JP2001348052A - 管材のキャップ - Google Patents

管材のキャップ

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JP2001348052A
JP2001348052A JP2000167777A JP2000167777A JP2001348052A JP 2001348052 A JP2001348052 A JP 2001348052A JP 2000167777 A JP2000167777 A JP 2000167777A JP 2000167777 A JP2000167777 A JP 2000167777A JP 2001348052 A JP2001348052 A JP 2001348052A
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JP
Japan
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cap
tube
opening
pipe
annular wall
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Application number
JP2000167777A
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English (en)
Inventor
Soetsu Kitamura
総謁 北村
Keishi Ito
継志 伊藤
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管材の端部への着脱が容易であり、土砂等の
流入を確実に防止でき、しかも排水機能も有した管材の
キャップを提供する。 【解決手段】 キャップ10は、管材1の管軸方向と直
交方向に配材される円板部11と、該円板部11の周縁
部から立ち上がる環状壁12と、該環状壁12の端縁か
ら外方に拡開するフランジ13と、円板部11から突設
された摘み部14と、この摘み部14の下向き面に設け
られた開口15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管材の端部に装着
されるキャップに係り、特に地中等に埋設される管材の
施工時に用いられるキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】浄化槽や下水用ピット、地下埋設用水槽
等の施工に際して、これらの槽体から突出したソケット
や配管などの管材から槽体内に土砂等が流入することを
防止する必要がある。さらに、地下埋設の管材に関して
も同様のことがいえる。従来、施工現場では、軍手やウ
ェースやビニール袋を管材の端部に詰め込んだり、被せ
たりしているが、着脱が面倒であったり、耐久性が悪い
などの欠点があった。
【0003】この管材の端部に排水孔をあけたキャップ
を装着することもあるが、この排水孔から土砂等が流入
しがちである。なお、この排水孔は、埋設施工した槽体
内に水を張った際に水位が過剰に上昇して槽体内の上部
の電気部品等が冠水することを防止するために設けられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術に鑑みてなされたものであり、管材の端部への着脱が
容易であり、土砂等の流入を確実に防止でき、しかも排
水機能も有した管材のキャップを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管材のキャップ
は、管材の端部に装着されるキャップにおいて、管材に
装着された状態において下向きとなる開口を備えたこと
を特徴とするものである。
【0006】かかる管材のキャップにあっては、開口が
排水孔として機能する。この開口は、下向きであるため
土砂等の流入がない。
【0007】本発明では、この開口を指先が差し込める
大きさのものとすることにより、キャップの着脱がきわ
めて容易なものとなる。
【0008】また、キャップに摘み部を設けることによ
ってもキャップの着脱がきわめて容易なものとなる。こ
の場合、摘み部の下面に上記の開口を設けるのが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図(a)は実施の形態に係る管
材のキャップを示す斜視図、第1図(b)は第1図
(a)のB−B線に沿う断面図、第2図(a)は別の実
施の形態に係るキャップの斜視図、第2図(b)は第2
図(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0010】これらのキャップ10、20は、いずれも
管材1の端部に装着されるものである。この管材1とし
ては、浄化槽、水槽、下水用ピット等の地中埋設用槽体
のソケット(例えば流入用ソケット又は流出用ソケッ
ト)のほか、下水用塩ビパイプ等の配管などが例示され
るが、これら以外の管材であってもよい。
【0011】第1図のキャップ10は、管材1の管軸方
向と直交方向に配材される円板部11と、該円板部11
の周縁部から立ち上がる環状壁12と、該環状壁12の
端縁から外方に拡開するフランジ13と、円板部11か
ら突設された摘み部14と、この摘み部14の下向き面
に設けられた開口15とを有する。
【0012】このキャップ10は、例えば合成樹脂成形
品よりなる。環状壁12は、この成形時の金型の抜き勾
配のためにテーパを有している。なお、このテーパ(管
材1への挿入方向に向って次第に小径となるテーパ)を
設けておくことにより、環状壁12を管材1の先端に押
し込むようにしてキャップ10を管材1に装着させ易く
なる。
【0013】なお、管材1は略々水平となるように設置
される。キャップ10は、開口15が下向きとなるよう
に管材1に装着される。この際、上記の通り、環状壁1
2を管材1の先端の内部に押し込んで嵌める。
【0014】この開口15が排水孔として機能する。こ
の開口15は、下向きであるため、管材1内に土砂等が
流入することはない。このキャップ10は、摘み部14
を摘んでキャップ10に対し容易に着脱することができ
る。なお、キャップ10がきつく嵌まって取れないとき
には、摘み部14を工具で挟んで引張ったり、開口15
に工具の先端を差し込んで引張ってもよい。
【0015】なお、本発明では、キャップの上下方向を
示すために、キャップに「上」、「下」、「天」、
「地」などの文字や、上下方向を示すマークなどを付し
てもよい。
【0016】第2図のキャップ20は、半円板部21、
22と、半円板部21、22の周縁から立ち上がる環状
壁24と、この環状壁24の周縁から外方に拡開するフ
ランジ25とを有する。半円板部21、22との間には
段差があり、半円板部22は半円板部21よりもフラン
ジ25から離隔している。半円板部21、22の段差部
分に下向き方向に開放する開口23が設けられている。
開口23は、指先を差し込み得る大きさのものとなって
いる。
【0017】このように構成された第2図のキャップ2
0も、第1図のキャップ10と同様に管材1の端部に装
着され、この際、環状壁24が管材1の先端内部に嵌め
込まれる。
【0018】このキャップ20も、開口23が排水孔と
して機能する。この開口23は下向きであるから、土砂
等が管材1内に流入することはない。また、開口23に
指先を引掛けることにより、管材1にきわめて容易に着
脱することができる。
【0019】上記実施の形態はいずれも本発明の一例で
あり、本発明は上記以外の構成としてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、管材の端
部への着脱が容易であり、土砂等の流入を確実に防止で
き、しかも排水機能も有した管材のキャップが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図(a)は実施の形態に係る管材のキャ
ップを示す斜視図、第1図(b)は第1図(a)のB−
B線に沿う断面図である。
【図2】 第2図(a)は別の実施の形態に係るキャッ
プの斜視図、第2図(b)は第2図(a)のB−B線に
沿う断面図である。
【符号の説明】
1 管材 10 キャップ 11 円板部 12 環状壁 13 フランジ 14 摘み部 15 開口 20 キャップ 21、22 半円板部 23 開口 24 環状壁 25 フランジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管材の端部に装着されるキャップにおい
    て、管材に装着された状態において下向きとなる開口を
    備えたことを特徴とする管材のキャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、手で摘んでキャップ
    の着脱を行うための摘み部を備えたことを特徴とする管
    材のキャップ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、該摘み部に前記開口
    が設けられていることを特徴とする管材のキャップ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記開口は指先を差
    し込み得る大きさとなっていることを特徴とする管材の
    キャップ。
JP2000167777A 2000-06-05 2000-06-05 管材のキャップ Pending JP2001348052A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140043470A (ko) * 2011-07-28 2014-04-09 발루렉 도이칠란트 게엠베하 파이프 단부들의 클로져 부재
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