JP2001501625A - 化粧用組成物 - Google Patents

化粧用組成物

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Abstract

(57)【要約】 この発明はレチノイドを含有するスキンケア用の低刺激性組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 化粧用組成物 発明の分野 この発明は、皮膚、特に人間の顔の皮膚の特性を一般に改良するレチノイド含 有スキンケア組成物に関する。さらに詳細には本発明は、低剌激特性を有しエマ ルジョンから成るまたはリポソーム系の形態の化学的に安定なスキンケア組成物 に関する。またこの発明はあるレチノイドを含有する前記組成物およびそのよう な組成物を製造する方法にも関する。 発明の背景 近年、レチノイドを含有するスキンケア組成物に非常に興味が集まっている。 ビタミンA酸またはトレチノインとしても知られているレチン酸はアクネのよう な皮膚状態の治療に周知であり、レチン酸を含有する製品はオルト製薬会社(Ort ho Pharmaceutical Corporation)の皮膚科部門から種々の形態で市販されている 。そのような製品には例えばレチンA*クリーム、すなわち油溶性酸化防止剤と してブチルヒドロキシトルエン(BHT)を含有するレチン酸の水中油滴型エマ ルジョン;レチンA*液、すなわち酸化防止剤としてBHTを使用するポリエチ レングリコール/エタノール溶剤中のレチン酸溶液;および溶剤としてエチルア ルコール、増粘剤またはゲル化剤としてヒドロキシプロピルセルロース、および 酸化防止剤としてBHTから成るゲルビヒクル(vehicle)中にレチン酸を含むレ チンA*ゲルがある。複数の製品を含有するこれらのレチン酸は安定で長期間の 保存後に活性な成分を供給できることが分かっている。 しかしながら、さらに最近では、例えば光老化と日焼けによる損傷に対する皮 膚治療などアクネ以外の治療に対してレチノイドの幅広い使用が提案されている 。幼少期に多量の太陽光を浴びた人の多くには、後に大人になって以下のような 全体的皮膚変質、例えば、皺、革肌(leatheriness)化、黄色化、緩み、ざらつ く肌、乾燥肌、まだら肌(色素過剰症)、および種々の前悪性腫瘍(無症状が多 い)が見られる。これらの変化は容易に日焼けしたり、中途半端に日焼けする光 で皮膚が剥けた人に顕著である。このような太陽光蓄積作用がしばしば「光老化 」と呼ばれる。皮膚の構造的劣化は初老期で最も進むが、過剰に日光を浴びるこ とによる破壊的作用が20年間ではすでに明らかである。表皮と真皮の重大な顕 微鏡で見える変質は、臨床的に見えるようになる前、何十年間生じる。皺の発生 、黄色化、革肌化および弾力性の低下は非常に遅い変化である。 これらの皮膚の老化の問題は米国特許第4,603,146号で扱われており 、この特許では皮膚軟化ビヒクル中のビタミンA酸が治療薬として提案されてい る。さらに米国特許第4,877,805号では多くのレチノイドが人間の皮膚 に対する日焼けによる損傷を回復させ治癒するのに有効であることが提案されて いる。 レチノイドをスキンケア製品に使用することを考える場合、例えばレチノール (ビタミンAアルコール)、レチナール(ビタミンAアルデヒド)およびレチニ ルアセテートとレチニルパルミテートなどのレチニルエステルのようなあるレチ ノイドがレチン酸に対して好ましいと思われる。好ましい形態はレチノールであ る。この理由はレチノールが、人間の体内に自然に発生し良好な成長、上皮組織 の分化および再生に欠かせない内生化合物であるからである。レチノールはレチ ン酸などの他のレチノイドとは違った非常に大きな安全率を有する理由からも好 ましい。さらに余分なレチノールは例えばレチニルパルミテートおよびある程度 はレチニルアセテートなどの不活性エステル形態で大部分が人間の体内に貯えら れる。上記アルデヒドのレチナールは好ましい形態でもあり、レチノールの活性 代謝産物であり、視覚機能に必要である。従って、これらの好ましい自然発生レ チノイドを含有するスキンケア組成物の開発に関心が向けられている。 そのようなレチノイドを含有する製品を開発する際には、レチン酸製剤に対し て要求される同様の特性が別のレチノイド含有組成物に対しても望ましい。特に 美的に楽しめ、かなりの貯蔵寿命後にも活性成分が与えられる組成物を提供する ことに多くの関心が向けられている。驚くことではないが、そのようなレチノイ ドを含有する製品を開発する際においては、レチン酸を含有するすでに既存する 製剤で得られる経験に当技術も導かれる。一般的には、そのような製剤はレチン 酸が油相内に含まれ油溶性酸化防止剤を使用することによって酸化が防止される 水中油滴型(oil-in-water)エマルジョンで構成される。このエマルジョンの形態 に関しては、水中油滴型エマルジョンは例えば油中水滴型と比べて非閉塞的で、 べとつかず、別のそのようなエマルジョン製品と適台し、皮膚から取り除くこと が容易で、美的にも楽しめまた製造にもより経済的である点で好ましかった。そ の活性成分の化学的安定性については、油相中のレチン酸は、そのような油相に 油溶性酸化防止剤を入れることによって大体十分に保護されることが経験的に分 かっている。 従って、例えば上記レチンA*クリームは、レチン酸およびBHT、すなわち 油溶性酸化防止剤を含有する水中油滴型エマルジョンである。米国特許第3,9 06,108号にはBHTまたはジαトコフェロール(d1-α-tocopherol)など の油溶性酸化防止剤、およびキレート化剤、例えばエチレンジアミン四酢酸(E DTA)を含有するレチン酸の水中油滴型エマルジョンが開示されている。