JP2001315123A - プリプレグの製造方法、プリプレグ、金属張り積層板及び印刷配線板 - Google Patents

プリプレグの製造方法、プリプレグ、金属張り積層板及び印刷配線板

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JP2001315123A
JP2001315123A JP2001056804A JP2001056804A JP2001315123A JP 2001315123 A JP2001315123 A JP 2001315123A JP 2001056804 A JP2001056804 A JP 2001056804A JP 2001056804 A JP2001056804 A JP 2001056804A JP 2001315123 A JP2001315123 A JP 2001315123A
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prepreg
base material
thermosetting resin
resin varnish
fiber base
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JP2001056804A
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Takeshi Saito
猛 齋藤
Akinori Hanawa
明徳 塙
Takashi Matsuzaki
隆 松崎
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 残留歪みの小さいプリプレグ並びに高寸法安
定性の金属張り積層板及び印刷配線板の提供を目的とす
る。 【解決手段】 帯状の繊維基材に熱硬化性樹脂ワニスを
含浸する塗工工程とガラス布に含浸された熱硬化性樹脂
ワニスの溶剤を揮発させ、樹脂を半硬化させる乾燥工程
を含むプリプレグの製造方法において、乾燥工程で乾燥
炉内を水平に移動させるか、3.0N/cm以下の引っ
張り力により移動させて得られるプリプレグ並びにこれ
を用いた金属張り積層板及び印刷配線板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリプレグの製造
方法、プリプレグ、金属張り積層板及び印刷配線板に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にプリント配線板用に使用されるプ
リプレグは、ガラス織布に熱硬化性樹脂を有機溶剤で希
釈した熱硬化性樹脂ワニスを含浸した後、乾燥炉にて溶
剤を揮発させ熱硬化性樹脂をBステージ状態まで硬化さ
せ製造される。この塗工工程と乾燥工程は、塗工機にお
いて一連の流れになっており、帯状のガラス織布に熱硬
化性樹脂ワニスを含浸させ、含浸させたガラス織布を乾
燥炉で乾燥している。
【0003】ガラス織布に熱硬化性樹脂ワニスを含浸さ
せる塗工工程は、熱硬化性樹脂ワニス中にガラス織布を
浸漬させ、その後、スクイズロール間隙を通過させるこ
とで熱硬化性樹脂ワニスの計量を行っている。
【0004】溶剤を揮発させ、樹脂を硬化させる乾燥工
程は、ガラス織布の場合、一般に、縦型乾燥炉が用いら
れており、搬送されてくる基材に熱硬化性樹脂ワニスを
含浸した後、スクイズロール間隙を垂直方向に通過させ
た後、乾燥炉出口の引き出しロールにより縦型乾燥炉内
を垂直方向に引っ張られて移動し、樹脂をBステージ状
態まで硬化させる。
【0005】しかし、上述した縦型乾燥炉において、熱
硬化性樹脂ワニスを含浸したガラス織布を乾燥する際、
ガラス織布を上方に移動させる必要があり、ガラス織布
を移動させるためには、大きな張力が必要となる。即
ち、縦型乾燥炉では、ガラス織布を重力に抗して上方に
移動させるための張力が必要であり、縦型乾燥炉の出口
に設けた引き出しロールによりガラス織布に張力を作用
させている。この張力が掛かった状態で樹脂が硬化する
ため、張力が歪みとなってプリプレグに残存する。
【0006】この残存歪みを有するプリプレグを用い
て、金属張り積層板を製造すると、残存歪みが悪影響を
及ぼし,金属張り積層板の寸法安定性やそり特性が低下
する課題がある。また、このプリプレグを多層接着用プ
リプレグとして用いても同様の課題となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記課題
に鑑みてなされたものであり、残留歪みの小さいプリプ
レグの製造方法、この製造方法により得られるプリプレ
グ並びにこれを用いた高寸法安定性の金属張り積層板及
