JP2001354763A - フッ素化ポリエ−テル - Google Patents

フッ素化ポリエ−テル

Info

Publication number
JP2001354763A
JP2001354763A JP2001104061A JP2001104061A JP2001354763A JP 2001354763 A JP2001354763 A JP 2001354763A JP 2001104061 A JP2001104061 A JP 2001104061A JP 2001104061 A JP2001104061 A JP 2001104061A JP 2001354763 A JP2001354763 A JP 2001354763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorinated
compound
polyetheramide
magnetic
fluorinated polyether
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001104061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3428970B2 (ja
Inventor
Sayaka Sasamoto
さやか 篠本
Ichiji Miyata
一司 宮田
Masahito Ikegaya
昌仁 池ケ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP2001104061A priority Critical patent/JP3428970B2/ja
Publication of JP2001354763A publication Critical patent/JP2001354763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3428970B2 publication Critical patent/JP3428970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 対有機溶剤溶解性および耐加水分解性にすぐ
れたフッ素化ポリエ−テルを提供する。 【解決手段】 基本骨格が−Cn 2nO−(nは1〜18の
整数)分子量が 500〜10000 のフッ素化ポリエ−テルの
少なくとも一末端に−CON(R1)R2 〔R1及びR2は脂
肪族炭化水素基、末端に水酸基を有する炭化水素基、末
端に−OCOR3基を有する炭化水素基(R3は炭化水素
基)の何れか〕で表される極性基を有するフッ素化ポリ
エ−テル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフッ素化ポリエ−
テルに関し、さらに詳しくは、有機溶剤に対する溶解性
および耐加水分解性にすぐれたフッ素化ポリエ−テルに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パ−フルオロアルキルポリエ−
テルは優れた潤滑剤として種々の用途に用いられてお
り、たとえば、磁性粉末、結合剤成分、有機溶剤および
その他の必要成分からなる磁性塗料をポリエステルフィ
ルムなどの基体上に塗布、乾燥するか、あるいは強磁性
材を真空蒸着等によって基体上に被着してつくられる磁
気記録媒体などに使用され、磁気ヘッド等と接触しなが
ら走行する磁性層などの摩擦係数を低減し、摩耗を少な
くして、走行性および耐久性を改善している。
【0003】しかしながら、パ−フルオロアルキルポリ
エ−テルは磁性層表面との化学的相互作用が十分でない
ため磁性層表面から離脱し易い欠点があり、これを改善
するためパ−フルオロアルキルポリエ−テル分子末端に
ヒドロキシル基、カルボキシル基などの極性官能基を賦
与することが試みられているが、パ−フルオロポリエ−
テル類はフロン系溶媒にしか溶解しないものが多く、プ
ロセスのコスト及び安全性の両面で大きな問題になって
いる。そこで、近年、有機溶剤に対する溶解性の改善が
図られ、有機溶剤に対する溶解性に優れたパ−フルオロ
ポリエ−テルとして、パ−フルオロポリエ−テルの分子
末端に一級長鎖脂肪族アミドを含む化合物が提案されて
いる(特開平2−78016号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このパ−フ
ルオロポリエ−テルの分子末端に一級長鎖脂肪族アミド
を含む化合物におけるアミド基は、水素結合が高いため
粘度が高くなりがちであり、また、磁気記録媒体に使用
するときは、磁性層表面に触媒活性があり、かつ摺動時
に高温となるため、加水分解反応が起こりやすく、走行
性および耐久性の改善が不充分で、長期的信頼性の点で
問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる現状