米国 特許第4,466,805号においては、成分としてビタミンEとクエン酸を含 有する水中油滴型エマルジョンのビタミンAを含む褐色化(tanning)組成物が記 載されている。米国特許第4,247,547号においては、さらに別の形態の レチン酸含有組成物、すなわちゲルが開示されており、ブチルヒドロキシトルエ ン、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、アスコルビン酸(ビタミンC)、 プロピルガレート、およびαトコフェロール(ビタミンE)から成る群から選択 される酸化防止剤により保護される。 米国特許第4,826,828号においては、レチノール、レチニルアセテー トおよびレチニルパルミテートを含む安定な組成物が油中水滴型エマルジョンの レチノールから成ることができると示唆されており、このエマルジョンはさらに 2種類の油溶性酸化防止剤、BHTおよびBHAを含有する。 さらにこの米国特許第4,826,828号の譲り受け人であるエイボン製品 社(Avon Products,Inc.)はバイオアドバンスおよびバイオアドバンス200 0と呼ばれる2種類のスキンケア製品を販売している。これらの製品の各々は2 本のビンで供給されそれらの一部が使用直前に混合される。この第1のビンには 所謂「スキンローション」が入れてあり、一方、第2のビンには所謂「強壮剤(f ortifier)」が入れてある。この「スキンローション」は水、乳化剤、シリコー ン油、植物油、防腐剤、皮膚軟化薬およびブチルヒドロキシトルエン(BHT) を含む多くの成分を有する油中水滴型エマルジョンである。またこの「強壮剤」 はシクロメチコン(シリコーン油)、変性エタノール、乳化剤(ポリソルベート 20)、レチノール、レチニルアセテート、レチニルパルミテート、BHTおよ びBHAを含む多くの成分を含有する溶液である。この「強壮剤」の特定部分を 「スキンローション」の特定部分に添加し、混合すると、レチノール、レチニル アセテート、レチニルパルミテート、および油溶性酸化防止剤であるBHTとB HAから成る油中水滴型エマルジョンになっている。バイオアドバンスを供給す る外パッケージには、「BIOADVANCEは1カ月後、効き目が無くなり始めるので、 最大の効果を得るために各々の月で新規供給品を使用のこと」との表示が添えら れている。この表示から「スキンローション」と「強壮剤」の混合物中のレチノ イドの化学的安定性がかなり限定されるものと思われる。バイオアドバンスとバ イオアドバンス2000の製品の双方において、「強壮剤」成分を「スキンロー ション」成分と使用直前に混合しなければならないことは、皮膚に塗られ結果と して得られるその油中水滴型エマルジョンが1種または2種以上の上記レチノー ル、レチニルアセテートおよびレチニルパルミテートの化学的安定性を同様に限 定していることを示している。 さらにBellに与えられた米国特許第4,720,353号は皮膚に対して局所 用に塗るように企図された種々の薬剤と薬用の油中水滴型エマルジョンキャリヤ ーを開示している。水溶性、混和性または分散性薬をエマルジョンの水性相内に 入れることができる。一方、油溶性、混和性または分散性薬をエマルジョンの油 相内に入れることができる。エマルジョンに入れることができる薬としてレチン 酸の誘導体が含まれる。エマルジョンにオプションで添加できる成分には、メチ ルパラベン、プロピルパラベンまたはイミダゾリジニル尿素などの防腐剤または ブチルヒドロキシアニソールなどの酸化防止剤、およびビタミンC、トコフェロ ールリノール酸エステルなどのなどの水溶性または油溶性ビタミンが含まれる。 さらにSiemerらに与えられた欧州特許公開第0 343 444 2号はレチ ニルパルミテートをベースとした化粧品を開示している。実施例3はレチニルパ ルミテートとブチルヒドロキシアニソール(BHA)を含む油中水滴型エマルジ ョンの形態のナイトクリームを開示している。実施例4はレチニルアセテートと αトコフェロール(ビタミンE)を含む油中水滴型エマルジョンを記載している 。 さらにBattに与えられた欧州特許公開第0 330 496 2号は局所用に 適合する基剤(base)と有効な量の少なくとも1種のレチノールのエステルを含む 皮膚治療組成物に関するもので、前記組成物は光により老化した皮膚の治療に有 効である。実施例6にはビタミンAプロピオネートおよびBHTすなわち油溶性 酸化防止剤を含む油中水滴型エマルジョンを記載してある。 米国特許第5,559,149号および同第5,652,263号(Wangら) は安定なレチノール製剤を供給する油中水滴型エマルジョンを記載している。米 国特許出願第08/523,836号、同第08/609,588号、および同 第08/807,351号は安定なレチノール製剤を供給する水中油滴型エマル ジョンを記載している。米国特許出願第08/902,922号は安定なレチノ ール製剤を供給するリポソーム含有製剤を記載している。 レチノイド含有組成物を局所的に塗ることは皮膚を有益に変化させることにな ることが周知である。レチノイドはアクネと太陽光への曝露による皮膚損傷の治 療を行なう。しかしながら、レチノイドを局所的に塗ることにより紅班、赤み、 スケーリング、浮腫またはかゆみが特徴のかなりの炎症(irrtation)が生じるこ とがある。レチノイドを皮膚に塗ることに関連する炎症を鎮めるために多くの試 みがなされてきた。 例えば米国特許第5,470,567号は、レチノイドと、コルチコステロイ ドを含有しないが炎症の発生を低下させる4−ヒドロキシアニソールとを含有す る組成物を記載している。同様に米国特許第4,727,088号は脂肪アルコ ールを含有しそれで炎症発生が低下するエマルジョン製剤を記載している。 米国特許第5,061,692号にはレチノイド組成物の他に特殊なペンタペ プチドまたはそれらの塩を局所的に皮膚に塗ることによって炎症発生を低下させ ることが記載されている。 