JP2001348539A - 半導体用粘着シート - Google Patents

半導体用粘着シート

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JP2001348539A JP2000168912A JP2000168912A JP2001348539A JP 2001348539 A JP2001348539 A JP 2001348539A JP 2000168912 A JP2000168912 A JP 2000168912A JP 2000168912 A JP2000168912 A JP 2000168912A JP 2001348539 A JP2001348539 A JP 2001348539A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品品位の低下やコスト的な不利益がなく、
しかもダイシング時の糸状屑の発生の少ない半導体用粘
着シートを提供すること。 【解決手段】 基材フィルム上に粘着剤層が設けられた
半導体用粘着シートにおいて、前記基材フィルムが、活
性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーの架橋物を含有
することを特徴とする半導体用粘着シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体用粘着シー
トに関する。特に本発明の半導体用粘着シートは、半導
体ウエハなどを素子小片に切断分離(ダイシング)する
際に、当該半導体ウエハなどの被切断体を固定するため
に用いる半導体ウエハダイシング用粘着シートとして有
用である。本発明のダイシング用粘着シートは、例え
ば、シリコン半導体ウエハダイシング用粘着シート、化
合物半導体ウエハダイシング用粘着シート、半導体パッ
ケージダイシング用粘着シート、ガラスダイシング用粘
着シートなどとして使用できる。
【0002】
【従来の技術】シリコン、ガリウム、砒素のなどの半導
体ウエハは、大径の状態で製造された後、素子小片に切
断分離(ダイシング)され、更にマウント工程に移され
る。この際、半導体ウエハは粘着シートに貼付され保持
した状態でダイシング、洗浄、エキスパンド、ピックア
ップ、マウントの各工程が施される。前記粘着シートと
しては、プラスチックフィルムからなる基材上に粘着剤
が塗布されてなるものが用いられている。
【0003】前記ダイシング工程においては、回転する
丸刃によってウエハの切断が行われるが、かかるウエハ
の切断は、ウエハを保持する粘着シートの内部まで切り
込みを行なうフルカットと呼ばれる切断方法が主流とな
ってきている。そして、フルカットによる切断方法で
は、粘着シートの内部まで切り込みが行なわれる結果、
基材であるプラスチックフィルム自身が、その摩擦熱に
より溶融状態となり、ダイシング後のダイシングライン
上にプラスチックフィルム自身の糸状屑が発生する。こ
の糸状屑がチップ(被切断体)側面などに付着すると、
付着した糸状屑は、そのまま、後工程においてマウン
ト、封止されてしまい、半導体素子の信頼性を著しく低
下させる原因になっているといった問題があった。
【0004】このような問題を解決する手段として、例
えば特開平5−156214号公報には、基材としてエ
チレン−メタクリレート共重合体を用いた粘着シートが
提案されている。しかし、この粘着シートでは糸状屑の
発生は幾分かは少なくなるものの、今後、高信頼性半導
体の製造のダイシング工程に耐えうる要求レベルを満足
しうるものではない。
【0005】また特開平5−211234号公報では、
基材フィルムに1〜80MRadの電子線又はγ線等の
放射線を照射したフィルムを用いた粘着シートが提案さ
れている。しかし、この粘着シートでは放射線照射によ
るフィルムダメージが大きく、外観的に良好なフィルム
が得られ難いうえ、フィルム製造において多大なコスト
がかかり、品位面及び価格面で好ましくない。
【0006】更に特開昭62−205179号公報に
は、架橋されたポリオレフィンフィルムを基材とした粘
着シートが提案されており、ポリオレフィンの架橋手段
として、電子線又は開始剤を用いる方法が開示されてい
る。しかし、電子線を用いる方法では前述の特開平5−
211234号公報と同様の問題がある。一方、当該公
報には開始剤を用いる方法についての具体的な記述はな
いが、開始剤として一般的に知られている過酸化物を用
いた架橋では、開始剤をポリオレフィンフィルムと混合
