JP2001327913A - 木質様成形品の表面塗装方法および木質様成形品 - Google Patents

木質様成形品の表面塗装方法および木質様成形品

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JP2001327913A JP2000147865A JP2000147865A JP2001327913A JP 2001327913 A JP2001327913 A JP 2001327913A JP 2000147865 A JP2000147865 A JP 2000147865A JP 2000147865 A JP2000147865 A JP 2000147865A JP 2001327913 A JP2001327913 A JP 2001327913A
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coating
molded
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Yasushi Matsushita
康士 松下
Jun Taniguchi
純 谷口
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作工程を少なくして木質感を備えた木質
様成形品の表面を容易に製造することができる木質様成
形品の表面塗装方法及び木質様成形品を提供すること。 【解決手段】 木質様成形品1の表面10に着色塗料2
を塗布して着色する着色工程と、この着色工程の後、前
記表面に塗布された着色塗料2を研磨して前記表面に塗
布された着色塗料2部分の表面に凹凸21を形成する研
磨工程と、前記研磨工程の後に、研磨された表面に透明
あるいは半透明の仕上げ塗料を塗布する仕上げ工程を備
える方法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然木の質感を有
する木質様成形品の表面塗装方法に係り、詳細には、セ
ルロース系の粉砕粉および樹脂等を混合、溶融させて成
形してなる木質様成形品の表面塗装方法及び木質様成形
品に関する。
【0002】
【背景の技術】従来より、セルロース材を粉砕して得た
粉砕粉と樹脂等とを混合し、押し出し成形または射出成
形により所望形状に成形して、手触り感などの風合いも
天然木に近い表面特性を有する木質様成形品を成形する
ことが行われていた。この木質様成形品の表面処理の方
法として、本件出願人は特開平10−272695号公
報に開示の技術を出願している。この表面処理方法によ
り処理される木質様成形品の表面状態を図3を参照して
説明する。
【0003】この技術では、まず、上記木質様成形品の
表面100にエンボス加工を施して複数の溝部101を
形成する(図3(a)参照)。次いで、上記木質様成形
品の表面100にいわゆる引っ掻き傷を多数形成するヘ
アライン加工を施す。なお、このヘアラインにより形成
される引っ掻き傷が形成された木質様成形品の表面は図
3(a)と同様であるので図示省略する。次いで、木質
様成形品に着色し(図3(b)参照)、塗料102が乾
かないうちにふき取ってエンボス加工およびヘアライン
加工により形成された溝部のみを着色する。次いで、木
質様成形品の表面に研磨加工を施して、溝部や引っ掻き
傷以外の平滑な表面に塗布された塗料を削除し、上記溝
部及び引っかき傷内部にのみ塗料102aが残った状態
とする(図3(c)参照)とともに上記着色加工処理に
より木質様成形品表面に形成された塗装膜の凹凸及び、
木質様成形品の表面の若干の凹凸を削除し、平滑な塗装
下地面を形成する(素地研磨工程)。このような研磨加
工後、木質様成形品に仕上げ塗装103を施す(図3
(d)参照)ことより木質様成形品の表面を仕上げて表
面に木質感を持たせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来の木質様成形品の表面を仕上げて木質様製品とす
る表面処理方法では、エンボス工程、ヘアライン工程、
着色工程、塗装下地面を形成するための研磨工程および
仕上げ塗装工程といった多くの製作工程を経るため、そ
の工程数だけ作業期間が長くなり手間がかかるものとな
っていた。本発明の課題は、製作工程を少なくして木質
感を備えた木質様成形品の表面を容易に製造することが
できる木質様成形品の表面塗装方法及びこの表面と沿う
方法により加工される木質様成形品を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1及び図2に示
すように、木質様成形品の表面塗装方法において、木質
