JP2001338159A - コンテンツ情報流通システム - Google Patents

コンテンツ情報流通システム

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JP2001338159A
JP2001338159A JP2000159802A JP2000159802A JP2001338159A JP 2001338159 A JP2001338159 A JP 2001338159A JP 2000159802 A JP2000159802 A JP 2000159802A JP 2000159802 A JP2000159802 A JP 2000159802A JP 2001338159 A JP2001338159 A JP 2001338159A
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Kazumi Arakage
和美 荒蔭
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の編集、加工が容易に行えるだけで
なく使用料の支払いも簡単となることから、情報発信の
拡大化に対応できるコンテンツ情報流通システムを提供
することができる。 【解決手段】 創作された情報の全内容又はその情報の
全内容を必要に応じて領域分割し、それぞれに対して識
別符号を付するとともに、識別符号を付された前記情報
を記憶する手段3と、情報を加工、編集するために創作
された情報編集手段を記憶する手段3と、前記情報を記
憶する手段から前記情報を引き出すとともに、前記情報
に対応した前記情報編集手段によって前記情報の加工、
編集を実行する手段6とを有するコンテンツ情報流通シ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、権利を有する情報
である例えば画像情報を一定の記憶手段に引き出し自在
に保存しておき、情報を編集する編集手段である例えば
画像編集プログラムを一定の記憶手段に保存しておき、
第三者はそれを必要なときに必要な情報に対して実行
し、その使用形態に応じて情報及び編集手段の提供者に
使用料を支払うというコンテンツ情報流通システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化社会において、情報発
信の欲求が高まっている。この情報発信の欲求に応える
べく、権利としての情報である例えば画像情報は権利情
報を含む形で引き出し自在に記憶されており、第三者は
それを必要なときに必要な量だけ引き出して使用し、そ
の使用形態に応じて権利者に使用料を支払うというコン
テンツ情報流通システムが特開平11−250145号
に開示されている。
【0003】前述したコンテンツ情報流通システムにお
いては、このコンテンツ情報を利用する利用者がコンテ
ンツ情報を必要に応じて引き出し、そのコンテンツ情報
に加工、編集等を行って、新たなコンテンツ情報を創作
することによって新たな「制作」へと繋げていくことが
重要となっている。
【0004】ここで、従来はコンテンツ情報の利用者が
予め用意したコンテンツ情報編集手段、例えば、ビデオ
タイトル挿入装置や画像サイズ変更プログラム等を用い
て得られたコンテンツ情報に対して加工、編集等を行っ
ていた。また、情報発信の欲求はAudio Visu
alコンテンツ(AVコンテンツという)のみならず、
コンテンツ情報編集手段としてのプログラムの創作にも
及んでいる。このようなプログラムを作成する作成者が
プログラムを配布する場合、今までは、プログラムの使
用権利に対して課金を行うシェアウェアという方式か、
全く課金を行わないフリーウェアと呼ばれる方式を採用
してプログラムを配布することが多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、コンテンツ利用者がコンテンツ情報を引き出
しても、そのコンテンツ情報を加工、編集するために
は、予めコンテンツ情報を加工、編集するための編集手
段を用意しなければならず、また、編集手段によって機
能が異なるため、用意する編集手段に制約を受けたり、
所望の機能を有する編集手段を探すことが困難であると
いう課題があった。
【0006】また、コンテンツ情報を編集するための編
集手段であるプログラムを作成するプログラム作成者に
とってもプログラムの使用権利に対して課金を行うとい
う形態と、課金情報管理の煩雑さから、機能の少ないプ
