JP2001332026A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JP2001332026A
JP2001332026A JP2000151630A JP2000151630A JP2001332026A JP 2001332026 A JP2001332026 A JP 2001332026A JP 2000151630 A JP2000151630 A JP 2000151630A JP 2000151630 A JP2000151630 A JP 2000151630A JP 2001332026 A JP2001332026 A JP 2001332026A
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recorded
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Hirokuni Hashimoto
裕邦 橋本
Naoki Mato
直樹 間藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易消去されたディスクを判断可能にし、新
規記録時に必要に応じて既記録情報の消去、記録の中止
などの処理を行えるようにする。 【解決手段】 簡易消去処理を開始すると、消去処理実
施中もしくは実施済みであることを示す消去処理情報を
光ディスクに記録し、中間記録管理領域(PMA)、管
理領域(最初のリードイン、最初のトラックのトラック
ディスクリプタ)を消去する。また、簡易消去処理を開
始すると、消去前の最大既記録アドレス情報を光ディス
クに記録し、中間記録管理領域(PMA)、管理領域
(最初のリードイン、最初のトラックのトラックディス
クリプタ)を消去する。ここで用いる最大既記録アドレ
スとは、PMAが示す最終トラックの終了アドレス、最
終トラックの最終既記録アドレス、最後のリードアウト
の終了アドレスのうちの最大アドレスであるものとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報の記録及
び消去が可能な光ディスクに対し、記録領域をプログラ
ム領域、管理領域、中間記録管理領域に分割して情報の
記録及び消去を行う光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD(コンパクトディスク)
の記録単位にセッションというものが知られている。こ
のセッションは、リードイン、プログラムエリア、リー
ドアウトの3領域に分けられる。このうちプログラムエ
リアには、実際にユーザが記録、再生を行う各種の情報
がトラックやパケットと呼ばれる記録単位で記録され
る。そして、トラックの先頭部分には、当該トラックの
特性を示すトラックディスクリプタブロックが記録され
る。また、リードインにはトラックの目次情報(Tab
le Of Contents、以下、TOCという)
が記録される。1枚の光ディスク上に、このセッション
が複数存在する記録形態をマルチセッションと呼ぶ。
【0003】さらに、CD−R(追記型コンパクトディ
スク)、CD−RW(再記録可能コンパクトディスク)
には、TOCとは別にトラック記録の中間情報を管理す
るPMA(Program Memory Area)
と呼ばれる管理情報が記録される。従来、CD−RWで
は再記録が可能であるとともに、例えば特開平9−28
8823号公報(光ディスク記録装置)に示されるよう
に記録内容を消去することができる。なお、光ディスク
の消去動作には、1)消去パターンの信号を上書き記録
する、2)ディスク上の信号を消去する、の2つの形態
があるが、以下、簡便のため、共に「消去」と呼ぶ。ま
た、消去する範囲としては様々な形態があるが、もっと
も頻繁に使用されるのは、ディスク上の全情報を消去す
る全面消去、及び、中間記録管理領域(PMA)、管理
領域(最初のリードイン)、最初のトラックのトラック
ディスクリプタのみを消去して、擬似的に全面消去した
ように見せかける簡易消去の2種類の消去方法である。
【0004】図7にCD−RWの記録領域の構成図、及
び全面消去、簡易消去の概念図を示す。本図はマルチセ
ッションディスクの例であり、セッションは内側から順
に第1セッション、第2セッション、……、と番号付け
がされている。第1セッションの更に内側にPMAが構
成されている。図中、斜線のかかった部分が情報が記録
されている領域であり、何も書かれていない間欠部分が
消去された、もしくは未記録の部分を表わしている。ま
た、図7(d)中の黒く塗りつぶされた部分は消去後に
新たに記録された部分を表わしている。ここで図7
(a)は、第3セッションまで記録されていることを示
している。図示のように、PMAの一部、第1セッショ
ン、第2セッション、及び第3セッションのプログラム
領域に一部が記録されている。
【0005】また、図7(b)は、図7(a)に示すデ
ィスクに対し、全面消去を行った後のディスクを示す。
