JP2001507160A - 偏向ヨークと幾何歪み補正 - Google Patents

偏向ヨークと幾何歪み補正

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JP2001507160A JP52843298A JP52843298A JP2001507160A JP 2001507160 A JP2001507160 A JP 2001507160A JP 52843298 A JP52843298 A JP 52843298A JP 52843298 A JP52843298 A JP 52843298A JP 2001507160 A JP2001507160 A JP 2001507160A
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Abstract

(57)【要約】 ビデオ表示偏向装置は垂直偏向コイルを含む。分離器は垂直偏向コイルを支持するため使用される。分離器は、陰極線管のネックの形状に適合したファネル状の第1の部分と、スクリーンの近くで分離器の前方部を形成する第2の部分とを有する。第1及び第2の部分のフレアの程度は実質的に異なる。鞍形の水平偏向コイル(3)は、表示スクリーン(9)の水平軸方向に電子ビームを走査させる偏向界磁を生成するため分離器(2)に取り付けられる。水平偏向コイルは、1対の側方部と、管の電子銃付近にある後方端旋曲部(19)と、スクリーン(9)付近にある前方端旋曲部(29)とを形成する複数の巻線旋曲部を有する。前方端旋曲部の少なくとも一部は、0度乃至30度の放射状角度位置で、境界から離間して分離器の第2の部分の上に支持される。したがって、水平偏向コイルの有効長さは、上下ラスタ歪み補正を行うためスクリーンの方向に延長される。透磁性コア(5)は、最前に永久磁石を含まない偏向ヨークを形成するため偏向コイルと協働する。

Description

【発明の詳細な説明】 偏向ヨークと幾何歪み補正 本発明はビデオ表示装置のカラ一陰極線管(CRT)用の偏向ヨークに係る。 特に、本発明は、CRTのスクリーン上に形成された画像の上下幾何歪みを補正 する1対の鞍形偏向コイルを有する偏向ヨークに関する。 発明の背景 カラー画像を生成するCRTは、一般的に、3本の同一平面上のビーム(R、 G及びBの電子ビーム)を放出する電子銃を含み、所与の原色の赤、緑及び青の ルミネセンス若しくは蛍光材料をスクリーン上に励起する。偏向ヨークは陰極線 管のネック部に取り付けられ、水平及び垂直偏向コイル又は巻線によって生成さ れた偏向フィールドを生成する。強磁性体のリンク又はコアは、通常の方法で偏 向コイルを取り巻く。 発生された3本のビームは、色のレンダリングに誤差が生じさせるコンバージ ェンス誤差とも称されるビームランディング誤差を回避するため、スクリーン上 に集中することが要求される。集中させるため、自己コンバージェンスと称され る非点収差偏向コイルを使用することは公知である。自己コンバージェンス偏向 コイルの場合、水平偏向コイルにより発生された磁束の線によって描写された界 磁の不均一性は、スクリーン付近の前而部に配置されたコイルの一部に略ピンク ッション形を有する。 陰極線管の長軸に対し小さい角度で偏向ゾーンに侵入するR及びBビームは中 心のGビームの偏向に対し補足的な偏向を受けるので、コマ誤差が発生する。水 平偏向界磁に関して、コマは、コンバージェンス誤差補正のため使用される上記 ピンクッション界磁の後ろ 側で、樽形の水平偏向界磁をビーム入射領域若しくは偏向ヨークのゾーンに発生 させることにより略補正される。 コマパラボラ歪みは、ラインがスクリーンの中央からからコーナーに追跡され ると共に、赤色画像と青色画像の間の中間点に対する緑色画像の緩やかな水平方 向のシフトによって画像の側方で垂直ラインに現される。