JP2001320348A - 移動通信用基地局ネットワーク及び前記ネットワークにおける基地局切換え方法 - Google Patents

移動通信用基地局ネットワーク及び前記ネットワークにおける基地局切換え方法

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JP2001320348A
JP2001320348A JP2000137879A JP2000137879A JP2001320348A JP 2001320348 A JP2001320348 A JP 2001320348A JP 2000137879 A JP2000137879 A JP 2000137879A JP 2000137879 A JP2000137879 A JP 2000137879A JP 2001320348 A JP2001320348 A JP 2001320348A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動端末の移動による基地局の切換えが生じ
ても、統括局における処理を軽減させ、効率的な移動通
信用基地局ネットワーク及び前記ネットワークにおける
基地局切換え方法を提供すること。 【解決手段】 無線基地局BSは、所定の波長の光信号
を送信する可変光光源54と、可変光光源54からの光
信号を波長多重伝送するために合波するWDMカプラ5
5を具備し、統括局40は、波長多重伝送された光信号
の波長を受信する複数の光受信器43と、複数のBSよ
り波長多重伝送されてきた光信号を各波長にそれぞれ光
受信器に分波するWDMカプラ45を具備している。B
S3と通信していた移動端末MS1が移動して、通信す
る基地局をBS4に変更した場合、BS4は、BS3が
送信していた光信号波長λMS1と同一の光信号波長λ
MS1により統括局に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のセルに配置
された無線基地局と、それを統括する統括局とが光ファ
イバで波長多重伝送又はサブキャリア光伝送により接続
されている移動通信用基地局ネットワーク及び移動通信
用基地局ネットワークにおける基地局切換え方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の移動通信用基地局ネッ
トワークの構成例を示すブロック図である。
【0003】統括局10と無線基地局(BS1〜BS
7、なお、BSの数は、7に限定されない。以下、「B
S」という。)は光ファイバ30によりループ状に接続さ
れていて、波長多重伝送により光信号の送受信がなされ
ている。
【0004】この構成において、各BSに統括局10か
ら光伝送する場合は、各BS毎に受信波長が割り当てら
れており、統括局10において各BS用の光波長を送信
する光送信器16が具備され、WDMカプラ17により
それぞれの光信号が波長多重伝送するために合波されて
送信される。
【0005】各BS1〜BS7においては、それぞれの
WDMカプラ25によって、自分宛ての波長の光信号が
分波され、光受信器23により受信される。光受信器2
3からの信号はアクセス系無線(BSと移動端末間の無
線通信)送受信器22によりアンテナ21を介して移動
端末(MS1、MS2、なお、MSの数は、2に限定さ
れない。以下、「MS」という。)と無線通信する。
【0006】MSからの無線信号はアンテナ21を介し
てアクセス系無線送受信器22により受信され、光送信
器24により光信号に変換されWDMカプラ25により
波長多重伝送するために合波される。
【0007】なお、BSのアクセス系無線送受信器22
には、MSから受信した無線信号を復調してディジタル
信号に変換する移動通信用無線信号復調器と、光受信器
23の出力であるディジタル信号を移動通信用無線周波
数信号に変換する移動通信用無線信号変調器とを具備し
ている。
【0008】統括局10では各BSからの光信号をWD
Mカプラ17により、それぞれの波長毎に分波され、光
受信器15により受信される。
【0009】例えば、MS1がBS3と通信している場
合は、統括局から波長λBS3でBS3に伝送し、BS
3から統括局10へ波長λBS3’で伝送されている。
【0010】その際に、MSが移動してBS4と通信を
始めたときは、統括局10においては、BS3用の波長
λBS3からBS4用の波長λBS4の光送信器に選択
スイッチ14で切り換え、統括局10から波長λBS4
でBS4に伝送する。また、同時に、BS4では、統括
局10へ波長λBS4’で伝送する。その結果、統括局
10への信号は波長λBS3’からλBS4’に変わる
ので、統括局10では、波長λBS4’の信号を受信す
る光受信器に選択スイッチ13により切り換えて受信す
る。これにより、MSと統括局は通信を続けることが可
能となる。
【0011】図15は、従来の統括局におけるWDMカ
プラの例を示す図である。
【0012】WDMカプラ17においては、各波長の
光送信器からの信号が入力され、それが波長多重するた
めに合波されて各BSへ送信される。
【0013】従って、送信するBSがBS3からBS4
に切り換わった場合には、波長λ S3からλBS4
光送信器を切り換えて伝送する。
【0014】一方、WDMカプラ17においては、各
BSからの波長λBS1’からλ SN’の光信号は、
それぞれの波長により各端子へ分波され、それぞれ光受
信器により受信される。
【0015】従って、受信先のBSが、BS3からBS
4に切り換わった場合には、出力端子を波長λBS3’
からλBS4’に変更する必要があるため、選択スイッ
チにより光受信器を切り換えて受信する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動端
末の移動による基地局の切り換えが頻繁に生じると統括
局において、各光送受信器の選択スイッチ等の選択合成
を行う処理が過大になり統括局の処理能力が大きくなり
すぎるという問題があった。
【0017】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、移動端末の移動により、基地局の切換えが生じて
も、統括局における処理を軽減させ、効率的な移動通信
用基地局ネットワーク及び前記ネットワークにおける基
地局切換え方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0019】請求項1に記載された発明は、複数のセル
に配置された無線基地局と、それを統括する統括局とが
光ファイバで波長多重伝送により接続されている移動通
信用基地局ネットワークにおいて、前記無線基地局は、
所定の波長の光信号を送信する波長可変送信器(例え
ば、図1における波長可変光源54)と、前記波長可変
送信器からの光信号を波長多重伝送するために合波する
WDMカプラを具備し、前記統括局は、波長多重伝送さ
れた光信号の波長を受信する複数の光受信器と、複数の
前記無線基地局より波長多重伝送されてきた光信号を各
波長にそれぞれ前記光受信器に分波するWDMカプラを
具備し、前記無線基地局と通信する移動端末が移動し
て、通信する無線基地局を変更した場合、移動端末が移
動した先の無線基地局は、前記波長可変送信器の波長を
制御し、移動前の無線基地局が送信した光信号波長と同
一の光信号波長で、前記統括局に送信することを特徴と
する。これにより、移動端末が移動して、基地局を変更
しても、統括局は、その移動端末に係る基地局からの信
号を、移動前の波長で受信することができる。
【0020】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記無
線基地局に設けたWDMカプラは、波長多重伝送される
複数の波長の光信号から、特定の波長のみを分波し、前
記無線基地局は、前記WDMカプラにより分波された光
信号を受信する光受信器を具備し、前記統括局は、波長
多重伝送のための光信号を送信する複数の波長可変光送
信器(例えば、図2における波長可変光源64)を具備
し、前記統括局に設けたWDMカプラは、前記複数の波
長可変光送信器からの光信号を波長多重伝送するために
合波し、前記無線基地局と通信する移動端末が移動し
て、通信する無線基地局を変更した場合、前記統括局
は、前記波長可変送信器の波長を制御し、移動端末が移
動した先の無線基地局向けの光波長に変更して、移動し
た先の無線基地局に送信することを特徴とする。
【0021】これにより、移動端末が移動して、基地局
を変更しても、統括局は、その移動端末に係る基地局へ
の信号を、統括局の波長可変送信器の波長を制御して、