に鑑み種々検討を行った結果なされたもので、−Cn
2nO−単位(但し、nは1〜18までの整数である。)
を基本骨格とする分子量が500〜10000のフッ素
化ポリエ−テルの少なくとも一つの末端に、一般式 −CON(R1 )R2 〔但し、R1 およびR2 は脂肪族炭化水素基、末端に水
酸基を有する炭化水素基、末端に−OCOR3 基を有す
る炭化水素基(但し、R3 は炭化水素基である。)から
選ばれる何れかである。〕で表される極性基を有するフ
ッ素化ポリエ−テルを得、有機溶剤に対する溶解性およ
び耐加水分解性を充分に向上させたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明において、前記の極性基
を有するフッ素化ポリエ−テルは、少なくとも一つの末
端に脂肪族炭化水素基などを有しているため、有機溶剤
に対する溶解性が良好で、使用が容易となる。また、ア
ミド基の水素原子が位置する部分がかさ高い脂肪族炭化
水素基などで置換されているため、粘度上昇が抑制さ
れ、さらにたとえ高温下でも加水分解反応しにくい。ま
た、基本骨格が分子量500〜10000のフッ素化ポ
リエ−テルであるため、すぐれた潤滑効果を有する。
【0007】この種のフッ素化ポリエ−テルを磁気記録
媒体に潤滑剤として使用すると、有機溶剤や結合剤成分
との親和性がよく、磁性層中への均一分散化が容易であ
る。また、強磁性金属薄膜層表面に強固に吸着するなど
磁性層表面との相互作用もよく、磁性層表面に長期間良
好に保持される。したがって、磁気ヘッドとの強い摺接
に耐えて、そのすぐれた潤滑効果が充分に発揮され、走
行性および耐久性が充分に向上されて、繰り返し走行や
スチルなどの過酷な使用条件下での長期安定性が向上さ
れる。
【0008】このような極性基を有するフッ素化ポリエ
−テルは、たとえば、通常入手できる−Cn 2nO−単
位(nは1〜18までの整数)を基体骨格とし、少なく
とも一つの末端に−COOH基を有するフッ素化ポリエ
−テルに、一般式 HN(R1 )R2 (但し、R1 およびR2 は脂肪族炭化水素基である。)
で表されるアミンを反応させて分子末端をアミドとする
などして合成される。また、この一般式中のR1 および
2 の少なくとも一方が末端に水酸基を有する炭化水素
基であるものや、さらにこの末端水酸基に種々のカルボ
ン酸を反応させてエステル化したものなども好適に使用
されて合成され、こうすることによって一般に使用され
る有機溶剤に対する溶解性が向上する。
【0009】ここで、R1 およびR2 の炭素数は多いも
のが好ましく、炭素数が少ないとフッ素化ポリエ−テル
の有機溶剤に対する溶解性に劣る。しかしながら、炭素
数が多すぎると融点が高くなり、低温における特性が悪
くなることがある。なお、脂肪族炭化水素基は分岐や不
飽和結合が含まれていてもよい。また、末端に水酸基を
有する炭化水素基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれの
炭化水素基であってもよく、不飽和結合を含んでいても
よい。
【0010】このように、少なくとも一つの末端に−C
OOH基を有する分子量が500〜10000のフッ素
化ポリエ−テルと、たとえば、アミンとを反応させて得
られるフッ素化ポリエ−テルを、磁気記録媒体の潤滑剤
として使用するには、この種のフッ素化ポリエ−テル
を、メチルエチルケトン、n−ヘキサン、イソプロピル
アルコ−ルなどの有機溶剤に溶解し、この溶解によって
得られた溶液中に磁性層を浸漬するか、もしくはこの溶
液を磁性層上に塗布または噴霧して磁性層上に被着する
などの方法で使用される。また、この他、この種のフッ
素化ポリエ−テルを、磁性粉末、有機溶剤およびその他
の必要成分とともに混合分散して磁性塗料を調製し、こ
の磁性塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に、吹
き付けもしくはロ−ル塗りなどの任意の手段で塗布し、
乾燥して磁性層を形成するなどの方法でも使用される。
【0011】ここで、磁気記録媒体の潤滑剤として使用
する場合、この種のフッ素化ポリエ−テルを単独で潤滑
剤として用いてもよいが、他の従来公知の潤滑剤と併用
してもよく、たとえば、脂肪族エステル、フッ素化脂肪
族エステル、パラフィン類、シリコ−ンオイル、脂肪酸
またはその金属塩、脂肪酸アミド、脂肪族アルコ−ル、
モノサルファイド、パラフィン類、シリコ−ン化合物、
パ−フルオロポリエ−テル、ポリテトラフルオロエチレ
ンなどの樹脂粉末などが、好適なものとして併用され
る。
【0012】磁気記録媒体の潤滑剤として使用する場合
のこの種のフッ素化ポリエ−テルの使用量は、磁性層上
に被着する場合、被着量が0.05mg/m2 より少なくて
は所期の効果が得られず、 5.0mg/m2 より多いと出
力低下やドロップアウトの原因になるため、0.05〜5.0