このシフトが画像の外 側若しくは側方に向かって生じるとき、コマパラボラ誤差は、通常、正方向の誤 差と呼ばれ、画像の内側若しくは中央に向かって生じる場合に、負方向の誤差と 呼ばれる。 ピンクション歪みと称される幾何歪みは、部分的に、スクリーン表面の非球面 形状に起因して生ずる。画像の歪み、すなわち、画像の上部及び下部における上 下の歪み、並びに、画像の側部における左右の歪みはスクリーンの曲率半径が増 大すると共に強くなる。 スクリーンが、例えば、1.5R以上である1Rよりも大きい曲率半径を有す る場合、分路若しくは永久磁石のような磁気補助器を利用することなく、幾何歪 みのようなビームランディング誤差を解決することはより一層困難になる。例え ば、図2に示された従来技術の偏向ヨークでは、上下幾何歪みを減少させるため 永久磁石が偏向ヨークの前方に配置される。 一般的に、偏向界磁は、管の長軸方向に3個の連続した作用ゾーン、すなわち 、電子銃に最も接近した背後若しくは後方ゾーンと、スクリーンに最も接近した 中間ゾーン及び前方ゾーンに分割される。幾何誤差は前方ゾーン内の界磁を制御 することにより補正される。コンバージェンス誤差は後方ゾーン及び中間ゾーン で補正され、前方ゾーンでは殆ど影響を受けない。 上下幾何歪みは、分路若しくは永久磁石のような磁気補助器を利用することな く、偏向コイルの巻線分布を制御することにより削減することが望ましい。分路 若しくは永久磁石のような付加的な構成部品は、非常に高い水平周波数に関連し て、特に、水平周波数が3 2kHz若しくは64kHz以上であるときにヨークに熱問題を生じるという欠 点があるので、省略する方が望ましい。また、これらの付加的な構成部品は、幾 何誤差、コマ誤差、コマパラボラ誤差若しくはコンバージェンス誤差のような誤 差を悪化させるような形で生成されたヨークの変化を増大させる点が望ましくな い。 図2の従来技術の偏向ヨークの場合、分離器は管の形状に従って主要部161 により構成され、主要部には、分離器の実質的な長さに亘って偏向ヨークが取り 付けられる。しかし、分離器のフロントエンド160は、Z軸に垂直な平面内で 管のファネル形外形から離れる。フロントエンド160の内面は水平偏向コイル のフロントエンド旋曲部を支えるため使用される。フロントエンド160の内側 境界162の環状形状は、Z軸に垂直な部品160と、管の円錐形状と適合する フレア形状を有する部品161との間に境界を形成する。分離器のフレア状フロ ントエンド160の壁面は、平坦であり、かつ、主軸Z軸に垂直である。コイル の巻線工程中に、格納式ピンは、巻線にコーナーを形成するためXY平面と垂直 に挿入される。図2の従来技術のヨークの場合、ピンは、部品160と161と の間で実質的に分離器のフロントエンド160の境界円162に配置される。 コイルの有効長さを増加するためフロントエンド160を利用することが望ま しい。コイルの有効長さを増加することにより、水平偏向コイルの偏向中心は、 垂直偏向コイルの偏向中心に対し容易にシフトされる。 本発明の特徴によれば、ピンによって生成された巻線内のコーナーは、境界円 から隔てて配置される。このため、コイルの実質的な部分がフロントエンド16 0で拡張される利点がある。その結果として、コイルの有効長さは上下幾何歪み を減少させるような形で増加される。 発明の概要 本発明の特徴を具現化するビデオ表示偏向装置は、第1及び第2の偏向コイル を含む。分離器は、第1及び第2の偏向コイルを取り付けるために使用される。 分離器は、陰極線管のネック部の形状と適合したファネル形の第1の部分と、ス クリーン付近の分離器の前方部を形成する第2の部分とを有する。上記第1及び 第2の部分のフレアの程度は実質的に異なる。第2の偏向コイルは、1対の側方 部と、管の電子銃の近くにある後方端旋曲部と、スクリーンの近くにある前方端 旋曲部とを形成する複数の巻線旋曲部を有する。