JP2001326907A - 動画像の属性情報を含む記録媒体及び動画像放送方法及び動画像配信方法 - Google Patents

動画像の属性情報を含む記録媒体及び動画像放送方法及び動画像配信方法

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JP2001326907A
JP2001326907A JP2000144907A JP2000144907A JP2001326907A JP 2001326907 A JP2001326907 A JP 2001326907A JP 2000144907 A JP2000144907 A JP 2000144907A JP 2000144907 A JP2000144907 A JP 2000144907A JP 2001326907 A JP2001326907 A JP 2001326907A
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Kazumi Komiya
一三 小宮
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  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ放送やビデオテープ等の動画像のデー
タに、その画像中に表示される「もの」の属性情報を付
加または関連づけることである。 【解決手段】 映画を見ている利用者が、俳優が持って
いるバッグについて、そのメーカー名等を知りたい場合
がある。この場合、利用者はそのバッグにカーソルを移
動させ、その位置を指定する。すると、オブジェクト検
出手段46が、その位置のオブジェクト(この場合はバ
ッグ)を検出する。次に、属性情報抽出手段48が、検
出したオブジェクトの属性情報を記録媒体30から抽出
する。そして、属性情報出力手段50が、画面中に小ウ
ィンドウ60を設け、この中で属性情報を表示する。属
性情報としては、そのバッグのメーカー名や、型番等が
表示され、利用者はより興味深く楽しく映画を見ること
ができ、バッグの販売店は自社のバッグの優れた宣伝を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像の各画面を
構成するオブジェクトの属性情報を表示しうる方法、装
置、さらに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送や、ビデオ等の動画像は、静
止画に比べて大量の情報を有するため、今日、幅広く利
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】テレビ放送のドラマを
見ている際に、その視聴者は、主人公の着ている洋服の
製造元が知りたい場合がしばしば生じる。さらに、スポ
ーツ番組を視聴している場合には、出場する選手のこれ
までの打率を知りたいと思う場合もあろう。
【0004】ドラマにおいて、主人公の着る服を知るこ
とができれば、その服を容易に購入することも可能にな
り、衣料品業界にとって好ましい。また、野球選手の打
率がわかればより興味深く野球観戦を行うことができ
る。
【0005】しかしながら、従来はこのような情報はテ
レビ放送には何ら付加されていない。また、映画のビデ
オテープ等においても、映画の主人公や着ている服に関
する情報等は何ら有していなかった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、テレビ放送やビデオテープ等の動画
像のデータに、その画像中に表示される「もの」の属性
情報を付加または関連づけることである。
【0007】さらに、本発明の目的は、属性情報が付与
または関連づけられた動画像を見る者が指示した「も
の」の属性情報を、見る者に提供することができる動画
像再生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】近年、動画像データの符
号化方法の1つにMPEG4がある。このMPEG4
は、従来の符号化方法より高い圧縮率を実現するため、
画像をオブジェクトと呼ばれる部分に分解する。オブジ
ェクトに分解して符号化をすることによって、いわゆる
形状符号化を実現し、符号化効率を向上させることが可
能である。
【0009】本発明は、このMPEG4のように、画像
を構成するオブジェクトに分解して画像の符号化を行う
符号化方式で符号化された動画像に対して、そのオブジ
ェクトに属性情報を付加、または関連づけることを提案
するものである。
【0010】さらに、動画像を見る者が画像の上で指示
した位置にあるオブジェクトを検出し、その検出したオ
ブジェクトの属性情報を出力できる再生装置を提案する
ものである。
【0011】具体的には、本発明は、以下の構成を採用
している。
【0012】本発明は、上記課題を解決するために、動
画像を構成する各画面をオブジェクトに分解して符号化
した動画像データが記憶された記録媒体において、前記
オブジェクトに付加されたそのオブジェクトの属性情報
が記憶されていることを特徴とする記録媒体である。
【0013】このような構成によって、動画像データ中
からオブジェクトの属性情報を取得することができる。
【0014】また、本発明は、動画像を放送する方法に
おいて、前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに
分解して符号化し動画像データを作成する符号化ステッ
プと、前記オブジェクトに、そのオブジェクトの属性情
報を付与または関連づける付与ステップと、前記属性情
報と、前記動画像データと、を放送する放送ステップ
と、を含むことを特徴とする動画像放送方法である。
【0015】これによって、放送を受信する側におい
て、オブジェクトの属性情報を知ることができる。
【0016】また、本発明は、前記放送ステップは、前
