JP2001339404A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2001339404A
JP2001339404A JP2000157583A JP2000157583A JP2001339404A JP 2001339404 A JP2001339404 A JP 2001339404A JP 2000157583 A JP2000157583 A JP 2000157583A JP 2000157583 A JP2000157583 A JP 2000157583A JP 2001339404 A JP2001339404 A JP 2001339404A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実際に行われるデータ転送のみのためにネット
ワークを利用できるようにして、ネットワーク全体にと
って意味のない負荷をかけることが無いようにネットワ
ーク全体の負荷を低減するとともに、ユーザーにネット
ワークの最適な接続設定の環境を提供する。 【解決手段】データパケットを送受信する複数のノード
を含んで構築されたネットワークにおいて、ネットワー
クに存在するノードが備える通信装置であって、データ
パケットを構成する1もしくは複数の所定の形式のデー
タを送信するための少なくとも1以上の出力端点と、出
力端点を活性もしくは非活性の状態に設定する設定手段
と、設定手段による設定に対応してデータパケットを構
成するデータパケット構成手段と、データパケット構成
手段により構成された結果を他のノードに報告する報告
手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置に関し、
さらに詳細には、データパケットを送受信する複数のノ
ードを含んで構築されるネットワークにおいて、当該ネ
ットワークに存在するノードが備える通信装置であっ
て、複数チャンネルにわたる複数系統のデータパケット
を送受信することのできる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394の規格により定義され
る双方向の高速シリアル伝送媒体を用いた通信において
は、デジタルビデオデータ、デジタルオーディオ信号あ
るいはMIDIデータなどの1もしくは複数系統のデー
タパケットを、所定時間間隔で転送するためのデータ転
送チャンネルとしてアイソクロナス(Isochron
ous)転送チャンネルが設定されている。
【0003】ここで、上記したデジタルビデオデータ、
デジタルオーディオ信号あるいはMIDIデータなどの
1もしくは複数系統のデータパケットをアイソクロナス
転送により送信するときには、ある送受信装置が送信用
に使用しているアイソクロナス転送チャンネルは、他の
送受信装置において送信用として同時に使用することが
できないものである。
【0004】従って、例えば、1台当たり1系統のデー
タパケットをアイソクロナス転送する送受信装置がN
(「N」は、「2」以上の正の整数である。)台接続さ
れたネットワークにおいては、各送受信装置はそれぞれ
異なる送信用のアイソクロナス転送チャンネルを使用し
て送信することになるが、このネットワーク内のある送
受信装置が他の送受信装置から送信されたN−1系統の
データパケットを同時に受信するには、N−1個のアイ
ソクロナス転送チャンネルを同時に受信することが可能
な回路構成が必要となる。
【0005】ところで、データパケットを送受信可能な
送受信装置で構築されたネットワークにおいて、例え
ば、上記したようにデジタルビデオデータ、デジタルオ
ーディオ信号あるいはMIDIデータなどをアイソクロ
ナス転送を用いてIEEE1394の規格により定義さ
れる双方向の高速シリアル伝送媒体を介して送受信する
送受信装置などでは、当該送受信装置が扱うことのでき
るアイソクロナス転送チャンネル数やデータの入出力端
点(なお、本明細書においては、「入力端点」と「出力
端点」とを総称して「入出力端点」と称する。)の数で
ある入出力端点数に制約が存在する場合が多い。
【0006】なお、入力端点とは、データパケットを構
成する1もしくは複数の所定の形式のデータを受信する
ための端点である。
【0007】また、出力端点とは、データパケットを構
成する1もしくは複数の所定の形式のデータを送信する
ための端点である。
【0008】ここで、ネットワークを構築する各送受信
装置の最大能力に合わせて、各送受信装置が最大能力で
自ら送信可能なデータパケット構成の形式を常に固定的
に申告するようにしただけでは、実際に使用されること
のない空きチャンネルの分まで帯域を占有せざるを得な