0度乃至30度の間で変化する 放射状角度位置内の前方端旋曲部の少なくとも一部は、ラスター歪み補正を得る ためスクリーンの方向に第2の偏向コイルの有効長さを拡張するような形低で境 界から離れた分離器の第2の部分の上で支持される。 図面の簡単な説明 図1は、陰極線管に取り付けられた本発明による偏向ヨークを説明する図であ り、 図2は、従来技術による偏向ヨークの正面方向展開図であり、 図3は、コイルの中間ゾーンに形成された本発明の装置による鞍形コイルの断 面図であり、 図4a、4b及び4cは、本発明の装置によるコイルの側面図及び平面図及び 正面図であり、 図5a及び5bは、分離器に対し図4a、4b及び4cの鞍形コイルの前方に ある巻線ピンの位置を表わす図であり、 図6a及び6bは、本発明の装置によるコイルによって発生された水平方向界 磁分布関数係数の変動と、XY平面の前方端旋曲部におけるコイル拡張の影響と を陰極線管の主軸X方向に表示したグラフである。 好ましい実施例の説明 図1に示されるように、自己コンバージェンス形カラー表示装置は、真空ガラ スエンベロープ6と、表示スクリーン9を形成するエンベロープの両端の一方に 配置された三原色RGBを表現するルミネセンス若しくは蛍光素子の配列とを有 する陰極線管(CRT)を含む。電子銃7は上記エンベロープのもう一方の端に 配置される。電子銃7の組は、対応したルミネセンス色素子を励起するため、水 平方向に揃えられた3本の電子ビーム12を発生するように配置される。電子ビ ームは、陰極線管のネック部8に取り付けられた偏向ヨーク1の動作によってス クリーンの表面を掃引する。偏向ヨーク1は、セパレータ2を用いて隔離された 一対の水平偏向コイル3及び一対の垂直偏向コイル4と、ビーム路の界磁を強め るために設けられた強磁性体5のコアとを含む。 図4a、4b及び4cは、夫々、本発明の一面による鞍形形状を備えた水平コ イル若しくは巻線3の対の中の一方の対の側面図、平面図及び正面図である。各 巻線旋曲は、導体ワイヤのループにより形成される。水平偏向コイル3の各対は 、電子銃7付近で、長軸若しくはX軸方向に延在する図4a及び4bの後方端旋 曲部18を有する。前方端旋曲部29は、表示スクリーン9の近くに配置され、 Z軸に対し略横切る向きでZ軸から離れる方に湾曲する。コア5及び分離器2は 、どちらも2個の別個の部品から組み立てられるよりも単一部品の形で製造され る方が有利である。 図4a−4cに示された鞍形コイル3の前方端旋曲部29の導体ワイヤは、X 軸の一方側でZ軸に沿って側方巻線部を形成するワイヤの束120、120’を 用いて後方端旋曲部19に接続され、X軸のもう一方側でワイヤの束121、1 21’によって後方端旋曲部19に接続される。偏向コイル偏向磁界ビーム出口 領域23に存在する側方のワイヤの束120、120’及び121、121’の 部分は、図4aの前方空間21、21’及び21”を形成する。前 方空間21、21’及び21”は、例えば、左右の歪みのようなスクリーンに形 成された画像の幾何歪みを補正するように電流分布高調波に影響を与え、或いは 、変更する。同様に、偏向コイル3の入口領域25に設けられた側方のワイヤの 束120、120’及び121、121’の一部は、後方空間22及び22’を 生成する。空間22及び22’は、水平コマ誤差を補正するため選択された巻線 分布を有する。各旋曲部19及び29は、側方のワイヤの束120’及び121 ’と共に主巻線窓18を画成する。 図4a−4cに示された鞍形コイルは、電気絶縁体及び熱可塑性接着剤が被覆 された小径の銅線が巻き付けられてもよい。巻き付けは、最終的な形状に本質的 に従って鞍形コイルを巻き付け、巻き付け工程中に図4a−4cに示された空間 21、21’、21”、22、22’を取り込む巻き付け装置で行われる。これ らの空間の形状及び配置は、上記空間を与えられた形状を制限する巻き付けヘッ ド内の格納式ピンにより決められる。各ピンは、ワイヤの方向を変えるため、ピ ンの周辺で対応した巻線コーナーを生ずる。 