mg/m2 の範囲内で被着させるのが好ましい。また、
磁性層中に含有させる場合は、磁性粉末に対して 0.1重
量%より少なくては所期の効果が得られず、10重量%
より多いと磁性層の塗膜強度の低下や磁気ヘッド汚れが
生じやすくなるため 0.1〜10重量%の範囲内にするの
が好ましい。
【0013】磁性層の形成は、強磁性金属薄膜層の場
合、Fe、Co、Ni、Co−Ni、Co−Cr、Fe
−Ni、Fe−Co、Co−P、Co−Pt、Fe−C
o−B、Co−Ni−Fe−B、Fe−Co−Ni、C
o−Ni−Pt、Co−Ni−Pなどの強磁性材、さら
にこれらに微量の希土類金属を含ませた強磁性材を、真
空蒸着、イオンプレ−ティング、スパッタリング、メッ
キ等の手段によって基体上に被着するなどの方法で形成
され、このようにして形成される強磁性金属薄膜層は、
厚さを0.03〜1μmの範囲内にするのが好ましい。
【0014】このようにして形成される強磁性金属薄膜
層上に前記の潤滑剤を被着させる場合、強磁性金属薄膜
層は、表面に微量の水分が付着していてもよく、さら
に、ベンゾトリアゾ−ル系等の防錆剤を塗布したもの
や、真空蒸着、スパッタリング、プラズマなどで有機化
合物や炭素や酸化珪素などからなる保護膜層を強磁性金
属薄膜層上に設けたものであってもよい。
【0015】この他、磁性層は、磁性粉末を、結合剤樹
脂、有機溶剤およびその他の必要成分とともに混合分散
して磁性塗料を調製し、この磁性塗料をポリエステルフ
ィルムなどの基体上に塗布、乾燥してつくられる。
【0016】この場合、使用される磁性粉末としては、
γ−Fe2 3 粉末、Fe3 4 粉末、γ−Fe2 3
とFe3 4 との中間酸化状態の酸化鉄粉末、Co含有
γ−Fe2 3 粉末、Co含有Fe3 4 粉末、CrO
2 粉末の他、Fe粉末、Co粉末、Fe−Ni合金粉
末、Fe−Ni−Cr合金粉末などの金属粉末およびバ
リウムフェライト粉末、窒化鉄の如き窒化物系磁性粉末
など、従来公知の各種磁性粉末が広く使用される。
【0017】また、結合剤樹脂としては、塩化ビニル−
酢酸ビニル系共重合体、繊維素系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリビニルブチラ−ル系樹
脂、ポリアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノ−ル
系樹脂、ポリイソシアネ−ト化合物など、通常、磁気記
録媒体の結合剤樹脂として使用されるものが、いずれも
好適に使用される。
【0018】さらに、有機溶剤としては、メチルイソブ
チルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、
トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメチルホルムアミドなど、一般に磁気記録媒体に
使用されるものが単独もしくは二種以上混合して使用さ
れる。
【0019】なお、磁性塗料中には、通常使用されてい
る各種添加剤、たとえば、研磨剤、帯電防止剤、分散剤
などを任意に添加使用してもよい。
【0020】また、表面に磁性層を形成した非磁性支持
体の裏面にバックコ−ト層を設けてもよく、このバック
コ−ト層は、カ−ボンブラック、炭酸カルシウムなどの
非磁性粉末を、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、ウ
レタン系樹脂、繊維素系樹脂等の結合剤樹脂および有機
溶剤等とともに混合分散してバックコ−ト層用塗料を調
製し、このバックコ−ト層用塗料を表面に磁性層を形成
した非磁性支持体の裏面に、塗布、乾燥して形成され
る。
【0021】非磁性支持体としては、ポリエチレンテレ
フタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト、ポリカ−ボネ
−ト、ポリイミド、ポリ塩化ビニル等のプラスチックや
アルミニウム合金、チタン合金などが好適に使用され
る。また、この非磁性支持体の形状は、テ−プ、シ−
ト、ディスク、カ−ドなどのいずれであってもよく、表
面に突起を形成していてもよい。
【0022】
【実施例】つぎに、この発明の実施例について説明す
る。
【0023】実施例1 厚さ10μmのポリエチレンテレフタレ−トフィルムを
真空蒸着装置に充填し、酸素ガス圧5×10-5ト−ルの
残留ガス圧の下で、Co−Ni合金を加熱蒸発させ、連
続的に斜め入射蒸着して、ポリエチレンテレフタレ−ト
フィルム上に、Co−Ni−O(Co:Ni=80:2
0)からなる厚さ 0.2μmの強磁性金属薄膜層を形成し
た。
【0024】一方、一般式 HOOC(CF2 O)
m (CF2 CF2 O)n CF2 COOHで示される平均
分子量が約2200のフッ素化ポリエ−テル(モンテフ
ルオス社製;フォンブリンZ−DIAC)と、このフッ
