JP2001359188A - 駆動ユニット及びこれを備えたパネルスピーカ - Google Patents
駆動ユニット及びこれを備えたパネルスピーカInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターミナルの破壊や、リード線の断線、エキ
サイターの破損などのトラブルの発生が回避され、接続
作業も容易でコストを抑えた駆動ユニット並びにパネル
スピーカを提供せんとする。 【解決手段】 振動板４に固着して一体化されるボビン
部２０に巻装され、該ボビン部を介して振動板に振動を
付与するボイスコイル２１、並びに該ボイスコイルが挿
入される磁気ギャップ２２ａを有したエキサイター２
と、磁気回路部２２を内面側に固定して当該エキサイタ
ー２を収容し、且つ振動板４に連結されるハウジング３
とを備え、ハウジングの連結部に介装する振動許容手段
３０として、振動板に当接する当該ハウジングの開口端
部３ａに片持ち状の板バネ３１で構成したフランジ部３
ｂを設け、板バネの先端部３１ａを振動板４に固定する
ことで、該板バネの変形により振動を許容する。
サイターの破損などのトラブルの発生が回避され、接続
作業も容易でコストを抑えた駆動ユニット並びにパネル
スピーカを提供せんとする。 【解決手段】 振動板４に固着して一体化されるボビン
部２０に巻装され、該ボビン部を介して振動板に振動を
付与するボイスコイル２１、並びに該ボイスコイルが挿
入される磁気ギャップ２２ａを有したエキサイター２
と、磁気回路部２２を内面側に固定して当該エキサイタ
ー２を収容し、且つ振動板４に連結されるハウジング３
とを備え、ハウジングの連結部に介装する振動許容手段
３０として、振動板に当接する当該ハウジングの開口端
部３ａに片持ち状の板バネ３１で構成したフランジ部３
ｂを設け、板バネの先端部３１ａを振動板４に固定する
ことで、該板バネの変形により振動を許容する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動板を駆動する
エキサイターをハウジングに収容させ、振動板とは別体
でユニット構成してなる駆動ユニット、並びに該駆動ユ
ニットを振動板の一部に固定してなるパネルスピーカに
関する。
エキサイターをハウジングに収容させ、振動板とは別体
でユニット構成してなる駆動ユニット、並びに該駆動ユ
ニットを振動板の一部に固定してなるパネルスピーカに
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、電子装置の小型化、薄型化にとも
ないスピーカ装置も薄型化が要求されており、例えば特
開２０００−３６９９７号公報には、平板状の振動板の
裏面にボイスコイルと磁気回路を備えたエキサイターを
固定してなるパネルスピーカが開示されている。また、
電子装置の筐体に取り付けるパネルスピーカに関するも
のとしては、特開平１０−２４３４９１号公報におい
て、パネル型スピーカの取り付け構造が開示されてい
る。
ないスピーカ装置も薄型化が要求されており、例えば特
開２０００−３６９９７号公報には、平板状の振動板の
裏面にボイスコイルと磁気回路を備えたエキサイターを
固定してなるパネルスピーカが開示されている。また、
電子装置の筐体に取り付けるパネルスピーカに関するも
のとしては、特開平１０−２４３４９１号公報におい
て、パネル型スピーカの取り付け構造が開示されてい
る。
【０００３】ところで、近年、このフラットスピーカの
振動板自体を案内表示板として使用する方法が提案され
ている。この場合、振動板表面に広告等の案内情報を表
示し、裏面側には前述のエキサイターを固定して、近傍
に載置されるアンプ装置等から延びた入力用コードの先
端を当該エキサイターのターミナルにはんだ付け接続し
てエキサイターに駆動電流を供給する。
振動板自体を案内表示板として使用する方法が提案され
ている。この場合、振動板表面に広告等の案内情報を表
示し、裏面側には前述のエキサイターを固定して、近傍
に載置されるアンプ装置等から延びた入力用コードの先
端を当該エキサイターのターミナルにはんだ付け接続し
てエキサイターに駆動電流を供給する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにターミナルに入力用コードをはんだ付けする作業は
煩雑であるとともに、コードを足で引っ掛けたり、剥き
出しのエキサイターに工具等の物体が衝突することで、
ターミナルの破壊や、ボビンとターミナルとの間に設け
られたリード線の断線、エキサイターの破損などのトラ
ブルが生じる可能性があった。上述の各公報記載のスピ
ーカの如く、当該エキサイターが固定される振動板裏面
を保護カバーで完全に隠蔽してしまう方法も検討した
が、振動板の寸法は多種多様であり、これに応じてその
都度、音響特性を低下させない振動板に適したカバーを
用意し、取り付けるにはコストが嵩むといった問題があ
った。
うにターミナルに入力用コードをはんだ付けする作業は
煩雑であるとともに、コードを足で引っ掛けたり、剥き
出しのエキサイターに工具等の物体が衝突することで、
ターミナルの破壊や、ボビンとターミナルとの間に設け
られたリード線の断線、エキサイターの破損などのトラ
