JP2001346159A - データ編集システムおよびデータ編集側ユニット - Google Patents

データ編集システムおよびデータ編集側ユニット

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JP2001346159A
JP2001346159A JP2001093060A JP2001093060A JP2001346159A JP 2001346159 A JP2001346159 A JP 2001346159A JP 2001093060 A JP2001093060 A JP 2001093060A JP 2001093060 A JP2001093060 A JP 2001093060A JP 2001346159 A JP2001346159 A JP 2001346159A
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Hiroshi Saito
浩 齋藤
Yasuo Hamamoto
康男 濱本
Kazuhiro Wake
一博 和気
Tatsuhiko Ikeda
達彦 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、映像が記録されたテープが放送局に届
くまでは、編集者は映像について編集を行うことができ
なかった。 【解決手段】 映像を撮影するカメラ2と、カメラ2に
よって撮影された映像をテープ5に記録する記録手段4
と、カメラ2によって撮影された映像をディジタル圧縮
してデータ量を縮小する圧縮手段6と、圧縮手段6によ
って圧縮されたデータを電波で送信する携帯電話7とを
有するデータ送信側ユニット1と、そのデータ送信側ユ
ニット1から送信されてきたデータを受信する受信手段
9と、受信手段9によって受信されたデータを利用し
て、テープ5に記録された映像について正規に編集を行
うための指示を受け付ける編集指示入力手段13と、編
集指示入力手段13が受け付けた指示に基づいてテープ
5に記録された映像について正規に編集を行う正編集機
14とを有するデータ編集側ユニット8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影した映像を編
集するデータ編集システムおよびデータ編集側ユニット
等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビの放送局では、例えば
事件が発生した場合、その事件を取材するために、カメ
ラマンを事件発生現場に派遣する。そして、カメラマン
は、その場所でカメラで映像を撮影してテープに記録
し、カメラマンまたは他の者がテープを放送局に持ち帰
り、例えば1時間の取材内容を、ニュース番組の例えば
3分間の枠で放送できるように、編集者が放送用データ
に編集している。
【0003】また、野球等のスポーツやコンサートで
は、カメラマンはイベントが行われる場所にあらかじめ
行き、ゲームを行っている選手や、コンサートの指揮者
や演奏者や、観客等を撮影してテープに記録し、この場
合も上述した事件の取材時と同様に、テープが放送局に
持ち帰られた後に、編集者が放送用データに編集してい
る。
【0004】上述した放送局における編集は、編集者が
テープを再生し、再生された映像を見ながらどの部分を
ピックアップするかを判断して、ピックアップした部分
をつなぎ合わせることによって行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、取材地と放
送局とは地理的に離れていることが普通で、映像を記録
しているテープが放送局に持ち込まれるまでには時間が
かかり、従来では上述したように、テープが放送局に届
いた後に編集者が編集作業を行うことになるので、編集
が完了するまでに長時間を要する。つまり、従来では、
映像が記録されたテープが放送局に届くまでは、編集者
は事件やスポーツ等の撮影された映像について編集を行
うことができなかったということである。
【0006】本発明は、上述した課題を考慮し、映像が
記録されたテープが放送局に届いた後の映像の編集作業
を従来よりも短時間で完了させるデータ編集システム
と、そのデータ編集システムに含まれるデータ編集側ユ
ニットとを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、映像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段
によって撮影された映像を所定の記録媒体に記録する記
録手段と、前記撮影手段によって撮影された映像をディ
ジタル圧縮してデータ量を縮小する圧縮手段と、前記圧
縮手段によって圧縮されたデータを無線で送信する送信
手段とを少なくとも有するデータ送信側ユニットと、前
記データ送信側ユニットから送信されてきたデータを受
信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデ
ータを利用して、前記記録媒体に記録された映像につい
て正規に編集を行うための指示を受け付ける編集指示入
力手段と、前記編集指示入力手段が受け付けた前記指示
に基づいて前記記録媒体に記録された映像について正規
に編集を行う編集手段とを少なくとも有するデータ編集
側ユニットとを備えたデータ編集システムである。
【0008】第2の本発明(請求項2に対応)は、前記
圧縮手段が、前記ディジタル圧縮を実質上リアルタイム
で行い、前記送信手段が、前記圧縮されたデータを実質
上リアルタイムで送信する第1の本発明に記載のデータ
編集システムである。
【0009】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
受信されたデータを利用して前記正規に編集を行うと
は、前記受信されたデータに対して粗編集を行い、その
粗編集の結果を利用して正規に編集を行うことを意味す
る第1または第2の本発明に記載のデータ編集システム
である。
【0010】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
送信手段および/または前記受信手段が、移動体ディジ
タル通信装置である第1から第3のいずれかの本発明に