記属性情報を、前記動画像データのチャネルと異なるチ
ャネルで放送することを特徴とする動画像放送方法であ
る。
【0017】属性情報を、動画像データとは異なるチャ
ネルで送信したので、動画像データの送信自体は、従来
の手法でそのまま実行可能である。
【0018】また、本発明は、動画像を配信する方法に
おいて、前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに
分解して符号化し動画像データを作成する符号化ステッ
プと、前記オブジェクトに、そのオブジェクトの属性情
報を付与または関連づける付与ステップと、前記属性情
報と、前記動画像データと、を配信する配信ステップ
と、を含むことを特徴とする動画像配信方法。
【0019】このような構成によれば、配信された動画
像のオブジェクトの属性情報を取得することができる。
【0020】また、本発明は、動画像を配信する方法に
おいて、前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに
分解して符号化し動画像データを作成する符号化ステッ
プと、前記オブジェクトの属性情報を作成する属性情報
準備ステップと、前記動画像データを配信する配信ステ
ップと、要求に応じて、前記オブジェクトの属性情報を
配信する属性情報配信ステップと、を含むことを特徴と
する動画像配信方法である。
【0021】属性情報は要求があった場合にのみ配信さ
れるので、通信回線の帯域を有効に利用可能である。
【0022】また、本発明は、前記属性情報には、前記
オブジェクトの購入または予約に関する情報が含まれて
いることを特徴とする動画像配信方法である。
【0023】このような構成によって、利用者は即座に
オブジェクトの購入や予約が可能である。
【0024】また、本発明は、動画像を配信する装置に
おいて、前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに
分解して符号化した動画像データを記憶する第1記憶手
段と、前記オブジェクトの属性情報を記憶する第2記憶
手段と、前記第1記憶手段に格納されている前記動画像
データを配信する配信手段と、外部からの要求に応じ
て、前記第2記憶手段に格納されている属性情報を配信
する属性情報配信手段と、を含むことを特徴とする動画
像配信装置である。
【0025】この装置は、動画像データを配信すると共
に、外部からの要求に応じて属性情報を配信する。
【0026】また、本発明は、各画面をオブジェクトに
分解して符号化された動画像が記録された記録媒体を再
生する再生装置において、再生された動画像を見る者の
指示によって、画面中の所定の位置を指定する指定手段
と、前記指定手段で指定された位置のオブジェクトの属
性情報を、前記記録媒体から取り出す抽出手段と、前記
抽出手段が取り出した属性情報を出力する出力手段と、
を含むことを特徴とする再生装置である。
【0027】このような構成によって、利用者の指定し
たオブジェクトの属性情報が出力される。
【0028】また、本発明は、前記出力手段は、画面中
に前記属性情報を表示するウィンドウを表示することを
特徴とする再生装置である。
【0029】このような構成によって、属性情報がウィ
ンドウで表示される。
【0030】また、本発明は、前記出力手段は、画面中
に前記属性情報の内容を表すテロップを表示することを
特徴とする再生装置である。
【0031】このような構成によって、属性情報がテロ
ップで表示される。
【0032】また、本発明は、前記出力手段は、前記属
性情報を音声メッセージで発声することを特徴とする再
生装置である。
【0033】このような構成によって、属性情報が音声
で示されるため、動画像データの再生は影響を受けな
い。
【0034】また、本発明は、前記指定手段は、ポイン
ティングデバイスを含むことを特徴とする再生装置であ
る。
【0035】このような構成によって、利用者はポイン
ティングデバイスを用いて位置を指定することができ
る。
【0036】次に、本発明は、放送または配信される動
画像を再生する再生装置において、再生された動画像を
見る者の指示によって、画面中の所定の位置を指定する
指定手段と、前記指定手段で指定された位置のオブジェ
クトの属性情報を取得する取得手段と、前記取得した属
性情報を出力する出力手段と、を含むことを特徴とする
再生装置である。
【0037】このような構成によって、利用者の指定し
たオブジェクトの属性情報が出力される。
【0038】また、本発明は、配信される動画像を再生
する再生装置において、再生された動画像を見る者の指
示によって、画面中の所定の位置を指定する指定手段
と、前記指定手段で指定された位置のオブジェクトを検
出する検出手段と、前記検出したオブジェクトの属性情
報を動画像の配信元に要求する要求手段と、前記要求に
応じて送信されてきた前記属性情報を受信する受信手段
と、前記取得した属性情報を出力する出力手段と、を含
むことを特徴とする再生装置である。
【0039】このような構成によって、利用者が指定し
たオブジェクトの属性情報を自動的に出力することが可
能である。
【0040】また、本発明は、前記出力手段は、画面中
に前記属性情報を表示するウィンドウを表示することを
特徴とする再生装置である。
【0041】このような構成によれば、属性情報がウィ
ンドウで表示される。
【0042】また、本発明は、前記出力手段は、画面中
に前記属性情報の内容を表すテロップを表示することを
特徴とする再生装置である。
【0043】このような構成によれば、属性情報がテロ
ップで表示される。
【0044】また、本発明は、前記出力手段は、前記属
性情報を音声メッセージで発声することを特徴とする再
生装置である。
【0045】このような構成によれば、属性情報が音声
で示されるため、動画像データの再生は影響を受けな
い。
【0046】また、本発明は、前記指定手段は、ポイン
ティングデバイスを含むことを特徴とする再生装置であ
る。
