JP2001512343A - 血液排出装置及びその使用方法 - Google Patents

血液排出装置及びその使用方法

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JP2001512343A
JP2001512343A JP53585598A JP53585598A JP2001512343A JP 2001512343 A JP2001512343 A JP 2001512343A JP 53585598 A JP53585598 A JP 53585598A JP 53585598 A JP53585598 A JP 53585598A JP 2001512343 A JP2001512343 A JP 2001512343A
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JP53585598A
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English (en)
Inventor
ウェイルバッヒャー,ユージーン・イー
スウィッシャー,デイヴィッド・ローク
Original Assignee
タイコ・グループ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミテ
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/60Containers for suction drainage, adapted to be used with an external suction source
    • A61M1/62Containers comprising a bag in a rigid low-pressure chamber, with suction applied to the outside surface of the bag

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、胸部排液装置(12)の採取チャンバから吸引した流出する血液を再注入すべく、堅固な外部容器(16)の内部に可撓性の内部血液排出バッグ(38)を備える血液排出装置(14)に対する装置及び方法に関する。堅固な外部容器(16)は、堅固な容器(16)の内面と可撓性の内部血液排出バッグ(38)の外側の間にある隙間のスペース(46)内に負圧を付与し得るように真空源に接続された吸引ポートを備えている。隙間のスペース(46)内の負圧が血液を胸部排液装置(12)の採取チャンバから血液排出バッグ(38)内に吸引する。血液排出バッグ(38)が所望のレベルまで充填されたならば、可撓性の内部バッグ(38)を堅固な外部容器(16)から取り外して、吊り下げ手段(19)を使用して、再注入し得るように患者(10)の付近にて吊り下げる。再注入する間、再注入に使用される血液排出バッグ(38)に代えて、別の血液採取バッグ(38)を使用することができる。血液排出バッグ(38)の交換は、新たな血液排出バッグ(38)を容器(16)内に入れ、血液排出バッグ(38)からの管(24)を胸部排液装置(12)の採取チャンバと流体が流れる連通状態にてスパイクポートに接続することにより行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 血液排出装置及びその使用方法 技術分野 本発明は、全体として、流体を採取し且つその流体を患者に再注入する装置及 び方法、より具体的には、自己輸血可能とされた血液の排出装置に関する。より 具体的には、本発明は、再注入するため、使い捨て型の内部の排出バッグを外部 の容器から分離して、別の排出バッグを容器内に挿入し、血液の排出を続行する ことを許容する血液の排出装置に関する。 背景技術 血液排出装置は、一般に、胸部排液装置の採取チャンバから自己の血液を排出 し且つ採取するため自己輸血法にて使用されている。自己輸血法は、自己の血液 として既知の患者自身の血液を再注入することを意味する。