JP2001314463A - 携帯用挟持マッサージ機 - Google Patents

携帯用挟持マッサージ機

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JP2001314463A
JP2001314463A JP2000135777A JP2000135777A JP2001314463A JP 2001314463 A JP2001314463 A JP 2001314463A JP 2000135777 A JP2000135777 A JP 2000135777A JP 2000135777 A JP2000135777 A JP 2000135777A JP 2001314463 A JP2001314463 A JP 2001314463A
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JP
Japan
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pinching
portable
kneading
kneading balls
massage machine
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Application number
JP2000135777A
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English (en)
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Masaki Wada
正記 和田
Koji Hashimoto
浩治 橋本
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PUROTEC FUJI KK
Protec Fuji Co Ltd
Original Assignee
PUROTEC FUJI KK
Protec Fuji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対向する複数の揉み玉の何れもが相対
旋回運動するようにして、揉み玉により施療者の局部を
挟持できる携帯用挟持マッサージ機を提供する。 【解決手段】 駆動機構1により連動する複数個の歯車
2の回転により各々が旋回運動し得る揉み玉3を配設し
て、各揉み玉3の何れもが各々接離して挟持状に相対旋
回運動し、施療部位に各揉み玉3による指圧マッサージ
と各揉み玉3・3間による手揉み感覚の挟持マッサージ
とを任意或いは同時に施す事ができるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対旋回運動し得る揉
み玉を備えた携帯用マッサージ機に係り、詳しくは、相
対向する揉み玉の何れもが相対旋回運動し得るよう構成
し、施療者の局部に各揉み玉による指圧マッサージと、
各揉み玉間による挟持マッサージを任意に行えるように
した携帯用挟持マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯用マッサージ機として
は、ボックス内にウォームを介してその両側に一対のウ
ォーム歯車を配設すると共に、各ウォーム歯車の軸部の
先端には、夫々揉み玉が所定角度を以って直列状に連結
されており、モータ等でウォームを回動させる事によ
り、前記一対の揉み玉を相対旋回運動させるように構成
したものがあり、一対の揉み玉の旋回運動を使用者の局
部に伝達させる事で、該局部に指圧マッサージの効果を
付与できるようにしており、一般に周知のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
携帯用マッサージ機にあっては、施療者の局部に快適な
指圧マッサージを行なう事ができる為、一般需要者には
大変重宝されているものではあるが、このような従来の
携帯用マッサージ機では手揉み感覚の指圧や挟持が行な
えない為にマッサージ効果が少なく、近年では、コンパ
クトな形状で、手揉み感覚の挟持が行なえるような携帯
用マッサージ機の開発が要望されている。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みて開発されたも
のであり、旋回運動し得る揉み玉を複数個配設すると共
に、相対向する揉み玉の何れもが相対旋回運動し得るよ
