JP2001506478A - 高電圧ケーブルの終端部のストレス制御 - Google Patents

高電圧ケーブルの終端部のストレス制御

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Abstract

(57)【要約】 電気的ストレス制御用の2部品式システムは、用意された電力ケーブル(22)のシールド切断縁部に配置される形態適合ストレス制御材料(20)と、形態適合ストレス制御材料(20)を覆って配置されるストレス制御チューブ(18)とを含んでいる。また、絶縁体(28)の切断端部に隣接して形態適合ストレス制御材料の第2の領域(21)が配置される。2構成要素の誘電率と寸法パラメータとを関連付ける関係式が明らかにされている。

Description

【発明の詳細な説明】 高電圧ケーブルの終端部のストレス制御 術分野 本発明は電気的ストレス制御に関するものであり、更に詳しく言うと、高電圧 電気機器に関連する電界強度が高い領域における電気的ストレスを制御する方法 及びその装置に関するものである。 発明の背景 例えば、電気ブッシング、高電圧ケーブルの接続部または終端部などの高電圧 ケーブルまたは電気機器のシールドの不連続によって電界強度が高い領域の電気 的ストレスを制御するためにストレス手段を利用することは公知である。そのよ うなストレス手段は一般に、半導電ストレス制御材料から成るストレスコーンお よびテープまたは環状製品を含んでいる。本発明は、高誘電率ストレス制御材料 を含むストレス制御手段に関するものであり、そのようなストレス手段を用いた 従来技術の装置を越える、改善されたコロナ放電の消衰、商用周波数耐電圧およ びインパルス耐電圧性能を提供するものである。例証のために、本発明の説明を 主として高電圧ケーブルの終端部に応用するものとして行なう。しかしながら、 本発明は、ストレス制御が望ましい他の電気ケーブルまたは機器にも適用できる 。 一般的な高電圧ケーブルは、導体シールドに包囲された内部導体を含み、更に その外側を絶縁体に包囲され、更にその外側を外部半導電シールド、場合によっ ては金属シールドに包囲されている。そのようなケーブルを終端する場合、ケー ブルのそのような連続層を取り除く即ち段剥ぎしてその下の層を剥き出しにする のが慣例である。半導電シールドを段剥ぎすることによって電界が途切れ、その 結果、シールドの端部に高い電気ストレスが生じる。高電気ストレスはケーブル の絶縁を損ないがちな放電を生じる恐れがある。高電気ストレスは、電気ストレ ス制御手段によって制御されることが可能である。 米国では一般に、交流高電圧ケーブルの終端はIEEE標準試験方法Std. 48−1990に従って試験される。この方法は特に、高電圧ケーブル終端部の 性能に関する情報を得るために製造業者が実施すべき設計試験を規定するもので ある。 ストレス制御装置を含んでいる終端部の効果を判断するのに特に有用なIEE Eの方法による設計試験には、「部分放電(コロナ)消滅電圧試験」、「商用周 波耐電圧試験」、「雷インパルス耐電圧試験」などがある。放電消滅電圧試験で は、特定の印加電圧における終端部の放電が測定され、その値が所定値を下回ら なくてはならない。放電が消えた電圧も測定され、その値が所定値を越えなけれ ばならない。商用周波数耐電圧試験では、ケーブルに特定電圧が印加され、フラ ッシュオーバなどの絶縁破壊を起こさずに持ちこたえなくてはならない。インパ ルス耐電圧試験では、特定値で特定波形のインパルスがケーブルに印加され、フ ラッシュオーバなどの絶縁破壊を起こさずに持ちこたえなくてはならない。フラ ッシュオーバが起きる電圧が所定値を越えていなくてはならない。終端部におけ る放電性能、商用周波電圧、およびインパルス電圧の性能がIEEE標準試験方 法Std.48−1990に記載された要件を満足しなくてはならない。 しかし、高電圧ケーブルの終端部にストレス制御材料を使用したからといって 、必ずしもIEEE試験方法のインパルス性能要件に適合した終端部を実現でき るわけではない。この要件を満足するために、複数の耐雨笠部を使用することに よってストレス制御装置を強化してもよい。笠部は一般に、他の目的のために屋 外の終端部に使用されるが、ケーブル終端部が屋内に設置される場合には一般に 使用されない。