JP2001325664A - 電子証明装置、その使用方法及び記憶媒体 - Google Patents

電子証明装置、その使用方法及び記憶媒体

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JP2001325664A
JP2001325664A JP2000143448A JP2000143448A JP2001325664A JP 2001325664 A JP2001325664 A JP 2001325664A JP 2000143448 A JP2000143448 A JP 2000143448A JP 2000143448 A JP2000143448 A JP 2000143448A JP 2001325664 A JP2001325664 A JP 2001325664A
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terminal
electronic
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Yasushi Otsuki
裕史 大月
Akihiro Mimoto
章浩 見元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で不正コピーや不正使用を防止
し、使い勝手に優れた信頼性の高い電子証明装置を提供
する。 【解決手段】 預金残高データ・パスワードA・口座番
号のように書き換えを必要とするデータを記憶するRA
M12と、書き換えを必要としない個人データを記録す
るワンタイムPROM13を有し、各記憶手段12,1
3に記憶されたデータを送受信する送受信手段10と、
端末から受けたデータを表示するモニター8とを備え、
電子証明装置6が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子パスポート、
電子マネー等として使用できる電子証明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば運転免許証は、免許取得者の住
所,氏名,免許番号,免許期間などの必要事項が印刷さ
れると共に、免許取得者の写真が貼着されている。パス
ポートにおいても同様であり、氏名,国籍,身長などが
記入されると共に、写真が掲載されている。これらの証
明証は公的期間に対する証明を行なうところから、上述
した必要事項の記入がなされるものである。
【0003】近時では、上記の如き証明証を電子機器を
用いて代替する試みがなされており、例えば特開平6−
064370号公報のように、記憶手段を用いて個人デ
ータを送受信する技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に示された装置には個人データの記憶手段にデータの
消去・書き換えが可能なEEPROMが使われ、パスワ
ードによるセキュリティ機構が設けられていない。ま
た、個人データをEEPROMに記録する際に専用のリ
ードライト装置が使われている。仮にこのリードライト
装置を第3者がコピーすれば、電子証明書内の個人情報
を書き換えた、偽の運転免許証や保険証やパスポートを
作り出すことも可能になってしまう。
【0005】前記公報には記載されていないが、EEP
ROMに記録された顔写真をホストコンピュータの情報
と照らしあわせてセキュリティを確保することも考えら
れる。しかしながら、これを行った場合、ホストコンピ
ュータには例えば4000万人分(3人に1人が免許取
得者とした場合)の画像データを記録しなければなら
ず、一人当たりの圧縮画像データ量を10Kバイトとす
ると、データ量は400Gバイトになる。これだけの情
報を管理し、なおかつ検索する機能を持たせるには大規
模なシステムが必要であり、アクセスにも時間がかか
る。
【0006】管理コストや信頼性さらには容量の点から
すると、ホストコンピュータに記憶させるデータは、パ
スワードのような短いテキストデータでなければならな
い。また、電子マネーや電子証明書はお金と同じで、不
正コピーや不正使用を許さない装置でなければならな
い。このためには、分解されても記憶手段からデータが
盗まれることがない機構にする必要がある。さらに、万
が一、コピーが作られ不正使用された場合であっても、
被害を最小限で食い止められるような手段が講じられて
いることが必須である。
【0007】そこで本発明は、簡易な構成で不正コピー
や不正使用を防止し、使い勝手に優れた信頼性の高い電
子証明装置及びその使用方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
【0009】本発明の電子証明装置は、データの送受信
により特定者に関する所定事項の証明を行うものであっ
て、書き換え不要なデータを記憶し、1回の書き込みの
み可能な第1の記憶手段と、書き換えを必要とするデー
タを記憶し、複数回の書き込みが可能な第2の記憶手段
と、前記各記憶手段に記憶されたデータを送受信する送
受信手段と、端末から受けたデータを表示する表示手段
とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の電子証明装置の一態様において、
所有者が自己に関する特定事項を証明するためのもので
ある。
【0011】本発明の電子証明装置の一態様において、
金融機関との金融取引を行うために、所有者が自己に関
する特定事項を証明し意思表示するものである。
【0012】本発明の電子証明装置の一態様において、
使用する度に、端末又はホストコンピュータが送信して
くる新しいパスワードデータを受信し、当該パスワード
データを前記第2の記憶手段に上書きする。
【0013】本発明の電子証明装置の一態様において、
前記第1及び第2の記憶手段は、チップオンボード方式
で基板に実装される。
【0014】本発明の電子証明装置の一態様において、
カード形状又は腕時計形状のものである。
【0015】本発明の電子証明装置の使用方法は、デー
タの送受信により特定者に関する所定事項の証明を行う
電子証明装置を対象とし、書き換え不要なデータと書き
換えを必要とするデータとを区別して、前者を1回の書
き込みのみ可能な状態で、後者を複数回の書き込みが可
能な状態でそれぞれ記憶し、前記データをホストコンピ
ュータとの間で送受信し、端末から受けた前記データを
表示することを特徴とする。
【0016】本発明の電子証明装置の使用方法の一態様
において、前記電子証明装置は、所有者が自己に関する
特定事項を証明するためのものである。
【0017】本発明の電子証明装置の使用方法の一態様
において、前記電子証明装置は、金融機関との金融取引
を行うために、所有者が自己に関する特定事項を証明し
意思表示するものである。
【0018】本発明の電子証明装置の使用方法の一態様
において、使用する度に、端末又はホストコンピュータ
が送信してくる新しいパスワードデータを受信し、当該
パスワードデータを前記第2の記憶手段に上書きする。
【0019】本発明の記憶媒体は、前記電子証明装置の
各構成要素としてコンピュータを機能させるためのプロ
グラムを格納したコンピュータ読取り可能なものであ
る。
【0020】本発明の記憶媒体は、前記電子証明装置の
使用方法の処理手順を実行させるためのプログラムを格
納したコンピュータ読取り可能なものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は電子証明装置と端末との関係を示す概略斜視図で
あり、図2は電子証明装置の正面拡大図、図3は電子証
明装置の回路構成図である。
【0022】最初に、本実施形態の電子証明装置の有す
るセキュリティ機能について説明する。本実施形態の記
憶手段は、預金残高データ・パスワードA・口座番号の
ように書き換えを必要とするデータを記憶するRAM1
2と、書き換えを必要としない個人データを記録するワ
ンタイムPROM13から構成されている。
【0023】RAM12とワンタイムPROM13は、
例えば図5に示すようなチップオンボード形状で基板に
実装される。ここで、31はRAM12及びワンタイム
PROM13からなるシリコンチップ、34が基板であ
る。シリコンチップ31が基板34上のパターン32と
配線33により接続されており、シリコンチップ31、
パターン32及び配線33がモールド30に被覆されて
いる。このような構成により、第三者が記憶内容を盗
み、記憶手段を使用可能な状態で取り出すことが抑止さ
れる。
【0024】ユーザーは最初に購入した電子証明装置6
をしかるべき公的機関に持ってゆき、入力端子14から
ワンタイムPROM13に顔・全身像・横顔・身長・出
身地・血液型・指紋・網膜パターンなどの個人データを
書き込んでもらう。データ書き込み終了後はデータをロ
ックし、2度目以降のデータ書き込みはできないように
する。パスワードBはホストコンピュータに登録する。
確認のため端末に接続すると自動的にパスワードAがR
AM12に書き込まれる。
【0025】パスワードAはホストコンピュータ48と
電子証明装置6のRAM12に記憶される、ユーザーが
知らないパスワードである。パスワードBはホストコン
ピュータ48のみに登録され、ユーザーが記憶し、端末
1を操作する際に本人確認のために入力しなければなら
ないパスワードである。パスワードA,Bの登録が完了
した段階で電子証明装置6はパスワードBの入力を必要
とする電子証明書として機能する。
【0026】ユーザーが電子証明装置6を金融機関(主
に銀行)との金融取引を行う際の電子マネーとして利用
する場合には、これを銀行に預け、口座番号をRAM1
2に記録してもらう。ここで初めて電子証明装置6は電
子マネーとして機能する。
【0027】電子証明装置6を使用する際の操作方法を
以下に示す。なお、ここでは電子マネーとして使用する
場合を先に説明し、後に電子証明書として使用する際の
操作方法を説明する。
【0028】最初に送受信スイッチ7を押す。送受信ス
イッチ7が押されると、ワンタイムPROM13から個
人データ(顔、全身像、指紋、網膜パターン、性別、生
年月日、住所、サインなどの画像データ)、RAM12
から口座番号とパスワードAが端末1に送信される。電
