JP2001327084A - インバータ並列運転装置 - Google Patents

インバータ並列運転装置

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JP2001327084A
JP2001327084A JP2000147371A JP2000147371A JP2001327084A JP 2001327084 A JP2001327084 A JP 2001327084A JP 2000147371 A JP2000147371 A JP 2000147371A JP 2000147371 A JP2000147371 A JP 2000147371A JP 2001327084 A JP2001327084 A JP 2001327084A
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inverters
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Toru Yoshioka
徹 吉岡
Masao Ikui
正夫 生井
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Toshiba Corp
Sawafuji Electric Co Ltd
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Toshiba Corp
Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、並列運転されるインバータにおい
て、出力電圧を検出する差動増幅器の出力にフィルタを
比較的簡単なものとし得るようにすることを目的として
いる。 【解決手段】 インバータの負荷側に存在するフィルタ
における負荷側から差動増幅器に電圧を供給して、差動
増幅器の出力に設けるフィルタを簡単なものにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列運転されるイ
ンバータ間における有効電力と無効電力とのいずれか一
方あるいは両方の平衡をはかるようにしたインバータ並
列運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】並列運転されるインバータ装置は公知で
あり、当該並列運転されるインバータ相互間で有効電力
を平衡させることが行われている(例えば特許第267
8991号公報や特開2000−32764号公報参
照)。
【0003】これら公知の技術においては、出力される
有効電力が周波数(位相)を進めるあるいは遅らせるこ
とによって制御可能であることを利用している。
【0004】また本願出願人は、出願前の平成12年4
月26日付で特願2000−125561号として、並
列運転されるインバータ間での出力無効電力を平衡させ
るようにした特許出願を行った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例や前記先行
例においては、いずれも、並列運転される夫々のインバ
ータの出力電圧を取込んで制御に用いているが、夫々の
インバータがスイッチング素子をHブリッジに接続して
のスイッチング制御によって交流出力を発生しているも
のであるために、当該出力電圧取込み点の電圧の波形が
大きく歪んでいる。そして、当該取込み点において、2
つの端子における電位を差動増幅器に導いての差分電圧
分として前記出力電圧を得ている。
【0006】これらのことから、差動増幅器の出力側
に、強力なフィルタをかける必要性にせまられ、特に、
当該インバータの出力電圧と出力電流との位相を抽出す
るような場合に、前記強力なフィルタの存在のために、
取込まれた出力電圧の位相と本来の出力電圧の位相との
間にずれを生じてしまう。
【0007】換言すれば、並列運転される夫々のインバ
ータの出力位相を制御して夫々のインバータからの有効
電力を制御するようにしているが、前記差動増幅器の出
力側に設けている強力なフィルタのために、本来の出力
位相を抽出することが困難になっている。
【0008】本発明は、差動増幅器の出力に設けるフィ
ルタを比較的簡単なものとし得るようにすることを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、並列
運転される夫々のインバータの出力端子と負荷との間に
設けているフィルタを、前記差動増幅器の出力側に設け
るフィルタの一部として利用するようにしている。即
ち、それによって差動増幅器の出力側に設けるフィルタ
を比較的簡単なものにし、夫々のインバータの出力位相
をより正しく検出できるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例構成を示
し、図示の場合には2台のインバータが並列運転される
ものとして示されている。
【0011】図中の符号10,20は夫々インバータ、
11−i,21−iは夫々制御素子、12−1,22−
1は夫々第1のフィルタを構成するインダクタンス素
子、12−2,22−2は夫々第1のフィルタを構成す
るコンデンサ素子、13,23は夫々チョークコイル、
14−i,24−iは夫々チョークコイルの出力端子、
15,25は夫々制御素子制御部、16,26は夫々位
相検出部、17,27は夫々PWM制御部、18,28
は夫々出力電流検出手段、19,29は夫々電圧検出手
