JP2001331733A - 電子商取引における個人情報開示制限システム - Google Patents

電子商取引における個人情報開示制限システム

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JP2001331733A
JP2001331733A JP2000148413A JP2000148413A JP2001331733A JP 2001331733 A JP2001331733 A JP 2001331733A JP 2000148413 A JP2000148413 A JP 2000148413A JP 2000148413 A JP2000148413 A JP 2000148413A JP 2001331733 A JP2001331733 A JP 2001331733A
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Hirobumi Hayashi
博文 林
Masato Watanabe
真人 渡邊
Kazuo Okabe
一夫 岡部
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等のコンピュータネットワー
クを用いた通信販売等の電子商取引において、購入者が
送信する個人情報が漏洩することによるデメリットを可
及的に制限することができる個人情報開示制限システム
を提供する。 【解決手段】 インターネットを介して、仮想店舗を実
行するサーバーコンピュータ10と、カタログ販売業者
が使用するカタログ業者コンピュータ20と、不特定多
数のユーザである購入者が使用するパーソナルコンピュ
ータなどの購入者コンピュータ30と、物流業者が使用
する物流業者コンピュータ40とが有機的に結合されて
いる。サーバー10からカタログ販売業者、及び物流業
者へ伝達される購入依頼者等の個人情報は、カタログ販
売業者には伝達されない。このため、カタログ販売の申
出から物流までに必要な最小限の情報のみを流通させる
ため、商品を購入した後に個人情報を流用されて郵便
物、メール、代金引換小包が送付されるといったことを
可及的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のコンピュータネットワークを用いた通信販売等の電子
商取引において、購入者が送信する個人情報が漏洩する
ことによるデメリットを可及的に制限することができる
個人情報開示制限システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、カタログショッピング等の従来か
らの通信販売システムに加え、インターネット等のコン
ピュータネットワークの発達に伴って、インターネット
を利用した通信販売が普及しつつある(仮想店舗、バー
チャルモール、電子ショッピング等と称されている)。
このようなインターネットを利用した電子商取引たる通
信販売は、通常、商品の購入を希望する購入者が、イン
ターネットのWebページに掲載されている商品情報に
対してオンラインでアクセスし、その商品情報から希望
する商品を選択するようになっている。商品情報を選択
した購入者は、インターネット経由で注文情報を仮想店
舗に送信する。仮想店舗では、注文管理用のデータベー
スにこの注文情報を格納し、商品の手配、出荷、配送、
決済等を実施する。このうち、購入者が注文した商品の
購入者への配送は、購入者が注文時に指定した住所等に
宅配業者等が直接配送する配送システムが一般的にとら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子商取引
は、販売者にとっては店舗を構えたり、多くの従業員を
雇ったりする必要が無い。店舗や従業員に掛かるコスト
の低下は商品価格にも反映され、購入者にとっては商品
をより安く購入することができる。しかも、実際に店舗
に出向かなくても自宅に居ながら、営業時間を気にせ
ず、他の仮想店舗と比較しながら商品を選択・購入でき
るという大きな利点がある。
【0004】しかしながら、インターネット等のコンピ
ュータネットワークを用いて通信販売により購入者が商
品を購入する場合にあっては、仮想店舗の管理運営者
と、商品の配送者ないしは宅配業者とが異なる業者であ
ることから、最終的な宅配を確実になさしめるべく、仮
想店舗に出店している各業者に対し、購入者の住所、氏
名、電話番号等の個人情報を開示する必要があった。こ
のため、ネットワーク送信中に各種の個人情報が漏洩す
る惧れがあるし、複数の業者間で個人情報が流通し、特
に販売業者に個人情報が流通することになることから、
