JP2001318347A - 眼鏡および眼鏡フレーム - Google Patents

眼鏡および眼鏡フレーム

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JP2001318347A JP2000135423A JP2000135423A JP2001318347A JP 2001318347 A JP2001318347 A JP 2001318347A JP 2000135423 A JP2000135423 A JP 2000135423A JP 2000135423 A JP2000135423 A JP 2000135423A JP 2001318347 A JP2001318347 A JP 2001318347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な場所で簡単に使用でき、ユーザに負担
をかけずに、正しい眼の使い方ができる眼鏡を提供す
る。 【解決手段】 フレーム20のレンズ枠21を通して視
覚対象物までの視距離lを測距手段31により非接触な
方法で検出する眼鏡10であって、この測距手段31
は、フレーム20のブリッジ22の部分に、測距手段3
0であるオートフォーカスモジュール(AFM)31
と、この上部に発光ダイオード33が取り付けられ、ユ
ーザの視線方向の視覚対象物までの視距離lを監視でき
る。さらに、AFM31によって、視距離lが明視距離
以内(24cm未満)と検知された場合は、LED41
が点減し超小型ブザー42が鳴り警報を出力する。従っ
て、本発明の眼鏡フレーム20をかけるだけで、様々な
場所で眼の動きに追従して視距離lが監視されるので明
視距離が保たれ近視を予防できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視力の低下を予防
のための眼鏡およびそのような機能を備えた眼鏡の制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】後天性の近視は、眼の使い方に原因があ
ると言われている。なかでも、仮性近視(学校近視)と
呼ばれているものは、成長過程の子供などに多い。仮性
近視は、次のようなことが要因と考えられている。勉
強、読書または細かい手作業などで、近くを見つめ続け
ると、眼の水晶体が近くを見つめた状態(近眼視状態)
で固まってしまう。このため、この状態で遠くを見よう
と思っても、水晶体が近くを見つめたままなので、ぼや
けて見える。したがって、従来は、近視(近眼)を防止
あるいは予防するためには、各人(ユーザ)が意識的
に、近くを見つめないようにしている。すなわち、眼か
ら25〜30cm程度の適当な距離(明視の距離)以内
の至近距離では物を見ないようにしている。
【0003】しかしながら、本などの視覚対象物までの
距離を、最適な明視の距離に常に保つことはなかなか難
しく、同時に過度の負担を掛けることとなる。特に、読
書や手作業に集中した場合は、明視の距離以下になって
しまい、そして長時間に及んで近くを見つめた状態が続
いてしまうことになり、近視になり易くなる。
【0004】これに対して、近眼防止装置として、例え
ば、実開昭60−190320には、距離を検出する発
信機と受信機を設けたものが記載されている。この近眼
防止装置では、各々の対象物(ここでは机などを一方と
し、他方は眼あるいは顔)に発信機と受信機を設け、そ
れらが設定された距離(領域)に、例えば30cm以内
になると警報を発し、適切な状態に保てるようにするも
のが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな機器では、発信機と受信機が設置されたものしか距
離が測れないので、監視できる範囲が狭く、視力の矯正
の対象となるものが限定され、ユーザの視線の動きに追
従できるものではない。したがって、いつでも、ユーザ
の眼と同じように、様々な視覚対象物との距離を見て、
警報を出すことはできない。
【0006】また、上述したように、近眼の予防のため
には、児童を含む青少年が読書や細かい手作業などで近
眼視(視距離以内)の状態になった際に、警報を発する
ことで、近視の進行を防止する必要があると考えられて
いる。また、近視を防止するためには、常日頃さまざま
な場所で正しい眼の使い方ができるようにすることが望
ましい。
【0007】そこで、本発明では、様々な場所で簡単に
