JP2001505799A - 動物拘束用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 拘束用担架（１２）および支持フレーム（１３）を含む改良された動物拘束用装置。該フレーム（１３）は、その上の該担架（１２）を支持し、該担架の支持部材（１５）間の幅の調整、および該フレームの高さの調整を容易とする特徴を有する。該フレームは、該担架上にある動物の頭部へのアクセスの容易さを促進するＶ形頭端（５０）を有する。該担架は、動物の肢を受け止め、該肢が該担架の下にぶら下がるのを可能とする肢開口部（２６）をその中に有する。該フレームは、動物がその中にいる担架が入るのを促進するために入口側（４４）を有する。該担架（１２）は、該フレームを越えた高さに上昇させ、次いで該フレーム（１０）の内部に下降させる必要がない。該動物および該動物の肢を含む担架は、該フレーム（１０）の上に少しだけ該担架の支持部材（１５）を上昇させるだけによって、該フレームの内部に入口側（４４）を通して該フレームによって妨害を受けずに入るであろう。その中の該担架の支持部材（１５）を支持するために該フレームの該側面に支持面が設けられ、その上にいる動物の該側面から該担架の一部の取り出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】 動物拘束用装置 発明の分野 本発明は、動物拘束用装置、より詳細には、獣医的処置、手入れ処置または実 験的処置用の動物への便利なアクセスを供するように、当該支持体上に取りはず し可能に支持された動物拘束担架用の支持体に関する。 発明の背景 獣医学的または実験的状況において動物を取り扱う場合、その取扱者の安全性 に加えて、動物自身の安全性および安心感のために動物を人道的に固定するのが 望ましい。種々のタイプの拘束系が動物を固定するのに設計されてきたが、これ らの拘束系の多くは、望ましくない質を有するものであった。いくつかのより古 い拘束系は、仰向けに拘束動物を回転させる。大部分の動物、特にブタは、仰向 けにされると全く当惑する。かくして、動物は、それ自身を直立させる拘束系に 対して苦闘するであろう。苦闘の結果、手順の間に動物、動物取扱者が負傷した り、誤りが起こるかも知れない。 多くの従前の拘束系は、とりわけ吊り下げ型拘束系の場合に、拘束された動物 への適切なアクセスを供しない。動物吊索は、下方から動物を支持し、その側腹 を包む。吊索は動物用の適当な支持を供するが、多くの研究手順、例えばカテー テル法について動物へのアクセスを制限する。さらに、多くの吊索は、当該フレ ームの構造のために動物へアクセスするのをさらに妨害するフレーム上に支持さ れる。従前の動物拘束用フレームは、動物が入った吊索が、フレーム上方に持ち 上げられ、次いでフレーム上に下降され、動物がフレームの内側に配置されるこ とを必要とする。動物が入った吊索のこの持ち上げは、動物を上昇させ、全フレ ーム上方に吊り下げる能力を有する力強い取扱者を必要とする。これは、全く骨 の折れることである。何故ならば、フレームは、動物を床に接触させないように し、処置、実験等用の有利な高さ、典型的には、特定の処理等の間に取扱者に最 高に都合よい高さに、動物 を配置させるよう設計されているためである。 本発明の課題および目的は、先行技術動物拘束装置または系、とりわけ動物吊 索の前記の欠点と取り組む。従って、本発明の目的は、動物を保持する担架を支 持フレーム上に搭載し易くした動物拘束用装置の改良を提供することにある。本 発明のさらなる目的は、拘束すべき動物へのアクセスが増大し、さらに動物に安 心感を与える前記動物拘束用装置の改良を提供することにある。本発明のさらな る目的は、容易に移動できる動物拘束用装置を提供することにある。 