JP2001358676A - コンピュータによる自動放送システム - Google Patents

コンピュータによる自動放送システム

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JP2001358676A
JP2001358676A JP2000177731A JP2000177731A JP2001358676A JP 2001358676 A JP2001358676 A JP 2001358676A JP 2000177731 A JP2000177731 A JP 2000177731A JP 2000177731 A JP2000177731 A JP 2000177731A JP 2001358676 A JP2001358676 A JP 2001358676A
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Dousen Kikuta
道宣 菊田
Yoshihiko Asami
仁彦 浅見
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Sato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送内容を自由に変更・編集可能とするととも
に、放送日時の変更や個別に放送項目の停止が簡単に行
えるようにする。 【解決手段】自動放送システムを、1放送分の割り当て
符号毎に、音源ファイル格納部4に格納された音源ファ
イルから任意の選定による組合せによって、放送項目お
よび順番を設定する放送起動用ファイルを作成する放送
内容編集部5と、少なくとも週間の放送日および前記各
放送起動用ファイル毎の放送許否を設定する放送設定フ
ァイルを作成する放送パラメータ設定部6と、前記放送
毎に実行予定時刻を設定し、所定の時刻になったなら
ば、対応する前記放送起動用ファイルの起動命令を発す
る放送時刻設定・起動制御部7と、前記放送時刻設定・
起動制御部7からの起動命令により、前記放送設定ファ
イル条件に従って前記放送起動用ファイルを実行し、設
定された放送項目の音源ファイルを順番に音声信号化し
拡声設備に出力する音源ファイル自動再生制御部8と、
から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め指定された時
刻にコンピュータに記録された音源ファイルを自動的に
放送する自動放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、建設作業所や工場などでは、
従来より、始業開始、ラジオ体操用音楽、休憩開始・終
了、定例打ち合わせ、昼休みや終業などを知らせるチャ
イムやナレーションなどを、予め定められた時刻に自動
的に放送する自動放送システムが採用されている。
【0003】古くは、エンドレステープを使用した高額
な専用自動放送装置であったが、その後にカセットテー
プを利用した相対的に安価な自動放送装置が発売され、
広く利用されるようになってきた。このカセットテープ
式自動放送装置は、原理的には磁気テープに対しアルミ
箔を1放送回毎に貼付し、多動作タイマー(1日に何回
も入り切りを設定できるタイマー)により、一回の起動
信号を受ける度、次のアルミ箔を検出するまでの一定時
間、テープを再生し自動的に放送を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記カセット
テープ式自動放送装置の場合は、1回の放送分を再生し
たことを検出するのにアルミ箔を利用していたため、テ
ープの汚れ等により前記アルミ箔の検出に失敗すること
があり、設定されている放送時刻と、テープの位置関係
とがずれてしまい、所定時刻に正しい内容の放送が行え
なくなる事態が頻繁に発生していた。また、放送内容を
順番通りに記録した磁気テープを用いるものであるた
め、放送内容の変更や順番の変更ができないとともに、
テープ作成料が高価で既成のテープを使用することが一
般的であったため、建設作業の進捗状況や工場内容また
は季節等に合った放送内容とすることが簡単に出来ない
状況にあった。
【0005】近年は、前述のような再生上のトラブルを
解消できる音楽用CDを利用した自動放送装置が提供さ
れるようになり、現在では殆どの作業所で音楽CD式自
動放送装置が利用されるようになったが、依然として、
放送内容の変更や編集が簡単に出来ない、近隣地域への
騒音苦情や時間帯に合わせた音量調整にやはり人手が掛
かるなどの制約は解消されないままであった。
【0006】そこで、本発明の主たる課題は、放送内容
を自由に変更・編集できるようにするとともに、放送日
時の変更や個別放送項目の停止が簡単に行えるように
し、かつ放送時間や放送内容などに応じて放送毎に音量
を設定できるようにしたコンピュータを用いた自動方法
システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、ナレーション、音楽、チャイムなどの多数
の音源ファイルを格納する音源ファイル格納部と、1放
送分の割り当て符号毎に、前記音源ファイル格納部に格
納された多数の音源ファイルから任意の選定による組合
せによって、放送項目および順番を設定する放送起動用
ファイルを作成するとともに、所定の格納場所に保存す
る放送内容編集部と、少なくとも週間の放送日および前
記各放送起動用ファイル毎の放送許否を設定する放送設
定ファイルを作成するとともに、所定の格納場所に保存
する放送パラメータ設定部と、前記放送起動用ファイル
毎に、実行予定時刻を設定し、コンピュータ内の時計機
能に基づいて、所定の時刻になったならば、対応する前
記放送起動用ファイルの起動命令を発する放送時刻設定
・起動制御部と、前記放送時刻設定・起動制御部からの
起動命令によって起動され、前記放送設定ファイルの設
定が当該放送を行う設定であるならば、放送設定ファイ
ル条件に従って前記放送起動用ファイルを実行し、設定
された放送項目の音源ファイルを順番に音声信号化し、
コンピュータ外の拡声設備に前記音声信号を出力する音
源ファイル自動再生制御部と、からなることを特徴とす
るものである。
【0008】この場合において、前記放送パラメータ設
定部は、各放送起動用ファイル毎の音量設定ファイルを
作成するとともに、所定の格納場所に保存するようにす
るのが望ましい。また、前記1放送分の割り当て符号に
対し、複数種の放送起動用ファイルを作成可能とし、前
記放送パラメータ設定部において任意に選択可能とする
のが望ましい。
【0009】さらには、付加的機能として、メッセージ
の録音機能を有するとともに、録音されたメッセージフ
ァイルを前記音源ファイル格納部に保存するメッセージ
放送の録音操作部を備えるとともに、任意時に、前記音
源ファイルに格納された音源ファイルを再生可能とする
とともに、マイク放送を可能とする一般放送の操作・再
生制御部を備えることが望ましい。
【0010】通常、汎用のパーソナルコンピュータによ
って自動放送を行うには、音源ファイルとその音声再生
ソフトがあれば、コンピュータ用OS(Operating Syste
m)に付属している、或いは入手が容易なスケジュール起
動ソフト(設定時刻に起動命令を出すソフト)を用いれ
ば、スケジュール起動ソフトに設定された内容の音源フ
ァイルを所定時刻に再生することが可能となる。しか
し、この方法の問題点として、放送内容の変更や編集を
行いたい場合、放送項目毎にいちいち追加と削除を繰り
返す必要があり、その操作が非常に煩雑となる。また、
1回の放送分で複数の音源ファイルを連続して放送した
い場合、音源ファイル毎の再生時間を考慮しながらの時
刻設定が必要となるとともに、通常のスケジュール起動
ソフトは起動時間の設定が分刻みであるため放送が途切
れてしまうなどの問題が発生する。さらに、曜日毎の放
送日設定も非常に煩雑になるとともに、特定の放送項目
を停止したい場合には、その放送項目を削除しなければ
ならず、その後に元に戻したい場合の操作が煩雑になる
などの問題があった。
【0011】そこで本発明では、複数の命令内容を纏め
て連続的に一括処理するバッチファイル処理の概念を放
送内容の編集に際し採用し、放送項目と放送順番とを記
録した放送起動ファイルを作成するとともに、少なくと
も週間の放送日および前記各放送起動用ファイル毎の放
送許否等を設定する放送パラメータファイルを作成し、
この放送パラメータファイルによる管理の下で自動放送
を行うようにした。
【0012】したがって、1回の放送内容は放送内容編
集部の操作にて簡単に追加、削除および順番変更が行え
るようになる。また、1回の放送分をユニットとして起
動時刻設定が出来るようになるため時刻設定が容易に行
えるようになるとともに、1放送分として放送する複数
の音源ファイルの放送に間をおくことなく連続的に放送
可能となる。さらに、週間放送日や放送毎のオンオフな
どは前記放送パラメータファイルによって行うようにし
たため、前記スケジュール起動ソフトのように、煩雑な
追加、削除などを行わなくとも、放送日時の変更や個別
放送項目の停止が簡単に行えるようになる。加えて、前
記放送パラメータの項目に音量設定項目を備えるように
すれば、手動による音量を行わなくとも個別の放送毎に
音量を自動的に切り替えできるようになる。
【0013】他方、上記機能をコンピュータに与えるコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ナレーション、
音楽、チャイムなどの多数の音源ファイルをメモリ領域
に生成する処理と、1放送分の割り当て符号毎に、前記
音源ファイル格納部に格納された多数の音源ファイルか
ら任意の選定による組合せによって、放送項目および順