【0047】このような構成によれば、利用者はポイン
ティングデバイスを用いて位置を指定することができ
る。
【0048】また、本発明は、前記取得手段は、前記動
画像が放送されているチャネルとは異なるチャネルで受
信した情報から、前記属性情報を取得することを特徴と
する再生装置である。
【0049】属性情報を動画像データと別チャネルで放
送しているため、動画像データの送信自体は従来と同様
に行えるので、既存の設備の利用が図れる。
【0050】また、本発明は、放送される動画像を記録
媒体に記録する記録装置において、動画像を構成する各
画面をオブジェクトに分解して符号化した動画像データ
と、前記オブジェクトに付与または関連づけられた属性
情報と、を受信する受信手段と、受信した前記動画像デ
ータを、前記記録媒体に記録する記録手段と、受信した
前記属性情報を、その属性情報が付与または関連づけら
れたオブジェクトとの付与または関連づけに関する情報
を保持しながら、前記記録媒体に記録する属性情報記録
手段と、を含むことを特徴とする記録装置である。
【0051】このような構成によって、放送された動画
像データと、動画像データ中のオブジェクトに付与され
た属性情報と、を記録媒体に記録することができる。こ
の記録の際には、上記「付与」の関係を維持したまま記
録が行われる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0053】1.実施の形態1 まず、本発明の動画像フォーマットと、その動画像フォ
ーマットで映画等が記録された記録媒体を再生する装置
について説明する。
【0054】1.1動画像フォーマット 図1には、本発明の好適な実施の形態1の動画像フォー
マットの概念図が示されている。この図に示されている
ように、動画像フォーマットは、画像を符号化した結果
である画像部10を含んでいる。この画像部はたとえば
MPEG4等の規格で符号化されている。周知のよう
に、MPEG4は、画像をオブジェクトに分解して、い
わゆる形状符号化等を行いうる規格である。そのため、
画像部10中にはこのオブジェクトを符号化した部分1
0aが含まれている。
【0055】本実施の形態1において特徴的なことは、
動画像フォーマット中において、各オブジェクトごとに
属性情報が付与されていることである。したがって、図
1に示されているように、動画像データは属性部20を
含んでいる。この属性部20には各オブジェクトに対し
て付与された属性情報20aが含まれている。
【0056】たとえば、第1属性情報20aは、第1オ
ブジェクトに付与された属性情報である。
【0057】オブジェクトとは、画像に含まれる種々の
要素であり、人や、車、建物等がオブジェクトとなりう
る。属性情報20aとは、オブジェクトに関する種々の
情報であり、たとえば、オブジェクトが車であれば、そ
のメーカー名、年式、形式、価格、販売店等を属性情報
とすることができる。また、オブジェクトが俳優であれ
ば、その氏名、経歴等を属性情報とすることが好まし
い。
【0058】本実施の形態1によれば、後述するよう
に、映画の鑑賞中にその映画を見る者(以下、「利用
者」という)に対して、このような属性情報を示すこと
ができるため、利用者は興味深く映画を鑑賞することが
できる。
【0059】さて、映画等は、上記のような動画像フォ
ーマットで記録媒体30に記録されている(図1参
照)。この記録媒体は、光ディスクや、光磁気ディス
ク、ビデオ磁気テープ等種々のものが利用可能である。
【0060】1.2再生装置 次に、このような記録媒体30を再生する装置について
説明する。このような再生装置の構成ブロック図が図2
に示されている。
【0061】この図に示すように、再生装置40は、M
PEG4の動画像を再生する再生手段42と、利用者の
指示に従って、画面の所定の箇所を指定する指定手段4
4と、を備えている。
【0062】指定手段44は、いわゆるポインティング
デバイスと呼ばれる手段を含むものであればどのような
ものでもかまわない。たとえば、マウスで画面上のカー
ソルを操作して所定の位置でクリックすることによって
位置を指定することも好ましい。また、カーソルを上下
左右に移動させるための、カーソル移動キーを再生装置
40のリモートコントローラに組み込み、このキーでカ
ーソルを移動させ所定の位置で指定ボタンを押すことに
よって指定することも好ましい。
【0063】また、再生装置40は、指定手段44が指
定した位置のオブジェクトを検出するオブジェクト検出
手段46と、検出されたオブジェクトに付与された属性
情報を記録媒体30から読み出す属性情報抽出手段48
と、を備えている。
【0064】オブジェクト検出手段46は、指定された
位置に表示されるオブジェクトを検出するものである。
この検出は、再生手段42内部から行ってもよいし、動
画像データを調べることによって、指定位置に表示され
るオブジェクトを計算してもよい。また、このオブジェ
クト検出手段46は、ソフトウェアで構成してもよい
し、動作速度が要求される場合にはハードウェアで構成
することも望ましい。
【0065】属性情報抽出手段48は、検出したオブジ
ェクトに付与されている属性情報を記録媒体30中から
抽出する。記録媒体30中の画像部10に含まれている
各オブジェクトを符号化した情報10aには、そのオブ
ジェクトに付与された識別情報を識別するリンク情報が
付与されており、そのオブジェクトに付与された属性情
報を容易に知ることが可能である。
【0066】さらに、本実施の形態1の再生装置40に
は、属性情報出力手段50が備えられている。この属性
情報出力手段50は、映画等が表示されている画面の中
に小さいウィンドウ60を表示し、そのウィンドウ60
中で上記抽出した属性情報を表示する手段である。この
小さいウィンドウ60が表示されている様子が図3に示
されている。
【0067】以上述べた再生装置によれば、たとえば、
以下のような利用形態が実現できる。