情報が漏洩しやすい環境下にあると言わざるを得ないと
いう課題があり、この場合、商品を購入した後に個人情
報を流用され、購入者にとって必要のない郵便物、メー
ル、代金引換小包が送付されるといった課題があった。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであって、インターネット等のコンピュー
タネットワークを用いた通信販売等の電子商取引におい
て、購入者が送信する個人情報が漏洩することによるデ
メリットを可及的に制限することができる個人情報開示
制限システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電子商取引サービスを運営するためのサ
ーバーと、該サーバーが実現するWebページを通じて
商品を販売しようとする商品販売業者が使用する販売業
者コンピュータと、前記商品の購入者が使用する購入者
コンピュータと、前記購入者が所望する場所へ前記商品
販売業者が販売する商品を配送する物流業者が使用する
物流業者コンピュータとを備え、前記サーバー、販売業
者コンピュータ、購入者コンピュータ、物流業者コンピ
ュータがコンピュータ通信ネットワークを介して接続さ
れてなり、前記サーバーは、前記電子商取引を購入者コ
ンピュータから前記コンピュータ通信ネットワークを介
して実行するに際し、該購入者コンピュータに電子商取
引の取引対象情報及び当該電子商取引を行なう購入者の
個人情報の入力を促し、当該購入者コンピュータから入
力された取引対象情報のみを前記コンピュータ通信ネッ
トワークを介して前記販売業者コンピュータに転送する
とともに、前記取引対象情報及び個人情報を前記コンピ
ュータ通信ネットワークを介して前記物流業者コンピュ
ータに転送することを特徴とする電子商取引における個
人情報開示制限システムにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子商取引に
おける個人情報開示制限システムについて、好適な実施
の形態を詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明の個人情報開示制限システ
ムを電子商取引としてのカタログ通信販売に適用した実
施の形態であって、コンピュータ通信ネットワークの一
例としてインターネットを用いた例のネットワーク構成
を概略図として示している。同図に示されるように、イ
ンターネットを介して、WWW(World Wide Web)サー
バー機能及びメールサーバー機能等を備えた本システム
による電子ショッピングサービスの提供者である運営者
が管理運営するサーバーコンピュータ10と、上記運営
者とあらかじめ所定の契約を交わしたカタログ販売業者
が使用するカタログ業者コンピュータ20と、不特定多
数のユーザである購入者が使用するパーソナルコンピュ
ータなどの購入者コンピュータ30と、上記運営者と予
め所定の契約を交わした物流業者が使用する物流業者コ
ンピュータ40とが有機的に結合されている。
【0009】サーバー10および外部コンピュータ(カ
タログ業者コンピュータ20、購入者コンピュータ3
0、物流業者コンピュータ40:以下、これらを総称す
るときは、単に「外部コンピュータ」とする)は、CP
U、ROM、RAM、ハードディスク装置などを内蔵し
たコンピュータ本体と、このコンピュータ本体に接続さ
れたモニタなどの表示装置と、コンピュータ本体部に接
続されたキーボードおよびマウスなどの入力装置とを有
するコンピュータである。
【0010】本発明の個人情報開示制限システム及び本
システムが実行される仮想店舗はサーバーコンピュータ
10で実現され、サーバーコンピュータ10は、各種デ
ータベースを付帯し、URL(Uniform Resource Locat
or)を指定してアクセスした外部コンピュータに対して
Webページの画面データなど適宜なデータを送付する
一般的なWWWサーバーとして機能する。また、個人情
報開示制限システムは指定のURLに従って所定のプロ
グラムを起動させる動作も行う。そして、外部コンピュ
ータとのデータ通信を通じて得られた各種データを取得
・加工しながらデータベースを随時更新していく。
【0011】仮想店舗は、商品の販売者であるカタログ
業者がサーバーコンピュータ10が運営する電子カタロ
グ通信販売サイト(インターネットに公開したWebペ
ージ群であるWebサイト)を通じ、同じくインターネ
ットを通じて上記通信販売サイトを閲覧する購入者が商
品の選択、購入をすることができるものであり、Web
ページを構成するHTML文書やその文書中にハイパー
リンク(リンク)によって挿入される各種オブジェクト
