JP2001348254A - 石炭灰による軽量骨材の製造方法 - Google Patents

石炭灰による軽量骨材の製造方法

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JP2001348254A
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Koji Kawamoto
孝次 川本
Joji Tanimoto
譲二 谷本
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭灰を蒸気養生により骨材化する場合に高
比強度で、かつ安定した品質を得るための石炭灰からな
る軽量骨材の製造方法を提供する。 【解決手段】 石炭灰に早強セメント、生石灰、水を加
えてスラリーとし、前記スラリーを所定の硬さに硬化さ
せた後、該スラリーが硬化してケーキ状になった時点で
造粒し、当該造粒物の表面を乾燥粉でコートした後、オ
ートクレーブで蒸気養生することを特徴とする。 【効果】 石炭火力発電所や石炭焚きボイラーなどから
発生する石炭灰を原料として、非焼成型の特に軽質な人
工軽量骨材を低コストで効率的に生産することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭火力発電所や
石炭焚きボイラーなどから発生する石炭灰を、特に土木
・建築用などの人工軽量骨材として再資源化して有効利
用するための石炭灰による軽量骨材の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】石炭は、石油に比べて資源が豊富で単位
発熱量当りの価格も安価なことから、国内のエネルギー
政策により、特に発電用燃料として大幅な使用量の増加
が計画または実施されつつある。その結果石炭火力発電
所などの石炭焚きボイラーなどから発生する石炭灰が、
石炭使用量にほぼ比例して増加しているため、急増する
石炭灰の有効利用法が大きな課題となっている。多量に
発生する石炭灰の有効利用技術としては、人工軽量骨材
としての利用がその需要量の大きさから大量処理の面で
適している。この石炭灰による軽量骨材の製造方法とし
ては、一般的な高温焼成による人工軽量骨材の製造方法
と蒸気養生による製造方法が知られているが、従来から
提案されている石炭灰や珪砂などのシリカ含有物とセメ
ントや生石灰などのカルシア含有物質を添加する方法の
みでは骨材物性の変動が大きく、コンクリート骨材とし
て高比強度で安定した品質を得るのには不十分であっ
た。また、従来の石炭灰による人工軽量骨材はコスト面
でも問題が多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような現
状に鑑みなされたもので、石炭灰を蒸気養生により骨材
化する場合に高比強度で、かつ安定した品質を得るため
の石炭灰を提案することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る石炭灰によ
る軽量骨材の製造方法は、平均粒度5〜40μmの石炭
灰に早強セメントを10〜25重量%、生石灰を2〜5
重量%を加えて、15〜25℃の水を全固形分に対して
40〜60重量%を加えてスラリーとし、前記スラリー
を押し出し成形機または型枠に鋳込み、所定の硬さに硬
化させた後、該スラリーが硬化してケーキ状になった時
点で押し出しまたは裁断により造粒して、その後転動機
で造粒物を面取りし、表面を平滑にすると同時に造粒物
と同一配合の乾燥粉で表面をコートした後、オートクレ
ーブで110〜200℃、6時間以上養生することによ
り絶乾比重1.1〜1.3、圧潰強度40〜60kgf
の骨材を得ることを特徴とし、また前記石炭灰中のSi
含有率が30〜80重量%、さらに前記スラリーが
硬化したケーキの硬化度がボールテスト値で20〜30
mmで造粒し、そして前記転動機で造粒ペレットを面取
りして表面を平滑にする場合、該造粒ペレットを20重
量%以下の同一配合の乾燥粉によりペレットの表面をコ
ートすることが好ましい。
【0005】本発明において、平均粒径が5〜40μ
m、SiO含有率が30〜80重量%の石炭灰を用い
ることとしたのは、平均粒径が5μm以下では加水した
場合にスラリーの粘性が著しく増加して混練が不可能と
なり水固体比を下げられず、骨材強度が著しく低下して
しまい、またスラリーの硬化時間が遅延して骨材の生産
性が悪化するからであり、一方平均粒径が40μmを超
えると骨材強度は低下するが、それは石炭灰粒子が粗大
となって比表面積が減少してバインダーとなる珪酸カル
シウムやアルミン酸カルシウム水和物が生成し難くなる
ためと考えられる。そのため使用する石炭灰の平均粒径
としては5〜40μmが好ましい。また石炭灰中のSi
含有率が30重量%未満では、強度発現の主体とな
