JP2001315398A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP2001315398A
JP2001315398A JP2000140721A JP2000140721A JP2001315398A JP 2001315398 A JP2001315398 A JP 2001315398A JP 2000140721 A JP2000140721 A JP 2000140721A JP 2000140721 A JP2000140721 A JP 2000140721A JP 2001315398 A JP2001315398 A JP 2001315398A
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JP2000140721A
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Hiroshi Terui
宏 照井
Hironobu Kurihara
博信 栗原
Satoshi Shiga
聡 志賀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数部数の連続印刷の所要時間を短縮する。 【解決手段】 ホストコンピュータ1からの印刷データ
の部数を部数記憶部11に、用紙サイズをサイズ記憶部
12に記憶し、データバッファ部8に1部目の印刷デー
タを順次格納する。この印刷データを展開部9は印刷要
求の部数に基づき、例えば、A2サイズの記録紙をA4
サイズの記録紙に分割する形で主走査方向に2部分の画
像データに展開、画像メモリ9′に格納する。給紙部4
からの記録紙を用紙カット部5で印刷要求の用紙サイズ
に基づき主走査方向および副走査方向に所定サイズで切
断する。画像データを送出部10を介してプリンタエン
ジン6に転送し、A2サイズの記録紙にA4サイズの文
書が2部形成された記録紙を排紙部7より排紙する。2
部印刷の場合でもホストコンピュータ1から印刷データ
の送信回数を1回とし、A2サイズの記録紙の搬送でA
4サイズの文書2部2頁を得られ、印刷時間を短縮でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数部数の印刷要
求にその用紙サイズより大きな用紙サイズの記録紙に等
倍集約の印刷出力を行い、処理時間を短縮する印刷シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置において、アプリケ
ーションによって作成された印刷データは、印刷要求に
応じてプリンタドライバを介して送信され、さらに印刷
データを画像データに展開処理しプリンタエンジンによ
り記録紙上に印刷出力される。
【0003】記録紙をその引き出し方向と直行する方向
に切断して印刷するようなロール状の記録紙を用いるプ
リンタ装置においては、例えば、特開平5−22889
3号公報に記載されるようなロール紙切断技術に有るサ
ークルカッターを用いており、排出方向と直交する方向
に紙を切断する方式で、一定の紙間隔をおいて搬送され
ていくのが一般的である。
【0004】また、特開平9−202007号公報に記
載されるような文書編集装置において、複数部数の印刷
時に、1部目の印刷を行う際に印刷データから画像デー
タに展開して画像データを記憶部に記憶しておき、2部
目以降は記憶しておいた画像データを用いる印刷を行っ
て印刷に要する処理時間の短縮化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
外部のコンピュータ機器等からの画像情報をインタフェ
ース手段を介して入力し、印刷する方式が主力となりつ
つあり、さらに情報量も膨大となり画像情報の送信時間
も短縮されて、記録紙の移動速度がそれに追従できなく
なってきている。特開平5−228893号公報に記載
されるような排出方向と直交する方向に紙を切断して、
一定の紙間隔をおいて搬送されていくことから、ロール
状の記録紙において、その切断の際に発生する紙間は、
連続印刷を行う場合、プリント時間短縮への大きなネッ
クとなっている。
【0006】また、特開平9−202007号公報の例
では、複数部数の印刷時において1部目の印刷を行う時
の印刷データを画像データに展開する際、印刷する画像
データを記憶部に記憶をしておき、2部目以降は記憶し
ておいた画像データを取り出しながら印刷し印刷時間の
短縮化を行っているが、プリンタ装置に対するデータ送
信はあくまでも部数分必要となる。さらに、記録紙は、
1部目の搬送後2部目の搬送が行われるため、印刷頁数
×印刷部数分の印刷時間を必要としているという問題が
あった。
【0007】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、連続印刷の所要時間を短縮
する印刷システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の印刷システムにおける請求項1に係る発明
は、アプリケーションプログラムにより作成され、印刷
要求に応じプリンタドライバを介して印刷データを送信
するホストコンピュータと、印刷要求された前記印刷デ
ータ及び各種設定情報を記憶して画像データに展開した
後、画像データを送出部を介して転送するコントローラ
部と、記録紙を給紙する給紙部と、記録紙を切断する用
紙カット部と、送出部を介して転送された画像データを
記録紙に印刷出力するプリンタエンジンと、印刷出力さ
れた記録紙を排紙トレイに排出する排紙部とを備え、用
紙カット部を、印刷出力する際に給紙部から搬送された
記録紙と共に移動させながら、用紙カット部により搬送
方向と直交する方向で、かつ記録紙の切断部分を紙間な
く切断する構成によって、紙間を発生させずに記録紙を