ブルが生じる可能性があった。上述の各公報記載のスピ
ーカの如く、当該エキサイターが固定される振動板裏面
を保護カバーで完全に隠蔽してしまう方法も検討した
が、振動板の寸法は多種多様であり、これに応じてその
都度、音響特性を低下させない振動板に適したカバーを
用意し、取り付けるにはコストが嵩むといった問題があ
った。
【０００５】本発明は係る現況に鑑み為されたものであ
り、例えば広告案内板として用いる場合であっても、タ
ーミナルの破壊や、リード線の断線、エキサイターの破
損などのトラブル発生が回避され、接続作業も容易でコ
ストを抑えた駆動ユニット並びにパネルスピーカを提供
せんとするものである。
り、例えば広告案内板として用いる場合であっても、タ
ーミナルの破壊や、リード線の断線、エキサイターの破
損などのトラブル発生が回避され、接続作業も容易でコ
ストを抑えた駆動ユニット並びにパネルスピーカを提供
せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者は前述の課題を
解決するにあたり鋭意検討を進めた結果、振動板に連結
されるハウジング内にエキサイターを収容させてユニッ
ト構成すれば、当該ハウジングによりターミナル、リー
ド線を含むエキサイター全体が外部の衝撃から保護され
るとともに、ユニット構成した当該駆動ユニットは振動
板の寸法等に関係なく使用することができ、製作コスト
を大幅に削減できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
解決するにあたり鋭意検討を進めた結果、振動板に連結
されるハウジング内にエキサイターを収容させてユニッ
ト構成すれば、当該ハウジングによりターミナル、リー
ド線を含むエキサイター全体が外部の衝撃から保護され
るとともに、ユニット構成した当該駆動ユニットは振動
板の寸法等に関係なく使用することができ、製作コスト
を大幅に削減できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【０００７】すなわち本発明は、平板状の振動板の一部
に固定されてパネルスピーカを構成する駆動ユニットで
あって、前記振動板に固着して一体化されるボビン部に
巻装され、該ボビンを介して振動板に振動を付与するボ
イスコイル、並びに該ボイスコイルが挿入される磁気ギ
ャップを有したエキサイターと、前記磁気ギャップを形
成する磁気回路部を内面側に固定して当該エキサイター
を収容し、且つ振動板に連結されるハウジングとを備え
ていることを特徴とする駆動ユニットを提供する。
に固定されてパネルスピーカを構成する駆動ユニットで
あって、前記振動板に固着して一体化されるボビン部に
巻装され、該ボビンを介して振動板に振動を付与するボ
イスコイル、並びに該ボイスコイルが挿入される磁気ギ
ャップを有したエキサイターと、前記磁気ギャップを形
成する磁気回路部を内面側に固定して当該エキサイター
を収容し、且つ振動板に連結されるハウジングとを備え
ていることを特徴とする駆動ユニットを提供する。
【０００８】ここで、前記ハウジングが振動許容手段を
介して振動板に連結されたものでは、振動板に固定され
たエキサイターが駆動する際におけるハウジングと振動
板との間の相対運動、すなわちボイスコイルの移動によ
り互いに発生する振動を、バネの変形により許容するこ
とで、振動板による優れた音響効果が維持されるととも
に、振動による当該ハウジングの脱離を未然に回避して
安定した連結状態を半永久的に維持するものである。
介して振動板に連結されたものでは、振動板に固定され
たエキサイターが駆動する際におけるハウジングと振動
板との間の相対運動、すなわちボイスコイルの移動によ
り互いに発生する振動を、バネの変形により許容するこ
とで、振動板による優れた音響効果が維持されるととも
に、振動による当該ハウジングの脱離を未然に回避して
安定した連結状態を半永久的に維持するものである。
【０００９】ここで、前記振動許容手段が、振動板に当
接するハウジングの開口端部に片持ち状の板バネで構成
したフランジ部を設け、且つ前記板バネの先端部を振動
板に固定することで、該板バネの変形により振動を許容
するものが好ましい。
接するハウジングの開口端部に片持ち状の板バネで構成
したフランジ部を設け、且つ前記板バネの先端部を振動
板に固定することで、該板バネの変形により振動を許容
するものが好ましい。
【００１０】特に、前記片持ち状の板バネが、ハウジン
グの開口端部に沿って延設されたものが好ましい。
グの開口端部に沿って延設されたものが好ましい。
【００１１】また、前記振動許容手段が、振動板に当接
するハウジングの開口端部に、ボイスコイルの振動方向
に沿って変形容易な緩衝部材を設け、該緩衝部材の変形
により振動を許容するものも好ましい。
するハウジングの開口端部に、ボイスコイルの振動方向
に沿って変形容易な緩衝部材を設け、該緩衝部材の変形
により振動を許容するものも好ましい。
【００１２】前記ハウジングの壁面にリード線を介して
ボイスコイルに結線されるジャックを設け、これに入力
プラグを挿着することで前記ボイスコイルに駆動電流が
供給されるものでは、コードの引掛かりその他の不測の