移動端末が移動した先の無線基地局向けの光波長に変更
することで対応することができる。
【0022】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載の移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記無
線基地局に設けたWDMカプラは、可変WDMカプラで
あって、波長多重伝送された複数の波長の光信号から分
波する波長を可変とし、前記無線基地局は、前記可変W
DMカプラにより分波された光信号を受信する光受信器
を具備し、前記無線基地局と通信する移動端末が移動し
て、通信する無線基地局を変更した場合、前記統括局
は、移動端末が通信する無線基地局を変更しても、無線
基地局へ送信する光信号の波長は変更せずに送信し、移
動した先の無線基地局は、前記可変WDMカプラによ
り、統括局からの光信号の波長を分波して受信すること
を特徴とする。
【0023】これにより、移動端末が移動して、基地局
を変更しても、統括局は、その移動端末に係る基地局へ
の信号を、移動前の波長で送信することができる。
【0024】請求項4に記載された発明は、複数のセル
に配置された無線基地局と、それを統括する統括局とが
光ファイバで波長多重伝送により接続されている移動通
信用基地局ネットワークにおいて、前記無線基地局は、
前記移動端末から受信した無線信号を復調してディジタ
ル信号に変換する移動通信用無線信号復調器と、前記移
動通信用無線信号復調器により変換された前記統括局向
けのディジタル信号が波長多重伝送された光信号に変換
する光送信器と、前記統括局からのディジタル信号が波
長多重伝送されている光信号を受信してディジタル信号
に変換する光受信器と、前記光受信器により変換された
ディジタル信号を移動通信用無線周波数信号に変換する
移動通信用無線信号変調器とを具備し、前記統括局は、
前記無線基地局から受信したディジタル信号が波長多重
伝送されている光信号をディジタル信号に変換する光受
信器と、無線基地局向けのディジタル信号が波長多重伝
送されたディジタル信号の光信号に変換する光送信器と
を具備することを特徴とする。
【0025】請求項5に記載された発明は、複数のセル
に配置された無線基地局と、それを統括する統括局とが
光ファイバでサブキャリア光伝送により接続されている
移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記無線基地
局は、前記移動端末から受信した移動通信用無線信号を
復調してディジタル信号に変換する移動通信用無線信号
復調器と、前記移動通信用無線信号復調器により変換さ
れたディジタル信号をエントランス用無線信号に変換す
るエントランス用無線信号変調器と、前記エントランス
用無線信号変調器により変換されたエントランス用無線
信号をサブキャリア光伝送するために光信号に変換する
光送信器と、サブキャリア光伝送されたエントランス用
無線信号を電気信号に変換する光受信器と、電気信号に
変換されたエントランス用無線信号をディジタル信号に
変換するエントランス用無線信号復調器と、前記エント
ランス用無線信号復調器により変換されたディジタル信
号を移動通信用無線周波数信号に変換する移動通信用無
線信号変調器とを具備し、前記統括局は、前記無線基地
局が送信したエントランス用の無線信号でサブキャリア
光伝送された光信号を電気信号に変換する光受信器と、
電気信号に変換されたエントランス用無線信号をディジ
タル信号に変換するエントランス用無線信号復調器と、
無線基地局向けのディジタル信号をエントランス用無線
信号に変換するエントランス用無線信号変調器と、前記
エントランス用無線信号変調器により変換されたエント
ランス用無線信号をサブキャリア光伝送するために光信
号に変換する光送信器とを具備することを特徴とする。
【0026】請求項6に記載された発明は、複数のセル
に配置された無線基地局と、それを統括する統括局とが
光ファイバでサブキャリア光伝送により接続されている
移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記無線基地
局は、前記移動端末から受信した無線信号をサブキャリ
ア光伝送するために光信号に変換する光送信器と、前記
統括局から受信した移動通信用無線周波数信号がサブキ
ャリア光伝送されている光信号を電気信号に変換する光
受信器とを具備し、前記統括局は、前記無線基地局から
受信した移動通信用無線周波数信号がサブキャリア光伝
送されている光信号を電気信号に変換する光受信器と、
電気信号に変換された移動通信用無線周波数信号をディ
ジタル信号に変換する移動通信用無線信号復調器と、無
線基地局向けのディジタル信号を移動通信用無線周波数
信号に変換する移動通信用無線信号復調器と、前記移動
通信用無線信号復調器により変換された移動通信用無線
周波数信号をサブキャリア光伝送された光信号に変換す
る光送信器とを具備することを特徴とする。
【0027】これにより、請求項5記載の発明における
エントランス用無線信号の代わりに、移動通信用無線周
波数信号を用いてサブキャリア光伝送することができ
る。
【0028】請求項7に記載された発明は、複数のセル
に配置された無線基地局と、それを統括する統括局が光
ファイバでサブキャリア光伝送により接続されている移
動通信用基地局ネットワークにおいて、前記無線基地局
は、前記移動端末から受信した移動通信用無線信号を復
調してディジタル信号に変換する移動通信用無線信号復
調器と、前記移動通信用無線信号復調器により変換され
たディジタル信号をエントランス用無線信号に変換する
周波数可変エントランス用無線信号変調器と、統括局又
は他の無線基地局から伝送された、サブキャリア光伝送
されたエントランス用無線信号を電気信号に変換する光
受信器と、前記光受信器の出力と前記周波数可変エント
ランス用無線信号変調器の出力を合波するカプラとを具
備し、前記統括局は、エントランス用無線信号がサブキ
ャリア光伝送されている光信号を電気信号に変換する光
受信器と、前記光受信器の出力を周波数毎に分波する周
波数選択型カプラと、前記周波数選択型カプラにより分
波されたそれぞれのエントランス用の無線信号をディジ
タル信号に変換するエントランス用無線信号復調器とを
具備し、前記無線基地局と通信する移動端末が移動し
て、通信する無線基地局を変更した場合、移動端末が移
動した先の無線基地局は、前記周波数可変エントランス
用無線信号変調器のキャリア周波数を制御し、移動前の
無線基地局が送信したエントランス用無線信号周波数と
同一のエントランス用無線信号周波数で、前記統括局に
送信することを特徴とする。
【0029】これにより、移動端末が移動して、基地局
を変更しても、統括局は、その移動端末に係る基地局か
らの信号を、移動前のエントランス用無線信号周波数で
受信することができる。
【0030】請求項8に記載された発明は、請求項7に
記載の移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記無
線基地局は、サブキャリア光伝送されたエントランス用
無線信号を電気信号に変換する光受信器と、前記光受信
器の出力から所定の周波数信号を分波する周波数選択型
カプラと、前記周波数選択型カプラが分波したエントラ
ンス用無線信号をディジタル信号に変換するエントラン
ス用無線信号復調器と、前記エントランス用無線信号復
調器により変換されたディジタル信号を移動通信用無線
周波数信号に変換する移動通信用無線信号変調器とを具
備し、前記統括局は、無線基地局向けのディジタル信号
をエントランス用の無線信号に変換する周波数可変エン
トランス用無線信号変調器と、前記周波数可変エントラ
ンス用無線信号変調器の出力を合波するカプラと、前記
エントランス用無線信号変調器により変換されたエント
ランス用無線信号をサブキャリア光伝送するために光信
号に変換する光送信器とを具備し、前記無線基地局と通
信する移動端末が移動して、通信する無線基地局を変更
した場合、前記統括局は、無線基地局向けのディジタル
信号をエントランス用無線信号に変換する前記周波数可
変エントランス用無線信号変調器のキャリア周波数を制
御し、移動端末が移動した無線基地局向けのエントラン
ス用無線周波数に変更することを特徴とする。
【0031】これにより、移動端末が移動して、基地局
を変更しても、統括局は、その移動端末に係る基地局へ
のエントランス用無線周波数を、統括局の周波数可変エ
ントランス用無線信号変調器のキャリア周波数を制御し
て、移動端末が移動した先の無線基地局向けのエントラ
ンス用無線周波数に変更することで対応することができ
