JP2001502825A - ネットワーク内におけるデータ交換システムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 特に自動的にオファーの入手を行うためのネットワーク内におけるデータ交換システムであり、入力接続ユニットと出力接続ユニットとを有する少なくとも一台の中央サーバ（１０）と、中央サーバ（１０）のデータ記憶装置へデータを入力する、および／またはここからデータを呼び出す少なくとも一つのクライアントおよびデータ提供者（２０，３０）とを備え、これらは入力および／または出力接続ユニットを使用しネットワーク（４０）を介して端末機器と接続可能であり、サーバはクライアントの要求に従ってデータ提供者を自動的に選定するとともに要求を自動的にデータ提供者に伝送するためのモジュールを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ネットワーク内におけるデータ交換システムおよび方法 この発明は、請求項１および９前段に記載されたネットワーク内におけるデー タ交換システムおよび方法に関する。 従来の技術においてネットワーク内においてデータ交換するためのシステムお よび方法が知られている。 例えば国際特許第ＷＯ９６／３８９６号公報には、情報伝送路を介してユーザ ステーションと接続されたデータ記憶装置を備える情報システムが記載されてい る。データ記憶装置に記録された情報を介して自動的にユーザにショートインフ ォメーションが伝送され、これに従って選択された情報を呼び出すことができる 。ここでオンラインデータベースは第一にデータ検索者が呼び出すデータを提供 するよう機能し、この際既にデータベース上に存在する提供データのみを選択す ることができる。 欧州特許公開第０３７０１４６Ａ１号公報には、双方向式市場管理システムが 記載されており、これにおいては複数の売り手と買い手がネットワークデータベ ースを介して直接接続され得る。 さらに、国際特許第ＷＯ９５／１２１７６号公報において、コンピュータネッ トワークを使用して情報を検索する情報処理システムが開示されており、この際 仲介者が複数のデータベースへのアクセス権を入手することができる。その結果 、仲介者は検索者の要求により手動で目的を定めてデータ提供者からの提供デー タを検索しデータ検索者に開示することができる。 欧州特許公開第０６３９０１８Ａ２号においては、送信者と受信者の間で情報 データが特定の時間ウィンドウ内において時間選択的にそれぞれ送信または受信 されるデータ伝送システムが開示されている。 別のデータ交換方法が、例えば、米国特許第５３９２３３６号公報、国際特許 第ＷＯ９５／１０９１３号公報、欧州特許公開第０７１６５３２Ａ２号公報、な らびにドイツ特許第ＯＳ３１２２３４８号公報等に記載されている。 以上の技術水準の背景から、本発明の目的は、中央サーバに対する目標を定め たデータ要求に際して迅速かつ確実に包括的で評価し易くしかも要求に対して正 確に応答する 結果を返信することができるネットワーク内におけるデータ交換システムおよび 方法を提供することである。この際、データ交換は全面的に自動進行することが 望ましい。 前記の課題は、請求項１および９の特徴を備えるデータ交換システムおよび方 法によって解決される。下位請求項には、好適な構成形態が示されている。 ネットワーク内におけるデータ交換システムの好適な構成形態において、デー タ記憶装置を備える少なくとも一つの中央サーバを設け、これは入力接続ユニッ トと出力接続ユニットとを備え、さらに中央サーバのデータ記憶装置へデータを 送信する、および／またはそこからデータを呼び出す少なくとも一つのクライア ントおよびデータ提供者を設ける。ここでサーバはクライアントの要求を選択さ れた提供者に自動的に伝達するモジュールを備えている。この際、モジュールと は、サーバ内の内部切り換え処理を制御するハードウェア／ソフトウェアを示す 。自動的な提供者の選択はクライアントの要求に依存して実施され、すなわち、 例えばサーバはデータベース内においてクライアントに要求された提供者を検索 し、この提供者にのみ要求を伝達する。この方式により、多数の可能的な提供者 に高速かつ簡便さらに確実にアクセスすることができる。 