使用でき、ユーザに負担をかけずに、正しい眼の使い方
ができるように導き、近視を予防または防止できる器具
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
視覚対象物を限定せずに、レンズ枠を通して見るユーザ
の眼の動きに合わせて距離が測れるように、眼鏡フレー
ムに、眼と対象物との距離を測る測距手段を付加し、こ
の眼鏡フレームの装着者(ユーザ)が見ている対象物と
の距離を監視でき、さらに、所望の距離以内になると、
音や光などの警報を出力し、ユーザに注意を促すことが
できるようにしている。
【0009】すなわち、本発明の眼鏡フレームは、レン
ズ枠からこのレンズ枠を通して見る視覚対象物までの視
距離を非接触な方法で測る測距手段と、視距離が所定の
範囲内になると警報する手段とを有している。レンズ枠
は、眼の動きと共に動くのでレンズ枠の方向の対象物と
の距離を測定すれば、眼から視覚対象物までの距離がわ
かる。そして、眼鏡フレームであれば、ユーザに負担を
かけずに自然な感じでユーザ自身に装着できる。このた
め、眼鏡フレームを装着し、出力される警報に従えば、
近眼視状態となる明視の位置以内の視覚対象物に肉眼の
焦点を合わせる機会を減少できる。したがって、近視に
なり易い年齢の青少年または児童の近視防止に威力を発
揮できる。
【0010】さらに、本発明の眼鏡フレームであれば、
ユーザが動いても、例えば、座る位置を変えたり、横に
なって本を読む場合にも使用することができ、正しく眼
と対象物の距離を測定し、これらの距離を監視できる。
したがって、本発明の眼鏡フレームをかけるだけで、明
視距離以内に近づくことを防止でき、適切に眼を使うこ
とができ、近視を予防できる。また、様々な場所で用い
ることができ、近視の予防に効果的である。このような
眼鏡フレームであれば、度付きのレンズにも対応できる
ので、既に近視のユーザの視力低下を防止するのにも最
適である。
【0011】さらに、警報手段は、視距離が所定の範囲
以上に戻ると、出力を解除するようにして、また、本発
明の近眼予防用の眼鏡の制御方法としては、非接触方法
により測定した視距離が所定の範囲内になると警報を出
力する工程と、警報を出力した後に、視距離が所定の範
囲以上に、すなわち明視距離に戻ると、出力した警報を
解除する工程とを設けることが望ましい。これにより、
ユーザが警報を受け、所望の明視距離に修正すると、自
動的に警報が解除され、引き続き明視距離となるように
監視できる。
【0012】さらに、警報する手段は、視距離が所定の
範囲内になると所定の時間が経過した後に警報を出力す
るようにして、また、測定された視距離が所定の範囲内
になった場合に、即座に警報を出力することも可能であ
るが、所定の時間が経過した後に警報を出力する工程を
設けることが望ましい。近視の場合は、長時間その状態
が維持されることが眼の状態を悪くする要因であり、明
視距離以内であっても短時間であればそれほど影響はな
い。むしろ、その都度、警報が出力されることを煩わし
く感じ、装着しなくなることが予想される。これでは、
本発明の実効が得られ難く、また、本発明に係る眼鏡が
普及し難くなることが懸念される。そこで、本発明で
は、警報を出力するまでに所定のインターバルとなる時
間を設けることで、例えば、警報が出るまでのインター
バル(待ち時間)を視距離にほぼ比例して長く設定でき
ようにする。視距離に応じたタイミングで警報を出力す
ることで、警報信号の発生する割を減少できる。このた
め、ユーザが煩わしさを感じずに使用し、近視の予防に
役立てることができる。
【0013】測距手段は、超音波発信機などであっても
良いが、精度が高くコンパクトな焦点を自動的に設定す
るオートフォーカスモジュールを利用して、非接触な方
法で距離を検出することも可能である。
【0014】また、測距手段は、眼鏡フレームのブリッ
ジ部分に取り付けることで、レンズ枠の近くで正面を向
く位置に配置でき、ユーザの眼の動きに追従した測距で
き、さらに眼鏡の機能を妨げることもない。
【0015】警報手段は、光、音、または振動を警報と
して出力することができる。例えば、可視領域の発光ダ
イオードまたは超小型ブザー、あるいはバイブレータ等
を用いて、ユーザに適切に注意を促すことができる。
【0016】本発明の眼鏡フレームは、レンズ枠を通し
て対象物を見る視距離を監視しているため、レンズに制
限はなく、ユーザの所望の度付きのレンズを嵌め込むこ