切断させる制御により、連続印刷の所用時間を短縮する
ことができる。
【0009】また請求項2に係る発明は、アプリケーシ
ョンプログラムにより作成され、印刷要求に応じプリン
タドライバを介して印刷データを送信するホストコンピ
ュータと、ホストコンピュータより送信された印刷デー
タを格納するデータバッファ部、印刷データを画像デー
タに展開する展開部、画像データを記憶する画像メモ
リ、印刷要求の部数を記憶する部数記憶部、印刷要求の
用紙サイズを記憶するサイズ記憶部、画像データを転送
する送出部を有するコントローラ部と、記録紙を給紙す
る給紙部と、記録紙を切断する用紙カット部と、送出部
を介して転送された画像データを記録紙に印刷出力する
プリンタエンジンと、印刷出力された記録紙を排紙トレ
イに排出する排紙部とを備え、用紙カット部により、印
刷出力する際に給紙部から搬送された記録紙を搬送方向
の方向および搬送方向と直交する方向で、かつ記録紙の
切断部分を紙間なく切断すると共に、複数部数の連続し
た印刷要求の際にはホストコンピュータから送信された
印刷データを頁毎にデータバッファ部に記憶し、印刷要
求より大きな用紙サイズの記録紙の主走査方向へ少なく
とも1つあるいは並列に複数を印刷させる構成によっ
て、主走査方向に分割して複数部数を展開して印刷させ
ることにより、複数部数の印刷の際に、ホストコンピュ
ータから印刷データを送信回数が1回で済み、印刷時間
の短縮をはかることができる。
【0010】また請求項3に係る発明は、前記プリンタ
エンジンに、送出部を介して転送された画像データを書
き込む書込部と、複数部数の印刷要求の際に書込部を主
走査方向に対して複数のブロックに分割し、ブロック毎
に画像データを同時に書き込みを行う書込制御部を備え
た構成によって、書込制御部により主走査方向に分割し
た書込部に同時に書き込むことで、画像データ転送時間
を削減でき印刷時間を短縮することができる。
【0011】また請求項4に係る発明は、前記コントロ
ーラ部に、複数頁分の画像データを1枚の記録紙に集約
して印刷出力する集約印刷手順を用いて、印刷要求より
大きな用紙サイズの記録紙に印刷要求の用紙サイズと等
倍に集約した画像データを印刷する等倍集約手段を備
え、大きな用紙サイズの記録紙を印刷要求の用紙サイズ
に切断し、印刷出力された記録紙を排紙する構成によっ
て、印刷要求の用紙サイズよりも大きい用紙サイズの記
録紙に主走査方向に複数配置する等倍集約印刷により、
副走査方向の用紙搬送時間を減らし、印刷所要時間を短
縮することができる。
【0012】また請求項5に係る発明は、前記ホストコ
ンピュータに、印刷要求された印刷データの印刷順序を
制御する手段を備え、この手段により印刷順序を制御し
て等倍集約手段により大きな用紙サイズの記録紙上への
展開配置を行い、印刷出力の頁順序を整えて排紙する構
成によって、等倍集約印刷の処理において、印刷順序を
変更制御して印刷データを送信して印刷出力を頁順に排
紙することができる。
【0013】また請求項6に係る発明は、前記コントロ
ーラ部に、給紙部に格納され給紙可能な記録紙のすべて
の用紙サイズを認識する手段を備え、この手段により認
識された用紙サイズと印刷要求の用紙サイズとから等倍
集約手段の印刷処理に用いる用紙サイズを選択する構成
によって、給紙可能な記録紙の中から印刷要求に合った
用紙サイズを選択することで、高速な印刷処理を行うと
共に、無駄な記録紙の発生を防ぐことができる。
【0014】また請求項7に係る発明は、前記コントロ
ーラ部に、印刷処理中に給紙部より給紙される記録紙の
用紙サイズを変更する手段を備え、この手段によって用
紙サイズを変更制御して、等倍集約手段の処理によって
大きな用紙サイズの記録紙に白紙出力なく印刷出力を得
る構成によって、給紙する記録紙を印刷要求に合った用
紙サイズに切り替えて、等倍集約印刷による高速性を保
ち、かつ紙資源の無駄も完全に無くすことができる。
【0015】また請求項8に係る発明は、前記コントロ
ーラ部に、複数種類の印刷要求を受け付け印刷要求の各
種類毎の印刷出力を主走査方向へ並列に頁順序を整えて
排紙する手段を備え、印刷要求された各種類毎に、主走
査方向へ並列に分割して画像メモリに書き込み、排紙ト
レイ上で主走査方向へ並列に頁順序を整えて印刷された
記録紙を排紙する構成によって、複数種類の印刷要求に
おいて、印刷出力を主走査方向に頁順序が揃った印刷要
求の各種類毎に出力することができる。
【0016】また請求項9に係る発明は、前記排紙部
に、主走査方向において複数に分割され、排紙トレイに
搬送する記録紙の搬送経路を変更する手段を備え、この
手段により印刷された記録紙の搬送経路を制御する構成
によって、主走査方向に並列に印刷出力される記録紙に
白紙が排紙されないため、必要とする印刷文書のみを取
り出すことができる。
【0017】また請求項10に係る発明は、前記コント
ローラ部に、等倍集約手段の処理により主走査方向に分
割された画像メモリの格納領域を判別し画像データ入出
力を制御する手段を備え、印刷領域内の画像データを画
像メモリに格納する構成によって、主走査方向に分割さ
れた印刷に使用する画像メモリの使用容量を節約でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態1における印刷
システムの概略構成を示したブロック図である。図1に
おいて、1はホストコンピュータ、2はプリンタ装置、
3はプリンタコントローラ、4は給紙部、5は用紙カッ
ト部、6はプリンタエンジン、7は排紙部、8はデータ
バッファ部、9は展開部、9′は画像メモリ、10は送
出部、11は部数記憶部、12はサイズ記憶部である。
【0020】ホストコンピュータ1上で稼働するワード
プロセッサ機能やグラフィック機能の各種アプリケーシ
ョンプログラムによって作成された文章や画像等の印刷