した時点から反応が開始され、且つ40℃以上の加熱で
はその温度が上がるに従って爆発的にその架橋反応が促
進されるため、通常の熱可塑性樹脂で用いられるような
熱による成形方法は困難であり、更にはそれをフィルム
状の薄物に精度良く仕上ることは極めて困難である。よ
って、溶媒などに溶かして成形する必要があると考えら
れるが、この場合はコスト的にも通常のフィルムと比べ
ると多大な費用を要する。なお、特開昭62−2051
79号公報には、電子線又は開始剤以外の架橋方法につ
いては、一切言及しておらず、検討もなされていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術に伴う問題を解決しようとするものであり、製
品品位の低下やコスト的な不利益がなく、しかもダイシ
ング時の糸状屑の発生の少ない半導体用粘着シートを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
達成すべく半導体用粘着シートを構成する基材フィルム
について鋭意検討した結果、基材フィルムに、活性シラ
ン変性ポリオレフィン系ポリマーの架橋物を含有させる
ことで、前記目的を達成できることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、基材フィルム上に粘
着剤層が設けられた半導体用粘着シートにおいて、前記
基材フィルムが、活性シラン変性ポリオレフィン系ポリ
マーの架橋物を含有することを特徴とする半導体用粘着
シート、に関する。
【0010】基材フィルムに用いられている活性シラン
変性ポリオレフィン系ポリマーは架橋物となっているた
め、ダイシング時の糸状屑の発生の防止に効果的であ
る。また活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーは、
熱により容易に架橋物とすることができ、電子線等や開
始剤による架橋のように、多大な製造コストを必要とし
ない。しかも電子線等に曝されることがなく外観品位も
良好であり、通常のフィルムと変わらない製造コストで
製造可能である。
【0011】前記半導体用粘着シートにおいて、活性シ
ラン変性ポリオレフィン系ポリマーは、当該活性シラン
変性ポリオレフィン系ポリマーの1当量(重量平均分子
量を1当量とする)あたり、活性シラン基が1個以上付
加したものであることが好ましい。
【0012】活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマー
中の活性シラン基の割合は特に制限されないが、前記割
合で活性シラン基がポリオレフィン系ポリマーに付加し
ているものが架橋性において好ましい。活性シラン基の
割合は、多いほど架橋性が良好であり、前記活性シラン
基の割合は1個以上とするのが好ましい。一方、活性シ
ラン基の割合が多すぎる場合には、活性シラン変性ポリ
オレフィン系ポリマーに、通常の熱可塑性ポリマーに採
用されている加熱成形を施すと、架橋反応が進行してし
まい、成形困難になってしまうおそれがあるため、前記
活性シラン基の割合は前記ポリマーの1当量あたり10
個以下とするのが好ましい。
【0013】なお、ポリマーの1当量(重量平均分子量
を1当量とする)あたり、活性シラン基が1個とは、実
質的にポリマー1モルに対して、1モルの活性シラン基
含有化合物が付加していることをいう。具体的には、ポ
リマー重量を重量平均分子量で除した値(モル数)に対
し、そのポリマーのモル数と同モル数の活性シラン基含
有化合物を付加させた場合に、ポリマーの1当量あた
り、活性シラン基が1個であると算出される。
【0014】また前記半導体用粘着シートにおいて、活
性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーの架橋物は、活
性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーを反応触媒の存
在下で架橋させたものであるのが好ましい。
【0015】基材フィルムを形成するにあたり、活性シ
ラン変性ポリオレフィン系ポリマーとともに活性シラン
基の反応触媒を存在させることにより、常温常湿下での
架橋が可能となり、架橋時間を短縮できる。
【0016】また前記半導体用粘着シートにおいて、基
材フィルムが多層フィルムであり、当該多層フィルムの
少なくとも一層に、活性シラン変性ポリオレフィン系ポ
リマーの架橋物を含有しているのが好ましい。
【0017】基材フィルムを多層フィルムとすることに
より、各種機能を付与することができる。たとえば、表
