JP2001506519A - 制御された流体吸収力を有するクリーニング器具 - Google Patents

制御された流体吸収力を有するクリーニング器具

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Abstract

(57)【要約】 ハンドル及び取り外し自在のクリーニングパッド(200、305、400、560、600、700)を含むクリーニング器具を開示する。クリーニングパッドは、制御された流体吸収速度を有し、これにより、大量の流体を使用せずにクリーニングを有利に行うことができる。低レベルのクリーニング溶液を使用する工程を含む、硬質の表面をクリーニングするための方法もまた開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 制御された流体吸収力を有するクリーニング器具 技術分野 本願は、硬質の表面から汚れを除去する上で有用なクリーニング器具に関する 。本願は、更に詳細には、ハンドル及び取り外し自在の吸収体クリーニングパッ ドを含むクリーニング器具に関する。本願は、更に、クリーニング器具で有用な 吸収体クリーニングパッドに関する。クリーニングパッドは、流体を制御された 速度で吸収し、吸収した流体をクリーニングプロセス中に保持する性能を備えて いる。 発明の背景 本明細書は、セラミックタイル製のフロア、硬質木材製フロア、カウンターの 天板、等の硬質表面をクリーニングできる製品を説明する。フロアのクリーニン グでは、ハンドル及び流体クリーニング組成物を吸収するための何等かの手段を 含む多くの装置が記載されている。このような装置には、綿糸、セルロース及び /又は合成ストリップ、スポンジ、等を含むモップを含む、再使用可能な装置が 含まれる。これらのモップは、多くの汚れを硬質表面から除去する上で有用であ るけれども、代表的には、材料が塵埃、汚れ、等の残留物で飽和しないようにす るために使用中に濯ぎ工程を1回又はそれ以上行う必要があるという不便がある 。従って、これらのモップは、器具を再生するための濯ぎ工程を実施するために コンテナを使用することを必要とし、代表的には、これらの濯ぎ工程は、塵埃残 留物を十分に除去できない。このため、続いて行われるモップの通過中に大量の 汚れを再び付着させてしまう。更に、再使用可能なモップを長時間に亘って使用 すると、これらのモップはひどく汚れてしまい、悪臭を放つ。これはクリーニン グ 性能にも悪影響を及ぼす。 再使用可能なモップと関連した悪影響を緩和するため、使い捨てクリーニング パッドを持つモップを提供しようとする試みがなされてきた。例えば、1992 年3月10日にリベラ等に付与された米国特許第5,094,559号には、汚 れた表面から汚れを除去するためのスクラバー層、クリーニングプロセス後に流 体を吸収するためのブロッター層、及びスクラバー層とブロッター層との間に配 置された液体不透過性層を備えた使い捨てクリーニングパッドを含むモップが記 載されている。パッドは、スクラバー層と液体不透過性の層との間に配置された 破裂可能なパケット手段を更に含む。破裂可能なパケットは、破裂時にクリーニ ングされるべき表面に流体が差し向けられるように構成されている。スクラバー 層によるクリーニング作用中、不透過性シートは、流体が吸収体ブロッター層に 移動しないようにする。クリーニング作用の完了後、パッドをモップハンドルか ら除去し、ブロッター層がフロアと接触するように再取り付けする。この装置は 、多数の濯ぎ工程を使用する必要をなくすことができるが、使用者がパッドを物 理的に取り扱うことを必要とし、クリーニングプロセスを完了するために汚れた 湿ったパッドを再取り付けする必要がある。 同様に、1995年5月30日にガルシアに付与された米国特許第5,419 ,015号には、取り外し自在で洗浄可能な作業パッドを持つモップが記載され ている。パッドは、モップヘッドに設けられたフックに取り付けることができる 上層、多数の微小孔を備えた合成プラスチック製フォームでできた中央層、及び クリーニング作業中に表面と接触するための下層を持つものとして説明されてい る。下層の組成は、装置の最終用途、即ち洗浄、研磨、又はスクラビングに応じ て決まる。上述の文献は、使用中に濯ぎを必要とするモップと関連した問題点に 対処するが、この特許は、家庭の代表的な硬質の表面、詳細にはフロアに付着し た汚れを、この表面に汚れが本質的にないように見えるのに十分に除去するクリ ーニ ング器具を提供できない。 詳細には、ガルシアが説明している、クリーニング溶液吸収用合成フォームは 、水及び水を基材とした溶液に対する吸収力が比較的小さい。このため、使用者 は、パッドの吸収力内にとどまるように少量のクリーニング溶液を使用するか或 いはクリーニングされるべき表面上に大量のクリーニング溶液を残さざるを得な い。いずれの場合でも、クリーニングパッドの全体としての性能は最適でない。 硬質の表面をクリーニングするための多くの周知の装置は、代表的な消費者が クリーニングプロセス中に遭遇する汚れの大部分を除去するのに十分であるが、 これらの装置は、1回又はそれ以上のクリーニング/濯ぎ工程を必要とするため 、不便であり、時間がかかる。便利さ及び時間の節約の問題に向けられた従来技 術の装置は、代表的には、こうした問題をクリーニング性能と引換えに解決した 。そのため、便利であると同時に汚れの除去において有利である装置が末だ必要 とされている。従って、本発明の目的は、使用中に濯ぎを行う必要がなく、実質 的に乾燥した結果を提供する取り外し自在のクリーニングパッドを持つクリーニ ング器具を提供することである。詳細には、本発明の目的は、クリーニングパッ ド1g当りの吸収された流体のg数について十分な吸収力を持ち、パッドの再生 又は交換を行う必要なしに、表面が硬質の代表的なフロアの面積(例えば7.4 3m2乃至9.29m2(80平方フィート乃至100平方フィート))等の大きな 面積をクリーニングできる取り外し自在のクリーニングパッドを有するクリーニ ング器具を提供することである。本発明の更に別の目的は、パッドが有利な汚れ 除去性を提供するクリーニング器具を提供することである。本発明のクリーニン グ器具をクリーニング溶液と組み合わせて使用した場合、実質的に乾燥した最終 的な結果を提供することである。 本発明のクリーニング器具は、木材、ビニル、リノリウム、ノーワックスフロ ア、セラミック、フォルミカ(フォルミカ(Formica)は登録商標であ る)、ポーセライン、ガラス、壁ボード、等を含む全ての硬質表面基材に適合す るように設計されている 発明の概要 本発明は、 a.ハンドル、及び b.圧力下性能法を使用してt=0秒乃至t=1200秒で計測した脱イオン水 の平均吸収速度が約0.5g/秒以下であり、圧力下性能法を使用して計測した 脱イオン水のt1200吸収力がクリーニングパッド1g当り少なくとも1gの 取り外し自在のクリーニングパッドを含む、クリーニング器具に関する。 湿潤クリーニング用途に限定されないけれども、本発明は、好ましくは、クリ ーニング溶液と組み合わせて使用される。即ち、クリーニング器具は最初は乾燥 状態で存在するけれども、代表的な硬質表面のクリーニングに対して最適のクリ ーニング性能を得るには、本発明のクリーニング器具を用いてクリーニングを行 う前に汚れた表面に付けたクリーニング流体を使用することを必要とする。本発 明のクリーニング器具の開発に努力しているとき、本出願人は、驚くべきことに 、クリーニング性能の重要な点がクリーニングパッドの流体吸収力を制御できる 性能であるということを発見した。即ち、代表的な使用者が表面のクリーニング を行う時間中にほぼ全ての流体クリーニング溶液を吸収することが重要であるが 、更に、クリーニングパッドが吸収を迅速に行わないようにすることが重要であ る。これは、直ちに迅速に吸収することが望ましいとする、吸収体物品に関する 従来技術の教示とはほぼ逆である。 吸収を迅速に行われないようにすることによって、汚れの乳化、希釈、及びパ ッド内への輸送において、クリーニング溶液を最も効率的に使用できる。これに 関し、本発明のクリーニング器具により、従来技術の装置を使用した場合に必要 な溶液のレベルに対して低いレベルのクリーニング溶液を使用して硬質表面のク リーニングを行うことができる。これにより、クリーニング作業を行う上で必要 とされるクリーニング溶液の費用の低減を含む多くの利点が提供される。本出願 人は、吸収力が制御されたクリーニングパッドを使用することによって、クリー ニングが施されるべき929.0cm2(1平方フィート)の面積当り6ml以下の 溶液レベルのクリーニング溶液を使用して優れたクリーニングの結果を得ること ができると同時に、最終的に実質的に乾燥した結果を提供できるのに十分高い吸 収力を持つパッドを提供できるということを発見した。理論によって括ろうとす るものではないが、本発明のクリーニングパッドが提供する制御された吸収速度 により、効果的な流体リザーバをフロアと接触した状態にすることができる。 これは、従来技術のクリーニングシステムで必要とされたよりも少量の補充流体 容積を使用して汚れを希釈し、パッド内に輸送するのを助ける。そのため、本発 明は、更に、 (i)クリーニングされるべき硬質表面に、この硬質表面929.0cm2(1平 方フィート)当り約6ml以下のレベルのクリーニング溶液を塗布する工程と、 (ii)a.ハンドル、及び b.1g当りの脱イオン水のt1200吸収力が少なくとも約1gの取り外し自 在のクリーニングパッドとを含む、クリーニング器具を用いて硬質表面を払拭す る工程とを含む、 低レベルのクリーニング溶液を使用して硬質表面をクリーニングするための方法 に関する。 この方法は、好ましくは、929.0cm2(1平方フィート)の硬質表面に対 して約0.5ml乃至約6ml、更に好ましくは約2ml乃至約4mlのクリーニング溶 液を使用する。この方法は、好ましくは、t1200吸収力が少なくとも約5g /g、更に好ましくは少なくとも約10g/g、更に好ましくは少なくとも約2 0g/g、更に好ましくは少なくとも約30g/gのクリーニングパッドを 使用することを必要とする。