様成形品1の表面10に着色塗料2を塗布して着色する
着色工程と、この着色工程の後、前記表面に塗布された
着色塗料2を研磨して前記表面に塗布された着色塗料2
部分の表面に凹凸21を形成する研磨工程とを備えたこ
とを特徴とする。
【0006】ここで着色工程では、従来と異なり木質様
成形品の表面10の素地研磨は行わずに、着色塗料を塗
布する。また、研磨工程とは、前記木質様成形品の表面
に塗布された着色塗料部分の表面に凹凸が形成されるよ
うに研磨するものであり、このとき前記木質様成形品の
表面には一切干渉しない。つまり、木質様成形品の表面
を傷つけることなく、木質様成形品の表面上に凹凸を形
成するものであり、その際、削られる部分は着色塗料部
分のみである。このように前記木質様成形品の表面上に
形成され、且つ着色された凹凸21は見た目、木目柄と
なるものであり、木目柄に見えるように形成されていれ
ば、どのように形成されていてもよい。例えば、凹の形
状が引っ掻き傷状であってもよい。この凹凸は、前記木
質様成形品に塗布された着色部分の表面に形成されれ
ば、着色部分をどのように研磨してもよく、着色部分全
体を研磨することで形成されてもよい。
【0007】請求項1記載の発明によれば、着色工程と
研磨工程とを備えているので、着色工程と研磨工程によ
り、木質様成形品1の表面10上に着色された凹凸21
が形成され、凹凸21により木質感を有する木質様成形
品の表面10が立体的となり、木質様成形品自体の色と
の相乗効果で全体としての質感がより実際の木に近づけ
られた木質様成形品の表面となる。したがって、従来と
異なり、表面を仕上げる際に、エンボス工程、ヘアライ
ン工程、着色工程、塗装下地面形成のための研磨工程等
の多数の工程を経ることなく容易に木質様成形品の表面
特性をより木に近い質感を持ったものとすることができ
る。つまり、木質様成形品を製造する際において、従来
と比べて、工程ラインを少なくすることができ、工程ラ
インを管理する作業者も減少させ、製造コストの削減を
図ることができる。また、省略された工程ラインで用い
る機械類の設置スペース分だけ作業スペースを広く取る
ことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のお
木質様成形品の表面塗装方法において、例えば図1及び
図2に示すように、前記研磨工程の後に、研磨された表
面に透明あるいは半透明の仕上げ塗料を塗布する仕上げ
工程を備えたことを特徴とする。
【0009】研磨された表面に塗布された仕上げ塗料は
透明あるいは半透明であるので、先の工程にて木質様成
形品の表面に形成された、着色された凹凸上に塗布され
ても前記凹凸を外部から確認できる。また、この仕上げ
工程で仕上げ塗料が塗布される前記表面では、仕上げ塗
料が塗布される前での素地研磨は行わない。
【0010】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を得ることができるとともに、木
質様成形品の表面上に形成された凹凸が仕上げ塗料によ
りコーティングされた状態となる。したがって、前記木
質様成形品の表面上に凹凸があることで立体的で木質感
を有した状態のまま保護され、表面部分の耐久性の向上
が図られた木質様製品とすることができる。また、前記
仕上げ材を、より木に近い質感を得るような色合いの半
透明にすることができ、その場合、木質様成形品の表面
を一層木質感を得たものにすることができる。さらに、
凹凸のある着色塗料部分の表面に仕上げ塗料を塗布する
ので、仕上げ塗料が塗布される前の素地研磨工程を行わ
ず、該素地研磨作業の省略化を図ることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の木質様成形品の表面塗装方法において、例えば、
図1及び図2に示すように、前記研磨工程では、サンド
ペーパー3により前記表面10に塗布された着色塗料を
研磨して前記表面に塗布された着色塗料部分の表面に凹
凸を形成することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明と同様の効果を得ることができるとと
もに、前記研磨工程では、サンドペーパーにより前記表
面に塗布された着色塗料を研磨して前記表面に塗布され
た着色塗料部分に凹凸を形成するので、簡易な構成で木
質様成形品の表面上に木目柄となる凹凸を形成すること
ができる。したがって、木質様成形品の表面塗装におい
てその製作コストの低廉化を図ることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の木質様成形品の表面塗装方法において、
例えば、図1及び図2に示すように、前記木質様成形品