番を設定する放送起動用ファイルを作成可能とするとと
もに、所定の格納場所に保存可能とする放送内容編集部
をメモリ領域に生成する処理と、少なくとも週間の放送
日および前記各放送起動用ファイル毎の放送許否を設定
する放送設定ファイルを作成可能とするとともに、所定
の格納場所に保存可能とする放送パラメータ設定部をメ
モリ領域に生成する処理と、所定の時刻になったなら
ば、設定された放送起動用ファイルの起動命令を発する
放送時刻設定・起動制御部からの起動命令によって起動
され、前記放送設定ファイルの設定が当該放送を行う設
定であるならば、放送設定ファイル条件に従って前記放
送起動用ファイルを実行し、設定された放送項目の音源
ファイルを順番に音声信号化し、コンピュータ外の拡声
設備に前記音声信号を出力する音源ファイル自動再生制
御部をメモリ領域に生成する処理と、をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係る自
動放送システムの構成概念図、図2はそのブロック図で
ある。
【0015】本自動放送システムは、予め建設作業所や
工場などで放送に必要なナレーション、音楽、チャイム
などの音源ファイルをコンピュータ1のハードディスク
内に準備しておき、この中から任意のナレーション、音
楽を取り出すとともに、任意の組合せにより所定の時刻
に再生するようにしたもので、特に放送毎の放送起動用
ファイルの作成と、放送パラメータ設定ファイルの作成
とにより、放送内容の編集を容易に行えるようにすると
ともに、放送スケジュールの変更および放送の停止等が
簡単に行えるようにし、かつ付加的に、それぞれの放送
毎に音量の設定を行えるようにして近隣への迷惑を最小
限に止めることができるようにするとともに、随時、独
自に録音したメッセージ放送を指定した日時に放送でき
るようにした自動放送システムである。
【0016】以下、図面を参照し操作要領を踏まえなが
ら具体的に詳述すると、コンピュータ1内部には、ナレ
ーション、音楽、チャイム、独自に作成したメッセージ
放送などの多数の音源ファイルが格納される音源ファイ
ル格納部4を有する。この音源ファイル格納部4は、コ
ンピュータ1内部の任意の1フォルダにすべての音源フ
ァイルを格納してもよいし、たとえばナレーション、音
楽毎に分けて分散して格納するようにしてもよい。
【0017】1放送分毎の放送内容の編集、すなわち放
送項目の選択と放送順番との設定は、放送内容編集部5
にて行われる。放送内容編集プログラムは、図3に示さ
れる編集設定ダイアログを表示し、操作者の入力・設定
により1放送分の割り当て符号(プログラム番号)毎
に、放送内容の編集を可能としている。
【0018】プログラムNoで表示されている1放送分の
割り当て符号11は、放送項目の選択と放送順番との設
定を記録した放送起動用ファイル番号に対応するもの
で、本例ではNo1〜No15までの数字が選択できるよう
になっているとともに、ラジオボタン[A、B]25の選
択により2種類の放送内容が登録できるようになってい
る。具体的には、たとえば始業放送の内容について、た
とえば夏用と冬用、または晴れ用と雨用というように、
時期または天候に応じて簡単に放送内容を変更可能とし
ている。
【0019】放送編集は、前記多数の音源ファイルの
内、任意の選定による組合せによって放送項目と順番が
設定できるように、図示左方側に音源ファイルを表示す
る。すなわち、ドライブ選定ボックス12,フォルダ選
定ボックス13を選択すると、下側の窓内に格納されて
いる多数の音源ファイルが表示される。これら音源ファ
イルを表示させた状態で、放送したい順番どおりに、カ
ーソルを当てて任意の音源ファイルをオブジェクト状態
とし、追加ボタン15を押すと、右方の放送項目選定ボ
ックス20内に追加される。この操作を放送したい音源
ファイル分だけ行い、プログラムNo1により放送したい
放送の内容を編集する。放送項目の削除は削除ボタン1
6により行い、放送順番の変更は移動ボタン17により
行うことができる。また、再編集の場合には、内容読込
みボタン21を押して現在の設定内容を読み出した上
で、再編集を行う。なお、22は現在登録されているプ
ログラム内容を聴くためのボタンであり、23は音源フ
ァイルの内容を確認するためのボタンであり、24はそ
のボリューム設定ボタンである。設定を終えたならば、
登録ボタン18を押し設定内容を放送起動用ファイルと
して登録する。作成された放送起動用ファイルは、ファ
イル格納部5Bに保存される。
【0020】前記放送起動用ファイルは、後述の放送時
刻設定・起動制御部7による起動スケジュールに従って
所定の時刻に起動されることになるが、放送の可否およ
び音量設定条件などは、放送パラメータ設定部6によっ
て管理される。放送パラメータ設定部6は、放送パラメ
ータ設定操作部6Aと、音量設定部6Bと、放送パラメ