レチノイド起因の炎症発生を低下させる別の方法が提案されている。例えば米 国特許第5,075,340号には皮膚の炎症発生を防止するためにレチン酸グ ルクロニドのような組成物にレチン酸のある誘導体を使用することが記載されて いる。 レチノイドによる炎症発生は違ったタイプの送達方式(delivery system)の 使用によっても緩和された。 欧州特許出願472225号は、炎症発生を低下させ同時に活性または効力を 維持すると言われる活性材料としてレチン酸を含有する水和ラメラ相またはリポ ソームをベースとした医薬組成物を記載している。 米国特許第4,911,928号は別のタイプの脂質小胞であって、多量の脂 肪親和性材料を運ぶ容量がある少ラメラ小胞(PLV)を記載している。その後 の特許の米国特許第5,147,723号は少ラメラ小胞を構成できる非燐脂質 界面活性剤を記載している。 前述の複数の提案のいずれもが、その製品に含まれるレチノイドがかなり強く 、非常に刺激性があるため炎症発生が低下することが確認されなかった。従って 、薬効があり美容上美しいばかりでなく、苛酷な炎症発生副作用が概ね無く、皮 膚状態の治療のためにレチノイドの連続使用を防止するレチノイドを含有するス キンケア製品を開発することが望ましい。 この発明の他の目的は刺激が殆どあるいは全くなく、また特殊な成分または製 造、貯蔵、取り扱い対策を必要としないレチノイド含有スキンケア組成物を提供 することである。 発明の概要 良好な効力と美容上の美しさを示し、しかも炎症発生が非常に僅かであるレチ ノイド含有組成物が意外にも開発できることが発見された。 この発明の組成物は、(a)レチン酸、レチノール、レチンアルデヒド、およ び/まはたはレレチン酸のエステルなど含む種々のその他の知られた関連レチノ イド化合物のようなレチノイド化合物;(b)油溶性酸化防止剤;および(c) 成分の組合せが前記レチノイド化合物とで特に非刺激的である医薬的にまた美容 上受け入れられるビヒクル内の乳化剤または界面活性剤を含有する。本明細書に 参考文献として含まれる同時係属米国特許出願第08/415,975号に同様 のレチノイド含有組成物を見出すことができる。 この発明の組成物はエマルジョンが好ましく、そのエマルジョンも少ラメラ小 胞にできる成分を有する油相を好ましく含有する。ただしそのような小胞は低炎 症発生製品を得るために形成する必要がないことが分かった。上記説明のように 、この発明の組成物は特定のタイプのエマルジョンの形態、すなわち水中油滴型 の形態にある。本明細書で使用したように、一般に受け入れられるエマルジョン の概念が、すなわち、室温あるいは約室温で許容される貯蔵寿命の間、分離され ていない2種類の混合しない液体の均質混合液を利用する。通常は、2種類の混 合しない液体を機械的に攪拌すると、初めは双方の相が液体粒子を形成する傾向 がある。その後、攪拌が終了するとその液体粒子が迅速に凝集し、それから2種 類の液体が分離する傾向がある。 一方、乳化剤と呼ばれる化合物をその混合しない液体に添加すればエマルジョ ンが形成でき、物理的に安定し、均質混合液中の液体粒子の寿命が延びる。通常 、1相だけが長期間液滴形態に残り、これが外相で包囲される内相と呼ばれる。 水中油滴型エマルジョンは、外相(連続相とも呼ばれる)が水または水性液から 成り、内相(不連続相または分散相とも呼ばれる)が油または相互に溶ける油の 混合物から成るエマルジョンである。 またこの発明の組成物はリポソームを含有することが好ましい。リポソームは ある量の水を包囲する小胞脂質膜構造物である。X線回折の研究では薄い水の層 で分離する水和多重ラメラ層を形成するように水中で膨潤する有機性脂質二層か ら成っていることが示されている。これらの二層は親水性と脂肪親和性の双方を 有する両親媒性の分子から構成されている。この脂質小胞は燐脂質、単一鎖非燐 脂質または両性イオンの界面活性剤から作ることができる。その疎水性のために 二層の各々は、水から隔離されたその無極の残留物で閉鎖膜を形成する。そのた めレチノールなどの疎水性分子がその閉鎖膜内にあり、酸化劣化が起きそうにも ない。リポソーム小胞の懸濁液は水中油中水滴型(w/o/w)系と記載できる 。一般にそれらの懸濁液は美容的にもより美しく、油中水滴型(w/o)エマル ジョンよりべとつきが少ない。しかしながらそのようなリポソーム小胞は低炎症 発生製品を得るために形成される必要がない。例えばその組成物の油相は、壁形 成界面活性剤であるグリセリルジステアレートおよびコレステロールなどを含有 できる。ステアリルアルコールなどの別の脂肪アルコールもこの発明の組成物の 一部分を構成できる。本発明の原理に従って皮膚に塗ると同時にその刺激を鎮め るようにこの発明の製品に利用できるレチノイドには、レチノール(ビタミンA アルコール)、レチナール(ビタミンAアルデヒド)、レチニルアセテート、レ チニルパルミテートおよびこれらの混合物がある。 好ましい実施形態の詳細な説明 上記説明のように、この発明の組成物は特定タイプのエマルジョンの形態にあ る。レチン酸を含有するような殆どの商用スキンケア組成物は水中油滴型エマル ジョン系である。しかしながら、その知られた商用系においては、あるレチノイ ド化合物、特にレチノール、レチナール、レチン酸およびレチニルエステルが皮 膚に対しかなりの炎症を起こす傾向がある。 本発明の組成物は上記問題を解消し、その代わりにレチノイドにより生じる炎 症発生をかなり低下させる少なくとも1種のレチノイドを含有する組成物を提供 する。この発明の組成物は1種のエマルジョン形態とすることができ、あるいは リポソーム小胞を含有することができる。 