JP2001350157A - 表示装置と携帯端末機 - Google Patents

表示装置と携帯端末機

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JP2001350157A
JP2001350157A JP2000173236A JP2000173236A JP2001350157A JP 2001350157 A JP2001350157 A JP 2001350157A JP 2000173236 A JP2000173236 A JP 2000173236A JP 2000173236 A JP2000173236 A JP 2000173236A JP 2001350157 A JP2001350157 A JP 2001350157A
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type liquid
mirror
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Takaomi Kashiyuu
啓臣 賀集
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、液晶表示部を有する携帯端末機に
おいて、通常待ち受け時には、液晶表示部には日時等を
表示するのみであり、液晶表示部が有効に利用されてい
ない。 【構成】 本発明は、液晶表示装置を透過型液晶パネル
と散乱型液晶パネルと鏡により構成し、該液晶装置を携
帯端末機の液晶表示部として使用する。上記2種類の液
晶パネルは、どちらか一方のみがONになるように制御
される。携帯端末の電源ON時は、透過型液晶パネルが
ONになり、液晶表示部で従来通りの情報表示を行う。
電源OFF時は、散乱型液晶パネルがOFFになり、液
晶表示は鏡(コンパクトミラー)として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置を有する
携帯電話機および携帯無線端末装置(以降、総称して携
帯端末機と記する)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置を有する携帯端末機
の回路構成を図10に示す。電波の送受信のためのアン
テナ(5)を有している。受信時においては、アンテナ
(5)より受信されたRF信号が、デュプレクサ(10
1)に入力される。デュプレクサ(101)では、送受
信の切替えを行っており、受信時においては、上記受信
信号がローノイズアンプ(102)に伝達される。ロー
ノイズアンプ(102)にて、受信信号が増幅され、ダ
ウンコンバータ(103)において周波数ダウンされ、
この低周波数化された受信信号がベースバンドコントロ
ーラ(104)に伝達される。このように処理された受
信信号は、さらにベースバンドコントローラ(104)
にて信号処理され、音声としてスピーカ(2)から出力
される。また、電子メール等の文字情報やその他の携帯
端末機内の管理情報や操作画面等が液晶表示部(1)に
表示される。一方、送信時は、操作部(4)で、例えば
電話番号入力等を行って発呼操作を行うとベースバンド
コントローラ(104)にて発呼処理動作を行う。ま
た、通話開始後は、マイク(3)より入力された音声信
号をベースバンドコントローラ(104)で送信用信号
に変換される。この送信用信号は、アップコンバータ
(105)にて高周波化されて、RF信号に変換される。
このRF信号をパワーアンプ(106)にて増幅し、デュ
プレクサ(101)に伝達する。デュプレクサ(10
1)においては、送信時には、上記RF信号をアンテナ
(5)に伝えて送信を行う。
【0003】このような回路構成を有する携帯電話機
は、例えば、図11に示すような外観形状を有してお
り、液晶表示部(1)、スピーカ(2)、アンテナ
(5)、マイク(3)、操作部(4)及び電源スイッチ
(6)が配置されている。図11に示されているよう
に、通常待ち受け時には、日付や時間が、液晶表示部
(1)に表示されている。
【0004】この液晶表示部(1)は、図12に示すよ
うに、液晶駆動部(32)で駆動制御されており、液晶
電源スイッチ(33)によって表示のオン・オフが切り
換えられるようになっている。この液晶電源スイッチ