好適な実施形態において、クライアント（データ検索者）によって要求された データ情報は、特定の商品またはサービスのオファーに関するものである。この 方式により、データ検索者が特定の商品またはサービスを要望している場合に、 データ提供者がオファーを提示することが推進される。 別の好適な実施形態においては、サーバがクライアントからのデータ要求を匿 名でデータ提供者に伝達するモジュールを備え、従って選択されたデータ提供者 はクライアントに関する情報を入手しない。これによって、例えばＦＡＸによっ て要求を受けたデータ提供者は、システムによって要望された通信手段に移行す るよう拘束される。 さらに、別の好適な実施形態においては、サーバが地域別に選択された提供者 に要求を伝達する。これによって、情報システムによる追加的な制御能力が提供 される。例えば、この処理によって地域によって異なる提供者の一般的品質規準 を考慮することができる。 予め設定された時間内にクライアントの要求に対して回答がなされない場合に データ提供者に通知がなされることにより、全てのクライアントに対して目標を 定めて情報を確実に提供することが保持される。この通知機能により、該当する 提供者に対してデー タ検索者（クライアント）の存在が確実に報告され、要求されたデータ情報をク ライアントに伝達することが催促される。再度の通知を行うまでの時間間隔は、 システムが予め設定するか、あるいはクライアントが選択することができる。サ ーバ内に設けられたカウンタ統計機能により、要求に対して滅多にあるいは全く 回答しない提供者は、さらなるオファーの問い合わせに関する情報から削除する ことができる。 本発明に係るシステムは、販売推進システムとして特に効果的に使用すること ができる。データ記憶装置には、例えば双方向テレビのＴＶデコーダ、ＦＡＸ送 受信器、ＰＣ−モデム機構、ＰＣ−ＩＳＤＮ装置、または従来のネットワーク上 におけるその他の端末機器等の既知の情報伝達装置を使用して、提供者によって 製品またはサービス情報が提供される。データ記憶装置に記録する情報は、例え ば最新の価格および製品情報、技術情報、企業情報販売および取引情報等からな る。他のデータベースにオンライン接続することにより、データ提供者は、潜在 的な顧客にとって重要である追加的な情報からなるデータを補足することができ る。従って、データ情報を、例えば商業広告、投稿、テストレポートおよびその 他の学術情報と統合させることができる。データ提供者はデータ記憶装置に記録 するデータ情報を作成した後、データ記憶装置内に伝送する。これは、例えば電 話、ＩＳＤＮ、データ通信ネットワーク等の既知の方式により実施される。 本システムの好適な追加構成において、サーバはデータを自動的に変換および フォーマットするためのモジュールを備えている。このことは、例えば、クライ アントからの電子メールをＦＡＸまたはＨＴＭＬフォーマットに変換することを 可能にし、この種のデータフォーマットを使用する提供者が要求を受信すること ができる。 さらに、サーバが外部のデータベースと接続されていることが好適であり、こ れを介して追加的な情報を検索することができる。これは、他の製品特性情報、 またはクレジットリフォーム、税関データベース等の情報および取引データベー スとすることができる。 ネットワーク内においてデータを交換する方法は、少なくとも一人のクライア ント（データ検索者）と、少なくとも一つの中央サーバと、少なくとも一人のデ ータ提供者からなり、さらにこの方式は以下のステップを備える： １． クライアントが中央サーバへのデータを要求する。 ２． サーバが要求されたデータに従って提供者プールの中から可能的な提供者 のリストを作成する。 ３． 可能的なデータ提供者との接続を形成してデータ要求を伝送し、同時に返 答のためのネットワークアドレスを伝達する。 ４． 中央サーバによって少なくとも一部の可能的なデータ提供者から所要のデ ータを受信する。 ５． 中央サーバによって所要のデータ情報または部分的データ情報を収集する とともにクライアントに伝送する。 ネットワークは、例えばインターネットとすることができる。