素化ポリエ−テル中のCOOH基に対し当量のメチルス
テアリルアミンとを混合し、130℃で反応させてフッ
素化ポリエ−テルアミド化合物を得た。
【0025】このようにして得られたフッ素化ポリエ−
テルアミド化合物をイソプロピルアルコ−ルに溶解し
て、フッ素化ポリエ−テルアミド化合物の 0.2重量%イ
ソプロピルアルコ−ル溶液を得、この溶液を前記のポリ
エチレンテレフタレ−トフィルム上に形成された強磁性
金属薄膜層上に塗布し、乾燥して、フッ素化ポリエ−テ
ルアミド化合物からなる保護層を形成した。フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物の被着量は 1.5mg/m2 であ
った。しかるのち、8mm幅にスリットしてビデオテ−
プを作製した。
【0026】実施例2 実施例1と同様にしてポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルム上に強磁性金属薄膜層を形成し、この上にベンゾト
リアゾ−ルの 0.1重量%イソプロピルアルコ−ル溶液を
塗布し、乾燥した。ベンゾトリアゾ−ルの被着量は1m
g/m2 以下であった。ついで、実施例1で用いたフッ
素化ポリエ−テルアミド化合物と、1,1,2,2−テ
トラヒドロパ−フルオロオクチルリノレ−トとを、同時
にイソプロピルアルコ−ルに溶解して、フッ素化ポリエ
−テルのアミド化合物と1,1,2,2−テトラヒドロ
パ−フルオロオクチルリノレ−トとの混合物の 0.2重量
%イソプロピルアルコ−ル溶液を得、この溶液を実施例
1で使用したフッ素化ポリエ−テルアミド化合物の 0.2
重量%イソプロピルアルコ−ル溶液に代えて使用した以
外は、実施例1と同様にして保護層を形成し、ビデオテ
−プを作製した。フッ素化ポリエ−テルアミド化合物の
被着量は 1.5mg/m2 であり、1,1,2,2−テト
ラヒドロパ−フルオロオクチルリノレ−トの被着量は
1.5mg/m2 であった。
【0027】実施例3 実施例1で得られたフッ素化ポリエ−テルアミド化合物
を使用し、 α−Fe磁性粉末 100 重量部 MR−110(日本ゼオン社製;塩化ビニル系樹脂) 15 〃 N−2309(日本ポリウレタン工業社製;ポリウレタン 10 〃 樹脂) カ−ボンブラック 1 〃 α−Al2 3 0.5 〃 フッ素化ポリエ−テルアミド化合物 3 〃 コロネ−トL(日本ポリウレタン工業社製;三官能性低分 6 〃 子量イソシアネ−ト化合物) シクロヘキサノン 150 〃 トルエン 150 〃 の組成物をボ−ルミル中で100時間混合分散して磁性
塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ11μmのポリエ
チレンテレフタレ−トフィルム上に、乾燥後の厚さが3
μmとなるように塗布、乾燥して磁性層を形成した。し
かるのち、8mm幅にスリットしてビデオテ−プを作製
した。
【0028】実施例4 一般式 HOOC(CF2 O) m (CF2 CF2 O)n CF2 COOH で示される平均分子量が約1000のフッ素化ポリエ−
テルと、このフッ素化ポリエ−テル中のCOOH基に対
し当量のジ(2−エチルヘキシル)アミンと、触媒とし
ての少量のSnOとを混合し、130℃で反応させフッ
素化ポリエ−テルアミド化合物を得た。ついで、このよ
うにして得られたフッ素化ポリエ−テルアミド化合物を
メチルエチルケトンに溶解して、フッ素化ポリエ−テル
アミド化合物の 0.2重量%メチルエチルケトン溶液を
得、この溶液中に実施例1でポリエチレンテレフタレ−
トフィルム上に形成された強磁性金属薄膜層を浸漬し、
乾燥して、フッ素化ポリエ−テルアミド化合物からなる
保護層を形成した。フッ素化ポリエ−テルアミド化合物
の被着量は 1.5mg/m2 であった。しかるのち、8m
m幅にスリットしてビデオテ−プを作製した。
【0029】実施例5 実施例3における磁性塗料の組成において、フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物に代えて、実施例4で得られた
フッ素化ポリエ−テルアミド化合物を同量使用した以外
は、実施例3と同様にしてビデオテ−プを作製した。
【0030】実施例6 一般式 HOOC(CF2 O) m (CF2 CF2 O)n CF2 COOH で示される平均分子量が約2200のフッ素化ポリエ−
テル(モンテフルオス社製;フォンブリンZ−DIA
C)と、このフッ素化ポリエ−テル中のCOOH基に対
し当量のN−(2−ヒドロキシエチル)ドデシルアミン
と、触媒としての少量のSnOとを混合し、130℃で
反応させフッ素化ポリエ−テルアミド化合物を得た。つ
いで、このようにして得られたフッ素化ポリエ−テルア
ミド化合物をメチルエチルケトンに溶解して、フッ素化
ポリエ−テルアミド化合物の 0.2重量%メチルエチルケ
トン溶液を得、この溶液中に実施例1でポリエチレンテ