笠部を利用すると終端部のコストが増し、ケーブルの周囲に更な る空間が必要となるので、笠部の利用せずに、それでも望ましいインパルス性能 を満足できることが好ましい。 本発明は、笠部を使用したまたは使用しない終端部の放電、商用周波電圧を著 しく向上する新規な装置を提供するものである。本発明は、ケーブルの終端部と 関連させて説明されるが、高電圧ケーブルの接続部および、電気ブッシングやフ ードスルー含む他の高電圧機器で使用するのに適している。 発明の開示 本発明は、スリーブを延伸した状態に維持する内部支持体すなわち「コア」を 備えた弾性回復可能な弾性絶縁スリーブを含む。スリーブは電源ケーブルおよび コアを覆うように配設されて、コアの巻きが解かれて取り除かれ、スリーブをケ ーブルに収縮密着させる。スリーブとコアの間には、弾性ストレス制御チューブ で包囲された非粘着質の空隙充填用の形態適合(conformable)ストレス制御材 料より成る2部品式ストレス制御システムが介在している。形態適合ストレス制 御材料およびストレス制御チューブは、いずれも高い誘電率(10を越える)を 備えている。「誘電率(permittivity)」は、「比誘電率(die lectric constant)」と同義で、媒体内の電界によって生じる 電束と真空内の電界によって生じる電束との比である。 本発明は、形態適合ストレス制御材料およびストレス制御チューブの誘電率、 両部材の厚さ、ケーブルの半導電シールド層の縁端から形態適合ストレス制御材 料出ている長さの関係を定義するものである。 本発明の第1の実施態様において、形態適合ストレス制御材料はケーブルシー ルドの切断端部と接触状態に設けられている。本発明の第2の実施態様において 、形態適合ストレス制御材料は、ケーブル絶縁体およびラグの切断端部とも接触 している。 図面の簡単な説明 複数の図面において同一部品を同一番号で指定する添付図面を参照して本発明 を説明する。 図1は、耐雨笠部を備えた本発明のストレス制御終端部のスリーブの断面図で ある。 図2は、耐雨笠部を備えない本発明のストレス制御終端部の断面図である。 図3は、電力ケーブルに応用した本発明のストレス制御終端スリーブの断面図 である。 図4は、電力ケーブルに応用した本発明のストレス制御終端スリーブの別の実 施態様の断面図である。 図5は、電力ケーブルに応用した本発明のストレス制御終端スリーブの更に別 の実施態様の断面図である。 好適実施態様の説明 図1に、本発明の一実施態様による終端組立品を示し、その全体を10で示す 。組立品12は、容易に抜去可能なコア14によって予め延伸された状態で支持 された管状延伸スリーブ12である。組立品10はプレストレッチドチューブを 意味する「PST」と一般に称される。そのような組立品10は、その内容を本 願明細書に引用したものとする米国特許第3,515,798号明細書に記載さ れている。米国特許第3,515,798号明細書に記載されているように、コ ア14は、隙間のない螺旋構造に相互結合させた隣接コイルを有する一体型の硬 質な螺旋状のコアであることが好ましい。外部スリーブ12には、所望の耐アー クおよびトラッキング性、耐紫外線性、および延伸可能でコア14の除去時に元 のサイズに復元できる機能を有しているのである限り広範囲の材料を使用できる が、シリコーンゴムであることが好ましい。 図1の終端組立品は、屋外での使用を本質的に目的とするものであるので、ス リーブ12の長手方向に沿って軌道長が増す耐雨笠部16を含んでいる。屋内用 の場合は、通常は、空間がより重要であり、その為、耐雨笠部16は通常は図2 に記載されているように省かれている。ケーブル22の導線26に圧着した状態 で示されているラグ24などの適切な終端装置を有する電力ケーブル22に、い ずれかの終端組立品10が図3に示すように適用される。 ラグ24を利用して、ケーブル22を終端させるためには、導線26を覆って いる絶縁体28を所定長だけ除去するとともに、絶縁体28を覆っている半導電 シールド30をそれよりも長く除去することによって、ケーブル22の準備を行 なわなくてはならない。シールド30を段剥ぎすることによって、導線26を囲 む電界が途切れ、それによってシールド30の端部に高い電気的ストレスが生じ る。高いストレスは放電の原因となることがあり、その後、ケーブル22の絶縁 体28または終端スリーブ12において絶縁破壊を生じる場合がある。