(33)は、通常、ソフト的に構成され、携帯端末機に
おけるメニュー画面においてオン・オフを選択できるよ
うになっている。しかし、この液晶電源スイッチ(3
3)をハード的なボタンで操作部(4)に設けることも
可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すように、
液晶表示部(1)は、通常、待ち受け時に日時を表示し
ているが、腕時計等を持っていて日時表示の必要性がな
い場合などは、待ち受け時の消費電力低減の理由等で表
示をオフにすることがある。このような場合、LCD表示
部(1)は、如何なる用途にも使用することができず、
無駄なスペースとなってしまう。
【0006】本発明は、この無駄なスペースになってし
まう液晶表示部(1)を有効活用することを目的とし
て、液晶表示部(1)をオフした時に、この液晶表示部
(1)をコンパクトミラーとして使用するものである。
現状では、コンパクトミラーは、携帯端末機とは全く別
のものであり、それぞれを携帯しなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記問題に
鑑みなされたものであり、透過型液晶パネル部、散乱型
液晶パネル部と鏡により構成され、上記各液晶パネルの
どちらか片方のみが通電するように制御されることによ
り、透過型液晶パネル部が通電されている場合は、外部
からの光が散乱型液晶パネルの表面で反射することによ
り情報を表示し、散乱型液晶パネル部が通電されている
場合は、外部からの光が両液晶パネル部を通過し鏡まで
到達することにより鏡として使用可能となる表示装置で
ある。
【0008】また、透過型液晶パネル部、散乱型液晶パ
ネル部と鏡により構成され、上記各液晶パネルのどちら
か片方のみが通電するように制御されることにより、透
過型液晶パネル部が通電されている場合は、外部からの
光が散乱型液晶パネルの表面で反射することにより情報
を表示し、散乱型液晶パネル部が通電されている場合
は、外部からの光が両液晶パネル部を通過し鏡まで到達
することにより鏡として使用可能となる表示装置を有す
る携帯端末機である。
【0009】さらに、電源スイッチを有し、該電源スイ
ッチがオンのとき、上記透過型液晶パネル部が通電さ
れ、同時に上記散乱型液晶パネル部が電気的に切断され
ることにより、上記表示装置に情報を表示可能となる上
記携帯端末機である。
【0010】一方、電源スイッチを有し、該電源スイッ
チがオフのとき、上記透過型液晶パネル部が電気的に切
断され、同時に上記散乱型液晶パネル部が通電されるこ
とにより、上記表示装置が鏡として使用できる上記携帯
端末機である。
【0011】そして、電源スイッチを有し、該電源スイ
ッチがオンのとき、上記透過型液晶パネル部が通電さ
れ、同時に上記散乱型液晶パネル部が電気的に切断され
ることにより、上記表示装置に情報を表示可能となり、
一方該電源スイッチがオフのとき、上記透過型液晶パネ
ル部が電気的に切断され、同時に上記散乱型液晶パネル
部が通電されることにより、上記表示装置が鏡として使
用できる上記携帯端末機である。
【0012】一方、表示モード切替えスイッチを有し、
該表示モード切替えスイッチは、表示装置が情報を表示
する第一表示モードと、表示装置が鏡として機能する第
二表示モードとを切り換え、該第一表示モードにおいて
は、透過型液晶パネル部が通電され、散乱型液晶パネル
が電気的に遮断され、該第二表示モードでは、散乱型液
晶パネル部が通電され、透過型液晶パネル部が電気的に
遮断されることを特徴とする上記携帯端末機である。
【0013】また、化粧品を収納できるケース部を有
し、該ケース部は、スライド式に引き出したり或いは開
閉可能に筐体に取付けられていることを特徴とする上記
携帯端末機である。
【0014】さらに、化粧品を収納できるケース部を有
し、該ケース部は、スライド式に引き出したり或いは開
閉可能に筐体に取付けられていて、該ケース部もしくは
筐体に、またはその両方に、該ケース部の開閉や出し入
れを検出するセンサを有し、該センサにより上記ケース
部が開かれた、或いは引き出されたことが検出される
と、表示モード切替えスイッチが動作し第二表示モード
に設定されることを特徴とする上記携帯端末機。
【0015】
【発明の実施例】以下、発明の実施の形態を添付図面を