ログラムや、それほど手間のかからないプログラムにつ
いては課金を行わないフリーウェアとしてしまうなど、
使用料を得るチャンスを逃してしまうという課題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、創作された情報の全内容又はその情報の全内容
を必要に応じて領域分割した情報のそれぞれに対して識
別符号を付するとともに、識別符号を付された前記情報
を記憶する手段と、情報を加工、編集するために制作さ
れた情報編集手段を記憶する手段と、前記情報を記憶す
る手段から前記情報を引き出すとともに、前記情報に対
応した前記情報編集手段によって前記情報の加工、編集
を実行する手段とを有するコンテンツ情報流通システム
を提供する。
【0008】また、創作された情報の全内容又はその情
報の全内容を必要に応じて領域分割した情報のそれぞれ
に対して識別符号を付するとともに、識別符号を付され
た前記情報を記憶する手段と、情報を加工、編集するた
めに制作された複数の情報編集手段を記憶する手段と、
前記情報を記憶する手段から前記情報を引き出すととも
に、前記情報を加工、編集するために前記複数の情報編
集手段の中から所望の情報編集手段を選択して実行する
手段とを有するコンテンツ情報流通システムを提供す
る。
【0009】更に、前記情報編集手段により創作された
新たな情報を伝送する手段と、前記伝送する手段によっ
て伝送された情報を再現する表示手段とを有する請求項
1又は請求項2に記載のコンテンツ情報流通システムを
提供する。
【0010】更にまた、前記編集手段の使用形態に応じ
て課金を行う課金手段を有する請求項1又は請求項2に
記載のコンテンツ情報流通システムを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンテンツ情
報流通システムについて、図面を参照して説明する。図
1は本発明に係るコンテンツ情報流通システムの一実施
例を示すブロック図である。同図において、1はコンテ
ンツ情報を収集したり創作したりする収集・創作手段で
あり、例えばカメラ等がこれに該当する。2は収集・創
作手段1にて取り込んだコンテンツ情報を作品として仕
上げるための制作手段であり、ここでは編集作業や符号
化が行われる。6は画像編集プログラムなどの編集手段
を使用してコンテンツ情報に対して創作を行う創作手段
であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等で創
作された編集手段である編集プログラムを記憶してい
る。
【0012】3はコンテンツ情報や編集手段である編集
プログラムを記憶する、例えばROM/RAM、サーバ
等の記憶手段であり、制作手段2によって制作されたコ
ンテンツ情報や創作手段6によって創作された編集プロ
グラムを蓄積したり、編集プログラムを実行可能な形式
に変換したり、創作された情報の全内容や情報の全内容
を必要に応じて領域分割し、それぞれの情報に対して検
索のための識別符号を付したりするものである。
【0013】ここで記憶手段3を構成するサーバとして
は動画を扱えるビデオサーバと、データを扱うデータサ
ーバ、プログラムを扱うプログラムサーバ等があるが、
これらのサーバを全て同一のサーバとしても良いことは
もちろんである。
【0014】なお、この記憶手段3では第三者からの要
求により引き出された情報や、第三者からの要求により
実行された編集手段の使用形態に応じて課金するための
課金情報を付加することが可能である。
【0015】4は伝送手段であり、記憶手段3から必要
な情報のみを転送してもらい、この情報に対して変調、
復調、多重化等を行うものである。5は表示手段であ
り、伝送手段4から伝送された情報を例えば復号化する
ことにより表示を行うものである。
【0016】次に、上述したようなコンテンツ情報流通
システムの具体的な構成・機能について図面を参照しな
がら説明する。
【0017】図2は図1に示すコンテンツ情報流通シス
テムをAVコンテンツ情報流通システムに適用した場合
の全体構成を示すブロック図である。このAVコンテン
ツ情報流通システム10は、コンテンツ情報提供者とし
て機能するAVコンテンツバンク(コンテンツバンク)
11と、コンテンツ情報創作者の端末システム(コンテ
ンツ登録者)12と、コンテンツ情報利用者の端末シス
テム(コンテンツ利用者)13と、コンテンツ情報編集
手段創作者の端末システム(編集手段登録者)19と、
課金処理の実行媒体として機能する金融機関14と、コ
ンテンツ情報をはじめとする各種の情報やコンテンツ編