巻き付け後に、各鞍形コイルは型にはめられ、所望の機械的寸法を得るため加 圧される。電流は熱可塑性接着剤を軟化するためワイヤの中を流れ、次に、熱可 塑性接着剤はワイヤを互いに接着し、自立的な鞍形コイルを形成するため再冷却 される。 端旋曲部29の長軸Z方向の領域は、コイル3のビーム出口ゾーン若しくは領 域23を画成する。窓18の長軸Z軸方向の領域は、中間ゾーン若しくは領域2 4を画成し、一方の端で、側方のワイヤの束120’及び121’が接合するコ ーナー部17のZ軸座標から拡がる。窓18のもう一方の端は、旋曲部29によ って画成される。後方端旋曲部19を含む後方の背後の窓18に在るコイルのゾ ーンは、ビーム入口領域若しくはゾーン25と呼ばれる。 コマ誤差は、主として、後方若しくは入口ゾーン25で補正される。左右歪み 及び上下歪みのような幾何誤差は、主として出口ゾー ン23若しくはその近傍で補正される。コンバージェンス誤差は、出口ゾーン2 3で殆ど影響をうけず、主として中間ゾーン24及び入口ゾーン25で補正され る。 図3は、中間ゾーン24内のXY平面と平行な平面における鞍形ラインコイル 3の断面図である。対称性を考慮して、コイルの半分の断面だけが描かれる。半 分のコイルには、導体50の束120、120’が含まれる。各導体の位置は放 射状角度位置θによって識別される。グループ120の導体は、零度とθLとの 間に配置され、グループ120’の導体はθ1とθ2の間に配置される。 巻線の対称性を考慮することにより、コイルのアンペア巻数密度N(θ)のフ ーリエ級数展開は、以下の式のように表される。 N(θ)=A1・cos(θ)+A3・cos(3θ) +A5・cos(5θ)+...+AK・cos(Kθ) +... (EQ1) 但し: 磁界は以下の式で与えられる。 H=A1/R+(A3/R3)・(X2−Y2) +(A5/R5)・(X4−6X2・Y2+Y4)+... (EQ3) 式中、Rは偏向コイルを取り巻くフェライトコアの磁気回路の半径を表す。項A 1/Rは、界磁分布関数の零次の係数若しくは基本界磁成分を表し、項(A3/ R3)・(X2−Y2)は、座標X及びYの点での界磁分布関数の2次係数を表し 、巻線分布の第3高調波に関係する。項(A5/R5)・(X4−6X2・Y2+Y4 )はこの界磁の4次係数若しくは第5高調波を表し、以下、同様である。 正の項A3は、ピンクッション形の界磁を生成する軸上の正の界磁の2次係数 に対応する。電流が全ての導体ワイヤ内で同じ向きに 循環する場合に、N(θ)は一般的に正であり、項A3はワイヤがθ=零度から θ=30度の範囲に配置されているとき正である。予め決められた角度範囲にワ イヤを配置することにより、界磁の重要な正の2次係数を、全体的に正の界磁の 正の4次係数と共に局部的に導入することが可能である。 インライン式銃から到来する電子ビームの集中を保ため、ライン偏向界磁の2 次の係数を図4a及び4bの中間ゾーン24内で正にすることが知られている。 この目的のため、側方の束120の大多数のワイヤは、中間ゾーン24の少なく とも一部分において、0度乃至30度の放射状角度位置に保たれる。しかし、ビ ームの集中は、強いコマパラボラ誤差を導入するので、コマパラボラ誤差は以下 に説明するように補正されるべきである。 コマ誤差は、空間22、22’を、端旋曲部19が設けられたゾーン25に導 入することにより補正される。ゾーン24及び25の両方に通ずる付加的な空間 26は、コマ及びコマパラボラの残留誤差の調節を行う。かくして、コンバージ ェンス及びコマ誤差は、図4a、4b及び4cに示されるようなコイル構造によ って許容可能な値まで低減され、ここで、コマ誤差は空間22、22’、27に よって調節され、ビームのコンバージェンスは空間26及び21”によって調節 される。 前方端旋曲部29付近の中間領域の前方部内のワイヤの束の配置は、スクリー ン上に生成された画像の上下幾何歪みの低減に寄与する。