レフタレ−トフィルム上に形成された強磁性金属薄膜層
を浸漬し、乾燥して、フッ素化ポリエ−テルアミド化合
物からなる保護層を形成した。フッ素化ポリエ−テルア
ミド化合物の被着量は 1.5mg/m2 であった。しかる
のち、8mm幅にスリットしてビデオテ−プを作製し
た。
【0031】実施例7 実施例3における磁性塗料の組成において、フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物に代えて、実施例6で得られた
フッ素化ポリエ−テルアミド化合物を同量使用した以外
は、実施例3と同様にしてビデオテ−プを作製した。
【0032】実施例8 実施例6で得られたフッ素化ポリエ−テルアミド化合物
と、このフッ素化ポリエ−テルアミド化合物中の−OH
基に対し当量のカプリン酸と、触媒としての少量のSn
Oとを混合し、130℃で反応させフッ素化ポリエ−テ
ルアミドエステル化合物を得た。ついで、このようにし
て得られたフッ素化ポリエ−テルアミドエステル化合物
をメチルエチルケトンに溶解して、フッ素化ポリエ−テ
ルアミドエステル化合物の 0.2重量%メチルエチルケト
ン溶液を得、この溶液中に実施例1でポリエチレンテレ
フタレ−トフィルム上に形成された強磁性金属薄膜層を
浸漬し、乾燥して、フッ素化ポリエ−テルアミドエステ
ル化合物からなる保護層を形成した。フッ素化ポリエ−
テルアミドエステル化合物の被着量は 1.5mg/m2
あった。しかるのち、8mm幅にスリットしてビデオテ
−プを作製した。
【0033】実施例9 実施例3における磁性塗料の組成において、フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物に代えて、実施例8で得られた
フッ素化ポリエ−テルアミドエステル化合物を同量使用
した以外は、実施例3と同様にしてビデオテ−プを作製
した。
【0034】比較例1 実施例1におけるフッ素化ポリエ−テルアミド化合物の
合成において、メチルステアリルアミンに代えて、ステ
アリルアミンを同量使用した以外は、実施例1と同様に
してフッ素化ポリエ−テルアミド化合物を得た。つい
で、このようにして得られたフッ素化ポリエ−テルアミ
ド化合物をイソプロピルアルコ−ルに溶解して、フッ素
化ポリエ−テルアミド化合物の 0.2重量%イソプロピル
アルコ−ル溶液を得、この溶液を実施例2と同様にして
ベンゾトリアゾ−ルを塗布し、乾燥した強磁性金属薄膜
層上に、塗布し、乾燥してフッ素化ポリエ−テルアミド
化合物の保護層を形成した以外は、実施例2と同様にし
てビデオテ−プを作製した。フッ素化ポリエ−テルアミ
ド化合物の被着量は 1.5mg/m2 であった。
【0035】比較例2 比較例1における強磁性金属薄膜層上の保護層の形成に
おいて、さらに1,1,2,2−テトラヒドロパ−フル
オロオクチルリノレ−トをフッ素化ポリエ−テルのアミ
ド化合物と同時にイソプロピルアルコ−ルに溶解して、
フッ素化ポリエ−テルのアミド化合物と1,1,2,2
−テトラヒドロパ−フルオロオクチルリノレ−トとの混
合物の 0.2重量%イソプロピルアルコ−ル溶液を得、こ
の溶液を比較例1で使用したフッ素化ポリエ−テルのア
ミド化合物の 0.2重量%イソプロピルアルコ−ル溶液に
代えて使用した以外は、比較例1と同様にして保護層を
形成し、ビデオテ−プを作製した。フッ素化ポリエ−テ
ルアミド化合物の被着量は1.5mg/m2 であり、1,
1,2,2−テトラヒドロパ−フルオロオクチルリノレ
−トの被着量は 1.5mg/m2 であった。
【0036】比較例3 実施例3における磁性塗料の組成において、フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物に代えて、比較例1で得られた
フッ素化ポリエ−テルアミド化合物を同量使用した以外
は、実施例3と同様にして磁性層を形成し、ビデオテ−
プを作製した。
【0037】比較例4 実施例4における極性基を有するフッ素化ポリエ−テル
の合成において、ジ(2−エチルヘキシル)アミンに代
えて、ドデシルアミンを同量使用した以外は、実施例4
と同様にしてフッ素化ポリエ−テルアミド化合物を得
た。ついで、このようにして得られたフッ素化ポリエ−
テルアミド化合物をメチルエチルケトンに溶解して、フ
ッ素化ポリエ−テルアミド化合物の 0.2重量%メチルエ
チルケトン溶液を得、この溶液中に実施例1でポリエチ
レンテレフタレ−トフィルム上に形成された強磁性金属
薄膜層を浸漬し、乾燥して、フッ素化ポリエ−テルアミ
ド化合物からなる保護層を形成した。フッ素化ポリエ−
テルアミド化合物の被着量は 1.5mg/m2 であった。
しかるのち、8mm幅にスリットしてビデオテ−プを作
製した。
【0038】比較例5 実施例3における磁性塗料の組成において、フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物に代えて、比較例4で得られた