段(差動増幅器)、30は共通負荷、31,32は夫々
第2のフィルタ、40−iはドライブ回路を表してい
る。
【0012】インバータ10,20は夫々、夫々の制御
素子11−i,21−iにおける制御端子(例えば、ト
ランジスタのゲート又はベース)に対して、制御素子制
御部15,25とドライブ回路40−1,40−2とを
介して、パルス幅変調された制御信号(PWM制御信
号)を印加することによって、従来公知の如く、所望の
周波数(位相)で所望の出力電圧を発生する。その出力
は第1のフィルタ12−i(22−i)によって濾波さ
れると共に、更にチョークコイル13(23)を介して
負荷30に給電する。なお、夫々のインバータの出力電
圧は、第1のフィルタ12(22)とチョークコイル1
3(23)との接続点から、電圧検出手段(差動増幅
器)19(29)に導かれかつ当該差動増幅器19(2
9)の出力に設けた第2のフィルタ31(32)を介在
させて抽出される。
【0013】パルス幅変調された制御信号は、デューテ
ィ比と周期とを可変にされた矩形波の信号である。有効
電力を平衡化する制御に当たっては、当該制御信号の周
期を制御する。また無効電力を平衡化する制御に当たっ
ては、当該制御信号のデューティ比を制御する。
【0014】以下、図2ないし図4を参照して、インバ
ータ並列運転の状態について解析する。
【0015】図2は図1に示すインバータ装置の簡略化
された等価回路を示し、図中の符号10,20,30,
12,13,14,22,23,24は図1に対応して
いる。即ち、第1のインバータ10と第2のインバータ
20とは、夫々チョークコイル13とチョークコイル2
3とを接続されて、共通負荷30に給電している。
【0016】図3は、図2に関連する記号を列挙した説
明図であり、例えばE1 やE2 はインバータ10側やイ
ンバータ20側のフィルタの出力電圧(チョーク入力側
電圧)、EL1やEL2は夫々のチョークにかかる電圧……
を表している。
【0017】また図4は、インバータ10、負荷30、
インバータ20、インバータ10側のフィルタにおける
夫々のベクトル図を表している。Vを基準として式を立
てると
【0018】
【数1】
【0019】インバータ10が供給している有効電力を
1 、無効電力をQ1 とする。遅れ無効電力の符号を正
とすると
【0020】
【数2】
【0021】同様にインバータ20が供給している有効
電力をP2 、無効電力をQ2 とすると、
【0022】
【数3】
【0023】インバータ20、インバータ10が供給し
ている有効電力差P2 −P1 を求めると、
【0024】
【数4】
【0025】インバータ10と20とは同種のインバー
タであるから、XL1≒XL2、R1 ≒R2 、ZL1≒ZL2
あり、更に、EL1やEL2は小さい値であることからE1
≒E 2 ≒Vでかつほぼ一定値とする。
【0026】
【数5】
【0027】とおくと
【0028】
【数6】
【0029】となる。同様にインバータ20とインバー
タ10とが供給している無効電力差Q2 −Q 1 を求める
【0030】
【数7】
【0031】となる。ここで、従来公知の如く、並列運
転時位相のみを制御した場合の各インバータの電力バラ
ンスについて吟味する。
【0032】インバータの位相制御法は、周波数を微少
変化させて行う。つまり、周波数を高くすれば位相が進
み、低くすれば遅れる。
【0033】図5は出力有効電力Pと周波数fとの関係
を示す図である。両者の関係は f=f0 −k・P の関係で表され、周波数fを制御することによって、出
力有効電力Pが変化する。
【0034】インバータの並列運転の安定条件は、全て
のインバータの周波数が等しくなることだから、ある周
波数fで安定することになる。
【0035】したがって、図6に示す如く、その時の各
インバータの出力電力は、式 f=f0 −k・P で示される有効電力P1 ,P2 が出力されている。よっ
て、インバータ相互間の有効電力平衡化は、このf−P
の関係の下で夫々のインバータの周波数を多少変更する
制御を行うことによって達成される。
【0036】以下、簡単のためチョークの抵抗分を無視
すると、φL =90°となり P2 −P1 =VIS (θ2 −θ1 ) ……(1) Q2 −Q1 =VIS (E2 −E1 ) ……(2) ここで、第(1)式と第(2)式とが共にゼロになるこ
とが理想である。(P 2 −P1 )の値は、図6に関連し
て説明した如くいずれか一方あるいは両方のインバータ
の周波数fを制御することによってゼロになるように制
御される。
【0037】一方周波数fの制御のみでは(Q2
1 )の値は制御できない。したがって、従来公知の場
合には、インバータ相互間に非所望な無効電流が流れて
しまう。
【0038】先の平成12年4月26日付の特願200
0−125561号は、この無効電流に対応する出力無
効電力Qをも制御できるようにして、前記(Q2
1 )の値をゼロにするようにしている。
【0039】第(2)式からE2 >E1 のときE2 −E
1 の差が大きいと、E2 からの遅れの無効電力が多くな
り、E2 −E 1 の差が小さいと、E2 からの遅れの無効
電力が少なくなる。
【0040】またE2 <E1 のときは、E2 −E1 の差
が大きいと、E2 からの進みの無効電力が多くなり、E
2 −E 1 の差が小さいと、E2 からの進みの無効電力が
少なくなる。
【0041】よって無効電力に対して内部電圧の差を制
御することで無効電力差をゼロに近づけることができ
る。
