JP2001352670A - 接続装置および方法 - Google Patents

接続装置および方法

Info

Publication number
JP2001352670A
JP2001352670A JP2000171433A JP2000171433A JP2001352670A JP 2001352670 A JP2001352670 A JP 2001352670A JP 2000171433 A JP2000171433 A JP 2000171433A JP 2000171433 A JP2000171433 A JP 2000171433A JP 2001352670 A JP2001352670 A JP 2001352670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
power
supplied
usb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000171433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001352670A5 (ja
Inventor
Akira Sakamoto
章 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000171433A priority Critical patent/JP2001352670A/ja
Publication of JP2001352670A publication Critical patent/JP2001352670A/ja
Publication of JP2001352670A5 publication Critical patent/JP2001352670A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製造することができ、かつ、電源に損
失が発生しないようにするとともに、誤った電圧の電源
が供給されても、自分自身または接続されている機器が
破壊されないようにする。 【解決手段】 USBタイプBポート33は、第2の機
器から電源を入力する。ジャック34は、外部電源を入
力する。許容入力電圧検出回路51は、外部電源の電圧
が正常であるか否かを判定する。リレー52は、外部電
源の電圧が正常であると判定された場合、外部電源を選
択して、第1の機器に供給し、外部電源の電圧が正常で
ないと判定された場合、第2の機器から入力された電源
を選択して、第1の機器に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続装置および方
法に関し、特に、データを入出力するとともに、接続さ
れている機器に電源を供給する接続装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】USB(Universal Sirial Bus)ハブな
どのUSB機器は、接続されている機器に対して、DC
(Direct Current)5Vの電源を供給することができ
る。
【0003】自己電源モードを有するUSBハブは、そ
の内部で電源の電圧を安定させる。より具体的には、U
SBハブは、DC5Vより高い電圧(例えば、6V)の
電源を供給するACアダプタから電源を入力し、内部に
設けられたレギュレータで電源の電圧を落として、より
精度の高い5Vの電源とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内部に
設けられたレギュレータで電圧を安定させるので、電源
に損失が発生するとともに、USBハブが高価になると
いう問題点があった。
【0005】また、定格以上の電圧を供給するACアダ
プタが接続されて、高い電圧の電源が入力された場合、
USBハブは、破壊されるか、または、接続されている
機器を破壊してしまう。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、安価に製造することができ、かつ、電源に
損失が発生しないようにするとともに、誤った電圧の電
源が供給されても、自分自身または接続されている機器
が破壊されないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の接続装
置は、第2の機器から電源を入力する第1の電源入力手
段と、外部電源を入力する第2の電源入力手段と、外部
電源の電圧が正常であるか否かを判定する判定手段と、
外部電源の電圧が正常であると判定された場合、外部電
源を選択して、第1の機器に供給し、外部電源の電圧が
正常でないと判定された場合、第2の機器から入力され
た電源を選択して、第1の機器に供給する選択供給手段
とを含むことを特徴とする。
【0008】判定手段は、電圧の上限値および下限値を
基に、外部電源の電圧が正常であるか否かを判定するよ
うにすることができる。
【0009】請求項3に記載の接続方法は、第2の機器
から電源を入力する第1の電源入力ステップと、外部電