層にコロナ処理を施し易いフィルム層を設けたり、帯電
防止層を設けることができる。また、半導体用粘着シー
トには、伸び性が要求される一方で、ウエハの貼付け時
には伸びがない方がよく、これらに対応するべく初期弾
性の高い層と良く伸びる層で多層とすることもできる。
【0018】また、前記半導体用粘着シートにおいて、
粘着剤層が放射線硬化型粘着剤層であるのが好ましい。
【0019】放射線硬化型粘着剤層は、放射線を照射す
ることにより粘着力を低下させることができ、ウエハ等
を切断分離した後に、ウエハ等からの粘着シートの剥離
除去が容易になる。
【0020】また、前記半導体用粘着シートは、半導体
ウエハのダイシング工程に用いられるのが好ましい。本
発明の半導体用粘着シートは、半導体ウエハのダイシン
グ工程において特に好適に用いられる。
【0021】
【発明実施の形態】以下、本発明の半導体用粘着シート
を、必要に応じて図面を参照にしつつ詳細に説明する。
【0022】本発明の半導体用粘着シートは、基材フィ
ルムと、該基材フィルムの少なくとも一方の面に設けら
れた粘着剤層と、更に必要に応じて粘着剤層と接し、基
材とは反対側に貼付けされたセパレータとで構成されて
いる。図1は本発明の半導体用粘着シート1の一例を示
す概略図であり、11は基材フィルム、12は粘着剤
層、13はセパレータを示す。
【0023】本発明の半導体用粘着シート1は、例え
ば、基材フィルム11の表面に、粘着剤を塗布し、乾燥
させて(必要に応じて加熱架橋させて)粘着剤層12を
形成し、必要に応じてこの粘着剤層12の表面にセパレ
ータ13を貼り合わせることにより製造できる。
【0024】基材フィルムは、活性シラン変性ポリオレ
フィン系ポリマーの架橋物を含有している。活性シラン
変性ポリオレフィン系ポリマーは、活性シラン基(アル
コキシシリル基、シラノール基等)を含有しているポリ
オレフィン系ポリマーであれば、その構造は特に制限さ
れないが、たとえば、一般式(1):
【化1】 (式中、R1 はポリオレフィン系ポリマー残基、R2
炭素数1〜4のアルキル基)で表される化合物があげら
れる。なお、前記一般式(1)は、活性シラン基とし
て、トリアルコキシシリル基を例示しているが、活性シ
ラン変性ポリオレフィン系ポリマーの有する活性シラン
基は、トリアルコキシシリル基に限定されるものではな
く、モノ又はジ−アルコキシシリル基であってもよい。
【0025】ポリオレフィン系ポリマー残基は、ポリオ
レフィン系ポリマーの主鎖または側鎖のいずれにあって
もよい。また、ポリオレフィン系ポリマーはオレフィン
からなるモノマーユニットを主骨格とするものであれば
特に限定されず、各種のものを使用できる。その代表的
な例として、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ホモポリプロピレン、ランダム共重合ポリプロピ
レン、ブロック共重合ポリプロピレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル
酸エステル共重合体、ポリブテン、エチレン−ヘキセン
共重合体、ポリメチルペンテン等があげられる。ポリオ
レフィン系ポリマーの重量平均分子量は特に制限されな
いが、10000〜2000000程度が好ましい。
【0026】このような活性シラン変性ポリオレフィン
系ポリマーは、たとえば、アルコキシビニルシラン(ア
ルキル基の炭素数は1〜4)モノマーを、前記ポリオレ
フィン系ポリマーの重合過程で共重合させることによ
り、または前記ポリオレフィン系ポリマーを重合した後
に付加させることにより得られる。
【0027】基材フィルムは、前記活性シラン変性ポリ
オレフィン系ポリマーの架橋物を含有していればよく、
当該活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマー単独で基
材フィルムを構成することができる他、必要に応じて他
のポリオレフィン系ポリマーとの混合体から基材フィル
ムを構成することもできる。他のポリオレフィン系ポリ
マーとしては活性シラン変性されていない、前記ポリオ
レフィン系ポリマーを例示できる。基材フィルム中の活
性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーの架橋物の含有
量は特に制限されないが、通常、10〜100重量%程
度、好ましくは30〜100重量%がよい。
【0028】なお、前記活性シラン変性ポリオレフィン
系ポリマーに加えて、他のポリオレフィン系ポリマーを
