JP2001339489A - 情報伝送装置 - Google Patents

情報伝送装置

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JP2001339489A
JP2001339489A JP2001103565A JP2001103565A JP2001339489A JP 2001339489 A JP2001339489 A JP 2001339489A JP 2001103565 A JP2001103565 A JP 2001103565A JP 2001103565 A JP2001103565 A JP 2001103565A JP 2001339489 A JP2001339489 A JP 2001339489A
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video camera
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mobile phone
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JP2001103565A
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English (en)
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Keiichi Kawazu
恵一 河津
Yoshitaka Ota
佳孝 太田
Tomoaki Tamura
知章 田村
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルスチルビデオカメラと携帯電話を
融合することにより、携帯に便利で画像記録用のメモリ
カードを複数枚持ち歩く必要のない情報伝送装置を実現
する。 【解決手段】 光学的画像を電気的画像情報に変換する
撮影部及び撮影部で撮影した電気的画像情報をディジタ
ルデータとして記録する記録部を有するディジタルスチ
ルビデオカメラ部10と、無線通話機能を有する携帯電
話部20と、ディジタルスチルビデオカメラ部と携帯電
話部が共通接続されるバス1と、バス1に接続された1
つの制御部2とを有し、この1つの制御部2によって、
ディジタルスチルビデオカメラ部10の動作制御を行う
とともに携帯電話部20の動作制御を行い、少なくと
も、ディジタルスチルビデオカメラ部10で得られた画
像情報を携帯電話部20から遠隔地に無線伝送する制御
を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報伝送装置に関
し、更に詳しくはディジタルスチルビデオカメラと携帯
電話を融合した情報伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報を伝送する方式としては、例え
ば電話回線を利用してISDNを用いてパケット転送す
る方式(特開平3−216094号)や、ID番号を付
与して特定の再生ユニットに分配転送する方式(特開平
3−255794号)等が知られている。
【0003】ところで、スチルビデオカメラは、それま
でのアナログ記録方式からディジタル記録方式に移行し
つつある。記録媒体としては、メモリカード,超小型ハ
ードディスク等が考えられている。しかしながら、これ
らの記録媒体はまだ高価であり、容量的にも長期にわた
り画像を記録するには十分でない。このため、撮影後、
光磁気ディスク等の大容量の記録媒体に記憶しなおし、
カードを使い回す方法が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遠隔地
での撮影には前記したようなカードを使い回す方法は不
便であり、高価なメモリカードを複数枚持ち歩く必要が
ある。画像情報をディジタル化することによる長所とし
て、遠隔地から劣化なく画像を送れ、コンピュータに容
易に取り込めるという利点があるが、現在伝送装置やコ
ンピュータへの入力装置等はそれぞれ独立しており携帯
には不便である。また、伝送装置については同機種間で
しか伝送できないという問題がある。
【0005】一方、無線電話通信の分野では、1993
年以降、携帯型情報端末の実用化が予定されており、そ
れに伴い無線機とネットワークの整備が考えられてい
る。無線ネットワークの通信方式としては、次世代携帯
電話であるセルラ電話(セルラホーンともいう)が有力
であり、この携帯電話は出力電圧が低いため小型化する
