JP2001346198A - 車載センサシステム - Google Patents

車載センサシステム

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JP2001346198A JP2001052260A JP2001052260A JP2001346198A JP 2001346198 A JP2001346198 A JP 2001346198A JP 2001052260 A JP2001052260 A JP 2001052260A JP 2001052260 A JP2001052260 A JP 2001052260A JP 2001346198 A JP2001346198 A JP 2001346198A
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昇 勝田
Koji Kawada
浩嗣 河田
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貴久 堺
Toshiaki Mori
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Akihiro Yamamoto
章裕 山本
Toshihiko Kurosaki
敏彦 黒崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に搭載され、車両を取り巻く空間のうち
所定範囲をカメラで撮像して表示する車載カメラシステ
ムにおいて、備え付けのカメラを、そのカメラとは属性
(解像度等)が異なる別のカメラに簡単に交換できるよ
うにする。 【解決手段】 信号処理装置1003は、各接続ノード
1002の位置と、各カメラ1001の属性とに基づい
て、接続状態(車両のどの位置にある接続ノード100
2にどのような属性を持ったカメラ1001が接続され
ているか)を検出する。信号処理装置1003は、検出
可能な全ての接続状態と、各接続状態と対応付けられた
複数の画像処理プログラムとを予め記憶しており、検出
した接続状態と対応する画像処理プログラムを選択して
実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサシステムに
関し、より特定的には、車両に搭載され、車両を取り巻
く空間のうち所定の範囲内の情況を検知してドライバに
知らせることにより、ドライバの安全運転を支援するた
めの車載センサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載され、車両を取り巻く
空間のうち所定の範囲内の情況を検知してドライバに知
らせることにより、ドライバの安全運転を支援するため
の車載センサシステムが提供されている。センサとして
は、例えば、所定の範囲内の映像を捉えるカメラや、所
定の範囲内に障害物が存在することを超音波によって探
知する超音波探知器などがあった。
【0003】従来の車載センサシステムでは、例えば車
両の周りの、ドライバの目線より低い領域など、ドライ
バから死角となる領域に向けて、カメラや探知器が設け
られる。そして、カメラからの映像をモニタに表示した
り、探知器からの信号に応じて警告画面を表示したり警
告音を発することによって、死角となる領域の情報(そ
の領域の映像や、その領域内に物体が存在すること)を
ドライバに通知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の車
載センサシステムによれは、ドライバは、死角となる領
域の情報を知ることができるので、その領域にある障害
物を直接見ることができなくても、衝突などの事故を回
避することが可能となる。そして、このような車載セン
サシステムが、現在、多くのメーカによって提供されて
いる。一方では、センサの高性能化が急速に進んでお
り、例えばカメラの場合、解像度や感度のより高い新製
品が、次々に発売されている。
【0005】しかしながら、従来の車載センサシステム
では、そのシステム専用のセンサが用いられており、そ
のため、備え付けのセンサが破損したときに、ひとまず
他社製のセンサに交換するとか、より高性能なセンサが
発売されたので交換する、などといったセンサ交換が行
えなかった。交換が不可能ではないとしても、交換に伴
う設定変更や解像度・感度等の調整、センサ方向の調整
などを行うのに、ドライバは、多くの知識と大変な手間
とを要することになる。
【0006】それゆえに、本発明の目的は、車両に搭載
され、車両を取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を
センサで検知してドライバに知らせる車載センサシステ
ムであって、備え付けのセンサを、そのセンサとは解像
度等が異なる別のセンサに簡単に交換できるようなシス
テムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、車両に搭載され、車両を取り巻く空間のうち所
定の範囲内の情況をセンサで検知してドライバに通知す
るための車載センサシステムであって、車両を取り巻く
空間のうち所定の範囲内の情況を検知するための1以上
のセンサ、各センサが着脱自在に接続され得る、車両の
所定位置に設けられた複数の接続ノード、および各セン
サによる検知結果を処理してドライバに通知するため処
理装置を備え、各センサは、そのセンサ自身の属性を記
憶しており、各接続ノードは、その接続ノード自身の位
置を記憶しており、処理装置は、各接続ノードの位置
と、各センサの属性とに基づいて、車両のどの位置にあ
る接続ノードにどのような属性を持ったセンサが接続さ
れているか(なお、何も接続されていない接続ノードが
あってもよい)を示す接続状態を検出する接続状態検出
手段、検出可能な全ての接続状態と、各接続状態と対応
付けられた複数の処理プログラムとが予め記憶された記
憶手段、および記憶手段に記憶されている処理プログラ
ムのうち、接続状態検出手段が検出した接続状態と対応
する処理プログラムを選択して実行することによって、
各センサによる検知結果を処理する処理手段を含む。
【0008】上記第1の発明(または下記第13,第1
4の発明)では、検出可能な全ての接続状態と、各接続
状態と対応付けられた複数の処理プログラムとを予め記
憶しておく。そして、各接続ノードの位置と、各センサ
の属性とに基づいて、現在の接続状態を検出し、その接
続状態と対応する処理プログラムを選択して実行する。
これにより、ドライバは、センサ交換に伴う設定変更等
を行わなくてもよいので、備え付けのセンサを、そのセ
ンサとは属性が異なる別のセンサに簡単に交換できるよ
うになる。
【0009】センサは、典型的には、下記第7,第10
の発明のように、カメラや探知器であるが、所定の範囲
内の情況を検知可能なものであれば何でもよい。そし
て、センサがカメラの場合、下記第8,第9の発明のよ
うに、属性には、解像度やフレームレートなどが含まれ
る。
【0010】典型的には、全てのセンサがカメラである
か、または、全てのセンサが探知器であるが、下記第1