ータ・音量設定ファイル格納部6Cとからなる。
【0021】前記放送パラメータ設定操作部6Aは、プ
ログラム起動によって図4に示される放送設定パラメー
タ設定ダイアログを表示する。具体的には、週間の放送
設定入力操作パネル部30を表示するとともに、1放送
分の割り当て符号No1〜No15毎、すなわち放送起動用
ファイルに対応する放送毎に、放送のオンオフ入力操作
などの個別の放送入力操作パネル部31を表示する。前
記週間の放送設定入力操作パネル部30は、日〜土のそ
れぞれに対応して自動放送を行うか否かのラジオボタン
スイッチが表示され、操作者はマウス操作により週間放
送パラメータを設定する。
【0022】一方、個別の放送入力操作パネル部31
は、1放送分の割り当て符号No1〜No15のそれぞれに
対応して、放送内容のメモ入力欄32、放送を行うか否
かのオンオフラジオボタン33、音量選択入力ラジオボ
タン34、放送種別[A,B]選択ボタン35,内容確認
ボタン36が表示され、操作者はマウス操作により放送
起動用ファイル毎の個別放送パラメータを設定する。す
べての設定が完了し登録ボタン37を押すと、前記放送
パラメータの内容を放送設定ファイルとして設定ファイ
ル格納部6Cに保存する。ここまでの操作が完了したな
らば、終了ボタン38を押して入力操作ダイアログを閉
じる。なお、39は内容確認の際の音量調整スライダお
よび再生中止ボタンである。
【0023】前記音量選択入力ラジオボタン34は、高
・低の2段階切り替えとなっているが、これら高音量時
の音量設定および低音量時の音量設定は、音量設定部6
Bの操作により設定される。音量設定部6Bの入力操作
ダイアログは、図5に示されるように、高音量設定に関
するスライダ入力部40と、低音量設定に関するスライ
ダ入力部41とを有し、操作者はマウス操作によってそ
れぞれの音量を設定する。なお、符号43は設定音量の
確認を行うための操作ボタンである。高音量および低音
量の音量設定が完了し登録終了ボタン42を押すと、音
量設定に関する設定ファイルが作成されるとともに、設
定ファイル格納部6Cに保存される。
【0024】1放送分の放送項目および放送順番が記載
された前記放送起動用ファイルは、コンピュータ内の時
計機能に基づいて、所定時刻になったならば対応する放
送バッチファイルを自動的に起動するスケジュール起動
ソフト(放送時刻設定・起動制御部)によって管理され
る。この種のソフトウエアとしては、専用のスケジュー
ル管理ソフトを導入することも可能であるが、パソコン
用OS(Windows(登録商標)95、98)などに
付属しているシステムエージェントやタスクスケジュー
ラーなどのソフトをそのまま使用することができる。
【0025】図6は前記システムエージェントによる起
動時刻設定ダイアログであり、図7および図8は、それ
ぞれ前記システムエージェントの起動ファイル設定ダイ
アログ、放送日および放送時刻設定ダイアログを示す図
である。
【0026】設定は、システムエージェントパネルにお
いて、[プログラム]→[スケジュールの作成]を選択する
と、図7に示される起動ファイル設定ダイアログが表示
される。コマンドラインには、起動対象ファイルを指定
する。本例では、Aドライブの自動放送ホルダ内に保存
されている自動放送exe+[1〜15](この符号はバッチフ
ァイルの割り当て番号に対応している。)を指定するこ
とになる。説明の欄には放送内容(図示例では始業時)
をメモ入力する。続いて、OKボタン52を押すと、図
8に示される放送日および放送時刻設定ダイアログ53
が表示され、実行回数設定部54に実行日を設定し、実
行日時設定部に起動時刻を入力する。図示例では、前記
始業の放送起動用ファイルが毎日の7:55に起動され
るように設定されている。
【0027】上記要領によって、登録されているすべて
の放送起動用ファイルに対して実行回数(起動日時)お
よび時刻設定を行う。放送日の設定については、前記
[放送パラメータの設定]画面によって行う方が簡単であ
るため、通常、システムエージェント側の設定はすべて
[毎日]に設定するようにする。
【0028】以上の起動日および起動時刻の設定は、図
2に示される操作設定部7Cでの設定に相当するが、こ
のスケジュール設定ファイルは格納部7Bに保存され、
コンピュータ内の時計機能に基づいてスケジュール起動
制御部7Aにより管理される。
【0029】前記スケジュール起動制御部7Aは、ある
放送が起動設定時刻になったならば、対応する放送起動
用ファイルの起動命令を発する。また、この起動命令に
よって、音源ファイル自動再生制御部8が起動される。
この音源ファイル自動再生制御部8では、起動命令があ
ったならば、放送パラメータ・音量設定ファイル格納部
6C内に保存されている放送設定ファイルを読み込み、
起動された放送起動用ファイルに対応する放送が、当該