ことが容易であり、他の機器との融合が考えられる。ま
た、一般回線とも接続できるため、既存のパソコン通信
等のサービスも利用することができる。
【0006】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、ディジタルスチルビデオカメラと携帯電
話を融合することにより、携帯に便利で画像記録用のメ
モリカードを複数枚持ち歩く必要のない情報伝送装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、光学的画像を電気的画像情報に変換する撮影
部及び前記撮影部で撮影した電気的画像情報をディジタ
ルデータとして記録する記録部を有するディジタルスチ
ルビデオカメラ部と、無線通話機能を有する携帯電話部
と、前記ディジタルスチルビデオカメラ部と前記携帯電
話部が共通接続されるバスと、前記バスに接続された1
つの制御部とを有し、前記1つの制御部によって、前記
ディジタルスチルビデオカメラ部の動作制御を行うとと
もに前記携帯電話部の動作制御を行い、少なくとも、前
記ディジタルスチルビデオカメラ部で得られた画像情報
を前記携帯電話部から遠隔地に無線伝送する制御を行う
ことを特徴としている。
【0008】本発明では、ディジタルスチルビデオカメ
ラ部と携帯電話部をバスを介して融合し、1つの制御部
でその動作を制御するようにしている。従って、ディジ
タルスチルビデオカメラ部で撮影した画像情報を必要に
応じて携帯電話部を利用して遠隔地に無線で送信するこ
とができる。画像情報を無線伝送できるので、メモリカ
ードに全ての画像情報を記憶しておく必要はなくなる。
よって、画像記録用のメモリカードを複数枚持ち歩く必
要がなくなる。しかもこれらの制御を1つの制御部で行
っているので、ディジタルスチルビデオカメラ部を制御
する制御部と携帯電話部を制御する制御部とを個別に備
えた場合に比べ、2つの制御部の間でデータのやり取り
や同期を取るなどの必要がなくなり、制御が簡単になる
とともに、コストダウンにもなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図において、10は画像情報をディジタ
ル的に読み取るディジタルスチルビデオカメラ部、20
は無線通話機能を有する携帯電話部としてのセルラ電話
部、1はこれらディジタルスチルビデオカメラ部10と
セルラ電話部20が共通接続されるバス、2は該バス1
に接続され、前記ディジタルスチルビデオカメラ部10
とセルラ電話部20の動作制御を行なう1つの制御部で
ある。
【0010】このように構成された装置において、ディ
ジタルスチルビデオカメラ部10とセルラ電話部20が
バス1を介して融合されている。従って、ディジタルス
チルビデオカメラ部10で得られた画像情報を必要に応
じてセルラ電話部20から遠隔地に無線伝送できる。こ
の結果、ディジタルスチルビデオカメラ部10で得られ
た画像情報をメモリカードに記録する必要はなくなる。
また、無線通信手段として次世代携帯電話機であるセル
ラ電話を用いるので、携帯に便利である。
【0011】図2は本発明の第1の形態例を示す構成ブ
ロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図より明らかなように、ディジタルスチルビ
デオカメラ部10とセルラ電話部20がバス1を介して
融合されている。そして、これらディジタルスチルビデ
オカメラ部10とセルラ電話部20は1つの制御部であ
るCPU2でその動作が制御されるようになっている。
3は電話番号や各種コマンド等を入力する入力部、4は
各種情報を表示する表示部である。入力部3としては、
例えばテンキーやファンクションキー等を含むキー群が
用いられる。
【0012】ディジタルスチルビデオカメラ部10にお
いて、11は光学的画像を電気的画像情報に変換する撮
影部としてのCCD、12はCCD11の出力をディジ
タルデータに変換するA/D変換器、13は該A/D変
換器12の出力を受けて、テレビ信号やR,G,B等の
信号に変換する信号処理回路である。14は信号処理回
路13の出力を受けるメモリコントロール回路、15は
該メモリコントロール回路14の制御の下で信号処理回
路13の出力を記憶するフレームメモリである。該フレ
ームメモリ15には、1画面単位の画像情報が記憶され
る。
【0013】16はフレームメモリ15に記憶されてい
る画像データを読み出して、圧縮する他、入力された圧
縮画像データを伸張する圧縮伸張回路、17は画像情報
をディジタルデータとして記録する記録部としてのメモ