び印刷配線板の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のものに関
する。 1. 繊維基材に熱硬化性樹脂ワニスを含浸する塗工工
程と繊維基材に含浸された熱硬化性樹脂ワニスの溶剤を
揮発させ、樹脂を半硬化させる乾燥工程を含むプリプレ
グの製造方法において、乾燥工程は、3.0N/cm以
下の引っ張り力により熱硬化性樹脂ワニスを含浸した繊
維基材を移動させて行うことを特徴とするプリプレグの
製造方法。 2. 繊維基材に熱硬化性樹脂ワニスを含浸する塗工工
程と繊維基材に含浸された熱硬化性樹脂ワニスの溶剤を
揮発させ、樹脂を半硬化させる乾燥工程を含むプリプレ
グの製造方法において、乾燥工程では、熱硬化性樹脂ワ
ニスを含浸した繊維基材を水平方向に移動させさせて行
うことを特徴とするプリプレグの製造方法。 3. 繊維基材が帯状のものである項1又は2記載のプ
リプレグの製造方法。 4. 乾燥工程において、熱硬化性樹脂ワニスを含浸し
た繊維基材に乾燥炉を通過させる項1〜3のいずれかに
記載のプリプレグの製造方法。 5. 繊維基材の通気度y(cc/cm2/sec)と厚
みx(μm)の相関が
【数2】 y≦−0.1x+25 (1) の条件を満たす項1〜4のいずれかに記載のプリプレグ
の製造方法。 6. 繊維基材が不織布からなり、その坪量が、30〜
100g/m2である項1〜4のいずれかに記載のプリ
プレグの製造方法。 7. 項1〜6のいずれかに記載の方法により製造した
プリプレグ。 8. 項7に記載のプリプレグ又はその積層体の片面又
は両面に金属箔を積層し、加熱加圧成形してなる金属張
り積層板。 9. 項8に記載の金属張り積層板に回路加工を施して
なる印刷配線板。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明おいて、乾燥工程では、熱
硬化性樹脂ワニスを含浸した繊維基材を水平方向に移動
させるので、熱硬化性樹脂ワニスを含浸した繊維基材に
かかる引っ張り力が小さくすることができるため、本発
明により得られたプリプレグを用いて製造した金属張り
積層板又は印刷配線板のそり又は寸法変化を小さくする
ことができる。また、本発明おいて、乾燥工程での引っ
張り力は、特に、3.0N/cm以下になるように調整
されることが好ましく、これにより得られたプリプレグ
を用いて製造した金属張り積層板又は印刷配線板のそり
又は寸法変化を小さくすることができる。上記の引っ張
り力は、2.5N/cm以下になるように調整されるこ
とが、さらに好ましい。本発明おいて、乾燥工程では、
熱硬化性樹脂ワニスを含浸した繊維基材に乾燥炉内を移
動させて乾燥されることが特に好ましい。上記の繊維基
材としては、取り扱い安さの点から、帯状のものを使用
することが好ましい。
【0010】乾燥工程では、乾燥工程又は乾燥炉(横型
乾燥炉として一般に知られているのものでよい)〕の入
り口付近以前に位置する送りロールと乾燥工程又は乾燥
炉の出口付近以降に位置する引き出しロールとにより繊
維基材を乾燥工程中は又は乾燥内を水平方向に移動させ
ることが好ましい。この目的のために、特別に送りロー
ルを設置してもよいが、スクイズロールにこの役目をさ
せてもよい。引き出しロールについても、この目的のた
めに特別に引き出しロールを設置してもよく、巻き取り
ロールにこの役目をさせてもよい。
【0011】送りロールの回転速度と引き出しロールの
回転速度は、乾燥炉内での熱硬化性樹脂を含浸した繊維
基材にかかる引っ張り力をなくすか小さくすることがで
きるように調整される。これにより、繊維基材にかかる
張力を少なくできるので繊維基材に作用する残留歪みを
小さくすることできる。さらに、具体的には、送りロー
ルの回転速度は、引き出しロールの回転速度の95〜1
05%とすることが好ましい。送りロール(特に、スク
イズロールを送りロールとして使用した場合)はワニス
により滑るため、送りロールの回転速度は、引き出しロ
ールの回転速度の100〜105%とすることが特に好
ましい。また、引き出しロールの回転速度と送りロール
の回転速度は、熱硬化性樹脂ワニスを含浸した繊維基材
にかかる引っ張り力が、3.0N/cm以下になるよう
に調整されることが特に好ましく、2.5N/cm以下
になるように調整されることがさらに好ましい。
【0012】乾燥炉の長さは、熱硬化性樹脂を含浸した
繊維基材の移動速度、乾燥炉の温度等により異なるが、
それを通過したときに熱硬化性樹脂が半硬化状態、特に
B−ステージ状態になるように調整される。乾燥炉内の
温度は、150〜200℃の温度が好ましく、熱硬化性