集手段やメッセージ等を伝送する伝送媒体としてのネッ
トワーク15とから構成されている。
【0018】前記コンテンツバンク11、コンテンツ登
録者12、コンテンツ利用者13、編集手段登録者19
は例えばキーボード等の入力デバイス、CPU(中央演
算処理装置)、及びこのCPUに接続されたROMなど
の記録装置、ディスプレイ装置などの出力デバイスを含
む通常のコンピュータシステムを介してネットワーク1
5に接続されている。
【0019】このように構成されたAVコンテンツ情報
流通システムにおいて、コンテンツ登録者12が新たに
創作したコンテンツをコンテンツバンク11に引き出し
自在に保存しておき、コンテンツ利用者13が必要とす
る情報をコンテンツ情報として引き出した場合に、コン
テンツ利用者13がその使用形態に応じた使用料をコン
テンツバンク11及び金融機関14を介してコンテンツ
登録者12へ支払うというコンテンツ情報流通システム
について説明する。
【0020】コンテンツ登録者12は、例えばビデオム
ービー、静止画カメラ、音声レコーダー等を使用して画
像や音声を収集し、これら画像や音声に対してコンテン
ツ登録者個人が考える編集制作を施すことによりコンテ
ンツを制作する。そして、このように制作されたコンテ
ンツはネットワーク15を通じてコンテンツバンク11
へ登録される。
【0021】コンテンツバンク11には、3つのデータ
ベースが用意されている。すなわち、コンテンツ登録者
12に関する情報を管理するコンテンツ登録者管理デー
タベース16、コンテンツをファイル形式で管理するコ
ンテンツデータベース17、コンテンツ利用者13に関
する情報を管理するコンテンツ利用者管理データベース
18である。
【0022】コンテンツ登録者12からコンテンツが送
られてくると、コンテンツ登録者管理データベース15
に登録者(コンテンツ登録者)、登録内容、支払い方法
等の情報が登録される(動画、静止画、分類項目に分け
られる)。
【0023】次に、同様なシステムにおいて、編集手段
登録者19が新たに創作した編集手段をコンテンツバン
ク11に実行可能な状態で保存しておき、コンテンツ利
用者13が必要とする編集手段によって、必要とする情
報を引き出して編集した場合に、コンテンツ利用者13
がその編集手段の使用形態に応じた使用料をコンテンツ
バンク11及び金融機関14を介して編集手段登録者1
9へ支払うというシステムについて説明する。
【0024】1.編集手段の制作、登録 編集手段登録者19は、例えばPC上での汎用プログラ
ム言語などを用いたプログラミングによって、編集手段
登録者個人が考える編集手段を制作する。そして、この
ような制作された編集手段はネットワーク15を通じて
コンテンツバンク11へ登録される。コンテンツバンク
11には、5つのデータベースが用意されている。すな
わち、コンテンツ登録者12に関する情報を管理するコ
ンテンツ登録者データベース16、コンテンツをファイ
ル形式で管理するコンテンツデータベース17、コンテ
ンツ利用者13に関する情報を管理するコンテンツ利用
者管理データベース18、編集手段登録者19に関する
情報を管理する編集手段登録者管理データベース20、
編集手段をプログラムファイル形式で管理する編集手段
データベース21である。
【0025】編集手段登録者19から編集手段である例
えば編集プログラムが送られてくると、編集手段登録者
データベース20に編集手段登録者19、登録内容、支
払い方法等の情報が登録される。
【0026】コンテンツバンク11では、例えばインタ
ーネット上に編集手段登録/利用のためのホームページ
を開設しておくことにより、編集手段登録者19とコン
テンツ利用者13との双方の利用を容易なものとするこ
とができる。
【0027】そして、編集手段登録者19が情報を入力
することで登録者として認証されると、その登録者の編
集手段が編集手段データベース21へ登録されることと
なる。記録制御手段としての編集手段データベース21
には、変種手段の形態を変換する図示しない変換手段を
備えており、必要に応じて編集手段の形態の変換が実施
される。前述した変換手段としては、例えば、既存の汎
用プログラミング言語コンパイラ等を用いることができ
る。
【0028】編集手段データベース21には、変換され
た編集手段自体の他に、検索の際に使用する識別符号と
して、次のような情報が付加される。以下に一例を示
す。 (1)登録者名 (2)編集機能の種類、編集可能なコンテンツデータの