リカード、18は該メモリカード17への情報の書き込
みと、読み出しの制御を行なうメモリカードインタフェ
ース(I/F)である。構成要素12〜16,18は画
像情報をメモリカード17に記憶する記憶手段を構成し
ている。また、メモリカードインタフェース18は、メ
モリカード17の未記録領域の有無を判断する判断手段
を構成している。また、メモリカードインタフェース1
8は、メモリカード17内の画像情報をセルラ電話部2
0に伝送する伝送手段を構成している。メモリカード1
7には、画像情報が例えば30枚(フレーム)記憶でき
るようになっている。
【0014】セルラ電話部20において、21はディジ
タルスチルビデオカメラ部10から伝送されてきた画像
情報を一時的に蓄える一時記憶手段としての転送用メモ
リ、22は送り先の情報を記憶している記憶手段として
の送り先登録用メモリである。23はアナログ信号とデ
ィジタル信号との相互変換を行なうPCMコーデック、
トーンリンガを出力するトーンリンガよりなるPCMコ
ーデック・トーンリンガ部である。23aはこのPCM
コーデック・トーンリンガ部23に接続されるマイク、
23bは同じくこのPCMコーデック・トーンリンガ部
23に接続されるスピーカである。
【0015】24は音声の圧縮と復調を行なうADPC
M変換部である。このADPCM変換部24は、音声信
号を伝送する時には圧縮し、音声信号を受信する時には
復調する。25は音声データ,制御データ及び画像デー
タ等から時分割多元化フレームに組み立て/分解するた
めの時分割多元接続制御部である。該時分割多元接続制
御部25は、無線基地局との認識番号(ID)のやりと
りを常時行っている。そして、該時分割多元接続制御部
25は、セルラ電話部の通信情報により現在位置を検出
する位置検出手段としての機能も有している。
【0016】26は伝送信号の変調/復調を行なうモデ
ム、27は該モデム26と接続され、情報を無線通信す
るための無線部、28は無線伝送用のアンテナである。
CPU2は、時分割多元接続制御部25からの情報によ
り、送り先登録用メモリ22に記憶されている送り先の
リストから、送り先を選択する選択手段を構成してい
る。また、モデム26と無線部27は、1つのCPU2
からの情報に基づいて転送用メモリ21内の画像情報を
送信する送信手段を構成している。以上説明した各構成
要素は、バス1を介して情報の相互転送ができるように
なっている。このように構成された装置の動作を説明す
れば、以下のとおりである。
【0017】CCD11上に結像された光学的画像は、
電気的画像情報に変換され、続くA/D変換器12によ
りディジタルデータに変換される。このディジタル画像
データは、信号処理回路13に入って信号処理される。
信号処理された後、メモリコントロール回路14を介し
てフレームメモリ15に一旦蓄えられる。
【0018】フレームメモリ15に蓄えられた画像情報
は、メモリコントロール回路14を介して圧縮伸張回路
16に送られ、画像圧縮される。画像圧縮された画像情
報は、メモリカードインタフェース18を介してメモリ
カード17に記録される。これら一連の動作は、CPU
2により制御される。
【0019】CPU2の制御下にメモリカード17に画
像情報が記憶されていく過程において、メモリカードイ
ンタフェース18はメモリカード17の未記録領域がど
れくらいあるか常時監視している。そして、該メモリカ
ードインタフェース18が未記録領域が無くなったこと
を検出したら、メモリカードインタフェース18はその
旨をCPU2に通知する。
【0020】CPU2は、この通知を受けたら、PCM
コーデック・トーンリンガ部23を介して、警告音を出
す。それと同時に、CPU2は、メモリカードインタフ
ェース18を起動し、メモリカード17の内容を転送用
メモリ21に転送する。次に、CPU2は現在位置の検
出動作を始める。以下に現在位置の検出方法について説
明する。
【0021】セルラ電話部20は、最寄りの無線基地局
と交信することによって通話を行なうものであり、セル
ラ電話部20は頻繁に最寄りの無線基地局と交信して、
自己の識別信号(ID番号)を無線基地局に送信する。
これにより、複数ある無線基地局と、個々のセルラ電話
部20とが対応づけられて上位局に登録されてるように
なっている。
【0022】図3は無線通信ネットワークの構成例を示
すブロック図である。図において、20Aはセルラ電話
で、図2のセルラ電話部20と対応している。30はセ
ルラ電話20Aと交信を行っている無線基地局である。
セルラ電話の場合、各無線基地局30の通信可能エリア