この方法は、クリーニングパッドを単独の製品(即 ちハンドルなしの製品)として使用することまで拡げることができるということ は理解されるべきである。 必須の制御された吸収速度を与えることに加え、クリーニングパッドは、使用 された流体の大部分を吸収できるということも重要である。これに関し、最小の 全吸収力がクリーニングパッドで必須である。この全体としての吸収力は、十分 な量のクリーニング溶液を使用できるようにする上でも重要であり、表面からほ ぼ全ての溶液及び溶解された汚れが除去される。 本発明で有用なハンドルは、随意であるが、一端に支持ヘッドが枢着されてい る。取り外し自在のクリーニングパッドは、好ましくは、 i.スクラビング層と、 ii.好ましくはスクラビング層と直接的に流体連通した吸収体層と、 iii.クリーニングパッドをハンドルに、好ましくはハンドルの随意の支持ヘ ッドに取り外し自在に取り付けるための随意の取り付け層とを含む。 本発明は、更に、硬質の表面を本発明のクリーニング器具又はパッドで払拭す る工程を含む、硬質の表面をクリーニングするための方法に関する。 図面の簡単な説明 第1a図は、装着式流体小出し装置を持つ本発明のクリーニング器具の斜視図 である。 第1b図は、装着式流体小出し装置を備えていない本発明のクリーニング器具 の斜視図である。 第1c図は、第1b図に示す器具のハンドルグリップの側面図である。 第2図は、本発明の取り外し自在のクリーニングパッドの斜視図である。 第3図は、本発明の取り外し自在のクリーニングパッドの吸収体層の分解斜視 図である。 第4図は、本発明の取り外し自在のクリーニングパッドの一実施形態の断面図 である。 第5図は、取り外し自在のクリーニングパッドの吸収力を圧力下性能法(PU P)で計測するための装置の概略図である。 第6図は、第5図に示すピストン/シリンダアッセンブリの拡大断面図である 。 第7図は、本発明の別の取り外し自在のクリーニングパッドの分解斜視図であ る。 第8図は、本発明の別の取り外し自在のクリーニングパッドの斜視図である。 詳細な説明 1.定義 本明細書中で使用されているように、「を含む(comprising)」という用語は、 本発明を実施する上で、様々な構成要素、成分、又は工程、を付加して使用でき るということを意昧する。従って、「を含む」という用語は、「本質的に〜を含 む」及び「からなる」等の、より限定的な用語を包含するものである。 本明細書中で使用されているように、「直接的流体連通」という用語は、流体 が二つのクリーニングパッド構成要素即ち層(例えばスクラビング層と吸収層) 間で、介在層による蓄積、輸送、又は制限を実質的に伴わずに容易に移行できる ということを意味する。例えば、ティッシュ、不織布ウェブ、構造用接着剤、ス クリム、等が、明瞭に異なる二つの層間に存在してもよく、それにも拘わらず、 流体が一方の構成要素又は層から他方の構成要素又は層に通過する際にこれらが 流体を実質的に妨げたり制限したりしない限り、「直接的流体連通」がなされる 。 本明細書中で使用されているように、「Z軸方向寸法」という用語は、本発明 のクリーニングパッド又はその構成要素の長さ及び幅に対して直交する方向の寸 法に関する。Z軸方向寸法は、通常は、クリーニングパッド又はパッド構成要素 の厚さに相当する。 本明細書中で使用されているように、「X軸−Y軸方向寸法」という用語は、 クリーニングパッド又はその構成要素の厚さに対して直交する平面に関する。X 軸方向寸法及びY軸方向寸法は、通常は、クリーニングパッド又はパッド構成要 素の長さ及び幅に夫々相当する。 本明細書中で使用されているように、「層」という用語は、主寸法がX−Yで ある、即ち長さ及び幅に沿った、クリーニングパッドの部材又は構成要素に関す る。層という用語は、必ずしも単一の層又はシート材料に限定されないというこ とは理解されるべきである。かくして、層は、必須の種類の材料からなる幾つか のシート又はウェブからなる積層体又は組み合わせからなってもよい。従って、 「層」という用語は、「複数の層」及び「層状」を含む。 本明細書中で使用されているように、「親水性」という用語は、表面に付着し た水性の液体によって湿潤できる表面に関して使用される。親水性及び湿潤性は 、代表的には、流体及び関連した固体表面の接触角度及び表面張力に関して定義 される。これは、ロバートF.グールドが編集した「接触角度、湿潤性、及び付 着性」(著作権:1964年)という標題の米国化学協会の刊行物に詳細に論じ られている。同文献に触れたことにより、その文献に開示されている内容は本明 細書中に組入れたものとする。流体と表面との間の接触角度が90°以下である 場合、又は流体が表面を横切って瞬間的に拡がる傾向がある場合のいずれかの場 合に表面が流体で湿潤された(親水性である)と言う。これらの状態は、通常は 、同時に存在する。逆に、接触角度が90°以上である場合及び流体が表面を横 切って瞬間的に拡がらない場合、表面は「疎水性」であると考えられる。 本明細書中で使用されているように、「スクリム」という用語は、クリーニン グパッドのスクラビング層の表面接触側にテクスチャーを提供する任意の丈夫な 材料を意味し、更に、クリーニングパッドの吸収体層への流体の必須の移動を可 能にするのに十分な程度の開放性を有する。適当な材料には、合成スクリーンや ワイヤメッシュスクリーン等の連続開放構造を持つ材料が含まれる。これらの材 料の開放領域は、メッシュを構成する相互連結されたストランドの数を変化させ ることによって、相互連結されたストランドの太さを制御することによって、等 の方法によって容易に制御できる。他の適当な材料には、基材に印刷されたパタ ーンによってテクスチャーが提供された材料が含まれる。これに関し、丈夫な( 例えば合成の又は樹脂製の)材料を、個々のドット、ブラシ状フィラメント(例 えばフロッキング)、及び/又は線等の連続パターン又は不連続パターンで基材 に印刷し、必須のテクスチャーを提供できる。同様に、連続した又は不連続のパ ターンを、後にスクリムとして作用する解放材料(release material)に印刷でき るこれらのパターンは、繰り返しパターンであってもよいし、ランダムなパター ンであってもよい。所望のテクスチャーを提供するための、上文中に説明した一 つ又はそれ以上の方法を組み合わせて随意のスクリム材料を形成できるというこ とは理解されよう。スクリム及び/又はスクラビング基材層のZ軸高さ及び開放 領域は、吸収体コア材料内への液体の流量を制御する(即ちゆっくりにする)の を補助する。スクリム及び/又はスクラビング層のZ軸方向寸法即ち高さは、ク リーニング表面と接触する液体の容積を制御する手段を提供するのを助けると同 時に、吸収コア材料内への液体吸収速度を制御するのを助ける。 本発明の目的について、クリーニングパッドの「上」層は、クリーニングが施 されるべき表面から比較的大きく離れた(即ち、クリーニング器具について、使 用中にクリーニング器具のハンドルの比較的近くにある)層である。これとは逆 に、「下」層という用語は、クリーニングが施されるべき表面に比較的近い(即 ち、クリーニング器具について、使用中にクリーニング器具のハンドルから比較 的大きく離れた)クリーニングパッドの層を意味する。このように、スクラビン グ層は、最も下の層であり、吸収体層は、スクラビング層に対して上方にある層 である。「上」及び「下」という用語は、多プライ層(例えば、スクラビング層 が2プライ材料である場合)に言及する場合にも同様に使用される。 全てのパーセンテージ、比、割合は、特段の記載の無い限り、重量に基づいて いる。 II.クリーニング器具 本発明のクリーニング器具は、 a.好ましくは一端に支持ヘッドが枢着されたハンドルと、 b.圧力下性能法(performance Under pressure method)を使用してt=0から t=1200秒まで計測した場合の脱イオン水の平均吸収速度が約0.5g/秒 以下であり、t1200での圧力下性能法を使用して計測した場合のクリーニン グパッド1g当りの脱イオン水の吸収力が少なくとも約1gである取り外し自在 のクリーニングパッドとを含む。 上掲のように、本発明は、吸収体パッドの流体吸収速度を制御することにより クリーニング性能全体が改善されるという発見に基づいている。詳細に説明する と、クリーニングパッドの平均吸収速度は約0.5g/秒以下であり、この平均 速度は、最初の1200秒間に計測された速度に基づいて計算された速度である (以下、「平均吸収速度」という)。平均吸収速度は、圧力下性能法(以下、「 PUP」と呼ぶ)を使用して決定される。これは、以下の試験方法のセクション に詳細に記載してある。(簡単に述べると、PUP法は、初期拘束圧力0.6kP a(0.09psi)(この圧力は、クリーニング作業中の代表的な使用時圧力を反 映する)が作用した状態でのクリーニングパッドの吸収力を様々な時期に計測す る。)好ましくは、平均吸収速度は約0.3g/秒以下であり、更に好ましくは 約0.2g/秒以下であり、更に好ましくは約0.1g/秒以下である。 クリーニングパッドによって所望のクリーニング結果を得るためには、パッド が流体を迅速に吸収しないようにすることが必要であるが、使用された流体の大 部分をクリーニングプロセス中にクリーニングパッドによって吸収することもま た必要である。このように、PUP法を使用して計測した場合の1200秒での クリーニングパッドの吸収力(本明細書中、「t1200吸収力」と呼ぶ)は、 クリーニングパッド1g当り脱イオン水が少なくとも約1gである。好ましくは 、クリーニングパッドのt1200吸収力は、少なくとも約5g/gであり、好 ましくは少なくとも約10g/gであり、更に好ましくは少なくとも約20g/ gであり、更に好ましくは少なくとも約30g/gである。 クリーニングパッドの全流体吸収力(脱イオン水吸収力)は、好ましくは少な くとも約100gであり、更に好ましくは少なくとも約200gであり、更に好 ましくは少なくとも約300gであり、最も好ましくは少なくとも約400gで あるが、必ずしもそうでなくてもよい。全流体吸収力が100g以下のパッドも 本発明の範疇にあるが、これらのパッドは、代表的な家庭用の用途でわかるよう な大きな面積のクリーニングについて、吸収力が高いパッド程適していない。 