1の発明のように、一部のセンサがカメラであり、残り
のセンサが探知器であってもよい。このようにカメラと
探知器とが混在する場合には、センサの属性に、そのセ
ンサがカメラであるのか探知器であるのかを示す情報が
含まれる必要がある。
【0011】また、接続状態を検出するための位置およ
び属性は、下記第2の発明のようにして処理装置に与え
られる。すなわち、各接続ノードが、自身に接続されて
いるセンサから属性を取得して、自身が記憶している位
置と、取得した属性とを、処理装置へ送信する。あるい
は、下記第4の発明のように、各センサが、自身の接続
されている接続ノードから位置を取得して、自身が記憶
している属性と、取得した位置とを、処理装置へ送信し
てもよい。ただし、センサの汎用性を高める観点から
は、第2の発明の方が好ましい。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、各接
続ノードが、その接続ノード自身に接続されているセン
サから属性を取得して、その接続ノード自身が記憶して
いる位置と、取得した属性とを、処理装置へ送信するこ
とを特徴とする。
【0013】上記第2の発明では、接続ノードが位置お
よび属性の送信を受け持つので、センサは、自身の属性
を記憶しておくだけでよい。
【0014】第3の発明は、第2の発明において、各接
続ノードは、その接続ノードの位置として、その接続ノ
ードの識別子を記憶しており、記憶手段には、全ての接
続ノードについての識別子と位置との対応関係を記載し
た位置テーブルがさらに記憶されており、接続状態検出
手段は、各接続ノードからの識別子および属性を受信し
て、それら識別子および属性と、位置テーブルとに基づ
いて、接続状態を検出することを特徴とする。
【0015】上記第3の発明では、各接続ノードは、自
身の位置として、自身の識別子を記憶し、一方、処理装
置は、全ての接続ノードについての識別子と位置との対
応関係を記載した位置テーブルを記憶しておく。そし
て、各接続ノードが、自身の識別子と、自身に接続され
ているセンサの属性とを送信し、処理装置は、各接続ノ
ードからの識別子および属性を受信して、それら識別子
および属性と位置テーブルとに基づいて接続状態を検出
する。このように、各接続ノードの位置をテーブルの態
様で処理装置側が管理するようにしておけば、もし接続
ノードの位置変更があっても、単に位置テーブルを書き
換えるだけでよい。
【0016】第4の発明は、第1の発明において、各セ
ンサが、そのセンサ自身の接続されている接続ノードか
ら位置を取得して、そのセンサ自身が記憶している属性
と、取得した位置とを、処理装置へ送信することを特徴
とする。
【0017】上記第4の発明では、センサが位置および
属性の送信を受け持つので、接続ノードは、自身の位置
を記憶しておくだけでよい。
【0018】第5の発明は、第4の発明において、各接
続ノードは、その接続ノードの位置として、その接続ノ
ードの識別子を記憶しており、記憶手段には、全ての接
続ノードについての識別子と位置との対応関係を記載し
た位置テーブルがさらに記憶されており、接続状態検出
手段は、各センサからの識別子および属性を受信して、
それら識別子および属性と、位置テーブルとに基づい
て、接続状態を検出することを特徴とする。
【0019】上記第5の発明では、各接続ノードは、自
身の位置として、自身の識別子を記憶し、一方、処理装
置は、全ての接続ノードについての識別子と位置との対
応関係を記載した位置テーブルを記憶しておく。そし
て、各センサが、自身の接続されている接続ノードの位
置と、自身の属性とを処理装置へ送信し、処理装置は、
各接続ノードからの識別子および属性を受信して、それ
ら識別子および属性と位置テーブルとに基づいて接続状
態を検出する。このように各接続ノードの位置をテーブ
ルの態様で処理装置側が管理するようにしておけば、も
し接続ノードの位置変更があっても、単に位置テーブル
を書き換えるだけでよい。
【0020】第6の発明は、第1の発明において、各セ
ンサは、そのセンサ自身の向きを変えるための駆動手段
を含み、記憶手段には、各接続状態と対応付けられた複
数の方向制御プログラムがさらに予め記憶され、処理手
段は、各センサによる検知結果を処理する際に、記憶手
段に記憶されている方向制御プログラムのうち、接続状
態検知手段が検出した接続状態と対応する方向制御プロ
グラムを選択して実行することによって、各センサの検
知範囲を移動させることを特徴とする。
【0021】上記第6の発明では、さらに、各接続状態
と対応付けられた複数の方向制御プログラムをも予め記
憶しておく。そして、現在の接続状態を検出すると、そ
の接続状態と対応する処理プログラムに加えて、その接
続状態と対応する方向制御プログラムをも選択して実行
する。これにより、ドライバは、センサ交換に伴う設定
変更等に加えてセンサ方向の調整も行わなくてよいの
で、さらに簡単にセンサ交換が行えるようになる。
【0022】第7の発明は、第1の発明において、各セ
ンサが、車両を取り巻く空間のうち所定の範囲を撮像す
るカメラである。
【0023】第8の発明は、第7の発明において、各カ
メラの属性には、少なくとも解像度が含まれる。
【0024】第9の発明は、第7の発明において、各カ
メラの属性には、少なくともフレームレートが含まれ
る。
【0025】第10の発明は、第1の発明において、各
センサが、車両を取り巻く空間のうち所定の範囲内に物
体が存在することを探知する探知器である。
【0026】第11の発明は、第1の発明において、各
センサが、車両を取り巻く空間のうち所定の範囲を撮像
するカメラ、または車両を取り巻く空間のうち所定の範
囲内に物体が存在することを探知する探知器であり、各
センサの属性には、少なくとも、そのセンサがカメラで
あるか探知器であるかを示す情報が含まれる。
【0027】第12の発明は、車両に搭載され、車両を
取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況をセンサで検知
してドライバに通知するための車載センサシステムであ
って、車両を取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を
検知するための1以上のセンサが各々着脱自在に接続さ
れ得る、車両の所定位置に設けられた複数の接続ノー
ド、および各センサによる検知結果を処理してドライバ
に通知するため処理装置を備え、各センサには、そのセ
ンサ自身の属性が記憶されており、各接続ノードは、そ
の接続ノード自身の位置を記憶しており、処理装置は、
各接続ノードの位置と、各センサの属性とに基づいて、
車両のどの位置にある接続ノードにどのような属性を持
ったセンサが接続されているかを示す接続状態を検出す
る接続状態検出手段、検出可能な全ての接続状態と、各
接続状態と対応付けられた複数の処理プログラムとが予
め記憶された記憶手段、および記憶手段に記憶されてい
る処理プログラムのうち、接続状態検出手段が検出した
接続状態と対応する処理プログラムを選択して実行する
ことによって、各センサによる検知結果を処理する処理
手段を含む。
【0028】上記第12の発明が第1の発明と異なるの
