JP2001337272A - 手振れ補正機能搭載ズームレンズ及びそれを用いたビデオカメラ - Google Patents

手振れ補正機能搭載ズームレンズ及びそれを用いたビデオカメラ

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JP2001337272A
JP2001337272A JP2000156787A JP2000156787A JP2001337272A JP 2001337272 A JP2001337272 A JP 2001337272A JP 2000156787 A JP2000156787 A JP 2000156787A JP 2000156787 A JP2000156787 A JP 2000156787A JP 2001337272 A JP2001337272 A JP 2001337272A
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refractive power
lens group
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Katsu Yamada
克 山田
Shusuke Ono
周佑 小野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 5群構成のズームレンズにおいて、変倍時及
びフォーカス時に像面に対して固定されている2枚構成
の第3レンズ群を光軸に対して垂直に移動させることに
よって手振れを補正する。 【解決手段】 第1レンズ群21の物体側から第1番目
のレンズの有効径をC1、第1レンズ群21の物体側か
ら第2番目のレンズの有効径をC2、第1レンズ群21
の物体側から第3番目のレンズの有効径をC3としたと
き、下記(数71)、(数72)の条件式を満足させ
る。 [数71] 0.80<C2/C1<1.00 [数72] 0.65<C3/C1<1.00

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等に
用いられ、手振れ、振動等によって生じる像の振れを光
学的に補正する手振れ補正機能を搭載した手振れ補正機
能搭載ズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオカメラ等の撮影系にお
いては、手振れ等の振動を防止する振れ防止機能が必須
となっており、様々なタイプの防振光学系が提案されて
いる。
【0003】例えば、特開平8−29737号公報で
は、ズームレンズの前面に2枚構成の手振れ補正用の光
学系を装着し、そのうちのいずれか1枚を光軸に対して
垂直に移動させることにより、手振れによる像の移動を
補正している。
【0004】また、特開平7−128619号公報に
は、4群構成のズームレンズが開示されており、複数枚
のレンズによって構成された第3レンズ群の一部を光軸
に対して垂直に移動させることにより、手振れによる像
の移動を補正している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平8−2
9737号公報に開示されたものでは、ズームレンズの
前面に手振れ補正用の光学系を装着するため、当該手振
れ補正用の光学系のレンズ径が大きくなる。また、それ
に伴って装置全体も大きくなり、駆動系への負担も大き
くなる。そのため、小型、軽量、省電力化には不利であ
った。
【0006】特開平7−128619号公報に開示され
たものにおいては、像面に対して固定された第3レンズ
群の一部を光軸に対して垂直に移動させることによって
手振れによる像の揺れを補正しているので、ズームレン
ズの前面に手振れ補正用の光学系を装着するタイプと比
較して大きさ的には有利であるが、手振れ補正用のレン
ズ群が3枚で構成されているために、アクチュエータの
負担が大きかった。
【0007】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、5群構成のズームレ
ンズであって、変倍時及びフォーカス時に像面に対して
固定されている2枚構成の第3レンズ群を光軸に対して
垂直に移動させることによって手振れを補正することが
可能な手振れ補正機能搭載ズームレンズを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るズームレンズの第1の構成は、物体側
から像面側に向かって順に配置された、正の屈折力を有
し、像面に対して固定された第1レンズ群と、負の屈折
力を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を行
う第2レンズ群と、正の屈折力を有し、変倍時及び合焦
時に光軸方向に対して固定される第3レンズ群と、負の
屈折力を有し、像面に対して固定された第4レンズ群
と、正の屈折力を有し、前記第2レンズ群の光軸上での
移動及び物体の移動に伴って変動する像面を基準面から
一定の位置に保つように光軸上を移動する第5レンズ群
とを備えたズームレンズであって、前記第1レンズ群
は、物体側から順に配置された、負の屈折力のレンズ、
第1の正の屈折力のレンズ、及び第2の正の屈折力のレ
ンズを含み、前記第2レンズ群は、物体側から順に配置
された、第1の負の屈折力のレンズ、第2の負の屈折力
のレンズ、及び正の屈折力のレンズを含み、前記第3レ
ンズ群は、物体側から順に配置された、正の屈折力のレ
ンズと負の屈折力を有するメニスカスレンズとからなる
と共に、手振れによる像の移動を補正するために光軸に
対して垂直な方向に全体が移動可能であり、前記第4レ
ンズ群は、物体側から順に配置された、負の屈折力のレ
ンズと正の屈折力のレンズの接合レンズからなり、前記
第5レンズ群は、物体側から順に配置された、負の屈折
力のレンズ、第1の正の屈折力のレンズ、及び第2の正
の屈折力のレンズを含み、前記第1レンズ群の物体側か
ら第1番目のレンズの有効径をC1、前記第1レンズ群
の物体側から第2番目のレンズの有効径をC2、前記第
1レンズ群の物体側から第3番目のレンズの有効径をC
3としたとき、前記第1レンズ群が下記(数26)、
(数27)の条件式を満足することを特徴とする。 [数26] 0.80<C2/C1<1.00 [数27] 0.65<C3/C1<1.00 また、本発明に係るズームレンズの第2の構成は、物体
側から像面側に向かって順に配置された、正の屈折力を
有し、像面に対して固定された第1レンズ群と、負の屈
折力を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を
行う第2レンズ群と、正の屈折力を有し、変倍時及び合
焦時に光軸方向に対して固定される第3レンズ群と、全
体として負の屈折力を有し、像面に対して固定された第
4レンズ群と、正の屈折力を有し、前記第2レンズ群の
光軸上での移動及び物体の移動に伴って変動する像面を
基準面から一定の位置に保つように光軸上を移動する第
5レンズ群とを備えたズームレンズであって、前記第1
レンズ群は、物体側から順に配置された、負の屈折力の
レンズ、第1の正の屈折力のレンズ、及び第2の正の屈
折力のレンズを含み、前記第2レンズ群は、物体側から
順に配置された、第1の負の屈折力のレンズ、第2の負
の屈折力のレンズ、及び正の屈折力のレンズを含み、前
記第3レンズ群は、物体側から順に配置された、正の屈
折力のレンズと像面側の面がフラットな負の屈折力のレ
ンズとからなると共に、手振れによる像の移動を補正す
るために光軸に対して垂直な方向に全体が移動可能であ
り、前記第4レンズ群は、物体側から順に配置された、
負の屈折力のレンズと正の屈折力のレンズの接合レンズ
からなり、前記第5レンズ群は、物体側から順に配置さ
れた、負の屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレン
ズ、及び第2の正の屈折力のレンズを含み、前記第1レ
ンズ群の物体側から第1番目のレンズの有効径をC1、
前記第1レンズ群の物体側から第2番目のレンズの有効
径をC2、前記第1レンズ群の物体側から第3番目のレ
ンズの有効径をC3としたとき、前記第1レンズ群が下
記(数28)、(数29)の条件式を満足することを特
徴とする。 [数28] 0.80<C2/C1<1.00 [数29] 0.65<C3/C1<1.00 また、本発明に係るズームレンズの第3の構成は、物体
側から像面側に向かって順に配置された、正の屈折力を
有し、像面に対して固定された第1レンズ群と、負の屈
折力を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を
行う第2レンズ群と、正の屈折力を有し、変倍時及び合
焦時に光軸方向に対して固定される第3レンズ群と、負
の屈折力を有し、像面に対して固定された第4レンズ群
と、正の屈折力を有し、前記第2レンズ群の光軸上での
移動及び物体の移動に伴って変動する像面を基準面から
一定の位置に保つように光軸上を移動する第5レンズ群
とを備えたズームレンズであって、前記第1レンズ群
は、物体側から順に配置された、負の屈折力のレンズ、
第1の正の屈折力のレンズ、及び第2の正の屈折力のレ
ンズを含み、前記第2レンズ群は、物体側から順に配置
された、第1の負の屈折力のレンズ、第2の負の屈折力
のレンズ、及び正の屈折力のレンズを含み、前記第3レ
ンズ群は、物体側から順に配置された、正の屈折力のレ
ンズと負の屈折力を有する両凹レンズとからなると共
に、手振れによる像の移動を補正するために光軸に対し
て垂直な方向に全体が移動可能であり、前記第4レンズ
群は、物体側から順に配置された、負の屈折力のレンズ