1は、セルロース材を粉砕して得られた粉砕粉と樹脂と
を混合し、溶融させて成形してなることを特徴とする。
【0014】ここで、前記セルロース材を粉砕して得ら
れた粉砕粉は、例えば、木材の粗粉砕物、バカスの祖粉
砕物、稲藁の粗粉砕物等における各種植物細胞体の原料
材粗粉砕物を出発原料とし、これを磨砕処理することに
よって得ることができる。磨砕処理とは、粉砕処理と研
磨処理とを併せ持つ処理を言うものであり、これら粉砕
処理と研磨処理とを同時に行う処理であっても、粉砕処
理を行った後、研磨処理を行う二工程からなる処理であ
ってもよい。すなわち、ここで言う磨砕処理とは、後述
するように、粗粉砕物から微粉砕物にする粉砕処理と、
微粉際された粉粒を、繊維状態のものが絡み合い、その
表面が繊毛で覆われている状態の粉粒形状から、表面に
繊毛が少ない状態となるように表面研磨する研磨処理と
を併せた処理を指している。
【0015】また、前記樹脂としては、一旦は製造され
た樹脂をも含めた、硬質樹脂、軟質樹脂のことであり、
塩化ビニル樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹
脂、ポリウレタン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂
等が用いられるが、中でも塩化ビニル樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂がより好適である。ここ
で、一旦は製造された樹脂とは、ペットボトルやビニー
ルシートのように成形品として一旦は機能したものの
他、成形時に不良となったもの、成形時・加工時などに
生じる端材のことである。
【0016】また、セルロース材を粉砕して得られた粉
砕粉と樹脂とを混合し融解する際に顔料を加えても良
い。顔料が加わることで、成形された成形品の木質感を
得た表面に木目模様としての顔料が表れ、木質感に加え
て、表面上には天然の木目に極めて近い木目模様が形成
される。この場合、前記顔料としては、カドミウムイエ
ロー、酸化鉄、カーボンブラックなどの黄色、赤色、黒
色の三色の無機顔料からなり、得られる製品の生地自体
における色および木目模様の色に応じて適宜選択して用
いられる。また、前記セルロース系粉砕粉は、直径が1
〜100μmの粒径状をなすものとすれば、従来のよう
な繊毛上の突出部分がなく、従来の木粉のごとく水(湿
気を含む)、溶剤等を吸着することのない、防水性、防
腐性を持った木質様製品として、前記木質様成形品は形
成される。
【0017】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることがで
きるとともに、前記木質様成形品1は、セルロース材を
粉砕して得られた粉砕粉に樹脂を混合し溶融させて成形
してなるので、天然の木材を用いることなく、木材と同
様の風合いを得ているとともに環境に優しいものとな
る。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の木質様成形品の表面塗装方法において、
前記木質様成形品は、不純物を含む木質廃材から得られ
た木質廃材粉砕粉と、不純物を含む樹脂廃材から得られ
た樹脂廃材粉砕粉とを混合し、溶融させて成形してなる
ことを特徴とする。
【0019】ここで、前記木質廃材としては、住宅等の
建物を解体した際に排出される木質廃材や、家具を解体
した際に排出される木質廃材、建物建築中に排出される
木材の端材、おが屑等が挙げられ、これら木質廃材に
は、木質部分の他、石膏、断熱材、樹脂部材等の不純物
が含まれている。また、前記樹脂廃材としては、飲料物
を含む食品の容器や包装等に使用される樹脂製品や、そ
の他の樹脂製品、さらには、住宅等の建物を解体した際
に排出される樹脂廃材や、家具を解体した際に排出され
る樹脂廃材等が挙げられ、これら樹脂廃材には、樹脂部
分の他、樹脂の温度変化等に伴う膨張収縮を防止するた
めの炭酸カルシウムや、補強材や充填材として用いられ
るタルク(例えば、含水ケイ酸マグネシウムを微紛化し
て焼成することで得られるもの)、顔料、ガラス繊維で
補強された強化プラスチック(FRP)等の不純物が含まれ
ている。
【0020】また、前記樹脂部分を構成する樹脂として
は、ポリプロピレン樹脂(PP)、硬質または軟質のポリ
塩化ビニル樹脂(PVC)、発泡塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリスチレン樹脂
(PC)、ポリエチレン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン
樹脂、ABS樹脂などが挙げられる。前記木質様成形品