源を入力する第2の電源入力ステップと、外部電源の電
圧が正常であるか否かを判定する判定ステップと、外部
電源の電圧が正常であると判定された場合、外部電源を
選択して、第1の機器に供給し、外部電源の電圧が正常
でないと判定された場合、第2の機器から入力された電
源を選択して、第1の機器に供給する選択供給ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の接続装置および請求項3
に記載の接続方法においては、第2の機器から電源が入
力され、外部電源が入力され、外部電源の電圧が正常で
あるか否かが判定され、外部電源の電圧が正常であると
判定された場合、外部電源が選択されて、第1の機器に
供給され、外部電源の電圧が正常でないと判定された場
合、第2の機器から入力された電源が選択されて、第1
の機器に供給される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るUSB(Un
iversal Sirial Bus)ハブの一実施の形態を説明する図
である。USBハブ2は、バスに接続するための機器を
ツリー接続(スター型接続とも称する)するための機器
であり、例えば、パーソナルコンピュータ1,USBフ
ロッピー(登録商標)ディスクドライブ3、およびUS
Bマウス4に接続されている。
【0012】パーソナルコンピュータ1は、この接続例
において、ホスト、またはルートハブの役割を有する。
【0013】USBハブ2は、パーソナルコンピュータ
1から供給されたデータをUSBフロッピーディスクド
ライブ3に出力するとともに、USBフロッピーディス
クドライブ3から供給されたデータ、またはUSBマウ
ス4の操作に対応したUSBマウス4から入力されたデ
ータをパーソナルコンピュータ1に出力する。
【0014】USBハブ2は、AC(Alternating curr
ent)パワーアダプタ5が接続されていないとき、パー
ソナルコンピュータ1から供給された直流電源を、US
Bフロッピーディスクドライブ3、およびUSBマウス
4に供給する。
【0015】USBハブ2は、ACパワーアダプタ5が
接続されているとき、ACパワーアダプタ5から供給さ
れた直流電源を、USBフロッピーディスクドライブ
3、およびUSBマウス4に供給する。
【0016】図2は、USBハブ2の外観を説明する図
である。USBポート31−1乃至31−4は、それぞ
れ、USBハブ2に接続される機器またはケーブルのコ
ネクタが挿入される。
【0017】ポートLED(Light-Emitting Diode)ラ
ンプ32−1は、USBポート31−1を介して接続さ
れた機器が初期化されるとき、緑色で点滅し、USBポ
ート31−1を介して接続された機器が認識されたと
き、緑色に点灯する。ポートLEDランプ32−1は、
USBポート31−1を介して接続された機器に供給さ
れる電流が許容電流値を越えているとき、赤色に点灯す
る。
【0018】ポートLEDランプ32−2は、USBポ
ート31−2を介して接続された機器が初期化されると
き、緑色で点滅し、USBポート31−2を介して接続
された機器が認識されたとき、緑色に点灯する。ポート
LEDランプ32−2は、USBポート31−2を介し
て接続された機器に供給される電流が許容電流値を越え
ているとき、赤色に点灯する。
【0019】ポートLEDランプ32−3は、USBポ
ート31−3を介して接続された機器が初期化されると
き、緑色で点滅し、USBポート31−3を介して接続
された機器が認識されたとき、緑色に点灯する。ポート
LEDランプ32−3は、USBポート31−3を介し
て接続された機器に供給される電流が許容電流値を越え
ているとき、赤色に点灯する。
【0020】ポートLEDランプ32−4は、USBポ
ート31−4を介して接続された機器が初期化されると
き、緑色で点滅し、USBポート31−4を介して接続
された機器が認識されたとき、緑色に点灯する。ポート
LEDランプ32−4は、USBポート31−4を介し
て接続された機器に供給される電流が許容電流値を越え
ているとき、赤色に点灯する。
【0021】USBタイプBポート33は、USBバス
を制御するホストである、例えば、パーソナルコンピュ
ータ1を接続するためのケーブルのコネクタが挿入さ
れ、パーソナルコンピュータ1からバス5V電源が供給
される。
【0022】ジャック34は、ACパワーアダプタ5の
コネクタが接続され、ACパワーアダプタ5から供給さ
れる直流電源を入力する。
【0023】USBタイプBポート33にUSBバスを
制御するホストである、例えば、パーソナルコンピュー
タ1を接続するためのケーブルのコネクタが挿入され、
パーソナルコンピュータ1からバス5V電源が供給され
ているとき、パワーLEDランプ35は、緑色に点灯す
る。
【0024】以下、USBポート31−1乃至31−4
を個々に区別する必要がないとき、単に、USBポート
31と称する。以下、ポートLEDランプ32−1乃至
32−4を個々に区別する必要がないとき、単に、ポー
トLEDランプ32と称する。
