプロマジン; コレスチルアミン樹脂; 重酒石酸コリン; 軟骨形成
刺激タンパク質; シメチジン及びその塩酸塩; シンナメドリン塩酸塩; シタロプ
ラム; クエン酸; クラリトロマイシン; クレマスチン及びそのフマル酸塩; クロ
ニジン及びその塩酸塩; クロルフィブラート; ココア乳脂; タラ肝油; コデイン
及びそのフマル酸塩及びリン酸塩; 酢酸コルチゾン; シプロフロキサシンHCl; シアノコバラミン; シクリジン塩酸塩; シプロヘプタジン及びその塩酸塩; ダン
スロン; d-マレイン酸ブロモフェニラミン; デキストロメトルファン及びそのハ
ロゲン酸塩; ジアゼパム; ジブカイン; ジクロラルフェナゾン; ジクロフェン及
びそのアルカリ金属塩; ジクロフェナックナトリウム; ジゴキシン; ジヒドロエ
ルゴタミン及びそのヒドロジェネート/メシレート; ジルチアゼム; ジメチコー ン; ジオキシベンゾン; ジフェンヒドラミン及びそのクエン酸塩; ジフェンヒド
ラミン及びその塩酸塩; ジバルプロエクス及びそのアルカリ金属塩; ドキュセー
トカルシウム、ドキュセートカリウム及びドキュセートナトリウム; ドキシサイ
クリン水和物; コハク酸ドキシルアミン; ドロナビノール; エファロキサン; エ
ナラプリル; エノキサシン; エルゴタミン及びその酒石酸塩; エリスロマイシン
; エストロピペート; エチニルエストラジオール; エフェドリン;
【0029】 重酒石酸エピネフリン; エリスロポエチン; ユーカリプトール; ファモチジン;
フェノプロフェン及びその金属塩; フマル酸第一鉄、グルコン酸第一鉄及び硫酸
第一鉄; フルオキセチン; 葉酸; ホスフェニトイン; 5-フルオロウラシル(5-FU)
; フルオキセチン及びその塩酸塩; フルルビプロフェン; フロセミド; ガバペン
タン; ゲンタマイシン; ゲムフィブロジル; グリピジド; グリセリン; ステアリ
ン酸グリセリル; グラニセトロン及びその塩酸塩; グリセオフルビン; 成長ホル
モン; グアフェネシン; ヘキシルレソルシノール; ヒドロクロロチアジド; ヒド
ロコドン及びその酒石酸塩; ヒドロコーチゾン及びその酢酸塩; 8-ヒドロキシキ
ノリン硫酸; ヒドロキシジン及びそのパモエート及び塩酸塩; イブプロフェン;
インドメタシン; イノシトール; インスリン; ヨウ素; トコン; 鉄; イソソルバ
イド及びその一硝酸塩及び二硝酸塩; イソキシカム; ケタミン; カオリン; ケト
プロフェン; 乳酸; ラノリン; レシチン; 酢酸ロイプロリド; リドカイン及びそ
の塩酸塩; リフィノプリル; リオトリックス; ロラタジン; ロバスタチン; 黄体
形成ホルモン; LHRH(黄体形成ホルモン置換ホルモン); 炭酸マグネシウム、水酸
化マグネシウム、サリチル酸マグネシウム及びトリケイ酸マグネシウム; メクリ
ジン及びその塩酸塩; メフェナム酸; メクロフェナム酸; メクロフェナメートナ
トリウム; 酢酸メドロキシプロゲステロン; マンデル酸メテナミン;
【0030】 メントール; 塩酸メペリジン; 硫酸メタプロテレノール; メソスコポラミン及び
その硝酸塩; メソセルジド及びそのマレイン酸塩; ニコチン酸メチル; サリチル
酸メチル; メチルセルロース; メトスクシミド; メトクロプラミド及びそのハロ
ゲン化物/水和物; メトロニダゾール及びその塩酸塩; 酒石酸メトプロトール; 硝酸ミコナゾール; 鉱油; ミノキシジル; モルフィン; ナプロキセン及びそのア
ルカリ金属ナトリウム塩; ニフェジピン; 硫酸ネオマイシン; ナイアシン; ナイ
アシンアミド; ニコチン; ニコチンアミド; ニメスリド; ニトログリセリン; ノ
ノキシノール-9; ノルエチンドロン及びその酢酸塩; ナイスタチン; オクトキシ
ノール; オクトキシノール-9; オクチルジメチルPABA; オクチルメトキシシンナ
メート; ω-3ポリ不飽和脂肪酸; オメプラゾール; オンダンセトロン及びその塩
酸塩; オキソリニン酸; オキシベンゾン; オキシトリフィリン; p-アミノ安息香
酸(PABA); パジメート-O; パラメタジオン; ペンタスタチン; ハッカ油; 四硝酸
ペンタエリスリトール; ペントバルビタールナトリウム; パーフェナジン; 硫酸
フェネルジン; フェニンダミン及びその酒石酸塩; マレイン酸フェニラミン; フ
ェノバルビタール; フェノール; フェノールフタレイン; フェニレフリン及びそ
のタンニン酸及び塩酸塩; フェニルプロパノールアミン及びその塩酸塩; フェニ
トイン; ピルメノール; ピロキシカム及びその塩; ポリミシンB硫酸塩;
【0031】 塩化カリウム及び硝酸カリウム; プラゼパム; プロカインアミド塩酸塩; プロカ
テロール; プロメタジン及びその塩酸塩; プロポキシフェン及びその塩酸塩及び
ナプシレート; プラミラセチン; プラモキシン及びその塩酸塩; プロクロルペラ
ジン及びそのマレイン酸塩; プロパノロール及びその塩酸塩; プロメタジン及び