請求の範囲に記載の本発明を実施するために様々な材料を使用できるというこ とは当業者には理解されよう。かくして、様々なクリーニング器具及びクリーニ ングパッド構成要素についての好ましい材料を以下に説明するが、本発明の範囲 は、これらの開示に限定されないということは理解されよう。 A.ハンドル クリーニング器具のハンドルは、クリーニング器具を握り易くする任意の材料 でできている。クリーニング器具のハンドルは、好ましくは、実際に清掃を行う ための任意の細長い丈夫な材料でできている。ハンドルの長さはクリーニング器 具の最終的な用途で決まる。 ハンドルは、好ましくは、クリーニングパッドを取り外し自在に取り付けるこ とができる支持ヘッドを一端に有する。容易に使用できるようにするため、支持 ヘッドは、周知の継手アッセンブリを使用してハンドルに枢着できる。クリーニ ングプロセス中にクリーニングパッドが取り付けられたままである限り、クリー ニングパッドを支持ヘッドに取り付けるための任意の適当な手段を使用できる。 適当なファスニング手段の例には、クランプ、フック及びループ(例えばベルク ロ(ベルクロ(Velcro)は登録商標である))、等が含まれる。好ましい 実施形態では、支持ヘッドはその下面にフックを有する。下面は、吸収体クリー ニングパッドの上層(好ましくは別個の取り付け層)に機械的に取り付けられて いる。 流体送出手段を備えた好ましいハンドルを第1a図に示す。このハンドルは、 1996年11月26日にV.S.ピン等が出願した現在係属中の米国特許出願 第 号(事件番号:6383号)に詳細に記載されている。同特 許出願に触れたことにより、その特許出願に開示されている内容は本明細書中に 組入れたものとする。流体送出手段を持たない別の好ましいハンドルを、第1b 図及び第1c図に示す。このハンドルは、1996年9月23日にA.J.アー ウィン等が出願した現在係属中の米国特許出願第 号(事件番号 :6262号)に詳細に記載されている。同特許出願に触れたことにより、その 特許出願に開示されている内容は本明細書中に組入れたものとする。 B.取り外し自在のクリーニングパッド 本出願人の発見によれば、吸収速度を制御することが、本発明のクリーニング 器具のクリーニング性能の上で重要な役割を果たすということがわかっており、 クリーニングパッドによるクリーニング溶液の流体吸収速度が、溶液及びパッド を構成する材料で決まるということは、当業者には理解されよう。これに関し、 容積フラックス(Volume flux)(即ち流体吸収速度)は、層流に対するハーゲ ン−ポアズイユの法則を使用して算出できる。ハーゲン−ポアズイユの法則は、 以下の等式に従って容積フラックスqを与える。 q=R2〔(2γcosθ/R)−ρgL〕/8Lμ ここで、Rは管径であり、γは吸収される流体の表面張力であり、θは流体− 固体界面での接触角度であり、ρは、流体の密度であり、gは、重力定数であり 、Lは管の湿潤長さであり、μは流体の粘度である。この等式から、クリーニン グパッドの吸収速度は、例えばクリーニングパッドを構成する材料の孔径を調節 することによって、吸収された流体についての材料の表面湿潤性(cosθ)を調 節することによって、等の方法によって制御できるということが明らかである。 本開示の教示と相まって、周知の吸収材料のうちの任意の材料を使用し、組み合 わせ、全体としての吸収力でなく、所望の吸収性の初期遅延を行うのがよい。従 って、クリーニングパッドとして有用な例示の材料及び実施形態を以下に説明す るけれども、本発明はこれらの材料及び実施形態に限定されない。 i.スクラビング層 本発明のクリーニングパッドは、好ましくは、スクラビング層及び吸収体層を 含む。スクラビング層は、クリーニング中に汚れた表面と接触するクリーニング パッドの部分である。このように、スクラビング層として有用な材料は、クリー ニングプロセス中にクリーニングが施されるべき表面を損傷することなく、その 一体性を保持するのに十分丈夫な層でなければならない。更に、クリーニングパ ッドを溶液と組み合わせて使用する場合、スクラビング層は液体及び汚れを吸収 できなければならず、これらの液体及び汚れを吸収体層に移行できなければなら ない。これにより、スクラビング層は、クリーニングされるべき表面からの除去 を実施し続けることができる。クリーニング器具をクリーニング溶液とともに( 即ち湿潤状態で)使用しようと、クリーニング溶液なし(即ち乾燥状態)で使用 しようと、スクラビング層は、粒状物の除去に加え、クリーニングされるべき表 面に磨き、埃除去、及びバフ研磨等の他の機能を果たす。 スクラビング層は、単層構造であっても多層構造であってもよく、多層構造の 場合には、その層の一つ又はそれ以上の層にスリットを設け、汚れた表面のスク ラビングを行い、粒状物を除去するのがよい。このスクラビング層は、汚れた表 面上を通過するときに汚れと(及びクリーニング溶液が使用されている場合には このクリーニング溶液と)相互作用し、しつこい汚れを緩くし且つ乳化し、これ らがパッドの吸収体層内に自由に入り込むことができるようにする。スクラビン グ層には、好ましくは、スリットが設けられており、このスリットによって、大 きな粒状の汚れが容易に進入し、内部で自由に移動し、パッドの吸収体層内に捕 捉される。スクラビング層として使用するためには、パッドの吸収体層への粒状 物の輸送を容易にするため、低密度構造が好ましい。 所望の一体性を提供するため、スクラビング層に特に適した材料には、ポリオ レフィン(例えばポリエチレン及びポリプロピレン)、ポリエステル、ポリアミ ド、人工セルロース(例えばレーヨン(レーヨン(Rayon)は登録商標であ る)、及びこれらの混合物等の合成物が含まれる。このような合成材料は、カー ディング、スパンボンディング、溶融吹き出し、空気層化、ニードルパンチング 等の周知のプロセスを使用して製造できる。 ii.吸収体層 吸収体層は、使用中にクリーニングパッドが吸収した任意の流体及び汚れを保 持するのに役立つ。スクラビング層は、必須の流体吸収速度を提供するパッドの 性能に或る程度の影響を及ぼすが、吸収体層は、本発明の吸収速度及び全体とし ての吸収力を得る上で大きな役割を果たす。 吸収体層は、スクラビング層から流体及び汚れを除去でき、そのため、スクラ ビング層は表面から汚れを連続的に除去できる。吸収体層は、更に、吸収された 材料を代表的な使用時圧力下で保持し、吸収された汚れ、クリーニング溶液、等 が「絞り出される」ことがないようにできなければならない。 吸収体層は、流体を必須の速度で吸収でき且つ使用中にこのような流体を保持 できる任意の材料からなる。全体として所望の流体吸収力を得るため、吸収体層 に吸収力(吸収体1g当りの流体のg数に関する)が比較的高い材料を含ませる のが好ましい。本明細書中で使用されているように、「超吸収体」という用語は 、2.07kPa(0.3psi)の閉じ込め圧力が作用した状態で計測した場合の水 に対するg/g吸収力が少なくとも約15g/gである任意の吸収体を意味する 。本発明で有用なクリーニング流体の大部分が水性であるため、超吸収体は、水 及び水性流体に対するg/g吸収力が比較的高い。 例示の超吸収体には、当該技術分野で周知の水溶性で水膨潤性の吸収体ゲル化 ポリマー(以下、「超吸収体ゲル化ポリマー」と呼ぶ)が含まれる。これらの材 料は、水に対して非常に高い吸収力を示す。本発明で有用な超吸収体ゲル化ポリ マーは、大きさ、形状、及び/又は形態が大きな範囲に亘って変化する。これら のポリマーは、最大寸法の最小寸法に対する比が小さい粒子の形態(例えば、顆 粒、フレーク、微粉砕物、粒間凝結体、粒間架橋凝結体、等)、又は繊維、シー ト、フィルム、フォーム、積層体、等であるのがよい。繊維形態の超吸収体ゲル 化ポリマーを使用することにより、クリーニングプロセス中の超吸収体の粒子に 対する保持を高める利点が提供される。これらの材料は、水性混合物については 吸収力が一般的に小さいけれども、これらの材料は、それでも、このような混合 物に対して大きな吸収力を示す。水膨潤性材料を開示した多くの特許文献がある 。例えば、1972年6月13日付けの米国特許第3,699,103号(ハー パー等)、1972年6月20日付けの米国特許第3,770,731号(ハー モン)、1989年4月19日付けの米国再発行特許第32,649号 (ブラ ンデット等)、1989年5月30日付けの米国特許第4,834,735号( アルマニー等)を参照されたい。 本発明で有用な超吸収体ゲル化ポリマーには、大量の粒子を吸収できる水不溶 性であるが水膨潤性の様々なポリマーが含まれる。このようなポリマー材料は、 一般的には「ヒドロコロイド(hydrocolloids)」とも呼ばれ、カルボキシメチル スターチ、カルボキシメチルセルロース、及びヒドロキシプロピルセルロース等 の多糖類、ポリビニルアルコールやポリビニルエーテル等の非イオン型、ポリビ ニルピリジン、ポリビニルモルホリニオン、及びN,N−ジメチルアミノエチル 、又はN,N−ジエチルアミノプロピルのアクリレート及びメタクリレート等の 陽イオン型、及び夫々の第4塩が含まれる。代表的には、本発明で有用な超吸収 体ゲル化ポリマーは、スルホン酸等の多数の陰イオン官能基及び更に代表的には 、カルボキシル基を含む。本発明で使用するのに適したポリマーの例には、重合 によって形成された不飽和の酸を含むモノマーから形成されたポリマーが含まれ る。かくして、このようなモノマーには、炭素間オレフィン二重結合を少なくと も一つ含むオレフィン系不飽和酸及び無水物が含まれる。更に詳細には、これら のモノマーは、オレフィン系不飽和カルボン酸及び酸無水物、オレフィン系不飽 和スルホン酸、及びその混合物から選択できる。 本発明で有用な超吸収体ゲル化ポリマーの形成に当り、非酸モノマーもまた或 る程度、通常は微量、含まれているのがよい。このような非酸モノマーには、例 えば、酸含有モノマーの水溶性又は非水溶性エステル並びにカルボキシル基やス ルホン酸基を全く含まないモノマーが含まれる。かくして、随意の非酸モノマー には、以下に列挙する種類の官能基を含むモノマーが含まれる。即ち、カルボン 酸又はスルホン酸のエステル、ヒドロキシル基、アミド基、アミノ基、ニトリル 基、第四アンモニウム塩基、アリル基(例えばスチレンモノマーから誘導される フェニル基)が含まれる。