【0025】図3に示すように、ジャック34に、AC
パワーアダプタ5のコネクタが接続されているとき、U
SBハブ2は、USBポート31に接続された機器に、
ACパワーアダプタ5から供給された外部5V電源を供
給する。
【0026】図4は、2つのUSBハブ2をカスケード
接続したときの接続の状態を説明する図である。USB
ハブ2−1は、USBタイプBポート33−1にパーソ
ナルコンピュータ1が接続され、パーソナルコンピュー
タ1をツリー接続の階層の第1層としたとき、ツリー接
続の階層の第2層を構成する。
【0027】USBハブ2−1は、ACパワーアダプタ
5−1からジャック34−1を介して入力された外部5
V電源を、USBハブ2−1のUSBポート31に接続
されている機器に供給する。
【0028】ケーブルの1端がUSBハブ2−1のUS
Bポート31−1−1に接続され、ケーブルの他の1端
がUSBハブ2−2のUSBタイプBポート33−2に
接続されているので、USBハブ2−2は、ツリー接続
の階層の第3層を構成する。USBハブ2−2のUSB
ポート31−1−2に接続される機器は、ツリー接続の
階層の第3層を構成する。
【0029】USBハブ2−2は、ACパワーアダプタ
5−2からジャック34−2を介して入力された外部5
V電源を、USBハブ2−2のUSBポート31−1−
2に接続されている機器に供給する。
【0030】図5は、USBハブ2の構成例を説明する
図である。ジャック34を介してACパワーアダプタ5
から入力された直流電源は、外部5V電源として、許容
入力電圧検出回路51およびリレー52に供給される。
【0031】許容入力電圧検出回路51は、ACパワー
アダプタ5から入力された外部5V電源の電圧を基に、
リレー制御信号を生成して、リレー制御信号をリレー5
2に供給することにより、リレー52を制御する。
【0032】リレー52には、ACパワーアダプタ5か
ら入力された外部5V電源、並びにUSBタイプBポー
ト33およびアップストリームポート53を介して、パ
ーソナルコンピュータ1などのホストまたは他の上位階
層の機器から入力されたバス5V電源が入力されるとと
もに、許容入力電圧検出回路51から供給されたリレー
制御信号が入力される。
【0033】リレー52は、リレー制御信号を基に、外
部5V電源およびバス5V電源のいずれか一方を選択し
て、5V電源として過電流保護回路56に供給する。
【0034】アップストリームポート53は、USBタ
イプBポート33を介して接続された機器から供給され
る電源とデータとを分離して、分離されたデータをハブ
コントロール部54に供給するとともに、分離された電
源をバス5V電源として、リレー52およびDC(Dire
ct Current)−DCコンバータ55に供給する。アップ
ストリームポート53は、ハブコントロール部54から
供給されたデータをUSBタイプBポート33を介して
接続された機器に出力する。
【0035】DC−DCコンバータ55は、バス5V電
源を基に、3.3Vの電圧を有するシステム用3.3V
の電源を生成して、生成したシステム用3.3Vの電源
をハブコントロール部54に供給する。
【0036】ハブコントロール部54は、制御部61、
システムオンパワーリセット回路62、EEPROM(Electr
ically Erasable Programmable Read-only Memory)6
3、およびLED制御部64から構成されている。
【0037】制御部61は、EEPROM63に記憶されてい
るプログラムを実行して、アップストリームポート53
から供給されたデータを、そのデータのあて先を基に、
ダウンストリームポート57に供給し、対応するUSB
ポート31に出力するとともに、ダウンストリームポー
ト57から供給されたデータを、そのデータのあて先を
基に、他のUSBポート31に対応させてアップストリ
ームポート53に供給するか、またはダウンストリーム
ポート57に供給して、対応するUSBタイプBポート
33またはUSBポート31に出力する。
【0038】制御部61は、過電流保護回路56の電源
の出力を制御するための制御信号を、過電流保護回路5
6およびLED制御部64に出力する。
【0039】システムオンパワーリセット回路62は、
USBハブ2に電源が投入されて起動されたとき、リセ
ット信号を制御部61およびLED制御部64に供給す
る。制御部61およびLED制御部64は、リセット信
号が入力されたとき、リセットされる。
【0040】LED制御部64は、制御部61から供給
される制御信号、および過電流保護回路56から供給さ
れるステータス信号(電源が遮断されているか否かを示
す)を基に、ポートLEDランプ32の点灯を制御す
る。
【0041】過電流保護回路56は、制御部61から供
給される制御信号により制御され、リレー52から供給
された5V電源をダウンストリームポート57を介し
て、USBポート31に接続されている機器に供給する
か、または電源の供給を遮断する。
【0042】過電流保護回路56は、500mA保護回
路71および1A保護回路72で構成される。