データに対する印刷要求により、例えばPDL(ページ
記述言語)に変換処理するプリンタドライバを介して印
刷データはプリンタ装置2へ送信される。
【0021】印刷データをホストインタフェースを通じ
て受信したプリンタコントローラ3はデータバッファ部
8に格納する。さらにデータバッファ部8の印刷データ
を展開部9により画像データに展開して、送出部10を
経てプリンタエンジン6へ送られ、給紙部4から給紙さ
れた記録紙に印刷出力される。さらに記録紙は排紙部7
により搬送され排紙トレイへと送られる。
【0022】また、用紙カット部5の一例について、図
2を参照しながら説明する。図2は本実施の形態1にお
ける切断装置の概略構成を示す斜視図である。図2にお
いて、16はロール状の記録紙、17はカッタユニッ
ト、18はガイドレール、19はガイドレール用ロー
ラ、20は搬送ローラ対である。
【0023】図2に示す切断装置は、記録紙16の搬送
方向と直交する方向へ延びるカッタユニット17と、カ
ッタユニット17を記録紙16の搬送方向に移動させる
際のガイドとなるガイドレール18等とから概略構成さ
れ、ガイドレール用ローラ19と搬送ローラ対20との
回転スピードは同期する。
【0024】記録紙16は、カッターユニット17内に
あるカッタ刃の移動経路内に速度V1で送り込まれカッ
タ刃により切断される。このときカッタユニット17を
記録紙16の搬送方向と同じ方向へ速度V2(V1=V
2)で同期して移動させ、記録紙16とカッタユニット
17との相対速度を0にすることにより、実質的に停止
している記録紙16の切断と同等の作業が行われる。
【0025】この切断装置の使用により、連続で印刷出
力される記録紙の紙間の距離を0にして切断を行う。例
えば、A4サイズ等の用紙幅で切断して、その切断部分
に紙間を設けることなく、記録紙を搬送して印刷出力す
ることが可能になる。図3は従来の方式と本発明の方式
におけるロール状の記録紙における印刷時間の比較を示
す図である。図3に示すように、両方式とも複数部数
(この例では3部)の印刷を行ったときの印刷時間が縦
の時間軸に表される。斜線部分は1部の印字時間であ
り、紙間は部数n(3部)に対してn−1(2部)の回
数発生する。したがって、複数部数の印刷時には紙間の
搬送時間×(n−1)の時間[Tα]の高速化がはかれ
る。
【0026】図4は本発明の実施の形態2における印刷
システムの処理動作を示すフローチャートである。本実
施の形態2において、前記実施の形態1を示す図1にお
いて説明した構成と略同一である。本実施の形態2は、
用紙カット部5においてロール状の記録紙の切断を搬送
方向の方向と搬送方向と直交する方向に共に行う点が相
違する。この搬送方向の方向への切断は、例えば2組の
搬送ローラ対の間に記録紙を挟持して搬送させ、切断位
置にカッタ刃を降下することにより行うことができる。
【0027】以下、印刷システムの動作を図1を参照し
ながら図4に示すフローチャートに基づき説明する。こ
こでは、A2サイズの記録紙がプリンタ装置2の給紙部
4にセットされており、ホストコンピュータ1からA4
サイズの文書を2部印刷する印刷要求が送られてきた場
合を例に記載する。
【0028】まず、印刷要求に応じホストコンピュータ
1より印刷データが送られてくる(S1)。印刷データ
における印刷要求の部数を部数記憶部11に、印刷要求
の用紙サイズをサイズ記憶部12に記憶する(S2)。
次に、複数部数の印刷要求か否かの判定を行い(S
3)、1部の印刷の場合(No)通常の印刷処理を行う
ため処理S4へ、複数部数の印刷の場合(Yes)、複
数部数の印刷処理を行うため処理S5へ移る。
【0029】データバッファ部8に1部目の印刷データ
を順次格納する(S5)。データバッファ部8に格納さ
れた印刷データを展開部9は印刷要求の部数に基づき、
A2サイズの記録紙をA4サイズの記録紙に分割する形
で主走査方向に2部分の画像データに展開し、画像メモ
リ9′に格納する(S6)。
【0030】給紙部4から給紙する際に、用紙カット部
5では印刷要求の用紙サイズの情報に基づき搬送方向の
方向および搬送方向と直交する方向に所定のサイズで記
録紙を切断する(S7)。展開部9により展開された画
像データを送出部10を介してプリンタエンジン6に転
送することでA2サイズの記録紙にA4サイズの文書が
2部形成される(S8)。プリンタエンジン6により記
録紙に印刷出力され排紙部7により排紙される(S
9)。
【0031】以上のように、2部印刷する場合でもホス
トコンピュータ1から印刷データを送信する回数は1回
で済み、また図5の給紙されてくるA2サイズの記録紙
を、印刷要求のA4サイズの記録紙に分割した展開イメ
ージに示すように、A2サイズの記録紙の1度の搬送で
A4サイズの記録紙に文書2部2頁を得ることができ、
印刷時間の短縮をはかることができる。
【0032】図6は本発明の実施の形態3における印刷
システムの概略構成を示したブロック図である。ここ
で、前記図1において説明した構成部材に対応し実質的
に同等の機能を有するものには同一の符号を付してこれ
を示す。図6において、1はホストコンピュータ、2は
プリンタ装置、3はプリンタコントローラ、4は給紙
部、5は用紙カット部、6はプリンタエンジン、7は排
紙部、8はデータバッファ部、9は展開部、9′は画像
メモリ、10は送出部、11は部数記憶部、12はサイ
ズ記憶部、13は書込部、14は書込制御部である。
【0033】本実施の形態3において、プリンタエンジ
ン6に設けた書込部13を印刷出力の主走査方向に対し
て複数のブロックに分割し、さらに書込制御部14によ
り各ブロックに画像データを同時に書き込む処理をす
る。また、図7は本実施の形態3における印刷システム
の処理動作を示すフローチャートであり、図8は本実施
の形態3におけるA2サイズの記録紙に印刷要求のA4