本明細書で使用したように、一般に受け入れられるエマルジョンの概念は、す なわち室温あるいは約室温で許容される貯蔵寿命の間(物理的に安定)、分離さ れていない2種類の混合しない液体の均質混合液を利用する。通常は、2種類の 混合しない液体を機械的に攪拌すると、初めは双方の相が液滴をを形成する傾向 がある。その後、攪拌が終了するとその液体粒子が迅速に凝集し、それから2種 類の液体が分離する傾向がある。一方、乳化剤と呼ばれる化合物を混合しない液 体に添加すればエマルジョンが形成でき、物理的に安定し、均質混合液中の液体 粒子の寿命が延びる。通常、1相だけが長期間液滴状に残り、これが外相で包囲 される内相と呼ばれる。水中油滴型エマルジョンは、外相(連続相とも呼ばれる )が水から成り、内相(不連続相または分散相とも呼ばれる)が油から成るエマ ルジョンである。 リポソームは、自由に浮く溶媒の一部を捕捉してその内部に入る湾曲脂質二層 から成る球形で自己閉鎖構造物である。このリポソームは1種または数種の同心 膜から成る。リポソームは、同一分子に親水性基と疎水性基を有することが特徴 である表面活性分子の特殊な部類の両親媒生化合物から主に製造される。これら の分子は水に可溶でなく、溶液を作らずコロイド状分散体を形成する。本明細書 に参考文献として含まれる米国特許第4,911,928号および同第5,14 7,723号に記載されたタイプの少ラメラ脂質小胞をこの発明の組成物に利用 することができる。 この発明の組成物に少なくとも1種の油溶性酸化防止剤を入れることも好まし い。この発明の組成物に有効な油溶性酸化防止剤としては、ブチルヒドロキシト ルエン(BHT)、アスコルビン酸パルミテート、ブチルヒドロキシアニソール (BHA)、α−トコフェロール、フェニル−α−ナフチルアミン、ハイドロキ ノン、プロピルガレート、ノルジヒドログアヤク脂酸、およびそれらの混合物、 それにこの組成物の他の成分と適合する別の知られた油溶性酸化防止剤のいずれ かが含まれる。 この発明の組成物に有効な油溶性酸化防止剤は安定化に効果的な量で利用する 必要があり、全組成物の重量をベースとして全体で約0.001%乃至約5%、 好ましくは約0.01%乃至約1%の範囲にあればよい。この発明の組成物で利 用される酸化防止剤の量は選択される特定の酸化防止剤、保護される特定のレチ ノイドの量、および処理条件に一部依存する。例えば、レチノール製剤は重量で 約0.01%乃至約1%の量のBHTを含む。 この発明の組成物は金属イオン汚染を最小にするためキレート化剤を含めるこ ともできる。この発明のレチノイド組成物は金属イオン、特に二価と三価の陽イ オンに敏感であり、ある場合には、それらがあると急速に劣化するように見える 。キレート化剤は金属イオンと錯体(complex)を形成し、それによりそのイオン を不活性化し、そのイオンがレチノイド化合物に作用するのを防止する。この発 明の組成物に有効なキレート化剤としてはエチレンジアミン四酢酸(EDTA) およびその誘導体と塩、ジヒドロキシエチルグリシン、クエン酸、酒石酸、およ びそれらの混合物がある。このキレート化剤は安定化に効果的な量で利用する必 要があり、全組成物の重量をベースとして約0.01%乃至約2%、好ましくは 約0.05%乃至約1%の範囲にあればよい。 この発明の組成物において有効なレチノイド化合物はビタミンAアルコール( レチノール)、ビタミンAアルデヒド(レチナール)、およびビタミンAエステ ル(レチニルアセテートおよびレチニルパルミテート)から成る。本発明の組成 物におけるこれらのレチノイドは、全組成物の重量で約0.001%乃至約5% 、好ましくは約0.001%乃至約1%の範囲とすることができる治療が効果的 な量で利用される。 油中水滴型エマルジョンから成る本発明のスキンケア組成物は、望み通りその エマルジョンの油相と水相の相対量を変えることによってクリーム製剤またはロ ーション製剤の処方にすることができる。この組成物のpHは約4乃至約9の範 囲にする必要があり、約4乃至約7の範囲が好ましい。この組成物のpHは少な くとも5にするのが最も好ましい。 鉱物油、動物油、植物油、およびシリコーンは全てエマルジョンタイプの化粧 用クリームと化粧用ローションで使用されている。そのような油の他に、別の皮 膚軟化薬および表面活性剤がそのエマルジョンに加えられており、グリセリルト リオレエート、アセチルサッカロースジステアレート、ソルビタントリオレエー ト、ポリオキシエチレン(1)モノステアレート、グリセリルモノオレエート、 サッカロースジステアレート、ポリエチレングリコール(50)モノステアレー ト、オクチルフエノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール、ジグリセリンペン タ−イソステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ヒドロキシルラノリン、 ラノリン、トリグリセリルジイソステアレート、ポリオキシエチレン(2)オレ イルエーテル、カルシウムステアロイル−2−ラクチレート、メチルグルコシド セスキステアレート、ソルビタンモノパルミテート、メトキシポリエチレングリ コール−22/ドデシルグリコールコポリマー(Elfacos E200)、ポリエチ レングリコール−45/ドデシルグリコールコポリマー(Elfacos ST99)、ポ リエチレングリコール400ジステアレートおよびグリセリルステアレート;セ チルアルコールおよびラノリンアルコールなどのアルコール;イソプロピルミリ ステートなどのミリステート;セチルパルミテート;コレステロール;ステアリ ン酸;プロピレングリコール;グリセリン、ソルビトールなどが含まれる。天然 ゴム、および合成ポリマーなどの増粘剤、それにメチルパラベン、ブチルパラベ ン、プロピルパラベンおよびフェニルオキシエタノールなどの防腐剤、着色剤お よび芳香剤もそのような組成物に一般に含まれる。