子証明書の場合には個人情報とパスワードAのデータの
みが送信される。
【0029】端末1を操作する側ではディスプレイ2に
映し出された個人情報(顔、全身像、性別、サイン)か
ら本発明を使用する人が本人かどうかを確認できる。仮
に、使用する人の顔と画像情報が一致しないと思われる
場合は、その場で確認するか、ホストコンピュータヘの
アクセスをストップするか、警察に通報する等の手段が
採られる。
【0030】本人が記憶しているパスワードBを端末1
のパスワード入力用テンキー4から入力する。パスワー
ドA,B・口座番号データを受けた端末1はホストコン
ピュータ48にデータを送信する。ホストコンピュータ
48はデータを照合し、データが正しければ残高情報を
端末1に送信し、端末1は電子証明装置6に残高情報を
送信する。
【0031】電子証明書の場合には、パスワードA,B
だけをホストコンピュータ48に送信する。ホストコン
ピュータ48はデータを照合し、データが正しければ本
人であるという通知を端末1に送信する。
【0032】端末1へのアクセス終了時に、端末1は乱
数発生器45にて新しいパスワードAを発生、あるいは
ホストコンピュータ48から新しいパスワードAを受信
し電子証明装置6に送信する。新しいパスワードAはR
AM12に上書き記憶される。
【0033】同時に端末1が新しいパスワードAを作成
した場合には、新しいパスワードAをホストコンピュー
タにも送信する。ホストコンピュータはパスワードAの
履歴を記憶する。これにより第3者が電子証明装置6を
コピーして使おうとしても、第三者が使う前にオリジナ
ルを有する本人が買い物や身分照合を行うと、パスワー
ドAが書き換わり、第3者が古いパスワードAを有する
コピーを使用しようとしたときに、不正使用と判断し、
オリジナルも含め使用不可とする。その後再確認チェッ
クを行い、新しいパスワードAを有するほうがオリジナ
ルであることが確認された後、オリジナルのみ使用可能
になる。
【0034】逆に、コピーを有する第3者がオリジナル
を有する本人よりも先に新しいパスワードAを入手して
しまった場合、オリジナルを有する人が買い物あるいは
身分照会を行った際に不正使用と判断されアクセスが停
止する。
【0035】その後、再確認チェックを行い、今度は古
いパスワードAを有するほうがオリジナルであることが
確認され、オリジナルのみ使用可能になる。オリジナル
を持つ本人もアクセスできなくなるが、アクセスストッ
プ処理が従来のキャッシュカードよりも早いので、被害
を最小限に止めることができる。
【0036】図3に示すように、送受信スイッチ7を押
すと、電池9が接続された制御回路15は、送受信器1
0と信号処理回路11を起動させ個人情報とパスワード
AをワンタイムPROM13とRAM12から呼び出
し、信号処理11を経由して送受信器10に送る。デー
タは送受信器10から端末1に送信される。
【0037】端末1では、図4に示すように、データを
送受信器41で受信し信号処理42を経由してRAM4
3に記憶する。同時にモニター5にパスワードBを入力
するように表示される。
【0038】個人情報がRAM43から信号処理42を
経てモニター2に映し出される。本人以外のものが不正
使用していることを確認した場合には、コントロールパ
ネル44からホストコンピュータ48へのデータ送信を
ストップする。
【0039】ユーザーはパスワードBをテンキー4から
入力する。入力されたパスワードBは制御回路47と信
号処理42を経由してRAM43に入力される。
【0040】端末1は、パスワードA,Bと口座番号デ
ータあるいはパスワードA,BのみをRAM43から呼
び出し、信号処理42とモデム46を経由してホストコ
ンピュータ48にデータを送信する。
【0041】ホストコンピュータ48はデータを照合
し、問題なければ、残高情報あるいは本人確認信号を端
末1に送信する。
【0042】本実施形態の電子証明装置を電子マネーと
して使用する場合、端末1はモデム46・信号処理42
・送受信器41を経由して電子証明装置6に残高情報を
送信する。
【0043】残高情報を送受信器10で受信した電子証
明装置6では、データが信号処理手段11を経由してR
AM12に書き込まれ、モニター8に情報が映し出され
る。
【0044】端末1の側では買い物代金をコントロール
パネル44から入力する。金額は制御回路47・信号処
理42を経由してモニター2とモニター5に映し出され
る。ユーザーが支払のため承認スイッチ4を押すと、端
末1は買い物情報をホストコンピュータ48と電子証明
装置6に送信する。
【0045】同時に、端末1は新しいパスワードAを乱
数発生器45から作り出すかあるいはホストコンピュー
タ48から送信してもらう。パスワードAは信号処理4
2を経由して送受信器41に送られ、電子証明装置6に
送信される。
【0046】パスワードAと残高データは、送受信機1
0で受信され信号処理11を経由してRAM12に記憶
され、処理が終了する。次回、アクセスする場合は新し
いパスワードAでアクセスを行う。
【0047】以上説明したように、本実施形態の電子証
明装置6によれば、簡易な構成で不正コピーや不正使用
