JP2001349626A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2001349626A
JP2001349626A JP2000172832A JP2000172832A JP2001349626A JP 2001349626 A JP2001349626 A JP 2001349626A JP 2000172832 A JP2000172832 A JP 2000172832A JP 2000172832 A JP2000172832 A JP 2000172832A JP 2001349626 A JP2001349626 A JP 2001349626A
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JP
Japan
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refrigerant
pipe
cycle
refrigeration
evaporator
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Pending
Application number
JP2000172832A
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English (en)
Inventor
Masaji Yamanaka
正司 山中
Etsuo Toriyama
悦男 鳥山
Takashi Nozu
隆司 野州
Kazuo Yamagata
和男 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性を有する冷媒を使用した冷凍装置にお
いて、冷媒ガス漏れによる火災発生や類焼等の災害発生
を防止する。 【解決手段】 冷凍サイクルを構成する機器及び、これ
らを接続する配管を備え、サイクル内に可燃性の冷媒を
充填した冷凍装置において、前記機器及び配管の外表面
を弾性部材にて被覆したことによって、振動の減衰及び
外部からの衝撃を緩和することができ、機器及び配管の
亀裂発生を抑制できることから、冷媒ガス漏れを防止す
ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、凝縮器、
蒸発器等からなり、空気調和機や冷凍保冷庫等を構成す
る冷凍装置に関し、特に冷凍サイクルを構成する機器及
び、これらを接続する配管で発生する冷媒の漏れによる
災害を防止する冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置においては、動作冷媒と
して毒性や可燃性の無いハイドロクロロフルオロカーボ
ン(HCFC)系の冷媒が使用されており、冷媒ガスの
漏れによる災害の心配はなかった。しかしながら、近年
オゾン層破壊や地球温暖化の問題からこの影響が少ない
動作冷媒としてハイドロフルオロカーボン(HFC)系
やハイドロカーボン(HC)系の冷媒に移行しつつあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HFC系の冷媒である
HFC32、HC系の冷媒として例えばプロパン等は可
燃性であるため、冷媒ガスが漏れることによる火災発生
や類焼等の災害を招く恐れがある。
【0004】本発明は、可燃性の冷媒を用いた冷凍装置
であっても、冷媒ガスの漏れによる災害の発生を防止す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、圧縮機、凝縮器、蒸発器
等を冷媒配管にて接続して冷凍サイクルを形成した冷凍
装置において、前記機器及び配管の外表面を弾性部材に
て被覆したことによって、振動の減衰及び外部からの衝
撃を緩和するものである。
【0006】請求項2にかかる発明は、前記弾性部材と
してゴムを用い、前記機器及び配管の外表面にコーティ
ングしたことによって、亀裂が発生した場合でも冷媒の
漏れを防止するものである。
【0007】請求項3にかかる発明は、圧縮機、凝縮
器、蒸発器等を冷媒配管にて接続して冷凍サイクルを形
成し、サイクル内に可燃性の冷媒を充填した冷凍装置に
おいて、前記機器及び配管の外表面を冷媒と反応して発
泡又は変色する部材にて被覆したことによって、冷媒の
漏れ検出性を向上するものである。
【0008】請求項4にかかる発明は、請求項1ないし
請求項3に記載の冷凍装置において、冷凍装置の使用冷
媒として可燃性のハイドロカーボン系の冷媒を用いてい
るが、冷媒の漏れ防止や漏れの検出性を向上することに
より火災発生や類焼等の災害を防止するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、空
気調和機を構成する冷凍装置を例に図を参照して説明す
る。
【0010】図1は、空気調和機を構成する冷凍装置の
冷凍サイクルを示す図である。図中10は蒸発器ユニッ
トで構成される室内機で、室内機10内には蒸発器2と
図示しない送風機が設けられている。20は凝縮器ユニ
ットで構成される室外機で、室外機20内には圧縮機
1、四方弁5、凝縮器4、減圧器3、気液分離器8が設
けられ、室内機10側の管継手11と12及び、室外機
20側の管継手6と7間を連結する冷媒配管15と16
で接続して冷凍サイクルを構成している。
【0011】図2は、室内機10及び室外機20に備え
た熱交換器である蒸発器2,凝縮器4の一部を示す図で
ある。図中20はアルミフィンで、その両側には管板2
1が設けられており、管板21及びアルミフィン20を
貫く状態で蛇腹状に管22が配され、この管22の両側
の末端には冷媒配管23,24が接続されている。
【0012】このように構成された冷凍装置において、
本発明の第1実施の形態では、蒸発器2,凝縮器4の管
板21から外側に位置する管22及び、冷凍サイクルを
構成する他の機器の特に配管接続部及び、これらの各機
器間を接続する配管の外表面には、図3に示す例のよう
に銅管25の外表面を弾性部材であるゴム26にて被覆
している。
【0013】これにより、圧縮機1が運転中に発生する
振動や、冷媒圧縮に伴う圧力脈動に起因する振動等によ
り加振される各機器及び、これらの機器を接続する配管
の振動を弾性体であるゴム26を被覆したことによる界
面効果により減衰することができ、機器及び配管の亀裂
発生を抑制することが可能になる。
【0014】また、外部から何らかの衝撃が各機器及び