は、このように不純物を含む木質廃材から得られた木質
廃材粉砕粉と、不純物を含む樹脂廃材から得られた樹脂
廃材粉砕粉とを混錬して、押出若しくは射出成形によっ
て成形されてなるので、廃材を利用することにより資源
の有効利用や環境保護の観点から優れ、且つ木質感を得
たものとなる。また、通常の木質材料よりも水分を吸収
し難く、メンテナンスを容易にすることができ、外観上
は木目模様を呈することができて木製品と同様の外観を
形成することができるが、耐水性に関しては木製品と比
較してはるかに水に強いものとなっている。
【0021】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることがで
きるとともに、木質様成形品は不純物が含まれた状態で
成形してなるので、資源の有効利用や環境保護の観点か
らも優れた木質様成形品の表面を木質感を有する表面と
して容易に製造することができる。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の木質様成形品の表面塗装方法によって塗
装された表面を有することを特徴としている。
【0023】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5のいずれかに記載の木質様成形品の表面塗装方法によ
り加工された表面を有する木質様成形品と同様の効果を
得る木質様成形品となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明を適
用した木質様成形品の表面塗装方法における工程の概略
を段階的に示す木質様成形品の表面の側面図であり、
(a)は木質様成形品の側面図、(b)は(a)の木質
様成形品に着色工程を行った状態を示す図、(c)は
(b)に示す工程に次いで研磨工程を施した状態を示す
図、(d)は(c)で示した工程に次いで仕上げ工程を
施した状態を示す図である。また、図2は図1に示す木
質様成形品において、各工程が施された木質様成形品の
表面状態の概要を示す部分拡大側面図であり、(a)は
図1(b)に示す木質様成形品の表面部分の拡大側面
図、(b)は図1(c)に示す木質様成形品の表面部分
の拡大側面図、(c)は 図1(d)に示す木質様成形
品の表面部分の拡大側面図である。
【0025】図1(a)に示す本実施の形態に係る木質
様成形品は、セルロース材を粉砕して得た粉砕粉が摩砕
処理されて嵩比重の高い粉粒とされ、この粉粒の外周面
に、当該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて
固定粒とし、この固定粒に樹脂及び顔料を混合し、かつ
溶融させ、その後又は溶融と同時に所望形状に成形され
ている。この実施の形態では木質様成形品1は、板状部
材の中央部が上方に突出した形状つまり、両端縁に水平
なフランジが取り付けられ且つ下方に開口する断面コ字
状の形状のものとしている。
【0026】ここでまず、セルロース材、樹脂及び顔料
等を混合し溶融させて成形してなる木質様成形品を製造
する方法について説明する。始めに、インペラーミル
(IMP−250;株式会社セイシン企業製)を使用し
て、天然木材(天然木材の他、おがくず、稲藁、バカス
等も含む)等を機械的な衝撃破砕により粉砕して150
メッシュ、好ましくは120メッシュよりも細かい粒径
の、出発原料となる粗粉砕物を作成する。そして、この
ように原料材粉砕物(粗粉砕物)と、ジルコニア系及び
アルミナ系の外形3mmから5mmのセラミックスボー
ルとを、ボールミル本体内に装填し、これらをロータで
撹拌することにより、撹拌されるセラミックスボールに
接触した原料材粉砕物は粉砕されて微粉砕物となるとと
もに、その表面が研磨されることによって繊毛部分が非
常に少ない表面を有する粉砕粉(微粉粒)となる。この
際、セラミックボールの表面温度を90度から120度
の範囲に、室内温度を80度以下に設定し、磨砕処理に
加えて原料材粉砕物の乾燥処理も同時に行う。
【0027】すなわち、原料材粉砕物はセラミックボー
ルの表面に接触した際、機械的に圧潰されかつ摩耗され
て粉砕・研磨され、これと同時に加熱・乾燥されること
から、含有水分が効率よく取り除かれる。また、セラミ
ックスボールから離脱した際、急速に冷却されることか
ら、加熱−冷却の繰り返しを受けることによって、原料
材粉砕物中の繊維が膨縮作用を受けるとともに急速に乾
燥され、これによって繊維の先端部がセラミックスボー
ルにより効率よく磨砕され、結果として周面に繊毛の少
ない、独立した粒径状をなす磨砕処理セルロース系粉砕
粉が得られる。このようにして得られたセルロース系粉
砕粉(セルロース材から得られた粉砕粉)を分級するこ