データ(画像データ、音声データなど)があるWWWサ
ーバーと連動したデータベースに格納されている。ま
た、サーバー10内には、あるいはサーバー10とは別
個に設けられてインターネットに接続された顧客データ
ベース11、オーダーデータベース12が備えられてい
る。
【0012】なお、外部コンピュータにはHTTP(Hy
per-Text Transfer Protocol)によらずにインターネッ
ト接続サービス装置から一方的に送付されたWebペー
ジを表示するプログラムがWWWブラウザ(例えばイン
ターネットエクスプローラ:マイクロソフト社商標)の
機能拡張ソフトウエア(プラグイン)として組み込まれ
ているものとする。
【0013】サーバー10は、仮想店舗サーバー機能を
実現するため、カタログ業者コンピュータ20からイン
ターネットを介してまたはオフラインにて提供されたカ
タログ情報を配信情報として加工し、インターネットを
介して購入者コンピュータ30に配信するとともに、そ
の配信に際して、購入者コンピュータ30にファイルさ
れた発注情報を受信するようになっている。
【0014】カタログ業者コンピュータ20では、その
カタログ販売業者にて取り扱う商品の情報、販売業者自
体の事業内容、特定商品の売り出し情報等の情報がオフ
ライン、確定した発信情報がカタログ業者コンピュータ
20のカタログ形式で一時保管ファイルに保管される
か、カタログ業者が作製した紙媒体であるカタログそれ
自体が本システムによる電子ショッピングサービスの提
供者であるシステム運営者に持ち込まれて運営者が紙情
報をカタログ形式の電子情報に変換してサーバー10又
は他の外部コンピュータの一時保管ファイルに保管す
る。そして、これらの一時保管ファイルにて保管された
発信情報が、インターネットを介してサーバー10に送
信され図示しないカタログ販売データベースにファイル
される。具体的には、HTML等のページ記述言語で記
載される情報において、各カタログ販売業者毎に、写真
イメージファイル名等の記述部分がそれぞれ「編集コー
ド」化されており、商品名、価格、仕様等が自由に変更
することができるとともに、画一化された表現で見やす
く配信情報を提供することができるようになっている。
【0015】以上説明したような仮想店舗システムにお
いて、実際に電子ショッピングを行う際の処理の概略フ
ローチャートを図2〜図7に示す。まず、購入者である
ユーザが、ショッピングを行おうとする際、そのユーザ
は、購入者コンピュータのブラウザがURLを指定して
仮想店舗のWebページを取り寄せる。購入者は、We
bページに設定されている他のページへのリンクを辿り
ながら仮想店舗内の各種Webページを閲覧していく。
そして、購入を希望する商品の金額や仕様などの商品を
確認し、商品、数量を選択する(S11)。
【0016】仮想店舗のWebページには、注文を受け
付けるために所要事項の記入欄を含んだフォームなどが
ある。このフォームには、後述する注文者の個人情報、
注文する商品の送付先(住所、氏名)や、課金処理方法
(銀行振替、代金引換、クレジットカードなど)を指定
するための各種記入欄が含まれている。購入者コンピュ
ータ30にてこのフォームに所要事項を記入し、フォー
ムの画面にある「送信ボタン」をマウスでクリックする
などしてサーバーコンピュータ10にフォームの返送指
示を行う。購入者自身あてに商品の配送を希望する場合
は「ショッピングカートに入れる」ボタンをクリックし
(S12)、他社宛に商品の配送を希望する場合には
「ギフト」ボタンをクリックする(S13)。
【0017】「ショッピングカートに入れる」ボタンを
クリックした場合、購入者が既に個人情報を登録してい
る場合には「次へ」ボタンをクリックし(S14,S1
5)、未だ個人情報を登録していない場合には、購入者
は、購入者コンピュータ30にてWebページ上の上記
フォームで購入者自身の個人情報を登録する(S14、
S16)。ここで、本発明における個人情報開示制限シ
ステムにおいて特徴的なことは、個人情報として、住
所、氏名、電話番号、メールアドレスのみ、あるいは、
他に1〜2の個人情報を登録することである。登録され
た情報は、システム運営者が管理するサーバー10の顧
客データベース11に蓄積される(S17)とともに、
サーバー10は購入者コンピュータ30に対して固有の
顧客ナンバーを付与して配信する。ただし、購入者が既
に当該情報を登録している場合には、Webページ上に
その旨の情報が表示される。購入者は、「次へ」ボタン
をクリックする(S18)。
【0018】一方、「ギフト」ボタンをクリックした場
合には(S13)、購入者が既に個人情報を登録してい
るときであって、送付先の情報も登録済みである場合は