実質的な処理行 程の制御は中央サーバによって実施され、これは、オンライン操作のための接続 プログラムに加えて、例えばＳＱＬデータベース等のデータベースと、多様なデ ータフォーマットを変換するためのフィルタを備えている。さらに、サーバは、 データ提供者と自動的に接続を確立するよう構成される。 データ検索者は、まず中央サーバとの接続を形成してデータ要求を伝送する。 データ要求は、例えば適宜なターミナルプログラムまたはインターネットブラウ ザを介して実施される。データ要求は、例えば製品種類または製品を特定した商 品照会とすることができる。 中央サーバは、データ検索者のデータ要求に従って、検索キーワードをインデ ックス標記と相関させて可能的な提供者のリストを作成する。オファーの自動入 手を行う場合は、要求されたデータまたは製品をサーバ上にキーワードとしてリ ストアップされた製品記号と比較することができる。リストアップされた製品記 号は、アドレスリスト上の提供者アドレスと関連付けられている。要求された製 品とリストアップされた製品記号との間で一致するものが存在しない場合、検索 される製品を含む製品グループ内を検索する。ここでも一致するものが無い場合 、全ての製品提供者に問い合わせる。この際の利点は、データ要求に対して否の 回答がなされる確立が制限されることであり、すなわちデータ検索が最適化され る。提供者のリストの自動作成と同時に、データ提供者の能力に対応して通信方 式が選択され、すなわち、提供者が電子メールアドレスを保持していない場合は 例えばＦＡＸを送信する。この際、データ要求を伝送すると同時に返信のために 中央サーバのネットワークアドレスが通知される。ここで、データ要求は、正確 に特定するか、または概略的なものとし、提供者からの問い合わせに応じて補完 することができる。 次に、所要のデータが提供者によって検索され中央サーバのネットワークアド レスに伝送される。これは、オファーの自動入手を行う場合において、要求され る製品に対するオファーである。 中央サーバは、個々のデータ提供者から発信された情報を集積し、これをデー タ検索者が読み取ることができる形式に編集する。オファーの入手を行う場合は 、例えば価格毎に分類することもできる。さらに、このように処理された多様な データ提供者からのデータ情報が電子メール、ＦＡＸまたは合意された標準フォ ーマットを使用してクライアントに伝送される。 上記の方法の利点は、クライアント（データ検索者）が一つの要求のみを発信 し、これに対して多数のデータ提供者から自動的に返信を受けることである。 この方法は、複数のクライアント、サーバならびにデータ提供者によって同時 に実施することができる。 このデータ交換方法の好適な追加構成例において、クライアントはデータ情報 の作成期限を設定し、サーバはこの期限の経過後は新しいデータ情報を受理せず に、既に入手したデータ情報をクライアントに伝送する。クライアントによって 設定された期限はデータ要求と共に可能的なデータ供給者に伝達され、返信のた めのネットワークアドレスは期限経過後に新たなデータ情報が受信されることが ないよう閉鎖される。データ情報は、その後短い時間の間にサーバによって自動 編集され、所定の標準フォーマットを使用してクライアントに伝送される。この 方式により、データ検索者（クライアント）は、短時間のうちに異なったデータ 提供者から多数のデータ情報を取得し比較することができる。これは、例えば急 速に価格が変動する商品の入札等において有用である。 この方法の別の好適な実施形態によれば、可能的なデータ提供者のリストの自 動作成に際してクライアントの指示が考慮される。ここで言う指示とは、例えば サーバの提供者リストの補足、または特定のデータ提供者の制限あるいは排除で ある。指示は提供者を選択する際の地域的な制限とすることもでき、さらに、支 払い方式に関する指示または単に返信に関する指示とすることもできる。さらに 、中央サーバ内に存在するリストは、データ検索者の申告によって追加すること ができる。 この方法のさらに別の好適な実施形態によれば、データ情報は、中央サーバに よって変換およびフォーマットすることができる。このことは、例えばデータ要 求のＦＡＸ形式への変換、またはクライアント（データ検索者）への返信前のデ ータ情報のフォーマットならびに作成に相当する。 