フッ素化ポリエ−テルアミド化合物を同量使用した以外
は、実施例3と同様にしてビデオテ−プを作製した。
【0039】比較例6 実施例6における極性基を有するフッ素化ポリエ−テル
の合成において、N−(2−ヒドロキシエチル)ドデシ
ルアミンに代えて、6−ヒドロキシヘキシルアミンを同
量使用した以外は、実施例6と同様にしてフッ素化ポリ
エ−テルアミド化合物を得た。ついで、このようにして
得られたフッ素化ポリエ−テルアミド化合物をメチルエ
チルケトンに溶解して、フッ素化ポリエ−テルアミド化
合物の 0.2重量%メチルエチルケトン溶液を得、この溶
液中に実施例1でポリエチレンテレフタレ−トフィルム
上に形成された強磁性金属薄膜層を浸漬し、乾燥して、
フッ素化ポリエ−テルアミド化合物からなる保護層を形
成した。フッ素化ポリエ−テルアミド化合物の被着量は
1.5mg/m2 であった。しかるのち、8mm幅にスリ
ットしてビデオテ−プを作製した。
【0040】比較例7 実施例3における磁性塗料の組成において、フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物に代えて、比較例6で得られた
フッ素化ポリエ−テルアミド化合物を同量使用した以外
は、実施例3と同様にしてビデオテ−プを作製した。
【0041】比較例8 比較例6で得られたフッ素化ポリエ−テルアミド化合物
と、このフッ素化ポリエ−テルアミド化合物中の−OH
基に対し当量のカプリン酸と、触媒としての少量のSn
Oとを混合して、130℃で反応させフッ素化ポリエ−
テルアミドエステル化合物を得た。ついで、このように
して得られたフッ素化ポリエ−テルアミドエステル化合
物をメチルエチルケトンに溶解して、フッ素化ポリエ−
テルアミドエステル化合物の 0.2重量%メチルエチルケ
トン溶液を得、この溶液中に実施例1でポリエチレンテ
レフタレ−トフィルム上に形成された強磁性金属薄膜層
を浸漬し、乾燥して、フッ素化ポリエ−テルアミドエス
テル化合物からなる保護層を形成した。フッ素化ポリエ
−テルアミドエステル化合物の被着量は 1.5mg/m2
であった。しかるのち、8mm幅にスリットしてビデオ
テ−プを作製した。
【0042】比較例9 実施例3における磁性塗料の組成において、フッ素化ポ
リエ−テルアミド化合物に代えて、比較例8で得られた
フッ素化ポリエ−テルアミドエステル化合物を同量使用
した以外は、実施例3と同様にしてビデオテ−プを作製
した。
【0043】比較例10 実施例1における強磁性金属薄膜層上の保護層の形成に
おいて、フッ素化ポリエ−テルアミド化合物の 0.2重量
%イソプロピルアルコ−ル溶液に代えて、両末端ヒドロ
キシ変性パ−フルオロポリエ−テル(モンテフルオス社
製;フォンブリンZ−DOL)の 0.2重量%フレオン溶
液を使用した以外は、実施例1と同様にして保護層を形
成し、ビデオテ−プを作製した。両末端ヒドロキシ変性
パ−フルオロポリエ−テルの被着量は 1.5mg/m2
あった。
【0044】比較例11 実施例1における強磁性金属薄膜層上の保護層の形成に
おいて、フッ素化ポリエ−テルアミド化合物の 0.2重量
%イソプロピルアルコ−ル溶液に代えて、1,1,2,
2−テトラヒドロパ−フルオロオクチルリノレ−トの
0.2重量%フレオン溶液を使用した以外は、実施例1と
同様にして保護層を形成し、ビデオテ−プを作製した。
1,1,2,2−テトラヒドロパ−フルオロオクチルリ
ノレ−トの被着量は 1.5mg/m2 であった。
【0045】比較例12 実施例2における強磁性金属薄膜層上の保護層の形成に
おいて、フッ素化ポリエ−テルアミド化合物と1,1,
2,2−テトラヒドロパ−フルオロオクチルリノレ−ト
との混合物の 0.2重量%イソプロピルアルコ−ル溶液に
代えて、両末端ヒドロキシ変性パ−フルオロポリエ−テ
ル(モンテフルオス社製;フォンブリンZ−DOL)を
フレオンFC−77に溶解した両末端ヒドロキシ変性パ
−フルオロポリエ−テルの 0.2重量%フレオン溶液を使
用した以外は、実施例2と同様にして保護層を形成し、
ビデオテ−プを作製した。両末端ヒドロキシ変性パ−フ
ルオロポリエ−テルの被着量は 1.4mg/m2 であっ
た。
【0046】比較例13 比較例12における強磁性金属薄膜層上の保護層の形成
において、さらに1,1,2,2−テトラヒドロパ−フ
ルオロオクチルリノレ−トを両末端ヒドロキシ変性パ−
フルオロポリエ−テル(モンテフルオス社製;フォンブ
リンZ−DOL)と同時にフレオンFC−77に溶解し
て、両末端ヒドロキシ変性パ−フルオロポリエ−テルと
1,1,2,2−テトラヒドロパ−フルオロオクチルリ
ノレ−トとの混合物の 0.2重量%フレオン溶液を得、こ
の溶液を比較例12で使用した両末端ヒドロキシ変性パ
−フルオロポリエ−テルの 0.2重量%フレオン溶液に代
えて使用した以外は、比較例12と同様にして保護層を