【0068】1.3利用形態1 映画を見ながら、俳優が持っているバッグについて、そ
のメーカー名や型番、価格等を知りたい場合がある。こ
のような場合、映画を見る者はそのバッグに上記カーソ
ルを移動させ、その位置を、クリックや指定ボタンを押
すことによって指定する。
【0069】すると、オブジェクト検出手段46が、そ
の位置のオブジェクト(この場合はバッグ)を検出す
る。次に、属性情報抽出手段48が、検出したオブジェ
クトの属性情報を記録媒体30から抽出する。そして、
属性情報出力手段50が、画面中に小ウィンドウ60を
設け、この中で属性情報を表示する。
【0070】属性情報としては、そのバッグのメーカー
名や、型番、価格、販売店等が表示される。これを見る
ことによって、利用者はより楽しく映画を見ることがで
き、また、バッグの販売店は自社のバッグの優れた宣伝
を行うことができる。
【0071】1.4利用形態2 また、映画を見ながら、そこに登場するホテルについ
て、その名称や所在地を知りたい場合がある。このよう
な場合、映画を見る者はそのホテルに上記カーソルを移
動させ、その位置を、クリックや指定ボタンを押すこと
によって指定する。
【0072】すると、オブジェクト検出手段46が、そ
の位置のオブジェクト(この場合はホテル)を検出す
る。次に、属性情報抽出手段48が、検出したオブジェ
クトの属性情報を記録媒体30から抽出する。そして、
属性情報出力手段50が、画面中に小ウィンドウ60を
設け、この中で属性情報を表示する。
【0073】属性情報としては、そのホテルの名称、所
在地、特徴、交通、近辺の名所、宿泊料等が表示され
る。これを見ることによって、利用者はより楽しく映画
を見ることができ、また、ホテルは優れた宣伝を行うこ
とができる。
【0074】2.実施の形態2 なお、実施の形態1では、属性情報出力手段50は、画
面中に小ウィンドウを設け、その中で属性情報を表示し
たが、画面の下部等に属性情報のテロップを流すことも
好ましい。このようなテロップは、ウィンドウと比べて
背後の画像を覆ってしまう程度が低く、元の画像を損な
いにくいと考えられる。
【0075】また、属性情報を音声で出力することも好
ましい。音声メッセージで属性情報を出力すれば、少な
くとも画像に関しては、元の映画等の画像を損なうこと
はない。
【0076】3.実施の形態3 実施の形態1では、図1に示した動画像フォーマットで
映画等が記録媒体30に記録されている例について説明
した。しかし、同様の動画像フォーマットで放送を行う
ことも好ましい。このような放送はいわゆるディジタル
放送で行うことが可能である。
【0077】このような放送の動作の流れを表すフロー
チャートが図4に示されている。
【0078】まず、ステップS4−1において、放送の
対象となる動画像をオブジェクトに分解して符号化を行
う。このような符号化方法としては、上述したMPEG
4が広く知られている。
【0079】ステップS4−2においては、各オブジェ
クトに属性情報を付加する。属性情報としては、種々の
情報を利用することができる。
【0080】たとえば、野球放送であれば、各選手のプ
ロフィールや、これまでの打率等を属性情報として付与
することが好ましい。また、テレビドラマで主人公の乗
る自動車の名称やメーカー名等を属性情報として付与す
ることも好ましい。
【0081】このようにして属性情報が付与された動画
像のフォーマットは図1に示すような動画像フォーマッ
トとなる。
【0082】次に、ステップS4−3においては、この
ようなフォーマットの動画像データが放送される。この
ようにして、属性情報が付与されたオブジェクトを含む
動画像を各家庭やオフィスに放送することができる。
【0083】3.1受像装置 次に、このような放送を受信する受像装置について説明
する。図5には、このような受像装置の構成ブロック図
が示されている。この図からわかるように、受像装置7
0は、上記再生装置40とほぼ同様の構成である。異な
る点は、放送を受信する手段が新たに設けられているこ
とである。
【0084】まず、受像装置70は、上述したような、
ディジタル放送を受信し、動画像データを取り出す受信
手段71を備えている。
【0085】さらに、受像装置70は、取り出したMP
EG4の動画像データを再生する再生手段72と、利用
者の指示に従って、画面の所定の箇所を指定する指定手
段74と、を備えている。これらの構成は、上述した再
生手段42や指定手段44とほぼ同様である。
【0086】また、受像装置70は、指定手段74が指
定した位置のオブジェクトを検出するオブジェクト検出
手段76と、検出されたオブジェクトに付与された属性
情報を、上記動画像データから読み出す属性情報抽出手
段78と、を備えている。
【0087】オブジェクト検出手段76は、上述したオ
ブジェクト検出手段46とほぼ同様の構成である。
【0088】また、属性情報抽出手段78は、記録媒体
からではなく動画像データから属性情報を抽出する。こ
れを実現するために、上記受信手段71中には、取り出
した動画像データを一定期間蓄えておくバッファ71a
が備えられている。属性情報抽出手段78は、このバッ
ファ71aから属性情報を抽出するのである。抽出して
くる場所が異なるだけで、その他の点に関してこの属性
情報抽出手段78は上述した属性情報抽出手段48とそ
の動作は同様である。これら受信手段71と、属性情報
抽出手段78は、本発明の「取得手段」に相当する。
【0089】なお、オブジェクト検出手段76も、オブ
ジェクトの検出の際にはこのバッファ71aを参照し、
指定された位置のオブジェクトを検出することが望まし
い。
【0090】さらに、本実施の形態3の受像装置70に
は、属性情報出力手段80が備えられている。この属性
情報出力手段80は、上述した属性情報出力手段50と
ほぼ同様の動作を行う。属性情報の出力は、小ウィンド
ウを用いて行ってもよいし、いわゆるテロップや音声メ
ッセージで行ってもかまわない。
【0091】以上述べた構成の受像装置によれば、たと
えば、以下のような利用形態が実現できる。
【0092】3.2利用形態3 スポーツ番組を見ながら、選手の過去の成績やプロフィ
ールを知ることができる。その他、各チームの成績や、
勝率、打率、選手の得意技、等を属性情報として利用す
ることが好ましい。これらの属性情報を知ることができ
れば、利用者はより楽しくスポーツ番組を見ることが可
能である。
【0093】さらに、その選手が使用しているシューズ
やバット、ゴルフクラブなどのメーカー名を属性情報と
することも好ましい。これらの情報を属性情報とすれ
ば、スポーツ用品メーカーの優れた広告、宣伝とするこ
とが可能である。
【0094】4.実施の形態4 上記実施の形態3では、図1に示す動画像フォーマット
をそのまま放送の対象とする例について説明した。しか
し、オブジェクトを含む動画像データが送信されるチャ
ネルとは異なるチャネルで属性情報を放送することも好
ましい。このように、属性情報のみを別チャネルで送れ
ば、既存のディジタル放送のフォーマットを大きく変更
する必要がなくなる。その結果、既存のシステムと融合
しやすいシステムを構築することが可能である。
【0095】4.1受像装置 本実施の形態4の放送を受信する受像装置の構成を説明
する。この受像装置の構成は、上記図5に示した受像装
置70とほぼ同様である。ただし、本実施の形態4にお
ける受像装置70の属性情報抽出手段78は、属性情報
を、動画像の放送チャネルとは別のチャネルの放送から
取り出す。
【0096】すなわち、本実施の形態4においては、受
信手段71が、この別のチャネルの放送をも受信してお
り、その内容を動画像データと同様にバッファ71aに
格納しているのである。属性情報抽出手段78は、バッ
ファ71aから属性情報を取り出してくる。このような
受信手段71と、属性情報抽出手段78は、本発明の
「取得手段」に相当する。
【0097】5.実施の形態5 上述した実施の形態3では、「放送」の例を示したが、
図1に示したフォーマットの動画像は、たとえばインタ
ーネット上における動画像データの「配信」に用いるこ
とも好ましい。
【0098】この場合の動作が、図6のフローチャート
に示されている。
【0099】ステップS6−1においては、放送の対象
となる動画像をオブジェクトに分解してMPEG4等の
符号化を行う。ステップS6−2においては、各オブジ
ェクトに属性情報を付加する。これらステップS6−
1、S6−2の動作は、上記ステップS4−1、S4−
2と同様である。
【0100】次に、ステップS6−3においては、動画
像データが「配信」のためにハードディスク等の記憶手
段上に保管される。
【0101】そして、ステップS6−4は、インターネ
ットを利用する者からの要求によって、その動画像デー
タをインターネットを通じて実際に配信するステップで
ある。
【0102】本実施の形態4によれば、インターネット
上で配信される動画像データには、これまで説明したよ
うな属性情報が付加されているため、その動画像を見て
いる利用者は、その動画像中のオブジェクトに関する情
報を適宜得ることが可能である。
【0103】6.実施の形態6 上記実施の形態5では、図1に示す動画像フォーマット
をそのまま配信の対象とする例について説明した。しか
し、実施の形態4と同様に、属性情報をオブジェクトを
含む動画像データと別個に配信することも好適である。
【0104】すなわち、インターネット上で動画像デー
タを見ている利用者が、あるオブジェクトの属性情報を
要求した場合にだけ、オブジェクトを含む動画像データ
の配信とは別個に、属性情報を送信するのである。
【0105】このように構成すれば、要求された場合に
だけ属性情報がインターネット上を流れるため、インタ
ーネットの帯域を効率よく利用することができる。
【0106】本実施の形態6における動画像の配信が行
われるシステムの構成図が図7に示されている。図7に
示すように、インターネット81には、WEBサーバ
(HTTPサーバ)72と、このWEBサーバ70が配
信する動画像データを閲覧する利用者側の端末84とが
接続されている。
【0107】本実施の形態6の動作を表すフローチャー
トが図8に示されている。
【0108】まず、ステップS8−1においては、MP
EG4で符号化された動画像データが、WEBサーバ8
2からインターネット81を介して配信される。
【0109】ステップS8−2においては、配信された
動画像データに基づき、利用者側の端末84がその動画
像を表示する。
【0110】ステップS8−3において、利用者が動画
像中の所定のオブジェクトを指定する。
【0111】すると、ステップS8−4において、端末
84のWEBブラウザは、そのオブジェクトの属性情報
をWEBサーバ82に対して要求する。
【0112】ステップS8−5においては、上記要求に
応じて、WEBサーバ82がそのオブジェクトの属性情
報を端末84に送信する。
【0113】ステップS8−6においては、端末84側
のWEBブラウザが送信されてきた属性情報を表示し、
利用者はその属性情報を見ることができる。
【0114】このように、本実施の形態6によれば、利
用者は、動画像を見ている間に所望のオブジェクトの属
性情報を随時知ることができる。
【0115】6.1WEBサーバの構成 次に、上記WEBサーバ82の構成を説明する。WEB
サーバ82の構成ブロック図が図9に示されている。
【0116】この図に示すように、WEBサーバ82
は、MPEG4で符号化された動画像データと、この動
画像データ中のオブジェクトに付加された属性情報と、
を記憶する記憶手段86を有している。
【0117】なお、この記憶手段86内の記憶フォーマ
ットは、図1に示す動画像フォーマットでもよいし、ま
た、属性情報と、動画像データとが別個に記憶されてい
てもかまわない。この記憶手段86内では、属性情報
は、それが対応するオブジェクトが明確になっていれば
よい。たとえば、リンク情報等で両者の間に関連づけを
しておくことが望ましい。また、この記憶手段86は、
本発明の「第1記憶手段」及び「第2記憶手段」に相当
する。
【0118】また、WEBサーバ82は、配信手段88
を有している。この配信手段88は、端末84からの要
求によって、動画像データをインターネット81を介し
て配信する。なお、この配信手段は、本発明の「配信手
段」及び「属性情報配信手段」に相当する。
【0119】本実施の形態6において特徴的なことは、
配信手段88が、端末84からの要求によって、オブジ
ェクトの属性情報を配信することである。配信手段88
は、具体的には、サーバソフトウェアと、インターネッ
ト81とのインターフェースとから構成することが望ま
しい。
【0120】6.2端末の構成 次に、利用者側の端末84の構成を説明する。端末84
の機能ブロック図が図10に示されている。
【0121】この図に示すように、端末84は、WEB
ブラウザ手段90を備えている。このWEBブラウザ手
段90は、WEBサーバ82から配信されてきた動画像
データ等を画面に表示する再生手段92を備えている。
【0122】また、WEBブラウザ手段90は、利用者
がポインティングデバイス94を用いて指示した位置の
オブジェクトを検出するオブジェクト検出手段96を備
えている。なお、ポインティングデバイス手段94は、
本発明の「指定手段」に相当する。また、オブジェクト
検出手段96は、本発明の「検出手段」に相当する。
【0123】さらに、WEBブラウザ手段90は、要求
手段98を備えている。このよう急手段98は、検出し
たオブジェクトの属性情報をWEBサーバ82に要求す
る。要求の結果、配信されてきた属性情報は再生手段9
2が画面に表示する。
【0124】なお、この再生手段92は、本発明の「受
信手段」及び「出力手段」に相当し、この要求手段98
は、本発明の「要求手段」に相当する。
【0125】本実施の形態6において特徴的なことは、
WEB利用者が指示した位置のオブジェクトを検出し、
そのオブジェクトの属性情報をWEBサーバ82に要求
することである。
【0126】また、WEBブラウザ手段90は、実際に
はWEBブラウザソフトウェアや、各種プロトコルのソ
フトウェアと、動画像データを再生するためのいわゆる
コーデックソフトウェアと、そしてインターネットとの
インターフェースとなるハードウェアと、等から構成す
ることが望ましい。
【0127】以上のような構成によって、本実施の形態
6によれば、端末84の利用者は、見ている動画像のオ
ブジェクトの属性情報を随時知ることが可能である。
【0128】7.実施の形態7 上記実施の形態5、6では、オブジェクトの属性情報を
利用者に提供することができたが、この属性情報中に、
オブジェクトの購入や予約等に関する情報を含めておく
ことも好ましい。
【0129】たとえば、属性情報中に、商品のインター
ネット販売のWEBページへのリンクや、ホテルの予約
のためのWEBページへのリンク等を含めることが好ま
しい。このように構成すれば、利用者は属性情報中のリ
ンクにアクセスすることによって、オブジェクトの購入
や予約が可能である。以下、具体的な例を示す。
【0130】7.1利用形態4 たとえば、映画の動画像を見ている際に、その俳優が持
っているバッグについて、利用者がその属性情報をWE
Bサーバ82に対して要求する。その属性情報の中に
は、上述した型名や、価格等の他に、インターネットシ
ョッピングのURLが含まれている。利用者はこのUR
Lにアクセスすることによって、そのバッグを購入する
インターネットショッピングのWEBページを閲覧する
ことができる。そして、利用者は、そのWEBページか
らバッグの購入手続を行うことが可能である。
【0131】この利用形態4によれば、利用者は欲しい
商品を即座に購入することができる。また、バッグの販
売店は、バッグの売り上げを一層伸ばすことができ、単
なる宣伝・広告以上の効果を得ることが可能である。
【0132】7.2利用形態5 たとえば、観光地の案内の動画像を見ている際に、そこ
に出てくるホテルについて、利用者がその属性情報をW
EBサーバ82に対して要求する。その属性情報の中に
は、上述したホテル名や、宿泊料金等の他に、ホテルの
予約のためのURLが含まれている。利用者はこのUR
Lにアクセスすることによって、そのホテルに対する予
約をインターネット81上で即座に行うことができる。
【0133】この利用形態5によれば、利用者は宿泊し
たいホテルの予約を即座に行うことができ、また、ホテ
ルは予約を一層伸ばすことができる。したがって、単な
る宣伝・広告以上の効果を得ることが可能である。
【0134】8.実施の形態8 図11には、本実施の形態8の録画装置100が示され
ている。録画装置100は、本発明の記録装置に相当す
る。
【0135】録画装置100は、オブジェクトに分解さ
れた動画像データと、各オブジェクトに付与された属性
情報を受信し、その内容を記録媒体102に録画する装
置である。このような装置によれば、動画像データをそ
の属性情報と共に記録できるので、属性情報の内容を放
送終了した後で余裕を持って確認することが可能であ
る。
【0136】図11に示すように、録画装置100は、
受信手段104と、記録手段16とを備えている。
【0137】受信手段104は、動画像データとその中
のオブジェクトに付与された属性情報とを受信する。
【0138】記録手段106は、受信した動画像データ
と属性情報とを光ディスクなどの記録媒体102に記録
する。本実施の形態8において特徴的なことは、この際
属性情報とオブジェクトとの関係が維持されて記録媒体
102に記録されることである。
【0139】したがって、この記録媒体102を再生す
る際に、利用者は必要に応じてオブジェクトの属性情報
を知ることが可能である。
【0140】なお、このようにして動画像データや属性
情報を記録した記録媒体102は、上述した再生装置を
用いて再生することが好ましい。