は数100m程度である。これら無線基地局30は複数
まとめて無線回線制御局31と接続されている。そし
て、各無線回線制御局31は携帯電話交換局32と接続
されている。携帯電話交換局32は、統括局33と接続
されている。このように構成されたネットワークにおい
て、セルラ電話20Aと交信している無線基地局30が
特定され、統括局33に登録される。一方、セルラ電話
20Aには、交信している無線基地局30の認識番号が
記憶される。
【0023】従って、相手のセルラ電話20Aに対して
電話をかけると、その相手のセルラ電話の識別番号に基
づいて最寄りの無線基地局30が検索され、この検索さ
れた無線基地局30と回線を接続し、該無線基地局30
が相手のセルラ電話を呼び出して交信通話が行われる。
セルラ電話20Aは、無線基地局30からの電波を常
時、受信しているが、自己の識別番号で呼び出されない
限り、無線交信は行わない。
【0024】このように、セルラ電話20Aは常に最寄
りの無線基地局30と対応付けされるようになっている
から、交信相手の固定された無線基地局30の位置によ
って、セルラ電話20Aの現在位置をほぼ特定できるこ
とになる。即ち、あるセルラ電話20AがA地点に設置
された無線基地局30を最寄りの基地局として交信する
場合には、複数設置された無線基地局30の中のA地点
の基地局エリア内にセルラ電話20Aが位置しているこ
とが判断できる。
【0025】再び、図2のブロック図の説明に戻る。現
在位置の検出動作を開始したCPU2は、時分割多元接
続制御部25から最寄りの無線基地局30の認識信号を
得る。無線基地局30の認識信号を得たCPU2は、そ
の現在位置を割り出す。そして、送り先登録用メモリ2
2を検索し、当該送り先メモリ22に記憶されている送
り先のリストの中から、最も近い送り先(電話回線に接
続されたパソコンやパソコン通信のアクセスポイント)
の電話番号乃至はID番号を選択する。接続距離を短く
することにより、回線使用料(通話料金)を節約するこ
とができる。
【0026】次に、CPU2は、選択した電話番号(又
はID番号)をPCMコーデック中トーンリンガ部23
のトーンリンガ部に送り、電話番号の信号を発信し、回
線を接続する動作を開始する。ここで、一定時間経って
も相手が出ない時は、送り先登録用メモリ22に記憶さ
れている送り先リストの中から、次に近い所を選択し、
回線を接続する動作を開始する。
【0027】回線が接続されると、CPU2は転送用メ
モリ21に記憶されている画像データを時分割多元接続
制御部25に送り、画像データの転送を開始する。時分
割多元接続制御部25から出力される画像データはモデ
ム26に入って変調された後、無線部27からアンテナ
28を介して隣接する無線基地局30に無線転送され
る。無線基地局30では、この無線伝送データを受信す
ると、相手先に転送する。相手先がパソコンであった場
合、パソコンに付属のハードディスク装置に画像データ
が順次格納されていくことになる。
【0028】なお、時分割多元接続制御部25から画像
データを送信する時、現在の情報伝送装置の位置の情報
も追加して送ることもできる。以上、ディジタルスチル
ビデオカメラで得られた画像情報の無線伝送の場合につ
いて説明した。本発明ではセルラ電話部20が付属して
いるので、セルラ電話としても用いることができる。こ
の場合には、相手先に電話をかける場合には、入力部3
から相手先電話番号を入力する。この電話番号は、PC
Mコーデック・トーンリンガ部23から相手先に送信さ
れる。相手先電話番号は、ADPCM変換部24→時分
割多元接続制御部25→モデム26→無線部27→アン
テナ28を介して無線基地局30に送られる。
【0029】無線基地局30はこの相手先電話番号を受
信すると、回線に乗せて交換局に送る。交換局では、相
手先電話番号との間に回線を接続する。この結果、セル
ラ電話部20と相手方電話機(通常の電話機でもセルラ
電話でもよい)との間に回線が接続される。セルラ電話
部20から相手に音声を送る場合には、マイク23aか
ら入力する。PCMコーデック・トーンリンガ部23
は、入力された音声アナログ信号をディジタル信号に変
換する。
【0030】この音声信号は、ADPCM変換部24で
信号圧縮された後、時分割多元接続制御部25を介して
モデム26に送られ変調される。このモデム26の出力
は、無線部27を介してアンテナ28から無線送信され
る。
【0031】一方、相手方から送信されてくる音声信号
は、アンテナ28で受信され、無線部27を介してモデ
ム26に入る。モデム26で復調された音声信号は、時
