JP2001352864A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JP2001352864A
JP2001352864A JP2000178233A JP2000178233A JP2001352864A JP 2001352864 A JP2001352864 A JP 2001352864A JP 2000178233 A JP2000178233 A JP 2000178233A JP 2000178233 A JP2000178233 A JP 2000178233A JP 2001352864 A JP2001352864 A JP 2001352864A
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JP
Japan
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rod
fishing
wing
core material
fishing rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000178233A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Yabe
敬祐 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 竿元側端部を身体に押し当てて安定して釣り
操作を行うことができ、かつ竿立穴に挿入して釣竿を立
てかけておくことが可能な釣竿を提供する。 【解決手段】 翼状部材10は、芯材11の竿元側端部
に連結された栓状部材である本体部12と、本体部12
の竿元側に配置され周方向に180度変位した方向にお
いて(水同一平面上において)拡径する一対の翼部14
と、翼部14を同一平面上において回動自在に本体部1
2に連結する軸部13とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣りに用いる釣
竿に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の釣竿は、元竿と、元竿の穂先側に
振出形式または並継形式で連結された複数の中竿と、中
竿の穂先側に連結された穂先竿とを有している。この元
竿は、竿元側端部に設けられたグリップと、グリップの
穂先側に設けられリールを取り付け可能なリールシート
とを有している。この従来の釣竿では、リールシートに
リールを取り付け、グリップを把持しつつリール操作を
行いキャスティングやリトリーブ等を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キャスティング後のリ
トリーブ時や釣糸の巻き上げ時において、穂先側の竿の
ぶれを抑えるために、元竿の竿元側端面を身体の一部
(例えば、胸部や腹部)に当ててリール操作を行うこと
がある。このようにリール操作を行うことによって、リ
トリーブ時のリールを巻き上げる速度や釣竿を構える角
度等を安定させて、釣りを行うのである。
【0004】しかし、元竿の竿元側端面はさほど大きな
断面積を有さず、これを身体の一部に当てても十分な釣
竿の安定性を確保できず、また長時間にわたって身体の
一部に元竿の竿元側端面を押し当てていると押し当てた
身体が痛くなる場合がある。そこで、拡径した(断面積
の大きい)押当部材を元竿の竿元側端部に配置すること
が考えられる。
【0005】しかし、このような拡径した押当部材を元
竿に装着すると、釣竿の元竿を竿立穴に挿入して釣竿を
立てたまま保持することができない。即ち、船釣り等に
おいては船縁の竿立穴に釣竿の元竿を挿入して釣竿を立
てて置くのであるが、拡径した押当部材が元竿に装着さ
れていると、元竿をこの竿立穴に差し込めなくなるので
ある。
【0006】本発明の課題は、竿元側端部を身体に押し
当てて安定して釣り操作を行うことができ、かつ竿立穴
に挿入して釣竿を立てかけておくことが可能な釣竿を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1にかかる釣竿は、
魚釣りに用いる釣竿であって、筒状の竿体と、竿体の竿
元側内部に軸方向に出入自在に配置され、竿元側方向へ
引き出された引出状態と、穂先側方向へ挿入された挿入
状態とを採り得る芯材と、芯材の竿元側端部に配置さ
れ、芯材の挿入状態においては閉脚姿勢を採り、芯材の
引出状態においては開脚姿勢を採る翼状部材とを備えて
いる。
【0008】この釣竿で船釣り等において船縁の竿立穴
に竿体を挿入して釣竿を立てて置くような場合には、芯
材を竿体内に挿入した挿入状態とする。この状態では、
翼状部材は閉脚姿勢を採り芯材と共に竿体内に挿入され
る。そして、竿体の竿元側部分を竿立穴に挿入して、釣
竿をたてておく。一方、リトリーブ等の釣り操作を行う
場合には、芯材を引き出して引出状態とする。この状態
では、翼状部材は開脚姿勢を採り竿体の竿元側径より拡
径する。そして、この拡径した翼状部材を身体の一部
(例えば、腹部)に押し当てて安定させた状態でリトリ
ーブ等の操作をおこなう。
【0009】発明2にかかる釣竿は、発明1にかかる釣
竿であって、翼状部材は開脚姿勢を維持するように付勢
する付勢部材を有する。この場合には、付勢部材が開脚
姿勢を維持するように翼状部材に付勢力を及ぼすので、
芯材を竿体から引き出すと翼状部材が開脚姿勢を維持
し、容易に身体等に押し当てて釣り操作を行うことがで
きる。
【0010】発明3にかかる釣竿は、発明1または2の
釣竿であって、竿体の竿元側内周面には筒状の弾性部材
が配置されている。この場合には、芯材及び翼状部材を
竿体内に収納した際に、弾性部材が芯材及び翼状部材と
竿体内周面との直接の接触を抑えて、互いに傷付けあう
のを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。本発明の一実施形態を採
用した釣竿は、図1に示すように、複数の竿体からなり
穂先側の竿体を順次竿元側の竿体内に挿入して収納可能
な複数の竿体からなる竿体ユニット2と、竿体ユニット
2が順次挿入され収納可能なように竿体ユニット2の竿
元側に連結された元竿1とを有している。