は、センサを備えない点だけである。
【0029】第13の発明は、車両に搭載され、車両を
取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況をセンサで検知
してドライバに通知するための車載センサシステムを制
御する方法であって、車載センサシステムには、車両を
取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を検知するため
の1以上のセンサ、および各センサが着脱自在に接続さ
れ得る、車両の所定位置に設けられた複数の接続ノード
が備わり、各センサには、そのセンサ自身の属性が記憶
されており、各接続ノードには、その接続ノード自身の
位置が記憶されており、各接続ノードの位置と、各セン
サの属性とに基づいて、車両のどの位置にある接続ノー
ドにどのような属性を持ったセンサが接続されているか
を示す接続状態を検出する接続状態検出ステップ、検出
可能な全ての接続状態と、各接続状態と対応付けられた
複数の処理プログラムとを予め記憶する記憶ステップ、
および記憶ステップで記憶した処理プログラムのうち、
接続状態検出ステップで検出した接続状態と対応する処
理プログラムを選択して実行することによって、各セン
サによる検知結果を処理してドライバに通知するステッ
プを含む。
【0030】第14の発明は、車両に搭載され、車両を
取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況をセンサで検知
してドライバに通知するための車載センサシステムを制
御するコンピュータによって実行される制御プログラム
であって、車載センサシステムには、車両を取り巻く空
間のうち所定の範囲内の情況を検知するための1以上の
センサ、および各センサが着脱自在に接続され得る、車
両の所定位置に設けられた複数の接続ノードが備わり、
各センサには、そのセンサ自身の属性が記憶されてお
り、各接続ノードには、その接続ノード自身の位置が記
憶されており、各接続ノードの位置と、各センサの属性
とに基づいて、車両のどの位置にある接続ノードにどの
ような属性を持ったセンサが接続されているかを示す接
続状態を検出する接続状態検出ステップ、検出可能な全
ての接続状態と、各接続状態と対応付けられた複数の処
理プログラムとを予め記憶する記憶ステップ、および記
憶ステップで記憶した処理プログラムのうち、接続状態
検出ステップで検出した接続状態と対応する処理プログ
ラムを選択して実行することによって、各センサによる
検知結果を処理してドライバに通知するステップを含
む。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係る車載カメラシステムの構成を示すブロッ
ク図である。図1において、本車載カメラシステムは、
撮像を行うカメラ1001と、各カメラ1001が接続
され得る、車両1000の所定位置に設けられた複数の
接続ノード1002(ここでは5つの接続ノード100
1 〜10025 )と、各カメラ1001からの撮像信
号を処理して映像信号を出力する信号処理装置1003
と、信号処理装置1003が接続される接続ノード10
04と、信号処理装置1003からの映像信号を表示す
るモニタ1005とを備えている。
【0032】図1には、一例として、本システムが3台
の標準解像度カメラ10022 〜10024 を備えてお
り、それらのカメラ(10012 〜10014 )が3つ
の接続ノード10022 〜10024 に接続された第1
の接続状態が示されている。
【0033】上記第1の接続状態は、本システムに2台
の標準解像度カメラ10011 および10015 が追加
されて、それらが残り2つの接続ノード10021 およ
び10025 に接続されることによって、第2の接続状
態に変化し得る。または、上記第1の状態は、接続ノー
ド10023 に接続されている標準解像度カメラ100
3 が高解像度カメラ1001’に交換されることによ
って、第3の接続状態に変化し得る。
【0034】なお、ここでいう接続状態の定義や、第1
〜第3の接続状態の詳細については、後述する。また、
第1〜第3の接続状態は、本発明の特徴を理解するため
の典型例として記載しているのであって、他にも様々な
接続状態があり得る。第1の接続状態から第2,第3の
接続状態への変化も一例であり、他にも様々な変化が起
こり得る。
【0035】図2は、図1のカメラ1001(または1
001’)の構成例を示すブロック図である。図2にお
いて、カメラ1001は、撮像部1101と、撮像処理
部1102と、記憶部1103とを備えている。撮像部
1101は、映像を光学的に捕捉して電気信号に変換
し、撮像信号を出力する。撮像処理部1102は、撮像
部1101から出力される撮像信号を受け、その信号を
処理して映像信号を出力する。撮像処理部1102から
出力される映像信号は、接続ノード1002を通じてバ
ス1006へと送出される。
【0036】記憶部1103には、カメラ属性1104
が記憶されている。カメラ属性1104は、そのカメラ
1001の属性を示す情報であり、属性の具体例として
は、例えば、解像度(画像サイズ)やフレームレートな
どが挙げられる。カメラ1001が接続ノード1002
に接続されると、撮像処理部1102は、記憶部110
3からカメラ属性1104を読み出して、接続ノード1
002に通知する。
【0037】再び図1において、カメラ用の各接続ノー
ド1002と、信号処理装置用の接続ノード1004と
は、リング状のバス1006に接続されており、このバ
ス1006を通じて相互に通信を行うことができる。カ
メラ用の各接続ノード10021 〜10025 には、そ
れぞれ固有のID(例えば1,2,…,5)が付与され
ている。
【0038】図3は、図1の(信号処理装置用の)接続
ノード1004の構成例を示すブロック図である。図3
において、接続ノード1004は、バス制御部1201
を含んでいる。バス制御部1201は、そのノード10
04に接続されている信号処理装置1003と、バス1
006に(接続ノード1002を介して)接続されてい
る各カメラ1001との間の通信を、バス1006のプ
ロトコルに基づいて制御する。なお、バスプロトコルに
基づく通信制御は、従来知られた技術であり、また本願
発明の特徴とは直接関係がないので、説明を省略する。
【0039】図4は、(カメラ用の)接続ノード100
2の構成例を示すブロック図である。図4において、接
続ノード1002は、バス制御部1301と、記憶部1
302とを含んでいる。バス制御部1301は、そのノ
ード1002に接続されているカメラ1001と、バス
1006に(接続ノード1004を介して)接続されて
いる信号処理装置1003との間の通信を、バス100
6のプロトコルに基づいて制御する。
【0040】記憶部1302には、ノード位置1303
が記憶されている。ノード位置1303は、その接続ノ
ード1002の車両1000上での位置を示す情報であ
り、位置の具体例としては、例えば車両1000上の特
定の点を原点とする三次元座標(x,y,z)などが挙