う構成し、施療者の局部に各揉み玉による指圧マッサー
ジと、各揉み玉間による挟持マッサージとを、任意或い
は同時に行なえるようにする携帯用挟持マッサージ機提
供する事を目的するものである。
【0005】また本発明は、各揉み玉を弾性支持部材で
保持し、各揉み玉を相対旋回運動させた場合に、揉み玉
間の幅が一定である事により生じる揉み玉間の挟み込み
を防止すると共に、弾性力による指圧力や挟持力を調整
できるようにした携帯用挟持マッサージ機を提供する事
をも目的としている。
【0006】更に本発明は、各揉み玉に振動付与手段を
設け、各揉み玉による振動指圧マッサージや振動挟持マ
ッサージを任意或いは同時に行なえるようにする携帯用
挟持マッサージ機を提供する事をも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用挟持マッ
サージ機は、上記目的を達成すべく、以下のように構成
されるものである。
【0008】すなわち、本発明の携帯用挟持マッサージ
機は、駆動機構に連動して旋回運動し得る揉み玉を備え
た歯車を複数個配設して、各対向する揉み玉の何れもが
各々挟持状に相対旋回運動し得るよう構成し、施療者の
局部に各揉み玉による指圧マッサージと、各揉み玉間に
よる挟持マッサージとを、任意或いは同時に行なえるよ
うする事を特徴とするものである。
【0009】また本発明は、前記揉み玉を弾性支持部材
で保持して構成し、弾性支持部材の弾性力により、各揉
み玉による指圧力や挟持力を調整できるようにする事を
特徴とするものである。
【0010】更に本発明は、前記揉み玉に振動を付与さ
せる振動付与手段を設けて構成し、施療者の局部に各揉
み玉による振動指圧マッサージと、各揉み玉間による振
動挟持マッサージとを、任意或いは同時に行なえるよう
する事を特徴とするものである。
【0011】
【作用】従って、本発明の携帯用挟持マッサージ機は、
上記のように構成した事により、次のような作用をもた
らすものである。すなわち、本発明は、駆動機構に連動
して複数個の揉み玉の何れもが各々挟持状に相対旋回運
動し得るよう構成している為、これらの揉み玉間に施療
者の局部を嵌入させる事で、施療部位に手揉み感覚の挟
持マッサージを施す事ができる。
【0012】また本発明では、揉み玉に弾性支持部材を
介設して、揉み玉を保持するよう構成し、弾性支持部材
の弾性力により、各揉み玉による指圧力や挟持力を調整
できるように構成している為、各揉み玉間に嵌入させる
施療者の局部の厚みに対応した挟持力で挟持マッサージ
が行えると共に、弾性支持部材の発條力により強度な指
圧が行え、しかも、各揉み玉間に形成された空間部に対
する施療部位の強固な挟み込みが生じた場合に、弾性支
持部材により各揉み玉を相反方向へ逃がして元位置に復
帰し、該局部の挟み込みによるけが等の危険性を回避す
る事ができる。
【0013】更に本発明は、前記揉み玉に振動を付与さ
せる振動付与手段を設けて構成している為、施療者の局
部を挟持した状態での振動マッサージや指圧状態での振
動マッサージを施す事ができ、一台で数種のマッサージ
機能を具備して相乗的なマッサージ効果を発揮させる事
ができる。
【0014】
【発明の実施の態様】以下、本発明の携帯用挟持マッサ
ージ機を、図面に示す一実施例に基づいてこれを詳細に
説明する。図1乃至図14は請求項1に記載した本発明
の携帯用挟持マッサージ機の各実施例を示す説明図であ
り、図11・図12及び図14は、請求項2に記載した
本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を示す説明
図であり、図5は、請求項3に記載した本発明の携帯用
挟持マッサージ機の一実施例を示す説明図であり、図1
0は、請求項3に使用される振動付与機構(振動付与手
段)の一実施例を示す説明図である。
【0015】本発明における請求項1の携帯用挟持マッ
サージ機は、駆動モータ11等を有する駆動機構1のウ
ォーム軸12を介して連動する複数個の歯車2・・の回
転により各々旋回運動し得る揉み玉3・・を配設して各
揉み玉3・・の何れもが各々接離して挟持状に相対旋回
運動し得るよう構成している。
【0016】また本発明における請求項2の携帯用挟持
マッサージ機は、各歯車2・・の揉み玉3・・を保持す
る支持部材4に発條等の弾性支持部材41を介設して構
成している。
【0017】更に本発明における請求項3の携帯用挟持
マッサージ機は、各歯車2・・の揉み玉3・・に振動を