参照しつつ説明する。
【0016】本発明の第一の実施例である液晶表示装置
(1)を、図2に示す。液晶表示装置(1)は、透過型
液晶パネル部(21)(例えばTN型:Twisted Nemati
c)、散乱型液晶パネル部(22)及び水銀箔を塗装し
た鏡(23)で構成されている。散乱型液晶パネル部
は、電気を通電すると光を透過して、電気を切断すると
光を反射する、例えばPDLC型(Polymer Display Cr
ystal)である。各液晶パネル部(21)(22)は、
2枚の偏光板(24)(25)または(26)(27)
によって液晶(28)または(29)がそれぞれ挟まれ
る構造になっている。透過型液晶パネル部(21)及び
散乱型液晶パネル部(22)には、それぞれ透過型液晶
スイッチ(30)、散乱型液晶スイッチ(31)が設け
られている。
【0017】液晶表示装置(1)をオンにする場合、図
2(B)に示すように、透過型液晶スイッチ(30)が
オン、散乱型液晶スイッチ(31)がオフとなり、外部
より入射した光が透過型液晶パネル部(21)を透過
後、散乱型液晶パネル部(22)表面で反射する。その
ため、一番奥にある鏡(23)まで光が到達せず、文字
等の情報を表示することが可能になる。
【0018】一方、液晶表示装置(1)をオフにする場
合、図2(A)に示すように、透過型液晶スイッチ(3
0)をオフ、散乱型液晶スイッチ(31)がオンとな
る。外部より入射した光が透過型液晶部(21)を透過
後、更に散乱型液晶部(22)を透過して一番奥の鏡
(23)に到達する。鏡で反射された光が両液晶パネル
部(21)(22)を透過することにより液晶表示装置
(1)の表面に戻ってくる。このように、液晶表示装置
(1)をコンパクトミラーのように鏡として使用するこ
とができる。
【0019】次に、第二の実施例として、上記第一の実
施例である液晶表示装置(1)を使用した携帯端末機を
図1に示す。本携帯端末機は、液晶表示部(1)、スピ
ーカ(2)、マイク(3)、操作部(4)、アンテナ
(5)及び電源スイッチ(6)で構成されている。回路
構成は、図10に示す如く、従来と同じであるため、説
明を省略する。
【0020】この携帯端末機は、移動通信事業者の基地
局に無線で接続され、他の携帯電話機または、加入者電
話回線に接続された一般電話機と接続し、通話やデータ
のやりとりを行うものである。
【0021】携帯端末機の電源オフ時は、透過型液晶パ
ネル部(21)がオフ、散乱型液晶パネル部(22)が
オンになり、上記のように、液晶表示部(1)をコンパ
クトミラーとして使用できる。また、携帯端末機の電源
オン時は、一般動作(発着信等)可能で、透過型液晶パ
ネル部(21)がオン、散乱型液晶パネル部(22)が
オフになり、上記のように文字等を表示することが可能
で、通常の携帯端末機の表示機能として動作する。
【0022】更に、詳しくは、図3に示すように、透過
型液晶パネル部(21)と散乱型液晶パネル部(22)
はスイッチ(33)によって、オン・オフが切り換えら
れ、液晶駆動部(32)にて駆動される。両LCD部の
背部には、上記と同様に鏡(23)が配置されている。
【0023】上記のように、透過型液晶スイッチ(3
0)がオフの時は、散乱型液晶スイッチがオンとなり、
透過型液晶スイッチ(30)がオンの時は、散乱型液晶
スイッチがオフとなる。従って、液晶スイッチ(33)
は透過型液晶パネル部(21)と散乱型液晶パネル部
(22)を切り換えてオンする動作を行い、電源スイッ
チ(6)をオンにした場合は液晶スイッチ(33)は、
透過型液晶パネル部(21)をオンにするように切り換
え、電源スイッチがオフにされた場合は、散乱型液晶パ
ネル部(22)がオンになるように切替えられる。
【0024】更に、この点をフローチャートで示すと図
4のようになる。ステップ41で、電源がオンされた場
合、ステップ42で携帯端末機のイニシャル処理(各ポ
ート設定等)を行い、その後、ステップ43で、透過型
液晶パネル(21)をオンにし、散乱型液晶パネル(2
2)をオフにする。ステップ44では、従来の待ち受け
状態になり、液晶表示部(1)には、日時等を表示す
る。その次に、ステップ45で発呼、着呼等の携帯端末
機としての動作を行う。その後電源をオフにした時(ス
テップ46)、ステップ47で透過型液晶パネル部(2