発明の概要 本発明の課題および目的は、床面上方の配置位置に担架を支持するためのフレ ームを有する動物拘束用装置を提供することによって満たされる。該フレームは 床上に静止し、多角形配置のコーナーを規定するように相互から離れ、かつ相互 に対して平行に配置した複数の細長い直立支持ポストを含む。複数の水平に配置 した第一フレーム部材がフレーム上に設けられ、多角形配置の外辺部と同延的に 伸び、その上端から下向きに間隔をあけた位置にて支持ポストの各対を相互に連 結させる。複数の水平に配置した第二フレーム部材が、該外辺部と同延的に伸び 、多角形配置の一辺を除く全ての辺上に、その上端に隣接する支持ポストの各対 を相互に連結させる。第一支持面を支持している担架は第一支持面の他方と同一 平面上の各支持ポストの上端に隣接させて設けられる。該担架は、少なくとも２ つの細長い支持部材、および該支持部材に連結され、該部材間に延在するその上 に動物を保持するための柔軟な材料を有する。各支持部材は、当該第二支持面が 各々該第一支持面の各一上にあって、その上に担架を支持するように、第一支持 面と同一空間を占めるその上の位置に配置させた第二支持面を有する。柔軟材料 は、その中に複数の動物肢受容開口部を有するので、該柔軟材料の上部側で支持 された動物の肢は、開口部を通して伸ばされ、該柔軟材料の真下にぶら下がり、 従って該担架は一辺に対して水平に垂直な略方向でフレーム上におよびそれから 離れて動き、動物の肢は第二フレーム部材のないフレームの領域を通して自由に ぶら下がり、それにより動物の肢が第二フレーム部材を取り除くことができる十 分な高さまで担架を上昇させる必要がない。 さらに、本発明の課題および目的は、以下の記載を読み、添付の図面を概観す る と、この一般的型の装置を熟知する人に明かであろう。 図面の簡単な記載 本発明の好ましい具体例を添付図面を参照して以下に詳細に記載する： 図１は、本発明を具体化する動物拘束用装置の上面、前面、等測図であり、 図２は、動物拘束用装置の入口側面図であり、 図３は、破線で担架の下降した位置を示しおよびやはり破線で動物を示す動物 拘束用装置の動物頭端の図であり、 図４は、動物拘束用装置の分解等測図であり、 図５は、担架の頂部平面図であり、および 図６は、図１の６−６線に沿った断面図である。 詳細な記載 図１は、動物を支持するための動物拘束用装置１０を示す。該動物拘束用装置 １０は、担架１２および担架支持フレーム１３を含む。該担架１２は、該フレー ム１３上で取りはずし可能に支持される。 該担架１２は、この特定の具体例においては、２つの細長い平行支持棒または 部材１５および両支持部材１５の一端にて、取りはずし可能に取り付けられたハ ンドル１６および両支持部材１５の他端にて固定ハンドル１７を有する。取りは ずし可能に取り付けられたハンドル１６は支持部材１５にしっかり固定した中空 のハンドル受け止め部材１８に収納される（図２および３）。受け止め部材１８ およびハンドル１７は、溶接によるなどして、支持部材１５の上端にしっかり固 定される。図１および４に示すごとく、ハンドル１６は、細長く、断面が正方形 である。取りはずし可能なハンドル１６は、形状が受け止め部材１８の中空内部 に適合され、受け止め部材１８の中空内部よりも僅かに小さい外寸法を有する。 内腔１９は、各取りはずし可能なハンドル１６を通して延びる（図４）。ハンド ル受け止め部材１８中の穴２１は、ハンドル１６がハンドル受け止め部材１８内 に入れ子式に配置される場合に、内腔１９と共軸整列される。内腔１９および穴 ２１の形状に略構成されたピン２２は、内腔１９および穴２１に収納されて、ハ ンドル受け止め部材１８にハンドル１６をロックする。