本発明は 、これら望ましくない結果を回避するように前述の高電気ストレスを制御するこ とを目的とするものである。 好適実施態様の電気的ストレス制御は、スリーブ12の一部をライニングする 高誘電率のストレス制御チューブ18と、ストレス制御チューブ18内の形態適 合ストレス制御材料20とを組合わせて使用することによって終端部10に提供 される。ストレス制御チューブ18および形態適合ストレス制御材料20の厚さ 、形態適合ストレス制御材料20の長さ、およびストレス制御チューブ18およ び形態適合ストレス制御材料20の両方の誘電率は、終端組立品10内で所望の ストレス制御が実現されるように調節される。 この高誘電率ストレス制御チューブ18は、米国特許第4,363,842号 明細書に概括的に記載されており、その内容を本願明細書に引用されたものとす る。上記特許で教示された項目を幾分か変更して、以下の組成によって定められ るな好適ストレス制御チューブ18を得る。 形態適合ストレス制御材料20については、親特許出願第08/524,23 6号と同じ日付で提出された米国特許出願第08/524,390号明細書に記 載されている。この親出願の内容を、文献引用によって本願明細書に組込んだも のとする。形態適合ストレス制御材料20は、エピハロヒドリンポリマーと、電 気損失係数(tanδ)が1未満である絶縁ポリマーの2種類の高分子樹脂のブ レンドから成る樹脂成分を含んでいる。 使用に適したエピハロヒドリンポリマーは、ホモポリマーまたはコポリマーの 形のエピハロヒドリンのエラストマーポリマーである。そのようなポリマーは、 固形物または溶液中のモノマー材料と有機機金属触媒との重合によって作製され 、ホモポリマー、コポリマー、ターポリマー等でありうる。ホモポリマーの例と してエピクロロヒドリンやエピブロモヒドリンなどがあり、有用なコポリマーと してエピハロヒドリンとアルキレンオキシドとのコポリマーや、エピハロヒドリ ンとエポキシドとのコポリマー、例えば、プロピレンオキシド、エチレンオキシ ド、ブテンオキシド、および、エチルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエ ーテル等のエポキシエーテルなどが含まれる。前述のポリマー類はゼオンケミカ ルズ社(Zeon Chemicals Inc.)から入手可能である。 好適なエピハロヒドリンポリマーはアルキレンオキシド、特に、エチレンおよ びプロピレンオキシドとのコポリマーを含んでいる。 樹脂成分として、tanδが1未満である絶縁ポリマーも含まれている。有用 なポリマーとして、シリコーン、EPMまたはEPDM、および炭化水素ゴムな どがある。有用なシリコーンは、室温で液状のシリコーンおよびゴム状シリコー ンであり、配合が容易で加工性に優れていることにおいてゴム状シリコーンが好 ましく、最も好ましいのは、約30ジュロメータの前述のゴム状シリコーンであ る。 市販されているシリコーンエラストマとしてダウコーニング社(Dow Co rning)のDC10,000等が含まれ、また、ゴム状シリコーンとして、 ワッカーシリコーンズ社(Wacker Silicones Corpora この配合物より、下記を含む非粘着質の形態適合ストレス制御材料20が作製 される: a) 1) 約20%〜約80%のエピハロヒドリンポリマーと、 2) それに対応して、約80%〜約20%のtanδが1 未満である絶縁ポリマーと、 を含む樹脂成分、約100部、 b) チタン酸バリウムおよび水和けい酸アルミニウムより成るグル ープから選択される充填剤、約8部〜約200部、 c) 可塑剤、約0〜30部。 好適な非粘着質形態適合ストレス制御材料は下記を含む: a) 1) 約20%〜約80%のエピハロヒドリンポリマーと、 2) それに対応して、約80%〜約20%のtanδが1 未満である絶縁ポリマーと、 を含む樹脂成分、約100部、 b) チタン酸バリウム、約8部〜約200部、 c) 可塑剤、約0〜30部。 先述したように、作製されたケーブル22の最大電気的ストレスは、半導電性 の絶縁シールド30が段剥ぎされている端部で発生する。本発明は、特定の相対 的幾何学配置に保持した2つの構成要素を、誘電率に基づいて調整してストレス 制御を行なうものである。 