これらを接続する配管に加わった場合でも、外表面に設
けた被覆ゴムの弾性力により衝撃を緩和することがで
き、騒音や振動を低レベルに抑えられると共に、機器及
び配管の亀裂発生を抑制することが可能になる。
【0015】また、第2実施の形態として、前述した被
覆ゴムは機器及び配管の外表面にコーティングしたもの
であり、このコーティングは機器及び配管単体で事前に
施しても良く、また、冷凍装置の組立中に行うことも可
能である。このコーティングにより、機器及び配管に亀
裂が発生した場合でも冷媒の漏れを防止することが可能
になる。
【0016】また、第3実施の形態として、前記室内機
10及び室外機20に備えた蒸発器2,凝縮器4の配管
と、冷凍サイクルを構成する他の機器の特に配管接続部
と、これらの各機器間を接続する配管との外表面には、
図4に示す例のように銅管25の外表面に冷媒と反応し
て発泡する部材27を被覆する安価で容易な構成として
いる。
【0017】これにより、冷媒の微小な漏れを泡として
検出できることから、漏れを早期に発見して対処するこ
とが可能となり、冷凍装置から可燃性の冷媒ガスが漏れ
る量を最小限に留めることができることから、火災発生
や類焼等を未然に防止することが可能になる。なお、前
述の被覆する部材として、冷媒と反応して変色する物を
用いても良く、冷媒の微小な漏れを変色により検出でき
同様の効果を得ることができる。
【0018】第4実施の形態として、前記第1ないし第
3実施の形態を備えた冷凍装置で使用する冷媒が可燃性
を有するハイドロカーボン系の冷媒であり、前述の発泡
部材を被覆していることにより冷媒の漏れ量を最小限と
することができ、また前述のゴム被覆により冷媒の漏れ
を阻止することができ、火災発生や類焼等の災害の発生
を防止できる。なお、冷媒としては前述のハイドロカー
ボン系の他に、可燃性を有するアンモニアやHFC32
等を用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、圧縮機、凝縮器、蒸発器等を冷媒配管にて接続し
て冷凍サイクルを形成した冷凍装置において、前記機器
及び配管の外表面を弾性部材にて被覆したことによっ
て、振動の減衰及び外部からの衝撃を緩和することがで
き、機器及び配管の亀裂発生を抑制することが可能にな
る。
【0020】請求項2の発明によれば、前記弾性部材と
してゴムを用い、前記機器及び配管の外表面にコーティ
ングしたことによって、亀裂が発生した場合でも冷媒の
漏れを防止することができ、災害の発生等を防止するこ
とが可能になる。
【0021】請求項3の発明によれば、圧縮機、凝縮
器、蒸発器等を冷媒配管にて接続して冷凍サイクルを形
成し、サイクル内に可燃性の冷媒を充填した冷凍装置に
おいて、前記機器及び配管の外表面を冷媒と反応して発
泡又は変色する部材にて被覆したことによって、冷媒の
漏れ検出性を向上でき、火災発生や類焼等を未然に防止
することが可能になる。
【0022】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
請求項3に記載の冷凍装置において、冷凍装置の使用冷
媒として可燃性のハイドロカーボン系の冷媒を用いてい
るが、冷媒の漏れ防止や漏れの検出性を向上することが
でき、火災発生や類焼等の二次災害を防止することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である冷凍装置の冷凍サイク
ル図である。
【図2】同実施形態である冷凍装置に備えた熱交換器の
一部を示す図である。
【図3】同第1の実施形態例である銅管の外表面にゴム
の被覆を設けた部分断面を示す図である。
【図4】同第3の実施形態例である銅管の外表面に冷媒
と反応して発泡する部材を被覆した部分断面を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 蒸発器 4 凝縮器 10 室内機 15,16 冷媒配管 20 室外機 26 ゴム 27 冷媒と反応して発泡する部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野州 隆司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山形 和男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、蒸発器等を冷媒配管に
    て接続して冷凍サイクルを形成した冷凍装置において、
    前記機器及び配管の外表面を弾性部材にて被覆したこと
    を特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材としてゴムを用い、前記機
    器及び配管の外表面にコーティングしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、蒸発器等を冷媒配管に
    て接続して冷凍サイクルを形成し、サイクル内に可燃性
    の冷媒を充填した冷凍装置において、前記機器及び配管
    の外表面を冷媒と反応して発泡又は変色する部材にて被
    覆したことを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記冷凍装置の使用冷媒がハイドロカー
    ボン系の冷媒であることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3に記載の冷凍装置。
JP2000172832A 2000-06-09 2000-06-09 冷凍装置 Pending JP2001349626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013029253A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機
JP7493114B1 (ja) 2023-08-23 2024-05-30 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

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JP2013029253A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機
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