JP2001353608A - 穴明機のプレッシャーフット装置 - Google Patents
穴明機のプレッシャーフット装置Info
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- JP2001353608A JP2001353608A JP2000176361A JP2000176361A JP2001353608A JP 2001353608 A JP2001353608 A JP 2001353608A JP 2000176361 A JP2000176361 A JP 2000176361A JP 2000176361 A JP2000176361 A JP 2000176361A JP 2001353608 A JP2001353608 A JP 2001353608A
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- intake
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パッド部材は被加工物への押圧接触により撓
み弾性変形し、この撓み弾性押圧接触により被加工物の
表面に押圧傷を付けたり、被加工物を反り変形させるこ
とを防ぎ、良好な穴明け加工を行うことができる。 【解決手段】 パッド部材４にドリル突出口部５を形成
すると共に吸気本体１内と外部とを連通可能な通気路８
を形成し、パッド部材を弾性体により形成してなる。
み弾性変形し、この撓み弾性押圧接触により被加工物の
表面に押圧傷を付けたり、被加工物を反り変形させるこ
とを防ぎ、良好な穴明け加工を行うことができる。 【解決手段】 パッド部材４にドリル突出口部５を形成
すると共に吸気本体１内と外部とを連通可能な通気路８
を形成し、パッド部材を弾性体により形成してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば複数枚のプリ
ント基板に穴明け加工を行う際に用いられる穴明機のプ
レッシャーフット装置に関するものである。
ント基板に穴明け加工を行う際に用いられる穴明機のプ
レッシャーフット装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の穴明機のプレッシャーフッ
ト装置として、スピンドルに装着されたドリルの周囲に
配設されると共に該スピンドルの軸方向にして被加工物
に対して接触離反移動可能に配設される吸気本体を備
え、この吸気本体に空気吸引源に接続される排気口部及
び嵌合口部を形成し、吸気本体の嵌合口部に被加工物に
押圧接触可能な接触面をもつパッド部材を配設し、パッ
ド部材にドリル突出口部を形成すると共に吸気本体内と
外部とを連通可能な通気路を形成してなる構造のものが
知られている。
ト装置として、スピンドルに装着されたドリルの周囲に
配設されると共に該スピンドルの軸方向にして被加工物
に対して接触離反移動可能に配設される吸気本体を備
え、この吸気本体に空気吸引源に接続される排気口部及
び嵌合口部を形成し、吸気本体の嵌合口部に被加工物に
押圧接触可能な接触面をもつパッド部材を配設し、パッ
ド部材にドリル突出口部を形成すると共に吸気本体内と
外部とを連通可能な通気路を形成してなる構造のものが
知られている。
【０００３】しかして、複数枚のプリント基板の同時穴
明け加工において、上記吸気本体をスピンドルの軸方向
にして被加工物に対して接触移動させてパッド部材の接
触面を被加工物に押圧接触させ、スピンドルの回転及び
前進によりドリルで穴明け加工を行うに際し、パッド部
材の押圧接触によりプリント基板の振動や浮き上がりを
防止すると共に空気吸込源によりもたらされる外部から
通気路を通って吸気本体内を介して集塵装置に至る気流
により切粉の除去及び冷却を行うように構成している。
明け加工において、上記吸気本体をスピンドルの軸方向
にして被加工物に対して接触移動させてパッド部材の接
触面を被加工物に押圧接触させ、スピンドルの回転及び
前進によりドリルで穴明け加工を行うに際し、パッド部
材の押圧接触によりプリント基板の振動や浮き上がりを
防止すると共に空気吸込源によりもたらされる外部から
通気路を通って吸気本体内を介して集塵装置に至る気流
により切粉の除去及び冷却を行うように構成している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、上記吸気本体を被加工物に対して移動させ
てパッド部材の接触面を被加工物に押圧接触させ、気流
により切粉を除去しつつ複数枚のプリント基板に穴明け
加工を行うに際し、パッド部材は金属製や硬質の合成樹
脂からなるため、押圧接触により被加工物の表面に押圧
傷を付けたり、又、被加工物の表面に存在する切粉を押
圧して被加工物の表面に切粉により押圧傷を付けたり、