放送を行う設定であるならば、他の放送設定ファイル条
件、すなわち音量設定および内容種別[A,B]に従っ
て、放送起動用ファイルに登録されている放送項目を順
番通りに、音源ファイル格納部4に格納されている音源
ファイルを読み出し、音声信号化して出力する。出力さ
れた音声信号はコンピュータ1外部の放送用アンプ2に
より増幅され、スピーカ3から放送される。
【0030】一方、前記放送設定ファイルの設定内容
が、放送曜日の設定がオフであったり、当該放送の放送
設定がオフである場合には、放送起動用ファイルを実行
することなく終了する。
【0031】ところで、前記音源ファイルは、予め用意
されているナレーションや音楽の他、自作メッセージも
音源ファイルとして格納することができるようになって
いる。コンピュータ1内のメッセージ放送録音操作部9
は、図9のメッセージ放送録音ダイアログに示されるよ
うに、3種類までのメッセージが登録可能とされ、放送
前のチャイム種類を選択した上で、録音ボタン60を押
し、コンピュータ1に接続されたマイクを通して音声を
入力する。音声はデジタル変換された後、メモリ上に一
時的に記録され、再生ボタン61および停止ボタン62
により再生操作が可能になっている。また、録音時間は
左下の時間表示窓63に表示されるようになっている。
録音された内容でよければ保存ボタン64を押して登録
を行い、最終的に登録ボタン65を押すと、このメッセ
ージファイルが音源ファイル格納部4に保存される。メ
ッセージファイルの作成が完了したならば、終了ボタン
66を押して操作を終了する。
【0032】さらには、スケジュールに沿った自動放送
以外に、任意時に、前記音源ファイルに格納された音源
ファイルを再生可能とするとともに、マイク放送を可能
とする一般放送の操作・再生制御部10を備えている。
前記操作・再生制御部10を起動させると、図10に示
される一般放送操作ダイアログが表示され、操作者がマ
イク放送を行いたい場合には、下方のONボタン76を
押すと、マイクから入力された音声がコンピュータ1内
でデジタル信号化された後、放送用アンプ2を介してス
ピーカ3より放送される。放送を停止したい場合には、
OFFボタン77を押して回線を切断する。放送開始時
に開始チャイムを鳴らしたい場合には、チャイム選択部
70の内、任意の音を選択するようにする。
【0033】また、図示例では、任意時に放送できるも
のとして、体操および一斉清掃が用意され、それぞれの
ボタン71,72を選択し、再生ボタン75を押すと、
わざわざ音源ファイルから選択しなくても、即座に放送
が流れるようになっている。さらに、特定の音源ファイ
ルを放送したい場合には、任意音楽ボタン73を選択し
た上で、音源ファイル選択窓74から所望の音源ファイ
ルを選択し、再生ボタン75を押すことで放送が流れる
ようになっている。なお、再生音量はスライダー78に
よって調整可能となっている。
【0034】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、放送
内容を自由に変更・編集できるようになるとともに、放
送日時の変更や個別放送項目の停止が簡単に行えるよう
になる。さらには、放送時間や放送内容などに応じて放
送毎に音量を設定できるようになるなど種々の利点がも
たらされるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動放送システムの構成概念図で
ある。
【図2】コンピュータ1内の制御ブロック図である。
【図3】放送内容編集ダイアログを示す図である。
【図4】放送設定パラメータ設定ダイアログを示す図で
ある。
【図5】音量設定ダイアログを示す図である。
【図6】放送時刻設定ダイアログを示す図である。
【図7】起動ファイル設定ダイアログを示す図である。
【図8】放送日および放送時刻設定ダイアログを示す図
である。
【図9】メッセージ放送録音ダイアログを示す図であ
る。
【図10】一般放送操作ダイアログを示す図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ、2…放送用アンプ、3…スピーカ、
4…音源ファイル格納部、5…放送内容編集部、6…放
送パラメータ設定部、7…放送時刻設定・起動制御部、
8…音源ファイル自動再生制御部、9…メッセージ放送
録音操作部、10…一般放送操作・再生制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナレーション、音楽、チャイムなどの多数
    の音源ファイルを格納する音源ファイル格納部と、 1放送分の割り当て符号毎に、前記音源ファイル格納部
    に格納された多数の音源ファイルから任意の選定による
    組合せによって、放送項目および順番を設定する放送起
    動用ファイルを作成するとともに、所定の格納場所に保