げられる。ただし、ここでは、各接続ノード1002の
車両1000上での位置が固定なので、位置そのもので
なく、その接続ノード1002のIDを記憶すればよい
(後述)。
【0041】カメラ1001が接続ノード1002に接
続されると、バス制御部1301は、記憶部1302か
らノード位置1303を読み出す。このとき、前述のよ
うに、カメラ1001からカメラ属性1104が通知さ
れ、バス制御部1301は、読み出したノード位置13
03と、通知されたカメラ属性1104とを、接続ノー
ド1002を通じてバス1006に出力する。
【0042】図5は、図1の信号処理装置1003の構
成例を示すブロック図である。図5において、信号処理
装置1003は、画像処理部1401と、5つの画像メ
モリ14021 〜14025 とを含んでいる。
【0043】画像処理部1401は、接続ノード100
4を通じて各カメラ1001からの撮像信号を受信し、
いったん各画像メモリ1401に書き込む。また、画像
処理部1401は、接続ノード1004を通じて、各接
続ノード1002から送信されたノード位置1303お
よびカメラ属性1104を受信する。そして、各画像メ
モリ1402から撮像信号を読み出して、受信したノー
ド位置1303およびカメラ属性1104に基づいて画
像処理を行い、得られた映像信号をモニタ1005へと
出力する。
【0044】上記画像処理の典型例としては、各映像を
繋ぎ合わせて1枚のパノラマ映像に合成する処理が挙げ
られる。パノラマ映像合成を行う場合、画像処理部14
01は、合成しようとする各映像が、どのような属性を
持つカメラ1001によって、車両1000を取り巻く
空間のどの領域を撮像したものあるのかを知っている必
要がある。
【0045】従来の車載カメラシステムでは、決められ
た位置に専用のカメラが取り付けられているので、それ
ら取り付け位置および属性を、予め信号処理装置100
3に記憶させておけばよかった。
【0046】これに対して、本車載カメラシステムで
は、カメラ1001が接続される接続ノード1002を
車両1000に設けて、様々な属性を持ったカメラ10
01を接続可能にしている。このため、カメラ1001
が接続されると、接続ノード1002は、そのノード自
身の位置と、そのカメラ1001の属性とを信号処理装
置1003(内の画像処理部1401)に通知する。
【0047】特に、本実施形態では、接続ノード100
2が車両1000の決められた位置に固定的に設けられ
ているので、画像処理部1401が各接続ノード100
2のIDおよび位置を記載した位置テーブル1601
(図7参照;後述)を記憶しておくことにより、接続ノ
ード1002は、位置そのものの代わりに、自身のID
を通知するだけでよい。
【0048】また、このように各接続ノード1002の
位置をテーブルの態様で信号処理装置1003側が管理
するようにしておけば、もし接続ノード1002の位置
変更があっても、単に位置テーブル1601を書き換え
るだけでよい。
【0049】画像処理部1401には、ノード位置13
03とカメラ属性1104との様々な組み合わせ(可能
な全ての接続状態)が記載された接続状態テーブル16
02(図7参照)が記憶されている。さらに、接続状態
テーブル1602に記載された1つ1つの接続状態に対
応して、それぞれ専用の画像処理プログラム1603
(図7参照)が記憶されている。従って、画像処理部1
401には、接続状態テーブル1602に記載されてい
る接続状態の数だけ、画像処理プログラム1603が記
憶されることになる。
【0050】なお、上記のように互いに独立した複数の
画像処理プログラム1603を記憶する代わりに、全て
の接続状態に共通する処理だけを記述したメインルーチ
ンと、それぞれの接続状態に固有の処理を記述したサブ
ルーチンとからなる1つの画像処理プログラムを記憶し
てもよい。つまり、この1つの画像処理プログラムは、
1つのメインルーチンと、接続状態テーブル1602に
記載された組み合わせの数と同数のサブルーチンとによ
り構成される。この1つの画像処理フログラムを記憶す
る場合、互いに独立した複数の画像処理プログラム16
03を記憶するよりも、画像処理部1401の記憶容量
が少なくて済む。
【0051】以上のように構成された車載カメラシステ
ムの動作について、以下に説明する。ここでは、本車載
カメラシステムの出荷時の状態は、第1の接続状態、す
なわち、図1において、5つの接続ノードのうち3つの
接続ノード10022 〜10024 に標準画質カメラ1
0012 〜10014 が接続され、残り2つの接続ノー
ド10021 および10025 には何も接続されていな
い状態であるとする。
【0052】図6は、図5の画像処理部1401の構成
例を示すブロック図である。図6において、画像処理部
1401は、CPU1501と、RAM1502と、R
OM1503と、GPU1504と、V−RAM150
5とを含む。
【0053】図7は、図6のROM1503の記憶内容
を示すメモリマップである。図7において、ROM15
03には、位置テーブル1601と、接続状態テーブル
1602と、複数の画像処理プログラム1603と、シ
ステム制御プログラム1604とが記憶されている。
【0054】位置テーブル1601には、各接続ノード
10021 〜10025 のID{1,2,…,5}およ
び位置{(x1 ,y1 ,z1 ),(x2 ,y2
2 ),…,(x5 ,y5 ,z5 )}が記載されてい
る。
【0055】接続状態テーブル1602には、可能な全
ての接続状態{(第1の接続状態),(第2の接続状
態),…}が記載されている。例えば、第1の接続状態
は、3つの接続ノード10022 〜10024 に標準解
像度カメラ10012 〜10014 が接続され、残り2
つの接続ノード10021 および10025 には何も接
続されていない状態であり、これが出荷時の状態であ
る。
【0056】第2の接続状態は、5つの接続ノード10
021 〜10025 に標準解像度カメラ10011 〜1
0015 が接続されている状態であり、これは、ドライ
バが新たに2台の標準解像度カメラ1001を購入し
て、空いていた2つの接続ノード10021 および10
025 にそれらを接続した状態である。
【0057】第3の接続状態は、2つの接続ノード10
022 および10024 に標準解像度カメラ10012
および10014 が接続され、1つの接続ノード100
3に高解像度カメラ1001’が接続されている状態
であり、これは、ドライバが1台の高解像度カメラ10
01’を追加購入し、1つの接続ノード10023 に接
続されていた標準画質カメラ10013 を、高解像度カ
メラに交換した状態である。
【0058】上記第1〜第3の接続状態を具体的に記述
した例を、図8に示す。図8において、例えば(1,
−)とあるのは、IDが”1”である接続ノード100
1 に何も接続されていないことを示している。(2,
240*320)とあるのは、IDが”2”の接続ノー
ド10022 に、解像度が”240*320”なる属性
を持ったカメラ(すなわち標準解像度カメラ1001)
が接続されていることを示している。(3,480*3