さらに別の好適な実施形態においては、中央サーバが異なったクライアントの 要求を平行して処理することができる。すなわち、サーバは複数ユーザ（マルチ ユーザ）動作を行うよう構成されている。これによって、上記の方法は、互いに 平行して連動することができる。 さらに、可能的なデータ提供者のリストの作成に際して外部データベースのア ドレスリストを検索することが好適である。このため、必要に応じて例えばＸ５ ００等の標準フォーマットへの変換を実施する。 別の好適な実施形態において、クライアントのデータ要求は、中央サーバによ ってデータ提供者に対する言語、ＦＡＸ、または電子メール等による要求に変換 される。 さらに別の好適な実施形態において、中央サーバが自動的にデータ提供者にパ スワードを提供する。これによって、許可されたデータ提供者のみがそのデータ 情報をオファーとして提供できることが保持される。従って、中央サーバのネッ トワークアドレスへのアクセスに際してチェック機能が動作し、これは適宜なパ スワード照合を実施する。クライアントによって予め排除されたデータ提供者は パスワードを取得できず、従ってオファーを提供することができない。仮想の売 り手（データ提供者）は、例えば早朝にパスワードを入力し、端末には彼に該当 する要求が表示される。 この方法のさらに別の好適な実施形態においては、中央サーバは各データ提供 者に対して仮想のＷｅｂサイトを自動的に作成する。すなわち、サーバから通知 されたネットワークアドレス下においてまずパスワード確認が実施され、その後 提供者がオファーを登録するための画面表示が現れる。ここでこの画面表示は、 特定のデータ要求に関する全ての提供者に対して同じものとなる。しかしながら 、登録されたデータは、それぞれパスワードを登録した提供者毎にサーバによっ て記録され、別の提供者がこのＷｅｂサイトを再度呼び出した時にはもはや表示 されない。 この方法のさらに別の実施形態においては、サーバによって自動的に作成され た仮想Ｗｅｂサイトにデータ情報が登録される。ここで、各データ提供者に対し てオファー発 信するための個別の仮想Ｗｅｂサイトが割り当てられる。具体的には、データ提 供者がサーバのネットワークアドレスを選択した際にまず個々のデータ提供者の パスワードが照合され、その後彼の個別のホームページに接続される。オファー の入力は、常に、このデータ提供者が他のデータ提供者によるオファーを覗くこ とがないように実施される。 この方法の別の実施形態においては、データ提供者側のデータ要求の受信およ び処理ならびにＷｅｂサイトへのデータ情報の登録は、例えばメールロボット等 の自動処理によって実施される。メールロボットとは、受信した要求を予め設定 されたアルゴリズムに従って処理し標準化された形式で自動的に返信するプログ ラム制御されたコンピュータである。従って、この方法は、メールロボット（従 ってデータ提供者）がデータ要求を自動的に中央サーバから取り出し（すなわち 受信し）て返答するよう自動化することができる。このことは、データ提供者が 中央サーバに対して標準化されたインタフェースを備えるとともに、例えば商品 番号、顧客番号、期限、パスワードおよびネットワークアドレス等の全て必要な 情報を標準化されたフォーマットで伝送することを前提とする。 さらに、ネットワーク内に複数の中央サーバを設けることができ、この際これ らの中央サーバは互いに同期化される。これによって、最も近くにある中央サー バへの高速アクセスが確立され、またデータ提供者からのデータ情報には世界中 からアクセスすることができる。 さらに、好適な実施形態において、データ検索者が中央サーバへのデータ要求 をオフライン作業で作成するためのユーザインタフェースを使用する。従って、 受信されたデータ情報を即時比較および計算することが可能となる。 さらに、前述の方法は、商品のオファーの自動入手に効果的に使用することが でき、この際リストアップされた製品記号に加えてサーバによりインデックス製 品番号が自動的に作成される。これは、製品番号を記録および管理する番号表（ マトリクス）を使用して実施される。マトリクス中には、異なった提供者からの 異なった製品番号であるが同じ商品に係るものが互いに関連付けられて識別され 、すなわち一つのサーバインデックス製品番号に割り当てられる。