事態が生じても前記プラグが外れることでリード線の断
線やターミナルの破損が回避できるとともに、コードの
接続作業も従来のパネルスピーカに比べ極めて容易であ
る。
ボイスコイルに結線されるジャックを設け、これに入力
プラグを挿着することで前記ボイスコイルに駆動電流が
供給されるものでは、コードの引掛かりその他の不測の
事態が生じても前記プラグが外れることでリード線の断
線やターミナルの破損が回避できるとともに、コードの
接続作業も従来のパネルスピーカに比べ極めて容易であ
る。
【００１３】また本発明は、以上の駆動ユニットを平板
状の振動板に単又は複数固定してなるパネルスピーカを
も提供する。
状の振動板に単又は複数固定してなるパネルスピーカを
も提供する。
【００１４】ここで、前記振動板が、前後に相対向して
配置される２枚の表層振動部材の間にハニカム構造の芯
材を有してなるものでは、特に４００Ｈｚ〜８０００Ｈ
ｚ程度の高音域がハウニングを生じることなく明瞭に出
力され、音声案内用として特に適しているとともに、８
〜１０ｗのアンプ装置で２００ｗの拡声器と同等の能力
が発揮される。これは英国のニュー・トランスデューサ
ー・リミテッド（ＮＸＴ）社が開発したＤＭ方式のパネ
ルスピーカの技術を用いたものであり、双指向性を備
え、中高域でフラットな周波数特性が実現されるととも
に、振動板に細かい分割振動が生じることから大きな放
射面積が得られ、振動板から離れても音圧レベルが維持
され、充分なエネルギーが得られる。
配置される２枚の表層振動部材の間にハニカム構造の芯
材を有してなるものでは、特に４００Ｈｚ〜８０００Ｈ
ｚ程度の高音域がハウニングを生じることなく明瞭に出
力され、音声案内用として特に適しているとともに、８
〜１０ｗのアンプ装置で２００ｗの拡声器と同等の能力
が発揮される。これは英国のニュー・トランスデューサ
ー・リミテッド（ＮＸＴ）社が開発したＤＭ方式のパネ
ルスピーカの技術を用いたものであり、双指向性を備
え、中高域でフラットな周波数特性が実現されるととも
に、振動板に細かい分割振動が生じることから大きな放
射面積が得られ、振動板から離れても音圧レベルが維持
され、充分なエネルギーが得られる。
【００１５】これら振動板が、建物の部屋若しくは廊下
に用いる天井パネル、机の天板若しくは飾りパネル、ま
たはバスユニットのパネル部材を構成してなるものも好
ましい。
に用いる天井パネル、机の天板若しくは飾りパネル、ま
たはバスユニットのパネル部材を構成してなるものも好
ましい。
【００１６】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。
面に基づき詳細に説明する。
【００１７】図１は駆動ユニットを固定したパネルスピ
ーカを示す後方斜視図であり、図１〜図６は本発明の代
表的実施形態を示し、図中符号１は駆動ユニット、２は
振動板を駆動するエキサイター、３は前記エキサイター
を収容して振動板に連結されるハウジング、４は振動板
をそれぞれ示している。
ーカを示す後方斜視図であり、図１〜図６は本発明の代
表的実施形態を示し、図中符号１は駆動ユニット、２は
振動板を駆動するエキサイター、３は前記エキサイター
を収容して振動板に連結されるハウジング、４は振動板
をそれぞれ示している。
【００１８】本発明の駆動ユニット１は、平板状の振動
板４の一部に固定されることでパネルスピーカＡを構成
するものであり、図２に示すように、ボビン部２０に巻
装され、該ボビン部２０を介してピストンモーションで
振動板４に振動を付与するボイスコイル２１、並びに該
ボイスコイル２１が挿入される磁気ギャップ２２ａを備
えたエキサイター２と、前記磁気ギャップ２２ａを形成
している磁気回路部２２が内面側に固定されることで当
該エキサイター２を収容し、且つ振動板４に連結される
ハウジング３とを備えている。このように本発明の駆動
ユニット１は、振動板４の形状や寸法等に関係なく別体
でユニット化された汎用性を有する構成であり、ハウジ
ング３を含めて別の振動板に容易に再利用でき、取り付
け作業も現場で簡便に行うことができる。また、このよ
うにハウジング３を備えた駆動ユニット１を平板状の振
動板４に固定したパネルスピーカＡにあっては、予測で
きない工具等の物体の接触によりリード線が断線したり
ターミナルやエキサイター自体の破損も未然に防止で
き、野外などで使用する際にも前記ハウジング３の僅か
な工夫によって防水構造を簡易に達成できるのである。
駆動ユニット１の磁気回路部２２を構成している永久磁
石とヨークの構造及びそれらの関係は、従来からのエキ
サイターの磁気回路と差異はなく、本例では、ボイスコ
イルを巻装したボビン部２０を上下に案内する鉄製のポ
ールピースを設け、その周囲に磁気ギャップ２２ａを介
してフェライトマグネットを周設した外磁型の磁気回路
を構成しているが、その他の構造や内磁型の磁気回路も
当然に採用することができる。
板４の一部に固定されることでパネルスピーカＡを構成
するものであり、図２に示すように、ボビン部２０に巻
装され、該ボビン部２０を介してピストンモーションで
振動板４に振動を付与するボイスコイル２１、並びに該
ボイスコイル２１が挿入される磁気ギャップ２２ａを備