と正の屈折力のレンズの接合レンズからなり、前記第5
レンズ群は、物体側から順に配置された、負の屈折力の
レンズ、第1の正の屈折力のレンズ、及び第2の正の屈
折力のレンズを含み、前記第1レンズ群の物体側から第
1番目のレンズの有効径をC1、前記第1レンズ群の物
体側から第2番目のレンズの有効径をC2、前記第1レ
ンズ群の物体側から第3番目のレンズの有効径をC3と
したとき、前記第1レンズ群が下記(数30)、(数3
1)の条件式を満足することを特徴とするズームレン
ズ。 [数30] 0.80<C2/C1<1.00 [数31] 0.65<C3/C1<1.00 また、本発明に係るズームレンズの第4の構成は、物体
側から像面側に向かって順に配置された、正の屈折力を
有し、像面に対して固定された第1レンズ群と、負の屈
折力を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を
行う第2レンズ群と、正の屈折力を有し、変倍時及び合
焦時に光軸方向に対して固定される第3レンズ群と、負
の屈折力を有し、像面に対して固定された第4レンズ群
と、正の屈折力を有し、前記第2レンズ群の光軸上での
移動及び物体の移動に伴って変動する像面を基準面から
一定の位置に保つように光軸上を移動する第5レンズ群
とを備えたズームレンズであって、前記第1レンズ群
は、物体側から順に配置された、負の屈折力のレンズ、
第1の正の屈折力のレンズ、及び第2の正の屈折力のレ
ンズを含み、前記第2レンズ群は、物体側から順に配置
された、第1の負の屈折力のレンズ、第2の負の屈折力
のレンズ、及び正の屈折力のレンズを含み、前記第3レ
ンズ群は、物体側から順に配置された、正の屈折力のレ
ンズと負の屈折力のレンズとからなると共に、手振れに
よる像の移動を補正するために光軸に対して垂直な方向
に全体が移動可能であり、前記第4レンズ群は、物体側
から順に配置され、かつ、分離された負の屈折力のレン
ズと正の屈折力のレンズとからなり、前記第5レンズ群
は、物体側から順に配置された、負の屈折力のレンズ、
第1の正の屈折力のレンズ、及び第2の正の屈折力のレ
ンズを含み、前記第1レンズ群の物体側から第1番目の
レンズの有効径をC1、前記第1レンズ群の物体側から
第2番目のレンズの有効径をC2、前記第1レンズ群の
物体側から第3番目のレンズの有効径をC3としたと
き、前記第1レンズ群が下記(数32)、(数33)の
条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 [数32] 0.80<C2/C1<1.00 [数33] 0.65<C3/C1<1.00 上記条件式を満足することにより、十分な周辺光量を確
保できるため、手振れ補正時に発生する周辺光量の変化
を目立たなくすることができる。上記条件式の上限を超
えると、第1番目のレンズの径よりも第2番目のレン
ズ、第3番目のレンズの径の方が大きくなるために鏡筒
が大きくなり、さらにフレアなどの有害光も増加する。
一方、上記条件式の下限を下回ると、十分な光量を確保
することができないため、手振れ補正時の光量変化が目
立ってしまう。また、常に固定された第1レンズ群によ
って光量を確保しているため、レンズ径を大きくして
も、可動レンズ群である第5レンズ群によって光量を確
保する場合のように、アクチュエータに負担がかかるこ
とがない。
【0009】また、前記第3レンズ群の負の屈折力のレ
ンズがメニスカスレンズである場合には、レンズの物体
側の面と像面側の面に入射する光線の角度が近いため、
良好な収差を得るのに有利である。
【0010】また、前記第3レンズ群の負の屈折力のレ
ンズの像面側の面がフラットである場合には、加工し易
いというメリットがある。
【0011】また、前記第3レンズ群の負の屈折力のレ
ンズが両凹レンズである場合には、どちらか一方の面に
よってパワーを負担することがないため、レンズの群内
における各レンズの偏芯公差を緩くすることができる。
【0012】また、前記第4レンズ群を分離されたレン
ズによって構成することにより、設計時の自由度が大き
くなるので、収差を良好に補正することができる。
【0013】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第2レンズ群を構成するレ
ンズの少なくとも1面が非球面であるのが好ましい。こ
の好ましい例によれば、画面周辺部に発生するコマ収差
を良好に補正することができる。
【0014】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第3レンズ群を構成するレ
ンズの少なくとも1面が非球面であるのが好ましい。こ
の好ましい例によれば、球面収差及び手振れ補正時に発
生する収差を良好に補正することができる。
【0015】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第2レンズ群のi番目の非
球面において、レンズ有効径の1割の径における局所的
な曲率半径をr2i1 、レンズ有効径の9割の径における
局所的な曲率半径をr2i9 としたとき、下記(数34)
の条件式を満足するのが好ましい。 [数34] 0.70<r2i1 /r2i9 <1.60 上記(数34)の条件式は、非球面量を規定するための
条件式であり、高解像度を実現するのに十分な収差性能
を得るための条件式である。この条件式の上限を超える
と、画面周辺部におけるコマ収差の補正量が少なくなり
すぎる。一方、この条件式の下限を下回ると、コマ収差
の補正量が大きくなりすぎて、十分な収差性能を得るこ
とができなくなる。
【0016】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第3レンズ群のi番目の非
球面において、レンズ有効径の1割の径における局所的
な曲率半径をr3i1 、レンズ有効径の9割の径における
局所的な曲率半径をr3i9 としたとき、下記(数35)
の条件式を満足するのが好ましい。 [数35] 0.05<r3i1 /r3i9 <2.00 上記(数35)の条件式は、非球面量を規定するための
条件式であり、高解像度を実現するのに十分な収差性能
を得るための条件式である。この条件式の上限を超える
と、球面収差の補正量が少なくなりすぎる。また、レン
ズ移動時にコマフレアが発生し易くなる。一方、この条
件式の下限を下回ると、球面収差の補正量が大きくなり
すぎて、十分な収差性能を得ることができなくなる。
【0017】尚、ここで言う局所的な曲率半径Cとは、
面形状のサグ量から割り出した非球面係数に基づいて、
代数的に計算して得られた値であり、下記(数36)に
示す式(a)及び(b)によって求めることができる。
【0018】
【数36】
【0019】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第3レンズ群の正の屈折力
のレンズの物体側の面と像面側の面でのサグ量が等しい
のが好ましい。
【0020】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第3レンズ群の焦点距離を
3 、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の合成焦点
距離をf34としたとき、前記第3レンズ群が下記(数3
7)の条件式を満足するのが好ましい。 [数37] 0.30<|f3 /f34|<0.95 上記(数37)の条件式は、手振れ補正用のレンズ(第
3レンズ群)の焦点距離を規定するための条件式であ
る。この条件式の下限を下回ると、手振れ補正用のレン
ズ(第3レンズ群)のパワーが強くなりすぎて、収差の
性能の劣化が大きくなる。また、製造時における組立公
差も厳しくなる。一方、この条件式の上限を超えると、
手振れ補正時のレンズの移動量が大きくなるために、レ
ンズ径も大きくなり、小型化に不利となる。
【0021】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、広角端における全系の焦点距離
をfw、空気中におけるレンズ最終面から結像面までの
間隔をBFとしたとき、下記(数38)の条件式を満足
するのが好ましい。 [数38] 2.0<BF/fw<5.0 上記(数38)の条件式は、3板のようにバックフォー
カスの長いズームレンズを実現するための条件式であ
る。この条件式の下限を下回ると、十分な色分解ができ
るだけの長さを有する色分解光学系を挿入することがで
きない。一方、この条件式の上限を超えると、必要以上
にバックフォーカスが長くなり、コンパクト化が困難と
なる。
【0022】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、広角端における全系の焦点距離
をfw、第iレンズ群の焦点距離をfi (i=1〜5)、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の合成焦点距離を
f34としたとき、下記(数39)〜(数42)の条件式
を満足するのが好ましい。 [数39] 5.0<f1 /fw<8.0 [数40] 0.5<|f2 |/fw<1.6 [数41] 7.0<f34/fw<13.5 [数42] 2.0<f5 /fw<5.0 上記(数39)の条件式は、第1レンズ群の屈折力に関
する条件式である。この条件式の下限を下回ると、第1
レンズ群の屈折力が大きくなりすぎるために、長焦点側
における球面収差の補正が困難となる。一方、この条件
式の上限を超えると、レンズ長が大きくなり、コンパク
トなズームレンズを実現することができない。