データ形式 (3)コンテンツバンクへの登録日、利用料 (4)検索のためのキーワード 更に、コンテンツ利用者管理データベース18には、次
のような利用コンテンツ情報が含まれる。以下に一例を
示す。 (1)利用者情報 (2)利用料金情報 (3)利用金額徴収情報 ここで、編集手段登録者による編集手段の制作からコン
テンツバンク登録までの一連の作業の流れについて図3
に示すフローチャートを用いて説明する。ただし、作業
内容や順序は実際のシステム運用により異なる。
【0029】まず、編集手段登録者19は例えばPC上
で汎用プログラミング言語等を用いて編集手段である編
集プログラムを制作する(ステップ101)、次に、コ
ンテンツバンク11のホームページにアクセスし(ステ
ップ102)、ホームページ上で登録手続を行う(ステ
ップ103)。このときに本人情報、編集手段のプログ
ラムデータ等がネットワーク15を通じてコンテンツバ
ンク11へ送られる。次に、コンテンツバンク11で
は、登録手続の際に入力された各種の情報を編集手段登
録者管理データベース20に登録する(ステップ10
4)。そして、送られた編集手段のプログラムデータを
必要に応じて実行可能な形式に変換して(ステップ10
5)、編集手段データベース21へ登録する(ステップ
106)。この後、登録者に対し登録情報を連絡する。
【0030】2.編集手段の使用、課金 次に、コンテンツ利用者による編集手段の使用から課金
までの一連の流れを図4のフローチャートを用いて説明
する。ただし、作業内容や順序は実際のシステム運用に
より異なる。
【0031】まず、コンテンツ利用者13はコンテンツ
バンク11のホームページにアクセスし(ステップ20
1)、このホームページ上でコンテンツ取得のための検
索を行う(ステップ202)。検索により目的のコンテ
ンツが得られたならば、検索を終了して次のステップに
進み(ステップ203でYes)、目的のコンテンツが
得られない場合は(ステップ203でNo)、ステップ
202へと戻る。コンテンツ利用者13は検索が終了す
ると、検索項目の中から必要とするコンテンツを選択す
る(ステップ204)。
【0032】次に、コンテンツ利用者13は、コンテン
ツ編集のための編集手段の検索を行う(ステップ20
5)。例えば、ホームページの機能別選択画面からの目
的とする編集手段の検索、又はキーワード入力によるあ
いまい検索などにより検索を行う。検索により目的の編
集手段が得られたならば、検索された項目、機能説明や
サンプルコンテンツを表示する(ステップ206)。コ
ンテンツ利用者13は、検索により目的の編集手段が得
られたならば検索を終了して次のステップに進み(ステ
ップ207でYes)、目的の編集手段が得られない場
合は(ステップ207でNo)、ステップ205に戻
る。
【0033】コンテンツ利用者13は検索が終了する
と、検索項目の中から必要とする編集手段を選択する。
このとき、編集のためのパラメータ値などが必要であれ
ば、それを指定して編集を実行し、編集を行ったコンテ
ンツを入手する(ステップ208)。コンテンツバンク
11では、コンテンツ利用者に編集されたコンテンツ名
と、編集に使用された編集手段の名前から、それらの使
用料をチェックし、コンテンツ利用者管理データベース
に利用コンテンツ情報、使用編集手段情報として記録す
る。同時に、コンテンツ登録者管理データベース16へ
登録コンテンツ利用情報を記録し、編集手段登録者管理
データベース20へ登録編集手段使用情報を記録する
(ステップ209)。その後は、コンテンツ利用者13
から定期的に使用料を徴収し、またコンテンツ登録者1
2、編集手段登録者19に定期的に使用料を支払う(ス
テップ210)。
【0034】上述したように、登録されたオリジナルの
コンテンツに対して登録された編集手段によって加工・
編集などを施すことでコンテンツに付加価値をつけ、且
つ登録された編集手段の内容、レベル等に応じた使用料
を編集手段登録者に支払うようにすることで、編集手段
登録者の自己実現等の欲求を満足し、また新たな創作意
欲を喚起することができる。一方、コンテンツ利用者に
対して質の高いコンテンツを供給するとともに、多様な
編集手段を提供することにより、様々なコンテンツ制作
の循環がスムーズになり、質、量ともにハイレベルなコ
ンテンツが求められる現在のネットワーク時代に対応し
たAVコンテンツ情報流通システムを提供することがで
きる。
【0035】次に、コンテンツバンク11に登録されて
いる様々な編集手段を、コンテンツ利用者13に試用提
供する場合の具体例について説明する。コンテンツ利用
