JP2001331552A - 住宅建築現場写真管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】土木・建築の専門家が工事写真の編集に利用す
るための工事写真管理システムに既に登録されている写
真データを有効に活用して施主が工事の進捗状況を見れ
るようにした住宅建築現場写真管理システムを提供す
る。 【解決手段】住宅建築業者が工事写真の編集業務を行う
ための工事写真管理システム１０を有するサーバ１と、
このサーバ１からネットワークを介して工事写真を閲覧
可能な施主の端末２とを含んで住宅建築現場写真管理シ
ステムを構成する。前記工事写真管理システム１０は、
工事写真を建築専門家向けの項目名で管理するシステム
とし、前記サーバ１は建築専門家以外の一般人向けの項
目名と建築専門家向けの項目名の対応表１２を備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は一戸建て住宅等の工
事の進捗状況を施主がインターネット等を介して確認で
きるようにした住宅建築現場写真管理システムに関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、住宅建築業者が顧客サービスの一
環として、建築作業の進捗状況をデジタルカメラで撮影
し、インターネットを用いて施主に毎週配信することが
提案されている。しかしながら、顧客の満足度を高める
ためだけに、工事現場の撮影を行うのでは、余計な人手
がかかり、撮影データの管理も繁雑なものとなる。

【０００３】一方、平成９年９月の建設省通達により工
事写真のデジタル化が認められたことに伴い、従来膨大
なフィルム代、現像・焼き付け費用を必要としていた工
事写真の管理をパソコンを用いて行える工事写真管理シ
ステムがソフトウェア開発会社から市販されている。し
かし、この種の工事写真管理システムは、土木・建築の
専門家向けに作成されているため、写真の登録・検索用
のインデックスが素人には難解で利用しにくいものであ
った。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】そこで、土木・建築の
専門家向けに作成された工事写真管理システムの写真デ
ータを素人でも容易に検索・閲覧できるようにすれば、
顧客サービスのためにわざわざ人手を割かなくても、工
事写真管理システムの中に既にある写真データをそのま
ま流用して施主に工事の進捗状況を見てもらうことがで
きると考えられる。

【０００５】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、工事写真管理システムに既に登録されている
写真データを有効に活用して施主が工事の進捗状況を見
れるようにした住宅建築現場写真管理システムを提供す
ることを目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の住宅建築現場写
真管理システムによれば、上記の課題を解決するため
に、図１に示すように、住宅建築業者が工事写真の編集
業務を行うための工事写真管理システム１０を有するサ
ーバ１と、前記サーバ１からネットワークを介して工事
写真を閲覧可能な施主の端末２とを含んで構成され、施
主はサーバ１による認証を経て自己の工事写真を閲覧可
能としたことを特徴とするものである。

【０００７】ここで、前記工事写真管理システム１０は
工事写真を建築専門家向けの項目名で管理するシステム
であり、前記サーバ１は建築専門家以外の一般人向けの
項目名と建築専門家向けの項目名の対応表１２を備える
ことが好ましい。なお、たまたま施主が建築専門家であ
るというような場合には、素人向けの項目名により写真
を選択させるのでは、かえって不親切ということになる
ので、専門家向けの項目名による検索機能と素人向けの
項目名による検索機能のいずれも利用可能としておいた
方が良い。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１に本発明の一つの実施の形態
を示す。図中、１はＡＳＰサーバであり、本発明の住宅
建築現場写真管理システムをネットワーク上のアプリケ
ーションとして提供するアプリケーションサービスプロ
バイダ（ＡＳＰ）のサーバである。２は施主の端末、３
は住宅建築業者（工務店）の端末であり、インターネッ
ト接続機能を有するパソコンやシンクライアント端末よ
りなる。４は現場監督や現場作業者のモバイル端末、５
はデジタルカメラであり、工事現場を撮影した写真デー
タを圧縮してインターネット７を介してＡＳＰサーバ１
にアップロードする機能を有している。モバイル端末４
とデジタルカメラ５は一体化されていても良い。６は基
地局であり、モバイル端末４をインターネット７に中継
する機能を有している。

【０００９】ＡＳＰサーバ１には、プロバイダと契約し
た複数の住宅建築業者のそれぞれについて、複数の施主
毎に住宅建築現場の工事写真を格納できる工事写真デー
タベース１１が設けられている。この工事写真データベ
ース１１に格納された工事写真は、諸官庁提出用の様式
で工事写真を編集するための工事写真管理システム１０
により自由に登録・検索・閲覧・編集できるようになっ
ている。ただし、施主による写真改竄を防止するために
施主の端末２からは工事写真の登録機能は使用できなく
してある。また、工務店の端末３で施主による閲覧を可
と設定した工事写真しか検索・閲覧できないようになっ
ている。