これらの非酸モノマーは周知の材料であり、例えば1 978年2月28日に付与された米国特許第4,076,663号(マスダ等) 、1977年12月13日に付与された米国特許第4,062,817号(ウェ スターマン)に詳細に説明されている。両特許に触れたことにより、これらの特 許に開示されている内容は本明細書中に組入れたものとする。 オレフィン系不飽和カルボン酸及びカルボン酸無水物モノマーには、アクリル 酸自体、メタクリル酸、エタクリル酸、α−クロロクリル酸、a−シアノアクリ ル酸、β−メチルアクリル酸(クロトン酸)、α−フェニルアクリル酸、β−ア クリロキシプロピオン酸、ソルビン酸、α−クロロソルビン酸、アンゼリカ酸、 桂皮酸、p−クロロ桂皮酸、β−ステリルアクリル酸、イタコン酸、シトロコン 酸、メサコン酸、グルタコン酸、アコニット酸、マレイン酸、フマル酸、トリカ ルボキシエチレン、及びマレイン酸無水物が含まれる。 オレフィン系不飽和スルホン酸モノマーには、ビニルスルホン酸、アリルスル ホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、及びスチレンスルホン酸等の脂肪族又は芳 香族のビニルスルホン酸;スルホエチルアクリレート、スルホエチルメタクリレ ート、スルホプロピルアクリレート、スルホプロピルメタクリレート、2−ヒド ロキシ3−メタクリロキシプロピルスルホン酸、及び2−アクリルアミド2−メ チルプロパンスルホン酸等のアクリル系又はメタクリル系のスルホン酸が含まれ る。 本発明で使用する上で好ましい超吸収体ゲル化ポリマーは、カルボキシル基を 含む。これらのポリマーには、加水分解したスターチ−アクリロニトリルグラフ トコポリマー、部分的に中和した加水分解したスターチ−アクリロニトリルグラ フトコポリマー、スターチ−アクリル酸グラフトコポリマー、部分的に中和した スターチ−アクリル酸グラフトコポリマー、鹸化したビニルアセテート−アクリ ルエステルコポリマー、加水分解したアクリロニトリル又はアクリルアミドコポ リマー、以上のコポリマーのうちの任意のコポリマーの僅かにネットワーク架橋 したポリマー、部分的に中和したポリアクリル酸、及び部分的に中和したポリア クリル酸の僅かにネットワーク架橋したポリマーが含まれる。これらのポリマー は、単独で又は二つ又はそれ以上の異なるポリマーの混合物の形態のいずれかで 使用できる。これらのポリマー材料の例は、米国特許第3,661,875号、 米国特許第4,076,663号、米国特許第4,093,776号、米国特許 第4,666,983号、及び米国特許第4,734,478号に開示されてい る。 超吸収体ゲル化ポリマーの製造で使用する上で最も好ましいポリマー材料は、 部分的に中和したポリアクリル酸、及びそのスターチ誘導体の僅かにネットワー ク架橋したポリマーである。最も好ましくは、ヒドロゲル形成吸収体ポリマーは 、中和した僅かにネットワーク架橋したポリアクリル酸(即ちポリ(ナトリウム アクリレート/アクリル酸))を約50%乃至約95%、好ましくは約75%、 含む。ネットワーク架橋により、ポリマーは実質的に水不溶性になり、超吸収体 ゲル化ポリマーの吸収力及び抽出可能なポリマー成分の性質を部分的に決定する 。これらのポリマーをネットワーク架橋するためのプロセス及び代表的なネット ワーク架橋剤は、米国特許第4,076,663号に詳細に記載されている。 超吸収体ゲル化ポリマーは、好ましくは、一種類の(即ち均質の)ポリマー混 合物であり、本発明を実施する上でも使用できる。例えば、スターチ−アクリル 酸グラフトコポリマー及び部分的に中和したポリアクリル酸の僅かにネットワー ク架橋したポリマーの混合物を本発明で使用できる。 従来技術に記載された任意の超吸収体ゲル化ポリマーが本発明で有用であるけ れども、現在、かなりのレベル(例えば吸収体構造の約50重量%以上)の超吸 収体ゲル化ポリマーが吸収体構造に含まれる場合、詳細には、吸収体層の一つ又 はそれ以上の領域が超吸収体ゲル化ポリマーを約50重量%以上含む場合、膨潤 した粒子によるゲル閉塞の問題により粒子の流れが妨げられ、これによってゲル 化剤ポリマーが所望の期間中にその全吸収力まで吸収する性能に対して悪影響が 及ぼされるということがわかっている。1992年9月15日に付与された米国 特許第5,147,343号(ケレンバーガー等)及び1992年9月22日に 付与された米国特許第5,149,335号(ケレンバーガー等)には、超吸収 体ゲル化ポリマーが、それらの荷重下での吸収力(AUL)について説明されて いる。ここでは、ゲル化剤ポリマーは、2.07kPa(0.3psi)の閉じ込め 圧力が作用した状態で流体(0.9%塩水)を吸収する。(これらの特許の各々 の開示は、これらの特許に触れたことにより、本明細書中に組入れたものとする 。)AULを決定するための方法は、これらの特許に記載されている。これらの 特許に記載されたポリマーは、本発明の実施形態で特に有用であり、超吸収体ゲ ル化ポリマーのレベルが比較的高い領域を含む。詳細には、高濃度の超吸収体ゲ ル化ポリマーをクリーニングパッドに組み込んだ場合には、これらのポリマーは 、米国特許第5,147,343号に記載された方法に従って計測されたAUL が15分後に少なくとも約15ml/gであり、更に好ましくは15分後に少なく とも約18ml/gである。1994年3月29日付けで出願された一般に譲渡さ れた現在係属中の米国特許出願第08/219,547号(ゴールドマン等)及 び1995年4月6日付けで出願された米国特許出願第08/416,396号 (ゴールドマン等)もまた、ゲル閉塞の問題に対処しようとし、この現象を解決 する上で有用な超吸収体ゲル化ポリマーを記載している。両特許出願に触れたこ とにより、これらの特許出願に開示されている内容は本明細書中に組入れたもの とする。これらの出願には、特定的には、閉じ込め圧力が高い場合(特定的には 4.83kPa(0.7psi))でもゲル閉塞が生じないようにする超吸収体ゲル化 ポリマーが記載されている。本発明の実施形態では、吸収体層には、超吸収体ゲ ル化ポリマーのレベルが高い(例えば、約50重量%以上)領域が含まれている 。この超吸収体ゲル化ポリマーは、上掲のゴールドマン等の出願に記載された超 吸収体ゲル化ポリマーであるのが好ましい。 超吸収体は、全体としての流体吸収力に寄与することに加え、パッドの吸収速 度に直接的影響を及ぼす。このように、粒状形態の超吸収体ゲル化ポリマーを使 用した場合、例えば平均粒径及び/又は粒径分布を調節することによって、クリ ーニングパッドの流体吸収速度を制御できるということは当業者には理解されよ う。 他の有用な超吸収体には、1995年11月29日付けで出願された一般に譲 渡された現在係属中の米国特許出願第08/563,866号(デスマライス等 )及び1995年2月7日に付与された米国特許第5,387,207号(ダイ ヤー等)に記載された親水性ポリマーフォームが含まれる。これらの文献には、 高分散相油中水形乳濁液(一般にHIPEsと呼ばれる)を重合させることによ って得られる親水性ポリマー吸収体フォームが記載されている。これらのフォー ムは、流体取り扱い性に影響を及ぼす様々な物理的特性(孔径、毛管吸引、密度 、等)を与えるように調整することが容易である。このように、これらの材料は 、本発明が必要とする全体としての吸収力を提供する上で、単独で又は他の同様 のフォーム又は繊維質構造と組み合わせてのいずれでも特に有用である。 超吸収体が吸収体層に含まれている場合には、吸収体層は、好ましくは、吸収 体層の少なくとも約15重量%を占める超吸収体を含み、更に好ましくは、少な くとも約20重量%、更に好ましくは少なくとも約25重量%を占める超吸収体 を含む。 吸収体層は、繊維質材料を更に含む。本発明で有用な繊維には、天然の(改質 した又は改質していない)繊維並びに合成繊維が含まれる。改質を施した又は改 質を施していない適当な天然の繊維には、綿、アフリカハネガヤ、バガス、死毛 、亜麻、絹、羊毛、木材パルプ、化学的に改質した木材パルプ、黄麻、エチルセ ルロース、及びセルロースアセテートが含まれる。適当な合成繊維は、ポリ塩化 ビニル、ポリ弗化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ塩化ビニリデン、 オーロン(オーロン(ORLON)は登録商標である)等のポリアクリル、ポリ ビニルアセテート、レーヨン(レーヨン(RAYON)は登録商標である)、ポ リエチルビニルアセテート、不溶性又は可溶性のポリビニルアルコール、ポリエ チレン(例えばパルペックス(パルペックス(PULPEX)は登録商標である ))やポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン等のポリアミド、ダクロ ン(ダクロン(DACRON)は登録商標である)やコデル(コデル(KODE L)は登録商標である)等のポリエステル、ポリウレタン、ポリスチレン、等か ら製造できる。吸収体層は、天然の繊維だけから、合成繊維だけから、又は天然 の繊維と合成繊維の任意の適当な組み合わせからできているのがよい。 本発明で有用な繊維は親水性でも疎水性でもよく、親水性繊維と疎水性繊維の 両方の組み合わせであってもよい。上述のように、親水性繊維又は疎水性繊維の 特定の繊維は、吸収体層(及び或る程度はスクラビング層)に含まれる他の材料 で決まる。即ち、繊維は、必要とされる流体遅延及び全体としての流体吸収力を クリーニングパッドが示すような性質を備えている。本発明で使用する上で適当 な親水性繊維には、セルロース繊維、改質セルロース繊維、レーヨン、親水性ナ イロン(ヒドロフィル(ヒドロフィル(HYDROFIL)は登録商標である) )等のポリエステル繊維が含まれる。適当な親水性繊維は、疎水性繊維を親水化 することによって、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、 ポリアクリレート、ポリアミド、ポリスチレン、ポリウレタン、等から得られた 熱可塑性繊維に界面活性剤処理やシリカ処理を施すことによっても得ることがで きる。 適当な木材パルプ繊維は、クラフト法や亜硫酸法等の周知の化学的プロセスに よって得ることができる。