者13がコンテンツバンク11から所望の編集手段を検
索した場合、機能の説明が提示される。しかし、AVコ
ンテンツにおいては、これらの説明だけではその機能が
充分に把握できないことがある。そこで、このAVコン
テンツ流通システムでは、編集機能の限定、編集対象の
限定を施した上で編集手段の試用ができるようにしてい
る。
【0036】以下、主に編集対象の限定を施した試用提
供手段の具体的な作業の流れについて図5のフローチャ
ートを用いて説明する。ただし、作業内容や順序は実際
のシステム運用により異なる。
【0037】まず、コンテンツ利用者13は、コンテン
ツバンク11のホームページにアクセスし(ステップ3
01)、このホームページ上でコンテンツ取得のための
検索を行う(ステップ302)。検索により目的のコン
テンツが得られたならば、検索を終了して次のステップ
へ進み(ステップ303でYes)、目的のコンテンツ
が得られない場合は(ステップ303でNo)、ステッ
プ302へ戻る。コンテンツ利用者13は検索が終了す
ると、検索項目の中から必要とするコンテンツを選択す
る(ステップ304)。
【0038】次に、コンテンツ利用者13は、コンテン
ツ編集のための編集手段の検索を行う(ステップ30
5)。この検索の結果により、コンテンツ利用者13は
編集手段の使用、試用、又は使用しないのいずれかを選
択する。例えば、検索終了後に編集手段を「使用す
る」、「試用する」、「使用しない」等の選択画面を表
示する。
【0039】これに対するコンテンツ利用者13からの
応答があった場合には、その選択内容を判定する(ステ
ップ306)。コンテンツ利用者13の選択が「使用す
る」である場合は、編集のためのパラメータ値などの入
力受付画面が表示され、パラメータの入力の確認後(ス
テップ307)、編集を実行し(ステップ308)、編
集を行ったコンテンツを配信する(ステップ309)。
【0040】また、コンテンツ利用者13の選択が「試
用する」である場合には、予め用意された、編集対象コ
ンテンツと同じ形式である複数のサンプル用コンテンツ
の内容が表示される(ステップ310)。例えば、コン
テンツ利用者13が選択した編集対象コンテンツが静止
画像であった場合は、予め用意されたサンプル用コンテ
ンツの中から、画像サイズや解像度が近い値のコンテン
ツの内容が表示される。コンテンツ利用者13は、その
中から試用に用いるコンテンツを選択し(ステップ31
1)、編集のためのパラメータ値などの入力受付画面か
らパラメータ値を入力する(ステップ312)。コンテ
ンツバンク11は、選択されたサンプル用コンテンツに
対し、選択された編集手段と入力された編集パラメータ
を用いて編集を行い(ステップ313)、編集の結果得
られたコンテンツを編集前のサンプル用コンテンツとと
もに試用提供用配信データとしてコンテンツ利用者13
に配信する(ステップ314)。コンテンツ利用者13
は、配信された編集前コンテンツと編集後コンテンツと
の内容から編集手段の機能を確認し、使用するか否かの
検討を行う。そして、コンテンツバンク11が一定期間
経過後にコンテンツ利用者13に対して、編集手段につ
いて、「使用する」、「使用しない」等の選択画面を送
信することで、実際に使用する意志があるか否かを確認
する。
【0041】これに対してコンテンツ利用者13からの
応答があったときには、その選択内容を判定する(ステ
ップ315)。コンテンツ利用者13の選択が「使用す
る」である場合は、編集のためのパラメータ値などの入
力受付画面を表示してパラメータ値を受付(ステップ3
07)、選択されていた正式使用コンテンツに対し、選
択された編集手段と入力された編集パラメータとを用い
て編集を行い(ステップ308)、編集の結果得られた
コンテンツをコンテンツ利用者13に配信する(ステッ
プ309)。また、ステップ309において、編集手段
の使用が行われた後は、使用料の徴収などの所定の課金
処理を実行する(ステップ316)。
【0042】なお、本実施例では、編集処理対象のコン
テンツを、サンプル用のコンテンツのみに限定すること
で編集手段の試用提供を可能としたが、特開平11−2
50145号に開示されているような手段を用いて、送
信されるコンテンツに品質制限や内容限定を施すこと
で、編集手段の試用を実現しても良いことはもちろんで
ある。そして、特に編集の対象となる情報や編集機能に
制限を施して編集手段の試用を可能とすることで、コン
テンツ利用者においては、検索した編集手段が所望の編
集手段であるか否かをより客観的に判断することができ