又、被加工物を位置決めする位置決めピンを押圧するこ
とにより密着接触が不十分となって、気流による切粉の
除去性能を低下させ、被加工物を損傷させてしまうこと
があるという不都合を有している。
構造の場合、上記吸気本体を被加工物に対して移動させ
てパッド部材の接触面を被加工物に押圧接触させ、気流
により切粉を除去しつつ複数枚のプリント基板に穴明け
加工を行うに際し、パッド部材は金属製や硬質の合成樹
脂からなるため、押圧接触により被加工物の表面に押圧
傷を付けたり、又、被加工物の表面に存在する切粉を押
圧して被加工物の表面に切粉により押圧傷を付けたり、
又、被加工物を位置決めする位置決めピンを押圧するこ
とにより密着接触が不十分となって、気流による切粉の
除去性能を低下させ、被加工物を損傷させてしまうこと
があるという不都合を有している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項１記載の発明は、スピンドルに装着されたドリルの
周囲に配設されると共に該スピンドルの軸方向にして被
加工物に対して接触離反移動可能に配設される吸気本体
を備え、該吸気本体に空気吸引源に接続される排気口部
及び嵌合口部を形成し、該吸気本体の嵌合口部に被加工
物に押圧接触可能な接触面をもつパッド部材を配設し、
該パッド部材にドリル突出口部を形成すると共に該吸気
本体内と外部とを連通可能な通気路を形成し、該パッド
部材を弾性体により形成してなることを特徴とする穴明
機のプレッシャーフット装置にある。
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項１記載の発明は、スピンドルに装着されたドリルの
周囲に配設されると共に該スピンドルの軸方向にして被
加工物に対して接触離反移動可能に配設される吸気本体
を備え、該吸気本体に空気吸引源に接続される排気口部
及び嵌合口部を形成し、該吸気本体の嵌合口部に被加工
物に押圧接触可能な接触面をもつパッド部材を配設し、
該パッド部材にドリル突出口部を形成すると共に該吸気
本体内と外部とを連通可能な通気路を形成し、該パッド
部材を弾性体により形成してなることを特徴とする穴明
機のプレッシャーフット装置にある。
【０００６】又、請求項２記載の発明は、上記吸気本体
の嵌合口部に環状溝部が形成され、上記パッド部材に該
環状溝部に嵌合可能な環状凸部を一体に形成してなるこ
とを特徴とするものであり、又、請求項３記載の発明
は、上記パッド部材の接触面の形状を中高面形状に形成
してなることを特徴とするものである。
の嵌合口部に環状溝部が形成され、上記パッド部材に該
環状溝部に嵌合可能な環状凸部を一体に形成してなるこ
とを特徴とするものであり、又、請求項３記載の発明
は、上記パッド部材の接触面の形状を中高面形状に形成
してなることを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１乃至図９は本発明の実施の形
態例を示し、図１乃至図５は第一形態例、図６、図７は
第二形態例、図８、図９は第三形態例である。
態例を示し、図１乃至図５は第一形態例、図６、図７は
第二形態例、図８、図９は第三形態例である。
【０００８】図１乃至図５の第一形態例において、１は
吸気本体であって、図示省略の駆動機構により回転する
スピンドルＳに装着されたドリルＤの周囲に配設される
と共に図示省略の移動機構によりスピンドルＳの軸方向
にして被加工物Ｗとしての積重状の複数枚のプリント基
板に対して接触離反移動可能に配設され、この吸気本体
１の側面に図外の空気吸引源に接続される排気口部２及
び底部に嵌合口部３を形成して構成している。
吸気本体であって、図示省略の駆動機構により回転する
スピンドルＳに装着されたドリルＤの周囲に配設される
と共に図示省略の移動機構によりスピンドルＳの軸方向
にして被加工物Ｗとしての積重状の複数枚のプリント基
板に対して接触離反移動可能に配設され、この吸気本体
１の側面に図外の空気吸引源に接続される排気口部２及
び底部に嵌合口部３を形成して構成している。
【０００９】４はパッド部材であって、この場合、弾性
を有する合成ゴムや軟質の合成樹脂等の弾性材により製
作され、内穴をドリル突出口部５とした略円筒状にして
上部に上記嵌合口部３に嵌着固定される嵌着部６を形成
し、底面を被加工物に押圧接触可能な接触面７に形成
し、この接触面７をパッド部材４の底面を中高のテーパ
ー面に形成して中高面７ａの形状に形成し、この接触面
７に吸気本体１内と外部とを連通可能にして吸気本体１
の軸を中心とする半径に接する接線方向に延びた凹溝状
の複数個の通気路８を形成してなる。
を有する合成ゴムや軟質の合成樹脂等の弾性材により製
作され、内穴をドリル突出口部５とした略円筒状にして
上部に上記嵌合口部３に嵌着固定される嵌着部６を形成