樹脂を含浸した繊維基材の乾燥は、この温度雰囲下に1
〜15分曝されるようにして行うことが好ましい。
【0013】本発明の繊維基材は、ガラス繊維、有機繊
維等の織布又は不織布である。ガラス織布又はガラス不
織布が最も好ましい。繊維基材として織布を使用する場
合、熱硬化性樹脂を含浸した繊維基材が乾燥炉内を移動
する際、繊維基材に付着した熱硬化性樹脂ワニスが重力
により繊維基材の下側に移行するので、この織布からな
る繊維基材に樹脂の保持力を持たせ、プリプレグ表裏の
樹脂付着量を均一になるように調整するためには、織布
からなる繊維基材の通気度y(cc/cm2/sec)と
厚みx(μm)の相関が前記(1)式を満足するようにさ
れることが好ましい。織布からなる繊維基材の厚みは、
材質にもよるが、50〜200μmが好ましい。本発明
において、通気度は、JIS R 3420に基づいて
測定したものである。従って、このプリプレグを用いて
製造した金属張り積層板又は印刷配線板は、特に、そり
又は寸法変化が小さい。上記プリプレグを、多層接着用
プリプレグとして使用する場合においても同様の効果が
ある。
【0014】一方、不織布からなる繊維基材は、樹脂の
保持力がよく、上記のようなプリプレグ表裏の樹脂付着
量を不均一を問題にする必要ない。不織布からなる繊維
基材の坪量は、30〜100g/m2が好ましく、厚さ
は250〜750μmが好ましい。
【0015】以下、本発明を図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明のプリプレグの製造に使用される装
置の一例の概略図である。プリプレグ横型製造装置1
は、熱硬化性樹脂ワニス2を入れた含浸槽3、含浸槽3
内の含浸ロール4、送りロールを兼ねるスクイズロール
5、横型乾燥炉6、引き出しロール7とを備えている。
搬送されてくる帯状のガラス織布等の繊維基材8に含浸
槽3で含浸ロール4の下を通過させて熱硬化性樹脂ワニ
ス2を含浸した後、スクイズロール5間隙を通過させ、
横型乾燥炉6中を水平移動して、引き出しロール7によ
り引き出される。横型乾燥炉6では、熱硬化性樹脂をB
ステージ状態まで硬化させプリプレグを製造する。横型
乾燥炉6からでてきたプリプレグは、引き出しロール7
に又は引き出しロール7を通過後に巻き取りロールに巻
き取られるか、引き出しロール7を通過後に所定寸法に
裁断される。横型乾燥炉6内では、繊維基材8を支える
ために、下からエアーや窒素ガス等の不活性ガスなどの
気体を吹き上げることが好ましく、この場合、基材が波
打たず安定するように上からも気体を吹き付けるように
することが好ましい。また、横型乾燥炉6内では、繊維
基材を支えるために、ロール等を使用してもよい。
【0016】本発明に用いられる熱硬化性樹脂として
は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリエステル樹脂、シアネートエステル樹脂、ベンゾオ
キサジン環を有する樹脂、トリアジン環を有する熱硬化
性樹脂が適用できるが、エポキシ樹脂が耐熱性、吸水率
の点から特に好ましい。
【0017】エポキシ樹脂としては、2官能以上のエポ
キシ樹脂が用いられる。例えば、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノールS型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、フェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポ
キシ樹脂、多官能フェノールのジグリシジルエーテル化
物、多官能アルコールのジグリシジルエーテル化物、こ
れらの水素添加物などを挙げることができる。これら
は、通常は単独で用いられるが、何種類かを併用するこ
ともできる。
【0018】硬化剤としては、エポキシ樹脂の硬化剤と
して電気絶縁材料用途で用いられているものであれば特
に制限はなく、例えば、アミン類、フェノール類、酸無
水物などを用いることができる。以下に具体的な化合物
を例示する。アミン類としては、ジエチルアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエチル
アミノプロピルアミン、アミノエチルピペラジン、メン
センジアミン、メタキシリレンジアミン、ジシアンジア
ミド、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニル
スルフォン、メチレンジアニリン、メタフェニレンジア
ミンなどを挙げることができる。フェノール類として
は、ビスフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラッ
ク樹脂、ビスフェノールAノボラック樹脂、およびこれ
らのアルキル基置換体などを挙げることができる。酸無
水物としては、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水テトラ
ヒドロフタル酸、無水ピロメッリト酸、無水クロレンド
酸、無水ナディック酸、無水メチルナディック酸、無水
ドデシニルコハク酸、無水フタル酸、メチルヘキサヒド
ロ無水フタル酸、無水マレイン酸などを挙げることがで
きる。これらは、通常は単独で用いられるが、何種類か
を併用することもできる。
【0019】エポキシ樹脂として、ノボラック型エポキ
シ樹脂、例えば、フェノールノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールAノボラック型エポキシ樹脂などと、また、硬化剤
として、ノボラック型フェノール樹脂、例えば、フェノ
ールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、ビス
フェノールAノボラック樹脂などと組み合わせるのが硬
化物の耐熱性が優れることから好ましい。
【0020】硬化剤は、エポキシ樹脂のエポキシ基1当
量に対して、硬化剤の官能基が0.8〜1.2当量の範
囲に配合されるのが好ましく、0.85〜1.1当量の
範囲となるように配合されるのがより好ましい。硬化剤
の官能基が0.8当量未満の場合、および1.2当量を
超えるいずれの場合も、ガラス転移温度が低くなり、吸
湿しやすくなるため耐熱性が低下する。
【0021】前記エポキシ樹脂及び硬化剤には、必要に
応じてさらに硬化促進剤が併用される。硬化促進剤とし
ては、エポキシ基とフェノール性水酸基のエーテル化反
応を促進させるような触媒機能を持つ化合物であれば制
限無く、例えば、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金
属化合物、イミダゾール化合物、有機りん化合物、第二
級アミン、第三級アミン、第四級アンモニウム塩などが
挙げられる。イミノ基がアクリロニトリル、イソシアネ
ート、メラミンアクリレートなどでマスク化されたイミ
ダゾールを用いると、従来の2倍以上の保存安定性を有
するプリプレグを得ることができ好ましい。
【0022】これらの硬化促進剤は何種類かを併用して
もよく、配合量はエポキシ樹脂100重量部に対して
0.01〜5重量部が好ましい。0.01重量部未満で
は促進効果が低下する傾向があり、5重量部を超えると
保存安定性が悪くなる傾向がある。
【0023】前記イミダゾール化合物としては、イミダ
ゾール、2−エチルイミダゾール、2−エチル−4−メ
チルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−ウ
ンデシルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミ
ダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、4,5−ジ
フェニルイミダゾール、2−メチルイミダゾリン、2−
フェニルイミダゾリン、2−ウンデシルイミダゾリン、
2−ヘプタデシルイミダゾリン、2−イソプロピルイミ
ダゾール、2,4−ジメチルイミダゾール、2−フェニ
ル−4−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾリ
ン、2−イソプロピルイミダゾリン、2,4−ジメチル
イミダゾリン、2−フェニル−4−メチルイミダゾリン
などが挙げられ、マスク化剤としては、アクリロニトリ
ル、フェニレンジイソシアネート、トルイジンイソシア
ネート、ナフタレンジイソシアネート、メチレンビスフ
ェニルイソシアネート、メラミンアクリレートなどが挙
げられる。
【0024】熱硬化性樹脂には、さらに必要に応じて、
水酸化アルミニウム、クレー等の無機充填材が添加され
る。さらに、必要に応じて本発明の効果を阻害しない範
囲で他の化合物を配合することも可能である。
【0025】前記熱硬化性樹脂、その他の成分は、溶剤
に溶解または分散させてワニスとして使用される。使用
される溶剤としては,アセトン,メチルエチルケトン,
メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤,トルエ
ン,キシレンなどの芳香属炭化水素系溶剤,酢酸エチル
などのエステル系溶剤,エチレングリコールモノメチル
エーテルなどのエーテル系溶剤,N,N−ジメチルアセ
トアミドなどのアミド系溶剤,メタノール,エタノール