記載のデータ編集システムである。
【0011】第5の本発明(請求項5に対応)は、前記
送信手段が、前記映像に関する付属情報をも送信する第
1から第4のいずれかの本発明に記載のデータ編集シス
テムである。
【0012】第6の本発明(請求項6に対応)は、前記
付属情報には、前記映像の撮影場所、前記映像の撮影時
刻、前記データ送信側ユニットのユーザから受け付けた
情報の全部または一部が含まれる第5の本発明に記載の
データ編集システムである。
【0013】第7の本発明(請求項7に対応)は、前記
データ編集側ユニットが、そのデータ編集側ユニットの
ユーザから情報を受け付ける情報受付手段と、その情報
受付手段が受け付けた情報を無線で送信する第2送信手
段とを有し、前記データ送信側ユニットが、前記データ
編集側ユニットから送信されてきた情報を受信する第2
受信手段と、その第2受信手段が受信した情報を出力す
る情報出力手段とを有する第1から第6のいずれかの本
発明に記載のデータ編集システムである。
【0014】第8の本発明(請求項8に対応)は、前記
データ送信側ユニットの前記送信手段によって送信され
たデータの全部または一部を、実質上リアルタイムでイ
ンターネット上に配信する配信手段をさらに備えた第1
から第7のいずれかの本発明に記載のデータ編集システ
ムである。
【0015】第9の本発明(請求項9に対応)は、前記
データ編集側ユニットが、放送局に配置されるものであ
って、前記配信手段が、前記インターネット配信を行う
さい、前記送信手段によって送信されたデータの全部ま
たは一部とともに、前記編集手段によって正規に編集さ
れた編集データの放送チャンネルおよび放送時刻に関す
る宣伝情報をも配信する第8の本発明に記載のデータ編
集システムである。
【0016】第10の本発明(請求項10に対応)は、
前記データ編集側ユニットが、放送局に配置されるもの
であって、前記編集手段によって正規に編集されたデー
タを放送するとともに、その編集データの元になった、
前記撮影手段によって撮影された映像の全部または一部
が前記編集データの受信側のユーザがインターネットで
入手可能であることを意味する情報を放送する第3送信
手段と、前記撮影手段によって撮影された映像の全部ま
たは一部を、前記編集データの受信側のユーザがインタ
ーネットで入手できるように、前記インターネット上の
所定のデータ蓄積手段に蓄積するためのデータ蓄積制御
手段とをさらに備えた第1から第7のいずれかの本発明
に記載のデータ編集システムである。
【0017】第11の本発明(請求項11に対応)は、
前記映像には、音声が含まれる第1から第10のいずれ
かの本発明に記載のデータ編集システムである。
【0018】第12の本発明(請求項12に対応)は、
映像を撮影し、その撮影した映像を所定の記録媒体に記
録するとともに、前記撮影した映像をディジタル圧縮し
てデータ量を縮小し、その圧縮したデータを無線で送信
するデータ送信側ユニットから送信されてきたデータを
受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された
データを利用して、前記記録媒体に記録された映像につ
いて正規に編集を行うための指示を受け付ける編集指示
入力手段と、前記編集指示入力手段が受け付けた前記指
示に基づいて前記記録媒体に記録された映像について正
規に編集を行う編集手段とを少なくとも備えたデータ編
集側ユニットである。
【0019】第13の本発明(請求項13に対応)は、
前記受信されたデータを利用して前記正規に編集を行う
とは、前記受信されたデータに対して粗編集を行い、そ
の粗編集の結果を利用して正規に編集を行うことを意味
する第12の本発明に記載のデータ編集側ユニットであ
る。
【0020】第14の本発明(請求項14に対応)は、
前記受信手段が、移動体ディジタル通信装置である第1
2または第13の本発明に記載のデータ編集側ユニット
である。
【0021】第15の本発明(請求項15に対応)は、
ユーザから情報を受け付ける情報受付手段と、その情報
受付手段が受け付けた情報を無線で送信する送信手段と
を備えた第12から第14のいずれかの本発明に記載の
データ編集側ユニットである。
【0022】第16の本発明(請求項16に対応)は、
前記受信手段によって受信されたデータの全部または一
部を、実質上リアルタイムでインターネット上に配信す
る配信手段を備えた第12から第15のいずれかの本発
明に記載のデータ編集側ユニットである。
【0023】第17の本発明(請求項17に対応)は、
前記データ編集側ユニットが放送局に配置されるもので
あって、前記配信手段が、前記インターネット配信を行
いさい、前記受信手段によって受信されたデータの全部
または一部とともに、前記編集手段によって正規に編集
された編集データの放送チャンネルおよび放送時刻に関
する宣伝情報をも配信する第16の本発明に記載のデー
タ編集側ユニットである。
【0024】第18の本発明(請求項18に対応)は、
前記データ編集側ユニットが放送局に配置されるもので
あって、前記編集手段によって正規に編集されたデータ
を放送するとともに、その編集データの元になった、前
記データ送信側ユニットの撮影手段によって撮影された
映像の全部または一部が前記編集データの受信側のユー
ザがインターネットで入手可能であることを意味する情
報を放送する第2送信手段を備え、前記撮影手段によっ
て撮影された映像の全部または一部が、前記編集データ
の受信側のユーザがインターネットで入手できるよう
に、前記インターネット上の所定のデータ蓄積手段に蓄
積される第12から第15のいずれかの本発明に記載の
データ編集側ユニットである。
【0025】第19の本発明(請求項19に対応)は、
前記映像には、音声が含まれる第12から第18のいず
れかの本発明に記載のデータ編集側ユニットである。
【0026】第20の本発明(請求項20に対応)は、
第1から第11のいずれかの本発明に記載のデータ編集
システムの、前記データ送信側ユニットにおける、前記
撮影手段によって撮影された映像を所定の記録媒体に記
録する前記記録手段と、前記撮影手段によって撮影され
た映像をディジタル圧縮してデータ量を縮小する前記圧
縮手段と、前記圧縮手段によって圧縮されたデータを無
線で送信する前記送信手段と、前記データ編集側ユニッ