【0043】500mA保護回路71は、500mAを
基準に、5V電源の電流が所定の値を超えたとき、ダウ
ンストリームポート57に供給する5V電源を遮断す
る。1A保護回路72は、1Aを基準に、5V電源の電
流が所定の値を超えたとき、ダウンストリームポート5
7に供給する5V電源を遮断する。
【0044】図6は、リレー52、過電流保護回路5
6、およびダウンストリームポート57により構成され
る電源の供給経路を説明する図である。リレー52は、
許容入力電圧検出回路51から供給されたリレー制御信
号を基に、外部5V電源およびバス5V電源のいずれか
一方を選択して、選択した電源を5V電源として過電流
保護回路56に供給する。
【0045】過電流保護回路56に入力された5V電源
は、500mA保護回路71および1A保護回路72に
入力される。
【0046】500mA保護回路71は、500mAを
基準に、USBポート31−3に供給する5V電源の電
流が所定の値を超えたとき、ダウンストリームポート5
7を介して、USBポート31−3に供給する5V電源
を遮断する。500mA保護回路71は、500mAを
基準に、USBポート31−4に供給する5V電源の電
流が所定の値を超えたとき、ダウンストリームポート5
7を介して、USBポート31−4に供給する5V電源
を遮断する。
【0047】1A保護回路72は、1Aを基準に、US
Bポート31−1に供給する5V電源の電流が所定の値
(500mA保護回路71に比較して大きな値)を超え
たとき、ダウンストリームポート57を介して、USB
ポート31−1に供給する5V電源を遮断する。1A保
護回路72は、1Aを基準に、USBポート31−2に
供給する5V電源の電流が所定の値(500mA保護回
路71に比較して大きな値)を超えたとき、ダウンスト
リームポート57を介して、USBポート31−2に供
給する5V電源を遮断する。
【0048】図7は、2回路入り500mAプロテクト
IC(Integrated Circuit)および4回路入り500m
AプロテクトICで構成する場合の、500mA保護回
路71および1A保護回路72のより詳細な構成例を説
明する図である。
【0049】500mA保護回路71は、500mAプ
ロテクタ91−1および91−2から構成される。2回
路入り500mAプロテクトICの1つの回路に対応す
る500mAプロテクタ91−1は、500mAを基準
に、USBポート31−3に供給する5V電源の電流が
所定の値を超えたとき、ダウンストリームポート57を
介してUSBポート31−3に供給する5V電源を遮断
する。
【0050】2回路入り500mAプロテクトICの他
の回路に対応する500mAプロテクタ91−2は、5
00mAを基準に、USBポート31−4に供給する5
V電源の電流が所定の値を超えたとき、ダウンストリー
ムポート57を介してUSBポート31−4に供給する
5V電源を遮断する。
【0051】1A保護回路72は、500mAプロテク
タ92−1乃至92−4から構成される。
【0052】4回路入り500mAプロテクトICの1
つの回路に対応する500mAプロテクタ92−1は、
500mAを基準に、USBポート31−1に供給する
5V電源の電流が所定の値を超えたとき、ダウンストリ
ームポート57を介してUSBポート31−1に供給す
る5V電源を遮断する。4回路入り500mAプロテク
トICの他の回路に対応する500mAプロテクタ92
−2は、500mAを基準に、USBポート31−1に
供給する5V電源の電流が所定の値を超えたとき、ダウ
ンストリームポート57を介してUSBポート31−1
に供給する5V電源を遮断する。
【0053】すなわち、USBポート31−1に供給さ
れる5V電源の電流が500mAプロテクタ92−1お
よび500mAプロテクタ92−2に分流されるので、
USBポート31−1に供給される5V電源は、1Aを
基準に、電流が所定の値を超えたとき、遮断される。
【0054】4回路入り500mAプロテクトICの更
に他の回路に対応する500mAプロテクタ92−3
は、500mAを基準に、USBポート31−2に供給
する5V電源の電流が所定の値を超えたとき、ダウンス
トリームポート57を介してUSBポート31−2に供
給する5V電源を遮断する。4回路入り500mAプロ
テクトICの更に他の回路に対応する500mAプロテ
クタ92−4は、500mAを基準に、USBポート3
1−2に供給する5V電源の電流が所定の値を超えたと
き、ダウンストリームポート57を介してUSBポート
31−2に供給する5V電源を遮断する。
【0055】すなわち、USBポート31−2に供給さ
れる5V電源の電流が500mAプロテクタ92−3お
よび500mAプロテクタ92−4に分流されるので、
USBポート31−2に供給される5V電源は、1Aを
基準に、電流が所定の値を超えたとき、遮断される。
【0056】図8は、2回路入り500mAプロテクト
ICおよび2回路入り1AプロテクトICで構成する場
合の、500mA保護回路71および1A保護回路72