えたエキサイター２と、前記磁気ギャップ２２ａを形成
している磁気回路部２２が内面側に固定されることで当
該エキサイター２を収容し、且つ振動板４に連結される
ハウジング３とを備えている。このように本発明の駆動
ユニット１は、振動板４の形状や寸法等に関係なく別体
でユニット化された汎用性を有する構成であり、ハウジ
ング３を含めて別の振動板に容易に再利用でき、取り付
け作業も現場で簡便に行うことができる。また、このよ
うにハウジング３を備えた駆動ユニット１を平板状の振
動板４に固定したパネルスピーカＡにあっては、予測で
きない工具等の物体の接触によりリード線が断線したり
ターミナルやエキサイター自体の破損も未然に防止で
き、野外などで使用する際にも前記ハウジング３の僅か
な工夫によって防水構造を簡易に達成できるのである。
駆動ユニット１の磁気回路部２２を構成している永久磁
石とヨークの構造及びそれらの関係は、従来からのエキ
サイターの磁気回路と差異はなく、本例では、ボイスコ
イルを巻装したボビン部２０を上下に案内する鉄製のポ
ールピースを設け、その周囲に磁気ギャップ２２ａを介
してフェライトマグネットを周設した外磁型の磁気回路
を構成しているが、その他の構造や内磁型の磁気回路も
当然に採用することができる。
【００１９】ハウジング３は、図３及び図４にも示すよ
うに、内面側に磁気回路部２２が固定される天板３２
と、その周縁部より振動板側に立設してエキサイター２
を囲繞する側板３３とからなる筐体構造が合成樹脂材料
を用いて一体的に射出成形されたものであり、振動板４
に臨んだ開口部分や通気孔を除き、収容されたエキサイ
ター２を完全に包囲している。なお、本発明に係るハウ
ジング３は、合成樹脂製以外に金属製や木製、紙製等で
あっても良く、その外部形状も扁平な円柱形状、多角柱
形状、半球面形状など適宜様々な形状が採用できる。
うに、内面側に磁気回路部２２が固定される天板３２
と、その周縁部より振動板側に立設してエキサイター２
を囲繞する側板３３とからなる筐体構造が合成樹脂材料
を用いて一体的に射出成形されたものであり、振動板４
に臨んだ開口部分や通気孔を除き、収容されたエキサイ
ター２を完全に包囲している。なお、本発明に係るハウ
ジング３は、合成樹脂製以外に金属製や木製、紙製等で
あっても良く、その外部形状も扁平な円柱形状、多角柱
形状、半球面形状など適宜様々な形状が採用できる。
【００２０】ハウジング３の開口端部３ａには、振動許
容手段３０として、片持ち状の板バネ３１、・・・で構
成したフランジ部３ｂが設けられており、各板バネ３１
の先端部を両面テープや接着剤等で振動板４に固定する
ことで、ハウジング３が振動板４に連結されている。本
例の駆動ユニット１では、振動板４に固定される前記板
バネ先端部とボビン部の各当接面に剥離紙付きの両面テ
ープ９があらかじめ貼着されている。この板バネ３１
は、振動板４に固定されたエキサイター２が駆動する際
におけるハウジング３と振動板４との間の相対運動、す
なわちボイスコイル２１のピストンモーションにより互
いに発生する振動を、バネの変形により許容すること
で、振動板４による優れた音響特性が維持されるととも
に、振動による当該ハウジング３の脱離を未然に回避し
て安定した連結状態を半永久的に維持するものである。
板バネ３１は、各側板３３の端部３３ａの隅から当該端
部３３ａに沿って片持ち状に延設され、開口端部３ａの
略全周にわたって外方に突出したフランジ部３ｂを形設
するものであるが、例えば対向する一対の側板端部にの
み各々板バネを付設したものであっても良い。なお、こ
のような振動許容手段３０に関する他の形態としては、
図５（ａ）に示すように、ボイスコイルの振動方向に沿
って変形容易な緩衝部材５として断面波形のダンパー５
１をハウジング開口部に設けたものや、図５（ｂ）に示
すように、側板端部より外方に突設したフランジ３ｃと
振動板４との間に同じく緩衝部材５としてスポンジ状の
弾性体５２を介装したものも防水構造が容易に達成でき
る点で好ましい実施例である。
容手段３０として、片持ち状の板バネ３１、・・・で構
成したフランジ部３ｂが設けられており、各板バネ３１
の先端部を両面テープや接着剤等で振動板４に固定する
ことで、ハウジング３が振動板４に連結されている。本
例の駆動ユニット１では、振動板４に固定される前記板
バネ先端部とボビン部の各当接面に剥離紙付きの両面テ
ープ９があらかじめ貼着されている。この板バネ３１
は、振動板４に固定されたエキサイター２が駆動する際
におけるハウジング３と振動板４との間の相対運動、す
なわちボイスコイル２１のピストンモーションにより互
いに発生する振動を、バネの変形により許容すること
で、振動板４による優れた音響特性が維持されるととも
に、振動による当該ハウジング３の脱離を未然に回避し
て安定した連結状態を半永久的に維持するものである。
板バネ３１は、各側板３３の端部３３ａの隅から当該端
部３３ａに沿って片持ち状に延設され、開口端部３ａの
略全周にわたって外方に突出したフランジ部３ｂを形設
するものであるが、例えば対向する一対の側板端部にの
み各々板バネを付設したものであっても良い。なお、こ
のような振動許容手段３０に関する他の形態としては、