る無定形のSiO化合物が大きく減少することにより
骨材強度が低下し、他方石炭灰中のSiOの含有量が
80重量%を超えると、石炭灰中のフラックス成分が減
少することにより強度発現の主体である無定形のSiO
化合物が生成し難いためである。また石炭灰をスラリ
ーにして製造する骨材の絶乾比重は1.1〜1.3とな
るが、この状態での骨材強度の発現は結晶性の石英より
無定形のガラス状のSiOが主体となるからである。
【0006】この石炭灰に早強ポルトランドセメントを
10〜20重量%、生石灰を2〜5重量%を加えて、1
5〜25℃の水を全固形分に対して40〜60重量%を
加えてスラリーとする。この際に早強セメントを使用す
るのは、スラリーの硬化時間が短縮できるのは勿論であ
るが、普通ポルトランドセメントに比べて高強度が得ら
れるためである。この原因は明らかではないが、比重
1.1〜1.3の骨材では強度発現の主体が結晶度の低
いCSH(I)の生成にあり、早強ポルトランドセメン
トの主要構成鉱物であるCSがこれに寄与しているよ
うである。またこの石炭灰にセメント(早強ポルトラン
ドセメント)の添加量を10〜20重量%としたのは、
10重量%以下では強度が不十分であり、他方、20重
量%を超えて添加しても強度向上の効果が少なくなり、
コスト面で好ましくないからである。
【0007】さらに生石灰の添加量を2〜5重量%とし
たのは、2〜5重量%の範囲にすると、骨材強度が向上
するとともにスラリーの硬化時間が短縮可能となるが、
2重量%未満では、スラリーがブリージングを起こし不
均一になり好ましくないからであり、他方、5重量%を
超えると強度向上効果が減少してコスト面で好ましくな
いからである。
【0008】スラリーの作製時における水量は全固形分
に対して40〜60重量%が最も高強度な骨材が得られ
る。この理由は、40重量%未満ではスラリーが高粘性
となり、ミキサーからの排出とモールドヘの鋳込みが困
難となってしまうからである。この際、減水剤の使用す
ることも可能であるが、コスト面で好ましくない。他
方、60重量%を超えると水によるマトリックス中の空
隙が多くなり強度が低下してしまい好ましくない。なお
水温は15℃未満ではスラリーの硬化が著しく遅くな
り、25℃を超えると骨材強度が低下するため、15〜
25℃に限定した。
【0009】前記スラリーは押し出し成形機または型枠
に鋳込み、該スラリーの硬化度がボールテスト値で20
〜30mmとなるまで硬化させる。ここでボールテスト
値とは、直径40mmφで260gの鋼球を生ケーキ上
50mmから自由落下させて生ケーキ上にできた球の痕
跡の直径をmmで表した値で生ケーキの硬化度を表して
いる。そしてボールテスト値20〜30mmのケーキ状
になった時点で押し出しまたは裁断により造粒した後、
転動機で造粒ペレットの面取りをして表面を平滑にす
る。この際、造粒したペレットを20重量%以下の同一
配合の乾燥粉によりペレットの表面をコートすることが
望ましい。なお型枠に鋳込んだスラリーの硬化後に、型
枠から取り出して切断または裁断して造粒することは可
能であるが、多くのモールドやケーキの型枠からの取り
出しとケーキの切断設備を必要とするため、押し出し成
形機に連続で鋳込み硬化させながら押し出して造粒する
ことが好ましい。この場合ケーキの硬化度はボールテス
ト値で20〜30mmが好適であるが、これは20mm
未満では硬化が過度に進むために押し出しまたは裁断に
よる造粒が不可能となり、他方、30mmを超えると骨
材表面の水が多くなり、コート量が造粒ぺレット乾燥量
の20重量%を超えないと造粒ぺレット相互の付着を防
止できず、結果として骨材強度が低下するので好ましく
ない。
【0010】またコート量は20重量%以下とするが、
これは表面の気孔を埋めて造粒したペレットの表面を平
滑にできるため、ぺレット表面の欠陥部を埋めて骨材強
度を向上することと、フレッシュコンクリートのワーカ
ビリティを向上してコンクリート強度を向上するためで
あるが、20重量を超えるとコート層自体の強度が低下
してコート層が剥離したり、骨材全体の強度が低下する
ためである。
【0011】本発明において、オートクレーブ保持温度
(養生温度)110〜200℃、養生時間6時間以上と
限定したのは、以下に記載する理由による。すなわちオ
ートクレーブ保持温度(養生温度)を110〜200℃
と限定したのは、110℃未満では強度発現の主体とな
る珪酸カルシウム水和物の生成が不十分であり、他方、
200℃を超えるとトバモライトの生成が顕著となり骨
材強度は低下するためである。また養生温度を6時間以
上と限定したのは、6時間未満では骨材強度発現が不十
分となるためである。
【0012】なお、本発明方法により得る軽量骨材の絶
乾比重を1.1〜1.3、圧潰強度40〜60kgfと
したのは、本発明方法で得られる骨材比重の下限が1.