その塩酸塩; プロパノロール; プソイドエフェドリン及びその硫酸塩及び塩酸塩
; ピリドキシン; ピロールアミン及びその塩酸塩及びタンニン酸塩; キナプリル
; グルコン酸キニジン及び硫酸キニジン; キネストロール; ラリトリン; ラニタ
ジン; レゾルシノール; リボフラビン; サリチル酸; スコポラミン; ゴマ油; サ
メ肝油; シメチコン; 重炭酸ナトリウム; クエン酸ナトリウム及びフッ化ナトリ
ウム; モノフルオロリン酸ナトリウム; スクラルファート; スルファネトキサゾ
ール; スルファサラジン; イオウ; スマトリプタン及びそのコハク酸塩; タクリ
ン及びその塩酸塩; テオフィリン; テルフェナジン; チエチルペラジン及びその
マレイン酸塩; チモロール及びそのマレイン酸塩; チオペリドン; トラマドール
; トリメトレキセート; トリアゾラム; トレチノイン; 塩酸テトラサイクリン;
トルメチン; トルナフテート; トリクロサン; トリメトベンザミド及びその塩酸
塩; トリペレンナミン及びその塩酸塩; 塩酸トリポリジン; ウンデシレン酸; バ
ンコマイシン; ベラパミルHCl; リン酸ビダリビン; ビタミンA、B、C、D、B1、B 2 、B6、B12、E、及びK; ウィッチヘーゼル; 塩酸キシロメタゾリン; 亜鉛; 硫酸
亜鉛; ウンデシレン酸亜鉛が含まれる。これらの及び他の活性剤の混合物及び薬
学的に許容しうる塩が用いられる。
【0032】 特に有効な活性剤は、溶解及び放出特性が本明細書に用いられる可溶化剤によ
って高められる微溶性固体薬剤である。これらの薬剤としては、H2拮抗剤、非ス
テロイド系抗炎症剤(NSAID)を含む鎮痛剤、抗コレステロール血症剤、抗アレル ギー剤、及び抗偏頭痛剤が含まれる。 鎮痛剤としては、アスピリン、アセトアミノフェン、アセトアミノフェン+カ
フェイン、及び非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)、例えば、イブプロフェン及び ニメスリドが含まれる。 有効なNSAIDとしては、イブプロフェン、ジクロフェナック及びそのアルカリ 金属塩; フェノプロフェン及びその金属塩; フルルビプロフェン; ケトプロフェ
ン; ナプロキセン及びそのアルカリ金属塩; ニメスリド; 及びピロキシカム及び
その塩が含まれる。 本発明に用いるのに企図されるH2拮抗剤としては、シメチジン、ラニチジン塩
酸塩、ファモチジン、ニザチジン、エブロチジン、ミフェンチジン、ロキサチジ
ン、ピサチジン及びアセロキサチジンが含まれる。
【0033】 有効な抗アレルギー剤としては、ヒドリコドン及びその酒石酸塩; クレマスチ
ン及びそのフマル酸塩; アザタジン及びそのマレイン酸塩; アセトアミノフェン
; ヒドロキシジン及びそのパモエート及び塩酸塩; クロルフェニルアミン及びそ
のマレイン酸塩及びタンニン酸塩; プソイドエフェドリン及びその硫酸塩及び塩
酸塩; ブロモフェニラミン及びそのマレイン酸塩; デキストロメトルファン及び
そのハロゲン酸塩; ロラタジン; フェニレフリン及びそのタンニン酸塩及び塩酸
塩; メトスコポラミン及びその硝酸塩; フェニルプロパノールアミン及びその塩
酸塩; コデイン及びその塩酸塩; コデイン及びそのリン酸塩; テルフェナジン;
アクリバスチン; アステミゾール; セトリジン及びその塩酸塩; フェニンダミン
及びその酒石酸塩; トリペレンナミン及びその塩酸塩; シプロヘプタジン及びそ
の塩酸塩; プロメタジン及びその塩酸塩; 及びピリラミン及びその塩酸塩及びタ
ンニン酸塩が含まれる。 有効な抗偏頭痛剤としては、ジバルプロエックス及びそのアルカリ金属塩; チ
モロール及びそのマレイン酸塩; プロパノロール及びそのハロゲン酸塩; エルゴ
タミン及びその酒石酸塩; カフェイン; スマトリプタン及びそのコハク酸塩; ジ
ヒドロエルゴタミン、そのヒドロジェネート/メシレート; メトセルジド及びそ のマレイン酸塩; 粘液酸イソメトヘプテン; 及びジクロラルフェナゾンが含まれ
る。
【0034】 用いられる他の種類の薬剤は制吐剤である。有効な制吐剤としては、メクリジ
ン及びその塩酸塩; ヒドロキシジン及びその塩酸塩及びパモエート; ジフェンヒ
ドラミン及びその塩酸塩; プロクロルペラジン及びそのマレイン酸塩; ベンズキ
ナミド及びその塩酸塩; グラニセトロン及びその塩酸塩; ドロナビノール; 次サ
リチル酸ビスマス; プロメタジン及びその塩酸塩; メトクロプラミド及びそのハ
ロゲン化物/水和物; クロルプロマジン; トリメトベンザミド及びその塩酸塩; トリエチルペラジン及びそのマレイン酸塩; スコポラミン; パーフェナジン; 及
びオンダンセトロン及びその塩酸塩が含まれる。 本発明に用いるための他の有効成分としては、イモジウムADのような下痢止め
剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、充血除去剤、ビタミン剤、及びブレスフレッシュ