南方針葉樹材からこれらの木材パルプ繊維を得るのが 特に好ましい。これは、吸収性に優れているためである。更に、これらの木材パ ルプ繊維は、砕木パルププロセス、リファイナーメカニカルパルププロセス、サ ーモメカニカルパルププロセス、及びケミサーモメカニカルパルププロセス、等 の機械的プロセスで得ることができる。リサイクル木材パルプ繊維又は二次木材 パルプ繊維、並びに漂白を施した及び漂白を施していない木材パルプ繊維を使用 できる。 本発明で使用するための別の種類の親水性繊維は、化学的に剛化したセルロー ス繊維である。本明細書中で使用されているように、「化学的に剛化したセルロ ース繊維」という用語は、化学的手段によって剛化し、乾燥状態及び湿潤状態の 両方での繊維の剛性を高めたセルロース繊維を意味する。このような手段には、 化学的補剛材を加えることによって、繊維を例えばコーティングし及び/又は含 浸する手段が含まれる。このような手段には、化学的構造を変化させること例え ばポリマー鎖を架橋することによる繊維の剛化も含まれる。 繊維を吸収体層(又はその必須の構成要素)として使用する場合には、随意で あるが、繊維を熱可塑性材料と組み合わせるのがよい。この熱可塑性材料は、溶 融時に少なくとも一部が、代表的には繊維間毛管勾配により、繊維の隙間に入り 込む。これらの隙間は、熱可塑性材料の結合箇所となる。冷却すると、これらの 隙間にある熱可塑性材料が固化して結合箇所を形成し、夫々の層の各々の母材繊 維即ちウェブ繊維を互いに保持する。これは、全体としての一体性をクリーニン グパッドに追加に加える上で有用である。 その様々な効果のうち、繊維隙間での結合により、熱結合された部材の圧縮率 及び強度が結果的に全体として向上するという結果が得られる。化学的に剛化し たセルロース繊維の場合、熱可塑性材料の溶融及び進入には、結果的に得られた ウェブの平均孔径を大きくすると同時に、ウェブの密度及び坪量を製造時のウェ ブと同じに維持するという効果もある。これは、熱結合ウェブの流体捕捉性を、 流体に最初に露呈されたときには流体透過性の改善により、これに続いて露呈さ れたときには、湿潤時に補剛繊維の剛性を保持する特性と湿潤時及び湿潤圧縮時 に繊維隙間の熱可塑性材料が結合されたままにする特性の組み合わせにより改善 できる。正味では、熱結合された補剛繊維のウェブは全体としてその元の容積を 保持するが、熱可塑性材料によって占有されていた容積領域が開放し、かくして 繊維間平均毛管孔径を大きくする。 本発明で有用な熱可塑性材料は、粒子、繊維、又は粒子及び繊維の組み合わせ を含む様々な形態のうちの任意の形態であるのがよい。熱可塑性繊維が特に好ま しい形態である。これは、多数の繊維間結合箇所を形成できるためである。適当 な熱可塑性材料は、各層の一次ウェブ即ち母材を構成する繊維をほとんど損傷し ない温度で溶融できる任意の熱可塑性ポリマーからできているのがよい。好まし くは、この熱可塑性材料の融点は、約190℃以下であり、好ましくは約75℃ 乃至約175℃である。いずれの場合でも、この熱可塑性材料の融点は、熱結合 された吸収体構造が、クリーニングパッドで使用された場合に収納される温度以 下であってはならない。熱可塑性材料の融点は、代表的には、約50℃以下では ない。 熱可塑性材料、詳細には熱可塑性繊維は、ポリエチレン(例えばパルペックス (パルペックス(PULPEX)は登録商標である))やポリプロピレン等のポ リオレフィン、ポリエステル、コポリエステル、ポリビニルアセテート、ポリエ チルビニルアセテート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸 樹脂、ポリアミド、コポリアミド、ポリスチレン、ポリウレタン、及び塩化ビニ ル/ビニルアセテート等のこれらのうちの任意のもののコポリマーを含む様々な 熱可塑性ポリマーから製造できる。結果的に得られた熱結合された吸収体部材に ついての所望の特性に応じて適当な熱可塑性材料には、例えばポリエチレンやポ リプロピレン等のポリオレフィン、ポリアクリル酸樹脂、ポリアミド、ポリスチ レン、ポリウレタン、等から得られた熱可塑性繊維に界面活性剤処理やシリカ処 理等を施すことによって親水化した疎水性繊維が含まれる。非イオン系界面活性 剤や陰イオン系界面活性剤等の界面活性剤によって処理を施すことによって、疎 水性熱可塑性繊維の表面を親水化できる。親水化処理は、例えば、繊維に界面活 性剤をスプレーすることによって、繊維を界面活性剤に浸漬することによって、 又は熱可塑性繊維の製造時のポリマー溶融体の部分として界面活性剤を含むこと によって、行うことができる。溶融し、再固化したとき、界面活性剤は熱可塑性 繊維の表面に残る。適当な界面活性剤には、デラウェア州ウィルミントンのIC Iアメリカ社が製造しているブリジ(ブリジ(Brij)は登録商標である)7 6やコネチカット州グリーンウィッチのグリコ化学社がペゴスパーゼ(ペゴスパ ーゼ(Pegosperse)は登録商標である)の商標で販売している様々な 界面活性剤等の非イオン系界面活性剤が含まれる。非イオン系界面活性剤の他に 陰イオン系界面活性剤もまた使用できる。これらの界面活性剤は、熱可塑性繊維 1cm2当り約0.2g乃至約1gのレベルで熱可塑性繊維に加えることができる 。 適当な熱可塑性繊維は、単一のポリマー(単成分繊維)から製造でき、一つ以 上のポリマー(例えばコンジュゲート繊維)から製造できる。本明細書中で使用 されているように、「コンジュゲート繊維」というのは、一つのポリマーから製 造したコア繊維を異なるポリマーで製造したシース内に封入した熱可塑性繊維の ことをいう。シースを構成するポリマーは、多くの場合、コアを構成するポリマ ーと異なる温度で溶融し、代表的には、コアを構成するポリマーよりも低い温度 で溶融する。そのため、これらのコンジュゲート繊維はシースポリマーの溶融に より結合し、この際、コアポリマーの望ましい強度特性を維持する。 本発明で使用する上で適当なコンジュゲート繊維には、以下のポリマー組み合 わせのシース/コア繊維が含まれる。即ち、ポリエチレン/ポリプロピレン、ポ リエチルビニルアセテート/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステル、ポ リプロピレン/ポリエステル、コポリエステル/ポリエステル、等が含まれる。 本発明で使用する上で特に適当なコンジュゲート熱可塑性繊維は、ポリプロピレ ン又はポリエステル製のコア及びこれよりも低融点のコポリエステル、ポリエチ ルビニルアセテート、又はポリエチレン製のシースを持つコンジュゲート繊維( 例えば、ダナクロンa/s社、チッソ社から入手できるコンジュゲート繊維、及 びハーキュリーズ社から入手できるセルボンド(セルボンド(CELBON D)は登録商標である))である。これらのコンジュゲート繊維は、同心であっ ても偏心であってもよい。本明細書中で使用されているように、「同心」及び「 偏心」という用語は、シースの厚さがコンジュゲート繊維の断面に亘って均等で あるか或いは不均等であるかのいずれかであるのかに関する。細い繊維で高い圧 縮強度を得るためには、偏心コンジュゲート繊維が望ましい。 熱結合した繊維質材料を製造するための方法は、1995年7月3日に出願さ れた現在係属中の米国特許出願第08/479,096号(リチャーズ等)(特 に第16頁乃至第20頁を参照されたい)、及び1996年8月27日に付与さ れた米国特許第5,549,589号(ホーニー等)(特に第9コラム乃至第1 0コラムを参照されたい)に記載されている。これらの文献に触れたことにより 、これらの文献に開示されている内容は本明細書中に組入れたものとする。 吸収体層は、更に、HIPE−誘導親水性ポリマーフォームでできていてもよ い。これは、上文中に「超吸収体」として説明したもの程高い吸収力を備えてい ない。このようなフォーム及びその製造方法は、1996年8月27日に付与さ れた米国特許第5,550,167号(デスマライス)、及び1995年1月1 0日に出願された一般に譲渡された現在係属中の米国特許出願第08/370, 695号(ストーン等)に記載されている。これらの文献に触れたことにより、 これらの文献に開示されている内容は本明細書中に組入れたものとする。 クリーニングパッドの吸収体層は、セルロース繊維(随意であるが、熱結合さ れたセルロース繊維)及び粒状膨潤性超吸収休ゲル化ポリマーの配合物等の均質 な材料でできているのがよい。別の態様では、吸収体層は、熱結合した空気堆積 材料層及びこれとは別の超吸収体層等の別個の材料層からできているのがよい。 例えば、熱結合したセルロース繊維層を超吸収体よりも下に(超吸収体の下に) (即ち超吸収体とスクラビング層との間に)配置できる。高い吸収力及び圧力が 加わった状態での流体保持性を得ると同時に流体吸い上げの初期遅延を提供する ためには、吸収体層の形成時にこのような別個の層を使用するのが好ましい。こ れに関し、吸収力が低い層を吸収体層の最下層として設けることによって、超吸 収体をスクラビング層から離して配置するのがよい。例えば、セルロース繊維層 を超吸収体よりも下に(超吸収体の下に)(即ち超吸収体とスクラビング層との 間に)配置できる。 好ましい実施形態では、吸収体層は、セルロース繊維(ワシントン州のウェイ ヤーホイスター社から入手できるフリントリバー)及びALサーマルC(デンマ ーク国ヴァルデのダナクロンa/s社から入手できる熱可塑性プラスチック)及 び膨潤性ヒドロゲル形成超吸収体ポリマーでできた熱結合した空気堆積ウェブか らなる。超吸収体ポリマーは、好ましくは、スクラビング層から離れた吸収体層 の表面の近くに別個の層が配置されるように組み込まれる。好ましくは、例えば セルロース繊維(随意であるが、熱結合されたセルロース繊維)製の薄い層を超 吸収体ゲル化ポリマーの上に配置し包含性を高める。 iii.随意の取り付け層 本発明のクリーニングパッドは、更に、随意であるが、パッドをクリーニング 器具のハンドル又は好ましくはクリーニング器具の支持ヘッドに連結できるよう にする取り付け層を備えている。取り付け層は、吸収体層を使用する実施形態で は必要であるが、パッドをハンドルの支持ヘッドに取り付けるには適していない 。