分割多元接続制御部25を介してADPCM変換部24
に入り、元の信号に復元される。復元された音声ディジ
タル信号は、PCMコーデック・トーンリンガ部23に
入り、コーデック部でアナログ音声信号に復元された
後、スピーカ23bから音声として出力される。
【0032】図4は第1の形態例の画像転送時の動作を
示すフローチャートである。先ず、メモリカードインタ
フェース18は、メモリカード17に未記録領域がある
かどうかチェックする(S1)。ある場合には、メモリ
カード17への画像情報書き込み動作を続行する。未記
録領域がなくなった場合には、メモリカードインタフェ
ース18はその旨をCPU2に通知する。CPU2は、
この通知を受けると、スピーカ23bから警告音を発生
させる(S2)。
【0033】次に、CPU2は、メモリカードインタフ
ェース18を制御し、メモリカード17内の画像情報を
転送用メモリ21に転送する(S3)。次に、CPU2
は、最寄りの無線基地局30の認識信号の受信を行なう
(S4)。この認識信号により、CPU2は自己がどの
場所にいるか認識することができる。自己のいる場所が
分かったら、CPU2は送り先登録用メモリ22を検索
して送り先のリストから最も近い送り先を選択する(S
5)。
【0034】次に、CPU2は送り先の電話番号(パソ
コン通信の場合には相手先のID番号であってもよい)
を無線部27から発信する(S6)。そして、回線が接
続されたかどうかチェックする(S7)。回線が接続さ
れた場合には、転送用メモリ21に記憶されている画像
情報を発信する(S9)。回線が接続されない場合に
は、次に近い相手先を選択して(S8)、送り先の電話
番号を発信する。
【0035】図5は本発明の第2の形態例を示す構成ブ
ロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付
して示す。この第2の形態例は、図2に示す形態例と比
較して画像データ一時保管用の転送用メモリが無いだけ
で、その他の構成は図2に示す第1の形態例と同じであ
る。従って、この形態例では、画像データを伝送する時
に、メモリカード17から読み出したデータをそのまま
伝送することになる。このように構成された装置の動作
を、図6に示すフローチャートを参照しつつ説明すれ
ば、以下のとおりである。
【0036】先ず、メモリカードインタフェース18
は、メモリカード17に未記録領域があるかどうかチェ
ックする(S1)。ある場合には、メモリカード17へ
の画像情報書き込み動作を続行する。未記録領域がなく
なった場合には、メモリカードインタフェース18はそ
の旨をCPU2に通知する。CPU2は、この通知を受
けると、スピーカ23bから警告音を発生させる(S
2)。
【0037】次に、CPU2は、最寄りの無線基地局3
0の認識信号の受信を行なう(S3)。この認識信号に
より、CPU2は自己がどの場所にいるか認識すること
ができる。自己のいる場所が分かったら、CPU2は送
り先登録用メモリ22を検索して送り先のリストから最
も近い送り先を選択する(S4)。
【0038】次に、CPU2は送り先の電話番号を無線
部27から発信する(S5)。そして、回線が接続され
たかどうかチェックする(S6)。回線が接続された場
合には、メモリカード17に記憶されている画像情報を
メモリカードインタフェース18を介して読み出し発信
する(S8)。回線が接続されない場合には、次に近い
相手先を選択して(S7)、送り先の電話番号を発信す
る。
【0039】次に、本発明装置の外形形状について説明
する。図7は本発明装置の外観構成例を示す図である。
図に示すように弁当箱型の直方体形状をしている。
(a)は正面図、(b)は背面図である。図において、
3は入力部としてのテンキー及びファンクションキーか
らなるキー群、5は撮影レンズ、6はファインダ、6a
はファインダアイピース、7はレリーズ、8はストロ
ボ、9は内蔵の電池、23aはマイク、23bはスピー
カである。(a)はディジタルスチルビデオカメラとし
て用いる時の状態を、(b)はセルラ電話として用いる
時の状態をそれぞれ示している。
【0040】カメラは機能が中央部に集中し、電話とし
ては機能が両端に集中している方が使いやすい。そこ
で、カメラの正面の中央部に撮影レンズ5とファインダ
6を、端にストロボ8を配置する。また背面のセルラ電
話として用いる部分には、両端にマイク23aとスピー
カ23bを配置する。これにより、カメラをセルラ電話
として使用する時、レンズ5が頬に触れず、従ってレン