ナーが含まれる。キサナックス(Xanax)のような抗不安薬; クロザリル(Clozaril
)及びハルドン(Haldon)のような抗精神病薬; セルダン(Seldane)、ヒスマナール
(Hismanal)、レラフェン(Relafen)、及びタビスト(Tavist)のような抗ヒスタミ ン剤; キトリル(Kytril)及びセサメット(Cesamet)のような制吐剤; ベントリン(
Bentolin)、プロベンチル(Proventil)のような気管支拡張剤; プロザック(Proza
c)、ゾロフト(Zoloft)、及びパキシル(Paxil)のような抗うつ剤; イミグラン(Im
igran)のような抗偏頭痛剤、バソテック(Vasotec)、カポテン(Capoten)及びゼス
トリル(Zestril)のようなACE阻害剤; ニセルゴリン(Nicergoline)のような抗ア ルツハイマー剤; 及びプロカルジア(Procardia)、アダラット(Adalat)、及びカ ラン(Calan)のようなCaII 拮抗剤が企図される。
【0035】 抗コレステロール血症剤の中ではスタチン、例えば、ロバスタチン、プロバス
タチン等が注目すべきである。種々の種類の薬剤の組合わせ、及び個々の薬剤の
組合わせが企図される。 好ましい有効成分のグループは、制酸剤、H2拮抗剤及び鎮痛剤である。 制散剤の投薬は、水酸化アルミニウム、アミノ酢酸ジヒドロキシアルミニウム
、アミノ酢酸、リン酸アルミニウム、炭酸ナトリウムジヒドロキシアルミニウム
、重炭酸塩、アルミン酸ビスマス、炭酸ビスマス、次炭酸ビスマス、次没食子酸
ビスマス、次硝酸ビスマス、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、クエン酸イオ
ン(酸又は塩)、アミノ酢酸、硫酸アルミニウムマグネシウム水和物、マガルドレ
ート、アルミノケイ酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウ
ム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、三ケイ酸マグネシウム、乳固形分
、第一又は第二リン酸アルミニウムカルシウム、リン酸カルシウム、重炭酸カリ
ウム、酒石酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、アルミノケイ酸マグネシウム、酒
石酸及び塩等の成分を用いて調製される。混合物は作用可能である。更に、制酸
剤はH2拮抗剤と組合わせて用いられる。
【0036】 速やかに溶解するチュアブル制酸剤組成物は、本発明の組成物を用いて製造さ
れる。 好ましい鎮痛剤としては、アスピリン、アセトアミノフェン、アセトアミノフ
ェン+カフェイン、及びイブプロフェンが含まれる。 他の有効な活性成分としては、IMMODIUM ADのような制瀉剤; 抗ヒスタミン剤;
鎮咳剤; 充血除去剤; ビタミン剤及びブレスフレッシュナーが含まれる。また 、XANAXのような抗不安薬; CLOZARIL及びHALDOLのような抗精神病薬; VOLTAREN 及びLODINEのような非ステロイド系抗炎症剤; SELDANE、HISMANAL、RELAFEN及び
TAVISTのような抗ヒスタミン剤; KYTRIL及びCESAMETのような制吐剤; BENTOLIN 、PROVENTILのような気管支拡張剤; PROZAC、ZOLOFT、及びPAXILのような抗うつ
剤; IMIGRANのような抗偏頭痛剤; VASOTEC、CAPOTEN及びZESTRILのようなace阻 害剤; NICERGOLINEのような抗アルツハイマー剤; 及びPROCARDIA、ADALAT及びCA
LANのようなCaII拮抗剤が含まれる。 企図されるH2拮抗剤としては、シメチジン、ラニチジン塩酸塩、ファモチジン
、ニザチジン、エブロチジン、メフェンチジン、ロキサチジン、ピサチジン及び
アセロキサチジンが含まれる。
【0037】 含まれる他の成分は、充填剤、芳香剤、色素、香味剤、甘味剤(人工及び天然 双方)、及び他の慣用の錠剤添加剤である。 例えば、充填剤は錠剤のかさを増やすために用いられる。有効な充填剤として
は、硫酸カルシウム、二塩基性及び三塩基性共に; デンプン; 炭酸カルシウム;
ミクロクリスタリンセルロース; 化工デンプン、ラクトース、スクロース; マン
ニトール及びソルビトールが含まれる。 香味剤は、天然及び合成香味液より選ばれる。その薬剤の例としては、植物、
葉、花、果実、茎及びその組合わせから誘導された揮発油、合成香油、着香剤、
油、液体、含油樹脂及びエキスが含まれる。代表例としては、レモン、オレンジ
、グレープ、ライム及びグレープフルーツのようなシトリック油、リンゴ、ナシ
、モモ、ブドウ、イチゴ、ラズベリー、チェリー、プラム、パイナップル、アン
ズ、他の果実香味を含むフルーツエッセンスが挙げられるがこれらに限定されな