【0023】上記(数40)の条件式は、第2レンズ群
の屈折力に関する条件式である。この条件式の下限を下
回ると、コンパクト化は可能であるが、全系のペッツバ
ール和が負に大きくなり、像面湾曲の補正ができなくな
る。一方、この条件式の上限を超えると、収差の補正は
容易であるが、変倍系が長くなり、全系のコンパクト化
が困難となる。
【0024】上記(数41)の条件式は、第3レンズ群
の屈折力に関する条件式である。この条件式の下限を下
回ると、第3レンズ群の屈折力が大きくなりすぎるため
に、球面収差の補正が困難となる。一方、この条件式の
上限を超えると、第1レンズ群〜第3レンズ群の合成系
が発散系となるために、その後ろに位置する第4レンズ
群のレンズ外径を小さくすることができず、また、全体
系のペッツバール和を小さくすることができない。
【0025】上記(数42)の条件式は、第4レンズ群
の屈折力に関する条件式である。この条件式の下限を下
回ると、画面包括範囲が狭くなり、所望の範囲を得るの
に第1レンズ群のレンズ径を大きくする必要があるた
め、小型・軽量化を実現することができない。一方、こ
の条件式の上限を超えると、収差の補正は容易である
が、近距離撮影時における第4レンズ群の移動量が大き
くなり、全系のコンパクト化が困難となるばかりでな
く、近距離撮影時と遠距離撮影時の軸外収差のアンバラ
ンスの補正が困難となる。
【0026】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第3レンズ群の一方のレン
ズのアッベ数をν31、前記第3レンズ群の他方のレンズ
のアッベ数をν32、前記第4レンズ群の一方のレンズの
アッベ数をν41、前記第4レンズ群の他方のレンズのア
ッベ数をν42としたとき、下記(数43)、(数44)
の条件式を満足するのが好ましい。 [数43] |ν31−ν32|>25 [数44] |ν41−ν42|>25 上記(数43)、(数44)の条件式は、手振れ補正時
の倍率色収差の劣化を小さくするための式である。手振
れ補正時には、レンズをシフトさせるため、倍率色収差
が発生する。各々のレンズ群のアッベ数差を上記(数4
3)、(数44)のように設定することにより、十分な
色消しの効果与えることができるので、レンズシフト時
でも倍率色収差の劣化を小さくすることができる。
【0027】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第3レンズ群の正の屈折力
のレンズの屈折率をnd31、前記第3レンズ群の負の屈
折力のレンズの屈折率をnd32、前記第4レンズ群の負
の屈折力のレンズの屈折率をnd41、前記第4レンズ群
の正の屈折力のレンズの屈折率をnd42としたとき、下
記(数45)〜(数48)の条件式を満足するのが好ま
しい。 [数45] nd31<1.60 [数46] nd41>1.50 [数47] |nd31−nd32|>0.25 [数48] |nd41−nd42|>0.20 上記(数45)〜(数48)の条件式は、手振れ補正時
の倍率色収差の劣化を押さえつつ、像面湾曲を補正する
ための条件式である。上記(数45)の条件式の上限を
超えると、凸レンズ(正の屈折力のレンズ)の面の曲率
半径が大きくなるため、また、上記(数46)の条件式
の下限を下回ると、凹レンズ(負の屈折力のレンズ)の
面の曲率半径が小さくなるため、負の像面湾曲が大きく
なる。また、上記(数47)及び(数48)の条件式の
下限を下回ると、色収差の補正を十分に行うことができ
ず、レンズシフト時に色収差が発生する。
【0028】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第3レンズ群の物体側に、
像面に対して固定の絞りが設けられ、前記絞りの絞り径
が全系の焦点距離の増大と共に減少し、望遠端における
絞り径をSt、広角端における絞り径をSwとしたと
き、下記(数49)の条件式を満足するのが好ましい。 [数49] St/Sw<0.92 この好ましい例によれば、長焦点側、特に望遠端での収
差の劣化を小さくすることができる。
【0029】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、前記第1レンズ群の物体側から
2番目のレンズに墨塗り、あるいは遮光シートを張りつ
けることにより、レンズ外周部を通過する光線がカット
されるのが好ましい。第1レンズ群の物体側から2番目
のレンズと3番目のレンズの径が大きい場合、レンズ鏡
筒によって画面周辺部の光線をカットすると、鏡筒の外
周部が大きくなって、小型化が困難となる。墨塗りある
いは遮光シートを用いてレンズの有効径を決めることに
より、鏡筒を小型化することができる。
【0030】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、手振れ補正時における画面上で
の像の移動の割合が広角から望遠に変化する際、ズーム
比に比例して増大するのが好ましい。画角が広くなるに
従って、手振れが発生しても目立たなくなる。ズーム比
に比例して像の移動の割合を変化させることにより、全
てのズーム位置に置いて自然な手振れ補正を実現するこ
とができ、また、不必要にアクチュエータに負担をかけ
ることもない。
【0031】また、前記本発明のズームレンズの第1〜
第4の構成においては、手振れ補正時の全系の焦点距離
fにおける前記第3レンズ群の最大移動量をY、望遠端
における前記第3レンズ群の移動量をYt、望遠端の焦
点距離をftとしたとき、下記(数50)、(数51)
の条件式を満足するのが好ましい。 [数50] Yt>Y [数51] (Y/Yt)/(f/ft)<1.5 上記(数50)、(数51)の条件式は、第3レンズ群
の移動量に関する条件式である。補正角が全ズーム域で
一定の場合、ズーム比が大きいほど第3レンズ群の移動
量は大きく、逆にズーム比が小さいほど第3レンズ群の
移動量は小さくなる。望遠端付近においては、画角が狭
いために上記(数50)の条件式の上限を超えると、性
能が劣化し、像の揺れも不自然になる。
【0032】また、上記(数51)の条件式は、広角側
での手振れの上限を規定しており、上限を超えると、補
正過剰となり、光学性能の劣化が大きくなる。また、補
正したときの画面が不自然なものとなる。
【0033】また、上記いずれかの構成を有するズーム
レンズを用いてビデオカメラを構成することにより、小
型で高性能な手振れ補正機能付きビデオカメラを実現す
ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。
【0035】図1は本発明に係る手振れ補正機能搭載ズ
ームレンズの基本構成図である。
【0036】図1に示すように、物体側(図1では左
側)から像面側(図1では右側)に向かって順に、第1
レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レ
ンズ群と、第5レンズ群とが配置されており、これによ
りズームレンズが構成されている。
【0037】第1レンズ群は、物体側から順に配置され
た、負の屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレンズ、
及び第2の正の屈折力のレンズを含み、全体として正の
屈折力を有し、像面に対して固定されている。
【0038】第2レンズ群は、物体側から順に配置され
た、第1の負の屈折力のレンズ、第2の負の屈折力のレ
ンズ、及び正の屈折力のレンズを含み、全体として負の
屈折力を有し、光軸上を移動することによって変倍作用
を行う。
【0039】第3レンズ群は、物体側から順に配置され
た、正の屈折力のレンズ、負の屈折力のレンズを含み、
全体として正の屈折力を有し、変倍時及び合焦時に光軸
方向に対して固定された状態にある。また、第3レンズ
群は、手振れによる像の移動を補正するために、光軸に
対して垂直な方向に全体が移動可能となっている。手振
れ補正時における画面上での像の移動の割合が広角から
望遠に変化する際、ズーム比に比例して増大するのが望
ましい。画角が広くなるに従って、手振れが発生しても
目立たなくなる。ズーム比に比例して像の移動の割合を
変化させることにより、全てのズーム位置に置いて自然
な手振れ補正を実現することができ、また、不必要にア
クチュエータに負担をかけることもない。
【0040】第4レンズ群は、物体側から順に配置され
た、負の屈折力のレンズと正の屈折力のレンズとからな
り、全体として負の屈折力を有し、像面に対して固定さ
れた状態にある。
【0041】第5レンズ群は、物体側から順に配置され
た、負の屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレンズ、
及び第2の正の屈折力のレンズを含み、全体として正の
屈折力を有し、前記第2レンズ群の光軸上での移動及び
物体の移動に伴って変動する像面を基準面から一定の位
置に保つように光軸上を移動する。
【0042】[第1の実施の形態]本実施の形態におい
て、第3レンズ群を構成する負の屈折力のレンズはメニ
スカスレンズである。また、第4レンズ群を構成する負
の屈折力のレンズと正の屈折力のレンズは接合されてい
る。また、第2レンズ群と第3レンズ群は、少なくとも
1面が非球面となっている。
【0043】(実施例1)下記(表1)に、本実施例に
おけるズームレンズの具体的数値例を示す。
【0044】
【表1】
【0045】上記(表1)において、rはレンズ面の曲
率半径、dはレンズの肉厚又はレンズ間の空気間隔、n
は各レンズのd線に対する屈折率、νは各レンズのd線
に対するアッベ数を示している。