し、底面を被加工物に押圧接触可能な接触面７に形成
し、この接触面７をパッド部材４の底面を中高のテーパ
ー面に形成して中高面７ａの形状に形成し、この接触面
７に吸気本体１内と外部とを連通可能にして吸気本体１
の軸を中心とする半径に接する接線方向に延びた凹溝状
の複数個の通気路８を形成してなる。
【００１０】この実施の第一形態例は上記構成であるか
ら、被加工物Ｗとしての複数枚のプリント基板の同時穴
明け加工において、図４、図５の如く、上記吸気本体１
をスピンドルＳの軸方向に下降して被加工物Ｗに対して
接触移動させ、パッド部材４の接触面７を被加工物に押
圧接触させ、スピンドルＳの回転及び下降前進によりド
リルＤで穴明け加工を行うことになり、このパッド部材
４の押圧接触によりプリント基板の振動や浮き上がりを
防止すると共に空気吸込源によりもたらされる外部から
通気路８を通って吸気本体１内を介して集塵装置に至る
渦巻状の気流Ｎにより切粉の除去及び冷却を行うことに
なり、この際、パッド部材４を弾性体により形成してな
るから、パッド部材４は被加工物Ｗへの押圧接触により
撓み弾性変形し、この撓み弾性押圧接触により被加工物
Ｗの表面に押圧傷を付けたり、被加工物Ｗを反り変形さ
せることを防ぎ、又、被加工物の表面に存在する切粉を
押圧したとしても接触面７が撓んで被加工物の表面の切
粉により押圧傷を付けることを防ぎ、又、被加工物を位
置決めする位置決めピンを押圧したとしても密着接触が
良好になされ、渦巻きの気流による切粉の除去性能を維
持することができ、良好な穴明け加工を行うことができ
る。
ら、被加工物Ｗとしての複数枚のプリント基板の同時穴
明け加工において、図４、図５の如く、上記吸気本体１
をスピンドルＳの軸方向に下降して被加工物Ｗに対して
接触移動させ、パッド部材４の接触面７を被加工物に押
圧接触させ、スピンドルＳの回転及び下降前進によりド
リルＤで穴明け加工を行うことになり、このパッド部材
４の押圧接触によりプリント基板の振動や浮き上がりを
防止すると共に空気吸込源によりもたらされる外部から
通気路８を通って吸気本体１内を介して集塵装置に至る
渦巻状の気流Ｎにより切粉の除去及び冷却を行うことに
なり、この際、パッド部材４を弾性体により形成してな
るから、パッド部材４は被加工物Ｗへの押圧接触により
撓み弾性変形し、この撓み弾性押圧接触により被加工物
Ｗの表面に押圧傷を付けたり、被加工物Ｗを反り変形さ
せることを防ぎ、又、被加工物の表面に存在する切粉を
押圧したとしても接触面７が撓んで被加工物の表面の切
粉により押圧傷を付けることを防ぎ、又、被加工物を位
置決めする位置決めピンを押圧したとしても密着接触が
良好になされ、渦巻きの気流による切粉の除去性能を維
持することができ、良好な穴明け加工を行うことができ
る。
【００１１】又、この場合、上記パッド部材４の接触面
７の形状を中高面７ａ形状に形成してなるから、パッド
部材４の接触面７ａは被加工物ＷのドリルＤの近傍位置
を強く押圧して接触し、それだけ被加工物Ｗの振動や浮
き上がりを良好に防ぐことができると共に気流Ｎによる
切粉の除去及び冷却を良好に行うことができる。
７の形状を中高面７ａ形状に形成してなるから、パッド
部材４の接触面７ａは被加工物ＷのドリルＤの近傍位置
を強く押圧して接触し、それだけ被加工物Ｗの振動や浮
き上がりを良好に防ぐことができると共に気流Ｎによる
切粉の除去及び冷却を良好に行うことができる。
【００１２】図６、図７の第二形態例は別例構造を示
し、この場合、上記吸気本体１の嵌合口部３にＯリング
溝状の環状溝部３ａが形成され、上記弾性を有する合成
ゴムや軟質の合成樹脂等の弾性材からなるパッド部材４
の嵌着部６に環状溝部３ａに嵌合可能なＯリングの半分
状の環状凸部４ａを一体に形成し、かつ、パッド部材４
の底面を中高の座面４ｂに形成して接触面７を中高面７
ｂに形成し、この座面４ｂに吸気本体１内と外部とを連
通可能にして吸気本体１の軸を中心とする放射状に延び
た凹溝状の複数個の通気路８を形成すると共にパッド部
材７の中程部に通し穴状の通気路８を形成してなる。
し、この場合、上記吸気本体１の嵌合口部３にＯリング
溝状の環状溝部３ａが形成され、上記弾性を有する合成
ゴムや軟質の合成樹脂等の弾性材からなるパッド部材４
の嵌着部６に環状溝部３ａに嵌合可能なＯリングの半分
状の環状凸部４ａを一体に形成し、かつ、パッド部材４
の底面を中高の座面４ｂに形成して接触面７を中高面７
ｂに形成し、この座面４ｂに吸気本体１内と外部とを連
通可能にして吸気本体１の軸を中心とする放射状に延び
た凹溝状の複数個の通気路８を形成すると共にパッド部
材７の中程部に通し穴状の通気路８を形成してなる。
【００１３】この実施の第二形態例にあっては、上記第
一形態例と同様な作用効果を得ることができ、かつ、上
記吸気本体１の嵌合口部３にＯリング溝状の環状溝部３