るようになるため、新たなコンテンツの制作をよりスム
ーズに行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係るコ
ンテンツ情報流通システムによれば、権利を有する情報
である例えば画像などの情報を一定の記憶手段に保存し
ておき、前述した画像などの情報を加工、編集する手段
である例えば画像編集プログラムなどの編集手段も一定
の記憶手段に記憶しておき、第三者はその編集手段を煩
雑な操作をすることなく必要なときに必要な情報に対し
て実行可能であり、しかも、その使用形態に応じて提供
者に使用料を支払うだけで良いので、情報の編集、加工
が容易に行えるだけでなく使用料の支払いも簡単とな
り、今後予想される情報発信の拡大化に対応できるとい
う効果を奏する。
【0044】特に、登録されたオリジナルのコンテンツ
に対して登録された編集手段によって情報の加工・編集
などを施し、且つ登録されたコンテンツ及び編集手段の
使用料を登録者に支払うように管理することで、コンテ
ンツ登録者及び編集手段登録者の自己実現等の欲求を満
足し、新たな創作意欲を喚起することができる。更に、
コンテンツ利用者に対して質の良いコンテンツを提供す
るとともに、多様な編集手段を提供することにより、様
々なコンテンツ制作の循環がスムーズとなり、ネットワ
ーク時代に対応したAVコンテンツ情報流通システムを
実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ情報流通システムの一
例を示す図である。
【図2】本発明に係るコンテンツ情報流通システムをA
Vコンテンツ情報流通システムに適用した例を示す図で
ある。
【図3】本発明に係るコンテンツ情報流通システムの一
例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係るコンテンツ情報流通システムの課
金の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るコンテンツ情報流通システムの試
用の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 収集・創作手段 2 政策手段 3 記憶手段 4 伝送手段 5 表示手段 6 創作手段 10 AVコンテンツ情報流通システム 11 コンテンツバンク 12 コンテンツ登録者 13 コンテンツ利用者 14 金融機関 15 ネットワーク 16 コンテンツ登録者管理データベース 17 コンテンツデータベース 18 コンテンツ利用者管理データベース 19 編集手段登録者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】創作された情報の全内容又はその情報の全
    内容を必要に応じて領域分割した情報のそれぞれに対し
    て識別符号を付するとともに、識別符号を付された前記
    情報を記憶する手段と、 情報を加工、編集するために制作された情報編集手段を
    記憶する手段と、 前記情報を記憶する手段から前記情報を引き出すととも
    に、前記情報に対応した前記情報編集手段によって前記
    情報の加工、編集を実行する手段と、 を有するコンテンツ情報流通システム。
  2. 【請求項2】創作された情報の全内容又はその情報の全
    内容を必要に応じて領域分割した情報のそれぞれに対し
    て識別符号を付するとともに、識別符号を付された前記
    情報を記憶する手段と、 情報を加工、編集するために制作された複数の情報編集
    手段を記憶する手段と、 前記情報を記憶する手段から前記情報を引き出すととも
    に、前記情報を加工、編集するために前記複数の情報編
    集手段の中から所望の情報編集手段を選択して実行する
    手段と、を有するコンテンツ情報流通システム。
  3. 【請求項3】前記情報編集手段により創作された新たな
    情報を伝送する手段と、 前記伝送する手段によって伝送された情報を再現する表
    示手段と、 を有する請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ情報
    流通システム。
  4. 【請求項4】前記編集手段の使用形態に応じて課金を行
    う課金手段を有する請求項1又は請求項2に記載のコン
    テンツ情報流通システム。
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