日焼け止め材料および抗菌材 料などの別の活性成分は、それらが本発明の組成物の他の構成成分と物理的、化 学的に適合する条件で本発明の組成物に利用できる。 本発明の本質はクリーム製剤またはローション製剤の特定の組成物それ自体に あるのではなく、スキンケア製剤として現在利用されているクリームまたはロー ションタイプの多くの製剤または組成物のどれもが、油中水滴型エマルジョン形 態にありレチノイド化合物と化学的に適合すれば使用することができる。このエ マルジョンの油相対水相の比率を約5:95乃至約40:60とすることができ る。この二相の実際の比率は所望の最終製品による。 水中油滴型エマルジョンから成る本発明のスキンケア組成物は、望み通りその エマルジョンの油相と水相の相対量を変えることによってクリーム製剤またはロ ーション製剤の処方にすることができる。この組成物のpHは約4乃至約10の 範囲にする必要があり、約6乃至約8とすることが好ましい。pHが約6以上の 組成物ではpHが6未満の組成物よりレチノイドがより安定であることが分かっ た。 グリセリンが保湿剤としてこの発明の製剤に含まれることが好ましいが、比較 的少量にする。例えばそのグリセリンの量を全体の組成物の10%未満にするの が好ましい。またそのグリセリンの量を重量で全体の組成物の5%未満にするの がより好ましい。グリセリンは活性または刺激性成分の浸透を増すことができ、 従ってその炎症発生作用の量を増大させると理論付けられる。従って、グリセリ ンは浸透を増す有効な量で組成物中に存在する必要がある。 炎症を発生する刺激性化合物の含有を避けることが好ましい。例えばブチレン グリコールは炎症を発生する可能性があり、この発明のタイプの製剤において付 随的炎症を引き起こす。炎症を起こす可能性がある別化合物としては、石鹸、ア ミンベースの化合物、界面活性剤、ある日焼け止め活性成分、およびこの組成物 のpHを極端に酸性か塩基性にする化合物などがある。 オクチルヒドロキシステアレートなどの枝分かれ鎖脂肪アルコールエステルが この発明組成物のマイルドさにも関係する。その他の枝分かれ鎖脂肪エステルは この発明の組成物が持つ炎症発生効果を緩和するのに有効である。 本発明の利点と本発明に従って調製されたスキンケア組成物の特定の実施形態 を以下の実施例で説明する。しかしながら本発明はその個々の実施例に述べられ た特定の限定に制約されず、添付請求の範囲に制約されることが理解されよう。 実施例1 以下の処方をこの発明の教示に従って作成した。油相と水相を別個に形成した 。以下の油相成分(グリセリルジステアレート、コレテロールNF、POE10 ステアリルアルコール、セテアレス20およびステアリルアルコール、セテアレ ス20およびセテアリルアルコール、ステアリルアルコール)をケトルで混合し 、攪拌して80℃に加熱した。成分の全てが溶けたら、約5分間乃至10分間、 すなわちその全ての成分が一様に混合するまで温度を80℃に保持した。その後 、65℃への冷却を開始した。その温度が70℃に達した時、BHTを添加した 。温度が65℃に達したら以下の成分、すなわちオクチルヒドロキシステアレー ト、セチルアセテートおよびアセチルラノリン、C12-15アルキルラクテート、 およびポリソルベート80を添加した。次にアルゴン拡散を開始し、続いてその 組成物にレチノールを添加した。水相が調製され添加の準備がなされるまで温度 を 65℃に保持した。 水相を以下のように調製した。すなわち脱イオン水をケトルに添加し、そのケ トルを80℃までゆっくり加熱した。この加熱工程時、クエン酸、クエン酸ナト リウムおよびグリセリンをその水に添加した。80℃でメチルパラベンとプロピ ルパラベンを添加した。その混合物を約5分間乃至10分間、すなわち一様な混 合物が得られるまで80℃に保持した。次にリポソームを作るために米国特許第 4,911,928号に述べられた手順に従って二相を60℃で混合した。二相 が結合した後、残りの成分を添加し、ローター固定子ホモジナイザーを使用して 混合物を均質化した。 化学名 %W/W 水相 脱イオン水 62.490 グリセリン 4.000 クエン酸 0.130 クエン酸ナトリウム 4.750 塩化ナトリウム 0.100 メチルパラベン 0.200 プロピルパラベン 0.030 油相 グリセリルジステアレート1 2.800 コレステロール、NF 1.000 ステアリルアルコール 0.500 POE10ステアリルアルコール2 1.400 ポリソルベート803 0.700 セテアレス20とステアリルアルコール4 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール5 3.000 オクチルヒドロキシステアレート7 6.190 セチルアセテートとアセチルラノリン8 1.000 C12-15アルキルラクテート9 1.500 単一添加物 ポリソルベート206内のビタミンA 0.210 シリコーンエマルジョンTBM35060 4.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス‐710 3.000 1Kessco GDS 2Brij 76 3Tween 80 4Procol ST 20G,乳化剤 5Procol CS 20D,乳化剤 6ポリソルベート20 40% w/w内のレチノール 7Wickenol 171 8Acetulan 9Ceraphyl 41 10TBM 35060、シリコーンエマルジョン 11Sepigel 305、増粘剤 米国特許出願第08/415,975号に示されているような改良RIPT(D raize)試験で実施例1の組成物を試験した。その組成物をボランティアの皮膚に 繰り返し塗った。この組成物は皮膚の赤みとはれの炎症発生が極端に低下した。 