図５（ａ）に示すように、ボイスコイルの振動方向に沿
って変形容易な緩衝部材５として断面波形のダンパー５
１をハウジング開口部に設けたものや、図５（ｂ）に示
すように、側板端部より外方に突設したフランジ３ｃと
振動板４との間に同じく緩衝部材５としてスポンジ状の
弾性体５２を介装したものも防水構造が容易に達成でき
る点で好ましい実施例である。
【００２１】ハウジング３の側板３３には、リード線６
ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄを介してボイスコイル２１に電気
的に接続されたジャック３４が筐体外部に開口して設け
られており、これに後述のアンプ本体６等から延びるコ
ード先端の入力プラグ８１ａを挿着することで、前記ボ
イスコイル２１に駆動電流が供給される。このように、
ハウジング３に設けたジャック３４を介して駆動電流を
供給する本発明の駆動ユニット１によれば、コードの引
掛かりその他の不測の事態が生じてもリード線の断線や
ターミナルの破損が回避できるとともに、コードの接続
作業も従来のパネルスピーカに比べ極めて容易である。
ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄを介してボイスコイル２１に電気
的に接続されたジャック３４が筐体外部に開口して設け
られており、これに後述のアンプ本体６等から延びるコ
ード先端の入力プラグ８１ａを挿着することで、前記ボ
イスコイル２１に駆動電流が供給される。このように、
ハウジング３に設けたジャック３４を介して駆動電流を
供給する本発明の駆動ユニット１によれば、コードの引
掛かりその他の不測の事態が生じてもリード線の断線や
ターミナルの破損が回避できるとともに、コードの接続
作業も従来のパネルスピーカに比べ極めて容易である。
【００２２】駆動ユニット１は、振動板４の寸法などに
応じて、適宜単または複数個が振動板４に固定され、振
動板４の前面にポスター等を装着して使用する場合に
は、後面側に固定することが好ましい。なお、駆動ユニ
ット１は、エキサイター２をハウジング３で包囲した小
型、且つシンプルなデザイン上好ましい外観形状が得ら
れるので、振動板４の前面側や両面に配置させることも
可能である。
応じて、適宜単または複数個が振動板４に固定され、振
動板４の前面にポスター等を装着して使用する場合に
は、後面側に固定することが好ましい。なお、駆動ユニ
ット１は、エキサイター２をハウジング３で包囲した小
型、且つシンプルなデザイン上好ましい外観形状が得ら
れるので、振動板４の前面側や両面に配置させることも
可能である。
【００２３】駆動ユニット１により駆動されることで音
響信号を発する振動板は、好ましくは軽量で高剛性のハ
ニカム層や発泡層を有したものが用いられ、本例では図
１及び図２に示すごとく、前後に相対向して配置される
２枚のフィルム状の表層振動部材４１、４２の間にハニ
カム構造の芯材４０を挟装してなる振動板４が用いられ
ている。表層振動部材４１（４２）には、カーボンやケ
プラー等の高硬度で耐衝撃性に優れた素材を用いること
が好ましく、かつ芯材４０には軽量なアルミニウムを用
いることが好ましいが、使用態様に応じて紙繊維その他
の素材を各部に用いることも当然可能である。
響信号を発する振動板は、好ましくは軽量で高剛性のハ
ニカム層や発泡層を有したものが用いられ、本例では図
１及び図２に示すごとく、前後に相対向して配置される
２枚のフィルム状の表層振動部材４１、４２の間にハニ
カム構造の芯材４０を挟装してなる振動板４が用いられ
ている。表層振動部材４１（４２）には、カーボンやケ
プラー等の高硬度で耐衝撃性に優れた素材を用いること
が好ましく、かつ芯材４０には軽量なアルミニウムを用
いることが好ましいが、使用態様に応じて紙繊維その他
の素材を各部に用いることも当然可能である。
【００２４】また、振動板４の端縁部には、図１に示す
ように、枠体４３が着脱自在に周設されており、適宜、
振動板４の外面にポスター等を装着して選挙用プラカー
ドや広告などを表示した案内看板や宣伝看板として利用
できるように構成されている。なお、振動板の形態は本
例に何ら限定されるものではなく、振動板に直接情報を
表示したり、振動板表面に別途粘着板を設けてポスター
等を貼り付けることも好ましい。また、振動板４が、住
宅やオフィス、学校等の建物の部屋若しくは廊下に用い
る天井パネル、学習や会議用の机の天板若しくは飾りパ
ネル、またはバスユニットの壁面や天井、床、浴槽等を
形成しているパネル部材を構成するものや、振動板の表
面がプロジェクター受光面或いはホワイトボード面を構
成し、これら表面に表示される画像等に関連した音声を
当該振動板より音響信号として発してなるものも好まし
い実施例である。
ように、枠体４３が着脱自在に周設されており、適宜、
振動板４の外面にポスター等を装着して選挙用プラカー
ドや広告などを表示した案内看板や宣伝看板として利用
できるように構成されている。なお、振動板の形態は本
例に何ら限定されるものではなく、振動板に直接情報を
表示したり、振動板表面に別途粘着板を設けてポスター
等を貼り付けることも好ましい。また、振動板４が、住
宅やオフィス、学校等の建物の部屋若しくは廊下に用い