固定ハンドル１７および ハンドル受け止め部材１８の下 面は、以下に説明されるようにフレーム１３上に担架１２を支持する支持面とし て作用する。担架１２上の動物をフレーム１３または他の配置に運ぶまたは移動 させるために、同一サイズのハンドル１６、１７が動物取扱者によって握られる ように適合される。 ハンドル１６は担架１２に取り付けられた構造物がフレーム１３の一端を超え て延びないように取りはずし可能とする（図１）。もし、例えば、ハンドル１６ がフレーム１３を超えて延びるならば、操作者はハンドル１６に偶然に衝突する かもしれなく、それにより全動物拘束用装置１０を破壊し、おそらくは進行中の 手術または実験手順を危険にさらし、参加者に危害を生じるかもしれない。さら に、動物拘束用装置１０の移動の間、もし、動物取扱者がハンドル１６に携わっ ていないならば、該ハンドルは周囲のものを巻き込み、またはそれを妨害するか もしれない。支持部材１５にしっかり固定されたハンドル１７は、動物拘束用装 置１０の移動を導くのに使用することができる。 キャンバスまたは他の同様な材料のごとき柔軟材料２３は、２つの支持部材１ ５の間に延び、それらに操作可能に連結させる。すなわち、柔軟材料の側縁は、 細長く十分大きなサイズのループ２４、２５に各々成形され、ハンドル１７を有 する支持部材１５およびその上のハンドル受け止め部材１８は、各ループ２４、 ２５を通して取りはずし可能に各々挿入される。材料２３の上部側は、その上の 動物を支持するのに適合するハンモック様外観を採る。柔軟材料は、その中に動 物の肢を受け入れる開口部２６を有し、各開口部は動物の肢の各１本を受け入れ るのに適合して、かくして、より自然な位置に動物を固定し拘束し、それにより 動物の安心感を高める。以下にさらに詳細に説明されるように、肢開口部２６は 、動物の肢が担架１２の材料２３の下方にぶら下がってフレーム１３の内部セク ションに下り、床面上方にぶら下がることを可能とする。さらに、糞受け開口部 ２７が、実験または獣医学環境の衛生的懸念のために材料２３に設けられる。か くして、動物からの***物は、動物から落下して糞受け開口部２７を通って担架 １２の材料２３の下方に至り、好ましくはフレーム１３の内部領域２８に配置さ れた収集デバイス（図示せず）に入る。開口部２６、２７は、２９におけるごと くその縁の周りを補強されて、材料２ ３の耐久性を増大させ、かくして担架１２から動物が偶然はずれるのを防ぎ、あ るいは開口部２６、２７にて始まる材料２３の裂けのために動物が偶然に負傷す るのを防ぐ。開口部２６、２７は、へり縫い、かがり縫い、またはその周りにさ らに補強材料を加えるごとき柔軟材料を補強するのに適当ないずれかの方法によ って補強することができる。 担架１２に大動物を保持する場合、材料２３自体を補強することが必要である 。かかる補強３１は、図１、２、４および５において破線で材料２３に示す。例 えば、補強３１は、材料２３にかがリ縫いされたナイロン帯であってもよい。補 強３１の幅または強度は、材料２３に支持されるべき特定の動物に依存する。支 持部材１５から取り外した後、洗えるように材料２３が選ばれる。材料２３は、 手術または実験環境で繰り返して用いることができるように、洗浄によるごとく して材料２３を消毒することが非常に望ましい。 担架１２、特にその材料２３は、担架１２に直接的に配置された頭部拘束開口 部３０を有する。頭部拘束体（図示せず）は、動物の頭部をその中にしっかりと 捕獲するのに人道的に適合させたホールターである。頭部拘束体は、拘束開口部 ３０にて材料２３に公知の方法で操作可能に連結するのに適合した構造を含む。 材料２３上への頭部拘束開口部３０の配置は、担架１２の材料２３の開口部３０ を通してネジ結合した頭部拘束体のロープまたはライン（図示せず）を遠隔的に 適合させ、それによりラインが担架１２の周囲の外側に延びるのを防止し、安全 性を増す。