のより詳細な他の構成例を説明する図である。500m
A保護回路71は、図7に示す場合と同様なので、その
説明は省略する。
【0057】1A保護回路72は、1Aプロテクタ10
1−1および101−2から構成される。2回路入り1
AプロテクトICの1つの回路に対応する1Aプロテク
タ101−1は、1Aを基準に、USBポート31−1
に供給する5V電源の電流が所定の値を超えたとき、ダ
ウンストリームポート57を介してUSBポート31−
1に供給する5V電源を遮断する。
【0058】2回路入り1AプロテクトICの他の回路
に対応する1Aプロテクタ101−2は、1Aを基準
に、USBポート31−2に供給する5V電源の電流が
所定の値を超えたとき、ダウンストリームポート57を
介してUSBポート31−2に供給する5V電源を遮断
する。
【0059】図9は、例えば、500mAプロテクタ9
2−1および92−2に対応する2回路入り500mA
プロテクトIC111を説明する図である。500mA
プロテクトIC111は、500mAプロテクタ92−
1に対応する回路と、500mAプロテクタ92−2に
対応する回路を含み、1つのICで、1Aを基準に、U
SBポート31−1に供給する5V電源の電流が所定の
値を超えたとき、ダウンストリームポート57を介して
USBポート31−1に供給する5V電源を遮断する。
【0060】このように、USBハブ2は、USBポー
ト31−1または31−2に接続されている機器が50
0mAを越える突入電流を要求しても、電源を遮断する
ことなく、500mAを越える電流を供給するととも
に、1Aを越える電流が要求されたとき、電源を遮断す
る。
【0061】以上のように、USBハブ2は、突入電流
などで500mAを越える電流を要求する機器が接続さ
れても、これらの機器を安定して動作させることができ
るので、パーソナルコンピュータ1など他の機器を停止
(いわゆる、フリーズ)させることがない。
【0062】なお、4回路入り500mAプロテクトI
Cを利用することにより、図7に示す1A保護回路72
を1つのICで構成することができる。
【0063】図10は、許容入力電圧検出回路51の構
成を説明するブロック図である。基準電圧発生回路15
1は、一定の電圧である基準電圧を発生して、発生した
基準電圧を最大しきい値入力判定回路152および最小
しきい値入力判定回路153に供給する。
【0064】最大しきい値入力判定回路152は、基準
電圧発生回路151から供給された基準電圧を基に、外
部5V電源の電圧が所定の電圧(例えば、5.3V)よ
り低いか否かを判定し、判定の結果に対応した判定信号
HをAND回路154に供給する。
【0065】最小しきい値入力判定回路153は、基準
電圧発生回路151から供給された基準電圧を基に、外
部5V電源の電圧が他の所定の電圧(例えば、4.6
V)より高いか否かを判定し、判定の結果に対応した判
定信号LをAND回路154に供給する。
【0066】AND回路154は、判定信号Hおよび判
定信号Lを基に、外部5V電源の電圧が所定の電圧(例
えば、5.3V)より低く、かつ、他の所定の電圧(例
えば、4.6V)より高いとき、リレー52に、外部5
V電源を出力させる制御信号を供給する。
【0067】AND回路154は、判定信号Hおよび判
定信号Lを基に、外部5V電源の電圧が所定の電圧(例
えば、5.3V)以上か、または、他の所定の電圧(例
えば、4.6V)以下であるとき、リレー52に、アッ
プストリームポート53から供給されたバス5V電源を
出力させる制御信号を供給する。
【0068】図11は、許容入力電圧検出回路51の構
成例を説明する回路図である。基準電圧発生回路151
は、バス5V電源を基に、基準電圧を発生し、発生した
基準電圧を最大しきい値入力判定回路152および最小
しきい値入力判定回路153に供給する。
【0069】最大しきい値入力判定回路152は、抵抗
などにより構成される分圧回路および演算増幅器171
などで構成される。演算増幅器171は、分圧された外
部5V電源の電圧と、基準電圧とを比較して、外部5V
電源の電圧が所定の電圧より低いか否かに対応する結果
を出力する。
【0070】最小しきい値入力判定回路153は、抵抗
などにより構成される分圧回路および演算増幅器172
などで構成される。演算増幅器172は、分圧(最大し
きい値入力判定回路152と分圧の比が異なる)された
外部5V電源の電圧と、基準電圧とを比較して、外部5
V電源の電圧が他の所定の電圧より高いか否かに対応す
る結果を出力する。
【0071】演算増幅器171の出力が、外部5V電源
の電圧が所定の電圧より低いことを示し、演算増幅器1
72の出力が、外部5V電源の電圧が他の所定の電圧よ
り高いことを示すとき、リレー52を駆動するトランジ
スタがオンされるので、リレー52は、外部5V電源を
5V電源として出力する。
【0072】図12は、許容入力電圧検出回路51の動
作を説明する図である。図12(A)および図12
(B)に示すように、外部5V電源の電圧が5.3V未
満であるとき、判定信号Hは、1とされ、外部5V電源