トにおける、前記データ送信側ユニットから送信されて
きたデータを受信する前記受信手段と、前記受信手段に
よって受信されたデータを利用して、前記記録媒体に記
録された映像について正規に編集を行うための指示を受
け付ける前記編集指示入力手段と、前記編集指示入力手
段が受け付けた前記指示に基づいて前記記録媒体に記録
された映像について正規に編集を行う前記編集手段との
全部又は一部としてコンピュータを機能させるためのプ
ログラムである。
【0027】第21の本発明(請求項21に対応)は、
第12から第19のいずれかの本発明に記載のデータ編
集側ユニットの、映像を撮影し、その撮影した映像を所
定の記録媒体に記録するとともに、前記撮影した映像を
ディジタル圧縮してデータ量を縮小し、その圧縮したデ
ータを無線で送信するデータ送信側ユニットから送信さ
れてきたデータを受信する前記受信手段と、前記受信手
段によって受信されたデータを利用して、前記記録媒体
に記録された映像について正規に編集を行うための指示
を受け付ける前記編集指示入力手段と、前記編集指示入
力手段が受け付けた前記指示に基づいて前記記録媒体に
記録された映像について正規に編集を行う前記編集手段
との全部又は一部としてコンピュータを機能させるため
のプログラムである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0029】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1のデータ編集システムの構成を述べる。
【0030】図1に、そのデータ編集システムのブロッ
ク図を示す。図1に示すように、本発明の実施の形態1
のデータ編集システムは、データ送信側ユニット1と、
データ編集側ユニット8とで構成される。なお、データ
送信側ユニット1はカメラマン等に携帯されるものであ
って、データ編集側ユニット8は放送局に配置されるも
のである。また、図1には、以下の説明の便宜上、イン
ターネット18と、インターネット18上においてデー
タを蓄積するサーバ17と、家庭等に配置されるユーザ
側送受信器19と、そのユーザ側送受信器19に接続し
ているユーザ側ディスプレイ20とが表示されている。
【0031】データ送信側ユニット1は、映像を撮影す
るカメラ2と、音声を収音するマイク3と、カメラ2に
よって撮影された映像、およびマイク3によって収音さ
れた音声をテープ5に記録する記録手段4と、撮影され
た映像および収音された音声をディジタル圧縮してデー
タ量を縮小する圧縮手段6と、圧縮手段6によって圧縮
されたデータを無線で送信する携帯電話7とで構成され
る。
【0032】データ編集側ユニット8は、受信手段9
と、再生手段10と、ディスプレイ11と、粗編集機1
2と、編集指示入力手段13と、正編集機14と、リア
ルタイム配信手段15と、放送手段16とで構成され
る。
【0033】受信手段9は、データ送信側ユニット1の
携帯電話7から送信されてきたデータを受信する手段で
あり、再生手段10は、受信手段9によって受信された
データを再生する手段であり、ディスプレイ11は、再
生手段10によって再生された映像を表示する手段であ
り、粗編集機12は、受信手段9によって受信されたデ
ータに対する編集者の指示に基づいて粗編集を行う手段
である。
【0034】また、編集指示入力手段13は、粗編集機
12において粗編集されたデータを利用して、テープ5
に記録された映像について正規に編集を行うための指示
を受け付ける手段であり、正編集機14は、編集指示入
力手段13が受け付けた指示に基づいてテープ5に記録
された映像について正規に編集を行う手段である。な
お、図1において、データ送信側ユニット1内のテープ
5と、データ編集側ユニット8内のテープ5は、同じも
のである。
【0035】リアルタイム配信手段15は、受信手段9
によって受信されたデータをリアルタイムでインターネ
ット18上に配信することができるように、インターネ
ット18上のサーバ17へデータを蓄積させるための手
段である。なお、リアルタイム配信手段15は、サーバ
17にデータを蓄積させるさい、正編集機14によって
正規に編集されたデータが放送局から放送されるさいの
放送チャンネルおよび放送時刻に関する番組宣伝情報も
サーバ17に蓄積させる。
【0036】さらに、放送手段16は、正編集機14に
よって正規に編集されたデータを放送するとともに、そ
の正規の編集データの元になったデータであって受信手
段9によって受信された全データを、ユーザがユーザ側
送受信器19を用いてインターネット18を利用するこ
とによって入手可能であることを知らせる情報を放送す
る手段である。
【0037】なお、実施の形態1では、本発明のデータ
編集システムの、データ送信側ユニットの一例としてデ
ータ送信側ユニット1を、データ編集側ユニットの一例
としてデータ編集側ユニット8をそれぞれ用いる。ま
た、実施の形態1では、本発明のデータ編集システムの
データ送信側ユニットの、撮影手段の一例としてカメラ
2およびマイク3を、記録手段の一例として記録手段4
を、圧縮手段の一例として圧縮手段6を、送信手段の一
例として携帯電話7を、それぞれ用いる。
【0038】また、実施の形態1では、本発明のデータ
編集システムのデータ編集側ユニットの、受信手段の一
例として受信手段9を、編集指示入力手段の一例として
編集指示入力手段13を、編集手段の一例として正編集
機14を、それぞれ用いる。
【0039】また、実施の形態1では、本発明のデータ
編集システムの、配信手段およびデータ蓄積制御手段の
一例としてリアルタイム配信手段15を、第3送信手段
の一例として放送手段16を、それぞれ用いる。
【0040】次に、本発明の実施の形態1のデータ編集
システムの動作を述べる。
【0041】以下の説明の便宜上、奈良で遺跡が発掘さ
れ、大阪の放送局が、その出来事を取材するためにカメ
ラマンを遺跡発掘現場に派遣し、そのカメラマンが撮影
した映像を編集して、「奈良での遺跡発掘」についての
ニュースを、当日の夕方のニュース番組の3分間の枠内
で放送する場面を例にとって、本発明の実施の形態1の
データ編集システムの動作を述べる。また、「奈良で遺
跡が発掘された」という連絡は午後2時に放送局に届
き、放送局は、その連絡を受けると同時に、カメラマン
