JP2001353783A - 樹脂成形部品の接合方法および樹脂製品 - Google Patents

樹脂成形部品の接合方法および樹脂製品

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resin
annular flange
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pipe
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Sachio Takizawa
沢 佐知雄 滝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形部品の形状が複雑であったとして
も、確実かつ強固に接合する。 【解決手段】 サージタンク2と、このサージタンク2
と同じ材料を用いて製作された複数本の吸気管3とを接
合するに際して、サージタンク2の環状フランジ部21
および吸気管3のパイプ部31には、環状フランジ部2
1にパイプ部31を挿入した状態において両者間に全周
にわたって連続する流路4を形成する段差22およびリ
ブ32,33をそれぞれ設け、環状フランジ部21にパ
イプ部31を挿入して相互に組み付けたサージタンク2
および吸気管3を流路4との連通孔61を有する治具6
によって支持した後、流路4に溶融樹脂5を供給してサ
ージタンク2および吸気管3を接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、射出成形
などの樹脂工法で製作された環状フランジ部を有するサ
ージタンク(一方の樹脂成形部品)と、このサージタンク
と同じ材料を用いて射出成形などの樹脂工法で製作され
たパイプ部を有する吸気管(他方の樹脂成形部品)とを異
なった材料を用いずに接合する際に用いられる樹脂成形
部品の接合方法、および、この接合方法によって製作さ
れるインテークマニホールドなどの樹脂製品に関するも
のである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、上記したイン
テークマニホールドを製作するに際して、サージタンク
の環状フランジ部および吸気管のパイプ部の各接合面同
士を接触させつつ接合面に沿って相互に振動させて溶か
すことによって接合する振動溶着方法や、サージタンク
の環状フランジ部および吸気管のパイプ部の各接合面同
士を接触させた状態で接合面と直交する方向の圧縮力を
加えて溶かすことによって接合する熱板溶着方法を用い
ると、いずれの方法においてもサージタンクの環状フラ
ンジ部および吸気管のパイプ部を接合面と直交する方向
に加圧する必要がある都合上、インテークマニホールド
の吸気管のようにパイプ部が湾曲していたり、サージタ
ンクの環状フランジ部の位置が治具から大きな間隔をも
って設定されていたりした場合には、環状フランジ部お
よびパイプ部に対する加圧が不十分になって、所定の溶
着強度を得ることができないという問題があった。
【0003】また、上記振動溶着方法や熱板溶着方法に
よって、サージタンクに対して複数本の吸気管を同時に
接合しようとすると、サージタンクの環状フランジ部お
よび吸気管のパイプ部を接合面と直交する方向に加圧す
る治具に複雑な動作を行わせなくてはならず、これを避
けるために部品の形状が制約を受けてしまうという問題
を有しており、これらの問題を解決することが従来の課
題となっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、環状フランジ部を有する一方の樹脂
成形部品と、この一方の樹脂成形部品の環状フランジ部
に挿入されるパイプ部を有しかつ一方の樹脂成形部品と
同一材料からなる他方の樹脂成形部品とを接合するに際
して、樹脂成形部品の形状が複雑であったとしても、確
実かつ強固に接合することが可能である樹脂成形部品の
接合方法および樹脂製品を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る樹脂成形部品の接合方法は、射出成形やDSI(Die Slid
e Injection)工法やDRI(Die Rotary Injection)工法な
どの樹脂工法で製作された環状フランジ部を有する一方
の樹脂成形部品と、この一方の樹脂成形部品の環状フラ
ンジ部に挿入されるパイプ部を有しかつ一方の樹脂成形
