JP2001319230A - 電子画像の仕分け方法及びフォトサービス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は返却されたネガ、プリント
の整理に手間がかかっており、また紛失すると空白の時
期ができてしまうなどの問題があった。 【解決手段】 予め仕分けする条件を入力し、該
入力された条件を記憶する条件設定手段を有し、現像処
理された写真フィルム又はプリントを変換手段によって
電子画像に変換し、該変換された電子画像の内容を画像
認識手段により認識し、該画像認識手段により認識され
た画像内容を前記条件設定手段により設定された条件と
を照合手段により照合し、前記条件設定手段により設定
された条件と合致した電子画像を前記設定された条件毎
に仕分ける電子画像の仕分け方法。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子画像の仕分け
方法、アルバム作成方法及び該仕分け方法、アルバム作
成方法を利用したフォトサービスに関するものである。

【０００２】

【従来技術】従来、撮影された写真フィルムは、現像処
理され、更にプリントされてネガとプリントとが顧客に
返却される。顧客は、返却されたネガ、プリントを保管
する際に必ずしもアルバムなどに整理されず、放置され
ることがある。このような整理されないネガ、プリント
が多くなるにつれて、時系列に整理し直すことが困難と
なり、後々写真を楽しむことが困難になる。また、撮影
された写真を顧客が希望するテーマ毎に分別することや
多くの人物が写っているものを焼き増し注文などで注文
した後、個人毎に仕分けすることは非常に面倒な作業で
ある。

【０００３】特に、学校での写真整理については非常に
面倒で繁雑な作業である。

【０００４】例えば児童や生徒は、学校生活において運
動会や遠足、文化祭等（以下各種イベントと記載するこ
ともある）で撮影された数多くの写真は、全写真を記号
付けして学校の廊下などに掲示し、生徒やその父兄が所
望する写真を選び出し、記号が記載されたメモ用紙を集
計して焼き増しプリントを作成し、生徒やその父兄ごと
に分別して料金を計算し、プリントと引き替えに集金す
るといった極めて煩雑な方法がとられている。

【０００５】またこれらの作業は、学校で行われる各種
イベントは多く、膨大な作業が発生する。これらはその
都度人手で行われているために、非常に手間がかかり、
教師が行う場合は大きな負荷となる。また出張写真館が
行なう場合でも、採算が厳しくなっている。

【０００６】一方、生徒やその父兄が入手した写真につ
いても、プリントが複数枚渡されるだけであるので、各
種イベント毎に整理したい場合には、別途各自でアルバ
ムを購入し、整理しなければならない。

【０００７】卒業記念アルバムは、学校生活を記録する
物として極めて重要なものであるが、従来は全員同じア
ルバムが配布されるシステムであったので、写真の内容
は各生徒が均等に被写体となっているように編集する煩
雑さがあり、それでも不均等な状況が発生することがあ
って潜在的な不満があった。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来は返
却されたネガ、プリントの整理に手間がかかっており、
また紛失すると空白の時期ができてしまうなどの問題が
あった。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明の課題は、（１）
予め仕分けする条件を入力し、該入力された条件を記憶
する条件設定手段を有し、現像処理された写真フィルム
又はプリントを変換手段によって電子画像に変換し、該
変換された電子画像の内容を画像認識手段により認識
し、該画像認識手段により認識された画像内容を前記条
件設定手段により設定された条件とを照合手段により照
合し、前記条件設定手段により設定された条件と合致し
た電子画像を前記設定された条件毎に仕分ける電子画像
の仕分け方法、（２）予め基礎となる画像データを入力
し、該基礎となる画像データ毎に分別記号を付与して記
憶する分別情報設定手段を有し、現像処理された写真フ
ィルム又はプリントを変換手段によって電子画像に変換
し、該変換された電子画像の内容を画像認識手段により
認識し、該画像認識手段により認識された画像内容を前
記分別情報設定手段に記憶された基礎となる画像データ
と照合手段によって照合し、前記基礎となる画像データ
と前記認識手段により認識された画像の内容が合致した
場合、その電子画像に対して前記基礎となる画像データ
に付与された分別記号に相当する分別記号を付与するこ
とを特徴とする電子画像の仕分け方法、（３）付与され
た分別記号毎に仕分けし、記憶手段に記憶することを特
徴とする（２）に記載の電子画像の仕分け方法、（４）
（１）〜（３）の何れか１項に記載の電子画像の仕分け
方法によって仕分けられた電子画像を任意に選択できる
選択手段、該選択された電子画像を編集、加工可能な電
子画像編集手段により任意に電子画像の配列を変更し、
記憶手段に記憶してアルバム作成することを特徴とする
電子アルバムの作成方法、（５）前記（１）〜（３）に
より仕分けされた電子画像又は（４）により作成された
電子アルバムをネットワーク上に公開し、該電子画像を
使用して各種サービスに共するフォトサービスであっ
て、サービス利用者が前記仕分けされた条件毎及び／又
は分別記号毎に、又は前記電子アルバムを閲覧可能にす
ることを特徴とするフォトサービス。（６）電子画像を
顧客が指定する受信先へ送信するフォトサービスであっ
て、顧客に送信する電子画像が前記（１）〜（３）によ
り仕分けされた電子画像又は（４）により作成された電
子アルバムであることを特徴とするフォトサービス、に
よって達成された。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、図面に沿って説明する。