とにより、所望する範囲の粒径に揃え、該セルロース系
粉砕粉と、該セルロース系粉砕粉よりも小径で、かつ硬
い白色顔料(表面粒)とをボールミル内において混合
し、得られた混合粒子を気相中に分散させながら衝撃力
を主体とする機械的熱的エネルギーを粒子に付与し、セ
ルロース系粉砕粉を母粒子とし、この母粒子の外周面に
白色顔料粒子を担持させ、表面粒付きセルロース系粉砕
粉とする。
【0028】なお、担持させる白色顔料の量としては、
母粒子となるセルロース系粉砕粉の周面に重なり合って
該周面を覆いつくす量が上限とされるが、下限について
は作成する成形品の所望する色相に応じて適宜決定され
る。ここで、担持する白色顔料としては、酸化チタン、
リトポン、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム等が使用
可能であるが、特に酸化チタンが、熱的、化学的に安定
であり、しかも着色力、隠蔽力にも優れていることか
ら、得られる成形品に十分な白色度を付与することがで
き好ましい。また、この白色無機顔料の粒径について
は、前記セルロース系粉砕粉より十分に小さく調整され
たものとされ、具体的には0.1μm程度のものが好適
とされる。
【0029】前記のようにして得られた表面粒付きセル
ロース系粉砕粉に樹脂及び顔料を混合して一旦溶融さ
せ、その溶融したものを押し出して木質様形成材ペレッ
トを形成し、実際に押出成形により所望形状に成形する
には、この木質様形成材ペレットを溶融させて用いる。
前記樹脂としては、一旦は製造された樹脂をも含めた、
硬質樹脂、軟質樹脂のことであり、塩化ビニル樹脂、発
泡塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹
脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂等が用いられるが、
中でも塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂がより好適である。ここで、一旦は製造された
樹脂とは、ペットボトルやビニールシートのように成形
品として一旦は機能したものの他、成形時に不良となっ
たもの、成形時・加工時などに生じる端材のことであ
る。
【0030】また、前記顔料とは、有色顔料であり、カ
ドミウムイエロー、酸化鉄、カーボンブラックなどの黄
色、赤色、黒色の三色の無機顔料からなり、得られる製
品の生地自体における色および木目模様の色に応じて適
宜選択して用いられる。そして、前記樹脂の種類、顔料
の種類を適宜選択して、複数種類の木質様形成材ペレッ
トを製造する。なお、複数種類の木質様形成材ペレット
を製造するには、前記樹脂および顔料の種類の他、セル
ロース系粉砕粉の原料の種類、表面粒の種類等を適宜選
択することでも製造できる。
【0031】また、同様にして、前記表面粒付きセルロ
ース系粉砕粉に前記樹脂を混合して一旦溶融させ、その
溶融したものを押し出して生地材ペレットを形成し、実
際の押出成形の際には、この生地材ペレットを溶融させ
て用いる。そして、前記樹脂の種類を適宜選択して、複
数種類の生地材ペレットを製造する。なお、複数種類の
生地材ペレットを製造するには、前記樹脂の種類の他、
セルロース系粉砕粉の原料の種類、表面粒の種類等を適
宜選択することでも製造できる。さらに同様にして、前
記樹脂と顔料とを混合して一旦溶融させ、その溶融した
ものを押し出して顔料ペレットを形成し、実際の押出成
形の際には、この顔料ペレットを溶融させて用いる。そ
して、前記樹脂および顔料の種類を適宜選択して、複数
種類の生地材ペレットを製造する。
【0032】その後、前記のようにして得られた複数種
類の木質様形成材ペレットと、複数種類の生地材ペレッ
トと、複数種類の顔料ペレットとのうちから少なくとも
二種類を、セルロース系粉砕粉または表面粒付きセルロ
ース系粉砕粉を含むようにして選択し、これら選択され
た複数の種類のペレットを、ベント式押出成形機に選択
的に供給して押出成形することで、木目模様で、防水
性、防腐性を持った成形品を形成することができる。
【0033】このように成形される木質様成形品は、様
々な住宅部品として使用されており、例えば、階段の踏
み板、柱、窓枠、上がりかまち等に広く使用されてい
る。なお、前記木質様成形品を、不純物を含む木質廃材
から得られた木質廃材粉砕粉と、不純物を含む樹脂廃材
から得られた樹脂廃材粉砕粉とを混合し、溶融させて成
形してなるものとしてもよい。なお、木質廃材として建
築廃材や産業廃材などが挙げられ、樹脂廃材としては一
旦製造された樹脂などが挙げられ、例えばペットボトル
やビニールシートのように成形品として一旦は機能した