取り付け層は、流体がクリーニングパッドの上面(即ちハンドル接触面)を通 って流れないようにするための手段としても機能し、パッドの一体性を更に高め ることができる。スクラビング層及び吸収体層と同様に、取り付け層は、上掲の 必要条件を満たす限り、単層構造であってもよいし多層構造構造であってもよい 。 本発明の好ましい実施形態では、取り付け層は、周知のフック−ループ技術を 使用することによってハンドルの支持ヘッドに機械的に取り付けることができる 表面を有する。このような実施形態では、取り付け層は、ハンドルの支持ヘッド の下面に永久的に取り付けられたフックに機械的に取り付けることができる少な くとも一つの表面を有する。 所望の流体不透過性及び取り付け性を得るため、例えば溶融吹き出しフィルム 及び繊維質不織布構造を含む積層構造を使用するのが好ましい。好ましい実施形 態では、取り付け層は、溶融吹き出しポリプロピレンフィルム層が二つのスパン ボンデッドポリプロピレン層間に配置された三層材料である。 III.クリーニングパッド 本発明のクリーニングパッドは、上文中に説明したクリーニング器具で使用す る上で特に適しているが、流体の吸収に続いて大量の流体を吸い上げて保持する ことを制御できるため、ハンドルと組み合わせてモップ等のクリーニング器具を 形成することと切り離してクリーニングパッドを使用できる。このように、ハン ドルに取り付けずにクリーニングパッド自体を使用できる。従って、クリーニン グパッドは、ハンドルに取り付けることができる必要なしに形成できる。しかし ながら、クリーニングパッドをハンドルと組み合わせて又はそれ自体別個の製品 としてのいずれかで使用できるように形成するのが便利である。このように、パ ッドを随意の取り付け層とともに形成するのが好ましい。それ自体別個のクリー ニングパッドは、全ての他の点において上文中に説明したのと本質的に同じであ る。勿論、家庭のフロアよりも寸法が小さい硬質の表面(例えば、カウンターの 天板、流し台、調理面、タブ等)のクリーニングを行うようにクリーニングパッ ドが設計されている場合には、このようなパッドは、全体としての吸収力が比較 的小さいのがよい。 IV.他の特徴及び本発明の特定の実施形態 クリーニングパッドが別個の層でできている場合には、クリーニングプロセス 中にパッドに十分な一体性を提供する任意の手段を使用して様々な層が互いに結 合されているのがよい。スクラビング層及び取り付け層は、これらの層が存在す る場合には、均一で連続した接着剤層、パターンをなした接着剤層、又は接着剤 の別々の線、螺旋、又は点からなるアレイを使用することを含む様々な結合手段 のうちの任意の手段によって、吸収体層に又は互いに結合できる。別の態様では 、結合手段には、熱結合、圧力結合、超音波結合、動的機械的結合又は任意の他 の適当な結合手段又は当該技術分野で周知の結合手段の組み合わせが含まれる。 結合は、クリーニングパッドの周囲に亘って行われている(例えばスクラビング 層及び随意の取り付け層をヒートシールする)のがよく、及び/又はクリーニン グパッドの表面にパターンを形成するようにクリーニングパッドの面積(即ちX −Y平面)に亘って行われているのがよい。クリーニングパッドの層をパッドの 面積に亘って超音波結合することによって、別個のパッド層が使用中に剥がれな いようにする一体性を提供する。 本発明のクリーニングパッドは、クリーニングプロセス中に圧力が及ぼされた 状態であっても、吸収された流体を保持できる。本明細書中、これを吸収された 流体の「絞り出し」を阻止するクリーニングパッドの性能、又は逆に、圧力下の 吸収された流体を保持する性能と呼ぶ。絞り出しを計測するための方法は、試験 方法のセクションに詳細に記載してある。簡単に述べると、試験方法は、飽和さ せたクリーニングパッドに1.72kPa(0.25psi)の圧力が加わった場合の 流体保持性能を計測する。好ましくは、本発明のクリーニングパッドの絞り出し 容積は、約40%以下であり、更に好ましくは約25%以下であり、更に好まし くは約15%以下であり、最も好ましくは約10%以下である。 本発明のクリーニング器具は、好ましくは、クリーニング溶液と組み合わせて 使用される。クリーニング溶液は、任意の周知の硬質表面クリーニング組成物か らなるのがよい。硬質表面クリーニング組成物は、代表的には、一つ又はそれ以 上の界面活性剤、溶剤、ビルダー、キレート剤、ポリマー、消泡剤、酵素、等を 含む水性溶液である。適当な界面活性剤には、陰イオン系界面活性剤、非イオン 系界面活性剤、双生イオン系界面活性剤、両性界面活性剤、及び陽イオン系界面 活性剤が含まれる。陰イオン系界面活性剤の例には、線状アルキルベンゼンスル ホン酸、アルキルスルフェート、アルキルスルホネート、等が含まれるが、これ らに限定されない。非イオン系界面活性剤の例には、アルキルエトキシレート、 アルキルフェノルエトキシレート、アルキルポリクルコシド、アルキルグルカミ ン、ソルビタンエステル、等が含まれる。双生イオン系界面活性剤の例には、ベ タイン及びスルホベタインが含まれる。両性界面活性剤の例には、アルキル両性 グリシネート等のイミダゾール剤を使用して得られた材料及びアルキルイミノプ ロピオネートを含む。陽イオン系界面活性剤の例には、アルキルモノ−、ジ−、 及びトリアンモニウム界面活性剤が含まれる。以上の材料は全て商業的に入手で き、MC出版のマクチェオン社の北米版のマクチェオンの第1巻の「乳濁液及び 洗剤」1995年版に記載されている。 適当な溶剤には、モノ−及びジ−エチレングリコールn−ヘキシルエーテル、 モノ−、ジ−、及びトリプロピレングリコールn−ブチルエーテル、等のオキシ エチレングリゴール及びオキシプロピレングリコールの短鎖(例えばC1−C6) 誘導体が含まれる。適当なビルダーには、オルト燐酸塩及びパイロ燐酸塩等の含 燐源から得られたビルダー及びニトリロ三酢酸、S,S−エチレンジアミン二琥 珀酸、等の非燐源から得られたビルダーが含まれる。適当なキレート剤には、エ チレンジアミン四酢酸及びくえん酸、等が含まれる。適当なポリマーには、陰イ オン系、陽イオン系、双生イオン系、及び非イオン系が含まれる。適当な消泡剤 には、シリコーンポリマー及び線状又は枝分かれしたC10−C18脂肪酸又はアル コールが含まれる。適当な酵素には、リパーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼ、及 び汚れを分解する触媒として有用であることが知られている他の酵素が含まれる 。 本発明のクリーニング器具とともに使用するための適当なクリーニング溶液は 、 約0.1%乃至約2.0%の線状アルコールエトキシレート界面活性剤(例えば 、ネオドール91−5(ネオドール91−5(Neodol91−5)は登録商 標である)、約0%乃至約2.0%のアルキルスルホネート(例えば、ステファ ン社から入手できる線状C8スルホネートであるバイオタージPAS−8s)、 約0%乃至約0.1%の水酸化カリウム、約0%乃至約0.1%の炭酸カリウム 又は二炭酸カリウム、約0%乃至約10%の有機酸、染料及び/又は香料等の随 意の補助剤、及び約99.9%乃至約90%の脱イオン水又は軟化水を含む。 超吸収体ポリマーをクリーニングパッドで使用する場合、クリーニング溶液の pHを制御することによって、流体吸い上げ速度を制御できる。詳細には、この ようなポリマーが存在する場合、クリーニング溶液のpHは、好ましくは、約9 以下であり、好ましくは、約7以下であり、更に好ましくは約8以下であり、最 も好ましくは約2乃至約5である。 本発明の例示のクリーニングパッドを示す添付図面を参照すると、第2図は、 取り外し自在のクリーニングパッド200の斜視図であり、このクリーニングパ ッドは、スクラビング層201、取り付け層203、及びスクラビング層と取り 付け層との間に配置された吸収体層205を含む。上文中に示したように、第2 図は、層201、203、及び205の各々を単一の材料層として示しているけ れども、これらの層のうちの一つ又はそれ以上が二つ又はそれ以上のプライから なる積層体からなってもよい。例えば、好ましい実施形態では、スクラビング層 201は、カーデッドポリプロピレンからなる2プライ積層体であり、この場合 、下層にはスリットが設けられている。更に、第2図に示すように、スクラビン グ層201と吸収体層205との間、及び/又は吸収体層205と取り付け層2 03との間に流体の流れを妨げない材料を配置できる。しかしながら、スクラビ ング層及び吸収体層が実質的に流体連通しており、クリーニングパッドの必須の 吸収性を提供することが重要である。第2図では、パッド200は、全てのパッ ド 層のX寸法及びY寸法が等しいものとして示してあるが、スクラビング層201 及び取り付け層203が吸収体層よりも大きく、そのため、層201及び203 をパッドの周囲に亘って互いに結合して一体性を提供できるのが好ましい。スク ラビング層及び取り付け層を、均等な連続した接着剤層、パターンをなした接着 剤層、接着剤の別々の線、螺旋、又は点からなるアレイを含む様々な結合手段の うちの任意の手段によって吸収体層に又は互いに結合できる。別の態様では、結 合手段には、熱結合、圧力結合、超音波結合、動的機械的結合、又は任意の他の 適当な結合手段、又はこれらの結合手段の当該技術分野で周知の組み合わせが含 まれる。結合は、クリーニングパッドの周囲に亘って行われ、及び/又はスクラ ビング層201の表面上にパターンを形成するようにクリーニングパッドの表面 に亘って行われる。 第3図は、本発明のクリーニングパッドの一実施形態の吸収体層305の分解 斜視図である。吸収体層305は、この実施形態では、三層構造からなるものと して示してある。特定的には、吸収体層305は、参照番号307で示す別個の 粒状超吸収体ゲル化剤層が二つの別個の繊維質材料層306と308との間に配 置されたものとして示してある。この実施形態では、超吸収体ゲル化剤の濃度が 高い領域307のために超吸収体が上文中に論じたゲル閉塞を起こさないのが好 ましい。特に好ましい実施形態では、繊維質層306及び308の各々は、セル ロース繊維製の熱結合された繊維質基材であるのがよく、下繊維質層308は、 スクラビング層(図示せず)と直接的に流体連通している。 