サイズの文書を印刷するとき、分割された書込部のA4
サイズの各ブロックに同一ページの同一ビット位置に同
時に画像データを転送する処理の説明を示す図である。
【0034】以下に本実施の形態3の処理動作を図6を
参照しながら図7のフローチャートに基づき説明する。
また、前記実施の形態2と同様に、A2サイズの記録紙
がプリンタ装置2の給紙部4にセットされ、ホストコン
ピュータ1からA4サイズの文書を2部印刷する印刷要
求が送られてきた場合を例とする。
【0035】まず、ホストコンピュータ1からの印刷要
求された印刷データが送られてくる(S11)。印刷デ
ータにおける印刷要求の部数を部数記憶部11に、印刷
要求の用紙サイズをサイズ記憶部12に記憶する(S1
2)。複数部数の印刷要求か否かを判定を行い(S1
3)、1部の印刷の場合(No)通常の印刷処理を行う
ため処理S14へ、複数部数の印刷の場合(Yes)、
複数部数の印刷処理を行うため処理S15へ移る。
【0036】データバッファ部8に1部目の印刷データ
を順次格納する(S15)。データバッファ部8に格納
された印刷データを展開部9はA4サイズの画像データ
に展開し、画像メモリ9′に格納する(S16)。給紙
部4から給紙する際に、用紙カット部5では印刷要求の
用紙サイズの情報に基づき搬送方向の方向および搬送方
向と直交する方向に所定のサイズで切断する(S1
7)。展開部9により展開された画像データを送出部1
0によりプリンタエンジン6に転送する(S18)。
【0037】プリンタエンジン6の書込制御部14は、
部数記憶部11とサイズ記憶部12からの情報により、
送出部10から転送されてきた画像データを、給紙され
てくるA2サイズの記録紙をA4サイズのブロック分割
した状態で主走査方向に2部配置するように書込部13
に書き込む制御をする。この書込部13への画像データ
の書き込みは、それぞれのA4サイズのページの同一ビ
ットに同時に行う(図8参照)。これにより、A2サイ
ズの記録紙にA4サイズの文書が同時に2部形成される
(S19)。書き込まれた画像データによりプリンタエ
ンジン6のLEDアレイによる露光等により画像形成が
なされ印刷出力された記録紙は排紙部7により排紙され
る(S20)。
【0038】以上のように、給紙されてくるA2サイズ
を印刷要求されたA4サイズのブロックとなるように書
込部13を分割し、書込制御部14により複数部数の同
一ページの同一ビットとして同時に書込部13へ送出す
る。この処理により、2部印刷する場合でも、ホストコ
ンピュータ1から印刷データを送る回数は1回で済むう
え、書込部13への画像データの送出時間も1部分で済
むため、印刷時間の短縮をはかることができる。
【0039】次に、本発明の実施の形態4は、複数頁分
の画像データを1枚の記録紙に縮小集約して印刷出力す
る集約印刷手順を用いて、印刷要求の用紙サイズよりも
大きな記録紙に印刷要求の用紙サイズと等倍の大きさで
集約印刷を行う。この集約印刷手順については、例え
ば、特開平11−136496号公報の画像形成装置に
記載される公知技術であることから、ここでは特に詳述
しない。
【0040】図9は、本実施の形態4における印刷要求
としてA4横サイズで8頁の印刷要求が有り、A2横サ
イズの記録紙を給紙して印刷した場合の例を示す図であ
る。
【0041】前記のような印刷要求がなされた場合、等
倍集約手段は、A2サイズの画像メモリ9′(図6参
照)をA4サイズ×4に区切り、順次、図9に示すよう
な展開イメージとなるように所定の位置に等倍で、印刷
データから画像データに展開して行く。
【0042】A2サイズのフレームに集約して展開され
たA4サイズの4頁分の画像データは、図9に示す破線
部が切断されることにより、A4サイズの4頁分の印刷
が行われることになる。また、A3横サイズの8枚をA
4横サイズに縮小して印刷する印刷要求があった場合に
も、前述した所定の位置に印刷要求の印刷データをA3
からA4に縮小して画像データに展開することで、前記
と同様の結果が得られる。
【0043】図10は本発明の実施の形態5における印
刷システムの印刷出力された頁順序を整える印刷順序の
制御を行う手段の処理手順の一例を示すフローチャート
である。前記の実施の形態4で説明した等倍集約手段に
より印刷出力される頁順序(図9参照)を、本実施の形
態5のホストコンピュータに設けられ印刷順序を制御す
る手段により、図11に示す展開イメージのように頁順
序を整えて出力する。
【0044】ここで、印刷要求された用紙サイズと給紙
される用紙サイズとの関係から主走査方向の集約数の認
識は、(表1)に示すようなテーブルにて判定する。
【0045】
【表1】
【0046】この印刷順序を制御する手段をホストコン
ピュータ側として、例えばプリンタドライバに設け、ユ
ーザの印刷要求において、等倍集約印刷の要求された場
合にプリンタ装置へ送信する印刷データの頁順序を、印
刷要求の頁数,印刷要求の用紙サイズ,給紙される用紙
サイズより算出して変更し、さらに、白紙頁を織り交ぜ
ながらプリンタ装置に送出する。ここの算出の処置手順
を図10のフローチャートに基づき説明する。
【0047】発生した印刷要求において、等倍集約印刷
の要求を確認する(S21)。等倍集約の要求でないと
き(No)、1頁目から順次印刷データを送出する(S
22)。処理S21にて等倍集約が要求されたとき(Y
es)、印刷要求の用紙サイズ,給紙される用紙サイズ
から(表1)を用いて主走査方向の集約数認識(a)と
印刷要求の頁数(b)を求める(S23)。さらに副走
査方向の集約数認識(c)を(b+(a−1))/aの
商から求める(S24)。処理S23、処理S24で求
めたa,b,cの値から送出する頁順序を変更する(S
25)。
【0048】前記の処理S25は算出アルゴリズムの一
例を示しおり、印刷データが図11の展開イメージの順