【００１０】工事写真管理システム１０は土木・建築の
専門家向けに設計されているので、工事写真データベー
ス１１の登録・検索のためのインデックス（項目名）
は、建設省の施行規則に基づく難解なものとなってい
る。現場監督のモバイル端末４から工事写真を登録する
ときや、工務店の端末３から工事写真を検索・閲覧する
ときには、土木・建築の専門家向けのインデックスを用
いて工事写真を登録・検索・閲覧する。一方、施主の端
末２から工事写真を検索・閲覧するときには、対応表１
２を参照し、素人にも分かりやすい表現の項目名で工事
写真を見ることができるようにしている。

【００１１】図４は対応表１２のデータ構造を一例とし
て示している。例えば、布基礎（ヌノキソ）とは構造物
の基礎部分の事で、壁の長さ方向に連続した基礎の事で
あるが、極めて専門的な表現であるので、この写真管理
システムでは連続基礎と表現している、また、根切り
（ネギリ）とは構造物の基礎或いは地下部分を構築する
ために行なう地盤の掘削の事であるが、極めて専門的な
表現であるので、この写真管理システムでは地盤の掘削
と表現している、というような説明がテキストデータと
して格納されている。このテキストデータは施主が自由
に閲覧したり検索したりできるほか、システム側で項目
名の変換テーブルとしても使用することができる。例え
ば「連続基礎」あるいは「地盤の掘削」という項目名で
施主が工事写真を検索・閲覧しようとすると、システム
の側で自動的に対応表１２を参照し、それぞれ「布基
礎」、「根切り」という専門的な項目名で工事写真を検
索し、閲覧できるようにするものである。

【００１２】工事写真のダウンロードは工務店の端末３
からは自由に行えるようになっており、工事写真管理シ
ステム１０を用いてアルバムとして編集し、諸官庁提出
用の所定の様式で印刷することも可能としている。ま
た、工務店の端末３で施主による閲覧を可と設定した工
事写真のうち、電子すかし等を付加して改竄を防止した
写真データについては、施主の端末２で保存できるよう
にしても良い。

【００１３】図２はＡＳＰサーバ１にアクセスしてきた
ユーザが工事写真管理システムのアプリケーションにロ
グインする場合の処理の流れを示すフローチャートであ
る。ユーザＩＤとパスワードによる認証を経ていること
により、ユーザが施主であるのか、工務店であるのか、
現場監督であるのかを判断することができるので、それ
ぞれの場合に応じて工事写真管理システムの機能のう
ち、利用できる機能を制限したり開放したりできる。ま
ず、現場監督が工事写真管理システムにアクセスしてき
た場合には、工事写真をアップロードする用途であるか
ら、登録の機能のみを利用可能とし、検索・閲覧・編集
の機能は禁止しておく。これにより、現場監督がモバイ
ル端末を紛失したり盗難にあっても、工事写真のセキュ
リティを守ることができる。また、施主が工事写真管理
システムにアクセスしてきた場合には、素人感覚で工事
写真を見たいのであるから、土木・建築の専門家向けの
インデックスと素人向けの項目リストの対応表を利用可
能とすると共に、工事写真の検索・閲覧の機能のみを利
用可能とする。工事写真の登録や編集の機能は禁止して
おくことにより、施主が工事写真を改竄することを防止
できる。また、工務店が工事写真管理システムにアクセ
スしてきたときには、工事写真管理システムの登録・検
索・閲覧のみならず、編集の機能も利用可能としてお
く。

【００１４】なお、工務店が検索・閲覧・編集できる工
事写真は、工事写真データベースに登録された工事写真
のうち、その工務店に属する現場監督が登録した写真デ
ータまたはその工務店が登録した写真データのみであ
り、施主が検索・閲覧できる工事写真は、発注した住宅
に関する写真データのみとすることは言うまでもない。
このような処理を可能とするために、工事写真データベ
ースに登録される工事写真データには、工務店や施主、
撮影者、撮影日時などの様々な属性データが関連付けて
登録される。

【００１５】ＡＳＰサーバ１には、付加価値の高いアプ
リケーションとして、３次元ＶＲシステム１３を備えて
おり、施主の端末２から完成後の住宅の内装や外観を住
宅設計段階から３次元的に仮想体験できるようになって
いる。このシステムは住宅建築中にも利用可能とし、建
築途中で工事写真等を見て設計を一部変更したくなった
ときには変更後の住宅の内装や外観を３次元的に仮想体
験することができる。このような３次元シミュレーショ
ンをストレスなく行うには高速なマシンを必要とする
が、本システムではサーバの側で処理を行うので、施主
のパソコンはユーザーインターフェイスの機能のみを備
えていればよく、低速のマシンでも軽快に仮想空間を体
験できる。また、複数の住宅設備業者のサーバに接続さ
れたデータベースから住宅設備の３次元データを取り寄
せて合成したり、工務店またはＡＳＰサーバの見積もり
システム１４により設計変更による追加コストの見積も
り等を行うことも可能としている。