1であり、上限が1.3でその場合の圧潰強度がそれぞ
れ約40、60kgfとなり構造用コンクリートの設計
仕様に応じて比重、強度が選択できるためである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例とともにさら
に詳細に説明する。ただし、本発明は下記実施例に限定
されるものではない。 実施例1 石炭灰A〜Gを81重量%、早強ポルトランドセメント
15重量%、酸化カルシウム4重量%からなる骨材配合
原料の総量に対して20℃、45重量%の水を加えてミ
キサーで混合してスラリーを作製し、これを内容積10
リットルの小型モールドに鋳込み、温度60℃、相対湿
度95%の雰囲気中でボールテスト値22mmまで硬化
させた。硬化したケーキをモールドから脱型した後、切
断して5〜15mm程度に造粒して比重測定試料とし
た。これらの内から10mmφ程度の球状試料を15個
を切り出して強度測定試料とした。造粒した比重測定試
料と強度測定試料をパンペレタイザーに入れて約5分間
転動させながら原料と同一配合の乾燥粉を試料乾燥重量
の10重量%をコートしながら表面を平滑にした後、オ
ートクレーブに入れ180℃、8時間保持して養生し骨
材とした。得られた骨材の比重と圧漬強度を評価した結
果を表2の本発明の供試No.1〜7に示す。なお比重
についてはJIS A1135に準じて測定し、圧潰強
度は一軸圧縮破壊強度を圧潰試験機によって直径約10
mmの骨材15点について測定して測定し、圧潰強度は
一軸圧縮破壊強度を圧潰試験機によって直径10mmφ
の15点について測定し、強度の骨材径への回帰式から
求めた。
【0014】比較例1 実施例1の石炭灰AをH(石炭灰Hは石炭灰Aを乾式粉
砕した石炭灰である)とした以外は実施例1と同様な方
法で作製したが、スラリーの粘性が高くスラリーの作製
が不可能であったので、石炭灰Hを使用せず石炭灰を
I、J、Kとした以外は実施例1と同様な方法で作製し
骨材の評価をそれぞれ比較例の供試No.1〜3に示
す。
【0015】比較例2 実施例1の早強ポルトランドセメントを普通ポルトラン
ドセメントとした以外は実施例1と同様な方法で作製し
た骨材の評価を比較例の供試No.4に、また実施例1
の早強ポルトランドセメントを5重量%として石炭灰を
84重量%とした以外は実施例1と同様な方法で作製し
た骨材の評価を比較例の供試No.5に、さらに実施例
1の早強ポルトランドセメントを25重量%として石炭
灰を71重量%とした以外は実施例1と同様な方法で作
製した骨材の評価を比較例の供試No.6に示す。
【0016】比較例3 実施例1の生石灰添加量を0重量%、7重量%とした以
外は実施例1と同様な方法で作製した骨材の評価をそれ
ぞれ比較例の供試No.7、8に示す。
【0017】比較例4 実施例1のスラリー作製用の水温を10℃とした以外は
実施例1と同様な方法で作製した骨材の評価を比較例の
供試No.9に、また水温を30℃とした以外は実施例
1と同様な方法で作製した骨材の評価を比較例の供試N
o.10にそれぞれ示す。さらに実施例1のスラリー作
製用の水を水固体比0.35とした場合はスラリー化が
不可能であったので、水固体比0.7とした以外は実施
例1と同様な方法で作製した骨材の評価を比較例の供試
No.11に示す。
【0018】比較例5 実施例1の造粒時のケーキ硬化度をボールテスト値15
mmとした場合は裁断不可能であったので、ボールテス
ト値35mmとし、パンペレタイザーで造粒ペレットを
転動する場合ペレット付着防止のため骨材マトリックス
と同一配合の乾燥粉を32重量%を必要とし、得られた
骨材の評価を比較例の供試No.12に示す。また実施
例1の造粒ペレットをパンペレタイザーで転動する際に
スプレー散水して乾燥粉のコート量を29重量%とした
方法で作製した骨材の評価を比較例の供試No.13に
示す。
【0019】比較例6 実施例1のオートクレーブ養生温度を100℃とした以
外は実施例1と同様な方法で作製した骨材の評価を比較
例の供試No.14に、オートクレーブ養生温度を22
0℃とした以外は実施例1と同様な方法で作製した骨材
の評価を比較例の供試No.15に、実施例1のオート
クレーブ養生時間を5時間とした以外は実施例1と同様
な方法で作製した骨材の評価を比較例の供試No.16
に示す。
【0020】表2の結果より明らかなごとく、本発明の
供試No.1〜9の石炭灰軽量骨材はいずれも絶乾比重
1.09〜1.16、圧潰強度が44.4〜59.5k
gfの品質良好なものであった。一方、比較例の供試N
o.1では、骨材強度が低下することを示し、また比較
例2では石炭灰のSiO含有量が80重量%を超える
と骨材強度が低下することを示し、さらに比較例3では
SiO含有量が30重量%未満となると骨材強度が低
下することが判明した。また比較例の供試No.4は早
強ポルトランドセメントを普通ポルトランドセメントに
すると骨材強度が大きく低下し、比較例の供試No.