ａが形成され、上記パッド部材４に環状溝部３ａに嵌合
可能なＯリングの半分状の環状凸部４ａを一体に形成し
てなるから、嵌合口部３とパッド部材４とを密着嵌合す
ることができ、それだけ気流Ｎを良好に得ることができ
て切粉の除去及び冷却を行うことができる。
一形態例と同様な作用効果を得ることができ、かつ、上
記吸気本体１の嵌合口部３にＯリング溝状の環状溝部３
ａが形成され、上記パッド部材４に環状溝部３ａに嵌合
可能なＯリングの半分状の環状凸部４ａを一体に形成し
てなるから、嵌合口部３とパッド部材４とを密着嵌合す
ることができ、それだけ気流Ｎを良好に得ることができ
て切粉の除去及び冷却を行うことができる。
【００１４】図８、図９の第三形態例は別例構造を示
し、この場合、上記吸気本体１の嵌合口部３に環状溝部
３ａが形成され、上記弾性を有するウレタンゴムや合成
樹脂等の弾性材からなるパッド部材４の嵌着部６に環状
溝部３ａに嵌合可能な環状凸部４ａを一体に形成し、パ
ッド部材４の底面の周縁部にテーパー面４ｃを形成する
ことにより中高に形成して接触面７を中高面７ｂに形成
し、この接触面７に吸気本体１内と外部とを連通可能に
して吸気本体１の軸を中心とする放射状に延びた凹溝状
の複数個の通気路８を形成してなる。
し、この場合、上記吸気本体１の嵌合口部３に環状溝部
３ａが形成され、上記弾性を有するウレタンゴムや合成
樹脂等の弾性材からなるパッド部材４の嵌着部６に環状
溝部３ａに嵌合可能な環状凸部４ａを一体に形成し、パ
ッド部材４の底面の周縁部にテーパー面４ｃを形成する
ことにより中高に形成して接触面７を中高面７ｂに形成
し、この接触面７に吸気本体１内と外部とを連通可能に
して吸気本体１の軸を中心とする放射状に延びた凹溝状
の複数個の通気路８を形成してなる。
【００１５】この実施の第三形態例にあっては、上記第
二形態例と同様な作用効果を得ることができる。
二形態例と同様な作用効果を得ることができる。
【００１６】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、吸気本体１、排気口部２、嵌合口部３、
パッド部材４等の長さや大きさ、形状、構造等は適宜変
更して設計されるものである。
ものではなく、吸気本体１、排気口部２、嵌合口部３、
パッド部材４等の長さや大きさ、形状、構造等は適宜変
更して設計されるものである。
【００１７】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項１記載の発
明にあっては、被加工物の同時穴明け加工に際し、吸気
本体をスピンドルの軸方向に移動することにより被加工
物に対して接触移動させてパッド部材の接触面を被加工
物に押圧接触させ、このパッド部材の押圧接触によりプ
リント基板の振動や浮き上がりを防止すると共に空気吸
込源によりもたらされる気流により切粉の除去及び冷却
を行うことになり、この際、パッド部材を弾性体により
形成してなるから、パッド部材は被加工物への押圧接触
により撓み弾性変形し、この撓み弾性押圧接触により被
加工物の表面に押圧傷を付けたり、被加工物を反り変形
させることを防ぎ、又、被加工物の表面に存在する切粉
を押圧したとしても接触面が撓んで被加工物の表面の切
粉により押圧傷を付けることを防ぎ、又、被加工物を位
置決めする位置決めピンを押圧したとしても密着接触が
良好になされ、気流による切粉の除去性能を維持するこ
とができ、良好な穴明け加工を行うことができる。
明にあっては、被加工物の同時穴明け加工に際し、吸気
本体をスピンドルの軸方向に移動することにより被加工
物に対して接触移動させてパッド部材の接触面を被加工
物に押圧接触させ、このパッド部材の押圧接触によりプ
リント基板の振動や浮き上がりを防止すると共に空気吸
込源によりもたらされる気流により切粉の除去及び冷却
を行うことになり、この際、パッド部材を弾性体により
形成してなるから、パッド部材は被加工物への押圧接触
により撓み弾性変形し、この撓み弾性押圧接触により被
加工物の表面に押圧傷を付けたり、被加工物を反り変形
させることを防ぎ、又、被加工物の表面に存在する切粉
を押圧したとしても接触面が撓んで被加工物の表面の切
粉により押圧傷を付けることを防ぎ、又、被加工物を位
置決めする位置決めピンを押圧したとしても密着接触が
良好になされ、気流による切粉の除去性能を維持するこ
とができ、良好な穴明け加工を行うことができる。
【００１８】又、請求項２記載の発明にあっては、上記
吸気本体の嵌合口部に環状溝部が形成され、上記パッド
部材に環状溝部に嵌合可能な環状凸部を一体に形成して
なるから、嵌合口部とパッド部材とを密着嵌合すること
ができ、それだけ気流を良好に得ることができて切粉の
除去及び冷却を行うことができ、又、請求項３記載の発
明にあって、上記パッド部材の接触面の形状を中高面形
