JP2001340394A - 介護ベッド - Google Patents

介護ベッド

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JP2001340394A
JP2001340394A JP2000163999A JP2000163999A JP2001340394A JP 2001340394 A JP2001340394 A JP 2001340394A JP 2000163999 A JP2000163999 A JP 2000163999A JP 2000163999 A JP2000163999 A JP 2000163999A JP 2001340394 A JP2001340394 A JP 2001340394A
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JP
Japan
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frame
mat
elevating
waist
slide
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JP2000163999A
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English (en)
Inventor
Junji Yotsuyanagi
準治 四柳
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Nippon Conveyor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conveyor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護人の疲労を軽減すると共に、腰痛
などの発生を極力なくするベッドを提供することにあ
る。 【解決手段】 座枠1上に適宜の昇降手段2を介し昇
降調整可能に設けた昇降枠3と、この昇降枠上の腰部か
ら背凭れ側一部の範囲に上記昇降枠に納まる位置と外側
方に突出する位置とに適宜のガイド手段17により案内
されて出没スライドするように設けたスライド枠18
と、このスライド枠上に設けた腰部マットフレーム22
及び前記腰部マットフレーム側に起伏支点の関節部を有
する背凭れマットフレーム24と、上記昇降枠上の上記
腰部マットフレームから足元側に設けた脚部マットフレ
ーム25と、上記スライド枠に上記背凭れマットフレー
ムを起伏回動させるように設けた適宜の起伏駆動手段3
3と、上記座枠の下面から上記スライド枠の突出方向に
伸びるアーム41と、このアームの先端に設けた接地板
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、介護ベッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】高齢者や身体の不自由な介護を必要とす
る人のベッドとしては、特開平9−122186号公報
や登録実用新案公報第3038378号に示すものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両者の
介護ベッドにあっては、起こした背凭れ部と座部とを側
方に引き出して脚を接地或いは垂れ下がるようにした方
式で、ベッドの脚部、腰部及び枕部を有する背凭れ部が
一定の高さで、昇降することができない。
【0004】すると、起こした背凭れ部に凭れ掛かった
姿勢の介護と必要とする人を起立させる場合、介護人は
介護を必要とする人の頭部や首の裏側に手を差し入れ、
そして前方に引き起こすことになる。
【0005】このとき、介護人の腰を屈める度合いは、
身長が大きい程大きくなり、腰痛の発生原因や手首、腕
などが疲労する。
【0006】この要因は、ベッドの脚部、腰部、枕部を
有する凭れ部が一定の高さ、すなわち、昇降調整できな
いことにある。
【0007】また、腰部と背凭れ部との引き出しにとも
ない発生する偏荷重によるベッドの反対側の浮き上がり
を、腰部と共に補助車輪(後者の従来技術)を引き出し
て防止するようにしている。
【0008】しかしながら、ベッドの配置床が軟らかい
(敷物が存在する場合)と、補助車輪のスムーズな回転
が阻害されて、引き出しに多大な労力を要する(押し戻
しの場合でも同様に)不都合が発生した。
【0009】そこで、この発明の課題は、介護人の疲労
を著しく軽減すると共に、腰痛などの発生を極力なくす
るようにしたことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、座枠上に適宜の昇降手段を介し昇降
調整可能に設けた昇降枠と、この昇降枠上の腰部から背
凭れ側一部の範囲に上記昇降枠に納まる位置と外側方に
突出する位置とに適宜のガイド手段により案内されて出
没スライドするように設けたスライド枠と、このスライ
ド枠上に設けた腰部マットフレーム及び前記腰部マット
フレーム側に起伏支点の関節部を有する背凭れマットフ
レームと、上記昇降枠上の上記腰部マットフレームから
足元側に設けた脚部マットフレームと、上記スライド枠
に上記背凭れマットフレームを起伏回動させるように設
けた適宜の起伏駆動手段と、上記座枠の下面から上記ス