いこととなり、ネットワーク全体にとって意味のない負
荷をかけることになるとともに、ユーザーにネットワー
クの最適な接続設定の環境を提供することができないと
いう問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、実際に行われるデータ
転送のみのためにネットワークを利用できるようにし
て、ネットワーク全体にとって意味のない負荷をかける
ことが無いようにネットワーク全体の負荷を低減すると
ともに、ユーザーにネットワークの最適な接続設定の環
境を提供することができるようにした通信装置を提供し
ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による通信装置は、ネットワークに実際に接
続されるデジタルビデオデータ、デジタルオーディオ信
号あるいはMIDIデータなどの信号経路の有無、これ
ら信号経路の活性(本明細書において「活性」とは、
「実際に使用している」ことを意味する。)・非活性
(本明細書において「非活性」とは、「実際には使用し
ていない」ことを意味する。)の状態およびその変化に
応じて、適宜に最適なデータパケットの組合せを構成
し、最適なデータパケットの組合せを構成した旨をユー
ザーならびにネットワークを構築するその他の送受信装
置に報告するようにしたものである。
【0011】即ち、本発明のうち請求項1に記載の発明
は、データパケットを送受信する複数のノードを含んで
構築されたネットワークにおいて、上記ネットワークに
存在するノードが備える通信装置であって、データパケ
ットを構成する1もしくは複数の所定の形式のデータを
送信するための少なくとも1以上の出力端点と、上記出
力端点を活性もしくは非活性の状態に設定する設定手段
と、上記設定手段によりなされた設定に基づいて、デー
タパケットを構成するデータパケット構成手段と、上記
データパケット構成手段により構成された結果を他のノ
ードに報告する報告手段とを有するようにしたものであ
る。
【0012】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、出力端点の活性・非活性の設定状態に従っ
てデータパケットの構成を行うので、実際に使用される
データ転送のみのためにネットワークを利用できるよう
になり、ネットワーク全体にとって意味のない負荷をか
けることが無く、ネットワーク全体の負荷を低減するこ
とができるとともに、ユーザーにネットワークの最適な
接続設定の環境を提供することができるようになる。
【0013】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
のように、本発明のうち請求項1に記載の発明におい
て、さらに、上記データパケット構成手段により構成さ
れた結果を表示する表示手段を有するようにしてもよ
い。
【0014】このようにすると、ユーザーは、データパ
ケットの構成状態を容易に知ることができるようにな
る。
【0015】ここで、上記設定手段は、上記出力端点へ
内部信号源から出力割当がなされている場合には活性の
状態を検出し、上記出力端点へ内部信号源から出力割当
がなされていない場合には非活性の状態を検出する状態
検出手段の検出結果に基づいて、設定することができ
る。
【0016】また、上記設定手段は、上記出力端点と対
応する外部信号接続端子への物理的接続がある場合には
活性の状態を検出し、上記出力端点と対応する外部信号
接続端子への物理的接続が無い場合には非活性の状態を
検出する状態検出手段の検出結果に基づいて、設定して
もよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明による通信装置の実施の形態の一例を詳細に
説明する。
【0018】なお、以下の説明においては、本発明の理
解を容易にするために、従来の技術を適用できる技術内
容の説明は省略し、本発明の実施に関連する技術内容で
ある、ネットワークに実際に接続されるデジタルビデオ
データ、デジタルオーディオ信号あるいはMIDIデー
タなどの信号経路の有無、これら信号経路の活性・非活
性の状態およびその変化に応じて、適宜に最適なデータ
パケットの組合せを構成し、最適なデータパケットの組
合せを構成した旨をユーザーならびにネットワークを構
築するその他の送受信装置に報告することができるよう
にする処理についてのみ詳細に説明するものとする。
【0019】図1は、複数のデータ転送チャンネルを持
つ双方向伝送媒体を介して相互接続されたネットワーク
の構成例の一例を示すブロック構成図であり、当該ネッ
トワークに存在する各ノードは本発明による通信装置の