【００１１】図１は、請求項１における電子画像の仕分
け方法のフローを示したものである。

【００１２】図２は、請求項１における電子画像の仕分
け方法の概略図である。

【００１３】条件設定手段１に仕分けする条件を入力
し、記憶する。具体的にはパーソナルコンピュータ端末
のように条件を入力し、記憶できる手段を指す。ここ
で、記憶する手段としてはパーソナルコンピュータ端末
自体のハードディスクに記憶することもでき、また磁気
記録媒体、光記録媒体などの記録媒体でも良く、またネ
ットワーク上のサーバーでもよい。また、以下に示す変
換手段３により変換された電子画像、画像認識手段４に
より認識された画像情報、仕分けされた電子画像はそれ
ぞれ記憶されることが好ましく、記憶される手段は前記
したものと同様である。図２においては記憶手段７に相
当する。

【００１４】本発明においては、条件を任意に設定する
ことが可能である。具体的には、写真店や集配所にて店
員が任意に設定することもできるし、顧客が仕分けした
い条件を指定することもできる。

【００１５】現像処理された写真フィルム又はプリント
２は、変換手段３によって電子画像に変換される。該電
子画像はその内容を認識する認識手段４を用いて画像の
概要が認識される。認識された電子画像は、照合手段５
によって条件設定手段１で予め設定された条件に該当す
るか否かの照合を行い、条件に合致するものは各設定さ
れた条件毎に自動的に仕分けられる。予め設定だれた条
件に該当しないものはその他の項目へ自動的に仕分けら
れる。

【００１６】本発明において、現像処理された写真フィ
ルム又はプリント２は、現像処理された写真フィルムと
してカラーネガフィルム、カラーリバーサルフィルム、
白黒ネガフィルム等いずれでも良い。またプリントは一
般的なハロゲン化銀を用いた写真プリントはもちろん、
ハロゲン化銀を用いないプリント、例えば印刷物、イン
クジェット方式によって得られたプリントであっても良
い。また、現像処理とは本発明において、現像処理と
は、一般的に行われているカラー現像処理、白黒現像処
理でもよく、また、現像処理の工程のうち漂白工程、又
は定着工程、乾燥工程など現像処理に係る工程の一部を
省略した現像処理であっても良い。更には熱現像によっ
て処理されていても良い。

【００１７】本発明において、変換手段３は、現像され
た写真フィルム又はプリント２を電子画像に変換できる
もので有れば特に限定されないが、具体的にはスキャナ
ーが好ましく用いられる。本発明において、電子画像の
内容を認識する認識手段４は、変換手段３によって電子
画像に変換された画像の内容を認識するものであって、
具体的な認識方法としては公知のものを利用することが
できる。例えば特開平７−６５１６９号公報、特開平１
１−２３８０７７号公報、特開平１１−２３８０７８号
公報が挙げられる。また、関連する文献としては、串間
和彦等著「オブジェクトに基づく高速画像検索システ
ム：Ｅｘｓｉｇｈｔ」，情報処理学会論文，Ｖｏｌ４
０，Ｎｏ．２，７３２〜７４１頁（１９９９年）、木本
晴夫著「感性語による画像検索とその精度評価」，情報
処理学会論文誌，Ｖｏｌ４０，Ｎｏ．３，８８６〜８９
８頁（１９９９年）等がある。