を奈良の遺跡発掘現場に派遣したものとする。
【0042】先ず、カメラマンは、遺跡発掘のための映
像撮影の指示を受けると同時に、データ送信側ユニット
1を携えて、奈良の遺跡発掘現場に行き、カメラ2で遺
跡の映像を撮影するとともに、マイク3で発掘作業中の
音声を収音する。そうすると、データ送信側ユニット1
では、記録手段4が、撮影された映像および、収音され
た音声をテープ5に記録する。なお、テープ5には、1
時間30分の取材データが、高画質の映像かつ高音質の
音声で記録されるものとする。
【0043】また、データ送信側ユニット1では、テー
プ5への取材データの記録とともに、圧縮手段6が、カ
メラ2によって撮影された映像および、マイク3によっ
て収音された音声を、リアルタイムでディジタル圧縮し
てデータ量を縮小し、圧縮手段6に接続された携帯電話
7が、圧縮手段6によって圧縮されたデータを、リアル
タイムで電波を用いて無線で放送局に送信する。なお、
圧縮手段6によって圧縮されたデータが再生されたとき
の映像および音声は、低品質になっているものとする。
【0044】次に、放送局に配置されるデータ編集側ユ
ニット8では、受信手段9がデータ送信側ユニット1の
携帯電話7からのデータを受信する。そうすると、リア
ルタイム配信手段15は、「奈良での遺跡発掘」につい
ての1時間30分全部の取材データを、受信手段9によ
って受信された順に順次リアルタイムでインターネット
18上に配信することができるように、インターネット
18上のサーバ17にデータを蓄積する。そのさい、リ
アルタイム配信手段15は、「奈良での遺跡発掘」につ
いての映像が放送局から放送されるさいの、放送チャン
ネルおよび放送時刻に関する番組宣伝情報もサーバ17
に蓄積する。なお、受信手段9が受信したデータは、圧
縮手段6によって圧縮されたデータであるので、インタ
ーネット18上にリアルタイム配信される映像および音
声は低品質である。
【0045】このように、リアルタイム配信手段15
が、「奈良での遺跡発掘」についての全部の映像を順次
インターネット18上でリアルタイム配信するので、ユ
ーザは、ユーザ側送受信器19を利用することによっ
て、画質および音質は良くないが「奈良での遺跡発掘」
についての全映像をリアルタイムで視聴することができ
る。また、リアルタイムの映像に付加されている「奈良
での遺跡発掘」を含むニュース番組の宣伝情報により、
ユーザは、後に「奈良での遺跡発掘」についてのニュー
スが放送されたときに、「遺跡発掘」を高画質の映像で
視聴することができる。
【0046】また、データ編集側ユニット8では、受信
手段9がデータ送信側ユニット1からのデータを受信す
ると、再生手段10が受信されたデータを順次再生し、
それに基づいてディスプレイ11は映像を表示する。な
お、その映像の品質は良くない。なぜなら、その映像の
元になったデータが、圧縮手段6によって圧縮されたデ
ータであって、それが再生されたものであるからであ
る。
【0047】そして、放送局のニュース番組の編集者
は、ディスプレイ11に表示された映像を見ながら、ニ
ュース番組の例えば3分間というあらかじめ決められた
枠内に収まるように、受信手段9によって受信されたデ
ータ「奈良での遺跡発掘」についての編集を、粗編集機
12を用いて行う。
【0048】なお、この場合の編集は、その編集対象の
映像および音声の品質が良くないので、放送には直接使
えないデータを生成するための編集であって、粗編集と
いうことになる。ただし、後にも説明するが、その粗編
集されたデータを用いることによって、データ送信側ユ
ニット1の記録手段4によって映像および音声が記録さ
れたテープ5が放送局に届いた後の、そのテープ5に記
録されている高品質の映像および音声についての正規の
編集時間が従来よりも短くなる。
【0049】ここで、上述の編集者が粗編集機12を用
いて行う粗編集についてさらに説明する。編集者は、上
述したように、ディスプレイ11に表示された映像を見
ながら、必要なフレームをピックアップして粗編集を行
うのであるが、そのさい、粗編集機12は、編集者によ
ってピックアップされたフレームの番号を、受信手段9
からのデータのなかの各フレームに付加されている番号
から特定し、その特定したフレーム番号を編集指示入力
手段13に出力する。
【0050】このように、粗編集時に編集者によってピ
ックアップされたフレーム番号が特定されると、テープ
5が放送局に届いた後に正編集機14において正規の編
集を行うさい、特定されたフレーム番号を利用すること
により、編集者はあらためてテープ5を再生した映像を
見る必要がなくなる。
【0051】次に、データ送信側ユニット1により映像
および音声が記録されたテープ5が放送局に届くと、正
編集機14は、テープ5からのデータと、編集指示入力
手段13からの、粗編集機12によって特定されたフレ
ーム番号とに基づいて、テープ5に記録された映像につ
いて正規に編集を行う。ところで、上述したようにすで
に粗編集時にピックアップすべきフレーム番号が特定さ
れているので、正編集機14において行われる正規な編
集は、短時間で行われる。したがって、従来より、テー
プ5が放送局に届いてから行う編集時間が大幅に短縮さ
れる。
【0052】そして、ニュース番組の該当時間になる
と、放送手段16は、正編集機14によって正規に編集
された「奈良での遺跡発掘」の映像および音声を放送す
る。なお、この放送される映像および音声の品質は高品
質である。なぜなら、それらは、高品位記録されたテー
プ5に基づくものであるからである。
【0053】また、放送手段16は、「奈良での遺跡発
掘」を放送するとともに、その放送データの元になった
データであって、放送用に用いられなかったデータをも
含む全データを、ユーザがユーザ側送受信器19を用い
てインターネット18を利用することによって入手可能
であることを知らせる情報を放送する。その情報には、
図2に示すように、ユーザ側ディスプレイ20の画面右
上に表示されるアドレスが含まれる。
【0054】ここで、ユーザが、放送された「遺跡発
掘」に興味を持ち、その「遺跡発掘」の全映像データを
見たいと考えた場合、ユーザは、ユーザ側ディスプレイ
20に表示されるアドレスをクリックする。その動作に
よって、ユーザ側送受信器19およびインターネット1