したがって、ディスクの全面は消去された、もしくは未
記録の領域である。また、図7(c)は、図7(a)に
示すディスクに対し、簡易消去を行った後のディスクを
示す。PMA、第1セッションのリードイン(1stL
ead−in)、及び第1セッションのプログラム領域
の先頭部に記録されたトラックディスクリプタが消去さ
れている。また、図7(d)は、図7(c)のディスク
に対し、新規の記録を行った後のディスクを示す。図に
示すように、簡易消去前に記録されていて残っている部
分(斜線のかかった部分)と、簡易消去後に新規に記録
を行った部分(黒く塗りつぶされた部分)が混在してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、図7(b)と図7(c)を比較してわ
かるように、簡易消去は全面消去に比べ消去するエリア
が少ない分、消去時間が短いという優位性を持つが、そ
の反面、以下のような問題があった。すなわち、簡易消
去されたディスクは一見全面消去されているように見え
るが、図2(c)に示すように、ディスク上には消去前
の情報が残っている。そのディスクに一旦トラックやパ
ケットを記録し始めると、図2(d)に示すように、簡
易消去前に記録されていて残っている部分と、簡易消去
後に新規に記録を行った部分が混在してしまい、それら
の区別がつかず、当該ディスクが新規記録前に全面消去
されたディスクなのか、簡易消去されたディスクなのか
判別できない。消去前の情報も再生可能となり、誤った
情報が再生されてしまう。そこで、この誤った情報を再
生してしまう問題を避ける手段として、例えばと特開平
11−7726号公報(光ディスク記録装置)に開示さ
れるものが提案されている。これはパケットを新規に記
録する際に、トラック内をすべて消去し、簡易消去され
たディスクであるか否かは装置が記憶しておくか、当該
トラックの領域を調査する必要がある。
【0007】しかし、装置が記憶できるディスクの量は
限りがあり、また当該トラックが消去されているか否か
を完全に調査するためには、当該トラックの領域全てを
調査する必要があり、かなりの時間を要してしまう。通
常、新規のトラックを記録しはじめるときは、その終了
アドレスは暫定的にディスクの最終アドレスとされる場
合が多く、その場合にトラックが消去されているか否か
を完全に調査するためには、トラックの開始アドレスか
らディスクの最終アドレスまで全てを調査しなくてはな
らない。
【0008】そこで本発明の目的は、簡易消去された情
報をディスク上に記録することにより、簡易消去された
ディスクだと判断できるようにし、その後の新規記録時
に必要に応じて既記録情報の消去、記録の中止などの処
理を行うことができる光ディスク記録装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、各種情報の記録及び消去が可能な光ディスク
に対し、記録領域をプログラム領域、管理領域、中間記
録管理領域に分割して前記情報の記録及び消去を行う光
ディスク記録装置であって、前記管理領域、中間記録管
理領域のみを消去する簡易消去処理を実行する簡易消去
処理手段と、前記簡易消去処理手段による簡易消去処理
を実行する際に、当該簡易消去処理を実施中もしくは実
施済みであることを示す消去処理情報を前記光ディスク
上に記録する消去処理情報記録手段とを有することを特
徴とする。また本発明は、各種情報の記録及び消去が可
能な光ディスクに対し、記録領域をプログラム領域、管
理領域、中間記録管理領域に分割して前記情報の記録及
び消去を行う光ディスク記録装置であって、前記管理領
域、中間記録管理領域のみを消去する簡易消去処理を実
行する簡易消去処理手段と、前記簡易消去処理手段によ
る簡易消去処理を実行する際に、当該簡易消去前の光デ
ィスクの最大既記録アドレス情報を当該光ディスク上に
記録する最大既記録アドレス情報記録手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】本発明の光ディスク記録装置において、消
去処理情報記録手段では、簡易消去処理手段による簡易
消去処理を実行する際に、当該簡易消去処理を実施中も
しくは実施済みであることを示す消去処理情報を光ディ
スク上に記録する。したがって、簡易消去の際に、簡易
消去実行中、もしくは実施済みである消去処理情報をデ
ィスク上に記録しておくことにより、消去後のディスク
が簡易消去処理により消去されたことが瞬時に判断で
き、その後の新規記録時に、必要に応じて既記録情報の
消去、記録の中止などの処理を行うことができる。ま
た、本発明の光ディスク記録装置において、最大既記録
アドレス情報記録手段では、簡易消去処理手段による簡
易消去処理を実行する際に、当該簡易消去前の光ディス
クの最大既記録アドレス情報を当該光ディスク上に記録
する。したがって、消去前の最大既記録アドレス情報を
ディスク上に記録しておくことにより、消去後のディス
クを使用時に、新規記録アドレスと消去前の最大既記録