【0046】下記(表2)に、本実施例におけるズーム
レンズの非球面係数を示す。
【0047】
【表2】
【0048】また、下記(表3)に、ズーミングよって
可変な空気間隔(mm)として、物点がレンズ先端から
測って2mの位置の場合における値を示す。
【0049】
【表3】
【0050】上記(表3)における標準位置は、第2レ
ンズ群の倍率が−1倍となる位置である。また、上記
(表3)中、f(mm)、F/No、ω(度)は、それ
ぞれ上記(表1)のズームレンズの広角端、標準位置及
び望遠端における焦点距離、Fナンバー、入射半画角で
ある。
【0051】図2に、上記(表1)のデータに基づくズ
ームレンズの構成図を示し、図3〜図5に、本ズームレ
ンズの広角端、標準位置及び望遠端における収差性能図
を示す。尚、図3〜図5において、(a)、(b)、
(c)、(d)、(e)はそれぞれ球面収差(mm)、
非点収差収差(mm)、歪曲収差(%)、軸上色収差
(mm)、倍率色収差(mm)を示している。また、各
図(a)の球面収差の図において、実線はd線に対する
値を示している。また、各図(b)の非点収差の図にお
いて、実線はサジタル像面湾曲、破線はメリディオナル
像面湾曲をそれぞれ示している。また、各図(d)の軸
上色収差のにおいて、実線はd線、短い破線はF線、長
い破線はC線に対する値をそれぞれ示している。また、
各図(e)の倍率色収差の図において、短い破線はF
線、長い破線はC線に対する値をそれぞれ示している。
【0052】図2に示すように、本実施例のズームレン
ズは、物体側から像面側に向かって順に配置された、第
1レンズ群21、第2レンズ群22、第3レンズ群2
3、第4レンズ群24、第5レンズ群25を含んでい
る。また、第2レンズ群22と第3レンズ群23との間
の光軸上には可変絞りが配置されている。第1レンズ群
21は、全体として正の屈折力を有し、変倍時及び合焦
時において像面に対して固定された状態にある。第2レ
ンズ群22は、全体として負の屈折力を有し、光軸上を
移動することによって変倍作用を行う。第3レンズ群2
3は、正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズとによ
り構成され、全体として正の屈折力を有し、変倍時及び
合焦時に光軸方向に対して固定された状態にある。第4
レンズ群24は、負の屈折力のレンズと正の屈折力のレ
ンズとにより構成され、全体として負の屈折力を有し、
変倍時及び合焦時において像面に対して固定された状態
にある。第5レンズ群25は、全体として正の屈折力を
有し、光軸上を移動することにより、変倍による像の移
動とフォーカスの調整とを同時に行う。また、手振れ発
生時においては、第3レンズ群23を光軸に対して垂直
な方向に移動させることにより、像の振れが補正され
る。
【0053】第3レンズ群23の正の屈折力のレンズ
は、物体側の面と像面側の面でサグ量が等しい。
【0054】第1レンズ群21の物体側から第1番目の
レンズの有効径をC1、第1レンズ群21の物体側から
第2番目のレンズの有効径をC2、第1レンズ群21の
物体側から第3番目のレンズの有効径をC3としたと
き、第1レンズ群21は下記(数52)、(数53)の
条件式を満足している。 [数52] 0.80<C2/C1<1.00 [数53] 0.65<C3/C1<1.00 また、第2レンズ群22のi番目の非球面において、レ
ンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr
2i1 、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半
径をr2i9 としたとき、下記(数54)の条件式を満足
するのが望ましい。 [数54] 0.70<r2i1 /r2i9 <1.60 また、第3レンズ群23のi番目の非球面において、レ
ンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半径をr
3i1 、レンズ有効径の9割の径における局所的な曲率半
径をr3i9 としたとき、下記(数55)の条件式を満足
するのが望ましい。 [数55] 0.05<r3i1 /r3i9 <2.00 また、補正レンズ群(第3レンズ群23)の焦点距離を
3 、第3レンズ群23と第4レンズ群24の合成焦点
距離をf34としたとき、第3レンズ群が下記(数56)
の条件式を満足するのが望ましい。 [数56] 0.30<|f3 /f34|<0.95 また、広角端における全系の焦点距離をfw、空気中に
おけるレンズ最終面から結像面までの間隔をBFとした
とき、下記(数57)の条件式を満足するのが望まし
い。 [数57] 2.0<BF/fw<5.0 また、広角端における全系の焦点距離をfw、第iレン
ズ群の焦点距離をfi (i=1〜5)、第3レンズ群23
と第4レンズ群24の合成焦点距離をf34としたとき、
下記(数58)〜(数61)の条件式を満足するのが望
ましい。 [数58] 5.0<f1 /fw<8.0 [数59] 0.5<|f2 |/fw<1.6 [数60] 7.0<f34/fw<13.5 [数61] 2.0<f5 /fw<5.0 また、第3レンズ群23の一方のレンズのアッベ数をν
31、第3レンズ群23の他方のレンズのアッベ数を
ν32、第4レンズ群24の一方のレンズのアッベ数をν
41、第4レンズ群24の他方のレンズのアッベ数をν42
としたとき、下記(数62)、(数63)の条件式を満
足するのが望ましい。 [数62] |ν31−ν32|>25 [数63] |ν41−ν42|>25 また、第3レンズ群23の凸レンズ(正の屈折力のレン
ズ)の屈折率をnd31、第3レンズ群23の凹レンズ
(負の屈折力のレンズ)の屈折率をnd32、第4レンズ
群24の凹レンズ(負の屈折力のレンズ)の屈折率をn
41、第4レンズ群24の凸レンズ(正の屈折力のレン
ズ)の屈折率をnd42としたとき、下記(数64)〜
(数67)の条件式を満足するのが望ましい。 [数64] nd31<1.60 [数65] nd41>1.50 [数66] |nd31−nd32|>0.25 [数67] |nd41−nd42|>0.20 また、第3レンズ群23の物体側に設けられた像面に対
して固定の絞りの絞り径が全系の焦点距離の増大と共に
減少し、望遠端における絞り径をSt、広角端における
絞り径をSwとしたとき、下記(数68)の条件式を満
足するのが望ましい。 [数68] St/Sw<0.92 また、手振れ補正時の全系の焦点距離fにおける第3レ
ンズ群23の最大移動量をY、望遠端における第3レン
ズ群23の移動量をYt、望遠端の焦点距離をftとし
たとき、下記(数69)、(数70)の条件式を満足す
るのが望ましい。 [数69] Yt>Y [数70] (Y/Yt)/(f/ft)<1.5 以下に、本実施例のズームレンズにおける上記(数5
2)〜(数70)の条件式の値を示す。
【0055】C1=17.80mm、C2=17.26
mm、C3=15.84mm C2/C1=0.97 C3/C1=0.89 r211 /r219 =0.97 r311 /r319 =0.58 |f3 /f34|=0.61 BF/fw=3.70 f1 /fw=7.12 |f2 |/fw=1.45 f34/fw=10.15 f5 /fw=3.38 |ν31−ν32|=37.7 |ν41−ν42|=36.8 nd31=1.51450 nd41=1.60311 |nd31−nd32|=0.29 |nd41−nd42|=0.24 St/Sw=0.58 Yt=0.30 広角端 Y=0.04 (Y/Yt)/(f/ft)=1.33 標準位置 Y=0.12 (Y/Yt)/(f/ft)=0.92 図3〜図5に示す収差性能図から明らかなように、本実
施例におけるズームレンズは、高解像度を実現するのに
十分な収差補正能力を有している。
【0056】図6に、望遠端において0.35°の手振
れ補正時の収差性能図を示す。尚、図6において、
(f)、(g)、(h)はそれぞれ相対像高0.75、
画面中心、相対像高−0.75での横収差を示してい
る。また、実線はd線、短い破線はF線、長い破線はC
線に対する値をそれぞれ示している。
【0057】図6から明らかなように、本実施例におけ
るズームレンズは、手振れ補正時においても良好な収差
性能を有している。
【0058】(実施例2)下記(表4)に、本実施例に
おけるズームレンズの具体的数値例を示す。
【0059】
【表4】
【0060】上記(表4)において、rはレンズ面の曲
率半径、dはレンズの肉厚又はレンズ間の空気間隔、n
は各レンズのd線に対する屈折率、νは各レンズのd線
に対するアッベ数を示している。
【0061】下記(表5)に、本実施例におけるズーム
レンズの非球面係数を示す。
【0062】
【表5】
【0063】また、下記(表6)に、ズーミングよって
可変な空気間隔(mm)として、物点がレンズ先端から
測って2mの位置の場合における値を示す。
【0064】
【表6】
【0065】上記(表6)における標準位置は、第2レ
ンズ群の倍率が−1倍となる位置である。また、上記
(表6)中、f(mm)、F/No、ω(度)は、それ
ぞれ上記(表4)のズームレンズの広角端、標準位置及
び望遠端における焦点距離、Fナンバー、入射半画角で
ある。
【0066】図7〜図9に、上記(表4)のデータに基
づくズームレンズの広角端、標準位置及び望遠端におけ
る収差性能図を示す。尚、図7〜図9において、
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ球
面収差(mm)、非点収差収差(mm)、歪曲収差
(%)、軸上色収差(mm)、倍率色収差(mm)を示