輸血される血液が患 者自身の血液であり、このため、血液型の不適合及び肝炎、エイズ等のような血 液で運ばれる病気に曝される問題点を解消する点にて自己輸血法は、好ましい再 注入法である。更に、自己の血液は、供血者から提供された貯蔵血液よりも新鮮 であり、また、患者自身の抗体も含んでいる。 「手術後」の自己輸血法と称される、1つの型式の自己輸血法は、外科手術後 、患者自身から流れ出る血液を輸血するものであり、この場合、排出した血液は 採取し且つ患者に再注入される。手術後の自己輸血法は、再注入可能な血液の種 類に関して厳しい基準があるため、その使用が制限される。現在、自己輸血法に 適すると考えられる唯一の手術後の血液は、縦隔の血液、すなわち、身体の空間 すなわち身体の空洞から得られる血液である。 現在、胸部空洞に関係する手術を受けた患者の手術後のケアにて胸部排液装置 が一般に使用されている。胸部排液装置は、患者の胸部に接続されて、流体及び 空気を胸部排液装置の採取チャンバ内に排出する管を使用して流体及び空気を胸 部空洞から除去する。この胸部排液装置は、真空源に接続され、この真空源は、 管に吸引力を付与して、取り込まれた流体及び空気を胸部空洞から採取チャンバ 内に吸引する。採取されたならば、その血液は、自己輸血ポンプ又は血液排出バ ッグを使用して採取チャンバ内に排出することができる。 自己輸血法にて血液排出バッグを使用することは、当該技術分野にて周知のこ とである。例えば、ハーウェック(Herweck)及びその他の者に対する米国特許 第5,380,314号には、胸部排液装置の採取チャンバから手動で血液を吸引するた め、その内部に負圧を作用させると同時に、使用する前に、バッグを一定の形状 に弾性的に偏倚させる内部ばねを有する血液採取バッグが開示されている。しか しながら、米国特許第5,380,314号に伴う1つの不利益な点は、再注入は重力手 段を使用して行わなければならず、このため、バッグを患者の近くで吊り下げて 、重力を利用して採取した血液をバッグから排出し、患者に再注入し得るように しなければならない点である。不都合なことに、米国特許第5,380,314号の装置 は、ユーザが再注入の前に、外気を血液採取バッグ内に流入させるという余分な ステップを行わない限り、適正に排液できない。この流入ステップは、堅固な血 液採取バッグ内に採取した血液を強制的に排出させるために必要であり、さもな ければ、重力のみでは、再注入中に、血液をバッグから吸引するのに不十分であ る。 血液排出装置の別の例が、血液を胸部排液装置から採取し且つその血液を患者 に再注入するための装置を開示する、ゲンテリア(Gentelia)及びその他の者に 対する米国特許第5,201,703号に記載されている。この米国特許第5,201,703号は 、胸部排液装置と共に使用すべく一体的に取り付けられた可撓性バッグを収容す る堅固な外部容器を備える、自己密閉型の完全に使い捨て型の装置に関するもの である。採取チャンバ内に貯蔵した血液をバッグ内に吸引するため、堅固な容器 と可撓性の内部バッグとの間にある隙間のスペース内に負圧が付与され又は維持 される。米国特許第5,201,703号の装置を胸部排液装置に接続する管を通って吸 引した血液が流れるとき、その血液は可撓性の内部バッグを充填し始める。バッ グが所望のレベルまで血液にて充填されると、外部の堅固な容器及び血液を充填 した内部バッグを含む、装置の全体は、採取した血液を再注入し得るように、胸 部排液装置から外して、患者の付近にて適当な吊り下げ手段から吊り下げる。 しかしながら、米国特許第5,201,703号に伴う不利益な点は、再注入中に装置 の全体を使用しなければならない点である。具体的には、米国特許第5,201,703 号の装置は、可撓性の内部バッグを堅固な外部容器から分離させることができな い一体的な設計であるため、再注入過程中、堅固な外部容器及び可撓性の内部容 器の双方が利用される。その結果、同一の患者にて自己輸血法を続行するために は、別の全体的な装置−容器及び排出バッグを使用済みの装置と交換しなければ ならない。従って、輸血後に、装置の全体を交換しなければならないため、ユー ザへの費用が増大する。 