1)がオフに、散乱型液晶パネル部(22)がオンにな
り、液晶表示部(1)をコンパクトミラーとして使用で
きるようにする。
【0025】また、第三の実施例である携帯端末機を図
5に示す。上記第一の実施例である液晶表示装置(1)
を使用し、液晶表示部(1)、スピーカ(2)、マイク
(3)、操作部(4)、アンテナ(5)、電源スイッチ
(6)及び表示モード切り換えスイッチ(33)で構成
されている。回路構成は、図10に示す如く、従来と同
じであるため、説明を省略する。
【0026】表示モード切替えスイッチ(33)によ
り、液晶表示部(1)が文字やキャラクタや画像等の情
報を表示する第一表示モードと、液晶表示部(1)が鏡
として機能する第二表示モードとに切り換えられる。従
って、図11のように、通常、電源がONされた時は、
は待ち受け画面を表示するために第一表示モードになる
が、液晶表示部(1)を鏡として使用したいときは、表
示モード切り換えスイッチ(33)により第二表示モー
ドに切り換えることが可能である。
【0027】さらに詳しくは、第二表示モード時は、透
過型液晶パネル部(21)がオフ、散乱型液晶パネル部
(22)がオンになり、上記のように、液晶表示部
(1)をコンパクトミラーとして使用できる。また、第
一表示モード時は、一般動作(発着信等)可能で、透過
型液晶パネル部(21)がオン、散乱型液晶パネル部
(22)がオフになり、上記のように文字等を表示する
ことが可能で、通常の携帯端末機の表示機能として動作
する。
【0028】更に、詳しくは、図3に示すように、透過
型液晶パネル部(21)と散乱型液晶パネル部(22)
は表示モード切り換えスイッチ(33)によって、オン
・オフが切り換えられ、液晶駆動部(32)にて駆動さ
れる。両液晶表示部の背部には、上記と同様に鏡(2
3)が配置されている。
【0029】上記のように、透過型液晶スイッチ(3
0)がオフの時は、散乱型液晶スイッチがオンとなり、
透過型液晶スイッチ(30)がオンの時は、散乱型液晶
スイッチがオフとなる。従って、表示モード切り換えス
イッチ(33)は透過型液晶パネル部(21)と散乱型
液晶パネル部(22)を切り換えてオンする動作を行
う。
【0030】更に、この点をフローチャートで示すと図
6のようになる。ステップ61で、電源がオンされた場
合、ステップ62で携帯端末機のイニシャル処理(各ポ
ート設定等)を行い、その後、ステップ63で、第一表
示モードにセットし、透過型液晶パネル(21)をオン
にし、散乱型液晶パネル(22)をオフにする。ステッ
プ64では、従来の待ち受け状態になり、液晶表示部
(1)には、日時等を表示する。その次に、ステップ6
5で、表示モード切り換えスイッチが操作され第二表示
モードが指定された時、ステップ66で第二表示モード
がセットされ、透過型液晶パネル部(21)がオフに、
散乱型液晶パネル部(22)がオンになり、液晶表示部
(1)をコンパクトミラーとして使用できるようにす
る。
【0031】この時、表示モード切り換えスイッチ(3
3)の操作が、通話中になされた場合は、通話状態のま
まで、液晶表示部のみが第二表示モードに切り換えられ
る。
【0032】次に、第四の実施例である化粧パレット付
きの携帯端末機を図7に示す。液晶表示部(1)、スピ
ーカ(2)、マイク(3)、操作部(4)、アンテナ
(5)、電源スイッチ(6)で構成され、操作部(4)
の裏面等に、ファンデーション等の化粧品を収納できる
化粧パレット部(71)を設け、スライド式等でこの化
粧パレット部(71)を引き出す事ができるようにす
る。従って、引き出された化粧品パレット部(71)と
上記コンパクトミラーを同時に使用することができる。
【0033】この時、(33)の操作や化粧パレット
(71)の引き出しが、通話中になされた場合は、通話
状態のままで、液晶表示部のみが第二表示モードに切り
換えられる。
【0034】さらに、第五の実施例である化粧パレット
付きの携帯端末機を図8に示す。液晶表示部(1)、ス
ピーカ(2)、マイク(3)、操作部(4)、アンテナ
(5)、電源スイッチ(6)、表示モード切り換えスイ
ッチ(33)で構成され、操作部(4)の裏面等に、フ
ァンデーション等の化粧品を収納できる化粧パレット部
(71)を設け、スライド式等でこの化粧パレット部