ズ5を汚すことがなくなる。また、レンズ5を中央より
スピーカ23b側に寄せることにより、手でレンズ5を
触ることも防ぐことができる。
【0041】スピーカ23bは、前述したように、カメ
ラとして使用する時は警告音を出し、セルラ電話として
使用する時には通話用スピーカとして機能する。また、
警告音については、音量を大きくし、音量を抑えるよう
にする。以上の機能のために、レリーズ7は手でスピー
カ23bを覆わないようにマイク23a側の側面に配置
する。また、内蔵の電池9については装置の部品の中で
重く、かつスペースをとる。そのために、電池9はレリ
ーズ7とマイク23aが配置されている側に置く。レリ
ーズ7とマイク23aが配置される側は、電池9を配置
するスペースがあるからである。また、装置としては重
心がレリーズ7側にあった方が安定し、電話としても重
心が下側、つまりマイク23a側にあった方が安定する
という利点もある。
【0042】図8は本発明装置の他の外観構成例を示す
図である。図7と同一のものは、同一の符号を付して示
す。図に示す装置も、弁当型の直方体形状をなしてい
る。そして、この形態例は横型装置として用いられる。
撮影レンズ5は、側面の中央部に配置し、マイク23a
とスピーカ23bは箱の両端に配置する。この場合、電
池9をリレーズ7とマイク23a側に置くのは図7に示
す形態例と変わりはないが、スピーカ23b側にファイ
ンダ6を配置する。更に、レリーズ7,マイク23a及
びスピーカ23bが同一平面上に設けられている。この
ような構成をとることにより、セルラ電話として用いる
場合と、ディジタルスチルビデオカメラとして用いる時
の操作性が向上する。
【0043】図9は本発明装置の他の外観構成例を示す
図である。図8と同一のものは、同一の符号を付して示
す。この形態例では、一方の平面にレリーズ7が設けら
れ、マイク23a,スピーカ23b及びキー群3が反対
側の平面に設けられている。このような構成にしても、
操作性のよい装置を実現することができる。
【0044】図10は本発明装置の他の外観構成例を示
す図である。図7と同一のものは、同一の符号を付して
示す。この形態例も弁当型の直方体形状をなしている。
そして、マイク23a,スピーカ23b及び撮影レンズ
5が同じ面にある場合を示している。従って、セルラ電
話として用いる場合も、ディジタルスチルビデオカメラ
として用いる場合も、同じ面を用いるようになってい
る。(a)はディジタルスチルビデオカメラとして用い
る場合を、(b)はセルラ電話として用いる場合を示し
ている。この形態例では、キー群3を開閉自在の板40
の上に形成している。また、レリーズ7は側面に設けら
れている。
【0045】マイク23aとスピーカ23bと撮影レン
ズ5とが同じ面にある場合、セルラ電話として使用する
場合に、撮影レンズ5が頬に触れる可能性があるため、
セルラ電話として使用する場合には、(b)に示すよう
にキー群3を乗せている板40で撮影レンズ5をカバー
して使用する。ディジタルスチルビデオカメラとして使
用する時には、(a)に示すようにキー群3を乗せてい
る板40を持ち上げて解放し、撮影レンズ5を露出して
使用する。
【0046】この時、ストロボ8は板40の裏面に配置
することにより、スペース効率がよくなり、また撮影レ
ンズ5とストロボ8が離れるため、ストロボ撮影時の所
謂“赤目(人物の眼が赤く見える現象)”が出にくくな
る。電池9とマイク23aとレリーズ7の相対位置関係
は図7に示す形態例と同じであり、スピーカ23bとマ
イク23aとは面の両端に配置されている。
【0047】図11,図12は本発明装置の他の外観構
成例を示す図である。図7と同一のものは、同一の符号
を付して示す。そして、これら形態例は、縦型装置とし
て用いる場合を示している。いずれも、弁当型の直方体
形状をなしている。図11に示す形態例は、撮影レンズ
5が背面(スピーカ23bとマイク23aが配置されて
いる面の反対の面)に配置されている場合を示してい
る。
【0048】図12に示す形態例は、撮影レンズ5及び
ファインダ6が側面に配置されている場合を示してい
る。図11,図12に示す形態例は、共に電池9を装置
下部、つまりマイク23a側に配置し、セルラ電話とし
て使用する時に、安定になるように重心を下にもってき
たものである。これら形態例は縦型装置として使いやす
くするために、レリーズ7はいずれも上部側面に配置し
ている。
【0049】上述の説明では、携帯電話としてセルラ電
話を用いた場合を例にとったが、本発明はこれに限るも
のではなく、携帯電話であればどのような種類のもので