第4図は、スクラビング層401、取り付け層403、及びスクラビング層と 取り付け層との間に配置された吸収体層405を持つクリーニングパッド400 の断面図である。クリーニングパッド400は、この図では、X寸法及びY寸法 がスクラビング層401及び取り付け層403よりも小さい吸収体層405を持 つように示してある。従って、層401及び403は、クリーニングパッドの周 囲に沿って互いに結合されたものとして示してある。更に、この実施形態では、 吸収体層405が二つの別個の層405a及び405bを持つものとして示して ある。好ましい実施形態では、上層405aは、1995年11月29日に出願 された一般に譲渡された現在係属中の米国特許出願第08/563,866号( デスマライス等)に記載された親水性ポリマーフォーム材料であり、下層405 bは、1996年8月27日に付与された米国特許第5,550,167号(デ スマライス)又は1995年1月10日に出願された一般に譲渡された現在係属 中の米国特許出願第08/370,695号(ストーン等)に記載されたポリマ ーフォーム材料である。上文中に論じたように、層405a及び405bの各々 は、夫々の材料で形成された二つ又はそれ以上の個々の層を使用して形成できる 。 第7図は、随意のスクリム材料602を持つクリーニングパッド600の分解 斜視図である。このスクリム材料602は、スクラビング層601と吸収体層6 05との間に配置された別個の材料として示してある。別の実施形態では、スク リム602は、スクラビング層601(好ましくは上面)又は吸収体層605( 好ましくは下面)に印刷によって設けられた樹脂又は他の合成材料の形態である のがよい。第7図は、吸収体層605の上に配置された随意の取り付け層603 を更に示す。上文中に論じたように、スクリムは、使用されたクリーニング溶液 に容易には溶けない汚れのクリーニングを改善できる。スクリム602の比較的 開放した構造は、スクラビング層601と吸収体層605との間に必要な流体連 通を提供し、必須の吸収速度及び吸収力を提供する。この場合も、第7図では、 層601、603、及び605の各々は単一の材料層として示してあるが、これ らの層のうちの一つ又はそれ以上が二つ又はそれ以上のプライからなってもよい 。 第7図では、パッド600は、全てのパッド層のX寸法及びY寸法が等しいも のとして示してあるが、スクラビング層601及び取り付け層603が吸収体層 よりも大きく、そのため、層601及び603をパッド600の周囲に亘って互 いに結合して一体性を提供できるのが好ましい。更に、パッドの周囲でのスクラ ビング層601と取り付け層603との結合を容易にするため、スクリム材料6 02をX寸法及びY寸法の少なくとも一方と等しくするのが好ましい。これは、 スクリム材料が別個の層である(即ち、基材に印刷されていない)場合に特に好 ましい。これらの実施形態では、スクリムは、例えば樹脂を基材に印刷すること によって形成されており、スクリムを周囲結合の部分であるように配置すること は重要でない。スクラビング層601、スクリム602、及び取り付け層603 は、均等な連続した接着剤層、パターンをなした接着剤層、接着剤の別々の線、 螺旋、又は点からなるアレイを含む様々な結合手段のうちの任意の手段によって 吸収体層に結合されているか或いは互いに結合されているのがよい。別の態様で は、結合手段には、熱結合、圧力結合、超音波結合、動的機械的結合、又は任意 の他の適当な結合手段、又はこれらの結合手段の当該技術分野で周知の組み合わ せが含まれる。結合は、クリーニングパッドの周囲に亘って行われ、及び/又は スクラビング層601の表面上にパターンを形成するようにクリーニングパッド の表面に亘って行われる。 第8図は、スクリム702を持つパッド700の好ましい実施形態の斜視図で ある。第8図は、吸収体層705、取り付け層703、及びスクリム702の例 示を容易にするために一部を切除したスクラビング層701を含む。(スクリム 702は、別個の材料層であるか或いはスクラビング層又は吸収体層のいずれか の構成要素であるのがよい。)パッド700は、硬質の表面と接触する下面70 0a及びクリーニング器具と接触する上面700bを有するものとして示してあ る。パッド700は、パッドの「X」寸法と一致する二つの両側縁部700c及 びパッドの「Y」寸法と一致する二つの両端縁部700dを有する。(使用に当 たっては、パッド700はX−Y寸法で矩形であり、代表的な清掃動作は、一般 的には、矢印710が示す「前後方向」で行われる。)図示のように、この好ま しい実施形態では、スクリム702は端縁部700dまで延びており、取り付け 層703及びスクラビング層701に結合できる(図示してないけれども、吸収 体層705は、スクリム及び取り付け層及びスクラビング層の結合を容易にする ため、好ましくは、X寸法及びY寸法が短い)。しかしながらスクリム702は 、側縁部700cまで延びていない。側縁部700cの手前でスクリムが終端す ることにより、パッド700のスクラビング層701の領域711は、スクリム 702のテクスチャーを呈せず、及び従って、比較的滑らかである。これらの滑 らかな領域711により、払拭プロセス中に汚れ/溶液を均等に除去できる。 V.試験方法 A.圧力が加わった状態での性能 この試験は、脱イオン水に対するクリーニングパッドの吸収力をg/gで決定 し、平均吸収速度をg/秒で決定する。クリーニングパッドは、ピストン/シリ ンダアッセンブリ内で約0.6kPa(0.09psi)の初期拘束圧力(これは、ク リーニングパッド試料の組成に応じて変化し、拘束圧力は、試験期間中に試料が 水を吸収して膨潤する際に僅かに低下する)が作用した状態で横方向に拘束され ている。試験の目的は、クリーニングパッドが使用状態に露呈されている(水平 方向毛管吸引力(holizontal wicking)及び圧力が作用している)場合の、クリー ニングパッドによる流体の平均吸収速度を実際の期間に亘って評価することであ る。 PUP吸収力試験の試験流体は脱イオン水である。この流体は、ほぼゼロの静 水圧での要求吸収状態下でクリーニングパッドによって吸収される。 この試験についての適当な装置510を第5図に示す。この装置の一端には、 カバー514を持つ流体リザーバ(例えばペトリ皿)512が設けられている。 リザーバ512は、全体に参照番号516を附した分析用秤に載っている。装置 510の他端は、全体に参照番号518を附したフリッテッド漏斗、この漏斗5 18内に嵌着する全体に参照番号520を附したピストン/シリンダアッセンブ リ、及び漏斗518の周りに嵌まる全体に参照番号522を附したプラスチック 製円筒形フリッテッド漏斗カバーが設けられている。このカバーは、底部が開放 しており頂部が閉鎖しており、頂部にピンホールが設けられている。装置510 は、流体をいずれかの方向に搬送するためのシステムが設けられている。このシ ステムは、参照番号524及び531aを附したガラス製毛管チューブ区分、参 照番号531bを附した可撓性プラスチックチューブ(例えば内径が6.35mm (1/4インチ)で外径が9.53mm(3/8インチ)のタイゴン(Tygon )製チューブ)、ストップコックアッセンブリ526及び538、及びガラスチ ューブ524及び531とストップコックアッセンブリ526及び538とを連 結するテフロン製コネクタ548、550、及び552を有する。ストップコッ クアッセンブリ526は、主流体システムの三方弁528、ガラス製毛管チュー ブ530及び534、及びリザーバ512を補充し、フリッテッド漏斗518内 のフリッテッドディスクを前方フラッシングするためのガラス製毛管チューブ5 32を含む。ストップコックアッセンブリ538は、同様に、三方弁540、主 流体ラインのガラス製毛管チューブ542及び546、及びシステムのドレンと して作用するガラス製毛管チューブ区分544を含む。 第6図を参照すると、アッセンブリ520は、シリンダ554、参照番号55 6を附したカップ状ピストン、及びこのピストン556の内側に嵌まった重り5 58を有する。シリンダ554の底端には、400番メッシュのステンレス鋼製 クロススクリーン559が取り付けられている。このスクリーンは、取り付け前 にぴんと張られているように二軸延伸されている。全体に参照番号560を附し たクリーニングパッド試料がスクリーン559に載っており、表面接触層(即ち スクラビング層)がスクリーン559と接触している。(クリーニングパッドが 切り出される試料が、クリーニング作業中にその両面が表面と接触するように設 計されている場合には、主に初期スクラビング作用に向けられた表面がスクリー ン559と接触しなければならない。)クリーニングパッド試料は、直径が5. 4cmの円形の試料である。(試料560は単一の層として描いてあるが、試料は 、実際には、試料が切り出されるパッドに含まれる全ての層を持つ円形の試料か らなる。)シリンダ554は、透明なレクサン(レクサン(LEXAN)は登録 商標である)ロッド(又はその等価物)でボアを形成したものであり、内径が6 .00cm(面積=28.25cm2)であり、壁厚が約5mmであり、高さが約5cm である。ピストン556は、テフロン製カップの形態をなしており、シリンダ5 54内にぴったりとした許容差で嵌着するように機械加工されている。ステンレ ス鋼製の円筒形重り558は、ピストン556内にぴったりと嵌着するように機 械加工されており、その頂部には、取り外しを容易にするためにハンドル(図示 せず)が設けられている。ピストン556及び重り558の組み合わせ重量は、 145.3gであり、これは22.9cm2の面積に対する0.6kPa(0.09ps i)の圧力に相当する。 装置510の構成要素の大きさは、10cmの静水頭での脱イオン水の流量が少 なくとも0.01g/cm2/秒であり、これは、流量をフリッテッド漏斗518 の面積で正規化した値である。流量に特に大きな影響を及ぼす要因は、フリッテ ッド漏斗518のフリッテッドディスクの透過性、及びガラス製チューブ524 、530、534、542、546、及び531a、及びストップコックバルブ 528及び540の内径である。 リザーバ512は、0.01gの精度でドリフトが0.1g/時の分析用秤5 16上に配置されている。