などのアルコール系溶剤が挙げられ,これらは何種類か
を混合して用いても良い。ワニス中の固形濃度は、50
〜80重量%になるようにするのが好ましい。
【0026】繊維基材への熱硬化性樹脂ワニスの含浸方
法には、特に制限はないが、熱硬化性樹脂ワニスを入れ
た槽内を基材樹脂に通過させることが好ましい。このと
き、繊維基材へのの樹脂付着量は、ワニス固形分と基材
の総量に対して、ワニス固形分が35〜60重量%にな
るようにするのが好ましい。
【0027】得られたプリプレグは、所定の寸法に裁断
した後、1枚だけでまたは適宜任意枚数を積層してその
片面若しくは両面に金属箔を重ねて加熱加圧成形するこ
とにより金属箔張り積層板とすることができる。このと
きの条件としては、加熱温度が150〜230℃、圧力
が2〜5MPaの条件とすることが好ましく、この条件
に0.5〜2.0時間さらすことが好ましい。
【0028】上記金属箔としては銅箔、アルミ箔等が使
用される。金属箔の厚さは用途にもよるが5〜100μ
mのものが好適に用いられる。
【0029】金属箔張り積層板の金属箔に対して回路加
工を施すことにより印刷配線板とすることができる。回
路加工は、例えば、金属箔表面にレジストパターンを形
成後、エッチングにより不要部分の箔を除去し、レジス
トパターンを剥離後、ドリルにより必要なスルーホール
に導通させるためのメッキを施し、最後にレジストパタ
ーンを剥離することにより行うことができる。このよう
にして得られた印刷積層板の表面にさらに上記の金属箔
張り積層板を前記したのと同様の条件で積層し、さら
に、上記と同様にして加工して多層印刷配線板とするこ
とができる。この場合、必ずしもスルーホールを形成す
る必要はなく、バイアホールを形成してもよく、両方を
形成してもよい。このような多層化は必要な枚数行われ
る。
【0030】
【実施例】次に、本発明の実施例を示す。 実施例1 臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量
480,臭素含有量21.5重量%)100重量部,ジ
シアンジアミド2.6重量部及び2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール0.2重量部をメチルエチルケトンに溶
解して固形分65重量%の熱硬化性樹脂ワニスを作製し
た。また、図1に示すようなプリプレグ横型製造装置を
用いた。上記の熱硬化性樹脂ワニスを含浸槽に入れ、こ
れに、厚み0.20mm、通気度5cc/cm2/se
cであって幅1.2mの帯状のガラス織布を通過させ
て、熱硬化性樹脂ワニスをガラス織布に含浸させ、つい
で、熱硬化性樹脂ワニスが含浸されたガラス織布を乾燥
炉に通して、樹脂分42重量%のプリプレグを製造し
た。
【0031】乾燥炉の仕様は次の通りである。 乾燥炉の長さ;35m 乾燥炉内の温度:70〜185℃ スライドロールの回転速度:25m/分 引き出しロールの回転速度:25m/分 熱硬化性樹脂ワニスが含浸されたガラス織布にかかる引
っ張り力:2.3N/cm(引き出しロール直前) 乾燥炉内の温度:70〜150℃で35秒,150〜1
85℃で50秒滞留 なお、乾燥炉内では、繊維基材を支えるために、下から
エアーを吹き上げ、また、繊維基材が安定するように上
からもエアーを吹き付けるようにした。
【0032】実施例2 熱硬化性樹脂ワニスが含浸されたガラス織布にかかる引
っ張り力を3.0N/cm(引き出しロール直前)とし
たこと以外は実施例1に準じて行い、樹脂分46重量%
のプリプレグを製造した。
【0033】実施例3 熱硬化性樹脂ワニスが含浸されたガラス織布にかかる引
っ張り力を1.5N/cm(引き出しロール直前)とし
たこと以外は実施例1に準じて行い、樹脂分46重量%
のプリプレグを製造した。
【0034】実施例4 ガラス織布として、厚み0.20mm、通気度3cc/
cm2/secのガラス織布を使用したこと以外は実施
例1に準じて行い、樹脂分46重量%のプリプレグを製
造した。
【0035】実施例5 ガラス織布として、厚み0.15mm、通気度8cc/
cm2/secのガラス織布を使用したこと以外は実施
例1に準じて行い、樹脂分46重量%のプリプレグを製
造した。
【0036】実施例6 ガラス織布として、厚み0.10mm、通気度15cc
/cm2/secのガラス織布を使用したこと以外は実
施例1に準じて行い、樹脂分46重量%のプリプレグを
製造した。
【0037】実施例7 ガラス織布として、厚み0.10mm、通気度10cc
/cm2/secのガラス織布を使用したこと以外は実
施例1に準じて行い、樹脂分46重量%のプリプレグを
製造した。