ブレンドする場合には、製膜にあたり、従来より知られ
ている、ポリマーブレンドの方法を採用できる。ポリマ
ーブレンドの方法としては、加熱されたキシレンなどの
溶媒中での湿式撹拌による方法、二軸押出機を用いた混
練による方法、またはブレンダーもしくはミキサーを使
った乾式混合による方法など様々な方法を適用できる。
【0029】製膜された基材フィルム中に含有される活
性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーは、当該基材フ
ィルムを適度な湿度下に放置するだけで架橋することが
できる。この反応に必要とされる水は空気中の水蒸気で
もよい。
【0030】なお、前記活性シラン変性ポリオレフィン
系ポリマーの架橋反応は、下記反応式化2:
【化2】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ。)で表されるよう
な、活性シラン基(アルコキシシリル基)と水とが反応
してシロキサン結合とアルコールを生成する反応が、活
性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーの相互間で三次
元的に行われる。なお、上記化2は、活性シラン基(ア
ルコキシシリル基)と水により、シロキサン結合を生じ
る反応を示したものであり、式中の−OR2 は、さらに
反応してシロキサン結合を生じうる。
【0031】また、前記基材フィルムの製膜にあたって
は、基材フィルム中に活性シラン変性ポリオレフィン系
ポリマーの反応触媒を含有させることができる。かかる
反応触媒としては、触媒効果を有するものを特に制限な
く使用することができるが、たとえば、ジブチル錫ジラ
ウレート、ジオクチル錫ジラウレート等の脂肪酸錫が好
ましい。このような反応触媒を使用する場合、その含有
量は、活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーに対
し、0.01〜5重量%程度が好ましい。
【0032】架橋反応時間は、一般的には反応触媒存在
下において、常温常湿下で、約1週間から2週間放置す
ることにより架橋反応を完全に終結させることが可能で
あり、基材フィルムを量産した後においても長期滞留な
どによる弊害がない。なお、架橋反応の雰囲気を高温ま
たは高湿度としたり、活性シラン基の含有量を多くした
り、反応触媒量を適宜に調節することにより、架橋反応
時間を短縮することも可能である。
【0033】基材フィルムの製膜方法は、従来より公知
の製膜方法により行うことができるが、活性シラン変性
ポリオレフィン系ポリマーは、長時間、空気雰囲気下に
曝されると反応が進行して製膜が困難になる場合があ
る。したがって、基材フィルムの製膜方法としては、カ
レンダー製膜のような方法よりも、有機溶媒中でのキャ
スティング法、密閉系でのインフレーション押出法やT
ダイ押出法等を好適に利用できる。このような製膜過程
において、活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーの
架橋をより迅速化するために、フィルムを水槽、水分の
付着したロール、水蒸気などに直接接触させてもよい。
【0034】こうして得られる基材フィルムの厚みは、
通常10〜300μm、好ましくは30〜200μm程
度である。また、基材フィルムは単層フィルムまたは多
層フィルムの何れであってもよいが、ダイシングのとき
に丸刃が達すると想定される粘着剤層が接する表面から
150μm程度までの層は、前記活性シラン変性ポリオ
レフィン系ポリマーの架橋物を含有しているのが好まし
い。多層フィルムは、前記ポリオレフィン系ポリマー等
を用いて、共押出法、ドライラミネート法等の慣用のフ
ィルム積層法により製造できる。
【0035】また、得られた基材フィルムには、必要に
応じて一軸又は二軸の延伸処理を施してもよい。延伸処
理を施す場合には、活性シラン変性ポリオレフィン系ポ
リマーが架橋物となり、基材フィルムの熱可塑性が失わ
れる前に行なう必要がある。
【0036】このようにして製膜された基材フィルム
は、必要に応じて、架橋反応をより短時間で完結させる
目的で、高温高湿室などの適当な加温加湿条件下におい
てもよい。また、基材フィルムの表面には、必要に応じ
てマット処理、コロナ放電処理プライマー処理などの慣
用の物理的又は化学的処理を施すことができる。
【0037】粘着剤層は、公知乃至慣用の粘着剤を使用
できる。このような粘着剤は、何ら制限されるものでは
ないが、例えばゴム系、アクリル系、シリコーン系、ポ