実施の形態の一例を内蔵している。
【0020】より詳細には、複数のデータ転送チャンネ
ルたるアイソクロナス転送チャンネルを持つ双方向の高
速伝送媒体としてのIEEE1394高速シリアルバス
10によって、演奏用鍵盤を備える鍵盤付シンセサイザ
ー12と、複数系統のデジタルオーディオ信号を録音再
生可能なハードディスクレコーダー14と、複数系統の
デジタルオーディオ信号の音量バランスを調整して加算
し、その結果をオーディオ出力として外部へ出力するデ
ジタルミキサー16とが相互接続されていて、これによ
りネットワークが構築されている。
【0021】そして、これら鍵盤付シンセサイザー1
2、ハードディスクレコーダー14ならびにデジタルミ
キサー16は、本発明による通信装置の実施の形態の一
例たる通信装置20をそれぞれ備えている。
【0022】この通信装置20は、図示しない中央処理
装置(CPU)によって動作を制御されるものであり、
図示しないリードオンリメモリ(ROM)に記憶された
プログラムをCPUが実行することによって、後述する
データパケット構成処理ルーチン(図3参照)が実行さ
れることになる。なお、CPUによるプログラムの実行
の際には、図示しないランダムアクセスメモリ(RA
M)の所定の領域がワーキングエリアとして使用される
ことになる。
【0023】ここで、上記したCPUやROMあるいは
RAMは、通信装置20が独立に備えるようにしてもよ
いし、鍵盤付シンセサイザー12、ハードディスクレコ
ーダー14あるいはデジタルミキサー16がそれぞれ備
えるものを利用するようにしてもよい。
【0024】なお、以下の説明においては、説明を簡略
化して理解を容易にするために、上記した通信装置20
のCPUやROMあるいはRAMは、鍵盤付シンセサイ
ザー12、ハードディスクレコーダー14あるいはデジ
タルミキサー16がそれぞれ備えるものを利用するもの
とする。
【0025】また、各通信装置20は、IEEE139
4高速シリアルバス10のインターフェースとしてIE
EE1394インターフェース22をそれぞれ備えてお
り、アイソクロナス転送によりデータを鍵盤付シンセサ
イザー12、ハードディスクレコーダー14ならびにデ
ジタルミキサー16における各通信装置20の入出力端
点間の論理的接続で送受信するようになされている。
【0026】なお、これら鍵盤付シンセサイザー12、
ハードディスクレコーダー14ならびにデジタルミキサ
ー16の各装置間におけるリアルタイム性を必要としな
いデータ転送は、非同期転送により行われるものであ
る。
【0027】そして、これら鍵盤付シンセサイザー1
2、ハードディスクレコーダー14ならびにデジタルミ
キサー16の各装置は、各通信装置20が内蔵したIE
EE1394インターフェース22毎にネットワークの
ノードとして識別され、それぞれノード番号が割り当て
られるものである。具体的には、鍵盤付シンセサイザー
12にはノード番号として「1」(ノード1)が割り当
てられ、ハードディスクレコーダー14にはノード番号
として「2」(ノード2)が割り当てられ、デジタルミ
キサー16にはノード番号として「3」(ノード3)が
割り当てられる。
【0028】ここで、上記したノード1(鍵盤付シンセ
サイザー12)、ノード2(ハードディスクレコーダー
14)ならびにノード3(デジタルミキサー16)につ
いて、図2を参照しながらこれら各ノード内における入
力端点ならびに出力端点の構成を説明する。
【0029】即ち、各ノードは、各ノードの通信装置2
0のモジュールのネットワークからの入力端点として入
力端点IP1,Ip2,IP3,・・・,IPm−2,
IPm−1,IPmを備えており(なお、「m」は自然
数である。)、また、各ノードの通信装置20のモジュ
ールのネットワークへの出力端点として出力端点OP
1,Op2,OP3,・・・,OPn−2,OPn−
1,OPnを備えている(なお、「n」は自然数であ
る。)。
【0030】ここで、出力端点OP1,Op2,OP
3,・・・,OPn−2,OPn−1,OPnは、内部
信号接続設定手段により必要に応じて内部信号源との対
応付けがなされ、出力端点OP1,Op2,OP3,・
・・,OPn−2,OPn−1,OPnと内部信号源と
の接続がそれぞれ確立されるものである。そして、デー
タ転送を行う際には、内部信号接続設定手段によって、
当該接続が確立された出力端点OP1,Op2,OP
3,・・・,OPn−2,OPn−1,OPnに内部信
号源からの出力割当がなされることになる。
【0031】また、出力端点OP1,Op2,OP3,
・・・,OPn−2,OPn−1,OPnは、それぞれ
対応する外部信号接続端子(図示せず)を備えるもので