ものの他、成形時に不良となったもの、成形時・加工時
などに生じる端材のことである。このように木質様成形
品に不純物が含まれたものとすれば、それぞれ木質廃材
や樹脂廃材から得た材料によりなるので、資源の有効利
用や環境保護の観点からも優れた木質様成形品となる。
【0034】次に、木質様成形品1の表面塗装方法につ
いて説明する。図1及び図2に示す本実施の形態に係る
木質様成形品1の表面塗装方法は、木質様成形品の表面
に着色塗料を塗布して着色する着色工程と、この着色工
程の後、表面に塗布された着色塗料を研磨して、前記表
面に塗布された塗料部分に凹凸を形成する研磨工程と、
研磨工程の後に、研磨された表面に透明あるいは半透明
の仕上げ塗料を塗布する仕上げ工程を備える。まず、着
色工程は、図1(a)に示す木質様成形品1の表面10
の全面に渡って着色塗料を塗布し(図1(b)参照)
て、木質様成形品1の表面10上に、着色塗料2の層を
形成する。このときの木質様成形品1の表面部分の拡大
図を図2(a)に示す。この着色塗料の塗布は、例え
ば、着色塗料をスプレーなどを表面10に吹き付けるこ
と等により行われる。なお、着色工程では、着色塗料を
塗布する前に、着色塗料の付きを安定させるための表面
10の素地研磨は行わない。これにより素地研磨を行う
手間を省くことができる。
【0035】この着色工程の後、図1(c)に示す研磨
工程に移行する。研磨工程では、図1(c)に示すよう
に、表面10上に設けられた着色塗料2の層をサンドペ
ーパー3で擦り、着色塗料2の層部分で凹凸部21を形
成する。つまり、着色塗料2の層の表面(上面)が凹凸
面となるように、着色塗料2の層の表面に凹凸が形成さ
れるように着色塗料2部分を上方から削る。この実施の
形態では着色部分自体が凹凸部21となっている。この
とき、サンドペーパー3で擦る量は、従来と異なり、表
面に形成された溝内の塗料以外の塗料を削ることがな
く、その分、その研磨量は軽いものとなる。この凹凸部
21が木質感を有する木質様成形品1の表面での木目柄
となり、木質様成形品の表面がより天然木に近い質感を
得たものとなる。なお、この凹凸部21は、引っ掻き傷
状の凹部を設けることにより形成されてもよい。なお、
この研磨工程に用いられるサンドペーパー3として、回
転軸の軸回りに逆回転可能な円筒状のローラーの外周面
に取り付けられたものが挙げられる。この作業を行う場
合には、上記ローラーの回転に沿って木質様成形品1を
押し出しながら研磨作業を行う。なお、この研磨工程で
は、次工程のための素地研磨は行わない。つまり、表面
10に塗布される仕上げ塗料の表面10への食いつき状
態の向上のために行う、仕上げ塗装を行う前の素地研磨
作業を省略することができる。
【0036】そして、この研磨工程の後、図1(d)や
図2(c)に示す仕上げ工程に移行する。仕上げ工程で
は、研磨されて上部に凹凸部21が形成された木質様成
形品1の表面10に、上方から仕上げ塗料4を全面に渡
って塗布し、凹凸部21を覆いコーティングした状態す
る。このとき、仕上げ塗料4を塗布することにより凹凸
部21上に形成される仕上げ塗料4の層の上面41が、
ほぼ平面となるようにする。 この仕上げ工程を経て木
質様成形品1の表面を仕上げて終了する。これにより木
質様成形品は木質様製品となる。
【0037】なお、本実施の形態に係る仕上げ塗装工程
は、中塗り作業工程と上塗り作業工程とに分かれる。上
記中塗り作業工程においては、カラーサンディングシー
ラーを、木質様成形品1の表面全体に塗布する。この場
合、例えば、木質様成形品1により床板材を形成する場
合には、耐摩耗性を向上させるため、減摩剤をも用い
る。必要に応じて、中塗りの前及び、又は後にUVコー
トを施す。この中塗り作業工程が終了した場合には、上
塗り作業工程に移行する。上塗り作業工程においては、
木質様成形品1の表面部分、つまり表面10上の凹凸部
21の上からコーティングを施す。即ち、例えば、ウレ
タン樹脂系の塗料、具体的には、クリアウレタンによっ
てトップコートを施し、最後に、そのトップコートの上
からトップコートを硬化させるためにUVコートを施
す。
【0038】上記のような製造工程によって製造された
木質様成形品1は、明瞭であってかつ外観品質の良好な
木目模様が得られる。また、例えば、この木質様成形品
1により床板材が形成されていた場合に、その床板上に
おいてキャスター付きの家具を移動させていた時に、そ
のキャスターが何らかの硬い物を乗り越えたとしても、
上記表面に施されたUVコートまたはトップコートだけ
に傷がつく程度である。
【0039】そして、本実施の形態の木質様成形品の表
面塗装方法によれば、着色工程と研磨工程、仕上げ工程