リビニルエーテル系等の各種の粘着剤が用いられてい
る。
【0038】前記粘着剤としてはアクリル系粘着剤が好
ましい。アクリル系粘着剤のベースポリマーであるアク
リル系ポリマーは、通常、(メタ)アクリル酸アルキル
エステル{(メタ)アクリル酸アルキルエステルとはア
クリル酸アルキルエステルおよび/またはメタクリル酸
アルキルエステルをいう。以降(メタ)とは同様の意味
である。}の重合体又は共重合性モノマーとの共重合体
が用いられる。アクリル系ポリマーの主モノマーとして
は、そのホモポリマーのガラス転移温度が−50℃以下
の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが好ましい。
【0039】(メタ)アクリル酸アルキルエステルのア
ルキルエステルとしては、たとえば、メチルエステル、
エチルエステル、ブチルエステル、2−エチルヘキシル
エステル、オクチルエステル、イソノニルエステル等が
あげられる。また、前記共重合性モノマーとしては、
(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル(例
えば、ヒドロキシエチルエステル、ヒドロキシブチルエ
ステル、ヒドロキシヘキシルエステル等)、(メタ)ア
クリル酸グリシジルエステル、(メタ)アクリル酸、イ
タコン酸、無水マレイン酸、(メタ)アクリル酸アミ
ド、(メタ)アクリル酸N−ヒドロキシメチルアミド、
(メタ)アクリル酸アルキルアミノアルキルエステル
(例えば、ジメチルアミノエチルメタクリレート、t−
ブチルアミノエチルメタクリレート等)、酢酸ビニル、
スチレン、アクリロニトリルなどが挙げられる。
【0040】また、粘着剤としては、紫外線、電子線等
により硬化する放射線硬化型粘着剤や加熱発泡型粘着剤
を用いることもできる。さらには、ダイシング・ダイボ
ンド兼用可能な粘着剤であってもよい。本発明において
は、放射線硬化型粘着剤、特に紫外線硬化型粘着剤を用
いることが好ましい。
【0041】なお、粘着剤として放射線硬化型粘着剤を
用いる場合には、ダイシング工程の前又は後に粘着剤層
に放射線が照射されるため、前記基材フィルムは十分な
放射線透過性を有しているものが好ましい。
【0042】放射線硬化型粘着剤は、例えば、前記ベー
スポリマー(アクリル系ポリマー)と、放射線硬化成分
を含有してなる。放射線硬化成分は、分子中に炭素−炭
素二重結合を有し、ラジカル重合により硬化可能なモノ
マー、オリゴマーまたはポリマーを特に制限なく使用で
きる。放射線硬化成分としては、たとえば、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールトリ(メタ)アクリレ−ト、テトラエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘ
キサ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸と多
価アルコールとのエステル化物;エステルアクリレート
オリゴマー;2−プロペニルジ−3−ブテニルシアヌレ
ート、2−ヒドロキシエチルビス(2−アクリロキシエ
チル)イソシアヌレート、トリス(2−メタクリロキシ
エチル)イソシアヌレートなどのイソシアヌレート又は
イソシアヌレート化合物などがあげられる。
【0043】また、放射線硬化型粘着剤は、ベースポリ
マー(アクリル系ポリマー)として、ポリマー側鎖に炭
素−炭素二重結合を有する放射線硬化型ポリマーを使用
することもでき、この場合においては、特に上記放射線
硬化成分を加える必要はない。
【0044】放射線硬化型粘着剤を紫外線により硬化さ
せる場合には、光重合開始剤が必要であり、放射線硬化
型粘着剤には、さらには必要に応じて、架橋剤、粘着付
与剤、充填剤、老化防止剤、着色剤等の慣用の添加剤を
含有させることができる。
【0045】前記重合開始剤としてはベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインプロピルエーテル、ベンゾインイ
ソブチルエーテルなどのベンゾインアルキルエーテル
類;ベンジル、ベンゾイン、ベンゾフェノン、α−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトンなどの芳香族ケト
ン類;ベンジルジメチルケタールなどの芳香族ケタール
類;ポリビニルベンゾフェノン;クロロチオキサント
ン、ドデシルチオキサントン、ジメチルチオキサント
ン、ジエチルチオキサントンなどのチオキサントン類な