部品と同一材料を用いて同一の樹脂工法で製作された他
方の樹脂成形部品とを接合するに際して、一方の樹脂成
形部品の環状フランジ部および他方の樹脂成形部品にお
けるパイプ部には、環状フランジ部にパイプ部を挿入し
た状態において両者間に全周にわたって連続する流路を
形成する流路形成部をそれぞれ設け、環状フランジ部に
パイプ部を挿入して相互に組み付けた両樹脂成形部品を
流路との連通孔を有する治具によって支持した後、環状
フランジ部およびパイプ部の各流路形成部間に形成され
る流路に治具の連通孔を通して溶融樹脂を供給して一方
の樹脂成形部品と他方の樹脂成形部品とを接合する構成
としており、この樹脂成形部品の接合方法の構成を従来
の課題を解決するための手段としている。
【0006】本発明の請求項2に係わる樹脂成形部品の
接合方法において、治具は凹部を具備し、この凹部を環
状フランジ部およびパイプ部の各流路形成部に対して相
互の接合面に沿う方向に嵌合して両樹脂成形部品を支持
する構成とし、 本発明の請求項3に樹脂成形部品の接
合方法は、流路に溶融樹脂が供給された時点で、環状フ
ランジ部およびパイプ部のうちのいずれか一方の流路形
成部が樹脂圧力でいずれか他方の流路形成部に圧接する
構成とし、 本発明の請求項4に樹脂成形部品の接合方
法は、治具に、連通孔とは略180°の間隔をおいた部
位に位置して流路を通過して到達した溶融樹脂を流路か
ら排出させる樹脂溜りを設けた構成としている。
【0007】一方、本発明の請求項5に係わる樹脂製品
は、環状フランジ部を有する一方の樹脂成形部品と、こ
の一方の樹脂成形部品の環状フランジ部に挿入されるパ
イプ部を有しかつ一方の樹脂成形部品と同一材料からな
る他方の樹脂成形部品を備え、一方の樹脂成形部品の環
状フランジ部および他方の樹脂成形部品におけるパイプ
部には、環状フランジ部にパイプ部を挿入した状態にお
いて両者間に全周にわたって連続する流路を形成する流
路形成部をそれぞれ設け、環状フランジ部にパイプ部を
挿入して相互に組み付けた一方の樹脂成形部品および他
方の樹脂成形部品の各流路形成部間に形成される流路に
供給した溶融樹脂によって、一方の樹脂成形部品と他方
の樹脂成形部品とを接合してある構成としており、この
樹脂製品の構成を従来の課題を解決するための手段とし
ている。
【0008】本発明の請求項6に樹脂製品は、環状フラ
ンジ部およびパイプ部のうちのいずれか一方の流路形成
部は、供給された溶融樹脂の樹脂圧力でいずれか他方の
流路形成部に圧接する構成としている。
【0009】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる樹脂成形部品
の接合方法では、上記した構成としたから、環状フラン
ジ部を有する一方の樹脂成形部品と、この一方の樹脂成
形部品の環状フランジ部に挿入されるパイプ部を有しか
つ一方の樹脂成形部品と同一材料からなる他方の樹脂成
形部品とを接合するに際して、一方の樹脂成形部品の環
状フランジ部および他方の樹脂成形部品のパイプ部を接
合面と直交する方向に加圧する必要がないので、パイプ
部が湾曲していたり、環状フランジ部の位置が治具から
大きく離れていたりしても、すなわち、樹脂成形部品の
形状が複雑であったとしても、確実かつ強固に接合され
ることとなる。
【0010】また、一方の樹脂成形部品に対して複数の
他方の樹脂成形部品を同時に接合する場合、治具に複雑
な動作を行わせる必要がなく、その結果、形状の制約を
受けることなく樹脂製品の製作がなされることとなる。
【0011】本発明の請求項2に係わる樹脂成形部品の
接合方法において、上記した構成としているので、樹脂
成形部品の形状が複雑であったり、一方の樹脂成形部品
の剛性が低くかつ大型であったりしても、簡単な構造の
治具で保持し得ることとなり、本発明の請求項3に係わ
る樹脂成形部品の接合方法では、上記した構成としてい
ることから、環状フランジ部およびパイプ部の各流路形
成部間に形成される流路に治具の連通孔を通して溶融樹
脂を供給する際の樹脂漏れが阻止されることとなるのに
加えて、溶着強度が増すこととなり、本発明の請求項4
に係わる樹脂成形部品の接合方法では、流路を通過して
治具の連通孔とは略180°の部位に到達した表面温度
の低くなった溶融樹脂が流路から樹脂溜りに排出され、
この部位においても表面温度の高い溶融樹脂が位置する
こととなり、高い溶着強度が確保されることとなる。