を効率良く防止することが可能となり、使い勝手にも優
れ、高信頼性の確保が実現する。
【0048】(変形例)以下、本実施形態の諸変形例に
ついて説明する。
【0049】−変形例1− パスワードBの入力は、使用金額が低い等の理由によ
り、端末側の設定により省略することも可能である。な
お、この場合の装置構成は本実施形態と同様である。
【0050】−変形例2− 本実施形態では、パスワードの数をパスワードA,Bの
2つとしたが、パスワードは多いほうがセキュリティは
向上する。複数のパスワードをワンタイムPROMある
いはRAMに記憶する装置であっても、回路構成は図3
に示したものと同じになる。よってパスワードを2つ以
上にしても好適である。
【0051】−変形例3− ここでは、図6に示すように、コストダウンのため、ワ
ンタイムPROMとRAMの構成をRAMのみで構成
し、RAM12に個人情報を記入するエリアを規定し、
このエリアに記録されたデータは1度しか記録できない
と共に消去できないようにすることでワンタイムPRO
Mの代替を可能にする。
【0052】−変形例4− ここでは、図7,8に示すように、使い勝手を向上する
ため、電子証明装置を腕時計に組み込んだ腕時計型電子
証明装置70の例である。この腕時計型電子証明装置7
0は、モニター71及びデータ送受信スイッチ72を有
している。
【0053】腕時計形状には下記の利点が存在する。 1.ベルトで身に付けるため、紛失する心配がない。万
一落とした場合は、腕の違和感から本人がすぐに気付
く。また、紛失した場合ですぐに気づけば、第3者によ
る不正使用を最小限にでき、セキュリティ基盤の安定化
に寄与する。 2.大容量の電池や回路を内蔵しやすく、電池交換も容
易である。 3.箱型なので薄いカード形状と違い頑丈である。 4.ファッション性に優れる。ベルトのデザインを個人
の嗜好にあったものに変えられる。 5.電波を遮断する金属製の小銭に囲まれないため、受
信感度が低い受信機と送信出力の弱い送信機で構成する
ことができる。
【0054】ここで、上述した実施形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、前記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、実施形態の機能を実現するためのソフト
ウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格
納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作さ
せることによって実施したものも、本発明の範疇に含ま
れる。
【0055】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。
【0056】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0057】更に、供給されたプログラムコードがコン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、その
プログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能
拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機
能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、簡易な構成で不正コピ
ーや不正使用を効率良く防止することが可能となり、使
い勝手にも優れ、高信頼性の確保が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子証明装置と端末との関係を示
す概略斜視図である。
【図2】電子証明装置の正面拡大図である。
【図3】電子証明装置の回路構成図である。
【図4】端末の構成を示す回路構成図である。
【図5】チップオンボードの構造を説明する断面図であ
る。
【図6】変形例3の電子証明装置の回路構成図である。
【図7】変形例4の電子証明装置(を含む腕時計)の回
路構成図である。
【図8】変形例4の電子証明装置(を含む腕時計)の平
面拡大図である。
【符号の説明】
1 端末 2 モニター(端末側確認用) 3 承認ボタン 4 パスワード入力用テンキー 5 モニター(ユーザー確認用) 6 電子証明装置 7 データ送受信スイッチ 8 モニター 9 電池 10 送受信器 11 信号処理回路 12 RAM 13 ワンタイムPROM 14 入力端子 15 制御回路 30 モールド 31 シリコンチップ(RAM12及びワンタイムPR