20)とあるのは、IDが”3”の接続ノード1002
3 に、解像度が”480*320”なる属性を持ったカ
メラ(すなわち高解像度カメラ1001’)が接続され
ていることを示している。
【0059】図9は、図6のRAM1502の記憶内容
を示すメモリマップである。図9において、RAM15
02には、各撮像ノード1002から送られてくるノー
ド位置1303およびカメラ属性1104を記憶するた
めのノード位置・カメラ属性記憶領域1801と、検出
された接続状態を記憶するための接続状態記憶領域18
02とが含まれる。
【0060】図6,図7および図9において、RAM1
502を作業領域として利用しつつ、ROM1503に
記憶されたシステム制御プログラム1604に従ってC
PU1501が動作することにより、画像処理部140
1は、図10に示されるようなシステム制御・プログラ
ム選択処理を行うことができる。さらには、ROM15
03に記憶された複数の画像処理プログラム1603の
うち、先に選択したプログラムに従って、CPU150
1が各画像メモリ1402から読み出される撮像信号を
GPU1504に処理させることにより、画像処理部1
401は、所定の画像処理(例えば、複数のカメラ10
01による撮像信号を1枚のパノラマ映像に合成する処
理など)を行うことができる。
【0061】図10は、図5の画像処理部1401が行
うシステム制御・画像処理を示すフローチャートであ
る。図10において、最初、画像処理部1401は、接
続ノード1004を通じて、各接続ノード1002に対
し、そのノード1002に接続されているカメラ100
1の属性を取得するように命じる(ステップS10
1)。命令は、ここでは、全ての接続ノード1002に
対して一斉に行われるが、1つ1つの接続ノード100
2に対して順番に(つまりポーリング方式で)行っても
よい。
【0062】なお、上記のステップS101が実行され
るタイミングは、典型的には、本システムの起動時であ
る。または、システム起動時に実行するのに加え、所定
の時間間隔で繰り返し実行してもよい(例えば、システ
ム起動時に実行し、それ以降、1分おきに実行するな
ど)。
【0063】命令を受けた各接続ノード1002は、そ
のノード自身に接続されているカメラ1001に対して
属性を通知するよう要求し、応じて、カメラ1001
は、(記憶部1103に)記憶しているカメラ属性11
04を通知する。
【0064】次に、画像処理部1401は、接続ノード
1004を通じて、各接続ノード1002に対し、その
接続ノード1002の自身の位置と、取得したカメラ属
性1104とを送信するように命じる(ステップS10
2)。
【0065】命令を受けた各接続ノード1002は、
(記憶部1302に)記憶しているノード位置1303
と、取得したカメラ属性1104とを送信する。
【0066】次に、画像処理部1401は、接続ノード
1004を通じて、各接続ノード1002からのノード
位置1303およびカメラ属性1104を受信し(ステ
ップ103)、それらを(RAM1502内のノード位
置・カメラ属性記憶領域1801に)記憶する(ステッ
プS104)。
【0067】次に、画像処理部1401は、ステップS
103で受信したノード位置1303およびカメラ属性
1104に基づいて、接続状態が変化したか否かを判定
する(ステップS105)。
【0068】ここで、上記ステップS105の判定は、
例えば次のようにして行うことができる。すなわち、前
回受信したノード位置1303およびカメラ属性110
4がRAM1502内のノード位置・カメラ属性記憶領
域1801に記憶されているので、画像処理部1401
は、それらと、今回受信したノード位置1303および
カメラ属性1104とを相互に比較することにより、接
続状態が変化したか否かを判定する。
【0069】具体的には、ノード位置・カメラ属性記憶
領域1801に記憶されている前回のノード位置130
3およびカメラ属性1104が、図8に参照番号170
1で示されているような内容であるとして、今回、参照
番号1702で示されるような内容のノード位置130
3およびカメラ属性1104を受信した場合には、接続
状態が(第1の接続状態から第2の接続状態へと)変化
したことを知ることができる。
【0070】再び図10において、ステップS105の
判定結果が肯定の場合、画像処理部1401は、ROM
1503に記憶されている接続状態テーブル1602を
参照して、変化後の接続状態を検出し(ステップS10
6)、それを(RAM1502内の接続状態記憶領域1
802に)記憶する(ステップS107)。その後、ス
テップS108進む。一方、ステップS105の判定結
果が否定の場合には、直接ステップS108に進む。
【0071】ステップS108では、画像処理部140
1は、ROM1503に記憶されている画像処理プログ
ラム1603のうち、(RAM1502内の接続状態記
憶領域1802に)記憶している接続状態と対応する画
像処理プログラム1603を実行する。従って、接続状
態が変化していなければ、前回と同じ画像処理プログラ
ム1603が実行されるが、変化していれば、前回とは
別の、変化後の接続状態と対応する画像処理プログラム
1603が実行されることになる。
【0072】例えば、システムが第1の接続状態にある
とき、3つの接続ノード10022〜10024 に標準
解像度カメラ10012 〜10014 が接続され、残り
2つの接続ノード10021 および10025 には何も
接続されていないので、撮像範囲は、図11(A)のよ
うになる。第1の画像処理プログラム1603は、図1
1(A)のような撮像信号を繋ぎ合わせて1枚のパノラ
マ映像に合成するためのプログラムであり、画像処理部
1401が第1の画像処理プログラム1603を実行す
ることによって、V−RAM1505内に、例えば図1
1(B)のようなパノラマ映像信号が生成される。
【0073】システムが第2の接続状態にあるとき、5
つの接続ノード10021 〜10025 に標準解像度カ
メラ10011 〜10015 が接続されているので、撮
像範囲は、図12(A)のようになる。第2の画像処理
プログラム1603は、図12(A)のような撮像信号
を繋ぎ合わせて1枚のパノラマ映像に合成するためのプ
ログラムであり、画像処理部1401が第2の画像処理
プログラム1603を実行することによって、V−RA
M1505内に、例えば図12(B)のようなパノラマ
映像信号が生成される。
【0074】第3の接続状態では、2つの接続ノード1
0022 および10024 に標準解像度カメラ1001
2 および10014 が接続され、1つの接続ノード10
02 3 に高解像度カメラ1001’が接続され、残り2
つの接続ノード10021 および10025 には何も接
続されていないので、撮像範囲は、図13(A)のよう
になる。第3の画像処理プログラム1603は、図13
(A)のような撮像信号を繋ぎ合わせて1枚のパノラマ
映像に合成するためのプログラムであり、画像処理部1
401が第3の画像処理プログラム1603を実行する
ことによって、V−RAM1505内に、例えば図13