とができる。したがって、ある程度、近視が進んでしま
った児童でも視力の矯正をしながらそれ以上近視の度合
いが進行するのを防止または遅らせることができるとい
う効果を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る眼鏡の概略
構成を示す斜視図である。本例の眼鏡10は、2つのレ
ンズ12と、これらレンズ12を支持する眼鏡フレーム
20を有している。眼鏡クレーム20は、それぞれのレ
ンズ12を支持するリム(レンズ枠)21と、これらの
リム21およびレンズ12を繋ぐブリッジ22と、各レ
ンズ12の端から延びている2本のテンプル24aおよ
び24bが備えられている。したがって、ユーザは眼の
前に、この眼鏡10を装着し、レンズ12、すなわちリ
ム21を通して視覚対象物を見るようになる。
【0018】本例の眼鏡フレーム20は、ブリッジ22
が中央で三角形のプレート状に形成されており、この部
分に、測距手段30として機能するパッシブ型のオート
フォーカスモジュール(以下、AFMと記す。)31が
取り付けられ、さらに、このAFM31の上部に赤外線
発光ダイオード(LED)33が取り付けられ、視界が
暗い場合のみ点灯し、AFM31の動作を助ける。ま
た、これらの入出力をコントロールする制御部38も設
けられている。
【0019】ブリッジ22の下側に、警報手段40の1
つとして、可視発光ダイオード(LED)41が取り付
けられている。さらに、片側のテンプル24aのほぼ中
央に、警報手段40の他の1つとして、超小型ブザー4
2が設けられている。この超小型ブザー42の隣(レン
ズ12側)に、選択スイッチ43が設けられている。こ
の選択スイッチ43により、2種類の警報手段40であ
るLED41および超小型ブザー42の一方のみを有効
とすることもできる。もちろん、両方を可動させておく
こともできる。さらに、もう一方のテンプル24bに
は、充電式のバッテリー50が嵌め込まれている。
【0020】このような構成の本例の眼鏡10は、図2
のブロック図に示すように提供されている。先ず、ユー
ザの視線方向の視覚対象物(不図示)までの視距離を、
測距手段30(AFM31および発光ダイオード33)
により非接触で測定し、監視(モニタリング)できるよ
うになっている。そして、このAFM31から得た情報
を基に、制御部38を介して、2つの警報手段40(超
小型ブザー42およびLED41)へそれぞれ信号が送
られ警報が出力される。
【0021】このような構成の本例の眼鏡10をユーザ
が装着すると、対象物までの視距離lが明視以下の距
離、例えば24cm程度になると、LED41が点滅
し、超小型ブザー42が鳴り、これらの出力が警報とな
ってユーザに注意を促すことができる。したがって、ユ
ーザの眼を対象物に対して、正しい位置に導くことがで
き近眼を予防できる。
【0022】図3に示すフローチャートに基づいて、本
例の眼鏡10をユーザが装着したときの動作を説明す
る。ユーザが本例の眼鏡10を装着すると、ブリッジ2
2に取り付けられているAFM31によって、ユーザの
視線方向の視覚対象物(不図示)までの距離(視距離)
lを非接触な方法で測定し、常時モニタリングする(ス
テップ61)。
【0023】そして、ステップ62で、AFM31によ
って得られた視距離lが明視の距離(25〜30cm)
以内、本例では、24cm未満と検知された場合は、ス
テップ63で警報を出力する。ただし、本例では、即座
に警報を出力せずに、所定の時間Tが経過した後に、警
報を出力するようにしている。すなわち、ステップ63
で、経過時間sが所定の待ち時間Tに達すると、ステッ
プ64で警報を出力する。したがって、LED41が点
減し警報信号を発信し、同時に、超小型ブザー42も警
報音を発する。その結果、これらの警報信号(光および
音)により、眼鏡10を装着しているユーザに注意を促
す。よって、ユーザは、現在の視距離lが明視距離から
外れていることに気付き、視距離lを明視距離に、24
cm以上になるように直す(戻す)ことができる。
【0024】ステップ61で対象物までの視距離lは常
に測定されており、ステップ62で、視距離lが明視距
離(24cm以上)と判断され、ステップ65におい
て、出力されている警報(音および光)があれば、ステ
ップ66でこれら警報信号を自動的に解除する。
【0025】このように、本例の眼鏡10(眼鏡フレー
ム20)を用いる間は、上記のステップ61〜66が繰