【0038】比較例1 乾燥炉として縦型乾燥炉を用いたプリプレグ製造装置を
使用したこと及び0.10mm,通気度5cc/cm2
/secのガラス織布を使用したこと以外は実施例1に
準じて行い、樹脂分46重量%のプリプレグを製造し
た。このプリプレグ製造装置における縦型乾燥炉の大き
さは、高さ17mであり、この中をロールを介して繊維
基材が往復し、長さで34m分が乾燥炉内に存在するよ
うにした。これ以外は図1に示す装置と同様にした。た
だし、 スライドロールの回転速度:25m/分 引き出しロールの回転速度:0.7m/分 とした。繊維基材がはためかないで安定して送られるよ
うにするために、引き出しロールの回転速度をスライド
ロールの回転速度よりも大きくする必要がある。引き出
しロール直前での引っ張り力は,3.4N/cmであっ
た。
【0039】比較例2 厚み0.10mm,通気度20cc/cm2/secの
ガラス織布を使用したこと以外は比較例1に準じて行
い、樹脂分46重量%のプリプレグを製造した。引き出
しロール直前での引っ張り力は,3.4N/cmであっ
た。
【0040】実施例1、実施例2比較例1および比較例
2のプリプレグを所定の大きさに裁断し、この両側に1
8μmの銅箔を配置し,この材料をステンレス製の厚さ
1.8mmの鏡板にはさみ,これら構成品を13回重ね
あわせ,プレス熱板間に挿入し,多段プレスにて温度1
85℃,圧力4Mpaの条件下で85分間成形し,両面
銅張積層板を作製した。得られた両面銅張積層板に常法
により回路加工を施し,印刷配線板を作製した。これら
の性能を表1に示す。これらの性能を表1に示す。
【0041】
【表1】 *;300mm角のサンプルの中央部に標点を記し,印
刷配線板への回路加工による寸法変化率及びそりをみた
ものである。
【0042】実施例1〜7と比較例1〜2の銅張積層板
の性能は,表1から明らかなように本発明の銅張積層板
の性能は,本発明以外の銅張積層板よりそり,寸法変化
が小さく,且つ多層化接着時のそり,寸法変化も小さい
ことを確認した。
【0043】実施例8 臭素化エポキシ樹脂(エポキシ当量470、臭素含有量
20.5重量%)100重量部、ジシアンジアミド3重
量部及び2−エチル−メチルイミダゾール0.1重量部
をメチルエチルケトンに溶解し、さらに無機質充填剤と
して平均粒径10μmの水酸化アルミニウム85重量部
を加えて固形分83%の熱硬化性樹脂ワニスを作製し
た。この熱硬化性樹脂ワニスを使用したこと及び繊維基
材として厚さ0.54mm、坪量73g/m2のガラス
不織布を使用したこと以外は、実施例1に準じて行い、
ワニス固形分が88重量%のプリプレグを製造した。こ
の後、実施例1で得られたプリプレグと同様にして両面
銅張積層板を作製し、さらに、これに常法より回路加工
を施し,印刷配線板を作製した。得られた印刷配線板の
寸法変化率は、0.05%及びそり量は0.5mmであ
った。
【0044】実施例9 繊維基材として厚さ0.41mm、坪量50g/m2
ガラス不織布を使用したこと以外は、実施例8に準じて
行い、ワニス固形分が88重量%のプリプレグを製造し
た。この後、実施例1で得られたプリプレグと同様にし
て両面銅張積層板を作製し、さらに、これに常法より回
路加工を施し,印刷配線板を作製した。得られた印刷配
線板の寸法変化率は、0.05%及びそり量は0.5m
mであった。
【0045】実施例10 繊維基材として厚さ0.75mm、坪量100g/m2
のガラス不織布を使用したこと以外は、実施例8に準じ
て行い、ワニス固形分が88重量%のプリプレグを製造
した。この後、実施例1で得られたプリプレグと同様に
して両面銅張積層板を作製し、さらに、これに常法より
回路加工を施し,印刷配線板を作製した。得られた印刷
配線板の寸法変化率は、0.05%及びそり量は0.5
mmであった。
【0046】比較例3 熱硬化性樹脂ワニス及び繊維基材として、それぞれ実施
例8で使用したものを使用したこと以外、比較例1に準
じて行い、プリプレグを製造した。この後、実施例1で
得られたプリプレグと同様にして両面銅張積層板を作製
し、さらに、これに常法より回路加工を施し,印刷配線
板を作製した。得られた印刷配線板の寸法変化率は、
0.1%及びそり量は0.5mmであった。。
【0047】実施例11 ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂(大日本イ
ンキ化学工業株式会社製エピクロンN-868(商品名))
50重量部、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹
脂(油化シェルエポキシ株式会社製YLH-129(商品名))4