(B)のようなパノラマ映像信号が生成される。
【0075】再び図10に戻り、次いで、画像処理部1
401は、ステップS108の結果得られた映像信号を
モニタ1005に出力する(ステップS109)。こう
して、モニタ1005には、接続状態(すなわち、各接
続ノード1002にどのような属性を持ったカメラ10
01が接続されているか)に応じたパノラマ映像が表示
される。以上が、本車載カメラシステムの動作である。
【0076】なお、本車載カメラシステムでは、図2,
図3のように、カメラ1001でなく接続ノード100
2がバス制御部1301を含んでいるが、図14のよう
に、接続ノード1002でなくカメラ1001がバス制
御部1301を含んでも構わない。この場合、カメラ1
001が接続ノード1002からノード位置1303を
取得して、取得したノード位置1303と、自身のカメ
ラ属性1104とをバス1006へと送出する。
【0077】また、図2のカメラ1001に、撮像部1
101の向きを変化させる(それによってそのカメラ1
001の撮像範囲が移動する)ための駆動部1901を
さらに追加してもよい。図2のカメラ1001に駆動部
1901が追加された別のカメラ1001を、図15に
示す。図14のカメラ1001に駆動部1901が追加
されたさらに別のカメラ1001を、図16に示す。
【0078】図15,図16において、駆動部1901
は、信号処理装置1003内の画像処理部1401(図
5参照)が(カメラ1001内の)撮像処理部1102
を通じて行う指示に応じて、撮像部1101の向きを変
化させる。この場合、図17に示すように(図7と比
較)、各接続状態と対応して、画像処理部1401が駆
動部1901を制御して撮像部1101の向きを変化さ
せるための方向制御プログラム(複数)1605が、R
OM1503内にさらに記憶される。
【0079】なお、以上の説明では、カメラ属性110
4の典型例として解像度を挙げているが、それ以外の属
性、例えばフレームレートや感度、圧縮方式であって
も、あるいは、それらの組み合わせであっても、各接続
ノード1002からのノード位置1303およびカメラ
属性1104に基づいて接続状態を検知して、その接続
状態と対応する画像処理プログラム1603を実行する
手順に変わりはない。ただし、複数の属性を組み合わせ
る場合には、予め準備すべき画像処理プログラム160
3の数が多くなるのはいうまでもない。
【0080】また、以上では、所定の範囲内に存在する
物体の映像を捉えるカメラ1001を用いた車載カメラ
システムについて説明したが、カメラ1001に代え
て、所定の範囲内に単に物体が存在することを探知する
探知器(例えば赤外線探知器や超音波探知器など)を用
いてもよい。あるいは、所定の範囲内の温度や明るさ、
傾度(つまり斜面の傾きの程度)などを検知する温度検
知器や輝度検知器、傾度検知器(例えばジャイロ)など
を用いることもできる。
【0081】さらには、これらカメラ1001や探知
器、検知器のような、車両を取り巻く空間のうち所定の
範囲内の情況を検知する(すなわち、映像を捉えたり、
単に物体の存在を探知したり、温度等を検知したりす
る)装置を「センサ」と総称すれば、本実施形態で説明
した車載カメラシステムにおいて、カメラ1001を、
より一般的なセンサに置き換えることにより、車両10
00を取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を検知す
るセンサを用いた車載センサシステムが実現される。
【0082】この場合、図1のシステムにおいて、カメ
ラ1001がセンサ(1001)に置き換わるのに加
え、信号処理装置1003に備わる画像処理部1401
は、センサの検知結果を処理するセンサ処理部(140
1)に置き換わる。センサには、センサ属性(110
4)が記憶され、センサから接続ノード1002へ、セ
ンサ属性が通知される。そして、各接続ノード1002
がノード位置1303およびセンサ属性を送信する。
【0083】センサ処理装置には、接続状態(どのノー
ド1002にどのような属性のセンサが接続されている
か)に応じた複数のセンサ処理プログラム(1603)
が記憶されている。センサ処理装置は、各接続ノード1
002からのノード位置1303およびセンサ属性を受
信して、接続状態を検知し、検知結果と対応するセンサ
処理プログラムを実行する。そして、モニタ1005に
は、センサ処理装置の処理結果、例えば障害物への接近
を警告する画面が表示される。
【0084】上記の車載センサシステムでは、センサに
記憶されるセンサ属性に、そのセンサがカメラ1001
であるか探知器であるかを示す情報を含めておけば、セ
ンサとしてカメラ1001および探知器のどちらを用い
ても構わない。つまり、ドライバは、システム購入時
に、センサとしてカメラ1001を用いるか探知器を用
いるかを決めることができる。カメラ1001と探知器
とが混在する車載センサシステムの一例を、図18に示
す。
【0085】図18において、信号処理装置2001に
は、カメラ用の処理プログラム記憶部2001aと、超
音波探知器用の処理プログラム記憶部2001bとが含
まれる。カメラ用の処理プログラム記憶部2001aに
は、センサとしてカメラ2008が用いられる場合の処
理プログラム(複数)が記憶されている。超音波探知器
用の処理プログラム記憶部2001bには、センサとし
て超音波探知器2009が用いられる場合の処理プログ
ラム(複数)が記憶されている。
【0086】信号処理装置2001は、各接続ノード2
002〜2006からのノード位置1303およびセン
サ属性に基づいて接続状態を検知して、最初、それらの
ノードにカメラ2008が接続されているか超音波探知
器2009が接続されているかを判定する。次いで、接
続されているのがカメラ2008であれば、記憶してい
るカメラ用の処理プログラム(複数)のうちどれを実行
するかを決定し、超音波探知器2009であれば、記憶
している超音波探知器用の処理プログラム(複数)のう
ちどれを実行するかを決定する。
【0087】さらには、図18のシステムのようにカメ
ラ2008および探知器2009のどちらか一方が用い
られるのではなく、両方が混在して用いられてもよい。
この場合、信号処理装置2001が実行する処理プログ
ラムは、図16と異なり、カメラ用、超音波探知器用の
ように区別されない。例えば、センサ処理部には、ノー
ド2002〜2006にカメラ2008が接続された場
合の処理プログラムや、ノード2002〜2006に超
音波探知器2009が接続された場合の処理プログラム
の他、ノード2003〜2005にはカメラ2008
が、ノード2002および2006には超音波探知器2
009が接続された場合の処理プログラムなどが準備さ
れる。
【0088】以上のように、本実施形態では、検出可能
な全ての接続状態と、各接続状態と対応付けられた複数
の処理プログラムとを予め記憶しておいて、各接続ノー
ドの位置と、各センサの属性とに基づいて、現在の接続
状態を検出し、その接続状態と対応する処理プログラム
を選択して実行する。これにより、ドライバは、センサ