内部形態適合ストレス制御材料20は、シールド30の切断縁部から両方向に 延在するように配置されており、ケーブル絶縁体28の外面からシールド30の 外面までの径方向の段差を埋めるのに十分な厚さを有していなければならない。 ストレス制御チューブ18は、形態適合ストレス制御材料20を被覆し、シール ド30のエッジから両方向に形態適合ストレス制御材料20を越えて延在してい る。 ケーブル絶縁体28の最大内部電気的ストレスは、形態適合ストレス制御材料 30の誘電率によって主に影響を受ける。最大ストレスを予測するための関係式 は次の通りである。 Sinternal maximum=(V/(R ln(R/r)))A ここで、 A=1.69-1.63×10-2εp; Vは印加電圧; Rはケーブル絶縁体の外径; rはケーブル絶縁体の内径; εpは形態適合ストレス制御材料の誘電率である。 形態適合ストレス制御材料の誘電率は、業界標準試験による所要電圧定格を達 成するために、ケーブルおよびその付属終端部に要求される商用周波数耐電圧で の絶縁破壊を防止するに十分な高さのものでなくてはならない。試験を施した形 態適合ストレス材料の絶縁破壊強度や、約11800V/mmであった。複数の 選択電圧レベルにおける形態適合ストレス制御材料の誘電率の最小値を以下の表 示記載する。 表から分かるように、形態適合可能ストレス制御材料の誘電率は、少なくとも 約16でなくてはならない。最も一般的な電圧範囲は15〜69kVであるので、 誘電率の好適値は22を越え、25を越えることがもっとも好適である。 ケーブルシールド30の端部またはストレス制御コンパウンド20の端部の一方 に隣接する終端スリーブ12の外面に沿った最大電気的ストレスは、多くのパラ メータによって影響される。この最大ストレスを予測するための関係式は次の通 りである。 Sexternal maximum=(V/(R ln(R/r)))B ここで、 B=0.585+1.76×10-3εp-2.43×10-3εt +7.32×10-5lp-4.45×10-2t -3.39×10-2tp-4.45×10-5εplp ここで、 εpは形態適合ストレス制御材料の誘電率; εtはストレス制御チューブの誘電率; lpはケーブル絶縁体を覆う形態適合ストレス制御材料のミリメートル単位の長さ ; ttはストレス制御チューブのミリメートル単位の厚さ; tpは形態適合ストレス制御材料のミリメートル単位の厚さ。 この関係式から終端スリーブ12の厚さは約2mmであると推測される。この 厚さは、材料スリーブ12の電圧絶縁破壊に耐えて材料を保持する最大の厚さで ある。スリーブ12の厚さが増すことにより、スリーブ12の外面のストレスも 減少する。 最大許容外部ストレスSは、インパルス状態のときに空気の電気的絶縁破壊を 生じないレベルを下回らなくてはならない。終端部のインパルス絶縁破壊強度は 、約3000〜9200ボルト/mmであることが分かった。好適実施態様は、 約3150ボルト/mmで所要インパルスレベルのストレスを維持しなくてはな らない。この因数により、Bの最大数量が算出できる。関係各電圧におけるBの 最大許容値を、以下の表に記載する。 前述のBの関係式から、形態適合ストレス制御材料20の誘電率および形態適 合ストレス制御材料20の長さが増加されるとスリーブ12の外面のストレスが 増加する傾向があることが分かったが、これはBの関係式の最後の項によって幾 分か補償され、形態適合ストレス制御材料20の誘電率と長さとの積によってこ のストレスが減少する傾向がある。ストレス制御チューブ18の誘電率および厚 さの両方が増加すると、スリーブ12の外面のストレスを非常に強く減少する傾 向がある。前述のように、終端スリーブ12の厚さ増加によって、スリーブ12 の外面におけるストレスも減少する。しかしながら、スリーブ12を作製するシ リコーンが比較的に高価であるので、スリーブ12の厚さはスリーブ12自体の 絶縁破壊を防止するのに必要な最小限度に維持される。 実際には、形態適合ストレス制御材料20の厚さは少なくとも1mmであるこ とが好ましく、シールド30の切断端部における段差を材料20によって完全に 埋めることを保証するために、約2〜3mmであることが最も好ましい。 形態適合材料20の長さは、ケーブル絶縁体28に沿って少なくとも10mm 、好ましくは25〜50mmであり、更に、形態適合材料は、シールド30との 密着性を確実にするためにケーブルのシールド30の上部から約10mm伸展し ていることが好ましいが、形態適合ストレス制御材料20とケーブルのシールド 30との間に接触があれば、この伸延は必要ない。 