る天井パネル、学習や会議用の机の天板若しくは飾りパ
ネル、またはバスユニットの壁面や天井、床、浴槽等を
形成しているパネル部材を構成するものや、振動板の表
面がプロジェクター受光面或いはホワイトボード面を構
成し、これら表面に表示される画像等に関連した音声を
当該振動板より音響信号として発してなるものも好まし
い実施例である。
【００２５】図６は、本発明のパネルスピーカＡの代表
的な使用形態を示し、図中６はアンプ本体、７はパーソ
ナルコンピュータ等の音声出力機器を示している。アン
プ本体６は、プログラムソースの信号を選別、混合、又
は増幅してレベル調整するコントロール機能や、コント
ロールされた信号を増幅して駆動電力を得るパワー増幅
機能などを備えた汎用の機器が使用され、音量調節つま
み６０、電源スイッチ６１、電源ランプ６２以外に、外
部入力端子６３、ＤＣジャック６４、スピーカ端子６５
が設けられている。システムの接続は、まずアンプ装置
６のＤＣジャック６４にＡＣアダプタ８０が差し込ま
れ、家庭用コンセントより商用電流が供給される。ま
た、スピーカ端子６５と駆動ユニット１のジャック３４
に接続コード８１両端のプラグ８１ｂ、８１ａが差し込
まれ、アンプ装置６にパネルスピーカＡが接続される。
次に、アンプ装置６の外部入力端子６３と音声出力機器
７のライン出力端子７０又はヘッドフォン出力端子７１
に接続コード８２両端のプラグが差し込まれ、アンプ装
置６に音声出力機器７が接続される。そして、アンプ本
体６と音声出力機器７を動作させることで、パネルスピ
ーカＡをドライブさせる駆動電流が駆動ユニット１に供
給される。電源手段にはバッテリーを用いてもよく、チ
ューナ機能を設けてワイヤレスマイクから音声信号を入
力することも可能である。さらに、音声出力機器７の代
わりにプログラムソースとして音声チップを構成し、駆
動ユニット１やアンプ本体６とともに、振動板４で作製
される広告／案内表示板等に付装しておけば、システム
の接続作業が簡略化され、使用形態の自由度も大幅に向
上する。
的な使用形態を示し、図中６はアンプ本体、７はパーソ
ナルコンピュータ等の音声出力機器を示している。アン
プ本体６は、プログラムソースの信号を選別、混合、又
は増幅してレベル調整するコントロール機能や、コント
ロールされた信号を増幅して駆動電力を得るパワー増幅
機能などを備えた汎用の機器が使用され、音量調節つま
み６０、電源スイッチ６１、電源ランプ６２以外に、外
部入力端子６３、ＤＣジャック６４、スピーカ端子６５
が設けられている。システムの接続は、まずアンプ装置
６のＤＣジャック６４にＡＣアダプタ８０が差し込ま
れ、家庭用コンセントより商用電流が供給される。ま
た、スピーカ端子６５と駆動ユニット１のジャック３４
に接続コード８１両端のプラグ８１ｂ、８１ａが差し込
まれ、アンプ装置６にパネルスピーカＡが接続される。
次に、アンプ装置６の外部入力端子６３と音声出力機器
７のライン出力端子７０又はヘッドフォン出力端子７１
に接続コード８２両端のプラグが差し込まれ、アンプ装
置６に音声出力機器７が接続される。そして、アンプ本
体６と音声出力機器７を動作させることで、パネルスピ
ーカＡをドライブさせる駆動電流が駆動ユニット１に供
給される。電源手段にはバッテリーを用いてもよく、チ
ューナ機能を設けてワイヤレスマイクから音声信号を入
力することも可能である。さらに、音声出力機器７の代
わりにプログラムソースとして音声チップを構成し、駆
動ユニット１やアンプ本体６とともに、振動板４で作製
される広告／案内表示板等に付装しておけば、システム
の接続作業が簡略化され、使用形態の自由度も大幅に向
上する。
【００２６】
【発明の効果】以上の如く、本発明の駆動ユニットにあ
っては、振動板の形状や寸法等に関係なく別体でユニッ
ト化された汎用性を有する構成であるので、ハウジング
を含めて別の振動板に容易に再利用でき、取り付け作業
も現場で簡便に行うことができる。また、前記駆動ユニ
ットを平板状の振動板に固定した本発明のパネルスピー
カにあっては、予測できない工具等の物体の接触により
リード線が断線したりターミナルやエキサイター自体の
破損も未然に防止でき、野外などで使用する際にも前記
ハウジングの僅かな工夫によって防水構造を簡易に達成
できる。
っては、振動板の形状や寸法等に関係なく別体でユニッ
ト化された汎用性を有する構成であるので、ハウジング
を含めて別の振動板に容易に再利用でき、取り付け作業
も現場で簡便に行うことができる。また、前記駆動ユニ
ットを平板状の振動板に固定した本発明のパネルスピー
カにあっては、予測できない工具等の物体の接触により
リード線が断線したりターミナルやエキサイター自体の
破損も未然に防止でき、野外などで使用する際にも前記
ハウジングの僅かな工夫によって防水構造を簡易に達成
できる。
【図１】本発明におけるパネルスピーカの代表的実施形
態を示す簡略斜視図。
態を示す簡略斜視図。
【図２】本発明における駆動ユニットの代表的実施形態
を示す簡略断面図。
を示す簡略断面図。
【図３】振動板に臨むハウジング開口側から見た駆動ユ
ニットの簡略平面図。
ニットの簡略平面図。
【図４】同じく駆動ユニットの簡略斜視図。