アドレスとを比較することにより、ディスク上に消去前
の情報が残っているか否かを判断でき、その後の新規記
録時に、必要に応じて既記録情報の消去、記録の中止な
どの処理を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光ディスク記
録装置の実施の形態について説明する。図1は本発明に
よるディスク記録装置を実施した光ディスクドライブの
構成例を示すブロック図である。この光ディスクドライ
ブは、例えば情報記録メディアとして再記録可能なCD
−RWを用い、CD−RWに情報を記録/消去するCD
−RW記録装置として構成されたものであり、光ディス
ク1を回転させるスピンドルモータ2と、光ピックアッ
プ等を搭載したOPブロック3と、このOPブロック3
をディスク1の半径方向に移動するスレッド7と、それ
らの動作を制御するサーボ回路6と、再生/記録信号を
処理する信号処理回路4と、再生/記録時に情報を一時
蓄積するバッファメモリ5と、ホストコンピュータ11
などの外部とのインタフェース(ATAPI、SCSI
など)を司る外部インタフェース回路9と、各部の動作
をコントロールするコントローラ8と、このコントロー
ラ8のワークメモリ10とを有して構成される。
【0012】そして、情報再生時には、スピンドルモー
タ2によりディスク1を回転させ、スレッド7により目
的位置に移動し、OPブロック3より再生パワーでレー
ザ光Lを発光し、その反射光を元に必要な信号を取り込
み、信号処理回路4で復調処理を行い、必要に応じてバ
ッファメモリ5に蓄積し、外部インタフェース回路9を
通してホストコンピュータ11に転送する。また、情報
記録時には、ホストコンピュータ11から外部インタフ
ェース回路9を通して情報を転送し、必要に応じてバッ
ファメモリ5に蓄積するスピンドルモータ2によりディ
スク1を回転させ、スレッド7により目的位置に移動
し、バッファメモリ5に蓄積された情報を信号処理回路
4で変調処理を行い、得られた信号をOPブロック3に
より記録パワーでレーザ光Lを発光することにより、デ
ィスク1に記録する。さらに、情報消去時には、信号処
理回路4により所定の消去パターンの信号を生成し、そ
れを情報記録時と同様にディスク1に記録するか、もし
くはOPブロック3により消去パワーでレーザ光Lを発
光することにより、ディスク1上の信号を消去する。
【0013】次に、以上のような光ディスクドライブに
おいて実行される本発明の特徴となる機能についてフロ
ーチャートに基づき説明する。図2は、本例の光ディス
クドライブにおける簡易消去処理の第1の動作例を示す
フローチャートであり、本発明の請求項1に対応する処
理を示している。本例の簡易消去処理は、まず簡易消去
処理を開始すると(ステップSP1)、消去処理実施中
もしくは実施済みであることを示す消去処理情報を光デ
ィスクに記録し(ステップSP2)、中間記録管理領域
(PMA)、管理領域(最初のリードイン、最初のトラ
ックのトラックディスクリプタ)を消去する(ステップ
SP3)。なお、本例においては、ステップSP2とス
テップSP3の順序はどちらが先であっても良い。この
ような本例によれば、簡易消去の際に、簡易消去実行
中、もしくは実施済みである消去処理情報をディスク上
に記録しておくことにより、消去後のディスクが簡易消
去処理により消去されたことが瞬時に判断できる。そし
て、簡易消去されたディスクだと判断できれば、その後
の新規記録時に、必要に応じて既記録情報の消去、記録
の中止などの処理を行うことができる。
【0014】図3は、本例の光ディスクドライブにおけ
る簡易消去処理の第2の動作例を示すフローチャートで
あり、本発明の請求項2及び請求項3に対応する処理を
示している。本例の簡易消去処理は、まず簡易消去処理
を開始すると(ステップSP11)、消去処理実施中も
しくは実施済みであることを示す消去処理情報を中間記
録管理領域に記録し(ステップSP12)、その後、中
間記録管理領域(PMA)、管理領域(最初のリードイ
ン、最初のトラックのトラックディスクリプタ)を消去
する(ステップSP13)。なお、この際、中間記録管
理領域内に記録した、消去処理実施中もしくは実施済み
であることを示す消去処理情報は消去しないか、消去直
後に再記録するものとする。このような本例によれば、
簡易消去の際に、簡易消去実行中、もしくは実施済みで
ある消去処理情報をディスク上に記録しておくことによ
り、消去後のディスクが簡易消去処理により消去された
ことが瞬時に判断できる。そして、簡易消去されたディ
スクだと判断できれば、その後の新規記録時に、必要に
応じて既記録情報の消去、記録の中止などの処理を行う
ことができる。
【0015】図4は、本例の光ディスクドライブにおけ
る簡易消去処理の第3の動作例を示すフローチャートで
あり、本発明の請求項4に対応する処理を示している。
本例の簡易消去処理は、まず簡易消去処理を開始すると
(ステップSP21)、消去前の最大既記録アドレス情
報を光ディスクに記録し(ステップSP22)、中間記