8を介してサーバ17にアクセスされ、インターネット
18およびユーザ側送受信器19を介してユーザ側ディ
スプレイ20に、「遺跡発掘」の全映像データが順次表
示され、ユーザの要望が満たされる。
【0055】なお、上述した実施の形態1では、大阪の
放送局が、奈良で発掘された遺跡を取材し、その取材デ
ータを編集して放送する場面を例にとって、本発明の実
施の形態1のデータ編集システムの動作を説明したが、
本発明の実施の形態1のデータ編集システムは、上述し
た場面の取材データの編集および放送に用いられるもの
と限定することはない。例えば、放送局が、地理的に離
れている場所で起こった事件や、スポーツやコンサート
等のイベントを取材し、その取材データを編集して放送
する場面等にも、上述した実施の形態1のデータ編集シ
ステムの使用が可能である。
【0056】また、上述した実施の形態1では、データ
編集側ユニット8は、放送局に配置されるものであると
したが、本発明のデータ編集システムのデータ編集側ユ
ニットは、放送局に配置されるものであると限定するも
のではない。要するに、データ編集側ユニットは、本発
明のデータ編集システムのデータ送信側ユニットと地理
的に離れた場所にあり、データ送信側ユニットでテープ
等の記録媒体に記録されたデータと実質上同じ内容のデ
ータをあらかじめ無線で取得しておき、そのあらかじめ
取得したデータを用いて、映像が記録されたテープ等の
記録媒体の映像等について正規に編集を行うものであ
る。
【0057】また、上述した実施の形態1では、データ
送信側ユニット1の圧縮手段6は、リアルタイムでディ
ジタル圧縮を行うとしたが、リアルタイム圧縮に限定す
ることはない。例えば、映像が撮影されてから一定時間
遅れてディジタル圧縮を行うとしてもよい。また、上述
した実施の形態では、携帯電話7は、圧縮手段6によっ
て圧縮されたデータをリアルタイムで送信するとした
が、上記同様、一定時間遅れてデータ送信を行ってもよ
い。その場合、映像の撮影時刻の情報も、データととも
に送信することが望ましい。また、送信データは、撮影
された全データでなくてもよい。例えば、撮影された映
像の10フレームのうちの1フレームが送信されないと
してもよい。
【0058】また、上述した実施の形態1では、編集者
が粗編集機12を用いて粗編集を行うさい、粗編集機1
2は、編集者によってピックアップされたフレームの番
号を特定し、その特定したフレーム番号を編集指示入力
手段13に出力するとしたが、そのフレーム番号は、編
集者が編集指示入力手段13に直接入力してもよい。ま
た、ピックアップされたフレームは、例えばテープ5上
における、そのフレームが位置する場所の先頭からの経
過時間によって特定されてもよい。例えば先頭から30
分15秒後のフレームというように特定されてもよい。
または、正規な編集を行うさいに、編集者が、粗編集さ
れたデータの再生映像を再度見ながら、正規な編集をす
るための指示を編集指示入力手段13に入力するとして
もよい。要するに、編集指示入力手段13には、正規な
編集を行うための指示が入力されさえすればよい。
【0059】また、上述した実施の形態1におけるデー
タ送信側ユニット1の携帯電話7は、データ送信側ユニ
ット1のカメラ2で撮影された映像の撮影場所や撮影時
刻や、データ送信側ユニット1の使用者(例えばカメラ
マン)から受け付けた撮影に関するトピック等の付属情
報を、電波でデータ編集側ユニット8に送信してもよ
い。トピックの一例として、遺跡発掘にともなって出土
した土器の種類等が該当する。このように付属情報が送
信されてくると、データ編集側ユニット8では、その付
属情報をも利用して正規の編集を行うことができる。な
お、付属情報の一例として、映像撮影時の天気、映像場
所の明るさ、対象物を撮影した方向、太陽の位置する方
向等も含まれる。太陽の位置する方向がわかれば、陰の
できる方向がわかるというメリットがある。
【0060】また、上述した実施の形態1では、本発明
のデータ編集システムのデータ送信側ユニットの送信手
段の一例として携帯電話7を用いたが、送信手段は、他
の移動体ディジタル通信装置であってもよい。また、送
信手段は、携帯電話7等の移動体ディジタル通信装置で
あると限定することはない。
【0061】また、上述した実施の形態1におけるデー
タ編集側ユニット8の受信手段として、携帯電話等の移
動体ディジタル通信装置を用いてもよい。
【0062】また、上述した実施の形態1では述べなか
ったが、データ編集側ユニット8が、そのデータ編集側
ユニット8のユーザ(例えば編集者)から情報を受け付
ける情報受付手段と、その情報受付手段が受け付けた情
報を無線で送信する送信手段とを有し、データ送信側ユ
ニット1が、データ編集側ユニット8から送信されてき
た情報を受信する受信手段と、その受信手段が受信した
情報を出力する情報出力手段とを有していてもよい。
【0063】このように、データ編集側ユニット8が情
報受付手段21と送信手段22とを有している場合のデ
ータ編集システムの構成を、図3に示す。なお図3で
は、データ送信側ユニット1の携帯電話7が、データ編
集側ユニット8の送信手段22からの情報を受信し、受
信されたその情報はカメラマンが覗くカメラ2のビュー
ファインダに表示される。したがって、図3の場合で
は、データ編集側ユニット8から送信されてきた情報を
受信する受信手段の一例として携帯電話7が該当し、情
報出力手段の一例としてカメラ2のビューファインダが
該当することになる。
【0064】ところで例えば、上述した「遺跡発掘」を
カメラマンが撮影しているときに、土器が出土したよう
な場合、放送局の編集者は、その土器を拡大して撮影し
てもらいたいと望む場合がある。その場合、図3に示す
システムでは、編集者がその旨の情報を情報受付手段2
1に入力すると、送信手段22が「拡大撮影せよ」とい
う情報をデータ送信側ユニット1に送信する。そうする
と、データ送信側ユニット1では、その情報を携帯電話
7が受信し、その「拡大撮影せよ」という情報が図4に
示すようにカメラ2のビューファインダに表示されるの
で、カメラマンは、放送局の編集者の指示に基づいて土
器を拡大して撮影することができるという効果がある。
【0065】なお、図3の例では、データ編集側ユニッ
ト8から送信されてきた情報を受信する受信手段の一例