(S19,S20)、購入者の承諾の下であらかじめ付
された顧客ナンバーを基に定義された顧客データベース
11から送付先情報及び購入者の個人情報を抽出してW
ebページ上に例えばプルダウンメニューとして画面表
示する(S21)。ここで、購入者コンピュータ30に
顧客情報ファイルが格納されている場合は、そのファイ
ルより抽出し、購入者コンピュータ30に当該ファイル
が格納されていない場合は、ログインIDを基に顧客フ
ァイルから直接送付先情報が抽出される。そして、購入
者は、プルダウンメニューから送付先を選択し(S2
2)、「次へ」ボタンをクリックする(S23)。
【0019】「ギフト」ボタンをクリックした場合(S
13)で、未だ個人情報が登録されていない場合(S1
9)は、購入者は、購入者コンピュータ30にてWeb
ページ上の上記フォームで購入者自身の個人情報を登録
し(S24)、登録された情報は、システム運営者が管
理するサーバー10の顧客データベース11に蓄積され
る(S25)。さらに、贈り先である送付先の個人情報
を登録し(S26)、登録された送付先の個人情報を顧
客データベース11に登録する(S27)。ここで、特
徴的なことは、前述したのと同様に、購入者及び送付先
の個人情報としては、住所、氏名、電話番号、メールア
ドレスのみ、あるいは、他に1〜2の個人情報を登録す
ることである。また、これも前述した場合と同様に、サ
ーバー10は購入者が承諾した場合、購入者コンピュー
タ30に対して固有の顧客ナンバーを付与して配信す
る。ただし、購入者が既に当該情報を登録している場合
には、Webページ上にその旨の情報が表示される。購
入者は、「次へ」ボタンをクリックする(S28)。
【0020】なお、個人情報が登録済みであって(S1
9)、送付先情報が登録されていない場合(S20)
は、S26に進んで以下の操作がなされる。
【0021】次いで、購入者は、選択された商品の数
量、色、サイズ等の商品属性を、購入者コンピュータ3
0の入出力装置を用いて入力する(S29)。なお、購
入者をして、物流に関する情報(例えば、配達曜日指
定、時間指定等)を入力するよう促すようにしてもよ
い。その後、ショッピングを続けるか、終了するかを選
択し、「ショッピングを続ける」ボタンをクリックした
場合は(S30)S11に戻り(S31)、購入を終了
する場合は「精算」ボタンをクリックする(S32)。
購入者が、「精算する」ボタンをクリックすると、サー
バーコンピュータ10は、その応答を受けて、商品代
金、配送料金、関税(カタログ販売業者が在外者である
等、商品を輸入する場合)を購入者コンピュータ30に
画面表示する(S33)。配送料金については、S29
で入力された商品の商品コードから商品マスター(図示
しない)に蓄積された情報を基に、配送料金マスターか
らその重量に合致した情報を抽出する。そのため、複数
のカタログ販売業者から複数の商品を購入する場合につ
いても、その合計重量を基に料金を算出することができ
る。また、関税についても、S29で入力された商品の
商品コードから商品マスターに蓄積された情報を抽出す
る。
【0022】さらに、購入者は、商品購入の決済手段を
選択する(S35)。本実施の形態では、決済手段とし
て、クレジットカードを選択するか(S36)、銀行振
込みを選択するか(S37)、郵便振込み又はCVS振
込み(S38)を選択することができるようになってい
る。
【0023】購入者が購入者コンピュータ30の操作に
よってクレジットカードを選択した場合には(S3
6)、サーバー10は、購入者コンピュータ30にクレ
ジットカードナンバーやその有効期限等の入力を促す表
示をする。購入者がコンピュータ30にてこれらの情報
を入力すると(S39)、サーバー10は、周知の手段
により、入力された情報について信用照会を行い(S4
0)、信用照会がOKであるならば、購入者に「次へ」
ボタンをクリックするように促し(S42)、信用照会
ができなかった場合にはエラー画面を出力して(S4
3)、S35に戻り、他の決済手段を選択するよう促
す。
【0024】購入者が銀行振込みを選択した場合(S3
7)、本実施の形態では、サーバー10は、銀行口座フ
ァイルから口座番号を抽出し(S44)、抽出した口座
番号を画面表示するとともに(S45)、「次へ」ボタ
ンをクリックするよう促す(S46)。なお、購入者が
郵便振込み又はCVS振込みを選択した場合(S3
8)、サーバー10は、「次へ」ボタンをクリックする
よう促す(S47)。
【0025】決済手順が終了したら、サーバー10は、
上述した手順で購入者コンピュータ30から入力された
購入者の個人情報、送付先情報、商品情報、決済情報等