OM13) 32 パターン 33 配線 34 基板 41 送受信器 42 信号処理 43 RAM 44 コントロールパネル 45 乱数発生器 46 モデム 47 制御回路 48 ホストコンピュータ 70 腕時計型電子証明装置 71 モニター 72 データ送受信スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/077 G06K 19/00 K 9A001 19/00 Q Fターム(参考) 2C005 MA02 MB08 SA14 SA15 3E040 AA04 BA18 BA20 CA14 CB04 DA02 DA03 EA02 FH02 5B035 AA14 BB09 BC01 CA23 CA39 5B049 BB46 CC02 CC36 DD04 EE23 EE24 FF03 FF04 GG04 GG07 5B055 BB16 BB20 CC10 EE02 EE03 EE21 EE27 FA01 FA05 FB03 HA02 HA04 JJ05 KK05 KK09 KK18 KK19 PA02 PA34 9A001 HZ27 JJ66 LL03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送受信により特定者に関する所
    定事項の証明を行う電子証明装置であって、 書き換え不要なデータを記憶し、1回の書き込みのみ可
    能な第1の記憶手段と、 書き換えを必要とするデータを記憶し、複数回の書き込
    みが可能な第2の記憶手段と、 前記各記憶手段に記憶されたデータを送受信する送受信
    手段と、 端末から受けたデータを表示する表示手段とを備えるこ
    とを特徴とする電子証明装置。
  2. 【請求項2】 所有者が自己に関する特定事項を証明す
    るためのものであることを特徴とする請求項1に記載の
    電子証明装置。
  3. 【請求項3】 金融機関との金融取引を行うために、所
    有者が自己に関する特定事項を証明し意思表示するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の電子証明装
    置。
  4. 【請求項4】 使用する度に、端末又はホストコンピュ
    ータが送信してくる新しいパスワードデータを受信し、
    当該パスワードデータを前記第2の記憶手段に上書きす
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の電子証明装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の記憶手段は、チップ
    オンボード方式で基板に実装されることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の電子証明装置。
  6. 【請求項6】 カード形状又は腕時計形状のものである
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    電子証明装置。
  7. 【請求項7】 データの送受信により特定者に関する所
    定事項の証明を行う電子証明装置の使用方法であって、 書き換え不要なデータと書き換えを必要とするデータと
    を区別して、前者を1回の書き込みのみ可能な状態で、
    後者を複数回の書き込みが可能な状態でそれぞれ記憶
    し、前記データをホストコンピュータとの間で送受信
    し、端末から受けた前記データを表示することを特徴と
    する電子証明装置の使用方法。
  8. 【請求項8】 前記電子証明装置は、所有者が自己に関
    する特定事項を証明するためのものであることを特徴と
    する請求項7に記載の電子証明装置の使用方法。
  9. 【請求項9】 前記電子証明装置は、金融機関との金融
    取引を行うために、所有者が自己に関する特定事項を証
    明し意思表示するものであることを特徴とする請求項7
    に記載の電子証明装置の使用方法。
  10. 【請求項10】 使用する度に、端末又はホストコンピ
    ュータが送信してくる新しいパスワードデータを受信
    し、当該パスワードデータを前記第2の記憶手段に上書
    きすることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に
    記載の電子証明装置の使用方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    電子証明装置の各構成要素としてコンピュータを機能さ
    せるためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項7〜10のいずれか1項に記載
    の電子証明装置の使用方法の処理手順を実行させるため
    のプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録
    媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123041A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 本人証明システム及び本人証明方法
CN108171901A (zh) * 2017-12-31 2018-06-15 厦门熙重电子科技有限公司 一种一体化自助终端

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