あってもよい。また、上述の説明ではカメラとしてディ
ジタルスチルビデオカメラを用いた場合を例にとった
が、本発明はこれに限るものではなく、画像情報をディ
ジタルデータとして記録することができるものであれ
ば、どのような種類カメラであってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ディジタルスチルビデオカメラ部と携帯電話部
を共通のバスに接続することで両者を融合し、1つの制
御部により、これらディジタルスチルビデオカメラ部と
携帯電話部の双方の動作を制御するので、ディジタルス
チルビデオカメラ部で撮影した画像情報を必要に応じて
携帯電話部を利用して遠隔地に無線で容易に送信するこ
とができる。よって、メモリカードに全ての画像情報を
記憶しておく必要はなくなり、画像記録用のメモリカー
ドを複数枚持ち歩く必要がない、携帯に便利な情報伝送
装置を実現できる。しかもこれらの制御を1つの制御部
で行っているので、ディジタルスチルビデオカメラ部を
制御する制御部と携帯電話部を制御する制御部とを個別
に備えた場合に比べて、2つの制御部の間でデータのや
り取りや同期を取るなどの必要がなくなり、制御が簡単
になるとともに、コストダウンや軽量化にもつながる。
【0051】更に本発明によれば、撮影が進み、記録部
に未記録領域がなくなった場合には、警告音の出力や、
記録部に記録されている画像情報の無線基地局への無線
伝送等の対応がなされるため、無駄な撮影は回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の形態例を示す構成ブロック図で
ある。
【図3】無線通信ネットワークの構成例を示すブロック
図である。
【図4】第1の形態例の画像転送時の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第2の形態例を示す構成ブロック図で
ある。
【図6】第2の形態例の画像転送時の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明装置の外観構成例を示す図である。
【図8】本発明装置の他の外観構成例を示す図である。
【図9】本発明装置の他の外観構成例を示す図である。
【図10】本発明装置の他の外観構成例を示す図であ
る。
【図11】本発明装置の他の外観構成例を示す図であ
る。
【図12】本発明装置の他の外観構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 バス 2 制御部 10 ディジタルスチルビデオカメラ部 20 セルラ電話部(携帯電話部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04B 7/26 M 7/14 109M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的画像を電気的画像情報に変換する
    撮影部及び前記撮影部で撮影した電気的画像情報をディ
    ジタルデータとして記録する記録部を有するディジタル
    スチルビデオカメラ部と、 無線通話機能を有する携帯電話部と、 前記ディジタルスチルビデオカメラ部と前記携帯電話部
    が共通接続されるバスと、 前記バスに接続された1つの制御部とを有し、 前記1つの制御部によって、前記ディジタルスチルビデ
    オカメラ部の動作制御を行うとともに前記携帯電話部の
    動作制御を行い、少なくとも、前記ディジタルスチルビ
    デオカメラ部で得られた画像情報を前記携帯電話部から
    遠隔地に無線伝送する制御を行うことを特徴とする情報
    伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記1つの制御部によって、前記記録部
    の未記録領域の有無に応じた前記携帯電話部での対応の
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話部での対応の制御が、前記
    携帯電話部での警告音の出力であることを特徴とする請
    求項2記載の情報伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記携帯電話部での対応の制御が、前記
    記録部に記録されている前記電気的画像情報の無線基地
    局への無線伝送であることを特徴とする請求項2記載の
    情報伝送装置。
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