ライド枠の突出方向に伸びるアームと、このアームの先
端に設けた接地板とからなる構成を採用する。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0012】この発明の実施の形態では、図1から図6
に示すように、座枠1上には、適宜の昇降手段2を介し
昇降調整可能な昇降枠3が設けてある。
【0013】上記の昇降手段2は、図示の場合、座枠1
の頭側と脚側との両側間にそれぞれ両端を回動自在軸承
して横架した二本の回動軸4、4と、この両回動軸4、
4の両端部にそれぞれの末端を固定して頭側斜め下方に
突出する第1リンク5と、この各第1リンク5の先端に
ピン6を介し下端を回動自在に連結すると共に、昇降枠
3の両側に上端を取付けた第2リンク7と、両回動軸
4、4の中間に上端を固定して脚側斜め下方に突出する
突出片8と、この両突出片8の下端にピン9を介し両端
を回動自在に連結した連結軸10と、脚側の回動軸4の
中間に下端を固定して頭側斜め上方に突出する突片11
と、ピン12を介し末端を傾動自在に支持した第1モー
ター13と、この第1モーター13の可逆運転によって
回動する雌ネジ14にねじ込むと共に、突片11にピン
15を介し先端を連結した進退スライドする雄ネジ16
とで構成し、第1モーター13の正転運転によって雄ネ
ジ16を図1右方向にスライドすると、突片11が起立
方向に回動する。
【0014】すると、突片11を有する回動軸4の回転
が、突出片8を連結する連結軸10を介し突片11を有
しない回動軸4に回動を伝えて起立方向に回動する第1
リンク5、5及び第1リンク5を介し上昇する第2リン
ク7によって昇降枠3が(図3に示すように)上昇する
ようになっている。
【0015】なお、昇降枠3を降下させる場合は、第1
モーター13を逆転運転すればよい。
【0016】また、昇降枠3上の腰部から背凭れ側一部
の範囲には、適宜のガイド手段17により案内されて昇
降枠3上に納まる位置と片側の外側方に突出する位置と
の間でスライドするスライド枠18が設けてある。
【0017】上記のガイド手段17は、例えば図6に示
すように、チャンネル材を用いた二条の平行レール19
と、スライド枠18の両側没入方向端部の上下に配置す
ると共に、レール19の頂壁に上周面を接触させた上側
回転子20及びレール19の底壁に下周面を接触させた
下側回転子21とで構成し、スライド枠18に荷重がか
かってもスムーズなスライドを保障するようになってい
る。
【0018】その際、図5から図7に示すように、レー
ル19のスライド枠18の突出方向端に溝車31を軸承
して、この溝車31の上周面にスライド枠18のスライ
ド方向に取付けたレール材32の下縁を嵌め込んでおく
と、スライド枠18の横振れを止めた円滑なスライドが
できる。
【0019】さらに、スライド枠18上には、脚側から
頭方向途中迄に腰部マットフレーム22が、腰部マット
フレーム22に或いはスライド枠18に起伏支点の関節
部23を有する背凭れマットフレーム24が設けてあ
る。
【0020】上記の関節部23は、図示の場合スライド
枠18に設けたが、腰部マットフレーム22に関節部
(図示省略)を介し背凭れマットフレーム24を起伏自
在に設けることもできる。
【0021】また、昇降枠3の上側腰部マットフレーム
23から足元側の範囲には、脚部マットフレーム25が
設けてある。
【0022】上記の脚部マットフレーム25は、腰部マ
ットフレーム22と同レベルになるよう昇降枠3上の支
持脚26を介し取付けてある。
【0023】さらに、背凭れマットフレーム24は、適
宜の起伏駆動手段33によって起伏するようになってい
る。
【0024】上記の起伏駆動手段33、図示の場合背凭
れフレーム24の下面関節部23寄りの両側縁間に端を
固定して横架したバー材34と、このバー材34の中間
に上端を固定して下方足元方向に突出する突出片35
と、スライド枠18の下面脚部マットフレーム25側に
ピン36を介し末端を回動自在に支持した第2モーター
37と、この第2モーター37によって可逆回動する雌
ネジ38にねじ込むと共に、突出片35の下端にピン3
9を介し先端を連結した雄ネジ40とで構成し、第2モ
ーター37の正転運転によって雄ネジ40を図1左方向
にスライドすると、突出片35を突き出して背凭れフレ
ーム24が図1から図3に示すように起立する。
【0025】なお、背凭れフレーム24を倒す場合は、
第2モーター37を逆転運転すればよい。
【0026】上記昇降枠3の昇降及び背凭れマットフレ
ーム24の起伏は、上記構成に限定されず、例えばラッ
クとピニオン方式などで行なうこともある。
【0027】また、座枠1に末端を支持させてスライド
枠18の突出方向にアーム41を突出させると共に、こ
のアーム41の先端には、接地板42が設けてある。
【0028】上記のアーム41は、図示の場合スライド
枠18に荷重が作用する関係上二条のレール19間から
突出させたが、位置や本数は限定されない。
【0029】要するに、座枠1のスライド枠18の没入
側側縁の浮き上がりを防止することを目的とし、体重の
重い人にあっては、座枠1の側縁(スライド枠18の没
入方向の側縁)にウエイト(図示省略)を取付ければよ
い。
【0030】当然接地板42は、図2に示すようにベッ
ドの外観から大きく突出させないようにしておく。
【0031】図中27は脚部マット、28は腰部マッ
ト、29は背凭れ部マット、43はキャスタ、44はス