実施例2 以下の処方の組成物を実施例1に述べた手順に従って作成した。 化学名 %W/W 水相 脱イオン水 58.898 グリセリン 9.500 ブチレングリコール 9.500 クエン酸 0.120 クエン酸ナトリウム 4.530 EDTA二ナトリウム 0.100 メチルパラベン 0.200 油相 グリセリルモノジステアレート 0.787 グリセリルジステアレート2 1.575 コレステロール、NF 1.977 POE10ステアリルアルコール3 1.240 ステアリルアルコール 1.422 ポリソルベート808 0.500 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド1 4.256 ポリソルベート20内のビタミンA40%w/w 0.165 BHT 0.100 ビタミンEアセテート 0.100 プロピルパラベン 0.030 単一添加物 シクロメチコン 2.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 3.000 1Miglyol 812 この製剤はレチノール濃度が約0.075%w/wであり、RIPT試験で測定 して高炎症発生評点である(評点=377)。実施例3 米国特許出願第08/415,975号に示された手順に従って以下の0.0 4%レチノールを含有する組成物を作製した。この組成物は少ラメラ小胞から成 る非燐脂質リポソームができるように作られた。 化学名 %W/W 脱イオン水 62.490 グリセリン 4.000 クエン酸 0.130 クエン酸ナトリウム 4.750 塩化ナトリウム 0.100 メチルパラベン 0.200 オクチルヒドロキシステアレート1 6.288 グリセリルジステアレート2 2.800 コレステロール、NF 1.000 POE10ステアリルアルコール3 1.400 セテアレス20とステアリルアルコール4 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール5 3.000 ステアリルアルコール 0.500 セチルアセテートとアセチルラノリン6 1.000 C12-15アルキルラクテート7 1.500 ポリソルベート808 0.700 プロピルパラベン 0.030 ビタミンA/ポリソルベート209 0.112 シリコーンエマルジョンa 4.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−711 3.000 注意: 1:Wickenol 171、スキンコンディショナー2:Kessco GDS、乳化剤 3:BriJ 76、乳化剤 4:Procol ST 20G、乳化剤 5:Procol CS 20D、乳化剤 6:Acetulan、スキンコンディショナー 7:Ceraphyl 41、乳化剤 8:Tween 80、乳化剤 9;Retinol 50P、ポリソルベート20内の50%w/wレチノール溶液10:TBM 35060、シリコーンエマルジョン 11:Sepigel 305、増粘剤 a TBM 35060 この組成物は耐性の高い皮膚に適量で塗り4カ月間毎日使用すると同一試験条件 で複数の製品を含有する他のレチノールと比較して低炎症発生となった。 実施例4: 以下の製剤を実施例1に示した方法に従って作製した。 化学名 %w/w 水相 脱イオン水 62.490 オクチルヒドロキシステアレート 5.628 コレステロール 1.000 POE10ステアリルアルコール 1.400 セテアレス20とステアリルアルコール 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.000 ステアリルアルコール 0.500 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.000 C12-15アルキルラクテート 1.500 ポリソルベート20内のレチノール40%w/w 0.772 クエン酸 0.130 クエン酸ナトリウム 4.750 塩化ナトリウム 0.100 グリセリン 4.000 ポリソルベート80 0.700 メチルパラベン 0.200 プロピルパラベン 0.030 シリコーンエマルジョン(TBM 35060) 4.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 3.000 この組成物は、浄化水(49.484%)、グリセリン(10%)、PEG15 0(1%)、ブチレングリコール(4%)、四ナトリウムEDTA(0.10% )、アスコルビン酸(0.10%)、クエン酸ナトリウム(0.10%)、ペン タエリトリトールテトラオクタノエート(5%)、スタアレン(15%)、マカ デミアナッツ油(7%)、ペトロラタム(3%)、ポリグリセリル−2−ジイソ ステアレート(2%)、クォーターニウム18ヘクトライト(2.7%)、ブチ ルパラベン(0.10%)、エチルパラベン(0.10%)、BHT(0.05 %)、トコフェリルアセテート(0.10%)、およびレチノール(0.166 %)を含有する油中水滴型エマルジョン内に1/2の量のレチノールだけを含有 する比較処方の炎症発生評点に等しい評点であった。 実施例5: 以下の製剤を実施例1に示した方法に従って作製した。 化学名 %W/W 脱イオン水 62.490 グリセリン 4.000 クエン酸 0.130 クエン酸ナトリウム 4.750 塩化ナトリウム 0.100 ポリソルベート80 0.200 メチルパラベン 0.200 プロピルパラベン 0.030 オクチルヒドロキシステアレート 5.980 グリセリルジステアレート 2.800 コレステロール 1.000 POE10ステアリルアルコール 1.400 セテアレス20とステアリルアルコール 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.000 ステアリルアルコール 0.500 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.000 レチノール50%w/w 0.420 C12-15アルキルラクテート 1.500 シリコーンエマルジョンTBM 35060 4.