る。
【0032】請求項9に記載された発明は、請求項7に
記載の移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記無
線基地局は、サブキャリア光伝送された複数周波数のエ
ントランス用無線信号を電気信号に変換する光受信器
と、所定の周波数のみを分波する可変周波数選択型カプ
ラと、前記可変周波数選択型カプラにより分波された電
気信号を移動通信用無線周波数信号に変換する移動通信
用無線信号変調器とを具備し、前記統括局は、無線基地
局向けのディジタル信号をエントランス用無線信号に変
換する複数のエントランス用無線信号変調器と、前記複
数のエントランス用無線信号変調器からの電気信号を多
重するカプラと、前記カプラの出力をサブキャリア光伝
送するために光信号に変換する光送信器とを具備し、前
記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信する
無線基地局を変更した場合、前記統括局は、移動端末が
通信する無線基地局を変更しても、周波数可変エントラ
ンス用無線信号変調器のキャリア周波数を変更せずに送
信し、移動端末が移動した先の無線基地局は、前記可変
周波数選択型カプラの分波周波数を、移動前の無線基地
局向けのエントランス用無線信号周波数に変更すること
特徴とする。
【0033】これにより、移動端末が移動して、基地局
を変更しても、統括局は、その移動端末に係る基地局へ
の信号を、移動前のエントランス用無線信号周波数で送
信することができる。
【0034】請求項10に記載された発明は、請求項1
ないし9いずれか一項記載の移動通信用基地局ネットワ
ークにおいて、複数のセルに配置された無線基地局と、
それを統括する統括局が光ファイバにより接続されてい
る移動通信用基地局ネットワークは、ループ状に構成さ
れていることを特徴とする。
【0035】請求項11に記載された発明は、請求項1
ないし9いずれか一項記載の移動通信用基地局ネットワ
ークにおいて、複数のセルに配置された無線基地局と、
それを統括する統括局が光ファイバにより接続されてい
る移動通信用基地局ネットワークは、メッシュ状に構成
されていることを特徴とする。
【0036】請求項12に記載された発明は、請求項1
ないし9いずれか一項記載の移動通信用基地局ネットワ
ークにおいて、複数のセルに配置された無線基地局と、
それを統括する統括局が光ファイバにより接続されてい
る移動通信用基地局ネットワークは、クラスタ型基地局
ネットワークであることを特徴とする。
【0037】請求項13に記載された発明は、請求項1
2記載の移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記
クラスタ統括局を統括する上位統括局を有し、前記無線
基地局と通信する移動端末が移動して、通信するクラス
タを変更した場合、移動前のクラスタ統括局は、上位統
括局を介して、移動後のクラスタ統括局に前記移動端末
からの信号を、移動前の基地局が送信していた光信号の
波長と同じ波長で送信し、移動後のクラスタの基地局
は、前記移動端末からの信号を、移動前の基地局が送信
していた光信号の波長と同じ波長で移動後のクラスタ統
括局に送信することを特徴とする。
【0038】請求項14に記載された発明は、請求項1
2記載の移動通信用基地局ネットワークにおいて、前記
クラスタ統括局を統括する上位統括局を有し、前記無線
基地局と通信する移動端末が移動して、通信するクラス
タを変更した場合、移動前のクラスタ統括局は、上位統
括局及び移動後のクラスタ統括局を介して、前記移動端
末への信号を移動後のクラスタ基地局に、移動前の基地
局に送信していた光信号の波長と同じ波長で送信し、ま
た、移動後のクラスタ統括局は、前記移動端末への信号
を移動後のクラスタ基地局に、移動前の基地局に送信し
ていた光信号の波長と同じ波長で送信することを特徴と
する。
【0039】請求項15に記載された発明は、請求項1
3又は14記載の移動通信用基地局ネットワークにおい
て、前記上位統括局は、光波長変換手段を有し、前記上
位統括局は、移動後のクラスタにおいて、移動前の基地
局に送信していた光信号の波長を使用している場合は、
上記波長変換手段により、移動後のクラスタで使用して
いない光信号の波長に変換して、移動後のクラスタのク
ラスタ統括局に送信することを特徴とする。
【0040】請求項16に記載された発明は、複数のセ
ルに配置された無線基地局と、それを統括する統括局が
光ファイバでそれぞれ波長多重伝送により接続されてい
る移動通信用基地局ネットワークにおける基地局切換え
方法において、前記無線基地局が前記統括局に送信する
送信波長は、移動端末との通信開始時に設定し、前記送
信波長は、前記移動端末が通信している間は固定し、前
記移動端末が、移動して通信する無線基地局が変わって
も、新しい無線基地局から統括局へは、上記移動端末に
設定された送信波長により、前記移動端末の情報を送信
することを特徴とする。
【0041】請求項17に記載された発明は、複数のセ
ルに配置された無線基地局と、それを統括する統括局が
光ファイバでそれぞれ波長多重伝送により接続されてい
る移動通信用基地局ネットワークにおける基地局切換え
方法において、前記統括局は、波長可変送信器を有し、
前記統括局が前記無線基地局に送信する送信波長は、無
線基地局毎に設定し、前記移動端末が、移動して通信す
る無線基地局を変更した場合、統括局は、前記波長可変
送信器の波長を制御して、変更後の無線基地局に設定さ
れた送信波長により、前記移動端末への情報を、変更後
の無線基地局に送信することを特徴とする。
【0042】請求項18に記載された発明は、複数のセ
ルに配置された無線基地局と、それを統括する統括局が
光ファイバでそれぞれ波長多重伝送により接続されてい
る移動通信用基地局ネットワークにおける基地局切換え
方法において、前記統括局が前記無線基地局に送信する
送信波長は、無線基地局毎に設定し、前記移動端末が、
移動して通信する無線基地局を変更した場合、前記統括
局は、移動後の無線基地局に、移動前の無線基地局に設
定された送信波長により、前記移動端末の情報を送信す
ることを特徴とする。
【0043】請求項19に記載された発明は、複数のセ
ルに配置された無線基地局と、それを統括する統括局が
光ファイバでサブキャリア光伝送により接続されている
移動通信用基地局ネットワークにおける基地局切換え方
法において、前記無線基地局が前記統括局にサブキャリ
ア光伝送するエントランス用無線信号は、移動端末との
通信開始時に設定し、前記エントランス用無線信号は、
前記移動端末が通信している間は固定し、前記移動端末
が、移動して通信する無線基地局が変わっても、新しい
無線基地局から統括局へは、上記移動端末に設定された
エントランス周波数信号により、前記移動端末の情報を
サブキャリア光伝送することを特徴とする。
【0044】請求項20に記載された発明は、複数のセ
ルに配置された無線基地局と、それを統括する統括局が
光ファイバでサブキャリア光伝送により接続されている
移動通信用基地局ネットワークにおける基地局切換え方
法において、前記統括局が前記無線基地局に送信するエ
ントランス用無線信号は、無線基地局毎に設定し、前記
移動端末が、移動して通信する無線基地局を変更した場
合、統括局は、変更後の無線基地局に設定されたエント
ランス用無線信号により、前記移動端末への情報を、変
更後の無線基地局にサブキャリア光伝送することを特徴
とする。
【0045】請求項21に記載された発明は、複数のセ
ルに配置された無線基地局と、それを統括する統括局が
光ファイバでサブキャリア光伝送により接続されている
移動通信用基地局ネットワークにおける基地局切換え方
法において、前記統括局が前記無線基地局に送信するエ
ントランス用無線信号は、無線基地局毎に設定し、前記
移動端末が、移動して通信する無線基地局を変更した場
合、新しい無線基地局から統括局へは、移動前の無線基
地局に設定されたエントランス周波数信号により、前記
移動端末の情報をサブキャリア光伝送することを特徴と
する。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0047】図1は、第1の実施例を示す図である。
【0048】統括局40と無線基地局(BS)は光ファイ
バによりループ状に接続されていて、波長多重伝送によ
り光信号の送受信がなされている。
【0049】統括局40においては、各光波長を送信す
る光送信器として波長可変光源44が具備され、WDM
カプラ45によりそれぞれの光信号が波長多重伝送する
ために合波されてBSに伝送される。