い。 他の有効な香味剤としては、アルデヒド及びエステル、例えば、ベンズアルデ
ヒド(チェリー、アーモンド); シトラール、即ち、α-シトラール(レモン、ライ
ム); ネラル、即ち、β-シトラール(レモン、ライム); デカナール(オレンジ、 レモン); アルデヒドC-8(シトラスフルーツ);アルデヒドC-9(シトラスフルーツ)
; アルデヒドC-12(シトラスフルーツ); トリルアルデヒド(チェリー、アーモン ド); 2,6-ジメチルオクタナール(グリーンフルーツ); 2-ドデデナール(シトラス
、マンダリン); その混合物等が含まれる。
【0038】 甘味剤は、次のものより選ばれるがこれらに限定されない: グルコース(コー ンシロップ)、デキストロース、転化糖、フルクトース、及びその混合物(担体と
して用いられない場合); サッカリン及びその種々の塩、例えば、ナトリウム塩;
ジぺプチド甘味剤、例えば、アスパルテーム; ジヒドロカルコン化合物、グリ シリジン; ステビア・レバウジアナ(Stevia Rebaudiana)(ステビオシド); クロロ
誘導体又はスクロース、例えば、スクラロース; 及び糖アルコール、例えば、ソ
ルビトール、マンニトール、キシリトール等。還元デンプン糖化物及び合成甘味
剤、例えば、3,6-ジヒドロ-6-メチル-1-1-1,2,3-オキサチアジン-4-オン-2,2-ジ
オキシド、特にカリウム塩(アセサルファーム-K)、及びそのナトリウム及びカル
シウム塩も企図される。他の甘味剤も用いられる。 実施態様としては、有効成分、例えば、ビタミン剤、薬剤及び/又はミネラル 等の不愉快な味を遮蔽することを援助する1種以上の発泡崩壊剤が含まれる。口 中での発泡作用によって得られる積極的な感覚刺激感、及び崩壊のテクスチャー
、速度及び感覚が望ましくない香味を遮蔽することを援助する。
【0039】 『発泡』とは、気体を発生させる薬剤を意味する。気体又は気泡生成作用は、
たいてい可溶性酸源と炭酸塩源の反応の結果である。これらの2種類の一般的な 化合物の反応は唾液の水と接触した際に炭酸ガスの気体を生じる。有効な酸とし
ては、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、フマル酸、アジピン酸、コハク酸及びその
酸塩及び無水物が挙げられる。酸塩としては、リン酸二水素ナトリウム、ピロリ
ン酸二水素二ナトリウム、酸クエン酸塩及び酸ナトリウム亜硫酸塩が含まれる。
食物酸は上記のものであるが、上記酸の酸無水物も用いられる。炭酸塩源として
は、固体の炭酸塩と重炭酸塩、例えば、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、重
炭酸カリウム及び炭酸カリウム、炭酸マグネシウム及びセスキ炭酸ナトリウム、
炭酸グリシンナトリウム、炭酸L-リシン、炭酸アルギニン及び無定形炭酸カルシ
ウムが挙げられる。種々の酸源と炭酸塩源、と他の発泡源の混合物が用いられる
。 発泡剤としては、少なくとも3種類の異なる方法で含められる。第1の方法とし
ては、用いられる供給原料に全発泡剤を混合してせん断状製品を形成する方法が
含まれる。第2の方法は、発泡剤を既に形成したせん断状マトリックスに添加す る方法を含む。第3の方法は、発泡剤の一部をせん断状マトリックスに混合し、 マトリックス材料を形成した後に他の部分を添加する。当業者は、発泡特性のた
めに発泡剤を用いる最良の方法を決定することができる。
【0040】 他の成分としては、錠剤の形成の容易さと一般的品質に寄与する結合剤が含ま
れる。結合剤としては、デンプン、糊化前デンプン、ゼラチン、ポリビニルピロ
リドン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセ
ルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルオキソアゾリドン及びポリビニルア
ルコールが含まれる。 着色添加剤は、錠剤を調製するのに用いられる。かかる着色添加剤としては、
食品、医薬品及び化粧品着色剤(FD&C)、医薬品及び化粧品着色剤(D&C)又は医薬 部外品及び化粧品着色剤(Ext. D&C)が含まれる。これらの着色剤は、色素、レー
キ、及びある種の天然及び誘導着色剤である。有効なレーキとしては、水酸化ア
ルミニウム又は他の適切な担体に吸収させた色素が含まれる。 任意の特徴には、基質/コーティング系の成分であるマイクロスフェアが含ん でいる。基質は、非活性成分、例えば、サッカリドベース材料であり、活性剤又
は活性剤の組合わせでもある。実施態様においては、基質は活性剤が被覆された
糖シャーライト粒子である。コーティングは、他の種類のコーティング材料、例
えば、着色剤も含まれる。追加コーティングも用いられる。
【0041】 他の有効な基質/コーティング系は、1種以上の活性剤のシャーライト粒子であ
る基質を用いる。コーティングは、サッカリド及び他の成分を含むことができる