で送出され、排紙イメージのように印刷出力された記録
紙の順序を揃えることができる。
【0049】本発明の実施の形態6は、プリンタ装置の
コントローラ部に給紙部に格納されている記録紙の用紙
サイズを認識する手段を設け構成した印刷システムであ
る。図12は本実施の形態6における印刷システムの概
略構成を示したブロック図である。図12において、1
はホストコンピュータ、2はプリンタ装置、3はプリン
タコントローラ、4は給紙部、4′は用紙サイズ検知
部、5は用紙カット部、6はプリンタエンジン、7は排
紙部、8はデータバッファ部、9は展開部、9′は画像
メモリ、10は送出部、11は部数記憶部、12はサイ
ズ記憶部、13は書込部、14は書込制御部である。
【0050】図12に示す用紙サイズ検知部4′により
用紙サイズを認識することにより、給紙部に格納された
いる給紙可能なすべての用紙サイズを認識して、印刷要
求の用紙サイズとから印刷処理に用いる最適な用紙サイ
ズを検出する。これにより効率の良い印刷出力をするた
めの用紙サイズを選択することができる。この用紙サイ
ズと等倍集約印刷の可能な最大枚数の関係を(表2)に
示す。
【0051】
【表2】
【0052】ここで、用紙サイズより選択した等倍集約
の印刷可能な最大枚数から印刷要求の枚数を引いた値が
正であり、かつ最小になる給紙サイズを選択することに
より、無駄な記録紙を極力減らすことができる。
【0053】また、給紙がロール状の記録紙を選択可能
である印刷システムでは、ロール状の記録紙を選択する
ことによって、高速性も損なわずに無駄な記録紙を極力
減らすことが可能となる。このロール状の記録紙の場合
の判定は、(表3)に示す主走査方向の最大集約数で行
うことになる。
【0054】
【表3】
【0055】以上の構成により、多くの給紙サイズの記
録紙を格納している場合は、印刷要求に合った記録紙を
選択することができ、高速印刷を損ねることなく、無駄
な記録紙の発生を抑えることができる。
【0056】本発明の実施の形態7は、プリンタ装置の
コントローラ部に給紙部から給紙される記録紙の用紙サ
イズを変更する手段を設けて構成した印刷システムであ
る。図13は本実施の形態7における印刷システムの概
略構成を示したブロック図である。図13において、1
はホストコンピュータ、2はプリンタ装置、3はプリン
タコントローラ、4は給紙部、4′は用紙サイズ検知
部、4″は用紙サイズ変更部、5は用紙カット部、6は
プリンタエンジン、7は排紙部、8はデータバッファ
部、9は展開部、9′は画像メモリ、10は送出部、1
1は部数記憶部、12はサイズ記憶部、13は書込部、
14は書込制御部である。
【0057】図13に示す用紙サイズ変更部4″により
用紙サイズを変更することにより、選択された記録紙に
白紙出力される無駄をなくすことができる。前記の実施
の形態6で説明した等倍集約印刷可能な最大枚数を示す
(表2)のテーブルにおいて、等倍集約印刷可能な最大
枚数を2倍した値から印刷要求の枚数を引き、値が正で
最小となる給紙サイズを決定し印刷を開始する。さらに
残りの印刷枚数が、選択した給紙サイズの最大枚数より
も小さくなった時点で給紙サイズを印刷要求の用紙サイ
ズと同一として出力する。
【0058】具体的には、図14に印刷要求がA4横サ
イズの7枚の印刷出力する例を示す。図14に示すよう
にA2横サイズの記録紙にA4横サイズの印刷が4枚出
力され、A4横サイズの残りが3枚となったため、用紙
サイズをA4横サイズの給紙に変更して残り3枚を出力
している。
【0059】このように、給紙する用紙サイズを切り替
えて制御することにより、等倍集約印刷の高速性を保ち
ながら、紙資源の無駄も完全に無くすことができる。
【0060】本発明の実施の形態8は、プリンタ装置の
コントローラ部に複数種類の印刷要求を受け付け各種類
の印刷要求毎の印刷出力を主走査方向へ並列に頁順序を
整えて排紙する手段を備えた印刷システムである。この
手段として、例えば図13に示すプリンタコントローラ
3に複数印刷要求指示に応じた制御処理のプログラム等
を実行する制御部(図示せず)により、ホストコンピュ
ータ1からの印刷要求に対して、複数文書を受け付け同
時に印刷出力することが可能となる。
【0061】具体的にはユーザより、ホストコンピュー
タ1にて複数種類の文書の同時印刷要求がなされると、
この印刷要求を受けたプリンタ装置2のプリンタコント
ローラ3では、主走査方向に分割された画像メモリ9′
の各格納領域毎に各種類の文書を割り当てて展開を行
う。また、給紙する用紙サイズの決定は、印刷要求の用
紙サイズと印刷要求の文書数により決定する。
【0062】図15は前記の複数種類の文書の同時印刷
要求の処理を起動するため、ホストコンピュータのプリ
ンタドライバの操作画面に「複数文書印刷」を設けた例
を示す図である。図15の操作画面から複数文書印刷を
選択されると、図16に示す記録紙の展開イメージ及び
排紙イメージのように、印刷要求がA4横サイズで4つ
の文書(a,b,c,d)の印刷要求である場合、A0
横サイズを選択することになる。この処理により印刷出
力される記録紙は、図16の排紙イメージのように各種
類毎に頁順序を揃えて排紙トレイ上に排紙することがで
きる。
【0063】図17は本発明の実施の形態9における印
刷システムの概略構成を示すブロック図である。図17
において、1はホストコンピュータ、2はプリンタ装
置、3はプリンタコントローラ、4は給紙部、4′は用
紙サイズ検知部、4″は用紙サイズ変更部、5は用紙カ
ット部、6はプリンタエンジン、7は排紙部、8はデー
タバッファ部、9は展開部、9′は画像メモリ、10は
送出部、11は部数記憶部、12はサイズ記憶部、13
は書込部、14は書込制御部、15は排紙爪制御部であ
る。また、図18は搬送経路を切り換える機構例を示す
図で、21は排紙爪である。