0重量部、ブロム化ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(住友化学工業株式会社製ESB-400(商品名))50重量部
および1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール1
重量部をメチルエチルケトン90重量部に溶解して熱硬
化性樹脂ワニスを作製した。この熱硬化性樹脂ワニス及
び繊維基材として厚さ0.10mm、通気度15cc/cm2
/secのガラス織布を使用したこと以外は、実施例1に準
じて行い、樹脂分50重量%のプリプレグを製造した。
この後、実施例1で得られたプリプレグと同様にして両
面銅張積層板を作製し、さらに、これに常法より回路加
工を施し,印刷配線板を作製した。得られた印刷配線板
の寸法変化率は、0.02%及びそり量は0.5mmで
あった。
【0048】比較例4 熱硬化性樹脂ワニス及び繊維基材として、それぞれ実施
例11で使用したものを使用したこと以外、比較例1に
準じて行い、プリプレグを製造した。この後、実施例1
で得られたプリプレグと同様にして両面銅張積層板を作
【0049】
【発明の効果】本発明より製造したプリプレグは、その
製造時に繊維基材に掛かる張力を低減できているので残
存歪みが生じにくい。これを用いて製造した金属張り積
層板及び印刷配線板は、そり,寸法変化が小さい。ま
た、特に、繊維基材の通気度を前記したように限定する
ことによりプリプレグ表裏の樹脂付着量がより均一にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるプリプレグを製造するために
使用されるプリプレグ横型製造装置の一例を示す概略
図。
【符号の説明】
1 横型塗工機、2 熱硬化性樹脂ワニス、3 含浸
槽、4 含浸ロール、5スクイズロール、6 横型乾燥
炉、7 引き出しロール、8 ガラス織布。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/03 610 H05K 1/03 610T 3/00 3/00 R // B29K 105:08 B29K 105:08 C08L 63:00 C08L 63:00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維基材に熱硬化性樹脂ワニスを含浸す
    る塗工工程と繊維基材に含浸された熱硬化性樹脂ワニス
    の溶剤を揮発させ、樹脂を半硬化させる乾燥工程を含む
    プリプレグの製造方法において、乾燥工程は、3.0N
    /cm以下の引っ張り力により熱硬化性樹脂ワニスを含
    浸した繊維基材を移動させて行うことを特徴とするプリ
    プレグの製造方法。
  2. 【請求項2】 繊維基材に熱硬化性樹脂ワニスを含浸す
    る塗工工程と繊維基材に含浸された熱硬化性樹脂ワニス
    の溶剤を揮発させ、樹脂を半硬化させる乾燥工程を含む
    プリプレグの製造方法において、乾燥工程は、熱硬化性
    樹脂ワニスを含浸した繊維基材を水平方向に移動させさ
    せて行うことを特徴とするプリプレグの製造方法。
  3. 【請求項3】 繊維基材が帯状のものである請求項1又
    は2記載のプリプレグの製造方法。
  4. 【請求項4】 乾燥工程において、熱硬化性樹脂ワニス
    を含浸した繊維基材に乾燥炉を通過させる請求項1〜3
    のいずれかに記載のプリプレグの製造方法。
  5. 【請求項5】 繊維基材が織布からなり、その通気度y
    (cc/cm2/sec)と厚みx(μm)の相関が 【数1】 y≦−0.1x+25 (1) の条件を満たす請求項1〜4のいずれかに記載のプリプ
    レグの製造方法。
  6. 【請求項6】 繊維基材が不織布からなり、その坪量
    が、30〜100g/m 2である請求項1〜4のいずれ
    かに記載のプリプレグの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の方法に
    より製造したプリプレグ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のプリプレグ又はその積
    層体の片面又は両面に金属箔を積層し、加熱加圧成形し
    てなる金属張り積層板。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の金属張り積層板に回路
    加工を施してなる印刷配線板。
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