図4aの束150、1 51、152は、一体として、大多数のコイルワイヤを収容し、XY平面に0度 乃至30度の放射状角度位置に配置される。 図1に示されるように、分離器は、分離器の実質的な長さに亘って偏向ヨーク が取り付けられる管の形状に適合するファネル状主要部161により構成される 。その上、分離器のフロントエンド160は、管のファネル状外形から遠ざかる ように垂直な平面XYに延 在するZ軸に垂直な平面を形成する。フロントエンド160の内面は、水平偏向 コイルのフロントエンド旋曲部29を支持するため使用される。フロントエンド 160の内周若しくは境界162の環状形状は、Z軸と直交した部分160と、 管ファネルの円錐形状に適合するフレア形状を有する部分161との間に境界を 形成する。内側境界162は、分離器の半分毎に半円形状を有する。コイルの巻 き付け工程中に、格納式ピンは、側方部の束が端旋曲部29に接続されるゾーン でXY平面と垂直に挿入される。 本発明の特徴を実施するため、ピンによって生成された巻線のコーナーは、図 4cのフロントエンド160の境界半円162及び分離器の主要部161から離 されて配置される。残留上下幾何誤差は、端旋曲部29の内周を境界半円162 から遠ざけて配置することにより許容可能な値まで低減される。上記の通り、境 界半円162は、分離器の主要部161とフロントエンド160を分離する。 ピンをフロントエンド160に境界半円162から遠ざけて配置することによ り生成された巻線のコーナーの位置のシフトは、動作ゾーン内で、水平偏向界磁 の有効長さを管のフロントエンドの方に拡張し、このタイプの界磁によって生成 された画像の上下幾何誤差の更なる補正を行う点で有利である。 また、ピンをフロントエンド160の上に境界半円162から遠ざけて配置す ることにより生成された巻線のコーナーの位置のシフトは、水平偏向中心と垂直 偏向中心の間の差を増大する。the society of information Display(SID)con ference,1995に発表されたN.Azziによる論文:“Design of North-South pin- coma free 108 degree self-converging yoke for CRTs with super flat face plate”に記載されているように、偏向中心間の距離が増加すると、画像の上下 幾何形状をより良く制御できるようになる。 本発明の好ましい実施モードにおいて、偏向ヨークは、水平エッジの曲率半径 が3.5Rのオーダーである非球面タイプのスクリー ンを有するA68SF型の管に取り付けられる。分離器は、端旋曲部29を支持 する表面を形成する環状リングの形のフロントエンド160を有する。フロント エンド160は平坦であり、XY平面と平行する。フロントエンド旋曲部29は Z軸と垂直方向に延在し、これにより、Z軸方向の偏向ヨークのサイズが短く保 たれる利点が得られる。また、巻き付け中に、格納式ピンは型の表面と垂直に挿 入されるので、巻線が容易に成型できるようになり、巻き付け中に巻線のより優 れた保持力が得られる。 図5aは、分離器に対する位置165、166及び167の前方ピンの位置を 示す正面図である。図5bは、位置165の前方ピンの放射状位置を示す半径方 向断面図である。図5aの位置165、166及び167のピンは、ワイヤの束 150、151及び152が作成されるように巻き付け工程中に挿入される。各 ピンは、ピント接触する領域内の巻線に対応した巻線コーナーを生成する。束1 50はワイヤの総数の57%を収容し、束151及び152は、夫々、11%及 び26%を収容する。これらのピンは、夫々、10度、20度及び30度に一致 する角度でXY平面内の放射状の環状位置に配置される。ピンは、リング160 上で境界半円162に対し移動若しくはシフトされる。境界半円162は、本質 的に半径が54.5mmに一致する円である。