【0012】一方、本発明の請求項5に係わる樹脂製品
では、上記した構成としているので、複雑な形状でしか
も高い溶着強度を有するものとなり、本発明の請求項6
に係わる樹脂製品において、上記した構成としているこ
とから、環状フランジ部およびパイプ部の各流路形成部
間に形成される流路に樹脂漏れなく溶融樹脂の供給がな
され、その結果、より一層高い溶着強度を有するものと
なる。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わる樹脂成形部品
の接合方法では、上記した構成としているので、一方の
樹脂成形部品および他方の樹脂成形部品の形状が複雑で
あったとしても、確実かつ強固に接合することが可能で
あり、加えて、一方の樹脂成形部品に対して他方の樹脂
成形部品を複数同時に接合することができ、その結果、
制約を受けない複雑な形状の樹脂製品を製作することが
可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0014】本発明の請求項2に係わる樹脂成形部品の
接合方法において、上記した構成としていることから、
樹脂成形部品の形状が複雑であったり、一方の樹脂成形
部品の剛性が低くかつ大型であったりしても、樹脂成形
部品を簡単な構造で保持することができ、本発明の請求
項3に係わる樹脂成形部品の接合方法では、上記した構
成としていることから、環状フランジ部およびパイプ部
の各流路形成部間に形成される流路に治具の連通孔を通
して溶融樹脂を供給する際の樹脂漏れを防止することが
できるうえ、溶着強度を高めることが可能であり、本発
明の請求項4に係わる樹脂成形部品の接合方法では、上
記した構成としたため、流路全体にわたって高い溶着強
度を確保することができるという非常に優れた効果がも
たらされる。
【0015】一方、本発明の請求項5に係わる樹脂製品
において、上記した構成としていることから、複雑な形
状であっても溶着強度が確保されて、高い信頼性を得る
ことができ、本発明の請求項6に係わる樹脂製品におい
て、上記した構成としていることから、環状フランジ部
およびパイプ部の各流路形成部間に形成される流路に対
する溶融樹脂の供給時に樹脂漏れが生じることがなく、
その結果、より一層高い信頼性を得ることが可能である
という非常に優れた効果がもたらされる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0017】図1ないし図4は本発明の一実施例に係わ
る樹脂成形部品の接合方法を説明する図であって、この
実施例では、本発明に係わる樹脂成形部品の接合方法を
インテークマニホールド(樹脂製品)の製作に適用した場
合を示す。
【0018】図2および図4に示すように、このインテ
ークマニホールド(樹脂製品)1は、射出成形で製作され
た環状フランジ部21を有するサージタンク(一方の樹
脂成形部品)2と、このサージタンク2と同じ材料を用
いて射出成形で製作されたパイプ部31を有する複数本
の吸気管(他方の樹脂成形部品)3を備えている。
【0019】この場合、図1および図3にも示すよう
に、サージタンク2の環状フランジ部21には、外周側
に張り出す段差(流路形成部)22が設けてあると共に、
吸気管3のパイプ部31には、サージタンク2とは反対
側に位置する鍔状のリブ(流路形成部)32およびこのリ
ブ32よりもサージタンク2側に位置する鍔状の小径リ
ブ(流路形成部)33が設けてあって、段差22およびリ
ブ32,33は、環状フランジ部21にパイプ部31を
挿入した状態において両者間に全周にわたって連続する
流路4を形成するようになっており、サージタンク2お
よび吸気管3は、環状フランジ部21にパイプ部31を
挿入して相互に組み付けた状態で段差22およびリブ3
2,33間に形成される流路4に段差22に設けた導入
孔41を介して供給した溶融樹脂5によって接合してあ
る。
【0020】このインテークマニホールド1を製作する
に際しては、まず、 図2に示すように、サージタンク
2の各環状フランジ部21に複数本の吸気管3の各パイ
プ部31を挿入する。
【0021】次いで、図3に示すように、環状フランジ
部21にパイプ部31を挿入して相互に組み付けたサー
ジタンク2および複数本の吸気管3を流路4の導入孔4
1との連通孔61を有する上治具6およびこの上治具6
と対向する下治具7によって相互に加圧しながら支持し