またさらに、図５は、担架の材料２３の中央に位置する頭部拘束開口 部３０を示す。すなわち、ラインは、動物拘束用装置１０の手順または移動の間 、世話をする者または他の装置と絡み合うことはなくなる。 例示された具体例において、フレーム１３は正方形の中空管から構成される。 フレーム１３を作成するのに用いた構成部分の他の型およびスタイルは、本発明 の範囲内にある考えられる。フレーム１３は、略水平の床面に対して直立して垂 直に伸びる４つの直立型コーナー支持足またはポスト３２を有する。支持面３３ は、各直立型ポスト３２の頂端によって部分的に規定される。該支持面３３は、 相互に同一水平面に略位置する。この平面は、好ましくは床面に対して平行であ る。 各直立型コーナーポスト３２は、下部補強捧または部材３６によって相互に隣 接した直立型コーナーポスト３２に連結される。図面に示したように、下部部材 ３６は、略矩形構成にて支持ポスト３２を保持する。しかしながら、他の多角形 配置も本発明の範囲内にあるので、フレーム１３は矩形構成にのみ限定されない 。下部部材３６は、直立型部材３２上のおよそ中間の高さに位置し、好ましくは 直立型部材の中間高さの部分の丁度下、例えば高さ３６インチの直立型部材の中 間点の４インチ下方に位置する。 下部補強部材３６には、ロープまたはライン（図示せず）を介してそれへ動物 の肢またはヘッドハーネス（ｈｅａｄ ｈａｒｎｅｓｓ）を固定するための複数 のつな止め３７が設けられる。つな止め３７に動物を固定することで、動物を周 囲の器具での巻き込みから拘束し、動物の偶発的な解放を防ぐ。さらに、取りは ずし可能なハンドル１６を受容し、固定するブラケット３８は、有利には、支持 ポスト３２に隣接する下部部材３６に設けられ、それによって動物取扱者および 器具の邪魔にならないように、ハンドル１６を仕舞い込み、一方、その上にハン ドルを配置し、あるいはそれからハンドルを取りはずす場合、ハンドル１６に迅 速および容易にアクセスできる。ブラケット３８は、取りはずし可能なハンドル １６の外寸より僅かに大きい内寸を有するＵ形チャンネルである。 また、フレーム１３は、上部補強捧または部材３９を有する。さらに、上部部 材３９にはフレーム１３にて筋交をして、固定吊索型ガーニー（ｇｕｒｎｅｙ） 動物拘束用装置１０を供する。上部部材３９は、フレーム１３の両辺以外の全て に沿って相互に隣接する直立型ポスト３２の上部域の間に伸び、またそれらを連 結する。好ましくは、上部部材３９の少なくともいくつかの頂部表面は、さらに 支持面３３の連続を規定するように支持ポスト３２の頂部表面と同一面内にある 。ハンドル１７およびハンドル受け止め部材１８は、フレーム１３上の担架１２ を支持するための支持面３３にある。かくして、フレーム１３は、図１および３ に示すごとく動物を支持する材料２３がフレーム１３の内部領域内に垂れ下がる のを可能にしつつ、支持面３３上の担架１２の支持部材１５を支持するための開 いたボックス様構成に似ていている。これらのさらなる筋交上部部材３９は、フ レーム１３が担架１２を して異なるサイズおよび重量の動物、とりわけブタを保持させるのに必要な強度 を提供する。 該フレームは、入口側４２（図２）を有し、入口側上部部材４３を戦略的に配 置する該入口側４２は上部部材３９を欠く。入口側上部部材は、入口側支持ポス ト３２Ａの上部域を各下部部材３６Ａに連結する（図２）。かくして、入口側上 部部材４３は、入口側下部部材３６Ａに向かって筋違いに下方に延び、それに連 結して、各々、入口側上部および下部部材４３、３６Ａの上方にの開放入口部４ ４を生じる。