返される。このため、本例の眼鏡10(眼鏡フレーム2
0)を装着し、その警報に従えば、近眼視状態となる明
視の位置以内の視覚対象物に、肉眼の焦点を合わせるこ
とが極端に減少する。このため、近視になり易い年齢の
青少年または児童の近視防止に威力を発揮できる。
【0026】さらに、本例では、眼鏡フレーム20に、
上述したようなモニタリング機能および警報機能を付加
させることで、ユーザの眼と視覚対象物の位置関係を制
限することなく、様々な状態または環境で使うことがで
きる。例えば、従来の対象物の周辺に測距機器を設置す
る場合であれば、机で本を読む場合など、所定の姿勢ま
たは所定の位置で、ほぼ同じ状態を継続している場合に
は有効である。さらに、椅子の向きを変えながら、読書
するような場合、横になりながら読書するような場合で
も、本例の眼鏡フレーム20を用いることで、明視距離
に合わせた正しい眼の使い方ができ、近眼を予防でき
る。したがって、近視を防止するために、常日頃、様々
な場所で簡単に使用でき、ユーザに負担をかけずに、正
しい眼の使い方をするために役立つ器具(眼鏡)を提供
できる。
【0027】本例では、上述したように、眼鏡フレーム
20に測距手段30および警報手段40を設けているた
め、レンズ12の有無は、モニタリング機能および警報
機能に影響しない。したがって、本例では、任意の度付
き眼鏡レンズを装着することが可能であり、ある程度近
視が進んでしまった児童でも視力の矯正をしながらそれ
以上近視の度合いが進行するのを防止または遅らせるこ
とができるという効果もある。もちろん、度なし眼鏡、
サングラスなどであっても良い。
【0028】また、図4に示すように、警報を出力する
までの所定時間(待ち時間)Tが視距離lにほぼ比例し
て長く、すなわち、視距離lが小さくなると待ち時間T
が短くなるように設定することができる。例えば、視距
離lが24cm程度の場合、待ち時間Tは8秒に設定さ
れている。これに対して、視距離lが18cm程度と短
くなると、待ち時間Tも4秒程度と短くなる。このよう
に、視距離lが明視距離以内になっても即座には警報信
号を出さず、視距離lの大きさに応じて警報信号を出す
までの待ち時間Tを設定し、本例ではほぼ比例な関係と
なっており、この待ち時間Tの経過後に警報を出力する
ことができる。また、本例では、近視防止効果も考慮し
て、視距離lが10cm以下では、眼に悪いため、待ち
時間Tを0秒に設定し、即座に警報信号を出力するよう
にしている。
【0029】このように、本例であれば、警報信号に煩
わされる頻度も減少し、より快適に眼鏡を装着すること
ができる。一方、警報信号の発生する割合が減少するの
で、近視防止効果は幾分減少する傾向にある。しかしな
がら、上述したように、近視の場合は、特に、長時間そ
の状態が維持されることが悪く、明視距離以内であって
も短時間であればそれほど影響はない。むしろ、このよ
うな待ち時間を設けることで、即座に、そして頻繁に警
報が出力され煩わしく感じ、装着しなくなることを防止
でき、この近視防止用の眼鏡10の実効が得られ易くな
り、同時に普及し易くなる。
【0030】したがって、様々な場所で簡単に使用で
き、ユーザに負担をかけずに、正しい眼の使い方ができ
るように導き、近視を予防または防止できる器具とし
て、本例の眼鏡10(眼鏡フレーム20)を提供でき
る。
【0031】なお、ユーザの眼と対象物までの視距離l
が所定の明距離内(24cm以下)になっても、待ち時
間Tが経過する前に、姿勢が正されるなど視覚対象物ま
での視距離lが24cm以上になると、警報信号を発生
しないように設定することも可能である。
【0032】さらに、眼鏡フレーム20にフォトダイオ
ードを取り付けて視野の明るさまでもモニタリングし、
暗すぎる場合には警報を出す様にすれば、装着者(ユー
ザ)の眼の健康に、より一層貢献することができる。
【0033】また、本例では、視覚対象物までの視距離
をAFM31を用いて計測しているが、これに限らず、
超音波方式などを採用することももちろん可能である。
しかしながら、精度が高くコンパクトなAFM31を用
いることが望ましい。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、ユ
ーザの眼の動きに合わせられるように、眼鏡フレーム
に、眼と対象物との距離を測る測距手段を付加し、この
眼鏡フレームの装着者が見ている対象物との距離を監視
でき、さらに、所望の距離以内になると、光や音などに