ライド枠18を突出させた際の上側回転子20を当接さ
せるストッパ、45はアーム41の末端取付金具、46
はアーム41の途中の支持金具である。
【0032】上記のように構成すると、ベッド上の介護
を必要とする人Aを起こす場合、起伏駆動手段33によ
って背凭れマットフレーム24を起立方向に回動する。
【0033】すると、横たわっていた人Aの背中から頭
部側が(図1鎖線に示すように)起される。
【0034】この起した人をベッドから下ろして立たせ
る或いは車椅子に乗り移らせる場合、スライド枠18を
側方(図2及び図4鎖線に示す位置迄)に引き出す。
【0035】すると、座った姿勢の人の足は、腰部マッ
ト28から垂れ下がるので、自力による起立や車椅子へ
の乗り移りなどが、或いは自力で起立や車椅子への乗り
移りが困難であっても介護人を介して容易になる。
【0036】その際、スライド枠18の引き出し(突
出)にともなう座枠1の浮き上がりは、接地板42によ
って防止する。
【0037】また、座枠1に対し昇降手段2を介し昇降
枠3を上昇或は降下させる。
【0038】すると、介護人の身長などに、或いは介護
姿勢に応じて横たわった人の高さや、介護を必要とする
人のスライド枠18の引き出しによる座った姿勢の接地
脚の状態、すなわち、自力による起立に最適な姿勢を自
由に調整する。
【0039】
【発明の効果】この発明に係る介護ベッドは、以上のよ
うに構成してあるので、昇降手段による昇降枠を上昇或
いは降下させて背凭れ部、腰部、脚部のマットの高さを
自由に調整することができる。
【0040】このため、介護人の介護姿勢を苦痛のない
よう、すなわち介護人の身長などに応じて楽な姿勢にす
ることができる。
【0041】また、起伏駆動手段により起立させること
ができる背凭れ部マットフレームを有する腰部マットフ
レームをスライド枠の突出方向のスライドによりベッド
サイドに引き出すことができるので、介護を必要とする
座った姿勢の人をベッドから容易に下ろすことができる
と共に、昇降枠の昇降調整によって垂れ下がった脚の接
地に最適な状態にすることもできる。
【0042】特に、スライド枠の引き出しにともなう偏
荷重でのベッドの傾きや浮き上がりなどの不安定を接地
板によりなくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る介護ベッドの側面図
【図2】同上の平面図
【図3】背凭れ部マットフレームの起伏を示す縦断側面
【図4】同上の平面図
【図5】スライド枠のスライドを示す縦断正面図
【図6】同上の要部を示す縦断拡大正面図
【図7】スライド枠のガイド部分の縦断側面図
【符号の説明】
1 座枠 2 昇降手段 3 昇降枠 4 回動軸 5 第1リンク 6 ピン 7 第2リンク 8 突出片 9 ピン 10 連結軸 11 突片 12 ピン 13 第1モーター 14 雌ネジ 15 ピン 16 雄ネジ 17 ガイド手段 18 スライド枠 19 レール 20 上側回転子 21 下側回転子 22 腰部マットフレーム 23 関節部 24 背凭れマットフレーム 25 脚部マットフレーム 26 支持脚 31 溝車 32 レール材 33 起伏駆動手段 34 バー材 35 突出片 36 ピン 37 第2モーター 38 雌ネジ 39 ピン 40 雄ネジ 41 アーム 42 接地板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座枠上に適宜の昇降手段を介し昇降調整
    可能に設けた昇降枠と、この昇降枠上の腰部から背凭れ
    側一部の範囲に上記昇降枠に納まる位置と外側方に突出
    する位置とに適宜のガイド手段により案内されて出没ス
    ライドするように設けたスライド枠と、このスライド枠
    上に設けた腰部マットフレーム及び前記腰部マットフレ
    ーム側に起伏支点の関節部を有する背凭れマットフレー
    ムと、上記昇降枠上の上記腰部マットフレームから足元
    側に設けた脚部マットフレームと、上記スライド枠に上
    記背凭れマットフレームを起伏回動させるように設けた
    適宜の起伏駆動手段と、上記座枠の下面から上記スライ
    ド枠の突出方向に伸びるアームと、このアームの先端に
    設けた接地板とからなる介護ベッド。
JP2000163999A 2000-06-01 2000-06-01 介護ベッド Pending JP2001340394A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018139766A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 アイクォーク株式会社 人体用揺動装置
CN109009754A (zh) * 2018-09-04 2018-12-18 上海健康医学院 一种带有隐藏固定架的骨科康复床
CN109674281A (zh) * 2019-02-28 2019-04-26 电子科技大学中山学院 一种腰部保健床

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CN109009754B (zh) * 2018-09-04 2024-03-19 上海健康医学院 一种带有隐藏固定架的骨科康复床
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