ピンの位置、すなわち、巻線コー ナーの位置は、ピンの円形断面の中心から各ピンに対し同じ距離ずつ境界半円1 62から離される。この距離はΔ=4mmの値に一致する。したがって、各巻線 コーナーは境界半円162から離される。 1本のピンだけを10度シフトする、1本のピンだけを20度シフトする、1 本のピンだけを30度シフトする、並びに、2本のピンを同時にシフトするなど のように種々の組合せが考えられる。約30度の位置にある位置167のピンを シフトすることは、画像の水平エッジに関して外側上下幾何誤差の制御に対し最 高感度を与え る。A68SF型の管の偏向ヨークの場合、位置167のピンの位置の4mmの シフトは、それ自体で、0%の基準条件に対し、−1.11%の外側上下ピンク ッション歪みを生じさせる点が有利である。基準条件は、位置165乃至167 のピンがシフトされず、エッジ若しくは境界半円162に存在するときに得られ る。外側上下ピンクッション歪みの改良は、コンバージェンスパラメータを悪化 させることなく得られる点が有利である。−1%の歪みは、スクリーン上にピン クッション形のパターンを生じさせるので望ましい。−1%のピンクッション形 のパターンは、幾何歪みの無いような画像の高さの5倍の距離だけスクリーンか ら離れている視聴者に認識される。 位置165乃至167の3本のピンに対し4mmの放射状位置シフトが選択さ れる場合、この構造を制限することなく、コイルの製造が簡単化される。必要に 応じて、より細かい上下幾何形状制御は、前方ピンをエッジ境界半円162に対 し異なる量でシフトすることにより、スクリーンのサイズ及び平坦さの関数とし て選択される。 このような構造によって、−1.06%の外側ピンクッション歪みと、スクリ ーンの水平エッジと中心との間の半分の距離で測定された−0.40%の内側ピ ンクッション歪みとが発生する。これらの値は、内側及び外側上下幾何歪みはピ ンクッション形の形状を保つので、補助界磁成型器を利用することなく許容可能 である。外側ピンクッション形状の理想的な値は−1%のオーダーであり、内側 ピンクッション形状の理想的な値は、−0.4%乃至−0.8%のオーダーであ る。 図6には、水平偏向界磁の界磁分布関数の零次及び高次係数の変動が示されて いる。特に、図6には、零次及び2次係数H0及びH2の作用ゾーンの前方に向 かうわずかなシフトが示されている。図6の曲線から計算された以下の値は、前 方へのシフトを表す。 二つの構造の間の値の差は小さいと思われるかもしれないが、望ましい幾何補 正を行うために十分な大きさがある。偏向中心に対する装置の感度は、管のフェ ースプレートが平坦になると共に重要さが増す。 本発明は上記の例に限定されるべきではない。図示されない実施モードによれ ば、フレア状フロントエンドは、フレアがZ軸に垂直ではなく、管の前方に傾け られ、例えば、円錐台形状を有する回転体の内壁を含む。この装置は、ピンの外 側へのシフトによって発生された影響を増加させることが可能であり、同様に、 コンバージェンス及びコマのような他のパラメータへの影響を増加し、残留幾何 誤差制御を上記のパラメータから独立させる。 同様に、ピンの本数、すなわち、0乃至30度の放射状の開口に形成されたワ イヤ束の数は、スクリーンの寸法に依存し、3より大きい場合も小さい場合もあ る。 最後に、残留幾何誤差を制御する原理は、左右幾何形状を制御するためにも同 様に使用することが可能であり、垂直偏向コイルの設計にも使用され得る。