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 3.000 この製剤は人間の皮膚に対して炎症発生が非常に僅かになった。 実施例6: 以下の製剤を実施例1に示した方法に従って作製した。この製剤はC12-15ア ルキルラクテートを除いた点で実施例5と異なっている。 化学名 %W/W 脱イオン水 62.490 グリセリン 4.000 クエン酸 0.130 クエン酸ナトリウム 4.750 塩化ナトリウム 0.100 ポリソルベート80 0.700 メチルパラベン 0.200 プロピルパラベン 0.030 オクチルヒドロキシステアレート 7.510 グリセリルジステアレート 2.800 コレステロール 1.000 POE10ステアリルアルコール 1.400 セテアレス20とステアリルアルコール 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.000 ステアリルアルコール 0.500 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.000 レチノール40%w/w 0.390 シリコーンエマルジョンTBM 35060 4.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 3.000 この製剤は人間の皮膚に対して実施例5の製剤と同様に炎症発生が非常に僅かで あった。 実施例7: 以下の製剤を実施例1に示した方法に従って作製した。この製剤は実施例5に 示した製剤より緩衝剤の塩濃度が低い。 化学名 %W/W 脱イオン水 67.240 グリセリン 4.000 クエン酸 0.130 塩化ナトリウム 0.100 ポリソルベート80 0.700 メチルパラベン 0.200 プロピルパラベン 0.030 オクチルヒドロキシステアレート 6.010 グリセリルジステアレート 2.800 コレステロール 1.000 POE10ステアリルアルコール 1.400 セテアレス20とステアリルアルコール 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.000 ステアリルアルコール 0.500 C12-15アルキルラクテート 5.000 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.000 レチノール40%w/w 0.390 C12-15アルキルラクテート 1.500 シリコーンエマルジョンTBM 35060 4.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 3.000 この製剤は約0.15%のレチノールを含有する。この製剤は人間の皮膚に対し て他の実施例より炎症発生が増大した。 実施例8: 以下の製剤を実施例1に示した方法に従って作製した。この製剤はクエン酸ナ トリウム緩衝剤が第二燐酸ナトリウ代えられている点で実施例5と異なっている 。 化学名 %W/W 脱イオン水 65.240 グリセリン 4.000 クエン酸 0.130 第二燐酸ナトリウム 0.500 塩化ナトリウム 0.100 ポリソルベート80 0.700 メチルパラベン 0.200 プロピルパラベン 0.030 オクチルヒドロキシステアレート 2.510 グリセリルジステアレート 2.800 コレステロール 1.000 POE10ステアリルアルコール 1.400 セテアレス20とステアリルアルコール 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.000 ステアリルアルコール 0.500 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.000 レチノール40%w/w 0.390 レチノール50%w/w 0.390 シリコーンエマルジョンTBM 35060 4.000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 3.000 この製剤は人間の皮膚に対して実施例4(比較製剤)と実施例7の製剤と同様に 比較的炎症発生が増大した。 実施例9Aおよび実施例9B: 以下の製剤は同様の化学組成を有する。しかしながら、実施例9Aは実施例1 に示した方法に従って処理し、少ラメラ小胞になった。一方、製剤9Bは油相と 水相を混合した後、ローター固定子ホモジナイザーだけを使用して処理した。 化学名 %W/W 脱イオン水 62.490 グリセリルジステアレート 2.800 オクチルヒドロキシステアレート 5.980 コレステロール、NF 1.000 クエン酸 0.130 クエン酸ナトリウム 4.750 セテアレス20とステアリルアルコール 3.000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.000 POE10ステアリルアルコール 1.400 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.000 ステアリルアルコール 0.500 シリコーンエマルジョンTBM 35060 4.000 グリセリン 4.000 メチルパラベン 0.200 プロピルパラベン 0.030 塩化ナトリウム 0.100 ポリソルベート80 0.700 C12-15アルキルラクテート 1.500 レチノール40%w/w 0.420 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 3.000 これらの製剤の双方を使用した場合の炎症発生率は非常に小さくなった。 