とを備えているので、着色工程と研磨工程により、質様
成形品1の表面10上に着色された凹凸部21が形成さ
れ、この凹凸部21が上方から仕上げ塗料4によりコー
ティングされた状態となっている。よって、木質感を有
する木質様成形品の表面10が凹凸部21により立体的
となった状態のまま仕上げ塗料4の層により保護され、
全体としての表面の質感がより実際の木に近づけられて
いるとともに耐久性の向上が図られた表面を有する木質
様成形品を容易に形成することができる。
【0040】したがって、従来と異なり、木質様成形品
1の表面を仕上げる際に、エンボス工程、ヘアライン工
程、着色工程、塗装下地面形成のための研磨工程等の多
数の工程を経ることなく木質様成形品の表面特性をより
木に近い質感を持ったものとすることができる。つま
り、木質様成形品1を製造する際において、従来と比べ
て、工程ラインを少なくすることができ、工程ラインを
管理する作業者も減少させ、製造コストの削減を図るこ
とができる。また、省略された工程ラインで用いる機械
類の設置スペース分だけ作業スペースを広く取ることが
できる。
【0041】また、研磨された表面部分に塗布された仕
上げ塗料4は透明あるいは半透明であるので、先の工程
にて行われた着色部分が外部から全く見えないというこ
とがない。また、半透明の仕上げ塗料を、より木に近い
質感を得るような色合いの半透明にすることができ、そ
の場合、木質様成形品1の表面を一層木質感を得たもの
にすることができる。
【0042】また、従来の表面処理方法では、エンボス
加工及びヘアライン加工工程及び着色工程の後、塗装下
地面形成のための研磨工程によって、エンボス加工によ
り形成された溝部及び上記ヘアライン加工において形成
された引っかき傷以外の平滑な表面に塗布された塗料を
削除し、上記溝部及び引っかき傷内部にのみ塗料が残る
ようにするとともに着色加工処理により木質様成形品表
面に形成された塗装膜の凹凸及び、木質様成形品の表面
の若干の凹凸を削除し、平滑な塗装下地面を形成するよ
うにしていた。しかし、上記実施の形態では、従来と異
なり木質様成形品の表面自体を加工するエンボス加工及
びヘアライン加工を経ずに着色塗料2部分に凹凸部21
を形成しているので、サンドペーパーによる研磨工程に
おいて平滑な塗装下地面を形成する必要がないものとな
っている。
【0043】なお、上記実施の形態にあっては、塗装工
程が、中塗り作業工程と上塗り作業工程とにより形成さ
れた場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定され
ず、中塗り作業工程を省略することもできる。
【0044】本実施の形態におけるように、塗装工程に
おいて中塗り作業工程を経る場合には、より高級感のあ
る塗装を施すことが可能となる。また、上記実施の形態
にあっては、木質様成形品1が、セルロース材を粉砕し
て得た粉砕粉が摩砕処理されて嵩比重の高い粉粒とさ
れ、この粉粒の外周面に、当該粉粒よりも小径でかつ硬
い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及
び顔料を混合し、かつ溶融させ、その後又は溶融と同時
に所望形状に成形されている場合を例に説明したが、上
記実施の形態に限定されず、単に、セルロース材を粉砕
して得られた粉砕粉に樹脂及び顔料を混入しかつ溶融さ
せて押出成形したものであってもよい。なお、以上の実
施の形態においては、木質様成形品1は、両端縁に水平
なフランジが取り付けられ且つ下方に開口する断面コ字
状の形状のものとしたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく上述したような成形によりなるものであれば
どのような形状のものとしてもよい。また、サンドペー
パー3により形成される凹凸部21の形状等も任意であ
り、その他、具体的な構成等についても適宜に変更可能
であることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、着色工程
と研磨工程とを備えているので、着色工程と研磨工程に
より、木質様成形品の表面上に着色された凹凸が形成さ
れ、木質感を有する木質様成形品の表面が前記凹凸によ
り立体的となり、木質様成形品の表面を全体として質感
がより実際の木に近づけられたものにできる。したがっ
て、従来と異なり、表面を仕上げる際に、エンボス工
程、ヘアライン工程、着色工程、塗装下地面形成のため
の研磨工程等の多数の工程を経ることなく容易に木質様
成形品の表面特性をより木に近い質感を持ったものとす
ることができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、木質様成形