(71)を引き出す事ができるようにする。従って、引
き出された化粧品パレット部(71)と上記コンパクト
ミラーを同時に使用することができる。また図に示す如
く、化粧パレット部(71)に開閉検出センサ(81)
を設け、化粧パレット(71)が引き出されると、この
センサ(81)が化粧パレットが引き出されたことを検
出し、表示モード切り換えスイッチ(33)を操作せず
とも自動的に第二表示モードがセットされる。
【0035】更に、この点をフローチャートで示すと図
9のようになる。ステップ91で、電源がオンされた場
合、ステップ92で携帯端末機のイニシャル処理(各ポ
ート設定等)を行い、その後、ステップ93で、第一表
示モードにセットし、透過型液晶パネル(21)をオン
にし、散乱型液晶パネル(22)をオフにする。ステッ
プ94では、従来の待ち受け状態になり、液晶表示部
(1)には、日時等を表示する。その次に、ステップ9
5で、表示モード切り換えスイッチ(33)が操作され
第二表示モードが指定された時、ステップ96で第二表
示モードがセットされ、透過型液晶パネル部(21)が
オフに、散乱型液晶パネル部(22)がオンになり、液
晶表示部(1)をコンパクトミラーとして使用できるよ
うにする。一方、ステップ95で表示モード切り換えス
イッチ(33)が操作されなかった場合、ステップ97
で化粧パレット(71)が引き出されたことが検出され
た場合、ステップ96に移る。
【0036】この時、表示モード切り換えスイッチ(3
3)の操作や化粧パレット(71)の引き出しが、通話
中になされた場合は、通話状態のままで、液晶表示部の
みが第二表示モードに切り換えられる。
【0037】これらの場合、化粧品ケース部の引き出し
方は、図7や図8のような横方向に限定されるものでは
なく、また、スライド方式に限定されるものでもなく、
例えば開閉式の構造であっても構わない。
【0038】尚、本実施例は携帯電話についての実施例
について記載したが、液晶表示部を有する携帯機器であ
れば、如何なる機器であろうとも、本発明を実施するこ
とは容易である。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の携帯端
末機では、電源をオフにした場合でも、液晶表示部をコ
ンパクトミラーとして有効利用することが可能になっ
た。従って、いちいちコンパクトミラーを持ち歩く必要
はなくなった。
【0040】また、さらに、化粧品等も収納できるよう
にした第四の実施例及び第五の実施例では、本携帯端末
を携帯することで、化粧用具等も持ち歩く必要がなくな
り、手荷物をコンパクトにまとめることが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第二の実施例の携帯端末機の外観図。
【図2】本発明の第一の実施例の液晶表示装置の構成を
示す断面図であり、(A)は、電源OFF時、(B)は
電源ON時を示す。
【図3】本発明の実施例の液晶表示装置の駆動方法の説
明図。
【図4】本発明の第二の実施例の携帯端末機におけるア
ルゴリズム。
【図5】本発明の第三の実施例の携帯端末機の外観図。
【図6】本発明の第三の実施例の携帯端末機におけるア
ルゴリズム。
【図7】本発明の第四の実施例の携帯端末機の外観図。
【図8】本発明の第五の実施例の携帯端末機の外観図。
【図9】本発明の第五の実施例の携帯端末機におけるア
ルゴリズム。
【図10】従来の携帯端末機の回路構成図。
【図11】従来の携帯端末機の外観図。
【図12】従来の携帯端末機における液晶表示装置の駆
動方法の説明図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2 スピーカ 3 マイク 4 操作部 5 アンテナ 1 電源スイッチ 21 透過型液晶パネル部 22 散乱型液晶パネル部 23 鏡 24 偏向板 25 偏光板 26 偏光板 27 偏光板 28 透過型液晶 29 散乱型液晶 30 透過型液晶スイッチ 31 散乱型液晶スイッチ 32 液晶駆動部 33 表示モード切り換えスイッチ 71 化粧品ケース部 81 センサ 101 デュプレクサ 102 ローノイズアンプ 103 ダウンコンバータ 104 ベースバンドコントローラ 105 アップコンバータ 106 パワーアンプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過型液晶パネル部、散乱型液晶パネル