た後、環状フランジ部21の段差22およびパイプ部3
1のリブ32,33間に形成される各流路4に対して、
上治具6の連通孔61および流路4の導入孔4を通して
溶融樹脂5をそれぞれ供給してサージタンク2と複数本
の吸気管3とを接合すると、インテークマニホールド1
の製作がなされることとなる。
【0022】このとき、上下の治具6,7はいずれも凹
部62,72を具備していて、これらの凹部62,72を
環状フランジ部21の段差22およびパイプ部31のリ
ブ32,33に対して接合面に沿う方向(図1上下方向)
に嵌合することによって、サージタンク2と吸気管3と
を支持するようにしているうえ、溶融樹脂5の供給に際
して、吸気管3のパイプ部31に設けたサージタンク2
側に位置する鍔状の小径リブ33が樹脂圧で環状フラン
ジ部21の段差22に強く押し付けられるようにしてあ
るので、溶融樹脂5の供給時において流路4から溶融樹
脂5が漏れ出ることが阻止されることとなる。
【0023】また、下治具7には、上治具6の連通孔6
1とは略180°の間隔をおいた部位に樹脂溜り71が
設けてあるので、流路4を通過して表面温度の低くなっ
た溶融樹脂5は流路4からこの樹脂溜り71に排出さ
れ、この部位においても表面温度の高い溶融樹脂5が位
置することとなり、高い溶着強度が確保されることとな
る。
【0024】上記したように、この実施例に係わる接合
方法において、サージタンク2の環状フランジ部21お
よび吸気管3のパイプ部31を接合面と直交する方向
(図1左右方向)に加圧する必要がないので、パイプ部3
1が湾曲していたり、環状フランジ部21の位置が治具
6,7から大きく離れていたりしても、すなわち、樹脂
成形部品の形状が複雑であったとしても、確実かつ強固
に接合されることとなり、これによって得られた樹脂製
品としてのインテークマニホールド1は、複雑な形状で
あっても溶着強度が確保されて、高い信頼性を得ること
となる。
【0025】また、上記した実施例のように、サージタ
ンク2に対して複数本の吸気管3を同時に接合する場
合、治具6,7に複雑な動作を行わせる必要がなく、そ
の結果、形状の制約を受けることなく樹脂製品の製作が
なされることとなる。
【0026】さらに、この実施例に係わる接合方法で
は、上下の治具6,7がいずれも凹部62,72を具備し
ており、これらの凹部62,72を環状フランジ部21
の段差22およびパイプ部31のリブ32,33に対し
て接合面に沿う方向に嵌合することで、サージタンク2
と吸気管3とを支持するようにしているので、樹脂成形
部品の形状が複雑であったり、サージタンク2の剛性が
低くかつ大型であったりしても、簡単な構造の治具6,
7で保持し得ることとなる。
【0027】この実施例では、本発明に係わる樹脂成形
部品の接合方法をインテークマニホールド(樹脂製品)の
製作に適用した場合を示したが、これに限定されるもの
ではなく、本発明に係わる樹脂成形部品の接合方法を、
例えば、図5に示すように、環状フランジ部21A自体
を一方の樹脂成形部品とし、この環状フランジ部21A
とパイプ部31を有する他方の樹脂成形部品3Aとを接
合するのに適用してもよい。
【0028】また、上記した実施例では、環状フランジ
部2およびパイプ部31がいずれも円形断面を有し、こ
れに伴って流路4が円環状をなしている場合を例示した
が、これに限定されるものではなく、例えば、図6に示
すように、環状フランジ部21Bおよびパイプ部31B
がいずれも矩形断面を有し、これに伴って流路4Bが矩
形の環状をなしていてもよい。
【0029】さらに、上記した実施例では、サージタン
ク2に対して互いに別体をなす複数本の吸気管3を同時
に接合する場合を示したが、これに限定されるものでは
なく、例えば、図7に示すように、サージタンク2Cに
対して4本の吸気管3を束ねて一体化した吸気管群3C
を接合することも可能である。
【0030】本発明に係わる樹脂成形部品の接合方法お
よび樹脂製品の詳細な構成は、上記した実施例に限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる樹脂成形部品の接合方法および
樹脂製品の一実施例を示すインテークマニホールドの流
路に溶融樹脂を流し込んでいる状況での断面説明図(a)
および図1(a)A-A線位置での断面説明図(b)であ
る。
【図2】図1におけるインテークマニホールドのサージ
タンクの環状フランジ部に吸気管のパイプ部を挿入する