【0042】負荷に流れる無効電力をQ0 とすると Q2 +Q1 =Q0 第(2)式で Q2 −Q1 =VIS (E2 −E1 ) であるから
【0043】
【数8】
【0044】よって無効電力Iq1(インバータ10の無
効電流)、Iq2(インバータ20の無効電流)は、E2
−E1 ≡2△Eとおくと、
【0045】
【数9】
【0046】自機の電圧が、低い時には電流が進み側に
多く流れ、高い時には電流が遅れ側に多く流れる。この
ことから、電圧差△Eを小さくするように、一方または
両方のインバータの内部電圧を制御するようにする。
【0047】図7はインバータの出力電流が制御される
状態を示している。インバータ電流I1 又はI2 が定格
電流Ir を超えない範囲においてはインバータの内部電
圧E1 又はE2 に対する制御を行わず、インバータ電流
1 又はI 2 が定格電流Ir を超えるとき △S1 =α(I1 −Ir )sin φ1 又は △S2 =α(I2 −Ir )sin φ2 (但し、αは正の係数、φ1 はE1 とI1 との位相差、
φ2 はE2 とI2 との位相差)にしたがう形で、インバ
ータの内部電圧E1 又はE2 を E1 +△S1 (△S1 は正又は負の数となる) E2 +△S2 (△S2 は正又は負の数となる) になるように制御する。
【0048】なお、上記φ1 やφ2 は、E1 ≒V≒E2
である場合には、出力電圧Vと夫々のインバータの出力
電流I1 やI2 との位相差を用いることができる。
【0049】図7においてIr を定格電流値としたが、
電流リミッタ値を超えない範囲の任意の電流値でよく、
以下、Ir の代わりにIr’を用いることにする。即
ち、 △S1 =α(I1 −Ir’)sin φ1 又は △S2 =α(I2 −Ir’)sin φ2 にしたがう形で、制御することができる。
【0050】また一般にsin φ1 やsin φ2 の値は、φ
1 やφ2 の値をそのまま用いることができる。したがっ
て、 △S1 =α(I1 −Ir’)φ1 又は △S2 =α(I2 −Ir’)φ2 にしたがう形で、制御することができる。
【0051】また、前記sin φ1 やsin φ2 、あるいは
φ1 やφ2 を用いる代わりに、当該sin φ1 やsin
φ2 、あるいはφ1 やφ2 の絶対値が、所定値未満にお
いては当該sin φ1 やsin φ2 、あるいはφ1 やφ2
そのまま用い、かつ当該所定値以上の場合には当該所定
値におけるsin φ1 やsin φ2 の、あるいはφ1 やφ2
の値を固定してその固定値を用いることもできる。
【0052】前記図7に関連して、係数αの大きさは+
△S1 側への制御の場合と−△S1側への制御の場合と
で同じ値としたが、いずれの側への制御かによって係数
αの大きさを異ならしめることもできる。一般には、+
△S1 側への制御の場合には、内部電圧を高める方向で
あることから当該内部電圧を高める側の制御の効き方を
ゆるやかにすることが望ましいので、+△S1 側での係
数をα1 とし、−△S 1 側での係数をα2 とした場合
に、α1 <α2となるようにするのが良い。
【0053】更に、インバータの内部電圧E1 又はE2
を高める側の制御を行うことが好ましくない場合には、
△S1 又は△S2 が負の値の際にのみ制御を行うように
することができる。逆に、インバータの内部電圧E1
はE2 を低める側の制御を行うことが好ましくない場合
には、△S1 又は△S2 が正の値の際にのみ制御を行う
ようにすることができる。勿論、△S1 又は△S2 が正
負に拘らず、前記制御を行うようにすることができるこ
とは言うまでもない。
【0054】更に、△S1 や△S2 に上限値や下限値を
設定しておくことができ、勿論、上限値と下限値との両
方を設定しておくことができる。この場合には、上限値
あるいは下限値に達した後ではそれを超えての制御が行
われないようにされることになる。
【0055】図1に示す位相検出部16(26)は夫々
電圧E1 (E2 )と出力電流I1 (I2 )との位相差φ
1 (φ2 )を検出してPWM制御部17(27)に供給
する。PWM制御部17(27)は、電圧E1 (E2
と出力電流I1 (I2 )と位相差φ1 (φ2 )とを受け
取って上述のPWM制御信号を発生する。勿論、必要に
応じてPWM制御部17とPWM制御部27との間で、
情報の授受が行われる。
【0056】本発明においては、図1に示す第1のフィ
ルタ12(22)の負荷側の電圧(高周波成分の少ない
正弦波に近い交番電圧)を差動増幅器19(29)に導
き、その差動増幅器の出力(高周波成分の少ない正弦波
に近い交番電圧)を第2のフィルタ31(32)に供給
した上で、ノイズ成分を抑圧した交番電圧、即ち、イン
バータ10(20)の出力電圧に比例する大きさの交番
電圧を、位相検出部16(26)やPWM制御部17
(27)に供給するようにしている。位相検出部16
(26)では正しい位相関係を検出でき、またPWM制
御部17(27)では、高周波成分を含まない正弦波形
にもとづいてPWM制御された信号を生成する。なお、
差動増幅器19(29)は、端子14−1(24−1)
の正弦波形の電圧と端子14−2(24−2)の正弦波
形の電圧との差の正弦波形の電圧を出力する。
【0057】従来の場合には、本願図1に示す差動増幅
器19(29)に導かれる電圧が第1のフィルタ12
(22)の電源側から取り込まれていたものである。こ
のために、各インバータ10(20)における高周波成
分を多く含んでいる出力電圧が差動増幅器19(29)