米国特許第5,201,703号装置の別の不利益な点は、従来の手段にて上述した血 液排出装置により多量の再注入を行うことが不可能な場合があることである。排 出バッグを堅固な外部容器に固定状態に取り付け、又は単一の堅固な容器の設計 から成る従来技術の血液採取バッグは、高再注入量の技術を採用し得るようには されていない。例えば、可撓性の血液排出バッグに巻いた加圧帯は、容器を取り 巻く加圧帯の袋状体に対し圧力を付与することにより、高注入量を実現すること ができることが周知である。しかしながら、排出容器が堅固な設計とされている ならば、容器を取り囲む加圧帯は、可撓性の内部バッグをつぶれさせて、より高 い注入量を生じさせるのに十分な圧力を付与することができない。コスト及び性 能に関するこうした不利益な点に鑑みて、胸部排液装置から血液を更に採取する ため、堅固な外部容器が真空源に接続されたままである一方にて、可撓性の内部 バッグのみを使用して、血液の再注入を行う血液排出装置を有することが望まし い。 従って、再注入する前に、可撓性の内部バッグを、堅固な外部容器から取り外 し、採取チャンバから更なる血液を採取するため同一の容器内にて別の可撓性の 容器を使用することを可能にする血液排出装置が当該技術分野にて必要とされて いる。更に、再注入を行う間に、血液の排出を続行するため、取り外し可能な多 数の排出バッグを使用して、血液を患者に再注入するための経済的な手段を提供 する血液排出装置も当該技術分野にて必要とされている。 発明の開示 本発明の主目的は、血液を患者に再注入する経済的な手段を提供することであ る。 本発明の別の目的は、自己の血液を患者に再注入する効率的な方法を提供する ことである。 本発明の更に別の目的は、再注入する間に、その外部容器から分離可能である 可撓性の内部バッグを備える、血液採取装置を提供することである。 本発明の別の目的は、高再注入量を生じさせるべく加圧帯を受け取り得るよう にされた分離可能な排出バッグを提供することである。 胸部排液装置の採取チャンバから吸収した流出血液を再注入すべく、堅固な外 部容器内にて分離可能な可撓性の内部バッグを備える血液排出装置を使用して血 液を排出し且つ再注入する装置及び関係する方法を提供する、限定的でなく、単 に一例としてのみ記載した、本発明の現在の好適な1つの実施の形態にて、本発 明の上記及びその他の目的が達成される。この堅固な外部容器は、堅固な容器と 、その容器内に配置された、可撓性の内部バッグとの間にある隙間のスペース内 に負圧を付与すべく真空源に接続された吸引ポートを有している。容器内にある 隙間のスペース内に維持されたこの負圧は、バッグ及び採取チャンバとの間にて 流体の流れ連通状態を保つ管を通じて血液が胸部排液装置の採取チャンバからバ ッグ内に吸引されるようにする。バッグが所望のレベルまで充填されたならば、 可撓性の内部バッグを堅固な外部容器から取り外し、その採取した血液を再注入 し得るように、患者の付近にて吊り下げる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による血液排出装置を示す簡略化した図である。 図2は、本発明による堅固な外部容器及び輸送管の斜視図である。 図3は、本発明による血液排出バッグを示す、堅固な外部容器の部分断面図で ある。 図4は、本発明による血液排出バッグの斜視図である。 発明を実施するための最良の形態 図1を参照すると、自己輸血装置11の構成要素を示す、この自己輸血装置1 1の簡略化したブロック図が図示されている。この自己輸血装置11は、方向A へのその間の流体の流れを保つため輸送管24を使用して、排液装置12と流体 が流れ得る連通状態にある、患者10を伴う。該自己輸血装置11は、患者10 と装置12との間にて使用された同一型式の輸送管24を使用して、排液装置1 2と流体が流れ得る連通状態にある、本発明による血液排出装置14を更に備え ている。この輸送管24は、可撓性のプラスチック材料で出来ているが、血液の ような、流体を輸送するのに適した任意の可撓性の材料が本発明の範囲に属する と考えられる。 