JP2001330916A - 視覚表示方法および装置 - Google Patents
視覚表示方法および装置Info
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Abstract
覚することができ、模型と映像とによって観客に立体的
なプレゼンテーションを行うこと。 【解決手段】観客が隔離物を介することなく直接的に視
覚することのできる空間SP内に、風景、物語、または
ある状況などを連想させる模型3を配置し、模型3と関
連する映像を、投影装置4,5によって、空間SP内に
空中の像JT1m,JT2mとして投影する。
Description
び装置に関し、例えば、博物館または各種の展示館など
における展示、表示、説明、その他のプレゼンテーショ
ンなどに利用される。
ラーなどを組み合わせることによって観客に特殊な映像
を表示する装置が用いられている。
物内に設けた隔離壁部材などに透明なガラスを設けて観
客側と機械装置側とを仕切り、機械装置側に、深海の底
や月面などの景観を表現した模型、表示装置、および、
表示装置の画面に映る映像を反射させまたは透過させる
ためのハーフミラーなどを配置した映像装置が開示され
ている。
来の装置では、観客側と機械装置側とがはっきりと分か
れており、観客はガラスを通してしか映像および模型を
見ることができない。したがって、観客が模型に触れた
り、顔を近づけたりすることができず、観客と展示物と
の一体感に欠けるという問題があった。
ので、観客がガラスなどを介することなく直接的に視覚
することができ、模型と映像とによって観客に立体的な
プレゼンテーションを行うことのできる視覚表示方法お
よび装置を提供することを目的とする。
客が隔離物を介することなく直接的に視覚することので
きる空間内に、風景、物語、またはある状況などを連想
させる模型を配置し、前記模型と関連する映像を、投影
装置によって、前記空間内に空中の像として投影する。
され、風景、物語、またはある状況などを連想させる模
型と、前記模型と関連する映像を画面上に表示する映像
生成装置と、前記映像を、前記空間内に空中の像として
投影する投影装置と、を有してなる。
示装置と、前記表示装置に対して画像情報を出力する画
像生成装置とを有し、前記画像生成装置は、黒の背景画
像中を人物または物体が移動する映像を、前記画面上に
表示するものである。
置する載置部と、前記載置部の上方に配置された凸レン
ズと、前記凸レンズの上方に配置され光軸を前方に変換
するミラーと、前記ミラーの前方に配置されたフレネル
レンズと、を有する。
より連想される風景、物語、またはある状況などと一体
化するような装飾が施される。
1の外観を示す斜視図、図2は映像装置4の概略の構造
を示す断面図、図3は表示装置12の画面HGに表示さ
れた映像EZを示す図である。
および映像装置4,5からなる。模型3は、風景、物
語、またはある状況などを連想させるものであり、観客
が隔離物を介することなく直接的に視覚することのでき
る空間SP内に配置されている。図1に示す模型3は、
例えば、竹の繁る山村の1軒の農家を舞台とした物語を
連想させる。図には示していないが、適当な位置に、模
型3の照明のためのランプが設けられている。
統、歴史、文化などについての物語または事実に基づく
模型、空想の世界、ミクロの世界、宇宙、動物の世界、
科学技術的な模型、都市または地形などの鳥瞰模型、地
学的な模型、ジオラマなどが考えられる。
空間SP内に空中の像として投影する装置である。映像
装置4,5は、その構造が互いに同様であるので、一方
についてのみ説明する。なお、映像装置4,5により投
影される映像は、それぞれの位置および状況などに応じ
て異なる。
置11および映像生成装置12からなる。投影装置11
は、ハウジング20、載置部21、載置部21の上方に
配置された凸レンズ22、凸レンズ22の上方に配置さ
れ光軸を前方に変換するミラー23、ミラー23の前方
に配置されたフレネルレンズ24などからなる。
いて目立たないように、模型3の景色に合わせた色、模
様に、または黒色に着色され、装飾されている。載置部
21は、表示装置31を載置するものであり、上下方向
に移動可能であり、任意の速度で移動し且つ任意の位置
に位置決めできるように制御される。
わせてもよい。ミラー23として、複数枚のミラーを用
いてもよく、また光軸を変換しない場合にはミラー23
を省略してもよい。フレネルレンズ24の表面に無反射
のためのコーティングを行っておくと、明るい場所でも
外部の光が反射せず、投影効果が一層良好になる。フレ
ネルレンズ24に代えて、口径の大きな通常の凸レンズ
を用いてもよい。
表平7−507148号公報に記載の装置を用いること
ができる。同公報には、投影装置11の構造および原理
の例が開示されている。また、このような投影装置11
として、投射口径の大きな映写機を用いることも可能で
ある。
画像生成装置32を有する。表示装置31は、例えばL
CDなどからなる画面HGを有する。画面HGはバック
ライトで明るく照明されており、画面HGにカラーの画
像を鮮明に表示することが可能である。
て画像情報を出力する。画像情報は、黒の背景画像中を
人物または物体が移動する映像を画面HG上に表示する
ものである。画像生成装置32は、例えば、ビデオテー
プ、レーザディスク、DVD、CD−ROM、またはハ
ードディスクなどに記録された画像データを読み出し、
画像情報として出力する。また、それらのデータを元に
して、コンピュータグラフィックスによって画像情報を
合成するものでもよい。
に、鳥JT1が飛んで移動する映像EZ1が表示されて