【００１６】図３はＡＳＰサーバ１と、施主の端末２、
工務店の端末３、現場監督のモバイル端末４の間で送受
される情報の流れを示す説明図である。まず、現場監督
は施主の希望とは関係なく官庁提出用あるいは工程管理
用に必要となる工事写真を適宜撮影して、その写真デー
タをＡＳＰサーバの工事写真データベースに登録する。
工務店ではＡＳＰサーバのアプリケーションである工事
写真管理システムを利用して工事写真データベースに登
録された工事写真を参照し、官庁提出用あるいは工程管
理用に必要となる工事写真をアルバムとして編集した
り、各工事写真について施主による閲覧の可否を設定し
たり、閲覧を可とした工事写真に電子すかしを付加する
等の工事写真管理作業を行う。施主は工務店から無償で
提供された端末あるいは手持ちのパソコン等を用いてＡ
ＳＰサーバに接続し、工事写真の閲覧を要求する。この
とき、素人でも容易に理解できるような項目名を画面に
リスト表示し、施主が見たい項目名を選択すると、対応
表１２を参照して土木・建築の専門家向けのインデック
スに変換されて、工事写真管理システムの検索機能によ
り工事写真データベースの中から施主が見たい箇所の工
事写真が呼び出されて、施主の端末で閲覧可能となる。

【００１７】施主が見たい箇所の写真が無いときには、
メッセージ欄に撮影希望箇所を入力してメール送信ボタ
ンを押すと、工務店に撮影希望箇所を指示する電子メー
ルが自動的に送信される。工務店は施主の撮影希望が適
切であると判断すれば、現場監督に撮影指示を電子メー
ルで送信するか、あるいは現場監督の携帯電話に連絡す
る。現場監督は指示に従い施主が撮影を希望した箇所の
工事写真を撮影し、電子メールの添付ファイルとして施
主に送信する。

【００１８】施主が設計変更を希望したときには、ＡＳ
Ｐサーバの３次元ＶＲシステムを用いて変更後の住宅の
内装や外観を仮想空間内で体験できる。その際、インタ
ーネット上で様々な業者のカタログデータを参照可能と
し、施主が見積もりを希望する場合には、見積もりシス
テムにより住宅部材の価格や工事費を積算して設計変更
によるコストの見積もり結果を施主に提示する。施主が
工務店に変更を指示すると、工務店では３次元ＶＲシス
テムに保存された変更後の設計データを参照して、現場
監督に変更を指示する。

【００１９】なお、住宅が完成した後は、工事写真とそ
のブラウザをＣＤ−Ｒに焼き付けて、新築記念のアルバ
ムとして施主に贈呈すれば、顧客満足度を高めることが
できる。また、同じものを工務店にも１枚保存しておけ
ば、後々、増改築や改装の必要が生じたときに、水道・
ガス等の配管や電気・電話等の配線が何処を走っている
か、壁や天井、床を剥がさなくても正確に知ることがで
きるので好都合である。

【００２０】ここでは、工事写真として静止画を例示し
たが、工事現場にＣＣＤカメラ等を取り付けて、作業の
様子をいつでも動画として見れるようにしても良い。ま
た、ＣＣＤカメラにパン、チルトの機能を持たせて、希
望する箇所を自由に見れるようにしても良い。

【００２１】また、ここでは工事現場からモバイル端末
により写真データをＡＳＰサーバに直接アップロードす
る場合を例示したが、モバイル端末が無ければ、工務店
に持ち帰ったデジタルカメラから工務店のパソコンを介
してＡＳＰサーバにアップロードしても良いし、あるい
は、従来のように銀塩フィルムにより撮影された工事写
真を現像・焼き付けのうえ、工務店のパソコンに接続さ
れたスキャナ（あるいはフィルムスキャナ）により読み
取ってＡＳＰサーバにアップロードしても良い。

【００２２】このシステムは一戸建て住宅の新築工事の
みならず、増改築の工事現場にも適用することができ
る。また、施主が賃貸マンションを建てる場合に、その
建築現場の工事の進捗状況を管理する用途にも利用でき
る。

【００２３】また、ここでは住宅建築業者が工事写真の
編集業務を行うための工事写真管理システムをアプリケ
ーションサービスプロバイダのサーバに設けて複数の住
宅建築業者に利用させる形態を例示したが、住宅建築業
者のサーバに工事写真管理システムをインストールし
て、施主には住宅建築業者のサーバから工事写真を閲覧
させるようにしても良い。前者は自前のサーバを持たな
い中小の住宅建築業者に適した形態であり、後者は自前
のサーバを持つ大手の住宅建築業者に適した形態である
と言える。