交換に伴う設定変更等を行わなくてもよいので、備え付
けのセンサを、そのセンサとは属性が異なる別のセンサ
に簡単に交換できるようになる。
【0089】さらに、各接続状態と対応付けられた複数
の方向制御プログラムをも予め記憶しておいて、現在の
接続状態を検出すると、その接続状態と対応する処理プ
ログラムに加えて、その接続状態と対応する方向制御プ
ログラムをも選択して実行する。これにより、ドライバ
は、センサ交換に伴う設定変更等に加えてセンサ方向の
調整も行わなくてよいので、さらに簡単にセンサ交換が
行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車載カメラシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラ1001(または1001’)の
構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の(信号処理装置用の)接続ノード100
4の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1の(カメラ用の)接続ノード1002の構
成例を示すブロック図である。
【図5】図1の信号処理装置1003の構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】図5の画像処理部1401の構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】図6のROM1503の記憶内容を示すメモリ
マップである。
【図8】図7の接続状態テーブル1602の内容(例え
ば第1〜第3の接続状態)を具体的に記述した図であ
る。
【図9】図6のRAM1502の記憶内容を示すメモリ
マップである。
【図10】図5の画像処理部1401が行うシステム制
御・画像処理を示すフローチャートである。
【図11】図1のシステムが第1の接続状態にあるとき
の撮像範囲(A)と、そのとき表示されるパノラマ映像
(B)とを示す図である。
【図12】図1のシステムが第2の接続状態にあるとき
の撮像範囲(A)と、そのとき表示されるパノラマ映像
(B)とを示す図である。
【図13】図1のシステムが第3の接続状態にあるとき
の撮像範囲(A)と、そのとき表示されるパノラマ映像
(B)とを示す図である。
【図14】図1のカメラ1001の他の構成例を示す図
である(接続ノード1002でなくカメラ1001がバ
ス制御部1301を含んでいる)。
【図15】図1のカメラ1001の別の構成例を示す図
である(図2のカメラ1001に駆動部1901が追加
されている)。
【図16】図1のカメラ1001のさらに別の構成例を
示す図である(図14のカメラ1001に駆動部190
1が追加されている)。
【図17】図1のカメラ1001が図14,図15のよ
うな構成を有する(すなわち駆動部1901を含んでい
る)場合の、ROM1503の記憶内容を示す図である
(図7の記憶内容に方向制御プログラム1605が追加
されている)。
【図18】カメラ1001と超音波探知器2009とが
混在する車載センサシステムの一例を示す図である(カ
メラや探知器をセンサと総称している)。
【符号の説明】
1001 標準解像度カメラ 1001’ 高解像度カメラ 1002 カメラ用の接続ノード 1003 信号処理装置 1004 信号処理装置用の接続ノード 1005 モニタ 1006 バス 1101 撮像部 1102 撮像処理部 1104 カメラ属性 1201,1301 バス制御部 1303 ノード位置 1401 画像処理部 1601 位置テーブル 1602 接続状態テーブル 1603 画像処理プログラム 1604 システム制御プログラム 1605 方向制御プログラム 1901 駆動部 2008 カメラ 2009 超音波探知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 624 B60R 21/00 624C 624E 626 626G // G08G 1/16 G08G 1/16 C (72)発明者 茨木 晋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 堺 貴久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森 敏昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 章裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 黒崎 敏彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、車両を取り巻く空間の
    うち所定の範囲内の情況をセンサで検知してドライバに
    通知するための車載センサシステムであって、 車両を取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を検知す
    るための1以上のセンサ、 各前記センサが着脱自在に接続され得る、前記車両の所
    定位置に設けられた複数の接続ノード、および各前記セ
    ンサによる検知結果を処理してドライバに通知するため
    処理装置を備え、 各前記センサは、そのセンサ自身の属性を記憶してお
    り、 各前記接続ノードは、その接続ノード自身の位置を記憶
    しており、 前記処理装置は、 各前記接続ノードの位置と、各前記センサの属性とに基
    づいて、車両のどの位置にある接続ノードにどのような
    属性を持ったセンサが接続されているかを示す接続状態
    を検出する接続状態検出手段、 検出可能な全ての接続状態と、各接続状態と対応付けら
    れた複数の処理プログラムとが予め記憶された記憶手
    段、および前記記憶手段に記憶されている処理プログラ
    ムのうち、前記接続状態検出手段が検出した接続状態と
    対応する処理プログラムを選択して実行することによっ
    て、各前記センサによる検知結果を処理する処理手段を
    含む、車載センサシステム。
  2. 【請求項2】 各前記接続ノードが、その接続ノード自
    身に接続されているセンサから属性を取得して、その接
    続ノード自身が記憶している位置と、取得した属性と
    を、前記処理装置へ送信することを特徴とする、請求項
    1に記載の車載センサシステム。
  3. 【請求項3】 各前記接続ノードは、その接続ノードの
    位置として、その接続ノードの識別子を記憶しており、 前記記憶手段には、全ての接続ノードについての識別子
    と位置との対応関係を記載した位置テーブルがさらに記
    憶されており、 前記接続状態検出手段は、各前記接続ノードからの識別
    子および属性を受信して、それら識別子および属性と、
    前記位置テーブルとに基づいて、前記接続状態を検出す
    ることを特徴とする、請求項2に記載の車載センサシス
    テム。
  4. 【請求項4】 各前記センサが、そのセンサ自身の接続