。 特に放出制御型コーティング、例えば、徐放性コーティングは、生体影響剤を
含む剤形に用いるのに好ましい種類のコーティングである。 本発明を用いると、相対的に可溶化の方に通じているテクスチャー及び内部構
造を有する強力で非常に魅力的な投薬単位、例えば、錠剤が生じる。出願人の組
成物は、一般的には約500〜約6,000 psiの圧力で錠剤に形成されるものである。 内服用チュアブル単位が製造される場合は、典型的には約3〜約15SCU、好まし
くは約4〜約6の硬度に圧縮される。チュアブル錠剤の厚さは、約5.1〜約7.6mm( 約0.2〜約0.3インチ)である。 下記の実施例は本発明を具体的に説明するものであるが限定するものではない
【0042】実施例I イブプロフェンマイクロスフェア イブプロフェンを次のようにスフェアに処理した。 イブプロフェンの粉末供給原料を、『流量制限挿入部を有するスピナーヘッド
』と称する1997年6月13日出願の米国特許出願第08/874,215号に開示された13cm(
5インチ)スピニングヘッドへ供給した。加熱要素をリキフラッシュ状態を生じる
温度まで上げつつヘッドを約3600rpmに回転させた。供給原料は、10%コンプリ トール888 ATOと2%ゲルシア50/13を含有した。(コンプリトール888 ATOはガッ テフォス(Gattefosse)S.A.社製、フランスの親油性添加剤、ベヘン酸グリセロー
ルNFである。ゲルシア、ポリエチレングリコール32グリセリルエステル溶解促進
剤もガッテフォスから入手できる。)
【0043】 スピニングヘッドはスクリーンを通って材料を進め、製品をヘッドの1.8〜2.4
メートル(6〜8フィート)下の距離に自由落下させた。製品は、粒径が高度に一貫
しているスフェアからなり、直径は約50〜200ミクロンの範囲である。 製品を有効成分の溶解に必要とする時間を求めるために試験に供した。米国薬
局方規格委員会より論文が提供されている。イブプロフェン溶解研究についての
米国薬局方ナショナルフォーミュラリーモノグラフ, U.S. 23 NF 18, p. 786(19
95)。88%イブプロフェンの組成レベルでイブプロフェンのほとんどを溶解する 時間は約15分であった。ほとんど全部の溶解は約20〜25分であった。これらの結
果から、マイクロスフェアを用いて送達するための予測性が高いことがわかる。 マイクロスフェアは、エチルアクリレート及びメチルメタクリレートポリマー
及びヒドロキシプロピルメチルセルロースポリマーを含む味遮蔽コーティングで
被覆される。
【0044】実施例II アセトアミノフェンマイクロスフェア アセトアミノフェン粉末(融点169〜170.5℃)を実施例Iと同様の手順を用いて マイクロスフェアに製造した。直径が全て約420ミクロンより小さい微細なスフ ェアが形成された。これらのスフェアを味遮蔽のためにエチルセルロースポリマ
ーとヒドロキシプロピルセルロースポリマーで被覆した。
【0045】実施例III ユニフロス 実施例Iと同様の手順を用いてイブプロフェン(IBP)マイクロスフェアをイブプ
ロフェン88%、コンプリトール10%及びゲルシア2%を含む処方から製造した。 スクロース78.25%、ソルビトール11.0%、キシリトール10.0%及びTWEEN 80 の前混和物を調製した。 1997年5月12日出願の米国特許出願第08/854,344号に開示された5″クラウンヘ
ッドを用いて250℃の温度及び60Hz(3600rpm)の回転速度でフロス前混和物を処理
した。集めたフロスをラクトース2%(フロスの2%w/w)とリットルフォード(Litt
leford)FKM600ミキサー内で100rpmで2分間チョッパーで切断した。200proofのエ
タノール(フロスの重量に対して0.5%)を切断したフロスに噴霧し、混合した。 次に、フロスを40〜45℃で60〜90分間断続的に混合しながら乾燥した。乾燥した
フロスを20メッシュのスクリーンで選別した。
【0046】 次に、マイクロスフェアとフロスを混合し、下記の組成物に用いた。組成 IBPマイクロスフェア 34.4 フロス 62.7 クエン酸 0.7 レモンフレーバー 0.4 ホイップドクリームフレーバー 0.3 SYLOID 244 FP 0.5 ステアリルフマル酸ナトリウム 1.0 選別したフロスをイブプロフェンマイクロスフェアとリットルフォードミキサ
ーで混合した。この混合物へフレーバーと流動剤を添加し、更に2分間混合した 。最後に、滑沢剤(ステアリルフマル酸ナトリウム)を添加し、更に2分間混合し た。次に、混合物をキリアン(Kilian)T200回転式打錠機で15mmの円形平面のラジ
アルエッジパンチを用いて製錠した。錠剤の重量を750mgに維持し、硬度を0.45 〜1.8kg(1.0〜4.0lb)に維持した。