録管理領域(PMA)、管理領域(最初のリードイン、
最初のトラックのトラックディスクリプタ)を消去する
(ステップSP23)。ここで用いる最大既記録アドレ
スとは、 1)PMAが示す最終トラックの終了アドレス 2)最終トラックの最終既記録アドレス 3)最後のリードアウトの終了アドレス のうちの最大アドレスであるものとする。なお、ステッ
プSP22とステップSP23の順序はどちらが先でも
良い。このような本例によれば、消去前の最大既記録ア
ドレス情報をディスク上に記録しておくことにより、消
去後のディスク使用時に、新規記録アドレスと消去前の
最大既記録アドレスとを比較することにより、ディスク
上に消去前の情報が残っているか否かを判断できる。
【0016】図5は、本例の光ディスクドライブにおけ
る簡易消去処理の第4の動作例を示すフローチャートで
あり、本発明の請求項5及び請求項6に対応する処理を
示している。本例の簡易消去処理は、まず簡易消去処理
を開始すると(ステップSP31)、消去前の最大既記
録アドレス情報を中間記録管理領域に記録し(ステップ
SP33)、中間記録管理領域(PMA)、管理領域
(最初のリードイン、最初のトラックのトラックディス
クリプタ)を消去する(ステップSP33)。なお、こ
の際、中間記録管理領域内に記録した消去前の最大既記
録アドレス情報は消去しないか、消去直後に再記録す
る。また、ここで用いる最大既記録アドレス情報は第4
の動作例で説明したものと同様である。このような本例
によれば、消去前の最大既記録アドレス情報をディスク
上に記録しておくことにより、消去後のディスク使用時
に、新規記録アドレスと消去前の最大既記録アドレスと
を比較することにより、ディスク上に消去前の情報が残
っているか否かを判断でき、その後の新規記録時に、必
要に応じて既記録情報の消去、記録の中止などの処理を
行うことができる。
【0017】図6は、本例の光ディスクドライブにおけ
る第5の動作例を示すフローチャートであり、本発明の
請求項7に対応する処理を示している。本例の動作は、
簡易消去処理後の動作であり、この処理が開始されると
(ステップSP41)、上述した図4または図5に示す
消去処理により簡易消去され、消去前の最大記録アドレ
スが記録されている光ディスクが挿入された後(ステッ
プSP42)、ホストコンピュータ11の要求に従って
通常の記録処理を行う(ステップSP43)。そして、
記録処理後、新規に記録した記録アドレスと、光ディス
クに記録されている消去前の最大記録アドレスを比較し
(ステップSP44)、新規記録アドレスの方が大きい
場合には、消去前の最大記録アドレス情報をディスク上
から消去する(ステップSP45)。また、新規記録ア
ドレスの方が小さい場合には、最大記録アドレス情報の
消去は行わない。このような本例によれば、消去後の新
規記録アドレスが消去前の最大既記録アドレスを超えた
場合に、消去前の最大既記録アドレス情報をディスク上
から消去することにより、その後は消去前の情報が記録
されていないことがわかり、全面消去された後に使用さ
れているディスクと同様に使用することができる。
【0018】なお、以上は情報記録メディアとして再記
録可能なCD−RWを用い、CD−RWに情報を記録/
消去するCD−RW記録装置を用いる例について説明し
たが、本発明はこれに限らず、再記録が可能で、かつ消
去可能なメディア全般に応用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
記録装置では、簡易消去処理手段による簡易消去処理を
実行する際に、当該簡易消去処理を実施中もしくは実施
済みであることを示す消去処理情報を光ディスク上に記
録するようにした。このため、簡易消去の際に、簡易消
去実行中、もしくは実施済みである消去処理情報をディ
スク上に記録しておくことにより、消去後のディスクが
簡易消去処理により消去されたことが瞬時に判断でき、
その後の新規記録時に、必要に応じて既記録情報の消
去、記録の中止などの処理を行うことができる効果があ
る。
【0020】また、本発明の光ディスク記録装置では、
簡易消去処理手段による簡易消去処理を実行する際に、
当該簡易消去前の光ディスクの最大既記録アドレス情報
を当該光ディスク上に記録するようにした。このため、
消去前の最大既記録アドレス情報をディスク上に記録し
ておくことにより、消去後のディスクを使用時に、新規
記録アドレスと消去前の最大既記録アドレスとを比較す
ることにより、ディスク上に消去前の情報が残っている
か否かを判断でき、その後の新規記録時に、必要に応じ
て既記録情報の消去、記録の中止などの処理を行うこと
ができる効果がある。
【0021】また、本発明の光ディスク記録装置では、
簡易消去後の新規記録処理により、記録アドレスが消去
前の光ディスクの最大既記録アドレス情報より大きくな
った場合に、光ディスクに記録されている消去前の最大
記録アドレス情報を光ディスク上から消去するようにし
た。このため、消去後の新規記録アドレスが消去前の最
大既記録アドレスを超えた場合に、消去前の最大既記録