図2及び図3を参照すると、本発明による血液採取装置14が図示されている 。この血液採取装置14は、その内部に可撓性の血液排出バッグ38が配置され た、堅固なキャニスタ16を備えている。このキャニスタ16は、全体として、 丸形の形状をしていることが好ましいが、流体を保持するのに適した任意の形状 の容器も本発明の範囲に属すると考えられる。キャニスタ16は、ヒンジ34に より容器本体21に取り付けられた蓋18を備えており、このヒンジ34は、キ ャニスタ16を開閉するとき、蓋18が該ヒンジ34の周りで自由に回動するこ とを可能にする。また、該キャニスタ16は、外面にラベル表示領域20も有し ている。このラベル表示領域20は、ユーザに対し、血液採取装置14の使用方 法を表示する表面領域を含むことが好ましい。キャニスタ16の蓋18は、吸引 ポート32がキャニスタ16内の内部スペース46と連通した、ドーム状の形状 をしている。この蓋18は、蓋18の縁部に沿って形成された管溝22と、スパ イクカバー(図示せず)を内部に格納し得るように蓋18の中間に形成されたス パイクカバー収納部28とを更に備えている。管溝22は、1つの開口部を提供 する。この開口部によって、血液採取バッグ38に取り付けられた輸送管24を この開口部に挿入し、また、血液排出バッグ38に接続して、排出装置12の採 取チャンバと流体が流れ得る連通状態とする。管溝22は、キャニスタ16内に て密閉的シールを保たないが、キャニスタ16と血液採取バッグ28との間にあ る隙間のスペース50内にて、十分な負圧が保たれて、血液を血液排出バッグ3 8内に吸引するのに十分な負圧をバッグ28内にて発生させる。 キャニスタ16内に配置された血液採取バッグ38は、該バッグ38の頂部分 に形成された複数のポートを有している。1つのポート、すなわち、再注入ポー ト42は、キャップ52により閉じられ且つ覆われており、再注入過程中、バッ グ38をキャニスタ16から分離させた後、採取した血液を血液排出バッグ38 から排出するための場所を提供する。別のポート、すなわち、採取ポート40は 、血液を排出し得るように排液機装置12から伸長する輸送管24に取り付ける ために提供される。 図4を参照しつつ、血液排出バッグ38に関してより詳細に説明する。該血液 排出バッグ38は、流出した血液を排液装置12から排出するために使用される 膨張可能な内部スペース46を有している。流出した血液が血液排出バッグ38 の内部スペース46内に採取されると、バッグ38が所望のレベルに充填される 迄、スペース46は膨張する。内部スペース46の下方にて血液排出バッグ38 の底部に形成された穴44は、再注入中、バッグ38を適当な吊り下げ手段(図 示せず)から吊り下げる箇所として機能する。また、ユーザが血液排出バッグ3 8内への血液の流れを停止させることを望むとき、輸送管24を通って流体が流 れるのを防止し、また、再注入前に流体がバッグ38から流れるのを防止するた めのクランプ30も提供される。本発明による血液排出バッグ38は、任意の透 明で可撓性のプラスチック材料で製造することが好ましいが、血液のような流体 を採取し且つ再注入するのに適した任意の材料が本発明の範囲に属すると考えら れる。 血液排出バッグ38と排液装置12との間にて流体が流れ得る連通状態を実現 するため、ユーザは、排液装置12の排液チャンバから伸長するスパイクポート (図示せず)を血液スパイク26と係合させる。該血液スパイク26は、血液排 出バッグ38から伸長する輸送管24の末端に取り付けられたスパイクポート( 図示せず)に取り付けられる。製造後、貯蔵及び輸送中に血液スパイク26に蓋 をするダストカバー56は、スパイクポートを係合させる前に、取り外される。 ユーザが血液スパイク26をスパイクポートに係合させたならば、吸引ポート3 2に真空源を接続する。キャニスタ16の内部に真空圧が付与されると、キャニ スタ16の内面とキャニスタ16内の血液排出バッグ38の外面との間にある隙 間のスペース50内に負圧が蓄積する。圧力が十分に降下すると、排液装置12 内に採取した血液は輸送管24を通って流れて、血液排出バッグ38の内部スペ ース46を充填する。 