を、購入者コンピュータ30に画面表示する(S4
8)。購入者は、この表示画面を確認した上で、「オー
ダーする」ボタンをクリックする(S49)。なお、購
入者が、表示画面を確認した上で、一部ないしは全部の
情報を訂正したい場合には、購入者コンピュータ30に
て訂正することができることは言うまでもない。
【0026】購入者が「オーダーする」ボタンをクリッ
クすると、サーバー10は、入力されたオーダー情報を
オーダーデータベース12に登録するとともに、オーダ
ーデータベース12にオーダー番号を付番する(S5
0)。なお、本実施の形態では、オーダー番号は、一度
のオーダーについて一つが付されるが、購入者が一度の
オーダーで複数の商品を購入した場合には、各商品毎に
オーダー番号の枝番が付されるようになっている。オー
ダー番号を含むオーダー情報は、それぞれの業者毎に予
め設定されたタイミングで、各カタログ販売業者毎、及
び各物流業者毎に自動的にFTPにて転送される(業者
のFTP用ホストアドレスは業者マスターから抽出され
る)。
【0027】サーバー10は、予め登録された商品ファ
イル及び業者ファイルを基に当該カタログ販売業者及び
物流業者が国内業者であるか海外業者を判断し(S5
1、S52)、インターネットを介して、オーダー情報
を国内あるいは海外のカタログ販売業者、並びに国内あ
るいは海外の物流業者に転送する(S53,S54,S
55,S56,S57、S58)。サーバー10は、カ
タログ販売業者が国内業者であると判断された場合に
は、当該カタログ販売業者がオーダー情報に基づいて商
品を取り揃え(S59)、物流業者が国内業者であると
判断された場合には、転送されたオーダー情報を基に集
荷店で送り状を出力する(S60)。物流業者が商品の
確認及び集荷を完了すると(S61)、出荷され(S6
2)、商品が購入者のもとへ届けられる(S63)。
【0028】本実施の形態では、海外の物流業者とし
て、例えば米国においてはロサンゼルスに所在する現地
物流センターが設置される(一つの国に複数箇所あって
もよいし、複数の国について一又は複数箇所を対応させ
てもよい)。現地物流センターは、それぞれの国内にお
いて他の物流業者から当該現地物流センターに到着する
商品を我が国内における購入者ないしは送り先まで配送
する業務を遂行する。
【0029】サーバー10はまた、カタログ販売業者が
海外業者であると判断された場合には(S53,S5
5)、海外、例えば米国内における物流業者(米国内に
おいて現地物流センターまで商品を配送する物流業者)
を手配し、商品の取り揃え、出荷を促し(S64)、物
流業者が海外業者であると判断された場合、すなわち前
述した現地物流センターであると判断された場合には
(S56,S58)、転送されたオーダー情報を基に送
り状を出力する(S65)。現地物流センターが商品の
確認、混載品の取り置き、商品への送り状の貼付を完了
すると(S66)、出荷され(S67)、商品が購入者
のもとへ届けられる(S68)。
【0030】国内カタログ販売業者、海外カタログ販売
業者、国内物流業者、海外物流業者(現地物流センタ
ー)のそれぞれにサーバー10からインターネットを介
して転送されるオーダー情報(取引対象情報及び個人情
報)は、例えば次のものである。国内カタログ販売業者
に対しては、物流業者が集荷する際に商品を照合すると
ともに商品を取り揃える必要があるため、オーダー番
号、商品コード、商品名、数量のみが転送される。海外
カタログ販売業者に対しては、現地物流センターまでの
配送業者を手配し、商品を取り揃える必要があるため、
オーダー番号、商品コード、商品名、数量の他、配送先
(現地物流センター)の住所のみが転送される。国内物
流業者に対しては、集荷の際に商品を照合し、購入者ま
での配送を行なう必要があるため、オーダー番号、商品
コード、商品名、数量、重量、商品取扱方法(天地無用
の表示等)、集荷先業者の情報、購入依頼者の個人情
報、送り先の個人情報のみが転送される。現地物流セン
ターに対しては、到着時に商品を照合し、購入者までの
配送の必要から、オーダー番号、商品コード、商品名、
数量、重量、商品取扱方法(天地無用の表示等)、配送
元業者の情報、購入依頼者の個人情報、送り先の個人情
報のみが転送される。
【0031】なお、上記実施の形態では、オーダー情報
としてオーダー番号、商品コード、商品名、数量が必ず
転送されるようになっているが、例えば、商品コードと
商品名はいずれかだけであってもよいし、これらの情報
以外に、商品の形態(形状、色、サイズ等)をオーダー
情報として転送することもできる。
【0032】このように、本システムを運用するサーバ
ー10からカタログ販売業者、及び物流業者へ伝達され