【００１８】認識手段４によって認識された電子画像情
報は予め設定された条件と照合手段５によって照合さ
れ、設定された条件毎仕分けられる。認識手段４によっ
て認識された画像情報として海が認識された場合、照合
手段は予め設定された条件と照合し、予め設定された条
件に海があれば、合致していると判断して海の条件へ仕
分る。また、一つの画像に海と山のように複数認識され
た場合、それぞれについて照合し、共に設定された条件
に合致すればそれぞれの条件へ仕分ける。

【００１９】図３、図４の実施対応について説明する。

【００２０】図３は、請求項２における電子画像の仕分
け方法のフローを示したものである。

【００２１】図４は、請求項２における電子画像の仕分
け方法の概略図を示したものである。

【００２２】請求項２の特徴は、予め基礎となる画像デ
ータを入力し、基礎となる画像データ毎に分別記号を付
与して記憶する分別情報設定手段１０を有することにあ
る。基礎となる画像データとは、例えば人物で有れば顔
の正面、右側面、左側面を、鳥や花であればその色、形
等の特徴部分を予め画像データとして記憶しておくもの
である。

【００２３】基礎となる画像データ毎に分別記号を付与
するとは、基礎となるデータを入力する際にそのデータ
個々を分別できれば特に限定されない。

【００２４】例えば人物個々や建物個々、花の種類毎、
鳥の種類毎に設定されるもので、例えば小学校や中学校
などの学校では、生徒個々の出席番号、個人番号など、
花や鳥は学名、俗名など、基礎となる画像データの入力
の際に任意に設定できる。

【００２５】この仕分け方法によれば、１つの写真に複
数の生徒が映っている場合、その電子画像には各生徒に
応じた複数の分別記号が付与される。付与された分別記
号毎に仕分けされるので、複数の分別記号が付与された
電子画像はそれぞれの分別記号に対応してそれぞれに自
動的に仕分けされる。

【００２６】学校における生徒個々の仕分け方法を例に
とって更に詳しく説明する。

【００２７】生徒各自の顔の前面、右側、左側といった
個人を特定するのに基礎となる画像及びその生徒の個人
番号を予め分別情報設定手段１０に記憶する。図５では
Ａ〜Ｄの４人の生徒について分別記号をＡ〜Ｄとして分
別情報記録手段１０に記憶する。それぞれの特徴は、Ａ
は鼻が高い、Ｂは顔の右側にほくろがある、Ｃはおかっ
ぱ頭である、Ｄは眼鏡をかけている生徒であることがわ
かる。

【００２８】運動会や修学旅行、文化祭などのイベント
の際に撮影された写真は、現像処理され、プリントされ
る。現像処理された写真フィルム又はプリント２は変換
手段３によって電子画像へ変換され、該変換された電子
画像を認識手段４によって画像の内容を認識する。認識
された電子画像の内容は照合手段５により予め記憶され
た生徒個々の基礎となる画像データと照合され、合致し
た場合、予め記憶されている分別記号が自動的に付与さ
れ、付与された記号毎に分別される。

【００２９】図６に照合された一例を示す。（１）には
３人の生徒が映っており、電子画像認識手段４は３人を
認識する。次に該認識手段４で認識された３人の画像を
照合手段５により分別情報設定手段１０に記憶された基
礎となる画像データ（ここでは図５に相当）と照合し、
認識された３人がＡＢＣの３人であると判断し、（１）
の画像に対してＡＢＣの分別記号を付与する。以後
（２）〜（５）も同様に電子画像の認識、照合が行わ
れ、（２）にはＣが、（３）にはＡＤが、（４）にはＡ
ＢＣＤが、（５）にはＣＤが付与され、分別記号毎に仕
分けされる。

【００３０】尚、（５）の画像のように、予め基礎とな
る画像データを有しない画像については、何ら分別記号
を付与しないことにしてもよく、また「その他」として
分別しても良い。学校生活において、運動会や修学旅
行、文化祭など様々な行事が存在し、該行事毎に、しか
も各生徒毎に写真を整理することが非常に手間がかかっ
ていたものが、予め基礎となる画像データ及び分別記号
を記憶させることで自動的に仕分けが可能となる。