血液排出バッグ38が所望のレベルまで充填されたならば、血液の再注入を行 うことができる。ユーザがクランプ30を輸送管24に取り付け、キャニスタ1 6への真空源を遮断し、これにより、排液装置12からの流体の流れを防止する ことによりこの再注入過程は開始する。輸送管24がクランプ止めされると、血 液スパイク26はスパイクポートから非係合状態となり、キャニスタ16の収納 部28内に格納されたスパイクカバー(図示せず)を使用して適正に包被され、 使用後、汚染したスパイク26の尖った先端31を保護する。血液スパイク26 を包被した後、蓋18を開けて、血液排出バッグ38をキャニスタ16から除去 し、例えば、IVポールのような任意の適当な吊り下げ手段を使用して患者の付 近にて吊り下げる。吊り下げたならば、ユーザはキャップ48を再注入ポート4 2から取り外し、輸送管24を患者とポート42との間に接続することにより、 患者と血液排出バッグ38との間にて流体が流れ得る連通状態を実現する。 再注入は、幾つかの方法の1つにて行うことができる。血液排出バッグ38を 患者の上方に吊り下げ、重力だけを使用して流出した血液がバッグ38から排出 され、輸送管24を通じて血液が患者10内に吸引されるようにすることが好ま しい。1つの代替的な再注入方法は、吊り下げられたとき、血液排出バッグ38 の周りに加圧帯(図示せず)を取り付けることである。ユーザが加圧帯の袋状体 を通じて圧力を付与するとき、血液排出バッグ38内の血液は押し出され、上昇 した圧力のため高流量の再注入が実現される。吊り下げ手段19は、キャニスタ 本体21の外面に設けられ、また、血液排出装置14を吊り下げ得るように頂部 分と一体に形成されたフックを備えることが好ましい。これと代替的に、血液排 出バッグ38を適当な吊り下げ手段から吊り下げるべくキャニスタ本体21の底 部分にベルクロ(VELCRO)支持体及び対応するベルクロループを設けてもよい。 再注入が行われている間、ユーザは別の血液排出バッグ38をキャニスタ16 内に挿入し且つ上述したバッグ38と排液装置12との間にて流体が流れ得る連 通状態を再度実現することにより、排液装置12からの血液の排出を続行するこ とができる。このようにして、バッグ38が再注入のために取り外される毎に、 キャニスタ16内の血液排出バッグ38を交換するだけで「バッチ式」の自己輸 血が行われる。 上記の説明から、本発明の特別の実施の形態を図示し且つ説明したが、本発明 の精神及び範囲から逸脱せずに色々な改変例が具体化可能であることが理解され よう。このため、本発明は、本明細書の説明にのみ限定することを意図するもの ではなく、本発明の範囲は添付した請求の範囲によってのみ限定することを意図 するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 スウィッシャー,デイヴィッド・ローク アメリカ合衆国ミズーリ州63301,セン ト・チャールズ,クラレンドン・レーン 372 【要約の続き】 からの管(24)を胸部排液装置(12)の採取チャン バと流体が流れる連通状態にてスパイクポートに接続す ることにより行われる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.排液装置(12)から流体を採取し且つ該流体を患者に再注入する排出装 置(14)において、 開放した頂部と、該開放した頂部を密封する蓋(18)とを有する容器(16 )であって、前記蓋(18)がその頂部分に配置されたポート(32)を有し、 該ポートが、前記容器(16)内にて負圧を付与して該負圧を保ち、流体が前記 容器(16)内に吸引されるように、真空源に接続可能とされた、前記容器(1 6)と、 前記容器(16)内に配置され且つ該容器(16)から分離可能な可撓性のバ ッグ(38)であって、複数のポート(42、40、54)を有し、前記複数の ポート(40)の1つが、前記真空源が取り付けられたとき、流体を前記排液装 置(12)から吸引して、流体を前記可撓性のバッグ(38)内に採取し得るよ うに、排液装置(12)と流体が流れ得る連通状態にあり、前記ポート(42) の別のポートが前記採取した流体を患者に再注入し得るようにされた、可撓性の バッグと、を備え、 前記可撓性のバッグ(38)が、流体を患者に再注入し得るように前記容器( 16)から取り外し可能である、排出装置。 