の電圧が5.3V以上であるとき、判定信号Hは、0と
される。
【0073】図12(A)および図12(C)に示すよ
うに、外部5V電源の電圧が4.6Vを越えるとき、判
定信号Lは、1とされ、外部5V電源の電圧が4.6V
以下であるとき、判定信号Lは、0とされる。
【0074】制御信号は、判定信号Hと判定信号Lとの
AND演算により算出され、すなわち、外部5V電源の
電圧が5.3V未満であり、かつ、外部5V電源の電圧
が4.6Vを越えるとき、1とされ、外部5V電源の電
圧が5.3V以上であるか、または、外部5V電源の電
圧が4.6V以下であるとき、0とされる。
【0075】リレー52は、制御信号が1のとき、すな
わち、外部5V電源の電圧が5.3V未満であり、か
つ、外部5V電源の電圧が4.6Vを越えるとき、外部
5V電源を5V電源として出力する。リレー52は、制
御信号が0のとき、すなわち、外部5V電源の電圧が
5.3V以上であるか、または、外部5V電源の電圧が
4.6V以下であるとき、バス5V電源を5V電源とし
て出力する。
【0076】すなわち、USBハブ2は、ジャック34
を介して、外部電源が供給されたとき、外部電源の電圧
が5.3V未満であり、かつ、外部電源の電圧が4.6
Vを越えるとき、外部5V電源を5V電源として出力す
るので、高価なレギュレータなどを必要としない。従っ
て、USBハブ2を、安価に製造することができる。ま
た、USBハブ2は、レギュレータによる電源の損失を
発生させない。
【0077】また、USBハブ2は、5.3V以上の電
圧の電源を供給するACパワーアダプタを接続しても、
USBポート31に外部電源を供給しないので、USB
ポート31に接続されている機器を故障させることがな
い。
【0078】なお、USBハブ2が1Aを基準とした所
定の電流を供給するとして説明したが、パーソナルコン
ピュータ1などUSBポートを有する機器が、1Aを基
準とした所定の電流を供給するようにしてもよい。ま
た、1Aを基準とした所定の電流を供給するUSBポー
ト31は、2つに限らず、1Aを基準とした所定の電流
を供給する所望の数のUSBポート31を設けるように
してもよい。
【0079】また、USBハブ2は、バス5V電源を基
に基準電圧を発生したが、レギュレータを使用して、基
準電圧を発生させるようにしてもよい。
【0080】なお、本願発明は、USBに限らず、IEEE
(Institute of Electrical and Electronic Engineers
)1394で規定されるバスなど、接続されている機器に
電源を供給するバスであればいずれのバスでも適用する
ことができる。
【0081】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0082】
【発明の効果】請求項1に記載の接続装置および請求項
3に記載の接続方法によれば、第2の機器から電源が入
力され、外部電源が入力され、外部電源の電圧が正常で
あるか否かが判定され、外部電源の電圧が正常であると
判定された場合、外部電源が選択されて、第1の機器に
供給され、外部電源の電圧が正常でないと判定された場
合、第2の機器から入力された電源が選択されて、第1
の機器に供給されるようにしたので、安価に製造するこ
とができ、かつ、電源に損失が発生しないようにすると
ともに、誤った電圧の電源が供給されても、自分自身ま
たは接続されている機器が破壊されないようにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るUSBハブの一実施の形態を説明
する図である。
【図2】USBハブ2の外観を説明する図である。
【図3】USBハブ2の接続の形態を説明する図であ
る。
【図4】USBハブ2の接続の形態を説明する図であ
る。
【図5】USBハブ2の構成例を説明する図である。
【図6】リレー52、過電流保護回路56、およびダウ
ンストリームポート57により構成される電源の供給経
路を説明する図である。
【図7】500mA保護回路71および1A保護回路7
2のより詳細な構成例を説明する図である。
【図8】500mA保護回路71および1A保護回路7
2のより詳細な他の構成例を説明する図である。
【図9】例えば、500mAプロテクタ92−1および
92−2に対応する2回路入り500mAプロテクトI
C111を説明する図である。
【図10】許容入力電圧検出回路51の構成を説明する
ブロック図である。
【図11】許容入力電圧検出回路51の構成例を説明す
る回路図である。
【図12】許容入力電圧検出回路51の動作を説明する
図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 USBハブ, 3
USBフロッピーディスクドライブ, 4 USBマ
ウス, 5 ACパワーアダプタ, 31−1乃至31
−4 USBポート, 32−1乃至32−4 ポート
LEDランプ,33 USBタイプBポート, 34
ジャック, 35 パワーLEDランプ, 51 許容
入力電圧検出回路, 52 リレー, 53 アップス