形成し、ビデオテ−プを作製した。両末端ヒドロキシ変
性パ−フルオロポリエ−テルの被着量は 1.4mg/m2
であり、1,1,2,2−テトラヒドロパ−フルオロオ
クチルリノレ−トの被着量は 1.5mg/m2 であった。
【0047】各実施例および比較例で得られたビデオテ
−プについて、20℃、50%RHの条件下で、下記の
要領で摩擦係数を測定し、またジッタ−特性、実走行耐
久性およびスチル耐久性を試験した。
【0048】<摩擦係数>表面粗度 0.2s、外径4mm
の円筒ピンに、ビデオテ−プを巻き角150°で巻きつ
け、荷重21gをかけて送り速度 1.4cm/秒で送り、
同じところを繰り返し測定して、100回目の摩擦係数
を求めた。
【0049】<ジッタ−特性>ビデオテ−プをビデオデ
ッキに装填してビデオ信号を記録再生し、その再生信号
の 15.75KHzの水平同期信号の間隔を読み取り、その
ときの1秒間の水平同期信号の間隔のずれを測定して行
った。
【0050】<実走行耐久性>ビデオテ−プをビデオデ
ッキに装填してビデオ信号を記録し、再生状態で繰り返
し走行させて、再生出力が初期に比べて3dB低下する
までの走行回数を測定した。
【0051】<スチル耐久性>ビデオテ−プをビデオデ
ッキに装填してスチルモ−ドで再生し、再生出力レベル
が初期出力レベルの1/2に低下するまでに要した時間
を測定した。下記表1および表2はその結果である。
【0052】
【0053】
【0054】つぎに、上記の実施例および比較例で得ら
れた各ビデオテ−プについて、8モ−ドシャトル耐久性
を試験した。試験法は、記録済のビデオテ−プ13mを
採り、これを「早送り→早送りサ−チ→巻き戻しサ−チ
→(再生)ポ−ズ→早送りサ−チ→(録画)ポ−ズ→早
送り→巻き戻し」という一連の動作を1パスとして繰り
返し行い、100回パス、200回パス、300回パ
ス、400回パス、500回パス毎に再生出力を測定
し、初期出力に対する出力低下値を測定して行った。
下記表3および表4はその結果である。
【0055】
【0056】
【0057】
【発明の効果】上記表1ないし表4から明らかなよう
に、この発明で得られたビデオテ−プ(実施例1〜9)
は、いずれも従来のビデオテ−プ(比較例1〜13)に
比べて、摩擦係数が小さく、ジッタ−特性も小さくて、
実走行耐久性がよく、さらにスチル時間が長くて、8モ
−ドシャトル耐久性が格段によく、このことからこの発
明で得られるフッ素化ポリエ−テルは、有機溶剤に対す
る溶解性および耐加水分解性にすぐれ、またこのフッ素
化ポリエ−テルを使用して得られる磁気記録媒体は、走
行性および耐久性が良好で、長期安定性にすぐれている
ことがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 30:00 C10N 30:00 Z 40:18 40:18 (72)発明者 池ケ谷 昌仁 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA01 AB60 AB99 4H104 CE19 EA03 LA20 PA16 4J005 BD04 5D006 AA01 DA03 FA06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】−Cn 2nO−単位(但し、nは1〜18
    までの整数である。)を基本骨格とする分子量が500
    〜10000のフッ素化ポリエ−テルの少なくとも一つ
    の末端に、一般式 −CON(R1 )R2 〔但し、R1 およびR2 は脂肪族炭化水素基、末端に水
    酸基を有する炭化水素基、末端に−OCOR3 基を有す
    る炭化水素基(但し、R3 は炭化水素基である。)から
    選ばれる何れかである。〕で表される極性基を有するフ
    ッ素化ポリエ−テル。
JP2001104061A 1992-01-08 2001-04-03 フッ素化ポリエ−テル Expired - Fee Related JP3428970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001104061A JP3428970B2 (ja) 1992-01-08 2001-04-03 フッ素化ポリエ−テル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-20435 1992-01-08
JP2043592 1992-01-08
JP2001104061A JP3428970B2 (ja) 1992-01-08 2001-04-03 フッ素化ポリエ−テル

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10182392A Division JP3193114B2 (ja) 1992-01-08 1992-03-27 フッ素化ポリエ−テルを用いた磁気記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001354763A true JP2001354763A (ja) 2001-12-25