している。また、各図(a)の球面収差の図において、
実線はd線に対する値を示している。また、各図(b)
の非点収差の図において、実線はサジタル像面湾曲、破
線はメリディオナル像面湾曲をそれぞれ示している。ま
た、各図(d)の軸上色収差のにおいて、実線はd線、
短い破線はF線、長い破線はC線に対する値をそれぞれ
示している。また、各図(e)の倍率色収差の図におい
て、短い破線はF線、長い破線はC線に対する値をそれ
ぞれ示している。
【0067】以下に、本実施例のズームレンズにおける
上記(数52)〜(数70)の条件式の値を示す。
【0068】C1=17.80mm、C2=17.26
mm、C3=15.84mm C2/C1=0.97 C3/C1=0.89 r211 /r219 =1.07 r311 /r319 =0.13 |f3 /f34|=0.87 BF/fw=3.69 f1 /fw=7.13 |f2 |/fw=1.45 f34/fw=7.04 f5 /fw=3.66 |ν31−ν32|=71.1 |ν41−ν42|=42.9 nd31=1.43425 nd41=1.59240 |nd31−nd32|=0.41 |nd41−nd42|=0.21 St/Sw=0.58 Yt=0.30 広角端 Y=0.04 (Y/Yt)/(f/ft)=1.33 標準位置 Y=0.12 (Y/Yt)/(f/ft)=0.92 図7〜図9に示す収差性能図から明らかなように、本実
施例におけるズームレンズは、高解像度を実現するのに
十分な収差補正能力を有している。
【0069】図10に、望遠端において0.36°の手
振れ補正時の収差性能図を示す。尚、図10において、
(f)、(g)、(h)はそれぞれ相対像高0.75、
画面中心、相対像高−0.75での横収差を示してい
る。また、実線はd線、短い破線はF線、長い破線はC
線に対する値をそれぞれ示している。
【0070】図10から明らかなように、本実施例にお
けるズームレンズは、手振れ補正時においても良好な収
差性能を有している。
【0071】[第2の実施の形態]本実施の形態におい
て、第3レンズ群を構成する負の屈折力のレンズは像面
側の面がフラットである。また、第4レンズ群を構成す
る負の屈折力のレンズと正の屈折力のレンズは接合され
ている。また、第2レンズ群と第3レンズ群は、少なく
とも1面が非球面となっている。
【0072】(実施例3)下記(表7)に、本実施例に
おけるズームレンズの具体的数値例を示す。
【0073】
【表7】
【0074】上記(表7)において、rはレンズ面の曲
率半径、dはレンズの肉厚又はレンズ間の空気間隔、n
は各レンズのd線に対する屈折率、νは各レンズのd線
に対するアッベ数を示している。
【0075】下記(表8)に、本実施例におけるズーム
レンズの非球面係数を示す。
【0076】
【表8】
【0077】また、下記(表9)に、ズーミングよって
可変な空気間隔(mm)として、物点がレンズ先端から
測って2mの位置の場合における値を示す。
【0078】
【表9】
【0079】上記(表9)における標準位置は、第2レ
ンズ群の倍率が−1倍となる位置である。また、上記
(表9)中、f(mm)、F/No、ω(度)は、それ
ぞれ上記(表7)のズームレンズの広角端、標準位置及
び望遠端における焦点距離、Fナンバー、入射半画角で
ある。
【0080】図11に、上記(表7)のデータに基づく
ズームレンズの構成図を示し、図12〜図14に、本ズ
ームレンズの広角端、標準位置及び望遠端における収差
性能図を示す。尚、図12〜図14において、(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ球面収差
(mm)、非点収差収差(mm)、歪曲収差(%)、軸
上色収差(mm)、倍率色収差(mm)を示している。
また、各図(a)の球面収差の図において、実線はd線
に対する値を示している。また、各図(b)の非点収差
の図において、実線はサジタル像面湾曲、破線はメリデ
ィオナル像面湾曲をそれぞれ示している。また、各図
(d)の軸上色収差のにおいて、実線はd線、短い破線
はF線、長い破線はC線に対する値をそれぞれ示してい
る。また、各図(e)の倍率色収差の図において、短い
破線はF線、長い破線はC線に対する値をそれぞれ示し
ている。
【0081】図11に示すように、本実施例のズームレ
ンズは、物体側から像面側に向かって順に配置された、
第1レンズ群111、第2レンズ群112、第3レンズ
群113、第4レンズ群114、第5レンズ群115を
含んでいる。また、第2レンズ群112と第3レンズ群
113との間の光軸上には可変絞りが配置されている。
第1レンズ群111は、全体として正の屈折力を有し、
変倍時及び合焦時において像面に対して固定された状態
にある。第2レンズ群112は、全体として負の屈折力
を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を行
う。第3レンズ群113は、正の屈折力のレンズと負の
屈折力のレンズとにより構成され、全体として正の屈折
力を有し、変倍時及び合焦時に光軸方向に対して固定さ
れた状態にある。第4レンズ群114は、負の屈折力の
レンズと正の屈折力のレンズとにより構成され、全体と
して負の屈折力を有し、変倍時及び合焦時において像面
に対して固定された状態にある。第5レンズ群115
は、全体として正の屈折力を有し、光軸上を移動するこ
とにより、変倍による像の移動とフォーカスの調整とを
同時に行う。また、手振れ発生時においては、第3レン
ズ群113を光軸に対して垂直な方向に移動させること
により、像の振れが補正される。
【0082】また、第3レンズ群113を構成するレン
ズの少なくとも1面に非球面を導入することにより、レ
ンズをシフトさせたときの性能を向上させることができ
る。
【0083】さらに、第3レンズ群113の正の屈折力
のレンズは、物体側の面と像面側の面でサグ量が等し
い。
【0084】以下に、本実施例のズームレンズにおける
上記(数52)〜(数70)の条件式の値を示す。
【0085】C1=17.08mm、C2=15.72
mm、C3=13.34mm C2/C1=0.92 C3/C1=0.78 r211 /r219 =1.41 r311 /r319 =0.83 r321 /r329 =0.82 |f3 /f34|=0.44 BF/fw=3.78 f1 /fw=7.50 |f2 |/fw=1.40 f34/fw=12.77 f5 /fw=3.06 |ν31−ν32|=37.7 |ν41−ν42|=36.8 nd31=1.51450 nd41=1.60311 |nd31−nd32|=0.29 |nd41−nd42|=0.24 St/Sw=0.58 Yt=0.23 広角端 Y=0.02 (Y/Yt)/(f/ft)=0.99 標準位置 Y=0.10 (Y/Yt)/(f/ft)=0.95 図12〜図14に示す収差性能図から明らかなように、
本実施例におけるズームレンズは、高解像度を実現する
のに十分な収差補正能力を有している。
【0086】図15に、望遠端において0.24°の手
振れ補正時の収差性能図を示す。尚、図15において、
(f)、(g)、(h)はそれぞれ相対像高0.75、
画面中心、相対像高−0.75での横収差を示してい
る。また、実線はd線、短い破線はF線、長い破線はC
線に対する値をそれぞれ示している。
【0087】図15から明らかなように、本実施例にお
けるズームレンズは、手振れ補正時においても良好な収
差性能を有している。
【0088】[第3の実施の形態]本実施の形態におい
て、第3レンズ群を構成する負の屈折力のレンズは両凹
レンズである。また、第4レンズ群を構成する負の屈折
力のレンズと正の屈折力のレンズは接合されている。ま
た、第2レンズ群と第3レンズ群は、少なくとも1面が
非球面となっている。
【0089】(実施例4)下記(表10)に、本実施例
におけるズームレンズの具体的数値例を示す。
【0090】
【表10】
【0091】上記(表10)において、rはレンズ面の
曲率半径、dはレンズの肉厚又はレンズ間の空気間隔、
nは各レンズのd線に対する屈折率、νは各レンズのd
線に対するアッベ数を示している。
【0092】下記(表11)に、本実施例におけるズー
ムレンズの非球面係数を示す。
【0093】
【表11】
【0094】また、下記(表12)に、ズーミングよっ
て可変な空気間隔(mm)として、物点がレンズ先端か
ら測って2mの位置の場合における値を示す。
【0095】
【表12】
【0096】上記(表12)における標準位置は、第2
レンズ群の倍率が−1倍となる位置である。また、上記
(表12)中、f(mm)、F/No、ω(度)は、そ
れぞれ上記(表10)のズームレンズの広角端、標準位
置及び望遠端における焦点距離、Fナンバー、入射半画
角である。
【0097】図16に、上記(表10)のデータに基づ
くズームレンズの構成図を示し、図17〜図19に、本
ズームレンズの広角端、標準位置及び望遠端における収
差性能図を示す。尚、図17〜図19において、
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ球
面収差(mm)、非点収差収差(mm)、歪曲収差
(%)、軸上色収差(mm)、倍率色収差(mm)を示
している。また、各図(a)の球面収差の図において、
実線はd線に対する値を示している。また、各図(b)
の非点収差の図において、実線はサジタル像面湾曲、破
線はメリディオナル像面湾曲をそれぞれ示している。ま
た、各図(d)の軸上色収差のにおいて、実線はd線、
短い破線はF線、長い破線はC線に対する値をそれぞれ
示している。また、各図(e)の倍率色収差の図におい