トリームポート, 54 ハブコントロール部, 55
DC−DCコンバータ, 56 過電流保護回路,
57 ダウンストリームポート, 61 制御部, 7
1 500mA保護回路, 72 1A保護回路, 9
1−1および91−2500mAプロテクタ, 92−
1乃至92−4 500mAプロテクタ, 101−1
および101−2 1Aプロテクタ, 152 最大し
きい値入力判定回路, 153 最小しきい値入力判定
回路, 154 AND回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続されている第1の機器および第2の
    機器にデータを入出力するとともに、前記第1の機器に
    電源を供給する接続装置において、 前記第2の機器から電源を入力する第1の電源入力手段
    と、 外部電源を入力する第2の電源入力手段と、 前記外部電源の電圧が正常であるか否かを判定する判定
    手段と、 前記外部電源の電圧が正常であると判定された場合、前
    記外部電源を選択して、前記第1の機器に供給し、前記
    外部電源の電圧が正常でないと判定された場合、前記第
    2の機器から入力された電源を選択して、前記第1の機
    器に供給する選択供給手段とを含むことを特徴とする接
    続装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、電圧の上限値および下
    限値を基に、前記外部電源の電圧が正常であるか否かを
    判定することを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  3. 【請求項3】 接続されている第1の機器および第2の
    機器にデータを入出力するとともに、前記第1の機器に
    電源を供給する接続装置の接続方法において、 前記第2の機器から電源を入力する第1の電源入力ステ
    ップと、 外部電源を入力する第2の電源入力ステップと、 前記外部電源の電圧が正常であるか否かを判定する判定
    ステップと、 前記外部電源の電圧が正常であると判定された場合、前
    記外部電源を選択して、前記第1の機器に供給し、前記
    外部電源の電圧が正常でないと判定された場合、前記第
    2の機器から入力された電源を選択して、前記第1の機
    器に供給する選択供給ステップとを含むことを特徴とす
    る接続方法。
JP2000171433A 2000-06-08 2000-06-08 接続装置および方法 Pending JP2001352670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000171433A JP2001352670A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 接続装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000171433A JP2001352670A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 接続装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001352670A true JP2001352670A (ja) 2001-12-21
JP2001352670A5 JP2001352670A5 (ja) 2007-05-10

Family

ID=18673984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000171433A Pending JP2001352670A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 接続装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001352670A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024502A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Nec Micro Systems Ltd 電源電圧検出回路及び半導体集積回路装置
JP2012079099A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Canon Inc 接続装置
JP2012257054A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Hitachi Cable Ltd アンテナ制御システム及びアンテナ制御システム拡張ユニット
JP2013501987A (ja) * 2010-04-13 2013-01-17 ゼットティーイー コーポレイション マルチモードデータカード及びその較正方法