5、6は早強ポルトランドセメントの添加率を10%未
満に減少すると骨材強度が大きく低下し、20重量%よ
り多くしても骨材強度の増加が少ないことを示す。さら
に比較例の供試No.7、8は骨材強度が低下し、比較
例の供試No.9、10ではそれぞれ差は少ないが実施
例の供試No.1と比較して骨材が低下していることが
わかった。そして比較例の供試No.12では切断時の
ボールテスト値が30mmを超えると骨材強度が低下す
ることを示し、また比較例の供試No.13では骨材へ
のコート量が20重量%を超えると骨材強度が低下する
ことを示している。比較例の供試No.14、15、1
6ではそれぞれ本発明と比較して骨材強度が低下してい
ることがわかった。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
構造用コンクリート骨材として十分使用に耐える骨材を
少ない添加剤で安定して生産することができるため、石
炭火力発電所や石炭焚きボイラーなどから発生する石炭
灰を原料として、非焼成型の特に軽質な人工軽量骨材を
低コストで効率的に生産することができ、したがって安
価で高品質な骨材を市場に供給することが可能になり土
木・建築業界に資するところ大である。また、石炭灰を
産業廃棄物として埋め立てて処理することなく、特に土
木・建築材料などに再資源化できることから、環境の保
全とエネルギーの安定供給に寄与するところ大である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA36 BA02 CA14 CA45 CB12 CC11 CC13 DA02 DA03 DA06 DA10 4G019 GA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒度5〜40μmの石炭灰に早強セ
    メントを10〜25重量%、生石灰を2〜5重量%を加
    えて、15〜25℃の水を全固形分に対して40〜60
    重量%を加えてスラリーとし、前記スラリーを押し出し
    成形機または型枠に鋳込み、所定の硬さに硬化させた
    後、該スラリーが硬化してケーキ状になった時点で押し
    出しまたは裁断により造粒して、その後転動機で造粒物
    を面取りし、表面を平滑にすると同時に造粒物と同一配
    合の乾燥粉で表面をコートした後、オートクレーブで1
    10〜200℃、6時間以上養生することにより絶乾比
    重1.1〜1.3、圧潰強度40〜60kgfの骨材を
    得ることを特徴とする石炭灰による軽量骨材の製造方法
  2. 【請求項2】 前記石炭灰中のSiO含有率が30〜
    80重量%であることを特徴とする請求項1記載の石炭
    灰による軽量骨材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記スラリーが硬化したケーキの硬化度
    がボールテスト値で20〜30mmで造粒することを特
    徴とする請求項1または2記載の石炭灰による軽量骨材
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記転動機で造粒ペレットを面取りして
    表面を平滑にする場合、該造粒ペレットを20重量%以
    下の同一配合の乾燥粉によりペレットの表面をコートす
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の
    石炭灰による軽量骨材の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008200586A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Shimizu Corp 石綿廃棄物のセメント固型化方法
KR101094863B1 (ko) 2011-09-06 2011-12-16 (주)대우건설 석탄회를 골재로 사용하는 고형물 제조방법
JP2014042881A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Shikoku Research Institute Inc 石炭灰用固化材及びそれを用いた固化物の製造方法
CN116854495A (zh) * 2023-07-06 2023-10-10 南京信息工程大学 一种铸造灰基免烧碳化陶粒的制备方法

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