【0012】元竿1及び竿体ユニット2は、それぞれ炭
素繊維やガラス繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ
をマンドレルに巻回して焼成して得られた先細り筒状部
材である。元竿1はおよそ軸方向の中央付近周面上に設
けられリール3を脱着自在に装着可能なリールシート4
を有している。また、元竿1には芯材11が竿元側端部
より内部に出入自在に連結され、この芯材11の竿元側
端部には翼状部材10が連結されている。また、元竿1
の竿元側端面乃至内周面には合成樹脂製の筒状弾性部材
8が配置され接着されている(図2参照)。竿体ユニッ
ト2には釣糸Lを挿通可能な釣糸ガイド6が所定の間隔
を隔てて複数設けられ、穂先側先端にはトップガイド7
が設けられている。
【0013】図2及び図3に示すように、芯材11は元
竿1乃至竿体ユニット2と同様に炭素繊維やガラス繊維
に合成樹脂を含浸させたプリプレグをマンドレルに巻回
して焼成して得られた筒状部材である。その径は元竿1
乃至押当部材10の連結部12の内径にほぼ合致してい
る。穂先側の端部は他の部分より大径化された嵌合雄部
11aとなっており、竿元側の端部には翼状部材10が
連結固定されている。
【0014】翼状部材10は、芯材11の竿元側端部に
連結された栓状部材である本体部12と、本体部12の
竿元側に配置され周方向に180度変位した方向におい
て(水同一平面上において)拡径する一対の翼部14
と、翼部14を同一平面上において回動自在に本体部1
2に連結する軸部13とを有している。本体部12は金
属または合成樹脂から形成され、その外径が芯材11の
径よりやや大径化されており元竿1の竿元側端部内周の
弾性部材8に嵌合し固定されるようになっている。ま
た、穂先側端面が開口しており、この開口内に軸部13
が設けられている。
【0015】翼部14は半楕円型に形成された合成樹脂
製の一対の部材である。一対の翼部14の一端はビス1
7によってそれぞれ軸部13に回動自在に連結され、一
対の翼部14が互いに離間して翼を広げるような開脚姿
勢と互いに近接して翼を閉じるような閉脚姿勢とをとり
得るようになっている。また、それぞれの翼部14の本
体部12側端部と本体部12とは、一対の翼部14が開
脚姿勢を維持する方向に付勢するようにバネ15によっ
て連結されている。さらに、一対の翼部14の外側面に
は凹部16が形成され、この凹部16が開脚姿勢時にお
いて本体部12の竿元側端面に当接する。
【0016】この釣竿で船釣り等において船縁の竿立穴
に竿体を挿入して釣竿を立てて置くような場合には、芯
材11を元竿1内に挿入した挿入状態とする。具体的に
は、例えば釣人が指で翼状部材10の翼部14を摘んで
閉脚状態とし、そのまま翼状部材10が芯材11と共に
元竿1内に挿入され収納される。そして、元竿1の竿元
側部分を竿立穴に挿入して、釣竿をたてておく。
【0017】一方、リトリーブ等の釣り操作を行う場合
には、芯材11を引き出して引出状態とする。この状態
にすると、翼状部材10の翼部14は元竿1内から引き
出されることで自由となり、バネ15の付勢力によって
開脚姿勢を採る。そして、この拡径した翼状部材10の
一対の翼部14を身体の一部(例えば、腹部)に押し当
てて安定させた状態でリトリーブ等の操作をおこなう。
【0018】[他の実施形態] (a)上記実施形態ではバネを用いて一対の翼部を開脚
状態に付勢しているが、かかるバネを用いることなく手
動で翼部を開脚させてもよい。 (b)上記実施形態に代えて、図4に示すような構成を
採用してもよい。即ち、元竿1の竿元側端部に内周面に
雌ねじ部を有する補助部材20を連結し、芯材11の外
周面にねじ山を設けて雄ねじ部とし、この芯材11を補
助部材20に螺合させることで軸方向に移動自在とす
る。このような構成を採用することで、芯材11の元竿
1内への出し入れがさらに容易になりまた安定した状態
で翼状部材10を連結できる。 (c)翼部の形状は身体に当接し易いように任意の形状
に設定できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、長時間にわたって押当
部材を身体に当てることができ、リトリーブ等の操作を
安定して行うことができる。また、必要に応じて芯材を
引き出すことで船釣りの際に釣竿を竿立穴に立てかけて
おくこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した釣竿の全体図。
【図2】図1の竿元側の拡大断面図。
【図3】図2の竿元側の拡大図。
【図4】本発明の他の実施形態を採用した釣竿の竿元側
の断面図。
【符号の説明】
1 元竿 10 翼状部材 11 芯材 12 本体部 14 翼部 15 バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚釣りに用いる釣竿であって、 筒状の竿体と、 前記竿体の竿元側内部に軸方向に出入自在に配置され、
    竿元側方向へ引き出された引出状態と、穂先側方向へ挿
    入された挿入状態とを採り得る芯材と、 前記芯材の竿元側端部に配置され、前記芯材の挿入状態
    においては閉脚姿勢を採り、前記芯材の引出状態におい
    ては開脚姿勢を採る翼状部材とを備えた釣竿。
  2. 【請求項2】前記翼状部材は開脚姿勢を維持するように
    付勢する付勢部材を有する、請求項1に記載の釣竿。
  3. 【請求項3】前記竿体の竿元側内周面には筒状の弾性部
    材が配置されている、請求項1または2に記載の釣竿。
JP2000178233A 2000-06-14 2000-06-14 釣 竿 Pending JP2001352864A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360132A (ja) * 2001-06-07 2002-12-17 Shimano Inc 釣 竿
US7313886B2 (en) * 2005-07-19 2008-01-01 Brown Bill D Fishing rod securing device

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