【0050】各無線基地局BS1〜BS7においては、
それぞれのWDMカプラ55によって、自分宛ての波長
の光信号が分波され、光受信器53により受信される。
光受信器53からの信号は、アクセス系無線(BSと移
動端末間の無線通信)送受信器52によりアンテナ51
を介して移動端末(MS)へ無線伝送される。移動端末か
らの無線信号は、アンテナ51を介してアクセス系無線
送受信器52により受信され、波長可変光源54により
任意の波長の光信号に変換されWDMカプラ55により
波長多重伝送するために合波される。
【0051】統括局40では、各BSからの光信号は、
WDMカプラ45によりそれぞれの波長毎に分波され、
光受信器43により受信される。
【0052】ここで、MS1がBS3と通信している場
合、BS3は、MS1からの情報を波長λMS1で統括
局に送信している。その際、MS1が移動することによ
りBS4と通信を始めた場合には、BS4は、波長可変
光源54の波長をλMS1にして統括局40に送信する
ことで、統括局40では、切り換え操作を行うことなく
波長λMS1の信号を受信し続けることが可能となる。
【0053】これにより、MS1のBS3からBS4へ
の基地局の切り換えが実現する。
【0054】図2は、統括局40におけるWDMカプラ
45の例を示す図である。
【0055】WDMカプラ45においては、各BSか
らの波長λMS1〜λMSNの光信号は、それぞれの波
長により各端子へ分波され、それぞれ光受信器43によ
り受信される。
【0056】第1の実施例においては、MSが移動した
ことにより、基地局の切り換えが生じても、そのMSに
関して、BSからの波長は変化しないため、同一の出力
端子から光信号が分波されるため、同一の光受信器43
で受信することが可能となり、切り換え操作が不要にな
る。
【0057】図3は、第2の実施例を示す図である。
【0058】統括局60と無線基地局(BS)は光ファイ
バ30によりループ状に接続されていて、波長多重伝送
により光信号の送受信がなされている。
【0059】統括局60においては、送信する光波長を
可変できる波長可変光源64が具備され、WDMカプラ
65によりそれぞれの光信号が波長多重伝送するために
合波されてBSに伝送される。
【0060】各BS1〜BS7においては、それぞれの
WDMカプラ75によって、自分宛ての波長の光信号が
分波され、光受信器73により受信される。光受信器7
3からの信号は、アクセス系無線送受信器72によりア
ンテナ71を介して移動端末(MS)へ無線伝送される。
移動端末からの無線信号は、アンテナ71を介してアク
セス系無線送受信器72で受信され、波長可変光源74
により任意の波長の光信号に変換されて、WDMカプラ
75により波長多重伝送するために合波される。
【0061】統括局60では、各BSからの光信号は、
WDMカプラ65で、それぞれの波長毎に分波され、光
受信器63により受信される。
【0062】ここで、MS1がBS3と通信している場
合、その通信情報は、統括局60から波長λBS3でB
S3に送信している。つぎに、MSが移動することによ
り、BS4と通信を始めた場合には、統括局60は、波
長可変光源の波長をλBS3からλBS4に変更して送
信することで、BSの切り換えが実現する。
【0063】これにより、統括局80では、送信器であ
る波長可変光源の波長を制御するだけで、BSの切り換
えが実現する。
【0064】図4は、BSにおけるWDMカプラの例を
示す図である。WDMカプラ75では、統括局60又
は他BSからの波長λBS1〜λBSNの光信号のう
ち、自BS宛ての波長の光信号λBSMが分波され、他
の信号は通過する。BSの波長可変光源からの信号は、
WDMカプラ75によって、波長多重伝送するために
合波される。
【0065】従って、MS1がBS3からBS4との通
信に切り換わるときに、統括局において、その通信情報
を伝送する波長可変光源の波長をλBS3からλBS4
に変更して送信することにより、BSの切り換えが実現
する。
【0066】図5は、第3の実施例を示す図である。
【0067】統括局80と無線基地局(BS)は光ファイ
バ30によりループ状に接続されていて、波長多重伝送
により光信号の送受信がなされている。
【0068】統括局80においては、各光波長を送信す
る光送信器84が具備され、WDMカプラ85によりそ
れぞれの光信号が波長多重伝送するために合波されてB
Sに伝送される。
【0069】なお、光送信器84の送信光源は、MS毎
に用意する。例えば、MS1が、BS3と最初に、通信
を開始したときには、MS1の送信光源の波長は、λ
BS3に設定される。
【0070】各BS1〜BS7においては、それぞれの
可変WDMカプラ95によって、任意の波長の光信号が
分波され、光受信器93により受信される。光受信器9
3からの信号は、アクセス系無線送受信器92により、
アンテナ91を介して移動端末(MS)へ無線伝送され
る。
【0071】移動端末からの無線信号は、アンテナ91
を介してアクセス系無線送受信器92により受信され、
波長可変光源94で所定の波長の光信号に変換され、W
DMカプラ95により波長多重伝送するために合波され
る。なお、波長可変光源94は、その光源の出力波長を
任意に制御することができる光源である。
【0072】統括局80では、各BSからの光信号はW
DMカプラ85によりそれぞれの波長毎に分波され、光
受信器83により受信される。
【0073】ここで、MS1がBS3と通信している場
合、その通信情報は統括局から波長λBS3でBS3に
送信している。ついで、MSが移動することにより、B
S4と通信を始めた場合でも、統括局80は、基地局向
けの送信波長を変更しない。つまり、移動端末が基地局
を変更しても、移動前の基地局の光信号の波長λBS
を、変更せずにそのまま、BS4に送信する。
【0074】一方、BS4は、波長λBS3で伝送され
ているMS1向けの統括局80からの信号を、可変WD
Mカプラ85で分波して光受信機93で受信し、アクセ
ス系無線送受信器92により、アンテナ91を介してM
S1へ無線伝送する。
【0075】これにより、統括局80では、光送信器の
切り換えや波長を制御する操作を行うことなく、MS1
と通信し続けることが可能となり、BSの切り換えが実
現する。
【0076】図6はBSにおけるWDMカプラ95の例
を示す図である。
【0077】WDMカプラ95では、統括局80又は
他BSからの波長λBS1〜λBS の光信号のうち、
所定の波長の光信号λBSMが分波され、他の信号は通
過する。BSの波長可変光源94からの信号は、WDM
カプラ95によって、波長多重伝送するために合波さ
れる。
【0078】従って、MS1がBS3からBS4との通
信に切り換わるときに、BS4で可変WDMカプラの分
波波長をλBS3へ制御することにより、統括局80か
らの光信号はBS4へ伝送され、BSの切り換えが実現
する。
【0079】図7は、第4の実施例を示す図である。
【0080】統括局100と無線基地局(BS)は光ファ
イバ30によりループ状に接続されている。
【0081】統括局100においては、MUX/DEM
UX102によって、分離された信号は、周波数可変エ
ントランスMOD104によりエントランス用無線信号
に変換され、周波数選択型カプラ105により周波数多
重され、E/O106によりサブキャリア光伝送により
BSに伝送される。
【0082】各BS1〜BS7においては、それぞれの
O/E115により周波数多重された無線信号に変換さ
れ、周波数選択型カプラ114によって、所定のエント
ランス無線周波数の信号が分波され、周波数可変エント
ランスDEM113(なお、周波数可変エントランス
MODEM113は、復調を行う周波数可変エントラン
スDEM113と変調を行う周波数可変エントランス
MOD113により構成されている。)より復調され
る。周波数可変エントランスDEM113で復調され
たディジタル信号は、アクセス系無線送受信器112に
より、移動端末向けの無線周波数信号に変換され、アン
テナ111を介して移動端末(MS)へ無線伝送される。
【0083】移動端末からの無線信号は、アンテナ11
1を介してアクセス系無線送受信器112により受信さ
れ、ディジタル信号に変換される。このディジタル信号
は、次いで、周波数可変エントランスMOD113
よりエントランス用無線信号(周波数fMS1)に変換さ
れる。その出力信号は、周波数選択型カプラ114によ
り多重され、E/O116によりサブキャリア光伝送で
統括局又は他のBSに伝送される。
【0084】統括局100では、各BSからの光信号