【0047】実施例IV 低キシリトールフロス 実施例Iの手順を用いて、イブプロフェン88%、コンプリトール10%及びゲル シア2%を含む処方からイブプロフェンマイクロスフェアを製造した。実施例VI と同様の単一フロスプロセスによって次の組成: スクロース83.25%、ソルビト ール11.0%、キシリトール5.0%及びTWEEN0.75%からフロスを製造した。 下記の組成物にマイクロスフェアとフロスを用いた。組成 IBPマイクロスフェア 34.4 フロス 62.7 クエン酸 0.7 レモンフレーバー 0.4 ホイップドクリームフレーバー 0.3 SYLOID 244 FP 0.5 ステアリルフマル酸ナトリウム 1.0 成分を混合し、混合物を実施例IIIに記載された手順を用いて製錠した。
【0048】実施例V アセトアミノフェン錠剤 実施例Iと同様の手順を用いて、APAP 90%、カルナウバろう7.5%、及びプル ロニックF68 2.5%を含む処方からアセトアミノフェン(APAP)マクロスフェアを 製造した。次に、スフェアをエチルセルロースとヒドロキシプロピルセルロース
の45:55混合物で被覆した。 実施例IIIに示された手順を用いて、スクロース78.25%、ソルビトール11.00 %、キシリトール10.00%及びトゥイーン80 0.75%を含むユニフロスを製造した
。フロスをラクトース2%の存在下に切断し、エタノール0.5%を添加した後に造
粒した。 下記の組成から錠剤を製造した。組成 APAPマイクロスフェア 46.22 フロス 48.68 グレープフレーバー 0.70 クエン酸 0.30 マンニトール 2.00 SYLOID 0.10 アジピン酸 2.00 キリアンT200打錠機を用いて、組成物をフィードホッパーに入れ重力をダイに
加えることにより500mgの錠剤を0.9kg(2lb)の初硬度(圧縮圧8000 psiまで)まで 圧搾した。
【0049】実施例VI シメチジン錠剤 実施例Vに示した手順を用いて、下記の組成からマイクロスフェアを製造した 。組成 シメチジン 40 ミバプレックス600 50 プルロニックF68 10 味を遮蔽するためにマイクロクフェアをエチルセルロースとヒドロキシプロピ
ルセルロースを含むコーティングで被覆した。 実施例Iと同様の手順を用いて、下記の組成からフロスを調製した。成分 スクロース 83.25 ソルビトール 11.00 キシリトール 5.00
【0050】 後に、下記の組成を混合し、製錠した。成分 シメチジンビーズ 33.90 フロス 63.80 レモンフレーバー 0.60 アスパルテーム 0.60 クエン酸 1.00 SYLOID 0.10 キリアンT200打錠機を用いて、750mgの錠剤を0.9kg(2lb)の初硬度まで圧搾し た。
【0051】実施例VIIa及びVIIb ビタミンC錠剤 実施例VIIa スクロース78.25%、ソルビトール11.00%、キシリトール10.0%及びトゥイー
ン80を含むフロスを次のように調製した。 成分の混合物(2kg)を1997年5月12日出願の米国特許出願第08/854,344号に記載
された装置において5″スピニングヘッドを用いて3600rpm(60Hz)でフロスの中に
回転させた。フロスを高せん断ミキサー/チョッパーで2分間切断した。 フロスを0.5%エタノールで処理し、90分間乾燥した。 次に、エタノール処理フロス粒子を下記の組成物に用いた。成分 DESCOTE 60%アスコルビン酸 30.77 フロス 63.00 ミルドアジピン酸 2.00 マンニトール 3.00 天然オレンジフレーバー 1.00 SYLOID FP244 0.10 FD&Cイエロー#6レーキ 0.10 MAGNASWEET 100 0.03 全量 100.00 成分をリットルフォードミキサーで10〜15分間混合した。混合物をキリアンT-
200打錠機で製錠して厚さが4.5〜5.5mmである硬度0.9kg(2lb)、水分3.06%の120
mgのビタミンCを含む0.65gの錠剤を得た。
【0052】実施例VIIb フロス粒子と実施例Iの一般手順を用いて各重量が1gである250mgのアスコルビ
ン酸錠剤を下記の処方から製造した。成分 DESCOTE 60%アスコルビン酸 43.75 フロス 50.20 クエン酸 0.70 マンニトール 3.00 天然オレンジフレーバー 1.50 SYLOID FP244 0.25 FD&Cイエロー#6レーキ 0.10 ステアリルフマル酸ナトリウム 0.50 全量 100.00 溶解を示すために用いられる感覚刺激性試験から実施例a及びbの錠剤がかみ砕
かずに又は飲料水を含めずに5〜10秒で口中で溶解した。
【0053】実施例VIII アスコルビン酸(ビタミンC)の500mgのチュアブル錠について、実施例VIIの一 般手順を用いてフロスを調製及び切断した。切断したフロスを4.0%エタノール で処理し、90分間乾燥した。次に、4.0%エタノール処理した粒子を下記の処方 に用いた。組成 重量(%) DESCOTE 60%アスコルビン酸 50.00 フロス(4%エタノール処理) 43.25 マンニトール 3.00 天然オレンジフレーバー 1.50 SYLOID 244FP 0.50 ステアリン酸マグネシウム 1.50 着色剤 0.25 これらの成分をリットルフォードミキサーで10〜20分間混合した。混合物をキ