従ってレチノイド化合物を含有する概ね非炎症発生組成物がこの発明の組成物 を使用して製造することができた。 実施例10: 以下の製剤を実施例1に示された方法に従って作製した。 化学名 %W/W オクチルヒドロキシステアレート 6.2942 グリセリルジステアレート 2.8000 コレステロール 1.0000 POE10ステアリルアルコール 1.4000 セテアレス20とステアリルアルコール 3.0000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.0000 ステアリルアルコール 0.5000 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.0000 C12-15アルキルラクテート 1.5000 ポリソルベート20内のレチノール50%w/w 0.1058 BHT 0.1000 無水クエン酸 0.1500 クエン酸三ナトリウム二水和物 0.8500 アスコルビン酸 0.0100 グリセリン 4.0000 ポリソルベート80 0.7000 二ナトリウムEDTA 0.2000 フェノキシエタノール 0.7300 メチルパラベン 0.2500 プロピルパラベン 0.1500 ジメチコン、100cst 2.5000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 0.5000 芳香剤 0.0500 水 69.2100 この製剤はpHが約5.6であり、人間の皮膚に対して炎症発生が非常に僅かに なった。 実施例11: 以下の製剤を実施例1に示された方法に従って作製した。 化学名 %W/W オクチルヒドロキシステアレート 6.1355 グリセリルジステアレート 2.8000 コレステロール 1.0000 POE10ステアリルアルコール 1.4000 セテアレス20とステアリルアルコール 3.0000 セテアレス20とセテアリルアルコール 3.0000 ステアリルアルコール 0.5000 セチルアセテートとアセチルラノリン 1.0000 C12-15アルコールラクテート 1.5000 ポリソルベート20内のレチノール50%w/w 0.2645 BHT 0.1000 無水クエン酸 0.0300 クエン酸三ナトリウム二水和物 1.0330 アスコルビン酸 0.0100 グリセリン 4.0000 ポリソルベート80 0.7000 二ナトリウムEDTA 0.2000 フェノキシエタノール 0.7300 メチルパラベン 0.2500 プロピルパラベン 0.1500 ジメチコン、100cst 2.5000 ポリアクリルアミド、C13-14イソパラフィン およびラウレス−7 0.5000 芳香剤 0.0500 水 69.1970 この製剤はpHが約6.2であり、人間の皮膚に対して炎症発生が非常に僅かに なった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN (72)発明者 カミンスキー,クラウディア アメリカ合衆国、08848 ニュージャージ ー州、ミルフォード、シャイアー・ロード 490 (72)発明者 コール,カーティス アメリカ合衆国、19047 ペンシルバニア 州、ランホーン、ハンプトン・ドライブ 215

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)レチノイド化合物、(b)油溶性酸化防止剤、および(c)乳化剤 または界面活性剤から成る群から選択される化合物を含有し、実質的に刺激化合 物が無い化粧用組成物。 2.前記組成物は枝分かれ鎖脂肪アルコールエステルをさらに含有する請求の 範囲1に記載の化粧用組成物。 3.前記レチノイド化合物はレチン酸、レチノール、レチンアルデヒドおよび レチン酸のエステルから成る群から選択される請求の範囲2に記載の化粧用組成 物。 4.前記油溶性酸化防止剤は、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、アスコ ルビン酸パルミテート、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、α−トコフェ ロール、フェニル−α−ナフチルアミン、ハイドロキノン、プロピルガレート、 ノルジヒドログアヤク脂酸、およびそれらの混合物から成る群から選択される請 求の範囲2に記載の化粧用組成物。 5.前記刺激化合物はブチレングリコール、石鹸、アミンベース化合物、界面 活性剤、日焼け止め活性成分、低pH酸および高pH塩基から成る群から選択さ れる請求の範囲1に記載の化粧用組成物。 6.前記刺激化合物はブチレングリコールである請求の範囲5に記載の化粧用 組成物。 7.前記油溶性酸化防止剤はブチルヒドロキシトルエンである請求の範囲4に 記載の化粧用組成物。 8.前記レチノイドはレチノールである請求の範囲3に記載の化粧用組成物。 9.前記組成物はキレート化剤をさらに含有する請求の範囲1に記載の化粧用 組成物。 10.前記枝分かれ鎖脂肪アルコールエステルはオクチルヒドロキシステアレ ートである請求の範囲2に記載の化粧用組成物。
JP10516924A 1996-10-03 1997-10-01 化粧用組成物 Ceased JP2001501625A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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