あってもよい。その場合、当該それぞれ対応する外部信
号接続端子に外部信号源(図示せず)が物理的に接続さ
れることにより、当該それぞれ対応する出力端点に出力
割当てがなされ、上記各外部信号源から供給されるデー
タに対応して、出力端点OP1,Op2,OP3,・・
・,OPn−2,OPn−1,OPnから他の装置へデ
ータが転送される。
【0032】以上のようにして出力割当てがなされた各
出力端点に対して、各ノードの各入力端点IP1、IP
2、IP3、・・・、IPm−2、IPm−1、IPm
の受信チャンネルおよびパケット内データ位置を、適宜
上記各出力端点のものに一致させることにより、所望す
るデータの受信が可能になる。
【0033】以上の構成において、ノード1(鍵盤付シ
ンセサイザー12)、ノード2(ハードディスクレコー
ダー14)ならびにノード3(デジタルミキサー16)
においては、電源を投入されるとノード1(鍵盤付シン
セサイザー12)、ノード2(ハードディスクレコーダ
ー14)ならびにノード3(デジタルミキサー16)に
それぞれ設けられたCPU(図示せず)がメインルーチ
ン(図示せず。)を起動し、電源が切断されるまでノー
ド1(鍵盤付シンセサイザー12)、ノード2(ハード
ディスクレコーダー14)ならびにノード3(デジタル
ミキサー16)にそれぞれ設けられたROM(図示せ
ず)に予め格納されているプログラムを逐次読み出し
て、それを実行し続けることになる。
【0034】即ち、ノード1(鍵盤付シンセサイザー1
2)、ノード2(ハードディスクレコーダー14)なら
びにノード3(デジタルミキサー16)の電源投入後に
おいては、CPUはメインルーチンを実行し、まず、R
OMから読み出したプログラムに従ってノード1(鍵盤
付シンセサイザー12)、ノード2(ハードディスクレ
コーダー14)ならびにノード3(デジタルミキサー1
6)の初期化の処理をそれぞれ行うものである。
【0035】そして、上記した初期化の処理を終了した
後にメインルーチンのメインループに入り、ノード1
(鍵盤付シンセサイザー12)、ノード2(ハードディ
スクレコーダー14)ならびにノード3(デジタルミキ
サー16)の定常処理として、各種の表示器へのサービ
スや各種の操作を行うためのスイッチ群のスイッチング
マトリクスの走査および変化の検出などを行う。
【0036】ここで、各種の操作を行うためのスイッチ
群の状態に変化があった場合には、CPUは、当該状態
の変化に対応するイベントをイベントキューに入れるこ
とになる。
【0037】また、各種の操作を行うためのスイッチ群
の状態の変化に応じて割り込み処理を行う場合には、C
PUは対応する割り込み処理ルーチンを実行し、適宜対
応するイベントをイベントキューに入れることになる。
【0038】さらに、メインルーチンのメインループに
おいては、イベントキューのチェックを行っている。
【0039】このチェックの結果、処理すべきイベント
がイベントキューに入っている場合には、当該処理すべ
きイベントをイベントキューから取り出すとともに、当
該処理すべきイベントに対応した処理を行い、再びメイ
ンルーチンのメインループに戻るものである。
【0040】ここで、これらノード1(鍵盤付シンセサ
イザー12)、ノード2(ハードディスクレコーダー1
4)ならびにノード3(デジタルミキサー16)におい
ては、それぞれ定期的に各CPUに割り込みがかけられ
て、各CPUにおける割り込み処理としてデータパケッ
ト構成処理ルーチン(図3参照)が実行される。そし
て、このデータパケット構成処理ルーチンの実行を終了
すると、メインルーチンのメインループに戻るものであ
る。
【0041】次に、図3のフローチャートに示すデータ
パケット構成処理ルーチンについて説明する。
【0042】このデータパケット構成処理ルーチンが起
動されると、まずステップS302の処理において、デ
ータパケット構成処理ルーチンが起動されたノードにお
ける全ての出力端点が活性の状態であるか、あるいは非
活性の状態であるかを検出する。
【0043】なお、出力端点が活性の状態であるか、あ
るいは非活性の状態であるかの識別は、例えば、出力端
点に内部信号源からの出力割当がなされているか否かで
判断する。即ち、出力端点に内部信号源からの出力割当
がなされている場合は活性であると判断し、その一方
で、出力端点に内部信号源からの出力割当がなされてい
ない場合は不活性であると判断する。
【0044】また、出力端点が活性の状態であるか、あ
るいは非活性の状態であるかの識別を行うための他の手
法は、例えば、出力端点に対応する外部接続端子への外
部信号源の物理的接続が存在するか否かで判断する。