に供給され、その結果、当該差動増幅器の出力となる交
番電圧も高周波成分を含んだものとなり、当該高周波成
分を抑圧するために、いわば強力なフィルタを設けてお
くことが必要となっていた。
【0058】更に言えば、当該強力なフィルタを設ける
ことのために、フィルタを介して取り込まれた電圧が、
その位相に多少の変化を生じていることになり、位相検
出部16(26)における検出位相が本来のあるべき位
相から多少のずれを生じる危険性があった。
【0059】本発明の場合には、第1のフィルタ12
(22)によって、高周波成分の比較的多くない交番電
圧(正弦波)が差動増幅器に導かれており、当該差動増
幅器の出力である交番電圧においても、高周波成分の比
較的多くないものとなっている。したがって、第2のフ
ィルタ31(32)は比較的簡単なもので足りる。即
ち、従来の場合に生じていた非所望な位相ずれは殆どな
いものとなる。
【0060】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、複
数個のインバータを並列運転して共通負荷に給電する際
に、有効電力のみでなく無効電力についても、平衡化を
はかることが可能となり、かつ差動増幅器の出力側に設
けるフィルタを比較的簡単なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例構成を示す図である。
【図2】図1に示すインバータ装置の簡略化された等価
回路を示す図である。
【図3】図2に関連する記号を列挙した説明図である。
【図4】インバータのフィルタにおけるベクトル図であ
る。
【図5】出力有効電力Pと周波数fとの関係を示す図で
ある。
【図6】夫々のインバータが出力する有効電力を説明す
る図である。
【図7】本発明によって出力無効電力を制御する態様を
説明する図である。
【符号の説明】
10,20:インバータ 11,21:制御素子 12−1,22−1:第1のフィルタを構成するインダ
クタンス素子 13,23:チョークコイル 14,24:チョークコイルの出力端子 15,25:制御素子制御部 16,26:位相検出部 17,27:PWM制御部 18,28:出力電流検出手段 19,29:内部電圧検出手段(差動増幅器) 30 :共通負荷 31,32:第2のフィルタ 40 :ドライブ回路
フロントページの続き (72)発明者 生井 正夫 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番地 澤藤電機株式会社新田工場内 Fターム(参考) 5G066 HA08 HB03 5H007 AA08 CA01 CB05 CC05 CC09 DA04 DC02 DC04 DC05 EA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のインバータが、当該インバータを
    構成する制御素子を制御することによって、出力電圧と
    出力位相とを制御可能に構成されると共に、 第2以降のインバータが、当該インバータを構成する制
    御素子を制御することによって、出力電圧と出力位相と
    のいずれか一方あるいは両方を制御可能に構成されてな
    り、 前記第1のインバータの出力側に設けた第1のフィルタ
    の出力側端に設けたチョークコイルと、前記第2以降の
    インバータの出力側に設けた第1のフィルタの出力側端
    に設けたチョークコイルとが接続された上で、共通の負
    荷に給電するインバータ並列運転装置において、 前記第1のインバータおよび/または前記第2以降のイ
    ンバータの出力電圧と出力位相とのいずれか一方あるい
    は両方を制御することによって、両者インバータからの
    夫々の有効電力と無効電力とのいずれか一方あるいは両
    方を平衡化するよう制御すると共に、 前記インバータの出力電圧と出力位相とのいずれか一方
    あるいは両方を制御するに当たって、前記第1のインバ
    ータおよび前記第2以降のインバータの夫々の出力側に
    設けた第1のフィルタとチョークコイルとの接続点の電
    圧を取込むと共に当該取込んだ電圧を第2のフィルタを
    介在せしめた上で、前記第1のインバータおよび前記第
    2以降のインバータの出力電圧として検出したことを特
    徴とするインバータ並列運転装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のインバータおよび前記第2以
    降のインバータの夫々の出力側に設けた第1のフィルタ
    とチョークコイルとの接続点の電圧を差動増幅器の2つ
    の端子を介して取込むようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のインバータ並列運転装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370673C (zh) * 2003-07-30 2008-02-20 飞瑞股份有限公司 交流输出并联电源***及其均流控制方法
JP2016135086A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 富士電機株式会社 自立運転制御装置、自立運転制御システム、自立運転制御方法、及びプログラム

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