として携帯電話7を用いたが、携帯電話7とは別に受信
手段をデータ送信側ユニット1に設けてもよい。また、
図3の例では、情報出力手段の一例としてカメラ2のビ
ューファインダを用いたが、情報出力手段はビューファ
インダに限定されるものではなく、音で情報を出力する
ものであってもよい。要するに、情報出力手段は、デー
タ編集側ユニット8のユーザから情報の情報を出力する
ものでありさえすればよい。
【0066】また、データ編集側ユニット8の情報受付
手段21および/または送信手段22として、携帯電話
等の移動体ディジタル通信装置を用いてもよい。同様
に、データ送信側ユニット1の受信手段および/または
情報出力手段を、携帯電話7で兼ねさせてもよいし、ま
たは受信手段および/または情報出力手段として、他の
移動体ディジタル通信装置を用いてもよい。
【0067】また、図1を用いて説明したように、ユー
ザは、ユーザ側送受信器19を利用することによって、
「奈良での遺跡発掘」についての全映像を放送にさきが
けて視聴することができる。その場合、ユーザは、出土
された土器を見たとき、上述した放送局の編集者と同様
に、その土器の拡大映像を見たいと希望する場合があ
る。
【0068】そこで、図5に示すように、ユーザのその
ような希望をインターネット18を介して受け付けるユ
ーザ希望受付手段23と、そのユーザ希望受付手段23
が受け付けた情報をデータ送信側ユニット1に送信する
送信手段24とを、データ編集側ユニット8に設けると
してもよい。その場合、ユーザ側送受信器19は、情報
を受信するだけでなく、情報を送信することができる機
器である必要がある。また、データ送信側ユニット1で
は、図3を用いて説明したように、例えば、携帯電話7
がデータ編集側ユニット8の送信手段24からの情報を
受信し、カメラ2のビューファインダが受信されたその
情報を表示することになる。このような図5に示すシス
テムでは、ユーザは自らが希望する映像を見ることがで
きる。
【0069】なお、ユーザ希望受付手段23があらかじ
め決められた数を超える多数のユーザから同じような希
望を受け付けた場合に、送信手段24は受け付けられた
情報をデータ送信側ユニット1に送信するとしてもよ
い。また、データ編集側ユニット8の編集者が、ユーザ
希望受付手段23が受け付けたユーザの希望を把握して
必要な情報を選択し、送信手段24は、選択された情報
データ送信側ユニット1に送信するとしてもよい。
【0070】また、上述した実施の形態1では、リアル
タイム配信手段15は、「奈良での遺跡発掘」について
の全部の映像を順次インターネット18上にリアルタイ
ム配信するとしたが、全部の映像を配信するものと限定
することはない。一部の映像は配信しなくてもよい。ま
た、取材内容が事件等であって、例えば凄惨な映像が含
まれている場合、その映像は配信されないとしてもよ
い。その他、例えば公の秩序を害するもの等について
も、自動的に、または編集者等の操作に基づいて、配信
される映像から除かれてもよい。すなわち、リアルタイ
ム配信手段15は、撮影した映像のうちの一部の映像を
配信してもよいということである。
【0071】また、リアルタイム配信手段15は、映像
をリアルタイム配信するとしたが、リアルタイム配信に
限定することはない。例えば、受信手段9がデータ受信
した時刻から一定時間遅らせて映像配信を行ってもよ
い。
【0072】また、上述した実施の形態1では、リアル
タイム配信手段15は、データ編集側ユニット8に設け
られるとしたが、そのデータ編集側ユニット8の外部
に、リアルタイム配信手段15が設けられるとしてもよ
い。その場合、リアルタイム配信手段15は、データ送
信側ユニット1から直接的にまたは間接的に映像データ
を取得する必要がある。
【0073】また、上述した実施の形態1では、サーバ
17は、リアルタイム配信手段15からの全データを蓄
積するとしたが、サーバ17は、データ送信側ユニット
1からのデータを、データ編集側ユニット8を介さずに
蓄積するとしてもよい。また、サーバ17に蓄積される
データは、データ送信側ユニット1において撮影された
映像および収音された音声の全部が蓄積されなくてもよ
い。要するに、サーバ17は、データ送信側ユニット1
において撮影された映像および収音された音声の全部ま
たは一部を蓄積しさえすればよい。
【0074】また、上述した実施の形態1では、音声に
ついても述べたが、データ編集対象に音声が含まれてい
なくてもよい。
【0075】また、上述した実施の形態1では、図2を
用いて説明したように、放送用にカットされたデータを
も含む全データをユーザがインターネット18で入手可
能であるということをユーザに知らせる情報のなかのア
ドレスがユーザ側ディスプレイ20に表示され、ユーザ
がそのアドレスをクリックすると、上記全データがユー
ザ側ディスプレイ20に表示されるとした。しかしなが
ら、ユーザが表示されたアドレスをクリックするのでは
なく、別途パソコンを用いてアドレスを入力することに
より、インターネット18を介してサーバ17からデー
タを取得し、パソコンに接続されているディスプレイに
表示させてもよい。
【0076】また、上述した実施の形態1では、本発明
のデータ編集システムの記録手段が映像を記録する記録
媒体としてテープ5を用いたが、他の記録媒体を用いて
もよい。
【0077】また、本発明は、上述した本発明のデータ
編集システムの全部又は一部の手段(またはデータ送信
側ユニットとデータ編集側ユニットとの双方または一
方)の機能をコンピュータにより実行させるためのプロ
グラムであって、コンピュータと協働して動作するプロ
グラムである。
【0078】なお、本発明の一部の手段とは、それらの
複数の手段の内の、幾つかの手段を意味し、あるいは、
一つの手段の内の一部の機能を意味する。
【0079】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0080】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
【0081】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
【0082】記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝
送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、光・電
波・音波等が含まれる。
【0083】また、上述した本発明のコンピュータは、
CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良
い。
【0084】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0085】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、映像が記録されたテープが放送局に届い
た後の映像の編集作業を従来よりも短時間で完了させる
データ編集システムと、そのデータ編集システムに含ま
れるデータ編集側ユニットとを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデータ編集システムの
ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるユーザ側ディス
プレイ20の構成図
【図3】本発明の実施の形態のデータ編集システムのブ
ロック図
【図4】カメラのビューファインダを示す図
【図5】本発明の実施の形態のデータ編集システムのブ
ロック図
【符号の説明】
1 データ送信側ユニット 2 カメラ 3 マイク 4 記録手段 5 テープ 6 圧縮手段 7 携帯電話 8 データ編集側ユニット 9 受信手段 10 再生手段 11 ディスプレイ 12 粗編集機 13 編集指示入力手段 14 正編集機 15 リアルタイム配信手段 16 放送手段 17 サーバ 18 インターネット 19 ユーザ側送受信器 20 ユーザ側ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 610 H04N 5/92 H (72)発明者 和気 一博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 池田 達彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を撮影する撮影手段と、前記撮影手
    段によって撮影された映像を所定の記録媒体に記録する
    記録手段と、前記撮影手段によって撮影された映像をデ
    ィジタル圧縮してデータ量を縮小する圧縮手段と、前記
    圧縮手段によって圧縮されたデータを無線で送信する送
    信手段とを少なくとも有するデータ送信側ユニットと、 前記データ送信側ユニットから送信されてきたデータを
    受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された
    データを利用して、前記記録媒体に記録された映像につ
    いて正規に編集を行うための指示を受け付ける編集指示
    入力手段と、前記編集指示入力手段が受け付けた前記指
    示に基づいて前記記録媒体に記録された映像について正
    規に編集を行う編集手段とを少なくとも有するデータ編
    集側ユニットとを備えたデータ編集システム。
  2. 【請求項2】 前記圧縮手段は、前記ディジタル圧縮を
    実質上リアルタイムで行い、前記送信手段は、前記圧縮
    されたデータを実質上リアルタイムで送信する請求項1
    に記載のデータ編集システム。
  3. 【請求項3】 前記受信されたデータを利用して前記正
    規に編集を行うとは、前記受信されたデータに対して粗
    編集を行い、その粗編集の結果を利用して正規に編集を
    行うことを意味する請求項1または2に記載のデータ編
    集システム。
  4. 【請求項4】 前記送信手段および/または前記受信手
    段は、移動体ディジタル通信装置である請求項1から3
    のいずれかに記載のデータ編集システム。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は、前記映像に関する付属
    情報をも送信する請求項1から4のいずれかに記載のデ
    ータ編集システム。
  6. 【請求項6】 前記付属情報には、前記映像の撮影場
    所、前記映像の撮影時刻、前記データ送信側ユニットの
    ユーザから受け付けた情報の全部または一部が含まれる
    請求項5に記載のデータ編集システム。
  7. 【請求項7】 前記データ編集側ユニットは、そのデー
    タ編集側ユニットのユーザから情報を受け付ける情報受
    付手段と、その情報受付手段が受け付けた情報を無線で
    送信する第2送信手段とを有し、 前記データ送信側ユニットは、前記データ編集側ユニッ
    トから送信されてきた情報を受信する第2受信手段と、
    その第2受信手段が受信した情報を出力する情報出力手
    段とを有する請求項1から6のいずれかに記載のデータ
    編集システム。
  8. 【請求項8】 前記データ送信側ユニットの前記送信手
    段によって送信されたデータの全部または一部を、実質
    上リアルタイムでインターネット上に配信する配信手段
    をさらに備えた請求項1から7のいずれかに記載のデー
    タ編集システム。
  9. 【請求項9】 前記データ編集側ユニットは、放送局に
    配置されるものであって、 前記配信手段は、前記インターネット配信を行うさい、
    前記送信手段によって送信されたデータの全部または一
    部とともに、前記編集手段によって正規に編集された編
    集データの放送チャンネルおよび放送時刻に関する宣伝
    情報をも配信する請求項8に記載のデータ編集システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記データ編集側ユニットは、放送局
    に配置されるものであって、 前記編集手段によって正規に編集されたデータを放送す
    るとともに、その編集データの元になった、前記撮影手
    段によって撮影された映像の全部または一部が前記編集
    データの受信側のユーザがインターネットで入手可能で
    あることを意味する情報を放送する第3送信手段と、 前記撮影手段によって撮影された映像の全部または一部