【手続補正書】 【提出日】平成11年8月6日(1999.8.6) 【補正内容】 (1)明細書中、第4頁第25行目の記載「a及び6b」を削除する。 (2)請求の範囲を別紙の通り補正する。 請求の範囲 「1. 陰極線管の表示スクリーンの第1の軸の方向に電子ビームを走査させる ため偏向界磁を生成する垂直偏向コイルと、 上記陰極線管の上記表示スクリーンの第2の軸の方向に上記電子ビームを走査 させるため偏向界磁生成する鞍形の水平偏向コイルと、 上記垂直偏向コイルと上記水平偏向コイルとを取り付ける分離器と、 上記垂直偏向コイル及び上記水平偏向コイルと協働し、永久磁石を含まない偏 向ヨークを形成する透磁性コアとを含み、 上記分離器は、上記陰極線管のネックの形状に適合したファネル状の第1の部 分と、上記スクリーンの近くに上記分離器の前方部を形成する第2の部分とを有 し、 上記第1の部分及び上記第2の部分は、実質的に異なるフレアの程度を有し、 上記水平偏向コイルは、1対の側方部と、上記スクリーンの近くの前方端旋曲 部とを形成する複数の巻線旋曲部を含み、巻線コーナーが0度乃至30度の放射 状角度範囲内で上記1対の側方部の中の一方の側方部と上記前方端旋曲部との間 に形成され、 上記巻線コーナーは、ラスター歪み補正を行うため、上記水平偏向コイルの有 効長さを上記スクリーンの方向に拡大するように上記第1の部分と上記第2の部 分の間の境界から遠ざけて上記分離器の上記第2の部分に配置される、ビデオ表 示偏向装置。 2. 上記0度乃至30度の範囲内の上記前方端旋曲部は上記分離器の上記第2 の部分の表面上に支持され、支持する上記第2の部分は上記陰極線管の長軸に直 交する、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 3. 上記側方部の前方部分にある大多数のワイヤは0度乃至30度の角度位置 範囲内に収まる、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 . 上記水平偏向コイルは上記分離器の外側のユニットとして形成され、形成 された後に上記偏向ヨークを形成するため上記分離器と組み付けられる、請求項 1記載のビデオ表示偏向装置。 . 上記水平偏向コイルは上記巻線コーナーからの距離を決める格納式ピンを 用いて巻線装置内で形成される、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 . 上記水平偏向コイルの有効長さは、上下のラスタ歪み補正を行うため上記 スクリーンの方向に延在する、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 . 上記偏向ヨークはビーム出口領域に永久磁石が設けられていない、請求項 1記載のビデオ表示偏向装置。 . 陰極線管の表示スクリーンの第1の軸の方向に電子ビームを走査させるた め偏向界磁を生成する垂直偏向コイルと、 上記陰極線管の上記表示スクリーンの第2の軸の方向に上記電子ビームを走査 させるため偏向界磁生成する鞍形の水平偏向コイルと、 上記垂直偏向コイル及び上記水平偏向コイルと協働し、永久磁石を含まない偏 向ヨークを形成する透磁性コアとを含み、 上記水平偏向コイルは、1対の側方部と、上記スクリーンの近くの前方端旋曲 部と、0度乃至30度の放射状角度範囲内で上記1対の側方部の中の一方の側方 部と上記前方端旋曲部との間に形成された巻線コーナーとを形成する複数の巻線 旋曲部を含み、 上記少なくとも一方の側方部は、上記陰極線管のネックの形状に適合した第1 の部分と、上記第1の部分と上記巻線コーナーの間に挿入された第2の部分とを 有し、上記巻線コーナーは、ラスター歪み補正を行うため上記スクリーンの方向 に上記水平偏向コイルの有効長さを延長する形で上記第1の部分と上記第2の部 分の間の境界から離間されるように上記第1の部分とは異なるフレアの程度を有 する、ビデオ表示偏向装置。 . 上記0度乃至30度の範囲内の上記前方端旋曲部が支持される表面を有す る分離器を更に有し、上記分離器は上記陰極線管の長軸に垂直である、請求項 記載のビデオ表示偏向装置。」