JP2019012479A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 株式会社アイ・オー・データ機器 ドッキングステーション

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11168493A (ja) * 1997-09-24 1999-06-22 Whitaker Corp:The ハブ用電源切替回路及び方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11168493A (ja) * 1997-09-24 1999-06-22 Whitaker Corp:The ハブ用電源切替回路及び方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024502A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Nec Micro Systems Ltd 電源電圧検出回路及び半導体集積回路装置
JP2013501987A (ja) * 2010-04-13 2013-01-17 ゼットティーイー コーポレイション マルチモードデータカード及びその較正方法
US8775789B2 (en) 2010-04-13 2014-07-08 Zte Corporation Multi-mode data card and calibrating method thereof
JP2012079099A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Canon Inc 接続装置
US9106097B2 (en) 2010-10-01 2015-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Connection device for connecting between electrical devices
JP2012257054A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Hitachi Cable Ltd アンテナ制御システム及びアンテナ制御システム拡張ユニット
JP2019012479A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 株式会社アイ・オー・データ機器 ドッキングステーション

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5563455A (en) Method and apparatus for sequencing and controlling power distribution
KR100315679B1 (ko) 유에스비허브의전원회로
US4659942A (en) Fault-tolerant power distribution system
US8018186B2 (en) Method and apparatus of fan motor brake
KR20050070127A (ko) 집적 돌입 전류 리미터 회로 및 방법
CN103733498A (zh) 通用电压离散输入电路
JP2001352670A (ja) 接続装置および方法
CN107785864B (zh) 监控断路器的监控单元和包括这种单元的断路器
CN110707660A (zh) 负载过流保护电路
JP5945149B2 (ja) フィールド機器
JP2001352674A (ja) 電源回路
CN107466488A (zh) 隔离驱动器
JP2001352661A (ja) 接続装置および方法
US20230047072A1 (en) Isolated Output Circuit for I/O Modules with Internal Output Power Support
KR101446929B1 (ko) 전원 시퀀스 제어 시스템
JP2014222955A (ja) 電源回路
US6239998B1 (en) Inverter circuit
JP2018182962A (ja) モータ制御装置
JP6703577B2 (ja) 電源装置の保護装置
JP2005117788A (ja) 三相欠相検出回路及びこの三相欠相検出回路を用いた空気調和機
JP2008073419A (ja) 遊技機用の過電圧入力保護回路
KR101411059B1 (ko) 스위칭 소자의 문턱전압을 이용하는 저전압 검출 장치 및 방법
CN210724182U (zh) 负载过流保护电路
US6614631B1 (en) Smart trip transformer
CN114442723B (zh) 一种级联信号压差纠正、自控备用电源及保护的电路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070315

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100603