品の表面上に形成された凹凸が仕上げ塗料によりコーテ
ィングされた状態となり、前記木質様成形品の表面に着
色された凹凸があることで立体的で木質感を有した状態
のまま保護され、表面部分の耐久性の向上が図られた木
質様製品とすることができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、前記研磨工
程では、サンドペーパーにより前記表面に塗布された塗
料を研磨して前記表面に塗布された塗料部分の表面に凹
凸を形成するので、簡易な構成で木質様成形品の表面上
に木目柄となる凹凸を形成することができ、木質様成形
品の表面塗装においてその製作コストの低廉化を図るこ
とができる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、前記木質様
成形品は、セルロース材を粉砕して得られた粉砕粉に樹
脂を混合し溶融させて成形してなるので、天然の木材を
用いることなく、木材と同様の風合いを得えた環境に優
しいものとなる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、木質様成形
品は不純物が含まれた状態で成形してなるので、資源の
有効利用や環境保護の観点からも優れた木質様成形品の
表面を木質感を有する表面として容易に製造することが
できる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5のいずれかに記載の木質様成形品の表面塗装方法によ
り得られる表面特性を有する木質様成形品となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した木質様成形品の表面塗装方法
における工程の概略を段階的に示す木質様成形品の概略
側面図である。
【図2】図2は図1に示す木質様成形品において、各工
程が施された木質様成形品の表面状態の概要を示す部分
拡大側面図である。
【図3】従来の木質様成形品の表面処理方法により処理
される木質様成形品の表面状態を段階的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1 木質様成形品 2 着色塗料 3 サンドペーパー 4 仕上げ塗料 10 木質様成形品の表面 21 凹凸部(凹凸)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木質様成形品の表面塗装方法において、 木質様成形品の表面に着色塗料を塗布して着色する着色
    工程と、 この着色工程の後、前記表面に塗布された着色塗料を研
    磨して前記表面に塗布された着色塗料部分の表面に凹凸
    を形成する研磨工程とを備えたことを特徴とする木質様
    成形品の表面塗装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の木質様成形品の表面塗装
    方法において、 前記研磨工程の後に、研磨された表面に透明あるいは半
    透明の仕上げ塗料を塗布する仕上げ工程を備えたことを
    特徴とする木質様成形品の表面塗装方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の木質様成形品の
    表面塗装方法において、 前記研磨工程では、サンドペーパーにより前記表面に塗
    布された着色塗料を研磨して前記表面に塗布された着色
    塗料部分の表面に凹凸を形成することを特徴とする木質
    様成形品の表面塗装方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の木質様
    成形品の表面塗装方法において、 前記木質様成形品は、セルロース材を粉砕して得られた
    粉砕粉と樹脂とを混合し、溶融させて成形してなること
    を特徴とする木質様成形品の表面塗装方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の木質様
    成形品の表面塗装方法において、 前記木質様成形品は、不純物を含む木質廃材から得られ
    た木質廃材粉砕粉と、不純物を含む樹脂廃材から得られ
    た樹脂廃材粉砕粉とを混合し、溶融させて成形してなる
    ことを特徴とする木質様成形品の表面塗装方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の木質様
    成形品の表面塗装方法によって塗装された表面を有する
    ことを特徴とする木質様成形品。
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