付与させる振動付与機構5(振動付与手段)を設けて構
成している。
【0018】図1・図4及び図5の各実施例で示した本
発明の携帯用挟持マッサージ機は、駆動機構1の駆動モ
ータ11に連動して回転し、前後に可逆の螺子部13・
螺子部14を刻設したウォーム軸12と、該ウォーム軸
12の螺子部13及び螺子部14に各々噛合して回転す
る4個の主歯車21・21・21・21と、各主歯車2
1・21・21・21の各軸心23上方にこれと一体的
且つ所定角度を有する直列状に夫々連結した4個の揉み
玉3・3・3・3とで構成し、隣接する各揉み玉3・・
の何れもが各々接離状に相対旋回運動し得るようにした
ものを例示している。
【0019】また、図2及び図3の実施例で示した本発
明の携帯用挟持マッサージ機は、駆動機構1の駆動モー
タ11に連動して回転するウォーム軸12と、該ウオー
ム軸12に噛合して回転する2個(1個であっても良
い)の主歯車21・21と、各主歯車21・21に噛合
して連動回転する2個の従歯車22・22と、各主歯車
21・21及び従歯車22・22の各軸部23上方にこ
れと一体的且つ所定角度を有する直列状に夫々連結した
揉み玉3・3・3・3とで構成し、隣接する各揉み玉3
・・の何れもが各々接離状に相対旋回運動し得るように
したものを例示している。
【0020】図4・図5及び図8・図9の各実施例で示
した本発明の携帯用挟持マッサージ機は、駆動機構1の
駆動モータ11に連動して回転し、前後に可逆螺子を刻
設したウォーム軸12と、該ウオーム軸12に噛合して
回転する4個の主歯車21・21・21・21と、各主
歯車21・21・21・21の軸心23偏心位置上方に
これと一体的な直列状に夫々立設した4個の揉み玉3・
3・3・3とで構成し、隣接する各揉み玉3・・の何れ
もが各々接離状に相対旋回運動し得るようにしたものを
例示している。
【0021】図11・図12及び図14の各実施例で示
した本発明の携帯用挟持マッサージ機は、駆動機構1の
駆動モータ11に連動して回転し、前後に可逆螺子を刻
設したウォーム軸12と、該ウォーム軸12に噛合して
回転する4個の主歯車21・21・21・21と、各主
歯車21・21・21・21の各軸心23上方にこれと
一体的且つ所定角度を有する直列状に夫々4個の揉み玉
3・3・3・3を連結すると共に、各揉み玉3・3・3
・3を保持する支持部材4に発條等の弾性支持部材41
を介設し、隣接する各揉み玉3・・の何れもが各々接離
状に相対旋回運動すると共に、各揉み3・3・3・3玉
間で挟み込みを防止しながら挟持力を強化し得るように
して構成したものを例示している。
【0022】図5の実施例で示した本発明の携帯用挟持
マッサージ機は、駆動機構1の駆動モータ11に連動し
て回転し、前後に可逆螺子を刻設したウォーム軸12
と、該ウオーム軸12に噛合して回転する4個の主歯車
21・21・21・21と、各主歯車21・21・21
・21の中心軸部23偏心位置上方にこれと一体的な直
列状に夫々立設した4個の揉み玉3・3・3・3と、各
揉み玉3・3・3・3に振動を付与させる図10に示す
ような振動付与機構5を前記ウォーム軸12の軸至端に
取着し、ウォーム軸12の正転・逆転の選択により振動
の付与・停止を行ない得るよう構成したものを例示して
いる。
【0023】また、前記駆動機構1及び各歯車2・・を
収容させるボックスBは、樹脂等で外枠形成され、その
内部に駆動機構1の前記ウォーム軸12及び主歯車21
及び従歯車22の複数を支持収納させる事ができるよう
にしたものであり、該ボックスBのウォーム軸12の基
端及び至端には、図1乃至図5に示すように、ウォーム
軸12を可回転に支持し得るベアリング25・25が嵌
着され、またボックスBの各歯車2・・対応上下部に
は、図6・図7に示すように各歯車2・・がスムースに
回転できるよう各々ベアリング24・24が嵌着されて
おり、その各上下のベアリング24・24により前記主
歯車21及び従歯車22の各軸部23が回動自在に支承
保持されている。
【0024】前記駆動機構1は、基本的に駆動源とな
り、外部電力に正逆回転する駆動モータ11と、これに
連動して回転するウォーム軸12を設けて構成したもの
を例示しており、駆動モータ11の先端軸に、軸方向に
螺旋状の右螺子部13と左螺子部14を可逆になるよう
直列状に刻設したウォーム軸12や、軸方向に螺旋状の
右螺子部13のみを刻設したウォーム軸13を連結する
と共に、そのウォーム軸12の基端部と軸至端部を、前