開放入口部４４は、動物取扱者が動物を含む担架をフレーム１３上 に容易に配置するのを可能とする。すなわち、取扱者は、担架１２を全ての上部 支持部材３９の上方高く持ち上げ、次いでフレーム１３の支持面３３上に担架を 下げる必要がない。肢開口部２６を通して延びる動物の肢が担架１２下方にぶら 下がっている場合、これは特に困難である。担架１２は、支持部材１５が入口側 支持ポスト３２Ａ（図２）およびその上の短突出部３４の頂部を越すのに十分な 高さに上げられれば足りる。動物の肢は、下部部材３６Ａを越え、開放部４４を 通ってフレーム１３の内部領域２８の中へと水平に移動されるであろう。 支持ポスト３２Ａの入口側対（図２）は、ブラケットまたはフック４８として 示される、担架１２の支持部材１５を受け止め、支持するためのさらなる支持面 をその上に有する。フック４８は支持ポスト３２の各対の頂部から下方に位置す る。フック４８の支持面部分は、支持面３３に対して実質的に平行で、かつ入口 側支持ポスト３２Ａから外側に延びる。また、フックは、フック４８に一体的に 連結した上方に延びるフランジ４９を含んで、フック４８の受台部分内へのハン ドル１７およびハンドル受け止め部材１８の支持を促進するための受台を規定す る。かくして、図３の左に示された、フック４８がそこから突き出すフレーム１ ３側の支持部材１５のハンドル１７およびハンドル受け止め部材１８は、各支持 面３３から上げ、フック４８の受台中へ支持部材１５を配置するために下げるこ とができる。フック４８の受台中への支持部材１５の配置および下降は、動物の 一側に沿った材料２３の下降を引き起こすことによって、拘束用装置１０におい て動物への優れたアクセスを提供する。下降した位置は、１２Ａにて図３に示さ れる。また、吊り下げにおける 動物の容易な手動の配置は、担架１２が、支持部材１５がフック４８の受台に配 置されたフレーム１３上に配置され、次いで動物が担架１２の材料２３上に配置 される場合に達成される。 また、フレーム１３は、頭端５０を有する（図３）。また、頭端５０は、２つ の隣接したポスト間に直接的に延びる上部部材３９を欠く。頭端上では、上部部 材５１は、「Ｖ」の点または頂点域が各下部部材３６に取り付けられた略Ｖ形状 を有する。頭側上部部材５１のこの構成は動物の頭部に対する改良されたアクセ スを可能とする。頭端上部部材５１は、上部部材３９と同一レベルにて頭端上部 部材５１の上端から反対の方向に水平に延びて、水平に整列したセグメント３９ Ａの対を含み、頭端にてポスト３２に固定される。セグメント３９Ａの上部表面 は、さらに支持面３３の連続を規定する。 支持面３３は、そこから上に突出す短突出部３４を有する。短突出部３４を適 合させて、支持面３３上に各支持部材１５の静止保持を促進するためのハンドル 受け止め部材１８またはハンドル１７のために停止を供する。短突出部３４は、 支持面３３に固定して取り付けられるか、あるいは支持面３３中の開口部３５に おいて、ネジ結合によるなどして、取りはずし可能に受容され得る。別法として 、短突出部３４は、支持面を規定する管の下面に接触する頭端を持つ開口部３５ を通って延びる外部にネジを切ったボルトおよび管の内表面に接触する開口部３ ５中に該ボルトを固定するナットであり得る。担架１２の支持部材１５のハンド ル１７およびハンドル受け止め部材１８は、支持面３３上に位置させ、選択され た短突出部３４が、支持部材１５が装置１０の幾何学的中心に向けて支持面３３ 上を滑るのを防ぐ止め具として作用するのを可能とする。 各支持部材１５にしっかりと固定されたハンドル受け止め部材１８およびハン ドル１７の長手方向軸は、各支持部材１５の長手方向軸と同軸であって、該軸か ら径方向に片寄っている。