    を、前記編集データの受信側のユーザがインターネット
    で入手できるように、前記インターネット上の所定のデ
    ータ蓄積手段に蓄積するためのデータ蓄積制御手段とを
    さらに備えた請求項1から7のいずれかに記載のデータ
    編集システム。
  11. 【請求項11】 前記映像には、音声が含まれる請求項
    1から10のいずれかに記載のデータ編集システム。
  12. 【請求項12】 映像を撮影し、その撮影した映像を所
    定の記録媒体に記録するとともに、前記撮影した映像を
    ディジタル圧縮してデータ量を縮小し、その圧縮したデ
    ータを無線で送信するデータ送信側ユニットから送信さ
    れてきたデータを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたデータを利用して、前
    記記録媒体に記録された映像について正規に編集を行う
    ための指示を受け付ける編集指示入力手段と、前記編集
    指示入力手段が受け付けた前記指示に基づいて前記記録
    媒体に記録された映像について正規に編集を行う編集手
    段とを少なくとも備えたデータ編集側ユニット。
  13. 【請求項13】 前記受信されたデータを利用して前記
    正規に編集を行うとは、前記受信されたデータに対して
    粗編集を行い、その粗編集の結果を利用して正規に編集
    を行うことを意味する請求項12に記載のデータ編集側
    ユニット。
  14. 【請求項14】 前記受信手段は、移動体ディジタル通
    信装置である請求項12または13に記載のデータ編集
    側ユニット。
  15. 【請求項15】 ユーザから情報を受け付ける情報受付
    手段と、その情報受付手段が受け付けた情報を無線で送
    信する送信手段とを備えた請求項12から14のいずれ
    かに記載のデータ編集側ユニット。
  16. 【請求項16】 前記受信手段によって受信されたデー
    タの全部または一部を、実質上リアルタイムでインター
    ネット上に配信する配信手段を備えた請求項12から1
    5のいずれかに記載のデータ編集側ユニット。
  17. 【請求項17】 前記データ編集側ユニットは放送局に
    配置されるものであって、 前記配信手段は、前記インターネット配信を行いさい、
    前記受信手段によって受信されたデータの全部または一
    部とともに、前記編集手段によって正規に編集された編
    集データの放送チャンネルおよび放送時刻に関する宣伝
    情報をも配信する請求項16に記載のデータ編集側ユニ
    ット。
  18. 【請求項18】 前記データ編集側ユニットは放送局に
    配置されるものであって、 前記編集手段によって正規に編集されたデータを放送す
    るとともに、その編集データの元になった、前記データ
    送信側ユニットの撮影手段によって撮影された映像の全
    部または一部が前記編集データの受信側のユーザがイン
    ターネットで入手可能であることを意味する情報を放送
    する第2送信手段を備え、 前記撮影手段によって撮影された映像の全部または一部
    は、前記編集データの受信側のユーザがインターネット
    で入手できるように、前記インターネット上の所定のデ
    ータ蓄積手段に蓄積される請求項12から15のいずれ
    かに記載のデータ編集側ユニット。
  19. 【請求項19】 前記映像には、音声が含まれる請求項
    12から18のいずれかに記載のデータ編集側ユニッ
    ト。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載のデータ編集システム
    の、 前記データ送信側ユニットにおける、前記撮影手段によ
    って撮影された映像を所定の記録媒体に記録する前記記
    録手段と、前記撮影手段によって撮影された映像をディ
    ジタル圧縮してデータ量を縮小する前記圧縮手段と、前
    記圧縮手段によって圧縮されたデータを無線で送信する
    前記送信手段と、 前記データ編集側ユニットにおける、前記データ送信側
    ユニットから送信されてきたデータを受信する前記受信
    手段と、前記受信手段によって受信されたデータを利用
    して、前記記録媒体に記録された映像について正規に編
    集を行うための指示を受け付ける前記編集指示入力手段
    と、前記編集指示入力手段が受け付けた前記指示に基づ
    いて前記記録媒体に記録された映像について正規に編集
    を行う前記編集手段との全部又は一部としてコンピュー
    タを機能させるためのプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項12に記載のデータ編集側ユニ
    ットの、映像を撮影し、その撮影した映像を所定の記録
    媒体に記録するとともに、前記撮影した映像をディジタ
    ル圧縮してデータ量を縮小し、その圧縮したデータを無
    線で送信するデータ送信側ユニットから送信されてきた
    データを受信する前記受信手段と、 前記受信手段によって受信されたデータを利用して、前
    記記録媒体に記録された映像について正規に編集を行う
    ための指示を受け付ける前記編集指示入力手段と、 前記編集指示入力手段が受け付けた前記指示に基づいて
    前記記録媒体に記録された映像について正規に編集を行
    う前記編集手段との全部又は一部としてコンピュータを
    機能させるためのプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030015119A (ko) * 2002-02-19 2003-02-20 (주)위즈빌 알에프 대역을 이용한 무선 방송 시스템 및 방법
JP2009139972A (ja) * 2009-02-06 2009-06-25 Konica Minolta Holdings Inc カセッテ型放射線画像検出器及び放射線画像検出システム
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