マトリクス内 に新しい商品を登録するとともに既存の商品を維持するために、マトリクスは自 動的に作成され拡張される。このことは、例えば関連商品または後続商品のオフ ァーが発信された際に提供者が新しい製品番号を“捕 捉”することによって実施される。オファーの入手を行う場合は、データ検索者 と多様な提供者との間における同一の製品に対する異なった製品番号が中央サー バ上において同一の製品番号（インデックス）に関連付けられることを意味する 。この結果、処理ステップが容易に自動化でき、これは提供者によって構成され た自動データ受信処理（例えばメールロボット）を使用した検索に際して正しい 提供者の製品番号が通知されるからである。 次に、本発明の好適な実施例につき添付図面を参照しながら説明する。ここで ： 図１は、本発明に係るデータ交換システムの一実施例を示す概略構成図、 図２は、ネットワーク内においてオファーの自動入手を行うための本発明に係 る方法の処理の流れを示す説明図である。 図１に概略的に示されたデータ交換システムは、データ記憶装置を有するサー バ１０を備えており、これは組織的かつ双方向的なデータベースを構成している 。データ記憶装置内にはデータ提供者２０に関する情報データを記録することが できる。記録されたデータは、クライアント（データ検索者）３０が呼び出すこ とができる。 提供者２０およびデータ検索者３０は、情報伝送路４０を介してデータ記憶装 置と接続されている。適宜な情報伝送路は、例えば電話線ネットワーク、ＩＳＤ Ｎネットワーク、データネットワーク、およびケーブルテレビネットワークであ る。 データ記憶装置は、図１には図示されていない入出力端子を備えており、これ を介してデータ記憶装置が多様な情報伝送路４０と結合されている。提供者２０ およびデータ検索者３０は、自由に選択可能な情報伝送路４０を介してデータ記 憶装置と接続することができる。これらはさらに例えばＰＣおよびモデム４１、 ＩＳＤＮ端子４２、ネットワークインタフェース４３、ＦＡＸ送受信機４４、ま たはＴＶデコーダおよびテレビ受像機４６等の適宜な端末装置を備えている。サ ーバ１０は、データ記憶装置内に特定のフォーマットで存在するデータ情報をユ ーザへの／からの伝送に必要とされるフォーマットに変換する。さらにユーザか ら送信された権利コードを検査する確認装置を備えており、従って権利を有する ユーザのみがデータ記憶装置へのアクセス権を保持する。 図１のデータ検索者３０は、その端末機器４１−４６ならびに情報伝送路４０ を介してデータ記憶装置にアクセスし、そこでデータ情報を呼び出すことができ る。これは、例えば特定の製品またはサービスに関するものとすることができ、 これはまず提供者２ ０によってデータベース内に登録されたものである。このためデータ検索者３０ はデータベースに要求を送信し、これによって提供者２０が登録したオファーに 関して詳細な情報を要求する。これに代えて、提供者２０によって予め登録され たオファーに関連させることなく、または提供者が先にオファーを登録すること なく、検索者３０が特定の製品またはサービスに関する要求を入力することもで きる。サーバは、データ検索者３０の要求を提供者２０の端末機器４１−４４に 伝送し、この際要求は該当する製品またはサービスを提供する提供者２０にのみ 伝送される。提供者２０の選択は匿名で実施され、すなわち、データ検索者３０ はこの選択行程中には提供者２０に関する情報は入手しない。この場合、データ 検索者３０は、提供者２０がデータ検索者３０に回答を送信した際に初めて提供 者２０のアイデンティティを得る。さらに、前記の選択は、提供者２０の地域属 性に従って実行することができる。その後、該当する提供者２０は、端末機器４ １−４４を通じたデータ検索者３０の要求の伝達に基づいてデータ検索者３０が 必要とするデータ情報をデータ記憶装置に入力することができ、データ記憶装置 がこれを該当するデータ検索者３０に伝送する。提供者２０の端末機器４１−４ ４に記録された要求に対して予め設定された期限内に提供者２０が反応して所要 のデータ情報を顧客３０に伝送することによって回答がなされないと、該当する 提供者２０への通知が実施される。