アドレス情報をディスク上から消去することにより、そ
の後は消去前の情報が記録されていないことがわかり、
全面消去された後に使用されているディスクと同様に使
用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク記録装置を実施した光デ
ィスクドライブの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すディスク記録装置における第1の動
作例を示すフローチャートである。
【図3】図1に示すディスク記録装置における第2の動
作例を示すフローチャートである。
【図4】図1に示すディスク記録装置における第3の動
作例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すディスク記録装置における第4の動
作例を示すフローチャートである。
【図6】図1に示すディスク記録装置における第5の動
作例を示すフローチャートである。
【図7】CD−RWの記録領域の構成、及び全面消去、
簡易消去の概念を示す説明図である。
【符号の説明】
1……光ディスク、2……スピンドルモータ、3……O
Pブロック、4……信号処理回路、5……バッファメモ
リ、6……サーボ回路、7……スレッド、8……コント
ローラ、9……外部インタフェース回路、10……ワー
クメモリ、11……ホストコンピュータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報の記録及び消去が可能な光ディ
    スクに対し、記録領域をプログラム領域、管理領域、中
    間記録管理領域に分割して前記情報の記録及び消去を行
    う光ディスク記録装置であって、 前記管理領域、中間記録管理領域のみを消去する簡易消
    去処理を実行する簡易消去処理手段と、 前記簡易消去処理手段による簡易消去処理を実行する際
    に、当該簡易消去処理を実施中もしくは実施済みである
    ことを示す消去処理情報を前記光ディスク上に記録する
    消去処理情報記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 前記消去処理情報を記録する光ディスク
    上の領域が、中間記録管理領域であることを特徴とする
    請求項1記載の光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 前記消去処理情報を、簡易消去前に中間
    記録管理領域に記録し、簡易消去処理では当該消去処理
    情報は消去しないことを特徴とする請求項2記載の光デ
    ィスク記録装置。
  4. 【請求項4】 各種情報の記録及び消去が可能な光ディ
    スクに対し、記録領域をプログラム領域、管理領域、中
    間記録管理領域に分割して前記情報の記録及び消去を行
    う光ディスク記録装置であって、 前記管理領域、中間記録管理領域のみを消去する簡易消
    去処理を実行する簡易消去処理手段と、 前記簡易消去処理手段による簡易消去処理を実行する際
    に、当該簡易消去前の光ディスクの最大既記録アドレス
    情報を当該光ディスク上に記録する最大既記録アドレス
    情報記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 前記最大既記録アドレス情報を記録する
    光ディスク上の領域が、中間記録管理領域であることを
    特徴とする請求項4記載の光ディスク記録装置。
  6. 【請求項6】 前記最大既記録アドレス情報を、簡易消
    去前に中間記録管理領域に記録し、簡易消去処理では当
    該アドレス情報は消去しないことを特徴とする請求項5
    記載の光ディスク記録装置。
  7. 【請求項7】 前記簡易消去後の新規記録処理により、
    記録アドレスが消去前の光ディスクの最大既記録アドレ
    ス情報より大きくなった場合に、光ディスクに記録され
    ている消去前の最大記録アドレス情報を光ディスク上か
    ら消去することを特徴とする請求項4記載の光ディスク
    記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006526235A (ja) * 2003-05-09 2006-11-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光ディスクのフォーマット方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4686446B2 (ja) * 2003-05-09 2011-05-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光ディスクのフォーマット装置、方法、及びコンピュータプログラム

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