    部と鏡により構成され、上記各液晶パネルのどちらか片
    方のみが通電するように制御されることにより、透過型
    液晶パネル部が通電されている場合は、外部からの光が
    散乱型液晶パネルの表面で反射することにより情報を表
    示し、散乱型液晶パネル部が通電されている場合は、外
    部からの光が両液晶パネル部を通過し鏡まで到達するこ
    とにより鏡として使用可能となることを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 透過型液晶パネル部、散乱型液晶パネル
    部と鏡により構成され、上記各液晶パネルのどちらか片
    方のみが通電するように制御されることにより、透過型
    液晶パネル部が通電されている場合は、外部からの光が
    散乱型液晶パネルの表面で反射することにより情報を表
    示し、散乱型液晶パネル部が通電されている場合は、外
    部からの光が両液晶パネル部を通過し鏡まで到達するこ
    とにより鏡として使用可能となる表示装置を有すること
    を特徴とする携帯端末機。
  3. 【請求項3】 電源スイッチを有し、該電源スイッチが
    オンのとき、上記透過型液晶パネル部が通電され、同時
    に上記散乱型液晶パネル部が電気的に切断されることに
    より、上記表示装置に情報を表示可能となることを特徴
    とする請求項2に記載の携帯端末機。
  4. 【請求項4】 電源スイッチを有し、該電源スイッチが
    オフのとき、上記透過型液晶パネル部が電気的に切断さ
    れ、同時に上記散乱型液晶パネル部が通電されることに
    より、上記表示装置が鏡として使用できることを特徴と
    する請求項2に記載の携帯端末機。
  5. 【請求項5】 電源スイッチを有し、該電源スイッチが
    オンのとき、上記透過型液晶パネル部が通電され、同時
    に上記散乱型液晶パネル部が電気的に切断されることに
    より、上記表示装置に情報を表示可能となり、一方該電
    源スイッチがオフのとき、上記透過型液晶パネル部が電
    気的に切断され、同時に上記散乱型液晶パネル部が通電
    されることにより、上記表示装置が鏡として使用できる
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末機。
  6. 【請求項6】 表示モード切替えスイッチを有し、該表
    示モード切替えスイッチは、表示装置が情報を表示する
    第一表示モードと、表示装置が鏡として機能する第二表
    示モードとを切り換え、該第一表示モードにおいては、
    透過型液晶パネル部が通電され、散乱型液晶パネルが電
    気的に遮断され、該第二表示モードでは、散乱型液晶パ
    ネル部が通電され、透過型液晶パネル部が電気的に遮断
    されることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末機。
  7. 【請求項7】 化粧品を収納できるケース部を有し、該
    ケース部は、スライド式に引き出したり或いは開閉可能
    に筐体に取付けられていることを特徴とする請求項2乃
    至5に記載の携帯端末機。
  8. 【請求項8】 化粧品を収納できるケース部を有し、該
    ケース部は、スライド式に引き出したり或いは開閉可能
    に筐体に取付けられていて、該ケース部もしくは筐体
    に、またはその両方に、該ケース部の開閉や出し入れを
    検出するセンサを有し、該センサにより上記ケース部が
    開かれた、或いは引き出されたことが検出されると、表
    示モード切替えスイッチが動作し第二表示モードに設定
    されることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末機。
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Cited By (6)

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