2.請求項1に記載の排出装置(14)において、前記負圧が、前記容器(1 6)の内面と前記可撓性のバッグ(38)の外面との間にある隙間のスペースに 付与され、 前記負圧により流体が排液装置(12)から可撓性のバッグ(58)内に吸引 される、排出装置。 3.請求項1に記載の排出装置(14)において、前記複数のポート(40、 42、54)の1つが、再注入中に、流体を前記可撓性のバッグ(38)から排 出する重力排液装置として使用可能であるようにされる、排出装置。 4.請求項1に記載の排出装置(14)において、前記ポート(32)が前記 蓋(18)に形成され、前記ポート(32)が前記容器(16)の内部と連通し ている、排出装置。 5.請求項4に記載の排出装置(14)において、前記蓋(18)が前記容器 (16)にヒンジ止め可能である、排出装置。 6.請求項1に記載の排出装置(14)において、排液装置(12)と前記複 数のポート(40、42、54)の1つとの間における前記連通状態が、その両 者の間に取り付けられた管(29)により維持される、排出装置。 7.流体を患者(10)に再注入して戻す方法において、 a)容器(16)内に収容された受入れ部(38)と流体源との間にて、前記 流体を前記受入れ部(38)内に所定のレベルまで採取するため、流体が流れ得 る連通状態を実現することと、 b)所定のレベルの流体が前記受入れ部(38)内に採取されたならば、前記 受入れ部(38)と前記流体源との間の連通状態を遮断することと、 c)前記受入れ部(38)を前記流体源から非係合状態にし且つ前記容器(1 6)の蓋(18)を開放することと、 d)前記受入れ部(38)を前記容器(16)から取り外し且つ前記受入れ部 (38)を患者(10)の付近にて吊り下げることと、 e)患者(10)と前記受入れ部(38)との間にて流体が流れ得る連通状態 を実現し且つ前記流体を患者(10)に再注入して戻すこととを備える、方法。 8.請求項7に記載の方法において、前記受入れ部(38)と前記流体源との 間に流体が流れ得る連通状態を実現する前記ステップが、前記受入れ部(38) を前記容器(16)から分離する内部スペース(46)内にて真空源を接続する ことを更に含む、方法。 9.請求項7に記載の方法において、前記受入れ部(38)と前記流体源との 間の連通状態を実現する前記ステップが、前記受入れ部(38)に接続された管 (24)を前記流体源に接続された管(24)と係合させることを更に含む、方 法。 10.請求項7に記載の方法において、前記受入れ部(38)を前記流体源から 非係合状態にする前記ステップが、非係合状態となった後、前記受入れ部(38 )に接続された管(24)の自由端を密封することを更に含む、方法。 11.請求項10に記載の方法において、前記受入れ部(38)に接続された前 記管(24)の前記自由端を密封することが、前記受入れ部(38)に接続され た前記管(24)の前記自由端に接続されたスパイク(26)を包被することを 更に含む、方法。 12.請求項7に記載の方法において、非係合状態とする前記ステップが、前記 受入れ部(38)に接続された管(24)の自由端に取り付けられたスパイク( 26)を前記流体源に接続された管(24)の自由端に取り付けられたポートか ら非係合状態にすることを更に含む、方法。 13.請求項7に記載の方法において、非係合状態にする前記ステップが、前記 流体源に接続された管(24)の自由端に取り付けられたスパイク(26)を前 記受入れ部(38)に接続された管(24)の自由端に取り付けられたポートか ら非係合状態にすることを更に含む、方法。 14.請求項7に記載の方法において、患者(10)と前記受入れ部(38)と の間にて連通状態を実現する前記ステップが、前記受入れ部(38)に接続され た管(24)の自由端を、患者(10)に接続された管の自由端と係合させるこ とを更に含む、方法。 