リアンT-200打錠機で製錠して厚さが6.5〜7.5mmである硬度5.0kg(11 lb)の1.75g
の錠剤を得た。
【0054】実施例IXA 炭酸カルシウム/ビタミンDチュアブル製品を次のように製造した。フロス処方 スクロース 78.25 ソルビトール 11.00 キシリトール 10.00 ポリソルベート80 0.75 スクロース、ソルビトール、キシリトール、及びポリソルベート80をリットル
フォードFKM600ミキサーで10分間混合した。次に、その混合物を1997年5月12日 出願の米国特許出願第08/854,344号に記載された5″クラウンヘッドを用いて60H
zと250℃の温度でシャーフォームプロセスに供した。製造したフロスを2%ラク トースとリットルフォードFKM600ミキサー内で切断し、エタノール(フロスの7%
)で処理した。フロスを45℃で150分間乾燥した。次に、フロスをフィッツミル(F
itzmill)又はアペキシミル(Apexmill)を用いて20メッシュスクリーンによって粉
砕/篩過した。
【0055】錠剤処方 炭酸カルシウム デスタブSE95% 47.85 ビタミンD3 0.16 フロス 48.48 N&Aレモンフレーバー 1.00 クエン酸 1.00 SYLOID 244 FP 0.50 ステアリン酸マグネシウム 1.00 炭酸カルシウムをビタミンD3とジオスナ(Diosna)600において速度1で15分間混
合した。ミルドフロスを添加し、更に10分間混合した。香味剤と流動剤を添加し
、更に3分間混合した。ステアリン酸マグネシウムを添加し、更に7分間混合した
。混合物を回転式打錠機により硬度85N、錠剤重量2.75gに19mmmの円形コンケー ブ又は19mmの平面ラジアルエッジ工具で圧縮した。
【0056】実施例IX B 実施例IX Aからのフロスを下記の処方を用いて550mgのCaCO3 EX Chew錠剤を製
造した。錠剤処方 炭酸カルシウム デスタブSE 95% 38.60 フロス 56.40 人工チェリーフレーバー 0.50 マンニトール末 3.00 SYLOID 244 FP 0.50 ステアリン酸マグネシウム 1.00 100% 炭酸カルシウムをリットルフォードFKM600ミキサーで10分間フロスと混合した
。フレーバーとマンニトールを添加し、更に3分間混合した。流動剤を添加し、 更に3分間混合した。ステアリン酸マグネシウムを添加し、更に4分間混合した。
混合物をキリアン回転式打錠機により硬度100-120N、錠剤重量1.5gに16.5mm平面
ラジアルエッジ工具を用いて圧縮した。
【0057】実施例X イブプロフェンチュアブル錠を下記の処方から製造した。 フロス処方フロス処方 % スクロース 84.5 マンニトール 5.0 ソルビトール 5.0 キシリトール 5.0 ポリソルベート80 0.5 フロス前混和物を、1997年5月12日出願の米国特許出願第08/854,344号に開示 された5″クラウンヘッドを用いて183℃の温度と60Hz(3600rpm)の回転速度で処 理した。集めたフロスをステファン(Stephan)ミキサーで『高』速設定で1〜2分 間切断した。200proofエタノール(処方の4%)を切断したフロス上にホバート(Ho
bart)プラネタリーミキサーで同時に混合しながら噴霧した。次に、フロスを平 らなトレーに入れ、オーブン内で断続的に撹拌しながら35〜40℃で60〜90分間乾
燥した。乾燥したフロスをクァドロコミル(Quadro Comil)を用いて20メッシュス
クリーンによって選別した。
【0058】 乾燥顆粒を錠剤賦形剤と次のように混合した。 錠剤処方: 成分 製剤中の % イブプロフェン味遮蔽マイクロスフェア 23.1 フロスマトリックス 64.5 アスパルテーム 0.8 マグナスイート100 0.25 フレーバー 0.9 クエン酸(無水) 0.9 アジピン酸 0.7 ミラゲル463デンプン 2.0 マンニトール 5.0 シロイド244FP 0.75 ステアリン酸マグネシウム 1.0 着色剤 0.1
【0059】 フロス前混和物を、1997年5月12日出願の米国特許出願第08/854,344号に開示 された5″クラウンヘッドを用いて183℃の温度と60Hz(3600rpm)の回転速度で処 理した。集めたフロスをステファンミキサーで『高』速設定で1〜2分間切断した
。200proofエタノール(製剤の4%)を切断したフロス上にホバートプラネタリー ミキサーで同時に混合しながら噴霧した。次に、フロスを平らなトレーに入れ、
オーブン内で断続的に撹拌しながら35〜40℃で60〜90分間乾燥した。フロスをク
ァドロコミルを用いて20メッシュスクリーンによって選別した。選別したフロス