て、短い破線はF線、長い破線はC線に対する値をそれ
ぞれ示している。
【0098】図16に示すように、本実施例のズームレ
ンズは、物体側から像面側に向かって順に配置された、
第1レンズ群161、第2レンズ群162、第3レンズ
群163、第4レンズ群164、第5レンズ群165を
含んでいる。また、第2レンズ群162と第3レンズ群
163との間の光軸上には可変絞りが配置されている。
第1レンズ群161は、全体として正の屈折力を有し、
変倍時及び合焦時において像面に対して固定された状態
にある。第2レンズ群162は、全体として負の屈折力
を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を行
う。第3レンズ群163は、正の屈折力のレンズと負の
屈折力のレンズとにより構成され、全体として正の屈折
力を有し、変倍時及び合焦時に光軸方向に対して固定さ
れた状態にある。第4レンズ群164は、負の屈折力の
レンズと正の屈折力のレンズとにより構成され、全体と
して負の屈折力を有し、変倍時及び合焦時において像面
に対して固定された状態にある。第5レンズ群165
は、全体として正の屈折力を有し、光軸上を移動するこ
とにより、変倍による像の移動とフォーカスの調整とを
同時に行う。また、手振れ発生時においては、第3レン
ズ群163を光軸に対して垂直な方向に移動させること
により、像の振れが補正される。
【0099】また、第3レンズ群163を構成するレン
ズの少なくとも1面に非球面を導入することにより、レ
ンズをシフトさせたときの性能を向上させることができ
る。
【0100】さらに、第3レンズ群163の正の屈折力
のレンズは、物体側の面と像面側の面でサグ量が等し
い。
【0101】以下に、本実施例のズームレンズにおける
上記(数52)〜(数70)の条件式の値を示す。
【0102】C1=16.96mm、C2=15.94
mm、C3=14.60mm C2/C1=0.94 C3/C1=0.86 r211 /r219 =1.08 r311 /r319 =0.82 r321 /r329 =0.82 |f3 /f34|=0.61 BF/fw=3.69 f1 /fw=7.11 |f2 |/fw=1.45 f34/fw=10.13 f5 /fw=3.37 |ν31−ν32|=37.7 |ν41−ν42|=36.8 nd31=1.51450 nd41=1.60311 |nd31−nd32|=0.29 |nd41−nd42|=0.24 St/Sw=0.56 Yt=0.25 広角端 Y=0.02 (Y/Yt)/(f/ft)=0.78 標準位置 Y=0.11 (Y/Yt)/(f/ft)=1.00 図17〜図19に示す収差性能図から明らかなように、
本実施例におけるズームレンズは、高解像度を実現する
のに十分な収差補正能力を有している。
【0103】図20に、望遠端において0.30°の手
振れ補正時の収差性能図を示す。尚、図20において、
(f)、(g)、(h)はそれぞれ相対像高0.75、
画面中心、相対像高−0.75での横収差を示してい
る。また、実線はd線、短い破線はF線、長い破線はC
線に対する値をそれぞれ示している。
【0104】図20から明らかなように、本実施例にお
けるズームレンズは、手振れ補正時においても良好な収
差性能を有している。
【0105】[第4の実施の形態]本実施の形態におい
て、第4レンズ群を構成する負の屈折力のレンズと正の
屈折力のレンズは分離されている。また、第2レンズ群
と第3レンズ群は、少なくとも1面が非球面となってい
る。
【0106】(実施例5)下記(表13)に、本実施例
におけるズームレンズの具体的数値例を示す。
【0107】
【表13】
【0108】上記(表13)において、rはレンズ面の
曲率半径、dはレンズの肉厚又はレンズ間の空気間隔、
nは各レンズのd線に対する屈折率、νは各レンズのd
線に対するアッベ数を示している。
【0109】下記(表14)に、本実施例におけるズー
ムレンズの非球面係数を示す。
【0110】
【表14】
【0111】また、下記(表15)に、ズーミングよっ
て可変な空気間隔(mm)として、物点がレンズ先端か
ら測って2mの位置の場合における値を示す。
【0112】
【表15】
【0113】上記(表15)における標準位置は、第2
レンズ群の倍率が−1倍となる位置である。また、上記
(表15)中、f(mm)、F/No、ω(度)は、そ
れぞれ上記(表13)のズームレンズの広角端、標準位
置及び望遠端における焦点距離、Fナンバー、入射半画
角である。
【0114】図21に、上記(表13)のデータに基づ
くズームレンズの構成図を示し、図22〜図24に、本
ズームレンズの広角端、標準位置及び望遠端における収
差性能図を示す。尚、図22〜図24において、
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ球
面収差(mm)、非点収差収差(mm)、歪曲収差
(%)、軸上色収差(mm)、倍率色収差(mm)を示
している。また、各図(a)の球面収差の図において、
実線はd線に対する値を示している。また、各図(b)
の非点収差の図において、実線はサジタル像面湾曲、破
線はメリディオナル像面湾曲をそれぞれ示している。ま
た、各図(d)の軸上色収差のにおいて、実線はd線、
短い破線はF線、長い破線はC線に対する値をそれぞれ
示している。また、各図(e)の倍率色収差の図におい
て、短い破線はF線、長い破線はC線に対する値をそれ
ぞれ示している。
【0115】図21に示すように、本実施例のズームレ
ンズは、物体側から像面側に向かって順に配置された、
第1レンズ群211、第2レンズ群212、第3レンズ
群213、第4レンズ群214、第5レンズ群215を
含んでいる。また、第2レンズ群212と第3レンズ群
213との間の光軸上には可変絞りが配置されている。
第1レンズ群211は、全体として正の屈折力を有し、
変倍時及び合焦時において像面に対して固定された状態
にある。第2レンズ群212は、全体として負の屈折力
を有し、光軸上を移動することによって変倍作用を行
う。第3レンズ群213は、正の屈折力のレンズと負の
屈折力のレンズとにより構成され、全体として正の屈折
力を有し、変倍時及び合焦時に光軸方向に対して固定さ
れた状態にある。第4レンズ群214は、互いに分離さ
れた正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズとにより
構成され、全体として負の屈折力を有し、変倍時及び合
焦時において像面に対して固定された状態にある。第5
レンズ群215は、全体として正の屈折力を有し、光軸
上を移動することにより、変倍による像の移動とフォー
カスの調整とを同時に行う。また、手振れ発生時におい
ては、第3レンズ群213を光軸に対して垂直な方向に
移動させることにより、像の振れが補正される。
【0116】第3レンズ群213の正の屈折力のレンズ
は、物体側の面と像面側の面でサグ量が等しい。
【0117】以下に、本実施例のズームレンズにおける
上記(数52)〜(数70)の条件式の値を示す。
【0118】C1=17.80mm、C2=17.44
mm、C3=16.20mm C2/C1=0.98 C3/C1=0.91 r211 /r219 =1.03 r311 /r319 =0.61 |f3 /f34|=0.65 BF/fw=3.70 f1 /fw=7.13 |f2 |/fw=1.45 f34/fw=9.17 f5 /fw=3.35 |ν31−ν32|=37.7 |ν41−ν42|=36.8 nd31=1.51450 nd41=1.60311 |nd31−nd32|=0.29 |nd41−nd42|=0.24 St/Sw=0.83 Yt=0.21 広角端 Y=0.01 (Y/Yt)/(f/ft)=0.48 標準位置 Y=0.09 (Y/Yt)/(f/ft)=1.03 図22〜図24に示す収差性能図から明らかなように、
本実施例におけるズームレンズは、高解像度を実現する
のに十分な収差補正能力を有している。
【0119】図25に、望遠端において0.25°の手
振れ補正時の収差性能図を示す。尚、図25において、
(f)、(g)、(h)はそれぞれ相対像高0.75、
画面中心、相対像高−0.75での横収差を示してい
る。また、実線はd線、短い破線はF線、長い破線はC
線に対する値をそれぞれ示している。
【0120】図25から明らかなように、本実施例にお
けるズームレンズは、手振れ補正時においても良好な収
差性能を有している。
【0121】図26に、第1レンズ群の外周部の様子を
示す。物体側から第2番目のレンズを墨塗りするか、も
しくは当該レンズに遮光シートを貼り付けることによ
り、当該レンズの外周部を通過する光線をカットするよ
うにされている。
【0122】図27に、本発明のズームレンズを用いて
構成された、手振れ補正機能搭載の3板式ビデオカメラ
の構成図を示す。
【0123】図27において、271は上記第1の実施
の形態で説明したズームレンズである。272はローパ
スフィルタ、273a〜cは色分解のプリズム、274
a〜cは撮像素子である。本ビデオカメラは、以上の部
品の他に、信号処理回路275、ビューファインダー2
76、手振れを検知するためのセンサ277、レンズを
駆動させるためのアクチュエータ278を備えている。
【0124】尚、図示は省略するが、上記第1の実施の
形態で説明したズームレンズに代えて、上記第2〜4の
実施の形態で説明したズームレンズを用いることもでき
る。
【0125】また、上記各実施の形態においては、正の
屈折力を有するレンズ群をシフトさせることによって手
振れの補正を行っているが、負の屈折力を有するレンズ