【図５】（ａ）は、ハウジングに設けた振動許容手段の
変形例を示す簡略断面図。（ｂ）は、ハウジングに設け
た振動許容手段の他の変形例を示す簡略断面図。
変形例を示す簡略断面図。（ｂ）は、ハウジングに設け
た振動許容手段の他の変形例を示す簡略断面図。
【図６】本発明におけるパネルスピーカの代表的な使用
形態を示す説明図。
形態を示す説明図。
Ａ パネルスピーカ １ 駆動ユニット ２ エキサイター ３ ハウジング ３ａ 開口端部 ３ｂ フランジ部 ３ｃ フランジ ４ 振動板 ５ 緩衝部材 ６ａ、６ｂ リード線 ６ｃ、６ｄ リード線 ７ 音声出力機器 ９ 両面テープ ２０ ボビン部 ２０ｂ フランジ ２１ ボイスコイル ２２ 磁気回路部 ２２ａ 磁気ギャップ ３０ 振動許容手段 ３１ 板バネ ３１ａ 先端部 ３３ 側板 ３３ａ 端部 ３４ ジャック ４０ 芯材 ４１ 表層振動部材 ４２ 表層振動部材 ４３ 枠体 ５１ ダンパー ５２ 弾性体 ６０ 音量調節つまみ ６１ 電源スイッチ ６２ 電源ランプ ６３ 外部入力端子 ６４ ＤＣジャック ６５ スピーカ端子 ７０ ライン出力端子 ７１ ヘッドフォン出力端子 ８０ ＡＣアダプタ ８１ 接続コード ８１ａ プラグ ８１ｂ プラグ ８２ 接続コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｒ 9/02 １０２ Ｈ０４Ｒ 9/02 １０２Ａ 9/04 １０２ 9/04 １０２ Ｆターム(参考） 5D012 AA02 BB02 BC04 CA09 CA11 FA10 GA01 5D016 AA04 DA05 5D017 AE01
Claims (9)
- 【請求項１】 平板状の振動板の一部に固定されてパネ
ルスピーカを構成する駆動ユニットであって、前記振動
板に固着して一体化されるボビン部に巻装され、該ボビ
ンを介して振動板に振動を付与するボイスコイル、並び
に該ボイスコイルが挿入される磁気ギャップを有したエ
キサイターと、前記磁気ギャップを形成する磁気回路部
を内面側に固定して当該エキサイターを収容し且つ振動
板に連結されるハウジングとを備えていることを特徴と
する駆動ユニット。 - 【請求項２】 前記ハウジングが、振動許容手段を介し
て振動板に連結されてなる請求項１記載の駆動ユニッ
ト。 - 【請求項３】 前記振動許容手段が、振動板に当接する
ハウジングの開口端部に片持ち状の板バネで構成したフ
ランジ部を設け、且つ前記板バネの先端部を振動板に固
定することで、該板バネの変形により振動を許容してな
る請求項２記載の駆動ユニット。 - 【請求項４】 前記片持ち状の板バネが、ハウジングの
開口端部に沿って延設されている請求項３記載の駆動ユ
ニット。 - 【請求項５】 前記振動許容手段が、振動板に当接する
ハウジングの開口端部に、ボイスコイルの振動方向に沿
って変形容易な緩衝部材を設け、該緩衝部材の変形によ
り振動を許容してなる請求項２記載の駆動ユニット。 - 【請求項６】 前記ハウジングの壁面に、リード線を介
してボイスコイルに接続されたジャックを設け、これに
入力プラグを挿着することで前記ボイスコイルに駆動電
流が供給される請求項１〜５の何れか１項に記載の駆動
ユニット。 - 【請求項７】 請求項１〜６の何れか１項に記載の駆動
ユニットを平板状の振動板に単又は複数固定してなるパ
ネルスピーカ。 - 【請求項８】 前記振動板が、前後に相対向して配置さ
れる２枚の表層振動部材の間にハニカム構造の芯材を有
してなる請求項７記載のパネルスピーカ。 - 【請求項９】 前記振動板が、建物の部屋若しくは廊下
に用いる天井パネル、机の天板若しくは飾りパネル、ま
たはバスユニットのパネル部材を構成している請求項７
又は８記載のパネルスピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000177385A JP2001359188A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 駆動ユニット及びこれを備えたパネルスピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000177385A JP2001359188A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 駆動ユニット及びこれを備えたパネルスピーカ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001359188A true JP2001359188A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18678991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000177385A Pending JP2001359188A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 駆動ユニット及びこれを備えたパネルスピーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001359188A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020024121A (ko) * | 2002-01-26 | 2002-03-29 | 이석순 | 전기음향변환장치 |