る情報は、それぞれの業務を遂行するのに必要となる必
要最小限のものとなっている。特に、購入依頼者の個人
情報及び送り先の個人情報は、カタログ販売業者には伝
達されない。このため、ネットワーク送信中に個人情報
が漏洩する惧れ、特に、複数の業者間で各種の情報を流
通させるものであっても、カタログ販売の申出から物流
までに必要な最小限の情報のみを流通させるため、商品
を購入した後に個人情報を流用されて郵便物、メール、
代金引換小包が送付されるといったことを可及的に防止
することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電子商
取引を購入者コンピュータからコンピュータ通信ネット
ワークを介して実行するに際し、購入者コンピュータに
電子商取引の取引対象情報及び電子商取引を行なう購入
者の個人情報の入力を促し、購入者コンピュータから入
力された取引対象情報のみをコンピュータ通信ネットワ
ークを介して販売業者コンピュータに転送するととも
に、取引対象情報及び個人情報をコンピュータ通信ネッ
トワークを介して物流業者コンピュータに転送するもの
であるため、インターネット等のコンピュータネットワ
ークを用いた通信販売等の電子商取引において、購入者
が送信する個人情報が漏洩することによるデメリットを
可及的に制限することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の個人情報開示制限システムを電子商取
引としてのカタログ通信販売に適用した実施の形態であ
って、コンピュータ通信ネットワークの一例としてイン
ターネットを用いた例のネットワーク構成を示す概略図
である。
【図2】電子ショッピングを行う際の処理の概略フロー
チャートである。
【図3】同フローチャートである。
【図4】同フローチャートである。
【図5】同フローチャートである。
【図6】同フローチャートである。
【図7】同フローチャートである。
【符号の説明】
10 サーバーコンピュータ 11 顧客データベース 12 オーダーデータベース 20 カタログ業者コンピュータ(販売業者コンピュー
タ) 30 購入者コンピュータ 40 物流業者コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 一夫 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 カタ ログ・シティジャパン株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC05 CC10 DD01 FF01 GG02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子商取引サービスを運営するためのサ
    ーバーと、該サーバーが実現するWebページを通じて
    商品を販売しようとする商品販売業者が使用する販売業
    者コンピュータと、前記商品の購入者が使用する購入者
    コンピュータと、前記購入者が所望する場所へ前記商品
    販売業者が販売する商品を配送する物流業者が使用する
    物流業者コンピュータとを備え、 前記サーバー、販売業者コンピュータ、購入者コンピュ
    ータ、物流業者コンピュータがコンピュータ通信ネット
    ワークを介して接続されてなり、 前記サーバーは、前記電子商取引を購入者コンピュータ
    から前記コンピュータ通信ネットワークを介して実行す
    るに際し、該購入者コンピュータに電子商取引の取引対
    象情報及び当該電子商取引を行なう購入者の個人情報の
    入力を促し、 当該購入者コンピュータから入力された取引対象情報の
    みを前記コンピュータ通信ネットワークを介して前記販
    売業者コンピュータに転送するとともに、前記取引対象
    情報及び個人情報を前記コンピュータ通信ネットワーク
    を介して前記物流業者コンピュータに転送することを特
    徴とする電子商取引における個人情報開示制限システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004053759A1 (ja) * 2002-12-11 2004-06-24 Fujitsu Limited 個人情報管理システム、仲介システム、および端末装置
WO2010032711A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 高光産業株式会社 電子商取引システム

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