群をシフトさせても同様の効果が得られる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第3レンズ群をシフトさせることによる手振れ補正機能
を搭載したズームレンズを実現することができる。ま
た、制止時及び手振れ時でも良好な収差性能を有する、
手振れ補正機能を搭載したズームレンズを実現すること
ができる。さらに、本発明のズームレンズを用いること
により、手振れ補正が可能な高性能のビデオカメラを実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手振れ補正機能搭載ズームレンズ
の基本構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるズームレン
ズを示す構成図
【図3】本発明の第1の実施の形態における実施例1の
広角端における収差性能図
【図4】本発明の第1の実施の形態における実施例1の
標準位置における収差性能図
【図5】本発明の第1の実施の形態における実施例1の
望遠端における収差性能図
【図6】本発明の第1の実施の形態における実施例1の
望遠端における手振れ補正時の収差性能図
【図7】本発明の第1の実施の形態における実施例2の
広角端における収差性能図
【図8】本発明の第1の実施の形態における実施例2の
標準位置における収差性能図
【図9】本発明の第1の実施の形態における実施例2の
望遠端における収差性能図
【図10】本発明の第1の実施の形態における実施例2
の望遠端における手振れ補正時の収差性能図
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるズームレ
ンズを示す構成図
【図12】本発明の第2の実施の形態における実施例3
の広角端における収差性能図
【図13】本発明の第2の実施の形態における実施例3
の標準位置における収差性能図
【図14】本発明の第2の実施の形態における実施例3
の望遠端における収差性能図
【図15】本発明の第2の実施の形態における実施例3
の望遠端における手振れ補正時の収差性能図
【図16】本発明の第3の実施の形態におけるズームレ
ンズを示す構成図
【図17】本発明の第3の実施の形態における実施例4
の広角端における収差性能図
【図18】本発明の第3の実施の形態における実施例4
の標準位置における収差性能図
【図19】本発明の第3の実施の形態における実施例4
の望遠端における収差性能図
【図20】本発明の第3の実施の形態における実施例4
の望遠端における手振れ補正時の収差性能図
【図21】本発明の第4の実施の形態におけるズームレ
ンズを示す構成図
【図22】本発明の第4の実施の形態における実施例5
の広角端における収差性能図
【図23】本発明の第4の実施の形態における実施例5
の標準位置における収差性能図
【図24】本発明の第4の実施の形態における実施例5
の望遠端における収差性能図
【図25】本発明の第4の実施の形態における実施例5
の望遠端における手振れ補正時の収差性能図
【図26】本発明の第1レンズ群の周辺部を示す概略図
【図27】本発明に係るズームレンズを用いたビデオカ
メラを示す構成図
【符号の説明】
21、111、161、211 第1レンズ群 22、112、162、212 第2レンズ群 23、113、163、213 第3レンズ群 24、114、164、214 第4レンズ群 25、115、165、215 第5レンズ群 271 ズームレンズ 272 ローパスフィルタ 273a〜c 色分解のプリズム 274a〜c 撮像素子 275 信号処理回路 276 ビューファインダー 277 手振れを検知するためのセンサ 278 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA03 MA16 NA01 PA08 PA09 PA16 PA20 PB14 QA02 QA07 QA12 QA21 QA25 QA34 QA41 QA46 RA05 RA13 RA32 RA41 RA44 RA48 SA43 SA47 SA49 SA53 SA55 SA63 SA72 SA75 SB04 SB15 SB24 SB33 SB44 5C022 AB23 AB55 AB66 AC41 AC54 AC69 AC74 AC78

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から像面側に向かって順に配置さ
    れた、正の屈折力を有し、像面に対して固定された第1
    レンズ群と、負の屈折力を有し、光軸上を移動すること
    によって変倍作用を行う第2レンズ群と、正の屈折力を
    有し、変倍時及び合焦時に光軸方向に対して固定される
    第3レンズ群と、負の屈折力を有し、像面に対して固定
    された第4レンズ群と、正の屈折力を有し、前記第2レ
    ンズ群の光軸上での移動及び物体の移動に伴って変動す
    る像面を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移
    動する第5レンズ群とを備えたズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に配置された、負の
    屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレンズ、及び第2
    の正の屈折力のレンズを含み、前記第2レンズ群は、物
    体側から順に配置された、第1の負の屈折力のレンズ、
    第2の負の屈折力のレンズ、及び正の屈折力のレンズを
    含み、前記第3レンズ群は、物体側から順に配置され
    た、正の屈折力のレンズと負の屈折力を有するメニスカ
    スレンズとからなると共に、手振れによる像の移動を補
    正するために光軸に対して垂直な方向に全体が移動可能
    であり、前記第4レンズ群は、物体側から順に配置され
    た、負の屈折力のレンズと正の屈折力のレンズの接合レ
    ンズからなり、前記第5レンズ群は、物体側から順に配
    置された、負の屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレ
    ンズ、及び第2の正の屈折力のレンズを含み、前記第1
    レンズ群の物体側から第1番目のレンズの有効径をC
    1、前記第1レンズ群の物体側から第2番目のレンズの
    有効径をC2、前記第1レンズ群の物体側から第3番目
    のレンズの有効径をC3としたとき、前記第1レンズ群
    が下記(数1)、(数2)の条件式を満足することを特
    徴とするズームレンズ。 [数1] 0.80<C2/C1<1.00 [数2] 0.65<C3/C1<1.00
  2. 【請求項2】 物体側から像面側に向かって順に配置さ
    れた、正の屈折力を有し、像面に対して固定された第1
    レンズ群と、負の屈折力を有し、光軸上を移動すること
    によって変倍作用を行う第2レンズ群と、正の屈折力を
    有し、変倍時及び合焦時に光軸方向に対して固定される
    第3レンズ群と、全体として負の屈折力を有し、像面に
    対して固定された第4レンズ群と、正の屈折力を有し、
    前記第2レンズ群の光軸上での移動及び物体の移動に伴
    って変動する像面を基準面から一定の位置に保つように
    光軸上を移動する第5レンズ群とを備えたズームレンズ
    であって、前記第1レンズ群は、物体側から順に配置さ
    れた、負の屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレン
    ズ、及び第2の正の屈折力のレンズを含み、前記第2レ
    ンズ群は、物体側から順に配置された、第1の負の屈折
    力のレンズ、第2の負の屈折力のレンズ、及び正の屈折
    力のレンズを含み、前記第3レンズ群は、物体側から順
    に配置された、正の屈折力のレンズと像面側の面がフラ
    ットな負の屈折力のレンズとからなると共に、手振れに
    よる像の移動を補正するために光軸に対して垂直な方向
    に全体が移動可能であり、前記第4レンズ群は、物体側
    から順に配置された、負の屈折力のレンズと正の屈折力
    のレンズの接合レンズからなり、前記第5レンズ群は、
    物体側から順に配置された、負の屈折力のレンズ、第1
    の正の屈折力のレンズ、及び第2の正の屈折力のレンズ
    を含み、前記第1レンズ群の物体側から第1番目のレン
    ズの有効径をC1、前記第1レンズ群の物体側から第2
    番目のレンズの有効径をC2、前記第1レンズ群の物体
    側から第3番目のレンズの有効径をC3としたとき、前
    記第1レンズ群が下記(数3)、(数4)の条件式を満
    足することを特徴とするズームレンズ。 [数3] 0.80<C2/C1<1.00 [数4] 0.65<C3/C1<1.00
  3. 【請求項3】 物体側から像面側に向かって順に配置さ
    れた、正の屈折力を有し、像面に対して固定された第1
    レンズ群と、負の屈折力を有し、光軸上を移動すること
    によって変倍作用を行う第2レンズ群と、正の屈折力を
    有し、変倍時及び合焦時に光軸方向に対して固定される
    第3レンズ群と、負の屈折力を有し、像面に対して固定
    された第4レンズ群と、正の屈折力を有し、前記第2レ
    ンズ群の光軸上での移動及び物体の移動に伴って変動す
    る像面を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移