状に形成してなるから、パッド部材の接触面は被加工物
のドリルの近傍位置を強く押圧して接触し、それだけ被
加工物の振動や浮き上がりを良好に防ぐことができると
共に気流による切粉の除去及び冷却を良好に行うことが
できる。
吸気本体の嵌合口部に環状溝部が形成され、上記パッド
部材に環状溝部に嵌合可能な環状凸部を一体に形成して
なるから、嵌合口部とパッド部材とを密着嵌合すること
ができ、それだけ気流を良好に得ることができて切粉の
除去及び冷却を行うことができ、又、請求項３記載の発
明にあって、上記パッド部材の接触面の形状を中高面形
状に形成してなるから、パッド部材の接触面は被加工物
のドリルの近傍位置を強く押圧して接触し、それだけ被
加工物の振動や浮き上がりを良好に防ぐことができると
共に気流による切粉の除去及び冷却を良好に行うことが
できる。
【００１９】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
きる。
【図１】本発明の実施の第一形態例の部分斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施の第一形態例の部分斜視図であ
る。
る。
【図３】本発明の実施の第一形態例の部分底面図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施の第一形態例の全体断面図であ
る。
る。
【図５】本発明の実施の第二形態例の部分断面図であ
る。
る。
【図６】本発明の実施の第二形態例の部分底面図であ
る。
る。
【図７】本発明の実施の第二形態例の部分断面図であ
る。
る。
【図８】本発明の実施の第三形態例の部分断面図であ
る。
る。
【図９】本発明の実施の第三形態例の部分底面図であ
る。
る。
Ｗ 被加工物 Ｄ ドリル Ｓ スピンドル １ 吸気本体 ２ 排気口部 ３ 嵌合口部 ４ パッド部材 ５ ドリル突出口部 ７ 接触面 ８ 通気路
Claims (3)
- 【請求項１】 スピンドルに装着されたドリルの周囲に
配設されると共に該スピンドルの軸方向にして被加工物
に対して接触離反移動可能に配設される吸気本体を備
え、該吸気本体に空気吸引源に接続される排気口部及び
嵌合口部を形成し、該吸気本体の嵌合口部に被加工物に
押圧接触可能な接触面をもつパッド部材を配設し、該パ
ッド部材にドリル突出口部を形成すると共に該吸気本体
内と外部とを連通可能な通気路を形成し、該パッド部材
を弾性体により形成してなることを特徴とする穴明機の
プレッシャーフット装置。 - 【請求項２】 上記吸気本体の嵌合口部に環状溝部が形
成され、上記パッド部材に該環状溝部に嵌合可能な環状
凸部を一体に形成してなることを特徴とする請求項１記
載の穴明機のプレッシャーフット装置。 - 【請求項３】 上記パッド部材の接触面の形状を中高面
形状に形成してなることを特徴とする請求項１又は２記
載の穴明機のプレッシャーフット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176361A JP2001353608A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 穴明機のプレッシャーフット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176361A JP2001353608A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 穴明機のプレッシャーフット装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001353608A true JP2001353608A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18678094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000176361A Pending JP2001353608A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 穴明機のプレッシャーフット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001353608A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101173727B1 (ko) | 2009-06-11 | 2012-08-13 | 한국항공우주산업 주식회사 | 공구홀더용 스크래치 방지 슬리브 보스 |
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