状況での断面説明図である。
【図3】サージタンクと吸気管とを相互に組み付けたイ
ンテークマニホールドを治具で支持する状況での断面説
明図である。
【図4】図1におけるインテークマニホールドの完成状
態を示す斜視説明図である。
【図5】本発明に係わる樹脂成形部品の接合方法および
樹脂製品の他の実施例を示す断面説明図である。
【図6】本発明に係わる樹脂成形部品の接合方法および
樹脂製品のさらに他の実施例を示す図1(a)A-A線相
当位置での断面説明図である。
【図7】本発明に係わる樹脂成形部品の接合方法および
樹脂製品のさらに他の実施例を示す図1(a)A-A線相
当位置での断面説明図である。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド(樹脂製品) 2,2C サージタンク(一方の樹脂成形部品) 21,21A,21B 環状フランジ部 22 段差(流路形成部) 3,3A 吸気管(他方の樹脂成形部品) 3C 吸気管群 31,31B パイプ部 32,33 リブ(流路形成部) 4,4B 流路 5 溶融樹脂 6 上治具 61 連通孔 62,72 凹部 7 下治具 71 樹脂溜り

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状フランジ部を有する一方の樹脂成形
    部品と、この一方の樹脂成形部品の環状フランジ部に挿
    入されるパイプ部を有しかつ一方の樹脂成形部品と同一
    材料からなる他方の樹脂成形部品とを接合するに際し
    て、一方の樹脂成形部品の環状フランジ部および他方の
    樹脂成形部品におけるパイプ部には、環状フランジ部に
    パイプ部を挿入した状態において両者間に全周にわたっ
    て連続する流路を形成する流路形成部をそれぞれ設け、
    環状フランジ部にパイプ部を挿入して相互に組み付けた
    両樹脂成形部品を流路との連通孔を有する治具によって
    支持した後、環状フランジ部およびパイプ部の各流路形
    成部間に形成される流路に治具の連通孔を通して溶融樹
    脂を供給して一方の樹脂成形部品と他方の樹脂成形部品
    とを接合することを特徴とする樹脂成形部品の接合方
    法。
  2. 【請求項2】 治具は凹部を具備し、この凹部を環状フ
    ランジ部およびパイプ部の各流路形成部に対して相互の
    接合面に沿う方向に嵌合して両樹脂成形部品を支持する
    請求項1に記載の樹脂成形部品の接合方法。
  3. 【請求項3】 流路に溶融樹脂が供給された時点で、環
    状フランジ部およびパイプ部のうちのいずれか一方の流
    路形成部が樹脂圧力でいずれか他方の流路形成部に圧接
    する請求項1または2に記載の樹脂成形部品の接合方
    法。
  4. 【請求項4】 治具に、連通孔とは略180°の間隔を
    おいた部位に位置して流路を通過して到達した溶融樹脂
    を流路から排出させる樹脂溜りを設けた請求項1ないし
    3のいずれかに記載の樹脂成形部品の接合方法。
  5. 【請求項5】 環状フランジ部を有する一方の樹脂成形
    部品と、この一方の樹脂成形部品の環状フランジ部に挿
    入されるパイプ部を有しかつ一方の樹脂成形部品と同一
    材料からなる他方の樹脂成形部品を備え、一方の樹脂成
    形部品の環状フランジ部および他方の樹脂成形部品にお
    けるパイプ部には、環状フランジ部にパイプ部を挿入し
    た状態において両者間に全周にわたって連続する流路を
    形成する流路形成部をそれぞれ設け、環状フランジ部に
    パイプ部を挿入して相互に組み付けた一方の樹脂成形部
    品および他方の樹脂成形部品の各流路形成部間に形成さ
    れる流路に供給した溶融樹脂によって、一方の樹脂成形
    部品と他方の樹脂成形部品とを接合してあることを特徴
    とする樹脂製品。
  6. 【請求項6】 環状フランジ部およびパイプ部のうちの
    いずれか一方の流路形成部は、供給された溶融樹脂の樹
    脂圧力でいずれか他方の流路形成部に圧接する請求項5
    に記載の樹脂製品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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