| KR20020024120A (ko) * | 2002-01-26 | 2002-03-29 | 이석순 | 전기음향변환장치 |
| JP2006520568A (ja) * | 2003-03-07 | 2006-09-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 屈曲波スピーカ |
| JP2009201160A (ja) * | 2009-06-09 | 2009-09-03 | Panasonic Corp | 音響再生装置を搭載した建築材料 |
| JP2009201159A (ja) * | 2009-06-09 | 2009-09-03 | Panasonic Corp | 音響再生装置 |
| JP2012104965A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Kokuyo Co Ltd | 音響システム |
| WO2017151878A1 (en) * | 2016-03-04 | 2017-09-08 | Frank Joseph Pompei | Ultrasonic transducer with tensioned film |
| KR101844922B1 (ko) * | 2017-03-10 | 2018-04-04 | 에스텍 주식회사 | 패널 가진형 스피커 |
| KR101870211B1 (ko) * | 2017-05-17 | 2018-07-19 | 에스텍 주식회사 | 패널 가진형 스피커 |
| JP2019221003A (ja) * | 2019-10-04 | 2019-12-26 | 株式会社山の加工場ネットワーク | スピーカー装置 |
| JP2020096355A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | アスク インダストリーズ ソシエタ ペル アツィオーニＡｓｋ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ Ｓｏｃｉｅｔａ’ Ｐｅｒ Ａｚｉｏｎｉ | 懸架システムを備えた音響パネルアセンブリ |
| WO2022038742A1 (ja) * | 2020-08-20 | 2022-02-24 | ＢｏＣｏ株式会社 | 振動出力装置取り付け部材および振動出力装置取り付け機構 |
-
2000
- 2000-06-13 JP JP2000177385A patent/JP2001359188A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020024121A (ko) * | 2002-01-26 | 2002-03-29 | 이석순 | 전기음향변환장치 |
| KR20020024120A (ko) * | 2002-01-26 | 2002-03-29 | 이석순 | 전기음향변환장치 |
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| US10856084B2 (en) | 2016-03-04 | 2020-12-01 | Frank Joseph Pompei | Ultrasonic transducer with tensioned film |
| KR101844922B1 (ko) * | 2017-03-10 | 2018-04-04 | 에스텍 주식회사 | 패널 가진형 스피커 |
| KR101870211B1 (ko) * | 2017-05-17 | 2018-07-19 | 에스텍 주식회사 | 패널 가진형 스피커 |
| JP2020096355A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | アスク インダストリーズ ソシエタ ペル アツィオーニＡｓｋ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ Ｓｏｃｉｅｔａ’ Ｐｅｒ Ａｚｉｏｎｉ | 懸架システムを備えた音響パネルアセンブリ |
| JP7433028B2 (ja) | 2018-12-10 | 2024-02-19 | アスク インダストリーズ ソシエタ ペル アツィオーニ | 懸架システムを備えた音響パネルアセンブリ |
| JP2019221003A (ja) * | 2019-10-04 | 2019-12-26 | 株式会社山の加工場ネットワーク | スピーカー装置 |
| WO2022038742A1 (ja) * | 2020-08-20 | 2022-02-24 | ＢｏＣｏ株式会社 | 振動出力装置取り付け部材および振動出力装置取り付け機構 |
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