    存する放送内容編集部と、 少なくとも週間の放送日および前記各放送起動用ファイ
    ル毎の放送許否を設定する放送設定ファイルを作成する
    とともに、所定の格納場所に保存する放送パラメータ設
    定部と、 前記放送起動用ファイル毎に、実行予定時刻を設定し、
    コンピュータ内の時計機能に基づいて、所定の時刻にな
    ったならば、対応する前記放送起動用ファイルの起動命
    令を発する放送時刻設定・起動制御部と、 前記放送時刻設定・起動制御部からの起動命令によって
    起動され、前記放送設定ファイルの設定が当該放送を行
    う設定であるならば、放送設定ファイル条件に従って前
    記放送起動用ファイルを実行し、設定された放送項目の
    音源ファイルを順番に音声信号化し、コンピュータ外の
    拡声設備に前記音声信号を出力する音源ファイル自動再
    生制御部と、からなることを特徴とするコンピュータに
    よる自動放送システム。
  2. 【請求項2】前記放送パラメータ設定部は、各放送起動
    用ファイル毎の音量設定ファイルを作成するとともに、
    所定の格納場所に保存する請求項1記載のコンピュータ
    による自動放送システム。
  3. 【請求項3】前記1放送分の割り当て符号に対し、複数
    種の放送起動用ファイルを作成可能とし、前記放送パラ
    メータ設定部において任意に選択可能としてある請求項
    1,2いずれかに記載のコンピュータによる自動放送シ
    ステム。
  4. 【請求項4】メッセージの録音機能を有するとともに、
    録音されたメッセージファイルを前記音源ファイル格納
    部に保存するメッセージ放送の録音操作部を備える請求
    項1〜3いずれかに記載のコンピュータによる自動放送
    システム。
  5. 【請求項5】任意時に、前記音源ファイルに格納された
    音源ファイルを再生可能とするとともに、マイク放送を
    可能とする一般放送の操作・再生制御部を備える請求項
    1〜4いずれかに記載のコンピュータによる自動放送シ
    ステム。
  6. 【請求項6】ナレーション、音楽、チャイムなどの多数
    の音源ファイルをメモリ領域に生成する処理と、 1放送分の割り当て符号毎に、前記音源ファイル格納部
    に格納された多数の音源ファイルから任意の選定による
    組合せによって、放送項目および順番を設定する放送起
    動用ファイルを作成可能とするとともに、所定の格納場
    所に保存可能とする放送内容編集部をメモリ領域に生成
    する処理と、 少なくとも週間の放送日および前記各放送起動用ファイ
    ル毎の放送許否を設定する放送設定ファイルを作成可能
    とするとともに、所定の格納場所に保存可能とする放送
    パラメータ設定部をメモリ領域に生成する処理と、 所定の時刻になったならば、設定された放送起動用ファ
    イルの起動命令を発する放送時刻設定・起動制御部から
    の起動命令によって起動され、前記放送設定ファイルの
    設定が当該放送を行う設定であるならば、放送設定ファ
    イル条件に従って前記放送起動用ファイルを実行し、設
    定された放送項目の音源ファイルを順番に音声信号化
    し、コンピュータ外の拡声設備に前記音声信号を出力す
    る音源ファイル自動再生制御部をメモリ領域に生成する
    処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2000177731A 2000-06-14 2000-06-14 コンピュータによる自動放送システム Withdrawn JP2001358676A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003055112A1 (fr) * 2001-12-21 2003-07-03 Toa Corporation Microphone installe dans un reseau informatique
JP2016119605A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 日本電気株式会社 親局設備、自動プログラム通報制御方法、自動プログラム通報制御プログラム、および同報無線システム

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JP2016119605A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 日本電気株式会社 親局設備、自動プログラム通報制御方法、自動プログラム通報制御プログラム、および同報無線システム

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