ストレス制御コンパウンドが、シールド30の切断端部だけに隣接して配置さ れる第1の実施態様では、ストレス制御チューブ18は長さが60mmを越えて も誘電率が50未満でしかないことが分かっているので、約60mmの長さであ ることが好ましい。ストレス制御終端部で使用できるケーブルサイズ範囲が限定 されるのを回避するために、ストレス制御チューブ18はケーブル絶縁体28の 切断端部を越えて延在してはならず、また、ケーブルシールド30の上にあるい ずれか他の層(例えば、いずれか金属シールド)の段剥部を越えて延在してはな らない。チューブ18の厚さは、少なくとも1mmであることが好ましく、最も 好ましくは2〜3mmである。 これら種々のパラメータを操作することにより、例えば、与えられた寸法に基 づいて決定されるストレス制御チューブ18の必要誘電率を予測したり、複数の 材料の任意の誘電率について2つのストレス制御構成要素が考慮しなくてはなら ない寸法を予測したりすることが可能となる。 形態適合ストレス制御材料20およびストレス制御チューブ18から構成され る前述の2構成要素式ストレス制御システムを利用することにより、ストレス制 御は過去の方法を越えて大幅に改善され、そして、任意の終端部長に対する電気 的性能が向上される、または、任意の性能レベルにおける終端部長を短縮(従来 装置の約40%)できる。勿論、これらの利点を組合わせて、改善された電気性 能を備えた幾分か短い終端部を提供することもできる。すべての構成要素を終端 組立品10のコア14にセットしてもよいので、構成要素の取付は一工程であり 、従って非常に経済的で便利である。 (前述の2構成要素式ストレス制御システム形態適合ストレス制御材料が、ケ ーブルシールドの一端と接触するとともに、ケーブル絶縁体に沿って延在し、そ してポリマー製ストレス制御チューブによって被覆されている)を利用すること により、ストレス制御を、ラグに隣接するストレスが最大ストレス領域となる従 来技術の方法を越えて大幅に改善できる。例えば、ストレス制御の無い終端部の 場合、切断されたケーブルシールドに隣接するストレスは、その終端部のラグ端 部におけるストレスの約100倍、すなわち恐らくは切断シールドにおいて10 00kV/cm、ラグ端部において10kV/cmになる可能性がある。この2構成要素式 ストレス制御システムは、切断されたシールドに隣接するストレスを、ラグ端部 の表面ストレスが終端部表面における優勢ストレスとなる点まで減少させるのに 有効である。 ラグに隣接するストレスは、切断したシールドに隣接するストレスと比較して 小さいので、2構成要素式ストレス制御システムの導入以前は、終端部のラグ端 部におけるストレス制御を志向することに無関心であった。しかしながら、切断 したシールドに隣接するストレスの大幅減少により、ラグに隣接するストレスの 制御に注意が向けられるようになった。この2構成要素式ストレス制御システム を利用することによって可能となる終端部長さの短縮により、ラグ近傍の電気的 ストレスが有意であろうレベルにまで引き上げられるので、ラグに隣接したスト レス制御は重要になる。(ラグ付近のストレスレベルは、本明細書に開示されて いる2構成要素式ストレス制御の導入以前には、ラグ近辺のストレスレベルは、 終端部に存在するストレスレベルと比較したときに依然として低い点に注意され たい。) 図1〜3に記載の本発明終端部を備えた従来技術終端部は、ラグ周囲の空隙を 取り除くとともに耐候封止を提供するために、終端部のラグ端部に隣接してシリ コーン製のシール用コンパウンド40を利用する。シリコーン製のシール用コン パウンド40を、本明細書に開示されたストレス制御コンパウンドと交換するこ とによって、ラグに隣接する電気的ストレスが著しく低減されることが分かった 。特に、ストレス制御材料の第1の領域(シールド30の切断端部と接触する) とストレス制御材料の第2の領域(ケーブル絶縁28およびラグの切断端部に接 触する)とを有する本発明の終端部のこの第2の実施態様は、改善された耐AC 性能および耐インパルス性能を呈する。 本発明の終端部の第1および第2の実施態様が呈する性能改善レベルをグラフ 1と2に示す。 