は、O/E107により周波数多重された無線信号に変
換され、周波数選択型カプラ105によりそれぞれの周
波数毎に分波され、それぞれの出力は周波数可変エント
ランスDEM103により復調されて、ディジタル信号
となる。
【0085】ここで、MS1がBS3と通信している場
合、BS3は、MS1からの情報を周波数fMS1の周
波数可変エントランス用無線信号で変調して、サブキャ
リア光伝送によって、統括局100に送信している。
【0086】その際、MS1が移動することによりBS
4と通信を始めた場合には、BS4は、周波数可変エン
トランスMOD113のキャリア(つまり、エントラ
ンス無線周波数)を制御して、MS1からの情報を周波
数fMS1のエントランス用無線周波数で変調して、サ
ブキャリア光伝送によって、統括局100に送信する。
統括局100では、同じエントランス無線周波数f
MS1の信号を受信することにより、MS1の信号を受
信することが可能となる。
【0087】これにより、MS1のBS3からBS4へ
の基地局の切り換えが実現する。
【0088】図8は、第5の実施例を示す図である。
【0089】統括局120と無線基地局(BS)は光ファ
イバ30によりループ状に接続されている。
【0090】統括局120においては、MUX/DEM
UXに122よって、分離された信号は周波数可変エン
トランスMOD124によりエントランス用無線信号
(周波数fBS1〜fBSN)に変調され、周波数選択型カ
プラ125により周波数多重され、E/O126により
サブキャリア光伝送で各BSに伝送される。
【0091】各BS1〜BS7においては、それぞれの
O/E135により周波数多重された無線信号に変換さ
れ、周波数選択型カプラ134によって、自BS宛ての
周波数の信号が分波され、周波数可変エントランスDE
M133(なお、周波数可変エントランスMODEM
133は、復調を行う周波数可変エントランスDEM1
33と変調を行う周波数可変エントランスMOD13
により構成されている。)により復調される。可変
エントランスDEM133で復調されたディジタル信
号は、アクセス系無線送受信器132によりアンテナ1
31を介して移動端末(MS)へ無線伝送される。移動端
末からの無線信号はアンテナ131を介してアクセス系
無線送受信器132により受信されてディジタル信号に
変換される。次いで、このディジタル信号は、周波数可
変エントランスMOD133によりエントランス用無
線信号に変調される。その出力信号は、周波数選択型カ
プラ134により周波数多重され、E/O136により
サブキャリア光伝送で統括局120又は他のBSに伝送
される。
【0092】統括局120で、各BSからの光信号は、
O/E127により周波数多重された無線信号に変換さ
れ、周波数選択型カプラ125によりそれぞれの周波数
毎に分波され、それぞれの出力はエントランスDEM1
23により、ディジタル信号に復調される。
【0093】ここで、MS1がBS3と通信している場
合、統括局120は、その情報を周波数fBS3のエン
トランス用無線信号に変調しサブキャリア光伝送によっ
て、BS3に送信している。
【0094】その際、MS1が移動することによりBS
4と通信を始めた場合には、統括局120は、周波数可
変エントランスMOD124のキャリア(つまり、エン
トランス無線周波数)を制御して、fBS3のエントラ
ンス無線周波数から、fBS4のエントランス無線周波
数に変換して、サブキャリア光伝送によって、BS4に
送信する。これにより、統括局120では、周波数可変
エントランスMOD124のキャリアを制御することに
より、BS3からBS4に信号の送り先を変更すること
が可能となり、BSの切り換えが実現する。
【0095】図9は、第6の実施例を示す図である。
【0096】統括局140と無線基地局(BS)は、光フ
ァイバ30によりループ状に接続されている。
【0097】統括局140においては、MUX/DEM
UX142によって分離された信号は周波数可変エント
ランスMOD144によりエントランス用無線信号(周
波数f BS1〜fBSN)に変調され、周波数選択型カプ
ラ145により周波数多重され、E/O146によりサ
ブキャリア光伝送で各BSに伝送される。
【0098】各BS1〜BS7においては、それぞれの
O/E155により周波数多重された無線信号に変換さ
れ、可変周波数選択型カプラ154によって、所定の周
波数の信号が分波され、周波数可変エントランスDEM
153(なお、周波数可変エントランスMODEM1
53は、復調を行う周波数可変エントランスDEM15
と変調を行う周波数可変エントランスMOD153
により構成されている。)により復調される。可変エ
ントランスDEM153で復調されたディジタル信号
は、アクセス系無線(BSと移動端末間の無線通信)送受
信器152によりアンテナ151を介して移動端末(M
S)へ無線伝送される。
【0099】移動端末からの無線信号は、アンテナ15
1を介してアクセス系無線送受信器152により受信さ
れてディジタル信号に変換される。このディジタル信号
は、周波数可変エントランスMOD153によりエン
トランス用無線信号に変換される。その出力信号は、可
変周波数選択型カプラ154により多重され、E/O1
56によりサブキャリア光伝送で統括局140又は他の
BSに伝送される。
【0100】統括局140は、各BSからの光信号は、
O/E147により周波数多重された無線信号に変換さ
れ、周波数選択型カプラ145によりそれぞれの周波数
毎に分波され、それぞれの出力は周波数可変エントラン
スDEM143により、ディジタル信号に復調される。
【0101】ここで、MS1がBS3と通信している場
合、統括局140は、その情報を周波数fBS3のエン
トランス用周波数で変調し、サブキャリア光伝送によっ
て、BS3に送信している。
【0102】その際、MS1が移動することによりBS
4と通信を始めても、統括局140は、周波数fBS3
のエントランス用無線信号で、サブキャリア光伝送によ
って、BS4に送信する。
【0103】一方、BS4は、可変周波数選択型カプラ
154の分波周波数をfBS3になるように制御して、
統括局140からの周波数fBS3のエントランス用無
線信号を受信する。
【0104】これにより、周波数の切り換え操作を行う
ことなくBS3からBS4に信号の送り先を変更するこ
とが可能となり、BSの切り換えが実現する。
【0105】図10は、第7の実施例を示す図である。
【0106】統括局と複数のBSはメッシュ状に接続さ
れ、図1から図9に示したネットワーク構成を実現して
いる。
【0107】図11は、第8の実施例を示す図である。
【0108】複数のBSはクラスタ化され、各クラスタ
にはクラスタ統括局161〜163が配置されている。
クラスタ統括局161〜163は、クラスタ内のBSを
統括している。
【0109】また、クラスタ統括局161〜163を統
括する統括局160が、バックボーンネットワーク31
と接続する。
【0110】図12及び図13は、第9の実施例及び第
10の実施例を示す図である。
【0111】移動端末(MS)が、クラスタ1からクラ
スタ2へローミングしたときの実施例であり、図12
は、上り回線の制御を示し、図13は、下り回線の制御
を示す。
【0112】図12で、MS1が、クラスタ1のBS6
と通信しているとき、BS6は、MS1からの情報を波
長λMS1でクラスタ統括局1に送信している。
【0113】その際、MS1が移動することにより、ク
ラスタを変更し、クラスタ2のBS2と通信を始めた場
合を考える。本実施例ではこの場合、クラスタ1のクラ
スタ統括局1は、MS1からの信号を、移動前のBS6
が送信していた波長と同じ波長λMS1で、クラスタ2
のクラスタ統括局2に向けて、統括局160に送信す
る。
【0114】統括局160では、クラスタ2で、波長λ
MS1を使用していなければ、クラスタ統括局1からの
波長λMS1に乗せられたMS1の信号を、そのまま、
波長変換せずに中継して、クラスタ統括局2に送信す
る。
【0115】一方、クラスタ2で、波長λMS1を使用
していれば、統括局160は、クラスタ統括局1からの
波長λMS1を、クラスタ2で使用していない波長λ
MS1 に波長変換して、クラスタ統括局2に送信す
る。
【0116】また、MS1が移動したクラスタ2のBS
2は、MS1からの信号を、移動前のクラスタ1のBS
6が、クラスタ統括局1に送信していた波長と同じ波長
λ S1で、クラスタ統括局2に送信する。なお、クラ
スタ2で、波長λMS1を使用していれば、クラスタ2
のBS2は、クラスタ2で使用していない波長λMS
1‘で、クラスタ統括局2に送信する。
【0117】これにより、移動端末は、クラスタと無線
基地局を切り換えることができる。また、これにより、
シームレスなクラスタ間のハンドオーバを実現すること
ができる。
【0118】図13で、MS1が、クラスタ1のBS6
と通信しているとき、BS6は、クラスタ統括局1から
の情報を波長λMS1で受信している。
【0119】その際、MS1が移動することにより、ク
ラスタを変更し、クラスタ2のBS2と通信を始めた場
合を考える。本実施例ではこの場合、クラスタ1のクラ
スタ統括局1は、MS1向けの信号を、移動前のBS6
へ送信していた波長と同じ波長λMS1で、クラスタ2
のBS2に向けて、統括局160に送信する。
【0120】統括局160では、クラスタ2で、波長λ
MS1を使用していなければ、クラスタ統括局1からの
波長λMS1に乗せられたMS1の信号を、そのまま、
波長変換せずに中継として、クラスタ統括局2に送信す
る。
【0121】一方、クラスタ2で、波長λMS1を使用
していれば、統括局160は、クラスタ統括局1からの
波長λMS1を、クラスタ2で使用していない波長λ
MS1 に波長変換して、クラスタ統括局2に送信す
る。
【0122】クラスタ統括局2は、MS1向けの信号を
波長λMS1又は波長λMS1‘により移動先のBS2
に送信する。BS2は、アクセス系無線(BSと移動端
末間の無線通信)周波数に変換して、MS1へ無線伝送
する。
【0123】これにより、移動端末は、クラスタと無線
基地局を切り換えることができる。また、これにより、
シームレスなクラスタ間のハンドオーバを実現すること
ができる。
【0124】なお、合波用と分波用にWDMカプラを分
けて説明した箇所(例えば、図2、図4)があるが、合
波機能用と分波用機能とに着目したものであって、一つ
のWDMカプラで、両機能を有するものを使用してもよ
い。
【0125】なお、複数の無線基地局とそれを統括する
統括局間を、エントランス用無線信号でサブキャリア光
伝送により接続する代わりに、移動通信用無線信号でサ
ブキャリア光伝送により接続することも可能である。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の無線基地局がそれを統括する統括局が波長多重伝
送で接続されている移動通信用基地局ネットワークにお
いて、無線基地局と移動端末の通信に対し波長を割り当
てし、携帯端末が移動することにより基地局の切り換え
が生じた場合に、基地局や統括局で情報を伝送する光信
号の波長を制御することで、統括局では切り換え操作が
不要となり、制御を簡単化することができる。
【0127】また、サブキャリア光伝送と組み合わせ、
そのサブキャリアの周波数を制御することで同様の効果
を得ることができる。
【0128】さらに、メッシュ型ネットワーク、クラス
タ型ネットワークに適用することで、拡張性の高い移動
通信用基地局ネットワークを実現することができる。
【0129】さらに、移動端末が、クラスタ間をローミ
ングすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】第1の実施例における統括局内のWDMカプラ
の例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】第2の実施例におけるBS内のWDMカプラの
例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】第3の実施例におけるBS内のWDMカプラの
例を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図9】本発明の第6の実施例を示す図である。
【図10】本発明の第7実施例を示す図である。
【図11】本発明の第8実施例を示す図である。
【図12】本発明の第9実施例を示す図である。
【図13】本発明の第10実施例を示す図である。
【図14】従来の移動通信用基地局ネットワークの例を
示す図である。
【図15】従来例における統括局内のWDMカプラの例
を示す図である。
【符号の説明】
10、40、60、80、100、120、140
統括局 11、41、61、81、101、121、141
制御部 12、42、62、82、102、122、142
MUX/DEMUX 13、14 選択スイッチ 15、23、43、53、63、73、83、93
光受信器 16、24、84 光送信器 17、25、45、55、65、75、85 WDM
カプラ 21、51、71、91、111、131、151
アンテナ 22、52、72、92、112、132、152
アクセス系無線送受信器 30 光ファイバ 31 バックボーンネットワーク 44、54、64、74、94 波長可変光源 95 可変WDMカプラ 103、123、143 周波数可変エントランスD
EM 104、124、144 周波数可変エントランスM
OD 105、114、125、134、145 周波数選
択型カプラ 107、115、127、135、147、155
O/E 106、116、126、136、146、156
E/O 113、133、153 周波数可変エントランスM
ODEM 154 可変周波数選択カプラ 160 クラスタ統括局を統括する統括局 161 クラスタ統括局
フロントページの続き (72)発明者 山尾 泰 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 BA05 DA02 DA11 FA01 5K067 AA42 BB04 DD57 EE02 EE10 EE16 EE32 EE37

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルに配置された無線基地局と、
    それを統括する統括局とが光ファイバで波長多重伝送に
    より接続されている移動通信用基地局ネットワークにお
    いて、 前記無線基地局は、所定の波長の光信号を送信する波長
    可変送信器と、前記波長可変送信器からの光信号を波長
    多重伝送するために合波するWDMカプラを具備し、 前記統括局は、波長多重伝送された光信号の波長を受信
    する複数の光受信器と、複数の前記無線基地局より波長
    多重伝送されてきた光信号を各波長にそれぞれ前記光受
    信器に分波するWDMカプラを具備し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    る無線基地局を変更した場合、 移動端末が移動した先の無線基地局は、前記波長可変送
    信器の波長を制御し、移動前の無線基地局が送信した光
    信号波長と同一の光信号波長で、前記統括局に送信する
    ことを特徴とする移動通信用基地局ネットワーク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信用基地局ネッ
    トワークにおいて、 前記無線基地局に設けたWDMカプラは、波長多重伝送
    される複数の波長の光信号から、特定の波長のみを分波
    し、前記無線基地局は、前記WDMカプラにより分波さ
    れた光信号を受信する光受信器を具備し、 前記統括局は、波長多重伝送のための光信号を送信する
    複数の波長可変光送信器を具備し、前記統括局に設けた
    WDMカプラは、前記複数の波長可変光送信器からの光
    信号を波長多重伝送するために合波し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    る無線基地局を変更した場合、 前記統括局は、前記波長可変送信器の波長を制御し、移
    動端末が移動した先の無線基地局向けの光波長に変更し
    て、移動した先の無線基地局に送信することを特徴とす
    る移動通信用基地局ネットワーク。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の移動通信用基地局ネッ
    トワークにおいて、 前記無線基地局に設けたWDMカプラは、可変WDMカ
    プラであって、波長多重伝送された複数の波長の光信号
    から分波する波長を可変とし、前記無線基地局は、前記
    可変WDMカプラにより分波された光信号を受信する光
    受信器を具備し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    る無線基地局を変更した場合、 前記統括局は、移動端末が通信する無線基地局を変更し
    ても、無線基地局へ送信する光信号の波長は変更せずに
    送信し、移動した先の無線基地局は、前記可変WDMカ