より警報を発信し、ユーザに注意を促すことができる。
したがって、本発明の眼鏡フレームをかけるだけで、明
視距離を保つように、正しく眼を使うようにさせ、近視
を予防できる。また、眼鏡フレームにこのような機能を
付加させることで、様々な場所で用いることができ、同
時に眼の動きに追従しながら監視でき、近視の予防に効
果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼鏡(眼鏡フレーム)の概略構成
を示す斜視図である。
【図2】図1に示した眼鏡の機能を模式的に示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に示す眼鏡の動作をフローチャートで示す
図である。
【図4】図1に示した眼鏡(眼鏡フレーム)において、
視距離lと警報信号を出すまでの待ち時間Tとの関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
10 眼鏡 12 レンズ 20 眼鏡フレーム 22 ブリッジ 24 テンプル 30 測距手段、 31 オートフォーカスモジュール(AFM) 33 赤外線発光ダイオード(LED) 38 制御部 40 警報手段 41 可視発光ダイオード(LED)、42 超小
型ブザー 43 選択スイッチ 50 充電式バッテリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA11 CC00 CC16 DD00 FF10 GG07 KK01 LL04 MM06 PP01 PP22 QQ25 SS09 SS12 SS15 UU00 UU03 UU07 2H006 CA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ枠からこのレンズ枠を通して見る
    視覚対象物までの視距離を非接触な方法で測る測距手段
    と、 前記視距離が所定の範囲内になると警報する手段とを有
    する眼鏡フレーム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記測距手段は、オ
    ートフォーカスモジュールを用いて視距離を測ることを
    特徴とする眼鏡フレーム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記測距手段は、前
    記レンズ枠を繋ぐブリッジ部分に取り付けられているこ
    とを特徴とする眼鏡フレーム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記警報する手段
    は、光、音、または振動を出力することを特徴とする眼
    鏡フレーム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記警報する手段
    は、前記視距離が所定の範囲以上に戻ると、前記出力を
    解除することを特徴とする眼鏡フレーム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記警報する手段
    は、前記視距離が所定の範囲内になると所定の時間が経
    過した後に前記警報を出力することを特徴とする眼鏡フ
    レーム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の眼鏡フレームを有する
    眼鏡。
  8. 【請求項8】 眼鏡または眼鏡フレームのレンズ枠とこ
    のレンズ枠を通して見る視覚対象物までの視距離を非接
    触方法で測り、その視距離が所定の範囲内になると警報
    を出力する工程と、 前記警報を出力した後に、前記視距離が前記所定の範囲
    以上に戻ると、前記出力した警報を解除する工程とを有
    する近眼予防用の眼鏡の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記警報を出力する
    工程では、所定の時間が経過した後に警報を出力する工
    程を備えている近眼予防用の眼鏡の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記所定の時間が
    前記視距離にほぼ比例して長くなる近眼予防用の眼鏡の
    制御方法。
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