【００３１】花や鳥についても、色や形、特徴など予め
基礎となる画像データ及び分別記号を記憶しておくこと
で、認識手段４で認識された画像を照合手段５によって
照合し、分別記号毎に自動的に仕分けすることができ
る。

【００３２】本発明の電子画像の仕分け方法によって仕
分けられた電子画像を記憶手段に記憶しておくことで、
例えば卒業アルバムを作成するに当たっては仕分けられ
た電子画像をまんべんなく抽出することで卒業アルバム
に載っている生徒に偏りが無くすることができること
や、分別された電子画像を利用して個人的な卒業アルバ
ムを作成できる等、今までにない効果を奏する。

【００３３】請求項３の発明において、上記のように仕
分けられた電子画像は、画像編集手段によって編集、加
工が容易に行うことができ、また電子画像の配列を任意
に変更することも可能である。画像編集手段は公知のも
のを採用することができる。

【００３４】顧客は、仕分けられた電子画像を任意に選
択し、選択された画像を前記画像編集手段によって編集
加工して任意に配列することで電子画像のアルバムを作
成することができる。

【００３５】図７は、ネットワークを利用したフォトサ
ービスの概略図を示す。前記のようにして仕分けされた
電子画像毎にネットワーク上で公開し、顧客は端末を介
して前記電子画像を閲覧することができる。電子画像の
ネットワーク上での公開は、広く一般人が閲覧できる公
開の方法であっても、個人のみが閲覧可能な公開の方
法、例えば学校単位など特定の集団に対してのみ公開で
きる方法のいずれも採用でき、顧客がどの公開方法をも
選択することができる。個人のみ、集団に対して公開す
る場合、パスワードの設定をすることなどで容易に行う
ことができる。

【００３６】このようなネットワーク上で公開された画
像に対して、顧客は焼き増しの注文や加工、編集の注文
を行うことができる。また、前記の電子画像のアルバム
の作成もネットワークで注文することが可能である。

【００３７】本発明において、仕分けされた電子画像
は、仕分けされた電子画像毎に送信手段によって顧客の
指定した端末に電子画像を送信することができる。

【００３８】送信される電子画像は、受信して閲覧する
場合に１画面に複数枚の画像が表示される形式、いわゆ
るインデックス方式でも、電子画像１枚１枚を個々に送
信する方式でも良い。顧客が指定する受信先がパーソナ
ルコンピュータのように画面が大きい場合は、インデッ
クス方式であることが好ましく、画像受信が可能な携帯
電話など画面が小さい場合には個々に送信する方式が好
ましい。顧客は送信方式を選択することが可能である。

【００３９】電子画像を顧客の指定した端末に送付する
に当たって、前記電子画像以外の情報として、電子画像
の送信に関する情報を同時に送信することができる。

【００４０】電子画像送信に関する情報としては、電子
画像の大きさ（例えば画像容量（バイト））、電子画像
の方式（例えばＪＰＧ、ＴＩＦＦ、ＪＩＦＦ、ＢＭＰ、
ＰＳＤ等）、電子画像送信の料金、焼き増し注文料金、
焼き増し注文方法、焼き増しプリントの仕様（例えばプ
リントサイズ、プリントの面質、セピア調などの特殊プ
リント、シールプリント、カレンダータイプ等）、注文
票等がある。注文票には予め顧客情報が入力されたもの
を送信することができる。注文票に予め顧客情報を入力
することによって、顧客が注文票に予め記録されている
情報を確認するだけで改めて認証をする必要がないとい
う長所を有する。これによって、従来のような、インタ
ーネット上での認証において、ＩＤコードやパスワード
の入力等の非常に面倒な操作が必要なくなり、したがっ
て、顧客が該注文票にて注文する場合は面倒な顧客情報
を記入する必要が無く、簡便に注文することができる。

【００４１】前記、画像情報以外の情報は、電子画像送
信において電子画像とは別のメール文章として送信して
も良いし、インデックス方式の電子画像に対して添付さ
れてもよく、また個々の電子画像に対して添付されてい
ても良い。