【0045】上記したステップS302の処理を終了す
ると、ステップS304の処理へ進み、前回と今回との
ステップS302における出力端点の活性・不活性の状
態を比較し、出力端点の活性・不活性の状態の変化があ
ったか否かを判断する。
【0046】このステップS302の判断処理におい
て、出力端点の活性・不活性の状態の変化がなかったと
判断された場合には、このデータパケット構成処理ルー
チンを終了する。
【0047】一方、ステップS302の判断処理におい
て、出力端点の活性・不活性の状態の変化があったと判
断された場合には、ステップS306の処理へ進み、今
回のステップS302における検出結果である出力端点
の活性・不活性の状態を、ランダムアクセスメモリ(R
AM(図示せず))のワーキングエリアの所定領域に保
存し、その後に、データパケットを構成する処理を行
う。
【0048】このデータパケットを構成する処理では、
出力端点の番号順に設定が活性か非活性かをチェック
し、出力端点番号、アイソクロナス転送チャンネルなら
びにパケット内データ位置を、RAMのワーキングエリ
アのデータパケット構成情報領域に格納するとともに、
出力端点が非活性の状態の場合には非活性フラグを出力
端点番号に付加して格納する。
【0049】さらに、ノード内の全出力端点について、
各アイソクロナス転送チャンネル毎にパケット内データ
位置が隣接するとともに昇順となるように、パケット内
データ位置を変更し、対応する新パケット内データ位置
として、上記したデータパケット構成情報領域に格納す
る。
【0050】そして、全出力端点について上記した処理
が完了すると、上記したデータパケット構成情報領域に
ノード番号および出力端点数を格納する。
【0051】図6には、上記した処理によって、RAM
のワーキングエリアのデータパケット構成情報領域に格
納されたデータパケット構成情報の一例が示されてい
る。
【0052】上記したようにしてステップS306の処
理を終了すると、ステップS308の処理へ進み、図6
に示されたようにしてデータパケット構成情報領域に格
納されたデータパケット構成情報を、図6に示すような
形式で各ノードに対して非同期転送を用いて報告すると
ともに、構成されたデータパケットの大きさに対応した
伝送帯域幅を申告する。また、これらデータパケット構
成情報ならびに構成されたデータパケットの大きさに対
応した伝送帯域幅を、ノードが備える表示器に表示し
て、ユーザーに知らしめる。
【0053】そして、ステップS308の処理を終了す
ると、このデータパケット構成処理ルーチンを終了す
る。
【0054】ここで、ステップS306におけるデータ
パケットを構成する処理について具体的に説明する。
【0055】具体例として、図1に示すノード1(鍵盤
付シンセサイザー12)がOP1、OP2、OP3およ
びOP4の4個の出力端点を備えており、図4に示すよ
うにOP1のデータ、OP2のデータ、OP3のデータ
およびOP4のデータの4個のデータがパケットにまと
めて転送されるものとする。
【0056】この場合において、出力端点のOP2およ
びOP3が非活性であれば、ステップS306の処理に
おいて、図5に示すようにOP1のデータとOP4のデ
ータとの2個のデータのみからなるパケットを構成する
ことになる。
【0057】一方、非同期転送によりデータパケット構
成情報を受信したノードにおいては、自己が備える全入
力端点について、受信したデータパケット構成情報内の
各出力端点の元のアイソクロナス転送チャンネルおよび
元のパケット内データ位置が該当するか否かを比較し、
該当する場合には、当該出力端点の新アイソクロナス転
送チャンネルおよび新パケット内データ位置を新規設定
値として更新する。
【0058】従って、図1に示すネットワークにおいて
は、実際に使用されるデータ転送のみのためにネットワ
ークを利用できるようになり、ネットワーク全体にとっ
て意味のない負荷をかけることが無く、ネットワーク全
体の負荷を低減することができるとともに、ユーザーに
ネットワークの最適な接続設定の環境を提供することが
できるようになる。
【0059】なお、上記した実施の形態は、以下(1)
乃至(5)に示すように変形してもよい。
【0060】(1)上記した実施の形態においては、ネ
ットワーク内に3個のノードが存在する場合について説
明したが、ネットワーク内に存在するノードの数は3個
に限られるものではないことは勿論であり、ネットワー
ク内に存在するノードの数は2個あるいは4個以上であ
ってもよい。
【0061】(2)上記した実施の形態においては、デ
ータパケット構成処理ルーチンは定期的に起動されるも
のとしたが、これに限られるものではないことは勿論で