    動する第5レンズ群とを備えたズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に配置された、負の
    屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレンズ、及び第2
    の正の屈折力のレンズを含み、前記第2レンズ群は、物
    体側から順に配置された、第1の負の屈折力のレンズ、
    第2の負の屈折力のレンズ、及び正の屈折力のレンズを
    含み、前記第3レンズ群は、物体側から順に配置され
    た、正の屈折力のレンズと負の屈折力を有する両凹レン
    ズとからなると共に、手振れによる像の移動を補正する
    ために光軸に対して垂直な方向に全体が移動可能であ
    り、前記第4レンズ群は、物体側から順に配置された、
    負の屈折力のレンズと正の屈折力のレンズの接合レンズ
    からなり、前記第5レンズ群は、物体側から順に配置さ
    れた、負の屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレン
    ズ、及び第2の正の屈折力のレンズを含み、前記第1レ
    ンズ群の物体側から第1番目のレンズの有効径をC1、
    前記第1レンズ群の物体側から第2番目のレンズの有効
    径をC2、前記第1レンズ群の物体側から第3番目のレ
    ンズの有効径をC3としたとき、前記第1レンズ群が下
    記(数5)、(数6)の条件式を満足することを特徴と
    するズームレンズ。 [数5] 0.80<C2/C1<1.00 [数6] 0.65<C3/C1<1.00
  4. 【請求項4】 物体側から像面側に向かって順に配置さ
    れた、正の屈折力を有し、像面に対して固定された第1
    レンズ群と、負の屈折力を有し、光軸上を移動すること
    によって変倍作用を行う第2レンズ群と、正の屈折力を
    有し、変倍時及び合焦時に光軸方向に対して固定される
    第3レンズ群と、負の屈折力を有し、像面に対して固定
    された第4レンズ群と、正の屈折力を有し、前記第2レ
    ンズ群の光軸上での移動及び物体の移動に伴って変動す
    る像面を基準面から一定の位置に保つように光軸上を移
    動する第5レンズ群とを備えたズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に配置された、負の
    屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレンズ、及び第2
    の正の屈折力のレンズを含み、前記第2レンズ群は、物
    体側から順に配置された、第1の負の屈折力のレンズ、
    第2の負の屈折力のレンズ、及び正の屈折力のレンズを
    含み、前記第3レンズ群は、物体側から順に配置され
    た、正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズとからな
    ると共に、手振れによる像の移動を補正するために光軸
    に対して垂直な方向に全体が移動可能であり、前記第4
    レンズ群は、物体側から順に配置され、かつ、分離され
    た負の屈折力のレンズと正の屈折力のレンズとからな
    り、前記第5レンズ群は、物体側から順に配置された、
    負の屈折力のレンズ、第1の正の屈折力のレンズ、及び
    第2の正の屈折力のレンズを含み、前記第1レンズ群の
    物体側から第1番目のレンズの有効径をC1、前記第1
    レンズ群の物体側から第2番目のレンズの有効径をC
    2、前記第1レンズ群の物体側から第3番目のレンズの
    有効径をC3としたとき、前記第1レンズ群が下記(数
    7)、(数8)の条件式を満足することを特徴とするズ
    ームレンズ。 [数7] 0.80<C2/C1<1.00 [数8] 0.65<C3/C1<1.00
  5. 【請求項5】 前記第2レンズ群を構成するレンズの少
    なくとも1面が非球面である請求項1〜4のいずれかに
    記載のズームレンズ。
  6. 【請求項6】 前記第3レンズ群を構成するレンズの少
    なくとも1面が非球面である請求項1〜5のいずれかに
    記載のズームレンズ。
  7. 【請求項7】 前記第2レンズ群のi番目の非球面にお
    いて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半
    径をr2i1 、レンズ有効径の9割の径における局所的な
    曲率半径をr2i9 としたとき、下記(数9)の条件式を
    満足する請求項1〜7のいずれかに記載のズームレン
    ズ。 [数9] 0.70<r2i1 /r2i9 <1.60
  8. 【請求項8】 前記第3レンズ群のi番目の非球面にお
    いて、レンズ有効径の1割の径における局所的な曲率半
    径をr3i1 、レンズ有効径の9割の径における局所的な
    曲率半径をr3i9 としたとき、下記(数10)の条件式
    を満足する請求項1〜7のいずれかに記載のズームレン
    ズ。 [数10] 0.05<r3i1 /r3i9 <2.00
  9. 【請求項9】 前記第3レンズ群の正の屈折力のレンズ
    の物体側の面と像面側の面でのサグ量が等しい請求項1
    〜8のいずれかに記載のズームレンズ。
  10. 【請求項10】 前記第3レンズ群の焦点距離をf3
    前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の合成焦点距離を
    34としたとき、前記第3レンズ群が下記(数11)の
    条件式を満足する請求項1〜8のいずれかに記載のズー
    ムレンズ。 [数11] 0.30<|f3 /f34|<0.95
  11. 【請求項11】 広角端における全系の焦点距離をf
    w、空気中におけるレンズ最終面から結像面までの間隔
    をBFとしたとき、下記(数12)の条件式を満足する
    請求項1〜10のいずれかに記載のズームレンズ。 [数12] 2.0<BF/fw<5.0
  12. 【請求項12】 広角端における全系の焦点距離をf
    w、第iレンズ群の焦点距離をfi (i=1〜5)、前記
    第3レンズ群と前記第4レンズ群の合成焦点距離をf34
    としたとき、下記(数13)〜(数16)の条件式を満
    足する請求項1〜11のいずれかに記載のズームレン
    ズ。 [数13] 5.0<f1 /fw<8.0 [数14] 0.5<|f2 |/fw<1.6 [数15] 7.0<f34/fw<13.5 [数16] 2.0<f5 /fw<5.0
  13. 【請求項13】 前記第3レンズ群の一方のレンズのア
    ッベ数をν31、前記第3レンズ群の他方のレンズのアッ
    ベ数をν32、前記第4レンズ群の一方のレンズのアッベ
    数をν41、前記第4レンズ群の他方のレンズのアッベ数
    をν42としたとき、下記(数17)、(数18)の条件
    式を満足する請求項1〜12のいずれかに記載のズーム
    レンズ。 [数17] |ν31−ν32|>25 [数18] |ν41−ν42|>25
  14. 【請求項14】 前記第3レンズ群の正の屈折力のレン
    ズの屈折率をnd31、前記第3レンズ群の負の屈折力の
    レンズの屈折率をnd32、前記第4レンズ群の負の屈折
    力のレンズの屈折率をnd41、前記第4レンズ群の正の
    屈折力のレンズの屈折率をnd42としたとき、下記(数
    19)〜(数22)の条件式を満足する請求項1〜13
    のいずれかに記載のズームレンズ。 [数19] nd31<1.60 [数20] nd41>1.50 [数21] |nd31−nd32|>0.25 [数22] |nd41−nd42|>0.20
  15. 【請求項15】 前記第3レンズ群の物体側に、像面に
    対して固定の絞りが設けられ、前記絞りの絞り径が全系
    の焦点距離の増大と共に減少し、望遠端における絞り径
    をSt、広角端における絞り径をSwとしたとき、下記
    (数23)の条件式を満足する請求項1〜14のいずれ
    かに記載のズームレンズ。 [数23] St/Sw<0.92
  16. 【請求項16】 前記第1レンズ群の物体側から2番目
    のレンズに墨塗り、あるいは遮光シートを張りつけるこ
    とにより、レンズ外周部を通過する光線がカットされる
    請求項1〜15のいずれかに記載のズームレンズ。
  17. 【請求項17】 手振れ補正時における画面上での像の
    移動の割合が広角から望遠に変化する際、ズーム比に比
    例して増大する請求項1〜16のいずれかに記載のズー
    ムレンズ。
  18. 【請求項18】 手振れ補正時の全系の焦点距離fにお
    ける前記第3レンズ群の最大移動量をY、望遠端におけ
    る前記第3レンズ群の移動量をYt、望遠端の焦点距離
    をftとしたとき、下記(数24)、(数25)の条件
    式を満足する請求項1〜16のいずれかに記載のズーム
    レンズ。 [数24] Yt>Y [数25] (Y/Yt)/(f/ft)<1.5
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれかに記載のズ
    ームレンズを用いたビデオカメラ。
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