【００４２】また、電子画像送信に関する情報以外に
も、付加情報を添付することができる。付加情報とは、
例えば企業広告、イベント情報等が挙げられる。

【００４３】本発明において付加情報を添付する場合に
おいては、顧客の撮影した画像の内容に応じた及び／又
は顧客情報に応じた企業広告、イベント情報を添付する
ことによって企業広告の効果があがり、また、イベント
情報も有効に活用され好ましい。

【００４４】

【発明の効果】本発明によって、従来、非常に手間をか
けていた写真の仕分け作業を、電子画像を用いることに
より簡便に行うことができ、また、その編集、加工も容
易に行うことができることから電子画像のアルバムを作
成することも可能となる。

【００４５】また、ネットワーク上に電子画像を公開す
ることで焼き増しの注文や電子画像の送受信が可能とな
り、電子画像におけるサービスが広範となり顧客にとっ
て電子画像の利用価値が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１における電子画像の仕分け方法のフロ
ー

【図２】請求項１における電子画像の仕分け方法の概念
図

【図３】請求項２における電子画像の仕分け方法のフロ
ー

【図４】請求項２における電子画像の仕分け方法の概念
図

【図５】基礎となる画像データ及び分別記号の例

【図６】画像認識及び分別記号付与の例

【図７】ネットワークを利用したフォトサービスの概略
図を示す。

【符号の説明】

１ 条件設定手段 ２ 現像処理された写真フィルム又はプリント ３ 変換手段 ４ 画像認識手段 ５ 照合手段 ７ 記憶手段 １０ 分別情報設定手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 達也 東京都日野市さくら町１番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 若菜 朗生 東京都日野市さくら町１番地 コニカ株式 会社内 Ｆターム(参考） 5B075 ND08 NK21 NR12 PP23 5L096 JA11 JA22 KA11 LA05

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 予め仕分けする条件を入力し、該入力さ
   れた条件を記憶する条件設定手段を有し、現像処理され
   た写真フィルム又はプリントを変換手段によって電子画
   像に変換し、該変換された電子画像の内容を画像認識手
   段により認識し、該画像認識手段により認識された画像
   内容を前記条件設定手段により設定された条件とを照合
   手段により照合し、前記条件設定手段により設定された
   条件と合致した電子画像を前記設定された条件毎に仕分
   ける電子画像の仕分け方法。
2. 【請求項２】 予め基礎となる画像データを入力し、該
   基礎となる画像データ毎に分別記号を付与して記憶する
   分別情報設定手段を有し、現像処理された写真フィルム
   又はプリントを変換手段によって電子画像に変換し、該
   変換された電子画像の内容を画像認識手段により認識
   し、該画像認識手段により認識された画像内容を前記分
   別情報設定手段に記憶された基礎となる画像データと照
   合手段によって照合し、前記基礎となる画像データと前
   記認識手段により認識された画像の内容が合致した場
   合、その電子画像に対して前記基礎となる画像データに
   付与された分別記号に相当する分別記号を付与すること
   を特徴とする電子画像の仕分け方法。
3. 【請求項３】 付与された分別記号毎に仕分けし、記憶
   手段に記憶することを特徴とする請求項２に記載の電子
   画像の仕分け方法。
4. 【請求項４】 請求項１〜３の何れか１項に記載の電子
   画像の仕分け方法によって仕分けられた電子画像を任意
   に選択できる選択手段、該選択された電子画像を編集、
   加工可能な電子画像編集手段により任意に電子画像の配
   列を変更し、記憶手段に記憶してアルバム作成すること
   を特徴とする電子アルバムの作成方法。
5. 【請求項５】 前記請求項１〜３により仕分けされた電
   子画像又は請求項４により作成された電子アルバムをネ
   ットワーク上に公開し、該電子画像を使用して各種サー
   ビスに共するフォトサービスであって、サービス利用者
   が前記仕分けされた条件毎及び／又は分別記号毎に、又
   は前記電子アルバムを閲覧可能にすることを特徴とする
   フォトサービス。
6. 【請求項６】 電子画像を顧客が指定する受信先へ送信
   するフォトサービスであって、顧客に送信する電子画像
   が前記請求項１〜３により仕分けされた電子画像又は請
   求項４により作成された電子アルバムであることを特徴
   とするフォトサービス。