JP3428970B2 JP3428970B2 (ja) 2003-07-22

Family

ID=26357390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001104061A Expired - Fee Related JP3428970B2 (ja) 1992-01-08 2001-04-03 フッ素化ポリエ−テル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3428970B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512449A (ja) * 2002-12-30 2006-04-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー フッ素化ポリエーテル組成物
WO2023210653A1 (ja) * 2022-04-27 2023-11-02 ダイキン工業株式会社 表面処理剤

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512449A (ja) * 2002-12-30 2006-04-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー フッ素化ポリエーテル組成物
JP2011252018A (ja) * 2002-12-30 2011-12-15 Three M Innovative Properties Co フッ素化ポリエーテル組成物
WO2023210653A1 (ja) * 2022-04-27 2023-11-02 ダイキン工業株式会社 表面処理剤
JP7495649B2 (ja) 2022-04-27 2024-06-05 ダイキン工業株式会社 表面処理剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP3428970B2 (ja) 2003-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5759968A (en) Lubricating agent and magnetic recording medium comprising the same
US4803125A (en) Magnetic recording medium
WO1994019433A1 (en) Lubricant
JP3193114B2 (ja) フッ素化ポリエ−テルを用いた磁気記録媒体
JP2745564B2 (ja) 磁気記録媒体
JP3428970B2 (ja) フッ素化ポリエ−テル
JPH08259482A (ja) 潤滑性物質とこれを用いた磁気記録媒体
US5725945A (en) Magnetic recording medium having a fluorinated block polymeric lubricant
JPH10212275A (ja) 潤滑性物質とこれを用いた磁気記録媒体
JP3397008B2 (ja) 潤滑剤及びそれを用いた磁気記録媒体
US5633089A (en) Sorbitan ester lubricant and magnetic recording medium employing the same
JP3365790B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH0877541A (ja) 磁気記録媒体
JPS63293719A (ja) 磁気記録媒体
US4698279A (en) Magnetic recording medium
JPH04182924A (ja) 磁気記録媒体
JP3321242B2 (ja) 磁気記録媒体
JP3124978B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH06274858A (ja) 磁気記録媒体
JPH05189752A (ja) 磁気記録媒体
JP2005139429A (ja) 潤滑剤、記録媒体、及びカルボン酸系化合物
JPH06309654A (ja) 磁気記録媒体
JPH07216375A (ja) 潤滑剤
JPH06274857A (ja) 磁気記録媒体
JPH0316688B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030422

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees