JP2001326562A - 可変遅延回路 - Google Patents

可変遅延回路

Info

Publication number
JP2001326562A
JP2001326562A JP2000141265A JP2000141265A JP2001326562A JP 2001326562 A JP2001326562 A JP 2001326562A JP 2000141265 A JP2000141265 A JP 2000141265A JP 2000141265 A JP2000141265 A JP 2000141265A JP 2001326562 A JP2001326562 A JP 2001326562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
node
variable delay
ramp waveform
delay circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000141265A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Yoshikawa
清至 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000141265A priority Critical patent/JP2001326562A/ja
Priority to US09/853,788 priority patent/US6466076B2/en
Publication of JP2001326562A publication Critical patent/JP2001326562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/01Shaping pulses
    • H03K5/08Shaping pulses by limiting; by thresholding; by slicing, i.e. combined limiting and thresholding
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K2005/00013Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
    • H03K2005/00019Variable delay
    • H03K2005/00026Variable delay controlled by an analog electrical signal, e.g. obtained after conversion by a D/A converter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高い精度で遅延時間を設定することができる
可変遅延回路を提供する。 【解決手段】 ノードN11への入力信号がHからLへ
切り替わり、N13の電位がHからLへ遷移し、トラン
ジスタQ13がOFFすると、容量素子C11に充電さ
れた電荷は定電流源5で放電される。トランジスタQ1
3のベース−エミッタ間にかかる電圧の変動により該寄
生容量Cje11に蓄えられる電荷が変動する。このと
き、振幅拡大バッファの出力の反転論理の信号を出力す
る端子N14とランプ波形発生ノードの間にp−n接合
が逆バイアス接続されたNPNトランジスタに存在する
寄生容量Cje12に蓄えられる電荷はトランジスタQ
13の寄生容量Cje11に蓄えられる電荷の変動と逆
位相で変動する。寄生容量Cje11とCje12に蓄
えられる電荷の変動が相殺し、ランプ波形に影響を与え
なくなることでランプ波形の直線性が保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変遅延回路に関
し、より詳細には、設定に対する遅延時間のリニアリテ
ィーの高い、高精度の可変遅延回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIテスタは、測定対象のLS
Iの高速化に伴い、時間に対し高い分解能での測定が可
能であることが要求されている。その大きさは最小分解
能(1LSB)が10ps以下になりつつある。また、L
SIの絶対性能を測定するLSIテスタにおいては、そ
の精度が十分に高いことが保障されていなければならな
い。通常その要求精度は1LSB以下である。この可変
な遅延時間を発生させるのが可変遅延回路であるが、十
分高い精度を確保するためには、設定に対する遅延時間
の直線性が重要である。遅延時間の直線性はランプ波形
の直線性によって決まるが、良好な直線性を持ったラン
プ波形を発生させることが重要になる。ここで、ランプ
波形とは、電位が時間に比例して直線的に変化する信号
である。
【0003】図12は、特開平8−181584号公報
に記載の可変遅延回路の回路図である。ノードN11、
ノードN12には互いに相補の関係にある差動の信号を
入力する。論理はノードN11を正論理とする。N19
にはランプ波形発生ノードの振幅範囲内のいずれかの電
位にある、任意に設定できる電圧を入力する。ノードN
11にH、ノードN12にLの信号が入力されるとNP
NトランジスタQ11がON、NPNトランジスタQ1
2がOFFするのでノードN13がHレベルとなる。こ
のときNPNトランジスタQ13はONするので容量素
子C11を充電し、ノードN16の電位をHレベルにさ
せる。容量素子C11の充電はノードN13の電位変化
とほぼ同時に急峻に行われる。
【0004】ノードN11にLレベル、ノードN12に
Hレベルが入力されるとNPNトランジスタQ11がO
FF、NPNトランジスタQ12がONするのでノード
N13がLレベルとなる。このとき、ノードN16の電
位は容量素子に蓄えられた電荷によりHの状態で保持さ
れているのでNPNトランジスタQ13はOFFする。
容量素子に蓄えられた電荷は定電流源5によって一定の
速度でゆっくり放電される。放電は一定の速度で行われ
るため、ノードN16の電位は時間に比例して直線的に
下降するランプ波形となる。このランプ波形がノードN
19に入力された電位より低くなるとコンパレータ6の
出力電位はHからLへと変化する。ノードN19に入力
する設定電位を変えることにより、ランプ波形の電位が
ノードN19に入力された電位に到達する時間を変える
ことが出来る。これにより遅延時間の可変を行ってい
る。
【0005】図13は、従来の可変遅延回路を示す図1
2の回路図中の各ノードにおける電位変化を示す図であ
る。説明のため遅延の可変段数が7段階として示してい
るが通常本発明に示す高精度の可変遅延回路において可
変段数はそれ以上多い。
【0006】ノードN19には、任意の設定電位V1〜
V7のいずれかの電位が入力される。ノードN17の電
位は、ノードN16の電位がノードN19の電位に到達
する時刻t1〜t7のいずれかの時刻にHレベルからL
レベルに立下がる。ノードN11の立ち下り時刻t0か
ら、設定電圧V1〜V7によってノードN17が立ち上
がる時刻t1〜t7の何れかまでが、可変遅延回路の発
生する全遅延時間で、時刻t1と時刻t7の差の時間が
可変遅延時間である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の可変
遅延回路において、容量素子C11に蓄えられた電荷は
定電流源5によって放電されるが、このとき、ノードN
13の波形は理想的に矩形波にならず波形鈍りをもって
HからLへと変化するため、容量素子充電用トランジス
タQ13のベース−エミッタ間にはその間、時間的に変
化する電圧が印加される。容量素子充電用トランジスタ
Q13のベース−エミッタ間には寄生容量Cje11が
存在し、この寄生容量の両端にかかる電圧が変動するこ
とにもなる。この寄生容量の両端にかかる電圧の変動に
よりこの寄生容量への電荷の流出が生じ、容量素子C1
1の電荷の減少が一定の速度でなくなり、ランプ波形の
直線性を損なわせる。直線性が損なわれた波形は図13
中に示すような波形となる。なお、図10の破線で示す
直線は上記容量素子充電用トランジスタQ13の寄生容
量Cje11への電荷の流出によるランプ波形の直線性
劣化が生じていない状態を示す。
【0008】図14(a)及び(b)に上述した図12
の可変遅延回路が発生する遅延時間の特性を示すグラ
フ、及び遅延時間の直線からの劣化量を示すグラフを示
す。遅延時間の直線性が失われる範囲は図12における
ノードN13の電位がHレベルからLレベルへ遷移する
時間である。
【0009】図4は、図12に示す回路において、寄生
容量によるランプ波形の直線性劣化の様子を示す。ノー
ドN13の波形がHレベルからLレベルに遷移し始める
時刻t0からノードN13の波形がLレベルに遷移し終
わる時刻までが容量素子充電用トランジスタQ13の寄
生容量Cje11に電荷が流出し、ランプ波形の直線性
が劣化する様子を示している。それ以降ランプ波形がL
レベルに到達する期間も寄生容量Cje11にかかる電
圧は変動するが、その変化が直線的であるため電荷の放
電も直線的であり、ランプ波形の直線性劣化の原因には
ならない。
【0010】この直線性劣化の防止策として、容量素子
C11を大きくし、定電流源5に流れる電流を多くする
ことで、容量素子充電用トランジスタQ13の寄生容量
への電荷の流出の影響の全体に占める割合を少なくする
方法が考えられる。ただしこの方法による防止策をとっ
た場合、容量素子の大型化は回路規模の増大を招き、ま
た、電流の増加は消費電力の増加を招く。近年のLSI
の高集積化、多機能化により測定対象のLSIの多ピン
化、測定内容の高度化が進み、テスタ用LSIにも高集
積化、低消費電力化が求められている。回路規模、消費
電力増加はこれらの要求に照らし容認し難いものであ
る。また、本回避策の場合、劣化量の全体に占める割合
を小さくしたにすぎず、直線性劣化は生じており、根本
的には解決していない。
【0011】本発明は、上に示す従来の技術が有する問
題点の根本的解決のためになされたものであり、直線性
の高い、高精度の可変遅延回路を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の可変遅延回路は、ランプ波形発生ノードか
ら容量素子充電用トランジスタの寄生容量へ流出する電
荷を補償するための補償回路を備えたことを特徴とす
る。
【0013】本発明の可変遅延回路は、容量素子の電荷
を定電流源により一定の速度で放電することによりラン
プ波形を発生させるランプ波形発生回路の出力に対し
て、容量素子充電用トランジスタの寄生容量に流出する
電荷と同等の電荷を補償回路により供給することで前記
ランプ波形の高い直線性を維持する。
【0014】補償回路は、容量素子充電用トランジスタ
のベース端子への入力信号と論理的に逆極性で時間的に
一致した信号を発生する補償信号出力端子と、該補償信
号出力端子と前記ランプ波形発生回路の出力との間に接
続された補償用容量素子とで構成される。
【0015】前記補償回路において、前記補償信号出力
端子の振幅が容量素子充電用トランジスタのベース端子
への入力信号の振幅と等しく、前記補償用容量素子が前
記容量素子充電用トランジスタの寄生容量と等しいの容
量を持つ容量素子で構成されることも本発明の好ましい
態様の1つである。前記容量素子充電用トランジスタの
寄生容量と同等の容量を得る方法として、前記容量素子
充電用トランジスタと同じトランジスタの逆バイアスさ
れたエミッタ−ベース間p−n接合容量によって構成さ
れてもよい。本構成をとることによってトランジスタの
製造ばらつきによる寄生容量の変動によらず常に同じ効
果が得られ、より正確な補償効果が得られる。なお、ト
ランジスタのLSI内の相対ばらつきはほとんどない。
【0016】前記補償信号は、前記容量素子充電用トラ
ンジスタのベース端子への入力信号を発生する回路の負
論理側を使用すると論理的に逆極性で時間的に一致した
信号を容易に得られる。
【0017】本可変遅延回路はMOSトランジスタを使
用して構成されても良く、この場合、前記補償用容量素
子として容量素子充電用トランジスタと同じトランジス
タを使用する場合にはMOSトランジスタを使用しても
良い。
【0018】前記補償信号の振幅、及び前記補償用容量
素子の容量値はそれぞれ容量素子充電用トランジスタの
ベース端子への入力信号の振幅、及び容量素子充電用ト
ランジスタと必ずしも一致している必要はなく、容量素
子充電用トランジスタの寄生容量によってランプ波形発
生部より流出する電荷量と同等の電荷をランプ波形発生
部に供給できればよい。すなわち、前記補償信号の振幅
が小さい場合は前記補償用容量素子の容量値を大きく
し、前記補償信号の振幅が大きい場合は前記補償用容量
素子の容量値を小さくする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例に基づ
いて、本発明の可変遅延回路について図面を参照して説
明する。図1は、本発明の第1実施形態例の可変遅延回
路の回路図である。本実施形態例の可変遅延回路は、N
PNトランジスタQ11、Q12、定電流源4、抵抗R
11、及び、R12から成るエミッタカップルドロジッ
ク回路で構成された差動回路で、入力バッファを兼ねた
振幅拡大バッファ部1と、容量素子充電用NPNトラン
ジスタQ13、定電流源5、及び、容量素子C11から
成るランプ波形発生部2と、コンパレータ6、設定電位
入力ノードN19から成る比較部3、及び補償素子とし
て用いられるNPNトランジスタQ14から成る補償部
7とを備える。
【0020】NPNトランジスタQ11のベースはノー
ドN11に、コレクタはノードN14にそれぞれ接続さ
れ、NPNトランジスタQ12のベースはノードN12
に接続され、コレクタはノードN13にそれぞれ接続さ
れる。前記NPNトランジスタQ11,Q12のそれぞ
れのエミッタは共にノードN15に接続され、前記ノー
ドN15はその流出側の端子をグランドに接続された定
電流源4に接続される。前記ノードN14には片方の端
子を電源VCCに接続された抵抗素子R12のもう片方
の端子が接続され、前記ノードN13には片方の端子を
電源VCCに接続された抵抗素子R11のもう片方の端
子が接続される。
【0021】前記ノードN13には容量素子充電用とし
て働くNPNトランジスタQ13のベースが接続され
る。該NPNトランジスタQ13のコレクタは電源VC
Cに接続され、エミッタはランプ波形発生部であるノー
ドN16に接続される。該ノードN16には容量素子放
電用定電流源5の流入側端子と容量素子C11の片方の
端子が接続される。前記定電流源5の流出側端子、及び
容量素子C11のもう片方の端子はグランドに接続され
る。
【0022】ランプ波形発生部である前記ノードN16
はコンパレータ6の正極側に接続され、該コンパレータ
6の負極側は任意に設定できる電位が入力される。ラン
プ波形発生部である前記ノードN16には補償用素子と
して用いられるNPNトランジスタQ14のベースが接
続され、該NPNトランジスタQ14のエミッタは前記
ノードN13の反転論理を得る前記ノードN14の端子
に接続され、コレクタは電源VCCに接続される。
【0023】前記NPNトランジスタQ13及びQ14
は、同一構造かつ同一サイズのトランジスタが採用さ
れ、ベース−エミッタ間にはそれぞれ寄生容量Cje1
1及びCje12を有する。一般に、寄生容量は製造プ
ロセスの影響により、設計値に対して絶対的にはばらつ
くが、同一LSI内において相対的には殆どばらつかな
い。
【0024】前記抵抗素子R12、及びR11は共に同
一構造で同一サイズの抵抗素子が用いられる。前記コン
パレータ6の負極側であるノードN19へは任意の設定
量に基づいた設定電圧を与える。例えば図示されないデ
ィジタル−アナログコンバータ(DAC)の出力に接続
され、DACの入力として数値化された任意の設定量を
入力し、その設定値に基づいてDACより出力された電
圧が入力される。なお、前記DACの出力電位はDAC
への数値化された入力信号に対し十分精度よく直線的に
変化するものとする。
【0025】ノードN17又はN18は、外部回路に接
続される。ノードN11、ノードN12には互いに相補
の関係にある差動の信号を入力する。論理はノードN1
1が正論理とする。N19にはランプ波形発生ノードの
振幅範囲内のいずれかの電位にある任意に設定できる電
圧を入力する。ノードN11にHレベル、ノードN12
にLレベルが入力されるとNPNトランジスタQ11が
ON、NPNトランジスタQ12がOFFするのでノー
ドN13がHレベルとなる。このときNPNトランジス
タQ13はONするので容量素子C11を充電し、ノー
ドN16の電位をHレベルにさせる。容量素子C11の
充電はノードN13の電位変化とほぼ同時に急峻に行わ
れる。
【0026】ノードN11にLレベル、ノードN12に
Hレベルが入力されると、NPNトランジスタQ11が
OFF、NPNトランジスタQ12がONするのでノー
ドN13がLレベルとなる。このとき、ノードN16の
電位は容量素子に蓄えられた電荷によりHの状態で保持
されているのでNPNトランジスタQ13はOFFす
る。容量素子C11に蓄えられた電荷は定電流源5によ
って一定の速度でゆっくり放電される。放電は一定の速
度で行われるため、ノードN16の電位は時間に比例し
て直線的に下降するランプ波形となる。このランプ波形
がノードN19に入力された電位より低くなるとコンパ
レータ6の出力電位はHからLへと変化する。ノードN
19に入力する設定電位を変えることにより、ランプ波
形の電位がノードN19に入力された電位に到達する時
間を変えることが出来る。これにより遅延時間の可変を
行っている。
【0027】ノードN11にLレベル、ノードN12に
Hレベルが入力されることによりNPNトランジスタQ
13がOFFし、ノードN16の電位がランプ波形を示
すとき、ノードN13は振幅拡大部1の回路の性能によ
り決まる動作速度でHレベルからLレベルに遷移する。
ノードN16のランプ波形発生開始時刻とノードN13
の遷移開始時刻は同じであるが、ノードN13の遷移終
了時刻はランプ波形の終了時刻より早い。このため容量
素子充電用トランジスタQ13のベース−エミッタ間に
かかる電圧が変化し、両端子間に存在する寄生容量Cj
e11に蓄えられる電荷が変化する。これはランプ波形
発生ノードN16からは電荷が流出することを意味す
る。
【0028】一方、入力信号が上記状態の場合、ノード
N14の電位は、LレベルからHレベルへ遷移する。ノ
ードN14の信号はノードN13の信号と論理的に逆極
性で、時間的に一致している信号であるため、ノードN
13の場合と同様、ノードN16のランプ開始時刻とノ
ードN14の遷移開始時刻は同じであるが、終了時刻が
異なるため補償素子として両端子間に接続されたトラン
ジスタQ14のエミッタ−ベース間にかかる電圧が時間
的に変化する。トランジスタQ14のエミッタ−ベース
間にもトランジスタQ13同様に存在する寄生容量Cj
e12に蓄えられる電荷が変化する。これはランプ波形
発生ノードN16には電荷が流入することを意味する。
ここで、寄生容量Cje12により流入された電荷量と
先に示した寄生容量Cje11により流出した電荷量は
等しく、お互いに相殺するため、その総和は0になる。
定電流源I12による放電以外の要因による電荷の増減
が生じないためランプ波形は理想的に時間に対し直線的
に変化する波形となる。
【0029】図2は、図1の可変遅延回路の各ノードの
信号の関係を示す。説明のため遅延時間を7段階に調整
するものとして示しているが、通常本発明に示す高精度
の可変遅延回路において可変段数はそれ以上多い。ノー
ドN11の入力信号がHレベルからLレベルへ変化すると
同時にノードN16の電位は一定の速度で下降するラン
プ波形を発生し始める。このランプ波形がコンパレータ
6の負極側に入力された設定電位以下になるとコンパレ
ータ6の出力であるノードN17の出力電位がHレベル
からLレベルに立ち下がる。ノードN17の出力はそれ
ぞれの設定電圧V1〜V7に対応して遅延されt1〜t
7の時刻に立ち下がる。
【0030】ノードN11の立ち下り時刻t0から設定
電圧V1〜V7の設定電圧に対応して遅延された信号が
出力される時刻t1〜t7の何れかまでが、可変遅延回
路の発生する全遅延時間であり、時刻t1と時刻t7の
差の時間が可変遅延時間である。
【0031】図3(a)及び(b)に上述した図12の
可変遅延回路が発生する遅延時間の特性を示すグラフ、
及び遅延時間の直線からの劣化量を表すグラフを示す。
本発明による回路の場合直線からの劣化はない。
【0032】以下に本発明の回路を使用しない場合の遅
延時間の直線からのずれの大きさを示す。最小分解能1
LSB=10ps、ランプ波形振幅800mVとした場
合、容量素子の容量値が200fF、容量素子充電用ト
ランジスタの寄生容量が5fF、振幅拡大バッファの出
力である容量素子充電用トランジスタのベース入力波形
のHレベルからLレベルへの遷移時間がランプ波形のH
レベルからLレベルへ遷移する時間の半分であるとし、
ランプ波形の開始から終了までが1nsだったとする
と、ランプ波形は直線に対し24.4mV低下する。こ
れは遅延時間にすると31psの遅延時間の減少とな
る。最小分解能1LSBは10psなので、これは直線
からのずれ(INL)が3.1LSBにも達することを
意味している。本発明の回路を使用した場合はこのずれ
はなくなる。
【0033】従来の回路を用い、容量素子を大きくし、
容量素子を放電または充電する電流を増加させることで
直線からのずれINLを最小分解能1LSBである10
ps以下にするためには容量素子の大きさをおおよそ
3.1倍以上、かつ電流量も3.1倍以上にする必要が
ある。上述した通り、近年のLSIの高集積化、多機能
化に伴う測定対象のLSIの多ピン化、測定内容の高度
化に対応し、テスタ用LSIにも高集積化、低消費電力
化が求められているなか、上記回路規模、消費電力増加
はこれらの要求に照らし容認し難いものである。
【0034】以下にランプ波形が直線的に下降する条件
を一般式を用いて説明する。容量素子の容量値をC、該
容量素子に蓄えられた電荷量をQ、該容量素子の両端の
電圧をVとすると、式(1)に示す関係がある。 V=Q/C ・・・・(1) 式(1)より、容量素子の両端の電圧Vは、容量値Cが
一定であれば、電荷量Qに比例することが分かる。
【0035】Qは容量素子に蓄えられる電荷量なので、
容量素子を定電流源で充電する場合、定電流源の電流値
をI、時間をtとし、初期電荷量がゼロであったとして
表すと式(2)のようになる。 Q=I・t ・・・・(2) また、初期電荷量をQmとして定電流源Iで放電する場
合を示すと式(3)のようになる。 Q=(Qm−I・t) ・・・・(3)
【0036】本可変遅延回路は、容量素子に蓄えられた
電荷量Qmを定電流源Iで放電するので、その関係を示
すと、両端の電圧Vを時間的式V(t)で表すと、式
(1)及び式(3)から、式(4)に示すようになる。 V(t)=(Qm−I・t)/C ・・・・(4) 式(4)に示す式から分かるように、容量素子の両端の
電圧は電流が一定であれば時間tに比例して直線的に変
化することが分かる。しかし、ここに容量素子に蓄えら
れる電荷を変化させる外的要因が入るとV(t)は時間
tに比例しなくなることは容易に分かる。
【0037】図5は、第2実施形態例の可変遅延回路の
回路図である。補償用素子として、第1の実施形態を示
す図1の回路図中に示すNPNトランジスタQ14に代
えてランプ波形発生ノードと、補償信号出力端子との間
に補償用容量素子としてC12を接続した点が第1の実
施形態例と異なる。補償用として使用する容量素子C1
2の容量値は容量素子Q11充電用トランジスタのベー
ス−エミッタ間寄生容量Cje11と同等の容量とす
る。動作及び作用は、先の実施形態例と同様になる。
【0038】上記実施形態例によれば、補償用素子とし
てバイポーラトランジスタを使用せず、容量素子C12
に代用できるので、製造が容易になる。
【0039】図6は、第3実施形態例の可変遅延回路の
回路図である。本回路は入力バッファを兼ねた振幅拡大
バッファのカレントスイッチにNチャンネルタイプのM
OSトランジスタを使用し、また、容量素子充電用トラ
ンジスタも、NチャンネルタイプのMOSトランジスタ
で構成している。さらに、補償用素子もNチャンネルタ
イプのMOSトランジスタで構成される。以降Nチャン
ネルタイプのMOSトランジスタはNMOSトランジス
タと称する。
【0040】本回路はトランジスタがMOSトランジス
タのみで構成され、電源電圧を低くすることが可能であ
る。バイポーラトランジスタにて構成された場合、コレ
クタ−エミッタ間電圧が低くできないことから電源電圧
を低くすることが困難であったが、MOSトランジスタ
を使用することによってドレイン−ソース間電圧を低く
できるため、電源電圧を低くすることが可能となる。ま
た、バイポーラトランジスタを使用した場合に比較し、
製造が容易になるという利点もある。
【0041】NMOSトランジスタMn11のゲートは
ノードN11に、ドレインはノードN14にそれぞれ接
続され、NMOSトランジスタMn12のゲートはノー
ドN12に接続され、ドレインはノードN13にそれぞ
れ接続される。前記NMOSトランジスタMn11、M
n12のそれぞれのソースは共にノードN15に接続さ
れ、前記ノードN15はその流出側の端子をグランドに
接続された定電流源4に接続される。前記ノードN14
には片方の端子を電源VCCに接続された抵抗素子R1
2のもう片方の端子が接続され、前記ノードN13には
片方の端子を電源VCCに接続された抵抗素子R11の
もう片方の端子が接続される。
【0042】前記ノードN13には容量素子充電用とし
て働くNMOSトランジスタMn13のゲートが接続さ
れる。該NMOSトランジスタMn13のドレインは電
源VCCに接続され、ソースはランプ波形発生部である
ノードN16に接続される。該ノードN16には容量素
子放電用定電流源5の流入側端子と容量素子C11の片
方の端子が接続される。前記定電流源5の流出側端子、
及び容量素子C11のもう片方の端子はグランドに接続
される。ランプ波形発生部である前記ノードN16はコ
ンパレータ6の正極側に接続され、該コンパレータ6の
負極側は任意に設定できる電位が入力される。
【0043】補償用素子として用いられるNMOSトラ
ンジスタMn14のゲートが前記ランプ波形発生ノード
N16に接続され、補償信号出力端子であるノードN1
4に前記NMOSトランジスタMn14のソースが接続
される。前記NMOSトランジスタMn14のドレイン
は電源VCCに接続される。なお、補償用素子として使
用する前記Mn14の代わりに前記ノードN14と前記
ノードN16の間に前記容量素子充電用NMOSトラン
ジスタMn13のゲート−ソース間寄生容量と同等の容
量値の容量素子を用いてもよい。容量素子を用いた場合
を第4実施形態例とし、その回路図を図7に示す。
【0044】図8は、第5実施形態例の可変遅延回路の
回路図である。本回路は入力バッファを兼ねた振幅拡大
バッファのカレントスイッチもランプ波形発生回路もP
NPトランジスタで構成されている。遅延発生エッジは
LレベルからHレベル切り替わり時であり、ランプ波形
はLレベルからHレベルへの遷移時に発生される。
【0045】PNPトランジスタQ15のベースはノー
ドN11に、コレクタはノードN14にそれぞれ接続さ
れ、PNPトランジスタQ16のベースはノードN12
に、コレクタはノードN13にそれぞれ接続される。前
記PNPトランジスタQ11,Q12のそれぞれのエミ
ッタは共にノードN15に接続され、前記ノードN15
はその流入側の端子を電源VCCに接続された定電流源
4に接続される。前記ノードN14には片方の端子をグ
ランドに接続された抵抗素子R12のもう片方の端子が
接続され、前記ノードN13には片方の端子をグランド
に接続された抵抗素子R11のもう片方の端子が接続さ
れる。
【0046】前記ノードN13には容量素子放電用とし
て働くPNPトランジスタQ18のベースが接続され
る。該PNPトランジスタQ18のコレクタはグランド
に接続され、エミッタはランプ波形発生部であるノード
N16に接続される。該ノードN16には容量素子充電
用定電流源5の流出側端子と容量素子C11の片方の端
子が接続される。前記定電流源5の流入側端子、及び容
量素子C11のもう片方の端子は電源VCCに接続され
る。ランプ波形発生部である前記ノードN16はコンパ
レータ6の正極側に接続され、該コンパレータ6の負極
側は任意に設定できる電位が入力される。
【0047】補償用素子として用いられるPNPトラン
ジスタQ18のベースが前記ランプ波形発生ノードN1
6に接続され、補償信号出力端子であるノードN14に
前記PNPトランジスタQ18のエミッタが接続され
る。前記PNPトランジスタQ18のコレクタはグラン
ドに接続される。なお、補償用素子として使用する前記
Q18の代わりに前記ノードN14と前記ノードN16
の間に前記容量素子放電用トランジスタQ13のベース
−エミッタ間寄生容量と同等の容量値の容量素子を接続
してもよい。容量素子を用いた場合を第6実施形態例と
し、その回路図を図9に示す。
【0048】図10は、第7実施形態例の可変遅延回路
の回路図である。図8に示す回路図中のPNPバイポー
ラトランジスタに代えて、PチャンネルタイプのMOS
トランジスタを採用した点が第5実施形態例と異なる。
以後PチャンネルタイプのMOSトランジスタはPMO
Sトランジスタと称する。
【0049】PMOSトランジスタMp11のゲートは
ノードN11に、ドレインはノードN14にそれぞれ接
続され、PMOSトランジスタMp12のゲートはノー
ドN12に接続され、ドレインはノードN13にそれぞ
れ接続される。前記PMOSトランジスタMp11,M
p12のそれぞれのソースは共にノードN15に接続さ
れ、前記ノードN15はその流入側の端子を電源VCC
に接続された定電流源4に接続される。前記ノードN1
4には片方の端子をグランドに接続された抵抗素子R1
2のもう片方の端子が接続され、前記ノードN13には
片方の端子をグランドに接続された抵抗素子R11のも
う片方の端子が接続される。
【0050】前記ノードN13には容量素子放電用とし
て働くPMOSトランジスタMp14のゲートが接続さ
れる。該PMOSトランジスタMn14のドレインはグ
ランドに接続され、ソースはランプ波形発生部であるノ
ードN16に接続される。該ノードN16には容量素子
充電用定電流源5の流出側端子と容量素子C11の片方
の端子が接続される。前記定電流源5の流入側端子、及
び容量素子C11のもう片方の端子は電源VCCに接続
される。ランプ波形発生部である前記ノードN16はコ
ンパレータ6の正極側に接続され、該コンパレータ6の
負極側は任意に設定できる電位が入力される。
【0051】補償用素子として用いられるPMOSトラ
ンジスタMp14のゲートが前記ランプ波形発生ノード
N16に接続され、補償信号出力端子であるノードN1
4に前記PMOSトランジスタMp14のソースが接続
される。前記PMOSトランジスタMn14のドレイン
はグランドに接続される。なお、補償用素子として使用
する前記Mp14の代わりに前記ノードN14と前記ノ
ードN16の間に前記容量素子放電用トランジスタMp
13のゲート−ソース間寄生容量と同等の容量値の容量
素子を接続してもよい。容量素子を用いた場合を第8実
施形態例とし、その回路図を図11に示す。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可変遅延
回路では、充電用、または放電用トランジスタの寄生容
量に流出、または流入する電荷と同等の電荷が補償回路
により補償されることにより、ランプ波形の高い直線性
が維持されるので、高い直線性をもった遅延時間が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の可変遅延回路の回路
図である。
【図2】図1の遅延時間発生回路の各ノードの電位変化
及び寄生容量による直線性劣化の様子と補償素子による
補償の様子を示す。
【図3】同図(a)及び(b)は、図1の遅延時間発生
回路が発生する遅延時間の特性、及び、遅延時間の直線
からのずれを示す図である。
【図4】容量素子充電用トランジスタの寄生容量による
ランプ波形の直線性劣化のメカニズムを説明するための
タイミングチャートである。
【図5】第2実施形態例の可変遅延回路の回路図であ
る。
【図6】第3実施形態例の可変遅延回路の回路図であ
る。
【図7】第4実施形態例の可変遅延回路の回路図であ
る。
【図8】第5実施形態例の可変遅延回路の回路図であ
る。
【図9】第6実施形態例の可変遅延回路の回路図であ
る。
【図10】第7実施形態例の可変遅延回路の回路図であ
る。
【図11】第8実施形態例の可変遅延回路の回路図であ
る。
【図12】従来の回路を示す特開平8−181584号
公報に記載の可変遅延回路の回路図である。
【図13】図12の可変遅延回路の各ノードにおける電
位変化及び、寄生容量による直線性劣化の様子を示す図
である。
【図14】同図(a)及び(b)は、図12の遅延時間
発生回路が発生する遅延時間の特性、及び、遅延時間の
直線からのずれ量を示す図である。
【符号の説明】
1 振幅拡大バッファ部 2 ランプ波形発生部 3 比較部 4,5 電流源 6 コンパレータ 7 補償部 R11〜R12 抵抗 C11,C12,C13,C14,C15 容量素子 Cje11,Cje12 寄生容量 Q11〜Q14 NPNバイポーラトランジスタ Q15〜Q17 PNPバイポーラトランジスタ Mn11〜Mn14 NチャンネルタイプMOSトラン
ジスタ Mp11〜Mp14 PチャンネルタイプMOSトラン
ジスタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量素子と該容量素子を充電する充電用
    トランジスタと、前記容量素子の電荷を一定の速度で放
    電させる定電流源で構成されるランプ波形発生回路を備
    え、該ランプ波形の電位と任意に設定可能な電位との電
    位差を比較する比較回路を有し、前記任意に設定可能な
    電位を変えることにより所望の遅延時間を発生する可変
    遅延回路において、 前記ランプ波形発生回路の出力であるランプ波形発生ノ
    ードから、前記容量素子充電用トランジスタの寄生容量
    に流出する電荷を補償する補償回路を備えることを特徴
    とする可変遅延回路。
  2. 【請求項2】 前記補償回路が前記容量素子充電用トラ
    ンジスタに入力される信号の反転論理の信号を得るため
    に挿入された回路の出力端子から前記ランプ波形発生ノ
    ードとの間に接続される補償用容量素子で構成される請
    求項1に記載の可変遅延回路。
  3. 【請求項3】 前記容量素子充電用のトランジスタがN
    PNタイプのバイポーラトランジスタで構成され、前記
    補償用容量素子が、逆バイアスされるp−n接合によっ
    て構成される、請求項2に記載の可変遅延回路。
  4. 【請求項4】 前記p−n接合が、前記容量素子充電用
    トランジスタと同じNPNタイプのバイポーラトランジ
    スタのベース−エミッタ間のp−n接合によって構成さ
    れる、請求項3に記載の可変遅延回路。
  5. 【請求項5】 前記容量素子充電用のトランジスタがN
    チャンネルタイプのMOSトランジスタで構成され、前
    記補償用容量素子が、NチャンネルタイプのMOSトラ
    ンジスタ、または容量素子によって構成される、請求項
    2に記載の可変遅延回路。
  6. 【請求項6】 容量素子と該容量素子を放電する放電用
    トランジスタと、前記容量素子の電荷を充電させる定電
    流源で構成されるランプ波形発生回路を備え、該ランプ
    波形と任意に設定可能な電位とを比較する比較回路を有
    し、前記任意に設定可能な電位を変えることにより所望
    の遅延時間を発生する可変遅延回路において、 前記ランプ波形発生回路の出力であるランプ波形発生ノ
    ードから、前記容量素子放電用トランジスタの寄生容量
    に流入する電荷を補償する補償回路を備えることを特徴
    とする可変遅延回路。
  7. 【請求項7】 前記補償回路が前記容量素子放電用トラ
    ンジスタに入力される信号の反転論理の信号を得るため
    に挿入された回路の出力端子から前記ランプ波形発生ノ
    ードとの間に接続される補償用容量素子で構成される請
    求項6に記載の可変遅延回路。
  8. 【請求項8】 前記容量素子放電用のトランジスタがP
    NPタイプのバイポーラトランジスタで構成され、前記
    補償用容量素子が、逆バイアスされるp−n接合によっ
    て構成される、請求項7に記載の可変遅延回路。
  9. 【請求項9】 前記p−n接合が、前記容量素子放電用
    トランジスタと同じPNPタイプのバイポーラトランジ
    スタによって構成される、請求項8に記載の可変遅延回
    路。
  10. 【請求項10】 前記容量素子放電用のトランジスタが
    PチャンネルタイプのMOSトランジスタで構成され、
    前記補償用容量素子が、PチャンネルタイプのMOSト
    ランジスタ、または容量素子によって構成される、請求
    項7に記載の可変遅延回路。
JP2000141265A 2000-05-15 2000-05-15 可変遅延回路 Pending JP2001326562A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000141265A JP2001326562A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 可変遅延回路
US09/853,788 US6466076B2 (en) 2000-05-15 2001-05-14 Variable delay circuit having a ramp voltage generating unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000141265A JP2001326562A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 可変遅延回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001326562A true JP2001326562A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18648403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000141265A Pending JP2001326562A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 可変遅延回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6466076B2 (ja)
JP (1) JP2001326562A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223930A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Samsung Electronics Co Ltd チャンネル電荷によるエラーを除去する電流モードトランスミッタ
JP2006180303A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Yokogawa Electric Corp プログラマブル遅延発生装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6522875B1 (en) * 1998-11-17 2003-02-18 Eric Morgan Dowling Geographical web browser, methods, apparatus and systems
US8713641B1 (en) 1998-12-08 2014-04-29 Nomadix, Inc. Systems and methods for authorizing, authenticating and accounting users having transparent computer access to a network using a gateway device
US8266266B2 (en) 1998-12-08 2012-09-11 Nomadix, Inc. Systems and methods for providing dynamic network authorization, authentication and accounting
US7194554B1 (en) 1998-12-08 2007-03-20 Nomadix, Inc. Systems and methods for providing dynamic network authorization authentication and accounting
US7073129B1 (en) 1998-12-18 2006-07-04 Tangis Corporation Automated selection of appropriate information based on a computer user's context
US8190708B1 (en) 1999-10-22 2012-05-29 Nomadix, Inc. Gateway device having an XML interface and associated method
US7035932B1 (en) 2000-10-27 2006-04-25 Eric Morgan Dowling Federated multiprotocol communication
KR100760844B1 (ko) * 2006-01-05 2007-09-21 주식회사 케이이씨 직류 교류 컨버터
US7460441B2 (en) * 2007-01-12 2008-12-02 Microchip Technology Incorporated Measuring a long time period
JP2012175441A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Elpida Memory Inc 半導体装置
US8996431B2 (en) * 2012-07-25 2015-03-31 Hrl Laboratories, Llc Spike domain neuron circuit with programmable kinetic dynamic, homeostatic plasticity and axonal delays
US11501143B2 (en) 2013-10-11 2022-11-15 Hrl Laboratories, Llc Scalable integrated circuit with synaptic electronics and CMOS integrated memristors
US10147035B2 (en) 2016-06-30 2018-12-04 Hrl Laboratories, Llc Neural integrated circuit with biological behaviors
CN110740276B (zh) * 2018-07-19 2024-03-01 格科微电子(上海)有限公司 减少图像传感器中输入斜坡信号串扰的方法、差分电路
CN112014635B (zh) * 2020-09-04 2022-09-13 南方电网科学研究院有限责任公司 一种电动汽车无线充电电能计量方法、设备及充电桩
US11451220B2 (en) 2020-11-23 2022-09-20 Silanna Asia Pte Ltd Noise-tolerant delay circuit

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5502410A (en) * 1994-03-14 1996-03-26 Motorola, Inc. Circuit for providing a voltage ramp signal
JP2991065B2 (ja) 1994-12-22 1999-12-20 日本電気株式会社 可変遅延回路および遅延時間検査方法
US5617051A (en) * 1995-06-22 1997-04-01 Maxim Integrated Products Voltage overshoot limiter
US5929671A (en) * 1996-02-05 1999-07-27 Cypress Semiconductor Corporation Waveform generator
US5973522A (en) * 1998-02-05 1999-10-26 Applied Micro Circuits Corporation Current injected ramp with reduced recovery time background of the invention
DE69800694T2 (de) * 1998-12-23 2001-09-13 Agilent Technologies Inc Schaltung zur Erzeugung von Signalen mit einstellbarer Flankensteilheit
US6169433B1 (en) * 1999-01-14 2001-01-02 National Semiconductor Corporation Method and apparatus using feedback to generate a ramped voltage with controlled maximum amplitude

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223930A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Samsung Electronics Co Ltd チャンネル電荷によるエラーを除去する電流モードトランスミッタ
JP4708043B2 (ja) * 2004-02-06 2011-06-22 三星電子株式会社 チャンネル電荷によるエラーを除去する電流モードトランスミッタ
JP2006180303A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Yokogawa Electric Corp プログラマブル遅延発生装置
JP4687951B2 (ja) * 2004-12-24 2011-05-25 横河電機株式会社 プログラマブル遅延発生装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6466076B2 (en) 2002-10-15
US20010040473A1 (en) 2001-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001326562A (ja) 可変遅延回路
US10078016B2 (en) On-die temperature sensor for integrated circuit
US20140111259A1 (en) Power-on reset circuit
US7196552B2 (en) Comparator circuit with offset cancellation
JP4514460B2 (ja) 発振回路および半導体装置
US6549029B1 (en) Circuit and method for measuring capacitance
WO2007070886A2 (en) Address transition detector for fast flash memory device
JPH08213886A (ja) 遅延回路
JP3278635B2 (ja) 半導体集積回路
US5939902A (en) Integrating circuit internally included in semiconductor device
US20080238517A1 (en) Oscillator Circuit and Semiconductor Device
JP3688072B2 (ja) 可変遅延回路
JP2002323518A (ja) 電圧検出回路
JP3297361B2 (ja) ヒステリシスを有する半導体集積回路
CN110706642B (zh) 一种用于led显示屏驱动芯片的振荡电路
JPH09199992A (ja) 可変遅延回路
CN114740936B (zh) 一种失调消除的带隙基准电路
CN114879800A (zh) 利用ptat/ctat电流切换的温度传感器电路
US20240097618A1 (en) Inductor current reconstruction circuit, controller and switched-mode power supply
JP2874453B2 (ja) ワンショットマルチバイブレータ
JP2009159148A (ja) アナログスイッチ
JPH09186294A (ja) 電圧発生回路及び半導体装置
JP2002111472A (ja) 外部プルアップ抵抗器検出および出力バッファの補償
JP3114980B2 (ja) 遅延回路
JPH09135157A (ja) パワーオンリセット回路