述したようにベアリング25・25で支持し、電源スイ
ッチ等の正逆切替操作により、駆動モータ11を正逆回
転させ、該回転に連動してウォーム軸12が、前記ボッ
クスB内で可回転する。尚、駆動モータ11は、前記ボ
ックスB内に配備してもボックスB外に配備しても良
い。
【0025】前記歯車2・・は、前述したように主歯車
21や従歯車22等で構成されている例を示しており、
右螺子部13や左螺子部14を有するウォーム軸12を
使用する場合には、少なくとも2個以上の主歯車21・
21を利用する(全てを主歯車21としても良い。)も
のであり、右螺子部13のみを有するウォーム軸12を
使用する場合には、右螺子部13に噛合する少なくと
も、1個以上の主歯車21が利用(2個の主歯車21を
利用しても良い)される。
【0026】すなわち、図3の実施例では、歯車2・・
を4個を連繋させ、ウォーム軸12の右螺子部13両側
に2個の主歯車21・21を設け、各主歯車21・21
に従歯車22・22を夫々噛合させるようにしたものを
例示したが、主歯車21や従歯車22の歯車数は、任意
に設定できるものであり、右螺子部13のみを有するウ
ォーム軸12を使用した場合に、図2の実施例で示した
ように、このウォーム軸12の右螺子部13に2個の主
歯車21・21を噛合させ、この1個の主歯車21に3
個の従歯車22を順次噛合させても良く、また、図1・
図4・図5に示すように右螺子部13と左螺子部14を
備えたウォーム軸12を使用して、各左螺子部13と右
螺子部14の左右に、各々2個づつ(計4個)の主歯車
21を噛合させても良く、図示していないが、右螺子部
13のみを有するウォーム軸12に1個の主歯車21を
噛合させ、これに3の従歯車22・22・22を順次噛
合させても良く、これらに設けられた各揉み玉3・・間
で同様な相対旋回運動を行なわせる事ができるのであ
る。
【0027】また、この主歯車21及び従歯車22の総
数量は、実施例で示したように4個に限定されるもので
はなく、ウォーム軸12に噛合する任意数の主歯車21
に任意数の従歯車22を順次噛合させていく事で、これ
ら複数の歯車2・・2に設けられた各揉み玉3・・3間
で同様な相対旋回運動を行なわせる事ができるのであ
る。
【0028】前記揉み玉3は、合成樹脂材やゴム材等の
弾性部材により先端に球面部を有する円筒状或いは球状
に形成されたものであり、該揉み玉3は、図1乃至図
3、図6・図7に示すように、前記主歯車21や従歯車
22等の歯車2における中心軸部23の上部に所定角度
を有するよう直接或いは支持部材4を介して直列状に夫
々連結支持されており、前記歯車2の回転により各々の
揉み玉3が相対旋回運動し得るよう構成されたものであ
る。
【0029】また、前記揉み玉は、必ずしも歯車2にお
ける中心軸部23の上部に所定角度を有するよう配設す
る必要は無く、例えば、図4・図5図8・図9に示した
ように、前記主歯車21や従歯車22等の歯車2におけ
る中心軸部23から一定距離を存した位置の上部に直接
或いは支持部材4を介して直列状に夫々立設支持しても
良く、これによっても同様に、前記歯車2の回転により
各々の揉み玉3が相対旋回運動し得るよう構成できる。
【0030】更に、前記揉み玉には、各歯車2・・の揉
み玉3・・を保持する支持部材4に発條等の弾性支持部
材41を介設する事で、該弾性支持部材41の弾性力に
より、各揉み玉3・・による指圧力や揉み玉3・3間で
の挟持力を調整できるものであり、図11・図12・図
14の実施例で示したように、前記支持部材4を上部と
下部に二分割構成し、これら両者間に発條等の弾性支持
部材41を介設して構成する事で、各揉み玉3・・の相
対旋回運動時の揉み玉3・・間の挟み込みを、各弾性支
持部材41が相反方向へ逃げる事により吸収し、これら
各揉み玉3・・間による施療部位の挟み込みによるけが
等を可及的に防止できると共に、その反発力で揉み玉3
・・3間での挟持力を調整できるのである。
【0031】図5及び図10に示した振動付与機構(振
動付与手段)5は、前記ウォーム軸12の軸至端或いは
駆動モータ11の後部軸(図示せず)に、何れか一方へ
の回転時に重量を不均衡にし得る回転部材51を取着
し、駆動モータ11を正逆回転させる事でこの回転部材
51を正転・逆転させて、これら正逆回転を任意に選択
する事により前記各揉み玉3・・に振動を付与・停止さ
せるようにしている。
【0032】例えば、この振動付与機構5は、図10に
示す実施例では、前記駆動モータ3に連動する一側に切