グラフ1及び2は、ストレス制御コンパウンド(制御)を使用しないと、ケー ブルシールド30の切断端部に隣接した形態適合ストレス制御コンパウンドのみ を使用する場合(実施態様1)、およびシールド30の切断端部と絶縁体28お よびラグの切断端部との両方に隣接して形態適合ストレス制御コンパウンドを使 用する場合(実施態様2)の、管状終端部の性能を比較するものである。いずれ の例においてもストレス制御チューブを使用した。このグラフには管状終端部の 性能を示したが、スカート付き終端部についても同様の相対的性能改善が予測さ れる。 グラフ1および2から分かるように、シールド30の切断端部に隣接したスト レス制御コンパウンドの第1の領域20により、ストレス制御コンパウンド無し で終端部に優れた性能がもたらされ、また、絶縁体28およびラグの切断端部に 隣接するストレス制御コンパウンドの第2の領域21の使用により、任意の終端 部長さについて更なる性能向上が認められた。従って、終端部は、任意の性能レ ベルに対し、より短くすることができる。 終端部の特定用途に応じて本発明の終端部の第2の実施例の複数の変更態様が 可能であることを理解されたい。特に、ポリマー性ストレス制御チューブ18は 終端部から完全に取り去ってもよいし(不図示)、ストレス制御材料の第1およ び第2の領域20、21の間に延在していもよいし、あるいは、形態適合ストレ ス制御材料領域20、21の一方のみまたは両方を覆って設けられていてもよい 。図4に、ストレス制御材料の第1および第2の領域20、21の間に延在する ストレス制御チューブ18を示す、図5にストレス制御材料の第1の領域20の みを覆って延在するストレス制御チューブ18を示す。ストレス制御材料の第1 および第2の領域20、21は、第1および第2の領域20,21が互いに接触 するように(不図示)終端部の端から端まで延在していてもよい。 形態適合ストレス制御材料は、エピハロヒドリンポリマーと電気損失係数1未 満の絶縁ポリマーとのブレンドを含むことが好ましく、また、この形態適合スト レス制御材料の誘電率εpは少なくとも約16、好ましくは約20〜50である 。 形態適合ストレス制御材料の2つの領域から成る前述のストレス制御システム を使用することにより、ストレス制御は過去の方法を越えて著しく改善され、そ の為、任意の終端部長における電気性能が改善され、あるいは、任意の性能レベ ルにおいて終端部が縮小される。全ての構成要素を終端組立品10のコア14に セットしてもよいので、構成要素の取付は一工程であり、従って非常に経済的で 便利である。 なお、本件出願は、1995年9月6日付けの米国特許出願第08/524, 236号の一部継続出願である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月19日(1998.12.19) 【補正内容】 請求の範囲 1.内部導体と、前記内部導体を包囲する絶縁体と、前記絶縁体を包囲する半 導電シールドとを含む電力ケーブルの終端部において、前記導体を露出するよう に、前記シールドが所定の長さにわたって除去され、前記絶縁体がそれより短い 所定の長さにわたって除去され、前記終端部は、 前記ケーブルシールドの切断端部と接触した状態で前記ケーブル絶縁体に沿っ て延在する、誘電率が10より高い形態適合ストレス制御材料の第1の領域と、 前記ケーブルシールドの切断端部と接触した状態に設けられる、誘電率が10 より高い形態適合ストレス制御材料の第2の領域と、 前記終端部の第1の端部から前記終端部の第2の端部まで延在し、誘電率が1 0より高い形態適合ストレス制御材料の第1および第2の領域を覆って設けられ るポリマー製絶縁層と、 形態適合ストレス制御材料の前記第1および第2の領域の間に延在するポリマ ー製ストレス制御チューブとを含む、 終端部。 3.形態適合ストレス制御材料の前記第1の領域を覆ってポリマー製ストレス 制御チューブが設けられている請求項1に記載の終端部。 4.形態適合ストレス制御材料の前記第2の領域を覆ってポリマー製ストレス 制御チューブが設けられている請求項1に記載の終端部。 5.形態適合ストレス制御材料の前記第1および第2の領域が互いに接触して いる請求項1に記載の終端部。 6.前記形態適合ストレス制御材料の誘電率εpが少なくとも約16である請 求項1に記載の終端部。 7.前記形態適合ストレス制御材料の誘電率εpが約20〜50である請求項 1に記載の終端部。 