をホバートプラネタリーミキサーで3〜5分間イブプロフェンマイクロスフェアと
混和した。フレーバーと流動剤を添加し、更に2〜4分間混合した。最後に、滑沢
剤(ステアリン酸マグネシウム)を添加し、更に2分間混合した。 次に、混和物を円形平面のベベルエッジ工具を用いたストークス回転式打錠機
で製錠して次のように種々の重量を有する錠剤を得た。200mgイブプロフェン当 量錠剤(1.2g錠剤)のパンチサイズは5/8″であり、100mgイブプロフェン当量錠剤
(0.6g錠剤)は1/2″であり、50mgイブプロフェン当量錠剤(0.3g錠剤)は3/8″であ
った。錠剤の硬度を3.0〜7.0 SCUに維持した。
【0060】 下記の処方は、種々の成分が上記のような手順によってイブプロフェンチュア
ブル錠剤を製造するために用いられる量範囲を示すものである。成分 製剤中の% イブプロフェン味遮蔽マイクロスフェア 20.0-25.0 フロックスマトリックス 55.0-65.0 アスパルテーム 1.3 マグナスイート100 1.5 フレーバー 0.8-1.0 無水クエン酸 0.4-0.9 アジピン酸 0.5-1.0 ミラゲル463デンプン 2.0 マンニトール 5.0 シロイド244FP 0.75 ステアリン酸マグネシウム 1.0 着色剤 0.1 当業者に予想されるような合理的な変更は、本発明の範囲を逸脱することなく
行われる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4164 A61K 31/4164 31/593 31/593 45/00 45/00 47/10 47/10 47/26 47/26 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 カマス サティシュ ヴィー アメリカ合衆国 コネチカット州 06801 ベセル イーグル ロック ヒル 14 (72)発明者 サングヴィ プラディープクマー ピー アメリカ合衆国 バージニア州 20171 ハーンドン アイシャム ランドルフ ド ライヴ 2515 (72)発明者 シサク ジョン アール アメリカ合衆国 バージニア州 22033 フェアファックス ハウンド ラン ドラ イヴ 13329 (72)発明者 ライデン マイケル ジー アメリカ合衆国 バージニア州 22023 フェアファックス ハウンド ラン ドラ イヴ 13329 (72)発明者 モントヴィル バーバラ アメリカ合衆国 バージニア州 22033 フェアファックス グリーン ダック レ ーン 4826 Fターム(参考) 4C076 AA37 BB04 CC01 DD41 DD47 DD66 DD67 EE23 FF04 FF05 4C084 AA17 MA35 MA52 ZA081 4C086 AA01 BA18 BC38 DA14 MA01 MA35 ZA08 4C206 AA01 DB22 FA31 MA01 MA55 MA72 ZA08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記工程を含む速やかに溶解する内服用単位の調製方法であ
    って、 (1) 無定形せん断状粒子を供給する工程、 (2) (1)の粒子をエタノール及びラクトースからなる群より選ばれた少なくとも1
    種の材料で処理する工程、 (3) 少なくとも1種の生体影響剤を含む被覆されていてもよい粒子をその処理し たせん断状粒子と混和する工程、及び (4) その混和物を成形及び圧縮して内服用単位を製造する工程 を含む、前記方法。
  2. 【請求項2】 該生体影響剤がマイクロスフェアの形である、請求項1記載 の方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法によって製造されたチュアブル錠。
  4. 【請求項4】 内服用単位を製造するための流動性組成物であって、 (a) エタノール及びラクトースの少なくとも1種で処理した部分的に結晶化した せん断状粒子、及び (b) 少なくとも1種の生体影響剤を含む被覆されていてもよい粒子 を含む、前記組成物。
  5. 【請求項5】 該粒子がラクトースで前処理されている、請求項1記載の組 成物。
  6. 【請求項6】 (b)が鎮痛剤、制酸剤及びビタミン剤からなる群より選ばれ た少なくとも1種の薬剤を含む、請求項2記載の組成物。
  7. 【請求項7】 (b)がマイクロスフェアの形である、請求項3記載の組成物。
  8. 【請求項8】 エタノールとラクトース双方が(a)を製造するために用いら れる、請求項2記載の組成物。
  9. 【請求項9】 (b)が鎮痛剤、制酸剤及びビタミン剤からなる群より選ばれ た少なくとも1種を含む、請求項5記載の組成物。
  10. 【請求項10】 (b)がマイクロスフェアの形である、請求項6記載の組成物
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