これは、例えばディスプレイ表示またはサー バ内に記憶されるメッセージとすることができる。提供者２０には、この通知に よって彼に該当するデータ検索者３０からの要求が通知される。 次に、本発明に係る方法について、図２を参照しながら例示的に説明する。 クライアントと呼称される顧客は、彼の要求によって正確に特定した最良の商 品を検索する。加えて、提供されたオファーに関して、または製品提供者に配慮 した制限を通告することができる。さらに、顧客は、オファーの要求に際して、 例えば電子メール等オファーの返信方法およびデータ形式を伝達し、またオファ ーの返答期限を指定することもできる。クライアントは、ネットワークを介して 中央サーバと接続されている。ここで、まずオファー要求が受信され、次にまず 決定サブルーチン内で処理される。決定サブルーチンは、まず、オファー要求に おいて指示された特定要件に従って直接アドレスリストを作成することができる か、またはヒューリスティックを使用してアドレスリストを作成することができ るかを検査する。例えば３８６ＳＸチップを検索するオ ファー要求に際して、検索されるチップと製品リスト内に存在する製品との間で 一致するものが無い場合、製品リスト内に存在する製品のうち次に上位のレベル 、すなわちこの例においてはＣＰＵ提供者の製品グループが呼び出され、そこに リストアップされているアドレスがアドレスリストの作成用にコピーされる。 アドレスリストを作成した後可能的な提供者の数が既知となり、従って、これ に対応して発行するパスワードの数も既知となる。パスワードはオファー要求と 共に該当する製品提供者に伝送され、可能的な提供者の数に相当する数ｎのＷｅ ｂサイトがサーバ上に作成される。各製品提供者に伝送されるオファー要求は、 例えばＦＡＸまたは電子メール等の選択された通信形態を使用して、期限、個別 のパスワード、および個々のＷｅｂサイトのネットワークアドレス等からなる追 加的な情報と共に伝送される。 ネットワークアドレスの呼び出しを行った際、パスワードの照合が実施され、 その後仮想のＷｅｂサイトすなわち入力画面が表示され、これは全ての製品提供 者に対して同様に表示される。入力画面にオファーデータを入力した後、パスワ ードによって製品提供者に割り当てられたオファーデータがサーバによって記録 され、これは次にこの仮想Ｗｅｂサイトを呼び出した製品提供者には見ることが できない。期限が経過した後は、提示されたネットワークアドレス下においては もはやオファーは受理されず、Ｗｅｂサイトからのデータはデータ処理要素内に おいてクライアントの要望に従って編集され、さらに電子メールまたはＦＡＸを 使用してクライアントに返信される。 オファーの全自動入手を行う場合は、製品提供者の側においてメールロボット が使用され、これは全自動で要求を処理して返答することができる。この際、共 通の商品記号が予め設定されたフォーマットで伝送され、製品提供者のデータベ ース内で適宜な検索処理が全自動で実施される。続いて、メールロボットによる 中央サーバへの接続ならびにオファーの送信が再び全自動で実施される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＵ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＥＥ， ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＬＣ，Ｌ Ｋ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 特に自動的にオファーの入手を行うためのネットワーク内におけるデータ 交換システムであり、入力接続ユニットと出力接続ユニットとを有する少なくと も一台の中央サーバ（１０）と、中央サーバ（１０）のデータ記憶装置へデータ を入力する、および／またはここからデータを呼び出す少なくとも一つのクライ アントおよびデータ提供者（２０，３０）とを有し、これらは入力および／また は出力接続ユニットを使用しネットワーク（４０）を介して端末機器と接続可能 であり、 サーバはクライアントの要求に従ってデータ提供者を自動的に選定するととも に要求を自動的にデータ提供者に伝送するためのモジュールを備えることを特徴 とするシステム。 ２． クライアント（３０）によって要求されたデータ情報は特定の商品または サービスのオファーであることを特徴とする請求項１記載のシステム。 ３． サーバがクライアント（３０）からのデータ要求を匿名でデータ提供者に 伝達するモジュールを備え、選択されたデータ提供者（２０）はクライアントに 関する情報を入手しないことを特徴とする請求項１記載のシステム。 ４． サーバは提供者（２０）を地域別に選択するためのモジュールを備えるこ とを特徴とする請求項１記載のシステム。 ５． サーバ（１０）はデータ提供者（２０）に伝送されたクライアント（３０ ）の要求に対して予め設定された時間内に返信がなされない場合にデータ提供者 にこれを通知するためのモジュールを備えることを特徴とする請求項１記載のシ ステム。 ６． 端末機器はモデムを備えるＰＣ（４１）、ＩＳＤＮ端末（４２）、ＦＡＸ 送受信器（４４）、または双方向テレビのＴＶデコーダ（４６）であることを特 徴とする請求項１記載のシステム。 ７． サーバはデータを自動的に変換およびフォーマットするためのモジュール を備えることを特徴とする請求項１記載のシステム。 ８． サーバが外部のデータベースと接続されていることを特徴とする請求項１ 記載のシステム。 ９． 特に自動的にオファーの入手を行うためネットワーク内においてデータを 交換す る方法であり、少なくとも一つのクライアントと中央サーバとデータ提供者を有 し： （１） クライアントが中央サーバへのデータを要求し； （２） サーバが要求されたデータに従って提供者プールの中から可能的な提供 者のリストを作成し； （３） サーバが可能的なデータ提供者との接続を形成してデータ要求を伝送す るとともに返信のためのネットワークアドレスを同時に伝達し； （４） 中央サーバが少なくとも一部の可能的なデータ提供者から所要のデータ を受信し； （５） 中央サーバが所要のデータ情報または部分的データ情報を収集するとと もにクライアントに転送するステップからなる方法。 １０． クライアントはデータ情報の作成期限を設定し、サーバはこの期限の経 過後は新しいデータ情報の受信は行わず、既に受信したデータ情報をクライアン トに転送することを特徴とする請求項９記載の方法。 １１． 中央サーバは可能的なデータ提供者のリストの自動作成に際してクライ アントの指示を考慮することを特徴とする請求項９記載の方法。 １２． 中央サーバはデータ情報を変換およびフォーマットすることを特徴とす る請求項９記載の方法。 １３． 中央サーバは複数のクライアントの要求を平行して処理することを特徴 とする請求項９記載の方法。 １４． 中央サーバは可能的なデータ提供者のリストの作成に際して外部データ ベースのアドレスリストを検索することを特徴とする請求項９記載の方法。 １５． 中央サーバはクライアントのデータ要求をデータ提供者に対する言語、 ＦＡＸ、または電子メール形式の要求に変換することを特徴とする請求項９記載 の方法。 １６． 中央サーバがデータ提供者に対して自動的にパスワードの割り当てを実 施することを特徴とする請求項９記載の方法。 １７． 中央サーバは各データ提供者に対して仮想のＷｅｂサイトを自動的に作 成することを特徴とする請求項９記載の方法。 １８． データ情報はデータ提供者がパスワードの入力を行った後サーバによっ て自動的に作成された仮想Ｗｅｂサイト内に入力されることを特徴とする請求項 １７記載の方 法。 １９． データ提供者によるデータ要求の受信および処理ならびにＷｅｂサイト へのデータ情報の登録は自動プロセスによって実施されることを特徴とする請求 項１８記載の方法。 ２０． ネットワーク内において複数の中央サーバによる処理ステップが実施さ れることを特徴とする請求項９記載の方法。 ２１． 中央サーバは互いに同期化されることを特徴とする請求項２０記載の方 法。 ２２． 請求項９ないし２０のいずれかに記載の方法に従ってクライアントが中 央サーバへのデータ要求をオフライン作業で作成するとともに自動的にデータ情 報を読み込むためのユーザインタフェースの適用。 ２３． 商品のオファーを自動的に入手し、この際サーバによりインデックス商 品番号が作成される請求項９ないし２０のいずれかに記載の方法の適用。