【0064】本実施の形態9において、給紙部4から記
録紙が給紙される際、用紙カット部5で切断された後、
その記録紙にプリンタエンジン6にて展開された画像デ
ータが印刷され、さらに排紙部7により排紙トレイ上に
搬送出力される。この一連の動作において、搬送経路上
に位置する図18に示す排紙爪21が、通常は実線の位
置に有り記録紙は排紙トレイ方向に搬送されて出力され
る。この排紙爪21を記録紙が搬送される排紙経路の主
走査方向に複数配設し、かつ排紙爪制御部15により必
要な単位で独立に制御することで、主走査方向に分割し
て印刷された記録紙の必要な頁のみを排紙トレイ上に出
力させることができる。
【0065】具体的には、搬送経路を変更する排紙爪2
1が図18の破線で示す位置に移動することにより、破
線で示す搬送経路に記録紙を搬送させるように制御す
る。この破線で示す搬送経路へ搬送される記録紙の例と
して、白紙の記録紙とすることで等倍集約印刷の処理を
行った場合には、排紙トレイ上に印刷出力された記録紙
のみ出力することができる。
【0066】図19は本発明の実施の形態10における
印刷システムの概略構成を示したブロック図である。図
19において、1はホストコンピュータ、1′はホスト
インタフェース(I/F)、3′は画像処理手段、6は
プリンタエンジン、9は展開部、9′は画像メモリ、1
0は送出部、22は印刷領域位置判別手段、23は印刷
領域外位置ポインタ格納メモリである。
【0067】図19に示すホストコンピュータ1よりホ
ストI/F1′を介して、印刷データが画像処理手段
3′に入力され、展開部9により展開処理された画像デ
ータは画像メモリ9′に格納される。さらに画像データ
は送出部10を介してプリンタエンジン6に転送されて
印刷出力される。
【0068】本実施の形態10においては、前記の処理
において展開された画像データを画像メモリ9′に格納
する制御で、主走査方向に分割して入出力する制御につ
いて説明する。図20は主走査方向に分割して画像デー
タを入出力する制御の基本原理を示す。図20(a)は
従来の主走査方向の入出力制御を説明する図であり、主
走査同期信号により印刷する行の同期を画像データ入力
側(例えば、展開部9)と出力側(プリンタエンジン
6)に対して行う。主走査データ有効信号がアクティブ
(図20(a)ではLOW)時に画像データが有効であ
り、有効データの網掛け部分が画像メモリに格納されて
いる。主走査方向の頁データP1と頁データP2との間
には印刷領域外のデータ領域(xで示される)が存在す
るが、主走査データ有効信号がアクティブであるため、
白データとして埋める必要がある。
【0069】一方、図20(b)は本実施の形態10の
主走査方向の入出力制御を説明する図であり、主走査方
向の頁データP1と頁データP2の間には印刷領域外に
かかると主走査データ有効信号を非アクティブにして、
有効データを無効にする。これにより、印刷領域外のデ
ータ領域となる部分に白データを保存しておく必要はな
く画像メモリを節約できる。
【0070】図19に示す印刷システムにおいて、等倍
集約印刷時には、ホストコンピュータ1より送られてき
た印刷データから、印刷領域位置判別手段22によって
主走査方向の印刷領域外を認識し、その場所(位置ポイ
ンタ)を印刷領域外位置ポインタ格納メモリ23に格納
する。この印刷領域外位置ポインタ格納メモリ23に
は、印刷領域外のスタートアドレス,エンドアドレスが
格納される。
【0071】その後、画像処理手段3′の展開部9によ
り、画像データに展開され、画像メモリ9′には印刷領
域(頁データP1,P2)のみ格納され、この時に印刷
領域外のデータ領域はなく、白データは格納されない。
【0072】また、画像データをプリンタエンジン6に
転送時には、画像メモリ9′より画像データが読み出さ
れ送出部10を介してプリンタエンジン6に送られる
が、このとき、前記の印刷領域外位置ポインタ格納メモ
リに格納された場所にきた時は、主走査データ有効信号
を非アクティブに切り換え、画像データの転送を停止す
る。さらに、印刷領域外の領域が終了した時、主走査デ
ータ有効信号を再びアクティブにして画像データの転送
を再開する。
【0073】以上のことから等倍集約印刷の処理におい
て、画像メモリ9′に従来のような白データを格納する
領域を設ける必要がなく画像メモリを有効に利用するこ
とができると共に、印刷所要時間を短縮することができ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る印刷
システムは、請求項1に記載されるように紙間を発生さ
せずに記録紙を搬送させる制御によって、記録紙搬送の
時間を削減して連続印刷の所用時間を短縮することがで
きる。
【0075】また、請求項2に記載されるように主走査
方向に分割して、複数部数を展開して印刷させることに
より、複数部数の印刷の際にホストコンピュータから印
刷データの送信回数を1回として、印刷時間の短縮をは
かることができる。
【0076】また、請求項3に記載されるように書込制
御部により主走査方向に分割した書込部に同時に書き込
むことで、画像データのプリンタエンジンへの転送時間
を削減でき印刷所要時間を短縮することができる。
【0077】また、請求項4に記載されるように印刷要
求の用紙サイズよりも大きい用紙サイズの記録紙に主走
査方向に複数配置する等倍集約印刷により、副走査方向
の用紙搬送時間を減らし、線速の同じ印刷装置において
も複数頁文書の印刷所要時間を短縮し、低コストで高速
印刷を行うことができる。
【0078】また、請求項5に記載されるように等倍集
約印刷の処理において、印刷順序を変更制御して印刷デ
ータの送信を行うことで、印刷出力を頁順に排紙するこ
とができユーザの処理を軽減することができる。
【0079】また、請求項6に記載されるように多数の
用紙サイズが給紙可能な場合は、印刷要求に合った印刷