欠部52を有する回転部材51と、該回転部材51にお
ける切欠部52対向側の周縁近郊略180度以下の範囲
に切設された回転部材51と同心状の弧状溝53と、該
弧状溝53の終始端に夫々固設された弾性ストッパ54
・55と、一方の弾性ストッパ54固設位置近郊の回転
部材51に固定された一定重量の重錘体56と、該重錘
体56と同重量で前記弧状溝53に移動可能に嵌合させ
た可動重錘体57とで構成されたものを示している。
【0033】よって、前記駆動モータ3を一方向に回転
させた場合には、前記可動重錘体57は、回転部材51
の回転遠心力により他方の弾性ストッパ55側に付勢移
動して、該可動重錘体57と重錘体56とが、回転部材
51の中心に対し点対称の位置で安定し、該重錘体56
側と可動重錘体57側との回転部材51重量が均衡に保
たれる結果となり、振動を付与しない通常の回転を連続
して行なわせる事ができる。
【0034】また前記と逆に、前記駆動モータ3を他方
向に反転させた場合には、前記可動重錘体57は、回転
部材51の反転遠心力により一方の弾性ストッパ54側
に付勢移動して、該弾性ストッパ54を境に可動重錘体
57と重錘体56とが回転部材51一側で対向して安定
し、回転部材51の重量は一側に偏ることになり、回転
部材51重量の不均衡により前記ウォーム軸12或いは
駆動モータ11に振動を発生させ、前記各揉み玉3・・
に振動を付与させる事ができる。
【0035】前記振動付与機構5は、図10に示した実
施例のものに限るものではなく、前記揉み玉3・・に振
動を付与させるものであればどのようなものであっても
良く、図示しないが、揉み玉3内に分銅等が偏心して回
転する事により振動を付与するようにした振動付与手段
を内装したものや、電磁石等により振動を付与するよう
にした振動付与手段を設けても良く、その選択は任意で
ある。
【0036】前記ボックスBには、前記各揉み玉3・・
が所定場所で突出した状態を保持して相対旋回運動し得
るよう開口部B‘が穿設されており、必要に応じてその
外部に被覆カバー6を設ける。
【0037】尚、上記実施例では、本発明を単体で使用
する場合の携帯用挟持マッサージ機を例示したが、本発
明の携帯用挟持指圧マッサージ機を椅子やベッドに内装
する事ができるものであり、例えば、椅子に使用する場
合には、本発明を背凭れ部や座部及び足載台に任意に配
設して、施療者背部や太腿部、脚部の任意の部位に挟持
マッサージや指圧マッサージを実施する事ができ、特に
背凭れ部に内装する場合には、これを昇降自在にする事
で、施療者背部に広範囲の挟持マッサージや指圧マッサ
ージを行わせる事ができる。またベッドに本発明を使用
した場合には、その配置位置や移動手段等の組合せによ
り、施療者に全体的な挟持マッサージや指圧マッサージ
を行わせる事ができる。
【0038】
【実施例の作用】従って、以上のように構成された請求
項1及び請求項2或いは請求項3の実施例で示した本発
明の携帯用挟持マッサージ機を使用する場合には、施療
者が各揉み玉3・・3に対し、人体背部や首筋部、肩部
或いは腕部、腰部、太腿部、ふくらはぎ部、踵部等の任
意の施療部位を当接させて、駆動モータ11を正転作動
させる事により、該モータ11の駆動により、これに連
動してウォーム軸12が回転し、該ウォーム軸12の右
螺子部13(必要に応じて左螺子部14)に噛合させた
両側一対の主歯車21及び主歯車に噛合する従歯車22
が夫々相反方向に回転すると共に、各歯車2・・の上方
に連結された各揉み玉3・・の何れもが各々相対旋回運
動し、該施療部位に各揉み玉3・・による指圧マッサー
ジを行わせる事ができると共に、各揉み玉3・・3間で
の手揉み感覚の挟持マッサージをする事ができる。
【0039】特に、請求項2の実施例で示した本発明で
は、各揉み玉3・・の弾性支持部材41で施療部位に所
定の弾性力を付与しながら指圧や挟持のマッサージが施
す事ができる為、施療部位を挟み込むという危険性もな
く、またその弾性力で指圧力や挟持力を強化できる。
【0040】次に、施療者が上記状態で駆動モータ11
を逆転作動させる事で、各揉み玉3・・3は、前記と逆
回転の相対旋回運動を行うと共に、請求項3の実施例で
示したものでは、振動付与機構5により各揉み玉3・・
に振動を付与させる事ができ、施療部位に適度の振動を
与えて振動指圧マッサージや振動挟持マッサージを行な
う事ができる。
【0041】尚、前記駆動モータ11は、可逆回転可能