8.形態適合ストレス制御材料の前記第1の領域の長さと、形態適合ストレス 制御材料の前記第1の領域の厚さと、前記ストレス制御チューブの厚さとが以下 の式で定義され、Bはケーブルシールドの切断端部に隣接する絶縁層の外面にお ける最大外部電気的ストレスを計算するために使用されるパラメータであり、 B=0.585+1.76×10-p-2.43×10-3εt +7.32×10-5lp-4.45×10-2tt -3.39×10-2tp-4.45×10-εplp 式中、 εpは前記形態適合ストレス制御材料の誘電率であり; εtは前記ストレス制御チューブの誘電率であり; lpは前記ケーブル絶縁体を覆う前記形態適合ストレス制御材料のミリメートル単 位の長さであり; ttは前記ストレス制御チューブのミリメートル単位の厚さであり; tpは前記形態適合ストレス制御材料のミリメートル単位の厚さである 請求項2に記載の終端部。 9.前記Bが約0.56未満である請求項8に記載の終端部。 10.前記形態適合ストレス制御材料が、エピハロヒドリンポリマーと電気損 失係数が1未満である絶縁ポリマーとのブレンドを含む請求項1に記載の終端部 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU (72)発明者 ラーソン,ジョン・ティ アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部導体と、前記導体を包囲する絶縁体と、前記絶縁体を包囲する半導電 シールドとを含む電力ケーブルの終端部において、前記導体を露出するように、 前記シールドが所定長にわたって除去され、前記絶縁体がそれより短い所定長に わたって除去され、前記終端部は、 前記ケーブルシールドの切断端部と接触した状態で前記ケーブル絶縁体に沿っ て延在する、比較的に高誘電率の形態適合ストレス制御材料の第1の領域と、 前記ケーブルシールドの切断端部と接触した状態に設けられる、比較的に高誘 電率の形態適合ストレス制御材料の第2の領域と、 前記終端部の第1の端部から前記終端部の第2の端部まで延在し、比較的に高 誘電率の形態適合ストレス制御材料の第1および第2の領域を覆って設けられる ポリマー製絶縁層とを含む、 終端部。 2.形態適合ストレス制御材料の前記第1および第2の領域の間に延在するポ リマー製ストレス制御チューブを更に有する請求項1に記載の終端部。 3.形態適合ストレス制御材料の前記第1の領域を覆って設けられるポリマー 製ストレス制御チューブを更に有する請求項1に記載の終端部。 4.形態適合ストレス制御材料の前記第2の領域を覆って設けられるポリマー 製ストレス制御チューブを更に有する請求項1に記載の終端部。 5.形態適合ストレス制御材料の前記第1および第2の領域が互いに接触して いる請求項1に記載の終端部。 6.前記形態適合ストレス制御材料の誘電率εpが少なくとも約16である請 求項1に記載の終端部。 7.前記形態適合ストレス制御材料の誘電率εpが約20〜50である請求項 1に記載の終端部。 8.形態適合ストレス制御材料の前記第1の領域の長さと、形態適合ストレス 制御材料の前記第1の領域の厚さと、前記ストレス制御チューブの厚さとが以下 の式で定義され、Bはケーブルシールドの切断端部に隣接する絶縁層の外面にお ける最大外部電気的ストレスを計算するために使用されるパラメータであり、 B=0.585+1.76×10-3εp-2.43×10-3εt +7.32×10-5lp-4.45×10-2tt -3.39×10-2tp-4.45×10-5εplp 式中、 εpは前記形態適合ストレス制御材料の誘電率であり; εtは前記ストレス制御チューブの誘電率であり; lpは前記ケーブル絶縁体を覆う前記形態適合ストレス制御材料のミリメートル単 位の長さであり; ttは前記ストレス制御チューブのミリメートル単位の厚さであり; tpは前記形態適合ストレス制御材料のミリメートル単位の厚さである 請求項2に記載の終端部。 9.前記Bが約0.56未満である請求項8に記載の終端部。 10.前記形態適合ストレス制御材料が、エピハロヒドリンポリマーと電気損 失係数が1未満である絶縁ポリマーとのブレンドを含む請求項1に記載の終端部 。
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