    プラにより、統括局からの光信号の波長を分波して受信
    することを特徴とする移動通信用基地局ネットワーク。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか一項記載の移
    動通信用基地局ネットワークにおいて、 前記無線基地局は、前記移動端末から受信した無線信号
    を復調してディジタル信号に変換する移動通信用無線信
    号復調器と、前記移動通信用無線信号復調器により変換
    された前記統括局向けのディジタル信号が波長多重伝送
    された光信号に変換する光送信器と、前記統括局からの
    ディジタル信号が波長多重伝送されている光信号を受信
    してディジタル信号に変換する光受信器と、前記光受信
    器により変換されたディジタル信号を移動通信用無線周
    波数信号に変換する移動通信用無線信号変調器とを具備
    し、 前記統括局は、前記無線基地局から受信したディジタル
    信号が波長多重伝送されている光信号をディジタル信号
    に変換する光受信器と、無線基地局向けのディジタル信
    号が波長多重伝送されたディジタル信号の光信号に変換
    する光送信器とを具備することを特徴とする移動通信用
    基地局ネットワーク。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3いずれか一項記載の移
    動通信用基地局ネットワークにおいて、 前記無線基地局は、前記移動端末から受信した移動通信
    用無線信号を復調してディジタル信号に変換する移動通
    信用無線信号復調器と、前記移動通信用無線信号復調器
    により変換されたディジタル信号をエントランス用無線
    信号に変換するエントランス用無線信号変調器と、前記
    エントランス用無線信号変調器により変換されたエント
    ランス用無線信号をサブキャリア光伝送するために光信
    号に変換する光送信器と、サブキャリア光伝送されたエ
    ントランス用無線信号を電気信号に変換する光受信器
    と、電気信号に変換されたエントランス用無線信号をデ
    ィジタル信号に変換するエントランス用無線信号復調器
    と、前記エントランス用無線信号復調器により変換され
    たディジタル信号を移動通信用無線周波数信号に変換す
    る移動通信用無線信号変調器とを具備し、 前記統括局は、前記無線基地局が送信したエントランス
    用の無線信号でサブキャリア光伝送された光信号を電気
    信号に変換する光受信器と、電気信号に変換されたエン
    トランス用無線信号をディジタル信号に変換するエント
    ランス用無線信号復調器と、無線基地局向けのディジタ
    ル信号をエントランス用無線信号に変換するエントラン
    ス用無線信号変調器と、前記エントランス用無線信号変
    調器により変換されたエントランス用無線信号をサブキ
    ャリア光伝送するために光信号に変換する光送信器とを
    具備することを特徴とする移動通信用基地局ネットワー
    ク。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3いずれか一項記載の移
    動通信用基地局ネットワークにおいて、 前記無線基地局は、前記移動端末から受信した無線信号
    をサブキャリア光伝送するために光信号に変換する光送
    信器と、前記統括局から受信した移動通信用無線周波数
    信号がサブキャリア光伝送されている光信号を電気信号
    に変換する光受信器とを具備し、 前記統括局は、前記無線基地局から受信した移動通信用
    無線周波数信号がサブキャリア光伝送されている光信号
    を電気信号に変換する光受信器と、電気信号に変換され
    た移動通信用無線周波数信号をディジタル信号に変換す
    る移動通信用無線信号復調器と、無線基地局向けのディ
    ジタル信号を移動通信用無線周波数信号に変換する移動
    通信用無線信号復調器と、前記移動通信用無線信号復調
    器により変換された移動通信用無線周波数信号をサブキ
    ャリア光伝送された光信号に変換する光送信器とを具備
    することを特徴とする移動通信用基地局ネットワーク。
  7. 【請求項7】 複数のセルに配置された無線基地局と、
    それを統括する統括局が光ファイバでサブキャリア光伝
    送により接続されている移動通信用基地局ネットワーク
    において、 前記無線基地局は、前記移動端末から受信した移動通信
    用無線信号を復調してディジタル信号に変換する移動通
    信用無線信号復調器と、前記移動通信用無線信号復調器
    により変換されたディジタル信号をエントランス用無線
    信号に変換する周波数可変エントランス用無線信号変調
    器と、統括局又は他の無線基地局から伝送された、サブ
    キャリア光伝送されたエントランス用無線信号を電気信
    号に変換する光受信器と、前記光受信器の出力と前記周
    波数可変エントランス用無線信号変調器の出力を合波す
    るカプラとを具備し、 前記統括局は、エントランス用無線信号がサブキャリア
    光伝送されている光信号を電気信号に変換する光受信器
    と、前記光受信器の出力を周波数毎に分波する周波数選
    択型カプラと、前記周波数選択型カプラにより分波され
    たそれぞれのエントランス用の無線信号をディジタル信
    号に変換するエントランス用無線信号復調器とを具備
    し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    る無線基地局を変更した場合、 移動端末が移動した先の無線基地局は、前記周波数可変
    エントランス用無線信号変調器のキャリア周波数を制御
    し、移動前の無線基地局が送信したエントランス用無線
    信号周波数と同一のエントランス用無線信号周波数で、
    前記統括局に送信することを特徴とする移動通信用基地
    局ネットワーク。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の移動通信用基地局ネッ
    トワークにおいて、 前記無線基地局は、サブキャリア光伝送されたエントラ
    ンス用無線信号を電気信号に変換する光受信器と、前記
    光受信器の出力から所定の周波数信号を分波する周波数
    選択型カプラと、前記周波数選択型カプラが分波したエ
    ントランス用無線信号をディジタル信号に変換するエン
    トランス用無線信号復調器と、前記エントランス用無線
    信号復調器により変換されたディジタル信号を移動通信
    用無線周波数信号に変換する移動通信用無線信号変調器
    とを具備し、 前記統括局は、無線基地局向けのディジタル信号をエン
    トランス用の無線信号に変換する周波数可変エントラン
    ス用無線信号変調器と、前記周波数可変エントランス用
    無線信号変調器の出力を合波するカプラと、前記エント
    ランス用無線信号変調器により変換されたエントランス
    用無線信号をサブキャリア光伝送するために光信号に変
    換する光送信器とを具備し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    る無線基地局を変更した場合、 前記統括局は、無線基地局向けのディジタル信号をエン
    トランス用無線信号に変換する前記周波数可変エントラ
    ンス用無線信号変調器のキャリア周波数を制御し、移動
    端末が移動した無線基地局向けのエントランス用無線周
    波数に変更することを特徴とする移動通信用基地局ネッ
    トワーク。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の移動通信用基地局ネッ
    トワークにおいて、 前記無線基地局は、サブキャリア光伝送された複数周波
    数のエントランス用無線信号を電気信号に変換する光受
    信器と、所定の周波数のみを分波する可変周波数選択型
    カプラと、前記可変周波数選択型カプラにより分波され
    た電気信号を移動通信用無線周波数信号に変換する移動
    通信用無線信号変調器とを具備し、 前記統括局は、無線基地局向けのディジタル信号をエン
    トランス用無線信号に変換する複数のエントランス用無
    線信号変調器と、前記複数のエントランス用無線信号変
    調器からの電気信号を多重するカプラと、前記カプラの