15.請求項14に記載の方法において、前記連通状態を実現する前記ステップ が、再注入の間、流体を前記受入れ部(38)から患者(10)内に付勢すべく 前記受入れ部(38)の外側の周りに圧力手段を取り付けることを更に含む、方 法。 16.流体を患者(10)に再注入して戻す方法において、 a)容器(16)内に収容された第一の受入れ部(38)と流体源との間に、 前記流体を前記第一の受入れ部(38)内に所定のレベルまで採取するために、 流体が流れ得る連通状態を実現することと、 b)前記流体が、前記第一の受入れ部(38)内に、所定のレベル採取された ならば、前記第一の受入れ部(38)と前記流体供給源との間における連通状態 を遮断することと、 c)前記第一の受入れ部(38)を前記流体源から非係合状態とし且つ前記容 器(16)の蓋(18)を開放することと、 d)前記第一の受入れ部(38)を前記容器(16)から取り外し且つ前記第 一の受入れ部(38)を患者(10)の付近にて吊り下げることと、 e)患者(10)と前記第一の受入れ部(38)との間にて流体が流れ得る連 通状態を実現し且つ前記流体を患者(10)に再注入して戻すことと f)第二の受入れ部(38)を前記容器(16)内に挿入し且つ前記蓋(18 )を閉じることと、 g)前記第二の受入れ部(38)と前記流体源との間にて、前記流体を前記第 二の受入れ部(38)内に所定のレベルまで採取し得るように、流体が流れ得る 連通状態を実現することと、 h)流体を患者(10)に再注入して戻すために、所望数の受入れ部(38) に対して前記ステップ(a)乃至(g)を反復することとを含む、方法。 17.請求項16に記載の方法において、前記所望数の受入れ部(38)と前記 流体源との間にて流体が流れ得る連通状態を実現する前記ステップが、前記所望 数の受入れ部(38)を前記容器(16)から分離する内部スペース(46)内 に真空源を適用することを含む、方法。 18.請求項16に記載の方法において、前記所望数の受入れ部(38)と前記 流体源との間にて連通状態を実現する前記ステップが、前記所望数の受入れ部( 38)に接続された管(24)を前記流体源に接続された管(24)と係合させ ることを更に含む、方法。 19.請求項16に記載の方法において、前記所望数の受入れ部(38)を前記 流体源から非係合状態にする前記ステップが、非係合状態となった後、前記所望 数の受入れ部(38)のそれぞれに接続された管(24)の自由端を密封するこ とを更に含む、方法。 20.請求項19に記載の方法において、前記所望数の受入れ部(38)に接続 された前記管(24)の前記自由端を密封することが、所望数の受入れ部(38 )の各々に接続された前記管(24)の前記自由端に取り付けられたスパイク( 26)を包被することを更に含む、方法。 21.請求項16に記載の方法において、非係合状態とする前記ステップが、前 記所望数の受入れ部(38)に接続された管(24)の自由端に取り付けられた スパイク(26)を、前記流体源に接続された管(24)の自由端に取り付けら れたポートから非係合状態にすることを更に含む、方法。 22.請求項16に記載の方法において、前記非係合状態にするステップが、前 記流体源に接続された管(24)の自由端に取り付けられたスパイク(26)を 、前記所望数の受入れ部(38)に接続された管(24)の自由端に取り付けら れたポートから非係合状態とすることを更に含む、方法。 23.請求項16に記載の方法において、患者(10)と前記所望数の受入れ部 (38)との間にて連通状態を実現する前記ステップが、前記所望数の受入れ部 (38)に接続された管(24)の自由端を、患者(10)に接続された管(2 4)の自由端と係合させることを更に含む、方法。 24.請求項14に記載の方法において、連通状態を実現する前記ステップが、 所望数の受入れ部(38)の外側の周りに圧力手段を取り付け、再注入の間、所 望数の受入れ部(38)から流体を付勢し且つ患者(10)内に入れる方法。
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