【0141】以上述べたように、本実施の形態8によれ
ば放送されてきた属性情報と動画像データとを記録媒体
102に記録可能であるため、放送の当日だけでなく、
後日各オブジェクトの属性情報を知ることが可能であ
る。
【0142】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、動
画像データ中のオブジェクトにそのオブジェクトの属性
情報を付加または関連づけたので、オブジェクトの価格
等の属性情報を容易に知ることが可能である。
【0143】本発明によれば、オブジェクトの属性情報
も動画像データ中に付加されている記録媒体を構成した
ため、優れた広告宣伝機能を有する記録媒体が実現可能
である。
【0144】また、本発明によれば、属性情報も動画像
データと共に放送や配信したため、動画像を見る者が、
随時、オブジェクトの属性情報を知ることができる。
【0145】また、属性情報を動画像データと別のチャ
ネルで放送すれば、既存の放送フォーマットとの融合を
図ることができる。さらに、利用者から要求があった場
合にのみ属性情報を配信すれば、通信回線の帯域を節約
できる動画像配信が実現できる。
【0146】また、本発明によれば、利用者の指示に従
って、随時属性情報を表示する再生装置を実現している
ため、一層、ドラマや映画を興味深く鑑賞することがで
きる。
【0147】また、属性情報中に、オブジェクトの購入
や予約に関する情報が含まれているため、迅速に商品の
購入やホテルの予約等が可能であり、利便性に富むシス
テムが実現可能である。このことは同時に、商品の購入
等を一層増やすことにつながり、従来の宣伝広告以上の
効果をもたらすシステムが実現できることを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態1の動画像フォーマ
ットの概念図である。
【図2】本実施の形態1の再生装置の構成ブロック図で
ある。
【図3】小さいウィンドウが表示されている様子を表す
説明図である。
【図4】実施の形態3の動作を表すフローチャートであ
る。
【図5】実施の形態3の受像装置の構成ブロック図であ
る。
【図6】実施の形態5の動作を表すフローチャートであ
る。
【図7】実施の形態6における動画像の配信が行われる
システムの構成図である。
【図8】実施の形態6の動作を表すフローチャートであ
る。
【図9】WEBサーバの構成ブロック図である。
【図10】端末の構成ブロック図である。
【図11】録画装置の構成ブロック図である。
【符号の説明】
10 画像部 10a オブジェクトを符号化した部分 20 属性部 20a 属性情報 30 記録媒体 40 再生装置 42 再生手段 44 指定手段 46 オブジェクト検出手段 48 属性情報抽出手段 50 属性情報出力手段 60 ウィンドウ 70 受像装置 71 受信手段 72 再生手段 74 指定手段 76 オブジェクト検出手段 78 属性情報検出手段 80 属性情報出力手段 81 インターネット 82 WEBサーバ 84 端末 86 記憶手段 88 配信手段 90 WEBブラウザ手段 92 再生手段 94 ポインティングデバイス手段 96 オブジェクト検出手段 98 要求手段 100 録画装置 102 記録媒体 104 受信装置 106 記録手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 5/91 K 5D044 7/081 7/08 Z 7/24 7/13 Z 7/173 610 Fターム(参考) 5C025 BA25 BA28 CA02 CA09 CB07 CB10 DA01 DA05 5C053 FA20 FA23 GA10 GB05 GB22 GB37 HA29 JA16 JA21 KA24 LA06 LA11 LA15 5C059 MA00 PP04 RA06 RB18 RC32 RC34 SS02 SS08 SS09 SS11 SS20 5C063 AB03 AB11 AC10 CA23 CA29 CA36 DA07 DA13 5C064 AB04 AC08 AC15 AC16 AD02 AD08 AD10 AD14 5D044 DE02 DE03 DE17 DE49 EF05 FG18 GK08 HL04 HL11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を構成する各画面をオブジェクト
    に分解して符号化した動画像データが記憶された記録媒
    体において、 前記オブジェクトに付加されたそのオブジェクトの属性
    情報が記憶されていることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 動画像を放送する方法において、 前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに分解して
    符号化し動画像データを作成する符号化ステップと、 前記オブジェクトに、そのオブジェクトの属性情報を付
    与または関連づける付与ステップと、 前記属性情報と、前記動画像データと、を放送する放送
    ステップと、を含むことを特徴とする動画像放送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の動画像放送方法におい
    て、 前記放送ステップは、前記属性情報を、前記動画像デー
    タのチャネルと異なるチャネルで放送することを特徴と
    する動画像放送方法。
  4. 【請求項4】 動画像を配信する方法において、 前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに分解して
    符号化し動画像データを作成する符号化ステップと、 前記オブジェクトに、そのオブジェクトの属性情報を付
    与または関連づける付与ステップと、 前記属性情報と、前記動画像データと、を配信する配信
    ステップと、を含むことを特徴とする動画像配信方法。
  5. 【請求項5】 動画像を配信する方法において、 前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに分解して
    符号化し動画像データを作成する符号化ステップと、 前記オブジェクトの属性情報を作成する属性情報準備ス
    テップと、 前記動画像データを配信する配信ステップと、 要求に応じて、前記オブジェクトの属性情報を配信する
    属性情報配信ステップと、を含むことを特徴とする動画
    像配信方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の動画像配信方法
    において、 前記属性情報には、前記オブジェクトの購入または予約
    に関する情報が含まれていることを特徴とする動画像配
    信方法。
  7. 【請求項7】 動画像を配信する装置において、 前記動画像を構成する各画面をオブジェクトに分解して
    符号化した動画像データを記憶する第1記憶手段と、 前記オブジェクトの属性情報を記憶する第2記憶手段
    と、 前記第1記憶手段に格納されている前記動画像データを
    配信する配信手段と、 外部からの要求に応じて、前記第2記憶手段に格納され
    ている属性情報を配信する属性情報配信手段と、を含む
    ことを特徴とする動画像配信装置。
  8. 【請求項8】 各画面をオブジェクトに分解して符号化
    された動画像が記録された記録媒体を再生する再生装置
    において、 再生された動画像を見る者の指示によって、画面中の所
    定の位置を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された位置のオブジェクトの属性情
    報を、前記記録媒体から取り出す抽出手段と、 前記抽出手段が取り出した属性情報を出力する出力手段
    と、 を含むことを特徴とする再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の再生装置において、 前記出力手段は、画面中に前記属性情報を表示するウィ
    ンドウを表示することを特徴とする再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の再生装置において、 前記出力手段は、画面中に前記属性情報の内容を表すテ
    ロップを表示することを特徴とする再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の再生装置において、 前記出力手段は、前記属性情報を音声メッセージで発声
    することを特徴とする再生装置。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の再生装置において、 前記指定手段は、ポインティングデバイスを含むことを
    特徴とする再生装置。
  13. 【請求項13】 放送または配信される動画像を再生す
    る再生装置において、 再生された動画像を見る者の指示によって、画面中の所
    定の位置を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された位置のオブジェクトの属性情
    報を取得する取得手段と、 前記取得した属性情報を出力する出力手段と、 を含むことを特徴とする再生装置。
  14. 【請求項14】 配信される動画像を再生する再生装置
    において、 再生された動画像を見る者の指示によって、画面中の所
    定の位置を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された位置のオブジェクトを検出す
    る検出手段と、 前記検出したオブジェクトの属性情報を動画像の配信元
    に要求する要求手段と、 前記要求に応じて送信されてきた前記属性情報を受信す
    る受信手段と、 前記取得した属性情報を出力する出力手段と、 を含むことを特徴とする再生装置。
  15. 【請求項15】 請求項13または14記載の再生装置
    において、 前記出力手段は、画面中に前記属性情報を表示するウィ
    ンドウを表示することを特徴とする再生装置。
  16. 【請求項16】 請求項13または14記載の再生装置
    において、 前記出力手段は、画面中に前記属性情報の内容を表すテ
    ロップを表示することを特徴とする再生装置。
  17. 【請求項17】 請求項13または14記載の再生装置
    において、 前記出力手段は、前記属性情報を音声メッセージで発声
    することを特徴とする再生装置。
  18. 【請求項18】 請求項13または14記載の再生装置
    において、 前記指定手段は、ポインティングデバイスを含むことを
    特徴とする再生装置。
  19. 【請求項19】 請求項13記載の再生装置において、 前記取得手段は、前記動画像が放送されているチャネル
    とは異なるチャネルで受信した情報から、前記属性情報
    を取得することを特徴とする再生装置。
  20. 【請求項20】 放送される動画像を記録媒体に記録す
    る記録装置において、 動画像を構成する各画面をオブジェクトに分解して符号
    化した動画像データと、前記オブジェクトに付与または
    関連づけられた属性情報と、を受信する受信手段と、 受信した前記動画像データを、前記記録媒体に記録する
    記録手段と、 受信した前記属性情報を、その属性情報が付与または関
    連づけられたオブジェクトとの付与または関連づけに関
    する情報を保持しながら、前記記録媒体に記録する属性
    情報記録手段と、 を含むことを特徴とする記録装置。
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