どが挙げられる。前記架橋剤には、例えば、ポリイソシ
アネート化合物、メラミン樹脂、尿素樹脂、アジリジン
化合物、エポキシ樹脂、無水化合物、ポリアミン、カル
ボキシルキ含有ポリノマーなどがあげられる。
【0046】粘着剤層の厚さは、粘着剤の種類にり適宜
に決定することができるが、通常は1〜100μm、好
ましくは3〜50μm程度である。
【0047】セパレータは、ラベル加工のため、または
粘着剤層を平滑にする目的のために、必要に応じて設け
られる。セパレータの構成材料としては、紙、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等
の合成樹脂フィルム等があげられる。セパレータの表面
には、粘着剤層からの剥離性を高めるため、必要に応じ
てシリコーン処理、長鎖アルキル処理、フッ素処理な剥
離処理が施されていても良い。セパレータの厚みは、通
常10〜200μm、好ましくは25〜100μm程度
である。
【0048】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるも
のではない。
【0049】実施例1 (基材フィルムの作製)低密度ポリエチレン(重量平均
分子量15万)にトリメトキシビニルシランを付加し
た、トリメトキシシリル基を有する低密度ポリエチレン
(重量平均分子量の1当量あたり、トリメトキシシリル
基1個)100重量部に、ジオクチル錫ラウレート0.
05重量部を加えたものを、インフレーション押出法に
より、厚み100μmのフィルムに製膜した。このフィ
ルムを、60℃・95%RHに調整した高温高温室に3
日間(72時間)放置し、シラン架橋を促進させた後、
片面にコロナ処理を施して基材フィルムを得た。
【0050】(粘着剤の調製)アクリル酸ブチル95重
量部及びアクリル酸5重量部を酢酸エチル中で常法によ
り共重合させて得られた重量平均分子量80万のアクリ
ル系共重合体を含有する溶液に、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート(商品名「カヤラッドDPH
A」、日本化薬株式会社製)60重量部、ラジカル重合
開始剤(商品名「イルガキュア651」、チバ・スペシ
ャルティーケミカルズ製)3重量部、ポリイソシアネー
ト化合物(商品名「コロネートL」、日本ポリウレタン
製)5重量部を加えて、アクリル系紫外線硬化型粘着剤
溶液を調製した。
【0051】(粘着シートの作製)上記で調製した粘着
剤溶液を、上記で得られた基材フィルムのコロナ処理面
に塗布し、80℃で10分間加熱架橋して、厚さ10μ
mの紫外線硬化型粘着剤層を形成した。次いで、当該粘
着剤層面にセパレータを貼り合せて紫外線硬化型半導体
用粘着シートを作製した。
【0052】実施例2 (基材フィルムの作製)エチレンモノマー、酢酸ビニル
モノマー及びトリメトキシビニルシランを共重合させて
得られた、トリメトキシシリル基を有するエチレン−酢
酸ビニル共重合体(重量平均分子量15万,酢酸ビニル
モノマーユニット含有量20重量%,重量平均分子量の
1当量あたり、トリメトキシシリル基2個)100重量
部に、ジオクチル錫ラウレート0. 05重量部を加えた
ものを、インフレーション押出法により、厚さ100μ
mとなるように製膜し、コロナ処理を施した後、常態下
で2週間(14日間)静置して基材フィルムを得た。
【0053】(粘着シートの作製)実施例1の粘着シー
トの作製において、基材フィルムとして上記で得られた
ものを用いた以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型
半導体用粘着シートを作製した。
【0054】実施例3 (基材フィルムの作製)ポリプロピレン(ホモポリマ
ー、重量平均分子量25万)にトリメトキシビニルシラ
ンを付加した、トリメトキシシリル基を有するポリプロ
ピレン(重量平均分子量の1当量あたり、トリメトキシ
シリル基4個)50重量部に、エチレン−酢酸ビニル共
重合体(重量平均分子量15万)50重量部およびジオ
クチル錫ラウレート0. 03重量部を加えたブレンド樹
脂を、Tダイ押出法により厚さ100μmとなるように
製膜した。このフィルムを、60℃・95%RHに調整
した恒温高温室に3日間(72時間)放置し、シラン架
橋を促進させた後、片面にコロナ処理を施して基材フィ
ルムを得た。
【0055】(粘着シートの作製)実施例1の粘着シー
トの作製において、基材フィルムとして上記で得られた
ものを用いた以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型