秤は、(i)均合重りの変化をPUP試験の開始時か ら所定の間隔で監視し、(ii)秤の感度に応じて0.01g乃至0.05gの 重量変化について自動的に開始するように設定されたソフトウェアを介してコン ピューターに繋がれている。リザーバ512に続く毛管チューブ524は、リザ ーバの底部又はカバー514のいずれとも接触していてはならない。リザーバ5 12内の流体(図示せず)の容積は、計測中に空気が毛管チューブ524に吸い 込まれないのに十分でなければならない。リザーバ512内の流体のレベル即ち 液面高さは、計測の開始時には、フリッテッド漏斗518内のフリッテッドディ スクのディスクの上面の約2mm下でなければならない。これは、流体の小滴をフ リッテッドディスクに置き、リザーバ512内へのゆっくりとした逆流を重量的 に監視することによって確認できる。このレベルは、ピストン/シリンダアッセ ンブリ520が漏斗518内に配置されている場合には大幅に変化してはならな い。リザーバは、40mlまでの部分を引き出すことによって生じる流体の高さの 変化が3mm以下であるように、十分大きな直径(例えば14cmまで)を備えてい なければならない。 計測を行う前にアッセンブリを脱イオン水で充填する。フリッテッド漏斗51 8内のフリッテッドディスクを前方フラッシングし、新たな脱イオン水で充填す る。フリッテッドディスクの底面及び漏斗をリザーバに連結するシステムから気 泡をできる限り除去する。三方ストップコックの順次作動により、以下の手順を 実施する。 1.フリッテッドディスクの上面上の余分の流体をフリッテッド漏斗518から 除去(注ぎ出)し、 2.リザーバ512の高さ/重量の解を適正なレベル/値に合わせて調節し、 3.フリッテッド漏斗518をリザーバ512に対して正しい高さに配置し、 4.次いで、フリッテッド漏斗518をフリッテッド漏斗カバー522で覆い、 5.リザーバ512及びフリッテッド漏斗518を、開放連結位置にあるストッ プコックアッセンブリ526及び538のバルブ528及び540で均衡させ、 6.次いで、バルブ528及び540を閉鎖し、 7.その後、バルブ540を廻し、漏斗をドレンチューブ544に対して開放し 、 8.システムをこの位置で5分間に亘って均衡させ、 9.次いで、バルブ540をその閉鎖位置に戻す。 第7工程、第8工程、及び第9工程は、フリッテッド漏斗518の表面を5cm までの小さな静吸引力に露呈することにより、この表面を一時的に「乾燥」させ る工程である。この吸引力は、チューブ544の開放端がフリッテッド漏斗51 8内のフリッテッドディスクのレベルの下5cmまで延びており、脱イオン水で充 填されている場合に加えられる。この手順中、代表的には、0.04gまでの流 体がシステムからドレンされる。この手順により、ピストン/シリンダアッセン ブリ520がフリッテッド漏斗518内に配置されている場合に脱イオン水の早 期吸収が阻止される。ピストン/シリンダアッセンブリ520なしで20分間の 期間に亘ってPUP試験(下文参照)を実施することによって、この手順でフリ ッテッド漏斗からドレンされる流体の量を計測する。この手順によってフリッテ ッド漏斗からドレンされたほぼ全ての流体は、試験の開始時に漏斗によって非常 に迅速に再吸収される。かくして、PUP試験(下文参照)中にリザーバから除 去された流体の重量からこの補正重量を減じる必要がある。 円形にダイカットされた試料560が、約1gの脱イオン水が入ったペトリ皿 内で約1秒間に亘って吸収した後、これを直ちにシリンダ554に置く。ピスト ン556をシリンダ554に滑り込ませ、クリーニングパッドシリンダ560上 に配置する。ピストン/シリンダアッセンブリ520を漏斗518のフリット部 分上に置き、重り558をピストン556内に滑り込ませ、漏斗518の上をフ リッテッド漏斗カバー522によってカバーする。秤の読みを安定化させた後、 バルブ528及び540を開いて漏斗518とリザーバ512とを連結すること によって試験を開始する。自動開始に伴って、漏斗518が流体の再吸収を開始 したときにデータ収集を直ちに開始する。 データを全部で約2200秒間の期間に亘って所定の間隔で記録し、PUP吸 収力を以下のように決定する。 t1200吸収力(g/g)= 〔Wr(t=0)−Wr(t=1200)−Wffc〕/Wds ここで、t1200吸収力は、1200秒後のパッドの(g/g)吸収力であり 、Wr(t=0)は、開始前のリザーバの重量をgで表した値であり、Wr(t =1200)は、開始してから1200秒後のリザーバ512の重量をgで表し た値であり、Wffcは、フリッテッド漏斗の補正重量であり、Wdsはクリー ニングパッド試料の乾燥重量である。1200秒の試験手順中に流体吸収速度も また計測される。吸収速度の結果から、試料パッドの平均吸収速度は、t=0乃 至t=1200の期間に亘って得られる。 B.絞り出し 使用時圧力に露呈された場合にクリーニングパッドが流体を保持できる性能及 び従って、流体の「絞り出し」が起こらないようにする性能は、本発明の別の重 要なパラメータである。「絞り出し」は、1.5kPa(0.25psi)の圧力が加 わった状態でホワットマン濾紙によって試料から吸収できる流体の量を確認する ことによって、クリーニングパッド全体について計測される。絞り出しは、水平 方向毛管吸引により(詳細には、スクラビング層又は表面接触層を含むパッドの 表面から毛管吸収によって)脱イオン水で容量一杯に飽和させた試料について行 われる。(飽和試料を得るための一つの手段が、1995年10月13日に出願 された米国特許出願第08/542,497号(ダイヤー等)の水平方向重力毛 管吸収法として記載されている。同特許出願に触れたことにより、その特許出願 に開示されている内容は本明細書中に組入れたものとする。)好ましくは空気で 充填された袋を使用することによって、夫々の圧力を加えることができる装置内 に流体含有試料を水平に置く。袋は、均等に分配された圧力を試料の表面に亘 って加える。絞り出し値は、湿潤状態の試料の重量に対する失われた試験流体の 重量として報告される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーノン、サンフォード、ピン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ダリー、ロード、10044 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. クリーニング器具において、 a.ハンドルと、 b.取り外し自在のクリーニングパッドとを有し、このパッドは、脱イオン水の 平均吸収速度が0.5g/秒以下、好ましくは0.2g/秒以下、好ましくは0 .1g/秒以下であり、クリーニングパッド1g当りの脱イオン水のt1200 吸収力が少なくとも1gであり、好ましくは少なくとも10gであり、好ましく は少なくとも20gである、ことを特徴とするクリーニング器具。 2. 取り外し自在のクリーニングパッドは、 i.スクラビング層と、 ii.吸収体層と、 iii.随意のスクリム材料とを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のクリ ーニング器具。 3. 前記スクラビング層は前記吸収体層と直接的に流体連通している、こと を特徴とする請求項2に記載のクリーニング器具。 4. 前記クリーニングパッドは取り付け層を更に有し、前記吸収体層は前記 スクラビング層と前記取り付け層との間に配置されており、前記取り付け層は、 好ましくは、本質的に流体不透過性の材料を含む、ことを特徴とする請求項2又 は3に記載のクリーニング器具。 5. 前記クリーニングパッドの絞り出し値は、0.25psiで40%以下で あり、好ましくは25%以下である、ことを特徴とする請求項1乃至4のうちの いずれか一項に記載のクリーニング器具。 6. 前記吸収体層は、好ましくは超吸収体ゲル化ポリマー及び親水性ポリマ ー吸収体フォームからなる群から選択された、超吸収体を含む、ことを特徴とす る請求項2乃至5のうちのいずれか一項に記載のクリーニング器具。 7. 脱イオン水の平均吸収速度が0.5g/秒以下、好ましくは0.2g/ 秒以下、好ましくは0.1g/秒以下であり、1g当りの脱イオン水のt120 0吸収力が少なくとも1gであり、好ましくは少なくとも10gであり、好まし くは少なくとも20gである、ことを特徴とするクリーニングパッド。 8. 前記クリーニングパッドの絞り出し値は、0.25psiで40%以下で あり、好ましくは25%以下である、ことを特徴とする請求項7に記載のクリー ニングパッド。 9. 前記クリーニングパッドは、 i.スクラビング層と、 ii.吸収体層と、 iii.随意のスクリム材料とを含む、ことを特徴とする請求項7又は8に記載 のクリーニングパッド。 10. 前記クリーニングパッドをクリーニング器具のハンドルに機械的に取 り付けるための取り付け層を更に有し、前記吸収体層が前記スクラビング層と前 記取り付け層との間に配置されている、ことを特徴とする請求項9に記載のクリ ーニングパッド。 11. 前記吸収体層は、好ましくは超吸収体ゲル化ポリマー及び親水性ポリ マー吸収体フォームからなる群から選択された、超吸収体を含む、ことを特徴と する請求項10に記載のクリーニングパッド。 12. 低レベルのクリーニング溶液を使用して硬質の表面のクリーニングを 行うための方法において、 (i)クリーニングされるべき硬質の表面に、この硬質表面1平方フィート当り 6ml以下のレベルのクリーニング溶液を塗布する工程と、 (ii)a.ハンドル、及び b.1g当りの脱イオン水のt1200吸収力が少なくとも1g、好ましくは少 なくとも10g/g、好ましくは少なくとも20g/gの取り外し自在のクリー ニングパッドを含む、クリーニング器具で前記硬質表面を払拭する工程とを含む 、ことを特徴とする方法。 13. 請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載のクリーニング器具で 表面を払拭する工程を含む表面クリーニング方法。
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