内容を確認して給紙する記録紙を選択することで、高速
印刷性を損ねることなく、無駄な記録紙の発生を抑制す
ることができる。
【0080】また、請求項7に記載されるように給紙サ
イズを切り替えて制御することにより、等倍集約印刷の
高速性を保ちながら、紙資源の無駄も完全に無くすこと
ができる。
【0081】また、請求項8に記載されるように複数種
類の印刷要求において、各種類毎に主走査方向に並べて
出力が可能であり、通常使用されるソート出力のための
専用付属機器を購入するコストが削減でき、ユーザの手
間を軽減できる。
【0082】また、請求項9に記載されるように印刷出
力される記録紙に白紙出力が自動的に排紙されないた
め、ユーザが必要とする印刷文書のみを取り出すことが
できる。
【0083】また、請求項10に記載されるように主走
査方向に分割された印刷に使用する画像メモリ容量を節
約することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における印刷システムの
概略構成を示したブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における切断装置の概略
構成を示す斜視図
【図3】従来の方式と本発明の方式におけるロール状の
記録紙における印刷時間の比較を示す図
【図4】本発明の実施の形態2における印刷システムの
処理動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2における給紙されてくる
A2サイズの記録紙を、印刷要求のA4サイズの記録紙
に分割した展開イメージを示す図
【図6】本発明の実施の形態3における印刷システムの
概略構成を示したブロック図
【図7】本発明の実施の形態3における印刷システムの
処理動作を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態3におけるA2サイズの記
録紙に印刷要求のA4サイズの文書を印刷するとき、分
割された書込部のA4サイズの各ブロックに同一ページ
の同一ビット位置に同時に画像データを転送する処理の
説明を示す図
【図9】本発明の実施の形態4における印刷要求として
A4横サイズで8頁の印刷要求に、A2横サイズの記録
紙を給紙して印刷した場合の例を示す図
【図10】本発明の実施の形態5における印刷システム
の印刷出力された頁順序を整える印刷順序の制御を行う
手段の処理手順の一例を示すフローチャート
【図11】本発明の実施の形態5における印刷出力の展
開イメージと排紙イメージを示す図
【図12】本発明の実施の形態6における印刷システム
の概略構成を示したブロック図
【図13】本発明の実施の形態7における印刷システム
の概略構成を示したブロック図
【図14】本発明の実施の形態7における印刷途中で給
紙する用紙サイズを変更した出力例を示す図
【図15】本発明の実施の形態8における複数種類の文
書の同時印刷要求の処理を起動するためホストコンピュ
ータのプリンタドライバの操作画面に「複数文書印刷」
を設けた例を示す図
【図16】本発明の実施の形態8における印刷出力の展
開イメージと排紙イメージを示す図
【図17】本発明の実施の形態9における印刷システム
の概略構成を示すブロック図
【図18】本発明の実施の形態9における印刷システム
の搬送経路を切り換える機構例を示す図
【図19】本発明の実施の形態10における印刷システ
ムの概略構成を示したブロック図
【図20】本発明の実施の形態10における主走査方向
に分割して画像データを入出力する制御を説明する図
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 1′ ホストインタフェース(I/F) 2 プリンタ装置 3 プリンタコントローラ 3′ 画像処理手段 4 給紙部 4′ 用紙サイズ検知部 4″ 用紙サイズ変更部 5 用紙カット部 6 プリンタエンジン 7 排紙部 8 データバッファ部 9 展開部 9′ 画像メモリ 10 送出部 11 部数記憶部 12 サイズ記憶部 13 書込部 14 書込制御部 15 排紙爪制御部 16 記録紙 17 カッタユニット 18 ガイドレール 19 ガイドレール用ローラ 20 搬送ローラ対 21 排紙爪 22 印刷領域位置判別手段 23 印刷領域外位置ポインタ格納メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 聡 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH03 HH09 HJ02 HJ06 HK07 HK14 HL01 HN02 HN15 HN16 HN17 HN18 2C087 AB05 BB20 BC02 BC05 BD46 CA03 CA05 CA13 CB03 CB13 DA16 DA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションプログラムにより作成
    され、印刷要求に応じプリンタドライバを介して印刷デ
    ータを送信するホストコンピュータと、印刷要求された
    前記印刷データ及び各種設定情報を記憶して画像データ
    に展開した後、前記画像データを送出部を介して転送す
    るコントローラ部と、前記記録紙を給紙する給紙部と、
    前記記録紙を切断する用紙カット部と、前記送出部を介
    して転送された前記画像データを記録紙に印刷出力する
    プリンタエンジンと、印刷出力された記録紙を排紙トレ
    イに排出する排紙部とを備え、 前記用紙カット部を、印刷出力する際に前記給紙部から
    搬送された記録紙と共に移動させながら、用紙カット部
    により搬送方向と直交する方向で、かつ前記記録紙の切
    断部分を紙間なく切断することを特徴とする印刷システ