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 陰極線管の表示スクリーンの第1の軸の方向に電子ビームを走査させるた め偏向界磁を生成する第1の偏向コイルと、 上記陰極線管の上記表示スクリーンの第2の軸の方向に上記電子ビームを走査 させるため偏向界磁生成する鞍形の第2の偏向コイルと、 上記第1の偏向コイルと上記第2の偏向コイルとを取り付ける分離器と、 上記第1及び第2の偏向コイルと協働し、永久磁石を含まない偏向ヨークを形 成する透磁性コアとを含み、 上記分離器は、上記陰極線管のネックの形状に適合したファネル状の第1の部 分と、上記スクリーンの近くに上記分離器の前方部を形成する第2の部分とを有 し、 上記第1の部分及び上記第2の部分は、実質的に異なるフレアの程度を有し、 上記第2の偏向コイルは、1対の側方部と、上記スクリーンの近くの前方端旋 曲部とを形成する複数の巻線旋曲部を含み、巻線コーナーが0度乃至30度の放 射状角度範囲内で上記1対の側方部の中の一方の側方部と上記前方端旋曲部との 間に形成され、 上記巻線コーナーは、ラスター歪み補正を行うため、上記第2の偏向コイルの 有効長さを上記スクリーンの方向に拡大するように上記第1の部分と上記第2の 部分の間の境界から遠ざけて上記分離器の上記第2の部分に配置される、ビデオ 表示偏向装置。 2. 上記0度乃至30度の範囲内の上記前方端旋曲部は上記分離器の上記第2 の部分の表面上に支持され、支持する上記第2の部分は上記陰極線管の長軸に直 交する、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 3. 上記側方部の前方部分にある大多数のワイヤは0度乃至30度の角度位置 範囲内に収まる、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 4. 上記第2の偏向コイルは水平偏向コイルである、請求項1記載のビデオ表 示偏向装置。 5. 上記第2の偏向コイルは上記分離器の外側のユニットとして形成され、形 成された後に上記偏向ヨークを形成するため上記分離器と組み付けられる、請求 項1記載のビデオ表示偏向装置。 6. 上記第2の偏向コイルは上記巻線コーナーからの距離を決める格納式ピン を用いて巻線装置内で形成される、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 7. 上記第2の偏向コイルの有効長さは、上下のラスタ歪み補正を行うため上 記スクリーンの方向に延在する、請求項1記載のビデオ表示偏向装置。 8. 上記偏向ヨークはビーム出口領域に永久磁石が設けられていない、請求項 1記載のビデオ表示偏向装置。 9. 陰極線管の表示スクリーンの第1の軸の方向に電子ビームを走査させるた め偏向界磁を生成する第1の偏向コイルと、 上記陰極線管の上記表示スクリーンの第2の軸の方向に上記電子ビームを走査 させるため偏向界磁生成する鞍形の第2の偏向コイルと、 上記第1及び第2の偏向コイルと協働し、永久磁石を含まない偏向ヨークを形 成する透磁性コアとを含み、 上記第2の偏向コイルは、1対の側方部と、上記スクリーンの近 くの前方端旋曲部と、0度乃至30度の放射状角度範囲内で上記1対の側方部の 中の一方の側方部と上記前方端旋曲部との間に形成された巻線コーナーとを形成 する複数の巻線旋曲部を含み、 上記少なくとも一方の側方部は、上記陰極線管のネックの形状に適合した第1 の部分と、上記第1の部分と上記巻線コーナーの間に挿入された第2の部分とを 有し、上記巻線コーナーは、ラスター歪み補正を行うため上記スクリーンの方向 に上記第2の偏向コイルの有効長さを延長する形で上記第1の部分と上記第2の 部分の間の境界から離間されるように上記第1の部分とは異なるフレアの程度を 有する、ビデオ表示偏向装置。 10. 上記0度乃至30度の範囲内の上記前方端旋曲部が支持される表面を有 する分離器を更に有し、上記分離器は上記陰極線管の長軸に垂直である、請求項 9記載のビデオ表示偏向装置。
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