さらに、支持部材１５は、入口側の支持ポスト３２Ａ 間の水平方向間隔以下の限定された長さを各々有するので、支持部材１５の各対 向する長手方向端部は、支持ポスト３２Ａの表面で相互に対向し、担架１２がフ レーム上に配置される場合には、その間に保持される。 担架１２は、さらに、フレーム１３の頭端５０および尾端５２にて支持面３３ に沿ってフレーム１３上に調整することができる。前に説明したように、短突出 部３４は上部部材３９および３９Ａの上部表面に沿って相互に横方向に離される 。各々が選択短突出部３４に当接するように固定ハンドル１７およびハンドル受 け止め部材１８を配置させることによって、担架１２の幅の調整を容易として、 動物拘束用装置１０への広範囲の動物を安全に収容する。支持部材１５は、フレ ーム１３の頭端および尾端、５０、５２において支持ポスト３２の隣接対の間に 適合する長さであり、その間にわずかなクリアランスがあるに過ぎない。 拘束用装置１０の高さは調整できる。中空管状足スリーブ５３は、各支持ポス ト３２の下部端を調整可能に受ける。足スリーブ５３は、該足スリーブ５３の垂 直高さに垂直方向に沿って延びるその中に複数の孔５４を有する。各支持ポスト ３２の下部端は、足スリーブ５３における選択孔５４を配列した穴を有する。装 置１０の選択された高さに対応する一対の孔が一旦整列されると、釘５６または 好ましくはナットおよびボルト組立体が、選択された高さに装置１０を固定して 配置するための整列孔の各組に収納される。 キャスターまたはホイール５７は、各足スリーブ５３の底に取り付けられる。 ホイール５７は、ガーニーに一般に用いられるホイールと同様である。ホイール ５７は動物拘束用装置１０を動かす。慣用的なホイールロック５８が、動物拘束 用装置１０を選択的に固定化するようにホイール５４を選択的にロックするため に設けられる。この具体例において、ホイールロック５８は、ホイール５７を摩 擦により圧してそのロックを行う。 本発明の詳細な好ましい具体例は、例示的な目的で開示されるが、部分の再配 列を含む開示された装置の変形または修飾は、本発明の範囲内にあると認識され る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 リーブズ，デボラ・アール アメリカ合衆国49097ミシガン州ビックス バーグ、イースト・ユー・アベニュー300 番 (72)発明者 バンダーモーレン，デイル アメリカ合衆国49081ミシガン州ポーテイ ジ、ワルフ8821番 【要約の続き】 取り出しを行う。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．床面上方に配置した位置に担架を支持するためのフレームを含み、 該フレームは、床上にあり、多角形配置のコーナーを規定するように相互から 間隔を設けて、かつ相互に平行に配設された複数の細長い直立型支持ポスト； 該多角形配置の外辺部と同延的に延び、かつその上端から下方に間隔をあけた 位置にて、該支持ポストの各対を相互に連結させる複数の水平に配設した第一フ レーム部材； 該外辺部と同延的に延び、かつ該多角形配置の一辺以外の全ての辺上で該上端 に隣接する該支持ポストの各対を相互に連結させる複数の水平に配設した第二フ レーム部材；および 当該第一支持面の他のものと同一平面上にある各該支持ポストの該上端に隣接 する第一支持面を支持する担架を規定する手段を含み；および 該担架は、少なくとも２つの細長い支持部材、および該支持部材に連結し、か つその間に延びる動物保持用の柔軟材料をその上に有し、各該支持部材は、該第 二支持面が該第一支持面の各一の上にあってその上の該担架を支持するように、 該第一支持面と同一空間を占めるその上の位置に配設された第二支持面を規定す る手段を有し、該柔軟材料は、該柔軟材料の上部側に支持された動物の肢が当該 開口部を通って延び、該柔軟材料の真下に垂れ下がるように複数の動物肢受容開 口部を有し； それにより、該担架が、該一側に対して水平に垂直の略方向に該フレーム上に および該フレームから離れて動くに従い、動物の肢が該第二フレーム部材のない 該フレームの領域を通して自由に垂れ下がり、それにより、動物の肢が第二フレ ーム部材を越えることができるのに十分な高さまで該担架を上昇させる必要がな いことを特徴とする動物拘束用装置。 ２．該フレームがさらに動物の頭端、動物の尾端および細長い側面を有し、該細 長い側面が、該一側に反対であり、ここに各該支持ポストが該側の各結合された 端に位置し、該頭端が動物の頭へのアクセスを可能とする各該支持ポスト間に延 びる実 質的にＶ形状のフレーム部材を規定する手段をその上に有し、該Ｖ形状フレーム 部材が該頭端に配設された各該第一フレーム部材に固定されたその頂上領域を有 する請求項１記載の動物拘束用装置。 ３．さらに、該担架上の動物へのより良好なアクセスまたは該担架上への動物の 容易な配置を供するように、各該支持部材をその中に受け止めるために該一側を またぐ各該支持ポスト上に配置されたフック手段を含む請求項１記載の動物拘束 用装置。 ４．各該支持ポストがその下部セクションにホイールを有し、該ホイールが床面 に接触して、それにより該フレームを移動させる請求項４記載の動物拘束用装置 。 ５．各該支持ポストが該ホイールをロックするための手段を有し、該ホイールの 回転運動を防ぐ請求項４記載の動物拘束用装置。 ６．各該支持ポストが、該支持ポストの高さ、かくして該フレーム上に支持され た該担架上にある動物の高さを調整することを容易とするための手段を有する請 求項１記載の動物拘束用装置。 ７．該柔軟材料が、該担架上の動物からの***物が当該糞受け開口部を通って該 担架の下方の領域まで落下することを可能とする糞受け開口部を含む請求項１記 載の動物拘束用装置。 ８．該柔軟材料が、その中の各該開口部の周りに該開口部を補強するための中央 の補強部分および開口部補強手段を有するキャンバス型材料である請求項７記載 の動物拘束用装置。 ９．該担架が、該担架の第一取扱者の手によって握るための該支持部材の一端に て取りはずし可能なハンドル手段および該担架の第二取扱者の手によって握るた めの 該支持部材の他端にて固定ハンドル手段を有し、該固定ハンドル手段が該第二支 持面の一部を規定し； ここに、該取りはずし可能なハンドル手段を受容するためのハンドル受け止め 手段が該支持部材の該一端にしっかり固定され、該ハンドル受け止め手段が該第 二支持面の一部を規定する請求項１記載の動物拘束用装置。 １０．該第一支持面がそれから延びる直立した短突出部を各々含み、該ハンドル 受け止め手段が一つの該短突出部の各側面にあり、該固定ハンドル手段がもう一 つの該短突出部の側面に対してある請求項９記載の動物拘束用装置。 １１．該柔軟材料がその細長い長さに沿って延びるループを有し、該ループが一 つの該支持部材およびその中の該ハンドル受け止め手段を滑動可能に受容するの に十分な直径のものであり、該ループが動物が柔軟材料上に配置されている間、 その中の一つの該支持部材を専ら受け止める請求項９記載の動物拘束用装置。 １２．各該支持部材上の該ハンドル受け止め手段および該ハンドルの長手方向軸 が同軸であって、各該支持部材の長手方向軸から径方向に片寄っており、該支持 部材が該フレームの該一側面上の相互に隣接した直立型支持ポスト間の水平方向 間隔以下の限定された長さを各々有し、従って該支持部材の各対向する長手方向 端が該直立型支持ポスト上の表面に相互に向い合せ、該担架が該フレーム上に配 置される場合には、その間に保持される請求項９記載の動物拘束用装置。