半導体用粘着シートを作製した。
【0056】比較例1 実施例1の粘着シートの作製において、基材フィルムと
して、低密度ポリエチレン(重量平均分子量15万)を
インフレーション押出法により厚さ100μmとなるよ
うに製膜し、片面にコロナ処理を施して得られた基材フ
ィルムを用いた以外は実施例1と同様にして紫外線硬化
型半導体用粘着シートを作製した。
【0057】比較例2 実施例1の粘着シートの作製において、基材フィルムと
して、エチレン−酢酸ビニル共重合体(重量平均分子量
15万)をインフレーション押出法により厚さ100μ
mとなるように製膜し、片面にコロナ処理を施して得ら
れた基材フィルムを用いた以外は実施例1と同様にして
紫外線硬化型半導体用粘着シートを作製した。
【0058】(評価試験)実施例及び比較例で得られた
半導体用粘着シートを下記の方法により評価した。結果
を表1に示す。
【0059】(1)ダイシング性評価 半導体用粘着シートに、厚さ350μmの6インチウエ
ハをマウントし、以下の条件でダイシングした。 (ダイシング条件) ダイサー:DISCO社製,DFD−651 ブレード:DiSCO社製,27HECC ブレード回転数:40000rpm ダイシング速度:100mm/秒 ダイシング深さ:テープ表面から30μm ダイシングサイズ:5mm×5mm カットモード:ダウンカット ダイシング後、紫外線を照射(500mJ/cm2
し、次いで半導体チップ(被切断体)を剥離した後、半
導体用粘着シート表面の糸状屑の発生状況を光学顕微鏡
(200倍)で観察し、糸状屑の大きさ毎に個数をカウ
ントした。
【0060】
【表1】 表1から、実施例の半導体用粘着シートでは糸状屑の発
生が少ないことが認められる。しかも、100μm以上
の糸状屑は発生していない。また、実施例、比較例の半
導体用粘着シートは、製品品位が低下することはなかっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイシング用粘着シートの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ダイシング用粘着シート 11 基材フィルム 12 粘着剤層 13 セパレータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルム上に粘着剤層が設けられた
    半導体用粘着シートにおいて、前記基材フィルムが、活
    性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーの架橋物を含有
    することを特徴とする半導体用粘着シート。
  2. 【請求項2】 活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマ
    ーが、当該活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマーの
    1当量(重量平均分子量を1当量とする)あたり、活性
    シラン基が1個以上付加したものであることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体用粘着シート。
  3. 【請求項3】 活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマ
    ーの架橋物が、活性シラン変性ポリオレフィン系ポリマ
    ーを反応触媒の存在下で架橋させたものである請求項1
    または2記載の半導体用粘着シート。
  4. 【請求項4】 基材フィルムが多層フィルムであり、当
    該多層フィルムの少なくとも一層に、活性シラン変性ポ
    リオレフィン系ポリマーの架橋物を含有していることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体用粘
    着シート。
  5. 【請求項5】 粘着剤層が放射線硬化型粘着剤層である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導
    体用粘着シート。
  6. 【請求項6】 半導体ウエハのダイシング工程に用いら
    れることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    半導体用粘着シート。
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