【００２４】

【発明の効果】請求項１の発明によれば、住宅建築業者
が官庁提出用あるいは工程管理用に利用する工事写真管
理システムの工事写真を流用して、施主に工事の進捗状
況の写真を閲覧させることができるので、労力をかける
ことなく、顧客の満足度を高めることができる。

【００２５】請求項２の発明によれば、建築専門家向け
の工事写真管理のための項目名と建築専門家以外の一般
人向けの項目名との対応表を有するので、建築専門家向
けのアプリケーションソフトウェアとして市販されてい
る工事写真管理システムの検索機能を用いて、施主が素
人感覚で工事写真を検索できる。

【００２６】請求項３の発明によれば、水道またはガス
の配管、電気または電話の配線に関する工事写真を保存
しておくことにより、将来、増改築の必要が生じたとき
に、壁や天井、床などを剥がさなくても配管・配線の経
路を知ることができる。

【００２７】請求項４の発明によれば、施主の希望に応
じて工事写真を撮影できるので、一方的に工事写真を配
信する従来例に比べると双方向性の高いシステムとな
り、顧客の満足度が高まる利点がある。

【００２８】請求項５の発明によれば、施主が設計変更
を希望する箇所の３次元仮想空間データを作成する３次
元ＶＲシステムを設けたので、施主の希望に応じて設計
変更のシミュレーションを行うことができ、施主の希望
を設計に反映させやすい。また、３次元ＶＲシステムは
サーバに設けたので、施主の端末の性能にかかわらず、
軽快に仮想空間を体験してもらうことができる。

【００２９】請求項６の発明によれば、施主が希望する
設計変更のコストを算出する見積もりシステムを設けた
ので、施主には安心して設計変更を発注してもらうこと
ができ、顧客満足度を高めることができる。

【００３０】請求項７の発明によれば、工事写真のデー
タとそのブラウザをコンピュータにより読み取り可能な
媒体に記録する機能を有するので、工事完了後に記念ア
ルバムとして施主に贈呈することにより顧客満足度を高
めることができる。しかも、この機能は土木・建築向け
の工事写真管理システムにもともと備わる機能をそのま
ま利用できるので、新たなコスト負担を生じない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシステムの一つの実施の形態を示す概
略構成図である。

【図２】本発明のシステムに用いるサーバの動作を示す
説明図である。

【図３】本発明のシステムの運用状況を示す説明図であ
る。

【図４】本発明の写真管理システムに用いる対応表のデ
ータ構造を一例として示す説明図である。

【符号の説明】

１ ＡＳＰサーバ ２ 端末（施主） ３ 端末（住宅建築業者） ４ モバイル端末（現場監督） ５ デジタルカメラ ６ 基地局 ７ インターネット １０ 工事写真管理システム １１ 工事写真データベース １２ 対応表 １３ ３次元ＶＲシステム １４ 見積もりシステム

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 住宅建築業者が工事写真の編集業務を
   行うための工事写真管理システムを有するサーバと、前
   記サーバからネットワークを介して工事写真を閲覧可能
   な施主の端末とを含んで構成され、施主はサーバによる
   認証を経て自己の工事写真を閲覧可能としたことを特徴
   とする住宅建築現場写真管理システム。
2. 【請求項２】 前記工事写真管理システムは工事写真
   を建築専門家向けの項目名で管理するシステムであり、
   前記サーバは建築専門家以外の一般人向けの項目名と建
   築専門家向けの項目名の対応表を備えることを特徴とす
   る請求項１記載の住宅建築現場写真管理システム。
3. 【請求項３】 前記工事写真は、水道またはガスの配
   管、電気または電話の配線に関する写真を含むことを特
   徴とする請求項１または２記載の住宅建築現場写真管理
   システム。
4. 【請求項４】 施主の端末は、住宅建築業者に撮影希
   望箇所を伝達する手段を備えることを特徴とする請求項
   １ないし３のいずれかに記載の住宅建築現場写真管理シ
   ステム。
5. 【請求項５】 前記サーバは、施主が設計変更を希望
   する箇所の３次元仮想空間データを作成する３次元ＶＲ
   システムを有することを特徴とする請求項１ないし４の
   いずれかに記載の住宅建築現場写真管理システム。
6. 【請求項６】 前記サーバは、施主が希望する設計変
   更のコストを算出する見積もりシステムを有することを
   特徴とする請求項１ないし５のいずれかに記載の住宅建
   築現場写真管理システム。
7. 【請求項７】 前記サーバは、工事写真のデータとそ
   のブラウザをコンピュータにより読み取り可能な媒体に
   記録する機能を有することを特徴とする請求項１ないし
   ６のいずれかに記載の住宅建築現場写真管理システム。
8. 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれかに記載の
   システムを構成するデータまたはプログラムの全部また
   は一部をコンピュータにより直接または通信回線を介し
   て読み取り可能に記録した記録媒体。