あり、ユーザーの操作により起動するようにしてもよ
い。
【0062】(3)上記した実施の形態においては、ネ
ットワークを構築する全てのノードが本発明による通信
装置を内蔵するようにしたが、これに限られるものでは
ないことは勿論であり、ネットワークを構築する全ての
ノードが本発明による通信装置を内蔵していなくてもよ
い。
【0063】(4)上記した実施の形態においては、高
速伝送媒体としてIEEE1394高速シリアルバスを
示したが、これに限られるものではなく、例えば、AT
Mのような、他の高速伝送媒体を用いてよいことは勿論
である。
【0064】(5)上記した実施の形態ならびに上記し
た(1)乃至(4)に示す変形例を、適宜に組み合わせ
るようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、実際に使用されるデータ転送のみでネット
ワークを利用できるようになるため、ネットワーク全体
にとって意味のない負荷をかけることが無くなってネッ
トワーク全体の負荷が低減されるとともに、ユーザーに
ネットワークの最適な接続設定の環境を提供することが
できるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のデータ転送チャンネルを持つ双方向伝送
媒体を介して相互接続されたネットワークの構成例の一
例を示すブロック構成図であり、当該ネットワークに存
在する各ノードは本発明による通信装置を内蔵してい
る。
【図2】各ノード内における入力端点ならびに出力端点
の構成例の一例を示す説明図である。
【図3】データパケット構成処理ルーチンのフローチャ
ートである。
【図4】データパケットの構成例の一例を示す説明図で
ある。
【図5】データパケットの構成例の一例を示す説明図で
ある。
【図6】RAMのワーキングエリアのデータパケット構
成情報領域に格納されたデータパケット構成情報の一例
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 IEEE1394高速シリアルバス 12 鍵盤付シンセサイザー(ノード1) 14 ハードディスクレコーダー(ノード2) 16 デジタルミキサー(ノード3) 20 通信装置 22 IEEE1394インターフェース
フロントページの続き Fターム(参考) 5C056 FA03 GA20 HA01 HA04 5K033 AA01 BA01 BA15 CA12 CB01 CC01 DA01 DB01 DB16 EA07 EC01 EC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データパケットを送受信する複数のノー
    ドを含んで構築されたネットワークにおいて、前記ネッ
    トワークに存在するノードが備える通信装置であって、 データパケットを構成する1もしくは複数の所定の形式
    のデータを送信するための少なくとも1以上の出力端点
    と、 前記出力端点を活性もしくは非活性のいずれかに設定す
    る設定手段と、 前記設定手段による設定に対応してデータパケットを構
    成するデータパケット構成手段と、 前記データパケット構成手段により構成された結果を他
    のノードに報告する報告手段とを有する通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信装置において、さ
    らに、 前記データパケット構成手段により構成された結果に基
    づき表示する表示手段とを有する通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載の通信装置において、 前記設定手段は、前記出力端点へ内部信号源から出力割
    当がなされている場合には活性の状態を検出し、また、
    前記出力端点へ内部信号源から出力割当がなされていな
    い場合には非活性の状態を検出する状態検出手段により
    検出された結果に基づき設定をおこなうものである通信
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載の通信装置において、 前記設定手段は、前記出力端点と対応する外部信号接続
    端子への物理的接続がある場合には活性の状態を検出
    し、前記出力端点と対応する外部信号接続端子への物理
    的接続がない場合には非活性の状態を検出する状態検出
    手段により検出された結果に基づき設定をおこなうもの
    である通信装置。
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