であるので、該モータ11の回転方向の変換により、全
揉み玉3・・3による集中挟持や開放挟持、或いは揉み
上げ指圧や揉み下げ指圧を任意に行なう事もできる。
【0042】
【発明の効果】本発明の携帯用挟持マッサージ機は、上
記したように駆動機構に連動して複数個の揉み玉の何れ
もが各々挟持状に相対旋回運動し得るよう構成している
為、従来の携帯用マッサージ機とは異なり、全揉み玉間
に施療者の局部を嵌入させる事で、施療部位に手揉み感
覚の挟持マッサージを容易に施す事ができる。
【0043】また本発明では、従来のものとは異なり、
挟持し得る各揉み玉に弾性支持部材を介設して、揉み玉
を保持するよう構成し、弾性支持部材の弾性力により、
各揉み玉による指圧力や挟持力を調整できるようにする
と共に、各揉み玉間に形成された空間部に対する施療部
位の強固な挟み込みが生じた場合に、弾性支持部材によ
り各揉み玉を相反方向へ逃がして元位置に復帰し、該局
部の挟み込みによるけが等の危険性を防止した挟持マッ
サージを施す事ができる。
【0044】更に本発明は、従来のものとは異なり、挟
持し得る揉み玉に振動を付与させる振動付与手段を設け
て構成している為、施療者の局部を挟持した状態での振
動マッサージや指圧状態での振動マッサージを施す事が
でき、一台で数種のマッサージ機能を具備して相乗的な
マッサージ効果を発揮させる事ができると共に、その利
用範囲を大幅に拡大させることができる有益なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図2】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図3】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図4】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図5】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図6】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図7】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図8】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図9】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。
【図10】本発明の携帯用挟持マッサージ機における振
動付与機構(振動付与手段)の一実施例を示す説明図で
ある。
【図11】本発明の携帯用挟持マッサージ機における揉
み玉が弾性支持部材で保持させたものである場合の一実
施例を示す説明図である。
【図12】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例
を示す説明図である。
【図13】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例
を示す説明図である。
【図14】本発明の携帯用挟持マッサージ機の一実施例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 駆動機構 2 歯車 3 揉み玉 41 弾性支持部材 5 振動付与機構(振動付与手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構に連動して旋回運動し得る揉み
    玉を備えた歯車を複数個配設して、各揉み玉が各々接離
    して挟持状に相対旋回運動し得るよう構成する事を特徴
    とする携帯用挟持マッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記揉み玉を弾性支持部材で保持して構
    成する事を特徴とする請求項1記載の携帯用挟持マッサ
    ージ機。
  3. 【請求項3】 前記揉み玉に振動を付与させる振動付与
    手段を設けて構成する事を特徴とする請求項1記載の携
    帯用挟持マッサージ機。
JP2000135777A 2000-05-09 2000-05-09 携帯用挟持マッサージ機 Pending JP2001314463A (ja)

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