    されている接続ノードから位置を取得して、そのセンサ
    自身が記憶している属性と、取得した位置とを、前記処
    理装置へ送信することを特徴とする、請求項1に記載の
    車載センサシステム。
  5. 【請求項5】 各前記接続ノードは、その接続ノードの
    位置として、その接続ノードの識別子を記憶しており、 前記記憶手段には、全ての接続ノードについての識別子
    と位置との対応関係を記載した位置テーブルがさらに記
    憶されており、 前記接続状態検出手段は、各前記センサからの識別子お
    よび属性を受信して、それら識別子および属性と、前記
    位置テーブルとに基づいて、前記接続状態を検出するこ
    とを特徴とする、請求項4に記載の車載センサシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 各前記センサは、そのセンサ自身の向き
    を変えるための駆動手段を含み、 前記記憶手段には、各接続状態と対応付けられた複数の
    方向制御プログラムがさらに予め記憶され、 前記処理手段は、各前記センサによる検知結果を処理す
    る際に、前記記憶手段に記憶されている方向制御プログ
    ラムのうち、前記接続状態検知手段が検出した接続状態
    と対応する方向制御プログラムを選択して実行すること
    によって、各前記センサの検知範囲を移動させることを
    特徴とする、請求項1に記載の車載センサシステム。
  7. 【請求項7】 各前記センサが、車両を取り巻く空間の
    うち所定の範囲を撮像するカメラである、請求項1に記
    載の車載センサシステム。
  8. 【請求項8】 各前記カメラの属性には、少なくとも解
    像度が含まれる、請求項7に記載の車載センサシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 各前記カメラの属性には、少なくともフ
    レームレートが含まれる、請求項7に記載の車載センサ
    システム。
  10. 【請求項10】 各前記センサが、車両を取り巻く空間
    のうち所定の範囲内に物体が存在することを探知する探
    知器である、請求項1に記載の車載センサシステム。
  11. 【請求項11】 各前記センサが、車両を取り巻く空間
    のうち所定の範囲を撮像するカメラ、または車両を取り
    巻く空間のうち所定の範囲内に物体が存在することを探
    知する探知器であり、 各前記センサの属性には、少なくとも、そのセンサがカ
    メラであるか探知器であるかを示す情報が含まれる、請
    求項1に記載の車載センサシステム。
  12. 【請求項12】 車両に搭載され、車両を取り巻く空間
    のうち所定の範囲内の情況をセンサで検知してドライバ
    に通知するための車載センサシステムであって、 車両を取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を検知す
    るための1以上のセンサが各々着脱自在に接続され得
    る、前記車両の所定位置に設けられた複数の接続ノー
    ド、および各前記センサによる検知結果を処理してドラ
    イバに通知するため処理装置を備え、 各前記センサには、そのセンサ自身の属性が記憶されて
    おり、 各前記接続ノードは、その接続ノード自身の位置を記憶
    しており、 前記処理装置は、 各前記接続ノードの位置と、各前記センサの属性とに基
    づいて、車両のどの位置にある接続ノードにどのような
    属性を持ったセンサが接続されているかを示す接続状態
    を検出する接続状態検出手段、 検出可能な全ての接続状態と、各接続状態と対応付けら
    れた複数の処理プログラムとが予め記憶された記憶手
    段、および前記記憶手段に記憶されている処理プログラ
    ムのうち、前記接続状態検出手段が検出した接続状態と
    対応する処理プログラムを選択して実行することによっ
    て、各前記センサによる検知結果を処理する処理手段を
    含む、車載センサシステム。
  13. 【請求項13】 車両に搭載され、車両を取り巻く空間
    のうち所定の範囲内の情況をセンサで検知してドライバ
    に通知するための車載センサシステムを制御する方法で
    あって、 前記車載センサシステムには、 車両を取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を検知す
    るための1以上のセンサ、および各前記センサが着脱自
    在に接続され得る、前記車両の所定位置に設けられた複
    数の接続ノードが備わり、 各前記センサには、そのセンサ自身の属性が記憶されて
    おり、 各前記接続ノードには、その接続ノード自身の位置が記
    憶されており、 各前記接続ノードの位置と、各前記センサの属性とに基
    づいて、車両のどの位置にある接続ノードにどのような
    属性を持ったセンサが接続されているかを示す接続状態
    を検出する接続状態検出ステップ、 検出可能な全ての接続状態と、各接続状態と対応付けら
    れた複数の処理プログラムとを予め記憶する記憶ステッ
    プ、および前記記憶ステップで記憶した処理プログラム
    のうち、前記接続状態検出ステップで検出した接続状態
    と対応する処理プログラムを選択して実行することによ
    って、各前記センサによる検知結果を処理してドライバ
    に通知するステップを含む、車載センサシステム制御方
    法。
  14. 【請求項14】 車両に搭載され、車両を取り巻く空間
    のうち所定の範囲内の情況をセンサで検知してドライバ
    に通知するための車載センサシステムを制御するコンピ
    ュータによって実行される制御プログラムであって、 前記車載センサシステムには、 車両を取り巻く空間のうち所定の範囲内の情況を検知す
    るための1以上のセンサ、および各前記センサが着脱自
    在に接続され得る、前記車両の所定位置に設けられた複
    数の接続ノードが備わり、 各前記センサには、そのセンサ自身の属性が記憶されて
    おり、 各前記接続ノードには、その接続ノード自身の位置が記
    憶されており、 各前記接続ノードの位置と、各前記センサの属性とに基
    づいて、車両のどの位置にある接続ノードにどのような
    属性を持ったセンサが接続されているかを示す接続状態
    を検出する接続状態検出ステップ、 検出可能な全ての接続状態と、各接続状態と対応付けら
    れた複数の処理プログラムとを予め記憶する記憶ステッ
    プ、および前記記憶ステップで記憶した処理プログラム
    のうち、前記接続状態検出ステップで検出した接続状態
    と対応する処理プログラムを選択して実行することによ
    って、各前記センサによる検知結果を処理してドライバ
    に通知するステップを含む、車載センサシステム制御プ
    ログラム。
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