    ム。
  2. 【請求項2】 アプリケーションプログラムにより作成
    され、印刷要求に応じプリンタドライバを介して印刷デ
    ータを送信するホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータより送信された印刷データを格
    納するデータバッファ部、前記印刷データを画像データ
    に展開する展開部、前記画像データを記憶する画像メモ
    リ、印刷要求の部数を記憶する部数記憶部、印刷要求の
    用紙サイズを記憶するサイズ記憶部、前記画像データを
    転送する送出部を有するコントローラ部と、 前記記録紙を給紙する給紙部と、前記記録紙を切断する
    用紙カット部と、前記送出部を介して転送された前記画
    像データを記録紙に印刷出力するプリンタエンジンと、
    印刷出力された記録紙を排紙トレイに排出する排紙部と
    を備え、 前記用紙カット部により、印刷出力する際に前記給紙部
    から搬送された記録紙を搬送方向の方向および前記搬送
    方向と直交する方向で、かつ前記記録紙の切断部分を紙
    間なく切断すると共に、複数部数の連続した印刷要求の
    際には前記ホストコンピュータから送信された印刷デー
    タを頁毎に前記データバッファ部に記憶し、印刷要求よ
    り大きな用紙サイズの記録紙の主走査方向へ少なくとも
    1つあるいは並列に複数を印刷させることを特徴とする
    印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記プリンタエンジンに、送出部を介し
    て転送された画像データを書き込む書込部と、複数部数
    の印刷要求の際に前記書込部を主走査方向に対して複数
    のブロックに分割し、前記ブロック毎に前記画像データ
    を同時に書き込みを行う書込制御部を備えたことを特徴
    とする請求項2記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記コントローラ部に、複数頁分の画像
    データを1枚の記録紙に集約して印刷出力する集約印刷
    手順を用いて、印刷要求より大きな用紙サイズの記録紙
    に印刷要求の用紙サイズと等倍に集約した画像データを
    印刷する等倍集約手段を備え、前記大きな用紙サイズの
    記録紙を前記印刷要求の用紙サイズに切断し、印刷出力
    された前記記録紙を排紙することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記ホストコンピュータに、印刷要求さ
    れた印刷データの印刷順序を制御する手段を備え、前記
    手段により印刷順序を制御して等倍集約手段により大き
    な用紙サイズの記録紙上への展開配置を行い、印刷出力
    の頁順序を整えて排紙することを特徴とする請求項4記
    載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記コントローラ部に、給紙部に格納さ
    れ給紙可能な記録紙のすべての用紙サイズを認識する手
    段を備え、前記手段により認識された用紙サイズと印刷
    要求の用紙サイズとから等倍集約手段の印刷処理に用い
    る用紙サイズを選択することを特徴とする請求項4,5
    記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記コントローラ部に、印刷処理中に給
    紙部より給紙される記録紙の用紙サイズを変更する手段
    を備え、前記手段によって用紙サイズを変更制御して、
    等倍集約手段の処理によって大きな用紙サイズの記録紙
    に白紙出力なく印刷出力を得ることを特徴とする請求項
    2〜6のいずれか1項に記載の印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記コントローラ部に、複数種類の印刷
    要求を受け付け印刷要求の各種類毎の印刷出力を主走査
    方向へ並列に頁順序を整えて排紙する手段を備え、印刷
    要求された各種類毎に、主走査方向へ並列に分割して画
    像メモリに書き込み、排紙トレイ上で主走査方向へ並列
    に頁順序を整えて印刷された記録紙を排紙することを特
    徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の印刷シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記排紙部に、主走査方向において複数
    に分割され、排紙トレイに搬送する記録紙の搬送経路を
    変更する手段を備え、前記手段により印刷された記録紙
    の搬送経路を制御することを特徴とする請求項2〜8の
    いずれか1項に記載の印刷システム。
  10. 【請求項10】 前記コントローラ部に、等倍集約手段
    の処理により主走査方向に分割された画像メモリの格納
    領域を判別し画像データ入出力を制御する手段を備え、
    印刷領域内の画像データを前記画像メモリに格納するこ
    とを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載の印
    刷システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8050617B2 (en) 2007-01-30 2011-11-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

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