    出力をサブキャリア光伝送するために光信号に変換する
    光送信器とを具備し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    る無線基地局を変更した場合、 前記統括局は、移動端末が通信する無線基地局を変更し
    ても、周波数可変エントランス用無線信号変調器のキャ
    リア周波数を変更せずに送信し、 移動端末が移動した先の無線基地局は、前記可変周波数
    選択型カプラの分波周波数を、移動前の無線基地局向け
    のエントランス用無線信号周波数に変更すること特徴と
    する移動通信用基地局ネットワーク。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9いずれか一項記載の
    移動通信用基地局ネットワークにおいて、 複数のセルに配置された無線基地局と、それを統括する
    統括局が光ファイバにより接続されている移動通信用基
    地局ネットワークは、ループ状に構成されていることを
    特徴とする移動通信用基地局ネットワーク。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし9いずれか一項記載の
    移動通信用基地局ネットワークにおいて、 複数のセルに配置された無線基地局と、それを統括する
    統括局が光ファイバにより接続されている移動通信用基
    地局ネットワークは、メッシュ状に構成されていること
    を特徴とする移動通信用基地局ネットワーク。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし9いずれか一項記載の
    移動通信用基地局ネットワークにおいて、 複数のセルに配置された無線基地局と、それを統括する
    統括局が光ファイバにより接続されている移動通信用基
    地局ネットワークは、クラスタ型基地局ネットワークで
    あることを特徴とする移動通信用基地局ネットワーク。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の移動通信用基地局ネ
    ットワークにおいて、 前記クラスタ統括局を統括する上位統括局を有し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    るクラスタを変更した場合、 移動前のクラスタ統括局は、上位統括局を介して、移動
    後のクラスタ統括局に前記移動端末からの信号を、移動
    前の基地局が送信していた光信号の波長と同じ波長で送
    信し、 移動後のクラスタの基地局は、前記移動端末からの信号
    を、移動前の基地局が送信していた光信号の波長と同じ
    波長で移動後のクラスタ統括局に送信することを特徴と
    する移動通信用基地局ネットワーク。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の移動通信用基地局ネ
    ットワークにおいて、 前記クラスタ統括局を統括する上位統括局を有し、 前記無線基地局と通信する移動端末が移動して、通信す
    るクラスタを変更した場合、 移動前のクラスタ統括局は、上位統括局及び移動後のク
    ラスタ統括局を介して、前記移動端末への信号を移動後
    のクラスタ基地局に、移動前の基地局に送信していた光
    信号の波長と同じ波長で送信し、また、移動後のクラス
    タ統括局は、前記移動端末への信号を移動後のクラスタ
    基地局に、移動前の基地局に送信していた光信号の波長
    と同じ波長で送信することを特徴とする移動通信用基地
    局ネットワーク。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載の移動通信用
    基地局ネットワークにおいて、 前記上位統括局は、光波長変換手段を有し、 前記上位統括局は、移動後のクラスタにおいて、移動前
    の基地局に送信していた光信号の波長を使用している場
    合は、上記波長変換手段により、移動後のクラスタで使
    用していない光信号の波長に変換して、移動後のクラス
    タのクラスタ統括局に送信することを特徴とする移動通
    信用基地局ネットワーク。
  16. 【請求項16】 複数のセルに配置された無線基地局
    と、それを統括する統括局が光ファイバでそれぞれ波長
    多重伝送により接続されている移動通信用基地局ネット
    ワークにおける基地局切換え方法において、 前記無線基地局が前記統括局に送信する送信波長は、移
    動端末との通信開始時に設定し、前記送信波長は、前記
    移動端末が通信している間は固定し、 前記移動端末が、移動して通信する無線基地局が変わっ
    ても、新しい無線基地局から統括局へは、上記移動端末
    に設定された送信波長により、前記移動端末の情報を送
    信することを特徴とする基地局切換え方法。
  17. 【請求項17】 複数のセルに配置された無線基地局
    と、それを統括する統括局が光ファイバでそれぞれ波長
    多重伝送により接続されている移動通信用基地局ネット
    ワークにおける基地局切換え方法において、 前記統括局は、波長可変送信器を有し、 前記統括局が前記無線基地局に送信する送信波長は、無
    線基地局毎に設定し、 前記移動端末が、移動して通信する無線基地局を変更し
    た場合、統括局は、前記波長可変送信器の波長を制御し
    て、変更後の無線基地局に設定された送信波長により、
    前記移動端末への情報を、変更後の無線基地局に送信す
    ることを特徴とする基地局切換え方法。
  18. 【請求項18】 複数のセルに配置された無線基地局
    と、それを統括する統括局が光ファイバでそれぞれ波長
    多重伝送により接続されている移動通信用基地局ネット
    ワークにおける基地局切換え方法において、 前記統括局が前記無線基地局に送信する送信波長は、無
    線基地局毎に設定し、 前記移動端末が、移動して通信する無線基地局を変更し
    た場合、前記統括局は、移動後の無線基地局に、移動前
    の無線基地局に設定された送信波長により、前記移動端
    末の情報を送信することを特徴とする基地局切換え方
    法。
  19. 【請求項19】 複数のセルに配置された無線基地局
    と、それを統括する統括局が光ファイバでサブキャリア
    光伝送により接続されている移動通信用基地局ネットワ
    ークにおける基地局切換え方法において、 前記無線基地局が前記統括局にサブキャリア光伝送する
    エントランス用無線信号は、移動端末との通信開始時に
    設定し、前記エントランス用無線信号は、前記移動端末
    が通信している間は固定し、 前記移動端末が、移動して通信する無線基地局が変わっ
    ても、新しい無線基地局から統括局へは、上記移動端末
    に設定されたエントランス周波数信号により、前記移動
    端末の情報をサブキャリア光伝送することを特徴とする
    基地局切換え方法。
  20. 【請求項20】 複数のセルに配置された無線基地局
    と、それを統括する統括局が光ファイバでサブキャリア
    光伝送により接続されている移動通信用基地局ネットワ
    ークにおける基地局切換え方法において、 前記統括局が前記無線基地局に送信するエントランス用
    無線信号は、無線基地局毎に設定し、 前記移動端末が、移動して通信する無線基地局を変更し
    た場合、統括局は、変更後の無線基地局に設定されたエ
    ントランス用無線信号により、前記移動端末への情報
    を、変更後の無線基地局にサブキャリア光伝送すること
    を特徴とする基地局切換え方法。
  21. 【請求項21】 複数のセルに配置された無線基地局
    と、それを統括する統括局が光ファイバでサブキャリア
    光伝送により接続されている移動通信用基地局ネットワ
    ークにおける基地局切換え方法において、 前記統括局が前記無線基地局に送信するエントランス用
    無線信号は、無線基地局毎に設定し、 前記移動端末が、移動して通信する無線基地局を変更し
    た場合、新しい無線基地局から統括局へは、移動前の無
    線基地局に設定されたエントランス周波数信号により、
    前記移動端末の情報をサブキャリア光伝送することを特
    徴とする基地局切換え方法。
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