いる。なお、画像生成装置32は、画像データととも
に、音声データをも読み出して出力する。音声データ
は、画像データの内容に応じたセリフ、ナレーション、
解説、音楽、効果音などである。音声データは、図示し
ない増幅器およびスピーカーまたはイヤホンによって観
客に聴取される。さらに、画像生成装置32は、載置部
21の位置制御のためのデータをも出力することが可能
である。
表示された映像EZ1は、凸レンズ22によって前方に
投影され、ミラー23で前方に反射され、フレネルレン
ズ24によってさらに前方に投影され、空中において実
像RZとして結像する。
ら観客が見ると、各観客の両眼の視差によって、空間S
P内において空を飛ぶ鳥JT1mとして飛び出し、立体
的に見ることができる。
り、空間SP内の鳥JT1mは、その空間SP内を移動
する。また、載置部21の上下移動により、鳥JT1m
の結像する位置が変化し、鳥JT1mが光軸方向に移動
する。これらを組み合わせることにより、鳥JT1mは
空間SP内の一部を自由に飛ぶことができる。また、地
上に降りたり木に留まったりすることもできる。
って、2人の人物JT2mが空間SP内に投影されてい
る。人物JT2mは、農家の庭先で活動している。映像
装置5に設けられた画像生成装置32の生成する画像情
報によって、空間SP内の人物JT2mは、立ったり、
座ったり、歩いたり、走ったり、飛んだり、種々の活動
を行うことができる。また、急に消えたり、現れたり、
変身したりすることもできる。
位置からも模型3を見ることができ、場合によっては模
型3に触れることが可能である。映像装置4,5によっ
て、模型3を舞台とする実像RZ(映像EZ)が出現
し、適当な場所にいる観客はその実像RZを模型3とと
もに立体的に見ることができる。
型3と実像RZ(映像EZ)とによって、観客に立体的
なプレゼンテーションを行うことができる。また、観客
がガラスなどを介することなく、直接的に視覚すること
ができ、模型3などの展示物と一体感を味わうことがで
きる。
分程度の物語または説明などを1回の公演とし、適当な
間隔で公演を繰り返すようにしてもよい。各映像装置
4,5の画像生成装置32を総合的に制御するために、
図示しないコンピュータを用いてよい。
JT1および人物JT2が示されているが、他に、例え
ば、動物、漫画のキャラクター、UFOなど、種々のも
のが考えられる。また、木の葉が舞いながら落ちる映像
EZでもよい。
るが、模型3が回り舞台のように自転するものでもよ
い。そのようにすると、少ない台数の映像装置によっ
て、種々の場面の映像EZを投影することができる。
おき、観客の声に応じて映像EZが変化し、また音声を
発生するようにしてもよい。この場合には、画像生成装
置32において、コンピュータグラフィックスを用いて
画像情報を生成し、観客との間でインタラクティブに対
話できるようにすればよい。
の背後に、他の金魚または魚などの映像EZを投影し、
映像EZの金魚または魚が一緒に泳いでいるようなプレ
ゼンテーションを行うこともできる。
々の構造の装置を用いることができる。凹面鏡を用いた
装置であってもよい。また、映像装置4,5として、投
影装置11と表示装置31とが一体になった装置、表示
装置31を組み込んだ映写機、画像情報を入力して映像
を投射するプロジエクターなどを用いてもよい。いずれ
の場合も、空中の実像を観客が両眼で見ることができる
ように、投射口径の大きなものを用いるのがよい。
の構造、形状、寸法、個数、材質、映像EZまたは画像
情報の内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更する
ことができる。
示館などにおける展示、表示、または説明などの他、自
動販売機、ゲームマシン、パチンコ台などにおける種々
のプレゼンテーションなどに利用することができる。
することなく直接的に視覚することができ、模型と映像
とによって観客に立体的なプレゼンテーションを行うこ
とができる。
である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】観客が隔離物を介することなく直接的に視
覚することのできる空間内に、風景、物語、またはある
状況などを連想させる模型を配置し、 前記模型と関連する映像を、投影装置によって、前記空
間内に空中の像として投影する、 ことを特徴とする視覚表示方法。 - 【請求項2】所定の空間内に配置され、風景、物語、ま
たはある状況などを連想させる模型と、 前記模型と関連する映像を画面上に表示する映像生成装
置と、 前記映像を、前記空間内に空中の像として投影する投影
装置と、 を有してなることを特徴とする視覚表示装置。 - 【請求項3】前記映像生成装置は、 前記画面を有する表示装置と、 前記表示装置に対して画像情報を出力する画像生成装置
とを有し、 前記画像生成装置は、黒の背景画像中を人物または物体
が移動する映像を、前記画面上に表示するものである、 請求項2記載の視覚表示装置。 - 【請求項4】前記投影装置は、 前記表示装置を載置する載置部と、 前記載置部の上方に配置された凸レンズと、 前記凸レンズの上方に配置され光軸を前方に変換するミ
ラーと、 前記ミラーの前方に配置されたフレネルレンズと、 を有する請求項2または3記載の視覚表示装置。 - 【請求項5】前記投影装置は、前記模型により連想され
る風景、物語、またはある状況などと一体化するような
装飾が施されてなる、 請求項2ないし4のいずれかに記載の視覚表示装置。
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